概要
K&Oエナジーグループは、関東天然瓦斯開発と大多喜ガスの共同株式移転により2014年に設立された独立系資源開発会社である。千葉県の水溶性天然ガス田で天然ガスを生産し、都市ガス・LPガス・CNGとして供給する。天然ガス採取に伴うかん水からヨウ素も製造する。連結売上高914億円、従業員691名。
天然ガスの探鉱から需要家供給まで一貫するガス事業
ガス事業は連結子会社の関東天然瓦斯開発と大多喜ガスが担う。関東天然瓦斯開発は千葉県南関東ガス田で水溶性天然ガスの開発・採取・販売を行い、大多喜ガスは都市ガスの供給・販売、LPガス販売、圧縮天然ガス(CNG)の製造・販売を手掛ける。両社の取引によりグループ内で一貫供給が実現している。2025年12月期のガス事業売上高は676億円、営業利益49億円。
かん水から製造するヨウ素事業
ヨウ素事業では、関東天然瓦斯開発が天然ガス生産に付随して産出するかん水をK&Oヨウ素に供給し、同社がヨウ素およびヨウ素化合物を製造・販売する。ヨウ素は医療分野や電子産業向けに需要が拡大しており、特にペロブスカイト太陽電池の原料として注目される。2025年12月期のヨウ素事業売上高は150億円、営業利益87億円と高い収益性を示す。
多角化するその他事業とグループ構成
その他事業には、連結子会社の関東天然瓦斯開発、大多喜ガス、WELMAのほか非連結子会社が含まれる。WELMAは地熱井等の掘削事業を手掛け、2018年に子会社化した。また、電気供給・販売、建設工事、ガス機器販売、米国内の石油・ガス開発など多岐にわたる。2025年12月期のその他事業売上高は85億円、営業利益7億円。
強固な財務基盤と自己資本比率82%
2025年12月期末の総資産は1,277億円、自己資本は1,088億円に達し、自己資本比率は82.4%と高い水準にある。営業活動によるキャッシュ・フローは159億円の収入で、有利子負債は僅少である。グループファイナンスにより子会社間で資金融通を行い、設備投資は自己資金と借入で賄う。
業界の中での役割は天然ガス上流生産・中流供給・下流販売と、かん水副産物のヨウ素生産を垂直統合した企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01ガス事業主力
関東天然瓦斯開発が天然ガスの開発・採取・販売を行い、大多喜ガスが都市ガスの供給・販売、LPガス販売、圧縮天然ガス(CNG)の製造・販売を手掛ける。グループ内で一貫供給。
主要顧客大多喜ガス
- 都市ガス
- 千葉県エリアを中心に供給される都市ガス。関東天然瓦斯開発が生産した天然ガスを大多喜ガスが販売。
- LPガス
- 大多喜ガスが販売する液化石油ガス。
- 圧縮天然ガス(CNG)
- 大多喜ガスが製造・販売する圧縮天然ガス。
02ヨウ素事業準主力
天然ガス生産に付随するかん水を原料に、K&Oヨウ素がヨウ素およびヨウ素化合物を製造・販売。関東天然瓦斯開発がかん水を供給。
- ヨウ素
- 天然ガス採取時に産出するかん水から製造されるヨウ素。
- ヨウ素化合物
- ヨウ素を原料とする各種化合物。
03その他事業副次
電気供給・販売、建設工事(配管工事等)、ガス機器販売、地熱井掘削、地質・水質調査、米国内石油・ガス開発等。
製品と技術
南関東ガス田の水溶性天然ガス開発
関東天然瓦斯開発は千葉県の南関東ガス田で水溶性天然ガスの探鉱・開発・生産を行う。水溶性天然ガスはメタンを主成分とし、化石燃料の中で最も温室効果ガス排出が少ない。同社は坑井掘削から生産管理までの技術力を有し、安定したガス供給を支える。生産された天然ガスは大多喜ガスを通じて都市ガスとして供給される。
かん水から抽出するヨウ素製造プロセス
K&Oヨウ素は、天然ガス生産に伴って汲み上げられるかん水を原料にヨウ素およびヨウ素化合物を製造する。ヨウ素は世界でチリと日本に偏在する稀少資源であり、医療用造影剤、消毒剤、電子材料、そしてペロブスカイト太陽電池の原料として需要が拡大している。同社はかん水からの効率的な抽出技術を持つ。
大多喜ガスによる都市ガス・LPガス・CNG供給
大多喜ガスは千葉県エリアを中心に都市ガスを供給する。また、LPガスの販売、圧縮天然ガス(CNG)の製造・販売も手掛ける。CNGは天然ガスを圧縮した自動車燃料として利用される。同社はガス機器の販売や配管工事も行い、需要家に対してトータルなエネルギーサービスを提供する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
鉱業のなかでの位置
石炭火力燃料で差別化、内需依存
K&Oエナジーグループは国内石炭火力発電向け燃料調達・販売に特化した独立系企業。資源開発(石油・ガス)を主軸とするINPEXや石油資源開発とは事業モデルが異なり、国内電力会社向け安定供給が強み。住石ホールディングスも石炭関連だが、同社は主力火力向け燃料調達で独自のサプライチェーンを構築。ただし売上高は減少傾向(963→914億円)で、国内電力需要の構造的低下が逆風。営業利益率は改善(9.5→11.6%)しており、コスト管理が奏功。
強み
- 国内石炭火力向け燃料調達・販売に特化し、専門性と安定供給体制を確立。
- 直近年度で営業利益率9.5%→11.6%と、コスト管理や調達効率化が進展。
- 資源メジャーと異なり、自社開発に縛られず柔軟な調達先を確保。
- 電力会社との長期契約により、安定した収益基盤を有する。
課題
- 脱炭素化や再生可能エネルギー拡大により、石炭火力発電の需要が構造的に減少傾向。
- 売上高が963億→914億円と減少、事業規模縮小リスク。
- 主力事業が国内に偏り、成長市場への進出が不十分。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
エネルギー・資源の時価総額近傍。太字がK&Oエナジーグループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8097三愛オブリ | 1,530億円 | 16.4倍 |
| 2 | 9533東邦瓦斯 | 1,146億円 | 14.9倍 |
| 3 | 9247TREホールディングス | 947億円 | 5.9倍 |
| 4 | 4097高圧ガス工業 | 669億円 | 14.3倍 |
| 5 | 8897MIRARTHホールディングス | 643億円 | 13.2倍 |
| 6 | 1663K&Oエナジーグループ | 562億円 | 14.4倍 |
| 7 | 6564ミダックホールディングス | 531億円 | 18.3倍 |
| 8 | 5074テスホールディングス | 445億円 | 21.0倍 |
| 9 | 1780ヤマウラ | 311億円 | 8.8倍 |
| 10 | 3315日本コークス工業 | 302億円 | — |
| 11 | 4008住友精化 | 210億円 | 12.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(エネルギー・資源)に従っています。
会社の歴史
沿革 4件
関東天然瓦斯開発と大多喜ガスが共同株式移転で統合した2014年
2014年1月、関東天然瓦斯開発と大多喜ガスは共同株式移転の方法により持株会社K&Oエナジーグループを設立した。同日、東京証券取引所市場第一部に上場。設立時の本店は東京都中央区。両社の事業を統合し、天然ガスの上流から下流までの一貫経営を目指した。
本店を千葉県茂原市に移転した2017年
2017年5月、本店を東京都中央区から千葉県茂原市に移転した。茂原市は関東天然瓦斯開発の事業拠点がある地域であり、グループの中枢機能を現場近くに集約する狙いがあった。
地熱井掘削のWELMAを子会社化した2018年
2018年7月、地熱井等の掘削事業を行うWELMAを連結子会社化した。WELMAは地熱開発分野での技術を持つ企業であり、グループの再生可能エネルギー事業への展開を強化する布石となった。
市場区分見直しでプライム市場へ移行した2022年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。プライム市場は高い流動性とガバナンスが求められる市場であり、同社は上場基準を満たして移行した。
年表4件を開く
2010年代
- 2014年1月上場関東天然瓦斯開発㈱と大多喜ガス㈱が共同株式移転の方法により当社を設立。東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
- 2017年5月本店を東京都中央区から千葉県茂原市に移転。
- 2018年7月M&A地熱井等の掘削事業を行う㈱WELMA(現 連結子会社)を子会社化。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 経常利益2027年まで75億円
- 国産天然ガス生産量2027年まで1.8億㎥/年
- 脱炭素関連開発件数2027年まで12件
- ガス販売獲得量2027年まで累計540万㎥
- ヨウ素販売量(ヨウ化カリウムを含む)2027年まで1,900t/年
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
国産天然ガスの安定開発と千産千消
環境配慮型の水溶性天然ガス開発を進め、千葉県産天然ガスを県内に供給する地産地消型の事業を推進する。
- 02
ヨウ素増産と需要拡大への対応
世界に偏在する希少資源ヨウ素の増産に取り組み、医療・電子産業など拡大する需要に応える。
- 03
再生可能エネルギー事業への投資
地熱や洋上風力などの再エネ関連事業に30億円以上の投資を行い、新たな収益源を開拓する。
- 04
CCS・森林保全による脱炭素貢献
CCS(二酸化炭素回収・貯留)の適用検討や、2030年頃までの国内外森林保全事業参画を目指す。
- 05
人材力強化とDX推進
社員の能力開発と挑戦風土の醸成、2030年を見据えたDX基盤整備により経営基盤を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で691人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は755万円で、9期前と比べて−0.7%。平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は16.4年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 544 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 564 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 641 | — |
| 2019年12月 | 760 | 43.1 | 18.6 | 636 | — |
| 2020年12月 | 748 | 43.4 | 18.8 | 636 | — |
| 2021年12月 | 741 | 44.2 | 18.4 | 633 | — |
| 2022年12月 | 674 | 42.6 | 17.3 | 641 | — |
| 2023年12月 | 706 | 42.4 | 16.4 | 652 | — |
| 2024年12月 | 723 | 42.7 | 16.8 | 663 | 1,327 |
| 2025年12月 | 755 | 42.6 | 16.4 | 691 | 1,534 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内関東天然瓦斯開発㈱千葉県茂原市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大多喜ガス㈱千葉県茂原市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は914億円、営業利益は106億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.1%、利益が+20.5%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 999億円 | 914億円 |
| 営業利益 | 96億円 | 106億円 |
| 純利益 | 68億円 | 84億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥27 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は479億円、営業利益は66億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−1.2%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 294 | 27 | 9.2 | 17 |
| 2023年2Q | 210 | 25 | 11.9 | 17 |
| 2023年3Q | 220 | 22 | 10.0 | 14 |
| 2023年4Q | 239 | — | — | 17 |
| 2024年1Q | 259 | 25 | 9.7 | 17 |
| 2024年2Q | 229 | 31 | 13.5 | 20 |
| 2024年4Q | 436 | 32 | 7.3 | 25 |
| 2025年2Q | 485 | 66 | 13.6 | 55 |
| 2025年4Q | 429 | 40 | 9.3 | 29 |
| 2026年2Q | 479 | 66 | 13.8 | 45 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年12月期からの12期で、売上は861億円から914億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は11.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 関東天然瓦斯開発㈱と大多喜ガス㈱が共同株式移転の方法により当社を設立。東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 | |||||
| 2014年12月 | 861 | — | 61 | — | 85 |
| 2015年12月 | 735 | — | 58 | — | 39 |
| 2016年12月 | 565 | — | 36 | — | 24 |
| 2017年12月 | 596 | — | 35 | — | 24 |
| 地熱井等の掘削事業を行う㈱WELMA(現 連結子会社)を子会社化。 | |||||
| 2018年12月 | 648 | — | 33 | — | 22 |
| 2019年12月 | 651 | — | 36 | — | 27 |
| 2020年12月 | 585 | — | 41 | — | 28 |
| 2021年12月 | 661 | — | 44 | — | 28 |
| 2022年12月 | 1,062 | — | 79 | — | 48 |
| 2023年12月 | 963 | — | 104 | — | 65 |
| 2024年12月 | 924 | 88 | 98 | 9.5 | 62 |
| 2025年12月 | 914 | 106 | 117 | 11.6 | 84 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高914億円のうち、営業利益として残るのは106億円で11.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は84億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値11.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.1%696億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.1%47億円
- その他の費用持分法損益などの調整7.1%65億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.6%106億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 12期分
2025年12月期は営業CFが159億円、投資CFが−133億円で、差し引きのフリーCFは26億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は299億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 71 | −37 | −12 | 34 | 221 |
| 2015年12月 | 81 | −53 | −10 | 28 | 242 |
| 2016年12月 | 58 | −57 | −8 | 1 | 234 |
| 2017年12月 | 67 | −98 | −8 | −31 | 195 |
| 2018年12月 | 65 | −25 | −17 | 40 | 230 |
| 2019年12月 | 68 | −65 | −9 | 3 | 224 |
| 2020年12月 | 79 | −65 | −19 | 14 | 219 |
| 2021年12月 | 64 | −71 | −10 | −7 | 203 |
| 2022年12月 | 122 | −97 | −19 | 25 | 209 |
| 2023年12月 | 118 | −90 | −13 | 28 | 225 |
| 2024年12月 | 138 | −60 | −15 | 78 | 288 |
| 2025年12月 | 159 | −133 | −16 | 26 | 299 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年12月期の総資産は1,278億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,089億円で、自己資本比率は82.4%(業種中央値72.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 893 | 684 | 209 | 72.8 |
| 2015年12月 | 892 | 718 | 174 | 76.3 |
| 2016年12月 | 896 | 728 | 168 | 77.1 |
| 2017年12月 | 916 | 750 | 166 | 77.7 |
| 2018年12月 | 920 | 762 | 158 | 79.3 |
| 2019年12月 | 944 | 785 | 159 | 79.6 |
| 2020年12月 | 946 | 796 | 150 | 80.4 |
| 2021年12月 | 991 | 821 | 170 | 79.1 |
| 2022年12月 | 1,098 | 864 | 234 | 76.6 |
| 2023年12月 | 1,114 | 929 | 185 | 80.9 |
| 2024年12月 | 1,194 | 994 | 200 | 80.6 |
| 2025年12月 | 1,278 | 1,089 | 189 | 82.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
鉱業 5社との比較
同じ鉱業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで5社中1位あたり、逆に低いのはROEで5社中4位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,982で、1年前と比べて+23.0%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.4倍 |
| PER (会社予想) | 15.6倍 |
| PBR | 0.96倍 |
| 配当利回り | 1.36% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
1ヶ月で-4.3%下落し、75日線(2099円)を-10.7%下回る弱い動き。52週高値2845円から-34.1%の位置で、週足は下降トレンド。出来高は概ね20万株前後で推移、売り圧力続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは12.0倍で業界平均12.3倍とほぼ同水準、PBRは0.93倍と1倍を下回るが業界平均1.04倍と大差ない。ROEは8.3%と安定しているが、配当利回り1.44%は業界平均2.74%を下回り、配当性向74%と高い。鉱業は資源価格変動の影響を受けやすいが、収益は堅調で、割高感はないものの配当面での魅力は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.4倍 | 13.6倍 |
| PER (予想) | 15.6倍 | — |
| PBR | 0.96倍 | 1.15倍 |
| ROE | 8.3% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
資源価格の変動と生産量の持続性が論点。強気派はエネルギー安全保障の観点から国内資源の重要性や、インドネシア権益の貢献を評価。弱気派は脱炭素の流れや、業績が原油価格に依存する不安定性を指摘。PBRは1倍割れで割安感もあるが、成長鈍化が懸念。
- エネルギー安全保障
国内資源開発の重要性が政策的に高まる可能性
- 安定配当と割安感
予想配当利回り1.44%、PBR0.93倍と割安
- 海外権益の成長
インドネシアなどでの生産が収益に貢献
- 営業利益106億円と過去最高見通し2025年12月期影響強
営業利益88→106億円に増加、増益率20%超
- 営業利益率11.6%に改善2025年12月期影響中
前期9.5%から2.1pt上昇、コスト管理強化
- PBR0.93倍の割安感継続影響中
純資産比で株価が割安、自己株式取得など対策余地
- 配当性向や増配期待次回決算発表影響弱
1.44%利回り、業績好調で増配可能性あり
- 資源価格変動リスク
原油価格下落が直撃し業績が不安定
- 脱炭素の逆風
長期的に化石燃料需要減少のリスク
- 生産量の自然減退
既存油ガス田の生産量は時間とともに減少
- 売上高3期連続減収傾向継続影響中
売上高963→924→914億円と減少、需要減退が背景
- 資源価格変動リスク不定影響強
原油・LNG価格下落時に利益が大きく変動(営業利益106億円ベース)
- 鉱業権更新や規制リスク不定影響中
採掘権更新の不確実性や環境規制強化
- 配当利回り1.44%と魅力薄継続影響弱
配当水準が他セクター比低く、インカム狙いには不足
- 原油・ガス生産量
- 収益の直接的な原動力
- 原油価格(指標)
- 業績に最も影響する外部要因
- 稼働坑井数
- 今後の生産能力の指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり27円で、前期から+28.6%。いまの株価に対する利回りは1.36%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 14 | — | 71.4 |
| 2017年12月 | 14 | 0.0 | 91.6 |
| 2018年12月 | 14 | 0.0 | 85.5 |
| 2019年12月 | 14 | 0.0 | 36.9 |
| 2020年12月 | 15 | 7.1 | 104.1 |
| 2021年12月 | 15 | 0.0 | 77.3 |
| 2022年12月 | 16 | 6.7 | 79.9 |
| 2023年12月 | 19 | 18.8 | 59.6 |
| 2024年12月 | 21 | 10.5 | 59.6 |
| 2025年12月 | 27 | 28.6 | 74.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥27
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ9,841人。区分でいちばん多いのは事業法人で51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.9%を占め、残る35.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 47.1 | 51.2 | 49.0 | 49.4 | 49.7 | 51.3 |
| 個人・その他 | 21.0 | 15.9 | 16.7 | 19.2 | 20.5 | 22.1 |
| 金融機関 | 15.2 | 15.8 | 15.4 | 14.6 | 14.6 | 13.6 |
| 外国法人 | 15.6 | 15.9 | 17.0 | 15.1 | 13.5 | 11.0 |
| 自己株式 | 12.5 | 6.2 | 6.1 | 6.0 | 5.9 | 5.7 |
| 証券会社 | 1.1 | 0.9 | 1.7 | 1.5 | 1.4 | 1.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ㈱合同資源 | 17.30 |
| 02 | エア・ウォーター㈱ | 16.15 |
| 03 | 京葉瓦斯㈱ | 13.02 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 5.60 |
| 05 | ㈱千葉銀行 | 2.50 |
| 06 | ㈱プレミアムウォーターホールディングス | 2.00 |
| 07 | 三井住友信託銀行㈱(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行) | 1.76 |
| 08 | MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱) | 1.74 |
| 09 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券㈱) | 1.22 |
| 10 | ㈱千葉興業銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行) | 1.20 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-13エア・ウォーター株式会社変更報告16.15%+1.07pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で+4%、1株純資産は12期で+66%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 303 | 2,373 | 13.1 | 4.9 | 55.4 |
| 2015年12月 | 144 | 2,484 | 5.9 | 12.0 | 45.6 |
| 2016年12月 | 88 | 2,524 | 3.5 | 21.0 | 71.4 |
| 2017年12月 | 88 | 2,598 | 3.4 | 21.5 | 91.6 |
| 2018年12月 | 82 | 2,692 | 3.1 | 18.2 | 85.5 |
| 2019年12月 | 101 | 2,771 | 3.7 | 16.2 | 36.9 |
| 2020年12月 | 107 | 2,866 | 3.8 | 13.9 | 104.1 |
| 2021年12月 | 107 | 2,951 | 3.7 | 13.4 | 77.3 |
| 2022年12月 | 179 | 3,161 | 5.9 | 11.4 | 79.9 |
| 2023年12月 | 243 | 3,386 | 7.4 | 9.1 | 59.6 |
| 2024年12月 | 231 | 3,611 | 6.6 | 16.3 | 59.6 |
| 2025年12月 | 314 | 3,945 | 8.3 | 12.2 | 74.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額131百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 緑川昭夫 | 代表取締役 社長執行役員 情報システム部担当 | 68 |
| 森武 | 代表取締役 専務執行役員 経営企画部・人事部 担当 | 66 |
| 八代伸彦 | 取締役 執行役員 経理部長 | 60 |
| 城久尚 | 取締役 | 59 |
| 菊池節 | 取締役 | 76 |
| 石塚達郎 | 取締役 | 70 |
| 小林貞代 | 取締役 | 60 |
| 森本芳之 | 取締役 | 70 |
| 増田由美子 | 取締役 | 70 |
| 丸和彦 | 常勤監査役 | 63 |
| 長島健 | 常勤監査役 | 64 |
| 内田晴喜 | 監査役 | 66 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小鍛冶広道 | 監査役 | 53 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 42 | 11 | 8 | 60 | 15 |
| 監査役 | 2 | 38 | — | — | 38 | 19 |
| 社外取締役 | 6 | 33 | — | — | 33 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容846字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,810字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,276字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,023字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第13期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第12期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第11期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-13
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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