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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ミダックホールディングス

MIDAC HOLDINGS CO., LTD.6564 · Prime · サービス業

廃棄物処理・収集運搬・仲介管理の総合環境ソリューション企業。

概要

ミダックホールディングスは、産業廃棄物の収集・運搬・中間処理・最終処分を一貫して手がける環境サービス企業である。PCB処理や土壌浄化などの高付加価値処理にも強みを持ち、2026年3月期の売上高118億円、営業利益47億円と高い収益性を維持する。本社は浜松市に置き、連結従業員数は364名。

廃棄物処分、収集運搬、仲介管理の3セグメント

事業は3つのセグメントで構成される。廃棄物処分事業は売上高の約81%を占め、自社施設で焼却・破砕・脱水・中和などの中間処理と、管理型・安定型最終処分場での埋立処分を提供する。収集運搬事業は固形物から廃液まで多種の廃棄物を運搬する車両を保有し、売上高は20億円。仲介管理事業は処理業者への排出事業者紹介や事務代行を行い、売上高は1.4億円と小規模ながら利益率が高い。

静岡・愛知を基盤に関東へ拡大する処理ネットワーク

主力の処理拠点は静岡県浜松市・富士宮市・磐田市、愛知県豊橋市・春日井市、岐阜県関市に広がる。2022年に稼働した「奥山の杜クリーンセンター」(管理型最終処分場)は新たな収益源となり、遠州クリーンセンターや浜名湖クリーンセンターも埋立容量を増量した。2025年には千葉県で管理型最終処分場を運営する大平興産を子会社化し、関東エリアへの展開を本格化させている。

高い収益性と積極的な成長投資

2026年3月期の営業利益率は約40%と業界平均を大きく上回る。この原資を背景に、新規最終処分場の建設やM&Aを積極的に進める。経営指標として経常利益率20%以上、ROE15%以上を目標に掲げ、10年ビジョン「Challenge 80th」のもと、太平洋ベルト地帯や関東での拠点拡大を計画する。財務面では、2026年3月期に有形固定資産の取得に73.9億円を投じ、長期借入金36億円を調達した。

持株会社体制とグループ企業の連携

2022年4月に純粋持株会社へ移行し、グループ経営の戦略立案機能を強化した。主要な連結子会社には、廃棄物処分を担う株式会社ミダック、中部エリアで処理施設を持つ株式会社三晃、湖南エリアで破砕施設を運営する株式会社ミダックこなん、関東の大平興産などが含まれる。また、株式会社ヤマダホールディングスとの合弁会社「グリーン・サーキュラー・ファクトリー」を通じてリサイクル事業にも参画している。

業界の中での役割は産業廃棄物処理サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
118億円
営業利益
47億円
営業利益率
39.8%
純利益
29億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
廃棄物処分96億円81.4%
収集運搬20億円16.9%
仲介管理1億円0.8%
その他1億円0.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01廃棄物処分事業主力

自社施設において廃棄物の中間処理(焼却、破砕、脱水、中和など)および最終処分(埋立)を実施。多種の廃棄物・有害物質に対応可能で、優良認定を取得。

優良産廃処理業者認定(愛知県、浜松市)

主な製品・サービス2
中間処理サービス
汚泥・廃液の活性汚泥処理、凝集沈殿、脱水、中和、油水分離、焼却、破砕などにより廃棄物を減量化・安定化。
最終処分サービス
管理型・安定型最終処分場での埋立処分。多種類の産業廃棄物に対応。

02収集運搬事業準主力

廃棄物の排出場所から処理場までの収集運搬サービス。固形物から廃液まで多種の廃棄物を運搬できる車両を保有。

03仲介管理事業副次

協力関係にある廃棄物処理業者に対し、排出事業者の紹介や事務手続き代行などの仲介管理サービスを提供。

製品と技術

焼却・脱水・中和を備える中間処理サービス

中間処理は廃棄物の減量化・安定化を目的とし、本社事業所では活性汚泥処理・凝集沈殿・脱水・中和・油水分離を実施する。富士宮事業所では焼却施設により固形物から廃液までを処理し、シアンの熱分解にも対応する。感染性廃棄物は乾留施設で処理。豊橋事業所では選別・混練により泥状廃棄物の性状を調整し、破砕・選別で廃棄商品の容器と内容物を分離する。これらの施設は「特別管理産業廃棄物処分業」の許可を取得している。

4か所の最終処分場による埋立処分

最終処分は、管理型2か所(遠州クリーンセンター、奥山の杜クリーンセンター)、安定型1か所(浜名湖クリーンセンター)、および2025年に子会社化した大平興産の大塚山クリーンセンター(管理型)で行う。奥山の杜クリーンセンターは16種類の産業廃棄物と特定有害廃石綿等を受け入れ可能。呉松事業所の管理型最終処分場は2017年に埋立を終了した。各処分場は優良産廃処理業者認定を取得している。

収集運搬と仲介管理のサービス

収集運搬事業では、脱着式コンテナ車・タンクローリー車・パッカー車などを保有し、固形物から廃液まで多種の廃棄物を排出場所から処理場まで運搬する。料金は運搬量や距離に応じて設定される。仲介管理事業では、グループの営業員が協力関係にある処理業者に対して排出事業者を紹介し、契約手続きや事務を代行する。これらのサービスにより、自社施設だけではカバーできない処理ニーズにも対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 廃棄物処分事業優良産廃処理業者認定(愛知県、浜松市)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

売上100億円超、営業利益率40%超

ミダックホールディングスはサービス業で、売上高95億円(FY24)から118億円(FY26)へ成長し、営業利益率も40%前後と極めて高い。同業のジンジブやイシンに比べ規模・収益性で優位。高い収益性を背景に積極投資が可能だが、持続可能性に注目。

強み

  • 営業利益率40%超と業界トップクラスの高収益。
  • FY24-26で25%増収と堅調な成長。
  • 高収益率が継続しており、ビジネスモデルが強固。
  • 売上100億円超で、業界内での存在感増大。

課題

  • 40%超の利益率を維持できるか、競合追随のリスク。
  • 特定顧客やサービスへの依存度が高い可能性。
  • 売上成長率が鈍化した場合の収益影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

エネルギー・資源の時価総額近傍。太字がミダックホールディングス

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19533東邦瓦斯1,146億円14.9倍
29247TREホールディングス947億円5.9倍
34097高圧ガス工業669億円14.3倍
48897MIRARTHホールディングス643億円13.2倍
51663K&Oエナジーグループ562億円14.4倍
66564ミダックホールディングス531億円18.3倍
75074テスホールディングス445億円21.0倍
81780ヤマウラ311億円8.8倍
93315日本コークス工業302億円
104008住友精化210億円12.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(エネルギー・資源)に従っています。

会社の歴史

沿革 49件

浜松の清掃業から法人化した1952〜1964年

1952年4月、浜松市で小島清掃社を創業。同年に浜松市清掃課の認可を得て一般廃棄物の取扱いを開始した。1960年には浜名郡可美村(現浜松市)から一般廃物の収集運搬・処分の委託を受ける。1964年7月、社会的信用向上を目的に小島清掃株式会社として法人化した。創業から法人化までの12年間で、公共セクターとの取引基盤を固めた。

産業廃棄物処理の許可取得と施設拡充の1972〜1997年

1972年9月、静岡県の許可を得て産業廃棄物の収集運搬・最終処分を開始。1986年には廃液処理施設を新設し、1988年に産業廃棄物処分業と特別管理産業廃棄物処分業の許可を取得、管理型最終処分場を新設した。1992年に活性汚泥処理施設、1993年に感染性廃棄物の乾留施設、1997年に特定有害産業廃棄物処理施設を増設し、処理の幅を拡大した。同年、商号を株式会社ミダックに変更した。

富士宮・福田への展開とリサイクル事業参入の1997〜2004年

1997年5月に静岡県富士宮市に中間処理施設を開設、1998年4月に磐田市福田に焼却処理施設を開設した。2000年には富士宮で共同出資会社(出資比率50%)とともに株式会社ミダックふじの宮を設立。2001年に豊橋事業所、2002年に東京営業所を開設。2003年にはリサイクル目的の子会社株式会社ニーズ(中間処理)と株式会社創積(路盤材製造)を設立し、廃棄物処理からリサイクルへ事業領域を広げた。

持株会社体制への移行と上場の2004〜2019年

2004年7月、純粋持株会社として株式会社ミダックホールディングスを設立し、ミダック本体とグループ各社をその傘下に置く体制へ移行した。2006年には複数の子会社を吸収合併し、組織を整理。2010年には持株会社と子会社のミダックライナーを吸収合併し、一元化した。2017年12月に名古屋証券取引所市場第二部に上場、2019年12月には東京証券取引所市場第一部と名古屋市場第一部に上場し、資本市場での資金調達力を高めた。

新最終処分場の稼働とM&Aによる事業拡大の2021〜2026年

2021年9月、株式会社ミダックを株式会社ミダックホールディングスに商号変更。同年10月に株式会社柳産業(現ミダックこなん)を完全子会社化し、2022年2月には新管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」が稼働を開始した。2022年4月に再度持株会社体制へ移行し、既存事業を子会社へ吸収分割。2025年4月に大平興産、2026年4月に有限会社エノケン工業を完全子会社化し、関東エリアでの処理能力を拡充した。

年表49件を開く

1950年代

  • 1952年4月創業浜松市にて小島清掃社を創業、同月に浜松市清掃課認可により一般廃棄物取扱業務を行う

1960年代

  • 1960年4月静岡県浜名郡可美村(現浜松市)より一般廃棄物の収集・運搬、処分の委託を受ける
  • 1964年7月創業社会的信用の向上を図ることを目的として小島清掃社を法人化し、小島清掃株式会社を設立

1970年代

  • 1972年9月静岡県の許可を得て、収集・運搬、最終処分業務を行う

1980年代

  • 1986年5月浜松市に廃液処理施設を新設
  • 1988年4月浜松市より産業廃棄物処分業、特別管理産業廃棄物処分業の許可を取得、同市に管理型最終処分場を新設

1990年代

  • 1992年10月本社工場内に活性汚泥処理施設を増設
  • 1993年10月本社工場内に主に感染性廃棄物の処理を行う乾留施設を新設
  • 1996年7月商号変更株式会社ミダック(現・株式会社ミダックホールディングス)へ商号変更
  • 1997年3月本社工場内に特定有害産業廃棄物処理施設を増設
  • 1997年5月静岡県富士宮市に富士宮事業所(中間処理施設)を開設
  • 1998年1月浜松市に100%子会社として有限会社ミダック分析センターを設立
  • 1998年4月静岡県磐田郡福田町(現磐田市)に福田事業所(焼却処理施設)を開設

2000年代

  • 2000年3月創業静岡県富士宮市に株式会社ミダックふじの宮を設立 共同出資会社と共同出資事業に関する基本契約を締結し、株式会社ミダックふじの宮に共同出資会社が50%出資
  • 2001年12月本社にてISO14001の認証取得 愛知県豊橋市に豊橋事業所(汚泥処理施設)を開設
  • 2002年4月東京都世田谷区に東京営業所を開設
  • 2002年12月株式会社ミダックふじの宮が一般廃棄物及び産業廃棄物処理施設を開設
  • 2003年8月産業廃棄物の中間処理(選別・混練、破砕・選別)を目的とし、愛知県豊橋市に100%子会社として株式会社ニーズを設立
  • 2003年10月豊橋事業所の営業を株式会社ニーズに譲渡
  • 2003年11月産業廃棄物のリサイクル(路盤材の製造)を目的とし、愛知県豊橋市に100%子会社として株式会社創積を設立
  • 2004年4月当社が浜松市に100%子会社として株式会社ミダックライナーを設立
  • 2004年6月当社が株式会社ミダックライナーに一般廃棄物収集運搬事業を譲渡
  • 2004年7月浜松市に株式会社ミダックホールディングスを純粋持株会社として設立、当社及びグループ各社を子会社とする持株会社体制へ移行
  • 2004年8月株式会社ミダック福田事業所の操業を休止
  • 2004年10月創業株式会社創積が、愛知県豊橋市に産業廃棄物リサイクル施設を開設 株式会社ミダックホールディングスが、アイ・クリーン刈谷株式会社を名古屋市に設立(出資比率75.0%)
  • 2005年1月東京営業所を川崎市に移転
  • 2005年4月株式会社ミダックホールディングスが浜松市に100%子会社として有限会社サン・ミダックを設立し、当社のアグリ事業を移管
  • 2005年7月名古屋市に名古屋営業所を開設
  • 2006年3月M&A当社が株式会社ニーズ、株式会社創積、アイ・クリーン刈谷株式会社、有限会社ミダック分析センターを吸収合併 株式会社ミダックライナーが有限会社サン・ミダックを吸収合併
  • 2007年8月福田事業所を廃止

2010年代

  • 2010年4月M&A当社が株式会社ミダックホールディングス、株式会社ミダックライナーを吸収合併
  • 2011年4月M&A株式会社ミダックふじの宮を当社が完全子会社化
  • 2012年3月M&A株式会社ミダックふじの宮を吸収合併
  • 2013年1月岐阜県関市に関事業所を開設
  • 2015年3月M&A株式会社三晃(現・連結子会社)を完全子会社化
  • 2015年12月M&A株式会社三生開発(現・連結子会社 株式会社ミダック)を完全子会社化 呉松事業所の最終処分場については、埋立能力に相当する埋立が完了したことから、行政への終了届を提出
  • 2017年12月上場株式会社名古屋証券取引所市場第二部上場
  • 2018年12月浜松市より新規管理型最終処分場の産業廃棄物処理施設設置許可証を取得
  • 2019年12月上場株式会社東京証券取引所市場第一部上場 株式会社名古屋証券取引所市場第一部上場

2020年代

  • 2021年9月商号変更株式会社ミダックを株式会社ミダックホールディングスへ商号変更し、同時に株式会社ミダックはまなを株式会社ミダックへ商号変更
  • 2021年10月M&A新規最終処分事業(奥山の杜クリーンセンター)を連結子会社の株式会社ミダックへ会社分割により吸収分割 株式会社柳産業(現・連結子会社 株式会社ミダックこなん)を完全子会社化
  • 2022年2月新規管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」が稼働開始
  • 2022年4月1日付で持株会社体制へ移行。既存事業は会社分割方式により連結子会社へ吸収分割 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。同時に、同理由から名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行
  • 2022年5月M&ALOVE THY NEIGHBOR株式会社(現・非連結子会社)を完全子会社化
  • 2022年11月M&A株式会社岩原果樹園(現・非連結子会社)を完全子会社化
  • 2023年7月M&A遠州砕石株式会社を完全子会社化
  • 2023年9月株式会社ヤマダホールディングスとの共同出資により、合弁会社「株式会社グリーン・サーキュラー・ファクトリー」(40%持分法適用関連会社)を設立
  • 2025年4月M&A大平興産株式会社を完全子会社化
  • 2026年4月M&A有限会社エノケン工業を完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益率20%以上
  • ROE15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    一貫処理体制の維持・拡充

    収集運搬から中間処理、最終処分までの廃棄物一貫処理体制を基盤に、新規処理施設の展開やM&Aにより事業基盤を拡充し、市場競争力を高める。

  2. 02

    関東方面への拠点展開とM&A推進

    廃棄物排出量が多い関東方面への新規処理施設展開に注力し、東日本2件・西日本1件の最終処分場許可取得を計画。自社開発とM&Aを柔軟に組み合わせて拡大する。

  3. 03

    グループ連携の強化

    持株会社体制のもと、グループ間の連携・情報共有を強化し、M&A推進のための機動的な組織体制を構築する。

  4. 04

    コンプライアンス体制の強化

    廃棄物処理法など環境関連法規制の遵守を最重要課題とし、役職員への教育や継続的施策を通じて法令遵守意識の向上と体制強化を図る。

  5. 05

    サステナビリティ経営の実践

    経営理念に基づき、サステナビリティ推進委員会を中心に環境配慮型の廃棄物処理を追求し、地域社会との関係構築と企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で364人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は594万円で、8期前と比べて+21.1%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は6.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年3月180
2019年3月49142.39.6188
2020年3月52042.69.5193
2021年3月51342.99.6204
2022年3月51342.38.7241
2023年3月58742.77.9265
2024年3月59042.28.0354
2025年3月59641.27.13511,282
2026年3月59439.56.23641,291

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
奥山の杜クリーン センター — 浜松市浜名区9,090百万円
廃棄物処分事業
大塚山クリーン センター — 千葉県富津市3,271百万円
廃棄物処分 事業
本社 — 浜松市中央区852百万円
廃棄物処分事業 収集運搬事業 仲介管理事業
本社 — 三重県津市811百万円
収集運搬事業
本社工場 — 浜松市中央区756百万円
廃棄物処分 事業
富士宮事業所 — 静岡県富士宮市633百万円
廃棄物処分事業
遠州クリーン センター — 浜松市中央区409百万円
廃棄物処分事業
浜名湖クリーン センター — 浜松市中央区350百万円
廃棄物処分事業
関事業所 — 岐阜県関市135百万円
廃棄物処分 事業
本社工場 — 浜松市浜名区121百万円
その他
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ミダック(注)3
    浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三晃
    愛知県春日井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミダックこなん
    浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミダックライナー
    浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フレンドサニタリー(注)4
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    遠州砕石株式会社
    浜松市浜名区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大平興産株式会社
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グリーン・サーキュラー・ファクトリー
    群馬県高崎市 · 持分法適用会社
    議決権40.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    大賀郷宿舎他1件アスベスト含有成形板除去作業
    国土交通省 · 2015-11-04
    88万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は118億円営業利益47億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.3%、利益が+4.4%。

売上高
+8.3%
118億円
営業利益
+4.4%
47億円
純利益
+0.0%
29億円
営業利益率
39.8%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高135億円118億円
営業利益55億円47億円
純利益33億円29億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は33億円、営業利益は14億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+57.1%、営業利益は+75.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q206
2024年1Q21838.15
2024年2Q21628.63
2024年3Q271140.75
2024年4Q266
2025年2Q511937.312
2025年4Q582644.817
2026年2Q542037.012
2026年4Q642742.217
2027年1Q331442.48

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年3月期からの13期で、売上は29億円から118億円へ4.1倍に増えた。直近期の営業利益率は39.8%。売上は11期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年3月2911
株式会社三晃(現・連結子会社)を完全子会社化
2015年3月2911
2016年3月3230
株式会社名古屋証券取引所市場第二部上場
2017年3月3863
2018年3月4285
株式会社東京証券取引所市場第一部上場 株式会社名古屋証券取引所市場第一部上場
2019年3月47116
2020年3月52148
新規最終処分事業(奥山の杜クリーンセンター)を連結子会社の株式会社ミダックへ会社分割により吸収分割 株式会社柳産業(現・連結子会社 株式会社ミダックこなん)を完全子会社化
2021年3月571810
LOVE THY NEIGHBOR株式会社(現・非連結子会社)を完全子会社化
2022年3月642213
遠州砕石株式会社を完全子会社化
2023年3月782717
2024年3月953419
大平興産株式会社を完全子会社化
2025年3月109454541.329
有限会社エノケン工業を完全子会社化
2026年3月118474639.829

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高118億円のうち、営業利益として残るのは47億円39.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の24.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金37.3%44億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.9%27億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益39.8%47億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
62.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+32.3pt
39.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+19.5pt
24.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.5pt
17.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2026年3月期は営業CFが28億円、投資CFが−76億円で、差し引きのフリーCFは−48億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は65億円で、売上の6.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年3月4−3234−2812
2017年3月11−3−6815
2018年3月10−3−3719
2019年3月13−184−518
2020年3月17−1518238
2021年3月18−218−343
2022年3月18−3937−2159
2023年3月28−220665
2024年3月27−2823−186
2025年3月42−35−14779
2026年3月28−7633−4865

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2026年3月期の総資産は394億円。このうち返さなくてよい自己資本が180億円で、自己資本比率は45.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年3月38122630.2
2015年3月39122730.1
2016年3月79126714.8
2017年3月78146418.3
2018年3月81225926.9
2019年3月92236924.6
2020年3月119447536.8
2021年3月142558738.8
2022年3月2009510547.6
2023年3月21611010650.7
2024年3月26912814147.4
2025年3月28515513054.1
2026年3月39418021445.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
65億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
130億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
214億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中7位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中485位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
39.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,912で、1年前と比べて-0.8%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥1,912-4.4%1ヶ月-8.4%1年-0.8%時価総額531億円
過去52週の値幅
安値¥1,735高値¥2,345

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.3倍
PER (会社予想)15.8倍
PBR2.89倍
配当利回り1.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末から2031円で推移し、7月後半に2297円まで上昇したが、8月に入り調整。8月10日に2321円と高値を付けた後、12日には-9.26%と急落し2106円。1ヶ月では-2.27%と小幅安。25日線2179円を下回っており、短期トレンドは弱い。RSIは45.11と中立。出来高は8月10日(72,200株)と12日(131,800株)に急増し、売りが膨らんだ。52週高値2345円に近い水準からの反落。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは20.9倍と業界平均22.4倍を下回り、PBRは3.35倍と業界平均3.12倍をやや上回る。ROEは17.3%と高く収益性は良好だが、配当利回り0.82%は業界平均1.75%を下回る。成長性と収益性を勘案すると、株価はほぼ妥当な水準と判断される。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.3倍23.4倍
PER (予想)15.8倍
PBR2.89倍3.51倍
ROE17.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、高い営業利益率と安定した廃棄物処理需要、PCB処理などのニッチ分野での優位性を評価し、持続的な高収益を期待する。一方、弱気派は、業界全体の競争激化や規制変更リスク、売上高成長率の鈍化を懸念する。また、PBR3.3倍とバリュエーションが割高との見方もある。

プラスに働く材料7
  • 驚異の営業利益率

    2025/3期営業利益率41%超、業界平均を大幅に上回る収益力。

  • ニッチ分野の強み

    PCB処理など高度な処理能力で他社との差別化に成功。

  • 安定需要の恩恵

    廃棄物処理需要は景気に左右されにくく、安定的な収益基盤。

  • 営業利益成長継続通年影響

    2026/3期営業利益47億円(前期比4.4%増)、営業利益率39.8%の高水準維持

  • 収益成長でPER評価低下通年影響

    時価総額605億円に対し純利益29億円でPER20.9倍だが、成長継続で割高感解消へ

  • 新規サービス展開2027年~2028年影響

    売上高118億円(前期比8.3%増)と成長基調、新サービス投入で更なる伸び

  • ROE17.3%の高効率経営継続影響

    自己資本利益率17.3%と高く、内部留保による成長投資が期待される

マイナスに働く材料7
  • 競争激化のリスク

    業界内での価格競争が収益率を圧迫する可能性がある。

  • 成長の鈍化懸念

    売上高成長率は鈍化傾向で、将来の拡大余地に限り。

  • バリュエーション高

    PBR3.3倍と同業比で割高感があり、調整リスク。

  • PBR3.35倍の割高感不定影響

    時価総額605億円に対し純資産約181億円、PBR3.35倍は業種平均比で割高

  • 低配当利回り0.82%継続影響

    1株配当18円(利回り0.82%)と低位、インカム目的投資家には不人気

  • 外国人保有比率8%と需給脆弱不定影響

    外国法人所有比率8.02%と低く、大口売りで需給が悪化しやすい

  • 高収益率への競争圧力不定影響

    営業利益率39.8%は競争激化で低下リスク、差別化戦略が鍵

次の決算で確かめる点
営業利益率
高収益性の維持が株価の前提。40%割れは警戒。
PCB処理受注残
高付加価値処理の需要動向を示す先行指標。
配当性向
株主還元の持続性を確認。現状は低め。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+28.6%いまの株価に対する利回りは1.05%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
1.05%
いまの株価に対して
配当性向
29.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年3月210.4
2020年3月330.210.6
2021年3月30.09.9
2022年3月5100.020.1
2023年3月50.017.6
2024年3月860.016.0
2025年3月1475.013.3
2026年3月1828.629.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,957人。区分でいちばん多いのは個人・その他45.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.7%を占め、残る54.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他47.848.946.148.445.545.7
事業法人32.531.531.331.531.531.9
金融機関12.88.912.615.315.713.8
外国法人6.09.39.23.66.68.0
証券会社0.91.40.81.10.80.6
自己株式0.70.70.60.40.40.3
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社フォンスアセット マネジメント29.69
02熊谷勝弘14.90
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.13
04熊谷由起子4.83
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.27
06熊谷裕之3.95
07加藤恵子2.35
08矢板橋一志2.18
09株式会社静岡銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.83
10浜松磐田信用金庫1.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で−99%、1株純資産は13期で−100%。直近期のROEは17.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年3月11,480187,2156.252.3
2015年3月8,561189,7764.570.1
2016年3月4984.0
2017年3月2411922.011.7
2018年3月208427.411.110.0
2019年3月229225.614.310.4
2020年3月3216624.014.210.6
2021年3月3820820.663.79.9
2022年3月4834617.157.120.1
2023年3月6139716.435.317.6
2024年3月6946116.122.816.0
2025年3月10455720.320.013.3
2026年3月10464917.318.429.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額163百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
加藤恵子代表取締役社長56687,615
熊谷裕之専務取締役661,107,371
髙田廣明取締役 経営企画部長58381,442
鈴木清彦取締役 事業統括部長52155,336
越智雅彦取締役 営業統括部長5148,000
川上好武取締役(常勤監査等委員)68425
石川真司社外取締役(監査等委員)592,790
奥川哲也社外取締役(監査等委員)642,200
俵山初雄社外取締役(監査等委員)75907
犬飼敦雄51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51054314830
社外取締役3993
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,113字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、廃棄物の適正処理を通じて循環型社会の確立を目指す企業集団であり、「ミダック」の社名は、環境を象徴する水、大地、空気の頭文字に由来いたします。かけがえのない地球を美しいまま次代に渡すことを使命とし、その前線を担う環境創造集団を目指して、事業者の廃棄物処理・管理等に関するソリューション事業を手掛けております。 当社グループは純粋持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社7社、非連結子会社2社、持分法適用の関連会社1社(2026年3月期末時点)で構成されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 セグメントは、(1)廃棄物処分事業(株式会社ミダック、株式会社三晃、株式会社ミダックこなん及び大平興産株式会社)(2)収集運搬事業(株式会社ミダック、株式会社ミダックライナー、株式会社フレンドサニタリー)(3)仲介管理事業(株式会社ミダック)の3つとしており、これは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 主な事業の内容は以下のとおりであります。当社グループは、これらの事業の中で廃棄物の適正処理の推進、資源循環型社会への貢献を目指しております。 (1)廃棄物処分事業としては、自社施設による廃棄物処理サービスを行っております。 (2)収集運搬事業としては、廃棄物の収集運搬サービスを行っております。 (3)仲介管理事業としては、処理業者への排出事業者紹介サービスを行っております。 なお、当社グループの事業系統図は以下のとおりであります。 (1)廃棄物処分事業 ① 廃棄物の中間処理 排出事業者から排出された廃棄物を処理施設において中間処理する業務であり、最終処分に先立って脱水、焼却、中和等により、減量化、性状の安定化等を行います。 当社グループでは、多種の廃棄物を中間処理できる施設を保有しており、一般的な汚泥・廃液だけではなく、有害物質を多く含んだ廃棄物や、引火性、腐食性の廃棄物の処理にも対応できるよう、「特別管理産業廃棄物処分業」の事業許可を取得しております。また、焼却処理に関しては、産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物に加え、一般廃棄物の許可も取得しており、地方自治体から処理を委託されることもあります。 当社グループが所有している中間処理の処理業の許可のうち、優良産廃処理業者認定制度(注)に基づき優良認定を受けている地域は、愛知県、浜松市であります。 廃棄物の搬入時には受入検査、計量を行い、処理後残さは必要に応じて性状分析を行い、最終処分場やリサイクル施設へ搬出いたします。 当社グループの当連結会計年度末における処理施設は以下のとおりとなっております。 <株式会社ミダック 本社事業所> 汚泥、廃液の中間処理施設 (活性汚泥、凝集沈殿、脱水、中和、天日乾燥、油水分離)   廃液中の油分を分離し、また、薬剤処理・生物処理により汚濁物質や有害物質を汚泥として取り除き、上澄み液を放流します。汚泥は脱水し、埋立やリサイクル処理を行います。 <株式会社ミダック 呉松事業所> 固形廃棄物の中間処理施設 (破砕)   固形廃棄物を細かく砕き、容積を減量することによって、埋立処分量の減量及び次処理の工数削減をします。 (注)2024年4月3日に破砕処理施設の休止届を行政へ提出しております。 <株式会社ミダック 豊橋事業所> 汚泥等の中間処理施設 (選別・混練)   泥状廃棄物のリサイクルを容易にするため、異物を取り除き、水や薬剤を加えて混合し、性状調整を行います。また、有害物質を含む廃棄物に関しては薬剤を加えて無害化し、最終処分を行えるようにします。 廃棄商品等の中間処理 (破砕・選別)   不良品等の廃棄商品について、破砕することにより容器と内容物を分離し、それぞれについてリサイクルが容易にできるようにします。 <株式会社ミダック 富士宮事業所> 各種廃棄物の焼却施設 (焼却、シアンの熱分解)   固形物から廃液まで各種廃棄物を焼却し、減量化、無害化します。 汚泥、廃液の中間処理施設 (凝集沈殿、脱水、中和、油水分離)   廃液中の油分を分離し、また、薬剤処理・生物処理により汚濁物質や有害物質を汚泥として取り除き、上澄み液を放流します。汚泥は脱水し、埋立やリサイクル処理を行います。 <株式会社三晃 関事業所> 汚泥、廃液の中間処理施設 (凝集沈殿、脱水、油水分離)   廃液中の油分を分離し、また、薬剤処理・生物処理により汚濁物質や有害物質を汚泥として取り除き、上澄み液を放流します。汚泥は脱水し、埋立やリサイクル処理を行います。 <株式会社三晃 春日井事業所> 汚泥等の中間処理施設 (コンクリート固化)   泥状廃棄物について、リサイクルを容易にしたり、最終処分を行えるようにしたりするため、薬剤とセメントを加えて混合し、性状調整を行います。 <株式会社ミダックこなん> 固形廃棄物の中間処理施設 (破砕・選別・圧縮)   固形廃棄物を細かく砕き、容積を減量することによって、埋立処分量の減量及び次処理の工数削減をします。 (注)優良産廃処理業者認定制度とは、通常の許可基準よりも厳しい基準をクリアした優良な産廃処理業者を、都道府県・政令指定都市が審査して認定する制度です。 ② 廃棄物の最終処分 リサイクルが困難な廃棄物などを埋め立てます。 最終処分場は、廃棄物処理法によって遮断型最終処分場、安定型最終処分場及び管理型最終処分場の3つに分類され、それぞれの処分場において埋立処分できる産業廃棄物と最終処分場の構造基準・維持管理基準が定められています。 遮断型最終処分場は、埋立処分判定基準に適合しない廃棄物(有害な産業廃棄物及び有害な特別産業廃棄物)を埋め立てる処分場です。安定型最終処分場は、有害物や有機物などが付着しておらず、雨水等にさらされてもほとんど変化しない廃棄物を埋め立てる処分場です。管理型最終処分場は、埋立処分判定基準を満たした産業廃棄物及び安定型産業廃棄物を埋め立てる処分場です。 当社グループが所有するのは、安定型最終処分場及び管理型最終処分場であり、また、現在、当社グループが所有している最終処分の処分業の許可については、優良産廃処理業者認定制度に基づき優良認定を受けております。 当社グループにおける処理施設は以下のとおりとなっております。 なお、株式会社ミダック呉松事業所の最終処分場につきましては、埋立能力に相当する埋立が完了したことから、行政への終了届を2017年6月27日に提出しております。 <株式会社ミダック 呉松事業所> 固形廃棄物の最終処分場 (管理型最終処分場)   廃棄物の埋め立てを行います。産業廃棄物13種類(石綿含有産業廃棄物含む)(注)と特別管理産業廃棄物である廃石綿等を埋め立てます。 (注)燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん (石綿含有産業廃棄物とは、特別管理産業廃棄物である廃石綿等以外で、一定量を超える石綿を含有する産業廃棄物のことを言います。) <株式会社ミダック 遠州クリーンセンター> 固形廃棄物の最終処分場 (管理型最終処分場)   廃棄物の埋め立てを行います。産業廃棄物12種類(石綿含有産業廃棄物含む)(注)を埋め立てます。 (注)燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、13号廃棄物 <株式会社ミダック 浜名湖クリーンセンター> 固形廃棄物の最終処分場 (安定型最終処分場)   廃棄物の埋め立てを行います。産業廃棄物4種類(石綿含有産業廃棄物含む)(注)を埋め立てます。 (注)廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類 <株式会社ミダック 奥山の杜クリーンセンター> 固形廃棄物の最終処分場 (管理型最終処分場)   廃棄物の埋め立てを行います。産業廃棄物16種類(石綿含有産業廃棄物含む)(注)を埋め立てます。 (注)燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、第13号廃棄物、特定有害廃石綿等 <大平興産株式会社 大塚山クリーンセンター> 固形廃棄物の最終処分場 (管理型最終処分場)   廃棄物の埋め立てを行います。産業廃棄物16種類(石綿含有産業廃棄物含む)(注)を埋め立てます。 (注)燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、第13号廃棄物 (2)収集運搬事業 廃棄物の排出場所から廃棄物を回収し、処理場まで運搬する業務であり、固形物から廃液まで多種の廃棄物を運搬できる車両を保有しております(脱着式コンテナ車、タンクローリー車、パッカー車等)。 収集運搬量、運搬距離等に応じて排出事業者から料金を受け取ります。 (3)仲介管理事業 廃棄物処理業者向けに、当社グループの営業員が廃棄物処理案件の仲介及び管理を行うというサービスを行っております。 当社グループと協力関係にある廃棄物処理業者に対して、その業者が求める廃棄物(排出事業者)を紹介するとともに、当該廃棄物処理業者と排出事業者の取引における事務手続等の代行も併せて行っております。
経営方針・対処すべき課題2,289字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、1952年の創業以来、廃棄物問題に深く関わる中で、大量の廃棄物を生み出す経済・社会の構造を見直し、「持続可能な循環型社会」の実現こそ重要であると深く認識するに至りました。 これまで、当社は廃棄物処理のエキスパートとして、常に時代のニーズに応え、確かな技術でお客様からの信頼・信用を得ることに、誠心誠意努力してまいりました。 これからも社会・お客様のニーズに応え、最上級の満足を頂けますよう、「安心・安全」をキーワードに、信頼され信用される企業であり続けるよう、全社一丸となって邁進してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の最大化のための経営指標として経常利益率20%以上、ROE15%以上を目指しております。 (3)経営環境 エネルギー価格や原材料価格の高騰、物価上昇等による影響はありましたが、雇用・所得環境の改善等により、社会経済活動に緩やかな回復傾向にあり、産業廃棄物の受託量も回復してまいりました。なお、中東情勢、ロシア・ウクライナ情勢等によって世界経済は不安定な状態が続いているものの、当社の拠点は日本国内のみであり、現時点において、経営環境に大きな影響はないものと考えております。 他方、昨今の自然災害は、人命や地域社会に大きな被害をもたらすとともに、大量の災害廃棄物を発生させております。この災害廃棄物を迅速かつ安全に処理するためには、社会インフラとしての最終処分場が必要不可欠となっております。このように、廃棄物処理業の社会的役割が一層重要になる状況において、当社グループは、社会やお客様のあらゆるニーズに応えるため収集運搬から中間処理、そして最終処分までの一貫処理体制の充実により、市場競争力の向上並びにお客様に対しては、これまで以上に「安心・安全」な質の高いサービスを提供してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、ミダックグループ10年ビジョン「Challenge 80th」の実現に向けて、一貫処理体制の維持、最終処分場及び中間処理施設への投資等、長期的な目線で成長投資を進めてまいります。 一方で、不安定な国際情勢による地政学リスクや原材料・資源価格の高騰、異常気象や自然災害リスクなど、依然として不透明な状況が続くものと予測されます。 このような状況のもと、当社グループは引き続き収集運搬から最終処分までの廃棄物一貫処理体制を基盤とした事業基盤の拡充並びに競争力強化に向けた諸施策を実践するとともに、成長基盤の強化を加速するための積極的なM&A投資を推進してまいります。 ①コンプライアンス体制の強化 環境関連事業である廃棄物処理業を営む当社グループは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」をはじめとした非常に厳しい法的規制を受けており、環境関連法規制の遵守を経営上、最も重要な課題と位置付けております。よって、役職員全員の法令遵守に対する一層の意識向上と体制強化を図るため、社内教育や継続的な施策の実施を図り、社会的信用をより一層得ることに努めてまいります。 ②新規廃棄物処理施設の拠点展開とM&Aの推進 事業地域を拡大し、成長を続けるためには需要が見込める有望地域への新規廃棄物処理施設の展開が不可欠となります。太平洋ベルト近辺に焼却施設及び最終処分場の設置候補地を複数選定し、同時並行的に計画を推進することで早期に設置許可を取得し、事業の更なる拡大を目指す方針であります。特に、廃棄物排出量が最も多い関東方面への展開に注力し、新規廃棄物処理施設の設置候補地を選定してまいります。 なお、最終処分場におきましては、東日本エリア2件、西日本エリア1件の管理型最終処分場許可取得計画を推進し、今後の開業に向けて準備を進めていく予定であります。 今後におきましても、新規廃棄物処理施設の展開にあたっては、自社での対応だけに限定せず、M&Aなど柔軟かつスピーディーに対応していく方針であります。 ③グループ内連携の強化 当社グループは、グループ経営戦略の立案機能の強化及び、再編が進む廃棄物処理業界において、M&Aを推進する機動的な組織体制を構築するため、持株会社体制を敷いております。引き続き積極的なM&A投資を進めるとともに、グループ間の連携・情報の共有をより強化することで更に高度な廃棄物処理を追求してまいります。 ④サステナビリティ経営の実践 当社グループのサステナビリティは、経営理念「水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造集団としての社会的責任を自覚して地球にやさしい廃棄物処理を追求してまいります。」に基づき、健全かつ公平で透明性の高い経営と環境に配慮した廃棄物処理を追求することで、地域社会をはじめとするステークホルダーとの関係構築と地域に根差した環境インフラの提供を通じて、中長期の当社グループの企業価値の向上と社会の持続的な成長を目指すものです。当社取締役や主要幹部、関係会社の代表取締役等にて構成されるサステナビリティ推進委員会を中心に、サステナビリティ関連方針の策定やサステナビリティを巡る課題に対する横断的かつ機動的な各種施策の検討・実施を進め、社会課題の本質的な解決に向けた企業経営を実践してまいります。
事業等のリスク9,373字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)「廃棄物処理法」について ① 法的規制について 当社グループは、産業廃棄物及び一般廃棄物の処理を主たる業としており、当該事業は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下、「廃棄物処理法」という。)及びその関係法令等により規制されております。基本法である「廃棄物処理法」では、廃棄物の適正処理のための様々な規制を行っております。基本的に廃棄物処理業は許可制であり、業務にあたっては各都道府県知事又は政令市長の許可が必要とされ、廃棄物処理施設の新設・増設に関しても各都道府県知事又は政令市長の許可を必要とする旨規定されております。 当社グループは、「廃棄物処理法」に基づいて廃棄物の処理を行うために必要な許可を取得しておりますが、万一「廃棄物処理法」に抵触し、当該営業の全部又は一部の停止命令や許可取消し等の行政処分を受けた場合は、当社グループの事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、「廃棄物処理法」及びその関係法令以外にも、「消防法」や「大気汚染防止法」、「労働安全衛生法」等による規制を受けております。これらの法規制の改廃や新たな法規制、条例等の制定による規制強化があった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な法的規制) 対 象   法 令 等 名   監督官庁   法 的 規 制 の 内 容 収集運搬   廃棄物の処理及び清掃に関する法律   環境省   廃棄物の許可基準、収集、運搬、保管、委託契約、及び産業廃棄物管理票に関する基準 下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法   国土交通省等   下水道の整備に伴ってその基礎となる一般廃棄物処理業等に生じる変化に対する影響の緩和措置 中間処理   廃棄物の処理及び清掃に関する法律   環境省   廃棄物の中間処理に関する許可基準、処理、保管、委託契約、産業廃棄物管理票に関する基準 最終処分場   廃棄物の処理及び清掃に関する法律   環境省   廃棄物の最終処分に関する許可基準、処理、委託契約、産業廃棄物管理票に関する基準 一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令   環境省   最終処分場の構造、維持管理に関する基準 (主要な行政指導) 対 象   監督官庁   行 政 指 導   行 政 指 導 の 概 要 廃棄物処理委託   静岡県 浜松市 愛知県 岐阜県   廃棄物処理に関する条例   廃棄物処理委託先の実地確認等に関する基準 県外廃棄物搬入   静岡県 浜松市 岐阜県 千葉県   廃棄物処理に関する条例   県外廃棄物の搬入における協議・報告に関する基準 施設維持管理   浜松市   廃棄物処理に関する条例   廃棄物処理施設の維持管理状況の公開に関する基準 ② 廃棄物処理業の許可について 「廃棄物処理法」上、一般廃棄物処理業許可の有効期間は2年間、産業廃棄物処理業許可の有効期間は5年間(優良認定を受けている場合は7年間)とされており、当該有効期間を超えて事業を継続する場合には許可を更新する必要があります。また、当社グループの新たな事業展開に際し、事業範囲の変更許可又は事業許可の新規取得が必要となる場合があり、これらの更新や許可取得のためには「廃棄物処理法」上の基準(第14条第5項又は第10項等)に適合していることが要求されます。 現在のところ、当社グループは当該基準に適合しており、許可更新の障害となる事由はありません。しかしながら、今後の許可の更新、変更許可又は新規許可取得時におきまして当社グループが当該基準に不適合と判定された場合、更新等が認められないこととなります。このような場合には一部又は全部の業務を停止せざるを得ず、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、「廃棄物処理法」上、不法投棄、無許可営業、無許可事業内容変更又はマニフェスト虚偽記載等の違法行為を行い、行政処分を受ける、もしくは申請者が欠格要件(「廃棄物処理法」第14条第5項第2号)に該当するなど一定の要件(「廃棄物処理法」第14条の3、第14条の3の2等)に該当する場合には、当社グループに対し事業の停止命令又は許可の取消処分がなされる場合があります。 当社グループにおきましては、従業員教育と内部監査により法令遵守の徹底を図っており、法令に則さない処理が行われないよう努めております。しかしながら、役員や従業員の過失により万一法令に抵触する行為があった場合には、事業の停止や許可の取消しによって当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 以下は当社グループが当連結会計年度末において保有している「廃棄物処理法」に基づく許可の一覧であります。なお、「廃棄物処理法」において、有効期限前に更新申請をした場合、その許可・不許可が決定するまでは、従前の許可が有効となります。 (株式会社ミダック) (産業廃棄物収集運搬業許可)   (特別管理産業廃棄物収集運搬業許可) 都道府県名   有効期限   許可番号       都道府県名   有効期限   許可番号 静岡県   2027年2月23日   第02201009796号       静岡県   2027年2月23日   第02251009796号 愛知県   2027年2月15日   第02300009796号       愛知県   2027年2月15日   第02350009796号 岐阜県   2027年2月24日   第02100009796号       岐阜県   2027年2月24日   第02150009796号 三重県   2027年3月2日   第02400009796号       三重県   2027年3月2日   第02450009796号 神奈川県   2027年3月10日   第01400009796号       神奈川県   2027年3月10日   第01450009796号 東京都   2027年7月7日   第01300009796号       東京都   2027年7月7日   第01350009796号 長野県   2027年2月13日   第02009009796号       長野県   2027年2月13日   第02059009796号 滋賀県   2027年3月15日   第02501009796号       滋賀県   2027年3月15日   第02551009796号 山梨県   2027年4月11日   第01900009796号 (産業廃棄物処分業許可)       (産業廃棄物処理施設設置許可(設置届)) 都道府県・市名   有効期限   許可番号       都道府県・市名   有効期限   許可番号 浜松市(優良)   2030年7月28日   第06341009796号       浜松市(最終処分場)   ―   第180214322号 静岡県   2027年3月31日   第02221009796号       浜松市(最終処分場)   ―   第080114222号 豊橋市   2027年3月31日   第09620009796号       浜松市(最終処分場)   ―   第070114323号 (特別管理産業廃棄物処分業許可)       静岡県(焼却施設)   ―   第050110019号 都道府県・市名   有効期限   許可番号       静岡県(脱水施設)   ―   第050120015号 浜松市   2027年2月3日   第06391009796号       静岡県(中和施設)   ―   第050120014号 静岡県   2027年3月31日   第02271009796号       静岡県(シアン分解施設)   ―   第050111039号 豊橋市   2027年3月31日   第09670009796号       静岡県(油水分離施設)   ―   第050120012号 (一般廃棄物収集運搬業許可)       浜松市(汚泥)   ―   第240101021号 市町村名   有効期限   許可番号       浜松市(汚泥)   ―   第240201021号 浜松市   2028年3月31日   第25号       浜松市(汚泥)   ―   第240301021号 富士宮市   2028年3月31日   富生許第20号       浜松市(汚泥)       第240401021号 浜松市(廃油)   ―   第240504021号 (一般廃棄物処理施設設置許可(設置届))       浜松市(廃油)   ―   第240604021号 都道府県名   有効期限   許可番号       浜松市(廃酸・廃アルカリ)   ―   第240706021号 静岡県(焼却施設)   ―   循廃第47-2号       浜松市(廃酸・廃アルカリ)   ―   第240815021号 (一般廃棄物処分業許可)       浜松市(廃酸・廃アルカリ)   ―   第240906021号 市町村名   有効期限   許可番号       浜松市(廃酸・廃アルカリ)   ―   第241015021号 富士宮市   2028年3月31日   富生許第20号 (株式会社三晃) (産業廃棄物収集運搬業許可)   (特別管理産業廃棄物収集運搬業許可) 都道府県・市名   有効期限   許可番号       都道府県・市名   有効期限   許可番号 愛知県(優良)   2027年2月12日   第02310004488号       愛知県(優良)   2032年9月23日   第02360004488号 岐阜県(優良)   2026年7月19日   第02100004488号       岐阜県(優良)   2030年7月4日   第02150004488号 三重県(優良)   2027年3月19日   第02400004488号       三重県(優良)   2030年5月25日   第02450004488号 滋賀県(優良)   2032年4月2日   第02501004488号       滋賀県(優良)   2032年4月2日   第02551004488号 山口県(優良)   2029年2月26日   第03500004488号       山口県(優良)   2029年2月26日   第03550004488号 北九州市(優良)   2028年2月20日   第07600004488号       北九州市(優良)   2030年8月18日   第07650004488号 長野県   2027年4月5日   第02009004488号       長野県   2027年4月5日   第02059004488号 (産業廃棄物処分業許可)       (産業廃棄物処理施設設置許可(設置届)) 都道府県名   有効期限   許可番号       都道府県名   有効期限   許可番号 愛知県(優良)   2030年8月21日   第02320004488号       岐阜県(脱水施設)   ―   岐阜県指令廃対第52号の6 岐阜県   2027年3月31日   第02120004488号       岐阜県(油水分離施設)   ―   岐阜県指令廃対第52号の7 (特別管理産業廃棄物処分業許可) 都道府県名   有効期限   許可番号 岐阜県   2027年3月31日   第02170004488号 (株式会社ミダックライナー) (一般廃棄物収集運搬業許可)       (産業廃棄物収集運搬業許可) 市町村名   有効期限   許可番号       都道府県名   有効期限   許可番号 浜松市   2028年3月31日   第2号       静岡県   2027年6月20日   第02201228702号 磐田市   2028年3月31日   第26-01-024号 袋井市   2028年3月31日   袋井市一廃許可第33号 森町   2028年3月31日   森住環許可第12号 掛川市   2028年3月31日   35号 (株式会社ミダックこなん) (産業廃棄物収集運搬業許可)   (特別管理産業廃棄物収集運搬業許可) 都道府県名   有効期限   許可番号       都道府県名   有効期限   許可番号 静岡県   2028年5月25日   第02202028174号       愛知県   2030年9月25日   第02350028174号 愛知県   2029年7月6日   第02300028174号       静岡県   2030年9月29日   第02251028174号 (産業廃棄物処分業許可)       (一般廃棄物収集運搬業許可) 市町村名   有効期限   許可番号       市町村名   有効期限   許可番号 浜松市   2028年5月12日   第06321028174号       浜松市   2028年3月31日   第15号 (株式会社フレンドサニタリー) (産業廃棄物収集運搬業許可)   (一般廃棄物収集運搬業許可) 都道府県名   有効期限   許可番号       市町村名   有効期限   許可番号 三重県   2030年1月19日   第02404026883号       津市(し尿・浄化槽汚泥)   2028年3月31日   2 津市(ごみ)   2028年3月31日   124 (特別管理産業廃棄物収集運搬業許可) 都道府県名   有効期限   許可番号 三重県   2031年1月31日   第02454026883号 (大平興産株式会社) (産業廃棄物収集運搬業許可)   (一般廃棄物収集運搬業許可) 都道府県名   有効期限   許可番号       市町村名   有効期限   許可番号 千葉県   2027年3月10日   第01200001907号       木更津市   2026年6月30日   第816号 静岡県   2028年12月27日   第02201001907号       (産業廃棄物・一般廃棄物処分業許可) 神奈川県(優良)   2031年10月31日   第01403001907号       都道府県・市町村名   有効期限   許可番号 栃木県(優良)   2031年11月26日   第00900001907号       千葉県(産業廃棄物)   2027年3月30日   01230001907 茨城県(優良)   2032年4月18日   第00801001907号       富津市(一般廃棄物)   2027年1月27日   第1435号 埼玉県(優良)   2032年9月10日   第01102001907号 (2)廃棄物の最終処分場について ① 最終処分場の維持管理について 操業中の最終処分場につきましては、受入廃棄物の確認、施設点検、水質検査等を実施し、環境への影響を監視しており、また、操業が終了した後も周辺環境に影響が出なくなるまで長期間(当局の許可が下りるまで)に亘って維持管理を行うことが義務づけられております。当社グループといたしましては、操業中及び操業終了後の処分場を徹底した遵法体制の下に維持管理していく方針でありますが、万一天災地変や人的過失によって汚染物質が浸出する事態が発生した場合、企業としての信用を毀損し、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 新規最終処分場の開発について 最終処分場は所定の埋立容量を埋めてしまうと操業を終了することとなるため、当社グループでは事業計画に沿って、新たな最終処分場の開発計画を推進しております。最終処分場の開発計画にあたっては、予測できない何らかの事由で開発の延期や中止の判断をせざるを得なくなることがあります。計画が遅延すれば、コストの高い他社の最終処分場を利用する必要性が高まりますし、計画が中止となれば既支払額が毀損する可能性があり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (3)自然災害、火災、事故等について 中部地方における大規模な地震の発生や富士山の噴火が懸念されていることは既に周知の事実でありますが、そのような事態に備えて、当社グループにおきましては「事業継続計画」(BCP)を策定する一方、同業者と「災害時相互応援協定」を締結しており、有事の際にも事業への影響が小さくなるよう努めております。しかしながら、万一東海地震が発生した場合、東海4県に事業拠点と顧客の大半が集中している当社グループにとっては大きな打撃となり、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは廃棄物の収集運搬に多数の車両を利用しているほか、廃棄物処理施設では危険物、毒物及び劇物を扱っております。業務の遂行にあたり、人命の尊重を最優先とし安全対策に努めておりますが、重大な火災、事故等を発生させてしまった場合は、社会的信用が低下し、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (4)特別管理廃棄物の取扱いについて 特別管理廃棄物とは、廃棄物のうち爆発性、感染性、毒性その他健康や住環境に被害を及ぼす恐れがあり、特別な取扱いを要する物を指します。当社グループでは、様々な特別管理廃棄物について取扱いの許可を取得しており、事業展開における優位性の一つにもなっております。しかしながら、運搬車両や処理施設が不慮の事故や災害に遭遇し、特別管理廃棄物の流出等の事態を招いた場合には、社会的信用が低下し、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (5)借入金への依存度について 一般に、廃棄物処理業は装置産業であり、施設設置には多額の資金を要します。当社グループにおきましては、奥山の杜クリーンセンター第2~4工区埋立地建設工事及び新規水処理施設の建設工事代金の支払いに充当するための長期借入金などにより、当連結会計年度末の有利子負債残高は、13,072百万円となっております。 当社グループの有利子負債依存度は当連結会計年度末で33.2%であり、資金調達は主に銀行からの借り入れに依存しております。そのため、金利の上昇傾向が続いた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)業界における競争の激化について 環境ビジネスの一角として廃棄物処理業への注目は今後一層高まるものと予想され、それに伴って他業界からの新規参入も増加するものと考えられます。当社グループが事業基盤としている地域で新規参入による過当競争が発生した場合、価格競争から収益性が低下して当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の減損について 当社グループは、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。当連結会計年度末における当社グループの固定資産は30,540百万円であり、そのうち、株式会社ミダック等の買収により発生したのれんが3,150百万円を占めております。これらののれんにつきましては、のれんの効果が発現する期間を合理的に見積り、当該期間にわたり均等償却しております。のれんを含め、固定資産について減損が生じていると判断される場合、当社グループは、減損損失を計上する必要があり、当該減損損失の計上は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)顧客情報の流出について 当社グループにおきましては、廃棄物の処理に関連して多くの顧客情報を取り扱っており、それらの情報に対する守秘義務を忠実に履行すべく努めております。しかしながら、管理の不徹底等により情報が外部に漏洩した場合、当社グループの社会的信用の低下とともに損害賠償請求等が発生して、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (9)地域住民との関係について 当社グループにおきましては、処理施設を設置している地域の周辺住民とは緊密に連絡を取り合い、相互理解の下に事業活動が円滑に進むよう配慮しており、各施設と周辺住民の関係は概ね良好に推移いたしております。しかしながら、流布される風評や報道内容に対する解釈の仕方によっては、地域住民と当社グループの間に見解の相違が生じ、地域住民との関係が悪化して、処理施設の操業が不可能になった場合、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (10)M&Aにおけるリスク 当社グループは、事業の成長による企業価値の向上を目的とし、既存事業とのシナジー効果が期待できる場合や市場における優位性の効果が見込める場合は、必要に応じてM&Aを実施しております。 M&Aの実施においては、市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績、財政状況並びにM&Aに伴うリスク分析結果等を考慮し進めるように努めております。 しかしながら、事前の調査・検討にもかかわらず、買収後の市場環境や競争環境の著しい変化があった場合や、買収した事業が計画通りに展開することができず、投下した資金の回収ができない場合や追加的費用が発生した場合等において、当社グループ事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (11)その他留意すべき事項 「廃棄物処理法」第7条の2第3項及び第14条の2第3項、並びに廃棄物処理法施行規則第10条の10第1項第2号ハでは、「発行済株式総数の百分の五以上の株式を有する株主又は出資の額の百分の五以上の額に相当する出資をしている者」の変更を廃棄物処理許可の届出事項として定めています。許可の新規取得や更新の申請時においても、発行済株式総数の5%以上を保有する株主または総出資額の5%以上を占める出資者について、書類の届出事項となっております。従いまして、当社の発行済株式総数の5%以上を保有する株主または総出資額の5%以上を占める出資者は住民票の写し、登記事項証明書等の提出が必要になります。
経営成績の分析 (MD&A)6,963字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、設備投資や個人消費などの内需が底堅く推移するなど景気は緩やかな回復基調であるものの、米国のトランプ政権による関税政策や中東・ウクライナでの紛争など海外情勢の混迷、物価上昇の影響などにより、国内外の景気の先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況下、当社グループはミダックグループ10年ビジョン『Challenge 80th』の実現に向けた第1次中期経営計画のもと、「成長加速のための基盤づくり」のため、既存事業の収益力強化に努めてまいりました。 まずオーガニックグロースにおいては、管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」を中心とした廃棄物受託量の拡大に努め、新規大口案件の受託や既存取引先との取引量の拡大により、廃棄物受託量は増加しました。また、同地域内にある管理型最終処分場「遠州クリーンセンター」及び安定型最終処分場「浜名湖クリーンセンター」につきましても、両最終処分場共に埋立容量の増量が完了し、供用を開始しております。 M&Aグロースについては、遠州砕石株式会社において前期の収益向上に貢献した奥山の杜クリーンセンターの第2期~第4期工事で排出される残土の受入れが無かったことから減収となりました。また、最終処分場における支援型M&Aの一環として、2025年4月に子会社化した千葉県内で管理型最終処分場を運営する大平興産株式会社については、第2四半期連結会計期間から損益計算書に連結しております。大平興産株式会社は中長期的な最終処分場の増量に向けて第三処分場第七堰堤工区工事のため廃棄物の搬入制限を継続しておりましたが、2025年11月より搬入を再開しております。以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ10,919百万円増加し、39,412百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ8,348百万円増加し、21,389百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,570百万円増加し、18,022百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高11,844百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益4,723百万円(同4.2%増)、経常利益4,649百万円(同4.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,888百万円(同0.9%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 廃棄物処分事業は、売上高9,609百万円(同12.4%増)、セグメント利益5,321百万円(同7.5%増)となりました。 収集運搬事業は、売上高2,030百万円(同0.8%増)、セグメント利益561百万円(同6.1%増)となりました。 仲介管理事業は、売上高145百万円(同14.2%増)、セグメント利益111百万円(同22.4%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、法人税等の支払額が1,464百万円(前年同期比10.7%減)、有形固定資産の取得による支出が7,391百万円(前年同期比117.9%増)と支出が増加した一方で、税金等調整前当期純利益の計上4,649百万円(前年同期比4.5%増)、短期借入金の純増額1,210百万円、長期借入れによる収入3,600百万円等があったことにより前連結会計年度末に比べ1,444百万円減少し、当連結会計年度末には6,495百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は2,813百万円(前年同期比32.6%減)となりました。 これは主に、収入要因として税金等調整前当期純利益4,649百万円、減価償却費813百万円、のれん償却額364百万円、支出要因として役員退職慰労引当金758百万円、売上債権172百万円、未収還付消費税等498百万円、法人税等の支払額1,464百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は7,592百万円(同118.8%増)となりました。 これは主に、支出要因として有形固定資産の取得による支出7,391百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は3,334百万円(前年同期は1,376百万円の支出)となりました。 これは主に、収入要因として長期借入れによる収入3,600百万円、短期借入金の純増額1,210百万円、支出要因として長期借入金の返済による支出1,060百万円、配当金の支払額387百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループの生産実績の内容は、販売実績とほぼ一致しているため、c.販売実績をご参照下さい。また、当社グループにおける生産実績とは、廃棄物の処理実績を意味します。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 廃棄物処分事業   9,597,846   112.1   32,327   74.3 収集運搬事業   2,030,117   100.8   17   82.2 仲介管理事業   145,613   114.0   594   82.2 合計   11,773,577   110.0   32,940   74.4 (注)1.受注残高は、連結会計年度末現在における搬入済みの処理受託廃棄物等の受託金額で計上しております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 廃棄物処分事業(千円)   9,609,041   112.4 収集運搬事業(千円)   2,030,121   100.8 仲介管理事業(千円)   145,742   114.2 合計(千円)   11,784,905   110.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.販売実績の総販売実績に対する割合が10%以上の主要な販売先がないため相手先別の記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は8,871百万円となり、前連結会計年度末に比べ733百万円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少額1,620百万円等によるものであります。また、固定資産は30,540百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,653百万円増加しました。これは主に、最終処分場等有形固定資産の増加額8,156百万円、のれん等無形固定資産の増加額2,329百万円等によるものであります。 この結果、総資産は、39,412百万円となり、前連結会計年度末に比べ10,919百万円増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は6,410百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,417百万円増加しました。これは主に、短期借入金の増加額1,210百万円、未払金の増加額758百万円等によるものであります。また、固定負債は14,979百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,931百万円増加しました。これは主に、最終処分場維持管理引当金の増加額3,473百万円、長期借入金の増加額2,447百万円等によるものであります。 この結果、負債合計は、21,389百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,348百万円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は18,022百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,570百万円増加しました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したこと等による利益剰余金の増加額2,500百万円等によるものであります。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、連結子会社の株式会社ミダックにおいて、新規管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」の受託量が拡大したことや、焼却施設を中心とした中間処理施設においても、既存取引先からの受託量は安定的に推移したことを背景として、11,844百万円(前年同期比8.6%増)となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は7,400百万円(同8.4%増)となり、売上高に対する比率は62.5%となりました。 売上原価は、2025年4月に子会社化した千葉県内で管理型最終処分場を運営する大平興産株式会社について、第2四半期連結会計期間から損益計算書に連結したことを背景に、増加となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は4,723百万円(同4.2%増)となり、売上高に対する比率は39.9%となりました。 販売費及び一般管理費は、2025年4月に子会社化した千葉県内で管理型最終処分場を運営する大平興産株式会社について、第2四半期連結会計期間から損益計算書に連結したことを背景に、増加となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は4,649百万円(同4.5%増)となり、売上高に対する比率は39.3%となりました。 営業外損益におきましては、長期借入金等の増加により支払利息が増加したことにより、増加しました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は2,888百万円(同0.9%増)となり、売上高に対する比率は24.4%となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、連結子会社の株式会社ミダックにおいて、管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」を中心とした廃棄物受託量の拡大に努め、新規大口案件の受託や既存取引先との取引量の拡大により、廃棄物受託量は大きく増加したことや、同地域内にある管理型最終処分場「遠州クリーンセンター」及び安定型最終処分場「浜名湖クリーンセンター」において、両最終処分場共に埋立容量の増量が完了し、供用を開始した結果、増収増益となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前述の「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成状況 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 目標とする経営指標」に記載のとおりであります。 当連結会計年度における経常利益率は39.3%、ROEは17.3%となりました。いずれの指標におきましても、目標とする経営指標を上回りました。今後におきましても、引き続きこれらの指標を上回ることができるよう取り組んでまいります。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (廃棄物処分事業) 最終処分場においては、旺盛な埋立需要を背景に廃棄物受託量が増加しました。また、焼却施設を中心とした中間処理施設においても、既存取引先からの受託量は安定的に推移しました。以上の結果、売上高は9,609百万円(同12.4%増)となり、セグメント利益は5,321百万円(同7.5%増)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ9,480百万円増加の18,384百万円となりました。 (収集運搬事業) 産業廃棄物においては、取引先に対する価格転嫁を進めたことで、前期並みの売上を確保しました。一般廃棄物においては、スポット案件の受託などにより株式会社フレンドサニタリーは前期並みの売上を確保しました。 株式会社ミダックライナーについては飲食店を中心とした新規開拓に注力した結果、受託量は前期よりも増加しました。以上の結果、売上高は2,030百万円(同0.8%増)となり、セグメント利益は561百万円(同6.1%増)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ78百万円減少の1,200百万円となりました。 (仲介管理事業) 大口案件の獲得により、協力会社への仲介は好調に推移しました。以上の結果、売上高は145百万円(同14.2%増)となり、セグメント利益は111百万円(同22.4%増)となりました。 セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ93百万円増加の396百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・ フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、事業活動のための適切な資金確保及び適切な流動性の維持を図るにあたり、営業活動で得られた資金により設備投資の資金をまかなうことを基本方針としております。 当社グループは、手元流動性等の水準から、十分な流動性を確保していると考えておりますが、この資金を効率的な拡大再生産に振り向けていくことが経営課題であると認識しております。 なお、当社グループは、現在取引している金融機関と良好な関係を築いております。 今後の重要な資本的支出の予定につきましては、基本的に自己資金を財源とする予定でありますが、新規最終処分場の計画につきましては、大規模かつ稼働までに一定期間を要することから、金融機関からの借入金によって資金を調達する予定であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。 当社グループでは、固定資産の減損会計及び繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて、将来経営計画を重要な仮定として用いるとともに、財務諸表作成時において入手可能な情報に基づき実施しております。なお、廃棄物処理業は、国民生活を維持し経済を支える必要不可欠な社会インフラであり、廃棄物を適正に処理しつつ、安定的に業務を継続することが求められています。また、当社グループは、多数の処理施設や許可を保有していることにより幅広い顧客基盤を築いていることから、大多数の業種において廃棄物排出量が同時に減少しない限り、業績に重要な影響を受けないとの見通しに基づき、会計上の見積りを行っております。 最終処分場維持管理引当金は、廃棄物最終処分場埋立終了後の維持管理費等の支出に備えるため、将来の発生見積額を基礎として当連結会計年度負担額を計上しております。なお、「廃棄物処理法」及びその関係法令等に改廃が行われた場合や、新たな法規制、条例等の制定による規制強化があった場合には、当該引当金の見積額に影響を及ぼす可能性があります。また、操業終了後の処分場は徹底した遵法体制の下に維持管理していく方針でありますが、万一天災地変や人的過失によって汚染物質が浸出する事態が発生した場合においては、当該引当金の見積額に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

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出典

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