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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

高圧ガス工業

KOATSU GAS KOGYO CO., LTD.4097 · Prime · 化学

溶解アセチレン国内シェアトップ。建設・橋梁・造船など金属加工現場に高圧ガスと関連機器を供給。

概要

高圧ガス工業は、溶解アセチレンを主力とする産業ガスメーカーである。1958年に中部ガス産業として創業、1962年に現商号へ変更し大阪証券取引所第二部に上場した。建設、橋梁、造船向けにアセチレン、酸素、窒素、アルゴンなどの高圧ガスを供給し、溶解アセチレンでは国内シェアが高い。接着剤・塗料の化成品事業、LSIカード等のその他事業も展開する。2026年3月期の連結売上高は980億円、従業員数は2005名。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

高圧ガス工業の連結事業は、ガス事業、化成品事業、その他事業の3セグメントに分かれる。ガス事業は溶解アセチレンを中心に酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、LPガス、溶接溶断関連機器、容器などを扱い、売上高の約74%を占める。化成品事業は合成樹脂系接着剤、瞬間接着剤、塗料の製造販売で約22%を占め、その他事業はLSIカード、電子ペーパー応用製品、食品添加物の販売で約4%を占める。営業利益ではガス事業が圧倒的で、2026年3月期はガス事業69億円に対し化成品事業は7億円、その他事業は赤字である。グループは子会社42社、関連会社16社で構成され、各地域に販売・製造子会社を有する。

溶解アセチレンに強みを持つガス事業の全国展開

ガス事業の最大の特徴は、溶解アセチレンにおける高い国内シェアである。溶解アセチレンは金属の溶断・溶接に使われ、建設・橋梁・造船現場で不可欠なガスである。高圧ガス工業はこの事業を軸に、全国に工場と営業所を配置している。主な製造拠点は堺工場、播磨工場、広島工場、神奈川工場、名古屋工場、佐倉工場などで、販売子会社として宇野酸素、KGKサービス、中国酸素、ウエルディングガス九州など47社(2026年3月期時点)を擁する。また、水素や半導体向け特殊ガスにも注力し、カーボンナノチューブや常圧スマート浸炭の事業化を進めている。

化成品事業とその他事業の多角化展開

化成品事業は、接着剤と塗料を主力とし、スズカケミーやスズカファインなどの子会社で製造を行う。接着剤では水系接着剤「ペガール」、瞬間接着剤「シアノン」、2液反応型接着剤「ペガロック」などを展開。塗料では建築用・工業用塗料、遮熱塗料「クールトップシリーズ」などを扱う。ベトナムに現地法人Koatsu Gas Kogyo Vietnamを有し、海外市場も開拓中。その他事業はLSIカードや電子ペーパー製品が中心だが、2026年3月期は営業損失を計上するなど低調である。同社は中期経営計画「Challenging 2030」で3事業の成長を掲げ、売上高1200億円、営業利益85億円(2031年3月期)を目標とする。

業界の中での役割は高圧ガス製造販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
980億円
営業利益
59億円
営業利益率
6.0%
純利益
47億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ガス事業728億円74.3%69億円9.5%
化成品事業217億円22.1%8億円3.7%
その他事業35億円3.6%-1億円-2.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金属加工・建設・造船主力

建設、橋梁、造船、機械等向けに溶解アセチレンを主力に、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス等の各種高圧ガス及びLPガス等石油系ガスを製造・販売。溶解アセチレンは国内シェアが高く、主力分野。

溶解アセチレン国内シェア首位

主な製品・サービス6
溶解アセチレン
金属の溶断・溶接に用いるアセチレンガスをアセトンに溶解させて安全に貯蔵したもの。建設・橋梁・造船現場で広く使用される。
酸素
金属加工の溶断・溶接や医療用途などに用いる高圧ガス。
窒素
不活性雰囲気の生成や冷却など産業用に用いる高圧ガス。
アルゴン
溶接時のシールドガスや金属精錬などに用いる不活性ガス。
炭酸ガス
飲料炭酸、溶接シールド、冷媒など多用途に用いる液化ガス。
LPガス
プロパン・ブタンを主成分とする石油系ガス。燃料や工業用原料として供給。

02接着・塗料・建材準主力

合成樹脂系接着剤を主体に、瞬間接着剤、塗料等を製造・販売。建材用、粘着用など多用途に対応。関連して塗装・防水工事業も行う。

主な製品・サービス3
合成樹脂系接着剤
エポキシ、ウレタン、アクリル等をベースとした接着剤。木材・金属・プラスチック等多様な材料の接着に用いる。
瞬間接着剤
シアノアクリレート系の即硬化型接着剤。小物の接着や修理に幅広く使用。
塗料
建築・工業用塗料。防錆、美装、機能性コーティングなど多目的。

03その他(電子・食品)その他

LSIカードを主体にディスプレイタグ等の電子ペーパー応用製品、周辺機器の販売、食品添加物の販売を行っている。

製品と技術

溶解アセチレン:金属溶断・溶接の主力ガス

溶解アセチレンは、アセチレンガスをアセトンに溶解させて安全に貯蔵したもので、金属の溶断・溶接に広く用いられる。高圧ガス工業のガス事業における主力製品であり、国内シェアが高い。建設、橋梁、造船、機械などの現場で不可欠なガスとして、長年にわたり安定供給を続けている。2026年3月期のガス事業売上高は728億円で、うち溶解アセチレンは重要な柱であるが、人手不足や資材高騰による工期遅れ、自動車生産台数減少の影響で売上は前年を下回った。同社は非燃焼分野への用途拡大として、カーボンナノチューブや常圧スマート浸炭の事業化を進めている。

産業ガス・特殊ガス:酸素、窒素、アルゴン、水素など

ガス事業では溶解アセチレン以外にも、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、LPガス、水素、特殊ガスなどを取り扱う。酸素は金属加工の溶断・溶接や医療用途、窒素は不活性雰囲気生成や冷却、アルゴンは溶接シールドガスや金属精錬に用いられる。炭酸ガスは飲料炭酸や溶接シールド、冷媒など多用途。水素は半導体関連分野向けに需要が回復し、特殊ガスはガス測定機器向けに拡販している。2026年3月期はアルゴンの販売増加や価格改定による収益改善があったが、全体の売上は横ばい。同社は半導体・電子産業市場の開拓や水素ステーション向け大型蓄圧器の開発に注力している。

接着剤と塗料:環境配慮型製品の開発

化成品事業の主力は合成樹脂系接着剤と塗料である。接着剤は水系の「ペガール」、瞬間接着剤「シアノン」、2液反応型「ペガロック」などが代表的。塗料では建築用・工業用のほか、遮熱塗料「クールトップシリーズ」、高耐候性塗料「ウォールバリアシリーズ」、防水用「ウォーターバリアシリーズ」を展開する。2026年3月期は紙工用接着剤や工業用塗料の新規獲得で販売増があったものの、建築用塗料の需要低迷などで化成品事業の売上は217億円と前年比微増。海外ではベトナム子会社で製造販売を行い、欧米向け皮膚縫合用接着剤の販売も増加している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 金属加工・建設・造船溶解アセチレン国内シェア首位

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

ガス関連化学品、国内安定も海外競争激化

同社は溶接ガスや電子材料用ガスを主力とする化学メーカーである。売上高は約980億円で、営業利益率6%と安定した収益を上げている。競合の東洋紡やクラレが多角化を進める中、同社はガス技術に特化し、国内の産業向け需要に強みを持つ。しかし、電子材料分野では海外メーカーとの競争が激化しており、成長には海外市場への展開が鍵となる。また、国内市場は成熟しており、新規需要の開拓が課題である。

強み

  • 長年培ったガス関連技術で、高品質な製品を提供している。
  • 営業利益率6%台を維持し、安定的な収益基盤を構築している。
  • 国内の産業用ガス市場で高いシェアを持っている。
  • 国内顧客との長期取引があり、安定的な需要を確保している。

課題

  • 海外メーカーとの価格競争が激しく、海外展開が遅れている。
  • 国内需要が頭打ちで、新規成長分野への進出が必要である。
  • 営業利益率が6%前後で推移し、さらなる改善の余地を見出せていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

エネルギー・資源の時価総額近傍。太字が高圧ガス工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19793ダイセキ1,790億円19.3倍
22337いちご1,618億円9.7倍
38097三愛オブリ1,530億円16.4倍
49533東邦瓦斯1,146億円14.9倍
59247TREホールディングス947億円5.9倍
64097高圧ガス工業669億円14.3倍
78897MIRARTHホールディングス643億円13.2倍
81663K&Oエナジーグループ562億円14.4倍
96564ミダックホールディングス531億円18.3倍
105074テスホールディングス445億円21.0倍
111780ヤマウラ311億円8.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(エネルギー・資源)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

中部ガス産業として創業した1958年

高圧ガス工業の起源は1958年6月、中部ガス産業株式会社の設立にある。当時は溶解アセチレンとその原材料の販売を目的とした。翌1959年4月には三重アセチレン株式会社を吸収合併し、溶解アセチレンの製造を自社で開始。同年8月には大阪府堺市に堺工場を新設し、生産能力を拡大した。さらに1960年3月には京都アセチレンを吸収合併するなど、創業初期から積極的な事業拡大を進めた。1961年には和歌山工場、1962年3月には商号を高圧ガス工業株式会社に変更し、同年7月に大阪証券取引所市場第二部に上場した。

1960年代の合併と工場新設による全国展開

上場後も高圧ガス工業は吸収合併と工場新設を繰り返し、事業基盤を拡大した。1962年11月には日本アセチレン工業(浜松営業所)を吸収。1964年11月に播磨工場、1965年8月に広島工場、同年9月に神奈川工場、1968年7月に千葉工場、1969年2月に佐倉工場を相次いで新設した。1968年9月には名古屋工場も設置。この時期、建設・造船向けの需要を背景に、東海・関東・中国地方へと生産拠点を広げた。また1964年12月には東京営業所を開設し、営業網も全国化した。1965年には東京都港区に東京営業所を設置するなど、販路を拡大している。

東証一部指定と子会社化によるグループ形成

1974年5月、九州電気工業を吸収合併し北九州・大分エリアに進出。1977年6月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1978年5月には大阪・東京両証券取引所の市場第一部銘柄に指定された。同年9月には竜野工場を新設し、新潟高圧ガス株式会社を設立。1979年2月には日本ボンベ株式会社(後の高圧昭和ボンベ)を子会社化し、ガス容器事業に参入。1981年6月に宇野酸素、1982年6月にユミヤマ、同年8月に日東ガス(後のKGKサービス)と春日井ガスセンターを設立・資本参加。1985年から1986年にかけてカトウ酸素、中国酸素、ウエルディングガス九州、スズカケミーなどを相次いで子会社化し、現在のグループ体制が整った。

中期経営計画「Challenging 2030」へ向けた成長戦略

2020年代に入り、高圧ガス工業は2026年4月から始まる中期経営計画「Challenging 2030」を策定し、売上高1200億円、営業利益85億円(2031年3月期)を目標に掲げた。その柱は、シリンダーガスビジネスの最大化とカーボンナノチューブ・常圧スマート浸炭の事業化、接着剤・塗料の国内生産強化とベトナム事業の成長、人材開発・人事制度の拡充である。また、水素や半導体向け特殊ガスの拡販、環境負荷低減技術の開発にも注力。2026年3月期の売上高は980億円、営業利益58億円と、中期目標達成にはさらなる成長が必要な状況である。

年表34件を開く

1950年代

  • 1958年6月創業中部ガス産業株式会社を設立、溶解アセチレン及びその原材料の販売を開始。
  • 1959年4月M&A三重アセチレン株式会社(現・桑名営業所)を吸収合併、溶解アセチレンの製造を開始。
  • 1959年8月大阪府堺市(現・堺市中区)に工場を新設(現・堺工場)。
  • 1959年10月弘容通商株式会社(現・連結子会社)を設立。

1960年代

  • 1960年3月M&A京都アセチレン株式会社(現・京都工場)を吸収合併。
  • 1960年9月堺工場において接着剤の製造を開始。
  • 1961年11月和歌山県和歌山市に工場を新設(現・和歌山営業所)。
  • 1962年3月商号変更高圧ガス工業株式会社に商号変更。
  • 1962年7月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1962年11月M&A日本アセチレン工業株式会社(現・浜松営業所)を吸収合併。
  • 1964年11月兵庫県揖保郡揖保川町(現・たつの市)に工場を新設(現・播磨工場)。
  • 1964年12月東京都港区に東京営業所を開設(旧・東京事務所……2013年5月 現・東京事務所へ移転)。
  • 1965年8月広島県豊田郡安浦町(現・呉市)に工場を新設(現・広島工場)。
  • 1965年9月神奈川県高座郡寒川町に工場を新設(旧・神奈川工場……2000年1月 現・神奈川工場へ移転)。
  • 1968年7月千葉市稲毛区に千葉営業所を新設(現・千葉工場)。
  • 1968年9月愛知県大府市に工場を新設(現・名古屋工場)。
  • 1969年2月千葉県佐倉市に工場を新設(現・佐倉工場)。

1970年代

  • 1974年5月M&A九州電気工業株式会社(旧・小倉工場(現・北九州営業所)、現・大分工場)を吸収合併。
  • 1977年6月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1978年5月大阪証券取引所、東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定。
  • 1978年9月兵庫県龍野市(現・たつの市)に工場を新設(現・竜野工場)。
  • 1978年9月新潟高圧ガス株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 1979年2月M&A日本ボンベ株式会社(現・連結子会社 高圧昭和ボンベ株式会社……2001年1月商号変更)を株式買取りにより子会社化。
  • 1979年10月千葉県佐倉市に研究所を新設(現・東京研究所)。

1980年代

  • 1981年6月宇野酸素株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 1982年6月株式会社ユミヤマ(現・連結子会社)を設立。
  • 1982年8月日東ガス株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に資本参加。
  • 1982年8月春日井ガスセンター株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • 1985年8月株式会社日新商会(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に資本参加。
  • 1985年12月株式会社ガスコン(現・連結子会社 宇野酸素株式会社)に資本参加。
  • 1986年9月カトウ酸素株式会社(現・連結子会社)に資本参加。
  • 1986年10月水島アセチレン工業株式会社(現・連結子会社 中国酸素株式会社)を設立。
  • 1986年10月木本酸素株式会社(現・連結子会社 ウエルディングガス九州株式会社)に資本参加。
  • 1986年10月スズカケミー株式会社(現・連結子会社)に資本参加。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2031年3月期(第98期)まで1,200億円
  • 営業利益2031年3月期(第98期)まで85億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中期経営計画「Challenging 2030」の推進

    2026年度から2030年度までの中期経営計画を策定し、売上高1,200億円、営業利益85億円の達成を目指す。ガス、化成品、ITソリューションの3事業を柱とし、シリンダーガス最大化、カーボンナノチューブ・常圧スマート浸炭の事業化、接着剤・塗料の海外展開、人材開発などに取り組む。

  2. 02

    収益力強化と研究開発・技術力強化

    製造工程合理化、原価低減、効率的な経費配分、在庫管理に努め、生産体制再構築や設備増強投資を実施。ガス事業では電子産業市場開拓、液化アンモニア・水素ガスや農業向け炭酸ガス拡販、特殊ガス設備増強。化成品では環境配慮型製品や高付加価値製品を拡販し、新規開発品(エマルジョン、UV硬化型接着剤、高耐候性塗料など)を投入。カーボンナノチューブや常圧スマート浸炭など非燃焼分野の用途拡大も進める。

  3. 03

    海外市場への展開

    ベトナムの子会社を拠点に、日本で蓄積したノウハウを活用し、アジア圏を中心に事業拡大。国内高付加価値製品を欧米に拡販し、グローバル人材の育成・現地採用を推進する。

  4. 04

    人材の確保と育成

    多様な人材を採用するため年齢・性別・国籍によらない多面的な採用活動を継続。長期キャリア形成を見据えた人事制度見直し、研修・福利厚生の充実など人的資本投資を実施し、社員が長く安心して働ける労働環境と働きがいのある風土を醸成する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,005人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は623万円で、9期前と比べて+13.0%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は14.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,867
2018年3月1,859
2019年3月55140.114.91,909
2020年3月53540.415.01,930
2021年3月52140.714.81,895
2022年3月52440.514.41,895
2023年3月55041.114.91,904
2024年3月57840.714.21,896
2025年3月60841.014.22,000300
2026年3月62340.814.22,005294

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 25 / 海外 1、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
甲賀工場 — 滋賀県甲賀市6,266百万円
化成品事業
三重県 四日市市2,705百万円
佐倉工場 — 千葉県佐倉市2,021百万円
化成品事業
神奈川工場 — 神奈川県平塚市1,904百万円
ガス事業
滋賀高圧ガス 流通センター — 滋賀県東近江市1,839百万円
ガス事業
北九州営業所 — 福岡県北九州市1,436百万円
ガス事業
岡山営業所 — 岡山県倉敷市1,362百万円
ガス事業
本社 — 大阪市北区1,337百万円
全セグメント
福島高圧ガス 流通センター — 福島県福島市1,077百万円
ガス事業
広島市中区1,027百万円
ほか24件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    宇野酸素株式会社(注3、4)
    福井県越前市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    高圧昭和ボンベ株式会社
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    弘容通商株式会社
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    KGKサービス株式会社
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ユミヤマ
    福島県福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウエルディングガス九州 株式会社
    福岡県北九州市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    スズカファイン株式会社(注3)
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Koatsu Gas Kogyo Vietnam Co.,Ltd.(注3、6)
    ドンナイ省(ベトナム) · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウエルテック株式会社
    岩手県盛岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    気仙沼酸素株式会社
    宮城県気仙沼市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウエルテックダイサン 株式会社
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    株式会社スミコエアー(注4)
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権85.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • 株式会社泉産業京都市南区83%
  • 大豊商事株式会社愛知県春日井市80%
  • 中国酸素株式会社広島市中区100%
  • 砂金瓦斯工業株式会社大阪市住之江区70%
  • 新潟高圧ガス株式会社大阪市北区65%
  • 春日井ガスセンター 株式会社愛知県春日井市60%
  • 安浦アセチレン株式会社大阪市北区50%
  • マル商ガス株式会社青森県青森市60%
  • カトウ酸素株式会社和歌山県和歌山市51%
  • 株式会社エル・エヌ・ジー輸送大阪市北区80%
  • スズカケミー株式会社千葉県佐倉市100%
  • 西日本高圧瓦斯株式会社福岡県福岡市100%
  • 株式会社ジョーサン新潟県上越市80%
  • その他5社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成30年度大分刑務所避難者受入建物等空調設備等整備
    法務省 · 2019-07-25
    900万円
  • 調達
    大分刑務所総合管理棟待機室等空調整備
    法務省 · 2021-03-08
    199万円
  • 補助金
    地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業
    環境省 · 2024-04-01
    1,567万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は980億円営業利益59億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.3%、利益が-1.7%。

売上高
-0.3%
980億円
営業利益
-1.7%
59億円
純利益
-2.1%
47億円
営業利益率
6.0%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,010億円980億円
営業利益59億円59億円
純利益46億円47億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は263億円、営業利益は21億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.0%、営業利益は+61.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2368
2024年1Q221135.912
2024年2Q224135.810
2024年3Q244197.815
2024年4Q2378
2025年2Q472275.720
2025年4Q511336.528
2026年2Q475275.721
2026年4Q505326.326
2027年1Q263218.016

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は750億円から980億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7504827
2014年3月7745230
2015年3月7774828
2016年3月7625231
2017年3月7585133
2018年3月7975432
2019年3月8475835
2020年3月8365838
2021年3月7664835
2022年3月8215441
2023年3月9095839
2024年3月9266745
2025年3月98360666.148
2026年3月98059706.047

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高980億円のうち、営業利益として残るのは59億円6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.7%722億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.0%206億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%59億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
6.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
5.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが80億円、投資CFが−44億円で、差し引きのフリーCFは36億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は260億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月41−32−179145
2014年3月29−21−188135
2015年3月53−32−921148
2016年3月46−29−917156
2017年3月52−27−2025162
2018年3月65−27−938192
2019年3月60−33−1027209
2020年3月52−43−109207
2021年3月50−36−1014212
2022年3月58−38620237
2023年3月57−6732−10259
2024年3月81−58423285
2025年3月64−51−1113288
2026年3月80−44−6336260

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,234億円。このうち返さなくてよい自己資本が850億円で、自己資本比率は68.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月70040929156.4
2014年3月72142929258.3
2015年3月77247529760.4
2016年3月75947828161.8
2017年3月79851428463.3
2018年3月84355029364.1
2019年3月88157031163.6
2020年3月87558828766.2
2021年3月92463429067.9
2022年3月98465932566.3
2023年3月1,07569138463.6
2024年3月1,20276543763.0
2025年3月1,23079743364.1
2026年3月1,23485038468.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
275億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
692億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
384億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中66位あたり、逆に低いのは売上成長率203社中143位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.7%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.0%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.2%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.3%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,204で、1年前と比べて+16.6%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥1,204-3.3%1ヶ月+12.8%1年+16.6%時価総額669億円
過去52週の値幅
安値¥999高値¥1,257

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.3倍
PER (会社予想)14.5倍
PBR0.77倍
配当利回り3.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に1163円と前日比+6.6%の大幅高となり、出来高も276600株と直近平均を大きく上回った。25日移動平均線1107円を約5%上回り、75日線・200日線も上回る。52週高値1202円に約3%迫る位置であり、年初来の上昇トレンドが継続している。7月後半に1071円まで調整したが、そこから15%以上反発し、上昇基調を取り戻した。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは12.7倍と業界平均17.8倍を下回り割安。PBRは0.70倍と1倍割れで、平均1.39倍を大きく下回る。配当利回りは3.73%で平均2.76%を上回り、株主還元が手厚い。ROEは5.7%とやや低いが、資産価値や配当利回りから割安と判断。売上・利益は安定しており、割高感はない。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.3倍17.8倍
PER (予想)14.5倍
PBR0.77倍1.41倍
ROE5.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

産業ガスは景気循環の影響を受けやすいが、需要は安定している。強気派は、半導体や医療など高成長分野での需要拡大と安定収益に着目。弱気派は、市場成熟と競争激化による利益率低下を懸念。収益の安定性と成長分野への展開が投資論点となっている。

プラスに働く材料7
  • 安定した需要

    産業ガスは不可欠な素材であり、景気変動に左右されにくい需要がある

  • 高成長分野への展開

    半導体製造向けや医療用ガスなどでの需要拡大が期待できる

  • 高いシェアと顧客基盤

    国内大手として安定した取引先を持ち、収益基盤が強固

  • PBR0.7倍と割安、純資産下回る継続影響

    時価総額595億円に対し純資産約847億円(PBR0.702倍)と解散価値超過

  • 2026/3期も純利益47億円と安定決算発表後影響

    営業利益59億円、純利益47億円と前期からほぼ横ばい

  • 配当利回り3.73%と相対的に高い通年影響

    純利益47億円に対し配当総額約22億円で余裕あり

  • 売上高1000億円近傍を維持2026年下期影響

    売上高は980億円、直近3期は926→983→980億円と高水準

マイナスに働く材料7
  • 需要の頭打ち

    国内製造業の低迷で産業ガス需要が伸び悩む可能性

  • 競争激化

    新規参入や価格競争により利益率が低下する恐れ

  • 設備投資負担

    老朽化設備の更新や環境規制対応でコストが増加

  • 売上高・営業利益が減少に転じる決算発表後影響

    売上高983億→980億円、営業利益60億→59億円と微減

  • ROE5.7%と資本効率が低い継続影響

    自己資本が大きく、ROE5.7%と低く、PBRは0.7倍に留まる

  • 原材料コスト増で営業利益率6%が下振れ2026年下期影響

    営業利益率6.02%と低く、コスト増が直接減益要因に

  • 外国人保有8.8%と低流動性不定影響

    外国人保有比率8.8%と低く、売買が細りやすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の安定性と改善度合いを確認するため
産業ガス販売量
需要動向を直接反映し、売上高の先行指標となる
特殊ガス売上高
半導体向けなど高付加価値分野の成長を示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは3.32%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.32%
いまの株価に対して
配当性向
55.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1433.1
2018年3月1614.351.9
2019年3月160.037.4
2020年3月160.030.9
2021年3月160.032.7
2022年3月160.029.5
2023年3月1812.530.0
2024年3月2011.131.8
2025年3月200.025.9
2026年3月40100.055.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,957人。区分でいちばん多いのは個人・その他33.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.2%を占め、残る42.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.832.433.532.831.133.5
事業法人30.430.330.230.532.030.7
金融機関29.930.028.627.927.726.5
外国法人7.46.67.28.08.78.8
自己株式0.70.70.70.70.70.7
証券会社0.50.70.50.80.50.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01こうあつ共栄会13.43
02デンカ㈱9.82
03共栄火災海上保険㈱7.20
04日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.71
05日本酸素ホールディングス㈱5.65
06みずほ信託銀行㈱退職給付信託みずほ銀行口再信託受託者㈱日本カストディ銀行4.89
07㈱三菱UFJ銀行4.45
08東洋電化工業㈱4.37
09高圧ガス社員持株会2.77
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.67

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+72%、1株純資産は14期で+113%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月497177.010.834.8
2014年3月547627.210.529.4
2015年3月518456.312.035.8
2016年3月568506.611.433.8
2017年3月609166.811.833.1
2018年3月599806.115.051.9
2019年3月631,0166.213.537.4
2020年3月691,0506.610.430.9
2021年3月641,1385.811.532.7
2022年3月751,1836.48.729.5
2023年3月711,2395.89.830.0
2024年3月821,3726.210.931.8
2025年3月871,4306.110.225.9
2026年3月841,5255.713.055.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額281百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
黒木幹也代表取締役 取締役社長6163,000
説田和洋代表取締役 取締役副社長 兼化成品事業本部長6389,000
森本孝取締役 ガス事業本部長6342,000
池田佳弘取締役 管理本部長6113,000
中野健次取締役70
松井良祐取締役(常勤監査等委員)6444,000
山村忠夫取締役(監査等委員)7013,000
長島広明取締役(監査等委員)4921,000
西片和代取締役(監査等委員)57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41714121253
社外取締役535357
取締役(社内)1343434

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容896字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(当社、子会社42社及び関連会社16社で構成)においては、各種高圧ガスの製造・仕入販売及び各種ガス関連機器、接着剤、塗料等の製造・仕入販売ならびに設備の賃貸を主たる業務としています。 当社及び当社の関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (ガス事業) 当事業においては、建設、橋梁、造船、機械等向けの溶解アセチレンを主体に酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス等の各種高圧ガス、LPガス等石油系ガス及び高圧ガス関連材料・機器等の製造・仕入販売を行なっています。 このうち溶解アセチレンについては、国内シェアーが高く、この部門における主力分野として位置付けています。 〔主な関係会社〕 (製造) 高圧昭和ボンベ㈱、安浦アセチレン㈱、春日井ガスセンター㈱、北海道アセチレン㈱、仙台アセチレン㈱、東日本高圧㈱、西日本アセチレン㈱ (販売) 宇野酸素㈱、㈱泉産業、KGKサービス㈱、㈱スミコエアー、中国酸素㈱、ウエルテックダイサン㈱、大豊商事㈱、砂金瓦斯工業㈱、㈱ユミヤマ、カトウ酸素㈱、マル商ガス㈱、ウエルディングガス九州㈱、ウエルテック㈱、気仙沼酸素㈱、新潟高圧ガス㈱、西日本高圧瓦斯㈱、㈱ジョーサン (輸送) 弘容通商㈱、㈱エル・エヌ・ジー輸送 (化成品事業) 当事業においては、接着用、塗料用、建材用、粘着用等の合成樹脂系接着剤を主体に瞬間接着剤、塗料等及び化成品関連の原材料、副資材等の製造・仕入販売ならびに塗装・防水工事業を行なっています。 〔主な関係会社〕 (製造) スズカファイン㈱、スズカケミー㈱、Koatsu Gas Kogyo Vietnam Co.,Ltd. (販売) ㈱スミコエアー、杉田塗料商事㈱、アサヒ塗料興産㈱、㈱川波 (輸送) 弘容通商㈱ (その他事業) 当事業においては、LSIカードを主体にディスプレイタグ等の電子ペーパー応用製品、その周辺機器の販売、食品添加物の販売を行なっています。 〔主な関係会社〕 ㈱スミコエアー 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,171字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループの企業理念 1.「人と技術と環境の調和。無限の可能性に挑む。」という理念のもと、「創業の精神を忘れずに、アセチレンバウム(アセチレンの樹)の夢を追い求めて、限りない可能性の炎を燃やし続ける」グループ企業をめざします。 2.「株主」及び「取引先」各位ならびに「従業員」を三位一体と考え、公正妥当な倫理基準に基づいた事業活動を通じて、社会に貢献できる経営を行ないます。 3. 全般的な経営の効率化を地道に推進し、企業体質の健全性を維持しながら、企業価値を高め、事業規模の拡大をはかります。 4.「安全・安心をすべての基本姿勢」とし、創業以来一貫して、この姿勢を貫いております。 5.「地域に密着した企業ブランド」を構築し、存在感のあるグループ企業をめざします。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、中期経営計画「Challenging 2030」(2026年4月~2031年3月)を推進し、持続的成長と企業価値の向上を目指した取り組みを進めてまいります。最終年度の2030年度(第98期)には、売上高1,200億円、営業利益85億円をめざします。この中期経営計画の経営目標を達成するため、ガス事業、化成品事業、ITソリューション事業部門の3つの事業を柱に、「シリンダーガスビジネスの最大化とカーボンナノチューブ・常圧スマート浸炭の事業化」、「接着剤・塗料の国内生産の強化と輸出・ベトナム事業の成長で海外市場を開拓」、「人材開発・人事制度の拡充による成長基盤の構築」という3つの基本方針のもと中長期での利益成長を見据えた事業展開と持続可能な事業基盤の強化をはかってまいります。 (3)目標とする経営指標 目標とする経営指標につきましては、株主価値の最大化をはかるために資本効率を高め、売上高経常利益率及び株主資本利益率(ROE)を現在の水準よりさらに向上させることをめざしてまいります。 売上高経常利益率は前連結会計年度の6.7%から7.0%へと0.3ポイント増加しました。株主資本利益率(ROE)は、前連結会計年度末の6.1%から5.7%へと前連結会計年度から0.4ポイント減少しました。 (4)経営環境及び対処すべき課題 今後のわが国経済は、雇用・所得環境等が改善するもとで、緩やかな成長が続くことが期待されますが、アメリカの政策動向や為替相場の変動、また、中東情勢の緊迫化などにより、依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。 当社グループでは、今後も不透明な市場環境・経済環境が継続することを念頭に、2026年度から新たにスタートする中期経営計画に掲げた目標達成に向けた成長戦略を着実に実行してまいります。また、事業基盤の構築とともに、当社の企業理念である「人と技術と環境の調和。無限の可能性に挑む。」に基づき、すべてのステークホルダーの皆様との共栄と社会課題への積極的な取り組みを推進してまいります。 当社グループの事業成長を継続するために対処すべき課題は次のとおりです。 ①収益力の強化及び研究開発・技術力強化 製造工程の合理化や原価の低減、経費の効率的配分、適切な在庫管理等に努めるとともに、生産体制の再構築及び製造設備や供給設備の増強・新設のための積極的な投資を行ない、収益性・効率性の高い事業基盤を構築してまいります。また、地域に密着した事業展開を進めるとともに、今後の需要拡大が見込まれる成長分野への積極的な営業活動を継続し、収益基盤の強化をはかってまいります。 ガス事業においては、半導体をはじめとする電子産業市場の開拓を進めるとともに、環境負荷の低い液化アンモニア・水素ガス・新冷媒ガスや農業向け炭酸ガスの拡販と供給網整備に取り組んでまいります。 また、特殊ガスにおいては、生産能力の向上を見据えた製造設備の増強を進めるとともに、国内市場に加え海外市場向けにも注力することで、新規需要の拡大をはかってまいります。 カーボンニュートラルの取り組みとして、アセチレンを原料とするカーボンナノチューブや難燃剤など、付加価値の高い製品の市場投入を進めるとともに、CO2の直接排出量を90%以上削減できる常圧スマート浸炭の普及など、非燃焼分野での用途拡大に努めてまいります。研究開発において、容器関連では、水素ステーションや水素発電向け大型蓄圧器、特殊ガス用大型クリーン溶接容器の開発を進めてまいります。さらに、産官学連携ではガスリサイクルシステムの構築を通じて、半導体分野等で使用される希少ガスの再生を促進し、環境負荷低減にも貢献してまいります。 化成品事業においては、生活に密着した紙工、木工、化粧品分野に環境にやさしい製品を拡販するとともに、住宅・設備、自動車、弱電、食品、医療分野にユーザーニーズに合った高付加価値製品を販売してまいります。また、新規開発品として、インク用・コーティング用のエマルジョン製品、次世代型の紫外線硬化型接着剤、住宅向けの塗り替え回数の削減ができる超高耐候性塗料、ヘルスケア分野向けの低刺激性の皮膚縫合用高機能接着剤など、新たな各種用途への展開をはかってまいります。さらに、快適な生活環境の提供を目的とした製品として、雨音・振動を低減する吸音・制振材『サウンドプルーフ』や、新たに、アルミシートを複合した遮熱・断熱仕様の高機能制振材、自動車内装材の廃材を有効活用したリサイクル制振材を展開してまいります。あわせて、太陽光を高反射する遮熱塗料『クールトップシリーズ』、外装用高機能塗料『ウォールバリアシリーズ』、『ビーズコートシリーズ』、屋上防水層高機能保護塗料『ウォーターバリアシリーズ』を拡販してまいります。 ②海外市場への展開 国内事業が主体の当社グループにおいて、海外展開は、事業の一層の発展のための重要な成長課題であり、ベトナムにガスの製造販売を行なう子会社及び接着剤・塗料の製造販売を行なう子会社を有しております。 日本市場で蓄積した事業ノウハウを活かし、緊密な連携をはかるとともに、グローバル人材の育成と現地採用を含めた人材確保を積極的に推進しながら、現地子会社を拠点として、アジア圏を中心に、また、国内高付加価値製品を欧米に拡販することにより、さらなる展開をはかり、事業基盤の確立をはかってまいります。 ③物流体制の強化 当社グループのネットワークを活かした物流体制の強化に取り組むとともに、災害発生などの緊急時における事業場間の応援輸送体制を構築することで、製品の安全かつ安定的な供給を目指してまいります。さらに、AI搭載の通信型ドライブレコーダーを積極的に活用して配送車両の運転リスクを自動検知・分析することにより、安全運転の支援と業務効率化を推進してまいります。また、こうした取り組みに加え、物流コストの合理化及び環境対策にも積極的に取り組んでまいります。 ④人材の確保と育成 採用活動は今後も厳しい状況が続くと思われますが、多様な人材採用の可能性を広げるため、年齢や性別、国籍といった特定の属性で判断することなく、さまざまな経験やスキルを持つ多様な人材の採用に向けて、採用市場の変化に柔軟に対応しながら、多面的な採用活動を続けてまいります。また、長期キャリア形成を見据えた人事制度の見直しによる評価・報酬体系の実現や人材育成のためのさらなる研修制度の拡充、福利厚生制度の充実化など、人的資本への積極的な投資を実施し、社員がより長く安心して働くことができる労働環境の整備及び働きがいのある企業風土の醸成に取り組んでまいります。 ⑤内部管理体制の強化 すべての役職員が法令・規程・社会規範などに沿って、常に高い倫理観とともに良識ある行動をとることができるよう、グループ全社員を対象とした定期的なコンプライアンス研修ならびに責任者を対象とした管理職研修、また、グループ会社を対象とした会議体等を通じた啓蒙活動、内部監査部門による実効性のある監査及び監査等委員や会計監査人との連携など、コーポレート・ガバナンス体制の強化を通じて公正で透明性の高い経営と責任ある企業活動を推進してまいります。 ⑥安全衛生管理体制の強化 「安全・安心をすべての基本姿勢とする」という当社の基本理念をより推進・徹底するため、安全衛生推進室が中心となり、労働安全及び健康増進のための労働衛生に関する課題を把握し、その対応策を協議決定のうえ、グループ一体となった労働災害の防止と衛生環境の整備に努めてまいります。引き続き、各事業場及びグループ会社とのさらなる密な連携をはかることにより、安全衛生活動の実効性を確保しながら、持続的な成長に結びつく安全文化の醸成に取り組んでまいります。 ⑦情報セキュリティ体制の強化 近年、サイバー攻撃の巧妙化により、情報漏洩や業務停止等のリスクが高まっております。当社グループでは、セキュリティツール等の技術的対策の導入、定期的な運用の見直し、グループ全体への情報セキュリティに関する情報の発信等を通じて管理体制の強化に努めております。さらに、サイバーリスクへの対応力向上をはかるため、CSIRT(インシデント緊急対応チーム)を構築するとともに、有事を想定したインシデント対応訓練を実施し、迅速かつ適切に対応できる体制の整備を進めております。 今後も情報管理体制の強化を重要な課題として認識し、情報セキュリティに関する各種施策を推進してまいります。 ⑧資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応 持続的な成長と中長期的な企業価値向上のためPBRの向上を目標とするROE・PERの改善に着目し、事業戦略や投資・研究開発の遂行による業容拡大・利益成長・株主還元の強化を通じた資本構成の適正化に取り組んでまいります。 当社グループといたしましては、引き続き、企業体質の健全性に留意して事業規模の拡大をはかり社業の発展に努めてまいる所存でございます。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク3,660字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。 ①市場の需要・競争によるリスク 当社グループは、国内の需要先への販売が大部分を占めており、特にガス事業における鉄鋼、自動車、化学、半導体などの主要な需要先では国内市場成長力の限界を見込んだ事業の統廃合や海外での事業展開を進めています。 当社グループでは、積極的な事業投資、販売・物流・技術力の強化、品質管理の徹底、新たな付加価値の高い事業の創造などにより市場での他社との差別化をはかっておりますが、主要分野の国内需要の著しい鈍化により市場競争が激化した場合、全般的な製品・サービス・販売価格などにおいて競合他社に対し十分な競争優位性を維持できなくなり、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②価格変動のリスク 当社グループで製造、販売する石油系ガス及び化学品の原料であるナフサの仕入価格は、原油価格の変動の影響を受けます。原油価格は、国際的な原油市場での需給動向の影響を受けますが、石油化学製品の需要の動向、原油産出国の産出量のほか原油産出国及びその周辺地域の地政学的リスク等により著しく変動することがあり、価格の変動は原料の仕入れ価格に大きく影響する可能性があります。 また、輸入する産業用ガスの一部においても国際的な需給の逼迫により、供給の制限や調達コストの上昇が生じており、価格の上昇等が当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③為替レートのリスク 当社グループは、貿易取引や海外事業を行なっております。貿易取引に関しては、外貨建ての取引があることから、為替レートの変動リスクを回避するため、為替予約による決済を採用しておりますが、リスクを完全に回避することは困難であり、為替レートの変動が当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、海外事業については、為替換算調整勘定を通じて自己資本が変動するリスク、期間損益の円換算額が増減するリスクがあり、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④原料供給元への依存のリスク 当社グループは、原材料の調達を複数のグループ外の供給元に依存しております。 グループ外の供給元とは取引基本契約を結び、原材料の安定的な供給関係の継続をはかっていますが、輸入原料においては地政学的要素、産出国の環境規制の強化等により、また、国内原料においては供給元の統廃合による生産の縮小、事業からの撤退及び不慮の事故・災害などによる原料市場の逼迫、供給不足が生じることで生産の遅れや原価を上昇させるリスクがあり、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤物流コスト上昇のリスク 当社グループは、需要先への製品供給を主にグループ内の物流組織により行なっております。 需要先のニーズを最優先に、配送効率の継続的な改善を推進していますが、原油価格の上昇による燃料費の高騰、労働市場の変化によるドライバー不足等による人件費の上昇等、物流コストが急激に上昇する可能性があり、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥事業投資に係るリスク 当社グループは、企業価値を向上させるため事業の規模拡大と持続的な成長を目指して、計画的に事業投資を行なっております。事業投資の結果が当初計画から大きく乖離し、投資にかかる保有固定資産の経済的価値が低下した場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦海外事業に係るリスク 当社グループは、成長戦略のひとつとして、ガス事業及び化成品事業では市場の拡大が期待されるアジア地域での事業展開を行なっております。その地域における政治・経済情勢の変化や予期しない法的規制の変更、市場の急激な変化等の経営環境の変化によっては、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧製造設備に関するリスク 当社グループは、製造拠点において製造設備の維持更新のための計画的な修繕及び一部交換等を行なっておりますが、年式が古い大型設備に、重大な故障が生じた場合において、部品の調達等が容易にできないことによる修繕の遅延や修理自体ができなくなることによる製造中断の可能性があります。また、予見し得ない大幅な法規制の変更により多額の設備投資が発生する場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨火災・爆発事故に関するリスク 当社グループで製造する溶解アセチレンやLPガス等の可燃性ガス、酸素ガス等の支燃性ガスは、空気中への漏洩による火災・爆発事故の可能性があることから、災害発生の未然防止のため、平素から安全操業への社員教育を徹底するとともに、製造工程では保安対策を施した設備の維持管理、流通過程では、転倒防止等の容器取扱いや安全運転の徹底、また、需要先の保安設備の維持管理ならびに保安確保についても周知徹底しております。 ただし、当社グループの事業場及び流通時の事故において外部要因など想定外の事由による火災・爆発事故が発生した場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩自然災害及びパンデミックによるリスク 国内外で地震や局地的な豪雨・豪雪などの自然災害及び新型ウイルス等感染症の大流行が発生した場合、当社グループの事業活動は長期の休止を余儀なくされることによる重大な損害を受ける可能性があります。 当社グループはBCPを策定し全国に製造拠点を分散しているものの、被害の発生を完全に回避することは極めて困難であり、生産能力の大幅な低下もしくは生産活動の遅れが生じた場合、当社グループの経営成績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、感染症が大規模に流行した場合、従業員や取引先に対する安全管理や事業継続のため、やむを得ない大幅な勤務体制の変更などによる稼働率の低下が生じた場合は、当社グループの事業活動が重大な損害を受ける可能性があります。 ⑪情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業上の重要情報及び事業の過程で入手した個人情報や取引先等の秘密情報を保有し部署レベルで管理しておりますが、当該情報の盗難・紛失などを通じて第三者に不正流用される可能性があります。 また、基幹システムに登録された情報資産についても、情報セキュリティ基本方針に基づく対策とシステム対応による厳正な管理をしていますが、想定を超えるサイバー攻撃やインシデントなどの不測の事態、また故意の不正使用による重要データの破壊、改ざん、流出、システム停止等を引き起こす可能性があります。これらのリスクは、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫組織体制維持に関するリスク 当社グループは、新卒、中途を問わず、有為な人材を確保するための採用活動を将来の事業継続を左右する最重要課題のひとつと位置づけており、人事制度においても、社員の能力を重視する制度への改革により従業員の定着と士気向上をはかっております。一方、少子高齢化に伴ない、採用競争が激化しており、新規雇用及び人材定着に著しい落ち込みが生じた場合、組織体制の維持が困難になり、事業継続に支障が発生し当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、健全な企業として存続していくために、法令及び「コンプライアンス基本規程」、「企業倫理行動指針」、「内部統制基本方針書」等の社内規定ならびに社会規範の遵守をグループ役職員へのコンプライアンス教育により徹底し、社内通報制度と相まってコンプライアンスを推進する制度を構築しています。しかしながら、万が一重大な法令違反が生じあるいは社会規範から著しく逸脱した行為が顕在化した場合には、当社グループの信用、経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑭退職給付債務にかかるリスク 当社グループは、規約型の確定給付年金制度を採用し、割引率や死亡率等の数理計算上設定した前提条件に基づいて退職給付費用及び債務を算出しております。定期的に退職給付債務の将来予測に基づく資産運用の見直しを行なっておりますが、経済環境の激変等により運用環境が悪化する場合や、前提条件が変動する場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,824字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善、また、インバウンド需要などにより緩やかな持ち直しの動きが見られたものの、海外情勢の緊迫化や資源・エネルギー価格の高騰に伴なう物価上昇、また、金利変動の影響などにより、先行き不透明な状況で推移いたしました。 このような状況のなか、当社グループは市場が求める安全・安心な製品やサービスを供給することを基本とし、安定的な収益確保に向けた販売体制の強化や生産体制の効率化に取り組んでまいりました。その結果、当連結会計年度の売上高は980億1百万円(前連結会計年度比0.2%減少)、営業利益は58億71百万円(前連結会計年度比1.6%減少)、経常利益は69億51百万円(前連結会計年度比4.6%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は46億61百万円(前連結会計年度比2.5%減少)となりました。 当社グループのセグメント別の状況は次のとおりであります。 ガス事業 ガス事業を取り巻く環境は、国内での産業ガスや設備投資の需要減少が続くなか、半導体向けで一部回復傾向が見られたものの、鉄鋼、自動車、建設、食品などの仕向け先の需要回復が鈍く、原材料価格の高止まりが続く厳しい状況で推移いたしました。 このような事業環境のなか、当事業では長年の事業活動により培われた強みを生かし、新規及びスポット案件の獲得など、地域に密着した営業に取り組み、生産・販売・物流体制の効率化をはかり、安全・安定供給に努めシリンダーガスビジネスの持続的な成長や収益の改善に努めてまいりました。 『溶解アセチレン』は、建設・土木関連向けが人手不足や資材高騰による工期の遅れ、自動車向けが生産台数の減少、造船向けが一部ガスの代替が進み減少し、売上高は前連結会計年度を下回りました。『その他工業ガス等』は、酸素は、建設・土木関連や銅製錬向け燃焼用途の需要が減少し、LPガスは、民生向け需要の減少と輸入価格の下落が影響しました。アルゴンは、溶接配管工事や住宅設備向けを中心に販売が増加、水素は、半導体関連分野を中心に需要の回復、特殊ガスは、ガス測定機器使用先における顧客獲得、炭酸は、食品向けに出荷量が減少したものの、価格改定により収益が改善し、売上高は前連結会計年度を上回りました。『溶接溶断関連機器』は、溶接材料の需要及び工作機械、設備工事の受注が減少し、売上高は前連結会計年度を下回りました。『容器』は、消火設備装置向け容器は堅調に推移したものの、産業ガス向け容器、水素蓄圧用長尺容器の需要が減少し、売上高は前連結会計年度を下回りました。 以上の結果、当事業の売上高は727億97百万円(前連結会計年度比0.0%表示単位未満で減少)、営業収入は6億72百万円(前連結会計年度比6.7%減少)、営業利益は69億49百万円(前連結会計年度比5.3%増加)となりました。 化成品事業 化成品事業を取り巻く環境は、ナフサ価格は緩やかな下落傾向にあるものの、依然として原材料価格の高止まりが続く厳しい状況で推移いたしました。 このような事業環境のなか、当事業では前連結会計年度に新設した甲賀工場の生産体制の強化により、仕向け先への製品の安定供給に努め、また、新しい技術開発により、環境配慮型水性接着剤や高耐候性塗料など環境にやさしい製品や付加価値の高い製品づくりに努めてまいりました。 『接着剤』は、ペガール(水系接着剤)はテープ・ラベル用などの粘着剤の販売が低調でしたが、紙工用の接着剤やコーティング剤の販売が増加、工業用塗料の新規獲得で塗料用の販売が増加しました。シアノン(瞬間接着剤)は中国・韓国・タイ向けの販売が低調に推移しましたが、ヘルスケア分野での製品開発の注力により、欧米向けの高機能品(皮膚縫合用接着剤)の販売が増加しました。ペガロック(2液反応型接着剤)は、米国向けにモーター組立用の販売が増加しましたが、欧州向け自動車部品用の販売が大幅に減少しました。売上高は、接着剤全般の原材料価格の高騰に伴なう価格改定もありましたが、前連結会計年度を下回りました。『塗料』は、防水用塗料・工業用塗料が堅調に推移しましたが、戸建塗替え需要の低迷が続き、建築用塗料の販売が減少しました。また、エアゾール製品は工業用の潤滑スプレーや食品用の食用油スプレーなどの販売が増加しましたが、スポーツ用品用の防水スプレーの販売が減少し、売上高は前連結会計年度を下回りました。 このほか、化成品取扱い商品の増加もあり、当事業の売上高は216億94百万円(前連結会計年度比0.5%増加)、営業収入は4百万円(前連結会計年度比487.1%増加)、営業利益は甲賀工場のコスト等の影響もあり、7億56百万円(前連結会計年度比11.6%減少)となりました。 その他事業 その他事業は、LSIカード関連及び食品添加物の需要が減少し、前連結会計年度を下回り、売上高は35億9百万円(前連結会計年度比9.6%減少)、営業損失は91百万円(前連結会計年度は営業利益93百万円)となりました。 (各事業別の売上高、営業収入および営業利益) (単位:百万円) 事 業 区 分   売 上 高   営 業 収 入   営 業 利 益 金 額   前年同期比(%)   金 額   前年同期比(%)   金 額   前年同期比(%) ガス事業   72,797   99.9   672   93.2   6,949   105.3 化成品事業   21,694   100.5   4   587.1   756   88.3 その他事業   3,509   90.3   -   -   △91   - 合計   98,001   99.7   676   93.7   7,614   100.9 (注) 各事業別営業利益合計76億14百万円と連結損益計算書「営業利益」58億71百万円の差額17億42百万円は、各事業に帰属しない一般管理費であります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が69億95百万円(前連結会計年度比2.4%減少)、減価償却費が32億93百万円、売上債権の減少が5億26百万円あったものの、法人税等の支払額が25億22百万円、有形固定資産の取得による支出が44億22百万円、長期借入金の返済が50億40百万円、配当金の支払いが16億52百万円、仕入債務の減少が7億1百万円あり、27億32百万円減少(前連結会計年度は3億5百万円の増加)となり、現金及び現金同等物の期末残高は、260億28百万円(前連結会計年度比9.4%減少)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果、得られた資金は80億2百万円(前連結会計年度比24.6%増加)と前連結会計年度と比べて15億81百万円増加しました。これは主に、税金等調整前当期純利益が69億95百万円、減価償却費が32億93百万円、売上債権の減少が5億26百万円あったものの、法人税の支払いが25億22百万円、仕入債務の減少が7億1百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は44億48百万円(前連結会計年度比12.5%減少)と前連結会計年度と比べて6億38百万円減少しました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が44億22百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果、使用した資金は63億45百万円(前連結会計年度比480.4%増加)と前連結会計年度と比べて52億51百万円増加しました。これは主に長期借入金の返済が50億40百万円、配当金の支払いが16億52百万円あったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) ガス事業   10,141   94.2 化成品事業   13,504   98.3 その他事業   -   - 計   23,645   96.5 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しています。 2 金額は、製造原価であります。 3 その他事業については、生産活動は行なっていません。 (b) 受注の状況 受注生産は行なっていません。 (c) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) ガス事業   72,797   99.9 化成品事業   21,694   100.5 その他事業   3,509   90.3 計   98,001   99.7 (注) セグメント間取引については、相殺消去しています。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループ(当社及び連結子会社)の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたり連結会計年度末時点での状況を基礎に、連結貸借対照表及び連結損益計算書に影響を与える項目・事象について見積りを行なう必要がある場合があります。 当社グループでは、連結財務諸表作成に影響を与える重要な項目・事象について見積りは過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により検証し、意思決定を行なっております。これらの見積りは不確実性を伴なうため、実際の結果と異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループでは、中期経営計画「チェンジ&チャレンジStageⅡ」(2021年4月~2026年3月)を策定し、当連結会計年度は、中期経営計画の5年目でコア事業の持続的成長を維持する収益基盤の構築をはかるため、新規事業の拡大への積極的な投資、グループ機能や体制の強化などに取り組んでまいりました。 (a)財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ3億87百万円増加して1,233億81百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末と比べ31億54百万円減少して614億90百万円となりました。これは主に売上債権であります受取手形、売掛金、電子記録債権が4億42百万円、現金及び預金が長期借入金の返済により24億48百万円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末と比べ35億41百万円増加して618億91百万円となりました。これは主に、投資有価証券の時価の上昇により32億33百万円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ49億22百万円減少して383億80百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末と比べ12億37百万円減少して282億30百万円となりました。これは主に、仕入債務であります支払手形、買掛金、電子記録債務が5億73百万円、その他で設備購入にかかる債務が9億99百万円減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末と比べ36億84百万円減少して101億49百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が10億73百万円増加したものの、長期借入金が返済により47億91百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ、53億9百万円増加して850億1百万円となりました。これは主に、有価証券評価差額金が22億29百万円、利益剰余金が30億5百万円増加したことによるものであります。 (b)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比べ2億59百万円減少して980億1百万円(前連結会計年度比0.2%減少)となりました。 売上高が減少した主な要因は、主力製品である「溶解アセチレン」は、自動車、造船及び建設・土木向けに需要が減少し、売上高は前連結会計年度を下回りました。「その他工業ガス等」は、アルゴンが、溶接配管工事・住宅設備向け、水素が、半導体関連分野向けにそれぞれ需要が増加したものの、酸素は、銅精錬向けの需要減少、LPガスは、民生向けの需要減少と輸入価格の下落が影響しました。「溶接溶断関連機器」は、溶接材料の需要が減少し、工作機械、設備工事の受注が減少しました。「接着剤」は、ペガールは、紙工用・塗料用、シアノンは、欧米向けの高機能製品(皮膚縫合用接着剤)の販売が増加したものの、ペガロックは、欧州向け自動車部品用の販売が大幅に減少しました。「塗料」は、防水用・工業用塗料が堅調に推移したものの建築用塗料の販売が減少、エアゾール製品は、工業用・食品用スプレーなどの販売が増加しましたが、防水スプレーの販売減少により売上高は前連結会計年度を下回りました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度と比べ2億6百万円増加して258億6百万円(前連結会計年度比0.8%増加)となり、売上総利益に営業収入を加えた営業総利益は、前連結会計年度と比べ1億61百万円増加して264億82百万円(前連結会計年度比0.6%増加)となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、人件費、運賃、減価償却費等の増加により前連結会計年度と比べ2億59百万円増加して206億10百万円(前連結会計年度比1.2%増加)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、販売費及び一般管理費の増加により前連結会計年度と比べ98百万円減少して58億71百万円(前連結会計年度比1.6%減少)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、3億8百万円増加して69億51百万円(前連結会計年度比4.6%増加)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度において、特別利益として投資有価証券の売却益3億15百万円、特別損失として固定資産減損損失1億76百万円等を計上しています。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度と比べ1億74百万円減少して69億95百万円(前連結会計年度比2.4%減少)となり、税効果会計適用後の法人税等負担額は、前連結会計年度と比べ73百万円減少して22億86百万円(前連結会計年度比3.1%減少)、非支配株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ21百万円増加して48百万円(前連結会計年度比80.2%増加)となりました。その結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ1億22百万円減少して46億61百万円(前連結会計年度比2.5%減少)となりました。 なお、セグメント別の売上高及び営業利益の分析については、「第2 [事業の状況] 4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況分析](1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (c)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 [事業の状況] 4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析]](1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 [事業の状況] 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (d)資金需要と資金調達 当社グループの運転資金需要は、製品製造のための原材料の購入、労務費など製造費用、商品の仕入、販売費及び一般管理費等であります。 また、従来から製造設備及び販売設備の新設、更新等の設備投資を行なっております。当連結会計年度において33億7百万円の設備投資を実施しております。 当社グループの運転資金及び設備投資資金の調達は、自己資金及び銀行借入による調達を主としております。 銀行借入につきましては、主に長期借入金を利用することで安定的な資金を確保するとともに、日常の資金需要の変動については短期借入金により対応しております。 当社グループは、持続的成長と企業価値の向上をはかるために、事業の拡大に必要な資金需要に対応した資金調達をはかり、健全な財務バランスの実現を検討してまいります。 キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率   66.3   63.6   63.0   64.1   68.2 時価ベースの自己資本比率   37.0   36.1   40.9   39.8   49.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率   1.0   1.7   1.4   1.8   0.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ   243.8   189.6   168.7   94.5   93.2 自己資本比率   :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率  :株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 :有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ   :キャッシュ・フロー/利息支払額 (注)1.いずれの指標も連結ベースの財務数値により計算しています。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により計算しています。 3.キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しています。有利子負債は連結貸借対照表に計上されている借入金を対象 としています。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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