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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

東邦瓦斯

TOHO GAS CO.,LTD.9533 · Prime · 電気・ガス業

中部圏を地盤とする都市ガス大手。LNG一貫体制でガス・電気・LPGを供給し、暖冷房・給湯など家庭・業務用エネルギーをカバー。

概要

東邦瓦斯は、愛知・岐阜・三重の3県を主な供給エリアとする都市ガス大手である。1922年の設立以来、家庭・業務用のガス販売を核に成長し、現在はLPG販売、電力小売り、海外エネルギー開発、不動産など多角化する。2026年3月期の連結売上高は6,511億円、従業員数は6,131人。

3県を基盤とするガス事業の規模

東邦瓦斯の都市ガス事業は愛知県・岐阜県・三重県を供給区域とし、2026年3月末時点で175万9千件の小売契約を持つ。LPG事業も同じ3県で64万6千件の顧客を抱え、電気事業は71万6千件に達する。ガス販売量は年間約33億立方メートルで、そのうち家庭用が約5.6億立方メートル、業務用等が約27.4億立方メートルを占める。水島瓦斯を通じて岡山県でもガスを供給する。

4セグメントの収益構造

2026年3月期のセグメント別売上高は、ガス事業4,266億円(構成比65.5%)、LPG・その他エネルギー事業968億円(14.9%)、電気事業989億円(15.2%)、その他事業611億円(9.4%)。営業利益ではガス事業192億円、LPG事業31億円、電気事業20億円、その他事業58億円と、ガス事業が収益の柱である。原料費調整制度の期ずれ差益が増益に寄与した。

子会社35社と海外LNG調達の体制

グループは連結子会社30社、持分法適用関連会社10社で構成される。東邦ガスネットワークが導管託送・工事、東邦液化ガスがLPG販売を担う。海外ではTOHO GAS SINGAPOREがLNG取引、Toho Gas AustraliaやToho Gas Canadaが天然ガス開発・投資を行う。LNG調達はインドネシア(1977年)、オーストラリア(1989年)、マレーシア(1995年)、カタール(2000年)、ロシア(2010年)、アメリカ(2019年)、カナダ(2025年)と長期契約で分散している。

業界の中での役割は都市ガス事業者(ガス小売・導管事業者)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,511億円
営業利益
318億円
営業利益率
4.9%
純利益
314億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ガス3,556億円54.6%
その他1,240億円19.0%
電気986億円15.1%
LPG730億円11.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ガス事業(家庭・業務用)主力

愛知・三重・岐阜県で都市ガス(天然ガス)を製造・供給。家庭用・業務用・工業用のガス販売、ガス機器販売、配管工事、保安点検などをワンストップで提供。導管託送供給も行う。

主な製品・サービス2
都市ガス(LNG)
液化天然ガス(LNG)を原料とする都市ガス。家庭の調理・給湯・暖房、業務用の厨房・空調などに使用。
ガス機器
ガスコンロ、給湯器、暖房機などの販売。省エネ・高効率機種をラインアップ。

02LPG・その他エネルギー事業準主力

LPG販売、LPG機器販売、LPG配管工事、コークス・石油製品販売、LNG販売、熱供給事業を展開。ガス以外のエネルギー源を顧客に提供。

主な製品・サービス2
LPG(液化石油ガス)
プロパン・ブタンガス。都市ガス供給エリア外の家庭や業務用に供給。
熱供給
地域冷暖房システムによる冷暖房・給湯用の熱エネルギー供給。

03電気事業副次

当社が発電した電力を家庭用・業務用顧客に販売。ガスとのセット販売などで顧客基盤を拡大。

主な製品・サービス1
電力
天然ガス火力発電などにより発電した電気。家庭・オフィス・工場向けに販売。

04その他(海外エネルギー開発・不動産等)その他

海外における天然ガス開発・投資(オーストラリア・カナダ等)、LNG受託加工、不動産管理・賃貸、プラント設計施工、情報処理サービス、リース、LNG冷熱販売などを展開。

製品と技術

都市ガスとLNGの安定供給

主力製品は液化天然ガス(LNG)を原料とする都市ガスで、家庭の調理・給湯・暖房、業務用の厨房・空調、工業用燃料として供給される。熱量は45MJ/立方メートル(2015年9月に11,000→10,750kcalへ変更)。知多LNG共同基地、知多緑浜工場、四日市工場などの製造拠点を持ち、伊勢湾横断パイプラインを含む高圧導管ネットワークでエリア全体に供給する。

LPG販売と熱供給事業

LPG(液化石油ガス)は都市ガス供給エリア外の家庭や業務用向けに販売。東邦液化ガスが販売・配管工事を担い、2026年3月時点で64万6千件の顧客を持つ。熱供給事業では地域冷暖房システムによる冷暖房・給湯用の熱エネルギーを供給。また、LNG冷熱を利用した液化窒素等の販売(東邦冷熱)も行い、ガス以外のエネルギー源を多角的に提供する。

電力小売とガス機器のワンストップ提供

天然ガス火力発電による電力を家庭・業務用顧客に販売。ガスとのセット割引や会員サイト「Club TOHOGAS」を通じて顧客基盤を拡大し、2026年3月期の販売電力量は28億9,700万kWhに達した。ガス機器では省エネ型のコンロ・給湯器・暖房機をラインアップし、販売・設置・保安点検まで一貫して提供する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気・ガス業のなかでの位置

都市ガスで中位、地盤とする地域に強み

東邦瓦斯は、中京圏を中心に都市ガスを供給する企業。売上高は約6500億円と、業界内では中規模だが、地域密着型のインフラ企業として安定した需要を確保する。同業のデジタルグリッドやアイ・グリッド・ソリューションズは新エネルギー事業を展開し、競争が激化している。同社は既存ガス事業に加え、電力小売りなどに進出するが、収益性は横ばいで、エネルギー転換への適応が重要となる。

強み

  • 中京圏でのガス供給インフラを保有し、安定した顧客基盤を持つ。
  • 公共性の高い事業で、景気変動に左右されにくい売上構造。
  • 電力小売や関連サービスを展開し、収益源の多様化を進めている。
  • 大規模な設備投資に耐えうる財務体質を維持している。

課題

  • 脱炭素化の流れで、ガス需要の長期的な減少リスクに対応が急務。
  • 新電力や他ガス会社との競争が激化し、料金プランで差別化が必要。
  • 老朽化するインフラの更新費用が重荷となり、収益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

通信・電力・ガスの時価総額近傍。太字が東邦瓦斯

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18133伊藤忠エネクス2,730億円16.4倍
29505北陸電力2,210億円4.0倍
33167TOKAIホールディングス1,862億円16.2倍
43076あい ホールディングス1,665億円13.1倍
54784GMOインターネット1,483億円24.2倍
69533東邦瓦斯1,146億円14.9倍
76617東光高岳1,087億円16.2倍
89543静岡ガス1,023億円10.3倍
99536西部ガスホールディングス945億円13.0倍
108132シナネンホールディングス834億円18.5倍
119534北海道瓦斯815億円7.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(通信・電力・ガス)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

創業と戦前の統合・分離(1922〜1942年)

1922年7月、資本金22百万円で東邦瓦斯設立。直後に名古屋瓦斯を買収してガス事業を開始した。1925年には岐阜瓦斯、1927年には西部合同瓦斯(福岡・長崎など)を合併、1930年に合同瓦斯を設立するが、同年12月に九州の事業を西部瓦斯へ譲渡し経営を整理。1936年には岡崎瓦斯の株式を取得し経営参画。1940年に熱田製造所が操業を開始し、1942年には水島瓦斯を設立した。

戦後の復興と天然ガス転換(1947〜1993年)

1949年5月に東京・名古屋・大阪の各証券取引所に上場。1958年に港明製造所、1963年に熱量変更(3,600→4,500kcal)、1970年に空見工場と次々に設備拡充した。1977年、知多LNG共同基地からインドネシアLNGの導入を開始。1978年から天然ガス転換(4,500→11,000kcal)に着手し、1993年5月に完了した。これにより原料を石炭系から天然ガスへ切り替え、供給の安定性と効率を高めた。

エリア拡大と導管ネットワークの完成(2000〜2013年)

2000年2月に都市ガス顧客200万件を達成。2003年4月、合同瓦斯・岐阜瓦斯・岡崎瓦斯を合併し供給エリアを統一。2008年には桑名市から一般ガス事業を譲り受けた。2009年10月に輸送幹線の環状化が完成し、2013年9月には伊勢湾横断パイプラインが運用開始。これにより知多LNG基地から三重県方面への供給が強化され、地域内のガス融通が容易になった。

電力小売参入と導管事業の分離(2016〜2022年)

2016年4月、小売電気事業に参入。ガスとのセット販売で顧客を拡大し、2026年3月時点で71万6千件の電力契約を得た。2021年4月に東邦ガスネットワークを設立し、2022年4月に一般ガス導管事業を同社へ承継。これによりガス販売と託送供給を分離し、法的分離に対応した。2022年4月の市場区分見直しでは東京・名古屋各証券取引所のプライム市場へ移行した。

海外LNG調達の多角化(1977〜2025年)

LNG調達は1977年のインドネシアを皮切りに、オーストラリア(1989年)、マレーシア(1995年)、カタール(2000年)、ロシア・サハリン(2010年)、アメリカ(2019年)、カナダ(2025年)と長期契約を拡大。2012年には豪州イクシスLNGプロジェクトの権益を取得し、2025年7月にはカナダからのLNG導入を開始した。調達源の分散により安定供給と価格リスク低減を図っている。

年表42件を開く

1920年代

  • 1922年7月創業資本金22百万円をもって設立、名古屋瓦斯㈱を買収しガス事業開始
  • 1925年5月岐阜瓦斯㈱設立
  • 1927年3月M&A西部合同瓦斯㈱(福岡、長崎、佐世保、熊本)を合併

1930年代

  • 1930年8月合同瓦斯㈱設立
  • 1930年12月福岡、長崎、佐世保、熊本等のガス事業を西部瓦斯㈱へ譲渡
  • 1936年12月岡崎瓦斯㈱(1910年4月設立)の株式を取得し経営に参画

1940年代

  • 1940年1月名古屋製造所(旧桜田製造所)に加え、熱田製造所(旧港明工場)操業開始
  • 1942年4月水島瓦斯㈱設立
  • 1947年8月東邦タール製品㈱(旧東邦理化㈱)設立
  • 1949年5月上場東京・名古屋及び大阪証券取引所に当社株式上場

1950年代

  • 1958年9月港明製造所(旧港明工場)操業開始
  • 1959年4月桜田製造所廃止
  • 1959年11月東邦液化燃料㈱(現東邦液化ガス㈱)設立

1960年代

  • 1962年4月本社屋完成
  • 1963年10月供給ガスの熱量変更(1m 3 当たり15.06978MJ(3,600kcal)→18.83723MJ(4,500kcal))

1970年代

  • 1970年10月空見工場操業開始
  • 1974年10月都市ガスお客さま数100万件突破(ガス事業5社合計)
  • 1976年11月知多工場(現知多熱調センター)操業開始
  • 1977年9月知多LNG共同基地操業開始し、インドネシアLNG導入開始
  • 1978年6月天然ガス転換開始(1m 3 当たり18.83723MJ(4,500kcal)→46.04655MJ(11,000kcal))

1980年代

  • 1989年9月オーストラリアLNG導入開始

1990年代

  • 1991年10月四日市工場操業開始
  • 1993年5月天然ガス転換完了
  • 1995年10月マレーシアLNG導入開始
  • 1998年6月港明工場廃止

2000年代

  • 2000年2月都市ガスお客さま数200万件突破(ガス事業5社合計)
  • 2000年11月カタールLNG導入開始
  • 2001年5月知多緑浜工場稼動開始(11月本格操業開始)
  • 2003年4月M&A合同瓦斯㈱、岐阜瓦斯㈱、岡崎瓦斯㈱を合併
  • 2004年6月空見工場廃止
  • 2008年4月桑名市から一般ガス事業を譲り受け
  • 2009年10月輸送幹線の環状化完成

2010年代

  • 2010年2月ロシア(サハリン)LNG導入開始
  • 2012年1月豪州イクシスLNGプロジェクトの権益売買契約締結
  • 2013年9月伊勢湾横断パイプライン運用開始
  • 2015年9月供給ガスの熱量変更(1m 3 当たり46.04655MJ(11,000kcal)→45MJ(10,750kcal))
  • 2016年4月小売電気事業に参入
  • 2019年8月アメリカLNG導入開始

2020年代

  • 2021年4月東邦ガスネットワーク㈱設立
  • 2022年4月一般ガス導管事業等を会社分割の方法により東邦ガスネットワーク㈱へ承継
  • 2022年4月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、各市場第一部から東京証券取
  • 2025年7月カナダLNG導入開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益2027年度まで300億円
  • ROE2027年度まで6%+α
  • コア事業の営業キャッシュフロー2027年度まで450億円
  • 電気事業ROIC2027年度まで3%+α
  • 海外事業ROIC2027年度まで4%+α

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業での安定的なキャッシュフロー創出

    都市ガス事業では低炭素化に資する燃料転換需要を捉え、供給力拡大や基幹路線建設、新規開発を推進。LPガス事業では東海3県でのシェア拡大と広域圏での開発を強化し、顧客数拡大や燃料転換を進める。また、LNGの安定調達と取引体制を整備し、会員サイトのリニューアル等で顧客基盤を強化する。

  2. 02

    成長の原動力の育成

    ガス事業で培った強みを活かし、電気事業と海外事業を次代の利益成長の原動力とする。電気事業では販売拡大と発電容量確保、海外事業では東南アジアでの天然ガス普及や豪州の再エネ事業、北米でのe-methane等の検討を進める。ROICを意識した資源投下で規模拡大と競争力強化を図る。

  3. 03

    地域を基点としたビジネスの深耕

    エネルギー周辺領域で地域のくらしやビジネス、自治体との共生に繋がる課題解決型ビジネスを深耕する。まちづくりでは「みなとアクルス」での実証や社員寮跡地でのマンション建設を進め、リフォーム事業では提案充実とマンションリノベーション事業への参画を検討する。

  4. 04

    カーボンニュートラルへの使命と責任

    トランジション期のCO2削減に向け、天然ガス普及やソリューション提案に注力しつつ、e-methane製造実証やCO2分離回収技術の社会実装、ターコイズ水素技術の実証に取り組む。2030年度のガスのカーボンニュートラル化率5%以上、e-methane等導入量1%以上、再エネ取扱量50万kWを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,131人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は733万円で、9期前と比べて+26.5%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は14.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,860
2018年3月5,892
2019年3月58042.418.45,799
2020年3月56442.617.76,198
2021年3月56742.617.66,225
2022年3月57042.317.06,180
2023年3月57741.516.66,080
2024年3月59041.615.96,042
2025年3月67741.415.26,074509
2026年3月73341.414.76,131519

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率103.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社35(国内 27 / 海外 8、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
供給設備他 — 名古屋市他1,390億円
ガス
知多緑浜工場 — 知多市343億円
ガス その他
栄ガスビル他 — 名古屋市他207億円
その他
名港LPG基地他 — 名古屋市他138億円
LPG・その他エネルギー
事業所(東京支社他) — 東京都、一宮市他9,035百万円
ガス
本社 — 名古屋市熱田区7,905百万円
ガス
四日市工場 — 四日市市7,849百万円
ガス
知多LNG共同基地 — 知多市6,740百万円
ガス その他
技術研究所 — 東海市2,356百万円
ガス
知多熱調センター — 知多市2,194百万円
ガス
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    東邦ガスネットワーク㈱(注)2
    名古屋市熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦ガスライフソリューションズ㈱
    名古屋市熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦ガスコミュニケーションズ㈱
    名古屋市熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦ガス・カスタマー サービス㈱
    愛知県東海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    水島瓦斯㈱
    岡山県倉敷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦ガステクノ㈱
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOHO GAS SINGAPORE PTE. LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦液化ガス㈱(注)4
    名古屋市熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東液供給センター
    名古屋市熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ワセ田ガス
    愛知県瀬戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヤマサ總業㈱
    長野県塩尻市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シリウス・ソーラー・ジャパン63(同)
    名古屋市熱田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社23社を開く
  • 東邦ガス不動産開発㈱名古屋市熱田区100%
  • 東邦ガスエナジー エンジニアリング㈱名古屋市昭和区100%
  • 東邦ガス情報システム㈱名古屋市熱田区100%
  • 東邦総合サービス㈱名古屋市熱田区100%
  • 東邦エルエヌジー船舶㈱名古屋市熱田区100%
  • 東邦冷熱㈱名古屋市熱田区100%
  • 東邦ガス セイフティライフ㈱名古屋市昭和区100%
  • ㈱ガスリビング三重三重県津市100%
  • 四日市空調 エンジニアリング㈱三重県四日市市100%
  • Toho Gas Australia Pty Ltd (注)2オーストラリア100%
  • Toho Gas Ichthys Pty Ltd (注)2オーストラリア100%
  • Toho Gas Ichthys Development Pty Ltd (注)2オーストラリア100%
  • Toho Gas Arise Investment Pty Ltdオーストラリア100%
  • Toho Gas Canada Ltd. (注)2カナダ100%
  • Toho Gas USA Corporationアメリカ合衆国100%
  • Toho Gas USA Investment, LLCアメリカ合衆国100%
  • Toho Gas USA Carbon Neutral Development, LLCアメリカ合衆国100%
  • TOHO GAS REAL ESTATE DEVELOPMENT AUSTRALIA PTY LTDオーストラリア100%
  • 金沢エナジー㈱石川県金沢市43%
  • さくらインドネシアエナジー㈱東京都千代田区50%
  • MEET Europe Natural Gas, Lda.ポルトガル50%
  • TSH Birdsboro LLCアメリカ合衆国33%
  • 海鷗開拓股份有限公司台湾38%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発低圧・低濃度CO2分離回収の低コスト化技術開発・実証工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証/LNG未利用冷熱を活用したCO2分離回収技術開発・実証
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-07
    3.3億円
  • 調達
    ムーンショット型研究開発事業/地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現/冷熱を利用した大気中二酸化炭素直接回収の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-10-23
    9,058万円
  • 調達
    名古屋国税総合庁舎他24施設において使用するガスの供給業務
    国税庁 · 2026-01-15
    7,421万円
  • 調達
    名古屋高等・地方裁判所合同庁舎外5庁舎で使用するガスの需給
    最高裁判所 · 2026-01-22
    4,370万円
  • 調達
    名古屋高等・地方裁判所合同庁舎外5庁舎で使用するガスの需給
    最高裁判所 · 2024-02-09
    4,028万円
  • 調達
    名古屋高等・地方裁判所合同庁舎で使用するガスの供給
    最高裁判所 · 2022-05-27
    2,685万円
  • 調達
    令和5年度名古屋拘置所ガス供給契約
    法務省 · 2023-01-18
    2,203万円
  • 調達
    令和8年度名古屋拘置所ガス供給契約
    法務省 · 2026-03-05
    1,929万円
  • 調達
    令和7年度名古屋拘置所ガス供給契約
    法務省 · 2025-02-14
    1,831万円
  • 調達
    名古屋合同庁舎第1号館ほか2庁舎で使用するガスの需給契約
    法務省 · 2026-03-25
    1,580万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,511億円営業利益318億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.7%、利益が+2.9%。

売上高
-0.7%
6,511億円
営業利益
+2.9%
318億円
純利益
+23.1%
314億円
営業利益率
4.9%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,700億円6,511億円
営業利益190億円318億円
純利益230億円314億円
1株あたり配当¥22.5¥22.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,448億円、営業利益は76億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−6.8%、営業利益は−67.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2,201165
2024年1Q1,55323615.2186
2024年2Q1,456523.660
2024年3Q1,487−4−0.39
2024年4Q1,83418
2025年2Q2,9341916.5180
2025年4Q3,6261183.375
2026年2Q3,0722387.7202
2026年4Q3,439802.3112
2027年1Q1,448765.294

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5,183億円から6,511億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5,18313485
2014年3月5,605171112
2015年3月5,810295191
2016年3月4,799611430
2017年3月3,904245177
2018年3月4,289252180
2019年3月4,612215148
2020年3月4,856248163
東邦ガスネットワーク㈱設立
2021年3月4,34816686
2022年3月5,153219155
2023年3月7,061482337
2024年3月6,330408273
2025年3月6,5603093244.7255
2026年3月6,5113183794.9314

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,511億円のうち、営業利益として残るのは318億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は314億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.5%4,718億円
  • その他の費用販管費とその他の損益22.7%1,475億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%318億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.1pt
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.3pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
6.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが656億円、投資CFが−418億円で、差し引きのフリーCFは238億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は430億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月403−384−7419116
2014年3月378−330−2848142
2015年3月623−378−202245194
2016年3月1,149−422−318727603
2017年3月373−580−230−207165
2018年3月570−433−122137179
2019年3月326−40088−74193
2020年3月684−429−107255340
2021年3月644−410−68234505
2022年3月354−5496−195321
2023年3月564−524−2940338
2024年3月474−421−14253254
2025年3月831−452−188379451
2026年3月656−418−268238430

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は8,095億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,775億円で、自己資本比率は59.0%(業種中央値39.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月5,0452,3652,68046.9
2014年3月5,0982,4592,63948.2
2015年3月5,4332,8282,60552.1
2016年3月5,5522,8522,70051.4
2017年3月5,3293,0682,26157.6
2018年3月5,4113,2632,14860.3
2019年3月5,5063,2732,23359.5
2020年3月5,6483,2282,42057.2
2021年3月6,0183,5952,42359.7
2022年3月6,5563,8282,72858.4
2023年3月6,9354,0252,91058.0
2024年3月7,3454,5692,77662.2
2025年3月7,5884,4843,10459.1
2026年3月8,0954,7753,31959.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
430億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,983億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
285億円
在庫として抱えている分
負債合計
3,319億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気・ガス業 29社との比較

同じ電気・ガス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率29社中4位あたり、逆に低いのは営業利益率29社中23位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.8%/中央値 8.7%
P25 6.3%P75 12.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.9%/中央値 7.0%
P25 5.3%P75 10.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.0%/中央値 39.4%
P25 24.6%P75 51.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.8%/中央値 -1.0%
P25 -5.9%P75 5.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 2.6%
P25 2.3%P75 2.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,251.5で、1年前と比べて+9.0%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥1,251.5-1.2%1ヶ月+11.9%1年+9.0%時価総額1,146億円
過去52週の値幅
安値¥1,049.25高値¥1,425.75

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.9倍
PER (会社予想)19.5倍
PBR0.91倍
配当利回り1.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1186.5円で、25日線(1178.74円)を僅かに上回る。7月末から8月初めにかけて下落し、8月5日には1114円まで下落したが、その後は反発に転じ、直近では1186.5円まで回復した。75日線(1217.8円)や200日線(1232.52円)は下回っており、中期のトレンドは弱含み。52週高値1425.75円からは17%下落している。RSIは44.83と中立圏で、方向感は乏しい。出来高は増加傾向で、売り買いが交錯している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER14.2倍は同業界平均10.3倍を上回るが、予想PER18.5倍と上昇見込み。PBR0.858倍は1倍を下回り、ROE6.8%を考慮すると割安感はある。配当利回り1.9%は平均2.43%を下回り、配当性向31.8%と余裕はある。売上高は安定しているが、利益は増減が大きい。業界平均と比較してPERは高めだが、PBRや配当の持続性を考慮すると妥当な範囲と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.9倍10.3倍
PER (予想)19.5倍
PBR0.91倍1.08倍
ROE6.8%10.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、エネルギー転換期における既存ガス事業の安定性と、新規事業への投資が成長につながるかである。強気派は、安定した顧客基盤と、電力小売り・再エネ・水素への展開による成長可能性を評価する。弱気派は、脱炭素化の流れでガス需要が減少するリスクや、電力小売りの競争激化による収益性低下を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 安定収益基盤

    都市ガス供給の独占的な地域で、安定的な収益が見込める。

  • 新規事業への投資

    再エネ・水素などに投資し、将来の成長を目指す。

  • 利益改善

    2026年3月期の純利益は314億円と増益予想。

  • 2026年3月期純利益が前期比23%増の314億円通年影響

    純利益314億円は前期255億円から59億円増。増益率は営業利益を上回る。

  • 2026年3月期営業利益が前期比2.9%増の318億円通年影響

    営業利益318億円は前期309億円から9億円増。営業利益率も4.88%に改善。

  • 外国人保有比率14.16%が相対的に高く需給が厚い継続影響

    外国人の保有比率14.16%は相対的に高く、売買代金の安定に寄与する。

  • 売上高が3期連続で6000億円超を維持通年影響

    売上高6511億円は前期比49億円減だが、3期連続で6000億円超の基盤を確保。

マイナスに働く材料7
  • ガス需要減少リスク

    脱炭素化の流れで都市ガス需要は長期的に減少する恐れ。

  • 電力小売りの競争

    新規参入が相次ぎ、電力小売りは価格競争に陥る恐れ。

  • 投資負担

    新事業への投資が収益を圧迫する可能性。

  • 2026年3月期売上高が前期比0.7%減の6511億円通年影響

    売上高6511億円は前期6560億円から49億円減。減収は利益率改善を相殺する。

  • 予想PER18.4倍は実績14.14倍から悪化決算発表後影響

    予想PER18.4倍は実績PER14.14倍を大きく上回り、割安感が後退。

  • 2025年3月期は純利益が前期比7%減の255億円通年影響

    純利益255億円は前期273億円から18億円減。増収だったが最終利益は落ち込んだ。

  • ROE6.8%と低く資本効率の改善が見込めない継続影響

    ROE6.8%は資本コストを下回る可能性があり、PBR0.857倍が1倍割れに張り付く。

次の決算で確かめる点
ガス販売量
需要動向を示す基本指標。
電力販売量
新規事業の成長性を測る。
営業利益率
収益性の改善度合いを確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22.5で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは1.80%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥22.5
1株あたり
配当利回り
1.80%
いまの株価に対して
配当性向
31.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1335.2
2018年3月135.035.5
2019年3月144.745.2
2020年3月140.042.2
2021年3月140.055.2
2022年3月144.644.2
2023年3月154.321.9
2024年3月1816.731.0
2025年3月2014.332.7
2026年3月2312.531.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ23,112人。区分でいちばん多いのは金融機関47.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.1%を占め、残る37.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関49.248.045.945.448.147.1
個人・その他18.319.821.723.222.623.1
事業法人15.115.415.214.114.315.0
外国法人16.515.116.016.113.414.2
証券会社0.91.61.11.11.60.7
自己株式0.00.10.10.10.60.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.63
02日本生命保険相互会社6.01
03株式会社三井住友銀行3.61
04株式会社三菱UFJ銀行3.14
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.00
06桜和投資会2.24
07明治安田生命保険相互会社2.01
08東邦ガス共栄持株会1.74
09株式会社クボタ1.57
10株式会社大垣共立銀行1.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+436%、1株純資産は14期で+203%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月164343.739.265.2
2014年3月214514.727.346.4
2015年3月355197.220.129.3
2016年3月7952715.110.113.3
2017年3月1652,8656.023.935.2
2018年3月1693,0685.719.335.5
2019年3月1393,0784.535.745.2
2020年3月1543,0565.031.942.2
2021年3月813,4042.583.955.2
2022年3月1473,6424.218.644.2
2023年3月3213,8298.67.721.9
2024年3月2604,3456.413.331.0
2025年3月631,1495.616.432.7
2026年3月841,3126.815.031.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額390百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
増田信之代表取締役会長
山碕聡志代表取締役社長 社長執行役員
鏡味伸輔代表取締役 副社長執行役員
小澤勝彦取締役 専務執行役員
拝郷丈夫取締役 専務執行役員
前田勉取締役 専務執行役員
濵田道代取締役
大島卓取締役
中西勇太取締役
竹内英高常勤監査役
鈴木隆史常勤監査役
神山憲一監査役
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
池田桂子監査役
中村昭彦監査役
三和裕美子取締役
上田純子監査役

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8162764628536
監査役3474716
社外監査役3292910
社外取締役3292910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,131字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、東邦瓦斯㈱、子会社35社及び関連会社40社で構成され、ガス事業、LPG・その他エネルギー事業、電気事業、その他の事業を行っている。このうち、30社を連結子会社とし、10社を持分法適用関連会社としている。 事業の内容と当社及び子会社、関連会社の当該事業における位置付けは次のとおりである。 (1) ガス 東邦瓦斯㈱は、愛知県、三重県、岐阜県でガスの製造及び販売並びにガス機器の販売等を行っている。 東邦ガスネットワーク㈱は、愛知県、三重県、岐阜県でガスの託送供給、ガス供給のための配管工事を行っている。東邦ガスライフソリューションズ㈱は、当社から家庭用のお客さま向けのガス及び電気の販売等を受託している。また、住宅設備機器の販売を行っている。東邦ガスコミュニケーションズ㈱は、当社からコールセンター及び料金事務業務を受託している。水島瓦斯㈱は、岡山県内においてガスの製造、供給及び販売、ガス供給のための配管工事並びにガス機器の販売を行っている。東邦ガス・カスタマーサービス㈱は、ガスメーターの検針及びガス料金の回収業務を行っている。東邦ガステクノ㈱は、ガス配管工事を行っている。TOHO GAS SINGAPORE PTE. LTD.は、主に当社から受託しているLNG取引等を行っている。 (2) LPG・その他エネルギー 東邦瓦斯㈱は、LNG販売、熱供給事業を行っている。 東邦液化ガス㈱等は、LPG販売、LPG機器販売、LPG配管工事及びコークス・石油製品販売等を行っている。 (3) 電気 東邦瓦斯㈱等は、電気の販売を行っている。 (4) その他 東邦瓦斯㈱は、LNG受託加工を行っている。 東邦ガス不動産開発㈱は、不動産の管理・賃貸を行っている。東邦ガスエナジーエンジニアリング㈱は、プラント・設備の設計施工、CN×P事業を行うとともに、当社から業務用のお客さま向けのガス及び電気の販売等を受託している。東邦ガス情報システム㈱は、情報処理サービスの提供を行っている。東邦総合サービス㈱は、車両・設備機器等のリースを行っている。東邦冷熱㈱は、LNG冷熱及び液化窒素等の販売を行っている。東邦ガスセイフティライフ㈱は、ガス設備の保安点検を行っている。Toho Gas Australia Pty Ltd、Toho Gas Ichthys Pty Ltd及びToho Gas Ichthys Development Pty Ltd並びにToho Gas Canada Ltd.は、海外における天然ガス等に関する開発・投資等を行っている。 以上述べた事項を系統図によって示すと次のとおりである。 企業集団の事業系統図
経営方針・対処すべき課題4,150字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものである。 当社グループは、2022年3月に公表した「東邦ガスグループビジョン」において、当社グループの従業員が共通認識に立ち、新たな時代を切り拓けるよう2050年の社会像を思い描くとともに、中間地点となる2030年代半ばに目指す姿として、「地域におけるゆるぎないエネルギー事業者」「エネルギーの枠を超えたくらし・ビジネスのパートナー」「持続可能な社会の実現をリードする企業グループ」の3つを掲げている。 目指す姿の実現に向けた第二ステップの前半戦にあたる中期経営計画(計画期間:2025~2027年度)の2年目として、事業戦略で掲げた4つのテーマの取組み、ならびに、計画方針に沿った財務戦略・人材戦略を着実に推進していく。 <東邦ガスグループ 中期経営計画> ■取り巻く経営環境 グループビジョン策定時からつづく潮流   サステナビリティに対する要請 エネルギーを取り巻く5つのD(脱炭素化(De-carbonization)、人口減少(Depopulation)、制度改革(Deregulation)、デジタル化(Digitalization)、分散化(De-centralization)) 足元で生じている環境変化   自然災害や地政学リスクの高まり 経済環境の変化(金融政策の転換、基調的な物価・賃金上昇、資本コストや株価を意識した経営への要請の高まり) ■全体戦略および数値計画 ①利益・収益性 (2027年度)   連結経常利益   300億円 ROE   6%+α ②株主還元・資本政策 (2027年度末)   配当政策   利益成長とともに累進的な増配を目指す 自己資本の最適化   自己株式の取得を進め、自己資本4,000億円を目安に最適化 政策保有株式の売却   1/3程度の売却※を完了 ※ 2023年度末の残高に対する比率。中期経営計画策定時点で、2027年度末の残高は自己資本対比で20%未満となる想定。 ■財務戦略 ①キャッシュアロケーション(2025~2027年度累計)   キャッシュイン   キャッシュフロー創出※1 2,100億円程度借入れ余力(デット)活用※2 1,300億円程度 キャッシュアウト   コア事業投資 1,100億円程度戦略事業投資 1,300億円程度株主還元 1,000億円程度 ②B/S経営の深化    2030年代半ばに戦略事業をコア事業に並ぶ規模に成長させるべく、ROIC(投下資本利益率)による事業別の収支管理や、事業ポートフォリオが価値創造に資する状態であるかの定期的な点検を実施する。 B/Sマネジメントとして、コア事業資産のスリム化や政策保有株式の売却を進めつつ、戦略事業資産を増強する。また、適切な資本構成と資本コスト低減に向けて有利子負債と純資産の構成を見直す。 ※1 営業キャッシュフロー 600億円程度(2027年度) 政策保有株式等の売却 300億円程度(2025~2027年度累計) ※2 D/Eレシオ 上限目安0.8倍 ■事業戦略 ①コア事業の安定的なキャッシュフロー創出    「事業構造の変革」の出発点となるコア事業で安定的にキャッシュフローを創出すべく、サプライチェーン各段階での取組みを推進する。●ガスの普及拡大と防災・保安対策の推進・第7次エネルギー基本計画において重要性が再認された都市ガス・LPG事業に関し、確固たる事業基盤・収益基盤の構築に向けた取組みを着実に進める。・都市ガス事業では、地域の低炭素化に資する燃料転換需要を的確に捉え、供給力の拡大や供給安定性に資する基幹路線の建設を進めるとともに、新規開発を推進する。加えて、高経年設備の保安対策や災害対応力を強化する。・LPG事業では、東海3県でのシェア拡大と広域圏(静岡・長野、北陸地方)での開発を強化し、お客さま数の拡大や民生用・工業用の燃料転換を推進する。●LNGの安定調達と取引体制の整備・調達地域の分散を図った長期契約による安定調達を基本としつつ、LNG取引の拡大に向けた体制の整備を進める。また、2026年度には将来の調達柔軟性に資する取組みとして、当社グループが出資するLNG船の竣工を予定している。●会員サイト「Club TOHOGAS」のリニューアル・開設から10年の節目を迎え、100万件以上のお客さまに利用いただいている会員サイト「Club TOHOGAS」のリニューアルや、ECサイト「Club TOHOGAS MALL」の取扱商品の拡充を行い、くらしを支えるデジタル基盤としての利便性や満足度の向上を図る。 KPI   コア事業の営業キャッシュフロー 450億円(2027年度) ②成長の原動力の育成    ガス事業で培った強み(基盤・技術・知見)を活かし、電気事業・海外事業を次代に向けた利益成長の原動力とすべく、収益性を意識した積極的な資源投下により、規模の拡大と競争力の強化に両輪で取り組む。●電気事業・事業規模の拡大に向けた販売面の取組みに加え、調達面での工夫や、知多火力発電所をはじめ需要に見合った発電容量の確保に向けた取組みを進め、事業の安定性の向上や中長期的な収益基盤の強化を図る。・2026年度は長期脱炭素電源オークション(第2回)にて落札した発電容量10万kW級のガスエンジン発電所の設計に着手する。●海外事業・今後も成長が見込まれる東南アジアにおいて、天然ガスの普及拡大や高度利用を加速させ、各国の低・脱炭素化への貢献を果たす。・2025年度に出資を決定した豪州の再エネ事業を着実に推進しつつ、さらなる案件の発掘を行う。・北米において、現地に設立済みの子会社に駐在員を派遣し、e-methane・バイオガスの製造・調達に向けた検討を進めるとともに、北米での事業活動を加速させる。 KPI   ROICターゲット 電気事業3%+α/海外事業4%+α(2027年度) ③地域を基点としたビジネスの深耕    エネルギー周辺領域を中心に、地域のくらしやビジネス、自治体とのWin-Winの関係・共生に繋がる課題解決型ビジネスの深耕を図る。また、分野や業界を超えた企業間連携により、事業領域の拡大を目指す。●まちづくりを通じた地域価値の創出・自社保有地の有効活用を通じたまちづくりの一環として、開発を進めている「みなとアクルス」において「あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会」の実証事業に参画する。また、社員寮跡地での分譲マンション建設を進める(2026年3月着工済)。他の保有地でも、立地特性や規模に応じ、住宅と商業施設との複合開発等の検討を進める。●リフォーム事業の深化と領域の拡大・お客さまの身近な相談窓口である「東邦ガスくらしショップ」とリフォーム専門ブランド「わが家のマイスター」において、リフォーム提案の充実を図る。・あわせて、既存住宅の活用促進と事業領域のさらなる拡大を目指し、市場拡大が続くマンションリノベーション事業への参画に向けた検討を開始し、パートナー企業※1とともに協業体制の構築を進める。 KPI   地域価値創造ビジネス群※2の事業利益 50億円(2027年度) ④カーボンニュートラルへの使命と責任    トランジション期における累積CO2排出量の削減に向け、国内外で天然ガスの普及拡大やソリューション提案に注力するとともに、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取組みを加速する。●e-methaneプロジェクトの推進・2024年に開始した愛知県知多市でのe-methane製造実証において、低コスト化等の技術課題の解決に取り組んでいる。2026年度は、e-methaneの本格的な社会実装を見据え、2030年度中の製造開始および日本への輸出を目指した米国ネブラスカ州での「Live Oakプロジェクト」の基本設計を開始する予定である。・「CO2の地域循環モデル」の構築に向け、株式会社アイシン、株式会社デンソーと連携し、両社の工場から排出されるCO2を回収・輸送してe-methaneを製造する実証に取り組む。●CO2分離回収技術の社会実装・カーボンリサイクルの起点となるCO2分離回収技術について、産学官の連携のもと開発を推進しており、2026年度は、需要地の排ガスからCO2を分離回収する技術について製品スケールで回収性能や耐久性を確認し、社会実装フェーズ(製品化)への移行を目指す。●新たな水素製造技術の実証・知多緑浜水素製造プラントや水素ステーションを起点に水素の安定供給や需要創出に取り組んでおり、2026年度は、都市ガスの主成分であるメタンから熱分解によって製造するターコイズ水素に係る技術の実証に着手する。 KPI   ガスのカーボンニュートラル化率 5%以上(2030年度) e-methane等導入量     1%以上(2030年度) 再エネ取扱量 50万kW(2030年度) ※1 2026年3月、同事業に係る国内有数の知見を有するリノベる株式会社に出資 ※2 地域を基点とした課題解決型ビジネスの総称。くらし・行政サポート、エンジニアリング、まちづくり・不動産開発、情報サービス、アグリ・フード等の事業群 ■人材戦略 従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出し、自律的な成長と成果へ結びつけるべく、働きがい・働きやすさを生み出す制度と組織風土の両面から変革を推進している。 2026年度は、新たな人事処遇制度を導入し、特定分野において高度な専門性を発揮できる従業員のキャリアパスを確立するとともに、成果・貢献を重視し、早期抜擢が可能な制度へと刷新する。 あわせて、多様な個性が輝く風土づくりと並行し、グループビジョンに掲げる「目指す姿」の実現に向けて、東邦ガスグループの結束をより強固なものにするための活動「未来のまんなかプロジェクト」を加速する。
事業等のリスク4,004字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの経営成績及び財務状況等に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクとしては、以下のようなものがある。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものである。 (1)  需要変動による影響 当社グループの主要な事業である都市ガス・LPG・電気事業は、当地域の社会・経済動向のほか、猛暑や暖冬等の気候変動、小売全面自由化に伴う競争環境の変化、省エネルギーの進展や産業構造の変化、お客さまのエネルギー選好の変化等により、販売量が変動し、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。なお、中東情勢の動向により、当地域のエネルギー需要が影響を受ける可能性がある。 当社グループは、新規需要開発を推進するとともに、新サービス等による付加価値の提供やデジタル技術活用等により、当地域におけるトータルエネルギーシェアの拡大を進めている。 (2)  原料価格の変動による影響 都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)の価格は、経済情勢や中東情勢を含む地政学リスク等による原油価格・為替相場等の変動の影響を受ける。原料価格の変動は、原料費調整制度によって一定の範囲内でガス販売価格に反映されることから業績への影響は緩和されるが、反映までのタイムラグにより期間収支に影響を受ける可能性がある。 また、LNG調達先との契約更改、価格交渉の動向により原料価格が変動した場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 (3)  電力調達価格の変動による影響 電力調達は発電事業者・卸電力取引市場等からの調達と自社電源を組み合わせているが、 経済情勢や中東情勢を含む地政学リスク等の影響によって調達価格が変動した場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 当社グループは、発電事業者との相対契約の弾力性向上に取り組むとともに、調達比率の最適化を図り、調達コストの低減と収支安定化のバランスを図っている。 (4)  金利変動等による影響 当社グループの保有する株式・年金資産等は株価・金利等が変動することによって、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。また、市場金利の動向により調達金利が変動することによって、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。ただし、有利子負債の大部分は固定金利で調達した長期借入金や社債であり、短期の金利変動による影響は限定的である。 変動金利での調達は、一部に金利スワップ取引を利用して固定化を行っている。 (5)  エネルギー政策・法令・制度等の変更による影響 2050年カーボンニュートラルに向けた動きが広がり、新たな環境規制や制度の導入等により追加的な対応や費用負担が発生した場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 当社グループは、2021年7月、「東邦ガスグループ2050年カーボンニュートラルへの挑戦」、2022年3月、「東邦ガスグループビジョン」、2025年3月、中期経営計画(2025~2027年度)を策定し、カーボンニュートラルの実現に向けた対応の方向性と具体的な取組みを示した。2026年3月、環境変化や政策動向を踏まえた中長期的なカーボンニュートラルのロードマップ、及びこれまでの取組みの進捗を示すべく「東邦ガスグループ2050年カーボンニュートラルへの挑戦」を更新した。 中期経営計画期間では、海外プロジェクトの案件探索・事業性検討、国内e-methane実証(知多e-methane製造・CO2の地域循環モデルの構築)、CO2分離回収技術の開発、CO2活用(CCU)・貯留(CCS)の事業性検討、自治体や協業先と連携したカーボンクレジットの創出・案件探索、知多緑浜水素製造プラントを核とした水素供給・需要創出に取り組む。 (6)  自然災害等による影響 大規模な自然災害により、製造設備や供給設備、お客さま設備に広範に被害が発生した場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。また、不測の大規模停電等が発生した場合にも、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 当社グループは、自家発電設備や防消火設備等の設置に加え、防災体制の整備や工業用水等の備蓄など、災害の影響を最小限に止める対策を実施するとともに、ガス導管の耐震化など製造設備や供給設備等の耐震性の向上を図っている。 (7)  原料調達支障による影響 都市ガスの主な原料であるLNGは海外から輸入しているため、輸入先のカントリーリスクや天然ガス生産設備・液化設備での操業上のトラブル、LNG船の運航上でのトラブル等により、原料が長期にわたり調達できない場合には、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 LNGの低廉かつ安定的な調達に向け、当社グループは、LNG調達地域の分散化により安定的な調達体制構築や受入基地の柔軟な運用に取り組んでいる。また、上流権益・中流事業や、LNG船への出資等により、調達するLNGのバリューチェーンへの関与を強化している。 (8)  製造、供給支障による影響 事故等による大規模な設備トラブルに伴い都市ガスの製造、供給に重大な支障が生じた場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 当社グループは、工場やガス導管等の高経年設備の修繕、他工事による損傷防止、ガス導管の定期的な点検を実施するとともに、緊急保安体制を整備することで、一層のリスク低減に努めている。 (9)  情報システム支障による影響 システム障害やサイバー攻撃等により基幹となる情報システムに重大な支障が生じた場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 当社グループは、システムの維持管理を徹底するとともに、各種のセキュリティ対策を実施し、サイバー攻撃対策訓練の実施やセキュリティ規程類に基づくチェックを継続的に行っている。 (10)  ガス消費機器・設備トラブルによる影響 ガスの消費機器・設備に関する重大なトラブルが生じた場合、社会的な責任を含めて有形無形の損害が発生する可能性がある。 当社グループは、ガス消費機器の調査、安全点検、メンテナンス業務等の品質向上とともに、安全使用のための周知や安全機器への取替促進を行っている。 (11)  取扱商品・サービス等の品質による影響 当社グループ及び委託先が取り扱う商品・サービス等に関する品質にトラブルが発生した場合、社会的な責任を含めて有形無形の損害が発生する可能性がある。 当社グループは、社内外の研修等を通じて、当社グループ及び委託先が取り扱う商品・サービス等の品質向上に取り組んでいる。 (12)  商品・資機材等の納入遅延による影響 調達先の工場操業停止や、中東情勢によるサプライチェーンへの影響等により商品・資機材等に重大な納入遅延が生じた場合、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。 当社グループは、調達先と連携し生産及び納期状況を確認するとともに、調達多様化に向けた代替調達先の調査・検討を実施している。 (13)  投資環境の変化による影響 原油価格等の市況の変化や景気動向等によっては、国内外投資について、将来の収益性の低下等により、適切に回収されず、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。また、海外投資については、事業を行う各国における法規制や商慣習等の変化により、事業運営の遅延や停滞、費用の増加などが発生する可能性がある。 当社グループは、案件ごとに収益性やリスク等の事業性を慎重に吟味の上、必要な投資を行っている。また、市況の変化や景気動向等を注視し、減損の兆候がある場合、減損損失の認識・測定の要否に関する判定を行っている。 (14)  コンプライアンス違反による影響 法令、約款、若しくは企業倫理や社会的規範に反する行為が発生した場合、社会的な責任を含めて有形無形の損害が発生する可能性がある。 当社グループは、内部統制・社会委員会を設置して、コンプライアンス活動の進捗確認と課題把握を行うとともに、教育・啓発や点検・調査活動を推進し、コンプライアンスの徹底を図っている。また、コンプライアンスに関する相談窓口を社内外に設置している。 なお、当社は、2024年3月、公正取引委員会から独占禁止法に基づく警告を受領したこと等を受け、同年7月には、経済産業大臣からガス事業法に基づく業務改善命令、また、電力・ガス取引監視等委員会から業務改善指導をそれぞれ受けた。これを受け、当社は業務改善計画を策定し、同年8月に経済産業大臣等へ提出するとともに、競合会社との接触に係る事前承認・事後報告制度の施行、重層的かつ重点的な教育の実施等、当該計画に掲げた各施策に取り組み、これらの状況について、2025年8月に経済産業大臣に報告した。同年9月、当社は、今後とも経営層が先頭に立ち、こうした取組みを継続して実施していくことを対外公表するなか、再発防止に向け、引き続き全社を挙げて各施策に取り組んでいる。 (15)  情報漏洩による影響 当社グループが取得、管理しているお客さまの個人情報が外部に流出した場合、社会的な責任を含めて有形無形の損害が発生する可能性がある。 当社グループは、内部統制・社会委員会を設置して、個人情報保護に関する活動計画等の審議を行うとともに、教育・啓発や自主監査の活動を推進し、情報管理の徹底に取り組んでいる。 (16)  感染症の流行による影響 大規模な感染症の流行により、当社グループの業績に影響を受ける可能性がある。
経営成績の分析 (MD&A)4,468字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度(以下、当期という。)における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 (1)経営成績 当地域の経済は、米国政策の不透明感に加え、中東情勢をはじめとした地政学リスクの高まりにより、先行きを見通しづらい状況が続いている。 また、エネルギー政策の面では、「S+3E」(安全性の確保+エネルギーの安定供給・経済効率性・環境への適合)の重要性が再認識されている。 このような環境の中で、当社グループは、安全・安心、安定供給の責務を果たしつつ、2025年3月に公表した中期経営計画の方針に沿った取組みを進めてきた。 都市ガス・LPGなどのコア事業では、お客さま数の増加に加え、カナダからの受入れを開始するなどLNG調達地域の分散を進めるとともに、高圧導管の整備などを推進した。 また、戦略事業では、電気事業において電源の多様化を進めたほか、海外事業において米国などの拠点を拡充した。 また、e-methaneプロジェクトなどカーボンニュートラルの実現に向けた取組みも着実に進めた。 当期末のお客さま数は、ガス・LPG・電気の合計で前期末と比べて3万4千件増加し312万1千件となった。ガスのお客さま数は、同9千件増加し175万9千件となった。LPGのお客さま数は、同1千件増加し64万6千件となった。電気のお客さま数は、同2万5千件増加し71万6千件となった。 ガス販売量は、前期と比べて1.5%減少し33億㎥となった。用途別では、家庭用は前期並み、業務用等は、お客さま先設備の稼働が前期を下回ったこと等により同1.7%の減少となった。LPGの販売量は前期並みの47万3千トン、電気の販売量は、お客さま数の増加の影響等により同2.9%増加し28億9千7百万kWhとなった。 売上高は、前期と比べて49億2千4百万円減少し6,510億8千5百万円となった。売上原価は、同113億7千4百万円減少 し4,717億9千万円となった。供給販売費及び一般管理費は、同55億5千3百万円増加し1,475億1千1百万円となった。これらの結果、経常利益は前期と比べて54億6千7百万円増加し378億7千9百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同59億9千4百万円増加し314億4千9百万円となった。 当期は、原料費調整制度による原材料費と売上高の期ずれ差益が拡大したこと等により、前期と比べて増益となった。 <参考>平均気温・原油価格・為替レート 前連結会計年度(自  2024年4月 至  2025年3月)   当連結会計年度(自  2025年4月 至  2026年3月)   増減   摘要 平均気温(℃)   17.7   17.7   - 原油価格($/bbl)   82.4   71.4   △11.0   全日本CIF価格 為替レート(円/$)   152.6   150.7   △1.9   TTMレート セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。 <ガス> 当期末の都市ガスのお客さま数は175万9千件(前期末比9千件増)となった。 販売量は33億㎥(前期比1.5%減)となり、用途別では、家庭用は前期並み、業務用等はお客さま先設備の稼働が前期を下回ったことなどにより1.7%減となった。 ガス事業の売上高は、4,265億8千5百万円(前期比0.6%減)となった。 <LPG・その他エネルギー> 当期末のLPGのお客さま数は64万6千件(前期末比1千件増)、販売量は47万3千トン(前期比0.2%減)となった。 LPG・その他エネルギー事業の売上高は、LPG単価の低下などにより967億5千1百万円(前期比4.8%減)となった。 <電気> 当期末の電気のお客さま数は71万6千件(前期末比2万5千件増)、販売量はお客さま数の増加の影響などにより28億9千7百万kWh(前期比2.9%増)となった。 電気事業の売上高は、988億6千8百万円(前期比3.0%増)となった。 <その他> その他事業の売上高は、610億7千7百万円(前期比0.1%減)となった。 (単位:百万円、%表示は対前期増減率) ガ ス   LPG・その他エネルギー   電 気   その他   調整額   合 計 売 上 高   △0.6%426,585   △4.8%96,751   3.0%98,868   △0.1%61,077    △32,197   △0.8%651,085 営業利益   △6.5%19,210   18.2%3,063   476.6%1,972   3.9%5,810    1,727   2.9%31,784 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりである。 当社グループにおいては、当社及び子会社が行うガス事業が生産及び販売活動の中心であり、外部顧客に対する売上高及び営業費用において連結合計の大半を占めている。ガス事業以外のセグメントにおける生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であるが、生産規模は小さく、また受注生産形態をとらない製品も多い。このため以下は、ガス事業セグメントについて記載している。 ①生産実績 当社及び水島瓦斯㈱においてガスの生産を行っている。 最近2連結会計年度のガスの生産実績は次のとおりである。 製品名   前連結会計年度(自  2024年4月至  2025年3月)   当連結会計年度(自  2025年4月至  2026年3月) ガス(千m3)   3,334,047   3,285,298 ②受注実績 ガス事業については、その性質上受注生産は行っていない。 ③販売実績 当社は愛知県、三重県、岐阜県で、水島瓦斯㈱は岡山県内においてそれぞれガスの販売を行っている。 最近2連結会計年度におけるガス販売実績は次のとおりである。 項目   前連結会計年度(自  2024年4月至  2025年3月)   当連結会計年度(自  2025年4月至  2026年3月) 数量(千m3)   金額(百万円)   数量(千m3)   金額(百万円) ガス販売実績 家庭用   562,065   104,966   559,416   102,257 業務用等   2,788,030   258,280   2,740,518   239,923 計   3,350,095   363,246   3,299,934   342,181 期末お客さま数 (小売契約件数)   1,750千件   1,759千件 (2)財政状態 総資産は、前期末比506億9千3百万円の増加となった。これは、投資有価証券が増加したことなどによる。 負債は、前期末比215億6千8百万円の増加となった。これは、有利子負債が増加したことなどによる。 純資産は、前期末比291億2千4百万円の増加となった。これは、保有株式等の時価の上昇に伴い、その他有価証券評価差額金が増加したことなどによる。 これらの結果、自己資本比率は前期末の59.1%から59.0%となり、総資産当期純利益率(ROA)は、前期の3.4%から4.0%となった。 (3)キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上などにより、656億7百万円の収入となった。前期比では、174億8千9百万円の収入の減少となった。 投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資をはじめとして417億7千7百万円の支出となった。前期比では、33億8千7百万円の支出の減少となった。 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得などにより、267億5千1百万円の支出となった。前期比では、79億8千1百万円の支出の増加となった。 これらの結果、当期における現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ20億9千万円減少し、429億8千8百万円となった。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりである。 資金調達については社債、コマーシャル・ペーパー及び銀行等金融機関からの借入により行っている。社債については、国内無担保社債を2025年11月に100億円発行した。なお、当期中の社債償還はない。当期末の借入金は、前期末に比べて14億5千3百万円増加した。また、適時に資金繰計画を作成・更新するなどの方法により、流動性リスクを管理している。 (4)目標とする数値計画の達成状況 中期経営計画の初年度となる当期は、グループビジョンの目指す姿の実現に向け、「事業構造の変革」を着実に推進した。エネルギーを取り巻く環境変化が大きく、先行きを見通しづらい中にあったが、引き続きエネルギーを安全・安心、安定的にお届けするとともに、中期経営計画に掲げた事業・財務・人材の3つの各戦略に沿った取組みを進めた。 具体的な活動としては、事業戦略では、エネルギー事業のお客さま数は中期経営計画で掲げた目標(314万件)に向け順調に推移し、312万件に達した。電気事業では事業の安定性や収益力の向上に向けて10万kW級のガスエンジン発電設備への投資を決定した他、海外事業では豪州での再生可能エネルギー事業へ参画するなど事業規模を拡大した。また、財務戦略では、将来の成長に向けた投融資を着実に実行するとともに、年間100億円の政策保有株式の売却など中期経営計画で掲げた資本政策に沿った取組みを推進した。加えて、人材戦略では、2026年度からの新人事制度の設計を完了させた他、変革を支える基盤を強固なものにすべく、組織を跨いだグループ社員の交流企画などを通じ、組織風土の改革に取り組んだ。 ○目標とする数値計画 数値計画(利益・収益性)   2025年度実績 連結経常利益   300億円(2027年度)   378億円 ROE   6%+α(2027年度)   6.8% (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。 この連結財務諸表作成にあたり、見積りが必要な事項については、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っている。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載している。 (注)  本書面でのガス販売量は、すべて1㎥当たり45メガジュール換算で表示している。

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開示資料

出典

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