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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

三愛オブリ

SAN-AI OBBLI CO.,LTD8097 · Prime · 卸売業

エネルギーと化学の総合商社。石油・LPガス・天然ガス・航空燃料の販売から化学品製造販売まで幅広く展開。

概要

三愛オブリは、石油製品・化学品・LPガス・天然ガス・航空燃料の販売・供給を主力とするエネルギー商社である。東京都品川区に本社を置き、キグナス石油ブランドで全国約1,000カ所の系列SSを展開する。2026年3月期の連結売上高は6,115億円、営業利益124億円。連結従業員数は1,914名。2022年に三愛オブリへ商号変更した。

石油関連事業が連結売上高の84.5%を占める

石油関連事業は、三愛オブリの最大セグメントで、揮発油・灯油・軽油・重油を取り扱う。2026年3月期の売上高は5,164億円(連結比84.5%)、セグメント利益は56億70百万円(前期比23.1%減)であった。キグナス石油ブランドで全国約1,000カ所の系列給油所に供給するほか、工場や発電所への大口販売も行う。子会社のキグナス興産が油槽所管理と配送を担い、小売は三愛リテールサービスなどが担当する。石油製品の市況変動と政府の燃料油価格対策が収益に影響するため、スマートフォンアプリ「Mantan」によるデジタル化でSS運営の効率化を進めている。

LPガスと天然ガスを展開するガス関連事業

ガス関連事業はLPガス販売と天然ガス販売で構成される。LPガスは関東・東海・近畿・中国・九州エリアで卸売・小売を展開し、子会社の三愛オブリガス西日本やキグナス液化ガスが販売・配送を担当する。天然ガスは佐賀天然ガスパイプラインによる大口供給と佐賀ガスを通じた都市ガス供給を行う。2026年3月期の売上高は584億68百万円(連結比9.6%)、セグメント利益は22億95百万円(前期比8.7%増)であった。M&Aによる小売顧客軒数の拡大や、太陽光発電と組み合わせた提案型営業を進めている。

国際線需要に支えられる航空関連事業

航空関連事業は、国内7空港での航空燃料の保管・給油業務が主体である。羽田空港を中心に、ハイドラント式給油施設を自社保有し、航空会社や石油元売会社からの委託で運営する。2026年3月期の売上高は167億48百万円(連結比2.7%)ながら、セグメント利益は57億12百万円(前期比55.7%増)と高収益である。訪日外国人の増加で国際線の燃料需要が伸びており、羽田空港第2貯油基地の建設など施設拡充を進めている。子会社に三愛アビエーションサービスや㈱KAFCOがある。

24社の子会社で機能を分担するグループ体制

三愛オブリグループは、当社と子会社24社、関連会社4社で構成される。事業機能ごとに子会社が分担する体制で、石油関連ではキグナス石油がブランド管理と卸売、キグナス興産が物流、三愛リテールサービスが小売を担う。化学品は三愛理研が製造販売、ガス関連は三愛オブリガス各社が地域別に販売、航空関連は三愛アビエーションサービスが給油業務を行う。その他、三愛オブリテックが建設工事、三愛オブリビル管理がビル管理を手掛ける。本社は東京都品川区(登記上)、実際の業務は大手町の事務所で行う。

業界の中での役割はエネルギー商社(石油製品・ガス販売)、化学品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,116億円
営業利益
124億円
営業利益率
2.0%
純利益
92億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
石油関連 事業5,164億円84.4%57億円1.1%
ガス関連 事業585億円9.6%23億円3.9%
航空関連 事業167億円2.7%57億円34.1%
化学品関 連事業128億円2.1%11億円8.6%
その他 事業72億円1.2%12億円16.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01石油関連主力

揮発油、灯油、軽油、重油等の石油製品を特約店や大口需要家へ販売。子会社が保管・配送・小売を担当。

主な製品・サービス1
石油製品(ガソリン・灯油・軽油・重油)
キグナス石油ブランドなどで、給油所や工場・発電所向けに供給。

02ガス関連主力

LPガス(プロパン・ブタン)の特約店・大口需要家・一般消費者向け販売、ガス器具販売、配送・充填。天然ガスの大口需要家販売、都市ガス供給。

主な製品・サービス3
LPガス
家庭用・業務用として容器・バルクで供給。
天然ガス・都市ガス
パイプラインによる大口供給及び佐賀ガス等を通じた都市ガス供給。
ガス器具
LPガス用給湯器・コンロ等の販売。

03化学品関連準主力

自動車関連商品(洗車機用ワックス、撥水コート等)、防腐・防黴剤、防災商品等の化学製品の製造・販売。

主な製品・サービス2
自動車関連ケミカル
洗車用ワックス・撥水コート等、カーケア製品。
防腐・防黴剤
木材・建材向けの防腐・防黴処理剤。

04航空関連副次

空港における航空燃料の保管・給油業務、給油施設の賃貸を航空会社や石油元売会社からの委託で行う。

主要顧客航空会社、石油元売会社

主な製品・サービス1
航空燃料取扱・給油サービス
国内空港でのジェット燃料の受入・保管・給油オペレーション。

05その他その他

建設工事の設計・施工(連結子会社三愛オブリテック)、不動産賃貸、金属表面処理、ビル管理。

主な製品・サービス2
建設工事
建築・土木工事の設計・施工。
不動産賃貸
自社保有不動産の賃貸。

製品と技術

キグナスブランドで全国に供給する石油製品

三愛オブリは、キグナス石油ブランドを通じて揮発油(ガソリン)・灯油・軽油・重油を供給する。ガソリンは全国約1,000カ所の系列SSで小売されるほか、工場や発電所へ大口供給される。灯油は冬季の暖房用として家庭・事業所に配送される。軽油はトラック・バス・建設機械向け、重油は船舶や工場のボイラー燃料として販売される。油槽所では石油元売会社からの委託で保管・出荷も行い、サプライチェーン全体をカバーする。

自動車ケミカルから工業用防黴剤まで手掛ける化学品

化学品関連事業では、自動車向けケミカル製品と工業用防腐・防黴剤が中心である。洗車機用ワックスや撥水コートは、系列SSで販売されるほか、カーケア市場向けに展開。防黴剤は木材・建材の防腐処理に用いられる。また、泡消火剤や防災商品も手掛ける。製品の開発・製造は子会社三愛理研が担当し、研究所は相模原市に所在する。2026年3月期の売上高は127億75百万円と小規模だが、成長事業に位置付けられている。

LPガスと天然ガスの2軸で展開するガス供給

LPガス(プロパン・ブタン)は、家庭用容器・バルク供給として関東・東海・近畿・中国・九州で販売される。子会社の三愛オブリガス各社が配送・充填・器具販売を一貫して行う。天然ガスは佐賀天然ガスパイプラインを通じて大口需要家へ供給し、佐賀ガスと伊万里ガスが都市ガスとして一般消費者に届ける。また、LNGサテライト供給やオンサイトエネルギーサービスも提案し、太陽光発電との組み合わせなど低炭素ソリューションを拡充している。

ハイドラント式と給油車で対応する航空燃料供給

航空関連事業では、ジェット燃料の受入・保管・給油を一貫して行う。羽田空港をはじめ国内7空港にアルコールハイドラント式給油施設を所有し、航空会社や石油元売会社から委託されて運営する。給油はハイドラント方式(地下配管で燃料を供給)と給油車方式を使い分け、国際線・国内線の需要に対応している。2026年3月期の取扱量は国際線を中心に増加し、羽田空港第2貯油基地の建設など設備投資を続けている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

エネルギー関連商社、減収続く

石油製品・LPガス等のエネルギー関連商社。卸売業に分類されるが、同業のリョーサン菱洋HDや高千穂交易とは扱い商材が全く異なる。売上高は6500億円超と規模は大きいが、エネルギー価格変動の影響を受けやすく、2026年3月期は減収予想。営業利益率は2%程度と低く、エネルギー転換の流れで中期的な事業構造の見直しが課題。

強み

  • 石油製品・LPガスで全国規模の取扱量を誇る。
  • ガソリンスタンドや産業向けに強固な販売ネットワーク。
  • 石油だけでなくLPガスも扱い、多様なエネルギー需要に対応。
  • 全国に油槽所・供給設備を保有し、安定供給が可能。

課題

  • 脱炭素化で長期的に石油需要が減少し、事業縮小リスク。
  • 営業利益率2%と低く、価格変動で利益が圧迫されやすい。
  • 再生可能エネルギーなど新分野への投資・シフトが急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

エネルギー・資源の時価総額近傍。太字が三愛オブリ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16508明電舎4,862億円20.5倍
29336大栄環境3,686億円23.1倍
31515日鉄鉱業2,688億円18.8倍
49793ダイセキ1,790億円19.3倍
52337いちご1,618億円9.7倍
68097三愛オブリ1,530億円16.4倍
79533東邦瓦斯1,146億円14.9倍
89247TREホールディングス947億円5.9倍
94097高圧ガス工業669億円14.3倍
108897MIRARTHホールディングス643億円13.2倍
111663K&Oエナジーグループ562億円14.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(エネルギー・資源)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

スタンダード・ヴァキューム代理店から始まり空港給油とLPガスに進出

1952年6月、石油製品販売を目的に資本金1,000万円で三愛石油株式会社を設立。スタンダード・ヴァキューム石油会社の代理店として発足した。同年10月には羽田空港の構内営業許可を得て航空機給油事業に着手。1955年に自社開発のハイドラント式給油施設を導入し、空港給油の基盤を固めた。1960年には川崎油槽所を開設しLPガス充填を開始。1961年10月に東京証券取引所第二部に上場、1968年8月には第一部に指定替えとなった。創業から16年で卸売・空港・LPガスの三本柱を確立した。

研究所設立と設備事業・直営SSの分離(1969-1981)

1969年7月、東京都日野市に研究所を設置し、泡消火剤・防かび剤・防錆剤などの化学製品の開発製造販売に着手。これが化学品関連事業の起源である。1970年4月には設備事業部を設置し、ビル空調やセントラルヒーティング施工を開始。1978年7月に設備事業部を三愛設備株式会社(現三愛オブリテック)として分離独立させた。1981年6月には直営給油所を東京三愛石油など6社に分離独立し、小売事業を子会社化した。この時期、事業の多角化と子会社への機能分離が進んだ。

油槽所・ターミナル整備と化学会社の買収(1989-2000)

1989年12月、本店を東京都品川区東大井に移転。1990年10月に熱海研修センター開設。1996年10月には羽田空港の新航空機給油施設が供用開始され、空港給油能力を拡大した。1998年8月、化学製品製造販売の東洋理研株式会社(現三愛理研)を買収し、化学品事業を強化。同年11月には埼玉県八潮市に東京オイルターミナルを開設し、石油製品の保管・出荷拠点を増やした。2000年12月、研究所を茨城県潮来市に移転し、研究開発機能を集約した。

キグナス石油の完全子会社化とガス基地再編(2002-2005)

2002年10月、佐賀市ガス局の民営化に伴い佐賀ガス株式会社を合弁設立。都市ガス事業に参入した。2004年12月、石油元売会社キグナス石油株式会社の全株式を東燃ゼネラル石油とニチモウから取得し、完全子会社化。自社ブランドの燃料供給網を掌握した。2005年6月には川崎ガスターミナルのLPガス二次基地の操業を停止し、効率化を図った。この間、2004年にはガス関連子会社の再編も行われた。

リテール会社買収とガス事業統合(2006-2017)

2006年10月、LPガス卸売部門3支店と直販子会社3社をエリアごとに統合。2008年7月には石油製品販売会社の國際油化(現三愛リテールサービス)を三井物産から買収し、小売網を強化した。2017年5月、キグナス石油の株式20%をコスモエネルギーホールディングスへ譲渡し、資本業務提携を締結。系列給油所の安定調達を図る一方で、2019年4月には本社事務所を千代田区大手町に移転し、業務機能を集約した。

商号変更とプライム市場移行(2020-2022)

2020年10月、研究所を神奈川県相模原市に移転し、化学品研究機能を強化。2022年4月、商号を三愛オブリ株式会社に変更。同日、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、第一部からプライム市場に移行した。社名の「オブリ」はフィンランド語で「幸せ」を意味し、コーポレートブランドとして掲げる三愛精神「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」を体現するものとされる。2023年以降は中期経営計画「Challenge 2030」を推進している。

年表28件を開く

1950年代

  • 1952年6月創業石油製品の販売を目的として、三愛石油株式会社の商号でスタンダード・ヴァキューム石油会社の代理店として発足、本店を東京都中央区銀座五丁目2番地に置く(資本金1,000万円)
  • 1952年10月羽田空港内における構内営業を許可され、空港内に羽田営業所(現航空事業部)を開設し、航空機への給油事業に着手
  • 1955年12月当社開発のハイドラント(消火栓)式給油施設による航空機給油業務を開始

1960年代

  • 1960年9月神奈川県川崎市に川崎油槽所を開設し、LPガス充填業務を開始
  • 1961年10月上場東京証券取引所第二部に上場
  • 1962年12月創業株式額面の変更の目的をもって、東京都港区所在の三愛石油株式会社(1947年1月21日設立)と合併(注参照)
  • 1964年8月本店を東京都中央区銀座東六丁目2番地の3に移転
  • 1968年8月上場東京証券取引所第一部に指定替上場
  • 1969年7月東京都日野市に研究所を設置し、泡消火剤、防かび剤、防錆剤等の開発製造販売に着手

1970年代

  • 1970年4月設備事業部を設置し、ビルの空調設備、セントラルヒーティングの施工業務を開始
  • 1978年7月設備事業部を三愛設備株式会社(現三愛オブリテック株式会社)に分離独立

1980年代

  • 1981年6月直営SSを東京三愛石油株式会社ほか6社に分離独立
  • 1983年10月川崎市にLPガス二次基地を開設し、川崎ガスターミナル事業部を設置
  • 1989年12月本店を東京都品川区東大井五丁目22番5号に移転

1990年代

  • 1990年10月静岡県熱海市に研修センターを開設
  • 1996年10月羽田空港における新航空機給油施設供用開始
  • 1998年8月M&A化学製品等の製造・販売会社の東洋理研株式会社(現三愛理研株式会社)を買収
  • 1998年11月埼玉県八潮市に石油製品の保管、出荷のための油槽所を開設し、東京オイルターミナルを設置

2000年代

  • 2000年12月研究所を茨城県行方郡(現潮来市)に移転
  • 2002年10月佐賀市ガス局の民営化に伴い、佐賀市営ガス事業を譲受運営するため、佐賀ガス株式会社を合弁で設立
  • 2004年12月石油元売会社であるキグナス石油株式会社の全株式を東燃ゼネラル石油株式会社およびニチモウ株式会社より取得
  • 2005年6月川崎ガスターミナル(旧川崎ガスターミナル事業部)におけるLPガス二次基地の操業を停止
  • 2006年10月M&ALPガス卸売部門の3支店と直販子会社3社をエリアごとに統合
  • 2008年7月石油製品等の販売会社である國際油化株式会社(現三愛リテールサービス株式会社)の全株式を三井物産株式会社より取得

2010年代

  • 2017年5月キグナス石油株式会社とコスモエネルギーホールディングス株式会社の資本業務提携契約締結に伴い、キグナス石油株式会社の株式20%をコスモエネルギーホールディングス株式会社へ譲渡
  • 2019年4月本社事務所を東京都千代田区大手町二丁目3番2号に移転

2020年代

  • 2020年10月研究所を神奈川県相模原市に移転
  • 2022年4月商号変更商号を三愛オブリ株式会社に変更 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益2026年度まで130億円~150億円
  • 連結ROE2026年度まで8%以上
  • 総還元性向100%を目指す
  • 1株当たり配当金100円を下限

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    石油関連事業の変革と効率化

    石油関連事業を変革事業と位置づけ、スマートフォンアプリ「Mantan」等のデジタル化によるSS運営の効率化を進め、全国約1,000ヶ所の系列SSネットワークを活用した新たな成長事業への変革を目指す。

  2. 02

    化学品関連事業の拡充と供給力強化

    化学品関連事業を成長事業と位置づけ、機能化学品領域の拡充、サプライチェーン強化による収益拡大、新商材の研究開発や新工場建設による事業基盤の拡大に取り組む。

  3. 03

    ガス関連事業の顧客基盤拡大

    LPガス販売ではM&Aによる小売軒数拡大とエリア効率改善、天然ガス販売では再生可能エネルギーとの組み合わせ提案営業を推進し、市況に左右されない事業基盤を構築する。

  4. 04

    航空・クリーンテック事業の拡大

    航空関連事業では羽田空港第2貯油基地建設等の設備拡充、クリーンテック事業では半導体洗浄需要回復に備えた体制構築と独自技術開発を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,914人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は823万円で、9期前と比べて+2.3%平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,081
2018年3月2,058
2019年3月80543.116.41,999
2020年3月76442.516.21,995
2021年3月69642.315.72,010
2022年3月67542.015.51,957
2023年3月74840.717.01,800
2024年3月96040.716.61,814
2025年3月1,00240.115.41,841641
2026年3月82339.915.01,914648

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率86.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
羽田空港 — 東京都大田区165億円
航空関連事業
石油関連事業 — キグナス石油㈱(東京都千代田区)他112億円
石油関連事業 — キグナス石油㈱(東京都千代田区)6,409百万円
ガス関連事業 — 佐賀ガス㈱(佐賀県佐賀市)2,615百万円
土地(佐賀県神埼市)他2,082百万円
その他事業
ガス関連事業 — 三愛オブリガス東日本㈱(東京都品川区)他2,065百万円
九州天然ガス販売支店 — 佐賀県神埼市1,703百万円
ガス関連事業
東京オイルターミナル — 埼玉県八潮市1,496百万円
石油関連事業
化学品関連事業 — 三愛理研㈱(茨城県潮来市)1,188百万円
オブリ・ユニビル — 東京都品川区391百万円
その他事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    キグナス石油㈱(注)2,3,4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    三愛リテールサービス㈱(注)2,3,4
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛オブリ東日本㈱(注)4
    青森県八戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛オブリ北陸㈱(注)4
    石川県野々市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛理研㈱(注)4
    茨城県潮来市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛オブリガス東日本㈱(注)4
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛オブリガス播州㈱(注)4
    兵庫県高砂市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛オブリガス西日本㈱(注)4
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三愛オブリガス三神㈱(注)4
    佐賀県神埼郡 吉野ヶ里町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    佐賀ガス㈱(注)4
    佐賀県佐賀市 · 連結子会社
    議決権78.6%
  • 国内
    三愛オブリテック㈱(注)4
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    A重油4~9月分(福岡)
    海上保安庁 · 2016-04-04
    5,727万円
  • 調達
    財務省本庁舎・中央合同庁舎第4号館で使用するガス
    財務省 · 2025-02-14
    3,232万円
  • 調達
    横浜第2合同庁舎で使用するガス
    財務省 · 2026-02-13
    3,149万円
  • 調達
    自動車用燃料の購入(単価契約)
    気象庁 · 2016-06-10
    163万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,116億円営業利益124億円前期と比べると減収増益で、売上が-6.5%、利益が+5.1%。

売上高
-6.5%
6,116億円
営業利益
+5.1%
124億円
純利益
+5.7%
92億円
営業利益率
2.0%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,200億円6,116億円
営業利益120億円124億円
純利益82億円92億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,446億円、営業利益は35億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.2%、営業利益は−7.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,69535
2024年1Q1,510382.526
2024年2Q1,671492.930
2024年3Q1,676412.428
2024年4Q1,73928
2025年2Q3,072551.845
2025年4Q3,472631.842
2026年2Q3,084381.228
2026年4Q3,032862.864
2027年1Q1,446352.427

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は8,824億円から6,116億円へ69%に減った。直近期の営業利益率は2.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8,8248426
2014年3月9,5987842
2015年3月8,8396339
2016年3月7,4677153
2017年3月6,5579859
2018年3月6,92212881
2019年3月7,26912073
2020年3月6,67911982
2021年3月4,73910071
商号を三愛オブリ株式会社に変更 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
2022年3月5,98713183
2023年3月6,478160109
2024年3月6,596177112
2025年3月6,5441181291.887
2026年3月6,1161241342.092

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,116億円のうち、営業利益として残るのは124億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は92億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.3%5,521億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.7%471億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%124億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが231億円、投資CFが−52億円で、差し引きのフリーCFは179億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は494億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月85−14−7571502
2014年3月10−35−55−25422
2015年3月63−30−6833387
2016年3月28−13−8415319
2017年3月85−35−4750322
2018年3月189−36−11153465
2019年3月217−54−62163566
2020年3月−109−43−41−152373
2021年3月90−44−5546365
2022年3月105−33−5772380
2023年3月189−33−69156467
2024年3月272−87−119185534
2025年3月9−25−115−16403
2026年3月231−52−88179494

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,120億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,227億円で、自己資本比率は54.7%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,1526611,49130.1
2014年3月2,0227201,30234.9
2015年3月1,9768101,16640.3
2016年3月1,8027691,03341.9
2017年3月1,8858281,05743.2
2018年3月2,1119351,17642.3
2019年3月2,2169691,24741.7
2020年3月1,79298880452.5
2021年3月1,8721,06580754.2
2022年3月1,9791,12485554.2
2023年3月2,0121,17483855.5
2024年3月2,1861,23894853.9
2025年3月2,0711,20087154.8
2026年3月2,1201,22789354.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
487億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,016億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
96億円
在庫として抱えている分
負債合計
893億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中60位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中267位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.5%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,428で、1年前と比べて+20.8%過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。

¥2,428-2.7%1ヶ月+7.7%1年+20.8%時価総額1,530億円
過去52週の値幅
安値¥2,002高値¥2,614

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.4倍
PER (会社予想)18.3倍
PBR1.30倍
配当利回り4.12%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬から緩やかな上昇基調で、8月18日に2398円まで上昇後、8月19日には2363円と小幅調整しています。25日移動平均線(2304.88円)を+2.5%上回り、75日線(2194.29円)も上向きです。ただし、52週高値(2614円)に対しては-9.6%の位置にあり、上値には依然として抵抗があります。RSIは50.67と中立圏で、方向感は明確ではありません。週足では7月13日から上昇トレンドが続いていますが、8月に入ってからの上昇率は限定的です。出来高は7月下旬に増加し、その後も高水準を維持しており、需給は比較的良好です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは16倍で業界平均の17.79倍を下回り、予想PERは17.8倍でやや上回るが、PBRは1.26倍で業界平均1.23倍とほぼ同水準。配当利回りは4.23%と業界平均2.96%を大きく上回り、株主還元が手厚い。ROEは8%と収益性も良好。直近の業績は減収だが、営業利益は増加傾向で、安定した稼ぐ力があります。割安と高配当が魅力ですが、業界平均に比べた収益の伸びには注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.4倍17.9倍
PER (予想)18.3倍
PBR1.30倍1.24倍
ROE8.0%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

石油価格の変動が業績に直結する商社モデルで、直近は原油高の影響を受けた。強気派は、価格上昇が売上高を押し上げ、シェア獲得につながる機会と捉える。一方、弱気派は燃料需要の長期的な減少や、価格高騰による利幅縮小を懸念する。また、新エネルギー事業へのシフトが遅れているとの指摘もある。決算では営業利益の推移と、非石油分野の成長が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 安定販売網

    系列ガソリンスタンド網があり、燃料の需要に応じた販売が可能

  • 多角化の余地

    化学品や樹脂など石油以外の分野で収益源を拡大

  • 資源高の恩恵

    原油高時に在庫評価益が発生し、一時的な利益増につながる

  • 営業利益が6億円増の124億円2026年3月期影響

    2026/3期営業利益124億円は前期118億円から増加。増益基調が続く

  • 純利益92億円と2期ぶり増益2026年3月期影響

    2026/3期純利益92億円は前期87億円から5億円増。業績改善が株価を支援

  • 配当利回り4.23%の高水準継続影響

    利回り4.23%は相対的に高く、インカムゲイン目的の買いが入りやすい

  • 外国人保有25.57%の物色人気継続影響

    外国人所有比率は4分の1超。継続的な資金流入が期待される

マイナスに働く材料7
  • 石油需要減少

    脱炭素化で燃料需要の長期的な減少が見込まれる

  • 利幅の縮小

    価格競争や原油高でマージンが圧縮される

  • 新事業の遅れ

    新エネルギー分野への投資が他社に比べ遅れている

  • 売上高6116億円と2期連続減収2026年3月期影響

    売上高は6596→6544→6116億円と減少。需要減退が続く

  • 予想純利益約84億円と減益見通し2027年3月期影響

    予想PER17.8倍から逆算した予想純利益は約84億円、前期92億円から減少

  • 営業利益率2%の薄利構造通年影響

    売上高6068億円に対して営業利益124億円、利益率は2.03%。僅かな変動で利益がぶれる

  • 原油高が仕入れコストを圧迫不定影響

    石油製品取扱いが多く、原油高が転嫁遅れを生むと利益率がさらに低下する

次の決算で確かめる点
石油製品販売量
燃料需要の動向と市場シェアの変化を把握するため
営業利益率
価格変動下での利幅の安定性を確認するため
非石油売上比率
多角化の進捗と依存度の低下を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.12%。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
4.12%
いまの株価に対して
配当性向
72.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2024.6
2018年3月2735.029.6
2019年3月270.031.9
2020年3月283.736.3
2021年3月280.036.9
2022年3月4042.947.3
2023年3月5537.547.6
2024年3月8045.556.1
2025年3月10025.093.5
2026年3月1000.072.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,128人。区分でいちばん多いのは金融機関35.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.4%を占め、残る44.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関41.534.034.431.732.835.4
外国法人21.426.626.427.925.325.6
事業法人24.121.822.823.122.220.0
個人・その他12.616.515.516.318.518.2
自己株式2.83.21.52.65.61.8
証券会社0.41.10.91.01.10.8
外国人個人0.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人市村清新技術財団13.15
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.48
03株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・株式会社リコー退職給付信託口)9.21
04NORTHERN TRUST CO.(AVFC) REFIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)6.59
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.02
06光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員光通信株式会社3.20
07株式会社リコー1.77
08三愛オブリ持株会1.71
09ENEOSホールディングス株式会社1.53
10みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 佐賀銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近14
  • 2026-07-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.70%
    -2.54pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.09%
    -1.03pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.01%
    -1.08pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.67%
    +0.63pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.72%
    +0.05pt
  • 2026-06-15
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.04%
    +1.03pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.22%
    +0.55pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.72%
    +2.50pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.42%
    +0.70pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.42%
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.89%
    -0.53pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.93%
    -0.96pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.19%
    +0.26pt
  • 2026-06-15
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.24%
    +0.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+314%、1株純資産は14期で+113%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月368804.213.348.9
2014年3月579606.211.129.3
2015年3月531,0855.214.630.1
2016年3月751,0666.911.026.8
2017年3月841,1557.611.224.6
2018年3月1151,2699.513.729.6
2019年3月1041,3258.08.831.9
2020年3月1171,3508.79.736.3
2021年3月1021,4717.212.936.9
2022年3月1211,5598.07.847.3
2023年3月1601,66910.08.647.6
2024年3月1711,8319.812.256.1
2025年3月1371,8227.512.693.5
2026年3月1481,8738.016.372.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

19名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/3期の役員報酬は総額313百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金田凖代表取締役会長7745,000
隼田洋代表取締役社長 社長執行役員6317,000
長谷川文則取締役664,000
佐藤孝志取締役 常務執行役員 総務部・広報・IR部・経理部・法務審査部担当 経理部長6310,000
石井浩一郎取締役 執行役員 ガス事業部門担当 ガス事業部長587,000
鵜瀞惠子取締役712,000
二宮洋二取締役751,000
松村淳一常勤監査役632,000
大井厚志常勤監査役608,000
渡邉秀俊監査役73
加藤文彦監査役73
稗田さやか監査役47
残りの役員7名を開く
氏名役職年齢保有株数
須藤晃取締役 執行役員 航空事業部門担当 航空事業部長588,000
永松慎一執行役員
西尾祐子執行役員
村上暢哉執行役員
野中英一執行役員
洞駿取締役78
山本良一取締役75

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5200228822946
監査役2525226
社外取締役632325

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,225字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(三愛オブリ㈱)および子会社24社、関連会社4社により構成されている。 主な事業内容および当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりである。なお、次の5部門は「連結財務諸表等 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一である。 1.石油関連事業 石油製品販売業    当社およびキグナス石油㈱が揮発油、灯油、軽油および重油等石油製品類の特約店ならびに大口需要家への販売、石油元売会社等からの委託による石油製品の保管および出荷業務を行っている。 また、三愛オブリ北陸㈱ほか2社が揮発油を中心とした石油製品類の特約店への販売、ならびに三愛リテールサービス㈱ほか3社が揮発油を中心とした石油製品類や自動車関連商品の小売販売を行っている。 運送業他    キグナス興産㈱および新日本油化㈱がキグナス石油㈱の油槽所の管理・石油製品類の配送を行っている。 また、三愛オブリカスタマーサービス㈱が三愛オブリ㈱の受発注業務および不動産の賃貸を行っている。 2.化学品関連事業 化学製品製造販売業    当社が洗車機用ワックス、撥水コート等の自動車関連商品、防腐・防黴剤および防災商品等化学製品類の販売を行っている。 また、三愛理研㈱が化学製品類の製造および販売を行っている。 3.ガス関連事業 LPガス販売業    当社が三愛オブリガス西日本㈱ほか2社へLPガスの販売を行っている。 また、三愛オブリガス西日本㈱およびキグナス液化ガス㈱ほか2社がLPガスおよびガス器具の特約店ならびに大口需要家への販売、ならびに三愛オブリガス西日本㈱および三愛オブリガス東日本㈱ほか6社がLPガスおよびガス器具等の小売販売を行っている。 LPガスサービス業    三愛オブリガスサービス九州㈱ほか5社がLPガスの配送および充填作業等を行っている。 天然ガス販売業    当社が天然ガスの大口需要家への販売、天然ガスパイプラインの運営および保安、天然ガスを利用したエネルギー供給、ならびに佐賀ガス㈱へ天然ガスの販売を行っている。 また、佐賀ガス㈱および伊万里ガス㈱が都市ガスとして一般消費者への供給を行っている。 4.航空関連事業 航空燃料取扱業    当社、三愛アビエーションサービス㈱および㈱KAFCOが航空会社および石油元売会社からの委託による航空燃料の保管ならびに航空機への給油業務を行っている。 また、当社が国内7空港の給油施設を所有し賃貸を行い、神戸空港給油施設㈱が石油元売会社からの委託による航空燃料の保管を行っている。 5.その他事業 建設業    三愛オブリテック㈱が建設工事等の設計・施工を行っている。 その他    当社が不動産の賃貸業、三愛オブリテック㈱が金属表面処理業、三愛オブリビル管理㈱がビル管理業を行っている。 以上の企業集団についての事業系統図は次のとおりである。
経営方針・対処すべき課題3,170字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 経営方針 当社グループは、経営理念である三愛精神「人を愛し 国を愛し 勤めを愛す」と、コーポレートブランドである「Obbli」(オブリ)を礎に、人々の生活と産業を支えるパートナーとして、成長し続ける企業グループとなることを目指す。 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの経営環境は、イラン情勢に伴う原油価格の高騰や政府による緊急的激変緩和措置によって、国内石油製品の市況は大きく変動しており、先行き不透明な状況が続いている。当社グループにおいては、基幹ビジネスである石油関連事業における収益の安定化を図るとともに、低炭素・循環型社会に対応した事業への変革が最大の経営課題となっている。 こうしたなか、当社グループは、中期経営計画「変貌する未来への挑戦 Challenge 2030」の第2ステージとして、2030年度に目指す姿に向けた「戦略の実行と投資の加速」を推進し、新たな事業ポートフォリオの実現に向けた動きを加速する。 ① 中期経営計画の概要 ② 中期経営計画の定量的目標に対する進捗状況 2024年度実績   2025年度実績   2024-2026年度目標 連結経常利益   128億60百万円   134億42百万円   130億円~150億円 連結ROE   7.5%   8.0%   8%以上 総還元性向   118.3%   79.5%(※)   100%を目指す 1株当たり配当金   100円   100円(※)   100円を下限 ※ 2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)「剰余金処分の件」が原案どおり承認可決されることを前提とした数値で記載している。 ③ 各事業別の対処すべき課題 イ.石油関連事業 石油関連事業は変革事業に位置付け、スマートフォンアプリ「Mantan」の活用などデジタル化によるSS運営の効率化を進め、全国約1,000ヶ所の系列SSのネットワークを活用した新たな成長事業への変革に努める。 2026年度は、イラン情勢に伴う原油価格の高騰と補助金支給の再開により石油市況は不透明な情勢が続いており、卸売部門では収益の安定化を図るとともに、直営SSの競争力を強化していく。 ロ.化学品関連事業 化学品関連事業は成長事業に位置付け、機能化学品領域のさらなる拡充、サプライチェーン強化による収益拡大を事業方針とし、在庫の最適化による利益率の改善を進めてきた。 2026年度は、イラン情勢の緊迫に起因するナフサ不足による業績への影響が懸念されているが、顧客への安定供給を最大限に努めるとともに新商材の研究開発、新工場の建設を進めるなど事業基盤の拡大に努める。 ハ.ガス関連事業 ガス関連事業は成長事業に位置付け、LPガス販売業については小売顧客軒数を拡大し、天然ガス販売業については提案型営業を通じた顧客拡大に努める。 <LPガス販売業> 当社グループは、関東・東海、近畿、中国、九州エリアを中心にLPガスの事業拠点を有し、各エリアで卸売(近畿を除く)・小売の営業展開をおこなっている。LPガス販売業では、卸売取引を通じた顧客基盤の拡大とともに営業権買収を含めたM&Aによる小売軒数の拡大を進めてきた。 2026年度は、LPガスの安定供給に努めるとともに、M&A後のエリアごとの事業効率と収益性の改善により市況に左右されない事業基盤を築いていく。また、ハウスクリーニングなどの新事業の拡充により、生涯顧客の獲得を図っていく。 <天然ガス販売業> 当社グループは、九州地方において競争力のある営業エリアを有しており、佐賀天然ガスパイプラインによる天然ガスの供給や佐賀ガス株式会社を通じて都市ガスの供給などをおこなっている。また、全国各地において販売数量の拡大に向けたLNGサテライト供給やオンサイトエネルギーサービスの提案営業を積極的に進めてきた。 2026年度は、太陽光発電等の再生可能エネルギーと天然ガスの販売を組み合わせた提案営業を積極的に進めていく。 ニ.航空関連事業 当社グループは羽田空港を中心とした国内における航空機給油施設の運営と給油事業を担っており、航空関連事業を基盤事業に位置づけ安定操業と業容の拡大に努めていく。当社グループが携わっている羽田空港をはじめとした国内各空港における航空燃料取扱数量は国際線を中心に堅調に推移しており、安定供給を最優先に給油事業の拡大に向けた準備を進めてきた。 2026年度は、羽田空港第2貯油基地の建設など給油施設の拡充を進めるべく、デジタル化や人員の確保と育成をさらに進めていく。 ホ.クリーンテック事業 クリーンテック事業はその他事業セグメントに含まれているが、次の柱となる成長事業に位置付けている。 2026年度は、半導体製造装置の洗浄事業の需要回復が見込まれ、需要家の増産要求に備えた体制づくりを進めるとともに、高品質洗浄の独自技術の開発にも積極的に取り組んでいく。 ヘ.その他、事業領域拡大への取組み 上記のほか、事業ポートフォリオの変革に向けて、2024年度から2年間にわたりDX推進人財の育成や業務の効率化を推進しており、今後もこの活動を継続していく。また、事業領域の拡大に向けた事業提携やM&Aなどを積極的に進めていく。 ④ イラン情勢の影響について 2026年2月にイスラエル・アメリカがイランへの攻撃を開始したことで原油価格が高騰した。さらにホルムズ海峡の封鎖が報じられたことで、世界的な原油の供給不安が生じており、情勢は日々変化している。 短期的には、石油関連事業、ガス関連事業では安定的に供給を継続できるものとみているが、一方で航空関連事業では中東方面の路線で一部運休が出ている他、化学品関連事業ではナフサ不足が深刻化しており、一部商品の出荷に影響が出ている。ただし、現時点で当社グループ全体の業績に与える影響は限定的と見込んでいる。 今後事態が長期化し、日本国内への石油供給が減少し経済が広範囲で停滞した場合、当社グループ全体の業績に影響を及ぼすおそれがある。 ⑤ 中期経営計画における資本政策について 当社は、低炭素・循環型社会に対応した事業ポートフォリオへの進化を図り、持続的成長を続けることで株主価値を高めることを基本方針としている。そのための重要な経営指標としてROE(株主資本利益率)、総還元性向を掲げ、中期経営計画において目標値を公表している。 当社グループでは、中期経営計画の推進にあたり、資本コストの指標としてWACC(加重平均資本コスト)・IRR(内部収益率)を用いて投資判断をおこなうなど、適切な経営資源の配分に努めている。また、成長戦略・資本政策の実行と適正な株主還元により、PBR(株価純資産倍率)1倍以上の維持に努める。 ⑥ 気候変動に関連した戦略ならびに指標および目標 気候変動に関連した戦略ならびに指標および目標については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3) サステナビリティに関する重要課題 ① 気候変動に関連した戦略ならびに指標および目標(気候変動への対応)」に記載のとおりである。 ⑦ 人的資本・多様性の確保に向けた取組 人的資本・多様性の確保に向けた取組については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3) サステナビリティに関する重要課題 ③ 人的資本・多様性の確保に向けた取組(人材の確保と育成)」に記載のとおりである。
事業等のリスク4,586字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループでは、リスク管理を統括する三愛オブリグループサステナビリティ委員会において、リスクの洗い出しをおこない、対応すべき優先順位を決定するとともに、リスク毎に具体的な対応策および予防策を検討している。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が経営成績および財政状態に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものである。また、当社グループのすべてのリスクを網羅するものではない。 (1) 市場環境の変化について[影響度:中~大、発生可能性:高] ① リスク内容 当社グループは、石油製品の販売を主体としたビジネスを主に国内において展開している。地球温暖化等の気候変動への対応として2050年カーボンニュートラルを目指す動きが世界的に加速するなかで、エネルギー転換へ向けた企業の対応が顕在化してきている。国内の石油・LPガス市場においては、消費機器の燃費向上に加えてEV車やオール電化の普及が進むことで、同業者間にとどまらず、電気などの異業種との販売競争に直面している。 また、LPガスや灯油は気温の変動にも影響を受けるため、需要期である冬場の気温が上昇した場合、需要は減少する可能性がある。 このような事業環境のなか、石油関連事業およびガス関連事業の市場規模は中長期的には縮小し、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 このようなリスクに対して当社グループは、2024年度から2026年度までの中期経営計画「変貌する未来への挑戦 Challenge 2030 Second Stage」を策定し、低炭素・循環型社会に対応した事業ポートフォリオへの進化を目指すため、当社グループの事業を成長事業、変革事業および基盤事業に分け、成長可能性のある事業へのM&Aを含めた投資を進めていく。なお、新規事業への出資や事業創出については経営企画部を中心に取り組んでいる。 (2) 大規模感染症について[影響度:大、発生可能性:低] ① リスク内容 世界的に感染症が流行した場合、各国間の移動に制限がかかり、航空関連事業においては、燃料取扱数量が減少し、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 石油関連事業およびガス関連事業においては、感染症の拡大等の状況次第では物流や生産活動の停滞から燃料油の需要が減少する可能性はあるが、生活必需品としての需要は底堅く推移するものと考えている。 また、従業員の感染が増加し、製造、物流、保安、営業活動などに支障をきたした場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 当社グループは、社会インフラの一端を担う企業の責務として、感染症の拡大等に備え、事業所ごとにBCPの見直しを実施している。また、感染症の流行が見られた場合は、感染予防のための適切な処置を講じることで、従業員の感染リスクの低減に取り組み、事業の継続に努めることとしている。 (3) 災害等について[影響度:大、発生可能性:低] ① リスク内容 当社グループは、国内において羽田空港を含む複数の航空機給油施設を所有・運営している。また東京オイルターミナルなどの石油製品出荷基地、福岡県久留米市から佐賀県佐賀市までの佐賀天然ガスパイプライン、日本各地に所在するSSやLPガス充填所など危険物取扱設備を有している。通常では予見できない事故、地震、異常気象による集中豪雨や河川氾濫、気象パターンの変化による気温上昇により、航空機への燃料供給障害、石油製品物流障害、燃料漏洩による土壌汚染、水害によるLPガスボンベの流出が発生した場合、操業回復までに相当の時間とコストを要することから、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 これらの危険物施設の安全管理・保安体制についてはリスクマネジメント委員会において、自然災害等に備え事業所ごとにBCPの見直しを実施するとともに、事件や事故の報告と再発防止策の検討をおこなっている。また、同委員会において、危険物施設の環境安全監査の実施および是正状況を確認している。さらに、地震の被害を最小限に抑え入出荷機能を維持するため、油槽所の強靭化工事を進める他、所有するすべての施設で火災保険に加入し、貯油所物件には加えて地震保険等を付保している。 (4) 地政学的リスクについて[影響度:中、発生可能性:中] ① リスク内容 当社グループは、石油製品を石油元売会社等から仕入れ、国内において販売を行うことが主力事業であるが、わが国においては、その大部分は中東周辺地域などからの輸入に依存しており、原油価格および為替レートの動向により仕入価格が変動する。また、当社グループは化学製品の輸出入もおこなっており、調達先は主にアジア地区に依存している。 そのため、このような国や地域における政治的、経済的変動、テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱等が発生した場合、製品や原料の調達、適正価格の維持に支障をきたし、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 2026年2月にイスラエル・アメリカがイランへの攻撃を開始し、さらにホルムズ海峡の封鎖が報じられたことで、世界的な原油の供給不安が生じている。供給不安が長期化した場合、国内経済が広範囲にわたり停滞し、当社グループ全体の業績に多大な影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 当社グループの主要商品である石油製品の高騰に備えて資金の手元流動性を確保するとともに、複数のサプライチェーンを持つことでリスクが顕在化した際の安定供給を図っている。同時に中期経営計画に掲げる事業ポートフォリオの変革を進めることで、石油供給リスクに対応した事業体制の構築に努めている。 (5) 投資等について[影響度:中、発生可能性:中] ① リスク内容 当社グループは、航空機給油施設、石油製品出荷基地、SSや充填所などの有形固定資産、M&Aにより取得した無形固定資産を有している。事業等のリスクが顕在化したことにより、保有する資産の価値や収益性が低下した場合には、固定資産の減損処理が必要となり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 投資等については回収可能性を十分に検討したうえで実行しており、定期的に投資計画との差異を検証し、必要に応じて改善策を講じている。 (6) 情報セキュリティに関するリスク[影響度:中~大、発生可能性:低] ① リスク内容 当社グループでは、羽田空港における給油システムなど事業上不可欠な基幹システムを構築・運用するとともに、営業上の機密情報を保有している。他方、外部システムを利用して販売や顧客管理を実施している部門においては、営業情報の一部を外部サーバに保管している。こうしたなかで、想定外のサイバー攻撃、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス等によりシステムダウンや情報漏洩が発生した場合は、事業活動の継続に支障をきたし、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 また、業務効率化のため生成AIの利用が進む中で、情報漏洩等の重大なインシデントが発生する可能性がある。 ② 対応策 当社グループは、情報セキュリティに関する基本方針を定めリスクの低減に努めるとともに、システムの更新等によりセキュリティの強化を図り、情報技術の適正な整備および運用状況を確認している。サイバー攻撃による逸失利益を補償し迅速に対応するためサイバー保険へ加入しリスク軽減策を講じるとともに、営業情報を外部サーバに保管する場合は、データ等の安全管理措置が適切に講じられている信頼性の高い運営会社を選定している。 また、生成AIを安全に利用するため、グループ全体で「生成AI利用規程」等を制定し、従業員の順守事項を定め周知している。 (7) 製品の品質および安全性に関するリスク[影響度:中、発生可能性:低] ① リスク内容 当社グループは、防腐・防かび剤、石油系溶剤、自動車用ケミカル商品などの化学製品の製造や販売をおこなっている。リコールや製造物責任が問われる不測の製品事故が発生した場合には、損害賠償責任を負うとともに取引上の信用失墜により、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 当社グループで製造する製品の品質管理には十分留意しており、「品質保証委員会」において当社で製造するすべての製品について事前に審議することで、製造物の欠陥に起因する損害賠償請求やクレーム等を未然に防止するよう努めている。 (8) 保有有価証券について[影響度:小、発生可能性:中] ① リスク内容 経済の状況や株式市場の変動により、当社グループの保有する有価証券の価格が著しく下落した場合には、保有株式の評価損が発生し、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 当社は、保有有価証券について定性的および経済合理性の両面から、保有効果の検証をおこなっている。 (9) 法的規制関係について[影響度:小~中、発生可能性:低] ① リスク内容 当社グループは、消防法、製造物責任法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、ガス事業法、石油コンビナート等災害防止法、環境関連法令など数多くの法律や規則に規制されている。これらの規制に抵触した場合には行政処分を受けるなど事業活動の継続に支障をきたす可能性があるとともに、将来これらの法規制が大幅に改正された場合には、事業活動への制約や対応のためのコストが発生し、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 事業に関連する法規制について、所管する関係部所が法改正などの情報を収集し必要な対応をおこなっている。また、法令および社内ルールの順守や企業倫理の啓発に関して、「三愛オブリグループの倫理行動憲章」の周知徹底を図るとともに、「公益通報者の保護に関するガイドライン」に基づく公益通報相談窓口により、法令違反や不正行為の早期発見と是正に努めている。 (10) 個人情報に関するリスク[影響度:小、発生可能性:低] ① リスク内容 当社グループでは、SSで取り扱う車検等の個人情報ならびにLPガスおよび都市ガスの消費者データを保有している。情報セキュリティの不備や従業員の不正等により個人情報の漏洩が発生した場合には、損害賠償責任を負うとともに社会的信用の失墜により、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 ② 対応策 当社グループでは、社内規程に基づき、従業員に対するeラーニングなどの教育や個人情報の取り扱いに関する自主監査、管理台帳の更新など、個人情報の適切な取扱いと管理の徹底を図っている。
経営成績の分析 (MD&A)6,224字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、景気は緩やかに回復した。一方で、円安の継続や資源価格の上昇に加えて、イラン情勢の長期化による原油価格の高騰や供給不足などの地政学的リスクが懸念され、先行き不透明な状況が続いている。 当社グループを取り巻く事業環境においては、訪日外国人数の増加によって国際線を中心に航空燃料の需要は好調に推移したものの、政府の燃料油価格定額引下げ措置やガソリン税・軽油税の暫定税率廃止により、国内石油製品の市況は不安定に推移した。 こうしたなかで、当社グループは、中期経営計画「変貌する未来への挑戦 Challenge2030」の第2ステージに入り、2024年度から2026年度までを事業戦略を確実に実行し、成長投資を加速させる期間として、さまざまな取組みを進めた。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。 ① 財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ49億38百万円増加し、2,120億48百万円となった。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ22億52百万円増加し、893億39百万円となった。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ26億85百万円増加し、1,227億9百万円となった。 ② 経営成績 当連結会計年度における当社グループの売上高は、前期比6.5%減の6,115億70百万円となった。営業利益は、前期比4.6%増の123億56百万円、経常利益は前期比4.5%増の134億42百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比6.2%増の91億96百万円となった。 セグメント別の財政状態及び経営成績は次のとおりである。 イ.石油関連事業 石油関連事業における売上高は前期比7.8%減の5,164億13百万円、セグメント利益は前期比23.1%減の56億70百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ104億64百万円減少し、865億67百万円となった。 ロ.化学品関連事業 化学品関連事業における売上高は前期比0.8%増の127億75百万円、セグメント利益は前期比1.6%減の11億26百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ8億5百万円増加し、52億88百万円となった。 ハ.ガス関連事業 ガス関連事業における売上高は前期比4.6%減の584億68百万円、セグメント利益は前期比8.7%増の22億95百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ11億79百万円増加し、264億47百万円となった。 ニ.航空関連事業 航空関連事業における売上高は前期比16.1%増の167億48百万円、セグメント利益は前期比55.7%増の57億12百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ21億4百万円増加し、237億73百万円となった。 ホ.その他事業 その他事業における売上高は前期比24.7%増の71億66百万円、セグメント利益は前期比36.1%増の11億76百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ30億76百万円増加し、104億42百万円となった。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ91億10百万円増加し493億99百万円となった。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりである。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は231億14百万円となった。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上および営業保証金の回収によるものである。なお、獲得した資金は前期比221億75百万円増加している。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は52億36百万円となった。これは主に、有形固定資産の取得によるものである。なお、使用した資金は前期比27億9百万円増加している。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は87億67百万円となった。これは主に、配当金の支払いおよび自己株式の取得によるものである。なお、使用した資金は前期比27億37百万円減少している。 生産、受注及び販売の実績 (1) 生産実績 該当事項なし。 (2) 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) ガス関連事業   686   149.5   228   402.4 その他事業   2,161   60.0   388   17.2 合計   2,847   70.1   617   26.6 (3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 石油関連事業(百万円)   516,413   92.2 化学品関連事業(百万円)   12,775   100.8 ガス関連事業(百万円)   58,468   95.4 航空関連事業(百万円)   16,748   116.1 その他事業(百万円)   7,166   124.7 合計(百万円)   611,570   93.5 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去している。 2.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績については連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略している。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 (1) 経営成績等 ① 財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ49億38百万円増加し、2,120億48百万円となった。これは主に、現金及び預金が増加したことによるものである。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ22億52百万円増加し、893億39百万円となった。これは主に、その他流動負債が増加したことによるものである。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ26億85百万円増加し、1,227億9百万円となった。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものである。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の54.8%から54.7%となった。 ② 経営成績 当連結会計年度における当社グループの売上高は、石油製品の販売数量の減少により前期比6.5%減の6,115億70百万円となった。営業利益は、航空関連事業における航空燃料取扱手数料の単価改定により前期比4.6%増の123億56百万円、経常利益は前期比4.5%増の134億42百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比6.2%増の91億96百万円となった。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。 当社グループは、営業キャッシュ・フローで獲得した資金を主に運転資金や設備の更新、拡張に活用しており、営業キャッシュ・フローを上回る規模の投資については、金融機関からの借入による資金調達を見込んでいる。また、当社および連結子会社ではCMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)を導入しており、グループ会社間で資金を融通することで、手元資金の流動性を確保するとともに有利子負債の削減を進めている。 当社グループは、事業リスクに対応できる財務基盤を確保する一方、成長投資を実施することで、グループの持続的な成長を促す。成長に伴って創出されるキャッシュフローより、安定配当の継続を図る。 (2) 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりである。 (3) 資本の財源及び資金の流動性 ① 資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、当社グループの石油関連事業、化学品関連事業およびガス関連事業に関わる仕入等の債務の決済資金等がある。また、設備投資需要の主なものは航空機給油施設の増強、研修センターリニューアル工事、油槽所の保全工事、SSの設備更新がある。 ② 財務政策 当社グループの経営基盤の拡大・充実に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用や金融機関からの借入により資金調達を実施している。なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は前連結会計年度に比べ7億36百万円増加し、48億74百万円となった。 (4) セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 イ.石油関連事業 石油関連事業においては、ガソリンの販売数量は底堅く推移した一方で、灯油、軽油および重油などの油種は減少傾向で推移しており、石油製品全体では前期を下回った。各部門別の状況は以下のとおりである。 石油小売部門では、ガソリンの販売数量は前期並みを維持したものの、価格競争によって利幅が縮小し、利益は前期を下回った。石油卸売部門では、補助金支給やガソリン税・軽油税の暫定税率廃止によって石油市況で先安感が広がったことで、キグナス石油株式会社の一部取引の収益性が悪化し、利益は前期を大きく下回った。産業用燃料油販売部門では、販売数量は前期を下回ったが、収益性が改善したことで利益は前期を上回った。産業用潤滑油販売部門では、発電用ガスエンジンのメンテナンスや風力発電の内視鏡検査などの受注が下期に入って回復したが、利益は前期を下回った。 以上の結果、石油関連事業における売上高は前期比7.8%減の5,164億13百万円、セグメント利益は前期比23.1%減の56億70百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ104億64百万円減少し、865億67百万円となった。 ロ.化学品関連事業 化学品関連事業においては、各商品ともに販売数量は概ね前期並みで推移した。こうしたなか、仕入や在庫管理などサプライチェーンの最適化によって利益率に改善がみられた。商品別の状況は以下のとおりである。 自動車関連商品では、自社製品である洗車薬剤の販売数量、利益ともに前期を上回った。防腐・防かび剤では、販売数量は前期を上回ったが、利益は前期を下回った。石油系溶剤では、販売数量、利益ともに前期並みとなった。粘着付与剤では、販売数量、利益ともに前期を下回った。機能化学品等の利益は前期並みに推移した。 以上の結果、化学品関連事業における売上高は前期比0.8%増の127億75百万円、セグメント利益は前期比1.6%減の11億26百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ8億5百万円増加し、52億88百万円となった。 ハ.ガス関連事業 <LPガス販売業> LPガス販売業においては、夏場の猛暑などにより需要が概ね減少傾向となるなか、販売数量は前期並みを維持した。各部門の状況は以下のとおりである。 小売部門では家庭用を中心に単位消費量の減少が見られたものの、小売顧客軒数の増加による基本料金収入の増加により、利益は前期を上回った。卸売部門では、在庫評価の影響により利益は前期を下回った。 なお、2025年12月、熊本県熊本市においてLPガスの小売販売およびSS運営等をおこなう熊本石油株式会社の持株会社であるスマートソリューション株式会社の全株式を取得し両社を連結子会社とした。また、両社は2026年3月、熊本石油株式会社を存続会社として合併している。 <天然ガス販売業> 天然ガス販売業においては、家庭用では伊万里ガス株式会社のグループ加入により、販売数量は前期を上回った。業務用・工業用では販売数量は前期並みに推移したものの、省エネ機器類の販売もあり、利益は前期を上回った。 以上の結果、ガス関連事業における売上高は、LPガスの販売価格の下落により前期比4.6%減の584億68百万円となった。セグメント利益は、LPガス販売業の業績改善により前期比8.7%増の22億95百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ11億79百万円増加し、264億47百万円となった。 ニ.航空関連事業 航空関連事業においては、訪日外国人の増加などにより航空需要は国際線を中心として好調に推移した。 羽田空港における燃料取扱数量は、国内線では夏場の需要が回復に転じたものの、下期に入ってからは低調に推移し前期をやや下回った。国際線ではインバウンド需要に伴う増便や新規就航により好調に推移した。これにより、国内線と国際線を合わせた燃料取扱数量は、前期比で約2%の増加となった。 以上の結果、航空関連事業における売上高は、航空燃料取扱手数料の単価改定および航空燃料取扱数量の増加により前期比16.1%増の167億48百万円、セグメント利益は前期比55.7%増の57億12百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ21億4百万円増加し、237億73百万円となった。 ホ.その他事業 その他事業においては、金属製品等の洗浄・表面処理をおこなうクリーンテック事業では、半導体製造装置向け精密洗浄処理の需要回復に遅れがみられたが、売上高、利益ともに前期並みに推移した。建設工事業では、受注高が堅調に推移し、売上高、利益は前期を上回った。 以上の結果、その他事業における売上高は、建設工事業の受注増加により前期比24.7%増の71億66百万円となった。セグメント利益は、前期比36.1%増の11億76百万円となった。セグメント資産は、前連結会計年度末に比べ30億76百万円増加し、104億42百万円となった。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりである。

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出典

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