概要
双日は、2003年に旧日商岩井と旧ニチメンの統合で誕生した総合商社である。自動車、航空・社会インフラ、エネルギー、金属・資源、化学、生活産業、リテールなど8つのセグメントでトレーディング・投資・事業経営をグローバルに展開する。2026年3月期の連結売上高は2兆7,574億円、当期純利益は1,036億円。連結子会社413社、持分法適用会社129社を擁し、世界の主要拠点で事業を営む。
8つの事業セグメントで構成される多角ポートフォリオ
双日グループは、報告セグメントとして自動車、航空・社会インフラ、エネルギー・ヘルスケア、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービス、その他の8区分を有する。自動車セグメントでは完成車トレーディングや組立製造・小売を、エネルギー・ヘルスケアでは再生可能エネルギーや病院PPPを手掛ける。金属・資源・リサイクルでは石炭・鉄鉱石・合金鉄のトレーディングと鉱山投資が中心であり、化学セグメントでは有機・無機化学品や電子材料を取り扱う。生活産業・アグリビジネスでは穀物・肥料・製紙事業、リテール・コンシューマーサービスでは食品流通・コンビニエンスストア・不動産事業を展開する。この多角ポートフォリオが収益の安定化に寄与している。
収益構造と地域展開の特徴
2026年3月期の収益は前期比9.9%増の2兆7,574億円に達した。増収の主因はエネルギー・ヘルスケア(1,537億円増)と航空・社会インフラ(395億円増)である。一方、売上総利益は3,675億円と増益ながら、販管費の増加により税引前利益は1,156億円に減益した。当期純利益は1,036億円で、前期から70億円の減少となった。地域別では、米国・豪州での省エネ関連事業や防衛関連取引が成長を牽引する。ベトナムでは工業団地開発や自動車事業が堅調であり、中国市場は不動産問題の影響で減速が続く。双日はこれらの地域で連結子会社と持分法会社を通じ、現地密着型の事業を展開している。
542社から成るグループネットワーク
双日グループは、2026年3月31日時点で連結子会社413社、持分法適用会社129社の計542社で構成される。主要な連結子会社として、自動車分野では双日オートグループジャパンやAlbert Automotive Holdings、航空・社会インフラでは双日エアロスペースやPhenix Jet International、エネルギー・ヘルスケアでは双日マシナリーやMcClure Companyを擁する。金属・資源では双日ジェクトやSojiz Resources (Australia)、化学では双日プラネットやプラマテルズ、生活産業ではThai Central ChemicalやSaigon Paper Corporationが事業を担う。また、海外現地法人として双日米国会社、双日欧州会社、双日アジア会社などを置き、各地域の総合商社機能を担う。
業界の中での役割は総合商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01自動車主力
完成車のトレーディング、組立製造・卸売、小売、品質検査、販売金融、デジタル技術を活用した販売・サービスをグローバルに展開。子会社を通じて各地で事業を運営。
- 完成車トレーディング
- 自動車の国際的な売買・輸出入業務。
- 組立製造・卸売事業
- 自動車の組立製造および卸売販売。
- 小売事業
- 自動車の小売販売。
- 品質検査事業
- 自動車の品質検査サービス。
- 販売金融
- 自動車購入向けの金融サービス。
02航空・社会インフラ主力
航空機(民間機・防衛関連機器・ビジネスジェット)の代理店販売、鉄道・空港等の交通インフラ、工業団地・住宅・オフィス・スマートシティ・データセンター等の産業都市インフラ、船舶の新造船・中古船・傭船仲介を手掛ける。
- 航空機関連
- 民間機・防衛関連機器の代理店販売、ビジネスジェットの販売。
- 交通インフラ事業
- 鉄道関連事業、空港事業。
- 産業・都市インフラ事業
- 工業団地、住宅、オフィス、スマートシティ、データセンターの開発・運営。
- 船舶事業
- 新造船・中古船・傭船仲介。
03エネルギー・ヘルスケア主力
再生可能エネルギー(IPP投資、電力小売、関連サービス)、ガス火力発電、省エネルギーサービス、石油・ガス・LNG、原子力関連、ICTインフラ(通信タワー)、ヘルスケア(病院PPP、民間医療、医療周辺サービス、新興技術)、産業機械、軸受、四輪・二輪部品、自動車製造設備、舶用機械、電力エネルギー・プラント等を展開。
- 再生可能エネルギー事業
- 太陽光・風力等のIPP投資、電力小売、関連サービス。
- ガス火力発電事業
- IPP・IWPP形式でのガス火力発電所への投資・運営。
- 省エネルギーサービス事業
- エネルギー効率向上のためのサービス。
- エネルギー事業
- 石油・ガス、LNGの開発・トレーディング。
- 原子力関連事業
- 原子燃料、関連機器の取扱い。
- ICTインフラ事業
- 通信タワーの建設・運営。
- ヘルスケア事業
- 病院PPP、民間医療事業、医療周辺サービス、ヘルスケア新興技術への投資。
04金属・資源・リサイクル準主力
石炭、鉄鉱石、合金鉄(ニッケル、クロム、ニオブ等)、アルミナ、アルミ、銅、貴金属、窯業・鉱産物、コークス、炭素製品、鉄鋼関連、資源リサイクル事業を展開。鉱山投資やトレーディングが主体。
- 石炭
- 一般炭・原料炭のトレーディング。
- 鉄鉱石
- 鉄鉱石のトレーディング。
- 合金鉄
- ニッケル、クロム、ニオブ等の合金鉄のトレーディング。
- アルミナ・アルミ
- アルミナおよびアルミ地金のトレーディング。
- 銅
- 銅地金・鉱石のトレーディング。
- 貴金属
- 貴金属のトレーディング。
- 鉄鋼関連事業
- 鉄鋼製品のトレーディング、加工。
- 資源リサイクル事業
- 金属スクリュ等のリサイクル事業。
05化学準主力
有機化学品、無機化学品、機能化学品、精密化学品、工業塩、ヘルスケア・天産品、レアアース、汎用樹脂、高機能樹脂、環境対応樹脂、包装資材、高機能フィルム・シート、プラスチック成形機、電子材料、産業資材用繊維原料・製品等を幅広く取り扱う。
- 有機化学品
- 石油化学製品等の有機化学品。
- 無機化学品
- ソーダ灰等の無機化学品。
- 機能化学品
- 特殊化学品、電子材料等。
- 工業塩
- 塩の輸入販売。
- 汎用樹脂・高機能樹脂
- ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂原料。
- 電子材料
- 液晶・光学部品、プリント基板等。
06生活産業・アグリビジネス準主力
穀物、小麦粉、飼料原料、菓子、食品原料、化成肥料、建設資材、木材製品、住宅建材、チップ植林、製紙、バイオマス・カーボンクレジット、農業・地域創生等を展開。海外子会社を通じて肥料や製紙事業も手掛ける。
- 穀物・飼料原料
- トウモロコシ、大豆等の穀物・飼料原料のトレーディング。
- 肥料
- 化成肥料の製造・販売。
- 建設資材・木材
- 輸入原木、製材、合板、集成材等の販売。
- 製紙
- 紙製品の製造・販売。
- 脱炭素関連
- バイオマス、カーボンクレジットの取扱い。
07リテール・コンシューマーサービス準主力
食品・消費財流通、コンビニエンスストア、外食、商業施設運営、不動産開発・分譲・賃貸・管理運営、砂糖、穀類、油脂、乳製品、農産加工品、畜肉・水産加工品、輸入煙草、繊維製品、衣料、寝具、衛生材料等を手掛ける。
- 食品流通事業
- 食品原料・加工品の卸売・小売。
- コンビニエンスストア事業
- コンビニエンスストアの運営。
- 外食事業
- 飲食店の運営。
- 不動産事業
- 住宅・オフィスの開発、分譲、賃貸、管理運営。
- 繊維・衣料事業
- 綿・化合繊織物、ニット生地、衣料製品、寝具等の販売。
08その他その他
職能サービス、国内地域法人、物流サービス、保険サービス、ネットワークサービス、森林ファンド管理事業等を展開。グループのシェアードサービスや研究機能も含む。
- 物流サービス事業
- 国際・国内物流、倉庫業。
- 保険サービス事業
- 保険代理店業務。
- ネットワークサービス事業
- 情報通信関連サービス。
製品と技術
完成車トレーディングから小売金融まで一貫した自動車事業
自動車セグメントは、双日グループの主要な収益源の一つである。事業内容は完成車の国際トレーディングに加え、組立製造・卸売、小売、品質検査、販売金融、デジタル技術を活用した販売・サービスにまで及ぶ。主要な子会社として双日オートグループジャパン(日本)、Albert Automotive Holdings(豪州)、Sojiz de Puerto Rico Corporation(プエルトリコ)、SILABA MOTORS(サウジアラビア)、Petroautos(エクアドル)などがある。これらの子会社を通じて各地域で自動車の販売・サービス網を構築し、完成車トレーディングではメーカーと市場を結ぶ仲介機能を発揮する。
再生可能エネルギーとヘルスケアに軸足を移すエネルギー・ヘルスケア
エネルギー・ヘルスケアセグメントは、双日が成長分野と位置づける領域である。再生可能エネルギー事業では太陽光・風力発電へのIPP投資、電力小売、省エネルギーサービスを展開。ガス火力発電事業ではIPP・IWPP形式での発電所投資を行う。また、米国ではMcClure CompanyやFreestate Electricを買収し、エネルギーソリューション事業を拡大。豪州でもEllis Air GroupやClimatech Groupを傘下に収め、省エネ・データセンター関連サービスを強化した。ヘルスケア事業では、豪州や東南アジアで病院PPP(官民連携)や民間医療事業を推進し、NEXT GREEN GROUPやRoyal Healthcareを通じて医療周辺サービスにも参入している。
石炭・鉄鉱石から貴金属まで扱う金属・資源・リサイクル
金属・資源・リサイクルセグメントは、双日の伝統的な基盤事業である。石炭(一般炭・原料炭)、鉄鉱石、合金鉄(ニッケル、クロム、ニオブ等)、アルミナ、アルミ、銅、貴金属のトレーディングを主力とする。鉱山投資も積極的に行い、豪州子会社Sojiz DevelopmentやSojiz Resources (Australia)を通じて資源開発に関与。また、鉄鋼関連事業では株式会社メタルワン(持分法適用会社)と連携し、鉄鋼製品のトレーディング・加工を手掛ける。リサイクル事業では金属スクラップの処理を展開し、資源循環にも取り組む。2026年3月期には豪州石炭事業で減損を計上したが、中長期的には安定した収益基盤と位置づけている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
総合商社大手、安定収益で内需・外需バランス型
双日は総合商社として、自動車や機械、食品、エネルギーなど幅広い分野で事業を展開。売上高は2024年3月期の2兆4146億円から2026年3月期には2兆7574億円へ成長見込みで、高い競争力を持つ。同業のリョーサン菱洋ホールディングスやタビオなど専門商社と比較し、規模が大きく多角化が進む。双日は海外事業や資源開発にも強みを持ち、収益の安定性が特徴。ただし、市況変動や為替リスクに影響を受けやすく、今後の経営環境次第で変動が懸念される。
強み
- 幅広い分野で事業展開し、収益源を分散している。
- グローバルに事業展開し、海外需要を取り込んでいる。
- 売上高が増加傾向で、安定的な成長が見込まれる。
- 資源開発や投資で独自の収益機会を有する。
課題
- 商品市況の変動が収益に影響を与えるリスクがある。
- 外国為替の変動が海外事業の収益に影響を及ぼす。
- 他商社や専門商社との競争が激化し、収益機会の確保が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が双日
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 2 | 8053住友商事 | 2.2兆円 | 14.3倍 |
| 3 | 9021西日本旅客鉄道 | 1.4兆円 | 10.8倍 |
| 4 | 4768大塚商会 | 1.4兆円 | 20.3倍 |
| 5 | 9147NIPPON EXPRESSホールディングス | 1.4兆円 | 71.6倍 |
| 6 | 2768双日 | 1.2兆円 | 11.4倍 |
| 7 | 5411JFEホールディングス | 1.2兆円 | 17.6倍 |
| 8 | 9962ミスミグループ本社 | 1.0兆円 | 24.4倍 |
| 9 | 3064MonotaRO | 9,230億円 | 25.6倍 |
| 10 | 3861王子ホールディングス | 8,856億円 | 14.3倍 |
| 11 | 2181パーソルホールディングス | 6,767億円 | 15.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 9件
ニチメンと日商岩井の統合で設立された2003年
双日は2003年4月、ニチメン株式会社と日商岩井株式会社の共同株式移転により、ニチメン・日商岩井ホールディングス株式会社として設立された。両社はともに総合商社として歴史を持つが、バブル崩壊後の経営環境悪化を受け、経営基盤強化のために統合を選択。設立と同時に東京証券取引所及び大阪証券取引所に普通株式を上場した。この統合によって、ニチメンの化学品・繊維分野と日商岩井の金属・資源分野の強みが融合し、総合商社としての事業領域が拡大した。
子会社合併による事業会社化と商号統一の2004〜2005年
2004年4月、持株会社傘下のニチメンと日商岩井が合併し、商号を双日株式会社とした。同年7月には持株会社の商号を双日ホールディングス株式会社に変更。2005年10月には、双日ホールディングスが子会社の旧双日株式会社を吸収合併し、持株会社体制から事業会社体制へ移行。同時に存続会社の商号を双日株式会社とした。この一連の再編により、統合効果を最大化するためのシンプルな組織構造が実現し、経営資源の集中が可能となった。
都市開発と化学品事業を統合した2006年
2006年8月、双日は子会社の双日都市開発株式会社を吸収合併し、不動産開発・運営機能を本社に統合した。さらに同年10月には、子会社のグローバル・ケミカル・ホールディングス及びその子会社の双日ケミカル株式会社を合併。これにより化学品事業の統括体制を一本化し、有機・無機化学品から電子材料に至るまで、化学品セグメントの強化を図った。これらの合併は、グループ内の重複機能を排除し、意思決定の迅速化と事業間シナジーの創出を目的としたものである。
本社移転とプラネット統合による成長基盤強化の2012〜2015年
2012年7月、双日は本社を東京都千代田区内幸町に移転した。新本社への集約により、業務効率の向上と情報共有の促進が期待された。2015年4月には、子会社の双日プラネット・ホールディングス株式会社を吸収合併。同社は情報通信・ネットワーク関連事業を手掛けており、その統合によってICT分野の事業基盤を強化した。これらの施策は、当時進行していた中期経営計画の一環であり、成長領域への資源投入と管理体制の最適化を進めるものであった。
プライム市場移行と現在に至る2022年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、双日は市場第一部からプライム市場へ移行した。これは上場企業としてのガバナンス水準の維持を前提としたものであり、移行後もコーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでいる。双日は「中期経営計画2026」において当期利益2,000億円、時価総額2兆円をターゲットとし、エネルギーソリューション事業や豪州インフラ開発への積極投資を進める。2026年3月期の当期純利益は1,036億円と、目標達成に向け安定的な収益を確保している。
年表9件を開く
2000年代
- 2003年4月創業ニチメン株式会社(注1)と日商岩井株式会社(注2)が共同して両社の株式との株式移転により、ニチメン・日商岩井ホールディングス株式会社として当社を設立 普通株式を東京証券取引所及び大阪証券取引所に上場
- 2004年4月M&A当社子会社のニチメン株式会社と日商岩井株式会社が合併し、商号を双日株式会社とする
- 2004年7月商号を双日ホールディングス株式会社と変更
- 2005年10月M&A当社子会社の旧双日株式会社を合併し、当社の商号を双日株式会社と変更
- 2006年8月M&A当社子会社の双日都市開発株式会社を合併
- 2006年10月M&A当社子会社のグローバル・ケミカル・ホールディングス株式会社及びその子会社の双日ケミカル株式会社を合併
2010年代
- 2012年7月本社を東京都千代田区内幸町に移転
- 2015年4月M&A当社子会社の双日プラネット・ホールディングス株式会社を合併
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 投資額(3ヶ年累計)2026/3まで6,000億円
- ROE(3ヶ年平均)2026/3まで12%超
- 当期利益(3ヶ年平均)2026/3まで1,200億円超
- 基礎的営業キャッシュ・フローの株主還元比率2026/3まで3割程度
- 次期目標(参考)当期利益2030/3まで2,000億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
成長基盤の強化とポートフォリオ変革
「KATIモデル」に基づき、勝ち筋のある事業領域で積極投資・共創を進め、改善が見込めない事業は撤退。エネルギーソリューション、豪州インフラ開発、化学などの領域で事業の「カタマリ」を構築する。
- 02
デジタルによる競争優位の確立
「Digital-in-All」を掲げ、全事業でデータ整備・AI活用を推進。画像解析による養殖管理や土壌分析などデジタルリードプロジェクトを展開し、内製開発力も高める。
- 03
人的資本への投資強化
人材を最も重要な経営資源と位置づけ、多様なスキルを持つ自立した人材の育成と組織・カルチャーの組成に向け積極投資を行う。
- 04
事業本部別成長戦略の推進
自動車、航空・社会インフラ、エネルギー・ヘルスケア、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービスの各本部が独自の成長戦略を実行する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で26,789人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,257万円で、9期前と比べて+10.4%。平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は14.7年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 14,241 |
| 2018年3月 | — | — | — | 17,917 |
| 2019年3月 | 1,139 | 41.9 | 15.8 | 18,634 |
| 2020年3月 | 1,155 | 41.7 | 15.8 | 18,839 |
| 2021年3月 | 1,096 | 41.5 | 15.4 | 19,463 |
| 2022年3月 | 1,038 | 41.8 | 15.4 | 20,673 |
| 2023年3月 | 1,208 | 41.7 | 15.4 | 20,669 |
| 2024年3月 | 1,247 | 41.4 | 15.0 | 22,819 |
| 2025年3月 | 1,274 | 41.0 | 15.0 | 25,118 |
| 2026年3月 | 1,257 | 40.5 | 14.7 | 26,789 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社83社(国内 53 / 海外 30) を有報から抽出しています。
- 国内自動車東京都豊島区議決権100.0%
- 海外自動車豪州・メルボルン議決権100.0%
- 国内自動車プエルトリコ・カターニョ議決権100.0%
- 国内自動車パナマ・パナマ議決権100.0%
- 国内自動車パナマ・パナマ議決権100.0%
- 国内自動車その他 54社議決権54.0%
- 国内航空・社会 インフラ東京都千代田区議決権100.0%
- 国内航空・社会 インフラ岡山市南区議決権100.0%
- 海外航空・社会 インフラ米国・ハガニア議決権75.0%
- 海外航空・社会 インフラベトナム・ロンタイン議決権88.0%
- 国内航空・社会 インフラその他 45社議決権45.0%
- 国内エネルギー・ヘルスケア東京都千代田区議決権100.0%
残りのグループ会社71社を開く
- エネルギー・ヘルスケア東京都千代田区100%
- エネルギー・ヘルスケアドイツ・デュッセルドルフ100%
- エネルギー・ヘルスケアオランダ・アムステルダム100%
- エネルギー・ヘルスケア豪州・メルボルン92%
- エネルギー・ヘルスケア豪州・コガラ70%
- エネルギー・ヘルスケアオランダ・アムステルダム100%
- エネルギー・ヘルスケア豪州・シドニー100%
- エネルギー・ヘルスケア豪州・サウスバンク57%
- エネルギー・ヘルスケアシンガポール・シンガポール80%
- エネルギー・ヘルスケアアメリカ・ハリスバーグ96%
- エネルギー・ヘルスケアアメリカ・ローレル90%
- エネルギー・ヘルスケア豪州・シドニー100%
- エネルギー・ヘルスケアその他 128社
- 金属・資源・リサイクル東京都港区100%
- 金属・資源・リサイクル豪州・ブリスベン100%
- 金属・資源・リサイクル豪州・パース100%
- 金属・資源・リサイクルその他 16社16%
- 化学東京都千代田区100%
- 化学東京都品川区100%
- 化学大阪市中央区67%
- 化学インドネシア・ジャカルタ85%
- 化学ドイツ・デュッセルドルフ100%
- 化学その他 25社25%
- 生活産業・アグリビジネス東京都千代田区100%
- 生活産業・アグリビジネスタイ・バンコク98%
- 生活産業・アグリビジネスベトナム・フーミー98%
- 生活産業・アグリビジネスフィリピン・マニラ100%
- 生活産業・アグリビジネスベトナム・ドンナイ75%
- 生活産業・アグリビジネスその他 19社19%
- リテール・コンシューマーサービス東京都港区100%
- リテール・コンシューマーサービス東京都港区100%
- リテール・コンシューマーサービス静岡市清水区100%
- リテール・コンシューマーサービス大阪市中央区100%
- リテール・コンシューマーサービス東京都港区100%
- リテール・コンシューマーサービス東京都港区100%
- リテール・コンシューマーサービス大阪府泉南市60%
- リテール・コンシューマーサービスベトナム・ホーチミン100%
- リテール・コンシューマーサービスその他 29社29%
- その他福岡市中央区100%
- その他東京都千代田区100%
- その他東京都千代田区100%
- その他東京都千代田区100%
- その他東京都千代田区100%
- その他東京都千代田区100%
- その他東京都千代田区100%
- その他その他 17社17%
- 海外現地法人米国・ニューヨーク100%
- 海外現地法人オランダ・アムステルダム100%
- 海外現地法人シンガポール・シンガポール100%
- 海外現地法人中国・北京100%
- 海外現地法人その他 26社26%
- 自動車8社8%
- 航空・社会 インフラ東京都港区20%
- 航空・社会 インフラインドネシア・ジャカルタ25%
- 航空・社会 インフラ豪州・シドニー50%
- 航空・社会 インフラその他 12社12%
- エネルギー・ヘルスケア東京都千代田区50%
- エネルギー・ヘルスケアシンガポール・シンガポール14%
- エネルギー・ヘルスケアその他 32社32%
- 金属・資源・リサイクル東京都千代田区40%
- 金属・資源・リサイクル豪州・パース50%
- 金属・資源・リサイクルその他 10社10%
- 化学11社11%
- 生活産業・アグリビジネス16社16%
- リテール・コンシューマーサービス福岡市博多区20%
- リテール・コンシューマーサービス東京都港区22%
- リテール・コンシューマーサービス東京都品川区50%
- リテール・コンシューマーサービス東京都中央区33%
- リテール・コンシューマーサービスその他 23社23%
- その他米国・オレゴン49%
- その他その他 5社5%
- SGSOJITZ ASIA PTE. LTD
- JP双日マシナリー株式会社
- AUSOJITZ DEVELOPMENT PTY LTD
- VNCÔNG TY CỔ PHẦN GIẤY SÀI GÒN
- DESojitz SOLVADIS GmbH
- AUSojitz Australia Limited
- JP双日食料株式会社
- INAUTRANS INDIA PRIVATE LIMITED
- INSOJITZ INDIA PRIVATE LIMITED
- PANatural Maritime,S.A.
- GBSOJITZ ENERGY DEVELOPMENT LIMITED
- GBSOJITZ GLOBAL FINANCE LIMITED
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達4,138万円次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/炭酸塩、コンクリート製品・コンクリート構造物へのCO2利用技術開発/微細ミスト技術によるCO2回収技術及び炭酸塩生成技術の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-02
- 調達4,112万円飛行検査機基礎訓練及び定期訓練(CJ4型機)国土交通省 · 2021-06-16
- 調達3,960万円令和5年度 下半期 飛行検査機基礎訓練及び定期訓練(CJ4型機及びC700型機)国土交通省 · 2023-10-24
- 調達3,658万円外国出張における渡航支援業務経済産業省 · 2018-03-02
- 調達3,512万円飛行検査機基礎訓練及び定期訓練(CJ4型機)国土交通省 · 2018-05-14
- 調達3,316万円グリーンイノベーション基金事業/バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進CO2を原料に物質生産できる微生物等の開発・改良、CO2を原料に物質生産できる微生物等による製造技術等の開発・実証水素細菌によるCO2とH2を原料とする革新的なものづくり技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-07-06
- 調達3,091万円飛行検査機基礎訓練及び定期訓練(CJ4型機)国土交通省 · 2019-04-24
- 調達3,050万円地球温暖化対策技術普及等推進事業二国間クレジット制度(JCM)に係る地球温暖化対策技術の普及等推進事業(戦略的案件組成調査)二国間クレジット制度(JCM)に係るインドネシア共和国・南スマトラ地域におけるCCUS(CO2 EOR)案件組成調査国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-10-31
- 調達2,766万円令和2年度質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業(ASEAN諸国等における無電化/弱電化地域及び島嶼部への分散型スマートインフラ導入マスタープラン策定及経済産業省 · 2020-09-07
- 調達1,859万円アグスタ139運航要員研修(操縦)海上保安庁 · 2018-07-24
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.8兆円、税引前利益は1,156億円。前期と比べると増収減益で、売上が+9.9%、利益が-14.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 2.8兆円 |
| 純利益 | 1,300億円 | 1,036億円 |
| 1株あたり配当 | ¥180 | ¥180 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は8,342億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.55 | — | — | 25 |
| 2024年1Q | 0.56 | — | — | 221 |
| 2024年2Q | 0.63 | — | — | 258 |
| 2024年3Q | 0.60 | — | — | 273 |
| 2024年4Q | 0.63 | — | — | 256 |
| 2025年2Q | 1.24 | — | — | 443 |
| 2025年4Q | 1.27 | — | — | 663 |
| 2026年2Q | 1.24 | — | — | 453 |
| 2026年4Q | 1.52 | — | — | 583 |
| 2027年1Q | 0.83 | — | — | 302 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.7兆円から2.8兆円へ1.6倍に増えた。税引前利益率は1.6%から4.2%になった。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 税引前利益億円 | 税引前利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.75 | 281 | 1.6 | 134 |
| 2014年3月 | 1.80 | 440 | 2.4 | 273 |
| 当社子会社の双日プラネット・ホールディングス株式会社を合併 | ||||
| 2015年3月 | 1.81 | 526 | 2.9 | 331 |
| 2016年3月 | 1.66 | 443 | 2.7 | 365 |
| 2017年3月 | 1.56 | 580 | 3.7 | 408 |
| 2018年3月 | 1.82 | 803 | 4.4 | 568 |
| 2019年3月 | 1.86 | 949 | 5.1 | 704 |
| 2020年3月 | 1.75 | 755 | 4.3 | 608 |
| 2021年3月 | 1.60 | 374 | 2.3 | 270 |
| 2022年3月 | 2.10 | 1,173 | 5.6 | 823 |
| 2023年3月 | 2.48 | 1,550 | 6.3 | 1,112 |
| 2024年3月 | 2.41 | 1,255 | 5.2 | 1,008 |
| 2025年3月 | 2.51 | 1,353 | 5.4 | 1,106 |
| 2026年3月 | 2.76 | 1,156 | 4.2 | 1,036 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、税引前利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.8兆円のうち、税引前利益として残るのは1,156億円で4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,036億円、売上の3.8%にあたる。税引前利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.7%2.4兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.1%3,051億円
- 税引前利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%1,156億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが168億円、投資CFが−866億円で、差し引きのフリーCFは−698億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2,451億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 551 | −117 | −562 | 434 | 4,244 |
| 2014年3月 | 470 | −245 | −309 | 225 | 4,207 |
| 2015年3月 | 391 | −138 | −426 | 253 | 4,037 |
| 2016年3月 | 999 | −339 | −1,147 | 660 | 3,444 |
| 2017年3月 | 9 | −322 | −40 | −313 | 3,086 |
| 2018年3月 | 988 | −864 | −131 | 124 | 3,052 |
| 2019年3月 | 965 | −422 | −749 | 543 | 2,857 |
| 2020年3月 | 405 | −357 | −122 | 48 | 2,727 |
| 2021年3月 | 850 | −357 | −406 | 493 | 2,876 |
| 2022年3月 | 651 | −1,388 | 469 | −737 | 2,717 |
| 2023年3月 | 1,716 | 292 | −2,304 | 2,008 | 2,473 |
| 2024年3月 | 1,122 | 124 | −1,865 | 1,246 | 1,963 |
| 2025年3月 | −167 | −941 | 1,064 | −1,108 | 1,923 |
| 2026年3月 | 168 | −866 | 1,102 | −698 | 2,451 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は3.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.1兆円で、自己資本比率は29.9%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.15 | 0.38 | 1.77 | 17.8 |
| 2014年3月 | 2.22 | 0.46 | 1.76 | 20.7 |
| 2015年3月 | 2.30 | 0.55 | 1.75 | 24.0 |
| 2016年3月 | 2.06 | 0.52 | 1.54 | 25.3 |
| 2017年3月 | 2.14 | 0.55 | 1.59 | 25.7 |
| 2018年3月 | 2.35 | 0.59 | 1.76 | 25.0 |
| 2019年3月 | 2.30 | 0.62 | 1.68 | 26.9 |
| 2020年3月 | 2.23 | 0.58 | 1.65 | 26.0 |
| 2021年3月 | 2.30 | 0.62 | 1.68 | 26.9 |
| 2022年3月 | 2.66 | 0.73 | 1.93 | 27.4 |
| 2023年3月 | 2.66 | 0.84 | 1.82 | 31.5 |
| 2024年3月 | 2.89 | 0.92 | 1.96 | 32.0 |
| 2025年3月 | 3.09 | 0.97 | 2.08 | 31.4 |
| 2026年3月 | 3.65 | 1.09 | 2.49 | 29.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中68位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中261位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,659で、1年前と比べて+48.1%。過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.4倍 |
| PER (会社予想) | 9.1倍 |
| PBR | 1.03倍 |
| 配当利回り | 3.18% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月7日に5668円まで上昇しましたが、8月19日には5427円へ調整、その後は持ち直し5624円です。25日線(5443円)を上回っており、75日線(5384円)も上回っています。年初来で50%上昇と堅調ですが、52週高値(7257円)からは約22%下の水準です。RSI58.6と中立圏で、出来高は増減を繰り返しています。商社株全体の物色が続いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PERは11.36倍で業界平均の17.93倍を大きく下回り、予想PERも9倍と低い。PBRは1.02倍で平均1.23倍を下回り、ほぼ解散価値に近い水準。ROEは10.1%と業界平均を上回る収益性を示す。配当利回りは3.2%で平均2.93%を上回り、配当性向も34.9%と余裕がある。収益成長は緩やかだが、バリュエーションが非常に割安で、配当も魅力的。割安と判断するが、業績の伸び悩みには注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.4倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 9.1倍 | — |
| PBR | 1.03倍 | 1.24倍 |
| ROE | 10.1% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、資源価格変動や世界経済の減速下での収益の安定性。強気派は、資源に依存しない多様な事業ポートフォリオが収益を支え、アフリカや中東など新興国での案件開拓の成長余地を評価する。一方弱気派は、資源価格下落や市況悪化によるトレーディング収益の変動リスク、資本コストに見合うROE(10%)が十分か疑問視する。また、海外事業の政治リスクも懸念材料。
- 多角的な収益基盤
資源に過度に依存せず、生活関連や再エネなど様々な分野で利益を分散。
- 安定して高純利益
純利益1,000億円台を3期連続で達成し、収益の安定性が証明されている。
- 高還元と魅力的な評価
配当利回り3.2%、PER11倍と割安水準で、株主還元も充実。
- 売上収益2兆7,574億円と前期比9.9%増収2026年3月期影響中
売上高は前期から2,477億円増加し、増収基調が続く
- 予想PER9.1倍と実績11.45倍対比で割安修正余地通年影響中
予想PER9.1倍は実績PER11.45倍を約21%下回る
- 配当利回り3.18%と高水準の株主還元通年影響弱
配当利回り3.18%は投資家の下支え要因となる
- PBR1.03倍と純資産近辺での下値安心感不定影響弱
PBR1.03倍は解散価値に近く、株価の下値は限定的
- 市況影響による収益変動
商品市況の変動でトレーディング損益が悪化し、純利益が減少するリスク。
- ROEが資本コストを下回る
ROEが10%で、株主資本の効率的な活用が不十分との批判。
- 海外事業のリスク
新興国での投資は政治・為替・事業リスクが高く、損失発生の可能性。
- 2026年3月期純利益は前期比70億円の減益予想決算発表後影響中
純利益1,036億円は前期1,106億円から70億円減少、減益率6.3%
- 純利益率が前期比0.65ポイント低下通年影響中
純利益率は4.41%から3.76%へ低下、増収が増益に結びつかない
- 外国人持株比率27.48%と高くリスク警戒の売り継続影響弱
外国人持株比率27.48%と高水準で、市場混乱時は売り圧力となる
- 株価は1年で53.7%上昇し短期過熱感不定影響弱
1年間の株価上昇率は53.67%、利益確定売りが出やすい
- 純利益(利益率)
- 総合商社の業績は連結純利益が焦点であり、収益力の持続性を確認。
- 資源・非資源の損益比率
- 資源依存度を測り、ポートフォリオの安定性を見る。
- 投資案件の進捗
- 大型投資の成否が将来の収益を左右するため、具体案の進捗を注視。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり180円で、前期から+10.0%。いまの株価に対する利回りは3.18%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 87.4 |
| 2018年3月 | 55 | 37.5 | 59.0 |
| 2019年3月 | 85 | 54.5 | 57.6 |
| 2020年3月 | 85 | 0.0 | 65.8 |
| 2021年3月 | 50 | −41.2 | 30.4 |
| 2022年3月 | 96 | 92.0 | 49.1 |
| 2023年3月 | 130 | 35.4 | 36.6 |
| 2024年3月 | 135 | 3.8 | 37.3 |
| 2025年3月 | 150 | 11.1 | 44.3 |
| 2026年3月 | 165 | 10.0 | 34.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥180
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ155,979人。区分でいちばん多いのは個人・その他で32.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.1%を占め、残る65.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 35.2 | 32.9 | 34.7 | 29.2 | 37.1 | 32.9 |
| 金融機関 | 23.5 | 24.5 | 24.7 | 31.3 | 32.3 | 30.6 |
| 外国法人 | 34.6 | 33.7 | 31.9 | 28.7 | 21.1 | 27.4 |
| 証券会社 | 4.1 | 6.3 | 6.0 | 8.0 | 6.0 | 5.5 |
| 事業法人 | 2.6 | 2.5 | 2.7 | 2.7 | 3.5 | 3.5 |
| 自己株式 | 4.1 | 7.4 | 7.4 | 2.7 | 5.7 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注3) | 15.05 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注3) | 7.41 |
| 03 | 野村信託銀行株式会社(投信口)(注3) | 2.19 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.96 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.45 |
| 06 | JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.42 |
| 07 | 日本証券金融株式会社 | 1.39 |
| 08 | ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM | 1.16 |
| 09 | JPモルガン証券株式会社 | 1.14 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口4)(注3) | 1.05 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-22野村證券株式会社新規の大量保有報告0.01%-0.62pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+4504%、1株純資産は14期で+1614%。直近期のROEは10.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 11 | 306 | 3.8 | 13.5 | — |
| 2014年3月 | 22 | 368 | 6.5 | 8.1 | 88.5 |
| 2015年3月 | 26 | 440 | 6.5 | 7.6 | — |
| 2016年3月 | 29 | 416 | 6.8 | 7.9 | 106.4 |
| 2017年3月 | 33 | 440 | 7.6 | 8.6 | 87.4 |
| 2018年3月 | 45 | 469 | 10.0 | 7.5 | 59.0 |
| 2019年3月 | 56 | 495 | 11.7 | 6.9 | 57.6 |
| 2020年3月 | 49 | 475 | 10.2 | 5.2 | 65.8 |
| 2021年3月 | 113 | 2,582 | 4.5 | 13.9 | 30.4 |
| 2022年3月 | 353 | 3,154 | 12.2 | 5.7 | 49.1 |
| 2023年3月 | 482 | 3,629 | 14.2 | 5.7 | 36.6 |
| 2024年3月 | 451 | 4,239 | 11.4 | 8.8 | 37.3 |
| 2025年3月 | 514 | 4,596 | 11.7 | 6.4 | 44.3 |
| 2026年3月 | 495 | 5,241 | 10.1 | 12.4 | 34.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額781百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 藤本昌義 | 代表取締役 会長 | 68 | 215,171,170,051 |
| 植村幸祐 | 代表取締役 社長CEO | 58 | 7,154,663,286 |
| 渋谷誠 | 代表取締役 専務執行役員 CFO 兼 コーポレート管掌 | 55 | 4,906,535,305 |
| 荒川朋美 | 取締役 専務執行役員 CDO 兼 CIO 兼 デジタル推進担当本部長 | 64 | 3,083,528,635 |
| 朱殷卿 | 社外取締役 | 63 | — |
| 亀岡剛 | 社外取締役 | 69 | 1,700 |
| 定塚由美子 | 社外取締役 | 64 | — |
| 真鍋佳樹 | 取締役 常勤監査等委員 | 63 | 5,599,839,798 |
| 小久江晴子 | 社外取締役 監査等委員 | 67 | — |
| 鈴木智子 | 社外取締役 監査等委員 | 52 | 500 |
| 森田守 | 社外取締役 | 67 | — |
| 武田和彦 | 社外取締役 監査等委員 | 66 | 800 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 渡辺淳子 | 社外取締役 監査等委員 | 64 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 343 | 117 | 681 | 85 |
| 監査等委員 | 5 | 100 | — | 100 | 20 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,506字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,760字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,378字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,910字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-09
- 半期報告書半期報告書-第23期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-16
- 半期報告書半期報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-18
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業