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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ミスミグループ本社

MISUMI Group Inc.9962 · Prime · 卸売業

自動化機械や金型向け標準部品のカタログ通販で世界首位のメーカー。

概要

ミスミグループ本社は、工場用機械部品・工具・金型部品をカタログ通販で提供する専門商社である。FA(ファクトリーオートメーション)向け標準機械部品の品揃えは世界最大級。短納期・低価格を強みとし、中国・アジア向け販売を拡大している。2026年3月期の連結売上高は4,414億円、営業利益476億円、連結従業員11,304人。3つのセグメント(FA事業、金型部品事業、VONA事業)で構成される。

FA・金型・VONAの3事業で構成される収益構造

当社グループはFA事業、金型部品事業、VONA事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高は4,414億円(前年比9.8%増)で、内訳はFA事業1,604億円、金型部品事業883億円、VONA事業1,925億円である。営業利益は合計476億円(同2.4%増)で、FA事業203億円(同9.9%減)、金型部品事業87億円(同8.5%減)、VONA事業186億円(同28.8%増)。VONA事業が売上高・利益率とも最大で、全地域で堅調に推移した。FA事業は中国の通信関連需要など海外が好調だったが、M&A関連費用やFictiv Inc.の連結影響により減益。金型部品事業は米州・欧州の自動車低迷が響いた。

連結子会社60社で構成されるグローバル体制

当社グループは連結子会社60社、非連結子会社1社、関連会社3社で構成される。海外法人は台湾(1987年設立)、米国(1988年)、シンガポール(1994年)、香港(1995年)、タイ(1997年)、韓国(1999年)、ドイツ(2003年)、中国(2003年)、インド(2009年)など広範囲に立地する。各地に物流拠点(QCT配送センター)を設置しており、上海、広州、タイ、フランクフルトなどに拠点を持つ。生産拠点としては、ベトナムに駿河ベトナム工場、タイに駿河タイ工場、韓国に駿河韓国工場などを有する。国内では関西プラント(西日本流通センター)、ミスミ生産パーク(神戸)などの生産・物流基盤を整備している。

カタログ創刊とデジタル販売の融合モデル

当社のビジネスモデルは、1977年創刊の「プレス金型用標準部品」カタログに始まる。以来、品目ごとに特化したカタログを発行し、顧客が部品を容易に選定できる仕組みを構築した。現在はウェブ販売を中心とするVONA事業が全売上高の約44%を占め、ミスミブランド以外のメーカー品も取り扱う。FA事業では「meviy」や「エコノミーシリーズ」「D-JIT」など独自施策で短納期・低価格を実現。生産プロセスの一部を内製化し、QCT(Quick, Correct, Timely)を標榜する。2026年3月期の生産高は779億円で、グループ内での生産・物流の効率化を進めている。

業界の中での役割はFA・金型向け標準部品の開発・販売、及び一般産業用間接材のネット通販事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,414億円
営業利益
476億円
営業利益率
10.8%
純利益
405億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
VONA 事業1,925億円43.6%186億円9.7%
FA事業1,605億円36.4%203億円12.6%
金型部品 事業884億円20.0%87億円9.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01FA事業主力

工場自動化等の生産システムに使用される標準機械部品(シャフト、ブッシュ、リニアガイド等)や精密位置決めモジュール、光学実験機器などを開発・提供。カスタム機械部品も手掛ける。

FA用標準部品のカタログ通販で世界最大級の品揃え

主な製品・サービス3
シャフト・ブッシュ・リニアガイド・位置決め部品・プーリー・ステージ 等
FA装置組み立てに必要な標準機械部品。高精度・短納期が特徴。
自動位置決めモジュール
精密な位置決めが要求される半導体製造装置等に組み込まれるモジュール。
光技術関連実験研究機器
光学実験や研究開発向けの各種機器。

02金型部品事業主力

プレス金型やプラスチック射出成形用金型に組み込む標準部品(パンチ&ダイ、スプリングガイド、エジェクタピン等)を開発・提供。自動車・電子電機向けが中心。

金型標準部品で世界トップクラスの品揃え

主な製品・サービス1
パンチ&ダイ・スプリングガイド・エジェクタピン・コアピン・ガイド・リテーナ 等
金型に使われる消耗・交換部品。高精度で耐久性に優れる。

03VONA事業準主力

ミスミブランド以外のメーカー品も取り扱う、ウェブ販売中心の一般流通品事業。製造・自動化関連設備部品に加え、MRO(保全・補修・運用用品)等の間接材を提供。

主な製品・サービス1
空圧・配管部品、ねじ・ボルト、座金・ナット、配線部品、制御部品、PC部品、切削工具、生産加工用品、梱包・物流保管用品、安全保護用品、環境衛生用品、オフィス用品 等
工場運営に必要な汎用品・間接材を広範に揃え、ネットで販売。

製品と技術

FA向け標準機械部品の品揃え

FA事業の核となるのは、シャフト、ブッシュ、リニアガイド、位置決め部品、プーリー、アルミフレーム、ステージなどの標準機械部品である。これらは工場の自動化装置や生産システムの組み立てに必要不可欠な部品で、高精度かつ短納期で供給される。また、高精度の精密生産装置に用いる自動位置決めモジュールや、光技術関連の実験研究機器も開発・提供している。カスタム機械部品の受注も行い、標準品とカスタム品を組み合わせたワンストップ供給が強みである。

金型用標準部品のラインナップ

金型部品事業では、プレス金型やプラスチック射出成形用金型に組み込む標準部品を開発・提供している。主要製品はパンチ&ダイ、スプリングガイド、エジェクタピン、コアピン、ガイド、リテーナなどで、自動車や電子・電機機器の金型に広く使用される。高精度で耐久性に優れ、消耗品であるため定期的な交換需要が発生する。1985年に発行したカタログ以来、品目数を拡大し、世界中の金型メーカーに供給している。

VONA事業が提供する幅広い間接材

VONA事業は、ミスミブランド以外のメーカー品も取り扱う流通事業で、ウェブ販売を中心に展開する。取り扱い品目は空圧・配管部品、ねじ・ボルト、座金・ナット、配線部品、制御部品、PC部品、切削工具、生産加工用品、梱包・物流保管用品、安全保護用品、環境衛生用品、オフィス用品など多岐にわたる。工場運営に必要なMRO(保全・補修・運用用品)を網羅し、顧客はまとめて発注できる。2026年3月期の売上高は1,925億円で、全セグメント中最大である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • FA事業FA用標準部品のカタログ通販で世界最大級の品揃え
  • 金型部品事業金型標準部品で世界トップクラスの品揃え

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

工場向け自動化部品で国内首位級、高い収益性

同社は工場自動化部品の通信販売で国内首位級の地位を占め、顧客に利便性の高い購買体験を提供している。卸売業セクターに分類されるが、同業のリョーサン菱洋ホールディングスなどは電子部品専門商社であり、事業モデルが異なる。同社はカタログ通販のモデルで部品の標準化と集約を図り、高い収益性を実現している。2025年3月期の売上高は4020億円、営業利益率11.57%と好調だったが、2026年3月期には売上高4414億円と増収ながら営業利益率は10.78%とやや低下した。それでも同業他社と比較して高い水準を維持している。同社の強みは、圧倒的な品揃えと短納期配送であり、製造業の調達業務の効率化に貢献している。

強み

  • 営業利益率10%以上を継続的に達成し、業界内でトップクラスの収益性を誇る
  • 取り扱い点数が多く、顧客のあらゆるニーズに対応可能
  • 全国に物流拠点を持ち、短納期で高品質な商品を届けることが可能
  • オンラインでの受注システムに強みを持ち、顧客の利便性を向上

課題

  • ファブレス企業や新興の通販業者など競争が増加
  • 低価格競争が激しくなる中、収益率の維持が課題
  • グローバル展開が限定的であるため、成長機会を逃す可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がミスミグループ本社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19021西日本旅客鉄道1.4兆円10.8倍
24768大塚商会1.4兆円20.3倍
39147NIPPON EXPRESSホールディングス1.4兆円71.6倍
42768双日1.2兆円11.4倍
55411JFEホールディングス1.2兆円17.6倍
69962ミスミグループ本社1.0兆円24.4倍
73064MonotaRO9,230億円25.6倍
83861王子ホールディングス8,856億円14.3倍
92181パーソルホールディングス6,767億円15.5倍
107459メディパルホールディングス6,296億円14.1倍
111963日揮ホールディングス5,746億円13.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

三住商事として創業、ノックピンで金型部品市場に参入

1963年2月、電子機器及びベアリング等の販売を目的に三住商事株式会社を東京都千代田区に資本金500千円で設立。当初は電子部品・軸受の商社であったが、1965年7月にプレス金型用部品としてノックピンを発売し、金型部品事業に進出。これが後の金型部品事業の原点となる。1973年には中部営業所(現名古屋営業所)を愛知県日進市に開設し、国内の営業網を徐々に拡大した。

カタログ創刊と物流拠点の整備

1977年1月、業界初の「プレス金型用標準部品」カタログを創刊。顧客が部品を容易に選定できる仕組みを提供した。1980年には業界情報誌「Voice」を創刊。1985年5月には「プラスチック金型用標準部品」カタログを発行し、金型部品のラインアップを拡充。物流面では1981年4月に関西プラント(現西日本流通センター)を兵庫県三田市に開設し、関西地区の流通拠点を確保した。1991年には同プラントの新社屋が完成し、物流能力を強化した。

アジア・米国への海外展開加速

1987年9月、台湾台北市に台北支店(日商三住商事)を開設し、海外進出の第一歩を踏み出す。翌1988年2月には米国イリノイ州にMISUMI USA, INC.を設立。1994年4月にシンガポール、1995年8月に香港、1997年1月にタイ、1999年5月に韓国と、アジア地域に法人を連続して設立した。2003年4月にはドイツにMISUMI EUROPA GmbHを設立し、欧州市場に参入。これにより、主要な製造拠点地域への販売網を構築した。

中国市場参入とホールディングス体制への移行

2003年6月、上海に現地法人「上海ミスミ精密機械有限公司」を設立し、中国市場に本格参入。同年10月には上海にQCT配送センターを開設。2005年4月、精密位置決めモジュールを手掛ける駿河精機株式会社を買収し、FA事業の技術基盤を強化。同時に商号を「株式会社ミスミグループ本社」に変更し、持株会社体制へ移行。全事業を承継する「株式会社ミスミ」を設立し、グループ経営を開始した。

売上高4,000億円超への成長とM&A

2009年以降も成長を続け、2013年3月期の連結売上高1,348億円から2026年3月期には4,414億円へと約3.3倍に拡大した。同期間の当期純利益も99億円から405億円へ増加。2018年には売上高3,000億円を突破。2025年6月には米国Fictiv Inc.を買収し、カスタム部品のデジタル製造サービスをグループに加えた。世界各地に物流・生産拠点を増やし、持続的成長のための基盤を拡充している。

年表40件を開く

1960年代

  • 1963年2月創業電子機器及びベアリング等の販売を目的として三住商事株式会社(資本金500千円)を東京都千代田区に設立。
  • 1965年7月プレス金型用部品として、ノックピンを発売。

1970年代

  • 1973年6月中部営業所(現 名古屋営業所)を愛知郡日進町(現 愛知県日進市)に開設。以後各地に営業所を開設、展開。
  • 1977年1月「プレス金型用標準部品」カタログを創刊。

1980年代

  • 1980年1月業界情報・技術情報の提供を目的に情報紙「Voice」を創刊。
  • 1981年4月関西地区流通センターとして関西プラント(現 西日本流通センター)を兵庫県三田市に開設。
  • 1985年5月「プラスチック金型用標準部品(現 プラ型用標準部品)」カタログを創刊。
  • 1987年9月台湾台北市に台北支店(日商三住商事)を開設。
  • 1988年2月米国イリノイ州に現地法人「MISUMI USA, INC.(現 連結子会社)」を設立。
  • 1988年9月「自動機用標準部品(現 FA用メカニカル標準部品)」カタログを創刊。
  • 1989年5月商号変更株式会社ミスミに商号変更。

1990年代

  • 1991年4月「研究開発用電子部品(現 FA用エレクトロニクス)」カタログを創刊。
  • 1991年8月関西プラント(現 西日本流通センター)新社屋完成。
  • 1993年7月「金型加工用工具(現 Tool-DIRECT)」カタログを創刊。
  • 1994年1月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1994年4月シンガポールに現地法人「MISUMI SOUTH EAST ASIA PTE., LTD.(現 連結子会社)」を設立。
  • 1994年7月「FA用加工部品(現 メカニカル加工部品)」カタログを創刊。
  • 1995年6月FAコンピュータ部品「コンピュータ&ネットワーク部品(現 FA用エレクトロニクス)」カタログを創刊。
  • 1995年8月香港に現地法人「MISUMI E.A.HK LIMITED(現 連結子会社)」を設立。
  • 1997年1月タイ バンコクに現地法人「MISUMI (THAILAND) CO., LTD.(現 連結子会社)」を設立。
  • 1998年9月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1999年5月ソウル(韓国)に現地法人「MISUMI KOREA CORP.(現 連結子会社)」を設立。

2000年代

  • 2003年4月ドイツに現地法人「MISUMI EUROPA GmbH(現 連結子会社)」を設立。
  • 2003年6月上海(中国)に現地法人「上海ミスミ精密機械有限公司(現 ミスミ(中国)精密機械貿易有限公司)(現 連結子会社)」を設立。
  • 2003年10月上海(中国)に物流拠点としてQCT配送センターを開設。
  • 2004年5月北米にてFAインチ単位カタログを創刊。北米に物流拠点としてQCT配送センターを開設。
  • 2005年4月M&A「駿河精機株式会社(現 株式会社駿河生産プラットフォーム)(現 連結子会社)」を買収。「株式会社ミスミグループ本社」へ商号変更、全事業を承継する「株式会社ミスミ(現 連結子会社)」を設立。
  • 2005年7月広州(中国)に物流・生産拠点としてQCT配送センターを開設。ベトナムに駿河ベトナム第2工場を開設。
  • 2005年10月タイに物流・生産拠点としてQCT配送センター、駿河タイ工場を開設。
  • 2006年1月フランクフルト(ドイツ)に物流拠点としてQCT配送センターを開設。
  • 2006年8月静岡県に「三島精機株式会社(現 連結子会社)」を設立。
  • 2006年9月韓国に現地法人「SURUGA KOREA CO.,LTD.(現 連結子会社)」を設立。
  • 2006年10月マレーシアに営業拠点を開設。
  • 2006年12月ベトナムに営業拠点を開設。
  • 2007年2月韓国に生産拠点として駿河韓国工場を開設。
  • 2007年4月熊本県にカスタマー・サービス・センターとしてミスミQCTセンター熊本を開設。
  • 2007年10月創業兵庫県神戸市に集合生産基地としてミスミ生産パークを設立。
  • 2007年11月深セン(中国)に営業拠点を開設。
  • 2008年3月株式会社ミスミの子会社として、「株式会社SPパーツ」の株式を全額譲受。
  • 2009年3月インドに現地法人「MISUMI INDIA Pvt. Ltd.(現 連結子会社)」を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高明記なし
  • 営業利益明記なし
  • エクイティスプレッド明記なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業領域の拡大とFictivとのシナジー創出

    海外展開の推進と成長産業への参入を通じて事業領域を拡大する。買収したFictiv社の顧客基盤や技術を活用し、標準品からカスタム品までの一貫サービス体制を構築し、提供価値を向上させる。

  2. 02

    デジタルモデルシフトの加速

    AI活用やIT基盤の高度化により見積、受発注、調達、生産、物流の各プロセスを効率化し、「確実短納期」と「工数削減」を実現。各地域・市場に適したデジタルモデルの展開を加速し、顧客との接点を高度化するとともに、設計・購買・生産現場の利便性を向上させる。

  3. 03

    持続的成長を支える経営基盤の強化

    社員の挑戦を起点とする成長連鎖経営を推進し、迅速な意思決定や持続可能なバリューチェーン構築に取り組む。社員にとって「Best Place To Grow」となる組織づくりと人材育成を進め、経営基盤を充実させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で11,304人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は914万円で、9期前と比べて+30.2%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は7.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月10,167
2018年3月11,241
2019年3月12,300
2020年3月12,138
2021年3月11,682
2022年3月70238.75.811,842
2023年3月93839.65.711,804
2024年3月85439.86.311,039
2025年3月82839.16.211,064420
2026年3月91441.47.511,304421

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率13.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率101.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社46(国内 7 / 海外 39、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都千代田区249億円
FA事業 金型部品事業 VONA事業
米国 カリフォルニア州151億円
FA事業
中国 上海138億円
持株会社
本社工場 — 静岡県静岡市6,150百万円
FA事業 金型部品事業 VONA事業
ベトナム ホーチミン5,425百万円
FA事業 金型部品事業
米国 イリノイ州4,454百万円
FA事業 金型部品事業 VONA事業
ドイツ フランクフルト4,053百万円
FA事業 金型部品事業 VONA事業
中国 南通3,764百万円
FA事業
東日本流通センター — 神奈川県川崎市3,015百万円
FA事業 金型部品事業 VONA事業
ミスミ生産パーク — 兵庫県神戸市2,526百万円
FA事業 金型部品事業
ほか28件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ミスミ
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    駿河精機株式会社
    静岡県 静岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社駿河生産 プラットフォーム
    静岡県 静岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三島精機株式会社
    静岡県 駿東郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ダイセキ
    兵庫県 神戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社DTダイナミクス
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 海外
    ミスミ(上海)投資有限公司
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ミスミ(中国)精密機械貿易 有限公司
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MISUMI (Shanghai) Supply Chain Management Co., Ltd.
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SURUGA SEIKI SALES&TRADING (SHANGHAI) Co., Ltd.
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SURUGA SEIKI (NANTONG) Co., LTD.
    中国 南通 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SURUGA SEIKI (SHANGHAI) Co., LTD.
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社34社を開く
  • SURUGA SEIKI (FOSHAN) Co., LTD.中国 佛山100%
  • Wuhan IEM Precision Technology Co.,Ltd.中国 武漢63%
  • MISUMI TAIWAN CORP.台湾 台北100%
  • MISUMI KOREA CORP.韓国 ソウル100%
  • SURUGA KOREA CO., LTD.韓国 京畿道100%
  • MISUMI Vietnam CO., LTD.ベトナム バクニン100%
  • SAIGON PRECISION CO., LTD.ベトナム ホーチミン100%
  • MISUMI (THAILAND) CO., LTD.タイ ラヨーン100%
  • SURUGA (THAILAND) CO., LTD.タイ ラヨーン100%
  • MISUMI INDIA Pvt. Ltd.インド グルガオン100%
  • SURUGA India Pvt. Ltd.インド グルガオン100%
  • MISUMI SOUTH EAST ASIA PTE. LTD.シンガポール100%
  • MISUMI TREASURY SINGAPORE PTE. LTD.シンガポール100%
  • MISUMI MALAYSIA SDN. BHD.マレーシア スランゴール100%
  • PT. MISUMI INDONESIAインドネシア ジャカルタ100%
  • MISUMI USA, INC.米国 イリノイ州100%
  • MISUMI Investment USA Corporation米国 デラウェア州100%
  • Dayton Lamina Corporation米国 オハイオ州100%
  • Dayton Progress International Corporation米国 オハイオ州100%
  • Dayton Progress Corporation米国 オハイオ州100%
  • Anchor Lamina America,Inc.米国 ミシガン州100%
  • P.C.S. Company米国 ミシガン州100%
  • Connell Asia Limited LLC米国 デラウェア州100%
  • Connell Anchor America, Inc.米国 デラウェア州100%
  • Fictiv Inc.米国 カリフォルニア州100%
  • Dayton Progress Canada, Ltd.カナダ オンタリオ州100%
  • MISUMI Mexico S. de R.L. de C.V.メキシコ ケレタロ100%
  • Dayton Progress (Mexico), S.de R.L.de C.V.メキシコ ケレタロ100%
  • MISUMI Europa GmbHドイツ フランクフルト100%
  • Dayton Progress GmbHドイツ オーバーウルゼル100%
  • Dayton Progress SASフランス モー100%
  • Dayton Progress Ltd.英国 ウォリックシャー100%
  • Dayton Progress -Perfuradores Ldaポルトガル アルコバサ100%
  • Dayton Progress s.r.o.チェコ ベナートキ・ナト・イゼロウ100%
国際子会社 (GLEIF登録 3社)
  • USMISUMI USA, INC.
  • USDAYTON PROGRESS CORPORATION
  • DEMISUMI Europa GmbH

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は4,414億円営業利益476億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.8%、利益が+2.4%。

売上高
+9.8%
4,414億円
営業利益
+2.4%
476億円
純利益
+11.0%
405億円
営業利益率
10.8%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高5,320億円4,414億円
営業利益670億円476億円
純利益448億円405億円
1株あたり配当¥59.45¥59.45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,314億円、営業利益は178億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+46.2%、営業利益は+97.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q91257
2024年1Q8999010.061
2024年2Q9029510.581
2024年3Q92710411.283
2024年4Q94857
2025年2Q1,98023411.8182
2025年4Q2,04023111.3183
2026年2Q2,0581969.5140
2026年4Q2,35628011.9265
2027年1Q1,31417813.5117

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,348億円から4,414億円へ3.3倍に増えた。直近期の営業利益率は10.8%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,34816999
2014年3月1,739192117
2015年3月2,086234143
2016年3月2,401251169
2017年3月2,590265184
2018年3月3,130347256
2019年3月3,319318240
2020年3月3,133232165
2021年3月3,107272171
2022年3月3,662525376
2023年3月3,732478343
2024年3月3,676413282
2025年3月4,02046549911.6365
2026年3月4,41447649110.8405

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高4,414億円のうち、営業利益として残るのは476億円10.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は405億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.3%2,354億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.9%1,584億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.8%476億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
46.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.6pt
10.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.7pt
9.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.0pt
11.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが522億円、投資CFが−432億円で、差し引きのフリーCFは90億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,042億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月116−113−23281
2014年3月155−19178−36343
2015年3月113−74−3539373
2016年3月167−95−3672392
2017年3月195−61−40134478
2018年3月243−149−5794517
2019年3月130−170−60−40418
2020年3月282−167−64115444
2021年3月365−71−55294720
2022年3月554−228−963261,014
2023年3月314−190−1121241,066
2024年3月546−190−1903561,334
2025年3月605−325−3182801,283
2026年3月522−432−418901,042

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,650億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,825億円で、自己資本比率は81.7%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,3631,03632775.6
2014年3月1,6321,16646671.1
2015年3月1,8481,32951971.5
2016年3月1,9421,42351972.8
2017年3月2,1201,55756372.9
2018年3月2,4351,86756876.1
2019年3月2,5242,05447080.6
2020年3月2,6472,11653179.2
2021年3月2,8892,33655380.0
2022年3月3,4742,80067479.8
2023年3月3,7853,14264382.3
2024年3月4,1353,47765883.3
2025年3月4,1963,52167583.2
2026年3月4,6503,82582581.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
1,129億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,227億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
602億円
在庫として抱えている分
負債合計
825億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中9位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中252位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.7%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,629で、1年前と比べて+62.5%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥3,629-3.9%1ヶ月-10.4%1年+62.5%時価総額1.0兆円
過去52週の値幅
安値¥2,116高値¥4,204

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.4倍
PER (会社予想)21.4倍
PBR2.48倍
配当利回り1.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に3615円で取引を終え、直近1ヶ月で3.32%下落した。1年では68.27%上昇しているが、高値圏での調整局面。25日移動平均線(3733.32円)を約3.2%下回っており、短期の弱気シグナル。52週高値(4204円)からは約14%下落した水準。75日線(3702.8円)も下回っており、中期的な調整が続く。出来高は7月31日、8月5日にそれぞれ350万株を超える増加を見せ、需給が悪化した。RSIは40とやや売られ過ぎ圏に近い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERが24.24倍と業界平均の17.93倍を約35%上回り、PBRも2.47倍で平均の1.23倍の約2倍と割高感が強い。ROEは11.1%と良好だが、PBRが高いため株主資本効率に見合わない可能性がある。配当利回り1.64%は平均2.93%を大きく下回り、株主還元は相対的に乏しい。ただし予想PER21.3倍と先行きの利益成長を考慮すると、やや割高ながら成長プレミアムが一部正当化される面もある。総合的に評価は「やや割高」となる。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.4倍17.9倍
PER (予想)21.4倍
PBR2.48倍1.24倍
ROE11.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、グローバルな工場投資サイクルの動向と、中国・アジアでの売上拡大が今後の成長を左右するか。強気派は、自動化・省人化需要の増加を背景に中長期的な需要成長が見込めること、世界最大級の品揃えと短納期体制が他社に真似できない競争優位を構築している点、そして直近の業績が回復基調にあることを挙げる。一方、弱気派は、中国経済の減速や設備投資の停滞が業績に直結するリスク、EC競争の激化により価格競争が激しくなる可能性、そして営業利益率の低下傾向が続くことを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 自動化需要の増加

    人口減による省人化投資が世界的に増加し、部品需要の拡大が期待できる。

  • 品揃えの優位性

    世界最大級の品揃えが、顧客のワンストップ購買ニーズに応え、他社を寄せ付けない。

  • 業績回復基調

    2025年3月期は増収増益で、営業利益率は11.6%に改善した。

  • 2026年3月期売上高4,414億円と9.8%増収計画通年影響

    売上高は前期比9.8%増の4,414億円。増収額約394億円で、工場自動化向け需要がけん引する。

  • 純利益405億円と3期連続の過去最高更新通年影響

    純利益は282→365→405億円。前期比40億円の増益でEPSの押し上げに寄与。

  • 予想PER22.1倍は実績25.1倍から低下決算発表後影響

    現在の実績PER25.13倍に対し、予想PERは22.1倍。株式評価の改善余地がある。

  • 外国人持ち株比率54.9%と高い流動性継続影響

    外国人持ち株比率は54.91%。海外投資家の選好が需給の下支えとなる。

マイナスに働く材料7
  • 中国依存のリスク

    中国向け売上比率が高く、中国の設備投資減速が直接的な打撃となる。

  • 競争激化の懸念

    Eコマースの普及で参入障壁が下がり、価格競争が収益性を圧迫する可能性。

  • 利益率の低下傾向

    2026年3月期予想の営業利益率は10.78%と前期から低下する見通し。

  • 営業利益率は11.57%から10.78%へ低下通年影響

    売上高は増加するが、人件費や物流費の増加で営業利益率は0.79ポイント低下する。

  • 営業利益の伸びは前期比2.4%増にとどまる通年影響

    営業利益は465→476億円と増加幅は約11億円。売上高の伸びに比べ利益成長は限定的。

  • 株価は1年で72.9%上昇し利益確定売りが重荷不定影響

    直近1年で株価は+72.85%と大幅高。短期的な戻り売り圧力が生じやすい。

  • 配当利回り1.59%と低利回り継続影響

    株価上昇で利回りは1.59%まで低下。インカム重視の投資家の選別売り要因となる。

次の決算で確かめる点
海外売上比率
中国・アジアでの拡大が成長戦略の柱であり、比率の推移で海外展開の進捗を測る。
受注動向(月次売上)
工場投資の先行指標となり、短期的な需要変動をいち早く捉えるため。
営業利益率
競争激化と価格改定が収益性に与える影響を監視するための重要な指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり59.45で、前期から+22.6%いまの株価に対する利回りは1.64%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥59.45
1株あたり
配当利回り
1.64%
いまの株価に対して
配当性向
33.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1790.6
2018年3月2335.299.7
2019年3月21−6.2137.3
2020年3月15−31.4106.3
2021年3月13−9.8109.3
2022年3月33151.6118.1
2023年3月30−8.891.4
2024年3月27−8.916.3
2025年3月4357.3116.9
2026年3月5322.633.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥59.45

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,410人。区分でいちばん多いのは外国法人54.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.0%を占め、残る68.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人58.764.261.563.159.254.9
金融機関35.731.433.028.329.831.5
個人・その他4.13.43.45.37.410.6
自己株式0.10.10.11.13.67.1
証券会社1.00.81.73.03.12.4
事業法人0.50.30.30.40.60.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社19.18
02株式会社日本カストディ銀行10.07
03BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)5.90
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.88
05CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.15
06JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.14
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.10
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.58
09RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.56
10GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-20
    ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(Wellington Management Company LLP)
    新規の大量保有報告
    7.77%
    -1.85pt
  • 2026-08-19
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.20%
  • 2026-06-19
    ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(Wellington Management Company LLP)
    新規の大量保有報告
    3.08%
    -0.78pt
  • 2026-04-20
    ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(Wellington Management Company LLP)
    新規の大量保有報告
    3.86%
    -1.06pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+35%、1株純資産は14期で+26%。直近期のROEは11.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1101,14010.223.593.6
2014年3月1291,27510.722.2165.3
2015年3月5248211.530.9116.3
2016年3月6251512.426.1116.9
2017年3月6756112.430.190.6
2018年3月9165415.132.199.7
2019年3月8571812.432.5137.3
2020年3月587388.040.5106.3
2021年3月608147.853.3109.3
2022年3月13297514.827.7118.1
2023年3月1211,09411.727.491.4
2024年3月1001,2228.620.716.3
2025年3月1321,27210.518.7116.9
2026年3月1491,43411.117.633.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額1,051百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約17倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
清水新代表取締役 社長5442,000
大野龍隆取締役 取締役会議長61630,000
金谷知樹取締役5868,000
清水重貴取締役5482,000
徐少淳取締役6249,000
西本甲介取締役68196,000
中野庸一取締役66
栖関智晴取締役69
矢野圭子取締役67
Figen ULGEN取締役59
男澤一郎常勤監査役7127,000
和田高明常勤監査役6327,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
青野奈々子監査役64
市川静代監査役65
矢冨健太朗49

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)628522639923934156
社外取締役763639
監査役2545427

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,090字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社ミスミグループ本社(当社)、連結子会社60社、非連結子会社1社及び関連会社3社で構成されており、FA事業、金型部品事業、VONA事業の3つの領域において事業を展開しております。 当社グループの事業に関わる位置付け及び報告セグメントとの関係は次のとおりであります。 なお、報告セグメントと同一の区分であります。 事業の名称   事業の概要   主要な取扱商品名   主要な子会社及び関連会社名 FA事業   FA(ファクトリーオートメーション)などの生産システムの合理化・省力化で使用される自動機の標準部品(シャフト、ブッシュ、リニアガイド、位置決め部品、プーリー、アルミフレーム、ステージなど)をはじめ、高精度の精密生産装置に利用される自動位置決めモジュール、光技術関連の各種実験研究機器の開発・提供と電子機器類のデジタル化に伴い変化する各種機器生産現場への部材などの開発・提供に加え、カスタム機械部品の開発・提供をしております。   ・シャフト・ブッシュ・リニアガイド・位置決め部品・プーリー・ステージ 等    株式会社ミスミ株式会社駿河生産プラットフォーム駿河精機株式会社Fictiv Inc. (計37社) 金型部品事業   主に自動車、電子・電機機器分野に金属塑性加工用プレス金型、プラスチック射出成形用金型に組み込む金型標準部品(パンチ&ダイ、スプリングガイド、エジェクタピン、コアピン、ガイド、リテーナなど)、精密金型部品の開発・提供をしております。   ・パンチ&ダイ・スプリングガイド・エジェクタピン・コアピン・ガイド・リテーナ 等    株式会社ミスミ株式会社駿河生産プラットフォームDayton Progress Corporation (計35社) VONA事業   ミスミブランド以外のメーカー品も取り揃えた、ウェブ販売を中心とする一般流通品事業です。製造・自動化関連設備部品に加えて、MRO(消耗品)等の間接材を提供しております。   ・空圧・配管部品 ・ねじ・ボルト ・座金・ナット ・配線部品 ・制御部品・PC部品 ・切削工具 ・生産加工用品 ・梱包・物流保管用品 ・安全保護用品 ・環境衛生用品 ・オフィス用品 等    株式会社ミスミミスミ(中国)精密機械貿易有限公司株式会社駿河生産プラットフォーム (計16社) 事業の系統図は次の通りであります。 (注)   1 は、製品・商品、サービスの流れを表しております。 2 本状況は、2026年3月31日現在の企業集団の状況を記載しております。
経営方針・対処すべき課題1,188字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 世界経済および日本経済は、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇、各国の通商政策の変動、地政学的分断の進行等により、成長の減速とインフレ圧力の高まりが懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いています。一方で、ものづくり産業においては、自動化・省力化、デジタル化、サプライチェーンの強靱化に対するニーズが中長期的に高まっています。当社グループは、このような事業環境のもと、お客様に最適な価値の提供を行うことを軸として、持続的成長と中長期的な企業価値の向上に向け、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 事業領域の拡大とFictivとのシナジー創出 当社グループは、メーカー事業と流通事業を併せ持つ強みを活かし、海外展開の推進および成長産業への参入を通じて、事業領域の拡大を図ってまいります。昨年6月に買収したFictiv社と当社グループの顧客基盤、供給基盤、技術・データ基盤その他の経営資源を有効に活用し、標準品からマスカスタム品・カスタム品までの一貫したサービス提供体制の構築を進めることにより、提供価値の向上を図ってまいります。 ② デジタルモデルシフトの加速 当社グループは、見積、受発注、調達、生産および物流の各プロセスにおける効率化を進めることにより、「確実短納期」と「工数削減」の両面から、お客様のものづくりを支えてまいりました。今後は、AIの活用やIT基盤の高度化を通じて、既存事業の効率化およびサービス水準の向上を進めるとともに、各地域・各市場に適したデジタルモデルの展開を加速してまいります。これにより、お客様との接点の一層の高度化を図るとともに、設計・購買・生産現場の各局面における利便性向上を通じて、提供価値の更なる向上と競争力の強化に努めてまいります。 ③ 持続的成長を支える経営基盤の強化 持続的な成長の実現に向けては、社員一人ひとりの挑戦を起点として、個人と会社、ものづくり産業、社会がともに成長・発展する成長連鎖経営、迅速かつ適切な意思決定を可能とする経営体制、ならびに持続可能なバリューチェーンの構築が重要であると認識しております。当社グループは、社員にとって「Best Place To Grow」であることを目指し、挑戦と成長を後押しする組織づくりと人材育成を進めるとともに、経営の優先課題に基づき、持続可能な価値創造を支える経営基盤の充実を図ってまいります。これらに繋がる当社グループのサステナビリティに関する考え方、取り組みについては、次頁以降をご参照ください。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、持続的成長を通じた企業価値の向上を目指しており、主に売上高、営業利益、エクイティスプレッドを経営指標として定めております。
事業等のリスク4,144字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (リスクの評価・管理プロセス) 当社グループは、企業活動に影響を及ぼし得るリスクの可視化と対処すべきリスクの優先順位付けを目的として、経営陣によるリスクアセスメントを実施し、影響度および発生可能性の観点から評価しました。評価結果については取締役会で報告・討議を行い、対応が必要と判断したリスクについては担当部門を定め、具体的な対応策を実行してまいります。 ① サステナビリティ課題について 企業は事業活動の中で社会の持続的発展に貢献することが求められており、気候変動対応として温室効果ガス排出抑制等の取組みや、人権問題への対応として個人の基本的人権や個性、多様性を尊重した取組みが求められています。これらの取組みは、当社グループだけでなくサプライヤーを含めたバリューチェーン全体で協調して行う必要があります。 当社グループでは、気候変動シナリオへのリスク・機会の特定や事業インパクト評価を実施したほか、様々な省エネルギー活動を推進しております。人権問題については、「ミスミグループ人権方針」を定め、全ての社員に周知徹底するとともに、サプライヤーにも理解・支持を頂くよう努めています。また、サプライチェーンマネジメントの取組みとして、「サステナブル調達ガイドライン」を策定し、主要サプライヤーに合意を促すとともに、環境活動、人権尊重、安全衛生等の推進および管理体制構築状況の実態調査を行っています。加えて、環境活動の取り組みについては、温室効果ガス排出量削減に向けたエネルギー使用データの共有や削減に向けての算出を行うなど、協調して持続可能な調達活動の向上に取り組んでおり、さらにこの活動の拡大を図っております。 しかしながら、これらのリスクに対する対応が適切ではない場合、当社グループの社会的信用が低下し、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定業界の市場動向が業績に及ぼす影響について 当社グループは、FA事業および金型部品事業において、自動車・電機(液晶・半導体を含む)業界を主要顧客としています。また、ミスミブランド以外の他社製品も含めた製造・自動化関連設備部品、MRO(消耗品)等間接材を販売するVONA事業では、広く自動化装置を活用しオペレーションを展開する顧客を対象としています。当社グループの業績はこれらの業界の設備投資動向や生産・オペレーション動向の影響を受けることがあります。 当社グループでは、各事業において常に市場動向を注視し、必要に応じ設備投資・人員配置・在庫の適正化等の施策を実施していますが、顧客の属する業界で予想を超える状況の変化が生じた場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 海外事業展開について 当社グループは、日本の他中国・アジア・欧州・米州の各地域で事業展開を強化していますが、各地域の政治的・経済的変動や政策、法規制の改正等が、事業計画遂行に大きな影響を及ぼす可能性があります。米中関係や各国の通商政策、ウクライナ及び中東情勢等、政治・経済・安全保障に混乱が生じているほか、グローバルサプライチェーンの地域ブロック化の進展などにより、日本及び海外事業展開の不確実性が高まっている状況です。 当社グループでは、各地域で政治・経済情勢のモニタリングを継続している他、事業に関連する各国法制度の状況をグローバルで把握し適宜対応を図っていますが、これらの状況に急激な変化が生じた場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 商品や原材料の調達について 当社グループは、多くの商品や原材料を国内外のサプライヤーから調達していますが、需給逼迫や各国の通商政策に伴う調達価格の高騰や、中東情勢をはじめとする地政学リスクによるサプライチェーンの混乱やエネルギー価格の高騰等により、調達困難な状況や調達価格の上昇が生じる可能性があります。その結果、仕入価格上昇による採算悪化、顧客への商品販売減少等が生じる可能性があります。 当社グループでは、IT、生産、物流の事業基盤の強化、サプライチェーンの強靭化を進めていますが、予想を上回る状況の変化により、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 品質管理について 当社グループは、幅広い商品を顧客に提供していますが、商品の品質や安全性等の他、環境化学物質の管理や環境負荷低減に対する取り組みへの要求がグローバルで年々厳格化している状況です。 当社グループでは、品質管理体制を整備し、グリーン調達ガイドラインに沿った調達を推進するとともに、環境負荷の少ない商品開発・生産活動を実施しています。しかし万一、商品の欠陥または商品に関する各種規制違反(構成物質の有害性の有無や輸出入に関する規制を含む)が発生した場合、商品の回収、販売停止や各種費用の発生により当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 自然災害等の発生による影響について 大規模な地震やその他の自然災害が発生した場合またはパンデミックが発生した場合、製品および商品の生産または流通形態に支障をきたす可能性があります。当社グループでは、生産拠点を世界各地に分散化させており、災害等の発生時においても一定の生産体制を確保しております。また、災害等発生時には事業継続計画(BCP)に基づき対応を図る体制としていますが、想定を超える被害が発生した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報セキュリティについて 当社グループでは、受注、販売、調達、製造等の事業プロセスに関係した機密情報や、顧客情報・個人情報等を電子データとして保有しており、また事業運営において様々な情報システムを活用しています。 当社グループでは、情報セキュリティ等の強化を図るため、「情報セキュリティ基本方針」等の情報管理ルールを制定し、定期的に社内研修を実施し周知徹底を図るほか、IT基盤の強化にも取り組んでいます。 しかし万一、ウイルス等によるサイバー攻撃を受けた場合や、ソフトウエアやハードウエアに大規模な障害等が発生した場合、情報漏洩や顧客サービスの中断等が発生し、社会的信用の悪化や多額の損害賠償が生じる可能性があり、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当連結会計年度において重大な情報セキュリティ事故または重大なシステム停止は発生しておりません。しかし、攻撃手口の高度化等により、情報漏洩や業務停止が生じるリスクは引き続き存在します。このため、社内や委託先を含む教育の継続、海外拠点を含むセキュリティ水準の底上げ、監視・初動対応体制の継続的強化等に取り組んでまいります。 ⑧ 貿易管理および関税について 当社グループは、様々な国の間で非常に多品種の商品の輸出入を行っており、各国の輸出入規制の遵守が必要であり、関税の影響を受けることがあります。 当社グループでは、貿易管理・輸出入規制のコンプライアンス体制を構築するとともに、各国の法規制や関税の状況を常に注視しております。しかし、米中関係等を背景とした安全保障貿易管理の法規制の厳格化や、米国の関税政策とそれに伴う他国の関税政策など、貿易・通商面でグローバルに不安定な状況が続いています。予想を超える輸出入規制の導入や関税の変動等が生じた場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 為替相場の変動について 当社グループは、様々な通貨・条件での取引を行っており、主に外貨建取引及び外貨建債権・債務残高等については、外国為替変動の影響を受ける可能性があります。当社グループはこうした外国為替のリスクを一定程度まで低減するため、先物為替予約を利用する等の施策を講じています。しかし、外国為替変動の影響を完全に回避することは困難であり、予想を超える変動等が生じた場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 人材について 当社グループの中長期的なグローバル成長には、適切な時期に優秀な人材を国内外で採用し育成することが重要であると認識しています。このため、当社グループでは、バックグラウンド・スキル・性別・国籍等の多様性の確保と機会均等を重視した人材の採用・育成・登用を行っているほか、人的資本強化のための様々な研修制度の充実等に取り組んでいます。また、AIを含むデジタル技術を有する人材の採用・育成や、各国・地域に根差したローカル人材の育成を推進しています。 しかしながら、優秀な人材の採用に関する競争は激化しており、国内外で人材の採用や育成が計画通り進まなかった場合、事業の遂行、特に新規事業の創発や海外事業の拡大に制約が生じる可能性があり、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ M&A・アライアンスについて 当社グループは、非連続的な事業の成長・拡大のため、M&Aやアライアンスのための投資を行うことがあります。M&Aやアライアンスにおいては、投資先の業績・評価の悪化や想定していたシナジー効果の未達成、ガバナンス上の問題の発生などの可能性があります。 当社グループでは、投資先の選定においてデューデリジェンス等で慎重に評価するとともに、投資後の業績・シナジー効果等のモニタリングを行っております。しかし、投資後の業績変動を完全に回避することは困難であり、予想を超える変動等が生じた場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,767字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、アメリカの関税政策やそれに伴う各国への影響、地政学リスクの高まりなど先行き不透明な状況が継続しました。これにより主要顧客産業である自動車関連の稼働も膠着状態が続きました。一方、中国・アジアを中心に、通信関連や半導体関連向けの需要は堅調に推移しました。 こうした環境において、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしています。これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の確実短納期ニーズに応えることで世界の製造業を中心とした自動化関連産業に貢献しています。 これまで当社が築いてきたIT、生産、物流の強固な事業基盤やグローバル拠点網を活用しながら、新商品・新サービスを含む新事業開発を継続し、顧客の需要を的確に捉えることに努めましたが、一部地域においてはアメリカの関税政策による需要低迷の影響を受けました。 この結果、連結売上高は441,383百万円(前年同期比9.8%増)となりました。利益面につきましては、独自施策による数量増等が、持続的成長に向けた施策に関わる支出および7月からFictiv Inc.の業績を連結範囲に含めた影響を吸収し、営業利益は47,613百万円(前年同期比2.4%増)、経常利益は49,095百万円(前年同期比1.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国における連結納税制度の導入に伴い、繰越欠損金に係る繰延税金資産を計上したこと等により法人税等調整額が減少したため、40,457百万円(前年同期比10.7%増)となりました。 セグメントの名称   売上高   営業利益 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減比 (%)   前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減比 (%) FA事業   135,803   160,498   18.2   22,510   20,283   △9.9 金型部品事業   86,451   88,368   2.2   9,504   8,694   △8.5 VONA事業   179,732   192,516   7.1   14,466   18,635   28.8 合計   401,987   441,383   9.8   46,480   47,613   2.4 FA事業は、日本の設備投資需要の低調が継続した一方、中国の通信関連需要の攻略をはじめ、meviy、エコノミーシリーズ、D-JIT等の独自施策による需要獲得により海外地域が総じて堅調に推移したことから、売上高は160,498百万円(前年同期比18.2%増)、営業利益は、M&A関連費用に加え、Fictiv Inc.の業績を連結対象とした影響もあり、20,283百万円(前年同期比9.9%減)となりました。 金型部品事業は、中国・アジアの堅調な成長が、需要低迷で弱含むその他地域をカバーし、売上高は88,368百万円(前年同期比2.2%増)、一方、営業利益においては、米州・欧州が自動車低迷の影響を受け、8,694百万円(前年同期比8.5%減)となりました。 VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた製造・自動化関連設備部品、MRO(消耗品)等間接材を販売するミスミグループの流通事業です。全地域で総じて堅調に推移し、売上高は192,516百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は18,635百万円(前年同期比28.8%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて24,056百万円減少し、104,202百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、52,190百万円の純収入となりました(前年同期は60,461百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前当期純利益が48,498百万円、減価償却費が17,939百万円、売上債権の増加額が11,598百万円、法人税等の支払額が12,733百万円であります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、43,203百万円の純支出となりました(前年同期は32,452百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が14,288百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が48,483百万円、定期預金の預入による支出が12,324百万円、定期預金の払戻による収入が36,070百万円であります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、41,801百万円の純支出となりました(前年同期は31,759百万円の純支出)。この主な内訳は、自己株式の取得による支出が25,132百万円、配当金の支払額が11,322百万円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績を報告セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) FA事業   42,717   7.1 金型部品事業   34,845   6.8 VONA事業   359   5.4 合計   77,922   6.9 (注) 金額は販売価格によっております。 b. 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を報告セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期比(%) FA事業   54,023   29.5 金型部品事業   27,158   1.3 VONA事業   106,745   5.3 合計   187,927   10.6 (注) 金額は仕入価格によっております。 c. 受注実績 当連結会計年度における受注実績を報告セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) FA事業   200,964   28.0   23,696   141.8 金型部品事業   89,470   0.7   2,795   △3.4 VONA事業   188,548   5.9   7,074   23.6 合計   478,983   13.0   33,566   82.2 (注) 上記の金額には、当社グループにおける外部顧客からの連結受注実績を記載しております。 d. 販売実績 当連結会計年度における販売実績を報告セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) FA事業   160,498   18.2 金型部品事業   88,368   2.2 VONA事業   192,516   7.1 合計   441,383   9.8 (注) 主な相手先の販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10に満たないため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態) (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ45,394百万円(+10.8%)増加し、464,969百万円となりました。流動資産は22,150百万円(△7.0%)減少し、295,654百万円となりました。これは主に子会社株式の取得に伴う現金及び預金が46,354百万円(△29.1%)減少した一方で、受取手形及び売掛金が20,130百万円(+25.7%)増加、商品及び製品が2,985百万円(+5.2%)増加したことによるものであります。固定資産は67,545百万円(+66.4%)増加し、169,314百万円となりました。このうち有形固定資産は4,115百万円(+7.8%)増加し、56,638百万円となりましたが、これは主に建物及び構築物が1,468百万円(+6.8%)増加、使用権資産が1,123百万円(+17.9%)増加したことによるものであります。また、子会社株式の取得に伴うのれんの増加により無形固定資産は57,087百万円(+171.5%)増加し、90,370百万円となり、投資その他の資産は6,342百万円(+39.7%)増加し、22,306百万円となりました。 (負債) 負債合計は、前連結会計年度末と比べ14,949百万円(+22.1%)増加し、82,460百万円となりました。このうち流動負債は13,304百万円(+25.6%)増加し、65,180百万円となりましたが、これは主に支払手形及び買掛金が8,663百万円(+40.9%)増加したことによるものであります。また、固定負債は1,644百万円(+10.5%)増加し、17,279百万円となりましたが、これは主に、リース債務が695百万円(+12.4%)増加、繰延税金負債が665百万円(+63.8%)増加したことによるものであります。 これらの結果、流動比率は4.5倍となり、継続して高い安定性を維持しております。 (純資産) 純資産合計は前連結会計年度末と比べ30,444百万円(+8.6%)増加し、382,509百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金の増加及び自己株式の取得等により株主資本が5,474百万円(+1.8%)増加したこと、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が25,073百万円(+55.7%)増加したことによるものであります。 これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度の83.2%から81.7%となりました。 (経営成績) (売上高) 当連結会計年度の売上高は、441,383百万円、前年同期比で39,395百万円(+9.8%)の増収となりました。これは、FA事業、金型部品事業、VONA事業の全セグメントにおいて前年同期比で増収となったことによるものであります。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価は、235,367百万円、前年同期比で20,370百万円(+9.5%)増加しました。売上総利益は、206,015百万円、前年同期比で19,025百万円(+10.2%)の増益となりました。販売費及び一般管理費は、158,402百万円、前年同期比で17,892百万円(+12.7%)増加しました。売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は前期の35.0%から35.9%となりました。これらの結果、営業利益は47,613百万円、前年同期比で1,132百万円(+2.4%)の増益となりました。営業利益率は前期の11.6%から10.8%となりました。 (営業外損益、特別損益) 営業外損益の純額は1,482百万円の収益となりました。この結果、経常利益は、49,095百万円、前年同期比で806百万円(△1.6%)の減益となり、経常利益率は前期の12.4%から11.1%となりました。また、特別損益の純額は、597百万円の損失となりました。これらの結果、税金等調整前当期純利益は、48,498百万円、前年同期比で1,441百万円(△2.9%)の減益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、40,457百万円、前年同期比で3,908百万円(+10.7%)の増益となり、売上高純利益率は前期の9.1%から9.2%となりました。また、1株当たり当期純利益は、前期の131.95円に対して149.30円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主な資金需要は、運転資金、設備投資資金及びM&A等の成長投資資金であります。これらの資金につきましては、営業活動により獲得した資金及び手元資金を主な財源としており、当連結会計年度に実施したM&Aに係る取得資金についても自己資金により充当しております。 当社グループでは、地政学リスクや経済危機等の不測の事態においても顧客への供給責任を果たすため、半年分の事業活動資金に相当する約700億円を必要な手元流動性の目安としております。そのうえで、手元資金及び将来創出されるキャッシュ・フローを活用し、必要に応じてレバレッジも活用しながら、M&Aを含む成長投資を優先的に実施する方針としております。具体的には、グローバル展開、デジタルモデルシフト、成長産業への参入及びAIを中心とした既存事業基盤の強化等を目的として、今後3年間を目途に最大1,500億円の投資を計画しております。 株主還元につきましては、更なる充実を図るため、配当性向35%を目安とした累進配当を導入することを決定いたしました。これにより、成長投資を優先しつつも、より安定的な株主還元を実施してまいります。また、自己株式取得については、成長投資実施後に資金余剰が生じる場合には、株価水準等を勘案しながら機動的に実施してまいります。 なお、キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に、設備投資の詳細につきましては、「第3 設備の状況」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成にあたり、会計上の見積りを必要とするものにつきましては、過去の実績や当該事象の状況を勘案し、合理的と考えられる方法に基づき行っております。ただし、前提条件や事業環境等に変化が見られた場合には、見積と将来の実績が異なることがあります。 当社グループの財政状態又は経営成績に対し、重要な影響を与え得る会計上の見積りは以下のとおりです。 (a) 棚卸資産の評価 棚卸資産の評価基準として、主として移動平均法、総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により評価しております。従って、予期しない市場価格の下落や需要の減少等が生じた場合、棚卸資産の評価額に重要な影響を及ぼす可能性があります。なお、商品及び製品の評価に係る重要な会計上の内容に関する情報については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (b) 繰延税金資産 繰延税金資産の算定にあたり、将来の業績予測やタックス・プランニング等をもとに将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。従って、将来の課税所得の見積額に変更が生じた場合、繰延税金資産が増額又は減額され、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (c) 固定資産(のれんを含む)の減損 当社グループでは固定資産の減損について、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位で資産をグルーピングし、減損の兆候の有無の判定を行っております。減損の兆候があった場合、将来キャッシュ・フロー等を見積り、減損の要否を判定し、その結果減損が必要と判断された資産については帳簿価額を回収可能価額まで減損処理しております。従って、経営環境の悪化や時価の著しい下落等が生じ、将来キャッシュ・フロー等の見積りが著しく減少した場合、減損損失計上により当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (d) 退職給付費用及び債務 当社の従業員退職給付費用および債務は、年金数理計算上で設定される前提条件に基づいて計上しております。この前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率、死亡率が含まれており、退職給付債務を計算する際に用いる数理上の前提の変更、年金制度の変更による未認識の過去勤務費用の発生等により、退職給付費用および債務の算定に重要な影響を及ぼす可能性があります。

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開示資料

出典

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