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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

アリアケジャパン

ARIAKE JAPAN Co.,Ltd.2815 · Prime · 食料品

天然調味料で世界の食品産業を支えるニッチトップ。和風だしの基幹原料をグローバルに供給。

概要

アリアケジャパンは、業務用天然調味料を専業とする食品素材メーカーである。連結売上高は約670億円(2026年3月期)、従業員1,201名。液体・粉体のスープや調味料を製造し、カップ麺向けスープや冷凍食品向け調味液で高いシェアを持つ。国内外に7つの生産拠点を擁し、グローバルエンタープライズとして事業を展開する。

天然調味料専業メーカーとしての事業の柱

当社グループは主に液体天然調味料と粉体天然調味料を製造販売する。2026年3月期の販売実績では、液体天然調味料が54,278百万円(全体の81%)、粉体天然調味料が5,821百万円、液体スープが3,300百万円、その他が2,730百万円である。生産実績では液体天然調味料52,151百万円、粉体天然調味料5,549百万円、液体スープ4,486百万円を計上した。製品の大半は加工食品メーカーや外食チェーン向けであり、カップ麺や冷凍食品のスープベースとして不可欠な存在である。また、三井物産流通グループへの販売が連結売上高の9.2%を占める。

連結売上高は約670億円、利益も増加基調

2026年3月期の連結売上高は66,957百万円で、前期比2.4%増加した。営業利益は11,782百万円(同6.0%増)、経常利益13,757百万円(同14.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9,458百万円(同15.3%増)と全て増益である。地域別売上高は日本48,456百万円、アジア10,039百万円、欧州8,461百万円で、欧州が前期比16.3%増と大きく伸びた。総資産は151,051百万円、自己資本比率は約89%と財務体質は健全である。

世界7極体制によるグローバル生産ネットワーク

当社は「世界7極体制」を掲げ、日本(長崎県)に加え、中国(青島、日照)、台湾、フランス、ベルギー、オランダ、インドネシア、米国に生産拠点を持つ。海外子会社は青島有明食品、台湾有明食品、F.P. Natural Ingredients S.A.S.、Ariake Europe N.V.、PT.Ariake Europe Indonesia、ARIAKE U.S.A., Inc.等で、それぞれ天然調味料を製造し、現地市場に販売するとともに日本本社へ供給する。オランダのHenningsen Nederland B.V.は連結孫会社である。これにより良質な原料調達と最適地生産を実現している。

国内子会社と非連結子会社の役割

連結国内子会社として株式会社エー・シー・シーがあり、本社ビルの一部を賃借してコンビニエンスストアを営業する。非連結子会社のアリアケファーム株式会社は農産物の生産を行い、当社へ供給するとともに国内消費者にも販売する。2005年7月には子会社アリアケフードシステム株式会社を吸収合併し、機能を集約した。また、2006年9月に設立された株式会社ディア.スープはナチュラルスープの販売を担った。これらの子会社は本体の調味料事業を補完する役割を果たす。

業界の中での役割は食品・飲料メーカー向け天然調味料の製造供給にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
670億円
営業利益
118億円
営業利益率
17.6%
純利益
95億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内食品・飲料主力

国内の食品・飲料メーカーを主要顧客とし、天然調味料を製造・販売。和風だしの基幹原料として、うまみ成分を提供し、加工食品やレストラン向けに広く使用されている。

主な製品・サービス1
天然調味料
肉・魚・野菜などの天然原料を主原料とし、うまみを引き出した調味料。加工食品や外食産業での味付けのベースとして使用される。

02海外食品・飲料主力

中国、台湾、東南アジア、欧州、米国に製造子会社を持ち、それぞれの地域の食品メーカーへ天然調味料を供給。各国の食文化に合わせた製品展開を行い、世界的な需要に応える。

主な製品・サービス1
天然調味料
各地域の原材料を用いた天然調味料を現地生産し、地域の食品加工や外食産業に提供。

03農業副次

子会社アリアケファームで農産物を生産し、当社の調味料製造の原料として供給するとともに、国内消費者にも販売。原材料の安定調達と品質管理を目的とする。

04小売その他

子会社エー・シー・シーがコンビニエンスストアを運営。本社社屋の一部を賃借し、小売事業を展開しているが、グループ全体の事業構成からは補完的な位置付け。

製品と技術

液体天然調味料が売上の8割を占める

当社の主力製品は液体天然調味料で、2026年3月期の売上高54,278百万円は全販売実績の81%を占める。これは畜産・魚介・野菜などのエキスをベースにしたスープやだしで、主にカップ麺や冷凍食品のスープベースとして加工食品メーカーに納入される。粉体天然調味料は5,821百万円で、こちらはインスタントスープやふりかけなどの原料となる。液体スープは3,300百万円で、業務用の即席スープとして外食チェーンに供給される。

顧客ニーズに応える受託開発と品質管理

当社は顧客第一主義を掲げ、加工食品メーカーや外食チェーンの個別ニーズに応じた受託開発を積極的に行う。約50年の経験から蓄積されたスキルや工程改善(カイゼン)が競争力の源泉である。工場ではコンピューター生産方式を採用し、大規模生産によるコスト低減と高品質を両立する。また、立体自動倉庫(常温・冷凍)を活用し、原料から製品までの在庫管理を効率化している。

海外子会社が供給する原料の多様化

海外子会社はそれぞれの地域で異なる原料を調達し、日本本社へ供給する。例えば、中国の青島有明食品と日照有明食品は安価な畜産原料を、台湾有明食品は魚介系エキスを得意とする。欧州のF.P. Natural IngredientsやAriake Europeは鶏肉や野菜のエキスを供給し、インドネシアのPT.Ariake Europe Indonesiaでは現地の香辛料を活用した調味料を生産する。これにより、世界の多様な原料を組み合わせた製品開発が可能となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

調味料で存在感、高い収益性

アリアケジャパンは食料品業界に属し、同業他社であるニップンや日清製粉グループ本社と比較して売上規模は小さいが、高い収益性を誇る。直近の営業利益率は17%を超えており、業界内でもトップクラスの水準。だしや調味料の分野で高いシェアを持ち、ブランド力を活かした高付加価値戦略が奏功している。国内市場に強みを持つが、海外展開は限定的であり、今後の成長には海外市場への進出が鍵となる。

強み

  • 営業利益率17%超と業界最高水準。
  • 調味料分野で確固たるブランドを構築。
  • 差別化製品で価格競争を回避。
  • 国内で高いシェアを持ち安定した需要。

課題

  • 海外販売比率が低く成長機会を逃す。
  • 原材料価格の上昇が収益を圧迫する。
  • 国内市場は成熟し成長余地が限定的。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字がアリアケジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12001ニップン2,530億円11.6倍
22811カゴメ2,511億円18.9倍
32270雪印メグミルク2,435億円7.3倍
42201森永製菓2,193億円12.1倍
52805ヱスビー食品1,929億円20.4倍
62815アリアケジャパン1,778億円18.2倍
72501サッポロビール1,463億円76.7倍
82004昭和産業1,262億円11.7倍
92281プリマハム1,243億円27.0倍
102109DM三井製糖1,186億円29.7倍
114526理研ビタミン1,030億円14.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

資本金500万円で創業した1978年

1978年5月、資本金500万円で日本食資工業株式会社を設立した。本店は神奈川県茅ヶ崎市に置き、同年8月には長崎県佐世保市に畜産エキス生産工場を建設した。1981年12月には資本金を2,000万円に増資し、1985年12月には5,000万円に増資した。同時期に米国カリフォルニア州に現地法人ARIAKE U.S.A., Inc.を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。

有明食品化工の吸収合併と商号変更(1990年)

1990年4月、有明食品化工株式会社を吸収合併し、同時に商号をアリアケジャパン株式会社に変更した。本店を東京都目黒区に移転した。同年9月には長崎県に立体自動倉庫を建設し、資本金も3億1,476万円に増資した。1991年1月にはさらに増資し4億5,529万円となり、同年10月には日本証券業協会に店頭登録し、公募増資で資本金22億1,029万円に達した。

1995年の東証2部上場と大型設備投資

1995年9月、東京証券取引所市場第2部に株式を上場し、公募増資により資本金46億9,548万円となった。1996年には長崎県に九州第2工場用地を取得し、1998年6月に総工費75億円で九州第2工場を建設した。同時にR&Dセンターも建設し、研究開発の体制を強化した。1998年3月にはスイス・フラン建転換社債の転換完了により資本金70億9,509万円に増加した。本社も東京都渋谷区恵比寿南に移転した。

2000年代の欧州進出とアジア拠点拡充

2002年3月、東京証券取引所市場第1部に株式を上場した。2003年3月にはフランスパリにF.P. Natural Ingredients S.A.S.を設立し、欧州拠点を開設した。2004年1月にはベルギーにAriake Europe N.V.を設立し、欧州での生産体制を強化した。2006年5月には台湾の台湾有明食品股份有限公司を買収し、アジア市場への浸透を図った。2008年にはベルギーとフランスに工場を建設した。

2016年の世界7極体制完成と米国再参入

2016年3月、インドネシア西ジャワ州にPT.Ariake Europe Indonesiaを設立した。同時期に米国子会社ARIAKE U.S.A., Inc.の全株式をKerry Holding Co.へ譲渡したが、同年中に新たなARIAKE U.S.A., Inc.をバージニア州に設立し、米国市場に再参入した。また中国山東省に日照有明食品有限公司を設立し、中国での生産能力を拡大した。これにより日本、中国、台湾、欧州(フランス、ベルギー、オランダ)、インドネシア、米国の7極体制が整った。

プライム市場移行と直近の業績

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行した。2026年3月期の連結売上高は66,957百万円に達し、営業利益11,782百万円、当期純利益9,458百万円を計上した。過去10年間で売上高は約2倍に拡大しており、特に欧州事業の伸びが顕著である。今後も総額200億円の設備投資を全世界で実行し、更なる成長を目指す。

年表39件を開く

1970年代

  • 1978年5月創業資本金500万円をもって日本食資工業株式会社を設立。本店所在地 神奈川県茅ヶ崎市浜見平2番2-203号
  • 1978年8月長崎県佐世保市(旧北松浦郡)小佐々町に畜産エキス生産工場を建設。

1980年代

  • 1980年1月本店を東京都港区芝四丁目6番16号に移転。
  • 1981年4月本店を東京都中央区日本橋小舟町15番4-801号に移転。
  • 1981年12月資本金を2,000万円に増資。
  • 1983年12月東京都目黒区下目黒二丁目14番14号に本社ビルを建設と同時に本店を移転。
  • 1985年2月海外拠点として米国カリフォルニア州に現地法人として、子会社ARIAKE U.S.A.,Inc.(旧社名 INTERNATIONAL SEASONING,Inc.)を設立。
  • 1985年12月資本金を5,000万円に増資。
  • 1988年5月本店を長崎県佐世保市栄町7番3号に移転。
  • 1988年6月商号変更有明フードマテリアル株式会社に商号変更。

1990年代

  • 1990年4月M&A有明食品化工株式会社を吸収合併し、アリアケジャパン株式会社に商号変更と同時に、本店を東京都目黒区下目黒二丁目14番14号に移転。
  • 1990年9月長崎県佐世保市(旧北松浦郡)小佐々町に立体自動倉庫(常温、冷凍)を建設。
  • 1990年9月米国バージニア州ハリソンバーグ市にARIAKE U.S.A.,Inc.の工場を建設。
  • 1990年9月資本金を3億1,476万円に増資。
  • 1991年1月資本金を4億5,529万円に増資。
  • 1991年10月日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。公募増資により資本金を22億1,029万円に増資。
  • 1992年9月長崎県佐世保市(旧北松浦郡)小佐々町に九州第4工場(現第1工場・第4プラント)を建設。
  • 1993年12月スイス・フラン建転換社債40百万スイス・フラン(29億5,000万円)を発行。
  • 1994年12月海外拠点として中国山東省に現地法人として、子会社青島有明食品有限公司を設立。
  • 1995年9月上場東京証券取引所市場第2部に株式を上場。公募増資により資本金を46億9,548万円に増資。
  • 1996年4月長崎県北松浦郡佐々町に九州第2工場用地を取得。
  • 1996年9月公募増資により資本金を67億987万円に増資。
  • 1998年3月スイス・フラン建転換社債転換完了により資本金70億9,509万円となる。
  • 1998年6月東京都渋谷区恵比寿南三丁目2番17号にて新本社社屋建設に伴い、本店を同地に移転。
  • 1998年6月長崎県北松浦郡佐々町に九州第2工場を総工費75億円で建設。長崎県北松浦郡佐々町にR&Dセンターを建設。

2000年代

  • 2002年3月上場東京証券取引所市場第1部に株式を上場。
  • 2003年3月海外拠点としてフランスパリに現地法人として、子会社F.P. Natural Ingredients S.A.S.を設立。
  • 2003年9月長崎県北松浦郡佐々町にパックセンターを建設。
  • 2004年1月海外拠点としてベルギーマースメヒレン市に現地法人として、子会社Ariake Europe N.V.(旧 F.P.N.I.BELGIUM N.V.)を設立。
  • 2005年7月M&A子会社アリアケフードシステム株式会社を吸収合併。
  • 2005年8月創業当社の農業事業を行う法人として、アリアケファーム株式会社を設立。
  • 2006年5月M&A海外拠点として台湾の現地法人台湾有明食品股份有限公司(旧社名 台湾東幸食品股份有限公司)を買収。
  • 2006年9月創業当社のナチュラルスープを販売する法人として、株式会社ディア.スープを設立。
  • 2007年4月長崎県北松浦郡佐々町の九州第2工場の隣接地に新工場を83億円で建設。
  • 2008年6月ベルギーマースメヒレン市にAriake Europe N.V.の工場を建設。
  • 2008年6月フランスアランソン市にF.P. Natural Ingredients S.A.S.の工場を建設。

2010年代

  • 2012年7月長崎県北松浦郡佐々町に第2パックセンターを建設。
  • 2013年11月M&AAriake Europe N.V.がオランダのHenningsen Nederland B.V.を買収。
  • 2016年3月海外拠点としてインドネシア西ジャワ州に現地法人としてPT.Ariake Europe Indonesiaを設立。 ARIAKE U.S.A., Inc.の当社保有の全株式をKerry Holding Co.,へ譲渡。海外拠点として中国山東省に現地法人として、子会社日照有明食品有限公司を設立。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。海外拠点として米国バージニア州に現地法人として、子会社ARIAKE U.S.A., Inc.を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • DOE(株主資本配当率)4.0%
  • ROE(株主資本当期純利益率)10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    総合調味料メーカーへの展開

    天然調味料専業から総合調味料メーカーへ事業領域を拡大し、国内成熟市場での需要喚起と企業価値向上を図る。

  2. 02

    国内需要拡大と世界市場開拓

    少子高齢化が進む国内市場において総合調味料メーカーとして需要を喚起する一方、海外市場の開拓を積極的に進める。

  3. 03

    技術革新による競争力強化

    積極的な設備投資と低コスト・高品質な商品実現のための技術革新を推進し、世界のリーディングカンパニーを目指す。

  4. 04

    有効な資本政策の実施

    企業価値を高める資本政策を立案・推進し、長期的な株式価値向上と安定した収益基盤を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,201人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は542万円で、9期前と比べて+5.3%平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は14.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月933
2018年3月994
2019年3月51537.514.1928
2020年3月52138.014.5976
2021年3月48437.814.31,024
2022年3月50738.214.31,041
2023年3月51437.713.21,061
2024年3月53738.914.91,106
2025年3月54139.314.41,166952
2026年3月54239.614.51,201983

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率29.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 2 / 海外 7、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ベルギー工場 — ベルギーマースメヒレン市6,218百万円
九州第2工場 — 長崎県佐々町5,522百万円
フランス工場 — フランスアランソン市2,610百万円
九州第1工場 — 長崎県小佐々町2,156百万円
台湾工場 — 台湾屏東県1,887百万円
東京本社 — 東京都渋谷区1,547百万円
中国工場 — 中国山東省1,466百万円
インドネシア工場 — インドネシア西ジャワ州1,005百万円
営業所 — 東京・大阪・福岡・名古屋887百万円
社宅等678百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エー・シー・シー
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    青島有明食品有限公司(注)1
    中国山東省 · 連結子会社
    議決権89.0%
  • 海外
    台湾有明食品股份有限公司(注)1
    台湾屏東県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    F.P. Natural Ingredients S.A.S. (注)1
    フランス アランソン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ariake Europe N.V. (注)1
    ベルギー マースメヒレン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Henningsen Nederland B.V.
    オランダ ワールウェイク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.Ariake Europe Indonesia
    インドネシア 西ジャワ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ariake U.S.A., Inc.
    米国 バージニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジャパンフードビジネス 株式会社
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権33.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は670億円営業利益118億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.4%、利益が+6.3%。

売上高
+2.4%
670億円
営業利益
+6.3%
118億円
純利益
+15.9%
95億円
営業利益率
17.6%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高692億円670億円
営業利益113億円118億円
純利益95億円95億円
1株あたり配当¥300¥300

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は160億円、営業利益は26億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.5%、営業利益は+30.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q13618
2024年1Q1352014.819
2024年2Q1441711.814
2024年3Q1682615.511
2024年4Q15330
2025年2Q3154714.921
2025年4Q3396418.961
2026年2Q3135116.341
2026年4Q3576718.854
2027年1Q1602616.321

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は336億円から670億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は17.6%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
Ariake Europe N.V.がオランダのHenningsen Nederland B.V.を買収。
2013年3月3366438
2014年3月3727243
2015年3月4097647
海外拠点としてインドネシア西ジャワ州に現地法人としてPT.Ariake Europe Indonesiaを設立。 ARIAKE U.S.A., Inc.の当社保有の全株式をKerry Holding Co.,へ譲渡。海外拠点として中国山東省に現地法人として、子会社日照有明食品有限公司を設立。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。海外拠点として米国バージニア州に現地法人として、子会社ARIAKE U.S.A., Inc.を設立。
2016年3月4649159
2017年3月48810676
2018年3月54311681
2019年3月566125167
2020年3月52311984
2021年3月49710773
2022年3月52711377
2023年3月5579364
2024年3月60010774
2025年3月65411112017.082
2026年3月67011813817.695

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高670億円のうち、営業利益として残るのは118億円17.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は95億円、売上の14.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.3%464億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.1%88億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.6%118億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+13.5pt
17.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+11.0pt
14.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.0pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが91億円、投資CFが−100億円で、差し引きのフリーCFは−9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は536億円で、売上の9.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月56−8−204881
2014年3月64−44−182085
2015年3月66−13−1353130
2016年3月87−64−2323135
2017年3月78−17−2361175
2018年3月102−84−2118173
2019年3月97−50−2247195
2020年3月2090−25110279
2021年3月11043−25153409
2022年3月8371−25154549
2023年3月56−19−3137563
2024年3月88−145−33−57484
2025年3月1227−35129590
2026年3月91−100−54−9536

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,511億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,347億円で、自己資本比率は88.3%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月5474668184.6
2014年3月62452210283.0
2015年3月68357011382.7
2016年3月71259611683.2
2017年3月77065411684.4
2018年3月87074013084.5
2019年3月1,06788917882.8
2020年3月1,04593411188.9
2021年3月1,11798912887.9
2022年3月1,2001,06313787.9
2023年3月1,2631,11714687.7
2024年3月1,3661,20316387.3
2025年3月1,4571,28417487.2
2026年3月1,5111,34716388.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
536億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,018億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
54億円
在庫として抱えている分
負債合計
163億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中2位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中69位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.6%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
88.3%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.5%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,420で、1年前と比べて-6.4%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥5,420-0.6%1ヶ月+4.0%1年-6.4%時価総額1,778億円
過去52週の値幅
安値¥4,940高値¥6,360

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.2倍
PER (会社予想)17.8倍
PBR1.31倍
配当利回り5.54%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月下旬に4,970円から上昇を開始し、7月28日には5,530円まで上昇しました。しかし、その後は反落し、8月4日には5,210円まで下落しました。25日移動平均線(5,252円)を下回っており、短期的な上昇トレンドは一服しています。週足では上昇基調が続いていましたが、高値圏での利益確定売りが出やすい状況です。出来高は8月4日に105,300株と高水準で、売買が活発です。52週高値の6,850円からはまだ距離があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが17.68倍と同業界平均の27.71倍を下回り、PBRは1.24倍で平均の1.59倍より低い。ROEは7.26%と平均的な水準だが、配当利回りは3.45%と平均の2.32%を上回り、株主還元が手厚い。ただし、配当性向が79.3%と高く、今後の増配余地は限定的で、業績成長に対する投資はやや不足気味。割安ではあるが、ROE改善や成長投資の進展がなければ、更なる株価上昇は期待しにくい。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.2倍28.6倍
PER (予想)17.8倍
PBR1.31倍1.63倍
ROE7.3%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業務用調味料のトップメーカーであり、高い収益性と安定した成長を誇る。強気派は、外食産業の回復や調味料の需要拡大に加え、高付加価値製品へのシフトによる利益率向上を評価する。一方、弱気派は、原材料費の高騰や価格転嫁の限界、家庭用市場への依存度の低さ、海外展開の遅れを懸念する。特に、売上高成長率の鈍化と株価の下落(過去1年で約20%安)が論点。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率17.6%と業界トップクラスの利益率を維持。

  • 安定した増収

    売上高が557億から670億円と毎期着実に増加。

  • 株主還元

    増配傾向にあり、配当利回りは3.45%と魅力的。

  • 3期連続の増収と営業利益率17.61%の高水準通年影響

    売上高は600→670億円、営業利益は111→118億円、営業利益率は17.61%

  • 純利益74→82→95億円と拡大通年影響

    純利益は直近3期で約28%増加し95億円、増益トレンドが継続

  • PBR1.24倍と解散価値接近継続影響

    PBR1.24倍はROE7.26%に対して低く、資本効率改善で評価修正の余地

  • 外国人持株27.8%の高さと業績連動の買い不定影響

    外国人持株比率27.8%。利益成長が続けば海外投資家の選好が株価を下支え

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化

    最終年度の売上高成長率は前期比2.4%と低い。

  • 原材料高の影響

    原材料価格高騰でコスト増、価格転嫁が不十分な可能性。

  • 株価下落

    過去1年で株価が約20%下落、割高感の修正が続く。

  • 株価が1年で20.18%下落し下落トレンド不定影響

    株価は5210円まで下落、PER17.68倍まで評価調整が進むが流れが続く

  • ROE7.26%と資本効率の低さ通年影響

    ROE7.26%はPBR1.24倍の妥当性を下げる。資本効率改善がなければ割安に放置

  • 原材料価格上昇で営業利益率17.61%が下振れ継続影響

    食料品メーカーは原料高が直撃。営業利益118億円の下振れリスク

  • 配当利回り3.45%だが増配が期待薄次回株主総会影響

    配当利回り3.45%と高いが、ROE7.26%のため成長投資への資金配分が優先され増配余地は限定的

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の維持・改善を確認するため。
海外売上比率
海外市場での成長可能性を見る。
外食・中食向け販売動向
主要顧客の業績が売上に直結するため。
原材料コスト
利益率に大きな影響を与えるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり300で、前期から+38.5%いまの株価に対する利回りは5.54%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥300
1株あたり
配当利回り
5.54%
いまの株価に対して
配当性向
79.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6034.5
2018年3月6610.035.4
2019年3月7716.713.3
2020年3月770.036.9
2021年3月770.043.9
2022年3月9624.752.3
2023年3月1026.368.9
2024年3月1107.863.0
2025年3月13018.264.9
2026年3月18038.579.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥300

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,466人。区分でいちばん多いのは事業法人42.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が60.6%を占め、残る39.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.142.042.042.042.042.4
外国法人26.022.826.128.631.027.8
金融機関20.623.020.218.216.218.2
個人・その他9.810.610.910.410.110.0
自己株式3.02.92.92.92.92.9
証券会社1.51.60.80.80.71.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ジャパンフードビジネス株式会社32.67
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.48
03公益財団法人岡田甲子男記念奨学財団6.69
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.21
05RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)4.00
06JP MORGAN CHASE BANK 385839 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)3.19
07株式会社王将フードサービス2.39
08GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.31
09THE CHASE MANHATTAN BANK, N. A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.29
10岡田 直己1.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-24
    ジャパンフードビジネス株式会社 代表取締役 岡田直己
    新規の大量保有報告
    32.67%
    -1.56pt
  • 2026-06-26
    グローバル・アルファ・キャピタル・マネージメント・エルティーディー(Global Alpha Capital Management Ltd.)
    新規の大量保有報告
    5.53%
    -1.03pt
  • 2026-06-05
    アーチザン・インベストメンツ・ジーピー・エルエルシー(Artisan Investments GP LLC)
    新規の大量保有報告
    4.18%
    -1.02pt
  • 2026-05-07
    グローバル・アルファ・キャピタル・マネージメント・エルティーディー(Global Alpha Capital Management Ltd.)
    新規の大量保有報告
    6.56%
    -1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+150%、1株純資産は14期で+188%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1191,4538.616.436.3
2014年3月1341,6278.717.937.7
2015年3月1481,7758.727.840.7
2016年3月1871,86210.335.439.8
2017年3月2382,04312.229.434.5
2018年3月2552,31211.733.535.4
2019年3月5242,77820.611.313.3
2020年3月2632,9189.225.936.9
2021年3月2293,0867.629.343.9
2022年3月2423,3127.621.452.3
2023年3月2003,4785.924.368.9
2024年3月2313,7426.422.863.0
2025年3月2583,9916.724.064.9
2026年3月2974,1867.318.979.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
白川直樹代表取締役社長6910,000
亀岡正彦専務取締役681,000
松本幸一取締役 経理部長 兼経営管理室長6820,000
岩城幸司取締役 営業統括部長61
佐々木隆彦取締役67
星野誠之取締役(監査等委員委員長)54
安部真行取締役(監査等委員)69
髙取幸子取締役(監査等委員)61
世知原圭司取締役 九州工場 工場長61
高濱明取締役 技術開発部 部長50
神元圭子取締役58
井川真由美取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)553338617
社外取締役626264

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容918字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社および連結子会社8社と非連結子会社1社により構成され、主として天然調味料の製造販売を行っております。地域別には当社および国内子会社が2社、海外子会社が7社となっております。その各社の事業内容は次のとおりであります。 アリアケジャパン㈱(連結財務諸表提出会社) 当社は、天然調味料の製造を行い、主として国内の顧客に販売しております。 連結国内子会社 ㈱エー・シー・シーは、当社より本社社屋の一部を賃借し、コンビニエンスストアを営業しております。 連結海外子会社 ・青島有明食品有限公司は、天然調味料の製造を行い、この製品を中国内および海外ユーザーに販売するとともに当社へ供給しております。 ・台湾有明食品股份有限公司は、天然調味料の製造を行い、この製品を主として台湾および中国・東南アジアに販売するとともに、当社へ供給しております。 ・F.P. Natural Ingredients S.A.S. は、天然調味料の製造を行い、この製品を主として欧州地域のユーザーに販売するとともに、当社へ供給しております。 ・Ariake Europe N.V. は、天然調味料の製造を行い、この製品を主として欧州地域のユーザーに販売するとともに、当社へ供給しております。 ・PT.Ariake Europe Indonesiaは、天然調味料の製造を行い、この製品を主として東南アジアに販売するとともに、当社へ供給しております。 ・ARIAKE U.S.A., Inc.は、天然調味料の製造を行い、この製品を米国内および海外ユーザーに販売するとともに当社へ供給する予定であります。 連結海外孫会社 ・Henningsen Nederland B.V.は、天然調味料の製造を行い、この製品を主として欧州地域のユーザーに販売しております。 非連結子会社 ・アリアケファーム㈱は、農産物の生産を行い、この製品を当社に供給するとともに国内消費者にも販売しており ます。 有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在における当社グループの主な企業群の相関図は次のとおりとなります。
経営方針・対処すべき課題2,381字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、天然調味料のリーディングカンパニーとして次の3点を経営理念としております。 1.天然調味料の生産を通して、健康で豊かな食文化に寄与し、広く世界に貢献する。 2.顧客第一主義を理念とし、時代のニーズに対応したより早く正確な事業展開を図る。 3.事業を通じて株式価値の最大化を目指し、株主にとって絶えず魅力ある会社とする。 当社グループは、天然調味料の持つ「美味しく、健康に良く、使い易い」という特徴を十分活かした製品の開発・成長に長年努力し、技術改革による製品の高品質化を行うとともに、特に安全衛生管理を万全の体制とし「食の安全」を確保し、収益力向上に邁進してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、投下資本に対するリターンの最大化を図ることにより、株主にとって魅力ある企業経営を行うため、中期的にROE(株主資本当期純利益率)およびDOE(株主資本配当率)を主な経営指標としております。このため、当社グループでは長期経営計画による着実な経営を行い、DOEを4.0%、ROEを長期的に10%以上をそれぞれ目標としております。 (3)中期的な会社の経営戦略 当社グループは、継続的に中長期的視野によって経営を行っております。日本国内における食品業界は成熟市場でありますが、天然調味料市場においては当社の諸施策により拡大が期待できること、また、その拡大に対する国内原料が不足すること、更には世界的にこの事業の発展の可能性が高いこと等を経営戦略の基本としております。 この経営戦略に基づき、国内では長崎県佐世保市の九州第1工場、及び佐世保市郊外の九州第2工場において、天然調味料の製造、研究開発を行っております。 海外では、中国(青島有明食品有限公司)、台湾(台湾有明食品股份有限公司)、フランス(F.P. Natural Ingredients S.A.S.)、ベルギー(Ariake Europe N.V.)に子会社・工場を、オランダ(Henningsen Nederland B.V.)に孫会社・工場を持ち、また、2016年3月にインドネシアにPT. Ariake Europe Indonesiaを設立し、「世界7極体制」を構築して最適地生産体制を実現しております。 中期的な会社の経営戦略のポイントは、 1.天然調味料専業メーカーから、総合調味料メーカーへ広く事業展開し、企業価値を高める。 2.国内マーケットの徹底的追求による需要拡大と、世界マーケットの開拓を行う。 3.技術革新によって、世界のリーディングカンパニーに成長する。 具体的には次の4点になります。 ① 少子高齢化が進行し縮小する食品マーケットで、総合調味料メーカーとして国内需要を喚起する。 ② 技術革新による積極的な設備投資と低コストで高品質な商品を実現する。 ③ 海外戦略を積極的に進める。 ④ 企業価値を高める有効な資本政策を実施する。 これらの長期ビジョンに基づいた年度計画の着実な業績の積み上げと収益基盤の確立により、長期安定的に株式価値を向上させることが、当社に投資していただいている投資家に対しての責務と考え、当社の最終的な経営方針としております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、天然調味料事業が国内・海外とも、今後大きく成長する産業として、全世界に総額200億円の設備投資を実行しております。必要資金は自己資金によってまかなっておりますが、この事業を達成することが、広く食品マーケットに貢献し、当社グループの収益基盤の安定成長に寄与すると考えております。 従いまして、これらの諸施策により、企業価値を高めると同時に事業を安定的に運営するために、多くの友好的な投資家作りを継続的に行えるような資本政策を立案・推進いたす所存であります。 (5)次期の業績の見通し 当社グループは、引き続き独自の技術力と営業力を遺憾なく発揮して、既存商権の維持拡大と新規商権の開拓を進め、売上の増強と企業価値の向上に努めます。また、海外事業においては新たな規模の拡大を図り、更なる成長を目指します。 当社の競争優位の源泉として、次の3点があげられます。 ①中国、ヨーロッパを始め海外に6箇所の生産拠点を有する、グローバルエンタープライズです。従って、良質で廉価な原料調達が可能となります。 ②コンピューター生産方式による大規模工場を確立しています。製造原価は規模に比例して逓減します。 ③約50年の長い会社の歴史の中で、経験曲線が生きています。スキルや工程の「カイゼン」等が蓄積されています。 これらの利点によって、高品質な製品を安価で生産する仕組みが出来上がっております。 当社グループは、世界的な天然調味料の需要拡大、および当社の国際市場浸透を図って、過去数年間全世界で200億円を超える大型設備投資を実施してまいりました。これら国内外の設備投資の果実は着実に実現しております。 2026年3月期の単体の売上高は48,207百万円と、2016年3月期(34,479百万円)から約40%増加、連結売上高は66,957百万円と、2016年3月期(46,404百万円)から約44%増加しております。 また、利益面では、2026年3月期の当社の当期純利益は7,225百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は9,458百万円となっております。 次期もまた当社グループの独自技術と最新設備を最大限に活用し、上記の特色を活かして安定的な収益を確保すべく、全力を尽くします。
事業等のリスク1,707字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況・消費動向について 当社グループが製品を販売している市場は、その多くの部分を日本国内が占めております。金融緩和を背景として日本の景気に明るい兆しも出てきましたが、本格的な経済成長につながるか否か、更に見極めなければなりません。 景気動向、それに伴う需要の減少、または消費動向に影響を与えるような不測の事態の発生は、当社グループの業績、および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場環境について 当社グループの売上高のかなりの部分は、顧客への原料として供給されていますが、その顧客は激しく変動する消費者の嗜好に対応して、厳しい競争に晒されております。 当社グループは、こうした市場環境にあって、継続して「安全、安心」で「美味しく、健康に良く、使い易い」製品を提供できると考えております。 当社グループが市場の変化を充分に予測できず、市場にマッチした商品やサービスを提供できない場合は、将来における売上を低迷させるとともに収益性を低下させ、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 新規事業について 当社グループにとって、将来の成長のために新規事業は極めて重要であります。そのため過去数年間にわたり、全世界で200億円にのぼる設備投資を実施し、工場の新設・拡張を実行いたしました。これらの事業運営が不測の事態によって順調に進展しない場合、当社グループの成長が計画どおり実現しない可能性があります。また、事業戦略の一環として企業買収等を行うことがありえますが、買収後に予期せぬ障害が発生して想定外の時間と費用がかかり、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 海外の事業運営について 当社グループは、複数の国で事業を運営しております。これらの運営にあたっては、下記のリスクが内在しております。 ・予期しない法律または規制の変更 ・政治、経済の混乱 ・テロ、戦争等による社会的混乱 これらの要因は、当社グループにおける事業運営の低下の原因となるリスクを孕んでおり、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 為替レートの変動リスクについて 当社は、海外子会社から原料を輸入しており、為替相場の急激な変動により、当社の業績、および経営状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 公的規制等について 当社グループでは、事業活動を展開する各国において、様々な公的規制を受けております。これらの規制を遵守できなかった場合は、当社グループの活動が制限される可能性や、コストの増加を招く可能性があり、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 個人情報漏洩に伴うリスクについて 2005年4月から施行された「個人情報保護法」に関しましては、同法の趣旨に沿った体制を構築し、遵守に心掛けております。 しかしながら、万が一、個人情報が漏洩し、お客様などに重大な損失を与えるような事態が発生した場合、当社グループの社会的信用が大きく損なわれ、結果として当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 天災リスクについて 当社グループでは、生産ラインの中断による潜在的なリスクを回避するため、必要だと考えられる定期的な災害防止検査と、設備点検を行っております。 しかしながら、天災等による生産整備における災害を完全に防止できる保証はありません。こうした影響は、売上高の低下、コストの増加を招く可能性があり、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針です。
経営成績の分析 (MD&A)5,807字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策等により企業収益の改善や雇用に改善がみられ、景気回復基調で推移いたしました。一方、依然として海外経済の不確実性や地政学リスクの高まり等により、先行きは未だ不透明な状況となっております。 このような状況下で、当社グループは「世界7極体制」を構築しているグローバルエンタープライズとして、また、天然調味料におけるリーディングカンパニーとして顧客ニーズを先取りし、全世界の既存事業の拡充と、新規事業の積極的な展開を図りつつ、「食の安全」「健康」「おいしさ」を追求してきました。 その結果、当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,316百万円増加し、151,051百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,049百万円減少し、16,301百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ6,366百万円増加し、134,749百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は66,957百万円(前期比1,556百万円増加)前期比2.4%の増加、営業利益は11,782百万円(前期比665百万円増加)前期比6.0%増加、経常利益は13,757百万円(前期比1,755百万円増加)前期比14.6%増加、親会社株主に帰属する当期純利益9,458百万円(前期比1,251百万円増加)前期比15.3%増加となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 当社グループは単一セグメントのため、セグメントの業績は記載しておりませんが、地域ごとの売上高は、日本は48,456百万円(前期比1.5%増加)、アジアは10,039百万円(前期比3.2%減少)、欧州は8,461百万円(前期比16.3%増加)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が13,690百万円(前期比13.1%増加)と増加しており、有形固定資産の取得による支出増により、当連結会計年度末には資金残高は53,641百万円となり、前連結会計年度末より5,317百万円減少(9.0%減少)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益が13,690百万円(前期比1,589百万円増加)と増加し、減価償却費2,243百万円を計上及び棚卸資産の増加が832百万円、売上債権の増加が475百万円等により9,055百万円(前期比3,115百万円の収入減)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、設備投資2,312百万円(前期比1,364百万円支出増)、投資有価証券の取得による支出7,586百万円等により9,960百万円(前期比10,636百万円の支出増)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は5,447百万円(前期比1,910百万円の支出増)となりました。これは主に配当金の支払5,413百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当連結会計年度の生産実績を区分ごとに示すと、次のとおりであります。 区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 液体スープ(千円)   4,486,321   100.9 液体天然調味料(千円)   52,151,131   100.7 粉体天然調味料(千円)   5,549,560   101.4 その他(千円)   3,410,548   122.3 合計(千円)   65,597,561   101.7 (2)商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を区分ごとに示すと、次のとおりであります。 区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 液体天然調味料(千円)   954,595   106.3 粉体天然調味料(千円)   31,685   96.2 合計(千円)   986,280   105.9 (3)受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (4)販売実績 当連結会計年度の販売実績を区分ごとに示すと、次のとおりであります。 区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 製品 液体スープ(千円)   3,300,439   100.7 液体天然調味料(千円)   54,278,507   102.1 粉体天然調味料(千円)   5,821,311   100.5 その他(千円)   2,730,532   115.4 小計(千円)   66,130,789   102.4 商品 液体天然調味料(千円)   802,764   103.2 粉体天然調味料(千円)   23,470   99.6 小計(千円)   826,234   103.1 合計(千円)   66,957,024   102.4 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 三井物産流通グループ㈱   金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 6,337,289   9.7   6,173,249   9.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における流動資産は81,766百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,339百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が5,317百万円減少、有価証券が1,000百万円、受取手形及び売掛金が720百万円、及び棚卸資産が1,177百万円増加したことによるものであります。固定資産は69,284百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,656百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券が6,571百万円増加したことによります。 この結果、総資産は、151,051百万円となり前連結会計年度末に比べ5,316百万円増加いたしました。 (負債合計) 当連結会計年度末における流動負債は9,745百万円となり、前連結会計年度末に比べ965百万円減少いたしました。これは主にその他が647百万円減少したこと、及びその内訳として、その他に含まれる未払消費税が307百万円減少したことや、支払手形及び買掛金が443百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は6,555百万円となり、前連結会計年度末に比べ83百万円減少いたしました。これは主に役員退職慰労引当金112百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は、16,301百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,049百万円減少いたしました。 (純資産合計) 当連結会計年度末における純資産合計は134,749百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,366百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益9,458百万円及び剰余金の配当5,414百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は88.3%(前連結会計年度末は87.2%)となりました。 2)経営成績 (売上高) 売上高は、顧客第一の姿勢を貫いて拡販に努めた結果、前連結会計年度に比べ2.4%増加の66,957百万円となりました。そのうち、アリアケジャパン㈱の売上高は前期比1.4%増加の48,207百万円、子会社の売上高は前期比4.9%の増加となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価は、前連結会計年度に比べ1.5%増加の46,381百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ2.1%増加の8,792百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ15.3%増加の9,458百万円となりました。 3)経営成績に重要な影響を与える要因について 日本の食品業界は成熟市場である中、少子高齢化が進んでおり、当社を取巻く環境は厳しくなっています。当社の主力製品である天然エキスは国民の生活形態の変化や健康志向を背景にその拡大が期待できます。しかし人口減が続く国内においてその成長は限定的であり、また、国内市場における競争が更に激しくなると売上高に影響を与える要因となります。かかる事業環境の中で当社は自社の技術力や商品開発力によって天然素材を活かした新製品の開発、販売による新たな市場の創出により持続的成長を図ってまいります。 天然エキスの需要が旺盛の中、畜産系原料の変動は収益に影響を与える要因となります。価格改定はその影響を軽減する一つの方策ですが、当社は日常より、工場、営業、本社においてコスト管理を徹底しており、また、工場においては生産効率化に向けたイノベーションを図っております。 国内における原料調達は、創業来50年以上の事業の中で安定調達が出来る仕組みが確立されております。また、海外子会社の工場より戦略的に一部の原料を調達しておりますので、不測な事態の発生により一時的に原料調達に支障が生じてもグローバルで補完出来る体制が出来ております。なお、海外子会社からも原料輸入をしており、為替相場の急激な変動により当社の業績、および経営状況に影響を与える可能性があります。 海外での天然エキスに対する需要も主に健康志向を背景にその勢いは増しており、天然素材をベースとした多様な需要があります。それに応えるため、また、海外子会社の更なる成長を図るために既存の海外工場の増設や一部見直しによる生産体制の再構築、或いは将来的に新工場を構築する場合に生じる設備投資はコストの増加要因となりますが、売上増によるコストの吸収を図ってまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 1)キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 2)有利子負債 当連結会計年度(2026年3月31日)の有利子負債の概要は以下のとおりであります。 連結決算日後の返済予定額(千円) 有利子負債   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   -   -   -   -   - 長期借入金   -   -   -   -   - リース債務   9,767   4,746   5,020   -   - 3)財政政策 当社グループの運転資金の需要のうち主なものは、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資および有価証券の取得等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資資金の調達につきましては、自己資金を基本としております。 なお、当連結会計年度末における連結ベースの流動比率は839%、現金及び現金同等物の期末残高53,641,383千円に対し、リース債務を含む有利子負債の残高は9,767千円となっております。 4)目標とする経営指標の達成状況等 2027年3月期をゴールとする3カ年中期経営計画の経営目標に対し、当連結会計年度の売上高成長率は2年目の計画比101.0%となりました。 売上高営業利益率は17.6%となり、前連結会計年度の17.0%からは0.6ポイント良化しております。 ROEは7.26%となり、前連結会計年度の6.66%から0.60ポイント良化しておりますが、長期的な目標である10.0%を大きく下回っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ④経営者の問題認識と今後の方針について 日本の食品業界は、少子高齢化の進行とともに長期的な消費逓減傾向に直面しており、先行きは未だ不透明であります。 このような状況の下、当社グループは自らの技術力と提案営業力をいかんなく発揮し、「食の安全」「健康」「おいしさ」を強くアピールして顧客のニーズを的確に捉え、安定的に成長する戦略を推進いたします。 また、全世界に構築した8拠点を通じて販路を世界に広げ、計画通りの売上高・利益を実現する所存であります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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