概要
株式会社ニップンは、1896年創業の国内製粉大手である。小麦粉、プレミックス、パスタ・乾麺などの食品製造を主力とし、家庭用・業務用双方に強みを持つ。売上高約4,184億円(2026年3月期)、営業利益率約5.3%、従業員3,935名。本社は東京都千代田区。1949年に東京・大阪証券取引所に上場した。
製粉・食品・その他からなる三事業セグメント
ニップンの事業は製粉事業、食品事業(国内・海外)、その他事業の三つに区分される。製粉事業は主力の小麦粉とふすまを製造し、特約店を通じて製パン・製麺・業務用顧客に販売する。食品事業は家庭用小麦粉、プレミックス、冷凍食品、パスタ類、中食関連食品などを手がけ、自社小麦粉を原料とした垂直統合が特徴である。海外ではタイ、中国、米国、インドネシアに生産拠点を持ち、プレミックスや冷凍生地、パスタを現地生産する。その他事業には不動産賃貸、ペットフード、健康食品、食品プラント設計施工、飲食店経営などが含まれ、グループ内の需要も取り込んでいる。2026年3月期の連結売上高は4,184億円、うち製粉事業が1,200億円(29%)、食品事業が2,437億円(58%)、その他事業が547億円(13%)を占める。
特約店網と垂直統合による販路構造
製粉事業の販売は特約店経由が基本であり、ニップン商事、ニップン商事コーポレーション、鈴木、丸七商事の4社が主要特約店として機能する。食品事業でも家庭用小麦粉やプレミックスは同じ特約店ルートで流通する一方、外食・中食チェーン向けには直接提案型の営業も行う。子会社のオーマイは自社小麦粉を使用してパスタを製造し、ニップンに販売する構図で、原料から最終製品までの一貫体制を築いている。冷凍食品は畑中食品や日本リッチが製造・販売を担い、中食関連はファーストフーズグループが対応する。2026年3月期の食品事業売上高2,437億円のうち、国内業務用・家庭用・中食がそれぞれ堅調に推移し、海外事業もASEANや北米で販売を伸ばした。
海外展開はアジアと北米が中心
海外事業は1996年のタイ進出を皮切りに、2000年の米国Pasta Montana買収、2006年の中国・上海金山、2014年のインドネシアと拡大してきた。タイではNIPPN FOODS CORPORATION (THAILAND)がプレミックスを販売し、NIPPN (Thailand)が冷凍生地を製造する。中国では上海金山日粉食品がプレミックスを生産、上海日粉総合貿易が販売する。米国ではPasta Montanaが乾パスタを製造販売し、NIPPN Californiaがプレミックスを輸入販売する。インドネシアではPT NIPPN PRODUCTS INDONESIAがプレミックスを製造、PT NIPPN FOODS INDONESIAが販売する。2023年にはベトナムにNIPPN Vietnam Company Limitedを設立し、Utah Flour Millingに出資して北米の製粉事業にも参入した。海外売上高は食品事業の中に含まれ、2030年までに600億円を目標としている。
59の子会社と21の関連会社から成るグループ
ニップングループは株式会社ニップンを中心に、子会社59社、関連会社21社で構成される(2026年3月期)。製粉関連では松屋製粉(そば粉)、食品関連ではオーマイ(パスタ)、畑中食品(冷凍食品)、ファーストフーズ(中食)、オーケー食品工業(加工調理)、ナガノトマト(加工調理)などが主要子会社である。海外子会社にはタイの2社、中国2社、米国2社、インドネシア2社、ベトナム1社がある。その他事業では、エヌピーエフジャパン(ペットフード)、ニップンライフイノベーション(健康食品)、ニップンエンジニアリング(プラント設計施工)、ニップンドーナツ(飲食店経営)、ニップンビジネスシステム(情報システム)、ニップンロジス(物流)など多岐にわたる。2022年にはオーケー食品工業を完全子会社化、2023年には畑中食品を連結子会社化するなど、グループ再編を進めている。
業界の中での役割は製粉メーカー(小麦粉・そば粉)、食品加工メーカー(パスタ・冷凍食品・中食)、その他(不動産賃貸・ペットフード・飲食店運営)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01製粉事業主力
小麦粉、ふすま(副製品)を製造し、特約店を通じて製パン・製麺・業務用顧客に販売。そば粉も製造販売。国内需要に加え、海外子会社を通じた展開はない。
主要顧客特約店(ニップン商事㈱、㈱ニップン商事コーポレーション、鈴木㈱、丸七商事㈱など)
- 小麦粉
- 主力製品。製パン・製麺・業務用向けに多様な銘柄を製造。特約店ルートで販売。
- ふすま
- 小麦粉製造時の副産物。飼料向けなどに販売。
- そば粉
- 子会社松屋製粉が製造・販売。そば店など業務用中心。
02食品事業(国内)準主力
家庭用小麦粉、プレミックス、冷凍食品、パスタ類、中食関連(弁当・惣菜向け)を製造・販売。自社小麦粉を原料にした垂直統合が特徴。外食・中食チェーンへの提案力を持つ。
主要顧客特約店、外食チェーン、中食事業者
- 家庭用小麦粉
- 小売向け小麦粉。ブランド品を特約店経由で販売。
- プレミックス
- お好み焼き粉、たこ焼き粉など調理済み混合粉。家庭用・業務用。
- 冷凍食品
- 冷凍麺・冷凍惣菜など。子会社畑中食品、日本リッチ等が製造・販売。
- パスタ類
- 子会社オーマイが製造する乾パスタ・生パスタ。
- 中食関連食品
- 弁当・惣菜用の加工食材。子会社ファーストフーズ等が製造。
- 加工調理製品
- 子会社オーケー食品工業、ナガノトマトが製造する調理済み食品。
03食品事業(海外)副次
タイ、中国、米国、インドネシアでプレミックス・冷凍生地・パスタ類を製造販売。現地子会社が生産・販売を担い、アジア・北米市場に展開。
- プレミックス
- お好み焼き粉など日本式プレミックスを海外現地生産。
- 冷凍生地
- 冷凍パイ・冷凍パン生地などをタイで製造。
- パスタ類
- 米国子会社Pasta Montanaが乾パスタを製造販売。
04その他事業その他
不動産賃貸、ペットフード、健康食品、食品プラント設計・施工、飲食店経営(ドーナツ・海鮮等)、情報システム、物流サービスなど多角的に展開。グループ内の需要も取り込む。
- ペットフード
- 子会社エヌピーエフジャパンが製造・販売。
- 健康食品
- 子会社ニップンライフイノベーションが販売。
- 食品関連プラント設計・施工
- 子会社ニップンエンジニアリングが提供。
- 飲食店経営
- ドーナツ店、海鮮居酒屋など。子会社が運営。
製品と技術
多様な銘柄を揃える小麦粉が中核製品
製粉事業の主力は小麦粉であり、製パン用、製麺用、業務用向けに多様な銘柄を製造する。特約店ルートで販売され、国内のパン・麺・菓子メーカーに供給される。2026年3月期の製粉事業売上高は1,200億円で、営業利益率7.9%と高収益を誇る。原料は主に外国産小麦であり、政府売渡価格の影響を受けるが、知多工場の稼働により大型船直入れで調達コストを低減している。副産物のふすまは飼料向けに販売され、そば粉は子会社松屋製粉が製造する。
お好み焼き粉から冷凍パスタまで拡がるプレミックス
プレミックスは小麦粉に調味料や膨張剤を配合した調理済み混合粉で、家庭用と業務用の両方を展開する。代表的な製品に「お好み焼き粉」「たこ焼き粉」「薄力粉ミックス」などがある。家庭用は小売店で販売され、業務用は外食チェーンや中食事業者向けに提案される。海外でもタイや中国の現地法人が日本式プレミックスを生産し、アジア市場に供給する。2023年からはベトナムでも販売を開始した。
「オーマイ」ブランドで確立したパスタ事業
パスタ類は子会社オーマイ株式会社が製造する乾パスタ・生パスタが中心である。原料には自社グループの小麦粉を使用し、一貫生産体制を強みとする。家庭用には「もちっとおいしいスパゲッティ」「極上アルデンテがおいしいスパゲッティ」などのヒット商品があり、業務用には外食チェーン向けの大型パスタも供給する。米国子会社Pasta Montanaは北米市場向けに乾パスタを製造販売しており、現地の需要に応じた製品展開を行っている。
冷凍食品事業は「オーマイプレミアム」で成長中
冷凍食品事業は家庭用冷凍パスタの「オーマイプレミアム」シリーズを旗艦とし、ワンプレート商品「よくばり」シリーズや「いまどきごはん」シリーズを展開する。業務用冷凍食品も子会社畑中食品や日本リッチが製造し、外食・中食向けに冷凍麺や冷凍惣菜を供給する。2023年に畑中食品を連結子会社化し、新冷凍食品工場を建設中で、2030年までに冷凍食品事業の売上高900億円を目標とする。2026年3月期の食品事業全体の営業利益は90億円で、冷凍食品が成長の柱となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
製粉3位、日清製粉に続く大手
ニップンは小麦粉製造で国内3位、売上高4000億円超。首位の日清製粉グループ本社(約6000億円)、2位の昭和産業(約4000億円)と双璧をなす。昭和産業とはほぼ同規模だが、製品構成や販路で差別化。利益率は5%程度と業界平均的で、原料小麦の市況変動リスクを抱える。鳥越製粉など中小も存在する。
強み
- 「ニップン」ブランドの認知度が高く、業務用・家庭用で安定需要。
- 大手3社の一角として大量生産によるコスト競争力がある。
- 冷凍食品や調味料など加工事業を展開し収益源を分散。
- 製パン・製麺業者との長期取引により安定的な売上を確保。
課題
- 小麦価格の高騰が収益を圧迫し、ヘッジが限定的。
- 営業利益率5%程度で、昭和産業と同水準。付加価値向上が課題。
- 国内需要が縮小傾向で、海外展開が急務だが進捗は鈍い。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字がニップン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7581サイゼリヤ | 3,638億円 | 28.3倍 |
| 2 | 2206江崎グリコ | 3,514億円 | 51.4倍 |
| 3 | 3387クリエイト・レストランツ・ホールディングス | 3,282億円 | 69.6倍 |
| 4 | 9616共立メンテナンス | 2,941億円 | 15.7倍 |
| 5 | 2296伊藤ハム米久ホールディングス | 2,937億円 | 14.3倍 |
| 6 | 2001ニップン | 2,530億円 | 11.6倍 |
| 7 | 2811カゴメ | 2,511億円 | 18.9倍 |
| 8 | 9861吉野家ホールディングス | 2,504億円 | 53.3倍 |
| 9 | 4516日本新薬 | 2,457億円 | 7.9倍 |
| 10 | 2270雪印メグミルク | 2,435億円 | 7.3倍 |
| 11 | 7947エフピコ | 2,419億円 | 15.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
日本初の欧米式機械製粉で創業した1896年
1896年12月、東京深川扇橋に日本製粉株式会社が設立された。我が国初の欧米式機械製粉設備を採用し、小麦粉の月産能力440トンで操業を開始した。これにより従来の水車式や石臼式から近代的大量生産へ転換し、国内製粉業の基盤を築いた。創業時の社名は「日本製粉」であり、2021年に現在の株式会社ニップンに変更されるまで長く親しまれた。
臨海工場と全国展開で生産力を拡大した1920年代
1924年5月、我が国初の本格的大規模臨海工場として横浜工場が完成した。続いて1925年9月に小樽工場、1928年7月に名古屋工場が完成し、国内主要港湾に生産拠点を配置した。これにより原材料の小麦を海外から直接輸入しやすくなり、生産能力と物流効率が飛躍的に向上した。太平洋戦争による被災を経て、1952年3月には中央研究所を設置し、製品開発体制を強化した。
上場と食品事業への多角化を進めた戦後復興期
1949年5月、東京・大阪両証券取引所に株式を上場した。1951年4月には販売子会社として株式会社扇屋商店(後の日本商事、現ニップン商事)を設立し、特約店網の基盤を固めた。1955年2月には「オーマイ」ブランドの源流となる日粉食糧株式会社を設立し、家庭用小麦粉やパスタ類への進出を開始。1958年8月にはそば粉メーカーの松屋製粉を設立し、伝統食品分野にも参入した。1972年にはニップンドーナツを設立し、外食事業に乗り出した。
パスタ事業の強化と海外拠点の創設1990年代
1990年10月、オーマイ株式会社を吸収合併し、厚木・加古川工場を獲得した。しかし1998年4月にパスタ製造部門を再び分社化し、オーマイ株式会社を新設。同年7月には販売子会社を統合し、ニップン商事株式会社が発足した。1996年11月にはタイに初の海外生産拠点Nippon Flour Mills (Thailand) Ltd.を設立し、アジア展開の第一歩を踏み出した。1995年には中食向けのファーストフーズの株式を取得し、事業領域を拡げた。
米国Pasta Montana買収とグローバル化の加速2000年代
2000年5月、米国の乾パスタメーカーPasta Montana, L.L.C.を買収し、北米市場に本格参入した。2003年には冷凍パスタシリーズ「オーマイプレミアム」を発売開始し、家庭用冷凍食品カテゴリーを確立。2006年3月にはタイにNIPPN (Thailand) Co., Ltd.を設立し、プレミックスと冷凍生地の現地生産を開始。同年6月には米国にNIPPN California Inc.を設立し、日本式プレミックスの販売を拡大した。2014年にはインドネシアに進出し、ASEANでの事業基盤を強化した。
社名変更と知多工場稼働に象徴される2020年代
2021年1月、社名を株式会社ニップンに変更し、ブランド名と統一した。同年4月には東福製粉を吸収合併し福岡那の津工場を取得、ニップン冷食から冷凍食品製造事業を譲り受け生産体制を強化。2023年5月には米国Utah Flour Millingに出資し、ベトナムに現地法人を設立。2026年2月、最新鋭の知多工場が稼働を開始した。同工場は大型穀物船接岸による原料調達コスト削減、自動化技術とスマートファクトリー化を実現し、自然災害への強靭性と省エネ性能を備えたサステナブルな製粉工場として位置づけられている。
年表41件を開く
1890年代
- 1896年12月創業東京深川扇橋に「日本製粉株式会社」設立。
- —我が国初の欧米式機械製粉設備を採用し、小麦粉月産能力440トンで操業開始。
1920年代
- 1924年5月我が国初の本格的大規模臨海工場として横浜工場完成。
- 1925年9月小樽工場完成。
- 1928年7月名古屋工場完成。
1940年代
- 1949年5月上場東京、大阪証券取引所に株式上場登録。
1950年代
- 1951年4月創業「株式会社扇屋商店」(1964年に社名を「日本商事株式会社」に変更)を設立。
- 1952年3月中央研究所を設置。太平洋戦争で被災した工場の再建が完了する。
- 1955年2月創業「日粉食糧株式会社」(1983年に社名を「オーマイ株式会社」に変更)を設立。「オーマイ」ブランドの誕生。
- 1958年8月創業「松屋製粉株式会社」を設立。
1960年代
- 1967年9月本店を東京都渋谷区に移転。
1970年代
- 1972年10月創業「ニップンドーナツ株式会社」を設立。
- 1974年2月神戸甲南工場完成。
- 1975年6月創業「ニップン機工株式会社」(現・ニップンエンジニアリング株式会社)を設立。
- 1976年7月創業「新日本商事株式会社」を設立。
- 1978年2月千葉工場完成。
1980年代
- 1982年7月創業「日本リッチ株式会社」を設立。
- 1985年2月福岡工場完成。
- 1989年3月創業「エヌピーエフジャパン株式会社」を設立。
- 1989年6月竜ヶ崎工場完成。
1990年代
- 1990年10月M&A「オーマイ株式会社」を吸収合併し、厚木、加古川工場とする。
- 1995年4月「株式会社ファーストフーズ」の株式を取得。
- 1996年6月M&A「日本商事株式会社」が「新日本商事株式会社」を吸収合併し、社名を「新日本商事株式会社」に変更する。
- 1996年11月創業タイにおいて「Nippon Flour Mills(Thailand) Ltd.」(現・NIPPN FOODS CORPORATION(THAILAND) LTD.)を設立。
- 1998年3月創業「オーマイ株式会社」を設立。
- 1998年4月パスタ製造部門を分社化し、厚木、加古川工場はオーマイ株式会社厚木、加古川工場となる。
- 1998年7月M&A「新日本商事株式会社」が「株式会社プロス」を吸収合併し、社名を「ニップン商事株式会社」に変更する。
2000年代
- 2000年5月創業米国において「Pasta Montana,L.L.C.」を買収。「ニップンドーナツ関西株式会社」を設立。
- 2003年冷凍パスタシリーズ「オーマイプレミアム」を発売開始。
- 2003年10月「オーケー食品工業株式会社」の株式を取得。
- 2005年4月創業「株式会社ニップン商事コーポレーション」を設立。
- 2006年3月創業タイにおいて「NIPPN(Thailand)Co.,Ltd.」を設立。
- 2006年6月創業米国において「NIPPN California Inc.」を設立。
2010年代
- 2013年9月「株式会社ナガノトマト」の株式を取得。
- 2014年4月創業インドネシアにおいて「PT.NIPPN FOODS INDONESIA」を設立。
- 2016年8月本店を現在地に移転。
- 2019年8月リンクスクエア新宿が竣工。
2020年代
- 2021年1月商号変更社名を「株式会社ニップン」に変更。
- 2021年4月M&A「東福製粉株式会社」を吸収合併し、福岡那の津工場とする。「ニップン冷食株式会社」より冷凍食品製造事業を譲り受け、伊勢崎、竜ヶ崎冷食工場とする。
- 2022年7月M&A「オーケー食品工業株式会社」の株式を追加取得し、同社を完全子会社とする。
- 2023年5月M&A米国において「Utah Flour Milling,LLC」に出資し、同社を持分法適用会社とする。ベトナムにおいて「NIPPN Vietnam Company Limited」を設立。株式会社畑中食品を連結子会社化。知多工場完成。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,935人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は758万円で、9期前と比べて+4.1%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は14.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 3,610 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 3,696 | — |
| 2019年3月 | 728 | 40.0 | 16.0 | 3,687 | — |
| 2020年3月 | 726 | 40.0 | 16.0 | 3,737 | — |
| 2021年3月 | 723 | 39.0 | 16.0 | 3,880 | — |
| 2022年3月 | 722 | 39.0 | 15.0 | 3,775 | — |
| 2023年3月 | 724 | 39.0 | 15.0 | 3,848 | — |
| 2024年3月 | 722 | 39.0 | 15.0 | 3,829 | — |
| 2025年3月 | 747 | 39.0 | 15.0 | 3,863 | 557 |
| 2026年3月 | 758 | 39.0 | 14.0 | 3,935 | 562 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社30社(国内 30 / 海外 0、うち連結子会社 28) を有報から抽出しています。
- 国内松屋製粉㈱栃木県 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内松屋製粉㈱上三川町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ニップン商事㈱大阪市 · 連結子会社議決権95.6%
- 国内ニップン商事㈱中央区 · 連結子会社議決権95.6%
- 国内㈱ニップン商事 コーポレーション東京都 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ニップン商事 コーポレーション渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内鈴木㈱広島市 · 連結子会社議決権63.7%
- 国内鈴木㈱中区 · 連結子会社議決権63.7%
- 国内丸七商事㈱(注)1新潟市 · 連結子会社議決権68.7%
- 国内丸七商事㈱(注)1東区 · 連結子会社議決権8.5%
- 国内オーマイ㈱神奈川県 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内オーマイ㈱厚木市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社18社を開く
- 日本リッチ㈱東京都100%
- 日本リッチ㈱千代田区100%
- ㈱ファーストフーズ(注)1東京都100%
- ㈱ファーストフーズ(注)1八王子市100%
- オーケー食品工業㈱福岡県100%
- オーケー食品工業㈱朝倉市100%
- ㈱ナガノトマト長野県51%
- ㈱ナガノトマト松本市51%
- エヌピーエフジャパン㈱千葉市100%
- エヌピーエフジャパン㈱美浜区100%
- ニップンエンジニアリング㈱東京都100%
- ニップンエンジニアリング㈱渋谷区100%
- ニップンドーナツ㈱(注)1東京都100%
- ニップンドーナツ㈱(注)1渋谷区100%
- Pasta Montana, L.L.C. (注)1(注)2アメリカ100%
- Pasta Montana, L.L.C. (注)1(注)2アメリカ100%
- ㈱ニップンロジス(注)1千葉市80%
- ㈱ニップンロジス(注)1美浜区6%
- 補助金12.1億円食糧麦備蓄対策事業農林水産省 · 2019-04-01
- 補助金11.2億円食糧麦備蓄対策事業農林水産省 · 2020-04-01
- 補助金11.2億円食糧麦備蓄対策事業農林水産省 · 2022-04-01
- 補助金11億円食糧麦備蓄対策事業農林水産省 · 2023-04-03
- 補助金2,844万円国産小麦供給円滑化対策農林水産省 · 2022-06-24
- 補助金961万円麦類供給円滑化事業農林水産省 · 2023-06-16
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は4,184億円、営業利益は221億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+2.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 4,300億円 | 4,184億円 |
| 営業利益 | 195億円 | 221億円 |
| 純利益 | 212億円 | 218億円 |
| 1株あたり配当 | ¥68 | ¥68 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,072億円、営業利益は43億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.7%、営業利益は−20.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 908 | — | — | 22 |
| 2024年1Q | 986 | 54 | 5.5 | 45 |
| 2024年2Q | 1,004 | 56 | 5.6 | 40 |
| 2024年3Q | 1,060 | 70 | 6.6 | 58 |
| 2024年4Q | 955 | — | — | 121 |
| 2025年2Q | 2,049 | 105 | 5.1 | 140 |
| 2025年4Q | 2,060 | 110 | 5.3 | 108 |
| 2026年2Q | 2,079 | 109 | 5.2 | 93 |
| 2026年4Q | 2,105 | 112 | 5.3 | 125 |
| 2027年1Q | 1,072 | 43 | 4.0 | 43 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,711億円から4,184億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,711 | — | 109 | — | 70 |
| インドネシアにおいて「PT.NIPPN FOODS INDONESIA」を設立。 | |||||
| 2014年3月 | 2,871 | — | 122 | — | 78 |
| 2015年3月 | 2,985 | — | 98 | — | 70 |
| 2016年3月 | 3,116 | — | 127 | — | 82 |
| 2017年3月 | 3,129 | — | 132 | — | 89 |
| 2018年3月 | 3,235 | — | 119 | — | 77 |
| 2019年3月 | 3,354 | — | 131 | — | 85 |
| 2020年3月 | 3,448 | — | 127 | — | 89 |
| 「東福製粉株式会社」を吸収合併し、福岡那の津工場とする。「ニップン冷食株式会社」より冷凍食品製造事業を譲り受け、伊勢崎、竜ヶ崎冷食工場とする。 | |||||
| 2021年3月 | 2,883 | — | 127 | — | 86 |
| 「オーケー食品工業株式会社」の株式を追加取得し、同社を完全子会社とする。 | |||||
| 2022年3月 | 3,213 | — | 143 | — | 93 |
| 米国において「Utah Flour Milling,LLC」に出資し、同社を持分法適用会社とする。ベトナムにおいて「NIPPN Vietnam Company Limited」を設立。株式会社畑中食品を連結子会社化。知多工場完成。 | |||||
| 2023年3月 | 3,655 | — | 148 | — | 103 |
| 2024年3月 | 4,005 | — | 233 | — | 264 |
| 2025年3月 | 4,109 | 215 | 244 | 5.2 | 248 |
| 2026年3月 | 4,184 | 221 | 249 | 5.3 | 218 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高4,184億円のうち、営業利益として残るのは221億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は218億円、売上の5.2%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.0%3,136億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.8%827億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%221億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが253億円、投資CFが−271億円で、差し引きのフリーCFは−18億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は642億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 192 | −131 | −62 | 61 | 100 |
| 2014年3月 | 155 | −133 | −1 | 22 | 122 |
| 2015年3月 | 118 | −87 | −28 | 31 | 128 |
| 2016年3月 | 207 | −63 | −62 | 144 | 208 |
| 2017年3月 | 174 | −126 | −111 | 48 | 144 |
| 2018年3月 | 152 | −119 | 28 | 33 | 206 |
| 2019年3月 | 171 | −146 | 71 | 25 | 301 |
| 2020年3月 | 155 | −141 | −8 | 14 | 310 |
| 2021年3月 | 148 | −126 | 26 | 22 | 353 |
| 2022年3月 | 120 | −101 | −43 | 19 | 312 |
| 2023年3月 | 151 | −50 | −84 | 101 | 332 |
| 2024年3月 | 240 | −95 | −72 | 145 | 407 |
| 2025年3月 | 188 | −78 | −105 | 110 | 415 |
| 2026年3月 | 253 | −271 | 245 | −18 | 642 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4,768億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,899億円で、自己資本比率は59.2%(業種中央値56.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,145 | 1,133 | 1,012 | 51.9 |
| 2014年3月 | 2,268 | 1,216 | 1,052 | 52.2 |
| 2015年3月 | 2,489 | 1,375 | 1,114 | 53.3 |
| 2016年3月 | 2,479 | 1,357 | 1,122 | 52.7 |
| 2017年3月 | 2,521 | 1,474 | 1,047 | 56.8 |
| 2018年3月 | 2,722 | 1,569 | 1,153 | 56.0 |
| 2019年3月 | 2,934 | 1,550 | 1,384 | 51.2 |
| 2020年3月 | 2,904 | 1,586 | 1,318 | 52.9 |
| 2021年3月 | 3,078 | 1,691 | 1,387 | 53.3 |
| 2022年3月 | 3,259 | 1,787 | 1,472 | 53.4 |
| 2023年3月 | 3,446 | 1,926 | 1,520 | 54.8 |
| 2024年3月 | 3,867 | 2,283 | 1,584 | 58.0 |
| 2025年3月 | 3,992 | 2,465 | 1,527 | 60.7 |
| 2026年3月 | 4,768 | 2,899 | 1,869 | 59.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で123社中49位あたり、逆に低いのは売上成長率で123社中73位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,986で、1年前と比べて+32.9%。過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.6倍 |
| PER (会社予想) | 11.6倍 |
| PBR | 0.88倍 |
| 配当利回り | 2.28% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価2826円は25日移動平均線2826.08円とほぼ同水準で、方向感は定まらない。直近1ヶ月で1.65%上昇し、52週高値2985円からは約5%下の高値圏。7月29日に2956円まで上昇したが、その後の調整により横ばい。出来高は平均的で、RSIは51.63と中立。食品セクターの内需株として底堅い動きが続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが11倍と業界平均28.42倍を大幅に下回り、PBRは0.83倍で純資産に対して低い。配当利回りは2.41%と平均2.3%を上回る。ROEは8.31%と安定的だが高成長は見込めず、売上高は緩やかに増加する一方、利益は横ばい傾向。割安な指標は魅力だが、業界平均との差は大きいものの、収益成長の鈍さが割安の理由でもあり、今後の業績改善が鍵となる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.6倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 11.6倍 | — |
| PBR | 0.88倍 | 1.63倍 |
| ROE | 8.3% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、原材料である小麦価格の高騰と、製品価格への転嫁がどこまで進むか。強気派は、国内トップクラスのシェアによる価格決定力でコスト上昇を吸収し、中長期的な需要も堅調とみる。一方、弱気派は、円安や国際相場の変動で原料コストがさらに上昇すれば、利益が圧迫されるリスクを指摘。また、健康志向や低糖質ブームなど食の多様化に対応できるかも焦点。
- 業界トップの価格決定力
国内製粉で高いシェアを掌握し、製品価格への転嫁が容易。
- 安定需要の食品事業
家庭用・業務用とも需要が安定しており、景気変動の影響が小さい。
- 高付加価値製品の拡充
プレミックスやパスタなど高利益率の製品が伸長。
- 2026年3月期は営業利益221億円と増益計画通年影響中
売上高4184億円、営業利益221億円。前期比で営業利益は6億円増の見通し。
- PBR0.83倍の1倍割れで割安修正余地不定影響中
PBRは0.83倍、ROEは8.31%。自己資本利益率の改善とともに純資産倍率の切り上がりが期待される。
- 配当利回り2.41%と利回り妙味継続影響弱
配当利回り2.41%を確保。時価総額2394億円に対する安定的な株主還元が下支え。
- 外国人保有21.03%と高流動性継続影響弱
外国人株主比率21.03%と高く、海外投資家の資金流入で需給が改善しやすい。
- 小麦価格高騰リスク
国際相場や円安で原材料費が上昇し、利益を圧迫。
- 価格競争の激化
他製粉会社との競争で、販売価格の引き上げが難しい局面も。
- 食の多様化への対応
低糖質・グルテンフリーなどトレンド変化で需要が減少する可能性。
- 2026年3月期の純利益は218億円と前期比12%減通年影響中
純利益は248億円から218億円へ30億円減。PER11倍と株価が業績下方に反応しやすい。
- 営業利益率5.28%と低水準通年影響弱
売上高4184億円に対し営業利益221億円、営業利益率5.28%と低い。
- 売上高成長率は前期比1.8%と低成長通年影響弱
売上高は前期4109億円から4184億円へ1.8%増にとどまり、成長鈍化が意識される。
- 1年で株価25.6%上昇し利確売り不定影響弱
株価は過去1年で25.63%上昇。高いリターンが短期的な利益確定売りを招く。
- 小麦粉販売数量
- 製粉事業の稼働状況を示し、市況変動の影響を測る。
- 原材料コスト比率
- 小麦価格の変動が利益に与える影響を確認する。
- 加工食品の売上高
- 高付加価値製品の伸びが収益向上に寄与しているか見る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり68円で、前期から+3.0%。いまの株価に対する利回りは2.28%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 35.1 |
| 2018年3月 | 30 | 0.0 | 36.2 |
| 2019年3月 | 32 | 6.7 | 35.6 |
| 2020年3月 | 34 | 6.3 | 33.7 |
| 2021年3月 | 36 | 5.9 | 36.6 |
| 2022年3月 | 38 | 5.6 | 28.6 |
| 2023年3月 | 40 | 5.3 | 91.2 |
| 2024年3月 | 66 | 65.0 | 23.3 |
| 2025年3月 | 66 | 0.0 | 23.5 |
| 2026年3月 | 68 | 3.0 | 33.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥68
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ31,100人。区分でいちばん多いのは個人・その他で29.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.9%を占め、残る55.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.3 | 29.6 | 29.5 | 28.1 | 29.4 | 29.4 |
| 金融機関 | 31.5 | 29.9 | 28.8 | 26.7 | 27.9 | 24.9 |
| 外国法人 | 10.6 | 11.1 | 11.7 | 15.1 | 15.8 | 21.0 |
| 事業法人 | 27.2 | 27.5 | 28.0 | 27.0 | 23.3 | 20.0 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.9 | 1.9 | 3.2 | 3.6 | 4.6 |
| 自己株式 | 2.5 | 2.4 | 0.9 | 0.6 | 0.4 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.82 |
| 02 | ニップン取引先持株会 | 5.20 |
| 03 | 大樹生命保険株式会社 | 4.13 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.98 |
| 05 | 株式会社ダスキン | 2.96 |
| 06 | 三井物産株式会社 | 2.28 |
| 07 | さぬき丸一製麺株式会社 | 2.07 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.06 |
| 09 | 東洋水産株式会社 | 2.00 |
| 10 | 伊藤忠商事株式会社 | 1.33 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-27株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告7.09%+1.00pt
- 2026-07-08株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告6.09%+1.00pt
- 2026-06-25株式会社ストラテジックキャピタル新規の大量保有報告5.09%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+520%、1株純資産は14期で+407%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 42 | 674 | 6.6 | 10.2 | 33.2 |
| 2014年3月 | 47 | 716 | 6.8 | 12.0 | 29.9 |
| 2015年3月 | 42 | 802 | 5.6 | 14.1 | 45.5 |
| 2016年3月 | 101 | 1,625 | 6.3 | 18.3 | 32.0 |
| 2017年3月 | 111 | 1,784 | 6.5 | 14.8 | 35.1 |
| 2018年3月 | 95 | 1,898 | 5.2 | 17.3 | 36.2 |
| 2019年3月 | 109 | 1,961 | 5.6 | 17.5 | 35.6 |
| 2020年3月 | 117 | 2,006 | 5.9 | 14.4 | 33.7 |
| 2021年3月 | 113 | 2,141 | 5.4 | 14.8 | 36.6 |
| 2022年3月 | 122 | 2,268 | 5.5 | 13.7 | 28.6 |
| 2023年3月 | 132 | 2,421 | 5.7 | 12.2 | 91.2 |
| 2024年3月 | 338 | 2,874 | 12.8 | 6.2 | 23.3 |
| 2025年3月 | 317 | 3,102 | 10.6 | 7.0 | 23.5 |
| 2026年3月 | 263 | 3,416 | 8.3 | 9.1 | 33.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額327百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 前鶴俊哉 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 65 | 228 |
| 木村富雄 | 代表取締役 専務執行役員 社長補佐 | 65 | 56 |
| 川﨑裕章 | 取締役 常務執行役員 流通業務部、マーケティング本部、家庭用食品事業本部、業務用食品事業本部、食品業務部管掌 | 64 | 117 |
| 小浦浩司 | 取締役 常務執行役員 総務部、人事・労務部、広報部、監査管理部管掌 | 62 | 44 |
| 大田尾亨 | 取締役 常務執行役員 CSR管掌、経理・財務部、経営企画部、サステナビリティ推進部管掌 | 62 | 55 |
| 阿部直樹 | 取締役 常務執行役員 品質保証部、原材料調達部、 EC事業室、中食事業本部、ヘルスケア事業部管掌 | 62 | 108 |
| 川俣尚高 | 取締役 | 61 | 76 |
| 熊谷日登美 | 取締役 | 66 | — |
| 髙岡美佳 | 取締役 | 58 | — |
| 青沼孝明 | 取締役(監査等委員) | 66 | 141 |
| 吉田和彦 | 取締役(監査等委員) | 62 | 55 |
| 葉山良子 | 取締役(監査等委員) | 66 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐藤高宏 | 取締役 常務執行役員 マーケティング本部、家庭用食品事業本部管掌 製粉事業本部長 | 61 | 62 |
| 安藤嘉規 | 取締役 | 62 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 143 | 65 | 38 | 247 | 35 |
| 社外取締役 | 5 | 60 | — | — | 60 | 12 |
| 取締役(社内) | 1 | 20 | — | — | 20 | 20 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,188字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,269字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,605字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,520字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第202期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第202期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第201期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第201期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第200期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第200期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第200期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第200期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第199期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第199期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第199期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年9月30日)2022-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第199期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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