概要
雪印メグミルクは、1925年創業の乳製品メーカーを源流とし、2009年に雪印乳業と日本ミルクコミュニティが経営統合して発足した大手乳業企業である。牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター、アイスクリーム、粉ミルクなどを幅広く手がけ、国内乳業市場で高いシェアを持つ。2026年3月期の連結売上高は6158億円、従業員数は5844人。本社は北海道札幌市に置く。
四つのセグメントで構成する事業ポートフォリオ
雪印メグミルクグループは、報告セグメントとして「乳製品」「飲料・デザート類」「飼料・種苗」「その他」の4区分を設ける。2026年3月期のセグメント別売上高は、乳製品が2684億円(構成比43.6%)、飲料・デザート類が2602億円(42.3%)、飼料・種苗が479億円(7.8%)、その他が391億円(6.3%)である。営業利益では乳製品が105億円、飲料・デザート類が39億円、飼料・種苗が7億円、その他が33億円となり、乳製品が収益の軸である。一方、飲料・デザート類は前年比30.9%の減益と苦戦しており、セグメント間で収益力に差がある。
全国の生産拠点と海外展開の現状
国内では北海道から九州まで複数の工場を保有し、牛乳・乳製品の安定供給体制を敷く。2026年3月期には神戸工場を閉鎖し関西地区の生産を京都工場池上製造所に集約、2028年上期には川越工場の生産を終了し野田・海老名工場等へ移管する計画を発表した。海外ではオーストラリアにSNOW BRAND AUSTRALIA PTY.LTD.やUDDER DELIGHTS AUSTRALIA PTY LTD、インドネシアにPT.MEGMILK SNOW BRAND INDONESIA、ベトナムにMEGMILK SNOW BRAND VIETNAM CO.,LTDを有し、粉乳や乳幼児向け製品を現地生産する。台湾雪印有限公司も含め、アジア・オセアニア地域を中心に事業を広げている。
グループ子会社・関連会社の役割分担
連結子会社31社、持分法適用関連会社15社でグループを構成する。中核となる雪印メグミルク株式会社が乳製品と飲料・デザート類の製造販売を担い、雪印ビーンスターク㈱は粉ミルク・乳幼児食品、八ヶ岳乳業㈱・いばらく乳業㈱・みちのくミルク㈱は地域の牛乳・飲料生産を担当する。飼料・種苗分野では雪印種苗㈱と道東飼料㈱が活動。その他では直販配送㈱が物流を、ニチラク機械㈱が乳業機械を手がける。主要な販売先として、株式会社セブン-イレブン・ジャパン(売上高構成比24.7%)と株式会社日本アクセス(同20.3%)が大きな割合を占める。
「雪印」「メグミルク」二つのブランドの共存
2009年の経営統合後も、「雪印」ブランドはバター・チーズ・粉ミルクなど乳製品全般に、「メグミルク」ブランドは主に牛乳・飲料に使われる。両ブランドともに日本国内で高い認知度を持ち、家庭用・業務用の両市場で展開する。2025年5月には創業100周年を迎え、コーポレートスローガン「Love Earth. Love Life.」を掲げ、長期ビジョン「未来ビジョン2050」と経営計画「Next Design 2030」を策定した。同計画では「アセットの大変革」と「事業ポートフォリオ変革」を掲げ、チーズ・ヨーグルトなどの重点領域に経営資源を集中する方針である。
業界の中での役割は乳製品・飲料メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 乳製品 | 2,684億円 | 43.6% | — | — |
| 飲料・デザート類 | 2,603億円 | 42.3% | — | — |
| 飼料・種苗 | 479億円 | 7.8% | — | — |
| その他 | 391億円 | 6.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01乳製品(チーズ・バター・粉乳・機能性食品等)主力
チーズ、バター、粉乳、機能性食品、粉ミルク、油脂等を製造・販売。家庭用・業務用向け。
- チーズ
- ナチュラルチーズ、プロセスチーズ等。家庭用・業務用。
- バター
- 発酵バター等。家庭用・業務用。
- 粉乳
- 脱脂粉乳、全脂粉乳等。業務用原料や家庭用。
- 機能性食品
- 健康機能を付加した乳製品等。
- 粉ミルク
- 乳児用・成人用粉ミルク。
- 油脂
- バターオイル、植物油脂等。業務用。
02飲料・デザート類(牛乳・果汁飲料・ヨーグルト等)主力
牛乳類、果汁飲料、ヨーグルト、デザート等を製造・販売。家庭用・業務用。
- 牛乳類
- 成分調整牛乳、加工乳等。
- 果汁飲料
- 果汁入り飲料、野菜飲料等。
- ヨーグルト
- プレーンヨーグルト、フルーツヨーグルト等。
- デザート
- プリン、ゼリー、アイスクリーム等。
03飼料・種苗(農業向け)準主力
牛用飼料、牧草・飼料作物種子、野菜種子の製造・販売。造園事業も行う。
- 牛用飼料
- 配合飼料等の畜産用飼料。
- 牧草・飼料作物種子
- 牧草種子や飼料作物種子の販売。
- 野菜種子
- 野菜の種子の販売。
- 造園事業
- 庭園・公園等の造園工事。
04その他(物流・不動産・機械等)その他
共同配送センター事業、不動産賃貸事業、乳業機械の製造販売、直販配送等を行う。
- 共同配送センター
- 複数企業の製品を集約し配送する物流サービス。
- 乳業機械
- 乳製品製造用機械の製造・販売。
製品と技術
プロセスチーズからナチュラルチーズまで揃えるチーズ製品群
雪印メグミルクのチーズは、家庭用・業務用ともに国内トップクラスのシェアを持つ。1954年に大量生産を開始した「6Pチーズ」は、小分けで使いやすいプロセスチーズとして長年親しまれている。1962年には「雪印カマンベールチーズ」、同年に「雪印スライスチーズ」、1987年には「とろけるスライス」を発売。1980年発売の「さけるチーズ」(旧ストリングチーズ)は、手で裂いて食べるユニークな形状が支持された。1997年には「北海道カマンベール 切れてるタイプ」を投入。2026年3月期には、北海道なかしべつ工場と茨城県阿見工場に合計約475億円を投じ、チーズ生産体制を強化する計画を発表している。
「ナチュレ 恵」シリーズと機能性ヨーグルト
ヨーグルト分野では、1979年発売の「雪印ナチュレ」(現「ナチュレ 恵 megumi」)がロングセラーとなっている。2015年には「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」を機能性表示食品として発売し、内臓脂肪を減らす機能を訴求。2020年には「乳酸菌ヘルべヨーグルト ドリンクタイプ」を加えた。同社のヨーグルトはプレーンからフルーツ入り、ドリンクタイプまで幅広く、家庭用・業務用とも販売される。これらの製品は飲料・デザート類セグメントの中核をなし、同セグメントの売上高は2602億円(2026年3月期)に達する。
牛乳・乳飲料のラインアップと賞味期限延長技術
牛乳類(成分調整牛乳、加工乳など)は「メグミルク」ブランドを中心に展開。1963年発売の「雪印コーヒー」は缶コーヒーの先駆けとして知られる。また、2007年には特許取得の「低温脱気製法」(特許第4015134号)を開発し、牛乳の風味を保ちながら賞味期限を延ばすことに成功した。これにより物流コスト削減と食品ロス低減を図っている。2026年3月期には、関西地区の生産を神戸工場から京都工場池上製造所に集約し、白物飲料(牛乳・乳飲料)のプレゼンス拡大を目指す。
「毎日骨ケア」に代表される機能性食品と粉ミルク
2002年5月発売の「毎日骨ケアMBP®」は、牛乳由来のタンパク質「MBP」を配合し、骨の健康をサポートする機能性食品である。2021年には「MBPドリンク」を追加。粉ミルクでは、子会社の雪印ビーンスターク㈱が乳児用・成人用粉ミルクを製造する。また、グループ会社のINFANT NUTRITION CANNING AUSTRALIA PTY LTDではオーストラリアで乳幼児用製品を生産し、海外市場にも供給している。機能性食品と粉ミルクは乳製品セグメントに含まれ、同セグメントの営業利益105億円(2026年3月期)の一翼を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
乳業で安定収益、利益率は低め
雪印メグミルクは国内乳業大手の一角で、売上高6000億円超の規模を持つが、営業利益率は約3%と低い。同業の日清製粉グループ等と比べても利益率で劣る。牛乳・乳製品の安定需要があるものの、原料乳価格の変動や競争激化で収益は圧迫され気味。FY26は売上高横ばいで利益率微減の見通し。
強み
- 「雪印」ブランドは全国的な認知度と信頼を獲得。
- 牛乳、ヨーグルト、チーズなど多様な乳製品を展開。
- 乳製品は生活必需品であり、安定的な需要が見込める。
- 全国規模の生産・物流網を持ち、効率的な供給が可能。
課題
- 営業利益率が3%前後と低く、コスト削減や高付加価値化が課題。
- 生乳価格の高騰が利益を圧迫する懸念がある。
- プライベートブランドや他社との競争で値下げ圧力が強い。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字が雪印メグミルク
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2296伊藤ハム米久ホールディングス | 2,937億円 | 14.3倍 |
| 2 | 2001ニップン | 2,530億円 | 11.6倍 |
| 3 | 2811カゴメ | 2,511億円 | 18.9倍 |
| 4 | 9861吉野家ホールディングス | 2,504億円 | 53.3倍 |
| 5 | 4516日本新薬 | 2,457億円 | 7.9倍 |
| 6 | 2270雪印メグミルク | 2,435億円 | 7.3倍 |
| 7 | 7947エフピコ | 2,419億円 | 15.6倍 |
| 8 | 7616コロワイド | 2,254億円 | 135.5倍 |
| 9 | 3097物語コーポレーション | 2,176億円 | 24.4倍 |
| 10 | 1333Umios | 1,976億円 | 8.9倍 |
| 11 | 9936王将フードサービス | 1,910億円 | 20.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
北海道製酪販売組合の設立と「雪印」商標の誕生
1925年5月、有限責任北海道製酪販売組合が設立された。同年7月にバター製造を開始し、10月から販売を始める。翌1926年12月、「雪印」の商標を決定し、「雪印北海道バター」が誕生した。この組合は、北海道の酪農家が共同で乳製品を製造・販売する組織であり、後の雪印乳業の母体となる。創業者の一人である黒澤酉蔵は「健土健民」の理念を掲げ、酪農による地域振興と国民の栄養改善を目指した。この理念は現在もグループの存在意義として受け継がれている。
株式会社化と上場、主力製品の開発ラッシュ
1950年6月に雪印乳業株式会社を設立し、同年8月に東京証券取引所・札幌証券取引所に上場した。戦後復興期から高度経済成長期にかけて、次々とヒット商品を生み出す。1951年には「雪印ビタミルク」、1954年には「6Pチーズ」の大量生産化、1962年には「雪印カマンベールチーズ」「雪印スライスチーズ」、1963年には「雪印コーヒー」を発売。この時期にチーズ・飲料の基盤を固め、全国的なブランドとしての地位を築いた。
ヨーグルト・マーガリンなど新領域への進出
1968年には「雪印ネオ マーガリンソフト」(現「ネオソフト」)を発売し、油脂分野に参入。1972年には全国農協牛乳直販㈱を設立し、牛乳の直販体制を強化した。1979年にはプレーンヨーグルト「雪印ナチュレ」(現「ナチュレ 恵 megumi」)、1980年には「ストリングチーズ」(現「さけるチーズ」)、1987年には「とろけるスライス」を発売。これらの製品は長期にわたりロングセラーとなり、同社の収益を支えた。
2000年の食中毒事件と牛肉偽装事件による経営危機
2000年6月、雪印乳業が製造した低脂肪乳などで大規模な食中毒事件が発生し、1万5千人以上の被害者を出した。さらに2002年1月には、子会社の雪印食品が牛肉の産地偽装(BSE対策の助成金詐取)を行ったことが発覚した。この二つの事件により雪印ブランドの信頼は大きく損なわれ、経営は危機に陥った。雪印乳業は再建策として、市乳事業の分離・統合などを余儀なくされる。
市乳事業の分離と日本ミルクコミュニティの設立
2003年1月、雪印乳業から分離した市乳事業部門、全国農協直販㈱、ジャパンミルクネット㈱が統合し、日本ミルクコミュニティ㈱が設立された。これにより、牛乳・飲料の製造販売を新会社に移管し、雪印乳業はチーズ・バター・粉乳など乳製品に特化した。日本ミルクコミュニティは「メグミルク」ブランドを立ち上げ、コンビニエンスストア向けの牛乳・飲料で成長を図った。
経営統合と吸収合併による雪印メグミルクの誕生
2009年10月、雪印乳業と日本ミルクコミュニティが共同持株会社「雪印メグミルク㈱」を設立し、経営統合した。両社の株式は東京証券取引所市場第一部と札幌証券取引所に上場。2011年4月、雪印メグミルクが両社を吸収合併し、新生「雪印メグミルク㈱」がスタートした。これにより、雪印ブランドの歴史とメグミルクブランドの販売網が一体化し、国内最大級の乳業メーカーが誕生した。
機能性表示食品への参入と創業100周年
2015年8月、「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」を機能性表示食品として発売し、健康志向の市場に本格参入。2020年には「乳酸菌ヘルべヨーグルト ドリンクタイプ」、2021年には「MBPドリンク」を発売した。2025年5月に創業100周年を迎え、長期ビジョン「未来ビジョン2050」と中期計画「Next Design 2030」を公表。2026年3月期には親会社株主に帰属する当期純利益が329億円と過去最高を記録した。
年表34件を開く
1920年代
- 1925年5月創業有限責任 北海道製酪販売組合設立
- 1925年7月バター製造開始
- 1925年10月バター販売開始
- 1926年12月「雪印」商標決定(「雪印北海道バター」誕生)
1950年代
- 1950年6月雪印乳業㈱設立
- 1950年8月上場雪印乳業㈱、東京証券取引所・札幌証券取引所に株式上場
- 1951年8月「雪印ビタミルク」発売
- 1954年11月「6Pチーズ」大量生産化
1960年代
- 1962年6月「雪印カマンベールチーズ」発売
- 1962年8月「雪印スライスチーズ」発売
- 1963年11月「雪印コーヒー」発売
- 1968年9月「雪印ネオ マーガリンソフト」(現「ネオソフト」)発売
1970年代
- 1972年2月全国農協牛乳直販㈱設立
- 1974年9月商号変更全国農協牛乳直販㈱から全国農協直販㈱へ社名変更
- 1979年6月プレーンヨーグルト「雪印ナチュレ(現「ナチュレ 恵 megumi」)」発売
1980年代
- 1980年6月「ストリングチーズ(現「さけるチーズ」)」発売
- 1987年3月「とろけるスライス」発売
1990年代
- 1996年11月「雪印北海道バター(10gに切れてる)」発売
- 1996年11月ジャパンミルクネット㈱設立
- 1997年6月「北海道カマンベール 切れてるタイプ」発売
2000年代
- 2000年6月雪印乳業食中毒事件
- 2002年1月雪印食品牛肉偽装事件
- 2002年5月「毎日骨ケアMBP®」発売
- 2003年1月M&A雪印乳業㈱より分離した市乳事業部門・全国農協直販㈱・ジャパンミルクネット㈱が統合し、日本ミルクコミュニティ㈱設立
- 2007年3月「雪印北海道100」ブランドの展開
- 2007年9月「低温脱気製法」で特許取得「特許第4015134号」
- 2009年10月上場日本ミルクコミュニティ㈱と雪印乳業㈱が経営統合し、共同持株会社「雪印メグミルク㈱」設立、東京証券取引所市場第一部、札幌証券取引所に株式上場
2010年代
- 2011年4月M&A雪印メグミルク㈱が日本ミルクコミュニティ㈱および雪印乳業㈱を吸収合併し、新生「雪印メグミルク㈱」誕生
- 2015年8月「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」機能性表示食品として発売
- 2018年3月家庭用マーガリン類で原料油脂にトランス脂肪酸を含む「部分水素添加油脂」を使用しない配合実現
2020年代
- 2020年1月「乳酸菌ヘルべヨーグルト ドリンクタイプ」発売
- 2021年3月「MBPドリンク」発売
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2025年5月創業雪印メグミルク株式会社 創業100周年(有限責任 北海道製酪販売組合設立から)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 調整後ROE2030年度まで9.0%
- 営業利益2030年度まで350億円
- ネットD/Eレシオ0.5
- 配当下限100円
- 配当性向(資産売却益除く)40%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
アセットの大変革による生産体制再編
有形資産への投資として、北海道なかしべつ工場と茨城県阿見工場に合計約475億円の設備投資を行い、チーズ生産体制を整備する。関西・関東地区でも生産拠点の再編を進め、効率的な生産体制を構築する。
- 02
事業ポートフォリオの変革
収益性や成長性に基づき事業を4領域に区分。収益性の低い事業は外部化や一部撤退を進め、チーズ・ヨーグルトの重点領域や海外・機能性食品の成長促進領域に経営資源を集中する。
- 03
無形資産投資による競争力強化
人的資本、DX、コーポレートブランドへの投資を拡大。DXではデータ活用による意思決定高度化、生成AI活用による業務効率化、共通ポータルによる組織連携強化を推進する。
- 04
海外戦略の推進
機能性素材の市場参入・拡大、粉ミルクのファブレス化と国産品による海外展開、インドネシアでのチーズ拡販、ベトナムでの新工場稼働により海外事業の収益拡大を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,844人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は773万円で、9期前と比べて+9.0%。平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 4,887 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 5,009 | — |
| 2019年3月 | 709 | 40.0 | 14.8 | 5,105 | — |
| 2020年3月 | 713 | 40.0 | 14.5 | 5,367 | — |
| 2021年3月 | 721 | 40.4 | 14.3 | 5,669 | — |
| 2022年3月 | 727 | 40.8 | 14.8 | 5,665 | — |
| 2023年3月 | 724 | 41.2 | 15.4 | 5,715 | — |
| 2024年3月 | 736 | 41.7 | 15.8 | 5,731 | — |
| 2025年3月 | 766 | 41.8 | 16.1 | 5,751 | 332 |
| 2026年3月 | 773 | 41.6 | 16.0 | 5,844 | 313 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社30社(国内 24 / 海外 6、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。
- 国内雪印種苗㈱(注)3札幌市厚別区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内雪印ビーンスターク㈱札幌市東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内八ヶ岳乳業㈱山梨県北杜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱クレスコ東京都北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内甲南油脂㈱神戸市東灘区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内㈱ヨシダコーポレーション愛知県愛西市 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内㈱雪印パーラー札幌市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内チェスコ㈱東京都渋谷区 · 連結子会社議決権99.7%
- 国内雪印メグミルク ビジネスソリューション㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エスアイシステム(注)4東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ニチラク機械㈱北海道江別市 · 連結子会社議決権67.6%
- 海外SNOW BRAND AUSTRALIA PTY.LTD. (注)3オーストラリア連邦ビクトリア州メルボルン · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社18社を開く
- 台湾雪印有限公司中華民国台北市100%
- 道東飼料㈱北海道釧路市60%
- いばらく乳業㈱茨城県水戸市100%
- みちのくミルク㈱宮城県大崎市100%
- 雪印メグミルク マーケティング㈱(注)5さいたま市桜区100%
- 直販配送㈱東京都渋谷区70%
- PT.MEGMILK SNOW BRAND INDONESIAインドネシア国西ジャワ州ブカシ56%
- UDDER DELIGHTS AUSTRALIA PTY LTDオーストラリア連邦南オーストラリア州アデレード100%
- MEGMILK SNOW BRAND VIETNAM CO.,LTD (注)3ベトナム国ロンアン省ベンルック郡100%
- ㈱ベルネージュダイレクト東京都千代田区100%
- INFANT NUTRITION CANNING AUSTRALIA PTY LTDオーストラリア連邦ビクトリア州タチウラ60%
- イーエヌ大塚製薬㈱岩手県花巻市40%
- 北網運輸㈱北海道網走市31%
- 日本乳品貿易㈱東京都千代田区30%
- ㈱アミノアップ札幌市清田区33%
- SBSフレック㈱東京都新宿区34%
- ルナ物産㈱愛媛県松山市34%
- AGRO SNOW PTE. LTD.シンガポール国49%
- 補助金7,814万円代謝異常児等特殊ミルク供給事業費補助金厚生労働省 · 2021-09-30
- 補助金7,399万円代謝異常児等特殊ミルク供給事業費補助金厚生労働省 · 2022-09-22
- 補助金6,924万円代謝異常児等特殊ミルク供給事業費補助金厚生労働省 · 2022-03-18
- 補助金33万円農林水産物・食品輸出促進対策事業費補助金農林水産省 · 2022-07-14
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は6,158億円、営業利益は183億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-4.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,450億円 | 6,158億円 |
| 営業利益 | 210億円 | 183億円 |
| 純利益 | 245億円 | 329億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,551億円、営業利益は37億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.3%、営業利益は−30.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1,440 | — | — | 32 |
| 2024年1Q | 1,502 | 53 | 3.5 | 36 |
| 2024年2Q | 1,555 | 59 | 3.8 | 41 |
| 2024年3Q | 1,548 | 51 | 3.3 | 37 |
| 2024年4Q | 1,449 | — | — | 80 |
| 2025年2Q | 3,117 | 118 | 3.8 | 91 |
| 2025年4Q | 3,041 | 73 | 2.4 | 48 |
| 2026年2Q | 3,092 | 92 | 3.0 | 113 |
| 2026年4Q | 3,066 | 91 | 3.0 | 216 |
| 2027年1Q | 1,551 | 37 | 2.4 | 145 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は5,230億円から6,158億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5,230 | — | 164 | — | 96 |
| 2014年3月 | 5,449 | — | 98 | — | 26 |
| 2015年3月 | 5,498 | — | 104 | — | 39 |
| 2016年3月 | 5,783 | — | 142 | — | 150 |
| 2017年3月 | 5,879 | — | 203 | — | 130 |
| 2018年3月 | 5,962 | — | 210 | — | 134 |
| 2019年3月 | 6,034 | — | 190 | — | 108 |
| 2020年3月 | 6,134 | — | 197 | — | 122 |
| 2021年3月 | 6,152 | — | 217 | — | 149 |
| 2022年3月 | 5,584 | — | 200 | — | 121 |
| 2023年3月 | 5,843 | — | 145 | — | 91 |
| 2024年3月 | 6,054 | — | 199 | — | 194 |
| 雪印メグミルク株式会社 創業100周年(有限責任 北海道製酪販売組合設立から) | |||||
| 2025年3月 | 6,158 | 191 | 203 | 3.1 | 139 |
| 2026年3月 | 6,158 | 183 | 205 | 3.0 | 329 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高6,158億円のうち、営業利益として残るのは183億円で3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は329億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.0%5,114億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.0%861億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%183億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが229億円、投資CFが71億円で、差し引きのフリーCFは300億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は140億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 238 | −265 | −49 | −27 | 109 |
| 2014年3月 | 153 | −357 | 200 | −204 | 106 |
| 2015年3月 | 112 | −276 | 149 | −164 | 92 |
| 2016年3月 | 264 | 46 | −253 | 310 | 148 |
| 2017年3月 | 299 | −144 | −144 | 155 | 159 |
| 2018年3月 | 228 | −118 | −129 | 110 | 141 |
| 2019年3月 | 219 | −142 | −74 | 77 | 143 |
| 2020年3月 | 243 | −166 | −67 | 77 | 155 |
| 2021年3月 | 266 | −271 | 68 | −5 | 218 |
| 2022年3月 | 294 | −202 | −113 | 92 | 200 |
| 2023年3月 | 268 | −196 | −73 | 72 | 203 |
| 2024年3月 | 305 | −63 | −156 | 242 | 290 |
| 2025年3月 | 211 | −185 | −104 | 26 | 213 |
| 2026年3月 | 229 | 71 | −373 | 300 | 140 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4,268億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,407億円で、自己資本比率は55.7%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,136 | 1,167 | 1,969 | 36.6 |
| 2014年3月 | 3,348 | 1,165 | 2,183 | 34.1 |
| 2015年3月 | 3,456 | 1,222 | 2,234 | 34.7 |
| 2016年3月 | 3,442 | 1,324 | 2,118 | 37.8 |
| 2017年3月 | 3,415 | 1,455 | 1,960 | 41.9 |
| 2018年3月 | 3,512 | 1,573 | 1,939 | 44.1 |
| 2019年3月 | 3,594 | 1,688 | 1,906 | 46.3 |
| 2020年3月 | 3,704 | 1,781 | 1,923 | 47.3 |
| 2021年3月 | 3,987 | 1,983 | 2,004 | 49.0 |
| 2022年3月 | 4,019 | 2,095 | 1,924 | 51.5 |
| 2023年3月 | 4,101 | 2,159 | 1,942 | 51.9 |
| 2024年3月 | 4,312 | 2,353 | 1,959 | 53.8 |
| 2025年3月 | 4,311 | 2,480 | 1,830 | 56.8 |
| 2026年3月 | 4,268 | 2,407 | 1,861 | 55.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで123社中18位あたり、逆に低いのは売上成長率で123社中105位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,815で、1年前と比べて+35.7%。過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 |
| PER (会社予想) | 9.2倍 |
| PBR | 0.94倍 |
| 配当利回り | 2.62% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+4.4%上昇。25日線(3684円)を+3.0%上回り、75日線(3468円)を大きく上回る。52週高値3825円に迫る位置で、出来高は増加傾向。上昇トレンドが継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER 7.2倍は同業界平均27.8倍を大きく下回り、PBR 0.97倍も平均1.60倍に比べ割安。ROE 13.6%は良好で収益性は高いが、配当利回り2.64%は平均2.26%を上回るものの、配当性向21.9%と控えめで増配余地は限定的。業績は安定しているが、割安なバリュエーションは市場の低成長期待を反映している可能性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 9.2倍 | — |
| PBR | 0.94倍 | 1.63倍 |
| ROE | 13.6% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は安定的で、2026年3月期は純利益が前期比2倍超の329億円を見込む。PER7.2倍、PBR0.97倍と割安感があり、配当利回り2.64%。強気派は牛乳需要の底堅さとコスト改善による利益拡大を評価する一方、弱気派は人口減少による国内乳製品市場の縮小や原材料費高騰の影響を懸念する。
- 大幅増益見通し
2026年3月期純利益329億円(前期比+136%)。
- 割安バリュエーション
PER7.2倍、PBR0.97倍と割安。
- ブランド力の強み
雪印・メグミルクのブランド認知度が高い。
- 特別利益計上でEPS大幅増加2026年3月期影響中
前期比純利益+190億円(+137%)、EPS約297円増加。一過性だが株価評価に寄与
- PBR1倍割れ解消へ株主還元強化期待次回株主総会影響弱
PBR0.97倍、自己資本約2500億円。自社株買いや増配の可能性
- 値上げ浸透と数量回復による収益改善2025年度下期~2026年度影響中
2024年値上げが定着し、販売数量回復で売上高+1%程度改善見込み
- 割安バリュエーションへの外国人買い継続影響弱
PER7.2倍、PBR0.97倍は業界比割安。外国人保有率25.58%がさらに上昇余地
- 国内需要減少
人口減少と食生活変化で牛乳消費は縮小傾向。
- 原材料コスト上昇
生乳価格や物流費の高騰が利益を圧迫。
- 競争激化
プライベートブランドや他社との価格競争。
- 営業利益減少トレンド2026年3月期影響中
2025/3→2026/3予想営業利益191→183億円(-4%)。原材料費高騰が主因
- 特別利益剥落による純利益急減2027年3月期影響強
2026/3期特別利益約146億円剥落で純利益半減の可能性(2025/3比▲7割)
- 原材料価格高騰リスク不定影響強
生乳価格上昇で営業利益圧迫。過去の値上げ感応度では10%上昇で営業利益▲100億円
- 国内乳製品市場の縮小継続影響弱
人口減少・健康志向で牛乳需要減少。販売数量は年率1~2%減少
- 牛乳販売数量
- コア事業の需要動向を示す。
- 営業利益率
- 価格転嫁やコスト管理の成果を測る。
- 原材料価格
- 生乳や資材のコスト変動が業績に直結。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.62%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 27.3 |
| 2018年3月 | 40 | 0.0 | 24.2 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | 28.1 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | 28.3 |
| 2021年3月 | 40 | 0.0 | 23.7 |
| 2022年3月 | 60 | 50.0 | 44.8 |
| 2023年3月 | 60 | 0.0 | 48.2 |
| 2024年3月 | 80 | 33.3 | 30.6 |
| 2025年3月 | 100 | 25.0 | 69.3 |
| 2026年3月 | 100 | 0.0 | 21.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ26,566人。区分でいちばん多いのは金融機関で44.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.1%を占め、残る46.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 55.3 | 54.2 | 50.0 | 48.8 | 49.5 | 44.7 |
| 外国法人 | 17.2 | 18.3 | 19.8 | 22.3 | 21.2 | 25.5 |
| 個人・その他 | 18.3 | 18.4 | 20.6 | 18.8 | 19.4 | 20.6 |
| 事業法人 | 8.1 | 8.1 | 8.4 | 8.7 | 8.8 | 8.3 |
| 自己株式 | 4.3 | 4.3 | 4.3 | 4.3 | 4.3 | 4.8 |
| 証券会社 | 0.9 | 0.8 | 1.1 | 1.3 | 1.0 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 政府・自治体 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 全国農業協同組合連合会 | 14.47 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注)1 | 12.30 |
| 03 | 農林中央金庫 | 7.09 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 4.31 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注)1 | 3.53 |
| 06 | 雪印メグミルク従業員持株会 | 2.09 |
| 07 | ホクレン農業協同組合連合会 | 1.68 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.59 |
| 09 | 全国酪農業協同組合連合会 | 1.58 |
| 10 | 株式会社日本アクセス | 1.31 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+271%、1株純資産は14期で+132%。直近期のROEは13.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 141 | 1,690 | 8.7 | 10.6 | 29.4 |
| 2014年3月 | 38 | 1,685 | 2.2 | 35.5 | 81.1 |
| 2015年3月 | 58 | 1,768 | 3.4 | 24.9 | 69.4 |
| 2016年3月 | 222 | 1,917 | 12.0 | 12.8 | 16.1 |
| 2017年3月 | 191 | 2,111 | 9.5 | 16.0 | 27.3 |
| 2018年3月 | 197 | 2,286 | 9.0 | 14.6 | 24.2 |
| 2019年3月 | 159 | 2,456 | 6.7 | 17.0 | 28.1 |
| 2020年3月 | 180 | 2,587 | 7.1 | 13.7 | 28.3 |
| 2021年3月 | 221 | 2,891 | 8.1 | 10.2 | 23.7 |
| 2022年3月 | 179 | 3,062 | 6.0 | 11.1 | 44.8 |
| 2023年3月 | 135 | 3,152 | 4.4 | 13.0 | 48.2 |
| 2024年3月 | 288 | 3,436 | 8.7 | 9.5 | 30.6 |
| 2025年3月 | 206 | 3,627 | 5.8 | 12.5 | 69.3 |
| 2026年3月 | 525 | 3,923 | 13.6 | 6.2 | 21.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額388百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐藤雅俊 | 代表取締役 社長 | 63 | 9,500 |
| 田川福彦 | 代表取締役 副社長 | 66 | 1,000 |
| 戸髙聖樹 | 代表取締役 副社長 | 61 | 2,000 |
| 井上剛彦 | 取締役 常務執行役員 | 60 | 3,500 |
| 稲葉聡 | 取締役 常務執行役員 | 62 | 5,300 |
| 岩橋貞治 | 取締役 常務執行役員 | 62 | 2,900 |
| 板東久美子 | 取締役(注)1 | 72 | 500 |
| 福士博司 | 取締役(注)1 | 68 | 1,200 |
| 山下功太郎 | 取締役 監査等委員 | 63 | 2,600 |
| 服部明人 | 取締役 監査等委員(注)1 | 67 | 1,900 |
| 真鍋朝彦 | 取締役 監査等委員(注)1 | 62 | 300 |
| 堀成輝 | 取締役 常務執行役員 | 62 | 2,400 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 細谷俊之 | 取締役 執行役員 | 59 | 700 |
| 品田正弘 | 取締役(注)1 | 60 | — |
| 内藤孝 | 取締役 監査等委員 | 58 | 200 |
| 植村京子 | 取締役 監査等委員(注)1 | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 209 | 61 | 52 | 322 | 46 |
| 社外取締役 | 4 | 42 | — | — | 42 | 11 |
| 取締役(社内) | 2 | 24 | — | — | 24 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容998字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,204字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,640字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,448字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-16
- 半期報告書半期報告書-第17期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第16期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業