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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

バイタルケーエスケー・ホールディングス

VITAL KSK HOLDINGS,INC.3151 · Prime · 卸売業

医療用医薬品卸を核に、薬局、動物用医薬品、製薬、介護レンタルなどを展開するヘルスケア複合企業。

概要

バイタルケーエスケー・ホールディングスは、医薬品卸売を主力とする持株会社である。2009年に株式会社バイタルネットと株式会社ケーエスケーの共同株式移転で設立。医療用医薬品卸売事業が売上の約94%を占め、調剤薬局、動物用医薬品、ジェネリック医薬品製造、介護レンタルなど周辺事業を展開する。連結売上高は6,104億円(2026年3月期)、従業員数3,871人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

医薬品卸売を中核とする五つの事業セグメント

当社グループは、医薬品卸売事業、薬局事業、動物用医薬品卸売事業、製薬事業、介護レンタルその他事業の5セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高6,104億円のうち、医薬品卸売事業が5,728億円(93.9%)を占める。薬局事業は199億円、動物用医薬品卸売事業は126億円、製薬事業は未だ立ち上げ段階で売上寄与は小さい。介護レンタルその他事業には農薬卸、運送、コンサルティング、保険代理、不動産管理など多様な事業が含まれる。収益構造では、医薬品卸売事業のセグメント利益が49億円と全体の大半を稼ぎ出す一方、コア営業利益率は0.95%(2025年3月期)と低く、薄利多売の業態である。

東北・新潟と近畿に商圏を持つ二大卸売子会社

医薬品卸売事業は、主要子会社の株式会社バイタルネットと株式会社ケーエスケーが二極体制を形成する。バイタルネットは東北・新潟を商圏とし、2026年3月期の売上高は3,100億円、営業利益30億円。抗がん剤やインフルエンザワクチンの販売増が寄与した。一方、ケーエスケーは近畿2府4県を商圏とし、売上高2,746億円、営業利益18億円。同社は競争入札の影響で減収減益となった。両社合わせてグループ売上の約96%を占める。さらに2014年に子会社化した株式会社オオノ(後に医療経営研究所に分割)や、持分法適用関連会社の株式会社ファイネスなども医薬品卸売事業に含まれる。

M&Aで拡大する医療周辺ビジネス

グループは医療用医薬品卸売に依存する事業構造から脱却するため、M&Aにより周辺事業を拡大している。薬局事業では、株式会社医療経営研究所が2021年に健康堂薬局、2023年に天王保健調剤センターを完全子会社化し、調剤薬局チェーンを強化。動物用医薬品卸売事業では、2024年8月にアローメディカル株式会社の株式過半数を取得し、横浜市に拠点を加えた。介護レンタルその他事業では、2025年4月に大伸通商が共和運送を完全子会社化し、物流機能を内製化。さらに2025年12月にはケーエスケーが八千代ケアホールディングスを子会社化し、介護事業を拡大している。一連の買収は長期ビジョン2035に基づくポートフォリオ変革の一環である。

長期ビジョン2035で描く事業構成の変革

当社グループは2023年5月に長期ビジョン2035を策定し、2036年3月期に医療用医薬品卸売事業の売上構成比を80%、医療周辺ビジネスを20%に引き上げる目標を掲げる(2022年度実績は94%対6%)。営業利益構成比では医療周辺ビジネスを40%に高める計画である。具体的な実践課題として、物流機能の高度化、製薬事業への参入、レンタル事業の強化、行政連携などを挙げる。2025年9月にはジェネリック医薬品製造を担う株式会社メドリープファーマを設立し、製薬事業を本格化。中期経営計画2027では2028年3月期に売上高6,600億円、コア営業利益率1.15%以上、ROE8.0%以上を目標とする。

業界の中での役割は医療機関・調剤薬局への医薬品卸売を主軸とするヘルスケア関連事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,105億円
営業利益
40億円
営業利益率
0.7%
純利益
74億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
医薬品 卸売事業5,729億円93.8%49億円0.9%
薬局事業200億円3.3%3億円1.5%
動物用医薬 品卸売事業126億円2.1%3億円2.4%
介護レンタル その他事業50億円0.8%-1億円-2.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01医薬品卸売(医療機関向け)主力

病院・診療所・調剤薬局向けに医療用医薬品を卸売。グループの中核事業。

主要顧客病院、診療所、調剤薬局

主な製品・サービス1
医療用医薬品卸売
病院や薬局向けに処方箋医薬品を中心とした医薬品の仕入・在庫管理・配送サービス。

02薬局(調剤薬局運営)準主力

グループ会社が調剤薬局を運営し、処方箋に基づく調剤・医薬品販売を実施。

03動物用医薬品卸売副次

動物病院・畜産農家向けに動物用医薬品・飼料添加物等を卸売。

主要顧客動物病院、畜産農家

主な製品・サービス1
動物用医薬品卸売
犬・猫などの小動物から牛・豚などの産業動物向け医薬品の供給。

04製薬(医薬品製造販売)副次

子会社でジェネリック医薬品等の製造販売を手掛ける。

主要顧客医療機関、薬局

主な製品・サービス1
ジェネリック医薬品
先発医薬品の特許切れ後に販売される、同等の効能を持つ後発医薬品の製造販売。

05介護レンタルその他その他

介護用品レンタル、介護サービス、農薬卸、運送業、コンサルティング、保険代理等の多角的事業。

主な製品・サービス1
介護用品レンタル
車いす、ベッドなど福祉用具のレンタル及び販売。

製品と技術

医療用医薬品卸売:病院・診療所・薬局へのサプライチェーン

グループの核心事業は、医療用医薬品の卸売である。株式会社バイタルネットと株式会社ケーエスケーがそれぞれ東北・新潟と近畿の商圏で、病院、診療所、調剤薬局に対して医薬品を供給する。取扱品目は抗がん剤、インフルエンザワクチン、抗アレルギー薬など多岐にわたる。2026年3月期の医薬品卸売事業売上は5,728億円。同セグメントの利益率は約0.86%と極めて低いが、安定した需要と広域物流網が強みである。グループは取引コストを意識した価格交渉や在庫管理の効率化に取り組み、収益性向上を図る。

調剤薬局運営:かかりつけ薬局機能の拡充

薬局事業では、株式会社オオノ、株式会社グッドネイバー、株式会社健康堂薬局、有限会社天王保健調剤センターなどが調剤薬局を運営する。2026年3月期の売上は199億円、セグメント利益2.5億円。受付処方箋枚数は減少傾向にあるが、調剤技術料や薬学管理料の収入増に努め、利益を維持している。グループはかかりつけ薬局機能の強化を掲げ、健康サポートや在宅医療への対応を進める。長期ビジョンでは、薬局事業を医療周辺ビジネスの一角として売上拡大を計画する。

動物用医薬品卸売:小動物から産業動物まで

動物用医薬品卸売事業は、株式会社アグロジャパンと2024年に子会社化したアローメディカル株式会社が担う。犬・猫などの小動物向け医薬品に加え、牛・豚などの産業動物向け製品も扱う。2026年3月期の売上は126億円。一部商品のメーカー直販化の影響を受けたが、アローメディカル子会社化により販路を拡大した。セグメント利益は3億円と小規模だが、ペット市場の拡大や畜産需要の安定により成長が期待される領域である。

ジェネリック医薬品製造:製薬事業への新規参入

2025年9月に設立された株式会社メドリープファーマが、ジェネリック医薬品の製造販売を手掛ける。2026年3月期時点では研究開発段階にあり、売上は計上されていない。グループは中期経営計画で製薬事業の研究開発費を営業利益から控除する指標(コア営業利益)を導入し、投資フェーズであることを明確化した。長期ビジョンでは製薬事業を医療周辺ビジネスの柱に育てる方針であり、既存の卸売・薬局ネットワークとのシナジーを模索する。

介護用品レンタルと多角的事業群

介護レンタルその他事業には、車いすやベッドなどの福祉用具レンタル(株式会社たんぽぽ、八千代ケアサポート)、農薬卸(株式会社バイタルグリーン)、運送業(共和運送)、医療機関向けコンサルティング(株式会社医療経営研究所)、損害保険代理、不動産管理などが含まれる。2026年3月期の同事業の売上高は個別開示がないが、グループ全体の多角化戦略の受け皿となっている。特に介護レンタルは高齢化に伴う需要増が見込まれ、2025年の八千代ケアグループ買収により強化が進む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

総合商社系卸売、低収益で構造改革課題

当社は化学品や樹脂などの総合卸売業で売上高約6,000億円規模。同業のリョーサン菱洋や高千穂交易と比較される。営業利益率は1%未満と極めて低く、収益性改善が急務。大手商社系の競合との差別化が難しく、規模の追求か専門性の強化かが問われる。

強み

  • 化学品、樹脂、電子材料など多岐にわたる品目を扱い、顧客基盤が広い
  • 売上高6,000億円超と規模は大きく、一定の取引量を確保
  • 長年の取引で構築された顧客・仕入先との強固なネットワーク
  • ホールディングス傘下でグループ全体のシナジー活用余地

課題

  • 営業利益率1%未満。利益率改善が最大の課題
  • 競合とのサービス面での差別化が難しく、価格競争に陥りやすい
  • 原材料価格や為替変動の影響を受けやすく、収益が不安定

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がバイタルケーエスケー・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17504高速1,014億円25.1倍
22733あらた971億円8.9倍
39902日伝909億円17.5倍
48043スターゼン897億円10.5倍
53950ザ・パック895億円14.9倍
63151バイタルケーエスケー・ホールディングス864億円10.9倍
73946トーモク863億円10.0倍
88078阪和興業827億円10.1倍
98075神鋼商事824億円9.9倍
107613シークス811億円19.4倍
117130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

バイタルネットとケーエスケーの共同持株会社設立(2008-2009年)

2008年11月、株式会社バイタルネット(東北・新潟地盤)と株式会社ケーエスケー(近畿地盤)が株式移転による共同持株会社設立で合意。2009年1月、両社の臨時株主総会で計画を承認。同年4月1日、共同持株会社「株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス」を設立し、即日東京証券取引所市場第一部に上場した。設立時のグループはバイタルネット、ケーエスケー、及び関連子会社で構成され、医薬品卸売の広域連携を目的とした。この統合により、売上高は約5,000億円規模の卸売グループが誕生した。

グループ管理会社の設立と統合(2010-2017年)

2010年4月、グループ共通サービスを提供する株式会社VKシェアードサービスを設立。2014年1月には関連会社の合併(井上誠昌堂とファイネス)が行われ、組織再編が進んだ。同年7月、バイタルネットが株式会社オオノを子会社化し、調剤薬局事業に本格参入。2017年4月にはVKシェアードサービスを吸収合併し、持株会社の機能を集約した。この期間、グループの管理基盤を整備するとともに、M&Aにより事業領域を拡大する布石を打った。

新規事業開発と薬局・動物薬への投資(2018-2021年)

2018年7月、スペシャリティ医薬品に特化した株式会社リードスペシャリティーズを設立(後に持分法非適用)。2021年4月には株式会社医療経営研究所が株式会社健康堂薬局を完全子会社化し、薬局事業の拡大を図った。この間、医薬品卸売の収益性が低い中、医療周辺領域へのシフトを加速。動物用医薬品卸売事業では、既存の株式会社アグロジャパンに加えて新たな買収を模索し始めた。2021年3月期の連結純利益は12億円と過去最低を記録し、事業構造改革の必要性が高まった。

プライム市場移行とガバナンス改革(2022-2023年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。2023年6月には監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。同年5月には長期ビジョン2035を策定し、2036年3月期の事業構成目標を公表。2024年3月期の売上高は5,875億円、純利益58億円と回復基調にあった。この時期、政策保有株式の縮減や資本コスト意識の経営が打ち出され、株主還元方針もDOE3%以上に引き上げられた。

積極的なM&Aと製薬事業への参入(2024-2026年)

2024年8月、株式会社アグロジャパンがアローメディカル株式会社の株式過半数を取得し、動物用医薬品卸売事業を強化。2025年4月には大伸通商株式会社が共和運送株式会社を完全子会社化し、物流網を拡充。同年9月、ジェネリック医薬品製造を担う株式会社メドリープファーマを設立し、製薬事業に本格参入。12月にはケーエスケーが八千代ケアホールディングス株式会社を子会社化、介護事業を拡大。2026年3月、八千代ケアサポートが同社を合併し、介護事業を一本化した。一連のM&Aは中期経営計画2027の重点施策である事業ポートフォリオ変革を具現化する動きである。

年表18件を開く

2000年代

  • 2008年11月株式会社バイタルネット(現・連結子会社)と株式会社ケーエスケー(現・連結子会社)が、株式移転により共同持株会社を設立することに合意し、契約書を締結
  • 2009年1月株式会社バイタルネットと株式会社ケーエスケーの臨時株主総会で、株式移転計画を承認
  • 2009年4月創業株式移転の方法により共同持株会社「株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス」を設立
  • 2009年4月上場東京証券取引所市場第一部に上場

2010年代

  • 2010年4月創業株式会社VKシェアードサービスを設立
  • 2014年1月M&A株式会社井上誠昌堂と株式会社ファイネス(現・持分法適用関連会社)が合併
  • 2014年7月M&A株式会社バイタルネットが株式会社オオノ(現・連結子会社)を株式取得により子会社化(2018年7月に株式会社医療経営研究所が株式会社オオノを会社分割により子会社化)
  • 2017年4月M&A株式会社VKシェアードサービスを吸収合併
  • 2018年7月創業株式会社リードスペシャリティーズ(現・持分法非適用関連会社)を設立

2020年代

  • 2021年4月M&A株式会社医療経営研究所が株式会社健康堂薬局を完全子会社化(現・連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年6月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2023年8月M&A株式会社医療経営研究所が有限会社天王保健調剤センターを完全子会社化(現・連結子会社)
  • 2024年8月株式会社アグロジャパンがアローメディカル株式会社の株式過半数を取得(現・連結子会社)
  • 2025年4月M&A大伸通商株式会社が共和運送株式会社を完全子会社化(現・連結子会社)
  • 2025年9月株式会社メドリープファーマを設立(現・連結子会社)
  • 2025年12月M&A株式会社ケーエスケーが八千代ケアホールディングス株式会社を完全子会社化
  • 2026年3月M&A八千代ケアサポート株式会社が八千代ケアホールディングス株式会社を合併して、その権利義務一切を承継(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで6,600億円
  • コア営業利益率2028年3月期まで1.15%以上
  • 調整後ROE2028年3月期まで8.0%以上
  • 一株当たり利益2028年3月期まで167円以上
  • 政策保有株式の対連結純資産比率2028年3月期まで20%未満

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオマネジメントの強化

    資本コストを意識し、定期評価(ROIC、CAGR)に基づき既存事業の収益性・成長性を評価し、投資継続・縮小・撤退を判断するとともに、新規事業投資やM&Aを実施する。

  2. 02

    財務戦略と資本政策の最適化

    財務健全性と資本効率を両立する最適資本構成を意識したバランスシート管理を徹底。キャッシュフロー・アロケーション方針を定め、成長投資と株主還元にバランスよく配分する。

  3. 03

    グループ経営体制の強化

    東証プライム上場企業に相応しいガバナンス体制を強化するとともに、サステナビリティ関連の取組み(E、S、G)を強化し、持続可能な社会の実現と自社の成長につなげる。

  4. 04

    医薬品卸売事業の収益力強化

    流通改善ガイドラインの率先垂範、地域特性に合わせた配送体制構築、DX/AI活用による業務効率化、デジタルマーケティング強化、がん・ワクチン等特色ある医薬流通への注力、病院MS活動の強化などに取り組む。

  5. 05

    新規事業・周辺事業の拡大

    製薬事業(未承認薬導入支援)への参入、介護レンタル事業のM&A拡大、3PL事業拡大、ペットフード事業拡大、薬局事業の統合・M&Aなどに取り組むとともに、低収益事業の再構築や撤退を判断する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,871人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は623万円で、9期前と比べて2.7%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は6.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,744
2018年3月3,683
2019年3月64148.23.43,627
2020年3月60046.93.53,579
2021年3月57548.14.23,696
2022年3月47847.84.83,754
2023年3月53747.65.43,719
2024年3月62747.65.83,705
2025年3月61243.55.93,756152
2026年3月62343.36.13,871103

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
兵庫物流センター — 神戸市西区6,001百万円
同上
大阪南支店(大阪市平野区)他大阪地区8営業店3,625百万円
同上
伊勢原ロジスティクスセンター — 神奈川県伊勢原市3,060百万円
同上
宮城物流センター — 宮城県大和町3,050百万円
同上
神戸支店(神戸市灘区)他兵庫地区10営業店2,982百万円
同上
郡山支店(福島県郡山市)他福島地区5営業店2,499百万円
同上
バイタルネット本社 — 仙台市青葉区2,127百万円
同上
新潟物流センター — 新潟市西区2,078百万円
同上
仙台中央支店(仙台市若林区)他宮城地区4営業店1,927百万円
同上
四季の里とよおか — 兵庫県豊岡市1,126百万円
介護レンタルその他事業
ほか20件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱バイタルネット(注2、4)
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ケーエスケー(注2、4)
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ケーエスケー(注2、4)
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ケーエスケー(注2、4)
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ケーエスケー(注2、4)
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ケーエスケー(注2、4)
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • ㈱ケーエスケー(注2、4)大阪市 中央区100%
  • その他 16社
  • ㈱ファイネス石川県 金沢市33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,105億円営業利益40億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.7%、利益が-29.8%。

売上高
+1.7%
6,105億円
営業利益
-29.8%
40億円
純利益
+1.4%
74億円
営業利益率
0.7%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,200億円6,105億円
営業利益41億円40億円
純利益75億円74億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,546億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.0%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,38124
2024年1Q1,445120.89
2024年2Q1,497171.114
2024年3Q1,547281.828
2024年4Q1,3867
2025年2Q2,971291.024
2025年4Q3,033280.949
2026年2Q3,002160.550
2026年4Q3,103240.824
2027年1Q1,54660.44

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5,476億円から6,105億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は0.7%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5,4766239
株式会社井上誠昌堂と株式会社ファイネス(現・持分法適用関連会社)が合併
2014年3月5,6476642
2015年3月5,4806145
2016年3月6,21010666
株式会社VKシェアードサービスを吸収合併
2017年3月5,8117048
株式会社リードスペシャリティーズ(現・持分法非適用関連会社)を設立
2018年3月5,6566345
2019年3月5,5976951
2020年3月5,6406446
株式会社医療経営研究所が株式会社健康堂薬局を完全子会社化(現・連結子会社)
2021年3月5,385712
2022年3月5,7885848
株式会社医療経営研究所が有限会社天王保健調剤センターを完全子会社化(現・連結子会社)
2023年3月5,8136048
2024年3月5,8756658
大伸通商株式会社が共和運送株式会社を完全子会社化(現・連結子会社)
2025年3月6,00457700.973
八千代ケアサポート株式会社が八千代ケアホールディングス株式会社を合併して、その権利義務一切を承継(現・連結子会社)
2026年3月6,10540780.774

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,105億円のうち、営業利益として残るのは40億円0.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は74億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.9%5,609億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.5%456億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.7%40億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
8.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
0.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
6.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが48億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは37億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は194億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月101−22−1679334
2014年3月−104266−78252
2015年3月95−13864−43274
2016年3月−2313−21−10242
2017年3月11−6717−56203
2018年3月168−82−4186248
2019年3月182−34−4148392
2020年3月−8322−37−61294
2021年3月−145−25−9263
2022年3月75−20−8555232
2023年3月−30−10−41−40151
2024年3月236−18−58218311
2025年3月−8035−65−45201
2026年3月48−11−4437194

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,206億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,187億円で、自己資本比率は36.6%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,8046412,16322.7
2014年3月2,7946762,11824.0
2015年3月3,0447822,26225.5
2016年3月3,2708532,41725.9
2017年3月3,0549002,15429.3
2018年3月3,2099842,22530.5
2019年3月3,2979682,32929.1
2020年3月3,0779722,10531.3
2021年3月3,1141,0392,07533.1
2022年3月3,1301,0002,13031.6
2023年3月2,9731,0021,97133.3
2024年3月3,1731,0592,11433.0
2025年3月2,9941,0731,92135.4
2026年3月3,2061,1872,01936.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
230億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
810億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
333億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,019億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
45
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率1 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中50位あたり、逆に低いのは営業利益率284社中256位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.7%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.6%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,665で、1年前と比べて+37.7%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥1,665-1.2%1ヶ月+3.0%1年+37.7%時価総額864億円
過去52週の値幅
安値¥1,226高値¥1,727

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.9倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR0.70倍
配当利回り4.20%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1646円で、25日線1632円を上回り、1ヶ月で-1.32%と小幅下落。RSIは38.9とやや弱い。52週高値1727円から-4.7%の水準。8月6日に1573円まで下落したが、8/20に+2.62%と反発。出来高は8/6に140,400株と増加した。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER 10.81倍、PBR 0.69倍、配当利回り4.25%で、同業界平均のPER 17.93倍、PBR 1.23倍、配当利回り2.94%と比較して割安です。ROE 6.6%と業界平均より低いものの、配当性向72.1%で安定配当を維持しています。ただし、営業利益率は0.95%と低く、収益力は弱く、売上高の増加が利益に反映されていない状況です。割安ではあるが、収益改善の兆しに注意が必要です。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.9倍17.9倍
PER (予想)10.7倍
PBR0.70倍1.24倍
ROE6.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建設市場は公共投資やリフォーム需要が底堅い一方で、新設住宅着工の低迷や資材価格の高騰が収益を圧迫している。強気派は、売上高が6,000億円規模で安定しており、M&Aによる規模拡大でシェア向上の余地があるとみる。また、株主還元が厚く、配当利回りは4%超と魅力がある。一方、弱気派は、営業利益率が1%未満と極めて低く、収益力の改善が見られない点を問題視する。競争激化と価格交渉力の弱さ、さらに建設需要の先行き不透明感が重荷となっている。

プラスに働く材料7
  • 安定した売上規模

    売上高は6,000億円前後で安定的に推移し、事業基盤は確立。

  • M&Aによる成長

    積極的な買収で事業領域を拡大し、スケールメリットを追求。

  • 株主還元の厚さ

    配当利回りが4.25%と高く、インカムゲインを狙える。

  • 売上高が3期連続増加で6,105億円通年影響

    5,875→6,004→6,105億円と増収基調

  • 純利益が74億円へ増加通年影響

    純利益73→74億円、2期連続で増益

  • 配当利回り4.25%と高水準継続影響

    予想配当利回り4.25%は株主還元に厚み

  • PBR0.69倍と1倍割れの改善余地継続影響

    PBR0.6911倍、ROE6.6%の向上で1倍まで余地

マイナスに働く材料7
  • 極めて低い収益性

    営業利益率は1%未満で、コスト管理が課題。

  • 需要の不透明感

    新設住宅着工の低迷や建設投資の先行き懸念がある。

  • 価格競争の激化

    同業他社との競争で価格転嫁が進まず、利益が圧迫される。

  • 営業利益が57億→40億円へ約30%減通年影響

    2026/3期営業利益40億円、前期比17億円減

  • 営業利益率が0.95%→0.66%へ低下通年影響

    売上高は増加するが利益率は0.29ポイント悪化

  • 純利益が営業利益を34億円上回る通年影響

    純利益74億円、営業利益40億円で非営業収益依存の懸念

  • 外国人保有15.6%の売り圧力継続影響

    外国人株主比率15.59%と高くリスクオフで売られやすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益体質の改善が投資判断の鍵を握る。
売上高伸び率
M&Aや市場環境が成長に与える影響を確認。
配当性向
株主還元の持続可能性を見極める。
仕入れ価格動向
資材価格の変動が収益を左右するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+55.6%いまの株価に対する利回りは4.20%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
4.20%
いまの株価に対して
配当性向
72.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2087.3
2018年3月200.083.1
2019年3月2210.083.6
2020年3月249.164.2
2021年3月12−50.036.0
2022年3月26116.734.6
2023年3月3950.046.7
2024年3月427.726.9
2025年3月457.133.4
2026年3月7055.672.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,029人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.5%を占め、残る65.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.045.449.340.744.748.0
事業法人25.925.622.925.622.820.6
外国法人13.610.811.214.815.815.5
金融機関16.516.715.217.315.413.9
自己株式9.612.815.23.16.86.6
証券会社2.01.51.31.51.21.9
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01合同会社MH9.43
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)7.40
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.72
04鈴木 賢2.67
05ケーエスケー従業員持株会2.46
06㈱日本カストディ銀行(信託口)2.36
07㈲クエコ2.29
08鈴木 宏一郎1.98
09みずほ信託銀行㈱退職給付信託1.95
10バイタルネット従業員持株会1.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+131%、1株純資産は14期で+125%。直近期のROEは6.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月661,0756.513.281.4
2014年3月721,1556.510.881.9
2015年3月801,3916.211.598.1
2016年3月1171,5048.17.692.2
2017年3月851,5875.512.287.3
2018年3月791,7354.813.283.1
2019年3月901,7045.212.183.6
2020年3月831,7534.813.264.2
2021年3月211,8641.237.136.0
2022年3月881,8594.78.434.6
2023年3月931,9114.99.746.7
2024年3月1152,0855.710.926.9
2025年3月1492,1946.98.433.4
2026年3月1522,4236.69.672.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額22百万円。

氏名役職年齢保有株数
村井泰介代表取締役 社長72111,000
一條武代表取締役 副社長66114,000
井口順之代表取締役 副社長589,000
鈴木三尚取締役48166,000
鈴木宏一郎取締役511,029,000
喜多勇夫取締役599,000
小野木喜惠子取締役67
桂淳取締役65
継田雅美取締役63
髙橋喜春取締役 監査等委員643,000
西谷剛史取締役 監査等委員52
岩田摩美子取締役 監査等委員51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
社外取締役622224

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容473字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社23社及び関連会社4社により構成され、医薬品卸売事業、薬局事業、動物用医薬品卸売事業、製薬事業、介護レンタルその他事業の5部門に関係する事業を主として行っており、介護レンタルその他事業では農薬等の卸売業、運送業、介護サービス業、医療機関に対するコンサルティング業、損害保険代理業、不動産管理業、駐車場業等の事業活動を行っております。 セグメントの名称   関係会社 医薬品卸売事業   当社、㈱バイタルネット、㈱ケーエスケー、㈱ファイネス 薬局事業   ㈱オオノ、㈱グッドネイバー、㈱健康堂薬局、㈲天王保健調剤センター 動物用医薬品卸売事業   ㈱アグロジャパン、アローメディカル㈱ 製薬事業   ㈱メドリープファーマ 介護レンタルその他事業   ㈱たんぽぽ、八千代ケアサポート㈱、㈱医療経営研究所、㈱バイタルグリーン、㈱バイタルケア、㈱バイタルエクスプレス、大伸通商㈱、㈱プレアーク、共和運送㈱ 他8社 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,026字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、2009年4月1日、㈱バイタルネットと㈱ケーエスケーの株式移転により共同持株会社「㈱バイタルケーエスケー・ホールディングス」を設立し、バイタルケーエスケー・グループとしてスタートを切り、今年で17年が経過しました。 当社グループは、「人々が安心して健康に暮らせるよう、地域のヘルスケアを支える」ことをパーパスに掲げ、その実現に向けて日々「経営のスピードアップと市場開拓の強化」「IT技術の駆使と長年培った医薬品流通技術の融合・進化」「シナジーの発揮による収益力の向上」に取り組んでいます。 (2)目標とする経営指標 〇長期ビジョン2035の目指す姿(事業別売上高・営業利益の構成比) 当社グループは2035年度(2036年3月期)に目指す姿として、事業別の売上高と営業利益の構成比目標を次のとおりに設定しています。 科  目   2022年度(2023年3月期)(注1)   2035年度(2036年3月期) 売上高   医療用医薬品卸売事業    94%医療周辺ビジネス        6%   医療用医薬品卸売事業    80%医療周辺ビジネス        20% 営業利益   医療用医薬品卸売事業    83%医療周辺ビジネス        17%   医療用医薬品卸売事業    60%医療周辺ビジネス        40% (注1)長期ビジョン2035の策定の直前期。 〇中期経営計画2027(FY2025~FY2027)の主な経営指標 当社グループは、2026年3月期から2028年3月期までの3年間の計画である「中期経営計画2027」において、下記の定量目標を掲げています。 主な経営指標   期間   目  標   2025年3月期実績 売        上       高   2028年3月期   6,600億円   6,003億円 コア営業利益率(注 2)   2028年3月期   1.15%以上   0.95% 調整後ROE( 注 3 )   2028年3月期   8.0%以上   6.9% 一  株 当 た り 利 益   2028年3月期   167円以上   149円02銭 投                  資   3年間累計   200億円(FY2025-2027)   177億円(FY2022-2024) 政 策 保 有 株 式 の対 連 結 純 資 産 比 率   2028年3月期   20%未満(注4)   37.5% 株  主  還  元  方  針   毎  年   DOE3%以上   DOE2%以上総還元性向50%以上 ・配当性向40~45%程度・総還元性向方針は無し・自己株式取得は機動的に (注2)製薬事業の研究開発費控除前の営業利益を売上高で除した値。 (注3)製薬事業の研究開発費控除前の当期純利益を自己資本で除した値。 (注4)10%未満にする計画は2030年3月期を予定しています。 (3)中長期的な会社の経営戦略 〇長期ビジョン2035 当社グループは、2023年5月に「長期ビジョン2035」を策定しましたが、この度の「中期経営計画2027」の策定において、新規事業として「製薬事業への参入」を決定したことを受けて、「長期ビジョン2035」の実践課題を下記のとおりに変更しました。 〔長期ビジョン2035〕 「垣根を越えて  薬の先へ  “つなぐ”ことで医療の未来を革新する」 〔主な実践課題〕 ・物流機能の高度化 ・医療用医薬品卸売事業の刷新 ・メディカル関連商材の拡販 ・製薬事業への参入(注5) ・レンタル事業の強化 ・行政・自治体との連携強化 ・薬局事業、動物用医薬品卸売事業の強化(注5) ・ライフサポート事業の展開(注5) (注5)太字が変更箇所。なお、最後の「ライフサポート事業の展開」は、当初は「ライフサポートの充実」でしたが、今後は前者の表現に変更いたします。 〇中期経営計画2027-Move on to the Next Stage-(FY2025~FY2027) 当社グループは、今般、2026年3月期から2028年3月期までの3年間にわたる「中期経営計画2027-Move on to the Next Stage-」を策定しました。その中計の概要は次のとおりです。 〔中期ビジョン〕 「次代を見据えたビジネスモデルの革新―フェーズ2-」 〔中期経営計画2027の狙い〕 当社は、東証プライム上場企業として、本格的に資本コストを意識したグループ経営の考え方を取り入れ、グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、既存事業の収益力強化と事業そのものの見直しに加えて、積極的な成長投資を行って前中期経営計画よりも、もう一段ステップアップした「ビジネスモデルの革新」を実践していく所存です。そのため、中期経営計画2027の中期ビジョンを「次代を見据えたビジネスモデルの革新―フェーズ2-」に設定し、次の3つの重点施策を実践していきます。 〔3つの重点施策〕 重点施策   内  容 1.事業ポートフォリオ・マネジメント   資本コストを意識した持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のため、事業ポートフォリオ基本方針を定めて、定期的に各事業の評価・モニタリングを実施。具体的には、毎年最低1回、ROICとCAGR(5年間平均売上成長率)を中心に既存事業の収益性と成長性を評価し、投資の継続、事業の縮小や撤退のみならず、長期ビジョンの実現に向けた新規事業投資やM&A投資の意思決定を行う。 2.財務戦略と資本政策   財務健全性と資本効率を両立する最適な資本構成を意識したバランスシートの管理を徹底するとともに、キャッシュフロー・アロケーション方針を定め、持続的成長に繋がる投資と株主還元にバランスよくキャッシュを配分する。 3.グループ経営体制の強化   東証プライム上場企業に相応しいガバナンス体制を強化するとともに、サステナビリティ関連の取組みも強化し、持続可能な社会の実現に貢献しながら、自社の成長にも繋げる。 〔主な実践課題〕 1.事業ポートフォリオ・マネジメント ◎事業セグメント別戦略 ①医薬品卸売事業セグメント ROICの向上と安定したフリーキャッシュフローを創出するため、次の実践課題に果敢に取り組む。 1)経営体質の改善 ・流通改善ガイドラインの率先垂範と貢献利益管理の徹底 ・都市部や地方の地域特性に合わせた効率的・効果的な配送体制の構築 ・DXやAIを活用した業務の効率化や生産性の向上 2)医薬流通収益力の強化 ・デジタルマーケティング強化による新たな収益の獲得 ・がん、ワクチン、ウィメンズヘルスケア、地域連携等特色ある医薬流通に注力 ・MAPsやLab Access部による新次元の病院MS活動の強化 3)コア事業領域拡大 ・難病患者と専門医、薬剤師をつなぐ「おくすりあうん」の事業領域の拡大等 ②薬局事業セグメント ハードルレートを上回るROICの達成を目指し、次の実践課題に取り組む。 1)連結・非連結子会社の経営統合 2)過剰資本の解消によるROIC改善 3)新規出店やM&Aの展開 ③動物用医薬品卸売事業セグメント ROICの向上と安定したフリーキャッシュフローを創出するため、次の実践課題に取り組む。 1)昨年買収したアローメディカル㈱との事業シナジーの最大化 2)新規事業のペットフード事業の拡大 ④製薬事業(未承認薬導入支援事業)セグメント 日本のドラッグラグ・ロスの解消に少しでも寄与しつつ、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上に資するため、欧米承認で国内未承認の有望な医薬品を導入支援する事業に参入する。 1)中期経営計画2027は研究開発フェーズに位置づけ。早期承認を目指し、研究開発費を前倒し投入 ⑤介護レンタルその他事業セグメント 従来の「その他事業セグメント」という名称を「介護レンタルその他事業セグメント」に改め、介護レンタル事業の拡大、物流受託事業の拡大、その他周辺事業の撤退や縮小、収益力の強化を図り、ROICとCAGRを改善する。 1)資本収益性が高い介護レンタル事業をM&Aにより事業拡大し牽引。 2)3PL事業の拡大に必要な倉庫・運送業を営む企業のM&Aにより業容を拡大 3)資本収益性が低い事業・部門は、再構築か撤退を判断。 2.財務戦略と資本政策 ①最適資本構成を意識したバランスシート・マネジメント 財務健全性と資本効率を両立させる最適な資本構成を意識したバランスシートの管理を行うため、資金調達方針、株主還元方針、資産取得・圧縮方針を定め実行する。 ②キャッシュフロー・アロケーション方針 当社が目指す事業ポートフォリオの実現に向けて、注力すべき事業や未来の成長のための投資と株主還元をバランスよく実施する。 3.グループ経営体制の強化 東証プライム上場企業に相応しいガバナンス体制を強化するとともに、サステナビリティ関連の取組みも強化し、持続可能な社会の実現に貢献しながら、自社の成長にも繋げていくため、E(環境)、S(社会)、G(企業統治)のそれぞれに課題を設定し実行する。 以上のとおり、中期経営計画2027の概要について記載しました。詳細については、当社WEBサイト(https://www.vitalksk.co.jp/ir/management/plan2027/)をご参照ください。
事業等のリスク2,968字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)医療保険制度改革および薬価基準改定に関するリスク 政府は、後期高齢者医療保険制度の改革、医師不足の解消、各種感染症等への対応および地域包括ケアシステムの構築等、医療崩壊を食い止めるべく新たな医療保険制度体系の実現に取り組んでいます。また、当社グループの主要な取扱商品である医療用医薬品は薬価基準に収載されております。薬価基準は保険医療で使用できる医薬品の範囲と使用した医薬品の請求価格を厚生労働省が定めたもので、薬価基準は販売価格の上限として機能しております。この薬価基準は実勢価格を反映させるために2年に一度4月に本改定が実施され、大半の品目の薬価基準が引き下げられます。また、近年は本改訂以外の年の4月にも中間年改定が実施され、実質的に毎年の薬価改定が行われるようになりました。さらに、効能追加等により一定規模以上の市場拡大があった品目等については、年4回の新薬収載機会を最大限活用して薬価の見直しが行われます。このように薬価基準改定を含めた医療保険制度が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2)医薬品メーカーの価格政策に関するリスク 当社グループの主たる事業である医薬品卸売事業の売上総利益の主な構成は、販売価格と仕入価格の差である売買差益と、一定期間の仕入金額や販売金額等に応じて製薬メーカーから支払われる割戻金及び販売報奨金からなります。仕入価格は主に薬価改定時に見直されます。割戻金及び販売報奨金は随時見直されるため、メーカーの方針及び営業戦略の変更により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、割戻金及び販売報奨金獲得のため、随時、メーカーとの取引条件の見直しやメーカーとの取り組みの提案を行っております。 (3)納入価格に関するリスク 日本の医療用医薬品流通の大部分が医薬品卸を経由しており、医薬品卸業界では厚生労働省が定めた「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン(流通改善ガイドライン)」に則り医薬品ごとの価値に基づく単品単価取引に取り組んでいるところですが、競合他社の地域戦略などを要因とした過度の価格競争が発生する可能性があります。過度の価格競争が発生した場合には市場価格が低下し、当社においても価格対応せざるを得ない場合があります。また、価格対応できない場合には販売品目が減少する場合があります。このように過度の価格競争が発生した場合、当社グループの業績に影響を与えることがあります。 当社グループは引き続き流通改善ガイドラインに則り適正価格での納入を維持する努力を続けてまいります。 (4)特有の取引慣行に関するリスク 当社グループの主たる事業である医薬品卸売業界においては、納入価格未決定のまま医療機関等に納入し、その後に価格交渉を行うという特有の取引慣行があります。流通改善のテーマの1つである早期妥結に取り組む一方で、同じく流通改善のテーマである医薬品の価値に見合った適正価格での販売にも取り組んでおり、価格交渉が長期化する場合があります。価格交渉が長期化した場合には、合理的な見積による決定予想価格を算出し、売上計上しております。決定予想価格と決定した価格が異なった場合には、当社グループの業績に影響を与えることがあります。 当社グループは引き続き流通改善ガイドラインに則り適正価格での納入を維持する努力を続けてまいります。 (5)投資有価証券所有によるリスク 当社グループは株式等の投資有価証券を所有しております。時価のある株式については、個別銘柄毎に当連結会計年度末の市場価格と取得原価とを比較し、下落率が50%以上の銘柄については全て減損処理を行い、過去2年間にわたり下落率が30%以上50%未満の範囲で推移した銘柄、または、下落率が30%以上50%未満で株式の発行会社が債務超過の状態である銘柄については、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。このように、保有する投資有価証券の時価が下落した場合には、当社グループの業績に影響を与えることがあります。 当社グループでは、保有する投資有価証券につきましては、毎年取締役会において保有の合理性を判断し、合理性が認められる投資有価証券のみ保有いたします。 (6)情報漏洩に関するリスク 予期せぬ事態により情報の流出が発生した場合には、社会的信用の失墜や損害賠償責任、取引停止処分が発生し、当社グループの業績に影響を与えることがあります。 当社グループでは、個人情報の保護についての基本方針、情報セキュリティーポリシー及び関連諸規程を制定するとともに、従業員教育を徹底し、保有する顧客情報は厳正な保護・管理に努めております。 (7)システムトラブルによるリスク 当社グループは、事業活動を行うにあたりコンピュータシステム及びネットワークに大きく依拠しております。事故や災害またはランサムウェアをはじめとするマルウェア等で大規模なシステムトラブルが発生した場合には、当社グループの業績に影響を与えることがあります。 システムトラブルの発生を防ぐため、コンピュータ機器は24時間・365日状態監視をしており、障害検知時には迅速に復旧作業に移行する体制をとっております。また、サーバーは高いセキュリティに守られ、且つ大規模災害への対策が施されたデータセンターに一括で管理されており、電源喪失を伴うような災害が発生した場合においても、継続してシステム稼動ができるよう非常用発電機を設置しています。さらに、ネットワークに関しても冗長化構成をとっており、継続利用が可能な環境となっております。 (8)自然災害、事故によるリスク 当社グループは、これまでの自然災害を体験した経験を基に十分な災害対策を施してはおりますが、大規模な自然災害や事故が発生した場合には、事業活動に支障をきたし、当社グループの業績に影響を与えることがあります。 災害が発生した場合でも、医薬品の安定供給を継続するために、BCPや災害対応マニュアルを策定するとともに、主要な物流センター及び拠点において非常用発電設備や災害対策車両を導入しております。 (9)法的規制によるリスク 当社グループは、医薬品の卸売業を主たる事業としております。したがって、事業活動を行うにあたり、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」及び関連法規等の規制により、免許・許可の登録及び指定や、開発、製造、輸入に関し様々な承認許可が必要となります。監督官庁の許認可の状況により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、コンプライアンス綱領を制定するとともに、従業員教育を徹底し、法令遵守に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)8,273字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営成績の分析 ①連結経営成績の概況 (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 連結経営成績 売上高               600,370       610,497       10,126 売上総利益       49,214       49,581       366 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)       43,508       44,273       765 コア営業利益       5,706       5,307       △398 研究開発費       ―       1,280       1,280 営業利益       5,706       4,027       △1,678 経常利益               6,970       7,822       851 親会社株主に帰属する当期純利益       7,308       7,362       53 当連結会計年度における売上高は、610,497百万円(前期実績は600,370百万円)となりました。これは、主に、抗がん剤を中心とした新薬創出加算品やインフルエンザワクチン等の販売に注力したこと等により販売が伸長したことによるものです。 売上総利益は、49,581百万円(前期実績は49,214百万円)となりました。これは、主に上述の販売増や取引コストを意識した価格交渉を徹底したことによるものです。 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、44,273百万円(前期実績は43,508百万円)となりました。これは、物価高騰により物流費や電算費が増加したこと等によるものです。 以上の結果、コア営業利益※は、5,307百万(前期実績は5,706百万円)となりました。 経常利益は、受取配当金や投資事業組合運用益等の営業外収益を4,071百万円計上したことで7,822百万円(前期実績は6,970百万円)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、主に投資有価証券売却益からなる特別利益4,219百万円と、減損損失194百万円等の特別損失539百万円を計上したことで、最終的に7,362百万円(前期実績は7,308百万円)となりました。 ※今期より、従来の営業利益に加えて、研究開発費を控除する前の「コア営業利益」を算定し、恒常的な事業の収益性を表す指標としております。 ②セグメント業績の概況 (a)医薬品卸売事業 (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 外部顧客への売上高       564,614       572,860       8,246 セグメント利益       5,163       4,920       △242 当社グループの主たる事業である医薬品卸売事業におきましては、薬価改定の影響や局地的なエリアの限定的なセグメントにおいて、競争入札を要因とする売上減少などによるマイナスの影響はあったものの、抗がん剤を中心とした新薬創出加算品やインフルエンザワクチンや抗アレルギー薬等の季節商品の販売に注力したこと等により増収となりました。 利益面においては、前述の競争入札による売上減少による影響のほか、物価高騰などを背景とした販売管理費の増大等により減益となりました。 その結果、医薬品卸売事業セグメントの外部顧客への売上高は572,860百万円(前期実績は564,614百万円)となり、セグメント利益は4,920百万円(前期実績は5,163百万円)となりました。 ここで、医薬品卸売事業の主たる事業子会社の株式会社バイタルネットと株式会社ケーエスケーについても主な業績の概況を説明します。 ア)株式会社バイタルネット (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 売上高       298,622       310,052       11,429 営業利益       2,895       3,049       153 東北・新潟を主な商圏とする㈱バイタルネットでは、抗がん剤やインフルエンザワクチン等の販売増により、売上高は310,052百万円(前期実績は298,622百万円)となりました。営業利益は、この増収効果に加えて、取引コストを意識した価格交渉に取り組んだことによって、3,049百万円(前期実績は2,895百万円)となりました。 イ)株式会社ケーエスケー (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 売上高       277,769       274,691       △3,078 営業利益       2,340       1,837       △503 近畿2府4県を商圏とする㈱ケーエスケーでは、抗がん剤やインフルエンザワクチン等の販売増の一方で、局地的なエリアの限定的なセグメントにおける競争入札を要因とした売上減少によって、売上高は274,691百万円(前期実績は277,769百万円)となりました。営業利益については、物価高騰下において販売管理費が前年並みに抑制したものの、前述の競争入札による売上減少の影響を主として受け、1,837百万円(前期実績は2,340百万円)となりました。 (b)薬局事業 (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 外部顧客への売上高       19,552       19,960       407 セグメント利益       251       252       0 薬局事業におきましては、受付処方箋枚数は減少したものの、調剤技術料収入及び薬学管理料収入の増大に努めたことなどにより、外部顧客への売上高は19,960百万円(前期実績は19,552百万円)となりました。 一方利益面においては、かかりつけ薬局機能に係る調剤報酬算定とコスト管理に努めたことによりセグメント利益は252百万円(前期実績は251百万円)となりました。 (c)動物用医薬品卸売事業 (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 外部顧客への売上高       11,626       12,627       1,001 セグメント利益       314       304       △9 動物用医薬品卸売事業におきましては、一部商品がメーカー直販になったため商品切り替えのマイナス等の影響がありましたが、2024年8月のアローメディカル㈱(本社:横浜市)の連結子会社化もあり、外部顧客への売上高は12,627百万円(前期実績は11,626百万円)となりました。一方、セグメント利益は当該子会社化によるコスト増加分を増収効果が吸収しきれず、304百万円(前期実績は314百万円)となりました。 (d)製薬事業(未承認薬導入支援事業) (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 外部顧客への売上高       ―       ―       ― セグメント損失(△)       ―       △1,312       △1,312 製薬事業(未承認薬導入支援事業)におきましては、今期スタートした新規事業であり、当連結会計年度に売上は計上しておらず、研究開発費を含む事業活動上必要な経費として1,312百万円を計上したことから、セグメント損失は1,312百万円となりました。 (e)介護レンタルその他事業 (単位:百万円) 前連結 会計年度       当連結 会計年度       増減 外部顧客への売上高       4,577       5,048       470 セグメント損失(△)       △78       △102       △23 介護レンタルその他事業におきましては、2025年4月に共和運送㈱を、2025年12月に八千代ケアホールディングス㈱を子会社化したことなどにより売上高は5,048百万円(前期実績は4,577百万円)となりました。一方、セグメント損失は人件費や燃料費をはじめ物価上昇による販売管理費の増加等を吸収することができず、102百万円(前期実績は78百万円のセグメント損失)となりました。 (2)財政状態の分析 ①連結財政状態の概況 (単位:百万円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)       増減 資産合計               299,426   320,568       21,141 流動資産合計       187,896   194,905       7,009 現金及び預金   23,099   22,953       △146 受取手形及び売掛金   116,944   121,233       4,289 棚卸資産       33,253   33,283       30 その他流動資産   14,598   17,434       2,836 固定資産合計       111,529   125,662       14,132 有形固定資産合計   49,168   50,990       1,822 無形固定資産合計   4,291   6,887       2,595 投資その他の資産合計   58,070   67,785       9,714 負債及び純資産合計   299,426   320,568       21,141 負債合計               192,120   201,861       9,741 流動負債合計       174,880   183,219       8,339 支払手形及び買掛金   162,492   169,767       7,274 短期借入金(一年内返済予定長期借入金を含む)   1,870   1,934       64 その他の流動負債合計   10,517   11,517       999 固定負債合計       17,240   18,642       1,402 長期借入金   4,850   3,893       △956 その他固定負債合計   12,390   14,749       2,359 純資産合計           107,306   118,707       11,400 株主資本合計       82,678   87,355       4,677 その他の包括利益累計額合計   23,234   29,867       6,633 非支配株主持分   1,393   1,483       90 (a)資産 流動資産は前連結会計年度末比7,009百万円増加の194,905百万円となりました。これは主に、3月の売上高が大きかったこと等により受取手形及び売掛金が4,289百万円増加したこと等によります。 固定資産は前連結会計年度末比14,132百万円増加の125,662百万円となりました。これは主に、投資有価証券の時価の上昇等で投資その他の資産合計が9,714百万円増加したこと等によります。 以上の結果、資産合計は前連結会計年度末比21,141百万円増加の320,568百万円となりました。 (b)負債 流動負債は前連結会計年度末比8,339百万円増加の183,219百万円となりました。これは主に、3月の仕入高が大きかったこと等により支払手形及び買掛金が7,274百万円増加したこと等によります。 固定負債は前連結会計年度末比1,402百万円増加の18,642百万円となりました。これは主に、繰延税金負債の増加等により、その他固定負債合計が2,359百万円増加したこと等によります。 以上の結果、負債合計は前連結会計年度末比9,741百万円増加の201,861百万円となりました。 (c)純資産 純資産は前連結会計年度末比11,400百万円増加の118,707百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益7,362百万円の計上、及び配当金の支払額2,809百万円、その他の包括利益累計額合計が6,633百万円増加したこと等によります。 以上の結果、負債及び純資産合計は前連結会計年度末比21,141百万円増加の320,568百万円となりました。 (3)キャッシュ・フローの分析並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ①連結キャッシュ・フローの概況 (単位:百万円) 前連結会計年度       当連結会計年度       増減 営業活動によるキャッシュ・フロー       △8,024       4,833       12,858 投資活動によるキャッシュ・フロー       3,516       △1,071       △4,588 財務活動によるキャッシュ・フロー       △6,543       △4,399       2,143 現金及び現金同等物の増減額 (△は減少)   △11,050       △636       10,414 現金及び現金同等物の期首残高       31,125       20,074       △11,050 現金及び現金同等物の期末残高       20,074       19,437       △636 当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比636百万円減少し、19,437百万円となりました。 (a) 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度において、営業活動による資金の増加は4,833百万円(前連結会計年度は8,024百万円の減少)となりました。これは、税金等調整前当期純利益11,502百万円の計上、仕入債務の増加額7,235百万円(前連結会計年度は16,879百万円の減少)等の増加要因があったことによるものです。 (b) 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度において、投資活動による資金の減少は1,071百万円(前連結会計年度は3,516百万円の増加)となりました。これは主として、投資有価証券の売却による収入5,598百万円(前連結会計年度は6,085百万円)等の増加要因があったものの、有形固定資産の取得による支出3,722百万円(前連結会計年度は2,563百万円)、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,943百万円(前連結会計年度は103百万円)等の減少要因があったことによるものです。 (c) 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度において、財務活動による資金の減少は4,399百万円(前連結会計年度は6,543百万円の減少)となりました。これは配当金の支払額2,809百万円(前連結会計年度は2,183百万円)、長期借入金の返済による支出984百万円(前連結会計年度は970百万円)等の減少要因があったことによるものです。 ②資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a) 資金調達の方法及び状況 当社グループの資金調達の方法は、通常の事業活動の展開や支店・倉庫の新設や更新投資等においては、営業活動から得られる資金で賄うことをベースに考えますが、必要に応じて、銀行借入で賄うこともあります。一方、大型の物流センターの建設やM&A等の実施の場合には、銀行借入の他に、社債発行や株式発行等による調達方法も選択肢に加え柔軟に検討いたします。 (b) 資金の主要な使途を含む資金需要の動向 当社グループは、営業活動から得られた資金と外部調達から得られた資金を事業の運転資金や設備・システムの新設・更新・維持投資、それに新規事業投資やM&A等に振り向けるほか、必要な手許資金を残して、余剰資金を適切に株主還元に充当していく考えです。 (c) 株主還元 当社グループは、株主還元を経営の重要課題と位置づけ、当期の株主還元策については、中期経営計画2027における株主還元策の方針変更により、単年度の業績変動の影響を受けにくい株主資本配当率(DOE)を採用し、DOE3.0%以上を基本方針として実施しました。 具体的には、中間配当金を1株につき34円、期末配当金は1株につき36円とし、合わせて年間で1株につき70円(連結配当性向46.0%)とさせて頂きました。 次期につきましては、中間配当金は1株につき35円、期末配当金も1株につき35円とし、年間で1株につき70円とする予定です。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められた会計基準に基づいて作成しています。これらの財務諸表の作成にあたっては、当社グループは重要な見積りや仮定を行う必要があります。会計方針の適用にあたり、特に重要な判断を要する項目は以下のとおりです。 ①のれんの減損 のれんについては、毎年、四半期ごとに、薬局事業及び介護レンタルその他事業内ののれんの発生元における事業環境や将来の業績見通しの変化及び事業戦略等を考慮しながら、減損の必要性を自社内で確認しています。もし、減損の必要があると判定された場合には、独立した外部の評価機関に適正な割引率の算定を委託し、これをもとに減損損失を計上することにしています。 ②その他 以下に示すその他の重要な会計方針の見積り項目につきましても、上記①に記載した当社の仮定に基づき評価等をしております。 (a)貸倒懸念債権等特定の債権の評価 個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金に計上しております。 (b)投資有価証券の評価 回復可能性等を考慮して必要と認められる額につきまして減損処理を行っております。 (c)繰延税金資産の回収可能性 将来の課税所得を見積り、回収可能と判断しております。 (d)賞与引当金 支給見込額に基づき計上しております。 (e)退職給付費用及び退職給付債務に関する割引率及び期待運用収益率 国債の市場利回り等の経済状況を勘案して決定しております。 (5)生産、受注及び販売の状況 ① 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年度比(%) 医薬品卸売事業   542,822   101.3 薬局事業   15,190   102.6 動物用医薬品卸売事業   10,765   108.4 製薬事業   ―   ― 介護レンタルその他事業   3,136   100.2 合計   571,915   101.4 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 ② 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年度比(%) 医薬品卸売事業   572,860   101.5 薬局事業   19,960   102.1 動物用医薬品卸売事業   12,627   108.6 製薬事業   ―   ― 介護レンタルその他事業   5,048   110.3 合計   610,497   101.7 (注) 1.金額は、販売価格によっております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 3.主な相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が10%以上に該当するものはありません。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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