概要
阪和興業は1947年に大阪で鉄鋼卸売業として創業した大手総合商社である。鉄鋼を中核に、非鉄金属、食品、エネルギー、住宅資材など幅広い商材を扱い、鋼材加工やリサイクル金属加工も手掛ける。国内外に約80の拠点を持ち、107の連結子会社で構成される。2025年3月期の連結売上高は2兆5,545億円、営業利益は615億円、従業員数は6,079人。東南アジアや北米など海外売上比率は約40%を占める。
鉄鋼を中核とする7つの事業セグメント
阪和興業の事業は7つの報告セグメントで構成される。最大の鉄鋼事業は条鋼、鋼板、特殊鋼、線材、鋼管などを扱い、2026年3月期の売上高は1兆719億円と全体の約40%を占める。プライマリーメタル事業は合金鉄やステンレス母材、リサイクルメタル事業は非鉄金属のリサイクル原料を扱い、売上高はそれぞれ2,441億円、2,842億円。食品事業は水産物と畜産物で1,505億円、エネルギー・生活資材事業は石油製品や化学品で3,837億円。海外販売子会社は各地域で多種多様な商材を扱い5,177億円、その他(住宅資材・機械)は1,339億円の売上高となる。鉄鋼事業のセグメント利益は387億円と最大だが、プライマリーメタルは1.5億円の損失、リサイクルメタルは13億円の利益など、収益構造は多様である。
国内外に広がる販売網と加工拠点
阪和興業は国内に東京本社、大阪本社、名古屋支社など主要都市に拠点を持ち、海外は北米(米国、カナダ、メキシコ)、中南米、欧州(オランダ、イタリア、英国)、東南アジア(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム)、中国(上海、広州、東莞など)、中東(UAE)、アフリカ(南アフリカ)に子会社を配置する。鉄鋼加工では、メキシコ、タイ、インドネシア、マレーシア、中国などに鋼材サービス拠点を有し、現地での切断・加工・保管サービスを提供する。食品事業では米国やカナダに水産加工拠点を持ち、エネルギー事業ではインドネシアにバイオマス関連会社を置く。連結子会社107社、関連会社37社で構成され、国内外のサプライチェーンを統合している。
安定した収益基盤と財務体質
2026年3月期の連結売上高は2兆6,627億円、営業利益584億円、親会社株主に帰属する当期純利益383億円。自己資本比率は35.3%、ネット負債倍率は0.6倍と財務は健全。過去10年の売上高は1.5兆円から2.6兆円へ拡大し、当期純利益は2020年3月期に137億円の赤字を記録したが、その後回復し2023年3月期には515億円の最高益を達成。収益の源泉は鉄鋼事業が中心だが、海外販売子会社や非鉄金属事業も寄与する。2024年3月期には劣後特約付きローン500億円を実施し、資本性を強化している。
M&Aによる事業拡大と多角化
阪和興業は2010年以降、M&Aを積極的に活用し事業基盤を拡大してきた。昭和メタル(非鉄金属)、ダイコースチール、トーヨーエナジー(エネルギー)、すばる鋼材、シーテルシュリンプ(食品)、廣内スチール、三栄金属(住宅資材)、北陸コラム、福岡鋼業、ダイサン、日興金属、亀井鐵鋼、ジャパンライフなど、鉄鋼関連から食品・エネルギー・住宅資材まで多岐にわたる企業を子会社化。直近ではシンクス(住宅設備)やマルゴ福山水産(食品)を取得。海外でもメキシコやイタリア、英国に新会社を設立し、2017年には再保険会社HANWA REINSURANCE CORP.を設立するなど、リスク分散と収益源の多様化を進めている。
業界の中での役割はマテリアル総合商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01鉄鋼主力
条鋼、鋼板、特殊鋼、線材、鋼管などの鉄鋼製品の販売が中核。加工・保管サービスも提供し、国内外に広がるネットワークで顧客に供給。
- 条鋼
- H形鋼、I形鋼、山形鋼など、建築・土木用形鋼。
- 鋼板
- 薄板、厚板、表面処理鋼板など、自動車・家電・建材向け。
- 特殊鋼
- 合金鋼、工具鋼、ステンレス鋼など、特殊用途向け鋼材。
- 線材
- 棒鋼、線材製品。ばね、ねじ、ワイヤーなどの素材。
- 鋼管
- 電縫管、継目無管など、配管・構造用鋼管。
02プライマリーメタル準主力
ニッケル、クロム、シリコン、マンガンなどの合金鉄やステンレス母材、鉄屑等の冷鉄源を取り扱う。インプットから中間製品までを供給。
- 合金鉄
- 鉄合金(フェロアロイ)。鋼の成分調整や特殊鋼製造に使用。
- ステンレス母材
- ステンレス鋼の原料となるスラブやブルーム。
- 冷鉄源
- 鉄スクラップ、還元鉄など、電炉原料。
03食品準主力
水産物(えび、魚類など)および畜産物(食肉)の輸入・販売。国内外の加工拠点も有する。
04リサイクルメタル副次
アルミニウム、銅、亜鉛、チタン、ニッケル等の非鉄金属リサイクル原料や貴金属を取り扱う。環境負荷低減に貢献。
- リサイクル原料
- アルミ、銅、亜鉛などのスクラップ。溶解・精製後に再生金属として利用。
- 貴金属
- 金、銀、白金族金属の地金やスクラップ。
05エネルギー・生活資材副次
石油製品、工業薬品、化学品、バイオマス・リサイクル燃料を取り扱う。産業用エネルギーや素材を供給。
06その他副次
住宅資材(建材・設備機器)や機械(工作機械・建設機械など)の販売。
07海外販売子会社その他
海外の主要拠点で鉄鋼を中心に多種多様な商品の売買を行う。各地域の市場特性に応じた販売活動を展開。
製品と技術
建築・自動車向け鉄鋼製品の品揃え
鉄鋼事業の主力製品は、建築・土木向けの条鋼(H形鋼、I形鋼、山形鋼)、自動車・家電向けの鋼板(薄板、厚板、表面処理鋼板)、工具やばね向けの特殊鋼(合金鋼、工具鋼、ステンレス鋼)、ねじやワイヤー向けの線材、配管・構造用の鋼管(電縫管、継目無管)である。これらの製品は国内だけでなく、海外の鋼材サービス拠点(メキシコ、タイ、インドネシアなど)で切断・加工・保管され、現地顧客に納入される。また、建設工事の請負も行う。グローバル鉄鋼取扱重量は中計目標で1,700万トンに設定され、加工機能の拡充が競争力の源泉となっている。
非鉄金属・リサイクル原料のサプライチェーン
プライマリーメタル事業では、ニッケル、クロム、シリコン、マンガンなどの合金鉄(フェロアロイ)やステンレス母材、鉄スクラップなどの冷鉄源を取り扱う。南アフリカのSAMANCOR CHROME HOLDINGSはクロム合金の重要な供給源である。リサイクルメタル事業では、アルミニウム、銅、亜鉛、チタン、ニッケルなどの非鉄金属スクラップや貴金属(金、銀、白金族)を扱う。昭和メタルや日興金属などの子会社が回収・加工を担い、溶解・精製後に再生金属として自動車部品や電子機器に供給する。環境負荷低減に貢献する事業として位置づけられている。
食品・エネルギー・住宅資材への多角化
食品事業では、エビや魚類などの水産物と食肉などの畜産物を輸入・販売する。米国子会社シーテルシュリンプは外食産業向け販売が好調で、カナダ法人、国内のハンワフーズ、丸本本間水産、マルゴ福山水産などが加工・販売を担う。エネルギー・生活資材事業では、石油製品、工業薬品、化学品、バイオマス燃料を取り扱い、トーヨーエナジーや西部サービスが中核となる。住宅資材・機械事業では、北陸コラムや三栄金属、シンクスが建材・設備機器を、阪和アルファビジネスが工作機械を販売。これらの事業の売上高は食品1,505億円、エネルギー・生活資材3,837億円、その他1,339億円(2026年3月期)と、鉄鋼に依存しない収益源として機能する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
鉄鋼・金属の総合商社、国内卸売で存在感
当社は鉄鋼を中心とした金属製品の卸売を手がける総合商社で、国内卸売業界では大手の一角を占める。同業他社との比較では、売上高は最大級であり、営業利益率は低いものの、安定した収益基盤を持つ。ライバルとしてリョーサン菱洋ホールディングスなどが挙げられるが、当社は幅広い商品ラインナップと顧客基盤を強みとする。近年の業績は、売上高が増加傾向で、営業利益率はほぼ横ばいである。課題としては、収益性の改善や海外展開があり、またデジタル化の遅れが指摘される。将来的には、付加価値の高いサービスや新規分野への進出が成長の鍵となる。
強み
- 業界最大級の売上規模を持ち、スケールメリットを活かせる。
- 強固なサプライチェーンを有し、安定的な供給が可能。
- 多様な業種の顧客を持ち、幅広い需要に応えている。
- 鉄鋼以外にも金属製品や素材を扱い、総合力で勝負する。
課題
- 売上規模に比べ営業利益率が低く、収益性改善が課題。
- 海外企業との競争が激化しており、グローバル展開の強化が必要。
- デジタル変革が遅れており、業務効率化や新サービス開発が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が阪和興業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9902日伝 | 909億円 | 17.5倍 |
| 2 | 8043スターゼン | 897億円 | 10.5倍 |
| 3 | 3950ザ・パック | 895億円 | 14.9倍 |
| 4 | 3151バイタルケーエスケー・ホールディングス | 864億円 | 10.9倍 |
| 5 | 3946トーモク | 863億円 | 10.0倍 |
| 6 | 8078阪和興業 | 827億円 | 10.1倍 |
| 7 | 8075神鋼商事 | 824億円 | 9.9倍 |
| 8 | 7613シークス | 811億円 | 19.4倍 |
| 9 | 7130ヤマエグループホールディングス | 805億円 | 7.3倍 |
| 10 | 8065佐藤商事 | 789億円 | 11.7倍 |
| 11 | 6331三菱化工機 | 750億円 | 9.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 58件
大阪で鉄鋼卸売業として創業した1947年
阪和興業は1947年4月、大阪市東区に資本金19万8千円で鉄鋼製品の卸売業として設立された。翌1948年12月には東京出張所を開設し、関東圏への販路を拡大。1952年11月には名古屋出張所を設け、国内主要都市への拠点配置を進めた。1963年8月に大阪証券取引所に上場し、1970年9月には東京証券取引所にも上場。この間、鉄鋼専門商社としての基盤を固め、のちの総合商社化への第一歩を踏み出した。
海外子会社の設立と二本社制への移行
1968年9月、初の海外子会社HANWA AMERICAN CORP.を米国に設立。翌1971年7月には香港、1972年4月にはシンガポール、1976年9月にはタイと、アジア拠点を相次いで開設した。1983年7月、東京支社を東京本社に昇格させ、大阪・東京の二本社制を採用。これにより、国内を二極化しつつ海外展開の窓口を東京に集約する体制を整え、グローバル戦略の推進力を高めた。
東南アジアと中国に網を広げた1990年代
1991年2月にマレーシア、1992年12月に台湾、1995年7月に中国(上海)に拠点を設立。東アジア・東南アジアでの販売網を拡充するとともに、1995年4月には国内でも東北支店(仙台)と九州支店(福岡)を開設し、全国展開を進めた。2002年10月には広州、2005年7月には東莞に鋼板加工会社を設立し、中国での加工機能を強化。2004年6月にはタイに鋼材サービス会社を設立するなど、海外でのバリューチェーン構築を本格化させた。
リサイクル・エネルギー・食品分野への進出
2000年6月にエコスチール(現・阪和エコスチール)を設立し、鉄スクラップリサイクル事業に参入。2001年4月には流通センター事業を再編し、東京・大阪・名古屋に専門会社を設立。2006年4月に北海道支店、2007年2月に新潟支店と広島支店を開設。2008年6月には欧州法人(オランダ)、2008年9月にはインドネシア鋼材サービス会社、2009年4月には南アフリカ・ヨハネスブルグ支店を開設。同年7月には米国サンディエゴの鋼材サービス会社を取得し、グローバルカバレッジを拡大した。
M&Aで事業ポートフォリオを拡充した2010年代
2010年4月に昭和メタル、同年8月にダイコースチール、10月にトーヨーエナジーを相次いで子会社化。2011年9月にベトナム法人を設立、12月にすばる鋼材を取得。2012年2月に米国水産会社シーテルシュリンプ、7月に廣内圧延工業(現・廣内スチール)、8月と9月にメキシコ法人2社を設立・取得。2013年10月に三栄金属、11月に北陸コラムを取得し住宅資材分野を強化。2015年4月に福岡鋼業、7月にダイサン、10月に日興金属、12月に西部サービスを傘下に加え、事業ポートフォリオを多角化した。
欧州・新興国展開と直近の子会社化
2017年4月に亀井鐵鋼、10月にジャパンライフ、11月に再保険会社を設立。2018年5月にマレーシアのTATT GIAP STEEL CENTREを子会社化。2020年10月に鉄建工業を追加取得。2022年6月に阪和ダイサン、7月にイタリア法人、12月に田中鉄鋼販売を取得。2024年2月に英国法人、7月にシンクス(住宅資材)、9月にマルゴ福山水産(食品)を子会社化した。これにより連結子会社数は107社に達し、取扱商材と地域の両面で総合商社としての規模を拡大させている。
年表58件を開く
1940年代
- 1947年4月創業大阪市東区に主に鉄鋼製品を扱う卸売業として設立(資本金198,000円 本店:大阪市)
- 1948年12月東京出張所(現・東京本社)開設
1950年代
- 1952年11月名古屋出張所(現・名古屋支社)開設
1960年代
- 1963年8月上場大阪証券取引所上場
- 1968年9月HANWA AMERICAN CORP.(現・連結子会社)設立
1970年代
- 1970年9月上場東京証券取引所上場
- 1971年7月阪和(香港)有限公司(現・連結子会社)設立
- 1972年4月HANWA SINGAPORE (PRIVATE) LTD.(現・連結子会社)設立
- 1976年9月HANWA THAILAND CO., LTD.(現・連結子会社)設立
1980年代
- 1983年7月東京支社を東京本社に昇格、二本社制を採用
1990年代
- 1991年2月HANWA (MALAYSIA) SDN. BHD. (現・連結子会社)設立
- 1992年12月台湾阪和興業股份有限公司(現・連結子会社)設立
- 1995年4月東北支店(仙台市)、九州支店(現・九州支社(福岡市))開設
- 1995年7月阪和貿易(上海)有限公司(現・阪和(上海)管理有限公司(現・連結子会社))設立
- 1997年3月㈱阪和アルファビジネス(現・連結子会社)設立
2000年代
- 2000年3月HANWA CANADA CORP.(現・連結子会社)設立
- 2000年6月エコスチール㈱(現・阪和エコスチール㈱(現・連結子会社))設立
- 2001年4月㈱阪和流通センターをエイチケイ流通センター東京㈱(現・阪和流通センター東京㈱(現・連結子会社))、エイチケイ流通センター大阪㈱(現・阪和流通センター大阪㈱(現・連結子会社))及びエイチケイ流通センター名古屋㈱(現・阪和流通センター名古屋㈱(現・連結子会社))に再編
- 2002年4月阪和スチールサービス㈱(現・連結子会社)設立
- 2002年10月広州阪和貿易有限公司(現・連結子会社)設立
- 2004年6月HANWA STEEL SERVICE (THAILAND) CO., LTD.(現・連結子会社)設立
- 2005年7月阪和鋼板加工(東莞)有限公司(現・連結子会社)設立
- 2006年4月北海道支店(札幌市)開設
- 2007年2月新潟営業所(現・新潟支店(新潟市))、広島営業所(現・中国支店(広島市))開設
- 2008年6月HANWA EUROPE B.V. (現・連結子会社)設立
- 2008年9月PT. HANWA STEEL SERVICE INDONESIA(現・連結子会社)設立
- 2009年4月ヨハネスブルグ支店開設
- 2009年7月SAN DIEGO VISTA STEEL SERVICE CORP. (現・連結子会社)設立
2010年代
- 2010年4月M&A昭和メタル㈱(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化
- 2010年8月ダイコースチール㈱(現・ダイコー小和野㈱(現・連結子会社))の株式を取得
- 2010年10月トーヨーエナジー㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2011年9月HANWA VIETNAM CO., LTD.(現・連結子会社)設立
- 2011年10月静岡営業所(現・静岡支店(静岡市))開設
- 2011年12月すばる鋼材㈱(現・すばるスチール㈱(現・連結子会社))の株式を取得
- 2012年2月M&ASEATTLE SHRIMP & SEAFOOD COMPANY, INC.(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化
- 2012年7月廣内圧延工業㈱(現・廣内スチール㈱(現・連結子会社))の株式を取得
- 2012年8月HANWA MEXICANA S.A. DE C.V.(現・連結子会社)設立
- 2012年9月HANWA STEEL SERVICE MEXICANA, S.A. DE C.V.(現・連結子会社)設立
- 2012年11月ハンワフーズ㈱(現・連結子会社)設立
- 2013年10月三栄金属㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2013年11月北陸コラム㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2014年7月丸本本間水産㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2014年7月北陸事務所(現・北陸支店(富山市))開設
- 2015年4月福岡鋼業㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2015年7月㈱ダイサン(現・連結子会社)の株式を取得
- 2015年10月M&A日興金属㈱(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化
- 2015年12月西部サービス㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2017年4月亀井鐵鋼㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2017年10月ジャパンライフ㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2017年11月HANWA REINSURANCE CORP.(現・連結子会社)設立
- 2018年5月M&ATATT GIAP STEEL CENTRE SDN. BHD.(現・HANWA STEEL CENTRE (M) SDN. BHD.(現・連結子会社))の株式を追加取得し子会社化
2020年代
- 2020年10月M&A鉄建工業㈱(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化
- 2022年6月阪和ダイサン㈱(現・連結子会社)設立
- 2022年7月HANWA ITALIA S.R.L.(現・連結子会社)設立
- 2022年12月田中鉄鋼販売㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2024年2月HANWA UK LTD.(現・連結子会社)設立
- 2024年7月シンクス㈱(現・連結子会社)の株式を取得
- 2024年9月㈱マルゴ福山水産(現・連結子会社)の株式を取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2029年3月期まで12.0%以上
- 経常利益2029年3月期まで750億円
- 投融資枠(中計期間3年累計)2029年3月期まで1,600億円
- グローバル鉄鋼取扱重量2029年3月期まで1,700万トン
- Net DER2029年3月期まで1.0倍程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
サプライチェーン創造型商社への進化
従来のトレーディング機能を基盤に、サプライチェーン全体の設計・統合を通じた付加価値創出へ進化させ、持続的な企業価値向上を目指す。
- 02
攻めの事業投資とポートフォリオ再構築
非連続的成長を目指し、成長市場への重点投資、既存事業・資産の入れ替えによるキャッシュ創出と好循環を確立し、事業ポートフォリオの磨き上げ・再構築を推進する。
- 03
ユーザー・社会課題解決型ビジネスの拡大
強みであるサプライチェーン創造力を起点に、「ユーザー課題解決型ビジネス」と「社会課題解決型ビジネス」を成長の中核に位置づけ、収益機会の創出を図る。
- 04
DX・人的資本・サステナビリティの一体化推進
DX・AI・データ活用の経営実装、多様な人材の活躍を支える人的資本戦略、脱炭素・資源循環等のサステナビリティ戦略を一体的に推進し、持続的成長を支える基盤を強化する。
- 05
規律ある資本政策と株主還元の強化
資本コストを意識した経営を徹底し、信用格付A格維持、Net DER1.0倍程度の規律ある有利子負債活用、DOE3.5%下限と総還元性向40%程度の株主還元を実施する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で6,079人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は998万円で、9期前と比べて+20.4%。平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は11.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 3,155 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 3,576 | — |
| 2019年3月 | 829 | 37.1 | 12.5 | 4,080 | — |
| 2020年3月 | 807 | 37.6 | 12.6 | 4,627 | — |
| 2021年3月 | 798 | 38.2 | 13.1 | 4,845 | — |
| 2022年3月 | 843 | 38.4 | 13.1 | 5,123 | — |
| 2023年3月 | 885 | 38.2 | 12.6 | 5,442 | — |
| 2024年3月 | 849 | 37.8 | 12.0 | 5,508 | — |
| 2025年3月 | 926 | 37.4 | 11.5 | 5,688 | 1,081 |
| 2026年3月 | 998 | 37.4 | 11.3 | 6,079 | 961 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社85社(国内 46 / 海外 39、うち連結子会社 27) を有報から抽出しています。
- 国内阪和エンジニアリング㈱東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内阪和エコスチール㈱千葉県鎌ケ谷市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内阪和流通センター東京㈱千葉県習志野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内阪和流通センター大阪㈱堺市堺区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内阪和流通センター名古屋㈱愛知県海部郡 飛島村 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内阪和スチールサービス㈱滋賀県甲賀市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内廣内スチール㈱大阪府八尾市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ダイサン大阪市西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内福岡鋼業㈱岡山県津山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三栄金属㈱大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内田中鉄鋼販売㈱埼玉県羽生市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内北陸コラム㈱富山県射水市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社73社を開く
- ㈱トーハンスチール千葉県船橋市100%
- ジャパンライフ㈱東京都江東区100%
- すばるスチール㈱大阪市大正区100%
- ダイコー小和野㈱大阪市住之江区100%
- 亀井鐵鋼㈱愛媛県松山市100%
- 大鋼産業㈱大阪市中央区100%
- 阪和ダイサン㈱東京都中央区100%
- ㈱出雲テック大阪市中央区100%
- 鉄建工業㈱福井県坂井市100%
- 太洋鋼材㈱大阪市中央区100%
- ㈱松岡鋼材滋賀県甲賀市100%
- ㈱カネキ京都府久世郡 久御山町99%
- MS日吉鋼材㈱愛媛県今治市70%
- 山陽鋼材㈱広島市中区51%
- HANWA STEEL SERVICE MEXICANA S.A. DE C.V. (注)3Guanajuato, Mexico100%
- SAN DIEGO VISTA STEEL SERVICE CORP. (注)3California, U.S.A.100%
- PT. HANWA STEEL SERVICE INDONESIABekasi, Indonesia100%
- HANWA STEEL CENTRE (M) SDN. BHD.Penang, Malaysia100%
- HANWA STEEL SERVICE (THAILAND) CO., LTD.Chonburi, Thailand100%
- 阪和鋼板加工(東莞)有限公司東莞、中国100%
- 長富不銹鋼中心(蘇州)有限公司太倉、中国74%
- HANWA SMC STEEL SERVICE HA NOI CO., LTD.Ha Noi, Vietnam65%
- 日本南アフリカクロム㈱東京都中央区50%
- 昭和メタル㈱川崎市川崎区100%
- 日興金属㈱北九州市門司区100%
- 正起金属加工㈱愛知県知多郡 武豊町97%
- PT. HANWA ROYAL METALSJawa Timur, Indonesia51%
- ハンワフーズ㈱東京都中央区100%
- ㈱マルゴ福山水産北海道稚内市100%
- 丸本本間水産㈱札幌市西区100%
- 東日本フーズ㈱宮城県石巻市78%
- SEATTLE SHRIMP & SEAFOOD COMPANY, INC.Washington, U.S.A.100%
- HANWA CANADA CORP.Vancouver, Canada100%
- トーヨーエナジー㈱大阪市中央区100%
- 西部サービス㈱大阪市淀川区100%
- ㈲アルファフォルム大阪市淀川区100%
- HANWA SINGAPORE (PRIVATE) LTD. (注)3Singapore100%
- HANWA AMERICAN CORP.New Jersey, U.S.A.100%
- HANWA THAILAND CO., LTD.Bangkok, Thailand100%
- HANWA METALS (THAILAND) CO., LTD.Rayong, Thailand100%
- HANWA VIETNAM CO., LTD.Ho Chi Minh, Vietnam100%
- 阪和(香港)有限公司香港、中国100%
- HANWA MEXICANA S.A. DE C.V.Mexico DF, Mexico100%
- HANWA UK LTD.London, U.K.100%
- HANWA (MALAYSIA) SDN. BHD.Kuala Lumpur, Malaysia100%
- 広州阪和貿易有限公司広州、中国100%
- HANWA ITALIA S.R.L.Milano, Italy100%
- 阪和(上海)管理有限公司上海、中国100%
- 台湾阪和興業股份有限公司台北、台湾100%
- HANWA EUROPE B.V.Amsterdam, The Netherlands100%
- PT. HANWA INDONESIA (注)3Jakarta, Indonesia100%
- シンクス㈱静岡県焼津市100%
- ㈱阪和アルファビジネス東京都中央区100%
- HANWA REINSURANCE CORP.Pohnpei, Micronesia100%
- 近江産業㈱大阪市大正区39%
- ステンレスパイプ工業㈱堺市美原区34%
- メタルテック㈱東京都墨田区33%
- ㈱富士昭サンマテック大阪市中央区30%
- ㈱東京富士昭東京都港区30%
- 三沢興産㈱大阪市北区20%
- 近江テクノメタル㈱(注)5大阪市大正区0%
- SOHBI CRAFT POLAND SP. Z O.O.Lysomice, Poland29%
- SENDO STEEL PIPE JOINT VENTURE CO., LTD.Ba Ria Vung Tau, Vietnam25%
- SOHBI KOHGEI (PHILS.), INC.Batangas, Philippines25%
- SMC TOAMI LLC.Ba Ria Vung Tau, Vietnam25%
- HANWA FELLOWS ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.Bangkok, Thailand25%
- 鈴木住電鋼線製品(広州)有限公司広州、中国22%
- NST SAIGON COIL CENTER CO., LTD.Binh Duong, Vietnam20%
- SMC TRADING INVESTMENT JSC. (注)5Ho Chi Minh, Vietnam20%
- SAMANCOR CHROME HOLDINGS PROPRIETARY LTD.Johannesburg, South Africa34%
- COSMOSTEEL HOLDINGS PTE. LTD.Singapore30%
- 江陰市暁達金属製品製造股份有限公司江陰、中国21%
- PT. GARUDA YAMATO STEEL (注)5West Java, Indonesia15%
- NLHanwa Europe B.V.
- SGHANWA SINGAPORE (PRIVATE) LIMITED
- THบริษัท ฮันวาไทย จำกัด
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達17.2億円金の売払い財務省 · 2022-02-24
- 調達2.2億円令和8年度第1回地金入札 区分2(青銅)財務省 · 2026-04-22
- 調達1.8億円令和7年度第8回地金入札 区分2(青銅)財務省 · 2025-12-10
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2.7兆円、営業利益は584億円。前期と比べると増収減益で、売上が+4.2%、利益が-5.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3.0兆円 | 2.7兆円 |
| 営業利益 | 625億円 | 584億円 |
| 純利益 | 400億円 | 383億円 |
| 1株あたり配当 | ¥66 | ¥66 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は7,186億円、営業利益は206億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.1%、営業利益は+26.4%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 0.64 | — | — | 66 |
| 2024年1Q | 0.61 | 163 | 2.7 | 115 |
| 2024年2Q | 0.59 | 100 | 1.7 | 76 |
| 2024年3Q | 0.63 | 162 | 2.6 | 117 |
| 2024年4Q | 0.61 | — | — | 76 |
| 2025年2Q | 1.26 | 289 | 2.3 | 202 |
| 2025年4Q | 1.30 | 326 | 2.5 | 253 |
| 2026年2Q | 1.28 | 277 | 2.2 | 167 |
| 2026年4Q | 1.38 | 307 | 2.2 | 216 |
| 2027年1Q | 0.72 | 206 | 2.9 | 115 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1.5兆円から2.7兆円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.51 | — | 89 | — | 47 |
| 北陸事務所(現・北陸支店(富山市))開設 | |||||
| 2014年3月 | 1.68 | — | 147 | — | 79 |
| 日興金属㈱(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化 | |||||
| 2015年3月 | 1.74 | — | 143 | — | 91 |
| 2016年3月 | 1.51 | — | 154 | — | 255 |
| HANWA REINSURANCE CORP.(現・連結子会社)設立 | |||||
| 2017年3月 | 1.51 | — | 229 | — | 164 |
| TATT GIAP STEEL CENTRE SDN. BHD.(現・HANWA STEEL CENTRE (M) SDN. BHD.(現・連結子会社))の株式を追加取得し子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 1.79 | — | 255 | — | 174 |
| 2019年3月 | 2.07 | — | 234 | — | 139 |
| 鉄建工業㈱(現・連結子会社)の株式を追加取得し子会社化 | |||||
| 2020年3月 | 1.91 | — | −126 | — | −137 |
| 2021年3月 | 1.75 | — | 288 | — | 196 |
| 阪和ダイサン㈱(現・連結子会社)設立 | |||||
| 2022年3月 | 2.16 | — | 627 | — | 436 |
| 2023年3月 | 2.67 | — | 643 | — | 515 |
| HANWA UK LTD.(現・連結子会社)設立 | |||||
| 2024年3月 | 2.43 | — | 483 | — | 384 |
| 2025年3月 | 2.55 | 615 | 597 | 2.4 | 455 |
| 2026年3月 | 2.66 | 584 | 523 | 2.2 | 383 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2.7兆円のうち、営業利益として残るのは584億円で2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は383億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金94.7%2.5兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.1%827億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%584億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが743億円、投資CFが−108億円で、差し引きのフリーCFは635億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は855億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 194 | −51 | −164 | 143 | 232 |
| 2014年3月 | 3 | −52 | −49 | −49 | 159 |
| 2015年3月 | 18 | −137 | 193 | −119 | 245 |
| 2016年3月 | 531 | −104 | −418 | 427 | 258 |
| 2017年3月 | 40 | −184 | 154 | −144 | 272 |
| 2018年3月 | −198 | −400 | 664 | −598 | 349 |
| 2019年3月 | 154 | −206 | 281 | −52 | 584 |
| 2020年3月 | 743 | −242 | −423 | 501 | 672 |
| 2021年3月 | 190 | −42 | −342 | 148 | 509 |
| 2022年3月 | −2,808 | −150 | 4,068 | −2,958 | 1,651 |
| 2023年3月 | 2,842 | −65 | −3,518 | 2,777 | 841 |
| 2024年3月 | 182 | 10 | −263 | 192 | 765 |
| 2025年3月 | 101 | −218 | 3 | −117 | 653 |
| 2026年3月 | 743 | −108 | −476 | 635 | 855 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,330億円で、自己資本比率は35.3%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.55 | 1,207 | 0.43 | 21.4 |
| 2014年3月 | 0.59 | 1,254 | 0.47 | 20.6 |
| 2015年3月 | 0.65 | 1,427 | 0.51 | 21.7 |
| 2016年3月 | 0.60 | 1,561 | 0.44 | 25.8 |
| 2017年3月 | 0.69 | 1,716 | 0.52 | 24.5 |
| 2018年3月 | 0.86 | 2,037 | 0.66 | 21.8 |
| 2019年3月 | 0.93 | 2,025 | 0.73 | 20.2 |
| 2020年3月 | 0.80 | 1,661 | 0.63 | 20.5 |
| 2021年3月 | 0.82 | 1,919 | 0.63 | 22.9 |
| 2022年3月 | 1.72 | 2,405 | 1.47 | 13.8 |
| 2023年3月 | 1.16 | 3,088 | 0.85 | 26.2 |
| 2024年3月 | 1.17 | 3,568 | 0.81 | 30.1 |
| 2025年3月 | 1.17 | 3,895 | 0.78 | 32.9 |
| 2026年3月 | 1.21 | 4,330 | 0.78 | 35.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中99位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中244位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,953で、1年前と比べて+59.0%。過去52週の値幅のなかでは96%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.1倍 |
| PER (会社予想) | 9.5倍 |
| PBR | 0.86倍 |
| 配当利回り | 3.38% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月7日に3.7%上昇し1821円と、年初来高値1927円に迫る水準。1か月で6%上昇、1年では51%高と上昇トレンドが続く。25日線1719.32円や75日線1716.49円を上回り、200日線1568.75円も大きく上回る。RSIは75.79と買われ過ぎ圏にあり、短期的な過熱感が意識される。出来高は8月7日に745500株と増加し、買い意欲の強さを示す。ただし、高値圏での変動が大きく、注意が必要。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)。
PERが9.42倍と業界平均の17.78倍を大きく下回り、予想PERも8.9倍と低い。PBRは0.8286倍で平均の1.24倍を下回り、配当利回りは3.62%と平均の2.99%を上回る。ROEは9.4%と安定しており、収益性も良好。配当性向は37.7%と健全で、今後の増配余地もある。総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.1倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 9.5倍 | — |
| PBR | 0.86倍 | 1.24倍 |
| ROE | 9.4% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
鉄鋼市況の変動と世界的な需要動向が投資論点の中心。強気派は資源価格の上昇局面で利益が拡大し、東南アジアの成長市場への展開が将来の収益を牽引するとみる。一方、弱気派は市況の下落時に収益が大きく悪化するリスクや、中国市場の減速、競争激化によるマージン低下を懸念する。安定した配当利回りも評価されつつ、市況敏感なビジネスモデルが課題。
- グローバルな販売網
中国や東南アジアに拠点を持ち、成長市場を取り込む。
- 高配当利回り
配当利回り3.62%と投資家に還元。
- 安定収益基盤
売上高2.5兆円超と大規模で多角化が進む。
- PER9.42倍・PBR0.83倍の割安修正通年影響強
PER9.42倍、PBR0.83倍と割安
- 売上高2兆6627億円で過去最高決算発表後影響中
売上高は前期比1,082億円増の2兆6,627億円
- 配当利回り3.62%を上回る増配余地次回株主総会影響中
配当利回り3.62%と高水準
- 外国人保有27.2%と需給良好継続影響弱
外国人保有比率27.2%と高く、買い意欲が続く
- 市況依存のリスク
鉄鋼価格の変動で収益が大きく左右される。
- 中国需要の減速
主要市場である中国の景気減速が打撃。
- 競争激化
同業他社との価格競争でマージンが縮小。
- 営業利益584億円と減益転換決算発表後影響強
2026年3月期営業利益は前期比31億円減の584億円
- 純利益が383億円へ2年ぶり減益通年影響中
純利益は455億円から383億円へ72億円減
- 営業利益率が2.41%→2.19%に低下決算発表後影響中
営業利益率は2.41%→2.19%に低下
- 年初来51%高で高値警戒感継続影響弱
年初来上昇率51.53%と高値警戒
- 鉄鋼取引量
- 主力商材の販売動向が業績の鍵を握るため。
- 海外売上比率
- グローバル展開の進捗と市況影響を測るため。
- 在庫評価損益
- 資源価格変動が在庫評価に与える影響を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり66円で、前期から+28.9%。いまの株価に対する利回りは3.38%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 19 | — | 24.8 |
| 2018年3月 | 17 | −10.5 | 34.9 |
| 2019年3月 | 30 | 76.5 | 52.2 |
| 2020年3月 | 20 | −33.3 | — |
| 2021年3月 | 12 | −40.0 | 15.3 |
| 2022年3月 | 20 | 66.7 | 13.2 |
| 2023年3月 | 26 | 30.0 | 12.7 |
| 2024年3月 | 37 | 42.3 | 28.9 |
| 2025年3月 | 45 | 21.6 | 25.9 |
| 2026年3月 | 58 | 28.9 | 37.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥66
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,184人。区分でいちばん多いのは個人・その他で33.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.4%を占め、残る63.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.3 | 29.1 | 30.1 | 28.3 | 29.8 | 33.7 |
| 外国法人 | 28.9 | 27.7 | 28.5 | 27.9 | 26.6 | 27.1 |
| 金融機関 | 27.1 | 27.0 | 25.2 | 27.4 | 26.6 | 22.7 |
| 事業法人 | 13.3 | 14.5 | 14.4 | 14.4 | 14.4 | 13.7 |
| 自己株式 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 3.9 | 4.6 | 8.1 |
| 証券会社 | 1.3 | 1.7 | 1.7 | 2.1 | 2.6 | 2.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.39 |
| 02 | 阪和興業取引先持株会 | 5.74 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.76 |
| 04 | 阪和興業社員持株会 | 2.70 |
| 05 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.39 |
| 06 | 株式会社三井住友銀行 | 1.80 |
| 07 | DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.49 |
| 08 | 日本製鉄株式会社 | 1.42 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.41 |
| 10 | BNYM AS AGT/CLTS NON TREATYJASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.36 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+748%、1株純資産は14期で+285%。直近期のROEは9.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 23 | 571 | 4.1 | 14.9 | 55.8 |
| 2014年3月 | 38 | 592 | 6.6 | 10.5 | 30.6 |
| 2015年3月 | 44 | 682 | 6.9 | 11.1 | 36.9 |
| 2016年3月 | 123 | 747 | 17.2 | 3.9 | 16.0 |
| 2017年3月 | 401 | 4,194 | 10.1 | 9.9 | 24.8 |
| 2018年3月 | 427 | 4,622 | 9.7 | 10.5 | 34.9 |
| 2019年3月 | 342 | 4,633 | 7.4 | 9.0 | 52.2 |
| 2020年3月 | −337 | 4,027 | −7.8 | — | — |
| 2021年3月 | 483 | 4,656 | 11.1 | 7.0 | 15.3 |
| 2022年3月 | 215 | 1,167 | 20.5 | 3.0 | 13.2 |
| 2023年3月 | 253 | 1,492 | 19.1 | 3.1 | 12.7 |
| 2024年3月 | 189 | 1,727 | 11.7 | 6.3 | 28.9 |
| 2025年3月 | 225 | 1,897 | 12.4 | 4.3 | 25.9 |
| 2026年3月 | 193 | 2,198 | 9.4 | 8.0 | 37.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
19名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/3期の役員報酬は総額610百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中川洋一 | 代表取締役社長 | 65 | 990 |
| 山本浩雅 | 取締役 副社長執行役員 | 66 | 705 |
| 畠中康司 | 取締役 副社長執行役員 | 66 | 755 |
| 篠山陽一 | 取締役 専務執行役員 | 64 | 481 |
| 松原圭司 | 取締役 専務執行役員 | 65 | 794 |
| 本田恒 | 取締役 専務執行役員 | 57 | 292 |
| 堀龍兒 | 取締役 | 83 | 112 |
| 中井加明三 | 取締役 | 76 | 200 |
| 古川玲子 | 取締役 | 67 | 25 |
| 佐藤千佳 | 取締役 | 64 | 6 |
| 川西英夫 | 取締役 常勤監査等委員 | 76 | 1,279 |
| 髙橋秀行 | 取締役 監査等委員 | 69 | 10 |
残りの役員7名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 櫻井直哉 | 取締役 監査等委員 | 69 | 4 |
| 國賀久徳 | 取締役 監査等委員 | 66 | 20 |
| 宮野好史 | 取締役 専務執行役員 | 62 | 601 |
| 内藤憲治 | 取締役 常務執行役員 | 58 | 228 |
| 渡辺安彦 | 取締役 常務執行役員 | 57 | 175 |
| 松本大吾 | 取締役 執行役員 | 54 | 303 |
| 竹迫隆一 | 取締役 常勤監査等委員 | 62 | 281 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 272 | 130 | 70 | 474 | 59 |
| 社外取締役 | 10 | 100 | — | — | 100 | 10 |
| 取締役(社内) | 1 | 22 | — | — | 22 | 22 |
| 監査役 | 2 | 14 | — | — | 14 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,643字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,952字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,499字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,296字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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