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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.77-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

神鋼商事

Shinsho Corporation8075 · Prime · 卸売業

鉄鋼・非鉄金属・機械などを扱う総合商社。国内海外で多様な商品を取引し、関連商品の製造やサービスも提供。

概要

神鋼商事は、神戸製鋼所グループの中核を担う総合商社である。鉄鋼、非鉄金属、原料、機械、溶接の5分野で、原材料から加工品までを国内外の顧客に供給する。2026年3月期の連結売上高は6,081億円、営業利益は116億円。従業員数は約1,428人。本社を大阪市中央区に置き、国内外に42の連結子会社を持つ。

神戸製鋼所向け売上が7%を占めるグループ商社

神鋼商事の最大の取引先は神戸製鋼所であり、2026年3月期の販売実績は426億円(売上高比7.0%)。神戸製鋼所グループの中核商社として、同社の鉄鋼・非鉄製品の販売や原料調達を担う。一方で、神戸製鋼所以外の顧客への販売も多く、多様な産業に製品を供給している。

鉄鋼ユニットが売上の4割を占める5セグメント体制

事業は5つのセグメントに分かれる。2026年3月期の売上高は、鉄鋼ユニット2,500億円、アルミ・銅ユニット1,879億円、原料ユニット776億円、機械ユニット637億円、溶接ユニット285億円。営業利益では機械ユニットが30億円と最も高い一方、原料ユニットは0.6億円の損失。収益構造はセグメントによって異なり、機械・溶接は利益率が高い。

26の国と地域に広がる海外ネットワーク

神鋼商事は1966年の米国進出以降、世界各地に拠点を設立。現在は北米、欧州、東南アジア、中国、インドなどに子会社を持つ。主要な海外子会社には、Shinsho American Corp.(米国)、Shinsho Europe GmbH(ドイツ)、上海神商貿易有限公司(中国)、Kobelco Trading India Private Limitedなどがある。これらは現地での販売・加工・製造を担う。

連結子会社42社によるグループ経営

当社グループは神鋼商事本体と連結子会社42社、持分法適用会社19社で構成される。子会社には、神商鉄鋼販売、神商非鉄、神鋼商事メタルズなどの国内販売・加工会社や、海外現地法人がある。グループ全体で一貫したサプライチェーンを提供する。

業界の中での役割は総合商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,081億円
営業利益
116億円
営業利益率
1.9%
純利益
83億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鉄鋼主力

国内及び海外において鉄鋼製品の販売、輸出入、加工などを行う。主要取引品目は鉄鋼。

主な製品・サービス1
鉄鋼
厚板、薄板、形鋼、鋼管など多様な鉄鋼製品を扱い、販売・加工・輸出入を展開。

02アルミ・銅準主力

アルミや銅などの非鉄金属の販売、加工、輸出入を行う。主要取引品目はアルミ、銅。

主な製品・サービス1
アルミ・銅
アルミニウム地金、銅地金、圧延品などを扱い、産業資材として供給。

03原料準主力

鉄鋼原料、非鉄原料などの資源・原料の調達・販売を行う。

主な製品・サービス1
原料
鉄鉱石、石炭、スクラップなどの原料を扱い、国内外の需要家に供給。

04機械準主力

産業機械、建設機械、工作機械などの販売・輸出入を行う。

主な製品・サービス1
機械
各種産業機械、プラント設備、建設機械などを取り扱い、国内外に販売。

05溶接副次

溶接材料、溶接機器、関連装置の販売を行う。

主な製品・サービス1
溶接
溶接棒、ワイヤ、溶接機、周辺機器などを扱い、製造業等に供給。

製品と技術

厚板・形鋼・鋼管など多品種の鉄鋼製品

鉄鋼ユニットでは、特殊鋼、鋼板、形鋼、鋼管など多様な鉄鋼製品を扱う。主に神戸製鋼所の製品を中心に、他の鉄鋼メーカーの製品も取り揃える。自動車向けの特殊鋼や建築向けの厚板・形鋼が主力。2026年3月期の鉄鋼ユニット売上高は2,500億円で全社の約41%を占める。

アルミ地金・銅地金から圧延品まで非鉄金属

アルミ・銅ユニットでは、アルミニウム地金、銅地金、アルミ圧延品、銅板条、空調銅管などを供給。自動車向けアルミ部品や端子コネクター向け銅板条が需要をけん引する。非鉄原料としてアルミ再生塊や銅屑も扱う。2026年3月期の売上高は1,879億円。

鉄鋼主原料からバイオマス燃料まで原料調達

原料ユニットは、鉄鉱石、石炭、スクラップなどの鉄鋼原料を神戸製鋼所などに供給。また、資源循環ビジネスやバイオマス燃料も手掛ける。近年は需給緩和や取引環境変化により収益性が低下し、2026年3月期は0.6億円の損失を計上した。

圧縮機・冷熱機器・PVD装置など産業機械

機械ユニットでは、非汎用圧縮機、冷熱・ヒートポンプ、PVD装置、電気溶解炉、粉体装置、LNG向け機器などを販売。神戸製鋼所の機械製品の他、海外からの輸入品も扱う。2026年3月期は脱炭素関連機器や製鉄所向け納入が増加し、営業利益30億円で全セグメント中最高の利益率を達成。

溶接棒から溶接機まで溶接トータルソリューション

溶接ユニットでは、溶接棒、ワイヤ、溶接機、周辺機器を製造・販売。生産材料としてステンレス材や溶剤原料も扱う。国内外の製造業、特に自動車・重工業向けに供給。2026年3月期の売上高は285億円、営業利益は6億円。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

鉄鋼商社で国内中堅、金属・機械一括納入

鉄鋼や金属製品を中心に扱う専門商社で、国内の卸売業界において中堅のポジションにある。売上高は2024年3月期の5914億円から2025年3月期には6172億円へ増加したが、2026年3月期は6081億円と微減の見込み。営業利益率は2.14%から1.91%へと低下しており、収益性が課題となっている。同業他社では、高千穂交易やリョーサン菱洋ホールディングスが挙げられ、鉄鋼分野では神鋼グループの系列商社として強みを持つが、事業ポートフォリオの多様性ではリョーサン菱洋に及ばない。国内需要の頭打ちや海外競合の台頭により、収益構造の転換が迫られている。

強み

  • 鉄鋼分野の専門知識と神鋼グループの信用力で、顧客から高い信頼を得ている。
  • 建設・製造業など多分野の顧客を有し、安定した取引基盤を持つ。
  • 神鋼グループの一員として、安定した鉄鋼供給ルートを確保している。
  • 売上高規模が6000億円超で、大型商談やプロジェクトへの対応力がある。

課題

  • 営業利益率が2%前後と低く、価格競争や市況変動の影響を受けやすい。
  • 国内の鉄鋼需要は生産拠点の海外移転や構造変化で頭打ち傾向。
  • リョーサン菱洋などが扱う電子部品など多角化に遅れをとり、競争力低下が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が神鋼商事

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18043スターゼン897億円10.5倍
23950ザ・パック895億円14.9倍
33151バイタルケーエスケー・ホールディングス864億円10.9倍
43946トーモク863億円10.0倍
58078阪和興業827億円10.1倍
68075神鋼商事824億円9.9倍
77613シークス811億円19.4倍
87130ヤマエグループホールディングス805億円7.3倍
98065佐藤商事789億円11.7倍
106331三菱化工機750億円9.5倍
119274KPPグループホールディングス730億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

大阪で創業した1946年

1946年11月、大阪市東区(現中央区)に太平商事株式会社として設立。戦後復興期の需要を見込み、鉄鋼商社としてスタート。1948年に名古屋営業所、1954年に福岡出張所を開設し、国内販売網を整えた。

吸収合併と商号変更を経た1960年

1959年に株式会社湯浅商店を吸収合併し、事業規模を拡大。1960年6月、社名を神鋼商事株式会社に変更。1961年8月には大阪・東京両証券取引所に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。

初の海外拠点を米国に設立した1966年

1966年8月、米国にThe Shinsho American Corp.(現Shinsho American Corp.)を設立。これが初の海外現地法人となる。その後、1987年にマレーシア、1988年にタイ、1992年に台湾とアジアへの展開を進めた。

国内子会社の設立で機能を分化した1980年代

1982年に神商金属加工株式会社(現神商非鉄)、1986年に神商金属販売株式会社(現神商鉄鋼販売)を設立。金属加工・販売機能を子会社化し、効率化を図った。1987年には神戸支社を開設。

中国市場への本格参入とアジアネットワークの拡大

1998年4月、上海神商貿易有限公司を設立し中国に進出。2006年には蘇州神商金属有限公司と神鋼商貿(上海)有限公司を設立し、中国での生産・販売拠点を強化。同時期に韓国(2005年)、インド(2011年)、インドネシア(2011年)、ベトナム(2011年)にも子会社を設立。

欧州・メキシコ進出とM&Aによる事業拡大

2008年12月、ドイツにShinsho Europe GmbHを設立し欧州に参入。2013年4月にはメキシコに進出。2014年7月にはコベルコ筒中トレーディング株式会社を買収し、神鋼商事メタルズ株式会社として統合。2015年には韓国法人KTN Co.,Ltd.を買収するなど、M&Aを活用した成長を遂げた。

年表33件を開く

1940年代

  • 1946年11月大阪市東区(現・大阪市中央区)に太平商事㈱として設立・創業
  • 1948年5月名古屋営業所(現・名古屋支社)を開設

1950年代

  • 1954年5月福岡出張所(現・九州支社)を開設
  • 1959年10月M&A㈱湯浅商店を吸収合併

1960年代

  • 1960年6月商号変更神鋼商事㈱に商号変更
  • 1961年8月上場大阪・東京両証券所に株式上場
  • 1966年8月米国にThe Shinsho American Corp.(現・Shinsho American Corp.:連結子会社)設立

1980年代

  • 1982年7月神商金属加工㈱(現・神商非鉄㈱:連結子会社)設立
  • 1986年1月神商金属販売㈱(現・神商鉄鋼販売㈱:連結子会社)設立
  • 1987年2月神戸支社を開設
  • 1987年9月マレーシアにShinsho(Malaysia)Sdn.Bhd.(現・連結子会社)設立
  • 1988年5月タイ国にThai Escorp Ltd.(現・連結子会社)設立

1990年代

  • 1992年11月台湾に台湾神商股份有限公司(現・連結子会社)設立
  • 1996年11月豪州にShinsho Australia Pty.Ltd.(現・Kobelco Trading Australia Pty.Ltd.:連結子会社)設立
  • 1998年4月中国に上海神商貿易有限公司(現・連結子会社)設立
  • 1998年9月神商ビジネスサポート㈱(現・連結子会社)設立

2000年代

  • 2001年11月米国にShinsho-Meihoku Wire, Inc.(現・連結子会社)設立
  • 2002年1月M&A米国法人Grand Blanc Processing L.L.C.(現・連結子会社)買収
  • 2005年1月韓国に韓国神商㈱(現・連結子会社)設立
  • 2006年7月中国に蘇州神商金属有限公司(現・連結子会社)設立
  • 2006年9月中国に神鋼商貿(上海)有限公司(現・連結子会社)設立
  • 2007年2月タイ国にTES E&M Service Co.,Ltd.(現・連結子会社)設立
  • 2008年12月ドイツにShinsho Europe GmbH(現・連結子会社)設立

2010年代

  • 2010年12月中国に神商精密器材(蘇州)有限公司(現・連結子会社)設立
  • 2011年3月インドにKobelco Trading India Private Limited(現・連結子会社)設立
  • 2011年5月インドネシアにPT.Kobelco Trading Indonesia(現・連結子会社)設立
  • 2011年6月ベトナムにKobelco Trading Vietnam Co.,Ltd.(現・連結子会社)設立
  • 2011年12月M&A㈱マツボー(現・連結子会社)買収
  • 2013年1月中国に神商大阪精工(南通)有限公司(現・連結子会社)設立
  • 2013年4月メキシコにShinsho Mexico S.A. de C.V.(現・連結子会社)設立
  • 2014年7月M&Aコベルコ筒中トレーディング㈱(現・神鋼商事メタルズ㈱:連結子会社)買収
  • 2015年5月M&A韓国法人KTN Co.,Ltd.(現・連結子会社)買収
  • 2015年7月米国にAiken Wire Processing, L.L.C.(現・連結子会社)設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益2026年度まで115億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    KOBELCOグループビジネスの拡大

    KOBELCOグループの中核商社として、グループとの連携を強化し、既存ビジネスの拡大を図る。

  2. 02

    独自サプライチェーンの多様化

    グローバル市場で地産地消ニーズに対応するため、北米・インド・中国で現地完結型サプライチェーンを構築し、営業データ連携によるDXプラットフォームを進め、変化やリスクに対応可能なサプライチェーンの競争力強化を図る。

  3. 03

    社会課題解決に資する新事業の推進

    マテリアリティに基づき、アルミ資源循環ビジネス、バイオマス燃料製造事業、環境ファンドへの出資など、イノベーションを通じて社会的価値ある製品・サービスの創出を推進する。

  4. 04

    資本コストを意識した経営と事業ポートフォリオ最適化

    ROIC等を軸に事業ごとの将来性・採算性を把握しながら、資金効率の向上と収益力の強化に努め、期待成長性を勘案した事業ポートフォリオの最適化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,428人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は974万円で、9期前と比べて+39.3%平均年齢は39.3歳、平均勤続年数は14.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,473
2018年3月1,543
2019年3月69939.114.51,604
2020年3月66438.713.41,576
2021年3月75138.513.51,567
2022年3月82639.414.21,396
2023年3月89539.714.51,404
2024年3月91939.214.51,443
2025年3月98339.314.31,437919
2026年3月97439.314.31,428812

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率121.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 6 / 海外 4、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
-(豪州、クイーンズランド州) (注)22,016百万円
原料
伸線工場 — 米国、ミシガン州1,968百万円
鉄鋼
非鉄加工工場 — 中国、江蘇省688百万円
アルミ·銅
東京本社 — 東京都中央区421百万円
同上
大阪本社 — 大阪市中央区36百万円
全社的管理業務・販売業務
名古屋支社 — 名古屋市中村区8百万円
全社的販売業務
主な関係会社
  • 海外
    Shinsho American Corp. (注)3、5
    米国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    神商鉄鋼販売㈱
    大阪市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    神商非鉄㈱
    大阪市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Thai Escorp Ltd.(注)3
    タイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    神鋼商貿(上海)有限公司(注)3
    中国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    蘇州神商金属有限公司(注)3
    中国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マツボー
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大阪精工㈱
    大阪府 東大阪市 · 持分法適用会社
    議決権39.8%
  • 国内
    アジア化工㈱
    大阪市 中央区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
  • 国内
    ㈱神戸製鋼所(注)4
    神戸市 中央区 · その他の関係会社
    議決権35.9%
国際子会社 (GLEIF登録 3社)
  • MYSHINSHO (MALAYSIA) SDN. BHD.
  • INKOBELCO TRADING INDIA PRIVATE LIMITED
  • DEShinsho Europe GmbH

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,081億円営業利益116億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.5%、利益が-12.1%。

売上高
-1.5%
6,081億円
営業利益
-12.1%
116億円
純利益
-3.5%
83億円
営業利益率
1.9%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高7,060億円6,081億円
営業利益135億円116億円
純利益95億円83億円
1株あたり配当¥138¥138

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,769億円、営業利益は41億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.5%、営業利益は+64.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,50122
2024年1Q1,366251.814
2024年2Q1,428352.523
2024年3Q1,541332.128
2024年4Q1,57926
2025年2Q3,067702.346
2025年4Q3,105622.040
2026年2Q2,928531.841
2026年4Q3,153632.042
2027年1Q1,769412.325

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は7,697億円から6,081億円へ79%に減った。直近期の営業利益率は1.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中国に神商大阪精工(南通)有限公司(現・連結子会社)設立
2013年3月7,6974919
コベルコ筒中トレーディング㈱(現・神鋼商事メタルズ㈱:連結子会社)買収
2014年3月8,4095332
韓国法人KTN Co.,Ltd.(現・連結子会社)買収
2015年3月8,7046640
2016年3月7,9135935
2017年3月7,6955230
2018年3月9,2958654
2019年3月9,5258050
2020年3月9,3603916
2021年3月7,8424122
2022年3月4,9449771
2023年3月5,84912792
2024年3月5,91412891
2025年3月6,1721321182.186
2026年3月6,0811161101.983

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,081億円のうち、営業利益として残るのは116億円1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は83億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金93.5%5,686億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.6%279億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%116億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
6.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
1.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.6pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが84億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは68億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は174億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月36−4313−7185
2014年3月37−40−27−3163
2015年3月−17−1651−33186
2016年3月−23−3446−57169
2017年3月59−13−4646165
2018年3月2−728−5190
2019年3月−133−2021−15356
2020年3月127−362091166
2021年3月149−20−68129224
2022年3月−93−841−101154
2023年3月77−15−9262128
2024年3月91−28−7263123
2025年3月7067−50137214
2026年3月84−16−10968174

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,836億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,010億円で、自己資本比率は25.8%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,1423151,82713.9
2014年3月2,3233751,94815.2
2015年3月2,5984572,14116.4
2016年3月2,4564532,00317.1
2017年3月2,5754772,09817.6
2018年3月2,8375372,30017.9
2019年3月3,0765492,52717.1
2020年3月2,8455462,29918.4
2021年3月2,8625722,29019.5
2022年3月3,6406383,00217.3
2023年3月3,9517393,21218.3
2024年3月3,9648753,08921.7
2025年3月3,8699302,93923.6
2026年3月3,8361,0102,82625.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
174億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
743億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
788億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,826億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中103位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中270位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
1.9%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.5%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,100で、1年前と比べて+43.7%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥3,100-2.4%1ヶ月+21.1%1年+43.7%時価総額824億円
過去52週の値幅
安値¥2,148高値¥3,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.9倍
PER (会社予想)8.6倍
PBR0.80倍
配当利回り4.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で23%上昇し、8月7日には52週高値3020円に迫る3005円まで急伸した。出来高も8月6日に268900株と急増しており、買い意欲の強さがうかがえる。25日線(2545円)を約18%上回る一方、RSIは90.8と過熱感が強く、短期的な調整リスクには注意が必要だ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER8.55倍は業界平均17.75倍の半分以下、PBR0.71倍も平均1.23倍を大きく下回る。配当利回り3.98%は平均2.98%を上回り、ROE8.7%は健全な水準。売上・利益はやや減少傾向だが、バリュエーションは割安で、配当利回りの高さが魅力。ただし、業績の伸び悩みは懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.9倍17.9倍
PER (予想)8.6倍
PBR0.80倍1.24倍
ROE8.7%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER8.55倍、PBR0.71倍と割安だが、ROE8.7%とまずまずの効率。2025年3月期は売上高6,172億円、純利益86億円と堅調。強気派は、鉄鋼需要の回復とグループシナジーで収益改善を見込む。また、配当利回り3.98%は魅力的。弱気派は、鉄鋼市況の変動や中国経済の減速が懸念材料で、2026年3月期の売上高予想減(6,081億円)など成長停滞を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 高配当利回り

    配当利回り3.98%で、株主還元が厚い。

  • 低PER

    PER8.55倍と同業他社比で割安。

  • グループ一体経営

    神鋼グループの総合力を活かした安定供給力。

  • PBR0.71倍と1倍割れの割安修正余地継続影響

    PBR0.71倍・ROE8.7%。資本効率改善策で市場評価が上昇する可能性

  • 配当利回り3.98%と株主還元の高さ通年影響

    配当利回り3.98%。株価2661円に対して安定配当が下支え

  • 営業利益132億円と前期増益の実績通年影響

    2025年3月期営業利益132億円、営業利益率2.14%。収益力回復を示す

  • 売上高6,172億円と前期比4%増通年影響

    売上高5,914億→6,172億円。4.4%の増収で事業規模が拡大

マイナスに働く材料7
  • 鉄鋼需要の不透明

    国内建設需要の減退や中国需要の低下が影響しうる。

  • 売上高減少予想

    2026年3月期は売上高減予想で、成長鈍化が明確。

  • 低マージン体質

    営業利益率約2%と薄利で、市況変動に脆弱。

  • 2026年3月期は営業利益116億円へ減益通年影響

    営業利益132億→116億円、約12%減益計画

  • 純利益が83億円と3期連続減益通年影響

    純利益91億→86億→83億円と逓減。最終利益の減少傾向継続

  • 営業利益率1.91%と低採算構造継続影響

    2026年3月期計画の営業利益率1.91%。低い利益率が収益性の弱さを示す

  • 売上高6,081億円と減収計画通年影響

    売上高6,172億→6,081億円と約1.5%減収。需要減速のシグナル

次の決算で確かめる点
鉄鋼販売数量
主力事業の需要動向を直接反映する。
海外売上比率
グローバル需要の変化と市場分散度を示す。
営業利益率
コスト管理と価格交渉力のバロメーター。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり138で、前期から+6.0%いまの株価に対する利回りは4.45%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥138
1株あたり
配当利回り
4.45%
いまの株価に対して
配当性向
39.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3326.7
2018年3月3710.033.6
2019年3月370.044.7
2020年3月30−18.234.4
2021年3月17−44.419.1
2022年3月82389.944.0
2023年3月10528.641.8
2024年3月1050.032.4
2025年3月100−4.840.7
2026年3月1066.039.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥138

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,180人。区分でいちばん多いのは金融機関36.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.7%を占め、残る40.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関37.937.238.439.037.236.4
個人・その他27.728.631.830.232.030.1
事業法人21.121.121.422.022.023.2
外国法人11.311.16.77.07.78.9
証券会社2.12.01.71.81.11.3
自己株式0.10.10.10.10.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01みずほ信託銀行㈱(退職給付信託神戸製鋼所口)21.51
02㈱神戸製鋼所13.31
03神商取引先持株会7.87
04日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)7.16
05㈱日本カストディ銀行(信託口)4.94
06神鋼商事従業員持株会2.34
07シンフォニアテクノロジー㈱1.69
08DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)1.29
09芦田 藤次郎1.15
10みずほ信託銀行㈱(退職給付信託神鋼鋼線工業口)0.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+48%、1株純資産は14期で+12%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2123,3586.78.746.9
2014年3月3573,9959.75.916.1
2015年3月4494,79810.25.820.7
2016年3月3934,7548.25.225.9
2017年3月3355,1126.87.126.7
2018年3月6155,74111.36.133.6
2019年3月5675,9469.74.644.7
2020年3月1845,9203.110.234.4
2021年3月832,0984.19.119.1
2022年3月2692,36912.04.444.0
2023年3月3482,74513.65.641.8
2024年3月3453,25711.57.032.4
2025年3月3243,4619.75.940.7
2026年3月3143,7468.77.339.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

23名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/3期の役員報酬は総額293百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
髙下拡展代表取締役 社長595,000
足達雅人代表取締役6422,000
西村悟取締役6412,000
浦出信次取締役6210,000
髙橋淳取締役5924,000
田野美雄取締役 非常勤692,000
渡部泰幸取締役 常勤監査等委員6221,000
金子浩子取締役 非常勤監査等委員611,000
中川美雪取締役 非常勤監査等委員561,000
下村久幸69
三原雄二代表取締役58
高田雅章常務執行役員
残りの役員11名を開く
氏名役職年齢
植田兼尚常務執行役員
刈込光晴常務執行役員
木場豊常務執行役員
藤原紀仁常務執行役員
三澤亮介常務執行役員
中川善之常務執行役員
竹林建範執行役員
梅森茂執行役員
越田岳志執行役員
岡洋平執行役員
岩井康太執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6158431721937
監査等委員3505017
監査等委員216168
社外取締役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容261字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社42社、持分法適用会社19社及びその他の関係会社1社で構成され、国内及び海外において鉄鋼・アルミ·銅・原料・機械・溶接を主体とした各種商品を取引しております。更に関連商品の製造、情報等のサービスの提供、先端技術分野への事業投資を行う等多角的な事業活動を展開しております。 当社グループの各セグメントの主要取引品目は次のとおりであります。 また、次の5部門は、「第5.経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。
経営方針・対処すべき課題4,325字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)企業理念とパーパス 当社グループの企業理念は1998年に制定したものであり、「誠実をモットーに、新しい価値の創造を通じて、豊かな社会づくりと、みんなの幸せをめざす」ことを掲げております。この理念のもと、KOBELCOグループの中核商社として、ものづくりを支える事業を展開してまいりました。 一方で、近年は脱炭素やデジタル化の進展など、経営環境が大きく変化しており、従来の枠にとらわれない価値創造が求められております。このような認識のもと、当社は企業理念を継承しつつ、当社の存在意義と将来に向けた志をより明確にするため、2025年に企業パーパスを制定いたしました。 当社グループのパーパスは、「自ら変化に挑む 人の力で価値をつくり・むすび・ひらき ワクワクする未来を創造する」としており、現状に安住することなく主体的に挑戦し、当社グループの強みである「人と事業の力」を掛け合わせながら、新たな価値を創出し、未来を切り拓いていく意思を示しております。 このパーパスは、若手リーダーを中心としたプロジェクトチームによる議論を経て策定されたものであり、社員一人ひとりが共通の目的意識を持ち、主体的に行動するための指針として位置づけております。 当社グループは、パーパスを起点に、「ミライカダイ」の解決を通じて収益力の強化と成長を実現するとともに、社会に必要とされる企業として持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。 (2)経営環境、経営方針 近年の世界経済は、各国における保護貿易主義の台頭によりサプライチェーンの転換期にあり、規制や関税の影響を受け、調達リスクが拡大するとともに地産地消化が進んでいます。さらに、中東地域を巡る地政学的緊張の高まりにより、原油価格や物流コストの上昇も加わり、事業環境の不確実性は一層高まっています。 これらの影響は、自動車、半導体、再生可能エネルギーなどの成長産業にも及び、需要変動が懸念されるほか、脱炭素化に繋がるEVや水素分野においては、コストやインフラ面での課題も顕在化しております。 こうした環境のもと、従来のプロダクトアウト(製品・技術起点)での「量」や「シェア」重視のビジネスから、社会的価値を起点としたマーケットイン(市場・顧客視点)による新たな価値創造への転換が求められています。そこで、当社グループは、解決が必要な社会課題とグループにとっての重要な経営課題を整理し、それらを踏まえた新たな重要課題(マテリアリティ)を2026年5月に特定いたしました。 当社グループは、中期経営計画2026(以下、「今中計」という。)に基づき、商社機能の強化及び投資の促進を通じて、収益力及び経営基盤の強化を図ることを全体戦略とし、(ⅰ)KOBELCOグループビジネスの拡大、(ⅱ)当社独自のサプライチェーンの多様化、(ⅲ)社会課題の解決に資する新事業の推進を3本柱として同時に推進し、マテリアリティと経営戦略の連動により持続的な成長を目指します。 (3)目標とする経営指標 当社は「連結経常利益」「ROE」「ROIC」「自己資本比率」を重要目標達成指標(KGI)としております。 2026年度は、「連結経常利益」を115億円と予想しており、今中計の当初計画に達しない見通しです。このため、効率性を示す指標である「ROE」及び「ROIC」も当初計画を下回る見通しです。一方、自己資本比率は、自己資本の積み上げが進んだことから、当初計画を上回る見通しです。 引き続き、資本コストを意識した経営を徹底し、「期待成長性」や「ROIC」を軸に事業ごとの将来性・採算性を的確に把握しながら、事業ポートフォリオの最適化を図り、資金効率の向上及び収益力の強化に努めてまいります。 <KGIの進捗状況> 2025年度   2026年度 実績   当初計画   見通し 連結経常利益   110億円   145億円   115億円 ROE   8.7%   10.0%以上   9.0% ROIC   5.1%   6.5%   5.9% 自己資本比率   25.8%   21.1%以上   26.0% (4)当社グループのマテリアリティと方針(対処すべき課題) 2026年5月に特定した新たなマテリアリティは以下のとおりです。 マテリアリティ   解説 持続可能な資源利用への転換   背 景:資源の有効活用や資源循環の構築に対する要請の高まり 対応方針:リサイクル原料を利用可能な資源として循環させ、環境負荷の 低減と持続可能な資源利用を実現する 気候変動への対応    背 景:気候変動の深刻化と脱炭素社会への移行の進展対応方針:サプライチェーンの低炭素化を推進し、事業を通じた気候変動 対策を強化 イノベーションを通じた社会的価値ある製品・サービスの創出   背 景:社会課題解決ニーズの高まりや競争環境の変化を背景に、 付加価値創出の必要性対応方針:社会課題を解決するイノベーションによって、経済的価値と 持続的成長を生み出す レジリエントな サプライチェーンの構築   背 景:環境・人権や地政学的リスクを含む外部環境変化を背景に、 安定かつ持続可能な供給体制の重要性対応方針:社会的責任を果たしつつ、変化やリスクに対応可能な回復力 あるサプライチェーンの構築を通じ、競争力向上を図る 自ら変化に挑む 多様な人材の育成    背 景:ワクワクする未来の創造を担う人材の育成の必要性対応方針:パーパスの浸透を通じ、自ら変化に挑む企業風土と誰もが 活躍できる環境づくりにより、成長と価値創造に挑む人材の 育成 実効性のあるガバナンスと 質の高い経営の追求    背 景:不確実な経営環境の中、実効性のあるガバナンスと中長期的な 企業価値向上の両立の重要性対応方針:牽制と対話によるガバナンス強化を基盤に、マテリアリティと 経営戦略の連動により、経営の質向上を図る 当社グループは、2022年4月にマテリアリティを制定して以降、サステナビリティ委員会を中心に、中期経営計画の策定タイミングに合わせて、その妥当性や実行上の課題について継続的に検討を行ってまいりました。 今般、経営環境の変化を踏まえるとともに、次期中期経営計画の前提となる重要課題を再整理する観点から、2025年10月より約半年をかけてマテリアリティの見直しを実施いたしました。 マテリアリティの特定プロセスとしては、国際的なガイドラインやESG評価の動向などの外部要因を踏まえるとともに、社内ヒアリングやグループ会社へのアンケート等を通じて内部要因を整理し、当社グループに関連する社会課題を幅広く抽出いたしました。その結果、環境・社会・ガバナンスの観点から合計44項目の社会課題を整理しました。 これらの社会課題について、「当社グループにとっての重要性」と「ステークホルダーにとっての重要性」の二軸に基づき評価を実施し、マッピングを通じて重要性の高い課題を特定するとともに、課題間の関連性を踏まえた統合・整理を行いました。さらに、特定されたマテリアリティについては、国内外のグループ会社を含む多様な関係者の意見を反映し、マテリアリティの妥当性及び実効性を確認したうえで、取締役会の承認を経て決定しております。 各マテリアリティに係る具体的施策は以下の通りです。当社グループは、本マテリアリティを社会的価値と経済的価値の両立を図るための重要な基軸として位置づけ、社会課題の解決を起点とした価値創造を通じ、中長期的な企業価値の向上に取り組んでまいります。 ・持続可能な資源利用への転換 国内における資源循環の促進は、脱炭素や経済安全保障にも資する重要な取り組みです。当社は、アルミ資源循環ビジネスを推進しており、建材用アルミサッシ屑の水平リサイクル事業や、低品位のアルミ屑を高度な選別技術により付加価値の高い原料へ転換する先駆的な事業に取り組んでおります。これらの取り組みを通じて、環境負荷の低減及び持続可能な資源利用の促進を図ってまいります。 ・気候変動への対応 サプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の可視化と削減を着実に進めるため、特にScope3への取り組みを強化してまいります。また、環境に配慮した金属材料や機械・設備などの提供を通じて、幅広い産業における脱炭素化を支援し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。 ・イノベーションを通じた社会的価値ある製品・サービスの創出 未利用の樹皮からバイオマス燃料を製造する事業に参画し、石炭利用を抑制する新事業に取り組むとともに、これまでの枠に捉われない未知の領域にも、新たな視点・発想によって挑戦しております。また、環境ファンドなどへの出資を通じて、カーボンニュートラルに挑戦するスタートアップ企業の探索や連携の検討を進めることで、社会課題の解決と新たな価値創出の両立を図ってまいります。 ・レジリエントなサプライチェーンの構築 グローバル市場では、地産地消のニーズに対応し、北米やインド、中国において現地完結型のサプライチェーンを構築するとともに、営業データ連携によるDXプラットフォームの構築を進め、効率性や対応力を向上させることで、変化やリスクに対応可能なサプライチェーンの競争力強化を図ってまいります。 ・自ら変化に挑む多様な人材の育成 社員との対話を通じてパーパスの浸透を図り、社員一人ひとりが成し遂げたいことを描き、目指すキャリアの実現に向けて自己成長を支援する人的資本投資を拡大するとともに、挑戦と成果を重視する人事制度への改革を進めてまいります。また、エンゲージメントを高め、自ら価値創造に挑戦する企業文化の醸成を図ってまいります。 ・実効性のあるガバナンスと質の高い経営の追求 当社は、ガバナンスの強化を最優先課題の一つに掲げ、国内外のグループ会社を含めた実効的な統制の構築に取り組んでおります。内部統制・監査部を設置し、コンプライアンスの徹底やリスク管理の高度化などを通じて、グループ全体のガバナンスのさらなる強化を図ってまいります。また、監査等委員会設置会社への移行により業務執行の監督体制を強化するとともに、取締役会の実効性を高め、経営の透明性と信頼性の一層の向上を図ってまいります。
事業等のリスク1,728字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済環境・事業環境リスク 当社グループは、国内を中心に米国及びアジア地域を含めたグローバルビジネスを積極的に展開しております。従って、国内はもとより、米国及びアジア地域の経済環境及び事業環境の変化は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)特定取引先への集中 当社は㈱神戸製鋼所の関連会社であり、当連結会計年度末現在、同社グループは当社の議決権の35.9%(間接所有分を含む。)を所有しております。当連結会計年度において、売上高に占める同社への売上高は7.0%であり、また、仕入高に占める同社からの仕入高は38.6%であります。このため同社の動向が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)金利リスク 当社グループは、金利スワップを用いるなど借入金に係る金利の変動リスクの軽減に努めておりますが、急激な金利の変動は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)為替リスク 当社グループが行う取引には外国通貨建の海外取引が含まれており、為替相場の変動が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。当社グループは、為替予約等を用いるなどの為替リスクを回避する対策を講じておりますが、リスクをすべて排除することは困難であります。また、当社の連結財務諸表には、海外連結子会社等の外国通貨建事業に係る為替換算リスクが存在しております。 (5)商品価格リスク 当社グループが取り扱う商品は多岐にわたっており、相場変動による商品価格リスクを伴うものが含まれております。そのため、商品価格の変動により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)信用リスク 当社グループが行う取引には国内及び海外の取引先に対する売掛債権等についての信用リスクが存在いたします。「信用限度規程」に基づき慎重に与信管理を行っておりますが、取引先の信用状態が悪化し、当社グループに対する債務の履行に問題が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)株価リスク 当社グループは、取引先などの株式を中心に時価のある株式を保有しており、今後の株価動向が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)事業投資リスク 当社グループは、新たな事業展開及び既存事業の拡充・強化等を図るため、新会社の設立や既存の会社への投資等を行っております。これらの投資については、社内規程に基づき審査を実施するなど慎重を期しておりますが、投資先企業の企業価値が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)カントリーリスク 当社グループは、貿易取引又は海外投融資の相手国における政策変更、政治・経済等の環境変化により、債権又は投融資の回収が困難になるようなリスクを有しております。想定し得るカントリーリスクについては、各種の情報に基づき慎重に対応しておりますが、特定の国又は地域に関連して回収不能が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10)訴訟等のリスク 当社及び連結子会社の国内及び海外における営業活動が訴訟、紛争又はその他の法的手続きの対象になることがあります。対象となった場合、訴訟等には不確実性が伴い、その結果を現時点で予測することは不可能です。訴訟等が将来の当社及び連結子会社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、上記以外に有価証券報告書提出日(2026年6月19日)現在では予測できない事象の発生により、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,492字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の概況並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1)経営成績 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における世界経済は、インフレ抑制を目的とした各国の金融引き締め政策の継続に伴い、企業の設備投資に伸び悩みが見られるなど、総じて緩やかな減速基調で推移いたしました。また、中東地域を巡る地政学的緊張の高まりを背景とした原油価格の上昇や物流コストの増加懸念など、事業環境の先行き不透明感は継続しております。 我が国経済におきましては、雇用・所得環境の改善の動きが見られたものの、物価上昇や慢性的な人手不足の影響を受け、建設分野や産業機械分野を中心に設備投資の一部に慎重な動きが見られるなど、国内需要は総じて力強さを欠く状況で推移いたしました。また、自動車分野においては、一部日系自動車メーカーにおいて国内生産の調整局面が見られたものの、下期にかけて生産台数は持ち直しの動きを示しました。 このような環境下において、当連結会計年度では、2024年5月に公表した「中期経営計画2026」の成長戦略を推進し、売上高は608,142百万円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は11,577百万円(同12.4%減)、経常利益は11,022百万円(同6.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,286百万円(同3.2%減)となりました。 事業セグメント別の主な営業状況は、以下のとおりであります。 ①金属セグメント ⅰ)鉄鋼ユニット 主力である特殊鋼・鋼板製品については、自動車生産台数が前年並みの水準で推移したものの、建築向け分野の需要減少に加え、鋼材価格の下落の影響を受け、減収となりました。また、金融収支において受取配当金が増加したものの、持分法投資損益が減少したことにより、減益となりました。 これらにより、鉄鋼ユニットの売上高は250,092百万円(前連結会計年度比3.0%減)となり、ユニット利益は4,738百万円(同15.4%減)となりました。 ⅱ)アルミ·銅ユニット 銅製品は、端子コネクター向け銅板条や空調銅管の取扱増により増益となったものの、アルミ製品は、自動車向け取扱量の減少により減収減益となりました。また、非鉄原料は、アルミ再生塊及び銅屑の取扱量減少により減益となりました。 これらにより、アルミ·銅ユニットの売上高は187,947百万円(前連結会計年度比0.1%減)となり、ユニット利益は2,836百万円(同8.3%減)となりました。 ⅲ)原料ユニット ㈱神戸製鋼所向け主原料については、鉄鋼需要の減少に伴い粗鋼生産が低調となり、需給が緩んだ結果、主原料価格は下落しました。重点分野である資源循環ビジネスについては、国内需要の低迷に伴う輸出比率の上昇や取引環境の変化により、収益性は低下しました。バイオマス燃料は、取引先の操業トラブルの影響により取扱量が減少しました。また、海外子会社においては、前年度に計上した一過性利益の剥落に加え、海外投資先における操業不調の影響により減益となりました。 これらにより、原料ユニットの売上高は77,652百万円(前連結会計年度比3.7%減)となり、ユニット損失は61百万円(前年同期利益173百万円)となりました。 ②機械・溶接セグメント ⅰ)機械ユニット 国内では、非汎用圧縮機(本体・サービス)、冷熱・ヒートポンプ等の脱炭素関連機器、PVD装置の本体納入及び㈱神戸製鋼所の製鉄所向け納入等が増加し、売上高及び利益は堅調に推移しました。国内子会社では電気溶解炉や粉体装置の取扱いが増加しました。また、海外においては、中国での建機部品輸出及び米国でのLNG向け機器・鋳物ケーシング等の納入が増加しました。 これらにより、機械ユニットの売上高は63,726百万円(前連結会計年度比4.2%増)となり、ユニット利益は3,046百万円(同33.3%増)となりました。 ⅱ)溶接ユニット 溶接材料は、国内の販売単価は横ばいで推移したものの、国外の販売単価は下落しました。取扱量は国内外ともに増加しました。溶接関連機材の取扱いは国内及びタイにて堅調に推移しました。生産材料では、ステンレス材の取扱量は増加した一方で、溶剤原料の取扱量が若干減少しました。 これらにより、溶接ユニットの売上高は28,524百万円(前連結会計年度比2.3%減)となり、ユニット利益は638百万円(同9.2%減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 販売の状況につきましては、各セグメントの業績に関連付けて示しております。なお、主要な相手先別販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱神戸製鋼所   39,518   6.4   42,682   7.0 (2)財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は330,225百万円となり、前連結会計年度末比7,314百万円減少いたしました。これは、受取手形及び売掛金の減少が主な要因であります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は53,398百万円となり、前連結会計年度末比4,067百万円増加いたしました。これは、投資有価証券の増加が主な要因であります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は257,367百万円となり、前連結会計年度末比14,833百万円減少いたしました。これは、短期借入金の減少が主な要因であります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は25,274百万円となり、前連結会計年度末比3,581百万円増加いたしました。これは、長期借入金の増加が主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は100,982百万円となり、前連結会計年度末比8,005百万円増加いたしました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことが主な要因であります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,953百万円減少し、17,427百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、8,447百万円(前連結会計年度は6,989百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益13,068百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、△1,579百万円(前連結会計年度は6,688百万円の収入)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,079百万円、長期貸付けによる支出1,182百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、△10,910百万円(前連結会計年度は5,013百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純減額6,915百万円、長期借入金の返済による支出7,154百万円によるものです。 (4)資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部留保、売上債権流動化及び借入により資金調達することとしております。このうち、借入金に関しましては、運転資金は主に短期借入金で、設備などの固定資産は主に固定金利の長期借入金で調達しております。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。その他重要な会計方針につきましては、「第5経理の状況[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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