概要
シークス(SIIX)は、1992年にサカタインクスの海外事業部が独立して設立された電子機器受託製造サービス(EMS)企業である。日本、中華圏、東南アジア、欧州、米州の5つの地域で、車載、産業、家電、情報機器向けの電子部品調達、基板実装、完成品組立を提供する。2025年12月期の売上高は2,895億円、従業員数は8,712名。
5つの地域セグメントで構成するグローバルEMS
シークスは報告セグメントを「日本」「中華圏」「東南アジア」「欧州」「米州」の5つに分ける。日本セグメントは本社とシークスエレクトロニクスが担い、車載・産業機器向け部材販売と技術開発を手掛ける。中華圏は中国・台湾・香港に複数の製造・販売子会社を持ち、家電や車載向けEMSを展開。東南アジアはタイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアに製造拠点を有し、全セグメント中最大の売上高を計上する(2025年12月期1,099億円)。欧州はスロバキアとハンガリーでEMS、ドイツで販売を行い、米州はメキシコで生産、米国で販売する。
売上高の約4割を東南アジアが占める地域構成
2025年12月期の連結売上高2,895億円の内訳は、東南アジアが1,099億円(構成比38%)、日本が922億円(32%)、中華圏が759億円(26%)、欧州が226億円(8%)、米州が756億円(26%:但しセグメント間取引消去後であり合計は調整後。記載の数値はセグメント別売上高の外部顧客向け実績に基づく)となっている。東南アジアと米州は営業黒字を維持する一方、欧州セグメントは2025年12月期に13億円の営業損失を計上し、車載関連の出荷減少が響いている。
EMSと部材販売の二軸で収益を獲得
シークスの事業は大きく2つに分かれる。一つは電子回路基板の実装から完成品組立までを請け負うEMS(電子機器受託製造サービス)であり、もう一つは電子部品単体やキット、金型・成形品などの部材販売である。顧客は日系・非日系の大手グローバル企業で、車載用ECUやカメラ、産業用パワーツール点火装置、家電用エアコン、事務用プリンターなど多岐にわたる。部材販売とEMSの組み合わせにより、調達から製造までのワンストップサービスを提供する。
26の連結子会社と14の関連会社から成るグループ
2025年12月期末時点で、シークスは26の連結子会社と14の関連会社を有する。中核製造子会社はタイのThai SIIX、フィリピンのSIIX EMS PHILIPPINES、インドネシアのPT SIIX Electronics IndonesiaとPT SIIX EMS INDONESIA、スロバキアのSIIX EMS Slovakia、メキシコのSIIX EMS MEXICOなど。また、2024年3月には東京都千代田区のバイオ抗体医薬品受託開発製造会社Renzoku Biologicsを連結子会社化し、エレクトロニクス以外の分野にも進出している。
自己資本比率49.7%、無借金経営に近い財務体質
2025年12月期末の総資産は2,079億円、負債合計は1,041億円、純資産は1,038億円で自己資本比率は49.7%である。有利子負債は短期借入金146億円、長期借入金101億円と抑制的で、長期借入金は前年から38%減少している。現金及び現金同等物は298億円と前年比37%増加し、フリーキャッシュフローは潤沢である。自己資本比率の高さと手元流動性の厚さが財務安定性を示している。
業界の中での役割は電子機器の受託製造サービス(EMS)及び部材調達サービスプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 車載関連機器 | 1,887億円 | 65.2% | — | — |
| 産業機器 | 553億円 | 19.1% | — | — |
| 情報機器 | 212億円 | 7.3% | — | — |
| 家電機器 | 201億円 | 6.9% | — | — |
| 一般電子部品 | 37億円 | 1.3% | — | — |
| その他 | 6億円 | 0.2% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01日本主力
日本を拠点に、車載関連、産業機器、家電機器、情報機器等の電子部品・基板実装品・完成品の調達・販売、EMSを提供。
- 車載関連機器
- カーマルチメディア、メーター、ECU、車載カメラ等の基板実装・組立。
- 産業機器
- パワーツールエンジン点火装置、業務用AV機器、医療機器等のEMS。
- 家電機器
- デジタル家電、エアコン、健康器具等の受託製造。
- 情報機器
- プリンター、事務機器等の基板実装・組立。
02中華圏主力
中国、台湾、香港に製造拠点と販売拠点を持ち、車載・産業・家電等のEMSと部材販売を展開。
03東南アジア主力
タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアに製造拠点を持ち、車載・産業機器等のEMSと部材販売を現地で提供。
04欧州準主力
スロバキア、ハンガリーに製造拠点、ドイツに販売拠点。車載・産業機器向けEMSを展開。
05米州準主力
メキシコに製造拠点、米国に販売拠点。北米市場向けEMSと部材販売。
製品と技術
車載関連機器:カーマルチメディアからECU、準ミリ波レーダーまで
車載関連はシークスの最大の製品群であり、カーマルチメディア、メーター、フロントパネル、各種スイッチ、エクステリア部品、モーター、ECU(電子制御ユニット)、準ミリ波レーダー、車載カメラなどの基板実装・組立を手掛ける。日系自動車メーカーやティア1サプライヤー向けが主体で、日本・中華圏・東南アジア・欧州・米州の全地域で生産・販売を行っている。車載品は高い信頼性と長期供給が求められるため、シークスは各拠点でIATF16949などの品質認証を取得し、安定した製造体制を維持する。
産業機器:パワーツール点火装置から医療機器まで多様なEMS
産業機器分野では、パワーツール用エンジン点火装置、業務用AV機器、業務用エアコン、医療機器、工業用ミシンなどのEMSを提供する。特にパワーツール向けは東南アジア拠点で生産される主要品目であり、2025年12月期も東南アジアセグメントの売上を支えた。医療機器は高い品質管理が要求される分野で、シークスはシンガポールのSIIX-AGT MEDTECHを通じてメドテック関連ビジネスも展開している。産業機器は車載に比べ多品種小ロットの傾向があり、シークスの柔軟な生産体制が活かされている。
家電機器:デジタル家電からエアコンまで美的集団との合弁が強み
家電機器向けEMSは、中国の美的集団との合弁事業が大きな柱である。2015年に設立したGuangdong Midea-SIIX Electronics(広東省佛山市)および2017年に設立したHefei Midea-SIIX Electronics(安徽省合肥市)で、エアコン、デジタル家電、キッチン家電、健康器具、知育玩具などを生産する。美的集団は中国最大手の家電メーカーであり、シークスはそのサプライチェーン内で基板実装・組立を担う。2023年には荊州市にも合弁会社を設立し、家電EMSの規模を拡大している。
情報機器:プリンター・事務機器の基板実装と組立
情報機器分野では、プリンターや事務機器の基板実装・組立を手掛ける。かつてPFUとの合弁事業で培ったプリンター関連の技術・生産ノウハウを基盤としており、現在も日本および中華圏の拠点で生産を継続している。情報機器は製品サイクルが比較的短く、コスト競争が激しい分野であるが、シークスはグローバルな部材調達力と生産効率の改善により受注を獲得している。2025年12月期のセグメント別売上では情報機器単独の開示はないが、日本セグメントの一部として計上されている。
バイオ医薬品CDMO:Renzoku Biologicsで新領域に進出
2024年3月に連結子会社化したRenzoku Biologicsは、東京都千代田区に拠点を置き、バイオ抗体医薬品の受託開発製造(CDMO)を事業とする。これはシークスの既存のエレクトロニクスEMSとは異なる領域であり、中期経営計画で掲げる「新規ビジネスへの挑戦」の一環である。Renzoku Biologicsはシークスの全社共通セグメントに位置づけられ、2025年12月期の連結業績への寄与はまだ限定的だが、将来的な成長分野として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
売上3000億円超の総合商社型卸
シークスは電子部品・産業機器等を扱う独立系総合商社型卸売企業。売上高は約3000億円超と中堅規模で、同業のリョーサン菱洋ホールディングス(約6000億円)に次ぐポジション。営業利益率は2~3%と低めで、流通マージン競争にさらされている。近年は増収基調だったが2025/12期は減収予想。海外展開は限定的で、国内需要に依存している。高千穂交易のような専門商社と比較すると、扱い品目が広いことが強みだが、収益性では劣る。
強み
- 電子部品から産業機器まで多岐にわたり、需要変動のリスク分散が可能
- 大手メーカーとの長期取引により、安定的な収入源を確保
- 2024/12期2.84%、2025/12期3.07%と低いながらも安定した利益率
- 自己資本比率が高く、過度な借入に依存しない経営
課題
- 営業利益率3%未満と薄利ビジネスで、コスト上昇に弱い
- 2025/12期売上高減収予想、市場需要の伸び悩みが背景
- 国内市場に依存しており、海外比率が低く成長機会を限定
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字がシークス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6651日東工業 | 1,744億円 | 14.2倍 |
| 2 | 3156レスター | 1,606億円 | 19.5倍 |
| 3 | 6737EIZO | 1,333億円 | 17.4倍 |
| 4 | 3110日東紡績 | 1,185億円 | 13.7倍 |
| 5 | 5208有沢製作所 | 869億円 | 17.2倍 |
| 6 | 7613シークス | 811億円 | 19.4倍 |
| 7 | 6644大崎電気工業 | 694億円 | 11.6倍 |
| 8 | 7609ダイトロン | 416億円 | 13.9倍 |
| 9 | 6986双葉電子工業 | 324億円 | 12.9倍 |
| 10 | 6844新電元工業 | 314億円 | 5.5倍 |
| 11 | 6653正興電機製作所 | 294億円 | 11.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。
会社の歴史
沿革 49件
サカタインクスの海外事業部が独立して設立された1992年
シークスは1992年7月、サカタインクスの全額出資により資本金10億円で「サカタインクスインターナショナル」として大阪市西区に設立された。同年10月、サカタインクスの印刷インキ事業以外の海外事業関連子会社・関連会社・合弁会社をすべて引き継ぎ、事業を開始。設立当初から既存の海外ネットワークを活用できる立場にあった。
合弁事業とOEM供給で事業基盤を固めた1990年代半ば
1994年7月、PFUとの合弁でシンガポールにPFU Technology Singaporeを設立し電子機器の開発販売を開始。1995年3月にはバンドー化学と香港にBando Sakata Ltd.を設立し複写機用部品販売に進出。1996年2月には日本の大手オーディオメーカー向けに香港・中国で音響機器のOEM供給を始め、EMS事業の原型を築いた。1997年にはフィリピンと台湾に販売・物流拠点を設立し、アジア展開を加速した。
社名を「シークス」に変更し上場を果たした1998〜1999年
1998年7月、社名をサカタインクスインターナショナルから「シークス」に変更。併せて海外子会社・関連会社の社名もSIIXに統一した。1999年7月には中国上海市にSIIX (Shanghai)を設立し、中国事業の足がかりを得る。同年9月には大阪証券取引所市場第二部に上場。同年11月には東京証券取引所市場第二部にも上場し、サカタインクスの子会社から関連会社へと位置づけが変わった。
タイ・中国で製造拠点を拡充した2000年代前半
2000年6月、タイのCharoen Sakata (Thailand)を連結子会社化(現Thai SIIX)。2001年3月にはタカヤとの合弁で上海にTakaya SIIX Electronicsを設立。2001年8月にはスロバキアにSluzba SIIX Electronics(現SIIX EMS Slovakia)を設立し、欧州初の製造拠点を確保。2002年6月には中国東莞市にSIIX EMS Dongguanを設立した。2004年4月にはシンガポール経由でインドネシアのPT PFU Technology Indonesiaを連結子会社化。この時期にアジアと欧州の製造ネットワークが整った。
東証・大証第一部に指定され株式分割を実施した2005〜2008年
2005年2月に1株を2株に分割し、同年6月には東京証券取引所および大阪証券取引所の市場第一部に指定された。2006年1月にはインドネシアの製造子会社2社を合併。2007年9月にはメキシコにSIIX MEXICOを設立し、米州進出の第一歩を記す。2008年1月にも1株を2株に分割。同年10月には東京営業部を東京都千代田区に移転し、現在の東京本社所在地とした。
新興国への拠点展開と合弁事業を加速した2010年代
2010年2月、神奈川県相模原市にシークスエレクトロニクス(技術開発子会社)を設立。同年11月にはインドネシアにPT SIIX EMS INDONESIAを設立。2012年2月には中国・上海にSIIX EMS (Shanghai)を設立。2013年5月と2014年1月にフィリピンに2社の製造子会社を設立。2013年9月にはメキシコにSIIX EMS MEXICOを設立。2015年5月には中国の美的集団子会社との合弁で広東美的シークスエレクトロニクスを設立し、家電EMSを強化。2016年11月にハンガリー、2017年2月に中国・孝感市、2019年2月にマレーシアと拠点を増やした。
30周年を迎え新規事業とインド進出に挑む2020年代
2021年8月、シンガポールにSIIX-ORIENT TECHNOLOGYを設立。2022年4月、東証市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2022年7月に設立30周年を迎えた。2023年12月にはシンガポール科学技術研究庁などと合弁でBotMind Pte. Ltd.を設立しロボティクス分野へ。美的集団との合弁で中国・荊州市にも新会社を設立した。2024年3月にはバイオ医薬品CDMOのRenzoku Biologicsを連結子会社化し、事業領域を拡大。2024年11月にはインドにSIIX INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、南アジア進出を開始した。
年表49件を開く
1990年代
- 1992年7月サカタインクス㈱の海外事業部が分離・独立し、同社の全額出資により(資本金10億円)、大阪市西区に「サカタインクスインターナショナル㈱」を設立。
- 1992年10月サカタインクス㈱の印刷インキ事業以外の海外事業部関連の海外子会社および関連会社・合弁会社等をすべて当社が引継ぐ。
- 1994年7月㈱PFUと当社の合弁でPFU Technology Singapore Pte. Ltd.(現PFU Asia Pacific Pte. Ltd.)(合弁会社)を設立し、電子機器の開発、販売を開始。
- 1995年3月バンドー化学㈱と当社の合弁で香港にBando Sakata Ltd.(現Bando SIIX Ltd.)(関連会社)を設立し、複写機用部品の販売を開始。
- 1996年1月M&A株式の額面金額50,000円を50円に変更するため形式上の存続会社であるサカタインクスインターナショナル㈱(旧㈱ミートショップナカノ:1995年9月に商号変更)と合併。
- 1996年2月日本の大手オーディオメーカー向けに香港・中国での委託生産による音響機器のOEM供給を開始。
- 1997年2月フィリピンに電子部品・機器等の販売・物流のためのSakata Inx Logistics Phils. Inc. (現SIIX EMS PHILIPPINES, INC.)(現連結子会社)を設立。
- 1997年12月台湾に電子部品・機器販売のためのSakata Inx TWN Co., Ltd.(現SIIX TWN Co., Ltd.)(現連結子会社)を設立。
- 1998年7月商号変更社名をサカタインクスインターナショナル㈱からシークス㈱に変更。それにともない海外子会社と一部の関連会社の社名も変更。
- 1999年7月中国 上海市にSIIX (Shanghai) Co., Ltd.(現連結子会社)を設立。
- 1999年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
2000年代
- 2000年5月商号変更株式売買単位を1,000株から100株に変更。
- 2000年6月M&ACharoen Sakata(Thailand)Co., Ltd.(現Thai SIIX Co., Ltd.)を連結子会社化。
- 2000年11月上場東京証券取引所市場第二部に上場。(サカタインクス㈱の子会社から関連会社へ)
- 2001年3月タカヤ㈱と当社の合弁で中国・上海にTakaya SIIX Electronics (Shanghai) Co., Ltd.(関連会社)を設立。
- 2001年8月スロバキアにSluzba SIIX Electronics s.r.o.(現SIIX EMS Slovakia s.r.o.)(現連結子会社)を設立。
- 2002年6月中国 東莞市に SIIX EMS Dongguan Ltd.(現SIIX EMS (DONG GUAN) Co., Ltd.)(現連結子会社)を設立。
- 2004年4月M&ASIIX Singapore Pte. Ltd.(現連結子会社)がインドネシアのPT PFU Technology Indonesiaの株式を取得したことにともない同社を連結子会社化。
- 2004年12月本社を大阪市中央区備後町1-4-9(現所在地)に移転。
- 2005年2月株式を1株につき2株の割合をもって分割。
- 2005年6月東京証券取引所および大阪証券取引所市場第一部に指定。
- 2006年1月M&APT SIIX Electronics Indonesia(現連結子会社)を存続会社としてPT PFU Technology Indonesiaと合併。
- 2007年9月メキシコにSIIX MEXICO, S.A DE C.V.(非連結子会社)を設立。
- 2007年12月SIIX Bangkok Co., Ltd.(現Thai SIIX Co., Ltd.)(現連結子会社)がロジスティック・センターを設立。
- 2008年1月株式を1株につき2株の割合をもって分割。
- 2008年10月東京営業部(現東京本社)を東京都千代田区九段南2-3-25(現所在地)に移転。
2010年代
- 2010年2月神奈川県相模原市にシークスエレクトロニクス㈱(現連結子会社)を設立。
- 2010年11月インドネシアにPT. SIIX EMS INDONESIA(現連結子会社)を設立。
- 2012年2月中国 上海市にSIIX EMS (Shanghai) Co., Ltd.(現連結子会社)を設立。
- 2013年5月フィリピンにSIIX EMS PHILIPPINES, INC.(現連結子会社)を設立。
- 2013年9月メキシコにSIIX EMS MEXICO S de RL de C.V (現連結子会社)を設立。
- 2014年1月フィリピンにSIIX COXON PRECISION PHILS.,INC. (現SIIX EMS PHILIPPINES, INC.) (現連結子会社)を設立。
- 2014年1月名古屋市中区に名古屋営業部を開設。
- 2015年5月美的集団の子会社と当社の合弁で中国 佛山市にGuangdong Midea-SIIX Electronics Co., Ltd.(現持分法適用関連会社)を設立。
- 2015年6月創業シンガポールにSIIX-AGT MEDTECH PTE. LTD.(関連会社)を設立。
- 2016年11月ハンガリーにSIIX Hungary Kft.(現連結子会社)を設立。
- 2017年2月中国 孝感市にSIIX HUBEI Co., Ltd.(現連結子会社)を設立。
- 2017年8月ベトナムにSIIX VIETNAM COMPANY LIMITED(非連結子会社)を設立。
- 2017年11月美的集団の子会社と当社の合弁で中国 合肥市にHefei Midea-SIIX Electronics Co., Ltd. (現持分法適用関連会社)を設立。
- 2018年4月株式を1株につき2株の割合をもって分割。
- 2019年2月マレーシアにSIIX MALAYSIA SDN. BHD. (現連結子会社)を設立。
2020年代
- 2021年8月創業シンガポールにSIIX-ORIENT TECHNOLOGY PTE. LTD.(関連会社)を設立。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行。
- 2022年7月創業会社設立30周年。
- 2023年12月シンガポール科学技術研究庁およびSIIX-AGT MEDTECH PTE.LTD.との合弁でシンガポールにBotMind Pte. Ltd.(関連会社)を設立。
- 2023年12月美的集団の子会社と当社の合弁で中国 荊州市にJingzhou Midea-SIIX Electronics Co., Ltd.(関連会社)を設立。
- 2024年3月M&A東京都千代田区のRenzoku Biologics株式会社を連結子会社化。
- 2024年11月インドにSIIX INDIA PRIVATE LIMITED(非連結子会社)を設立。
- 2025年9月創業インドにSIIX Innominds Pvt. Ltd.(関連会社)を設立。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
新規ビジネスへの挑戦と最高品質の提供
既存のエレクトロニクス分野において車載関連ビジネスを深耕し、高品質モノづくりと製造DXを推進。新市場開拓やプリンテッドエレクトロニクス、ロボティクス、人材紹介などの新規ビジネスにも注力して収益率向上を目指す。
- 02
脱炭素社会への貢献
自社の温室効果ガス排出量削減に加え、サプライチェーン全体での削減活動を推進し、脱炭素社会への貢献に取り組む。
- 03
経営管理・財務の強化
収益性・成長性に基づく投資や効率化・自動化のための設備投資を推進。在庫削減や支払いサイト見直しなどキャッシュ・コンバージョン・サイクルの短縮を意識した経営管理を進める。
- 04
人的資本経営の推進
グローバル人材の教育やエンゲージメント調査など、グローバル企業にふさわしい人材育成を推進し、持続的な成長を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で8,712人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は736万円で、9期前と比べて+8.7%。平均年齢は37.6歳、平均勤続年数は8.2年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 10,820 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 11,659 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 13,632 | — |
| 2019年12月 | 678 | 35.8 | 7.8 | 12,721 | — |
| 2020年12月 | 665 | 35.6 | 7.8 | 11,257 | — |
| 2021年12月 | 720 | 37.5 | 8.1 | 12,354 | — |
| 2022年12月 | 717 | 37.1 | 8.0 | 12,734 | — |
| 2023年12月 | 721 | 36.8 | 7.8 | 11,052 | — |
| 2024年12月 | 704 | 36.5 | 7.6 | 9,538 | 90 |
| 2025年12月 | 736 | 37.6 | 8.2 | 8,712 | 102 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社26社(国内 5 / 海外 21、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 海外SIIX (Shanghai) Co., Ltd. (注)1中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX EMS (Shanghai) Co., Ltd. (注)1中国 上海市 · 連結子会社議決権91.8%
- 海外SIIX HUBEI Co., Ltd. (注)1中国 湖北省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX EMS (DONG GUAN) Co., Ltd. (注)1中国 広東省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX H.K. Ltd.中国 香港 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX TWN Co., Ltd.台湾 台北市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX Singapore Pte. Ltd. (注)1シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Thai SIIX Co., Ltd. (注)1、4タイ サムトプラカン県 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX Phils., Inc.フィリピン ラグナ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX EMS PHILIPPINES, INC. (注)1フィリピン ラグナ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SIIX REALTY HOLDINGS INC.フィリピン ラグナ州 · 連結子会社議決権40.0%
- 海外PT SIIX Electronics Indonesia (注)1インドネシア バタム島 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
- PT. SIIX Trading Indonesia (注)1インドネシア ウェストジャワ州 カラワン県100%
- PT. SIIX EMS INDONESIA (注)1インドネシア ウェストジャワ州 カラワン県100%
- SIIX MALAYSIA SDN. BHD.マレーシア クアラルンプール市100%
- SIIX Europe GmbH (注)1ドイツ ヴィリッヒ市100%
- SIIX EMS Slovakia s.r.o. (注)1スロバキア ニトラ市100%
- SIIX Hungary Kft.ハンガリー ナジケーレシュ市100%
- SIIX U.S.A. Corp. (注)1、4米国 イリノイ州100%
- SIIX EMS MEXICO S de RL de C.V (注)1、4メキシコ サンルイスポトシ州100%
- シークスエレクトロニクス株式会社(注)1神奈川県 相模原市緑区100%
- Renzoku Biologics株式会社東京都 千代田区99%
- Hefei Midea-SIIX Electronics Co., Ltd.中国 安徽省25%
- Guangdong Midea-SIIX Electronics Co., Ltd.中国 広東省25%
- KAWASAKI MOTORS (PHILS.) CORPORATIONフィリピン メトロマニラ モンテンルパ市20%
- サカタインクス㈱(注)3大阪市中央区
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2,895億円、営業利益は89億円。前期と比べると減収増益で、売上が-4.2%、利益が+3.5%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,100億円 | 2,895億円 |
| 営業利益 | 105億円 | 89億円 |
| 純利益 | 82億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1,507億円、営業利益は56億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.5%、営業利益は+16.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 717 | 27 | 3.8 | 19 |
| 2023年2Q | 789 | 30 | 3.8 | 20 |
| 2023年3Q | 791 | 35 | 4.4 | 22 |
| 2023年4Q | 801 | — | — | 21 |
| 2024年1Q | 735 | 17 | 2.3 | 10 |
| 2024年2Q | 759 | 19 | 2.5 | 9 |
| 2024年4Q | 1,529 | 50 | 3.3 | 19 |
| 2025年2Q | 1,429 | 48 | 3.4 | 31 |
| 2025年4Q | 1,466 | 41 | 2.8 | −6 |
| 2026年2Q | 1,507 | 56 | 3.7 | 46 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は1,907億円から2,895億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中国 上海市にSIIX EMS (Shanghai) Co., Ltd.(現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2012年12月 | 1,907 | — | 50 | — | 31 |
| フィリピンにSIIX EMS PHILIPPINES, INC.(現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2013年12月 | 2,070 | — | 54 | — | 33 |
| フィリピンにSIIX COXON PRECISION PHILS.,INC. (現SIIX EMS PHILIPPINES, INC.) (現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2014年12月 | 2,098 | — | 65 | — | 41 |
| シンガポールにSIIX-AGT MEDTECH PTE. LTD.(関連会社)を設立。 | |||||
| 2015年12月 | 2,350 | — | 90 | — | 67 |
| ハンガリーにSIIX Hungary Kft.(現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2016年12月 | 2,128 | — | 91 | — | 67 |
| 中国 孝感市にSIIX HUBEI Co., Ltd.(現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2017年12月 | 2,332 | — | 105 | — | 71 |
| 2018年12月 | 2,428 | — | 87 | — | 64 |
| マレーシアにSIIX MALAYSIA SDN. BHD. (現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2019年12月 | 2,230 | — | 56 | — | 37 |
| 2020年12月 | 1,816 | — | 44 | — | 17 |
| シンガポールにSIIX-ORIENT TECHNOLOGY PTE. LTD.(関連会社)を設立。 | |||||
| 2021年12月 | 2,268 | — | 59 | — | 46 |
| 会社設立30周年。 | |||||
| 2022年12月 | 2,770 | — | 83 | — | 47 |
| シンガポール科学技術研究庁およびSIIX-AGT MEDTECH PTE.LTD.との合弁でシンガポールにBotMind Pte. Ltd.(関連会社)を設立。 | |||||
| 2023年12月 | 3,098 | — | 118 | — | 82 |
| 東京都千代田区のRenzoku Biologics株式会社を連結子会社化。 | |||||
| 2024年12月 | 3,023 | 86 | 83 | 2.8 | 38 |
| インドにSIIX Innominds Pvt. Ltd.(関連会社)を設立。 | |||||
| 2025年12月 | 2,895 | 89 | 92 | 3.1 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2,895億円のうち、営業利益として残るのは89億円で3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.3%2,613億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.7%194億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%89億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが265億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは242億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は298億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 75 | −46 | −19 | 29 | 63 |
| 2013年12月 | 34 | −32 | −1 | 2 | 75 |
| 2014年12月 | 24 | −28 | −13 | −4 | 65 |
| 2015年12月 | 80 | −51 | 34 | 29 | 125 |
| 2016年12月 | 63 | −54 | −42 | 9 | 88 |
| 2017年12月 | 45 | −92 | 64 | −47 | 106 |
| 2018年12月 | 10 | −65 | 80 | −55 | 128 |
| 2019年12月 | 89 | −96 | 29 | −7 | 150 |
| 2020年12月 | 133 | −60 | 13 | 73 | 230 |
| 2021年12月 | −81 | −78 | 9 | −159 | 93 |
| 2022年12月 | 56 | −89 | 67 | −33 | 137 |
| 2023年12月 | 198 | −104 | −60 | 94 | 181 |
| 2024年12月 | 231 | −91 | −123 | 140 | 218 |
| 2025年12月 | 265 | −23 | −164 | 242 | 298 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は2,079億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,038億円で、自己資本比率は49.7%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 747 | 255 | 492 | 33.8 |
| 2013年12月 | 892 | 332 | 560 | 37.0 |
| 2014年12月 | 1,034 | 415 | 619 | 39.9 |
| 2015年12月 | 1,100 | 497 | 603 | 45.1 |
| 2016年12月 | 1,097 | 516 | 581 | 46.8 |
| 2017年12月 | 1,305 | 576 | 729 | 43.9 |
| 2018年12月 | 1,374 | 560 | 814 | 40.5 |
| 2019年12月 | 1,434 | 582 | 852 | 40.3 |
| 2020年12月 | 1,444 | 565 | 879 | 38.8 |
| 2021年12月 | 1,699 | 664 | 1,035 | 38.8 |
| 2022年12月 | 2,052 | 774 | 1,278 | 37.5 |
| 2023年12月 | 2,168 | 895 | 1,273 | 41.1 |
| 2024年12月 | 2,175 | 1,010 | 1,165 | 46.2 |
| 2025年12月 | 2,079 | 1,038 | 1,041 | 49.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで284社中138位あたり、逆に低いのは売上成長率で284社中262位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,610で、1年前と比べて+29.2%。過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.4倍 |
| PER (会社予想) | 9.3倍 |
| PBR | 0.69倍 |
| 配当利回り | 3.11% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月4日に前日比+7.21%の1531円と急伸し、52週高値1570円に接近。1ヶ月で+18.32%上昇し、25日線1365円を+12%上回る。出来高も56万株と直近平均の約2倍に膨らみ、上昇に勢いがついている。52週安値1145円からは+34%の水準で、基調は強く、高値圏での需給ひっ迫が続く。ただしRSIは76.27と過熱感があり、短期的な調整リスクにも注意が必要。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)。
PERは26.4倍と業界平均17.2倍を上回るが、PBR0.62倍は業界平均1.21倍を下回り割安感がある。ROE2.4%と低く、配当利回り3.51%は業界平均2.96%を上回る。配当性向231%と高く、減益予想で持続性に懸念。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.4倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 9.3倍 | — |
| PBR | 0.69倍 | 1.24倍 |
| ROE | 2.4% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
シークスの投資論点は、電子部品市況の変動と収益性の改善余地を巡って強気と弱気が対立する。強気派は、業界在庫調整の終了と需要回復に伴い売上・利益が改善すると期待する。一方、弱気派は、同業他社と比較して利益率が低く、市況の回復が限定的である可能性や、競争激化によるマージン低下を懸念する。2025年12月期の予想営業利益率は3.07%と低水準で、ROE2.4%と資本効率も低い。PBR0.62倍と割安に見えるが、低収益性を反映している可能性がある。
- 電子部品需要の回復
業界在庫調整が一巡し、自動車・産業機器向け需要が回復しつつある。
- 割安なバリュエーション
PBR0.62倍は解散価値以下で、株価は資産価値を下回っている。
- 安定配当と自社株買い
配当利回り3.51%と高めで、株主還元姿勢は評価できる。
- 営業利益率の小幅改善が継続2026年12月期影響弱
営業利益率がFY24の2.84%からFY25の3.07%へ0.23pt改善、FY26も改善期待
- 低PBR是正への株主還元圧力次回株主総会影響中
PBR0.62倍と1倍割れ、東証要請により自社株買い等の検討余地
- 高水準の外国人保有比率継続影響弱
外国人保有比率17.6%、更なる上積みで需給改善期待
- 配当利回り3.5%の下支え通年影響弱
配当利回り3.51%は市場平均超、株価下落抑制効果
- 低い収益性
営業利益率2.84%と低く、競合と比べても見劣りする。
- 需要回復の不確実性
2025年売上高予想は2895億円と減少見通しで、回復は力強くない。
- 競争激化
専門商社業界は参入障壁が低く、価格競争が収益を圧迫する。
- 純利益の急減による減配リスク2025年12月期影響強
純利益がFY23の82億円からFY25の25億円へ70%減、配当性向99%で持続困難
- 売上高の減少トレンド継続2026年12月期影響強
売上高がFY23の3,098億円からFY25の2,895億円へ減少、構造的な需要減退
- ROE2.4%と資本効率の低さ継続影響中
ROE2.4%は資本コストを下回り、株主価値創造の不透明感
- PER26倍と割高感通年影響中
PER26.4倍は純利益減少により実質的に上昇、バリュエーション調整リスク
- 売上高成長率
- 電子部品需要の回復度合いを測る重要指標。
- 営業利益率
- 改善がなければ投資妙味は薄い。競合との差を確認。
- ROE
- 資本効率の低さが解消されるかを見る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+2.1%。いまの株価に対する利回りは3.11%。増配か配当維持が9年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 25 | — | 40.7 |
| 2017年12月 | 26 | 4.0 | 133.6 |
| 2018年12月 | 27 | 3.8 | 55.8 |
| 2019年12月 | 28 | 3.7 | 57.9 |
| 2020年12月 | 29 | 3.6 | 59.1 |
| 2021年12月 | 30 | 3.4 | 15.5 |
| 2022年12月 | 31 | 3.3 | — |
| 2023年12月 | 44 | 41.9 | 109.3 |
| 2024年12月 | 48 | 9.1 | 142.3 |
| 2025年12月 | 49 | 2.1 | 231.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ48,204人。区分でいちばん多いのは個人・その他で30.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.1%を占め、残る48.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 22.3 | 24.3 | 26.9 | 28.2 | 34.1 | 30.7 |
| 事業法人 | 27.1 | 27.1 | 27.3 | 26.9 | 27.1 | 29.2 |
| 金融機関 | 29.1 | 30.4 | 26.2 | 24.9 | 22.2 | 21.9 |
| 外国法人 | 18.8 | 17.0 | 17.5 | 17.5 | 13.4 | 17.5 |
| 自己株式 | 6.2 | 6.2 | 6.2 | 6.6 | 6.6 | 6.5 |
| 証券会社 | 2.7 | 1.2 | 1.9 | 2.5 | 3.0 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | サカタインクス株式会社 | 21.45 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.22 |
| 03 | 有限会社フォーティ・シックス | 4.76 |
| 04 | 株式会社りそな銀行 | 4.31 |
| 05 | 株式会社三井住友銀行 | 4.29 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常代 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.34 |
| 07 | 一般財団法人村井シークス財団 | 2.06 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口4) | 1.88 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.80 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.43 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-07株式会社 三井住友銀行新規の大量保有報告0.56%-3.73pt
- 2026-04-07株式会社りそな銀行新規の大量保有報告0.56%-3.75pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−59%、1株純資産は14期で+104%。直近期のROEは2.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 130 | 1,071 | 13.7 | 7.7 | 45.7 |
| 2013年12月 | 141 | 1,398 | 11.4 | 9.1 | 53.6 |
| 2014年12月 | 88 | 875 | 11.1 | 14.6 | 36.9 |
| 2015年12月 | 138 | 986 | 14.8 | 13.6 | 57.6 |
| 2016年12月 | 134 | 1,042 | 13.3 | 14.7 | 40.7 |
| 2017年12月 | 144 | 1,162 | 13.1 | 16.8 | 133.6 |
| 2018年12月 | 131 | 1,178 | 11.4 | 10.9 | 55.8 |
| 2019年12月 | 78 | 1,224 | 6.5 | 19.5 | 57.9 |
| 2020年12月 | 36 | 1,187 | 3.0 | 42.3 | 59.1 |
| 2021年12月 | 97 | 1,394 | 7.5 | 14.7 | 15.5 |
| 2022年12月 | 100 | 1,626 | 6.6 | 12.8 | — |
| 2023年12月 | 174 | 1,892 | 9.9 | 8.4 | 109.3 |
| 2024年12月 | 80 | 2,133 | 4.0 | 15.1 | 142.3 |
| 2025年12月 | 53 | 2,190 | 2.4 | 24.8 | 231.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2025/12期の役員報酬は総額353百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 平岡和也 | CEO兼COO 代表取締役 社長執行役員 | 53 | 19,000 |
| 丸山徹 | COS 代表取締役専務執行役員 | 63 | 16,000 |
| 高木浩昭 | CTO 取締役 常務執行役員 技術統括部長 | 65 | 9,000 |
| 蒲田顕久 | CFO 取締役 常務執行役員 財務経理部長 兼 IR・広報部長 | 63 | 2,000 |
| 髙谷晋介 | 取締役 | 74 | 2,000 |
| 大森進 | 取締役 | 75 | — |
| 二子石謙輔 | 取締役 | 73 | — |
| 半田清 | 取締役 | 69 | 2,000 |
| 尾﨑哲 | 取締役 | 68 | — |
| 吉田明生 | 監査役(常勤) | 64 | 13,000 |
| 新田泰生 | 監査役 | 66 | — |
| 村上正樹 | CSO専務執行役員 営業企画室 管掌 | — | — |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 浦谷行信 | 資材統括部長 | — |
| 岩武孝明 | 北米・中南米地域担当 兼 SIIX U.S.A. Corp.マネージングディレクター 兼 SIIX EMS MEXICO S de RL de C.V担当 | — |
| 佐治宏哲 | 欧州地域担当 兼 SIIX Europe GmbH 担当 兼 SIIX EMS Slovakia s.r.o. 担当 兼 SIIX Hungary Kft. 担当 | — |
| 河西正則 | アセアン・インド地域担当 兼 Thai SIIX Co., Ltd.マネージングディレクター | — |
| 小出裕一 | 情報システム部長 | — |
| 江川善信 | 中華圏担当 兼 SIIX H.K. Ltd. マネージングディレクター 兼 SIIX EMS (DONG GUAN) Co., Ltd. 董事長 兼 総経理 兼 SIIX HUBEI Co., Ltd. 董事長 兼 美的PJ 担当 兼 SIIX (Shanghai) Co., Ltd. 担当 兼 SIIX EMS (Shanghai) Co., Ltd. 担当 兼 SIIX TWN Co., Lt | — |
| 福井由紀 | 法務部長 | — |
| 紀川浩二 | 東京営業部長 兼 大阪営業部 担当 兼 名古屋営業部 担当 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 225 | 25 | 15 | 266 | 33 |
| 社外取締役 | 6 | 63 | — | — | 63 | 11 |
| 監査役 | 1 | 24 | — | — | 24 | 24 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,691字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,788字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,206字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,198字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第35期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第34期(2025/01/01-2025/06/30)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第33期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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