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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

セブン&アイ・ホールディングス

Seven & i Holdings Co., Ltd.3382 · Prime · 小売業

世界最大のコンビニエンスストアチェーンを展開。国内外で加盟店と連携し、日用品・食品・金融サービスを提供する小売業の巨人。

概要

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」を中核とする純粋持株会社である。国内約2万1千店、海外約8万店を展開し、2026年2月期の営業収益は10.4兆円、営業利益は4229億円に達する。米国Speedway買収で店舗網を拡大する一方、百貨店やスーパー事業の切り離しを進め、コンビニ事業に特化したグローバル戦略を推進している。

国内コンビニ事業が営業利益の過半を稼ぐ収益構造

国内コンビニエンスストア事業は、セブン-イレブン・ジャパンが運営するフランチャイズチェーンが中心である。2026年2月期のセグメント営業収益は9146億円、営業利益は2225億円で、グループ全体の営業利益の約53%を占める。チェーン全店売上は5兆4693億円に達し、既存店売上は前年を上回ったが、原材料高騰で荒利率が低下した。加盟店との分業体制により、固定費負担が軽減されている。

海外コンビニ事業は売上規模が国内の9倍、利益は同水準

海外コンビニエンスストア事業は、米国7-Eleven, Inc.を中心に約133社で構成される。2026年2月期の営業収益は8兆5568億円と国内の約9倍だが、営業利益は2222億円とほぼ同水準である。2021年に買収したSpeedway LLC(約3900店舗)が収益に貢献する一方、物価上昇で低所得層の消費が抑制されるなど、利益率は国内に比べて低い。為替変動の影響も受けやすい。

グループ再編でCVS事業に特化、非中核資産を切り離し

2023年9月にそごう・西武を譲渡、2025年6月にセブン銀行株式の一部を売却(持分法適用会社化)、2025年9月にはヨーク・ホールディングス傘下のスーパー事業を非連結化した。これにより、2026年2月期のスーパーストア事業の営業収益は前年比48.1%の6895億円に縮小した。グループは純粋持株会社体制のもと、国内外のコンビニ事業に経営資源を集中する方針である。

金融・IT・エンタメで周辺サービスを展開

金融関連事業では、セブン・フィナンシャルサービスとセブンCSカードサービスがクレジットカードやATM運営を行う。セブン銀行は2025年6月に持分法適用会社となったが、店内ATMは引き続き顧客利便性を支える。その他事業では、SpireX(旧セブン&アイ・ネットメディア)がITサービスを提供し、タワーレコードやぴあもグループに属する。2026年2月期のその他事業営業収益は1797億円である。

業界の中での役割はコンビニエンスストアチェーン運営企業(加盟店方式)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
10.4兆円
営業利益
4,230億円
営業利益率
4.1%
純利益
2,928億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
北米8.0兆円76.3%2,254億円2.8%
日本1.8兆円17.7%2,112億円11.5%
その他の地域6,250億円6.0%-12億円-0.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内コンビニエンスストア事業主力

日本国内でセブン-イレブンのフランチャイズチェーンを運営。加盟店と連携し、食品・日用品の販売、セブンドリーム・ドットコム等の通販、セブン・ミールサービス等の給食サービスを展開。約21,000店舗を有する国内最大手。

主な製品・サービス3
セブン-イレブン店舗運営
24時間営業のコンビニエンスストア。食品、日用品、ATMサービス、各種手続き代行等を提供。
セブンドリーム・ドットコム
インターネット通販サービス。店舗受取対応で利便性を向上。
セブン・ミールサービス
事業所・施設向け給食サービスの運営。

02海外コンビニエンスストア事業主力

米国・豪州・中国などでセブン-イレブンを展開。米国ではSpeedway買収により店舗網を拡大。世界で約8万店舗を超える業界最大手。ローカルパートナーとの合弁や子会社を通じた運営。

主な製品・サービス1
セブン-イレブン店舗運営(海外)
世界各国のフランチャイズチェーン。現地の消費者ニーズに合わせた商品構成とサービスを提供。

03金融関連事業準主力

グループ内でクレジットカード(セブンカード)、セブン銀行ATM、フィナンシャルサービスを提供。店舗内ATMやカード決済で顧客利便性を高める。

主な製品・サービス2
セブン銀行ATM
コンビニエンスストアに設置されたATM。預金・引き出し・振込等の金融サービスを24時間提供。
セブンCSカードサービス
クレジットカード「セブンカード」の発行・運営。ポイントプログラム等を提供。

04スーパーストア事業副次

スーパーマーケット(ヨーク等)の運営。国内コンビニとは異なるフォーマットで食品・日用品を販売。関連会社を通じて展開。

05その他事業その他

ITサービス(SpireX)、エネルギー管理、飲食・エンターテイメント(タワーレコード、ぴあ)等を展開。グループの多角化の一環。

主な製品・サービス3
SpireX
デジタルマーケティング支援、システム開発等のITサービス。グループ内のDXを推進。
タワーレコード
音楽・映像ソフトの販売、ライブイベント運営。
ぴあ
チケット販売、イベント企画・運営。

製品と技術

セブン-イレブン店舗とフランチャイズシステム

国内約21,000店舗、海外約80,000店舗を展開するセブン-イレブンは、24時間営業のコンビニエンスストアである。食品・日用品の販売に加え、ATM、各種手続き代行、宅配便受付などのサービスを提供する。フランチャイズ方式を採用し、本部は商品開発・物流・POSシステムを提供し、加盟店が店舗運営を行う。出来立て商品の「セブンカフェ ベーカリー」や「セブンカフェ ティー」などの差別化商品を投入している。

セブン銀行ATMとクレジットカード「セブンカード」

セブン銀行は、セブン-イレブン店舗内にATMを設置し、24時間の預金・引き出し・振込サービスを提供する。同行は2008年にジャスダック上場、2011年に東証一部上場を果たしたが、2025年6月にセブン&アイが株式の一部を売却し、持分法適用会社となった。また、セブンCSカードサービスが発行する「セブンカード」は、ポイントプログラムを通じてグループ内の購買データを蓄積し、マーケティングに活用している。

SpireXとデジタルマーケティング支援

SpireX(旧セブン&アイ・ネットメディア)は、グループのIT・デジタル戦略を担う。ECサイト「セブンドリーム・ドットコム」の運営や、店舗受取サービス、デジタルマーケティング支援、システム開発などを手掛ける。2014年にはニッセンホールディングスを子会社化し、通販事業の知見を取り込んだ。同社は2025年11月に商号を変更し、グループのDX推進の中核として位置づけられている。

タワーレコード・ぴあ等のエンターテイメント事業

グループのその他事業には、音楽・映像ソフト販売のタワーレコードと、チケット販売・イベント運営のぴあが含まれる。両社は関連会社としてグループに残り、コンビニ事業との相乗効果を狙う。タワーレコードは実店舗とECを併用し、ぴあは国内外のライブ・スポーツイベントのチケット販売でシェアを持つ。ただし、2026年2月期のその他事業営業利益は69.8億円とグループ全体の1.7%に過ぎない。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

売上高で国内首位、営業利益率は改善途上

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」を中核に、総合スーパー「イトーヨーカ堂」、百貨店「そごう・西武」などを展開する。売上高は約11.9兆円(2025年2月期)と小売業界で最大級だが、営業利益率は3.52%と低く、収益性改善が課題。同業のイオンは売上高約10.1兆円で営業利益率2.35%とさらに低い。また、海外では北米・アジアに展開するが、依然として国内依存度が高く、内需変動の影響を受けやすい。競合の光フードサービスやトライアルHDは規模は小さいが、成長性や収益性で差別化を図っている。

強み

  • 全国2万店超のセブン-イレブンを擁し、圧倒的な店舗網とブランド力を持つ。
  • 北米・アジアに約8万店のセブン-イレブンを展開し、グローバル成長の基盤を有する。
  • 「セブンプレミアム」などPB商品の開発力が強く、粗利率向上に貢献している。
  • コンビニ、スーパー、百貨店など多業態を組み合わせたクロスセルが可能。

課題

  • 営業利益率3.5%と低く、コスト効率の改善と高付加価値化が急務。
  • トライアルHDなど低価格・効率経営の新興勢力に対抗する必要がある。
  • 人口減少で国内需要が縮小傾向にあり、海外戦略強化が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がセブン&アイ・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載8社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
19983ファーストリテイリング22.4兆円45.1倍
26752パナソニック ホールディングス10.5兆円52.9倍
33382セブン&アイ・ホールディングス5.3兆円17.2倍
49020東日本旅客鉄道4.0兆円16.2倍
59022東海旅客鉄道3.9兆円6.9倍
68267イオン3.8兆円50.7倍
74689LINEヤフー3.7兆円19.2倍
87936アシックス3.1兆円23.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

2005年:セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズの共同株式移転で発足

2005年4月、3社の取締役会が持株会社設立を決議。同年9月に株式移転によりセブン&アイ・ホールディングスが設立され、東京証券取引所市場第一部に上場した。設立時点で、コンビニ、スーパー、レストランという異なる業態を統括する持株会社としてスタートした。同年11月には米国7-Eleven, Inc.を公開買付けで完全子会社化し、海外展開の基盤を築いた。

2006年:ミレニアムリテイリング買収で百貨店事業に参入

2006年1月、株式会社ミレニアムリテイリングの株式65.45%を取得し、そごうや西武百貨店などを傘下に収めた。同年6月には株式交換で完全子会社化した。これにより、百貨店という高級小売業態をグループに加え、小売業の幅を広げた。しかし、百貨店事業はその後低迷し、2023年にそごう・西武の全株式を譲渡することになる。

2008〜2011年:金融・IT・ヘルスケアへの多角化を推進

2008年1月にセブン&アイ・フィナンシャル・グループを設立し金融事業を統括。同年2月にはセブン銀行がジャスダックに上場した。2008年7月にはセブン&アイ・ネットメディア(現SpireX)を設立し、IT事業を強化。2009年6月にはセブンヘルスケアを設立し、一般用医薬品市場に参入した。2011年12月にはセブン銀行が東証一部に上場し、金融事業の自立度が高まった。

2021年:Speedway買収で北米コンビニ事業を拡大

2021年5月、7-Eleven, Inc.の完全子会社SEI Speedway Holdingsが、米国Marathon Petroleum CorporationからSpeedway LLC他20社の株式を取得した。Speedwayは米国で約3900店舗を展開する大手ガソリンスタンドチェーンであり、これにより北米の店舗網が約1万店に拡大した。買収額は約210億ドルとされ、グループの海外売上高を大幅に押し上げた。

2023〜2025年:百貨店・スーパー・銀行の切り離しとCVS集中

2023年9月、そごう・西武の全株式を譲渡し、百貨店事業から撤退。2025年6月にはセブン銀行株式の一部を売却し、セブン銀行は連結子会社から持分法適用会社に変更された。2025年9月にはヨーク・ホールディングスの吸収分割によりスーパー事業の大部分を非連結化した。一連の再編により、グループはコンビニエンスストア事業に特化する体制へと移行した。

2025年:「7-Elevenの変革」計画でグローバル成長戦略を策定

2025年8月、同社初の真のグローバル戦略計画「7-Elevenの変革」を発表した。コンビニ事業に特化した新体制のもと、グローバルな成長戦略を打ち出し、マネジメントプロセスを改革した。同年9月からはCVS事業特化体制が始動し、グループ全体の方向性を統一。サステナビリティや人的資本の取り組みも強化し、中長期的な企業価値向上を目指す。

年表24件を開く

2000年代

  • 2005年4月創業株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、株式会社イトーヨーカ堂及び株式会社デニーズジャパン(以下「3社」)は共同して株式移転により完全親会社となる持株会社(当社)を設立することを取締役会で決議し、株式移転契約書を締結。
  • 2005年5月創業3社の株主総会において株式移転による持株会社設立を承認。
  • 2005年9月創業当社設立。東京証券取引所市場第一部上場。
  • 2005年11月M&A7-Eleven, Inc.の株式を子会社を通じて公開買付けにより取得し、完全子会社となる。
  • 2005年12月M&A株式会社ミレニアムリテイリングと事業提携並びに経営統合に関する基本合意書を締結。
  • 2006年1月株式会社ミレニアムリテイリングの株式65.45%を取得し、同社の子会社である株式会社そごう、株式会社西武百貨店ほか11社が当社の子会社となる。
  • 2006年6月M&A株式会社ミレニアムリテイリングの株式を追加取得した上で株式交換を行い、同社が完全子会社となる。
  • 2006年9月M&A株式会社ヨークベニマルと株式交換を行い、同社が完全子会社となる。
  • 2007年1月創業レストラン事業分野の相乗効果を図るため、同事業分野3社(株式会社デニーズジャパン、株式会社ファミール及びヨーク物産株式会社)を統合・再編することとし、これら3社の100%親会社となる株式会社セブン&アイ・フードシステムズを設立。
  • 2008年1月創業金融関連事業強化のため、同事業を統括する新会社株式会社セブン&アイ・フィナンシャル・グループを設立。
  • 2008年2月上場株式会社セブン銀行は、2008年2月29日にジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。
  • 2008年7月創業IT関連事業強化のため、同事業を統括する新会社株式会社セブン&アイ・ネットメディア(現SpireX株式会社)を設立。
  • 2009年6月創業一般用医薬品市場参入のため、株式会社セブンヘルスケア設立。
  • 2009年8月M&A株式会社ミレニアムリテイリング、株式会社そごう、株式会社西武百貨店の3社を統合し、存続会社である株式会社そごうの商号を、株式会社そごう・西武に変更。

2010年代

  • 2011年3月M&A株式会社セブン&アイ・フィナンシャル・グループは、株式会社SEキャピタルと合併し解散、存続会社である株式会社SEキャピタルは、商号を株式会社セブン・フィナンシャルサービスへ変更。
  • 2011年4月株式会社セブンCSカードサービスの株式51.00%を取得し、同社が子会社となる。
  • 2011年12月上場株式会社セブン銀行は、2011年12月26日に東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2014年1月株式会社セブン&アイ・ネットメディアは、株式会社ニッセンホールディングスの株式を公開買付け及び第三者割当増資の引受けにより議決権の50.74%を取得し、同社及び同社の子会社25社が当社の連結子会社となる。
  • 2016年11月M&A株式会社セブン&アイ・ネットメディアは、株式交換により株式会社ニッセンホールディングスの株式を取得し、同社が完全子会社となる。

2020年代

  • 2021年5月M&A7-Eleven, Inc.の完全子会社として設立されたSEI Speedway Holdings, LLCは、米国Marathon Petroleum Corporationから、Speedway LLC他20社の株式その他の持分を取得し、同社らが当社の連結子会社となる。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、当社及び株式会社セブン銀行は東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年9月株式会社そごう・西武の発行済株式の全部を譲渡し、同社及びその子会社を連結の範囲から除外。
  • 2025年6月株式会社セブン銀行の発行済株式の一部を譲渡し、同社及びその子会社を連結の範囲から除外。同社は持分法適用会社となる。
  • 2025年9月株式会社ヨーク・ホールディングスの吸収分割に伴い、同社傘下の子会社を連結の範囲から除外。吸収分割先法人の親会社である株式会社BCJ-95への出資に伴い、同社は持分法適用会社となる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    7-Eleven変革プランの実行

    コンビニエンスストア事業に特化し、グローバル戦略計画「変革プラン」を迅速に実行。コミュニケーション、スピード、アカウンタビリティの観点からマネジメントプロセスを改革し、一体感のある成長戦略を推進する。

  2. 02

    規律あるキャピタル・アロケーション

    変革プランに基づき、資本配分の規律を徹底し、長期的な株主価値の最大化を目指す。

  3. 03

    サステナビリティ戦略の推進

    「7つの重点課題」に基づき、CO₂削減、プラスチック対策、食品ロス対策、持続可能な調達、人権デューデリジェンス等を強化。ネイチャーポジティブ、TCFD/TNFD開示にも取り組む。

  4. 04

    人的資本と企業文化の変革

    創業者の精神を基盤に、挑戦・革新の文化を醸成。DEI推進、ワークライフバランス支援、グローバル人財育成・採用を進め、従業員が成長実感できる環境を整備。

  5. 05

    ガバナンス体制の強化

    独立社外取締役が過半を占める取締役会、CEOと議長の分離、指名・報酬委員会の独立性確保により、迅速な意思決定と透明性を向上。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で35,967人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は855万円で、9期前と比べて+14.9%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は17.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月54,448
2018年2月56,606
2019年2月58,165
2020年2月74444.719.357,270
2021年2月74243.917.158,975
2022年2月73942.715.383,635
2023年2月77643.315.384,154
2024年2月81943.915.877,902
2025年2月83244.616.862,012679
2026年2月85545.117.535,9671,176

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社33(国内 24 / 海外 9、うち連結子会社 26) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
海外コンビニエンスストア事業36,788億円
海外コンビニエンスストア事業 — アメリカ テキサス州36,502億円
国内コンビニエンスストア事業7,112億円
本部及び地区事務所他1,021億円
千代田二番町店他2,936店舗758億円
金融関連事業598億円
埼玉川島店他1,272店舗409億円
本部 — 東京都403億円
全社(共通)
相生店他1,535店舗375億円
南7条店他991店舗374億円
ほか46件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(注)3
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    7-Eleven, Inc. (注)3、7
    アメリカ テキサス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セブン‐イレブン・沖縄
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セブンドリーム・ドットコム
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権68.0%
  • 国内
    株式会社セブンネットショッピング
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セブン・ミールサービス
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    SEJ Asset Management & Investment Company (注)3、7
    アメリカ デラウェア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SEI Speedway Holdings, LLC (注)3、7
    アメリカ デラウェア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Speedway LLC (注)3、7
    アメリカ デラウェア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    7-Eleven International LLC (注)3、7
    アメリカ デラウェア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    AR BidCo Pty Ltd (注)3、7
    オーストラリア ビクトリア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Convenience Group Holdings Pty Ltd (注)3、7
    オーストラリア ビクトリア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
  • 7-Eleven Stores Pty Ltd (注)7オーストラリア ビクトリア州100%
  • CONVENIENCE HOLDINGS PTY LTD (注)3、7オーストラリア ビクトリア州100%
  • SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC.アメリカ ハワイ州100%
  • セブン‐イレブン(中国)投資有限公司(注)3中国 北京市100%
  • セブン‐イレブン北京有限公司中国 北京市65%
  • セブン‐イレブン成都有限公司(注)3中国 四川省100%
  • セブン‐イレブン天津商業有限公司中国 天津市100%
  • 株式会社セブン・フィナンシャルサービス東京都 千代田区100%
  • 株式会社セブンCSカードサービス東京都 千代田区51%
  • SpireX株式会社東京都 千代田区100%
  • 株式会社テルベ北海道 北見市99%
  • 株式会社セブン&アイ・エナジーマネジメント東京都 千代田区100%
  • 株式会社セブン&アイ・フィナンシャルセンター東京都 千代田区100%
  • その他115社(注)6
  • タワーベーカリー株式会社埼玉県 越谷市20%
  • 山東衆邸便利生活有限公司中国 山東省35%
  • 株式会社BCJ-95東京都 品川区35%
  • 株式会社セブン銀行(注)4東京都 千代田区33%
  • タワーレコード株式会社東京都 渋谷区45%
  • ぴあ株式会社(注)4、5東京都 渋谷区18%
  • その他7社(注)6

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は10.4兆円営業利益4,230億円前期と比べると減収増益で、売上が-12.9%、利益が+0.5%。

売上高
-12.9%
10.4兆円
営業利益
+0.5%
4,230億円
純利益
+69.2%
2,928億円
営業利益率
4.1%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高10.4兆円10.4兆円
営業利益4,250億円4,230億円
純利益2,780億円2,928億円
1株あたり配当¥60¥60

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2.4兆円、営業利益は1,050億円。

対象期間売上高兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q6.04319
2019年4Q6.79467
2020年4Q6.64482
2021年4Q5.77483
2022年4Q8.75359
2023年4Q11.81463
2024年4Q11.47424
2025年4Q11.972,3402.01,209
2026年4Q10.432,1462.11,710
2027年1Q2.381,0504.4606

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は5.0兆円から10.4兆円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は4.1%。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月4.992,9581,381
2014年2月5.633,3911,757
2015年2月6.043,4151,730
株式会社セブン&アイ・ネットメディアは、株式交換により株式会社ニッセンホールディングスの株式を取得し、同社が完全子会社となる。
2016年2月6.053,5021,609
2017年2月5.843,644968
2018年2月6.043,9071,812
2019年2月6.794,0652,030
2020年2月6.644,1792,182
7-Eleven, Inc.の完全子会社として設立されたSEI Speedway Holdings, LLCは、米国Marathon Petroleum Corporationから、Speedway LLC他20社の株式その他の持分を取得し、同社らが当社の連結子会社となる。
2021年2月5.773,5741,793
2022年2月8.753,5862,108
2023年2月11.814,7592,810
2024年2月11.475,0712,246
2025年2月11.974,2103,7463.51,731
2026年2月10.434,2303,7744.12,928

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高10.4兆円のうち、営業利益として残るのは4,230億円4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2,928億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.7%8.8兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.0%2.7兆円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.1%4,230億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.0pt
7.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが6,667億円、投資CFが−4,773億円で、差し引きのフリーCFは1,894億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は4,261億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF兆円財務CF兆円フリーCF兆円現金残高兆円
2013年2月3,914−0.340.010.050.80
2014年2月4,543−0.29−0.060.170.92
2015年2月4,167−0.27−0.080.151.00
2016年2月4,890−0.34−0.000.151.15
2017年2月5,125−0.37−0.080.141.21
2018年2月4,983−0.24−0.170.261.30
2019年2月5,779−0.56−0.010.021.31
2020年2月5,767−0.32−0.210.261.35
2021年2月5,400−0.390.690.152.18
2022年2月7,365−2.510.94−1.771.41
2023年2月9,285−0.41−0.270.521.67
2024年2月6,730−0.43−0.380.241.56
2025年2月8,765−0.73−0.390.141.35
2026年2月6,667−0.48−1.110.190.43

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は9.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3.6兆円で、自己資本比率は39.6%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本兆円負債兆円自己資本比率%
2013年2月4.261.992.2744.4
2014年2月4.812.222.5943.6
2015年2月5.232.432.8043.9
2016年2月5.442.512.9443.6
2017年2月5.512.483.0342.4
2018年2月5.502.582.9244.2
2019年2月5.802.673.1243.5
2020年2月6.002.763.2443.4
2021年2月6.952.834.1238.4
2022年2月8.743.155.5934.1
2023年2月10.553.656.9032.9
2024年2月10.593.906.6935.1
2025年2月11.394.227.1635.4
2026年2月9.143.655.4939.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
4,386億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2.9兆円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2,230億円
在庫として抱えている分
負債合計
5.5兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中71位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中309位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-12.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,046.5で、1年前と比べて+8.6%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥2,046.5+0.6%1ヶ月+2.2%1年+8.6%時価総額5.3兆円
過去52週の値幅
安値¥1,811高値¥2,417

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.2倍
PER (会社予想)16.9倍
PBR1.28倍
配当利回り2.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8/21終値は2030.5円と前日比‐0.1%でほぼ横ばい。25日移動平均線(2083円)を約2.5%下回り、上値の重さが意識される展開。一方、75日線(1974円)は上回っており、中期的には底堅さも見せる。直近1か月で‐2.4%と軟調だが、1年では+3.2%と小幅上昇。52週高値2417円からは16%下落し、52週安値1811円からは約12%上昇。出来高は7/10に1704万株と膨らんだ後、直近は875万株と落ち着いている。RSIは38.5と弱気圏だが、買い戻しの兆しも見える。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)

PERは17.11倍と業界平均の40.19倍を大幅に下回り、割安感が顕著。PBRも1.27倍で平均の3.06倍を大きく下回る。配当利回りは2.95%と平均の12.61%を下回るが、これは平均が異常に高いためで、実際の利回りは十分。配当性向は103.2%と高く還元は手厚いが、利益に対する負担が大きい。ROEは7.6%と中程度。割安だが、配当の持続性や収益力の改善が今後の課題となる。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.2倍39.6倍
PER (予想)16.9倍
PBR1.28倍2.44倍
ROE7.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内コンビニ事業は安定成長を見せる一方、総合スーパー事業の構造改革や海外事業の収益性が課題。強気派は、国内セブン-イレブンの高い収益力が引き続き支え、イトーヨーカドーの再建や北米事業のてこ入れで全体の営業利益率改善が見込めるとみる。また、株主還元の強化やコーポレートガバナンス改革も期待。一方、弱気派は、コンビニ市場の飽和と競争激化で既存店売上高が伸び悩むほか、海外事業の現地競争や為替変動の影響で不安定と懸念。また、ヨーカドーの立て直しは遅れており、資本効率の悪化が続くとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 国内コンビニの収益基盤

    約2万店舗で高い収益性、ドミナント戦略で地域シェアが強い

  • 構造改革の進展

    ヨーカドーの再編で収益改善、2026年2月期は営業利益率4%超え

  • 株主還元とガバナンス

    自社株買いや増配、独立社外取締役の導入などで企業価値向上を目指す

  • 当期純利益が2,928億円へ69%増益通年影響

    純利益は前期1,731億円から2,928億円へ約1,197億円増加。

  • 売上減でも営業利益率0.54ポイント改善通年影響

    営業利益は4,210億円から4,230億円へ微増。売上高減少で利益率は3.52%から4.06%に改善。

  • 予想PER17.4倍と実績から改善決算発表後影響

    実績PER17.67倍に対し、予想PER17.4倍と0.27ポイント低下。

  • 配当利回り2.86%と安定株主還元継続影響

    配当利回りは2.86%を維持。

マイナスに働く材料6
  • コンビニ市場の飽和

    国内店舗網は拡大余地が小さく、既存店売上高の伸びは鈍化傾向

  • 海外事業の課題

    北米・アジアで競争が激しく、現地企業との競争や為替リスクがある

  • スーパー事業の低迷

    イトーヨーカドーは赤字が続き、抜本的改革が難しい状況

  • 売上高が1兆5,425億円減少通年影響

    売上高は119,728億円から104,303億円と12.9%減少。

  • 営業利益は20億円増にとどまる通年影響

    営業利益は4,210億円から4,230億円へ20億円増。

  • 純利益の変動が大きく予測困難不定影響

    純利益は2,246億円、1,731億円、2,928億円。

次の決算で確かめる点
国内コンビニ既存店売上高
コンビニ事業の頭打ち感を確認する主要指標
イトーヨーカドー事業の営業損益
構造改革の進捗度合いを測るための重要なバロメーター
海外コンビニの営業利益率
海外展開の収益性が全体業績に与える影響を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり60で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.93%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥60
1株あたり
配当利回り
2.93%
いまの株価に対して
配当性向
103.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月30108.2
2018年2月300.0113.7
2019年2月325.693.3
2020年2月333.7154.8
2021年2月330.0135.7
2022年2月331.582.4
2023年2月3813.055.5
2024年2月380.0232.2
2025年2月406.294.9
2026年2月5025.0103.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥60

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ257,753人。区分でいちばん多いのは金融機関31.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.1%を占め、残る52.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
金融機関36.935.932.731.632.631.0
外国法人28.131.133.136.133.127.3
個人・その他12.211.410.99.310.720.9
事業法人14.314.214.716.817.116.1
自己株式0.20.20.20.20.211.1
証券会社8.67.38.66.16.54.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)15.18
02伊藤興業株式会社8.14
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.47
04日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.04
05三井物産株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.87
06JP MORGAN CHASE BANK 385864 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.84
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.80
08SMBC日興証券株式会社1.47
09三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社1.30
10THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-20
    ブラックロック・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    6.33%
    +1.23pt
  • 2026-08-20
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    5.15%
    +0.08pt
  • 2026-05-12
    伊藤興業株式会社
    新規の大量保有報告
    8.14%
    +0.55pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−24%、1株純資産は14期で−27%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1562,1407.617.370.7
2014年2月1992,3728.819.277.1
2015年2月1962,6017.923.467.9
2016年2月1822,6836.924.7103.2
2017年2月1092,6414.140.2108.2
2018年2月2052,7447.621.8113.7
2019年2月2302,8508.221.393.3
2020年2月829828.515.0154.8
2021年2月681,0086.819.9135.7
2022年2月801,1257.523.482.4
2023年2月1061,3118.719.155.5
2024年2月851,4176.226.3232.2
2025年2月671,5554.532.294.9
2026年2月1191,5667.618.5103.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

37名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は37名。2026/2期の役員報酬は総額2,436百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約30倍にあたる。

氏名役職年齢
伊藤順朗代表取締役会長 執行役員会長68
スティーブン・ヘイズ・デイカス代表取締役社長 執行役員社長 最高経営責任者(CEO)65
木村成樹代表取締役副社長 執行役員副社長 最高管理責任者(CAO)情報管理統括 責任者64
丸山好道取締役 常務執行役員66
脇田珠樹取締役 常務執行役員 最高戦略責任者(CSO)経営企画本部長54
八馬史尚取締役 取締役会議長(注1)66
井澤吉幸取締役(注1)78
山田メユミ取締役(注1)54
ポール与那嶺取締役(注1)69
澤田貴司取締役(注1)69
秋田正紀取締役(注1)67
寺澤達也取締役(注1)65
残りの役員25名を開く
氏名役職年齢
クリスティン・エドマン取締役(注1)50
石井信也常勤監査役 監査役会議長61
手島伸知常勤監査役64
原一浩監査役(注2)72
稲益みつこ監査役(注2)50
松橋香里監査役(注2)57
石橋誠一郎常務執行役員 スーパーストア事業統括室長
西村出常務執行役員 グループDX本部長
髙木哲也取締役 執行役員 最高財務責任者(CFO)財務経理本部長63
奥誠司常勤監査役64
宮地信幸執行役員 サステナビリティ推進室長
北村成司執行役員 グループ商品戦略本部長
榎本拓也執行役員 人財本部長
逸見弘剛執行役員 コーポレートコミュニケーション本部長
戸田泰精執行役員 財務経理本部副本部長
小田由紀執行役員 広報部シニアオフィサー
寺田美穂執行役員 ブランドコミュニケーション部シニアオフィサー
和瀬田純子執行役員 サステナビリティ推進室シニアオフィサー
岡本明執行役員 経理部シニアオフィサー
遠藤信一郎執行役員 ガバナンス統括部シニアオフィサー
浜田圭執行役員 経営企画部シニアオフィサー
中村実執行役員 CEO付グローバル人財戦略統括
松本仁監査役(注3)66
大村由紀子監査役(注3)47
関一執行役員 総務法務本部長

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)83995381,0852,022253
社外取締役1225925922
監査役3848428
社外監査役3717124

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でセブン&アイ・ホールディングスを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,740字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社を純粋持株会社とする154社(当社を含む)によって形成される、流通業を中心とする企業グループであり、主として国内コンビニエンスストア事業、海外コンビニエンスストア事業を行っております。 各種事業内容と主な会社名及び会社数は次のとおりであり、当区分は報告セグメントの区分と一致しております。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 また、当社は、2026年4月9日開催の取締役会において、事業セグメントの変更を決議しました。これによるセグメント区分の変更内容を反映した各種事業内容と主な会社名及び会社数につきましては8~9ページに記載の[ご参考(新セグメント)]のとおりです。 事業内容等   主な会社名   会社数 国内コンビニエンスストア事業(9社)   株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 株式会社セブン‐イレブン・沖縄 株式会社セブンドリーム・ドットコム 株式会社セブンネットショッピング 株式会社セブン・ミールサービス、タワーベーカリー株式会社*1     連結子会社   5社 関連会社   4社 計   9社 海外コンビニエンスストア事業(133社) 7-Eleven, Inc. SEJ Asset Management & Investment Company SEI Speedway Holdings, LLC、Speedway LLC 7-Eleven International LLC、AR BidCo Pty Ltd Convenience Group Holdings Pty Ltd 7-Eleven Stores Pty Ltd、CONVENIENCE HOLDINGS  PTY LTD SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC. セブン‐イレブン(中国)投資有限公司 セブン‐イレブン北京有限公司、セブン‐イレブン成都有限公司 セブン‐イレブン天津商業有限公司、山東衆邸便利生活有限公司*1 連結子会社   128社 関連会社   5社 計   133社 スーパーストア事業 (2社) 株式会社BCJ-95*1 連結子会社   1社 関連会社   1社 計   2社 金融関連事業(3社) 株式会社セブン・フィナンシャルサービス 株式会社セブンCSカードサービス 株式会社セブン銀行*1 連結子会社   2社 関連会社   1社 計   3社 その他の事業(5社) SpireX株式会社*2、株式会社テルベ 株式会社セブン&アイ・エナジーマネジメント タワーレコード株式会社*1、ぴあ株式会社*1 連結子会社   3社 関連会社   2社 計   5社 全社 (1社) 株式会社セブン&アイ・フィナンシャルセンター 連結子会社   1社 (注)*1 上表の主な会社名欄に掲げられているタワーベーカリー株式会社、山東衆邸便利生活有限公司、株式会社BCJ-95、株式会社セブン銀行、タワーレコード株式会社及びぴあ株式会社は関連会社であります。 *2 SpireX株式会社は2025年11月16日付で株式会社セブン&アイ・ネットメディアから商号変更しております。 事業の系統は概ね次の図のとおりであります。 (注) コンビニエンスストア加盟店は、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、株式会社セブン‐イレブン・沖縄、7-Eleven, Inc. 、7-Eleven Stores Pty Ltd、セブン‐イレブン北京有限公司、セブン‐イレブン成都有限公司及びセブン‐イレブン天津商業有限公司と加盟店基本契約を締結している独立した事業体であります。 [ご参考(新セグメント)] 事業内容等   主な会社名   会社数 国内コンビニエンスストア事業(11社)   株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 株式会社セブン‐イレブン・沖縄 株式会社セブンドリーム・ドットコム 株式会社セブンネットショッピング 株式会社セブン・ミールサービス、タワーベーカリー株式会社*1 タワーレコード株式会社*1、ぴあ株式会社*1     連結子会社   5社 関連会社   6社 計   11社 海外コンビニエンスストア事業(133社) 7-Eleven, Inc. SEJ Asset Management & Investment Company SEI Speedway Holdings, LLC、Speedway LLC 7-Eleven International LLC、AR BidCo Pty Ltd Convenience Group Holdings Pty Ltd 7-Eleven Stores Pty Ltd、CONVENIENCE HOLDINGS  PTY LTD SEVEN-ELEVEN HAWAII, INC. セブン‐イレブン(中国)投資有限公司 セブン‐イレブン北京有限公司、セブン‐イレブン成都有限公司 セブン‐イレブン天津商業有限公司、山東衆邸便利生活有限公司*1 連結子会社   128社 関連会社   5社 計   133社 その他の事業(8社) 株式会社セブン・フィナンシャルサービス 株式会社セブンCSカードサービス、SpireX株式会社*2 株式会社テルベ、株式会社セブン&アイ・エナジーマネジメント 株式会社BCJ-95*1、株式会社セブン銀行*1 連結子会社   6社 関連会社   2社 計   8社 全社 (1社) 株式会社セブン&アイ・フィナンシャルセンター 連結子会社   1社 (注)*1 上表の主な会社名欄に掲げられているタワーベーカリー株式会社、タワーレコード株式会社、ぴあ株式会社、山東衆邸便利生活有限公司、株式会社BCJ-95及び株式会社セブン銀行は関連会社であります。 *2 SpireX株式会社は2025年11月16日付で株式会社セブン&アイ・ネットメディアから商号変更しております。 事業の系統は概ね次の図のとおりであります。 (注) コンビニエンスストア加盟店は、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、株式会社セブン‐イレブン・沖縄、7-Eleven, Inc. 、7-Eleven Stores Pty Ltd、セブン‐イレブン北京有限公司、セブン‐イレブン成都有限公司及びセブン‐イレブン天津商業有限公司と加盟店基本契約を締結している独立した事業体であります。
経営方針・対処すべき課題2,313字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものになります。 (1)経営の基本方針 当社は、2025年9月からコンビニエンスストア(CVS)事業に特化した新たな体制となり、それに先立ち、同年8月に「7-Elevenの変革」と題した計画(以下、「変革プラン」)を発表しました。これは当社初の真のグローバル戦略計画であり、グローバル企業として成長するための優先事項とその達成方法を明確に定義したものです。本計画の策定により、7-Elevenとしての方向性の統一感と一体感の醸成を実現しています。さらに、本計画の迅速な実行と達成を確実にするため、コミュニケーション、スピード、アカウンタビリティの観点からマネジメントプロセスとその仕組みを抜本的に改革しました。当社は、グローバルで展開する7-Elevenとして、他社にはないスケールとユニークなビジネスモデルがあり、まだまだ大きなポテンシャルがあります。文字どおり一つの7-Elevenブランドとして一貫性のある統合された成長戦略を、規律あるマネジメントプロセスと各事業会社へのエンパワーメントを通じた自律的運営を実行することで、当社の企業価値及び株主価値を一層向上させてまいります。 (2)長期的価値創造にコミット 規律あるキャピタル・アロケーション方針のもと、変革プランを実行し、長期的な株主価値の最大化に全力で取り組んでいます。 (注)LSD:Low Single Digit(1桁台前半)、MSD:Middle Single Digit(1桁台中間)、High-Teens(10台後半) *スーパーストア事業グループ及び7BKの非連結化及びSEIのIPOを考慮 (3)中長期的な経営ビジョン 当社は、2022年度に実施したグループ戦略の再評価を踏まえて、2030年に目指すグループ像を「セブン‐イレブン事業を核としたグローバル成長戦略と、テクノロジーの積極活用を通じて流通革新を主導する、「食」を中心とした世界トップクラスのリテールグループ」といたしました。 (4)経営環境及び経営課題 当社は、「変革プラン」を通じて、筋肉質な組織を構築し、あらゆる変化にスピーディーに対処していきます。当社は、セブン-イレブン事業をグローバルに展開し、長年にわたってトップポジションを維持し、マーケットリーダーの地位を確立してきました。しかし、数多くの成功の反面、近年はイノベーションの鈍化と事業の推進力低下というリスクが顕在化していました。新たな経営チームは、この点について深い危機感を抱き、事業運営の手法をスピーディーに変革する必要性を共有しています。また、この変革を推進するにあたり、私たちは創業者たちが掲げ、確立してきた創業者の精神「信頼と誠実」「変化への対応」を、変わることのない経営理念とし、謙虚に学び、積極的に変化を起こす姿勢を持ったグループの企業文化を育成していきます。改めて自分たちの事業を再定義し、自ら挑戦し、積極的に考え、行動を変えることが必要であり、すべての従業員が創業者のように考え行動することで、イノベーションを起こし、成長を加速していくことが重要だと考えています。このような全社規模の企業文化の再構築と本プランで示す抜本的な変革に向けて、新たな経営チームは、各事業会社のリーダーシップ・チームとも緊密に連携し、ワンチームとして経営を推進していく体制を整え、各種施策を遂行していきます。経営チームは、「変革プラン」の策定にあたり、各事業会社と対話と議論を積み重ね、早急に対処すべき経営課題を特定しました。 「7-Elevenの変革」を支える確かな経営基盤 ~サステナビリティ戦略、人的資本の取り組み、ガバナンスの強化~ 当社グループは、持続可能な社会と企業価値の向上を両立すべく、「7つの重点課題」に基づくサステナビリティ戦略を推進しております。2024年度にはサステナビリティ戦略マップを策定し、CO₂排出量削減、プラスチック対策、食品ロス・食品リサイクル対策、持続可能な調達、人権デュー・ディリジェンス等の取り組みを強化してまいりました。また、ネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みやTCFD・TNFDに基づく気候・自然関連リスク開示を進め、事業影響の財務インパクト評価等も実施しております。 人的資本の取り組みについては、「挑戦・革新し続けるカルチャー醸成」「働きがい・働きやすさの向上」「グローバル人財の育成・採用」といった経営戦略と連動した人財政策が不可欠と捉え、企業カルチャー変革の実行、DEI推進、ワークライフバランス支援、能力開発・研修プログラムの強化、キャリア形成支援等を通じて、従業員が成長を実感し、活躍できる環境整備に注力しています。 コーポレートガバナンスについては、独立社外取締役が過半を占める取締役会体制のもと、経営戦略の迅速な意思決定と透明性・客観性向上のため、取締役会議長とCEOの役割を分離し、経営監督機能の強化を図っています。また、指名・報酬委員会の独立性を確保し、取締役・監査役のスキルセット評価、業績連動型報酬の導入等を進めています。 今後も、当社は「持続可能な社会」と「企業の持続的成長」の両立を目指し、すべてのステークホルダーの皆様の声を真摯に受け止めながら、グローバルマーケットにおける中長期的な企業価値向上を実現してまいります。
事業等のリスク18,923字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社は、企業価値を向上させ、当社グループの持続的発展を図るため、実効性を伴う効果的な手法に基づいて各種リスクの適切な管理に取り組んでいます。この取り組みにより認識されたリスクのうち、リスクが顕在化する可能性の程度や時期及び影響の程度を踏まえて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクを以下に記載しています。ただし、これらは、当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載された事項以外の予見しがたいリスクも存在します。また、これらのリスクはそれぞれ独立したものではなく、ある事象の発生により、他の様々なリスクが増大する可能性があります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものです。 <グループリスク管理体制> 当社グループは、当社及び当社グループ各社において、リスクマネジメント委員会等の会議体を設置しています。リスクマネジメント委員会は、原則半期に1回開催され、各リスク管理統括部署より自社のリスク管理状況に関する報告を受け、リスクの網羅的な把握、その評価・分析及び対策について協議し、今後の方向性を定めています。 一方、各種リスクについては、当社リスク管理統括部署を主体とするグループ横断の会議体等を通じて、該当するリスクに係る対応の方向性や各社のリスク低減の取り組み、さらにリスクが顕在化する兆候を示す社内外の各種事例等の共有を図っています。 <リスク管理のPDCA> 当社グループでは、グループ内外の情報をもとに、「網羅的なリスクの洗い出し」「リスクの評価と改善策の立案」「優先順位付け」「改善活動とモニタリング」を実施しています。 また各社監査室は、定期的な内部監査を通じ、独立した立場で、リスク管理が効果的に実施されていることを検証し、各部署に対し、必要に応じてリスク管理向上のための助言を行っています。 <グループ成長戦略とリスク状況> 当社は、2025年9月よりコンビニエンスストア(CVS)事業に特化した企業グループとして、2030年を見据えたグローバル成長戦略「7-Elevenの変革」を推進しています。以下に、成長戦略を構成する主要事業に関連するリスク状況を記載します。 ① 国内コンビニエンスストア事業 株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、複雑化した消費者ニーズに応えるため、新TVCMシリーズやSNS等を通じて、セブン‐イレブンの目指す姿や商品の魅力の発信を強化しております。また、ソーシャルリスニングやご意見箱の設置等を通じてお客様の声を真摯に受け止め、相互コミュニケーションを再構築することで、若年層を中心としたブランドの認知度及び好感度の向上を図っております。しかしながら、お客様のニーズは絶えず変化しており、新たな価値を提供できなかった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 商品面におきましては、昨今の「上質志向」と「生活防衛意識」という消費の二極化に対し、「プチ贅沢」と「おトク感」の双方を満たす新しい発想の商品・販促を強化しております。「上質志向」への対応として、商品の付加価値追求のため、約3,000億円規模の積極投資を行い、出来立て商材「ライブミール」の展開を進めています。その中核として2026年度中に「セブンカフェ ベーカリー」を約18,000店へ、「セブンカフェ ティー」を約10,000店へ導入拡大いたします。一方、「生活防衛意識」への対応としては、「おにぎり・寿司スーパーセール」や初の「ブラックフライデー」企画を実施する等、お客様の生活防衛を支援する施策を推進いたしました。サービス面におきましては、全国展開したデリバリーサービス「7NOW」においてモバイルオーダー機能を拡充しました。 店舗展開におきましては、コンパクト店舗を含む新たな形態での出店や過疎地域への戦略的出店を推進し、2025年度から2030年度までに国内店舗数を純増約1,000店拡大する方針です。しかしながら、計画していた店舗数が予定どおり出店できないことによる計画未達や、資材の高騰等により予定していたスケジュールで設備導入ができない、同業他社の同様なサービスが当社のサービスより優位性があると消費者に判断され、想定していた効果が得られなかった場合等には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、深刻化する人手不足への対応と加盟店支援を強化するため、「従業員見守りシステム」等の省人化設備を拡充しています。また、「AI搭載品出しロボット」等、最新のテクノロジーを活用したロボティクスの試験導入も開始しています。今後も労務環境改善と店舗運営の生産性向上に努めてまいります。しかしながら、設備やシステムの不具合が判明し仕様の再検討等により追加投資が発生する場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 海外コンビニエンスストア事業 7-Eleven, Inc.は、グループのさらなる成長を牽引すべく、オリジナル商品の強化、デジタル化とデリバリー施策の促進、効率性とコストリーダーシップの向上、店舗ネットワークの拡大と強化を推進しています。 成長戦略の柱となるフレッシュフードの差別化に向けた投資を進め、2030年までの新規出店を加速します。また、1,000店超のレストラン併設モデルの展開を進めることで、出来立て商品の提供を通じた顧客体験価値の向上を目指していますが、物流の混乱や食品安全の問題、ファスト・フードチェーン等との競争などの問題が、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 デジタル化とデリバリー施策では、「7Rewards(ロイヤリティプログラム)」の活用や、「7NOW」のデリバリーネットワークの拡大などを推進しており、7NOWは全米約7,500店で展開していますが、情報セキュリティ問題の発生や、お客様のニーズに応えられない場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 効率性とコストリーダーシップの向上に関しては、引き続き販管費の増加を売上と荒利額の伸長以下に抑え、商品及びガソリン原価、店舗経費等事業全体のコスト構造を包括的に見直しコスト削減を実現しております。しかしながら、事業環境や競争状況の変化により、成長機会や効率性向上効果が得られない場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また北米地域においては、M&Aによるシェア拡大による店舗運営の強化と新標準店舗の展開に取り組んでいます。しかしながら、競争の激化や環境法規制の変更、人財確保の難航化、訴訟、治安問題、気候変動・災害影響などが、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 7-Eleven International LLCは、今後、エクイティモデルを通じた新規市場への進出と集中出店を実行することで、欧州をグループ第4の大きな成長の柱へと育成する計画です。そして、新たな市場や新店舗には、投資先の業績を改善・向上させるマーチャンダイジング、オペレーショナル・エクセレンス、店舗ネットワークの3つの強みを投入していきます。既存展開国に対しては「食のコンビニ」への転換を支援しています。また、戦略的投融資による重要市場の事業成長を加速させています。 しかしながら、海外での事業展開には、政治的・社会的不安定、為替・貿易等の経済変動、環境やデータ保護をはじめとする法規制の変更・強化などが想定されます。これらの要因により、当社の成長力が制限され、当初想定した効果や利益が実現されない場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、これらのグループ重点戦略に関しては、独立社外取締役が過半数を占める取締役会において進捗モニタリングを実施しています。 <リスク評価プロセス> 当社グループの内部環境の変化に加え、地政学リスクやESG関連リスクの高まりといった世界的な潮流の変化や、消費者の価値観の変化、ネット通販の拡大など事業環境の様々な変化をとらえる必要があります。特に近年では、先行き不透明な国際情勢など、企業活動を取り巻く環境の不確実性を高める要因が増大しています。 このような環境下において、これまでのリスク管理で主に対象としていた内部環境・短期的視点のリスクだけでなく、外部環境・中長期的視点のリスクを加え、内外環境変化に対応できるようリスク分類を整備・拡充しています。さらに、リスクが顕在化した場合の業績に与える影響度の評価観点として、これまでの定量的な要素に、事業継続や当社グループのブランドイメージの毀損などの定性的な要素を追加することで、各種リスクの評価・分析の多角化・高度化を図っています。 また、各種リスクを主に重要性、共通性、顕在性、効率性の観点で総合的に判断の上、4つのリスククラスに分け、それぞれのリスククラスに応じて当社と当社グループ各社における役割と責任を明確化し、各種リスクの改善活動をその主体者が実施することで、グループ全体のリスク管理の実効性を高めています。 リスククラス   定義   役割・責任 改善活動   モニタリング 経営視点リスク   中長期的に当社グループへの影響度が高く、かつグループ全体で統一した考え方で対応すべき性質を持つリスク   当社   当社 グループ横断リスク   グループ全体に共通し、かつリスクが相対的に高く、効率性の観点から横断的に対応すべき性質を持つリスク   当社   当社 当社モニタリング対象リスク   リスクが相対的に高く、当社グループ各社で個別に対応すべき性質を持つリスク   各社   当社 各社PDCA対象リスク   上記以外の、当社グループ各社で個別に対応すべき性質を持つリスク   各社   各社 <当社グループの主要なリスク> 各種リスクの評価・分析の結果、当社グループの成長戦略、業績及び財務状況に影響を及ぼすことが想定される重要なリスク事象は以下のとおりです。 1. 中長期視点リスク(経営視点リスク) 中長期的に想定される外部環境の変化事象を抽出し、当社グループの成長戦略や重点課題、事業内容、ステークホルダー等の関連性に基づいて評価の上、将来発生した際に当社グループの成長戦略や持続可能性に中長期的な影響を与える変化事象を経営視点リスク(エマージングリスク)に該当する事象として特定しています。各種リスクについては、当社のリスクオーナー(主管部署)を選定の上、想定シナリオ及び対策の検討を進めています。また、これらの変化事象の推移を定期的にモニタリングし、随時更新と対策の見直しを行っています。 想定するシナリオの発現をモニタリングすることで、リスクの発生を早期に検知し、リスク対策への迅速な着手と当社グループへの影響の抑制を図ります。なお、リスク対策については、当社グループの成長戦略や重点課題等を考慮に入れた経営レベルでの判断(リスクテイク/リスクヘッジ)を引き続き行っていきます。 現時点で特定している経営視点リスク(変化事象)は下表のとおりです。 No   分類   経営視点リスク(変化事象)   想定リスクシナリオ 1   政治   政治変化、混乱、機能不全   展開国において、政権交代や政策転換に伴い法規制の変更や強化が行われることで、営業許可や税制、関税、為替レートなどに影響を及ぼす可能性があります。また、政治の混乱や機能不全、経済危機などにより社会的な不安定が生じ、市場の需要や競争環境が変化する可能性があります。 近年、各国で政権交代や政策の不安定化、保護主義の傾向が高まっており、規制・税制・通商条件等が急激に変更される可能性があります。 2   紛争等による安全保障の崩壊   展開国において、紛争の発生や、テロ、暴動、誘拐などの犯罪に巻き込まれることで、お客様や従業員等の安全や健康が脅かされる可能性があります。また、店舗や物流施設、商品供給網、商品在庫などの資産が破壊、略奪されることで、事業の継続や回復が困難になる可能性があります。 また、地域紛争の長期化や周辺地域への波及、治安悪化リスクの顕在化により、サプライチェーンの寸断や物流制約、従業員の移動・配置制限等が発生し、事業継続に影響を及ぼす可能性があります。 3   経済   ガソリン需要の低下   昨今では、各国において電気自動車(EV)等普及の進展に地域差や政策変更が生じており、EVの販売の伸びの鈍化やハイブリッド車への回帰等も見られますが、各国の脱炭素政策の方向性に応じて、ガソリン車の販売規制やEV等への移行が進むことにより、将来的にガソリン販売から得られる収益が減少し、給油所が併設された店舗への来客数も減少する可能性があります。これに伴い、事業の見直しが必要となり、関連法規制への対応やEV充電設備等の増設などにかかるコストが発生する可能性があります。 4   社会   食料危機   自然災害、気候変動に関連した異常気象、パンデミック、病害虫、暴力的な紛争など、多岐にわたる原因により、世界全体又は特定の地域で原材料の供給が不足し、商品の安定的な供給が困難になる可能性があります。 5   人財/人手の不足   賃金インフレーション、労働環境の整備不全、人口動態の変化などにより、農業・水産業・畜産業等の生産者、食品工場、配送業務、店舗業務従事者など、人財/人手の確保に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 6   人権尊重に対する要請の高まり   あらゆるステークホルダーの人権尊重に対する適切な対応ができない場合、消費者や社会からの反発を招き、商品の供給やサービスを停止せざるを得ない状況に陥る可能性があります。 7   技術   技術革新(AI含む)の加速   自動運転や店舗の省人化、生成AIなど、様々な技術が年々進化しています。これら新しい技術の導入により、業務の合理化や効率化が進む一方で、生成AI等の利用に伴う情報漏洩や著作権侵害、AI倫理に反する不適切な利用等の新たなリスクが顕在化し、消費者や社会からの信頼を失う可能性があります。また、国内外の法規制やガイドラインの変更への対応、設備投資に係るコスト増加などが発生する可能性があります。 8   環境   脱炭素化の加速   当社グループにおける脱炭素化の取り組みが進まなかった場合、事業運営に必要なエネルギーの調達に関するコスト、税金や排出権取引等の負担が増加する可能性があります。さらに、ステークホルダーからの信頼や評価を失い、事業収益に影響を及ぼす可能性があります。 9   食のサプライチェーンにおける 環境負荷低減の要請の高まり   食のサプライチェーン全体を通じた環境負荷低減の取り組みが進まなかった場合、生産方法や配送手段、容器包装素材などの変更に伴うコストの負担が増加する可能性があります。さらに、消費者や社会からの信頼や評価を失い、事業収益に影響を及ぼす可能性があります。 10   食品ロス削減の要請の高まり   食品の需要予測や在庫管理が十分に機能しなかった場合、食品ロス削減の取り組みが進まないことによる廃棄に係るコスト増加や環境負荷増大が発生する可能性があります。さらに、ステークホルダーからの信頼や評価を失い、事業収益に影響を及ぼす可能性があります。 上記の経営視点リスク(変化事象)の一部については、リスクオーナー(主管部署)を選定の上、各種取り組みを推進しています。 以下に取り組み内容の事例を記載します。 「2 紛争等による安全保障の崩壊」(リスクオーナー:経営企画本部) ・事業継続基本計画をアップデート(地政学リスク、システムに関するリスクを追記) 「3 ガソリン需要の低下」(リスクオーナー:経営企画本部) ・米国)ガソリンロイヤルティプログラム、7-Eleven Gold Passによる競争力強化 ・豪州)価格最適化ツールの導入による競争力維持と荒利益の確保、法人顧客向け販売の強化 「4 食糧危機」(リスクオーナー:サステナビリティ推進室、各社商品本部) ・コーヒー、米の自然関連リスク・機会評価を実施 (詳細は「気候・自然関連情報報告書-TCFD・TNFD統合開示」を以下のURLからご参照ください。 https://www.7andi.com/library/sustainability/pdf/environment/TCFD_TNFD_2025.pdf) ・農産物、畜産物、水産物に係る認証商品の取り扱い拡大 「6 人権尊重に対する要請の高まり」の主な取り組み事例(リスクオーナー:人権推進プロジェクト) ・人権方針の策定及び推進 ・人権デュー・ディリジェンスの実施 ・人権への影響評価(人権リスクの特定及び人権リスクマップの作成) ・予防是正措置の実施(従業員への教育研修、お取引先様への周知活動、社内環境・制度の整備) ・モニタリングの実施(カルチャー&エンゲージメントサーベイ、グループオリジナル商品の製造工場へのCSR監査) ・グリーバンスメカニズムの構築と救済措置(グループ共通の「従業員ヘルプライン」「お取引先専用ヘルプライン」「監査役ホットライン」) ・カスタマーハラスメントへの取り組み(対応指針・マニュアルの策定、研修実施) 「7 技術革新(AI含む)の加速」の主な取り組み事例(リスクオーナー:グループDX本部) ・情報漏洩や著作権侵害等の新たなリスクを未然に防ぐために生成AIの利用ガイドラインを作成 また生成AI事務局・生成AIリスク相談窓口を設置し対応体制を構築 ・国内外におけるAI・データ関連の法規制動向の継続的なモニタリング ・各部門におけるDX人財の強化 「8 脱炭素化の加速」の主な取り組み事例(リスクオーナー:サステナビリティ推進室) ・従業員による省エネの推進 ・店舗における省エネ・創エネ設備の導入促進(太陽光パネルの設置など) ・太陽光、風力等の再生可能エネルギー発電所からの専用電力の長期的な調達(オフサイトPPAなど) ・新設した電力小売事業会社を通じたより幅広い再生可能エネルギー調達体制構築 「9 食のサプライチェーンにおける環境負荷低減の要請の高まり」の主な取り組み事例 (リスクオーナー:サステナビリティ推進室) ・取扱量・自然への依存・影響の視点から重要な原材料を特定し、順次産地のリスク・機会を分析・対応策の立案 ・持続可能性が担保された商品の調達 ・環境配慮型容器包装等の新素材、最新技術や法規制の最新動向、当社グループへの影響をモニタリング ・環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』の取り組みをサプライチェーン全体で一部共有・展開 「10 食品ロス削減の要請の高まり」の主な取り組み事例(リスクオーナー:サステナビリティ推進室) ・サプライチェーン全体での取り組み(納品期限の緩和) ・食品廃棄物削減に向けた各社の取り組み(「エコだ値(値下販売)」の推進、フードバンク団体への寄付など) ・お客様への呼びかけ(「てまえどり」の推進) 2. 短期視点リスク 当社及び当社グループ各社が洗い出した各種リスクのうち、影響度や発生可能性等を考慮し、総合的な判断により、当社が管理すべき重要なリスク事象を選定し、各種リスクの状況やリスク対策の実行を定期的にモニタリングしています。 当社が主体的に管理する重要なリスク事象の主なものを以下に記載しています。 ① グループ経営リスク 主なリスクの内容   リスククラス グループ経営戦略・成長戦略に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、2025年8月公表の2030年を見据えたグローバル成長戦略「7-Elevenの変革」に基づき、コンビニエンスストア事業への集中、国内外での出店・既存店改装、即時配送やデジタル施策の拡大等を推進しております。しかしながら、各国・地域の事業環境や運営体制の違いにより、グローバルでの一体的な経営運営や戦略遂行が十分に進まない場合、成長施策の効果が限定され、投資回収の遅延や競争力の低下を招き、当社グループの成長戦略の実現や業績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・グループ横断での戦略策定と個社の課題に応じたKPIの設定 ・グローバル人材の育成・配置とノウハウ共有の推進 ・IT・デジタル基盤の共通化による業務標準化の推進 ・グローバルで整合した投資判断及び投資後モニタリング・プロセスの構築 ・個社の業績及び戦略実行の進捗を管理するプロセスの導入 主なリスクの内容   リスククラス M&A、売却あるいは業務提携の失敗に関するリスク(投資回収)   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループでは、事業の拡大のため、M&A等の戦略的投資を行っています。買収時におけるデュー・ディリジェンスの不足等により、PMI(Post Merger Integration)がうまく進まず、又は当初想定したシナジー効果を実現できず、減損損失が発生する可能性があります。また、これらに起因して、企業価値の低下や、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・買収時におけるデュー・ディリジェンスの確実な実施 ・統合プロセスの定期的なモニタリング 主なリスクの内容   リスククラス M&Aに関するリスク(買収防衛)   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社の企業価値を毀損するような当社に対するTOB(公開株式買付)が成立した場合、新たな株主や経営陣の支配下で企業の戦略方針や企業文化が変更となり、経営陣や幹部が変更されることで従業員の不安・不満を引き起こし、業務プロセス・ITシステムの統合に多大な負荷と様々な問題が生じる可能性があります。また、これらに起因して、企業価値の低下や、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・業績の更なる向上やコーポレート・ガバナンスの強化等を通じたグループ企業価値の最大化 ② 事業リスク 主なリスクの内容   リスククラス ビジネスモデルに関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、日本及び米国において主要な事業を行うほか、世界各地で事業を展開しています。地域の特性を重視した商品開発と品揃えを強化し、お客様のニーズに的確に対応するべく、販売戦略に基づいて様々な分野のお取引先様と共同で商品開発を行うほか、各社アプリ等を通じて様々なデータの収集・分析を行い、販促活動等を効果的に行っていますが、日本、米国及び事業を展開している国又は地域の景気や個人消費の動向などの経済状態の悪化や、お客様や市場のニーズに合わせた商品やサービスを提供できないことにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・独立社外取締役が過半数を占める取締役会における事業会社の経営状況モニタリング ・「食」に関するシナジー、協働体制の強化 ・市場、及び顧客ニーズの調査に基づく価格戦略の見直し ③ 開示・ブランドリスク 主なリスクの内容   リスククラス ソーシャルメディア炎上リスク、危機管理広報に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ お客様や従業員の不適切な行動や、未公表情報のSNS投稿に批判が殺到し、各種マスメディアを通じて拡散することで、当社グループの企業イメージが毀損する可能性があります。また、適切な情報開示の遅れや失敗により、当社グループの事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・SNSに対する従業員教育、危機意識強化(e-ラーニング、SNSリスク関連情報の定期発信) ・リスク管理担当者、広報担当者、SNS運用担当者向けのリスク対策研修の実施 ・外部専門会社を活用した、SNS・マスメディアの情報収集・早期検知・分析・調査・評価を実行する体制整備 ・危機管理広報マニュアルの整備と周知 ・当社及び当社グループ各社の連携体制強化(情報共有、初動対応) 主なリスクの内容   リスククラス コーポレート・ブランド管理に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 企業理念にそぐわないPRやマーケティング戦略、公式アカウントでの不適切な発信により、ブランドイメージが毀損する可能性があります。また、SNSでの炎上、各種マスメディアでの取り上げにより、お客様やお取引先様からの批判 が発生し、当社グループの事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・SNS運用ガイドラインの整備、チェック部門による文書審査、コンプライアンスプログラムに基づく 業務適切性の検証など、未然防止の体制を整備 ・SNS炎上事例及び対策を学ぶセミナー、情報発信リスク研修の開催 ④ 人事・労務リスク 主なリスクの内容   リスククラス 労働関連法令の違反、従業員の安全・衛生に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、「セブン&アイ・ホールディングス企業行動指針」で定める行動基準に基づいて、労働安全衛生や労働災害防止のための対策を講じるとともに、従業員が健康に働けるための仕組みの導入や支援を行っています。しかしながら、従業員の就業管理の不備により労働基準法違反(未払い残業代、年次有給休暇の未取得等)で行政処分(業務停止命令、罰金等)が発生し、また、労働安全衛生の対策不備による怪我・疾病、過重労働等による身体・精神の健康被害に加え、顧客等からの悪質なクレーム等(カスタマーハラスメント)が従業員の心身に悪影響を及ぼした場合、業務運営の適切性や効率性が失われ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・就業管理システムによる就業時間(時間外労働)、休暇取得状況の管理 ・産業医による職場巡視 ・安全衛生委員会による情報周知 ・従業員のストレスチェック ⑤ 財務・経理・会計リスク 主なリスクの内容   リスククラス 金利変動・為替変動に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、金利・為替等の変動リスクの軽減、資金調達コストの低減、将来のキャッシュフローを最適化するために為替予約等のデリバティブ取引を行っていますが、金利の変動は受払利息や金融資産・負債の価値に影響を与え、当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。 海外のグループ会社の現地通貨建ての資産・負債等は、連結財務諸表作成のために円換算されます。また、当社グループの販売商品の中には、為替変動の影響を受ける海外開発商品があるため、為替相場の変動により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・為替予約及びスワップ等のデリバティブ取引 ・継続的なモニタリング 主なリスクの内容   リスククラス 固定資産の減損に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、連結総資産に占める有形固定資産やのれん等の割合が高く、店舗等の収益管理を厳格に実施しています。しかしながら、今後、店舗等の収益性が悪化する、保有資産の市場価格が著しく下落すること等により、減損処理が必要になった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・出店審査基準の設定、定期的なモニタリング ・資産購入基準の設定、保有資産の市場価格の定期的なモニタリング ⑥ 法務・コンプライアンスリスク 主なリスクの内容   リスククラス 競争法(取適法又は優越的地位濫用規制違反)に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、日本及び米国をはじめとする世界各地で、それぞれの国・地域における公正競争に関する法規制を遵守し、事業を遂行しています。これら法規制の遵守状況をモニタリングし、必要な対応を適切に実施するべく、体制を整えていますが、代金減額や支払い遅延、従業員派遣要請などの不適切な取引行為などの取適法違反や優越的地位濫用規制違反により、公正取引に関する行政機関による指導や勧告、公表、排除措置命令、課徴金納付命令、刑罰などの措置が取られた場合、当社グループの事業活動や業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・自主点検、モニタリング、お取引先専用ヘルプラインの設置 ・e-ラーニング、公正取引に関する研修を通じた社員教育(取引ルールの遵守と従業員の意識向上) 主なリスクの内容   リスククラス 知的財産権に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループの商品やサービスが、第三者の保有する知的財産権を侵害することにより、紛争等が発生し、使用差止に伴う収益減少や損害賠償義務などが発生する可能性があります。他方で、当社グループの商品やサービスのデザイン、技術などが第三者に模倣され、当社の知的財産権が侵害されることにより、市場競争力やブランドイメージの低下などを招く可能性があります。これらは、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・新商品や新サービスの提供に際して第三者の知的財産権を調査する体制の整備 ・当社の知的財産権のパトロール(侵害行為の監視活動)の実施 ・知的財産教育(e-ラーニング、勉強会等の実施) 主なリスクの内容   リスククラス 反社会的勢力対応に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、「セブン&アイ・ホールディングス企業行動指針」に基づいて反社会的勢力と関わりをもたないとの方針を掲げていますが、反社会的勢力との取引が明らかになった場合、関係法令に基づく公表や罰則などの制裁や行政機関からの処分、金融機関との取引停止、信頼できるお取引先様との契約解除などが発生する可能性があります。また、対処方法を誤ると、SNSやマスメディアに取り上げられることにより、グループの企業イメージが失墜する可能性があります。これらは、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・グループ共通の反社チェック、及び定期的なモニタリングの体制構築 ・反社会的勢力との取引判明時の対応マニュアル策定 ・警察外郭団体との情報連携 ⑦ 情報セキュリティ・システムリスク 主なリスクの内容   リスククラス サイバーセキュリティに関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、小売業を中心とする各種事業において、お客様に新たな価値やサービスを提供するために、お客様からご提供いただいたデータや営業秘密情報などの重要情報を取り扱っています。これらの情報を守るため、サイバー攻撃を経営における重大なリスクとして位置付け、サイバーセキュリティ対策の強化に努めています。しかしながら、標的型メールやランサムウェアによる特定のターゲットへの攻撃、DDoS攻撃をはじめとするシステムに負荷をかける攻撃、テレワークやオンライン会議の脆弱性を狙う攻撃など、攻撃の手法は日々高度化・巧妙化しており、外部からのサイバー攻撃を受けて、重要情報の漏えいやデータの破壊・改ざん、お客様のアカウントの乗っ取り、システムやサービスの中断など、お客様や社会に著しい影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・7&i CSIRT(7&i Computer Security Incident Response Team)による迅速な対応、予防及び対策の推進 ・SOC(Security Operation Center)によるセキュリティリスクの検知及び脅威情報の分析・対応 ・情報セキュリティに関する外部専門団体との連携 ・情報システムのセキュリティ対策や脆弱性に関するセキュリティレビュー・脆弱性診断 ・グループ各社のインシデント対応担当者向けのサイバーセキュリティ教育及び訓練 ・全従業員に対する定期的な標的型メール訓練 ・階層別(取締役、管理職、一般職)情報セキュリティ教育プログラムの実施 主なリスクの内容   リスククラス システムに関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、事業活動を遂行するために多数のシステムを保有しています。各システムの安定稼働が求められる中で、情報システムに関するリスクを経営上重大なリスクとして位置付けて対策の強化に努めています。しかしながら、開発時の品質管理の不足、システム設定の不備、運用における人為的ミス、クラウドサービスをはじめとする外部サービスの予期せぬ停止、大規模地震や風水害などの自然災害などにより、情報システムに障害が発生して安定稼働が損なわれた場合、財産の損害、事業運営やサービスの中断などお客様や社会に著しい影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・ITサービスの企画から開発の各工程におけるレビューの徹底 ・システム開発スケジュールとリソース管理の強化 ・新たな開発技法の知識や技術を持つ人財の確保 ・システム設定の不備の監視やセキュリティ対策ソフトの導入 ・クラウドサービスの選定評価 ・サーバやネットワークなどの主要な情報システムの冗長化 ・ハードウエアやネットワークなどの障害監視の強化 ・重要設備や機器の防護措置の強化 主なリスクの内容   リスククラス 個人情報に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループでは、小売業を中心とする各種事業において、新たな価値やサービスを提供するために、お客様やお取引先様などの個人情報を取り扱っています。個人情報管理の重要性の高まりを受けて法令を遵守する対応が求められており、個人情報に関するリスクを経営上重大なリスクとして位置付けて対策の強化に努めています。しかしながら、内外環境の変化に対応した内部統制の整備不備、安全対策の不備、個人情報取り扱い時の人為的ミス、従業員による不正、委託先の管理監督不足などにより、個人情報の漏えい、滅失、毀損や法令違反などが発生した場合、財産の損害、事業運営やサービスの中断など、お客様や社会に著しい影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・「グループ個人情報保護方針」の策定と見直し ・個人情報保護法をはじめとする法規に対応した手続きの整備 ・ISO27001等の規格に準拠した安全対策の整備 ・従業員に対する教育や啓発 ・委託先の管理監督の強化 ・個人情報に関する事故発生時の緊急対応体制の整備 ⑧ 品質リスク 主なリスクの内容   リスククラス 食品の品質表示、衛生管理に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループでは、関係法令の規制に基づき、お客様に安全かつ安心な商品を提供し、正確な情報を伝えるよう努めており、また、「セブンプレミアム」やグループ各社のオリジナル商品をさらに拡大して、新しい価値、上質の商品やサービスをお客様に提供し続けることに挑戦していますが、食品表示法違反や食品衛生管理の不備に関する事象などの重大な事故等が発生した場合には、当社グループの商品に対する信頼の低下、お客様への補償、商品回収等の対応コストの発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・お取引先様との共同による品質管理向上の取り組み、表示ミスや衛生管理不備等の重大事故対策を実施 ・店舗の表示ミスや衛生管理不備を防止するための教育及び対策設備導入の推進 ・セブンプレミアム商品製造工場への自社・外部監査実施 ⑨ サプライチェーンリスク 主なリスクの内容   リスククラス 安定供給の阻害に関するリスク(オペレーション要因)   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループの事業活動にとって、十分な品質の商品・原材料等を適時に必要なだけ調達することが不可欠であり、特定の地域・お取引先様・製品・技術等に大きく依存しないよう、その分散化を図っています。特に、気温上昇や降水・気象パターンの変化等の気候変動により、今後中長期的に農畜水産物の収量の減少や品質の低下、農産品の栽培適地や漁場の変化が生じる可能性があります。これら変化への対応として分散調達と一次生産者との収穫量向上に向けた協働等に努めていますが、気温上昇や気象パターンの変化等の気候変動などに伴う工場生産停止等により、仕入ルートの一部が寸断する可能性があります。また、物流における配送委託業者における燃料費高騰や人財不足により、サプライチェーンが寸断される可能性があります。将来的には、商品製造段階における電力をはじめとするエネルギー価格が、気候変動に伴う規制・政策・紛争などにより高騰した場合にも仕入価格が影響を被る可能性もあります。これらは、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・代替のエネルギーや設備の確保、災害時対応マニュアルの整備と訓練 ・市場動向のモニタリング、価格改定や高値入商品の開発、固定原価での原料調達など ・お取引先様の信用情報や資金繰りのモニタリング、特定の調達先に依存しないリスク分散 ・物流コストの効率改善や配送委託業者との連携による配送の安定化 ⑩ 災害・事件・事故リスク 主なリスクの内容   リスククラス 地震・津波・噴火に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 当社グループは、日本及び米国のほか、世界各地で事業を展開しています。また、ライフラインの一翼を担う小売業を中核事業とする当社グループでは、大規模地震が、特に主要な事業の店舗等が集中している大都市圏で発生し、サプライチェーンの寸断や事業活動の停止、施設の改修に係る多額の費用の発生など、当社グループの事業運営に重大な支障が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、事業活動の復旧が長期化した場合には、災害時の地域支援活動など、当社グループの社会インフラとしての役割を果たせない可能性があります。 対策 ・大規模災害における事業継続計画(BCP)の整備・更新(BCPに基づき人命第一で行動できる体制の構築) ・訓練を中心とした、グループ全体の事業継続マネジメント(BCM)の構築 ・従業員教育(防災e-ラーニング、研修など) ・大規模災害対策演習の実施(当社グループ各社との連携) 主なリスクの内容   リスククラス 風水害・台風・集中豪雨・竜巻・雷・豪雪に関するリスク   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 台風等による暴風、集中豪雨による河川の氾濫等が発生し、サプライチェーンの寸断や事業活動の停止、施設の改修に係る多額の費用の発生など、当社グループの事業運営に重大な支障が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、事業活動の復旧が長期化した場合には、災害時の地域支援活動など、当社グループの社会インフラとしての役割を果たせない可能性があります。 対策 ・事前情報収集や事前対策会議の開催 ・大規模災害対策(BCP)の周知、及びBCPに基づき人命第一で行動できる体制の構築 ・防水対策(防水壁・止水板の設置など)、防災訓練・教育の実施 ・代替拠点の整備や物流センターのバックアップ体制の確立 ⑪ 人権リスク 主なリスクの内容   リスククラス 人権侵害に関するリスク(従業員・お取引先様)   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 企業活動のグローバル化が進み、企業の人権への取り組みに対して、社会からの関心が高まっています。当社グループは、2021年10月、国際人権章典(世界人権宣言と国際人権規約)、労働における基本的原則及び権利に関する国際労働機関の宣言、「国連ビジネスと人権に関する指導原則」などをもとに、「セブン&アイ・ホールディングス人権方針」を定め、人権デュー・ディリジェンスの仕組みを構築し、人権への悪影響を防止又は軽減することに努めています。また、「お取引先サステナブル行動指針」に基づいて、お取引先様の協力のもと、人権尊重の取り組みを推進しています。しかしながら、これらの方針を逸脱した行為が発生した場合には、当社グループに対するお客様及びお取引先様の信頼低下などにより、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対策 ・従業員への教育研修(ハラスメント研修、e-ラーニング等)、お取引先様への周知活動 ・カルチャー&エンゲージメントサーベイ、お取引先様アンケート、グループオリジナル商品の製造工場へのCSR監査 ・内部通報制度(グループ共通の「従業員ヘルプライン」「お取引先専用ヘルプライン」「監査役ホットライン」の 設置)の利用促進による人権侵害等の早期発見・是正対応 ⑫ 環境リスク 主なリスクの内容   リスククラス 気候変動、自然資本に関するリスク(物理リスク)   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 世界では気候変動、プラスチック問題などの様々な環境問題が顕在化しています。こうした社会の動きに対応するべく、当社グループは環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を策定し、「脱炭素社会」「循環経済社会」「自然共生社会」を目指すべき社会の姿と定めて、取り組みを推進しています。しかしながら、気候変動に起因する自然災害の発生増加や激甚化により、店舗や物流網が被害を受けることで、店舗運営に係るコストが上昇する可能性があります。また、自然災害の発生増加や激甚化、気象パターンの変化が、原材料調達を困難にする可能性もあります。さらに、食を中心としたリテールグループとして原材料、とりわけ農産物の生産で自然に高く依存していることから、自然資本の劣化、生物多様性の棄損等に起因する原材料の生産量の低下、原材料価格の高騰は、当社の原材料・商品の仕入れを困難にし、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対策 [気候変動・自然資本リスク全般への対応] ・環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』の策定(2019年) ・『GREEN CHALLENGE 2050』の4つのテーマに基づいたイノベーションチームのもと取り組みを推進   [気候変動への対応] ・TCFDのフレームワークに基づいたシナリオ分析の実施と情報開示 ・社会変化に基づいたシナリオの進化 ・サプライチェーン全体でのリスク・機会への実質的な対応策の検討・実施   [自然資本への対応] ・自然資本方針の策定(2024年10月) ・TNFDのフレームワークに基づいた情報開示 ・事業と自然への依存・影響評価、コーヒー豆のLEAPアプローチにて分析し、米についても分析 ・分析対象となる原材料のさらなる拡大   [TCFD・TNFD統合開示] ・気候変動は水や土壌など自然環境の変化を招く一方、森林保全など自然資本の保全はCO₂吸収源の維持を通じて気候変動の緩和に貢献するため、気候変動と自然資本を統合的に分析して開示(2025年9月) 主なリスクの内容   リスククラス 環境規制・環境法令対応に関するリスク(移行リスク)   当社モニタリング対象リスク 想定リスクシナリオ 世界では気候変動、プラスチック問題などの様々な環境問題が顕在化しています。こうした社会の動きに対応するべく、当社グループは環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を策定し、「脱炭素社会」「循環経済社会」「自然共生社会」を目指すべき社会の姿と定めて、取り組みを推進しています。一方で、当社グループは、エネルギー使用の削減やCO₂排出量の削減などの気候変動対策をはじめとして、食品廃棄物、プラスチック等の容器包装リサイクル、廃棄物処理などに関する様々な環境関連法令の適用を受けています。将来、これらの法規制は、例えば自然資本・生物多様性への関心の高まりにより、原材料調達に関わる規制が導入される可能性や、気候変動対策においては、日本国のみならず各国で温室効果ガス排出規制が強化されたり、炭素税などの新しい法規制・政策が導入される可能性があり、当社グループにとって、法令遵守に係る追加コストが生じたり、事業活動が制限される可能性があります。加えて、規制強化によって電力・ガスなどエネルギー費用が変動することで、店舗運営に係る費用が増加し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 対策 [環境規制・環境法令対応リスク全般への対応] 『GREEN CHALLENGE 2050』の以下の4つのテーマに基づいたイノベーションチームのもと取り組みを推進 ●CO₂排出量削減 ・店舗における省エネ・創エネ設備の導入促進 ・太陽光、風力等の再生可能エネルギー発電所からの専用電力の長期的な調達(オフサイトPPAなど) ・新設した電力小売事業会社を通じたより幅広い再生可能エネルギー調達の体制の構築 ●プラスチック対策 ・プラスチック素材の削減と環境配慮型素材への置き換え、回収・リサイクルの推進の目標・計画の策定 ●食品ロス・食品リサイクル対策 ・店舗における発生抑制を第一優先に、発生させてしまった食品廃棄物についてはサーキュラーエコノミーを 意識した取り組みの推進 ●持続可能な調達 ・持続可能な調達原則・方針に基づいた持続可能性が担保された商品の調達を推進
経営成績の分析 (MD&A)17,341字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 ① 経営成績 当連結会計年度における国内経済は、景気が緩やかに回復しました。また、個人消費は物価上昇の影響等から消費者マインドの下押しリスクがみられたものの、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな増加基調を維持しました。 北米経済は、景気が堅調に推移したものの、個人消費については物価上昇の影響等により、低所得者層を中心に消費の抑制傾向が見られました。 このような環境の中、当社は2025年8月6日に公表した「7-Elevenの変革」におけるコンビニエンスストア事業変革によるグローバル成長に向けた取り組みにおいて、当期は今後の成長を確たるものにするための経営基盤を再構築しており、可能な限り早期の効果発現に向けた取り組みを進めてまいりました。 これらの結果、当該期間における当社の連結業績は以下のとおりとなりました。 (連結業績)           (単位:百万円) 2025年2月期   2026年2月期 前年同期比       前年同期比 営業収益   11,972,762   104.4%   10,430,269   87.1% 営業利益   420,991   78.8%   422,993   100.5% 経常利益   374,586   73.9%   377,411   100.8% 親会社株主に帰属する当期純利益   173,068   77.0%   292,760   169.2% 為替レート(損益計算書)   U.S.$1=151.69円   U.S.$1=149.61円 1元=21.04円   1元=20.81円 為替レート(貸借対照表)   U.S.$1=158.18円   U.S.$1=156.56円 1元=21.67円   1元=22.36円 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、株式会社セブン‐イレブン・沖縄、7-Eleven,Inc.及び7-Eleven Stores Pty Ltdにおける加盟店売上を含めた「グループ売上」は、16,992,087百万円(前年同期比92.1%)となりました。なお、為替による影響は前年同期と比べ、グループ売上は1,466億円、営業収益は1,197億円、営業利益は31億円減少しております。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の増加に加え、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化等による影響や、前年同期に特別損失に計上していた7-Eleven, Inc.の不採算店の閉店及びイトーヨーカドーネットスーパーの事業撤退等の影響により、前年同期比169.2%となりました。 当連結会計年度における事業部門別の営業概況は以下のとおりです。 (セグメント別営業収益)           (単位:百万円) 2025年2月期   2026年2月期 前年同期比       前年同期比 国内コンビニエンスストア事業   904,152   98.1%   914,583   101.2% 海外コンビニエンスストア事業   9,170,782   107.7%   8,556,832   93.3% スーパーストア事業   1,432,126   96.9%   689,478   48.1% 金融関連事業   212,127   102.2%   137,197   64.7% その他の事業   320,914   78.0%   179,716   56.0% 計   12,040,102   104.4%   10,477,807   87.0% 調整額(消去及び全社)   △67,339   -   △47,538   - 合 計   11,972,762   104.4%   10,430,269   87.1% (セグメント別営業利益)           (単位:百万円) 2025年2月期   2026年2月期 前年同期比       前年同期比 国内コンビニエンスストア事業   233,554   93.2%   222,521   95.3% 海外コンビニエンスストア事業   216,248   71.7%   222,223   102.8% スーパーストア事業   10,415   76.7%   17,515   168.2% 金融関連事業   32,015   83.9%   20,970   65.5% その他の事業   5,779   215.0%   6,979   120.8% 計   498,014   82.1%   490,211   98.4% 調整額(消去及び全社)   △77,023   -   △67,218   - 合 計   420,991   78.8%   422,993   100.5% (a)国内コンビニエンスストア事業 国内コンビニエンスストア事業における営業収益は914,583百万円(前年同期比101.2%)、営業利益は222,521百万円(同95.3%)となりました。 株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、お客様の消費行動の変化に対応すべく、2025年5月から新体制の下で「フレッシュフードの差別化」、「店舗ネットワークの強化」、「7NOWのお客様価値最大化」に加え、「お客様とのエンゲージメント強化」を重点施策として、客層の拡大と来店頻度の向上、及び外部環境の影響を受けにくい経営構造への変革に向けた取り組みを進めてまいりました。一例として、出来立て商品の「セブンカフェ ベーカリー」や「セブンカフェ ティー」の全国展開を図りました。 当連結会計年度は、既存店売上が前年同期を上回った一方で、米等の原材料価格の高騰により荒利率が前年同期を下回りました。加えて、物価上昇等の影響により販管費は前年同期を上回り、営業利益は220,263百万円(同94.2%)となりました。また、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は5,469,315百万円(同101.9%)となりました。 なお、当第4四半期連結会計期間の3か月間は、引き続き「商品開発」「マーケティング」「オペレーション」「コミュニケーション」の4部門の連携に加え、外部知見も取り入れた共創型マーケティングによる商品開発・販売強化に取り組みました。商品開発戦略としてはカテゴリー毎にフォーカスし、デイリー商品の強化を図りました。また、お客様とのコミュニケーション強化策として、新コンセプトのTVCM放映やマスメディア・インフルエンサー連動型のイベント実施、SNS発信等に取り組んだこと等により、既存店売上は前年同期を上回りました。荒利率については、出来立てカウンター商品の売上伸長があったものの、原材料価格高騰の影響を受け、前年同期を下回りました。 (b)海外コンビニエンスストア事業 海外コンビニエンスストア事業における営業収益は8,556,832百万円(前年同期比93.3%)、営業利益は222,223百万円(同102.8%)となりました。 北米の7-Eleven, Inc.は、物価上昇の影響等により、低所得者層を中心に食品や生活必需品への節約志向が見られる中で、「フレッシュフードの差別化」、「店舗ネットワークの強化」、「7NOWのお客様価値最大化」、「バリューチェーン横断での販管費コントロール」を重点施策として取り組んでまいりました。 当連結会計年度のドルベースの米国内既存店商品売上は前年を下回ったものの、コスト適正化を継続して実施したことにより、営業利益(のれん償却前)は332,381百万円(同100.8%)となりました。また、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、9,725,461百万円(同92.7%)となりました。 なお、当第4四半期連結会計期間の3か月間は、フレッシュフードを中心としたバリューオファー施策等により客単価が前年同期を上回りましたが、10月及び11月の政府閉鎖影響等による客数減少の影響をカバーできず既存店商品売上は前年同期を下回りました。ガソリンについては市況の影響により収益は回復しました。また、コスト適正化を継続しておりますが人件費、地代家賃上昇等により販管費は前年同期を上回りました。 7-Eleven International LLCは、既存地域への支援を強化し、各市場の特性に合わせた「食のコンビニ」への転換を進めています。当連結会計年度の営業利益(のれん償却前)は20,723百万円(同144.9%)となりました。なお、2024年度に子会社となった7-Eleven Australia(オーストラリア)においては、タバコ販売規制強化による売上への影響があるものの、フレッシュフードの商品開発強化と品揃えの拡大等により客数が増加し既存店売上は前年同期を上回りました。 (c)スーパーストア事業 スーパーストア事業における営業収益は689,478百万円(前年同期比48.1%)、営業利益は17,515百万円(同168.2%)となりました。 また、2025年9月1日付で株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は連結の範囲から除外されました。なお、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は中間連結会計期間までの業績を連結子会社として計上しております。 (d)金融関連事業 金融関連事業における営業収益は137,197百万円(前年同期比64.7%)、営業利益は20,970百万円(同65.5%)となりました。 また、2025年6月24日付で株式会社セブン銀行及びその子会社9社は連結の範囲から除外されました。なお、株式会社セブン銀行及びその子会社9社は中間連結会計期間までの業績を連結子会社として計上しております。 (e)その他の事業 その他の事業における営業収益は179,716百万円(前年同期比56.0%)、営業利益は6,979百万円(同120.8%)となりました。 また、2025年9月1日付で株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は連結の範囲から除外されました。なお、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は中間連結会計期間までの業績を連結子会社として計上しております。 (f)調整額(消去及び全社) 調整額(消去及び全社)における営業損失は67,218百万円(前年同期は77,023百万円の営業損失)となりました。 業務効率化やセキュリティ強化等を目的としたグループ共通基盤システム構築に係る費用等を含む本社費用を計上しております。 ② 財政状態の状況 (a)資産、負債及び純資産の状況 総資産は、前連結会計年度末に比べ2,243,153百万円減の9,142,957百万円となりました。 流動資産は、株式会社セブン銀行及びその子会社の非連結化による現金及び預金の減少等により前連結会計年度末に比べ1,331,235百万円減少いたしました。 固定資産は、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化による建物及び構築物、土地の減少等により前連結会計年度末に比べ911,730百万円減少いたしました。 負債は、株式会社セブン銀行及びその子会社の非連結化等により前連結会計年度末に比べ1,668,136百万円減の5,494,762百万円となりました。 純資産は、自己株式の取得等により前連結会計年度末に比べ575,017百万円減の3,648,195百万円となりました。 なお、当連結会計年度における為替影響により前連結会計年度末に比べ総資産で72,049百万円、負債で39,460百万円減少しております。 (b)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ923,673百万円減少したことにより、426,146百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、666,736百万円の収入(前年同期比76.1%)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が434,564百万円、減価償却費が382,009百万円となったこと等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、477,343百万円の支出(前年同期比65.2%)となりました。これは、主に店舗の新規出店や改装などに伴う有形固定資産の取得による支出が333,618百万円、株式会社セブン銀行及びその子会社等の非連結化による連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出が758,627百万円、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化による連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入が538,359百万円となったこと等によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,109,880百万円の支出(前年同期比282.7%)となりました。これは、長期借入金の返済による支出が271,746百万円、社債の償還による支出が210,000百万円、自己株式の取得による支出が600,004百万円となったこと等によるものであります。 (2)生産、受注及び販売の実績 ①生産及び受注の実績 該当事項はありません。 ②仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期比(%) 国内コンビニエンスストア事業   45,248   97.1 海外コンビニエンスストア事業   6,502,291   91.4 スーパーストア事業   465,341   47.2 金融関連事業   25,766   112.1 その他の事業   98,581   55.9 計   7,137,229   85.6 (注)1 スーパーストア事業及びその他の事業の主な変動理由は、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社が連結の範囲から除外されたことに伴うものであります。 2 上記国内及び海外コンビニエンスストア事業の仕入高には、自営店仕入のみが含まれております。 3 上記仕入実績は、連結会社間の取引高を消去した金額となっております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績(営業収益のうちの売上高)をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(百万円)   前年同期比(%) 国内コンビニエンスストア事業   60,693   95.9 海外コンビニエンスストア事業   8,022,436   92.7 スーパーストア事業   638,978   48.0 金融関連事業   27,747   123.0 その他の事業   143,836   52.5 計   8,893,693   86.0 (注)1 スーパーストア事業及びその他の事業の主な変動理由は、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社が連結の範囲から除外されたことに伴うものであります。 2 上記国内及び海外コンビニエンスストア事業の売上高には、自営店売上のみが含まれております。 3 上記販売実績は、連結会社間の取引高を消去した金額となっております。 3 主要な子会社の売上状況は、次のとおりであります。 (1)国内コンビニエンスストア事業 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 区分   チェーン全店売上(百万円)   前年同期比(%)   構成比(%) 加工食品   1,498,861   102.6   27.3 ファスト・フード   1,564,745   102.6   28.5 日配食品   669,820   100.2   12.2 食品計   3,733,428   102.2   68.0 非食品   1,756,907   101.2   32.0 合計   5,490,335   101.9   100.0 (注) 上記金額は収益認識会計基準等を適用する前の数値であり、消費税等は含まれておりません。チェーン全店売上は、フランチャイズ・ストア(加盟店)とトレーニング・ストア(自営店)の売上の合計金額であります。 (2)海外コンビニエンスストア事業 7-Eleven, Inc. 区分   チェーン全店売上(百万円)   前年同期比(%)   構成比(%) 加工食品   1,895,656   98.5   19.5 ファスト・フード   528,760   95.9   5.4 日配食品   153,647   94.5   1.6 食品計   2,578,065   97.8   26.5 非食品   1,417,015   96.0   14.6 商品計   3,995,081   97.1   41.1 ガソリン   5,730,380   89.8   58.9 合計   9,725,461   92.7   100.0 (注) チェーン全店売上は、フランチャイズ・ストア(加盟店)とトレーニング・ストア(自営店)の売上の合計金額であります。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績の分析 (a)営業収益及び営業利益 当連結会計年度の営業収益は、前連結会計年度に比べ1,542,493百万円減少の10,430,269百万円(前年同期比87.1%)、営業利益は、2,001百万円増加の422,993百万円(前年同期比100.5%)となりました。 前連結会計年度 (自 2024年3月 1日  至 2025年2月28日)    当連結会計年度 (自 2025年3月 1日  至 2026年2月28日)   増減額 営業収益(百万円) 国内コンビニエンスストア事業   904,152   914,583   10,430 海外コンビニエンスストア事業   9,170,782   8,556,832   △613,950 スーパーストア事業   1,432,126   689,478   △742,648 金融関連事業   212,127   137,197   △74,929 その他の事業   320,914   179,716   △141,198 計   12,040,102   10,477,807   △1,562,295 消去及び全社   △67,339   △47,538   19,801 合 計   11,972,762   10,430,269   △1,542,493 営業利益(百万円) 国内コンビニエンスストア事業   233,554   222,521   △11,032 海外コンビニエンスストア事業   216,248   222,223   5,974 スーパーストア事業   10,415   17,515   7,099 金融関連事業   32,015   20,970   △11,045 その他の事業   5,779   6,979   1,200 計   498,014   490,211   △7,803 消去及び全社   △77,023   △67,218   9,805 合 計   420,991   422,993   2,001 国内コンビニエンスストア事業における営業収益は914,583百万円(前年同期比101.2%)、営業利益は222,521百万円(同95.3%)となりました。 株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、お客様の消費行動の変化に対応すべく、2025年5月から新体制の下で「フレッシュフードの差別化」、「店舗ネットワークの強化」、「7NOWのお客様価値最大化」に加え、「お客様とのエンゲージメント強化」を重点施策として、客層の拡大と来店頻度の向上、及び外部環境の影響を受けにくい経営構造への変革に向けた取り組みを進めてまいりました。一例として、出来立て商品の「セブンカフェ ベーカリー」や「セブンカフェ ティー」の全国展開を図りました。 当連結会計年度は、既存店売上が前年同期を上回った一方で、米等の原材料価格の高騰により荒利率が前年同期を下回りました。加えて、物価上昇等の影響により販管費は前年同期を上回り、営業利益は220,263百万円(同94.2%)となりました。また、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は5,469,315百万円(同101.9%)となりました。 なお、当第4四半期連結会計期間の3か月間は、引き続き「商品開発」「マーケティング」「オペレーション」「コミュニケーション」の4部門の連携に加え、外部知見も取り入れた共創型マーケティングによる商品開発・販売強化に取り組みました。商品開発戦略としてはカテゴリー毎にフォーカスし、デイリー商品の強化を図りました。また、お客様とのコミュニケーション強化策として、新コンセプトのTVCM放映やマスメディア・インフルエンサー連動型のイベント実施、SNS発信等に取り組んだこと等により、既存店売上は前年同期を上回りました。荒利率については、出来立てカウンター商品の売上伸長があったものの、原材料価格高騰の影響を受け、前年同期を下回りました。 海外コンビニエンスストア事業における営業収益は8,556,832百万円(前年同期比93.3%)、営業利益は222,223百万円(同102.8%)となりました。 北米の7-Eleven, Inc.は、物価上昇の影響等により、低所得者層を中心に食品や生活必需品への節約志向が見られる中で、「フレッシュフードの差別化」、「店舗ネットワークの強化」、「7NOWのお客様価値最大化」、「バリューチェーン横断での販管費コントロール」を重点施策として取り組んでまいりました。 当連結会計年度のドルベースの米国内既存店商品売上は前年を下回ったものの、コスト適正化を継続して実施したことにより、営業利益(のれん償却前)は332,381百万円(同100.8%)となりました。また、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、9,725,461百万円(同92.7%)となりました。 なお、当第4四半期連結会計期間の3か月間は、フレッシュフードを中心としたバリューオファー施策等により客単価が前年同期を上回りましたが、10月及び11月の政府閉鎖影響等による客数減少の影響をカバーできず既存店商品売上は前年同期を下回りました。ガソリンについては市況の影響により収益は回復しました。また、コスト適正化を継続しておりますが人件費、地代家賃上昇等により販管費は前年同期を上回りました。 7-Eleven International LLCは、既存地域への支援を強化し、各市場の特性に合わせた「食のコンビニ」への転換を進めています。当連結会計年度の営業利益(のれん償却前)は20,723百万円(同144.9%)となりました。なお、2024年度に子会社となった7-Eleven Australia(オーストラリア)においては、タバコ販売規制強化による売上への影響があるものの、フレッシュフードの商品開発強化と品揃えの拡大等により客数が増加し既存店売上は前年同期を上回りました。 スーパーストア事業における営業収益は689,478百万円(前年同期比48.1%)、営業利益は17,515百万円(同168.2%)となりました。 また、2025年9月1日付で株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は連結の範囲から除外されました。なお、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は中間連結会計期間までの業績を連結子会社として計上しております。 金融関連事業における営業収益は137,197百万円(前年同期比64.7%)、営業利益は20,970百万円(同65.5%)となりました。 また、2025年6月24日付で株式会社セブン銀行及びその子会社9社は連結の範囲から除外されました。なお、株式会社セブン銀行及びその子会社9社は中間連結会計期間までの業績を連結子会社として計上しております。 (b)営業外損益及び経常利益 営業外損益は、前連結会計年度の46,404百万円の損失(純額)から45,581百万円の損失(純額)となりました。これは7-Eleven, Inc.による支払利息が減少したこと等によるものであります。 この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ2,825百万円増加の377,411百万円となりました。 (c)特別損益及び税金等調整前当期純利益 特別損益は、前連結会計年度の105,235百万円の損失(純額)から57,152百万円の利益(純額)となりました。これは株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化等により特別利益を計上したこと等によるものであります。 この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ165,212百万円増加の434,564百万円となりました。 (d)法人税等(法人税等調整額を含む)及び親会社株主に帰属する当期純利益 法人税等は、前連結会計年度に比べ49,141百万円増加の135,472百万円となりました。また、税効果会計適用後の負担率は31.2%となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ119,692百万円増加の292,760百万円となりました。1株当たり当期純利益は、118.81円となり、前連結会計年度の66.62円に比べ52.19円増加しました。 ② 財政状態の分析 (a)資産、負債及び純資産の状況 前連結会計年度 (2025年2月28日)   当連結会計年度 (2026年2月28日)   増減額 総資産(百万円)   11,386,111   9,142,957   △2,243,153 負 債(百万円)   7,162,898   5,494,762   △1,668,136 純資産(百万円)   4,223,212   3,648,195   △575,017 (注) 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、2025年2月期に係る各数値については、遡及適用後の数値を記載しております。 総資産は、前連結会計年度末に比べ2,243,153百万円減少して9,142,957百万円となりました。 流動資産は、株式会社セブン銀行及びその子会社の非連結化により現金及び預金が930,028百万円減少したこと等から、前連結会計年度末に比べ1,331,235百万円減少し、1,492,546百万円となりました。 有形固定資産は、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化による建物及び構築物、土地の減少等により483,330百万円の減少となりました。無形固定資産は、主に為替レートの変動に伴う減少等により242,356百万円の減少となりました。また、投資その他の資産においては、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化により長期差入保証金が減少したこと等により186,044百万円減少しております。これらの結果、固定資産は前連結会計年度末に比べ911,730百万円減少し、7,650,015百万円となりました。 負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,668,136百万円減少し、5,494,762百万円となりました。 流動負債は、株式会社セブン銀行及びその子会社の非連結化によりATM仮受金、銀行業における預金及びコールマネーが減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,415,944百万円減少し、1,900,670百万円となりました。 固定負債は、社債が314,208百万円減少した一方、リース債務が175,552百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ252,191百万円減少し、3,594,091百万円となりました。 純資産合計は、自己株式の取得等により前連結会計年度末に比べ575,017百万円減少し、3,648,195百万円となりました。 利益剰余金は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による292,760百万円の増加、配当金の支払いによる113,635百万円の減少などにより、前連結会計年度に比べ178,339百万円増加しております。 為替換算調整勘定は、主に7-Eleven, Inc.の財務諸表の換算などにより、16,274百万円減少しております。 これらの結果、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末に比べ10.67円増加し1,566.06円となり、自己資本比率は前連結会計年度末の35.4%から39.6%となりました。 (b)キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度 (自 2024年3月 1日  至 2025年2月28日)    当連結会計年度 (自 2025年3月 1日  至 2026年2月28日)   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   876,458   666,736   △209,722 投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △732,363   △477,343   255,019 財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △392,648   △1,109,880   △717,231 現金及び現金同等物の期末残高(百万円)   1,349,820   426,146   △923,673 現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、国内及び海外コンビニエンスストア事業を中心とした高い営業収益力や株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社の非連結化によりキャッシュ・フローを創出したものの、株式会社セブン銀行及びその子会社等の非連結化や国内及び海外コンビニエンスストア事業を中心とする店舗の新規出店及び改装などに伴う支出等があったこと、借入金の返済及び社債の償還等により、前連結会計年度末に比べ923,673百万円減少し、426,146百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって得た資金は、666,736百万円(前年同期比76.1%)となりました。前年同期に比べ209,722百万円減少した主な要因は、仕入債務の増減額が78,998百万円増加した一方、売上債権の増減額が66,070百万円、銀行業におけるコールマネーの純増減が160,000百万円減少したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用した資金は、477,343百万円(前年同期比65.2%)となりました。前年同期に比べ255,019百万円減少した主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出が736,053百万円増加した一方、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入が535,756百万円増加、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が166,657百万円、事業取得による支出が104,652百万円減少したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用した資金は、1,109,880百万円(前年同期比282.7%)となりました。前年同期に比べ717,231百万円増加した主な要因は、社債の償還による支出が131,302百万円減少した一方、長期借入金の返済による支出が125,052百万円、自己株式の取得による支出が540,361百万円増加したこと等によるものであります。 ③ 戦略的現状と見通し 国内経済は、物価動向や米国の通商政策をめぐる動向等の景気下押しリスクに留意する必要があるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策効果により、緩やかな持ち直し基調が想定されます。 北米経済は、足元の基調としては堅調に推移しておりますが、引き続き消費の二極化による影響が想定されます。 各市場において、今後、地政学リスクの長期化等の可能性があり、経済の先行きが不透明な状況にあります。 このような経営環境を踏まえつつ、2025年8月6日に公表した「7-Elevenの変革」におけるコンビニエンスストア事業変革によるグローバル成長に向けた取り組みをアップデートし、より実効性を高めてまいります。 2025年6月24日付で株式会社セブン銀行及びその子会社9社、2025年9月1日付で株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社が連結の範囲から除外されました。株式会社セブン銀行及びその子会社9社、株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社は2026年2月期中間連結会計期間までの業績を連結子会社として計上し、下期以降は株式会社セブン銀行、株式会社BCJ-95を持分法適用会社として連結業績に計上しております。なお、株式会社BCJ-95の連結子会社及び持分法適用会社の業績については、同社の損益を通じて連結業績に反映されております。また、2027年2月期より新セグメントに変更いたします。なお、2026年2月期の新セグメントにおける当該事業会社は「その他の事業」に計上しております。新旧セグメントにおける事業の内容につきましては6~9ページをご覧ください。 これらを踏まえた2027年2月期の連結業績予想は以下のとおりとなります。 (連結業績予想)       (単位:百万円) 2027年2月期 前年同期比   [実質ベース比] 営業収益   9,448,000   90.6%   99.3% 営業利益   405,000   95.7%   105.3% 経常利益   367,000   97.2%   104.2% 親会社株主に帰属する当期純利益   270,000   92.2%   105.9% 1株当たり当期純利益(円)   117.42   98.8%   113.5% (ご参考)       (単位:百万円) 2027年2月期 前年同期比   [実質ベース比] グループCVS商品売上   10,030,000   102.7%   102.7% EBITDA   891,000   94.5%   102.8% のれん償却前EPS(円)   162.56   100.5%   111.6% (注)1 前提となる為替レート:U.S.$1=150.00円、1元=21.00円 2 グループCVS商品売上は連結子会社におけるコンビニエンスストア事業会社の直営店及び加盟店の商品売上 3 2027年2月期の連結業績予想における「1株当たり当期純利益」及び「のれん償却前EPS」については、自己株式取得の影響見込みを考慮しております。 4 実質ベース比は、連結の範囲から除外された株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社及び株式会社セブン銀行等の影響を調整し、コンビニエンスストア事業を主とする業績に組み替えた2026年2月期数値(実質ベース)と比較した前年同期比となります。 主な調整内容:2026年2月期実績から、連結の範囲から除外された株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社及び株式会社セブン銀行等の上期実績を控除、当該上期実績に除外後の持分比率を乗じて算定した持分法投資損益を追加、及び当該除外に係る特別損益を控除。 (新セグメント別営業収益・営業利益予想)           (単位:百万円) 2027年2月期 営業収益   営業利益 前年同期比       前年同期比 国内コンビニエンスストア事業   950,000   103.9%   224,200   100.8% 海外コンビニエンスストア事業   8,466,000   98.9%   247,800   111.5% その他の事業   50,000   5.1%   1,800   4.1% 計   9,466,000   90.6%   473,800   96.9% 調整額(消去及び全社)   △18,000   -   △68,800   - 合計 [実質ベース比]   9,448,000     90.6% [99.3%]   405,000     95.7% [105.3%] (ご参考:新セグメント別営業収益・営業利益実績)           (単位:百万円) 2026年2月期 営業収益   営業利益 前年同期比       前年同期比 国内コンビニエンスストア事業   914,583   101.2%   222,521   95.3% 海外コンビニエンスストア事業   8,556,832   93.3%   222,223   102.8% その他の事業   978,617   50.8%   44,060   91.6% 計   10,450,033   87.1%   488,805   98.2% 調整額(消去及び全社)   △19,763   -   △65,812   - 合計 [実質ベース]   10,430,269 [9,510,382]   87.1% -   422,993 [384,665]   100.5% - (注) 実質ベースは、連結の範囲から除外された株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社及び株式会社セブン銀行等の影響を調整し、コンビニエンスストア事業を主とする業績に組み替えた2026年2月期数値となります。なお、実質ベース比は実質ベースと比較した前年同期比となります。 主な調整内容:2026年2月期実績から、連結の範囲から除外された株式会社ヨーク・ホールディングス傘下の子会社及び株式会社セブン銀行等の上期実績を控除、当該上期実績に除外後の持分比率を乗じて算定した持分法投資損益を追加、及び当該除外に係る特別損益を控除。 (a)国内コンビニエンスストア事業 株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、事業環境の不確実性が高まる中で着実に成長するために、商品政策においては全店共通を基本としつつ、数量限定・地域限定なども盛り込んだ新たな品揃え、従来の「おいしさ」に加え価値を実感できる新しい商品・体験の出来立て商品の「セブンカフェ ベーカリー」「セブンカフェ ティー」の導入を拡大してまいります。店舗ネットワーク強化においては、従来の標準型出店だけではなく、都市部小型店、郊外・過疎地向け出店、省人化運営によるサテライト型出店で、2025年度から2030年度までに純増1,000店を目指してまいります。これに加えて、7NOW、モバイルオーダーのデジタル施策、成長投資を可能とするコスト・コントロール、共創型マーケティング等を通じて継続した成長を目指してまいります。 (b)海外コンビニエンスストア事業 北米の7-Eleven, Inc.は、米国での即食市場の競争が激化する中、「オリジナル商品の強化」、「デジタル・デリバリーの推進」、「効率化とコストリーダーシップの向上」、「ガソリン事業の垂直統合」、「店舗ネットワークの拡大と強化」を軸に掲げて取り組んでまいります。 具体的にはフレッシュフードやPB商品・オリジナル商品の優位性の強化、多様かつ最適な店舗形態での店舗ネットワークの拡大、7NOWの拡大、コスト・コントロールの強化などを含む「変革プログラム」の実施を通じて、バリューチェーン全体を最適化し競争優位性をさらに高める施策を実行してまいります。 7-Eleven International LLCでは、引き続き既存展開国と新規展開国の両輪で成長戦略を推し進め、規律ある投資実行を通じて、より迅速に、大きな成果を追求してまいります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 資金需要 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入並びに販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規出店、店舗改装及びソフトウエア投資等の設備投資、M&A等によるものであります。 なお、当連結会計年度中に実施した設備投資に必要な資金は、金融機関からの借入金及び自己資金により充当いたしました。 財務政策 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、自己資金の活用及び金融機関からの借入と社債の発行により資金調達を行っております。 長期借入金、社債等の長期資金の調達については、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金の返済時期等を考慮の上、調達規模、調達手段を適宜判断して実施していくこととしております。 財務方針については、持続的に企業価値を向上させるため、資本コストを上回るリターンを拡大するとともに、キャッシュ・フローの創出力を高めることを基本方針としております。 なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は2,274,466百万円となっております。 ⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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