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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

SUMINOE

SUMINOE Co., Ltd.3501 · Prime · 繊維製品

インテリア・自動車内装・機能資材を手がける繊維メーカー。カーペット、内装材、ホットカーペットなど多様な分野に展開。

概要

SUMINOE株式会社(旧住江織物)は、インテリア事業、自動車・車両内装事業、機能資材事業を柱とする繊維製品メーカーである。1930年に創業し、1949年に株式上場。連結子会社29社と関連会社1社を擁し、2025年5月期の連結売上高は1,048億円、従業員数は2,943人。本社は大阪市中央区。家庭用・業務用カーペット、壁紙、自動車内装材、鉄道・バス向け内装材、ホットカーペットなどを製造・販売する。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

SUMINOEの事業は「インテリア事業」「自動車・車両内装事業」「機能資材事業」の三つに分かれる。2025年5月期のセグメント別売上高は、インテリア事業が382億64百万円(全体の36.5%)、自動車・車両内装事業が634億78百万円(60.6%)、機能資材事業が25億66百万円(2.4%)である。営業利益では自動車・車両内装事業が40億94百万円を稼ぐ一方、機能資材事業は1億24百万円の損失を計上した。インテリア事業は10億23百万円の利益を上げ、グループ全体の利益を補完している。

国内と海外にまたがる生産販売ネットワーク

国内では奈良事業所と滋賀事業所が製造拠点であり、奈良事業所はタフテッドカーペットやタイルカーペットを、滋賀事業所はその他の製品を生産する。海外では米国(Suminoe Textile of America)、メキシコ、中国(蘇州住江織物、住江互太(広州)汽車繊維製品)、タイ(T.C.H. Suminoe)、ベトナム(Suminoe Textile Vietnam)に生産子会社を置く。自動車内装材は北中米、中国、東南アジアの日系自動車メーカー向けに供給される。国内販売は株式会社スミノエ インテリア プロダクツがインテリア製品を、住江テクノが製造を担う。

グループ企業が分業を担う垂直統合型体制

SUMINOEグループは29社の連結子会社で構成され、事業ごとに製造・販売・物流を分業している。インテリア事業では、販売を㈱スミノエ インテリア プロダクツと㈱プレテリアテキスタイルが、壁紙販売をルノン㈱が、製造を住江テクノ㈱(カーペット・スミトロン糸)と丹後テクスタイル㈱(緞帳・緞通)が担当。物流は住江物流㈱が一括管理する。自動車内装事業では、国内販売をスミノエ テイジン テクノ㈱が、製造加工を帝人テクロス㈱や尾張整染㈱が行い、海外子会社が現地生産を担う。機能資材事業は住江テクノとベトナム子会社が製造する。

業界の中での役割は繊維加工・内装材サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,076億円
営業利益
24億円
営業利益率
2.2%
純利益
-3億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01インテリア事業主力

一般消費者向けカーペット、壁紙、緞帳等を販売。子会社が製品販売・製造・加工・物流を担当。住江テクノがカーペットと原料のスミトロン糸を製造。

主な製品・サービス3
カーペット
一般消費者向けの床敷物。素材:スミトロン糸。
壁紙
住居・商業施設向け壁面装飾材。ルノン㈱が販売。
緞帳・緞通
舞台用緞帳や高級敷物。丹後テクスタイルが製造。

02自動車・車両内装事業主力

自動車内装材(シート表皮、カーペット、不織布等)を国内および海外(米国、メキシコ、中国、タイ等)で製造販売。鉄道・バス向け内装材(シート表皮、クッション、カーテン、壁装材、床材等)も供給。

主な製品・サービス2
自動車内装材
自動車のシート表皮、カーペット、不織布等の内装部品。国内・海外で製造販売。
車両内装材
鉄道・バス等の公共交通機関向けシート表皮、クッション材、カーテン、壁装材、床材等。

03機能資材事業準主力

ホットカーペット、浴室床材、消臭関連商材、航空機内装材等を製造販売。住江テクノ、ベトナム子会社等が製造。

主な製品・サービス4
ホットカーペット
電気式床暖房機能付きカーペット。
浴室床材
浴室用の滑りにくく防水性の高い床材。
消臭関連商材
消臭機能を持つ繊維製品。
航空機内装材
航空機の座席表皮、カーペット等。

製品と技術

水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS」

インテリア事業の主力製品である「ECOS(エコス)」は、使用済みカーペットを原料に再生した水平循環型リサイクルタイルカーペットである。㈱スミノエ インテリア プロダクツが販売し、環境性能の高さから国内のオフィスビル向け納入物件数が増加、海外販売も好調である。カーペットの材料には住江テクノ㈱が製造するスミトロン糸が用いられる。家庭用カーペットでは中高級ゾーンのラグマットを扱うが、売上は前期比6.6%減と苦戦している。

自動車内装材と車両内装材の全方位供給

自動車・車両内装事業では、自動車向けにシート表皮、カーペット、不織布を、鉄道・バス向けにシート表皮、クッション材、カーテン、壁装材、床材を製造販売する。国内では帝人テクロス㈱や尾張整染㈱が加工を、関織物㈱が車両内装材の製造加工を担当。海外では北中米、中国、東南アジアの子会社が日系自動車メーカー向けに現地生産を行う。2025年5月期は鉄道リニューアル工事や観光バス需要の回復が売上を押し上げた。

ホットカーペットと浴室床材で構成される機能資材

機能資材事業は、電気式床暖房機能付きホットカーペット、浴室用の滑りにくく防水性の高い床材、消臭機能を持つ繊維製品、航空機の座席表皮やカーペットなどを扱う。製造は住江テクノ㈱とベトナムのSuminoe Textile Vietnamが担う。2025年5月期は暖冬による在庫調整でホットカーペットの新規受注が減少し、浴室床材も主要得意先の生産体制変更で出荷が落ち込み、セグメント全体で1億24百万円の損失を計上した。空気清浄機向けフィルターは需要が回復しつつある。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

繊維総合企業、収益力低下が課題

当社は繊維製品業界に属し、同業には片倉工業、グンゼ、ユニチカ、富士紡ホールディングス、倉敷紡績が存在。繊維(紡績・織布・加工)からアパレルまで手掛ける老舗総合繊維メーカー。2025年5月期売上1048億円、営業利益率2.86%と収益性は低く、片倉工業やグンゼと比較しても劣後。2026年5月期も営業利益率低下見込み。業界再編が進む中での生き残り策が急務。

強み

  • 紡績から最終製品までの一貫生産により、品質管理とコスト競争力を確保。
  • 老舗ブランドとしての知名度と顧客基盤を持つ。
  • 長年蓄積された繊維加工技術と素材開発力が強み。
  • 繊維以外にも不動産や飲食など非繊維事業を展開。

課題

  • 営業利益率が3%未満で推移し、採算改善が急務。
  • 少子高齢化や衣料品消費減退により市場が縮小傾向。
  • グンゼや片倉工業などと比べ、明確な強みを打ち出せていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機能性化学の時価総額近傍。太字がSUMINOE

時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17856萩原工業279億円19.5倍
25142アキレス267億円11.8倍
34116大日精化工業246億円11.5倍
48095アステナホールディングス221億円9.4倍
54008住友精化210億円12.8倍
63501SUMINOE181億円
74022ラサ工業158億円17.8倍
83109シキボウ137億円14.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

紡毛糸紡績から始まった創業期(1930~1943年)

1930年12月、住江織物株式会社として設立された。当初は織物製造が中心であったが、1937年8月に大阪工場を新設し紡毛糸紡績を開始、事業の幅を広げた。1943年4月には京都工場を新設し、ドレープ(カーテン生地)の生産に乗り出す。第二次世界大戦下でも生産体制を拡充し、戦後の復興に備える基盤を築いた。

戦後の復興と上場、緞帳・カーペットへの進出(1947~1958年)

1947年11月、網野工場を新設し緞通の生産を開始。1949年5月には東京・大阪・京都の各証券取引所に株式を上場した。1952年5月に緞帳の生産を始め、1957年2月にはタフテッドカーペットの量販を開始。1958年9月には自動車用カーペットと自動車用ナイロンシート地の生産に参入し、自動車内装分野への足がかりを得た。この間、1950年8月に東京支店を設置し東日本販売を強化している。

生産合理化とグループ再編の時代(1970年代~1990年代)

1971年4月、奈良工場を新設し住吉工場を廃止。同時に小売店加盟組織「SSG」を組織し販売網を強化した。1975年4月には網野工場を分離し住江網野㈱(現・丹後テクスタイル)として子会社化。1977年3月にはタフテッドカーペット生産を奈良工場に集中。1980年8月には国産初のタイルカーペット生産を奈良工場で開始した。1990年4月、東京証券取引所市場第一部に再上場を果たす。

海外展開と事業再構築の推進(2000年代以降)

2003年4月、米国サウスカロライナ州にSuminoe Textile of Americaを設立し自動車内装材の現地生産を開始。2004年12月には中国蘇州住江織物を100%子会社化、2005年10月には広州に合弁会社住江互太を設立した。国内では2004年7月に床材事業部門を分社化し住江奈良㈱を設立。2024年12月、商号を「住江織物株式会社」から「SUMINOE株式会社」に変更し、海外展開を本格化させる姿勢を示した。

年表35件を開く

1930年代

  • 1930年12月創業住江織物株式会社を設立する。
  • 1937年8月大阪工場を新設し、紡毛糸紡績をはじめる。

1940年代

  • 1943年4月京都工場を新設し、ドレープの生産をはじめる。
  • 1947年11月網野工場を新設し、緞通の生産工場とする。
  • 1949年5月上場東京証券取引所、大阪証券取引所及び京都証券取引所に株式を上場する。

1950年代

  • 1950年8月東京支店を設置し、東日本地区の販売を強化する。
  • 1952年5月緞帳の生産をはじめる。
  • 1957年2月タフテッドカーペットの量販を開始する。
  • 1958年9月自動車用カーペット、自動車用ナイロンシート地の生産をはじめる。

1960年代

  • 1964年4月上場東京証券取引所上場廃止。
  • 1969年5月本社・新社屋を現在地に竣工する。

1970年代

  • 1971年4月奈良工場を新設し、住吉工場を廃止する。小売店加盟のSSG(スミノエシーホースグループ)を組織し、販売促進を図る。
  • 1975年4月網野工場を分離し、住江網野株式会社(現・丹後テクスタイル株式会社、現・連結子会社)とする。
  • 1976年5月商号変更決算期を年1回(5月31日)に変更し、中間配当制度を導入する。
  • 1977年3月タフテッドカーペットの生産を奈良工場に集中し、生産の合理化を図る。
  • 1979年7月ロール反カッティングセンターを整備増設する。(東京、大阪地区)

1980年代

  • 1980年8月国産初のタイルカーペットの生産を奈良工場ではじめる。
  • 1981年4月工事店加盟のSCC(スミノエコントラクトサークル)を組織し、コントラクト市場での販売促進を図る。
  • 1983年3月奈良工場がタフテッドカーペットの生産について、JIS表示許可工場の認可を受ける。
  • 1985年5月光建産業株式会社(現・ルノン株式会社、現・連結子会社)の株式を取得し、連結子会社とする。
  • 1987年7月滋賀事業所を新設する。

1990年代

  • 1990年4月上場東京証券取引所市場第一部再上場する。
  • 1992年3月東京・大阪地区他全国主要地区にショールームを整備拡充する。
  • 1998年10月M&A京都工場を廃止し、ドレープ業務を大阪工場に統合して生産の効率化を図る。産業資材分野の開発業務の効率化・迅速化のため開発センターを新設する。東京支店(港区三田)を、品川区西五反田に移転する。
  • 1998年12月販売会社 株式会社スミノエ(現・株式会社スミノエ インテリア プロダクツ、現・連結子会社)を設立する。京都美術工芸所を設立して古来織物技術を継承する。
  • 1999年2月床材を中心とした新規商材の研究・開発のため、テクニカルセンターを新設する。
  • 1999年4月M&A販売子会社12社の業務を株式会社スミノエ(現・株式会社スミノエ インテリア プロダクツ、現・連結子会社)に統合し、インテリア事業の再構築を図る。
  • 1999年5月M&A物流合理化のため物流業務を住江物流株式会社(現・連結子会社)に統合する。

2000年代

  • 2000年6月当社インテリア事業の販売、企画、調達機能を株式会社スミノエ(現・株式会社スミノエ インテリア プロダクツ、現・連結子会社)に移行集約する。
  • 2001年7月M&ASSG、SCC、SPC(スミノエパートナーサークル)を横断的な組織として効率的な運営をするため三組織を統合したスミノエ会を創設する。
  • 2002年8月当社の全製造工場(奈良事業所・滋賀事業所)においてISO14001を認証取得する。
  • 2003年4月米国サウスカロライナ州に自動車向けの繊維内装製品の企画設計・製造・販売会社として連結子会社Suminoe Textile of America Corporation(現・連結子会社)を設立する。
  • 2004年7月創業カーペット生産工場である奈良工場を含む床材事業部門を分社し、住江奈良株式会社を設立する。
  • 2004年12月商号変更2003年1月にホットカーペット本体及び表皮材生産拠点確保のため設立した合弁会社蘇州住江兄弟織物有限公司を100%出資子会社に変更し、蘇州住江織物有限公司とする。
  • 2005年10月中国広東省広州市に自動車内装材の生産・販売拠点として合弁会社住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司(現・連結子会社)を設立する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率2027年5月期まで5.0%
  • ROE2027年5月期まで8.0%
  • PBR2027年5月期まで1.0倍
  • ROIC2027年5月期まで8.0%
  • WACC2027年5月期まで4.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長事業への集中と収益性向上

    メキシコ子会社の合成皮革工場での高品質製品安定供給、独自加飾技術による差別化、鉄道向け安全防災製品の提案、中高級インテリア製品の拡充、水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS」のシェアアップ、プロダクトポートフォリオ見直し、夏物家電商材の開発拡販、部門連携シナジー、価格転嫁、設備投資効率化により収益性向上を図る。

  2. 02

    グローバル展開のさらなる強化

    国内外拠点連携強化による外資系自動車メーカーへの販路拡大、ベトナム拠点生産体制再編によるコスト競争力強化、グローバルインテリア製品拡販体制構築、グローバル人材の採用・育成、キャリア申告制度活用により海外市場でのプレゼンスを高める。

  3. 03

    非繊維領域への進出強化

    繊維で培ったコア技術を進化させ、メキシコ子会社の合成皮革工場を活用した新規素材開発、フィルター商品群への鮮度保持機能追加、合成皮革やスペースデザインビジネスなど新たな付加価値製品・サービスの開発・拡販による差別化を図る。

  4. 04

    経営基盤の強化とサステナビリティ

    サステナビリティ経営推進、コーポレートガバナンス強化による透明性向上、政策保有株式縮減、基幹システム再構築、成長を支える人材の育成・確保により資本コスト抑制につなげる。

  5. 05

    ブランディング強化による認知度向上

    ブランド戦略室を中心にSUMINOEブランド価値の競争力強化、部門交流によるグループ内協力体制強化、コーポレートブランド広告出稿、インナーブランディング推進によるグループ理念浸透、企業ロゴ露出強化により国内外での認知度向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で2,986人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は633万円で、10期前と比べて+11.9%平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は20.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月2,786
2017年5月2,830
2018年5月2,850
2019年5月56643.718.42,899
2020年5月55243.518.22,822
2021年5月52244.419.52,724
2022年5月53844.419.02,640
2023年5月55144.520.42,779
2024年5月58145.319.22,812117
2025年5月62744.921.12,943102
2026年5月63344.520.42,98680

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率88.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 9 / 海外 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
奈良事業所 — 奈良県安堵町6,561百万円
インテリア事業、自動車・車両内装事業、機能資材事業
本社・大阪支店 — 大阪市中央区5,763百万円
インテリア事業、自動車・車両内装事業、機能資材事業、全社
本社・工場 — メキシコ グアナファト州 イラプアト市4,835百万円
自動車・車両内装事業
大阪事業所 — 大阪府松原市3,766百万円
インテリア事業、その他、全社
本社・工場 — 愛知県 稲沢市他1,396百万円
自動車・車両内装事業
本社・営業所 — 東京都 品川区他1,156百万円
インテリア 事業
滋賀事業所 — 滋賀県甲賀市1,075百万円
インテリア事業、自動車・車両内装事業、機能資材事業
本社・工場 — 米国 サウスカロライナ州 ガフニー市995百万円
自動車・車両内装事業
本社・工場 — 米国 サウスカロライナ州 ダンカン市862百万円
自動車・車両内装事業
本社・工場 — タイ アユタヤ県 バーンパイン郡620百万円
自動車・車両内装事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱スミノエ インテリア プロダクツ
    大阪市西区
    議決権100.0%
  • 国内
    ルノン㈱
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    住江テクノ㈱
    滋賀県甲賀市
    議決権100.0%
  • 国内
    住江物流㈱
    奈良県生駒郡 安堵町
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱シーピーオー
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プレテリア テキスタイル
    大阪市西区
    議決権100.0%
  • 国内
    スミノエ テイジン テクノ㈱
    大阪市中央区
    議決権50.1%
  • 国内
    帝人テクロス㈱
    愛知県稲沢市
    議決権50.1%
  • 国内
    尾張整染㈱
    愛知県一宮市
    議決権50.1%
  • 海外
    Suminoe Textile of America Corporation
    米国 サウスカロライナ州 ガフニー市
    議決権100.0%
  • 海外
    Suminoe Textile de Mexico,S.A.de C.V.
    メキシコ グアナファト州 イラプアト市
    議決権100.0%
  • 海外
    Bondtex,Inc.
    米国 サウスカロライナ州 ダンカン市
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • 住江織物商貿(上海)有限公司中国 上海市100%
  • 住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司中国 広東省広州市59%
  • T.C.H. Suminoe Co., Ltd.タイ アユタヤ県 バーンパイン郡50%
  • PT.Sinar Suminoe Indonesiaインドネシア 西ジャワ州 バンドン市51%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    迎賓館朝日の間既存緞通等裁断加工業務
    内閣府 · 2019-05-23
    210万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は1,076億円営業利益24億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.7%、利益が-20.0%。

売上高
+2.7%
1,076億円
営業利益
-20.0%
24億円
純利益
-142.9%
-3億円
営業利益率
2.2%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高1,065億円1,076億円
営業利益35億円24億円
純利益15億円-3億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は546億円、営業利益は15億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.9%、営業利益は−34.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q23431.30
2023年4Q26010
2024年1Q23952.14
2024年2Q27593.34
2024年3Q25883.13
2024年4Q263114.2−2
2025年2Q50771.41
2025年4Q541234.36
2026年2Q53091.71
2026年4Q546152.7−4

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は753億円から1,076億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月753112
2013年5月8192310
2014年5月8823420
2015年5月9123718
2016年5月975292
2017年5月960140
2018年5月9792411
2019年5月986305
2020年5月915131
2021年5月797124
2022年5月817103
2023年5月948163
2024年5月1,03533373.29
2025年5月1,04830252.97
2026年5月1,07624282.2−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高1,076億円のうち、営業利益として残るのは24億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-0.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.3%853億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.5%199億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.5pt
-0.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.7pt
-1.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが50億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは32億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は83億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月7−193−1269
2013年5月38−17−202172
2014年5月45−12−93396
2015年5月37−12−282595
2016年5月15−321−1778
2017年5月10−224−1269
2018年5月35−2−83394
2019年5月48−14−503478
2020年5月59−15−1744103
2021年5月42−8−3234108
2022年5月4−12−21−880
2023年5月18−28−1−1069
2024年5月75−23−425282
2025年5月23−238087
2026年5月50−18−423283

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は917億円。このうち返さなくてよい自己資本が398億円で、自己資本比率は36.2%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月76328647733.9
2013年5月79932347636.4
2014年5月85834651236.0
2015年5月90139250939.0
2016年5月86937249738.3
2017年5月90337452936.9
2018年5月92238553736.9
2019年5月88035352734.8
2020年5月86332653732.5
2021年5月83733050733.5
2022年5月84833451433.4
2023年5月88234154132.7
2024年5月92237754534.7
2025年5月95037257832.8
2026年5月91739851936.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
89億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
115億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
92億円
在庫として抱えている分
負債合計
519億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
58
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り48社中17位あたり、逆に低いのはROE48社中45位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.1%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.2%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,176で、1年前と比べて+1.8%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥1,176-1.0%1ヶ月+2.6%1年+1.8%時価総額181億円
過去52週の値幅
安値¥1,041高値¥1,447

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)10.8倍
PBR0.47倍
配当利回り3.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+7.0%と上昇。25日線(1112.56円)を4.5%上回り、75日線も上抜け。52週高値1447円にはなお24%の開きがあるが、RSIは76と過熱感。7/15に5.8万株の出来高を伴い上昇、基調は強い。ただし、200日線(1219.85円)は未達成。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

予想PERが10.6倍と同業平均の24.21倍を下回り、PBRは0.46倍と同業平均の0.99倍を大きく下回る。ROEは2.1%と低く、収益性は鈍いが、配当利回りは3.61%と同業平均の3.14%を上回る。配当性向は147.7%と高く、財務体質の悪化が懸念されるが、株価純資産倍率の低さから割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)10.8倍
PBR0.47倍1.01倍
ROE-1.1%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026/5期に最終赤字を見込むなど、収益悪化が懸念される。強気派はPBR0.46倍と割安で、配当利回り3.61%が下支えし、繊維需要の回復やコスト削減効果に期待する。弱気派は売上高は増加するものの営業利益率の低下が続き、赤字転落で配当の持続性に疑問がある。争点は赤字転落の原因が一時的か構造的か、そして株主還元が維持できるかどうか。

プラスに働く材料7
  • PBRが低く割安

    PBRは0.46倍と純資産に対して株価が低位で、解体価値に近い。

  • 売上高は増加

    売上高は2023/5期948億円から2026/5期1076億円と増加傾向。

  • 配当利回りが高い

    配当利回り3.61%は投資家の下支え要因。

  • 予想PER10.6倍が示す業績回復2027年5月期影響

    予想PER10.6倍は純利益約17億円に相当。FY2026純損失3億円から約20億円の改善期待。

  • PBR0.465倍の割安通年影響

    PBR0.465倍は純資産の約半分。PBR0.6倍へ修正されれば株価約29%上昇。

  • 売上高3期連続増加通年影響

    売上高は1035→1048→1076億円と増加。需要基調は安定。

  • 配当利回り3.61%で下支え継続影響

    配当利回り3.61%は市場平均を上回り、株価の下値不安を和らげる。

マイナスに働く材料7
  • 赤字転落の懸念

    2026/5期に最終赤字-3億円を見込む。

  • 収益性の低下

    営業利益率は3.19%から2.23%へ低下。

  • 商社ビジネスの限界

    低採算の商社モデルは利益を生みにくい。

  • 純損失転落で減配リスク2027年5月期影響

    FY2026純損失3億円。無配転落となれば利回り期待が消え、PBR0.465倍からさらに下振れ。

  • 営業利益3期連続減益通年影響

    営業利益は33→30→24億円と減少。トレンド反転にはコスト削減が必要。

  • ROE2.1%の低収益性継続影響

    ROE2.1%は資本効率が悪く、PBR0.465倍が正当化される。改善なき場合バリュエーションは低位のまま。

  • 資産価格下落による減損リスク不定影響

    純資産は時価総額の約2.1倍(PBR0.465)。含み損が発生すれば一層の株価下落要因。

次の決算で確かめる点
営業利益率
赤字転落の兆候を早期に把握するため。
売上高の伸び
商社としての取扱高が維持・拡大しているか確認。
配当性向
赤字時でも配当を維持できるか判断する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.57%。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
3.57%
いまの株価に対して
配当性向
147.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月3554.2
2018年5月350.0593.8
2019年5月350.049.2
2020年5月25−28.631.5
2021年5月18−30.0
2022年5月35100.048.8
2023年5月28−21.449.7
2024年5月3527.3
2025年5月4014.3147.7
2026年5月400.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ12,871人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.7%を占め、残る62.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他37.448.650.951.259.161.1
事業法人29.528.328.227.425.525.7
自己株式17.817.617.412.113.813.7
金融機関28.919.717.815.713.612.0
外国法人1.61.42.64.31.50.8
証券会社2.52.00.51.30.20.5
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社髙島屋12.03
02日本生命保険相互会社6.20
03丸紅株式会社4.77
04林テレンプホールディングス株式会社3.03
05SUMINOE共栄会2.11
06SUMINOE従業員持株会1.78
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託ユニチカ口)1.51
08明治安田生命保険相互会社1.50
09ヒューリック株式会社0.98
10株式会社池田泉州銀行0.96

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−971%、1株純資産は15期で+632%。直近期のROEは-1.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月33420.946.8134.8
2013年5月143853.817.3142.9
2014年5月2614,0986.611.842.5
2015年5月2414,6615.513.749.5
2016年5月334,4160.779.1
2017年5月44,4120.1690.954.2
2018年5月1444,5153.219.2593.8
2019年5月654,4691.442.449.2
2020年5月224,4380.588.231.5
2021年5月322,2191.529.3
2022年5月222,2351.037.848.8
2023年5月252,2751.143.449.7
2024年5月662,3712.918.8
2025年5月502,3542.123.1147.7
2026年5月−262,502−1.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/5期の役員報酬は総額169百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
永田鉄平代表取締役 社長69357
薄木宏明代表取締役 常務取締役 上席執行役員 管理本部長62220
村瀬典久取締役 上席執行役員 インテリア事業部門長65133
諏訪和晃取締役 上席執行役員 産業資材事業部門長6582
清水春生取締役79
野村公平取締役78
種田ゆみこ取締役59
加藤恭子取締役59
川西浩文常勤監査役6343
天知秀介監査役698
宮本敏彦監査役61
山田孝6124
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
秋山洋57
水野明秀取締役 上席執行役員 産業資材事業部門長5858
久川秀仁取締役71

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41141112632
社外取締役828284
監査役215158

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,041字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社28社及び関連会社1社により構成され、インテリア製品、自動車車両内装材製品、機能性資材製品の製造及び販売を主な事業として取り組んでおります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、事業の種類はセグメントと同一の区分であります。 (インテリア事業) ㈱スミノエ インテリア プロダクツ及び㈱プレテリアテキスタイルが一般消費者向けインテリア製品の販売等を行っており、ルノン㈱が壁紙を主とした製品の販売を行っております。製造においては、住江テクノ㈱がカーペット及びカーペットの材料であるスミトロン糸を、丹後テクスタイル㈱が緞帳、緞通等をそれぞれ製造しております。 また、㈱シーピーオーが設計・製造・施工を、㈱ソーイング兵庫がインテリア製品の加工を、住江物流㈱が製品の物流業務をそれぞれ行っており、販売子会社の販売業務を補完しております。 (自動車・車両内装事業) 自動車関連は、国内においては、主として当社及びスミノエ テイジン テクノ㈱が自動車内装材製品の販売を行っております。また、帝人テクロス㈱及び尾張整染㈱が自動車内装材の製造から加工を、住江テクノ㈱がカーペット及び不織布の加工をそれぞれ行っております。 海外においては、Suminoe Textile of America Corporation(米国)、Suminoe Textile de Mexico, S.A. de C.V. (メキシコ)、住江互太(広州)汽車繊維製品有限公司(中国)、T.C.H. Suminoe Co., Ltd.(タイ)等の会社が自動車内装材の製造及び販売を行っております。 車両関連は、鉄道及びバス等の公共交通機関向けに、主として当社がシート表皮材、クッション材、カーテン、壁装材、床材等の内装材の販売を行っております。また、関織物㈱が車両内装材の製造から加工を行っております。 (機能資材事業) 主として当社がホットカーペット、浴室床材、消臭関連商材、航空機の内装材製品等の販売を行っております。製造においては、住江テクノ㈱及びSuminoe Textile Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)が行っております。 (その他) 関西ラボラトリー㈱及びインテック㈱が試験業務請負業等を営んでおり、当社グループを中心に取引しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,291字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年5月31日現在)において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、くらしに寄り添う技術とアイデアで人と社会にやさしい空間を世界中へ提供することを使命とし、常に技術力の向上を図り、徹底した品質管理のもと、より良い製品づくりを追求しております。その時代によって求められる「快適さ」や「くらし」の姿は変わりますが、それらを追求し、これからの100年も人と社会にやさしい空間を世界中へ提供し、よろこび広がる未来のくらしをつくる存在となるため、独自の挑戦を続けてまいります。 (SUMINOE GROUP グループ理念) (中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」) 当社は、2021年7月、これまで当社グループが取り組んできたESG経営のもと、社会のニーズに応える商材の拡販とグローバル経営を推進し、グループ社員全員の力を合わせてこの先の未来も成長していくために、中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」を策定いたしました。 (中長期経営目標後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」) 2022年5月期から2024年5月期を対象とした前半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024 STEPⅠ」では、未来を見据えた着実な種まきを進め、2025年5月期から2027年5月期を対象とする後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」は、実力の底上げを確実に進める期間として位置づけております。 ※後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」は、2024年7月12日付で開示しております。 (中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」の定量目標) (単位:百万円) 2024年5月        2025年5月   2026年5月   2027年5月 実績       ※策定時計画   実績   ※策定時計画   実績   ※策定時計画   ※期初計画 売上高   103,478   105,300   104,791   106,000   107,633   109,000   106,500 営業利益営業利益率   3,3003.2%   3,3003.1%   3,0012.9%   4,2004.0%   2,3692.2%   5,0004.6%   3,5003.3% 経常利益   3,668   3,400   2,514   4,200   2,764   5,000   3,600 親会社株主に帰属する当期純利益   874   1,500   669   2,100   △340   2,600   1,450 為替レート1ドル(円)   145.31       144.00   152.60   131.00   151.10   125.00   155.00 ※策定時計画は2024年7月12日付、2027年5月期の期初計画は2026年7月14日付で開示しております。 (中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」のセグメント別内訳) (単位:百万円) 2024年5月       2025年5月   2026年5月   2027年5月 実績       ※策定時計画   実績   ※策定時計画   実績   ※策定時計画   ※期初計画 インテリア事業   売上高   37,142       38,040   38,264   38,790   39,260   40,030   39,300 セグメント利益   946   1,000   1,023   1,130   1,455   1,360   1,500 自動車・車両内装事業   売上高   62,800   64,180   63,478   63,620   65,237   65,080   64,100 セグメント利益   4,427   4,610   4,094   5,130   2,928   5,540   4,280 機能資材事業   売上高   3,127   2,650   2,566   3,090   2,631   3,390   2,590 セグメント利益   △66   △180   △124   90   54   170   70 その他   売上高   407   430   481   500   503   500   510 セグメント利益   76   90   86   130   131   170   120 調整額   セグメント利益   △2,083   △2,220   △2,077   △2,280   △2,200   △2,240   △2,470 合計   売上高   103,478   105,300   104,791   106,000   107,633   109,000   106,500 営業利益   3,300   3,300   3,001   4,200   2,369   5,000   3,500 ※策定時計画は2024年7月12日付、2027年5月期の期初計画は2026年7月14日付で開示しております。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」における取り組み) 当社グループを取り巻く経営環境は、円安などによる物価や金利の継続的な上昇に加え、緊迫する中東情勢を発端とした原材料・エネルギー価格の高騰、国際的なサプライチェーンの混乱など、事業運営に影響を及ぼす外部環境の変動が続いております。一方で、環境対応型製品の需要拡大や、居住空間・移動空間における快適性向上ニーズの高まりなどの市場変化を当社グループの成長機会と捉え、顧客ニーズの多様化・高度化に対応した製品の提案活動・研究開発に取り組んでおります。市場ニーズの変化を的確に捉え、当社グループの技術力・開発力を活かした高付加価値製品の提供により、新たな価値創出や収益機会を見込んでおります。 このような環境の下、当社グループは中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」の後半3ヵ年である「STEPⅡ(2025~2027)」を推進しており、持続的な成長に向けた実力の底上げを確実に進めてまいります。 「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」では、実力の底上げを確実に進めていくことで、2027年5月期までに目標の収益率である営業利益率5.0%、資本コストを上回るROE8.0%、PBR1.0倍を目指してまいります。しかしながら、2026年5月期実績は営業利益率2.2%、ROE△1.1%、PBR0.5倍となっており、STEPⅡ目標の収益率と乖離があります。 STEPⅡ最終年度である2027年5月期の最重要課題は、収益力回復と利益率改善であると認識しております。自動車・車両内装事業では、自動車関連において、引き続き北中米拠点における量産体制の安定化を軸に、生産管理・品質管理及び現地マネジメント体制の強化を図り、安定的な収益基盤の構築を進めてまいります。車両関連においては、鉄道・バス向け内装材ともに回復傾向が続く需要を取りこぼすことなく対応してまいります。シート表皮材だけでなく床材やカーテンなどを含めた車室空間のトータルデザインに加え、鉄道各社における安全・防災対策の取り組み強化のニーズに応える商材など、総合的な提案力のさらなる向上に取り組みます。インテリア事業では、引き続き、既存オフィスビルやホテルなどの新規・改修物件の増加への対応に努めるとともに、「ECOS(エコス)」を中心とした環境対応型製品の拡販を図ります。また、中高級ゾーンに対応した付加価値型製品群のラインナップ強化や「空間」全体をデザインできる当社グループの強みを活用した販促活動により、SUMINOEブランドの一層の認知向上を目指します。機能資材事業では、家電関連商材においては、当期からスタートした春夏向けアイテムの受注獲得及び販路拡大に注力するとともに、ラインナップの充実を図ります。他事業との連携を強化し、当社グループ独自の素材・技術を新たな業界へ展開すべく、提案型の開発営業を積極的に推進してまいります。 (3) 資本政策の基本的な方針 (基本的な考え方) 当社グループは、持続的な成長と中長期的に市場の期待を上回る企業価値の実現に向けて、「収益率の向上」「資産の有効活用」「財務レバレッジの利用」の3つのバランスを取りながら、ROEの向上に取り組みます。 当社グループの株主資本コストは、CAPM(資本資産価格モデル)で算出して5~7%と認識しており、「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPⅡ」期間において株主資本コストを上回る水準のROEを目指しているものの、2026年5月期実績のROEは△1.1%、PBRは0.5倍となりました。今後も、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた企業価値向上のための取り組みを積極的に進めてまいります。 (2027年5月期に向けた主な経営指標(KPI)) ROE   8.0% PBR   1.0倍 ROIC   8.0% WACC   4.0% ※策定時計画は2024年7月12日付で開示しております。 (株主還元方針) 当社は、「安定した株主還元」と「継続的な還元拡充」を株主還元方針として定めております。配当性向は、33%から38%への引き上げを行っており、財務体質の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を図りながら、急激な経営環境の悪化により著しく業績が低迷するような場合を除き、年間配当金35円を下限としております。
事業等のリスク3,496字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年5月31日現在)において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢に関するリスク 当社グループは、カーペットや壁紙、自動車や鉄道等の内装材、消臭関連商材といった製品を、国内外の各地で生産し、様々な市場で販売しております。このため、当社グループの生産拠点や主要市場において政治的混乱や深刻な景気後退が生じた場合には、消費低迷による在庫の増加、販売数量の減少や固定資産の減損等、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 株価の下落に関するリスク 当社グループは、市場性のある株式を相当量保有しており、国内外を含めた情勢の変化等により株価が大幅に下落した場合には、有価証券の評価や売却における損失の発生等、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。保有する株式については、定量・定性の両面から保有する合理性を定期的に検証し、保有数を見直しております。 (3) 製品の品質に関わるリスク 当社グループは「第二次環境対策宣言~KKR+Aのテーマのもとに~」をキーワードに掲げ、より快適で環境に優しい製品とサービスの提供を行うために、常に徹底した安全性と品質の確認を実施しております。しかしながら、予測できない原因により製品に重大な欠陥や品質トラブルが発生した場合、その欠陥や品質トラブルに起因した損害に対して多大な補償費用や賠償費用等の発生だけではなく、社会的信用や当社グループの事業に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原材料価格の高騰によるリスク 当社グループは、カーペットや壁紙、自動車や鉄道などの内装材、消臭関連商材といった製品を生産するために様々な取引先から原材料を仕入れており、その原材料価格は常に市況により変動しております。取引先とは、取引基本契約を結び、安定的な取引を前提とし、適正な価格での仕入れに努めておりますが、原材料価格の高騰が原価高につながり、製品価格に転嫁できない、又は転嫁できる時期が遅延した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 (5) 海外での事業活動に関わるリスク 当社グループは、海外市場における事業拡大を重要な戦略の一つとしております。現在、米国をはじめ中国、タイ、インドネシア、インド、メキシコ、ベトナムの7ヵ国に関係会社があり、今後、著しく経済成長の見込まれる海外市場には積極的に投資を行い進出していく可能性があります。海外における投資や事業展開は、各国における諸規制のほか、経済的、社会的及び政治的リスク等により、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 当社グループでは、海外子会社の責任者との情報共有を密にし、現地の経済・社会情勢に関する情報を収集して事業展開への影響を把握しております。 (6) 為替変動によるリスク 当社グループは、グローバルに事業活動を展開しており、為替レートの変動の影響を大きく受ける状況にあります。また、当社グループの取引先には外貨による輸出・輸入が含まれております。そのため、為替予約等により為替相場の変動リスクを軽減する措置を講じておりますが、そのリスクをすべて排除することは不可能であり、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 災害及び事故等に係るリスク 当社グループは、国内外に生産拠点を配置しておりますが、大規模な地震、台風、洪水等の自然災害や火災等の突発的な事故の発生により、当社グループの生産設備等が多大な被害を受けた場合は、操業が一時的に中断され、生産及び出荷が遅れる可能性があります。また、災害及び事故等の発生による破損した建物や設備の復旧に多額の費用が発生する恐れがあり、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、災害発生時の速やかな情報収集が重要と考えており、災害発生初期段階の行動指針となるBCP行動計画を策定し、緊急時の体制整備に努めております。 (8) 貸倒れリスク 当社グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、貸倒引当金を計上しておりますが、景気後退等により重要な取引先が破綻した場合や取引先の信用不安によって予期せぬ貸倒れが発生した場合には、貸倒引当金を大幅に超える貸倒損失が発生する等、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。これに対し、当社グループでは与信管理規程に則った取引先別の与信限度額を設定し、契約履行の過程で常に細心の注意を払い取引を行っております。 (9) 情報管理に関するリスク 当社グループは、様々な事業活動を通じ、個人情報をはじめとする多数の重要な機密情報を管理しております。これらの情報については、社内体制の整備や情報システム等に対する徹底した従業員教育により対策を講じておりますが、不測の事態により情報漏えい等が発生した場合、当社グループの社会的信用に影響を及ぼすだけではなく、損害賠償責任の発生等により経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 当社グループでは、昨今のサイバー攻撃増大の情勢を受け、標的型メール訓練の実施や端末へのハッキング検知防御機能、外部業者による常時監視の導入などの取り組みを行っております。また、外部によるリスクアセスメント結果に基づき、セキュリティ対策の強化とインシデント発生時の対応体制の整備に向けて、全社的な取り組みを進めており、2026年1月にグループ横断の専門組織として発足した「SUMINOE-SIRT(CSIRT)」は、サイバー攻撃や情報漏えいなどのセキュリティインシデント発生時に迅速に対応し、被害の最小化と早期復旧を担います。平時における監視・分析や訓練に加え、有事においては関係部門と連携しながら指揮・統括することで、組織的かつ実効性の高いインシデント対応体制を確立しております。 (10) 知的財産に関するリスク 当社グループは、他社製品との差別化を図るために独自の技術とノウハウを蓄積し、常にその保護に努めております。しかしながら情報技術の急激な進展やグローバル化等により、当社グループ独自で開発した技術やノウハウが外部へ流失する可能性や類似製品の製造を完全に防止できない可能性があります。 さらに、当社グループでは、他社の知的財産権を侵害しないよう配慮しながら、製品や技術の開発を行っておりますが、これらの開発成果が他社の知的財産権を侵害しているとされる可能性もあります。このように、当社グループの知的財産権が侵害され、あるいは当社グループが他社の知的財産権を侵害しているとされた場合には、当社グループで売上減少や損害賠償支払いが生じる等、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、グループ内での教育・啓蒙活動を定期的に実施し、当社グループの知的財産権保護・活用、第三者の知的財産権侵害防止に努めております。 (11) 訴訟によるリスク 当社グループは日々、事業活動を展開する中で、法令遵守によるコンプライアンス経営に努めております。知的財産権、製造物責任、環境、労務といった様々な法規制の適用を受けており、それらによる訴訟の対象となる可能性があります。その結果、経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 (12) 新たなウイルス感染症・疫病発生に関するリスク 当社グループは、グローバルに事業を展開しており、新たなウイルス感染症・疫病発生などにより一時的に事業活動を停止又は制限せざるを得ない状況となった場合に、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (13) その他のリスク 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,656字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度末(2026年5月31日現在)における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、継続的な物価上昇により個人消費に鈍さがみられ、また、不安定な国際情勢のなか、米国の通商政策及び中東情勢をはじめとした地政学的リスクなどにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループ事業に関連のあるインテリア業界において、国内の新設住宅着工戸数は前期比5.3%減、非住宅分野では着工床面積が同14.3%減となりました。また、自動車業界において、国内及び海外の日系自動車メーカーの生産台数は前期並みに推移しました。 このような状況のもと当連結会計年度における連結業績は、以下のとおりとなりました。 売上高は、自動車・車両内装事業では、北中米拠点において前期に立ち上がったフロアカーペットが売上高に貢献したほか、鉄道・バス向けの内装材需要回復への的確な対応に加え、インテリア事業では、オフィスビルを中心にタイルカーペットの納入物件数が増加したことなどから、前期比2.7%増の1,076億33百万円となりました。営業利益は、メキシコ拠点において新規受注の増加に対する生産体制の整備が追いつかず、生産効率が低下したことなどにより、同21.1%減の23億69百万円となりました。経常利益は、営業外損益として前期に計上した為替差損が為替差益に転じたことから、同10.0%増の27億64百万円となりました。一方、特別損益において、前期に計上した投資有価証券売却益が剥落したことに加え、法人税等及び非支配株主に帰属する当期純利益が増加した結果、親会社株主に帰属する当期純損失3億40百万円(前期 親会社株主に帰属する当期純利益6億69百万円)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 セグメント   売上高   セグメント利益 金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%) インテリア事業   39,260   +2.6   1,455   +42.2 自動車・車両内装事業   65,237   +2.8   2,928   △28.5 機能資材事業   2,631   +2.5   54   - その他   503   +4.6   131   +51.1 小計   107,633   +2.7   4,569   △10.0 調整額   -   -   △2,200   - 合計   107,633   +2.7   2,369   △21.1 (インテリア事業) 業務用カーペットの納入物件数が増加し、「空間」全体をデザインするスペース デザイン ビジネスの売上も寄与したことなどから、売上高は前期比2.6%増の392億60百万円となりました。また、業務用及び家庭用の高付加価値型製品の拡販が利益率の改善に寄与したほか、原材料・エネルギー価格の高止まりを踏まえ前期に実施したタイルカーペットや壁紙の価格改定効果などにより、セグメント利益は同42.2%増の14億55百万円となりました。業務用カーペットでは、オフィスビルを中心に水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」の納入物件数が増加しました。また、積み重ねた技術力と信用力を背景にハイブランドショップやホテル向けのロールカーペットの受注も堅調に推移したことなどから、売上高は前期比5.0%増となりました。家庭用カーペットでは、2025年6月に発売した、職人技と最新技術で織り上げたオーダーラグシリーズ「Epilogue(エピローグ)」の販売が貢献した一方、市況低迷による販売競争の激化などの影響により、売上高は同2.9%減となりました。カーテンでは、2025年7月に発売した一般家庭向け「mode S(モードエス)カーテンVol. 11」の販売進捗が想定を下回り、医療・福祉・教育施設向けの販売も低調に推移したことから、売上高は同4.5%減となりました。壁装関連では、壁紙の価格改定効果に加え、遮熱性・防犯性を備えたウインドウフィルムの販売貢献により、売上高は同3.1%増となりました。スペース デザイン ビジネスでは、複数の大型商業施設向けの内装などの堅調な受注により、売上高は同12.5%増となりました。 (自動車・車両内装事業) 自動車関連では、北中米拠点において前期に立ち上がったフロアカーペットが売上高に貢献したほか、当社グループ間での連携で着実に鉄道やバスの生産回復需要を取り込んだことにより、自動車・車両内装事業全体の売上高は前期比2.8%増の652億37百万円となりました。セグメント利益は、メキシコ拠点において新規受注の増加に対する生産体制の整備が追いつかず、生産効率が低下したことなどにより、同28.5%減の29億28百万円となりました。自動車関連の国内では、受注車種の生産台数が堅調に推移したことや、一部車種におけるモデルチェンジ前の駆け込み需要などにより、国内の売上高は前期比1.2%増となりました。海外では、中国拠点においてEV化の進展による日系自動車メーカーの販売低迷の影響を受けたものの、北中米拠点では、新たな得意先への積極的な販促活動が奏功しカーマットやフロアカーペットの販売が堅調に推移しました。また、東南アジア拠点では、各国の社会経済情勢を背景に日系自動車メーカーの販売台数が伸び悩むなか、新規車種の立ち上がりが寄与し、海外の売上高は同3.1%増となりました。 車両関連では、顧客ニーズに柔軟に対応できる製販一体体制を活かし、コロナ禍で延期されていた鉄道リニューアル工事を含む受注の増加に対応したことから、鉄道向けの売上高は前期を上回りました。バス向け内装材においても、路線バスや高速バスのモデルチェンジ及び価格改定を見据えた需要の前倒しに加え、インバウンド需要の回復を背景とした観光バスの受注も増加したことから堅調に推移し、車両関連全体での売上高は前期を上回りました。 (機能資材事業) 浴室床材は、主要得意先の生産体制変更による一部モデルの転注の影響などにより出荷数が減少したことから、売上高は前期を下回りました。一方、消臭・フィルター関連は、海外モデルに搭載される空気清浄機向けフィルターが伸長し、自動開閉式ゴミ箱向けのフィルターの販売も堅調に推移したことから、売上高は前期を上回りました。また、主力製品である家電関連商材は、近年の暖冬影響が継続しているもののホットカーペットの新規受注数は微増となったほか、当期から新たに着手した春夏向けアイテムのラインナップ追加により売上高は前期を上回りました。以上のことから、機能資材事業全体の売上高は前期比2.5%増の26億31百万円となりました。利益面では、物流費などの削減に加え、採算性向上を目的としたベトナム工場の生産体制再編などが奏功し、セグメント利益は54百万円(前期 セグメント損失1億24百万円)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、売上債権の減少等により、前連結会計年度末に比べ32億28百万円減少し、917億48百万円となりました。 負債につきましては、仕入債務の減少等により、前連結会計年度末に比べ58億87百万円減少し、519億25百万円となりました。 純資産につきましては、その他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に比べ26億59百万円増加し、398億22百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は36.2%となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ4億20百万円減少し、82億76百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少等により、49億99百万円の収入(前期22億83百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、17億75百万円の支出(前期22億54百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済による支出等により、41億58百万円の支出(前期7億73百万円の収入)となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年6月1日至  2026年5月31日) 金額(百万円)   前期比(%) インテリア事業   4,251   △0.5 自動車・車両内装事業   43,865   △0.6 機能資材事業   2,189   △0.4 その他   -   - 合計   50,306   △0.6 (注) 1  セグメント間取引については相殺消去しております。 2  金額は、製造原価によっております。 (b) 受注実績 当社グループは販売形態が多岐にわたっており、受注の把握が困難でありますので記載を省略しております。 (c) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年6月1日至  2026年5月31日) 金額(百万円)   前期比(%) インテリア事業   39,260   +2.6 自動車・車両内装事業   65,237   +2.8 機能資材事業   2,631   +2.5 その他   503   +4.6 合計   107,633   +2.7 (注) 1  セグメント間取引については相殺消去しております。 2  主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自  2024年6月1日至  2025年5月31日)   当連結会計年度(自  2025年6月1日至  2026年5月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 林テレンプ株式会社   -   -   10,928   10.2 ※前連結会計年度については販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年5月31日現在)において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 (b) 経営成績の分析 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、継続的な物価上昇により個人消費に鈍さがみられ、また、不安定な国際情勢のなか、米国の通商政策及び中東情勢をはじめとした地政学的リスクなどにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループ事業に関連のあるインテリア業界において、国内の新設住宅着工戸数は前期比5.3%減、非住宅分野では着工床面積が同14.3%減となりました。また、自動車業界において、国内及び海外の日系自動車メーカーの生産台数は前期並みに推移しました。 当連結会計年度の売上高は、インテリア事業、自動車・車両内装事業及び機能資材事業において増収となったため、前連結会計年度に比べ28億41百万円増加し、1,076億33百万円となりました。その結果、売上総利益は222億96百万円となりました。 営業利益は、メキシコ拠点において新規受注の増加に対する生産体制の整備が追いつかず、生産効率が低下したことなどにより、前連結会計年度に比べ6億32百万円減少し23億69百万円となりました。経常利益は、営業外損益として前期に計上した為替差損が為替差益に転じたことから、前連結会計年度に比べ2億50百万円増加し27億64百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は、前連結会計年度に比べ10億10百万円悪化し3億40百万円(前期 親会社株主に帰属する当期純利益6億69百万円)となりました。 その結果、ROE(自己資本当期純利益率)は△1.1%となりました。今後も資本効率を高め、ROE向上に向けて尽力してまいります。 (c) セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析 当連結会計年度の事業セグメント別の経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a) キャッシュ・フローの分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (b) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは「K(健康)K(環境)R(リサイクル)+A(アメニティ:快適さ)」を開発の基本理念とし、よい製品を生産し、販売することで社会の向上に貢献すべく、多角的な事業活動を行っております。 当社グループは、事業活動に必要な資金の安定的な確保について、重要な経営課題の一つと認識しており、営業活動による現金収入、内部資金の活用のほか、取引先金融機関と良好な関係を維持しながら借入及び社債の発行等によって資金を調達しております。 事業活動における資金需要の主なものは、運転資金需要と投資資金需要であります。 運転資金需要のうち主なものは、生産・販売活動における原材料及び商品仕入、製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資資金需要の主なものは、製品の品質改善、製造現場の安全性確保、生産効率性の向上、環境負荷の改善等のために必要な設備投資、また海外展開を強化するために必要な投資、その他事業戦略遂行に必要な投資があります。 今後は営業活動による現金収入の拡大とともに、適正在庫の維持に取り組む事でDEレシオを0.5倍程度に改善して財務健全性を保ちつつ、期間や国内外の金利動向等を鑑みながら取引先金融機関からの機動的な資金調達を実施し資金の流動性を確保してまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって、経営者による会計基準の選択及び適用、資産及び負債並びに収益及び費用の見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や状況を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性により、これらの見積りと差異が生じる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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