概要
大日精化工業は、1939年に創業した化学メーカーである。有機・無機顔料を基盤に、着色剤、樹脂コンパウンド、ウレタン樹脂、印刷インキなどを展開する。自動車向け着色剤や電子材料用顔料に強みを持ち、2025年3月期の連結売上高は1248億円、営業利益70億円、従業員3514名。東京証券取引所プライム市場に上場している。
三つのセグメントで構成される事業構造
大日精化工業の事業は、カラー&ファンクショナル プロダクト、ポリマー&コーティング マテリアル、グラフィック&プリンティング マテリアルの三つの報告セグメントで構成される。カラー&ファンクショナル プロダクトは顔料及びその二次加工品を扱い、売上高の約56%を占める最大セグメントである。ポリマー&コーティング マテリアルはウレタン樹脂やコーティング剤、グラフィック&プリンティング マテリアルはグラビアインキなどの印刷用インキを中心とする。2026年3月期の連結売上高1243億円のうち、各セグメントの売上高は690億円、241億円、310億円であり、カラー&ファンクショナルが増収増益となる一方、ポリマー&コーティングは減収減益、グラフィック&プリンティングは減収ながら増益となった。
顔料を起点とした川下加工への展開
同社の事業の芯は有機・無機顔料の合成技術にある。1939年の創業以来、顔料の製造からスタートし、その後、顔料を繊維やプラスチックに着色するための着色剤、樹脂コンパウンド、さらには印刷インキやコーティング剤へと川下加工に拡大してきた。1948年にはプラスチック着色剤「ビニールトーナーカラー」を国産化、1953年には合成繊維用原液着色剤と水性捺染着色剤を開発した。こうした顔料の分散加工技術と樹脂合成技術が、同社の競争力の源泉となっている。現在では、自動車、情報電子、包装・パッケージ、建材など多様な産業向けに製品を供給する。
国内外に広がる生産・販売ネットワーク
同社は国内に東京・大阪・東海・滋賀・坂東・佐倉などの製造事業所を持ち、海外ではタイ、インドネシア、中国、インド、ベトナム、メキシコ、ブラジルなどに子会社を擁する。1962年の香港駐在事務所開設を皮切りに、1973年の台湾、1984年のイタリア、1995年のインドネシアと中国、2006年のベトナム、2008年のインドと、アジアを中心にグローバル展開を進めた。連結子会社は21社、関連会社3社で構成され、現地法人がそれぞれの市場で製造・販売を担う。なお、ブラジルとメキシコの子会社は清算手続中である。
研究開発体制とコア技術
同社は1957年に総合研究所を設立し、顔料の研究体制を確立した。現在は研究開発本部、未来共創本部、事業創造本部、技術管理本部の4本部体制で、三つのコア技術(有機無機合成・顔料処理技術、分散加工技術、樹脂合成技術)を深化させている。2021年には佐倉製造事業所内に佐倉テクノロジー・イノベーションセンター(STIC)を開設し、次世代素材の開発に注力する。また、2023年には新ブランドメッセージ「彩りの、その先へ」を制定し、「機能性マテリアル分野のエクセレントカンパニー」を目指すとしている。
業界の中での役割は顔料・樹脂・インキのメーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2021/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 化学品 事業 | 755億円 | 54.5% | 40億円 | 5.3% |
| 印刷総合 システム 事業 | 267億円 | 19.3% | 22億円 | 8.2% |
| 化成品 事業 | 200億円 | 14.4% | 16億円 | 8.0% |
| 高分子 事業 | 161億円 | 11.6% | 27億円 | 16.8% |
| その他 事業(注1) | 2億円 | 0.1% | -2億円 | -100.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01繊維・プラスチック加工(着色)主力
繊維用着色剤、プラスチック用着色剤、樹脂コンパウンドなど、顔料の二次加工品を中心に提供。繊維やプラスチック製品の着色・機能付与に貢献。
- 顔料
- 有機顔料および無機顔料。着色の基本材料。
- 繊維用着色剤
- 繊維を染色・着色するための顔料分散体や染料。
- プラスチック用着色剤
- プラスチック成形品の着色に用いるマスターバッチやコンパウンド。
- 樹脂コンパウンド
- 着色や機能性を付与したプラスチック材料。
02塗料・コーティング準主力
ウレタン樹脂、紫外線・電子線硬化型コーティング剤など、合成樹脂および特殊コーティング剤を供給。塗料、接着剤、表面処理用途に使用。
- ウレタン樹脂
- 塗料、接着剤、合成皮革などに用いるポリウレタン樹脂。
- 紫外線・電子線硬化型コーティング剤
- UVやEBで瞬時に硬化する塗料。ハードコートや印刷用途に使用。
- 天然物由来高分子
- 植物由来原料を使った生分解性ポリマーなど。
03包装・印刷準主力
グラビアインキ、フレキソインキ、オフセットインキなど、包装材や広告・出版向けの印刷インキを幅広く提供。
- グラビアインキ
- フィルム包装や雑誌などグラビア印刷用のインキ。
- フレキソインキ
- 段ボールやフィルムなどのフレキソ印刷用インキ。
- オフセットインキ
- 書籍・カタログなどのオフセット印刷用インキ。
製品と技術
顔料:着色の基本材料
同社の事業の起点となるのが有機顔料及び無機顔料である。創業以来、顔料の合成技術を蓄積し、自動車塗装、電子材料、化粧品など幅広い用途に供給している。特に液晶ディスプレイ用途の顔料では新製品が販売を伸ばし、2026年3月期は好調に推移した。顔料はそのまま販売されるほか、着色剤やインキの原料として社内で消費される。顔料処理技術(表面処理や粒子径制御)が同社のコア技術の一つとなっている。
着色剤:繊維・プラスチック向け二次加工品
同社は顔料をプラスチックや繊維に分散・加工した着色剤を主力製品の一つとする。プラスチック用着色剤はマスターバッチやコンパウンドの形態で提供され、自動車部品や家電製品の着色に使われる。1948年に国産化した「ビニールトーナーカラー」はその先駆けである。繊維用着色剤は原液着色剤や捺染着色剤として、合成繊維の着色に用いられる。これらの製品は、顔料の分散加工技術と樹脂コンパウンド技術を組み合わせて製造される。
ウレタン樹脂とコーティング剤
ポリマー&コーティング マテリアルセグメントでは、ウレタン樹脂、紫外線・電子線硬化型コーティング剤、天然物由来高分子などを扱う。ウレタン樹脂は塗料、接着剤、合成皮革向けに供給されるが、主要採用車種の販売不振により2026年3月期は低調であった。一方、情報電子業界向けのコーティング剤(液晶ディスプレイ用など)は堅調に推移した。天然物由来高分子は植物由来原料を使った生分解性ポリマーで、環境配慮型製品として位置づけられる。
グラビア・フレキソインキ
グラフィック&プリンティング マテリアルセグメントの中核は、包装材や広告印刷向けのグラビアインキ、フレキソインキ、オフセットインキである。グラビアインキは食品軟包装や飲料ラベル用途で底堅い需要がある。インドネシアの現地法人P.T. HI-TECH INK INDONESIAが海外生産を担い、2026年3月期は第2四半期に競争激化で低迷したが、その後回復した。オフセットインキは書籍・カタログ向けだが、低調に推移している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
顔料・機能材料で国内有数、収益力改善途上
大日精化工業は顔料・着色剤、機能材料を手掛ける中堅化学メーカー。同業のクラレや東洋紡と比較し、売上高は約1200億円と中規模。営業利益率は5.61%(2025年3月期)と低水準で、収益力改善が課題。2026年3月期は6.11%と微改善見込み。クラレは高機能材料で高収益、東洋紡は繊維・樹脂で規模が大きい中、自社は汎用品比率が高く、差別化が必要。
強み
- 顔料、機能材料、電子材料など幅広いポートフォリオでリスク分散。
- 年間1200億円超の売上を維持、一定の市場プレゼンスを確保。
- 長年の顔料技術を基盤に、機能性材料へ展開可能な技術基盤。
- 自動車・電機など幅広い業界との取引実績、関係構築済み。
課題
- 営業利益率5-6%と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
- 売上高が横ばい傾向、新規市場開拓やM&Aによる成長が必要。
- クラレや東洋紡に対し、独自技術の強化と汎用品からの脱却が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字が大日精化工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3580小松マテーレ | 297億円 | 19.7倍 |
| 2 | 4410ハリマ化成グループ | 293億円 | 11.6倍 |
| 3 | 4228積水化成品工業 | 281億円 | 12.7倍 |
| 4 | 7856萩原工業 | 279億円 | 19.5倍 |
| 5 | 5142アキレス | 267億円 | 11.8倍 |
| 6 | 4116大日精化工業 | 246億円 | 11.5倍 |
| 7 | 8095アステナホールディングス | 221億円 | 9.4倍 |
| 8 | 4008住友精化 | 210億円 | 12.8倍 |
| 9 | 3501SUMINOE | 181億円 | — |
| 10 | 4022ラサ工業 | 158億円 | 17.8倍 |
| 11 | 3109シキボウ | 137億円 | 14.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 44件
彩華色素工業として創業した1939年
1939年、彩華色素工業株式会社が設立された。これは1931年創業の彩華顔料合資会社の営業を継承し、一般顔料の製造を開始したものである。戦時色が強まる中での創業であり、その後1944年には大日精化工業株式会社と改称し、同業2社を吸収合併した。1945年には本社(中央区)と東京工場(現・東京製造事業所)で操業を開始した。
プラスチック着色剤の国産化に成功した1948年
1948年、同社はプラスチック着色剤「ビニールトーナーカラー」を開発し、国産化に成功した。戦後復興期のプラスチック需要の高まりに応えるもので、これにより同社は着色剤分野での基盤を固めた。続く1953年には化・合成繊維用原液着色剤と水性捺染着色剤を開発・国産化し、繊維向け製品のラインアップを拡充した。これらの成果は、顔料の二次加工技術の確立につながった。
事業拡大と工場建設の1960年代
1960年代は生産拠点の拡充と上場が相次いだ。1960年に大阪工場(現・大阪製造事業所)、1963年に成田工場(現・ハイテックケミ㈱)、1968年に東海工場(現・東海製造事業所)を開設した。1961年には東京証券取引所市場第二部に上場し、1969年には第一部に指定替えとなった。また、1964年には名古屋営業所、1969年には九州営業所を開設し、国内販売網を整備した。1967年には合成皮革用樹脂及び表面処理剤の製造を開始し、ポリマー&コーティング分野に参入した。
海外進出を加速した1970〜80年代
1973年に台湾にTAI CHIN CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD.を設立し、初の海外生産拠点を得た。1974年にはブラジルに駐在事務所を開設(後に現地法人化、現在清算手続中)。1984年にはイタリアにDAICOLOR ITALY S.R.L.、1988年には米国にHI-TECH COLOR, INC.を設立した。1989年にはタイにDAINICHI COLOR (THAILAND) LTD.を設立し、アジアでのプレゼンスを拡大した。この時期、国内では1974年に東海工場に大型排水処理設備を完成させるなど、環境対応も進めた。
アジアを中心にグローバル展開を進めた1990年代以降
1995年、インドネシアにP.T. HI-TECH INK INDONESIA、中国に東莞大日化工廠有限公司を設立。1997年には香港にDAINICHISEIKA(HK) COLOURING CO., LTD.を設立した。2000年代に入り、2003年に大日精化(上海)化工有限公司、2005年に大日精化貿易(深圳)有限公司、2006年にDAINICHI COLOR VIETNAM CO.,LTD.、2008年にDAINICHI COLOR INDIA PRIVATE LTD.を設立し、アジア全域にネットワークを広げた。2013年にはメキシコにも進出したが、現在は清算手続中である。
吸収合併によるグループ再編(2006〜2017年)
2006年、同社は大淀大日精化工業を吸収合併した。2013年には関東大日精化工業が名古屋化工及び大阪化工と合併し、大日カラー・コンポジットに商号変更された。2014年には北海道大日精化工業を吸収合併し、2017年には大日カラー・コンポジットが広島化工を吸収合併した。これらの再編により、国内の着色剤・コンパウンド事業が集約された。2024年にはディー・エス・エフを吸収合併し、グループの効率化を図った。
近年の組織再編と市場区分変更(2022〜2025年)
2022年、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。2024年、ディー・エス・エフの損害保険代理業を吸収分割で分離した上で同社を吸収合併した。2025年には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を変更した。また、2020年に坂東製造事業所を開設し、2021年には佐倉製造事業所に佐倉テクノロジー・イノベーションセンターを設置した。
年表44件を開く
1930年代
- 1939年14月創業彩華色素工業株式会社を設立し、1931年(昭和6年)創立の彩華顔料合資会社の営業を継承し一般顔料の製造を開始。
1940年代
- 1944年19月M&A大日精化工業株式会社と改称し同業2社を吸収合併。
- 1945年20月本社(中央区)、東京工場(現・東京製造事業所)にて操業開始。
- 1947年22月M&A札幌営業所、工場(後に北海道大日精化工業㈱と改称、当社に吸収合併)開設。
- 1948年23月プラスチック着色剤ビニールトーナーカラーを開発し国産化に成功。
1950年代
- 1950年25月大阪営業所(現・西日本支社)開設。
- 1953年28月化・合成繊維用原液着色剤、水性捺染着色剤を開発し国産化に成功。
- 1957年32月総合研究所(現・研究開発本部、未来共創本部、事業創造本部、技術管理本部)を設立し顔料の研究体制を確立。浮間合成㈱(連結子会社)設立。
1960年代
- 1960年35月大阪工場(現・大阪製造事業所)開設。
- 1961年36月上場東京証券取引所市場第二部へ上場。
- 1962年37月本社社屋落成。香港駐在事務所(現・大日精化(香港)有限公司、連結子会社)開設。
- 1963年38月成田工場(現・ハイテックケミ㈱、連結子会社)開設。
- 1964年39月名古屋営業所(現・中部支社)開設。太洋化工㈱(後に大阪化工㈱と改称、現・大日カラー・コンポジット㈱、連結子会社)設立。
- 1967年42月合成皮革用樹脂及び表面処理剤を製造開始。
- 1968年43月M&A東海工場(現・東海製造事業所)開設。大淀大日精化工業㈱(後に当社に吸収合併)設立。
- 1969年44月上場東京証券取引所市場第一部へ上場。九州営業所(現・九州大日精化工業㈱、連結子会社)開設。名古屋化工㈱(現・大日カラー・コンポジット㈱、連結子会社)設立。
1970年代
- 1973年48月創業TAI CHIN CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD.設立。
- 1974年49月東海工場(現・東海製造事業所)に画期的な大型排水処理設備を完成。サンパウロ駐在事務所(現・DAICOLOR DO BRASIL, IND. E COM. LTDA.、連結子会社、清算手続中)開設。
- 1977年52月三宝精密化学工業㈱設立。
1980年代
- 1984年59月DAICOLOR ITALY S.R.L.(連結子会社)設立。
- 1985年60月北陸営業所(現・北陸支店)開設。
- 1987年62月M&A広島化工㈱(後に大日カラー・コンポジット㈱に吸収合併)設立。
- 1988年63月HI-TECH COLOR, INC.(連結子会社)設立。
- 1989年M&ADAINICHI COLOR(THAILAND)LTD.(連結子会社)設立。関東大日精化工業㈱(現・大日カラー・コンポジット㈱、連結子会社)設立。大日システムファイナンス㈱(後にディー・エス・エフ㈱と改称、当社に吸収合併)設立。
1990年代
- 1994年㈱カラープランニングセンター(連結子会社)設立。
- 1995年P.T. HI-TECH INK INDONESIA(連結子会社)設立。東莞大日化工廠有限公司(連結子会社)設立。
- 1996年滋賀製造所開設。
- 1997年DAINICHISEIKA(HK)COLOURING CO., LTD.(連結子会社)設立。
2000年代
- 2003年15月大日精化(上海)化工有限公司(連結子会社)設立。
- 2005年17月大日精化貿易(深圳)有限公司(連結子会社)設立。
- 2006年18月M&A当社が大淀大日精化工業㈱を吸収合併。 DAINICHI COLOR VIETNAM CO.,LTD.(連結子会社)設立。
- 2007年19月九州化工㈱(連結子会社)設立。西日本支社新社屋落成。
- 2008年20月DAINICHI COLOR INDIA PRIVATE LTD.(連結子会社)設立。
2010年代
- 2011年23月上海三井複合塑料有限公司(連結子会社)の出資持分の追加取得。
- 2013年25月M&A関東大日精化工業㈱が、名古屋化工㈱及び大阪化工㈱と合併し、大日カラー・コンポジット㈱に商号を変更。 DM COLOR MEXICANA S.A. DE C.V.(連結子会社、清算手続中)設立。
- 2014年26月M&A当社が北海道大日精化工業㈱を吸収合併。
- 2015年27月本社新社屋落成。
- 2016年28月亞祿股份有限公司(連結子会社)の出資持分の追加取得。
- 2017年29月M&A大日カラー・コンポジット㈱(連結子会社)が広島化工㈱を吸収合併。
2020年代
- 2020年坂東製造事業所開設。
- 2021年佐倉製造事業所(浮間合成㈱)に佐倉テクノロジー・イノベーションセンター(STIC)開設。
- 2022年東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ 移行。
- 2024年M&Aディー・エス・エフ㈱の損害保険代理業その他の保険媒介代理業を吸収分割により分離した後に、当社に吸収合併。
- 2025年監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE(自己資本利益率)2027年3月期まで5%以上
- ROA(総資産経常利益率)2027年3月期まで4.3%
- 新規開発製品の売上高増加額2027年3月期まで26億円(2024年3月期比)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
技術主導による競争優位性の確保
3つのコア技術(有機無機合成・顔料処理、分散加工、樹脂合成)を深化させ、IT・エレクトロニクス機能性材料、ライフサイエンス・パーソナルケア、モビリティ、環境配慮型パッケージングの4分野に人材・設備・資金を集中投下し、オープンイノベーションや組織改編を通じて新規事業を創出する。
- 02
ESG経営の推進とガバナンス強化
環境配慮・社会貢献・企業統治の各側面から能動的に活動し、監査等委員会設置会社への移行により透明性の高い経営を実現する。すべての事業活動の基本にESGを据え、持続可能な社会への貢献と企業価値向上を両立する。
- 03
DXとデータ駆動型ビジネスへの転換
基幹システムやグループウェアの刷新を活用し、AIやデータ分析を日常業務に組み込む。情報共有や組織連携を強化し、効率的かつ確実性の高い戦略立案や独創的な製品開発を推進する。
- 04
人的資本への投資とHR戦略の推進
人財育成方針や社内環境整備方針に基づき、従業員のモチベーションとエンゲージメント向上を目指す。企業と人財が相互に高め合う好循環を創出し、持続可能な成長を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,514人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は757万円で、9期前と比べて−2.6%。平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は16.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 3,888 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 3,943 | — |
| 2019年3月 | 777 | 42.4 | 18.8 | 3,904 | — |
| 2020年3月 | 753 | 42.3 | 18.6 | 3,871 | — |
| 2021年3月 | 712 | 41.8 | 18.0 | 3,809 | — |
| 2022年3月 | 707 | 41.2 | 17.4 | 3,750 | — |
| 2023年3月 | 736 | 41.6 | 17.8 | 3,666 | — |
| 2024年3月 | 706 | 41.3 | 17.4 | 3,634 | — |
| 2025年3月 | 731 | 41.2 | 17.1 | 3,594 | 195 |
| 2026年3月 | 757 | 41.0 | 16.7 | 3,514 | 216 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社23社(国内 11 / 海外 12、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。
- 国内浮間合成㈱千葉県 佐倉市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ハイテックケミ㈱千葉県 成田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内九州大日精化工業㈱福岡市 博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大日カラー・コンポジット㈱埼玉県 加須市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内九州化工㈱熊本県 宇土市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱カラープランニング センター東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外大日精化(香港)有限公司香港 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外DAINICHISEIKA(HK) COLOURING CO., LTD. (注)3香港 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大日精化貿易(深圳)有限公司中華人民 共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東莞大日化工廠 有限公司(注)3中華人民 共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大日精化(上海)化工有限公司(注)3中華人民 共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内上海三井複合塑料有限公司中華人民 共和国 · 連結子会社議決権60.0%
残りのグループ会社11社を開く
- 亞祿股份有限公司台湾51%
- P.T. HI-TECH INK INDONESIAINDONESIA100%
- DAINICHI COLOR VIETNAM CO., LTD.(注)3VIETNAM60%
- DAINICHI COLOR (THAILAND)LTD.(注)3THAILAND93%
- DAINICHI COLOR INDIA PRIVATE LTD. (注)3INDIA100%
- HI-TECH COLOR, INC. (注)3U.S.A.100%
- DAICOLOR DO BRASIL IND.E COM.LTDA. (注)4BRAZIL100%
- DM COLOR MEXICANA S.A. DE C.V. (注)3、5MEXICO65%
- DAICOLOR ITALY S.R.L.ITALY100%
- TAI CHIN CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD.台湾45%
- 三宝精密化学工業㈱大韓民国40%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,243億円、営業利益は76億円。前期と比べると減収増益で、売上が-0.4%、利益が+8.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,318億円 | 1,243億円 |
| 営業利益 | 115億円 | 76億円 |
| 純利益 | 87億円 | 81億円 |
| 1株あたり配当 | ¥55 | ¥55 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は346億円、営業利益は32億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.2%、営業利益は+255.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 292 | — | — | −4 |
| 2024年1Q | 303 | 9 | 3.0 | 16 |
| 2024年2Q | 292 | 8 | 2.7 | 9 |
| 2024年3Q | 311 | 19 | 6.1 | 12 |
| 2024年4Q | 292 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 621 | 35 | 5.6 | 80 |
| 2025年4Q | 627 | 35 | 5.6 | 23 |
| 2026年2Q | 617 | 41 | 6.6 | 38 |
| 2026年4Q | 626 | 35 | 5.6 | 43 |
| 2027年1Q | 346 | 32 | 9.2 | 29 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,520億円から1,243億円へ82%に減った。直近期の営業利益率は6.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 関東大日精化工業㈱が、名古屋化工㈱及び大阪化工㈱と合併し、大日カラー・コンポジット㈱に商号を変更。 DM COLOR MEXICANA S.A. DE C.V.(連結子会社、清算手続中)設立。 | |||||
| 2013年3月 | 1,520 | — | 86 | — | 57 |
| 当社が北海道大日精化工業㈱を吸収合併。 | |||||
| 2014年3月 | 1,599 | — | 94 | — | 60 |
| 2015年3月 | 1,630 | — | 100 | — | 57 |
| 2016年3月 | 1,608 | — | 104 | — | 39 |
| 大日カラー・コンポジット㈱(連結子会社)が広島化工㈱を吸収合併。 | |||||
| 2017年3月 | 1,572 | — | 122 | — | 100 |
| 2018年3月 | 1,674 | — | 138 | — | 84 |
| 2019年3月 | 1,704 | — | 93 | — | 39 |
| 坂東製造事業所開設。 | |||||
| 2020年3月 | 1,551 | — | 56 | — | 40 |
| 佐倉製造事業所(浮間合成㈱)に佐倉テクノロジー・イノベーションセンター(STIC)開設。 | |||||
| 2021年3月 | 1,385 | — | 56 | — | 63 |
| 2022年3月 | 1,219 | — | 83 | — | 62 |
| 2023年3月 | 1,220 | — | 34 | — | 20 |
| ディー・エス・エフ㈱の損害保険代理業その他の保険媒介代理業を吸収分割により分離した後に、当社に吸収合併。 | |||||
| 2024年3月 | 1,198 | — | 50 | — | 37 |
| 2025年3月 | 1,248 | 70 | 78 | 5.6 | 103 |
| 2026年3月 | 1,243 | 76 | 85 | 6.1 | 81 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,243億円のうち、営業利益として残るのは76億円で6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は81億円、売上の6.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.1%983億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.8%184億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%76億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが90億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは69億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は220億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 95 | −55 | −2 | 40 | 275 |
| 2014年3月 | 72 | −62 | −34 | 10 | 262 |
| 2015年3月 | 57 | −26 | −39 | 31 | 262 |
| 2016年3月 | 62 | −27 | −62 | 35 | 244 |
| 2017年3月 | 130 | −27 | −35 | 103 | 311 |
| 2018年3月 | 120 | −86 | −48 | 34 | 297 |
| 2019年3月 | 3 | −69 | −12 | −66 | 214 |
| 2020年3月 | 128 | −36 | −30 | 92 | 276 |
| 2021年3月 | 115 | −38 | −4 | 77 | 344 |
| 2022年3月 | 76 | −66 | −114 | 10 | 249 |
| 2023年3月 | 30 | −22 | −38 | 8 | 231 |
| 2024年3月 | 90 | −14 | −102 | 76 | 214 |
| 2025年3月 | 42 | 14 | −70 | 56 | 217 |
| 2026年3月 | 90 | −21 | −67 | 69 | 220 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,054億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,412億円で、自己資本比率は67.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,572 | 580 | 992 | 35.7 |
| 2014年3月 | 1,650 | 668 | 982 | 39.3 |
| 2015年3月 | 1,775 | 772 | 1,003 | 42.2 |
| 2016年3月 | 1,737 | 761 | 976 | 42.3 |
| 2017年3月 | 1,882 | 884 | 998 | 45.9 |
| 2018年3月 | 2,009 | 970 | 1,039 | 47.3 |
| 2019年3月 | 1,907 | 961 | 946 | 49.3 |
| 2020年3月 | 1,873 | 957 | 916 | 50.1 |
| 2021年3月 | 1,977 | 1,037 | 940 | 51.5 |
| 2022年3月 | 1,967 | 1,105 | 862 | 55.1 |
| 2023年3月 | 1,928 | 1,143 | 785 | 58.1 |
| 2024年3月 | 1,949 | 1,192 | 757 | 59.9 |
| 2025年3月 | 1,968 | 1,305 | 663 | 65.0 |
| 2026年3月 | 2,054 | 1,412 | 642 | 67.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで203社中53位あたり、逆に低いのは売上成長率で203社中144位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,360で、1年前と比べて+48.1%。過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.5倍 |
| PER (会社予想) | 10.7倍 |
| PBR | 0.66倍 |
| 配当利回り | 4.04% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月25日の1055円から緩やかに上昇し、7月29日には1117円まで上昇しましたが、8月5日には1167円、直近8月6日には1266円と前日比8.48%上昇しました。25日線(1099円)を15.2%上回っており、短期のトレンドは明確に上向きです。52週高値1328円まで4.7%と接近しており、上値余地が意識されます。出来高は直近で78万株と急増し、買いが活発です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 9.1倍は業界平均18.7倍を大きく下回り、PBR 0.53倍も同平均1.46倍を大幅に下回る。ROE 6.1%は低いが、配当利回り4.44%は業界平均2.56%を大きく上回る。配当水準は魅力的だが、収益力改善が今後の課題。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.5倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 10.7倍 | — |
| PBR | 0.66倍 | 1.41倍 |
| ROE | 6.1% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
PBR0.53倍、PER9.1倍と割安なバリュエーションが注目される一方、収益の不安定性が論点。2025/3期は過去最高益を見込むが、翌期には減益予想。強気派は自動車生産回復と電子材料需要拡大で業績が上振れ、低PBRが修正されると主張。弱気派は、原材料価格変動や海外競合との競争、需要の周期変動が大きく、持続的な増益は困難とみる。配当利回り4.4%が下支え。
- 割安バリュエーション
PBR0.53倍、PER9倍と解散価値割れ水準
- 自動車需要回復
自動車生産回復で顔料需要増、2025/3期は過去最高益へ
- 高配当利回り
配当利回り4.4%、下支えとして機能
- PBR0.53倍の割安修正継続影響強
PBR0.53倍は純資産割れ、株主還元や事業再編でPBR1倍超への修正余地大
- 営業利益改善(70→76億円)通年影響中
営業利益が70→76億円に増加、収益力向上で株主価値拡大
- 高配当利回り4.44%が下支え継続影響中
配当利回り4.44%は業界平均超、安定配当継続でインカム需要取り込み
- 株価上昇トレンド継続不定影響弱
1年で42%上昇、モメンタム続けば更なる上昇期待
- 業績の周期性
自動車・電子需要に左右され、2026/3期は減益予想
- 原材料変動リスク
原油・金属価格高騰が利益を圧迫
- 海外競合との競争
中国・韓国メーカーの低価格攻勢でシェア低下リスク
- 売上高減少(1248→1243億円)通年影響強
売上が前年比減、成長鈍化でPER9倍の割安感薄れるリスク
- 純利益急減(103→81億円)2026年Q1影響強
純利益が22%減少、特別損失やコスト増が原因、収益基盤悪化懸念
- 化学市況変動リスク継続影響中
原料価格や需要変動で利益率5.6%が圧迫される可能性
- ROE6.1%と資本効率低い継続影響弱
ROE6.1%は資本コストに届かず、割安解消にはさらなる改善必要
- 営業利益率
- 2025/3期5.6%から改善するか確認
- 自動車向け売上高
- 主力の自動車顔料の需要動向を測る
- 原材料価格の影響
- 原油・金属価格変動がコストに直結
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり55円で、前期から+69.9%。いまの株価に対する利回りは4.04%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 19 | — | 29.7 |
| 2018年3月 | 13 | −34.2 | 26.9 |
| 2019年3月 | 21 | 66.7 | 78.9 |
| 2020年3月 | 19 | −8.8 | 81.0 |
| 2021年3月 | 8 | −61.3 | 29.9 |
| 2022年3月 | 20 | 166.7 | 31.9 |
| 2023年3月 | 20 | 0.0 | 78.2 |
| 2024年3月 | 28 | 37.5 | 96.1 |
| 2025年3月 | 39 | 41.8 | 20.3 |
| 2026年3月 | 66 | 69.9 | 42.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥55
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,149人。区分でいちばん多いのは個人・その他で32.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.2%を占め、残る49.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 17.7 | 19.1 | 22.8 | 29.7 | 29.0 | 32.9 |
| 金融機関 | 40.2 | 40.6 | 38.2 | 30.6 | 32.4 | 28.6 |
| 事業法人 | 24.9 | 24.6 | 23.8 | 23.2 | 21.7 | 21.6 |
| 外国法人 | 16.1 | 14.3 | 13.8 | 15.0 | 14.8 | 14.8 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.7 | 0.7 | 7.8 | 5.3 | 5.8 |
| 証券会社 | 1.2 | 1.5 | 1.4 | 1.5 | 2.1 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 11.00 |
| 02 | 大日精化従業員持株会 | 4.81 |
| 03 | 大樹生命保険株式会社 | 3.07 |
| 04 | 株式会社三井住友銀行 | 2.92 |
| 05 | 高橋 弘二 | 2.39 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.39 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.10 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.99 |
| 09 | 日本パーカライジング株式会社 | 1.98 |
| 10 | みずほ信託銀行株式会社 | 1.72 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-15株式会社三菱UFJ銀行新規の大量保有報告1.99%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+92%、1株純資産は14期で+236%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 62 | 604 | 10.9 | 7.1 | 34.1 |
| 2014年3月 | 65 | 699 | 9.9 | 7.4 | 24.8 |
| 2015年3月 | 61 | 808 | 8.1 | 10.1 | 28.7 |
| 2016年3月 | 43 | 791 | 5.3 | 10.6 | 251.2 |
| 2017年3月 | 536 | 4,651 | 12.5 | 7.0 | 29.7 |
| 2018年3月 | 450 | 5,114 | 9.2 | 9.7 | 26.9 |
| 2019年3月 | 209 | 5,069 | 4.1 | 14.5 | 78.9 |
| 2020年3月 | 214 | 5,052 | 4.2 | 11.0 | 81.0 |
| 2021年3月 | 342 | 5,516 | 6.5 | 7.2 | 29.9 |
| 2022年3月 | 83 | 1,467 | 5.9 | 6.2 | 31.9 |
| 2023年3月 | 27 | 1,515 | 1.8 | 16.4 | 78.2 |
| 2024年3月 | 52 | 1,701 | 3.2 | 14.4 | 96.1 |
| 2025年3月 | 150 | 1,865 | 8.4 | 5.0 | 20.3 |
| 2026年3月 | 118 | 2,031 | 6.1 | 9.1 | 42.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額227百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高橋弘二 | 代表取締役社長 最高情報セキュリティ責任者 指名・報酬等委員会 委員 | 65 | 433,000 |
| 青葉匡彦 | 代表取締役常務 生産機構総括 HR戦略機構総括 指名・報酬等委員会 委員 | 62 | 6,000 |
| 竹田治 | 専務取締役 事業機構総括 | 67 | 5,000 |
| 青柳太洋 | 取締役 技術機構総括 | 54 | 2,000 |
| 中川義章 | 社外取締役 指名・報酬等委員会 委員長 | 71 | — |
| 長濱晶子 | 社外取締役 指名・報酬等委員会 委員 | 49 | — |
| 中野淳文 | 社外取締役 指名・報酬等委員会 委員 | 69 | 2,000 |
| 村田修一 | 取締役 常勤監査等委員 | 69 | 1,000 |
| 若林市廊 | 社外取締役 監査等委員 | 68 | — |
| 五十里秀一朗 | 社外取締役 監査等委員 | 66 | — |
| 髙松博和 | — | 63 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 158 | 12 | 171 | 43 |
| 社外取締役 | 7 | 36 | — | 36 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 12 | — | 12 | 12 |
| 監査役 | 2 | 8 | — | 8 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容826字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題13,044字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,604字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)11,129字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第123期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第123期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第122期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第122期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第121期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第121期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第121期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第121期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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