概要
アキレス株式会社は、1947年に興国化学工業として創業した化学メーカーである。主に塩化ビニルやウレタンを原料とする合成皮革、フィルム、断熱材、工業資材、シューズを手がける。売上高は約818億円(2026年3月期見通し)、従業員は1,596人。東京証券取引所プライム市場に上場する(証券コード5142)。
エレクトロニクス・モビリティ・メディカル向け第一事業部
第一事業部は、車輌内装用資材、一般レザー・カブロン、ラミネート、フィルム、ウレタン、工業資材、衝撃吸収材を扱う。自動車、電子機器、医療分野が主要顧客である。2026年3月期の同事業部売上高は499億円で、全体の約61%を占める。収益性の高いメディカル向けフィルムや半導体関連の工業資材が成長を牽引し、セグメント利益は33億円と前年比2.3倍に拡大した。
コンストラクション・インフラ・防災向け第二事業部
第二事業部は、断熱資材、建装資材、防災対策商品を供給する。断熱材は非住宅工事向けが堅調で、システム製品の増加や価格改定が寄与した。防災事業では国内のテント・マットや米国のボート製品が好調だが、固定資産の減損損失を計上した。2026年3月期の売上高は230億円、セグメント利益は24億円と前年比27%増加した。
安全靴からスポーツシューズまで手がけるシューズBU
シューズBUは、「アキレス」ブランドで安全靴、作業靴、スニーカー、サンダル等を製造販売する。主力ブランドは「瞬足」で、滑りにくい防水モデルなどを投入している。コンフォートシューズ「ソルボ」やランニングブランド「BROOKS」も展開するが、少子化や百貨店不振の影響で売上は減少傾向にある。2026年3月期の売上高は89億円、セグメント損失は3.2億円まで縮小した。
中国・米国・台湾に子会社を持つグローバル体制
同社グループは連結子会社19社と持分法適用関連会社3社で構成される。海外では中国(昆山、上海、佛山)、米国(ACHILLES USA)、台湾(阿基里斯先進科技)などに生産・販売拠点を置く。1965年に米国ニューヨーク州に現地法人を設立したのが海外進出の始まりで、その後アジアへ展開。2019年には中国広東省に新会社を設立し、グローバル戦略を推進している。
業界の中での役割は産業資材・化学品メーカー、シューズブランドにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 第一事業部 | 499億円 | 61.0% | 33億円 | 6.6% |
| 第二事業部 | 230億円 | 28.1% | 24億円 | 10.4% |
| シューズBU | 89億円 | 10.9% | -3億円 | -3.4% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01第一事業部(エレクトロニクス・モビリティ・メディカル・ヘルスケア分野)主力
車輌内装用資材、一般レザー・カブロン・ラミネート、フイルム、ウレタン、工業資材、衝撃吸収材などを供給。自動車、電子機器、医療分野向け。
- 車輌内装用資材
- 自動車シートや内装向け合成皮革・表皮材。
- 一般レザー・カブロン
- 合成皮革(ビニルレザー)および塩化ビニル・ウレタン複合材のカブロン。靴、バッグ等向け。
- ラミネート製品
- フィルムや布などに樹脂を積層した複合材。各種産業用途。
- フイルム
- 樹脂フィルム(PVC、PE等)。包装、農業、建材など。
- ウレタン製品
- 軟質・硬質ウレタンフォーム。クッション、断熱材、衝撃吸収材等。
- 工業資材
- 工業用ゴム・樹脂製品。シート、ホース等。
- 衝撃吸収材
- エアクッション材などのスポーツ・安全用途向け。
02シューズBU主力
アキレスブランドでシューズ(安全靴、作業靴、スポーツシューズ等)を製造販売。小売・卸売を子会社が担当。
- シューズ
- 安全靴、作業靴、スニーカー、サンダル等のフットウェア。
03第二事業部(コンストラクション・インフラ・セーフティ・アクティビティ分野)準主力
断熱資材、建装資材、防災対策商品を供給。建築・土木・災害対策向け。
- 断熱資材
- 建築・設備用断熱材(硬質ウレタンフォーム等)。
- 建装資材
- 床材、壁材などの建築内装材。
- 防災対策商品
- 消火・防災用品、非常用備蓄品等。
製品と技術
独自合成皮革「カブロン」と車輌内装資材
1963年に開発した合成皮革「カブロン」は、塩化ビニルとウレタンを複合した素材で、靴、バッグ、衣料に使われる。自動車内装用の表皮材としても供給され、シートやドアトリムに採用されている。同社はこの技術を応用し、ラミネート製品や衝撃吸収材など自動車・電子機器向けの高機能資材を展開している。
軟質・硬質ウレタンフォームと断熱材
1962年にICI社との技術提携で軟質ポリウレタンフォームの製造を開始。クッション材、寝具、車輌シートに使用される。硬質ウレタンフォームは断熱材として建築・設備向けに販売。2026年3月期の第二事業部の断熱資材は非住宅向けが好調で、システム製品の増加が収益を押し上げた。
シューズブランド「瞬足」「ソルボ」「BROOKS」
同社のシューズ事業は安全靴、作業靴、スポーツシューズをカバーする。主力の「瞬足」は子供向けで滑りにくい防水モデルを投入。コンフォートシューズ「ソルボ」は健康志向の高まりに対応。ランニングブランド「BROOKS」も展開する。2026年3月期のシューズBU売上は89億円と減少したが、コスト削減で損失は縮小した。
導電性素材「STポリ」と半導体向け工業資材
1998年に生産を開始した導電性素材「STポリ」は、半導体ウエハー搬送用部材や製造工程用部材に使用される。同社の工業資材はメディカル向けRIM成形品なども含み、第一事業部の成長分野。2026年3月期は半導体関連の需要増が寄与し、同事業部の増収増益に貢献した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
機能性化学の時価総額近傍。太字がアキレス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4064日本カーバイド工業 | 315億円 | 11.9倍 |
| 2 | 3580小松マテーレ | 297億円 | 19.7倍 |
| 3 | 4410ハリマ化成グループ | 293億円 | 11.6倍 |
| 4 | 4228積水化成品工業 | 281億円 | 12.7倍 |
| 5 | 7856萩原工業 | 279億円 | 19.5倍 |
| 6 | 5142アキレス | 267億円 | 11.8倍 |
| 7 | 4116大日精化工業 | 246億円 | 11.5倍 |
| 8 | 8095アステナホールディングス | 221億円 | 9.4倍 |
| 9 | 4008住友精化 | 210億円 | 12.8倍 |
| 10 | 3501SUMINOE | 181億円 | — |
| 11 | 4022ラサ工業 | 158億円 | 17.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(機能性化学)に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
ゴム製品メーカーとしての創業と塩ビへの進出(1947〜1950年代)
1947年5月、資本金200万円で興国化学工業株式会社を設立。栃木県足利市に工場を置き、ゴム製品の製造販売を開始した。翌1948年4月には塩化ビニール製品の製造に着手。1951年に本店を東京・中央区新富町へ移転し、1956年には大阪支店を開設。1957年に足利市に山辺工場(現・足利第一工場)を建設し、生産能力を拡大した。
ポリウレタンと合成皮革という二つの技術転機(1960年代)
1961年6月、英国ICI社と軟質ポリウレタンフォームの技術提携を結び、1962年4月にウレタン製品の製造販売を開始した。同年9月には東京証券取引所市場第一部に上場。1963年1月には独自の合成皮革「カブロン」の製造に成功し、販売を開始。この二つの技術がその後の事業の核となる。1964年には本店を新宿区大京町に移転した。
自動車向け産業資材と工場拡充の1970年代
1969年に足利第二工場(御厨工場)を建設し、車輌内装材や硬質ウレタンシェルの製造に着手。自動車向け資材事業を本格化させた。1973年には滋賀県に関西工場(現・滋賀第二工場)、1974年には北海道美唄工場、1978年には滋賀第一工場を設立し、全国的な生産体制を整えた。海外では1973年に米国ワシントン州にKOHKOKU USA(現・ACHILLES USA)を設立。
社名変更と欧州との技術提携(1980年代)
1982年2月、商号をアキレス株式会社に変更。1986年にはドイツのA.S.Création社と壁材の製造技術提携、1988年にはスウェーデンのTarkett社と床材の技術提携を結び、建装資材のラインアップを拡充した。1989年には福岡県飯塚市に九州工場を建設し、西日本への供給拠点を確保。同年、関西支社設置など営業体制も強化した。
中国進出と導電性素材の開発(1990年代〜2000年代)
1993年12月、中国江蘇省に合弁会社「昆山阿基里斯人造皮有限公司」を設立。1998年12月には導電性素材「STポリ」の生産を開始し、電子機器分野に進出した。2002年には上海に貿易会社を設立。2008年には台湾新竹市に阿基里斯先進科技股份有限公司を設立し、アジアでのプレゼンスを高めた。
組織再編とプライム市場への移行(2010年代〜2020年代)
2015年2月、本店を東京都新宿区北新宿の現住所に移転。2019年には中国広東省に阿基里斯(佛山)新型材料有限公司を設立。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。2025年度からは中期経営計画「FY25〜FY27」を策定し、組織を3セグメントに再編。選択と集中、新価値創造、グローバル戦略を掲げている。
年表28件を開く
1940年代
- 1947年5月創業資本金2,000千円をもって興国化学工業株式会社を設立、本店を東京都中央区日本橋とし、工場を栃木県足利市に置き、ゴム製品の製造、販売を開始。
- 1948年4月塩化ビニール製品の製造、販売を開始。
1950年代
- 1951年3月本店を東京都中央区新富町に移転。
- 1956年6月大阪市に大阪支店を開設。
- 1957年4月栃木県足利市に山辺工場(現・足利第一工場)を建設。
1960年代
- 1961年6月英国インペリアル・ケミカル・インダストリーズ社と軟質ポリウレタンフォームの製造に関する技術提携を行う。
- 1962年4月ウレタン製品の製造、販売を開始。
- 1962年9月上場東京証券取引所市場第一部上場。
- 1963年1月当社独自の合成皮革(カブロン)の製造に成功、販売を開始。
- 1964年2月本店を東京都新宿区大京町に移転。
- 1965年11月創業米国ニューヨーク州に現地法人アキレスK.C.I. Corp.を設立。(1978年ACHILLES USA, INC.により吸収)
- 1969年7月栃木県足利市に御厨工場(現・足利第二工場)を建設。車輌内装材、硬質ウレタンシェル等産業資材の製造に着手。
1970年代
- 1973年10月滋賀県犬上郡に関西工場(現・滋賀第二工場)を建設。
- 1973年11月米国ワシントン州にKOHKOKU USA, INC.(現・ACHILLES USA, INC.)(現・連結子会社)を設立。
- 1974年8月北海道美唄市に美唄工場を建設。
- 1978年11月創業滋賀県野洲市に滋賀第一工場を設立。
1980年代
- 1982年2月商号を変更しアキレス株式会社とする。
- 1986年6月ドイツA.S.Création社と壁材の製造に関する技術提携を行う。
- 1988年1月大阪支店を関西支社と呼称を変更。
- 1988年3月スウェーデンTarkett社と床材の製造に関する技術提携を行う。
- 1989年1月福岡県飯塚市に九州工場を建設。
1990年代
- 1993年12月中国江蘇省に合弁会社昆山阿基里斯人造皮有限公司(現・昆山阿基里斯新材料科技有限公司)を設立。
- 1998年12月導電性素材「STポリ」の生産を開始。
2000年代
- 2002年10月中国上海市に阿基里斯(上海)国際貿易有限公司(現・連結子会社)を設立。
- 2008年2月台湾新竹市に阿基里斯先進科技股份有限公司(現・連結子会社)を設立。
2010年代
- 2015年2月本店を現住所に移転。
- 2019年5月中国広東省に阿基里斯(佛山)新型材料有限公司(現・連結子会社)を設立。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
選択と集中の徹底
各事業や収益性の低いアイテム・カテゴリーの位置づけを再評価し、市場成長性と収益性が期待できるマーケットに資源を集中する。
- 02
新たな価値の創造
グループ・テクノロジーを掛け合わせたソリューション提案により、エレクトロニクス、モビリティ、メディカル&ヘルスケア、コンストラクション&インフラ、セーフティ・アクティビティの重点分野で新価値を創出する。
- 03
グローバル戦略の推進
ソリューション戦略を水平展開し、グローバルビジネスを拡大する。
- 04
事業基盤の高度化
全社戦略実現に向け、人材力、生産性、技術力、価値創造・開発力の向上に取り組む。
- 05
サステナビリティ経営の推進
環境・社会・ガバナンスの観点からサステナビリティ経営を推進し、持続可能な社会への貢献と中長期的な企業価値向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,596人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は621万円で、9期前と比べて+6.1%。平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は20.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,755 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,707 | — |
| 2019年3月 | 585 | 41.3 | 19.6 | 1,677 | — |
| 2020年3月 | 572 | 40.6 | 18.8 | 1,675 | — |
| 2021年3月 | 570 | 40.4 | 18.6 | 1,662 | — |
| 2022年3月 | 589 | 41.1 | 19.1 | 1,651 | — |
| 2023年3月 | 575 | 41.3 | 19.3 | 1,649 | — |
| 2024年3月 | 570 | 42.0 | 20.1 | 1,689 | — |
| 2025年3月 | 578 | 42.2 | 20.2 | 1,677 | −24 |
| 2026年3月 | 621 | 43.0 | 20.8 | 1,596 | 188 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社22社(国内 13 / 海外 9、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内アキレスリテール㈱東京都墨田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アキレスコアテック㈱東京都墨田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アキレスビニスター㈱大阪府 東大阪市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アキレスウエルダー㈱栃木県栃木市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東北アキレス㈱仙台市青葉区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内山形アキレスエアロン㈱山形県金山町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内関東アキレスエアロン㈱栃木県足利市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内大阪アキレスエアロン㈱大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内九州アキレスエアロン㈱福岡県飯塚市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内三進興産㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アキレス島根㈱島根県 奥出雲町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アキレス商事㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
- ACHILLES USA, INC. (注)5米国 ワシントン州100%
- ACHILLES KOHKOKU LATIN AMERICA, S.A. DE C.V.メキシコ グアナファト州100%
- ACHILLES HONG KONG CO.,LTD.香港100%
- 榮新科技有限公司香港100%
- 阿基里斯(上海)国際貿易 有限公司中国上海市100%
- 阿基里斯先進科技股份 有限公司台湾 新竹市100%
- 阿基里斯(佛山)新型材料 有限公司(注)3中国広東省100%
- 東海化工㈱愛知県瀬戸市30%
- 昆山阿基里斯新材料科技 有限公司中国江蘇省50%
- ANL Group Limited香港39%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は818億円、営業利益は30億円。前期と比べると増収で、売上が+3.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 825億円 | 818億円 |
| 営業利益 | 22億円 | 30億円 |
| 純利益 | 22億円 | 21億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は214億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 198 | — | — | −13 |
| 2024年1Q | 186 | −4 | −2.2 | −2 |
| 2024年2Q | 196 | −1 | −0.5 | 4 |
| 2024年3Q | 211 | 1 | 0.5 | −78 |
| 2024年4Q | 193 | — | — | −6 |
| 2025年2Q | 388 | −4 | −1.0 | 16 |
| 2025年4Q | 403 | 0 | 0.0 | −12 |
| 2026年2Q | 389 | 13 | 3.3 | 13 |
| 2026年4Q | 429 | 17 | 4.0 | 8 |
| 2027年1Q | 214 | 12 | 5.6 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は816億円から818億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は3.7%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 816 | — | 27 | — | 14 |
| 2014年3月 | 880 | — | 25 | — | 17 |
| 2015年3月 | 891 | — | 15 | — | 13 |
| 2016年3月 | 883 | — | 24 | — | 25 |
| 2017年3月 | 869 | — | 30 | — | 20 |
| 2018年3月 | 879 | — | 28 | — | 23 |
| 中国広東省に阿基里斯(佛山)新型材料有限公司(現・連結子会社)を設立。 | |||||
| 2019年3月 | 857 | — | 20 | — | 3 |
| 2020年3月 | 802 | — | 20 | — | 19 |
| 2021年3月 | 736 | — | 21 | — | 32 |
| 2022年3月 | 760 | — | 16 | — | 15 |
| 2023年3月 | 829 | — | −1 | — | −12 |
| 2024年3月 | 786 | — | −2 | — | −82 |
| 2025年3月 | 791 | −4 | −2 | −0.5 | 4 |
| 2026年3月 | 818 | 30 | 39 | 3.7 | 21 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高818億円のうち、営業利益として残るのは30億円で3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.4%641億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.0%147億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%30億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが26億円、投資CFが−29億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は87億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 46 | −17 | −8 | 29 | 80 |
| 2014年3月 | 16 | −12 | −7 | 4 | 80 |
| 2015年3月 | 22 | −27 | −6 | −5 | 71 |
| 2016年3月 | 29 | −9 | −11 | 20 | 80 |
| 2017年3月 | 63 | −23 | −19 | 40 | 99 |
| 2018年3月 | 47 | −35 | −25 | 12 | 87 |
| 2019年3月 | 35 | −42 | −27 | −7 | 52 |
| 2020年3月 | 75 | −46 | −11 | 29 | 70 |
| 2021年3月 | 45 | −28 | −6 | 17 | 81 |
| 2022年3月 | 47 | −50 | −9 | −3 | 76 |
| 2023年3月 | −11 | −45 | 45 | −56 | 69 |
| 2024年3月 | 19 | −38 | 18 | −19 | 69 |
| 2025年3月 | 27 | −19 | −12 | 8 | 67 |
| 2026年3月 | 26 | −29 | 21 | −3 | 87 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は836億円。このうち返さなくてよい自己資本が433億円で、自己資本比率は51.8%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 719 | 410 | 309 | 57.0 |
| 2014年3月 | 764 | 421 | 343 | 55.1 |
| 2015年3月 | 780 | 436 | 344 | 55.9 |
| 2016年3月 | 780 | 435 | 345 | 55.8 |
| 2017年3月 | 797 | 448 | 349 | 56.2 |
| 2018年3月 | 796 | 451 | 345 | 56.6 |
| 2019年3月 | 749 | 418 | 331 | 55.8 |
| 2020年3月 | 723 | 414 | 309 | 57.2 |
| 2021年3月 | 769 | 464 | 305 | 60.4 |
| 2022年3月 | 801 | 477 | 324 | 59.6 |
| 2023年3月 | 862 | 462 | 400 | 53.6 |
| 2024年3月 | 827 | 395 | 432 | 47.8 |
| 2025年3月 | 795 | 393 | 402 | 49.5 |
| 2026年3月 | 836 | 433 | 403 | 51.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で203社中77位あたり、逆に低いのは配当利回りで203社中172位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,835で、1年前と比べて+67.4%。過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.8倍 |
| PER (会社予想) | 11.4倍 |
| PBR | 0.56倍 |
| 配当利回り | 2.72% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月20日に2016円と前日比6.05%高。直近1ヶ月では58.12%と急騰しており、25日線(1491.4円)を約35%上回る異常な上昇。8月7日には361,300株の出来高を伴い1689円へ急伸し、その後も高値圏で推移。52週高値の2032円にほぼ到達し、RSIは90.75と極端な買われ過ぎ。52週安値の1089円からは約85%上昇。短期的な過熱感が非常に強く、調整リスクが高い状態。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 7.8倍は業界平均18.0倍を大幅に下回り割安。PBR 0.38倍は平均1.40倍を大きく下回る。配当利回り3.24%は平均2.59%を上回り魅力的だが、ROE 5.1%と収益性は低く、赤字からの回復途上。割安だが業績改善が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.8倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 11.4倍 | — |
| PBR | 0.56倍 | 1.41倍 |
| ROE | 5.1% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+100.0%。いまの株価に対する利回りは2.72%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 56.1 |
| 2018年3月 | 40 | −20.0 | 31.9 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | 390.1 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | 35.5 |
| 2021年3月 | 50 | 25.0 | 27.3 |
| 2022年3月 | 40 | −20.0 | 55.9 |
| 2023年3月 | 40 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 20 | −50.0 | — |
| 2025年3月 | 20 | 0.0 | 18.4 |
| 2026年3月 | 40 | 100.0 | 25.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,608人。区分でいちばん多いのは個人・その他で47.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.0%を占め、残る57.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 39.9 | 42.7 | 42.7 | 45.8 | 47.0 | 47.3 |
| 金融機関 | 36.5 | 35.7 | 34.8 | 32.4 | 31.9 | 28.0 |
| 事業法人 | 12.4 | 12.1 | 12.5 | 12.7 | 12.9 | 15.1 |
| 外国法人 | 9.6 | 8.5 | 8.9 | 8.2 | 6.7 | 6.7 |
| 自己株式 | 1.0 | 1.3 | 1.7 | 6.9 | 6.2 | 6.2 |
| 証券会社 | 1.5 | 0.9 | 1.1 | 0.9 | 1.4 | 3.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.09 |
| 02 | 東京アキレス協和会 | 5.63 |
| 03 | 大阪アキレス協和会 | 3.80 |
| 04 | 株式会社みずほ銀行 | 3.41 |
| 05 | 足利アキレス協和会 | 3.30 |
| 06 | 朝日生命保険相互会社 | 2.96 |
| 07 | 岡 秀朋 | 2.89 |
| 08 | 株式会社足利銀行 | 2.36 |
| 09 | セコム損害保険株式会社 | 2.16 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.74 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1946%、1株純資産は14期で+1343%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | 220 | 3.6 | 18.0 | 60.4 |
| 2014年3月 | 9 | 227 | 4.2 | 15.3 | 37.4 |
| 2015年3月 | 7 | 235 | 3.1 | 21.6 | 76.7 |
| 2016年3月 | 138 | 2,379 | 5.8 | 10.4 | 31.4 |
| 2017年3月 | 109 | 2,542 | 4.5 | 15.4 | 56.1 |
| 2018年3月 | 132 | 2,672 | 5.1 | 16.5 | 31.9 |
| 2019年3月 | 21 | 2,621 | 0.8 | 93.1 | 390.1 |
| 2020年3月 | 120 | 2,632 | 4.6 | 14.6 | 35.5 |
| 2021年3月 | 205 | 2,953 | 7.3 | 7.2 | 27.3 |
| 2022年3月 | 97 | 3,050 | 3.2 | 13.0 | 55.9 |
| 2023年3月 | −78 | 3,059 | −2.6 | — | — |
| 2024年3月 | −560 | 2,765 | −19.1 | — | — |
| 2025年3月 | 31 | 2,878 | 1.1 | 46.1 | 18.4 |
| 2026年3月 | 155 | 3,167 | 5.1 | 8.5 | 25.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額181百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 日景一郎 | 代表取締役社長 | 65 | 17,700 |
| 河野和晃 | 常務取締役 管理部門統轄 CSR担当 | 55 | 7,100 |
| 横山浩樹 | 取締役 中国・北米・滋賀地区 製造担当 | 60 | 10,400 |
| 柳川達也 | 取締役 営業部門統轄 第二事業部担当 兼シューズBU担当 | 61 | 5,100 |
| 川島英一 | 取締役 製造部門統轄 品質保証本部長 | 54 | 3,100 |
| 越智久生 | 取締役 営業部門統轄補佐 北米担当 兼第一事業部担当 兼第一事業部長 | 56 | 4,700 |
| 舘野均 | 取締役 | 68 | 800 |
| 山田茂 | 取締役 常勤監査等委員 | 69 | 14,800 |
| 菊入信幸 | 取締役 常勤監査等委員 | 61 | 4,900 |
| 須藤昌子 | 取締役 監査等委員 | 53 | — |
| 笠原智恵 | 取締役 監査等委員 | 57 | — |
| 松岡一臣 | 取締役 監査等委員 | 59 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 白鳥玲子 | — | 50 |
| 小久江晴子 | 取締役 | 67 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 43 | 69 | 112 | 14 |
| 取締役(社内) | 2 | 35 | — | 35 | 18 |
| 社外取締役 | 5 | 34 | — | 34 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,078字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,824字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,256字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,495字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第106期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第104期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業