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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エータイ

A-tie Co.,Ltd.369A · Growth · サービス業

永代供養墓の募集代行を軸に寺院の経営を支援。墓地利用者の「始めにくさ」と寺院の「運営しにくさ」を同時に解消する独自モデルを持つ。

概要

エータイは、永代供養墓の募集代行を核とする寺院コンサルティング事業を手がける。2004年設立、2009年から同事業に特化。2025年6月に東証グロースに上場。全国92寺院と提携し、2025年8月期の売上高は29億円、従業員55名。

永代供養墓の募集代行を軸としたビジネスモデル

当社の主たる事業は、寺院との永代供養墓募集代行契約に基づき、墓地利用者の募集から成約、建立、管理までを一括して請け負うことである。収益は成約額から寺院への志納料を差し引いた手数料であり、2025年8月期の成約額は40億58百万円、売上高は29億29百万円である。手数料率は高く、かつ寺院が負担すべき初期費用や広告費を当社が負担することで、高い利益率を実現している。また、同一種類同一価格、年間管理費不要、宗旨宗派不問といった特徴を持つ永代供養墓を企画・提供する。

ドミナント戦略によるエリア開発

当社は、年齢別人口や競合状況を分析し、潜在性の高いエリアを選定した上で、寺院周辺地域に特化したドミナント戦略を展開する。これによりカニバリゼーションを防ぎつつ、効果的な集客と費用効率化を図る。2025年8月期末の開苑寺院数は92寺院で、そのうち39%の寺院で増設実績がある。また、1寺院当たり売上高は34百万円(期中平均)で、長期契約(10〜20年)により安定的な収益基盤を築いている。エリアは関東圏を中心に、佐賀、静岡、福岡、愛知、大阪、熊本へ拡大中。

財務状況と成長指標

売上高は2021年8月期の18億円から2025年8月期には29億円へと増加し、営業利益は同期間で未公表から7億円に成長。純利益は4億円から5億円へと推移している。開苑寺院数は53から92へ増加。高齢化社会の進展を背景に、永代供養墓の需要は堅調で、2025年8月期の累計供給区画数は41,055基、累計成約者数は32,726組に達する。経営指標として開苑寺院数と1寺院当たり売上高を重視し、今後も新規開苑と既存寺院の増設による成長を目指す。

業界の中での役割は寺院コンサルティングサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
29億円
営業利益
7億円
営業利益率
24.1%
純利益
5億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01寺院コンサルティング主力

永代供養墓の募集代行業務を中心に、墓地の企画・建立、広告宣伝、現地案内、成約事務などの運営をワンストップで提供。運営費用を負担し高い手数料率を確保。ドミナント戦略で効果的な集客を実現。その他、墓域管理代行や葬儀関連サービスも提供。

主な製品・サービス4
永代供養墓募集代行サービス
永代供養墓の企画・建立から募集、成約までを一括提供し、成約額から寺院への志納料を差し引いた募集代行手数料を得る。
永代供養墓(合祀墓・個別墓・樹木葬)
後継者不要で管理費がかからない、宗旨宗派を問わない永代供養墓。複数の種類を用意。
永代供養墓域管理代行
日々の清掃や植栽管理、メンテナンスを当社が実施するサービス。
葬儀関連サービス
葬儀の受付・取次、斡旋、墓じまい・改葬などのサービス。

製品と技術

合祀墓・樹木葬・個別墓の4種の永代供養墓

当社が企画する永代供養墓は、合祀墓、個別墓(マンションタイプ)、個別墓(戸建てタイプ)、樹木葬の4種類。合祀墓は最も安価で、粉砕した遺骨を共同埋葬する。個別墓マンションタイプは屋外型の個室に納骨し墓誌を設置、戸建てタイプはさらに高級志向で一般墓地に似たデザイン。樹木葬は樹木や植栽を使い、合祀墓に次ぐ価格帯。すべてに宗旨宗派不問、年間管理費不要、承継可能といった特徴がある。成約単価は種類により異なり、2025年8月期の累計供給区画数は41,055基に上る。

寺院コンサルティングの独自ノウハウ

当社の強みは、寺院との募古代行契約の締結と運営における専門知識にある。寺院は歴史・伝統を重んじ、意思決定に檀家や役員会の全会一致が必要で、外部企業との契約は難易度が高い。また、墓地経営には地域ごとに異なる法令・条例の解釈が必要。当社は92寺院の開苑実績から得たノウハウを活用し、永代供養墓の企画・建立から広告、現地案内、成約手続き、管理代行までワンストップで提供。これにより寺院の収益源拡大と墓地利用者の課題解決を両立している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

サービス業で成長、高収益体質維持

同社はサービス業の中でも特定分野に強みを持ち、売上高は19億円から29億円へ拡大し、営業利益率も20%を超える高い水準を維持している。同業のジンジブやマテリアルグループと比較しても収益性は際立っており、安定的な成長を遂げている。一方、市場は競争が激しく、差別化要因を継続的に強化する必要がある。高い収益性を背景に、今後の事業拡大や新規投資が期待される。

強み

  • 営業利益率が20%超と高く、効率的な事業運営を実現している。
  • 売上高が19億円から29億円へ年率20%以上で拡大している。
  • 特定サービスに特化し、競合他社との差別化を図っている。
  • 直近期の営業利益率24.14%と収益基盤が強固である。

課題

  • 同業他社も成長しており、競争優位性の維持が課題。
  • 急成長に対応するための人材確保や体制整備が必要。
  • 特定分野への依存が高く、市場変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がエータイ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12134北浜キャピタルパートナーズ110億円
29252ラストワンマイル109億円10.8倍
39780ハリマビステム108億円10.0倍
44331テイクアンドギヴ・ニーズ108億円4.1倍
5369Aエータイ106億円27.2倍
66561HANATOUR JAPAN106億円8.1倍
79554AViC106億円17.5倍
89245リベロ106億円14.1倍
92122インタースペース105億円24.7倍
109168ライズ・コンサルティング・グループ105億円8.5倍
114642オリジナル設計105億円14.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 12件

2004年設立、プラント事業から永代供養墓事業へ転換

2004年10月、浄水処理場の汚泥処理プラントの委託・販売などを目的として株式会社日本クレーベストを東京都新宿区に設立。2007年11月には永代供養墓事業に参入。しかし、2009年3月、プラント事業から撤退し、永代供養墓募集代行業務に特化する。同時に埼玉県さいたま市岩槻区での樹木葬、東京都豊島区での冥福五輪塔の取り扱いを開始し、事業の軸足を完全に移した。

子会社化・吸収合併によるグループ再編(2017〜2019年)

2017年8月、株式会社永代供養墓普及会(後に株式会社TERAビズ)および株式会社永代供養墓友の会(後に株式会社ブリス)の全株式を取得し、100%子会社化。2018年10月には本社を東京都千代田区神田錦町に移転。2019年8月、両子会社を吸収合併し、経営資源を一元化。これにより、永代供養墓の募集代行機能を集約し、運営効率の向上と事業拡大の基盤を整えた。

関東圏で50寺院達成、新エリアへの進出(2020〜2023年)

2020年9月、関東(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、群馬県、茨城県)を中心に開苑寺院数50寺院を達成。その後、2022年11月に佐賀県唐津市、2023年1月に静岡県静岡市葵区、同年3月に福岡県行橋市、同年9月に愛知県名古屋市天白区および大阪府八尾市へと、永代供養墓募集代行業務を拡大。西日本への本格進出の端緒を開いた。

上場とさらなるエリア拡大(2025年)

2025年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同時期に熊本県熊本市での業務を開始し、九州地方への展開を強めた。上場により資金調達力を高め、永代供養墓建立のための長期前払費用(2025年8月期末で約5億円増加)を賄い、開苑ペースを加速させる。上場年度の売上高は前期比23.3%増の29億円、営業利益は40.9%増の7億円と成長を示した。

年表12件を開く

2000年代

  • 2004年10月創業浄水処理場の汚泥処理プラントの委託・販売、プラント建設工事の機械器具の販売を目的として、株式会社日本クレーベストを東京都新宿区に設立
  • 2007年11月永代供養墓事業に参入し、永代供養墓の建立、募集代行業務を開始
  • 2009年3月プラント事業から撤退し、永代供養墓募集代行業務に特化 埼玉県(さいたま市岩槻区)での樹木葬の取り扱いを開始 東京都(豊島区)での冥福五輪塔の取り扱いを開始

2010年代

  • 2017年8月M&A株式会社永代供養墓普及会 ※1(株式会社TERAビズへ社名変更)、株式会社永代供養墓友の会 ※2(株式会社ブリスへ社名変更)の株式の譲渡を受け、両社を100%子会社化
  • 2018年10月本社を東京都千代田区神田錦町に移転
  • 2019年8月M&A株式会社TERAビズ(旧社名株式会社永代供養墓普及会)、株式会社ブリス(旧社名株式会社永代供養墓友の会)を吸収合併

2020年代

  • 2020年9月関東(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、群馬県、茨城県)を中心とし、開苑寺院数50寺院を達成
  • 2022年11月佐賀県(唐津市)での永代供養墓募集代行業務を開始
  • 2023年1月静岡県(静岡市葵区)での永代供養墓募集代行業務を開始
  • 2023年3月福岡県(行橋市)での永代供養墓募集代行業務を開始
  • 2023年9月愛知県(名古屋市天白区)での永代供養墓募集代行業務を開始 大阪府(八尾市)での永代供養墓募集代行業務を開始
  • 2025年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場 熊本県(熊本市)での永代供養墓募集代行業務を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ドミナント戦略強化によるエリア開発

    年齢別人口分析や競合状況を基に潜在性の高いエリアを選定し、主要都市を中心に新規開発、既存エリアでは空白エリアへの展開と増設を行い、効果的かつ効率的な提携寺院エリアを構築する。AIを活用した独自基準(年間見込成約額約40百万円)で意思決定し、ブランド認知と収益性を高める。

  2. 02

    ワンストップ×フルサポートによる顧客獲得

    永代供養墓の企画提案・建立から、オンライン・オフライン広告、現地見学者への常駐スタッフによるサポートまで一貫して提供し、潜在層の掘り起こしと顕在層の確実な獲得を図る。テレビCMなどのマス広告も活用し、認知拡大に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都 千代田区38百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は29億円営業利益7億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.8%、利益が+40.0%。

売上高
+20.8%
29億円
営業利益
+40.0%
7億円
純利益
+66.7%
5億円
営業利益率
24.1%
前期比 +3.3%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高34億円29億円
営業利益9億円7億円
純利益6億円5億円
1株あたり配当¥54¥54

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

2期分

直近は2026年3Qで、売上は9億円、営業利益は2億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年2Q17423.52
2026年3Q9222.22

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 5期分

2021年8月期からの5期で、売上は18億円から29億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は24.1%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2021年8月1854
2022年8月1843
2023年8月1943
2024年8月245520.83
東京証券取引所グロース市場に株式を上場 熊本県(熊本市)での永代供養墓募集代行業務を開始
2025年8月297724.15

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高29億円のうち、営業利益として残るのは7億円24.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の17.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.0%9億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.8%13億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.1%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
69.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+16.6pt
24.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+12.2pt
17.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.3pt
16.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
12.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
27.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 3期分

2025年8月期は営業CFが8億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は21億円で、売上の8.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年8月3−50−216
2024年8月10−50520
2025年8月8−81021

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2025年8月期の総資産は39億円。このうち返さなくてよい自己資本が32億円で、自己資本比率は81.5%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年8月2317674.8
2022年8月2520579.6
2023年8月2722584.3
2024年8月3325777.5
2025年8月3932781.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳単体ベース
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
29億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中37位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中361位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
24.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
20.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,497で、1年前と比べて-22.3%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥2,497+0.7%1ヶ月+7.2%1年-22.3%時価総額106億円
過去52週の値幅
安値¥1,936高値¥3,975

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.2倍
PER (会社予想)18.6倍
PBR3.25倍
配当利回り2.16%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の2033円から8月上旬にかけて上昇し、直近8月7日時点では2355円と1ヶ月で5.37%上昇。25日移動平均線(2293.88円)を約2.7%上回って推移し、75日線(2258.17円)も上抜け。一方、52週高値3975円からは約40.8%下回る水準で、52週安値1936円からは約21.6%高い。出来高は7月中旬に4万株超と膨らんだ後、8月に入り減少傾向で、上昇一服感もある。週足では75日線を支持線に下値を切り上げる展開が続いており、中期的な底固めの様相。ただし、200日線(2671.4円)が依然として上値抵抗として意識される。RSIは62.53と中立圏ながらやや過熱感が意識される水準。需給面では信用倍率が公表されておらず、機関投資家の動向は不明。セクター全体の物色が続くかが焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは25.71倍で業界平均の22.49倍を上回る一方、予想PERは17.5倍と先行きの収益改善を織り込む。PBRは3.07倍で平均の3.2倍とほぼ同水準。ROEは16.1%と高く、収益性は良好。配当利回りは2.29%で平均2.68%をやや下回る。利益は増加傾向にあるが、配当利回りは伸び悩み、株価は業績に比してやや割高感がある。総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.2倍23.4倍
PER (予想)18.6倍
PBR3.25倍3.51倍
ROE16.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高と利益は順調に伸びているが、株価は下落傾向。強気派は高い成長性と収益性を評価し、今後も成長が続くと見る。弱気派は成長の持続性や市場競争の激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率は20%超で、直近では24%と高水準を維持。

  • 売上高の成長

    売上高は18億円から29億円へと毎期増加している。

  • PERは妥当

    PER25.7倍は成長を考慮すれば割高ではない見方もある。

  • 営業利益5→7億円と高収益持続通年影響

    売上高29億円、営業利益7億円で営業利益率24.1%。前期比売上21%増、増益率40%

  • 予想PER17.5倍と利益成長見合い決算発表後影響

    実績PER25.7倍から予想17.5倍へ低下。時価総額100億円÷17.5倍=約5.7億円の純利益が前提

  • ROE16.1%の高資本効率継続影響

    ROE16.1%と高く、PBR3.07倍を支える収益力

  • 配当利回り2.29%を確保継続影響

    配当利回り2.29%。増益基調で増配余地

マイナスに働く材料7
  • 株価の下落

    1年間で17%下落、市場の期待が低下している可能性。

  • 事業の不透明さ

    サービス内容が不明瞭で、分析が難しくリスクが高い。

  • 小規模な時価総額

    時価総額100億円と流動性が低く、機関投資家の参入が難しい。

  • 予想PER17.5倍の達成が前提決算発表後影響

    実績PER25.7倍に対し予想17.5倍。純利益5.7億円を達成できなければ株価は理論値へ下落

  • 売上高29億円と事業規模の小ささ継続影響

    売上高29億円、時価総額100億円。規模が小さく外部環境で業績変動が大きい

  • PBR3.07倍と割高水準継続影響

    PBR3.07倍は純資産の3倍超。成長鈍化時に修正リスク

  • 株価1年で17.15%下落のトレンド継続影響

    上昇するファンダメンタルズと逆行しており、需給悪化の懸念

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長持続性を確認する最も重要な指標。
営業利益率
高収益が維持されるか、競争激化の影響を測る。
顧客単価
サービス価値の向上が見られるか確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり54で、前期から+53.3%いまの株価に対する利回りは2.16%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥54
1株あたり
配当利回り
2.16%
いまの株価に対して
配当性向
40.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年8月3040.4
2025年8月4653.340.6

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥54

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ2,210人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.6%を占め、残る64.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年8月%
個人・その他48.0
事業法人33.9
証券会社8.3
外国法人8.1
金融機関1.8
外国人個人0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エージーアイ28.36
02樺山伸一26.22
03樺山玄基6.62
04上田八木短資株式会社4.18
05MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.46
06楽天証券株式会社2.99
07NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社)1.84
08日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.87
09野村證券株式会社0.87
10JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.86

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-24
    樺山 伸一
    新規の大量保有報告
    20.26%
  • 2026-04-22
    樺山 伸一
    新規の大量保有報告
    20.26%
    -6.13pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 5期分

1株利益は5期で+24%、1株純資産は5期で+77%。直近期のROEは16.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%配当性向%
2021年8月9142224.3
2022年8月6949115.1
2023年8月6956013.1
2024年8月7463412.540.4
2025年8月11374716.140.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/8期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
樺山玄基代表取締役社長42
田中佑治取締役39
蓑毛誠子取締役55
石川大祐取締役46
細矢祐輔常勤監査役41
森英之監査役64
髙橋壮介監査役48

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2616131
社外取締役512122
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,265字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、「人と人のこころのつながりをサポートし、社会のこころを豊かにする」という企業理念のもと、「ポジティブな超高齢社会を創造する」をビジョンとし、その達成に向けて「みんなの未来を安心とワクワクで満たすサービスを提供する」をミッションに掲げ、寺院が提供する新たなお墓の形である永代供養墓を中心とした寺院コンサルティング事業を行っております。 (永代供養墓とは) 永代供養墓とは、墓地の利用者に後継者がいなくても寺院が永代に渡り供養・管理を行う墓地であります。従来の伝統的な墓地の場合は墓地の利用者による管理及びその費用負担、墓地の承継者を必要とするのに対し、永代供養墓はこれらが不要であることが一般的であります。 (社会的課題の解消) ① 墓地の利用者が抱える課題の解消 従来の伝統的な墓地の場合は墓地の利用者による管理及びその費用負担、墓地の承継者を必要とすることが一般的であります。このような墓地の利用者においては、高齢化に伴う多死社会の到来や少子化及び核家族化の拡大、また寺院との関わりや供養に関する価値観の変化により、墓地を承継する親族がいない場合や遠方に暮らす親族が利用する墓地の承継が難しい場合など、利用する墓地の維持管理及びその費用負担、親族等による後継ぎが困難となる傾向にあり、また新たに墓地の利用を希望する場合でも利用の意思決定が行い難い傾向にあります。これにより、墓地の利用者においては、墓地の利用が「始めにくく、維持しにくい」という課題が存在します。 当社は、当社の提供する「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」独自の永代供養墓によって、このような墓地の利用者が抱える課題を解消します。 ② 寺院が抱える課題の解消 寺院においては近年、上述した①墓地の利用者が抱える課題によりいわゆる檀家離れが加速、墓地の利用を取りやめる「墓じまい」の増加や一般的な墓地に係る新規利用者数の減少などが発生し、寺院及び墓地の運営における収入源であるお布施及び墓地の管理料が減少しています。このような寺院においては、新たな収益源である永代供養墓の運営を行うための資金を確保できない場合や、資金が確保できてもその後の継続的な運営に不安を抱く場合など、新たな収益源として永代供養墓の運営を開始する意思決定が行い難い傾向にあります。これにより、寺院においては、永代供養墓の運営が「始めにくく、維持しにくい」という課題が存在します。 当社は、当社の提供する「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」独自の永代供養墓運営手法により、このような寺院が抱える課題を解消します。 当社の提供する寺院コンサルティング事業により墓地の利用者及び寺院の課題を解消することで、「お墓といえばエータイ」とよばれるような存在を目指してまいります。具体的には(1)永代供養墓募集代行業務、(2)その他の業務(永代供養墓域の管理代行業務及び寺院への集客提案等の各種ソリューション並びに葬儀関連業務)であり、これらを包括して寺院へ提供し、寺院の財務基盤の強化に貢献することで、その対価として手数料を収受する事業を展開しております。 (1)永代供養墓募集代行業務 永代供養墓募集代行契約を締結した寺院に対して、永代供養墓の運営に係る業務をワンストップで提供することで、永代供養墓利用者の成約額から永代供養など宗教活動の対価として寺院に配分する志納料を差し引いた金額を募集代行手数料として収受し収益としております。また、永代供養墓の運営に係る費用を当社が負担することにより高い手数料率を確保し、かつ適切な寺院提携エリアを構築することで寺院周辺地域に特化したドミナント戦略を展開、効果的な集客による高い収益性と費用の効率化による高い利益率を確保しています。 ① 永代供養墓運営業務のワンストップ提供 永代供養墓の運営においては、墓地の利用者に提供する永代供養墓の企画提案、建立、永代供養墓利用者の募集に係る広告宣伝活動、及び永代供養墓の現地案内や成約事務手続などの業務が必要となります。これらの業務を寺院に対しワンストップで提供し永代供養墓の募集代行を独占的に行うことで、寺院にとって「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」永代供養墓の運営をサポートし、収益を獲得しています。 ② 永代供養墓運営費用のフルサポート 永代供養墓の運営においては、まずもって墓地の利用者に提供する永代供養墓が必要であり、その企画提案及び建立においては一定の初期投資を要します。また建立した永代供養墓に係る利用者の募集においては広告宣伝費、加えて永代供養墓の現地案内や成約事務手続き、成約額の収納代行、納骨、契約保全及び永代供養墓域のメンテナンスにおいては人件費及び諸経費を要します。これらの費用を当社が負担することにより、寺院にとって「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」永代供養墓の運営をサポートすることで、高い手数料率を確保しています。なお、墓地の利用者に提供する永代供養墓の建立費用は、長期前払費用として資産計上し、効果の及ぶ期間にわたり償却費として費用計上しております。 ③ 適切な寺院提携エリアの構築によるドミナント戦略 効果的な集客による高い収益性と費用の効率化を図り、高い利益率を確保するため、適切な寺院提携エリアの構築によるドミナント戦略を展開いたします。年齢別人口分析や存在する競合他社及び寺院数など関連する指標を用いてより潜在性のあるエリアを選定したうえで、当該エリアにおける将来の墓地需要の予測やこれまでの開苑寺院の販売実績を勘案し提携すべき寺院数を算出、カニバリゼーションを防ぎ寺院周辺地域に特化したサービスとして墓地の利用者にとって「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」永代供養墓を効果的かつ効率的に提供します。 ④ 安定的な在庫供給と永代供養墓利用者確保 ドミナント戦略に基づいた積極的な開発を進めることで、永代供養墓に対するニーズに応えられる安定的な供給体制を整えております。永代供養墓ニーズは、突発的に一気に高まるものでなく、当社の広告宣伝活動により、地域内における永代供養墓や開苑寺院の認知度が徐々に広がることで、利用者は着実に増加傾向にあります。また、このニーズに伴う消費は一時的なものではなく、永代供養墓の購入が一種の終活として地域住民の中で恒常的に発生するニーズであり、毎年一定数の方が必要とされる傾向があるために長期的に継続していきます。このように、継続的なニーズに応え、利用者が「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」永代供養墓を安定供給し、持続的な需要確保を目指します。なお、2025年8月期末においては、累計供給区画数41,055基、累計成約者数32,726組(※)を数えました。 ※累計供給区画数は個別区画のみ、累計成約者数は全ての新規契約者数を集計しております。 ⑤ 永代供養墓募集代行業務を通じた寺院コンサルティングノウハウ 当社は、伝統ある寺院業界の特性を理解し、豊富な実績と法令対応のノウハウを活かして、寺院コンサルティング事業を通じて寺院経営支援を実現しています。寺院との永代供養墓募集代行契約を締結するには、一般的な企業とは異なる歴史や伝統、文化を持ち、それを重んじる業界であるため、その価値観を理解し尊重した対応が求められる難易度が存在します。さらに、宗教法人としての寺院には法人役員や檀家役員会など、複数の関係者による全会一致の意思決定プロセスが存在し、外部との契約締結において慎重な対応も必要とされており、寺院との募集代行契約締結の難易度は高いものであります。 さらに、適法な墓地運営のためには、法令や条例の解釈や判断が地域や行政ごとに異なる不画一性にも対応する必要があります。地域や行政においては、宗教法人や墓地に関する知見が不足していることもあり、専門的知識と経験を基にした緊密な連携が不可欠なものであります。 当社は、数多くの提携寺院における永代供養墓の運営実績を通じて培ってきた知見やノウハウを活かし、持続的な寺院経営への支援を行ってまいります。 (当社が企画提案する永代供養墓の特徴) 当社の永代供養墓は、墓地の利用者に後継者がいなくても寺院が永代に渡り供養・管理を行うだけでなく、その管理費を必要としないほか、過去の宗旨宗派を問わず、デザイン性のある様々な種類をそろえております。このような当社独自の永代供養墓を展開することにより、いままで以上に寺院や墓地の利用者のニーズに合う永代供養墓を提供しております。 ① 過去の宗旨宗派を問わない永代供養サービス 全ての永代供養墓が、利用者に後継者がいなくても寺院により永代に渡る供養や管理がなされる永代供養サービスを前提としています。また、永代供養墓の使用許可申込に当たり過去の宗旨宗派は問いません。 ② 明瞭な価格プランに基づく同一種類同一価格での提供 永代供養墓ごとに埋葬数に合わせた明瞭な価格プランを提示し、同一種類同一価格で提供しております。 ③ 入檀料や年間管理費が不要 一般的な檀家制度で必要とされる入檀料や年間管理費等は発生せず、永代供養墓の使用許可申込に当たり一時的に費用を負担することで、その後の管理費は発生しません。 ④ 法事法要が強制されない 永代供養墓の使用許可後は、許可を受けた寺院にて永代供養、法要儀式等を行っていただきますが、永代供養墓利用者の希望しない法事法要は強制されません。 ⑤ 希望に基づき後継者による承継が可能 一般的な永代供養墓は、使用許可申込時に供養対象となる人数が定められており、親族等による承継が難しいものとなっていますが、当社の永代供養墓は任意の登録制を導入しており、追加登録料を支払うことにより、親族等による永代供養墓の承継が可能です。 (当社が企画提案する永代供養墓の種類) 当社独自の手法により、旧来の石材業者の提供する伝統的なデザインとは異なるデザイン性の高い高品質な永代供養墓を目指して企画提案、建立しています。 ① 合祀墓 粉砕したご遺骨を1ヵ所に共同で埋葬する葬送方法であり、墓石の購入が不要なものであります。成約単価は当社の永代供養墓の中では最も低廉なものとなります。 ② 個別墓(マンションタイプ) 屋外型のマンションタイプの個室に納骨する葬送方法であり、各個室に個人を称する文字を記した石材である「墓誌(ぼし)」を設置いたします。個別安置でありながら集合型の永代供養墓であるため、檀家制度に基づく一般的な墓地の利用と比較して低廉な成約単価で提供しております。 ③ 個別墓(戸建てタイプ) 屋外型の戸建てタイプの個室に納骨する葬送方法であり、一般的な墓地のように高級感のあるデザインを目指しております。一般墓地に代わる新しいお墓として提案しており、②個別墓(マンションタイプ)より高級志向の利用者向けの永代供養墓として最も高価な成約単価で提供しております。 ④ 樹木葬 樹木や緑地スペースにご遺骨を埋葬する葬送方法であり、埋葬スペースに個人を称する文字を記した石材である「墓誌(ぼし)」を設置いたします。石材と比較して安価な樹木や植栽を主たる材料として使用するため、合祀墓に次ぐ安価な成約単価で提供しております。 (永代供養墓の種類イメージ) ② 個別墓(マンションタイプ) ③ 個別墓(戸建てタイプ)       ④ 樹木葬 ①合祀墓は、②及び④においてその個別区画とは別に地下に設けた共同埋葬箇所を利用するものであります。 (2)その他の業務 永代供養墓域の管理代行業務においては、当社の資金で日々の墓域の清掃、定期的な植栽の剪定、永代供養墓の高圧洗浄及びメンテナンスを行っております。これらの収益は募集代行手数料に含まれております。 また、寺院への集客提案等の各種ソリューションとして、寺院でのイベントの企画運営や永代供養墓利用者の供養祭の企画運営等を行っております。 加えて、葬儀関連業務においては、当社の永代供養墓の申込者、当社提携寺院の檀家の方を中心として、葬儀申込の受付、葬儀施行の取次、葬儀会館の斡旋及び葬儀付帯業務の提供に加え、回忌供養の取次等の葬儀後のアフターフォローや既存のお墓の撤去・処分(墓じまい)及び永代供養墓への移動(改葬)のサービスも行っております。 なお、当社は、上記(1)永代供養墓募集代行業務及び(2)その他の業務(永代供養墓域の管理代行業務及び寺院への集客提案等の各種ソリューション並びに葬儀関連業務)を提供する寺院コンサルティング事業の単一セグメントであり、セグメント情報を記載していないため、事業内容別について記載しております。 [事業系統図] ※実線:モノの流れ 点線:金銭の流れ
経営方針・対処すべき課題7,083字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 ① 企業理念 「人と人のこころのつながりをサポートし、社会のこころを豊かにする」という企業理念のもと、地域の人々を結び、人々の人生を豊かにするさまざまな活動を企画提案・実行します。故人やご先祖を想い、手を合わせるという行為の中に、人と人とのこころのつながりがあり、人を想うあたたかな気持ちがあります。寺院コンサルティング事業においては、そうした人が人を想うこころのつながりとして葬送文化の伝承をサポートすることで、人々の人生、ひいては社会のこころを豊かにします。 ② ビジョン 「ポジティブな超高齢社会を創造する」というビジョンのもと、今後訪れると想定される超高齢社会をポジティブなものとするための活動を行います。寺院コンサルティング事業においては、当社の永代供養墓が時代のニーズに合致していることを踏まえ、多くの寺院や墓地の利用者に当社の永代供養墓を提供します。また、今後の供養のあり方を先取りした、新たな墓制供養のあり方を積極的に提案します。 ③ ミッション 「みんなの未来を安心とワクワクで満たすサービスを提供する」というミッションのもと、人々の未来需要を積極的に読み取り、当社の提供するサービスにより、人々の未来を安心とワクワクで満たすことで、ポジティブな超高齢社会の創造に貢献いたします。寺院コンサルティング事業においては、時代のニーズを踏まえた供養の形を追究し続け、寺院を通じて社会に安心感や満足感を永代に提供し続けられるよう、寺院を拠点として故人を含めた人と人とがつながる「場」を提供します。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 (開苑寺院数) 寺院との契約締結は、当社サービス提供の基盤であり、当社の収益力向上のためには、新規寺院との契約締結を進め、提携寺院数を継続的に増加させることが重要となります。新規寺院との契約締結後、提携寺院により管轄する都道府県庁の墓地経営許可を取得したのち、当社により永代供養墓建立工事に着工し一定期間を経て開苑、永代供養墓募集代行業務等を開始いたします。このため、開苑寺院数(契約締結後に開苑した寺院数)を重要業績評価指数(KPI)とし、寺院開発の施策を通じて収益力の向上に取り組んでおります。なお、売上高及び開苑寺院数の推移は以下のとおりであります。 (売上高及び1寺院当たり売上高) 当社の開苑寺院から収受する永代供養墓募集代行手数料(売上高)は、顧客と寺院の成約による成約額から生じます。2025年8月期において成約額は4,058百万円であり、当該成約額から収受した当社の永代供養墓募集代行手数料等(売上高)は2,929百万円、1寺院当たり売上高は34百万円となっております。寺院との永代供養墓募集代行契約を10年から20年にわたる長期の契約とし、永代供養墓の成約状況及び残区画数に合わせて適時に永代供養墓の増設を行うことで、1寺院当たりの売上高を逓減させることなく一定水準を維持しております。この永代供養墓の増設は、2025年8月期末の開苑寺院92寺院のうち39%の寺院で過去1度以上実施されており、売上高の維持に取り組んでおります。当社の業績向上のためには、適切なエリア開発に基づく開苑寺院数の増加のみならず、開苑寺院における顧客の訪問件数及び顧客と寺院の成約率の維持向上、永代供養墓の増設並びに高い手数料率の維持による開苑寺院当たりの売上高の安定的な確保が重要となります。このため、「売上高」及び「1寺院当たりの売上高」を重要業績評価指標(KPI)とし、これらの数値を向上させる施策を通じて収益力の向上に取り組んでおります。 2021年8月期   2022年8月期   2023年8月期   2024年8月期   2025年8月期 成約額(百万円)※1   2,495   2,470   2,665   3,266   4,058 売上高(百万円)※2   1,815   1,782   1,928   2,376   2,929 開苑寺院数   53   59   74   80   92 1寺院当たり売上高 (百万円)※3   35   31   29   30   34 ※1 成約額は、墓地の利用者が墓地購入のために決済した金額の総額であります。 ※2 売上高は、成約額から永代供養など宗教活動の対価として寺院に配分する志納料を除いた当社の募集代行手数料(税抜)等であります。 ※3 1寺院当たり売上高は、売上高を期中平均開苑寺院数((前事業年度末開苑寺院数+当事業年度末開苑寺院数)/2)で除して計算しております。 (3)経営環境 国内の年間死亡数予想は2024年において1,508千人とされ、その後も増加しピーク時の2040年には現在の約1.1倍である1,665千人になると推計されている一方で、国内の年間出生数予想は2024年において779千人とされ、2040年には718千人にまで減少すると推計されています。 超高齢社会の進展に伴い少子高齢化や核家族化が進むにつれ、血縁関係の断絶・希薄化が珍しくなくなったことから、人々が利用する墓地の維持管理及びその費用負担、親族等による後継ぎが困難となる傾向にあり、また新たに墓地の利用を希望する場合でも利用の意思決定が行い難い傾向にあることから、従来型の墓地管理承継者がいない中高年層が生前に永代供養墓を購入するケースが増加しており、当社が寺院へ企画提案する永代供養墓の潜在的な需要は益々高まっております。 ※横軸は暦年表記 (実績値) 「政府統計の総合窓口(e-Stat)」-統計データを探す-統計名「人口動態調査 人口動態統計 確定数 出生」 「人口動態調査 人口動態統計 確定数 死亡」 厚生労働省-「統計情報・白書」-令和6年(2024)人口動態統計(確定数)の概況 (推計値) 「国立社会保障・人口問題研究所-日本の将来推計人口(令和5年推計)-出生中位(死亡中位)推計(令和5年推計)」 年間死亡数が増加する一方で年間出生数が減少していく社会環境においては、死者の埋葬絶対数は増加する一方で、墓地の承継者は減少していく構造にあります。墓の引越しである「改葬」の件数は2023年度において166千件を数え、1997年度の69千件と比較しておよそ2.4倍に増加しており(※1)、遠方で利用する墓地の維持等のために行う改葬の需要が増加しております。また2022年3月から2023年9月にかけて行われた総務省の調査によれば、公営墓地や納骨堂を有する全国765市町村のうち、承継がなされず死亡者の縁故者がいない無縁墳墓等を有する市町村数は58.2%を占め、うち無縁墳墓等の焼骨の移管・墓石撤去の着手にまで至った市町村はわずか6.1%となっており(※2)、従来の一般的な墓地を維持できず放置される状況となっています。 ※1 「政府統計の総合窓口(e-Stat)」、統計データを探す-統計名「衛生行政報告例」から引用 ※2 総務省報道資料「墓地行政に関する調査-公営墓地における無縁墳墓を中心として」から引用 (市場規模の推計) 年間死亡数が増加していくことに合わせて、墓市場全体の規模成長が見込まれていますが、それ以上に永代供養墓市場の成長が見込まれています。墓市場全体は2017年に2,788億円ほどであったものが、2030年には2,864億円と推計されており、その成長率は2.7%となる見込みである一方、永代供養墓市場においては、2017年の348億円から2030年の777億円とその成長率は123.3%と推計されています。 当社が依頼した株式会社矢野経済研究所「永代供養墓市場に関する調査」よりデータ抜粋 ※市場規模推定における前提・仮定(件数ベース) ・墓の購入者の出現率に影響を与えうる因子を「人口・世帯数」と「死亡者数の増減」と規定 ・このうち、将来的な死亡者数の増減率は、あらゆる種類の墓の購入者の出現率に等しく影響を与えるものと仮定 ・一般墓の購入者の出現率は、過去5年間と同様のペースで今後も微減傾向が継続するものと仮定 ・納骨堂及び樹木葬の購入者の出現率は5年ごとに一定の割合で鈍化していくものと仮定 ※永代供養墓市場は、樹木葬、納骨堂、その他の墓種別に分かれる ※市場規模推定における前提・仮定(金額ベース) ・墓種別の平均購入価格が、2021年と変わらず今後も一定であると仮定 近年の核家族化世帯の増加による後継者問題、それに伴う寺離れ・墓離れといった言葉に代表されるように、墓地を取り巻く社会環境においては、墓地の利用者や墓地を提供する寺院が抱える多くの「課題」が存在します。それを解決する手段として、墓地の利用者に後継者がいなくても寺院が永代に渡り供養・管理を行う永代供養墓の需要は拡大すると見込まれています。 (4)経営戦略等 当社は、超高齢社会における年間死亡数の増加及び出生数の減少による墓地の承継者不足に対応し、墓地の利用者及び寺院が抱える課題の解消と向き合い、「お墓といえばエータイ」を目指してまいります。 主力の永代供養墓募集代行業務においては、当社独自の手法により、墓地利用者及び寺院のニーズに合致した永代供養墓の安定供給及び永代供養墓利用者の安定確保を継続して実現し、寺院における永代供養墓の運営に係る費用を当社が負担することで高い募集代行手数料率を確保すると同時に、旧来の石材業者の提供する伝統的なデザインとは異なる視点でデザイン性が高く高品質を目指した永代供養墓の低費用化、並びに適切なエリア展開に基づく募集代行費用の効率化を実現しています。これらを前提に、更なる寺院及び顧客の満足度向上のため、①寺院提携エリア開発によるドミナント戦略強化、②ワンストップ×フルサポートによる永代供養墓利用者の獲得戦略に注力してまいります。 ① 寺院提携エリア開発によるドミナント戦略強化 年齢別人口分析や存在する競合他社及び寺院数など関連する指標を用いてより潜在性のあるエリアを選定のうえ、当該エリアにおける将来の墓地需要の予測やこれまでの開苑寺院の販売実績を勘案し提携すべき寺院数を算出、寺院周辺地域に特化したサービスとして新規エリアにおいては主要都市を中心に開発し、既存展開エリアにおいては空白エリアへの展開並びに既存開苑寺院での増設を行い、十分な墓地数を確保し効果的かつ効率的な提携寺院エリアを構築するドミナント戦略を実践してまいります。当該エリアにおいて獲得した提携候補寺院については、AIなどを活用(既存開苑寺院における売上実績、住所、商圏人口等を学習)した当社独自の基準(年間見込成約額約40百万円)に基づき、安定的な収益獲得の実現のために増設スペースも見越した業務提携の意思決定を実施しております。増設スペースについては、新規建立時点で空いているスペースはもとより、将来の墓じまいで更地となることが見込まれるようなスペースの確保も見越し、意思決定を実施しております。さらに、既に広告宣伝活動により一定の永代供養墓マーケットが作られている既存開苑寺院では、販売実績から増設後の売上見込みが予測しやすく、安定的な収益が獲得できます。これらにより、各エリアにおいては当社ブランドの高い認知と信頼性を獲得し、高い売上高を確保すると同時に、永代供養墓建立業者に対する工事費、寺院見学者の獲得に向けた広告宣伝費及びそれに関連する人件費といった費用の効率化を実現し利益率の継続的な改善を実現します。開発の対象となるエリアは関東地方※を中心とし、九州地方及び東海地方等への展開を開始したほか、関西地方への展開も開始しております。 ※東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県においてアプローチ可能な寺院数を6,300寺院と推定しております。 ② ワンストップ×フルサポートによる永代供養墓利用者の獲得戦略 寺院との永代供養墓募集代行契約の締結後は、寺院や墓地の利用者のニーズに合う永代供養墓の企画提案、建立を行い、これまでに培った知見に基づく広告戦略としてポータルサイトや自社HP等のオンライン広告、新聞広告や折込チラシのポスティング等のオフライン広告の実施、またこれら広告により獲得した現地見学者に対し現地常駐スタッフが安心した墓地選びのサポートを実施することで、潜在層の掘り起こしや顕在層の確実な獲得を実施し安定した1寺院当たりの売上高の確保に努めてまいります。また、テレビCMなどのマス広告を実施することにより、永代供養墓における認知の獲得に努めてまいります。 永代供養墓マーケットにフォーカスすることで、①寺院提携エリア開発によるドミナント戦略強化、②ワンストップ×フルサポートによる永代供養墓利用者の獲得戦略によって創出される売上高拡大及び費用効率化といった競争優位性について、さらなる成長が期待されます。現状、類似するビジネスを実施している企業が少なく、また開苑寺院数等の規模も当社と比較し僅少であるため、先行者の優位性を大きく確保できるといった利点も有しており、継続して速度を有した事業推進を行ってまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 潜在能力のある開苑寺院のさらなる確保 永代供養墓の募集代行契約に伴う募集代行手数料(売上高)の成長のためには、当社との提携により財務基盤が強化され、かつ、周辺顧客への永代供養墓の普及がおおいに期待できる、潜在能力のある開苑寺院を増加させることが必要不可欠です。 近年の墓地利用者のニーズとしては、単一の寺院で複数の永代供養墓のタイプから選択でき、より生活圏に近い立地であることが求められる傾向が強くなっております。そのため、将来に向けて墓地の利用者のニーズに合致する開苑寺院を確保していくことを重要な事業上の課題と認識し、墓地の利用者及び寺院の課題を解決する寺院コンサルティングを通じて、現在の開苑寺院や業務提携業者、その他人脈を駆使した紹介案件の能動的な創出により、参入障壁の高い寺院に対する効果的かつ効率的なアプローチを実践してまいります。 ② サービス水準の継続的な向上 当社は、常に当社が企画提案する永代供養墓やそれに付随するサービス、価格に関して、寺院・墓苑・葬儀業者等との間において一定の競争状態に晒されておりますが、当社は低価格戦略を採用しておりません。そのため、寺院・墓苑・葬儀業者等に対する競争力を維持するには、独自性のある事業展開を推進するとともに、永代供養墓品質やサービス水準の向上を継続的に図っていくことが不可欠であると考えております。またこれらを実現するために、寺院開発をはじめ営業やマーケティングなど各役割に細分化した機動的な組織体制の構築に取り組んでまいります。 ③ コンプライアンス体制の整備 当社では、法令を遵守するため、コンプライアンス規程等に則り、3ヵ月に1回開催するコンプライアンス委員会、適宜実施する研修会等を通じて全役職員への徹底を図っております。特に当社が永代供養墓の募集代行業務を行うにあたっては、提携する寺院及び当社は、「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)、同施行規則(昭和23年7月13日厚生省令第24号)」及び各自治体の条例等の法規制に則っており、各自治体における判断基準や慣行に則した対応を求められます。そのため当社は、当社の行う永代供養墓募集代行業務が法令に違反することのないよう、顧問弁護士をはじめとした法律の専門家との連携、社外役員(弁護士)からの助言をもとに当該法規制の理解及び法令遵守の徹底を図ってまいります。 ④ 内部管理体制の強化 当社は、更なる事業領域の拡大を目指しておりますが、急速に変化する事業環境に適時に対応しつつ持続的な成長を維持するために、内部管理体制の強化が重要な課題であると考えております。このため、経験値のある人材の採用や社内コミュニケーションの充実を図ることで内部管理体制の実効性を高め、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることにより、リスク管理の徹底、業務効率化を図ってまいります。 ⑤ 優秀な人材の確保と組織体制の強化 当社は、今後の更なる成長のために、優秀な人材の確保及び組織体制の強化が不可欠であると認識しております。このため、教育体制の整備を進め人材の定着と能力の底上げを行っていくとともに、継続的な採用活動を通じて、当社の経営理念にあった人材の登用を進めてまいります。 ⑥ 新規事業の展開について 永代供養墓・葬儀事業における寺院・顧客のニーズは時代に伴って変化するため、当社においても、寺院・顧客のニーズを先取りした新規事業を展開していくことが重要な課題であると認識しております。このため、寺院との定期的なコミュニケーションや顧客のアンケート調査などを実施するとともに、各種メディアや業界誌による情報収集を行ってまいります。
事業等のリスク5,243字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び万一発生した場合でも業績及び財務状況に与える影響を最小限にすべく対応に努める方針であります。当社のリスク管理体制に関しましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要」に記載しております。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載のない限り、本書提出日現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)事業環境 ① 経営環境変動のリスク(発生可能性:中/顕在化の時期:中期/影響度:大) 当社は、日本国内において単一セグメントである寺院コンサルティング事業を営んでおり、その収益は墓地市場、葬儀市場及び仏壇市場といった日本のライフエンディング市場に大きく依存しております。日本のライフエンディング市場は、日本の人口構成の高齢化に伴い拡大傾向にあるとの見方もある一方で、葬儀やお墓に関するニーズは多様化しており、各商材・サービスの単価は下落傾向にあります。特に当社の主たる領域である永代供養墓は一般的な墓地と比較し価格の低い商品であるため、当社は多様化するニーズに対応すべく新たな商品の開発、高品質なサービスの提供、きめ細やかな顧客対応の実現を徹底して行うほか、ライフエンディング市場における積極的な事業開発を行っておりますが、今後、単価の下落等によりライフエンディング市場が縮小した場合、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 ② 競争激化に関するリスク(発生可能性:中/顕在化の時期:中期/影響度:中) 当社は、ライフエンディング市場においてお墓や供養等に関連するサービスを提供する企業や宗教法人と競合しております。当社は顧客や提携寺院との継続的な関係性を重視したサービスの提供を前提に新たな商品の開発、高品質なサービスの提供、きめ細やかな顧客対応の実現を徹底して行うほか、ライフエンディング市場における積極的な事業開発を行うことで競争力の強化を図っておりますが、当社と類似のサービスを提供する企業・法人や新規参入の激化により顧客の減少や価格の下落等が発生した場合、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (2)事業内容 ① 人材確保及び育成に関するリスク(発生可能性:中/顕在化の時期:中期/影響度:中) 当社は、今後も事業を積極的に展開していく方針であり、事業成長のためには優秀な人材の確保及び育成を継続的に行っていく必要があるものと認識しております。そのため、当社は採用計画に従って年間を通じて積極的な採用活動を行い、研修制度の充実を図るなど人材の確保及び育成に努めてまいります。しかしながら、今後、人材の確保と育成が事業の展開速度に追い付かない場合、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 ② 寺院との業務提携に関するリスク(発生可能性:中/顕在化の時期:長期/影響度:小) 当社は、寺院との業務提携が将来の成長性、収益性等を確保するために必要不可欠であると認識しております。当社は寺院との業務提携をより強固なものとすべく、新たな商品の開発や高品質なサービスの提供、きめ細やかな顧客対応の実現を徹底して行うことによる寺院からの信頼獲得に注力するほか、寺院の抱える様々な問題に対してコンサルティングを通じて支援を行い寺院と当社の双方にメリットのある解決策を提言しておりますが、当該解決策により当初想定した効果を得ることができず寺院への支援が機能しなくなった場合及び将来の寺院獲得が想定どおりにいかなかった場合には、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 ③ 売上高の季節的変動について(発生可能性:高/顕在化の時期:短期/影響度:小) 顧客が当社開苑寺院を訪問する際には外気温等の季節的影響を受けやすいことから、第1四半期(9月から11月)及び第3四半期(3月から5月)に需要が増加し、第2四半期(12月から2月)及び第4四半期(6月から8月)に需要が減少するため、それに比例して当社の売上高や利益に変動が生じる可能性があります。 ④ 減損に関するリスク(発生可能性:中/顕在化の時期:短期/影響度:小) 当社は、永代供養墓の建立に関連して長期前払費用を計上しておりますが、当該資産は減損会計の適用対象となる固定資産に該当いたします。寺院開発基準の精緻化や経営会議等を通じた提携可否の意思決定において、開苑寺院の収益性を担保しておりますが、当該資産が十分なキャッシュ・フローを生み出さず、減損損失を認識する必要性が生じた場合、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (3)法的規制 ① 法規制に関するリスク(発生可能性:中/顕在化の時期:中期/影響度:中) 当社が永代供養墓の募集代行業務を行うにあたっては、提携する寺院及び当社は、「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)」(以下「墓埋法」という)、「同施行規則(昭和23年7月13日厚生省令第24号)」、各自治体の条例等の法規制に則っており、各自治体における判断基準や慣行に則した対応を求められます。当社は、当社の行う永代供養墓募集代行業務が法令に違反することのないよう、顧問弁護士をはじめとした法律の専門家との連携、社外役員(弁護士)からの助言並びに各自治体とも適時、適切に連携して当該法規制の理解及び法令遵守の徹底を図っておりますが、今後、わが国の墓制に対する上記の法規制が変更された場合、提携する寺院及び当社の永代供養墓の建立、運営方法に変更が生じ、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 また、当社が提供する永代供養墓募集代行業務により寺院が収受した金員については、寺院においては宗教活動による収益として法人税法における課税対象外であると整理をしておりますが、今後の税制改正等により、寺院に対して当該収益に係る法人税の課税がなされる可能性があります。これにより、寺院における当社の永代供養墓募集代行業務の導入インセンティブが低下し、寺院との業務提携の解消や業務提携速度の低下が発生した場合には、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (4)組織体制 ① 情報セキュリティに関するリスク(発生可能性:低/顕在化の時期:短期/影響度:大) 当社は、事業活動を通して当社及び顧客・寺院・取引先などについての個人情報や機密情報を入手することがあります。当社では、ISMSの取得やセキュリティ環境の強化、従業員等のアクセス制限を徹底することでこれらの情報の厳格な管理に努めておりますが、コンピュータウィルスへの感染、不正アクセス、その他不測の事態などにより、情報の漏えい・紛失、重要データの破壊・改ざんなどが起きた場合、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 ② 個人情報の保護について(発生可能性:低/顕在化の時期:短期/影響度:大) 当社は、顧客・寺院の登録情報をはじめとする個人情報を保有しており、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律57号)の適用を受けております。これらの個人情報については、個人情報保護方針及び個人情報保護規程を定めているほか、Pマークの取得やセキュリティ環境の強化、従業員等のアクセス制限の徹底及び社内教育の徹底と管理体制の構築を行っております。しかしながら、何らかの理由でこれらの個人情報が外部に流出し、悪用されるといった事態が発生した場合には、当社の財務状況及び経営成績並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (5)その他 ① 自然災害や環境問題等の発生に関するリスク(発生可能性:低/顕在化の時期:長期/影響度:大) 当社は、提携寺院の開発エリアを多様化することで収益の安定化を図っておりますが、今後、大地震、暴風雨、洪水その他の天災地変等が発生した場合、特に当社の開苑寺院の多数を有する関東エリアで当該事象が発生した場合、当社の事業、財務状況及び業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 ② 感染症について(発生可能性:中/顕在化の時期:短期/影響度:中) 感染症が想定を上回る規模で発生及び流行した場合、社会的な生産活動の停滞、原材料の供給不足、顧客資料請求数の減少といった影響を受ける可能性があります。特に寺院における現地案内活動が制限される状況となった場合には、売上高が減少するといった直接的な影響を受ける可能性があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また当社は、本社管理部が中心となり、全ての従業員とその家族の健康維持を最優先とし、感染予防・拡大防止のための措置、勤務形態、顧客対応等を指示するなど、BCP体制を構築しております。加えて、各地域の行政の指針・ガイドラインに沿って、状況に応じた判断・対応をとるとともに社内外に情報を発信しております。 ③ 訴訟等について(発生可能性:中/顕在化の時期:長期/影響度:中) 当社は、法令及び契約等の遵守のため、コンプライアンス規程を定めて社内教育やコンプライアンス体制の充実に努めております。しかしながら、当社が事業活動を行うなかで、寺院、顧客、外注先をはじめとした取引先又はその他第三者との間で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展する可能性があり、かかる訴訟の内容及び結果によっては、当社の財務状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、多大な訴訟対応費用の発生や当社の社会的信用の毀損によって、当社の財務状況や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ インターネットによる風評被害(発生可能性:中/顕在化の時期:中期/影響度:中) 当社は、プレスリリース及び適時情報開示等により信頼の維持・向上を図り、リスク顕在化の未然防止に努めております。しかしながら、インターネット上の掲示板への書き込みや、それらを要因とするマスコミ報道等による風評・風説の流布が発生・拡散した場合には、当社の事業、業績及び財務状況、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 支配株主との関係について(発生可能性:低/顕在化の時期:短期/影響度:中) 当社の支配株主である樺山伸一は、当社の創業者であります。本書提出日現在、樺山伸一及び同氏の資産管理会社である株式会社エージーアイ、並びに同氏の子息である樺山玄基の所有株式数を含めると発行済株式総数の61.2%を所有しております。樺山伸一及び樺山玄基は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しておりますが、双方の意見が必ずしも一致するわけではないため、支配株主の利益追求により少数株主の利益が害される利益相反が発生する可能性があります。また、樺山伸一及び同氏の資産管理会社並びに樺山玄基が当社株式の一部又は全てを売却した場合、その売却の方式、タイミング、規模等によっては、当社株式の需給関係及び市場価格に影響を与える可能性があります。 ⑥ 配当政策について(発生可能性:中/顕在化の時期:中期/影響度:小) 当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、事業成長と戦略的投資のバランスを見極めながら、安定した配当を継続的に実施していくことを基本方針としております。しかしながら、当社の業績が計画どおりに進展しない場合には、配当政策に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について(発生可能性:低/顕在化の時期:中期/影響度:小) 当社は、役員及び従業員の業績向上に対する意欲や指揮を高めることを目的として、役員及び従業員に対して新株予約権を付与しております。本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は77,750株であり、発行済株式総数の1.8%に相当します。権利行使についての条件が満たされ、これらの新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化し、当社の株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,606字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や企業収益の回復、個人消費の持ち直しの動きがみられるなど、一部に足踏み状態が見られたものの、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。 一方、国際経済に目を向けると、米国ではインフレ抑制に向けた金融政策の動向が引き続き注目され、中国経済 においては内需の弱さが景気の重石となるなど、先行きに対する不透明感が残る状況が続きました。加えて、地政学的リスクや原材料価格の変動なども、企業活動に影響を及ぼす要因となりました。 このような環境の中、当社は寺院コンサルティング事業において成長戦略を推進し、通期での増収増益を達成しました。 エリア戦略および寺院開発戦略においては、新規寺院の開苑に引き続き注力し、通期では合計12寺院を新たに開苑、売上高を力強く牽引しました。中でも、これまで未進出であった大阪府への新規展開を果たし、今後のさらなる成長に向けた重要な一歩を踏み出しました。またユーザー獲得戦略においては、好調な広告媒体への年間を通した費用投下に加え折込チラシ等の集客方法の見直しを進めた結果、永代供養墓の見学者数が増加しました。さらに、営業力の強化により高い成約率を維持したことで既存開苑寺院の売上高が好調に推移しました。 この結果、当事業年度の売上高は2,929,212千円(前事業年度比23.3%増)、営業利益は713,250千円(前事業年度比40.9%増)、経常利益は705,777千円(前事業年度比39.1%増)、当期純利益は457,358千円(前事業年度比 53.8%増)となりました。 なお、当社は永代供養墓募集代行業務及びそれに附帯する関連サービスを提供する寺院コンサルティング事業の単一セグメントであり、セグメント別の記載をしておりません。 ② 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における資産合計は3,881,011千円となり、前事業年度末に比べ608,692千円増加いたしました。 これは主として、現金及び預金が83,604千円増加したこと及び投資その他の資産の長期前払費用が516,048千円増加したことによるものであります。 (負債) 当事業年度末における負債合計は718,958千円となり、前事業年度末に比べ16,851千円減少いたしました。 これは主として、買掛金が70,824千円増加したこと、未払金が37,707千円増加したこと、未払法人税等が80,584千円減少したこと及び未払消費税等が49,942千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は3,162,052千円となり、前事業年度末に比べ625,544千円増加いたしました。 これは、株式の発行による資本金144,092千円、資本準備金144,092千円の増加、当期純利益457,358千円の計上による増加及び剰余金の配当による減少120,000千円によるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は前事業年度末と比較して83,604千円増加し、2,054,560千円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により増加した資金は762,423千円となりました。これは主として、税引前当期純利益の計上643,987千円、長期前払費用償却の計上308,437千円、減損損失の計上61,789千円、未払金の増加51,933千円、未払又は未収消費税等の減少49,942千円及び法人税等の支払額292,097千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により減少した資金は824,079千円となりました。これは主として、長期前払費用の取得による支出 817,062千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により増加した資金は145,260千円となりました。これは主として、株式の発行による収入281,986千 円、配当金の支払120,000千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 なお、当社は寺院コンサルティング事業の単一セグメントであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 寺院コンサルティング事業   2,929,212   123.3 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りによる不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。また当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当事業年度における売上高は2,929,212千円(前事業年度比23.3%増)となりました。これは主として、2024年10月に浄林寺及び萬福寺、2025年3月に本通寺及び妙栄寺、4月に徳蔵寺及び実相寺、5月に東光院及び恵光寺、6月に長安寺、7月に常清寺、8月に大法院及び観真寺の合計12寺院で新規に募集代行を開始し、主として個別墓及び樹木葬の販売により売上高を伸ばしたほか、既存開苑寺院における広告効果の改善施策及び自社HPの改善施策により寺院見学予約数が増加し、さらに営業力の強化により高い成約率を維持したことが成約額を後押しした結果であります。 (売上原価・売上総利益) 当事業年度における売上原価は934,272千円(前事業年度比23.8%増)となり、売上高の増加に伴い増加いた しました。これは主として、新規契約寺院の販売開始に伴い長期前払費用償却費が増加したことに加え、個別の寺院に特化した広告宣伝費が増加したほか、寺院数の増加及び人事評価制度の見直しに伴い人件費が増加したことによるものであります。 上記より、当事業年度における売上総利益は1,994,939千円(前事業年度比23.0%増)となりました。 (販売費及び一般管理費・営業利益) 当事業年度における販売費及び一般管理費は1,281,688千円(前事業年度比14.9%増)となりました。これは 主として、複数寺院をまとめたエリアに特化した広告宣伝費が増加したほか、経営管理体制の強化及び人事評価制度の見直しに伴い人件費が増加したことによるものであります。 上記より、当事業年度における営業利益は713,250千円(前事業年度比40.9%増)となりました。 (営業外収益・営業外費用・経常利益) 当事業年度における営業外収益は3,589千円となりました。これは主として、受取利息の計上によるものであります。また、当事業年度における営業外費用は11,063千円となりました。これは主として、株式交付費、上場関連費用の計上によるものであります。 上記より、当事業年度における経常利益は705,777千円(前事業年度比39.1%増)となりました。 (特別利益・特別損失・税引前当期純利益) 当事業年度における特別利益の計上はありません。また、当事業年度における特別損失は61,789千円となりました。これは、固定資産の減損損失の計上によるものであります。 上記より、税引前当期純利益は643,987千円(前事業年度比44.5%増)となりました。 (当期純利益) 当事業年度の法人税等合計は186,628千円となり、この結果、当事業年度の当期純利益は457,358千円(前事業年度比53.8%増)となりました。 ③ 財政状態の分析 財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社における資金需要は、主として運転資金であります。運転資金の需要のうち主なものは、業容拡大のための寺院開発費用及び永代供養墓建立費、寺院開発及び営業に関する人件費、サービス品質のさらなる向上のための現地常駐スタッフの人件費、並びに集客及びブランディングに関する広告宣伝費であります。この財源については、自己資金の効率的な運用に努めております。なお、事業活動を円滑に実行できるよう、適正な水準の資金の流動性の維持及び確保を最優先としております。具体的には、何らかの理由により顧客からの入金が滞った場合でも取引先に対する支払に遅れが発生せず、かつ、必要に応じて金融機関からの資金調達を実行するまでの間、事業運営に支障が出ない水準の預金残高を維持しております。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑥ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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