概要
ラストワンマイルは、東京都豊島区に本社を置くサービス業企業である。2012年の創業以来、光回線や電力、宅配水などの生活関連サービスの販売代理に加え、コンタクトセンター運営やホテル運営受託、集合住宅向け無料インターネット設備の提供など多角的な事業を展開する。2025年8月期の売上収益は155億円、従業員数は313名。
アライアンス事業を核とする販売モデル
同社の主力はアライアンス事業であり、不動産管理会社や顧客基盤を持つ企業から紹介された見込顧客に対し、自社サービス「まるっとひかり」(光回線)や「まるっとでんき」(電力)、提携先の宅配水などを販売する。2025年8月期の販売実績上位先は株式会社ライフイン24(21.3億円)とプレミアムウォーター株式会社(16.3億円)である。ストック型収益(継続利用料やインセンティブ)は68.1億円に達し、収益の安定化に寄与する。
集合住宅向け設備投資とBPO事業の多角化
集合住宅向け無料インターネット事業では、マンションやアパートに通信設備を導入し、入居者に無料インターネットを提供する。設備設置後は毎月の接続料収入が得られるストックモデルである。コンタクトセンター事業は官公庁や飲食店等からの委託で顧客対応を代行。ホテル運営受託事業は成果報酬での運営代行、リスティング・メディア事業は広告運用やLP制作で顧客を直接獲得する。これら5事業を単一セグメントで運営する。
313人の従業員と東京・宮城の拠点
本社は東京都豊島区東池袋に置く。子会社を通じて仙台営業所や福岡営業所なども運営する。従業員数は連結で313名(2025年8月期)。グループは当社、連結子会社7社(ブロードバンドコネクション、キャリア、ベンダー、HOTEL STUDIO、CITV光、SHC、第9回新株予約権信託)で構成される。創業時は資本金50万円でスタートしたが、M&Aと成長により2025年8月期の売上収益は155億円に拡大した。
業界の中での役割は顧客接点サービス企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2023/8期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 他社サービス(フロー型収益) | 54億円 | 57.4% | — | — |
| 自社サービス(ストック型収益) | 40億円 | 42.6% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01アライアンス主力
不動産管理会社などが保有する顧客を紹介してもらい、自社サービスや提携事業者のサービスを提案・販売する。顧客紹介モデルで成約につなげる。
- アライアンス事業
- パートナー企業からの紹介で、見込顧客に自社サービスや他社サービスを販売。
02コンタクトセンター主力
官公庁、不動産管理会社、飲食店等からの委託で、顧客対応業務や問合せ対応を代行。自社コンタクトセンターを活用。
- コンタクトセンター運営
- 委託企業の顧客対応を受託し、問合せの受付・対応を行う。
03集合住宅向けインターネット準主力
マンションやアパートの所有者負担でインターネット設備を設置し、入居者に無料で提供。物件の付加価値向上を支援。
- 無料インターネット
- 集合住宅にインターネット設備を設置し、入居者が無料で利用できるサービス。
04ホテル運営受託準主力
ホテル所有者から集客や清掃等の運営を成果報酬で受託。運営ノウハウを活かした事業。
- ホテル運営受託
- ホテルの集客・清掃などの運営を成果報酬で受託。
05リスティング・メディア副次
自社のマーケティングノウハウを活用し、リスティング広告やランディングページを運用。顧客への直接流入を獲得する。
- リスティング広告運用
- 検索連動型広告を運用し、ウェブサイトへの集客を支援。
- ランディングページ制作
- 広告効果を高めるランディングページを制作。
製品と技術
「まるっとひかり」と「まるっとでんき」の自社サービス
自社サービスの中核は光回線「まるっとひかり」である。2016年に「Best光」として提供を開始し、2019年に現名称に変更。集合住宅向け無料インターネット事業の設備を利用したサービスも含む。電力サービス「まるっとでんき」(旧全国住宅電気)もストック型収益の柱で、顧客の毎月の利用料から収益を得る。これらの自社サービスは「まるっとシリーズ」としてブランド統一されている。
アライアンス先を通じた宅配水・各種ライフライン販売
アライアンス事業では、自社サービス以外に提携先のサービスも販売する。特に宅配水ではプレミアムウォーター株式会社の製品を扱い、2025年8月期には16.3億円の販売実績がある。また、株式会社ライフイン24との提携で電気・ガスなどのライフラインサービスも提供する。販売後の継続インセンティブがストック型収益に加算される仕組みである。
BPO事業:コンタクトセンターとホテル運営受託
コンタクトセンター事業では、官公庁や不動産管理会社から委託を受け、入居者対応や各種問い合わせ業務を代行。IT化による効率化を強みとする。ホテル運営受託事業は、ホテル所有者から集客や清掃等の運営を成果報酬で受託する。これらBPO事業は安定したフロー収益を生み出す。リスティング・メディア事業では自社の広告運用ノウハウを活用し、顧客からの直接受注を獲得する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
中堅人材派遣で急成長、内需中心
ラストワンマイルは人材派遣・請負を中心とし、売上高は2023年8月期の94億円から2025年8月期には155億円と倍増近い成長を見せた。サービス業セクター内ではジンジブやダイブグループが類似の事業を展開するが、特にラストワンマイルは物流・軽作業分野に特化し、人手不足を追い風に急拡大している。営業利益率は7%前後で安定しており、収益性を保ちつつ規模を拡大している。しかし、売上の大部分が国内の労働需給に依存するため、景気後退や人件費上昇の影響を受けやすい。また、同業他社との競争が激しく、差別化戦略が今後の鍵となる。
強み
- 売上高が2年で94億円から155億円へ65%増、高成長を実現。
- 営業利益率は7%台を維持し、規模拡大と収益性を両立。
- 物流・軽作業分野に特化し、人手不足の需要を確実に取り込む。
- 派遣と請負を組み合わせ、需要変動に合わせた柔軟な対応が可能。
課題
- 最低賃金上昇でコスト増、派遣料金への転嫁が困難な局面も。
- 同業他社も同分野を強化し、価格・サービス面での差別化が必要。
- 景気悪化時には労働需要が減少し、売上高が急減する可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がラストワンマイル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9560プログリット | 116億円 | 14.6倍 |
| 2 | 5071ヴィス | 115億円 | 8.4倍 |
| 3 | 9341GENOVA | 111億円 | 39.3倍 |
| 4 | 6082ライドオンエクスプレスホールディングス | 111億円 | 14.2倍 |
| 5 | 2134北浜キャピタルパートナーズ | 110億円 | — |
| 6 | 9252ラストワンマイル | 109億円 | 10.8倍 |
| 7 | 9780ハリマビステム | 108億円 | 10.0倍 |
| 8 | 4331テイクアンドギヴ・ニーズ | 108億円 | 4.1倍 |
| 9 | 6561HANATOUR JAPAN | 106億円 | 8.1倍 |
| 10 | 369Aエータイ | 106億円 | 27.2倍 |
| 11 | 9554AViC | 106億円 | 17.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
NTT東日本二次代理店として創業した2012年
2012年6月、東京都文京区で株式会社Bestエフォート(資本金50万円)を設立。翌7月からNTT東日本の二次代理店として営業を開始。2013年に本社を豊島区池袋へ移転。2014年には子会社Bestコンサルティングを設立し西日本販路に特化、同時に高田馬場営業所を開設。同年仙台支店も開設し、東北地方へ拠点を広げた。
自社サービス「Best光」と子会社設立ラッシュの2016年
2016年3月、自社サービス「Best光」(のちの「まるっとひかり」)を開始。同時に株式会社イズムスコンサルティングを子会社化。その後、Bestクオリティ、Bestライフソリューション(宅配水販売の合弁)、BestAなど複数の子会社を設立。同年12月にはBestコンサルティングを吸収合併するなど、グループの再編が始まった。
吸収合併と商号変更を繰り返した2018年
2018年はM&Aと組織再編の山場となった。4月に日本総合情報通信を子会社化、9月にはコール&システムを株式交換で完全子会社化。11月にBestエフォートが日本総合情報通信を吸収合併し商号を株式会社ラストワンマイルに変更。さらにBestライフソリューションがコール&システムを吸収合併し商号をまるっとチェンジに変更。一連の再編でグループが集約された。
「まるっと」ブランドへの統一とストック収益の拡大
2019年1月に渋谷営業所を開設。3月には自社サービスを統一ブランド「まるっとシリーズ」に統一し、「Best光」は「まるっとひかり」、「全国住宅電気」は「まるっとでんき」に改称。以降、ストック型収益の拡大に注力し、2023年8月期に40億円、2025年8月期には68.1億円まで積み上げた。
売上高155億円に達した2025年までの成長
2022年8月期には営業損失を計上したが、その後回復し2025年8月期の売上収益は155億円、営業利益は11.5億円となった。当期利益は6.7億円。グループは8社体制となり、ストック型収益の割合が増加している。
年表28件を開く
2010年代
- 2012年6月東京都文京区小日向において株式会社Bestエフォート(現:㈱ラストワンマイル)(資本金50万円)設立
- 2012年7月NTT東日本二次代理店として営業開始
- 2013年10月本社を東京都豊島区池袋に移転
- 2014年1月西日本販路に特化した子会社として株式会社Bestコンサルティングを設立 及び高田馬場営業所を開設
- 2014年10月宮城県仙台市に仙台支店を開設
- 2015年8月本社を東京都豊島区東池袋に移転
- 2016年3月M&A自社サービス「Best光(現:まるっとひかり)」を提供開始 株式会社イズムスコンサルティング(現:㈱ITサポート)の株式を80%取得し、子会社化
- 2016年5月プライバシーマーク取得(第21001122号)
- 2016年6月NTT関連業務受託に特化した100%連結子会社として株式会社Bestクオリティを子会社として設立
- 2016年8月商号変更株式会社イズムスコンサルティングを株式会社Bestマネジメントサービスへ商号変更し、本店を東京都豊島区に移転
- 2016年9月商号変更東京都品川区に宅配水の販売に特化した合弁子会社として、株式会社プレミアムウォーターホールディングスとともに株式会社Bestライフソリューション及び五反田営業所を設立 株式会社Bestクオリティを株式会社BestaAに商号変更
- 2016年10月宮城県仙台市に仙台営業所(仙台支店の拠点)を開設
- 2016年12月M&A連結子会社の株式会社Bestコンサルティングを吸収合併
- 2017年5月宮城県石巻市に石巻営業所(仙台支店の拠点)を開設
- 2017年6月商号変更100%連結子会社の株式会社BestaAを株式会社Bestパートナーに商号変更
- 2017年8月株式会社Bestマネジメントサービス(現:㈱ITサポート)の全株式を取得
- 2018年1月商号変更100%連結子会社の株式会社Bestマネジメントサービスを株式会社ITサポートに商号変更
- 2018年2月ライフライン等の各種サービスを一元的に案内するBtoBtoC及びBtoBtoBモデル事業「ラストワンマイル事業(ストック事業・フロー事業)」を開始
- 2018年4月M&A日本総合情報通信株式会社の株式を60%取得し、子会社化 100%連結子会社として株式会社Bestエフォート東北を設立
- 2018年5月新電力サービス「全国住宅電気(現:まるっとでんき)」を提供開始
- 2018年7月株式会社Bestライフソリューションの本店を東京都豊島区に移転し、五反田営業所を廃止
- 2018年8月M&A株式会社Bestライフソリューションの全株式を取得し、100%連結子会社化
- 2018年9月M&A株式会社コール&システムを株式交換により100%連結子会社化 日本総合情報通信株式会社の全株式を取得し100%連結子会社化 仙台支店と仙台営業所を統合し、仙台営業所とする 高田馬場営業所を廃止
- 2018年10月M&A石巻営業所を廃止し、仙台営業所と統合する
- 2018年11月M&A株式会社Bestエフォートが日本総合情報通信株式会社を吸収合併し、商号を株式会社ラストワンマイルに変更 株式会社Bestライフソリューションが株式会社コール&システムを吸収合併し、福岡営業所及び品川営業所を承継、商号を株式会社まるっとチェンジに変更 株式会社ITサポートが株式会社Bestエフォート東北を吸収合併
- 2018年12月M&A株式会社ラストワンマイルが株式会社Bestパートナーを吸収合併
- 2019年1月東京都渋谷区に渋谷営業所を開設
- 2019年3月自社サービスを統一ブランド「まるっとシリーズ」に統一
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/8期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ストック型収益2025年8月期まで6,809,344千円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
長期利益を追求するサービス選定
フロー型・ストック型の別にとらわれず、長期的な営業利益を獲得できると判断したサービスに資本を集中し、不採算サービスは廃止することで持続的な収益向上を目指す。
- 02
サービス拡充による顧客単価向上
電気・ガスなどの生活インフラに加え、ライフイベントに応じた多様な自社・他社サービスを提供し、顧客1人当たりの収益を最大化する。自社サービスの強みを活かし、顧客の声を反映した改善を継続する。
- 03
販売手法拡充とシステム強化で顧客増加
インサイドセールスやLINE・SMSを活用した販売活動に加え、時代に合わせた負荷の少ない販売手法を拡充し、アクティブユーザーを増加させる。
- 04
内部管理体制の強化
事業拡大を見据え、経営の公正性・透明性を確保するため、内部管理体制の更なる強化に取り組む。
- 05
情報管理体制の強化
個人情報の厳密な管理のため、社内規程の厳格な運用、定期的な社内教育、システム環境整備を継続し、管理体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で313人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は485万円で、4期前と比べて+5.1%。平均年齢は34.6歳、平均勤続年数は6.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年11月 | 461 | 36.5 | 4.0 | 229 | — |
| 2022年8月 | 452 | 38.9 | 4.5 | 225 | — |
| 2023年8月 | 500 | 32.9 | 4.5 | 199 | — |
| 2024年8月 | 542 | 33.4 | 5.6 | 329 | 274 |
| 2025年8月 | 485 | 34.6 | 6.3 | 313 | 351 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ブロードバンドコネクション(注)2北海道札幌市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社キャリア(注)2,3北海道札幌市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ベンダー福岡県福岡市博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社HOTEL STUDIO福岡県福岡市博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内CITV光株式会社東京都豊島区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社SHC愛知県名古屋市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社プレミアムウォーターホールディングス(注)1山梨県富士吉田市 · その他の関係会社議決権35.9%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年8月期の売上高は155億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+31.4%、利益が+22.2%。
会社が出している今期の予想2026年8月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 188億円 | 155億円 |
| 営業利益 | 18億円 | 11億円 |
| 純利益 | 11億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は52億円、営業利益は5億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+52.9%、営業利益は+25.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 26 | 1 | 3.8 | 1 |
| 2023年3Q | 23 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年1Q | 24 | 1 | 4.2 | 1 |
| 2024年2Q | 28 | 2 | 7.1 | 1 |
| 2024年3Q | 34 | 4 | 11.8 | 3 |
| 2024年4Q | 32 | 2 | 6.3 | 3 |
| 2025年2Q | 74 | 7 | 9.5 | 4 |
| 2025年4Q | 81 | 4 | 4.9 | 3 |
| 2026年2Q | 97 | 12 | 12.4 | 8 |
| 2026年3Q | 52 | 5 | 9.6 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2017年11月期からの9期で、売上は54億円から155億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100%連結子会社の株式会社BestaAを株式会社Bestパートナーに商号変更 | |||||
| 2017年11月 | 54 | — | 3 | — | 4 |
| 日本総合情報通信株式会社の株式を60%取得し、子会社化 100%連結子会社として株式会社Bestエフォート東北を設立 | |||||
| 2018年11月 | 31 | — | 2 | — | 0 |
| 東京都渋谷区に渋谷営業所を開設 | |||||
| 2019年11月 | 88 | — | 1 | — | 0 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2020年11月 | 72 | — | 1 | — | 0 |
| 2021年11月 | 83 | — | 2 | — | 2 |
| 2022年8月 | 65 | — | 0 | — | −1 |
| 2023年8月 | 94 | — | 2 | — | 3 |
| 2024年8月 | 118 | 9 | 9 | 7.6 | 8 |
| 2025年8月 | 155 | 11 | 11 | 7.1 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年8月期
売上高155億円のうち、営業利益として残るのは11億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の4.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金29.0%45億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.5%100億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年8月期は営業CFが14億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは16億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は31億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年11月 | −1 | 0 | 2 | −1 | 9 |
| 2020年11月 | 0 | 0 | −2 | 0 | 6 |
| 2021年11月 | 3 | 1 | 2 | 4 | 12 |
| 2022年8月 | −3 | 1 | 1 | −2 | 12 |
| 2023年8月 | 5 | −3 | −1 | 2 | 13 |
| 2024年8月 | 16 | −5 | 1 | 11 | 25 |
| 2025年8月 | 14 | 2 | −11 | 16 | 31 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年8月期の総資産は112億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は38.9%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年11月 | 12 | 4 | 8 | 36.1 |
| 2018年11月 | 17 | 8 | 9 | 45.2 |
| 2019年11月 | 23 | 8 | 15 | 33.7 |
| 2020年11月 | 21 | 8 | 13 | 37.8 |
| 2021年11月 | 28 | 12 | 16 | 44.4 |
| 2022年8月 | 37 | 11 | 26 | 30.1 |
| 2023年8月 | 39 | 14 | 25 | 37.1 |
| 2024年8月 | 98 | 34 | 64 | 34.3 |
| 2025年8月 | 112 | 44 | 68 | 38.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中40位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中505位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,960で、1年前と比べて-1.0%。過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.8倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 2.03倍 |
| 配当利回り | 0.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月15日から上昇し、7月21日に3950円まで上昇しました。その後は調整し、8月12日には3760円となっています。25日移動平均線(3734.8円)を上回っており、75日線(3665.27円)も上回っています。ただし、52週高値(4760円)からは約21%下落し、年初来は-3.62%です。RSIは35.14と売られ過ぎ圏に近く、短期的な反発余地があります。出来高は8月に入り低水準で、様子見姿勢が強いです。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは10.27倍(予想9.1倍)で業界平均22.9倍の半分以下、PBRも1.93倍と平均3.26倍を下回る。ROEは17.5%と高い収益性を誇るが、配当利回りは0.8%と平均2.53%に遠く及ばず、株主還元が手薄。売上高は2023年8月期の94億円から2025年8月期予想155億円へ拡大し、営業利益率も7%前後を維持。割安だが配当は伸び悩み、成長投資に資金を振り向けている可能性が高い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 2.03倍 | 3.51倍 |
| ROE | 17.5% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
EC市場の拡大に伴い、ラストマイルの需要は高まっているが、競争も激化している。強気派は、EC成長の追い風や、自社のITシステムによる効率化・高収益性を評価し、今後も市場シェア拡大を期待する。弱気派は、大手物流会社との価格競争や、人手不足によるコスト増、売上高成長に対する利益の伸びの鈍化を懸念する。実際、2025年の営業利益率は7%程度で、売上高成長に比べ利益が伸びていない。
- EC市場の成長
EC市場は拡大しており、ラストマイル需要の増加が見込まれる
- テクノロジー活用
効率的な配送管理で高収益を実現、営業利益率7%以上
- 過去の黒字化
2022年には赤字だったが、2025年に黒字化し、業績改善
- 売上高155億円と前期比31%増収通年影響強
2025年8月期売上高155億円、前期118億円から+37億円。3期連続増収基調。
- 営業利益11億円と前期から増益決算発表後影響中
2025年8月期営業利益11億円、前期9億円から+2億円。増収で利益も伸長。
- 来期予想PER9.1倍と割安感通年影響中
2026年8月期予想PER9.1倍、実績PER10.27倍。成長を踏まえると割安。
- 配当利回り0.8%で下支え継続影響弱
配当利回り0.8%。株価3,760円でインカム需要が支える。
- 競争の激化
大手物流の参入で価格競争が激しくなっている
- 人手不足
配送ドライバー不足が深刻で、人件費コストが上昇
- 利益率の低下懸念
2025年の営業利益率は7.1%と前年7.6%から低下
- 純利益7億円と前期から減益転換決算発表後影響強
2025年8月期純利益7億円、前期8億円から▲1億円。営業増益と逆行し嫌気されやすい。
- 営業利益率7.1%と前期から低下通年影響中
営業利益率7.1%、前期7.63%から0.5pt低下。利益率の改善が見られない。
- 時価総額104億円と小型株で流動性低継続影響中
時価総額104億円、外国人持分3.79%。売買参加者が限られ需給で変動。
- 株価が1年で3.62%下落と上値重い不定影響弱
株価3,760円は前年比▲3.62%。増益が株価に反映されず、需給が弱い。
- 配送件数
- 需要の増加を確認する重要な指標
- ドライバー人材確保率
- 運用能力と人手不足対応の度合いを示す
- 荷物単価
- 価格競争の影響と収益性を測るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円。いまの株価に対する利回りは0.76%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2025年8月期末の株主数は延べ475人。区分でいちばん多いのは個人・その他で51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.6%を占め、残る57.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年11月% | 2022年8月% | 2023年8月% | 2024年8月% | 2025年8月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.7 | 60.6 | 43.1 | 49.7 | 51.3 |
| 事業法人 | 22.1 | 31.9 | 44.9 | 42.2 | 40.7 |
| 外国法人 | 7.2 | 0.9 | 1.4 | 2.1 | 3.8 |
| 自己株式 | — | 2.2 | 3.2 | 3.0 | 2.5 |
| 証券会社 | 8.3 | 6.5 | 8.1 | 3.0 | 2.3 |
| 金融機関 | 0.7 | 0.1 | 2.5 | 3.0 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社プレミアムウォーターホールディングス | 33.53 |
| 02 | 渡辺誠 | 8.62 |
| 03 | 多田敬祐 | 3.94 |
| 04 | 倉住強一郎 | 3.07 |
| 05 | 三好伸和 | 2.77 |
| 06 | 米田和史 | 2.46 |
| 07 | 深井伸吾 | 2.30 |
| 08 | 株式会社光通信 | 2.21 |
| 09 | 清坂大亮 | 2.21 |
| 10 | 須田宗樹 | 1.86 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で+33%、1株純資産は9期で+718%。直近期のROEは17.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年11月 | 189 | 198 | 188.6 | — |
| 2018年11月 | 10 | 301 | 3.8 | — |
| 2019年11月 | 15 | 308 | 5.2 | — |
| 2020年11月 | 8 | 316 | 2.4 | — |
| 2021年11月 | 74 | 543 | 15.6 | 25.7 |
| 2022年8月 | −24 | 497 | −4.6 | — |
| 2023年8月 | 142 | 642 | 24.8 | 29.0 |
| 2024年8月 | 349 | 1,305 | 34.4 | 11.1 |
| 2025年8月 | 252 | 1,616 | 17.5 | 16.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/8期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 渡辺誠 | 代表 取締役 会長 兼 CEO | 52 | 238,037 |
| 松永光市 | 代表 取締役 社長 兼 COO | 55 | 24,250 |
| 市川康平 | 取締役 執行役員 | 39 | 23,750 |
| 栁田拓也 | 取締役 執行役員 | 36 | 11,333 |
| 氣仙直用 | 取締役 執行役員 | 48 | 15,416 |
| 久木宮然 | 取締役 執行役員 | 49 | 7,166 |
| 久木宮美和 | 取締役 執行役員 | 41 | 24,545 |
| 長野成晃 | 取締役 | 36 | 3,333 |
| 矢野貴文 | 取締役 | 36 | 1,200 |
| 田中裕也 | 取締役(監査等委員/社外) | 64 | — |
| 尾﨑充 | 取締役(監査等委員/社外) | 61 | 4,375 |
| 石上麟太郎 | 取締役(監査等委員/社外) | 62 | — |
役員報酬の内訳2025/8期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 10 | 68 | 65 | 133 | 13 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | — | 14 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/8期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,144字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,072字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,416字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,820字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/09/01-2026/08/31)2026-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/09/01-2025/08/31)2025-11-28
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/09/01-2025/08/31)2025-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/09/01-2024/08/31)2024-11-29
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/09/01-2023/08/31)2023-11-28
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(令和3年12月1日-令和4年8月31日)2022-11-28
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年8月期第3四半期決算説明資料2026-07-15
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