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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

メディカル一光グループ

Medical Ikkou Group Co.,Ltd.3353 · Standard · 小売業

処方箋に基づき調剤を行う調剤薬局チェーン。地域の医療機関と連携し、医薬品の提供から介護サービスまでヘルスケアを幅広く支える。

概要

メディカル一光グループは、1985年に調剤薬局経営を目的として設立された企業である。約40年の歴史を持ち、2025年2月期の連結売上高は549億円、従業員約1,600人。三重県津市に本社を置き、調剤薬局事業、ヘルスケア事業(介護サービス)、医薬品卸事業、不動産事業の4セグメントを展開する。調剤薬局は98店舗、介護関連施設は115施設を運営し、1都1道2府24県に拠点を持つ。2019年に持株会社体制へ移行し、M&Aによる積極的な事業拡大を続けている。

調剤薬局98店舗が支える主力事業

調剤薬局事業は連結売上高の約48%(262.91億円)を占める中核セグメントである。処方箋に基づく調剤を主業務とし、2025年2月期末時点で98店舗を運営する。既存店の処方箋応需枚数は減少傾向にあるが、処方箋単価の上昇とM&Aによる新規店舗の獲得で増収を達成している。子会社の株式会社メディカル一光が中核となり、株式会社ヘルシー薬局や株式会社京寿薬品も運営する。地域密着型の「かかりつけ薬局」機能を強化し、在宅医療対応やジェネリック医薬品の提案にも注力する。収益性を考慮した新規出店とM&Aにより事業規模の拡大を図っている。

介護施設115施設とジェネリック卸の2本柱

ヘルスケア事業は子会社ハピネライフ一光などが運営する介護サービスで、2025年2月期売上高89.9億円。有料老人ホームや訪問介護など115施設・事業所を展開し、入居居室数は1,904室に達する。一方、医薬品卸事業は売上高194.47億円で、主にジェネリック医薬品を医療機関へ販売する。薬価改定の影響で収益環境は厳しいが、M&Aで取得した地域販売会社を中核子会社メディカル一光に統合し、効率化を進めている。両事業とも高齢化社会の需要拡大を背景に成長が期待されるが、人件費上昇や統合費用が利益を圧迫する面もある。

持株会社体制の下、12子会社を統率

2019年9月に持株会社体制へ移行し、株式会社メディカル一光グループが純粋持株会社となった。グループは12の連結子会社で構成され、調剤薬局・ヘルスケア・医薬品卸・不動産の各事業を担う。M&Aを成長戦略の柱と位置づけ、2014年以降、ヘルスケア・キャピタルを通じて介護事業者を次々に買収。2023年から2025年にかけては医薬品卸事業で西部沢井薬品の事業譲受、京寿薬品、佐藤薬品販売、若松薬品、高知第一薬品、サイト薬品などを取得し、グループ規模を急拡大させた。買収後の統合を進め、経営資源の集約と内部統制の強化を図っている。

2028年2月期に売上高600億円を目指す

2025年2月期の連結売上高は549.82億円、営業利益17.88億円、当期純利益12.75億円と、いずれも前期比増加した。調剤薬局事業と医薬品卸事業の拡大が寄与した一方、ヘルスケア事業は新設施設の先行費用で減益となった。2025年4月に策定した中期経営計画では、2028年2月期に売上高600億円、営業利益25億円の達成を掲げる。M&Aによる規模拡大と、グループ内の統合効果による収益力強化、人材育成を3つの重点課題とする。財務面では、投資活動によるキャッシュフローが支出超過で、現金同等物は57.49億円と前年から減少した。

業界の中での役割は調剤薬局チェーンとして地域の医療提供を支え、周辺事業でヘルスケア領域をカバーする企業グループ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
550億円
営業利益
18億円
営業利益率
3.3%
純利益
13億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
調剤薬局 事業263億円47.8%14億円5.3%
医薬品卸 事業194億円35.3%3億円1.5%
ヘルスケア 事業90億円16.4%1億円1.1%
不動産事業3億円0.5%1億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01調剤薬局主力

子会社が医療機関が発行する処方箋に基づき、医薬品の調剤を行う調剤薬局を経営。地域の医療ニーズに応える。

主な製品・サービス1
調剤サービス
処方箋に基づく医薬品の調剤・服薬指導を提供。

02ヘルスケア準主力

子会社が介護施設の運営、訪問介護など多様な介護サービスを提供。高齢者の生活を支援する。

主な製品・サービス2
介護施設運営
高齢者向けの介護施設(有料老人ホームなど)を運営する。
訪問介護サービス
高齢者の自宅を訪問し、入浴・排泄・食事などの介護サービスを提供する。

03医薬品卸副次

子会社が医療機関等へ医薬品・医療関連商品を販売する卸売事業を展開。調剤薬局事業とのシナジーを図る。

主な製品・サービス1
医薬品卸売
医療機関向けに医薬品や医療機器を販売する。

04不動産副次

一般不動産を所有し賃貸業務を行う。グループの安定収益源。

製品と技術

処方箋調剤とかかりつけ薬局機能

調剤薬局事業の中核は、医療機関が発行する処方箋に基づく医薬品の調剤である。子会社の株式会社メディカル一光が98店舗を運営し、株式会社ヘルシー薬局、株式会社京寿薬品も含めてグループ全体で調剤サービスを提供する。特筆すべきは、2021年12月に設立したヘルシー薬局が居宅療養管理指導に特化した薬局を運営している点である。在宅医療に対応し、薬剤師が患者の自宅を訪問して服薬指導を行う。また、ジェネリック医薬品の使用促進にも対応し、患者の負担軽減と医療費抑制に貢献する。

有料老人ホームと訪問介護サービス

ヘルスケア事業では、株式会社ハピネライフ一光が中心となり、有料老人ホーム「ハーモニーハウス」シリーズや訪問介護サービスを提供する。2025年3月には約6年ぶりとなる新設施設「ハーモニーハウス桑名」を開設。グループ全体で115施設・事業所、1,904室の入居居室数を有する。介護付き有料老人ホームのほか、有限会社三重高齢者福祉会やウェルフェアー株式会社などが運営する多様な介護サービスを展開。2025年8月に買収したサンライズヴィラ土浦は茨城県で介護事業を手がけ、地域ごとのきめ細かいサービスを提供する。

ジェネリック医薬品を中心とする卸売事業

医薬品卸事業は、グループ内の調剤薬局や外部医療機関へ医薬品を供給する。主力はジェネリック医薬品で、薬価改定の影響を受けつつも市場は拡大している。子会社株式会社メディカル一光が中核となり、2023年から2025年にかけて買収した複数の地域販売会社(西部沢井薬品・京葉沢井薬品・佐藤薬品販売・若松薬品・高知第一薬品・サイト薬品)を統合。これにより販売エリアを拡大し、仕入れ力と物流効率の向上を図る。グループ内の調剤薬局への供給シナジーも期待されるが、統合費用が先行して利益を圧迫している。

不動産賃貸による安定収益の確保

不動産事業は、グループが保有する一般不動産の賃貸業務である。当社、株式会社メディカル一光、株式会社サンライズヴィラ土浦、株式会社ヘルスケア・キャピタルが不動産を所有し、賃料収入を得る。2025年2月期の売上高は2.54億円と規模は小さいが、営業利益率は約57%と高く、安定した収益源となっている。調剤薬局や介護施設の新設に伴う不動産取得も行い、事業拡大を間接的に支援する。中長期的には、保有不動産からの安定収益を維持しつつ、グループ全体の資金効率向上に寄与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

中堅ドラッグストア・調剤薬局、業容拡大中

メディカル一光グループは中堅ドラッグストア・調剤薬局チェーン。売上高は2025年2月期484億円と、同業大手のツルハやマツキヨに比べ小規模だが、積極的な出店とM&Aで成長中。業界構造としては、調剤併設型ドラッグストアが増加しており、同社も調剤薬局運営に強みを持つ。ライバルの光フードサービスは異業種だが、小売業の同業者として比較される。トライアルホールディングスはディスカウント型で競合。同社の営業利益率は3.5%程度と、業界平均並み。今後の収益性改善が課題。

強み

  • 調剤薬局併設店舗を中心に出店し、処方箋応需による安定収益とドラッグストアの集客力を両立。
  • 積極的なM&Aで事業規模を拡大。2025年2月期は前期比21%増収と高い成長率を実現。
  • 中部地方を中心に店舗展開。地域の医療機関との連携を強化し、地元顧客の信頼を獲得。
  • プライベートブランド商品を開発・販売し、粗利率向上に貢献。差別化と顧客ロイヤルティ向上を図る。

課題

  • 営業利益率3~3.5%と業界平均並み。効率化による利益率向上が課題。
  • 大手チェーンとの規模の差は大きく、価格競争に巻き込まれやすい。サービスや品揃えでの差別化が必要。
  • 調剤薬局収益は国の診療報酬改定の影響を受けやすく、予見可能性が低い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がメディカル一光グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13082きちりホールディングス111億円50.5倍
23030ハブ110億円17.8倍
39823マミーマートホールディングス110億円9.4倍
47134アップガレージグループ109億円13.9倍
53353メディカル一光グループ106億円8.3倍
69950ハチバン106億円169.5倍
73538ウイルプラスホールディングス106億円8.4倍
87514ヒマラヤ105億円
93083スターシーズ104億円136.3倍
103080ジェーソン104億円
113560ほぼ日102億円11.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

調剤薬局の経営から始まった1985年

1985年4月、調剤薬局の経営を事業目的として株式会社メディカル一光が設立された。当時は調剤薬局事業のみを手がけ、地域密着型の薬局経営を展開。設立から12年後の1997年11月には、ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)と資本提携に関する覚書を締結し、大手小売グループとの連携を模索した。この提携は後に解消されるものの、上場への足がかりとなった。

イオンとの提携と株式上場への道

1997年のイオンとの資本提携後、2004年11月に日本証券業協会へ店頭登録。翌月にはジャスダック証券取引所に株式を上場した。2010年4月、大阪証券取引所への統合を経て、同年10月には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2013年7月の東京証券取引所との統合により、現在の東証スタンダード市場へ至った。この間、2009年5月には東邦薬品、2010年2月にはクオールおよびメディパルホールディングスと業務・資本提携を結び、事業基盤を拡大した。

介護事業への進出とM&Aの開始

2005年10月、施設介護事業分野へ進出するため株式会社ヘルスケア一光を設立。2012年4月には投資目的の株式会社ヘルスケア・キャピタルを設立し、介護関連企業の買収を本格化させた。2014年3月、有限会社三重高齢者福祉会の全株式を取得。同年4月には株式会社ハピネライフケアとその子会社3社を連結子会社化し、介護事業の規模を急速に拡大した。2017年にはハピネライフケアを吸収合併し、株式会社ハピネライフ一光へ社名変更。介護サービスの中核会社として成長した。

持株会社体制への移行とさらなる拡大

2019年9月、持株会社体制へ移行し、商号を株式会社メディカル一光グループに変更。調剤薬局・医薬品卸事業を新設の株式会社メディカル一光に承継した。これにより、グループ全体の統治強化と機動的な事業展開が可能となった。その後もM&Aを継続し、2020年11月にライフケア、2021年12月にヘルシー薬局を設立・子会社化。2023年9月には西部沢井薬品から卸売事業を譲り受けるなど、事業領域を広げた。

医薬品卸事業の再編と統合の加速

2024年から2025年にかけて、医薬品卸事業で大型M&Aを連続して実施。2024年6月に京寿薬品、同年10月に佐藤薬品販売と若松薬品、2025年1月に京葉沢井薬品の全株式を取得した。2025年3月には佐藤薬品販売と若松薬品を吸収合併し、5月に高知第一薬品、7月にサイト薬品を子会社化。同年9月と12月にはこれらを順次合併し、中核子会社メディカル一光への集約を完了した。統合効果の早期発現と内部統制強化が急務となっている。

40周年を迎え新たな中期計画を策定

2025年4月、設立40周年を機に中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)を策定。初年度を「Re-Start(再始動)」と位置づけ、M&Aによる規模拡大と効率経営による収益力強化を掲げた。2025年8月にはサンライズヴィラ土浦を買収しヘルスケア事業も拡充。拠点網は1都1道2府24県に拡大した。計画最終年度の2028年2月期に売上高600億円、営業利益25億円の達成を目標とする。

年表29件を開く

1980年代

  • 1985年4月創業調剤薬局の経営を事業目的として株式会社メディカル一光を設立。

1990年代

  • 1997年11月ジャスコ株式会社(現 イオン株式会社)と資本提携に関する覚書を締結。

2000年代

  • 2004年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年10月創業施設介護事業分野へ進出するため、株式会社ヘルスケア一光を設立。
  • 2009年5月東邦薬品株式会社と業務提携を締結。

2010年代

  • 2010年2月クオール株式会社と業務・資本提携を締結。
  • 2010年2月株式会社メディパルホールディングスと業務・資本提携を締結。
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2012年2月株式会社メディパルホールディングスとの資本提携を解消。
  • 2012年4月機動的・戦略的な投資を目的とした、株式会社ヘルスケア・キャピタル(現 連結子会社)を設立。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年12月本社を現在の三重県津市西丸之内に移転。
  • 2014年3月株式会社ヘルスケア・キャピタル(現 連結子会社)が、有限会社三重高齢者福祉会(現 連結子会社)の全株式を取得。
  • 2014年4月M&A株式会社ヘルスケア・キャピタル(現 連結子会社)が、株式会社ハピネライフケアの全株式を取得、併せてその完全子会社3社(株式会社ハピネライフケア鳥取(現 連結子会社)・有限会社ハピネカンパニー・株式会社ケアスタッフ)を連結子会社化。
  • 2016年9月M&A株式会社ヘルスケア・キャピタル(現 連結子会社)が、ウェルフェアー株式会社(現 連結子会社)の株式を取得し連結子会社化。
  • 2017年3月M&A株式会社ハピネライフケアが、有限会社ハピネカンパニー及び株式会社ケアスタッフを吸収合併。
  • 2017年9月M&A株式会社ヘルスケア一光が、株式会社ハピネライフケアを吸収合併し株式会社ハピネライフ一光(現 連結子会社)へと社名変更。
  • 2019年9月商号変更持株会社体制への移行に伴い、当社商号を株式会社メディカル一光グループに変更。当社の調剤薬局事業および医薬品卸事業に関する権利義務を100%連結子会社である株式会社メディカル一光(旧商号 株式会社メディカル一光分割準備会社)に承継。

2020年代

  • 2020年11月株式会社ハピネライフ一光(現 連結子会社)が、株式会社ライフケア(現 連結子会社)の全株式を取得。
  • 2021年12月株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、居宅療養管理指導に特化した薬局を運営する、株式会社ヘルシー薬局(現 連結子会社)を設立。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、スタンダード市場に移行。
  • 2023年9月株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、西部沢井薬品株式会社から医薬品・医薬部外品の卸売事業を譲受。
  • 2024年6月株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、株式会社京寿薬品の全株式を取得。
  • 2024年7月株式会社メディカルケア一光(現 連結子会社)が、共創未来メディカルケア株式会社の介護事業を譲受。
  • 2024年10月株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、株式会社佐藤薬品販売及び株式会社若松薬品の全株式を取得。
  • 2025年1月株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、京葉沢井薬品株式会社(現 連結子会社)の全株式を取得。
  • 2025年3月M&A株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、株式会社佐藤薬品販売及び株式会社若松薬品を吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年2月期まで600億円
  • 営業利益2028年2月期まで25億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    調剤薬局事業の拡大と質向上

    収益性を考慮した新規出店やM&Aで事業規模を拡大し、安全性を最優先に「かかりつけ薬剤師・薬局」機能を高め、顧客満足度向上を図る。

  2. 02

    ヘルスケア事業の収益基盤構築

    高齢化社会のニーズに応え、入居者・利用者が安心で快適に過ごせる介護サービスを提供し、収益基盤を構築する。

  3. 03

    医薬品卸事業の統合と効率化

    M&Aで取得したジェネリック医薬品販売会社を中核子会社に統合し、経営資源の集約と効率化で販売力を強化する。

  4. 04

    不動産事業の安定収益確保

    保有不動産から安定した賃料収入を確保する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,608人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は627万円で、9期前と比べて+10.3%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は9.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,122
2018年2月1,161
2019年2月1,178
2020年2月56940.511.01,187
2021年2月55739.710.61,304
2022年2月57440.912.31,325
2023年2月56240.512.41,297
2024年2月56342.213.21,431
2025年2月61541.49.51,547110
2026年2月62741.19.11,608112

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社他介護施設 — 三重県他3,987百万円
ヘルスケア事業
本社他調剤薬局店舗 — 三重県他3,107百万円
調剤薬局事業 医薬品卸事業
賃貸建物等 — 三重県津市他986百万円
不動産事業
本社等 — 三重県津市他962百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    株式会社メディカル一光(注)2,4
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヘルシー薬局
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    株式会社京寿薬品
    京都府京田辺市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヘルスケア・キャピタル
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハピネライフ一光(注)2
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    株式会社ハピネライフケア鳥取
    鳥取県米子市 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    有限会社三重高齢者福祉会
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    ウェルフェアー株式会社
    京都市伏見区 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    株式会社ライフケア
    愛知県一宮市 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    株式会社メディカルケア一光
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    株式会社サンライズヴィラ土浦
    茨城県土浦市 · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    株式会社メディシン一光
    三重県津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • イオン株式会社(注)3千葉市美浜区27%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は550億円営業利益18億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.6%、利益が+5.9%。

売上高
+13.6%
550億円
営業利益
+5.9%
18億円
純利益
+18.2%
13億円
営業利益率
3.3%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高565億円550億円
営業利益18億円18億円
純利益13億円13億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は142億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+26.8%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q8733.42
2024年2Q8833.42
2024年3Q11354.44
2024年4Q1112
2025年1Q11243.64
2025年2Q11543.53
2025年4Q25793.54
2026年2Q26972.67
2026年4Q281113.96
2027年1Q14242.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は206億円から550億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年2月206108
株式会社ヘルスケア・キャピタル(現 連結子会社)が、株式会社ハピネライフケアの全株式を取得、併せてその完全子会社3社(株式会社ハピネライフケア鳥取(現 連結子会社)・有限会社ハピネカンパニー・株式会社ケアスタッフ)を連結子会社化。
2014年2月229127
2015年2月264128
株式会社ヘルスケア・キャピタル(現 連結子会社)が、ウェルフェアー株式会社(現 連結子会社)の株式を取得し連結子会社化。
2016年2月293159
株式会社ハピネライフケアが、有限会社ハピネカンパニー及び株式会社ケアスタッフを吸収合併。
2017年2月2951210
2018年2月3091412
持株会社体制への移行に伴い、当社商号を株式会社メディカル一光グループに変更。当社の調剤薬局事業および医薬品卸事業に関する権利義務を100%連結子会社である株式会社メディカル一光(旧商号 株式会社メディカル一光分割準備会社)に承継。
2019年2月312117
2020年2月320128
株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、居宅療養管理指導に特化した薬局を運営する、株式会社ヘルシー薬局(現 連結子会社)を設立。
2021年2月316128
2022年2月336149
2023年2月339128
2024年2月3991810
株式会社メディカル一光(現 連結子会社)が、株式会社佐藤薬品販売及び株式会社若松薬品を吸収合併。
2025年2月48417183.511
2026年2月55018193.313

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高550億円のうち、営業利益として残るのは18億円3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.2%485億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.5%47億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.4pt
3.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.1pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが12億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は57億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月811−31938
2014年2月12−188−641
2015年2月10−105046
2016年2月16−128458
2017年2月70−12752
2018年2月142−121656
2019年2月5−135−852
2020年2月18−4−111456
2021年2月18−126668
2022年2月11−21978
2023年2月13−5−24863
2024年2月43−3231176
2025年2月12−11−10166
2026年2月12−18−3−657

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は376億円。このうち返さなくてよい自己資本が163億円で、自己資本比率は41.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1565010632.2
2014年2月1775712032.2
2015年2月2266416228.3
2016年2月2487217629.2
2017年2月2498116832.5
2018年2月2579316436.2
2019年2月2629616636.4
2020年2月26210216038.8
2021年2月28610518136.7
2022年2月29111917239.1
2023年2月27512614943.8
2024年2月31713817941.8
2025年2月34214719541.2
2026年2月37616321241.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
61億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
128億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
212億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中23位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中196位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,801で、1年前と比べて-5.8%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥2,801-0.5%1ヶ月+1.4%1年-5.8%時価総額106億円
過去52週の値幅
安値¥2,590高値¥3,235

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.3倍
PER (会社予想)8.1倍
PBR0.67倍
配当利回り4.28%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は26日線(2765円)を上回って推移し、上昇基調を維持。直近の高値2848円からやや反落したが、出来高は4600株と活発。52週高値3550円に対しては約21%下の水準。週足では緩やかな上昇傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 8.3倍は業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBR 0.67倍も業界平均2.92倍を大きく下回る。ROE 8.6%に対してPBRが1倍未満で過小評価の可能性。配当利回り4.21%は業界平均1.40%を大きく上回るが、配当性向272.8%と持続可能性に懸念。業績は増収傾向だが、利益率は低位。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.3倍39.6倍
PER (予想)8.1倍
PBR0.67倍2.44倍
ROE8.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低PER・低PBRで配当利回り4.2%と割安感が強い。一方、売上高は増加傾向だが営業利益率は3%台と低く、成長性は限定的。強気派は安定した需要と割安バリュエーション、増配余地を評価。弱気派は業界の競争激化や低収益体質、成長鈍化によるバリュートラップリスクを懸念。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PER8.3倍、PBR0.67倍、配当利回り4.2%超。

  • 安定したヘルスケア需要

    医療需要は景気変動に左右されにくい。

  • 増収基調

    売上高は3期連続増収、2026年2月期も550億円予想。

  • PBR0.67倍での株主還元強化次回株主総会影響

    PBR1倍割れ、自己株式取得や配当増額の可能性

  • 高配当利回り4.2%が下支え継続影響

    配当利回り4.2%がバリュエーションサポート

  • 業績安定成長と低PER通期影響

    予想PER8.2倍、安定した利益成長で割安感

  • 医療機器需要の拡大2026年影響

    高齢化で医療関連需要増、売上550億円目標

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率3.5%と低く、コスト競争が激しい。

  • 成長鈍化リスク

    売上高成長率は鈍化傾向、2026年2月期は+13.6%。

  • 競争激化

    卸売市場は競争が激しく、価格競争にさらされやすい。

  • 営業利益率の低下トレンド継続影響

    営業利益率3.51%→3.27%と縮小、コスト増

  • 外国人保有0.7%で需給薄継続影響

    浮動株少なく、売り圧力で下落しやすい

  • 競争激化による値下げ圧力通年影響

    小売業界競争で粗利率低下リスク

  • 予想PER8.2倍が既に織り込み済み決算発表後影響

    成長率低く、期待以上のサプライズ乏しい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の兆しを確認するため。
売上高伸び率
成長トレンドが継続しているか確認。
配当性向
増配や配当持続性の余力を判断。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+84.6%いまの株価に対する利回りは4.28%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
4.28%
いまの株価に対して
配当性向
272.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月3815.9
2018年2月405.319.8
2019年2月400.022.4
2020年2月436.352.1
2021年2月40−5.942.5
2022年2月400.037.8
2023年2月400.028.6
2024年2月4512.537.0
2025年2月6544.439.7
2026年2月12084.6272.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ1,971人。区分でいちばん多いのは事業法人59.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.3%を占め、残る36.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人61.161.161.161.061.059.9
個人・その他33.933.934.034.134.634.4
金融機関4.34.24.24.23.23.4
証券会社0.10.10.10.30.61.6
外国法人0.70.70.70.40.60.7
自己株式7.77.77.77.77.60.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01イオン株式会社27.06
02南野利久18.85
03ハウス食品グループ本社株式会社9.55
04メディカル一光グループ従業員持株会4.08
05アルフレッサ株式会社3.18
06株式会社山陰合同銀行2.65
07菊川 東2.12
08東邦ホールディングス株式会社1.94
09日本メディカルコンサルタント株式会社1.38
10沢井製薬株式会社1.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−18%、1株純資産は14期で+59%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月4132,62317.06.214.4
2014年2月3582,98212.88.517.9
2015年2月4163,33213.212.618.7
2016年2月4753,78413.410.026.6
2017年2月2492,11312.514.015.9
2018年2月3232,42714.218.019.8
2019年2月1862,5067.524.422.4
2020年2月2102,6688.120.652.1
2021年2月2212,7918.113.642.5
2022年2月2273,0317.811.237.8
2023年2月2023,2076.512.828.6
2024年2月2773,5238.28.437.0
2025年2月3013,7488.37.339.7
2026年2月3394,1658.69.0272.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額116百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
南野利久代表取締役 社長69710,800
櫻井利治代表取締役 専務取締役 経営全般担当7213,000
遠山邦彦常務取締役 管理全般 関東支社担当581,600
堀野桂子取締役45
桑原茂裕取締役69
堀江裕取締役66
澤田菫取締役32
福島隆司常勤監査役742,100
井元哲夫監査役76300
古川典明監査役713,500
久木邦彦監査役72
小田恭右取締役 経理部長53200

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)37827926
社外取締役6280285
監査役19099

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容709字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社12社、及びその他の関係会社1社により構成されており、医療機関の発行する処方箋に基づき、医薬品の調剤を行う調剤薬局の経営を主たる事業としております。なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容は次のとおりであります。なお、次の4区分は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載したセグメントの区分と同一であります。 (調剤薬局事業) 子会社である株式会社メディカル一光、株式会社ヘルシー薬局、株式会社京寿薬品は、処方箋に基づき医薬品の調剤を行う調剤薬局を経営しております。 (ヘルスケア事業) 子会社である株式会社ハピネライフ一光、株式会社ハピネライフケア鳥取、有限会社三重高齢者福祉会、ウェルフェアー株式会社、株式会社ライフケア、株式会社メディカルケア一光、株式会社サンライズヴィラ土浦は、介護施設の運営および訪問介護等、多様な介護サービスの提供を行っております。 (医薬品卸事業) 子会社である株式会社メディカル一光、株式会社メディシン一光は、医療機関等へ医薬品の販売を行っております。 (不動産事業) 当社、子会社である株式会社メディカル一光、株式会社サンライズヴィラ土浦、株式会社ヘルスケア・キャピタルは、一般不動産を所有し賃貸業務を行っております。 当社グループにおける事業の系統図は次のとおりであります。(2026年2月28日現在)
経営方針・対処すべき課題1,534字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営の基本方針及び経営戦略 当社グループは、「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」ことを基本方針とし、医療および介護に特化したビジネスモデルを展開する中、調剤薬局事業、ヘルスケア事業、医薬品卸事業、不動産事業を行っております。2028年2月期に売上高600億円、営業利益25億円を目標とした中期経営計画を2025年4月に策定しました。長期的かつ持続的に成長できる組織と体制を再構築し、各事業を推進してまいります。 当社グループ各事業の中長期的な経営戦略は、以下のとおりです。 ① 調剤薬局事業 当社グループの主力事業である調剤薬局事業は、調剤報酬の改定を控え、業界全体に厳しい環境が予想されております。当社は収益性を考慮した新規出店やM&Aに取り組み、事業規模の拡大を図ってまいります。 また、安全性を最優先するとともに、地域社会から信頼される「かかりつけ薬剤師・薬局」の機能を一層高め、顧客満足度の向上を図ってまいります。 ② ヘルスケア事業 ヘルスケア事業は、高齢化社会の進展による社会構造の変化を捉え、社会的ニーズに応えるため、入居者および利用者の皆さまが安心で快適に過ごせる介護サービスの提供と収益基盤の構築を推進してまいります。 ③ 医薬品卸事業 医薬品卸事業は、医療制度改革の一つとしてジェネリック医薬品の使用促進策に沿って市場が拡大する一方、薬価改定の影響により、収益環境は厳しさを増しております。こうしたなか、M&Aにより取得したジェネリック医薬品を主体とする地域販売会社の、中核子会社の株式会社メディカル一光への統合を進め、グループ内の経営資源の集約と効率化を推進し販売力の強化に注力してまいります。 ④ 不動産事業 不動産事業は、保有不動産から安定した賃料収入を確保してまいります。 (2) 現状の認識について 我が国は国民皆保険制度の下で、誰もが安心して医療サービスを受けることができる体制が整備されており、世界最高水準の平均寿命や高度な医療水準を維持してきました。しかし、超高齢社会の進展や少子化、人口減少等により年齢別人口構成は大きく変化し、財政的視点からは医療費抑制が大きな課題となり医療サービスの効率経営が求められることになります。 このような状況を背景に、医療・介護サービスの需要が拡大していくなか、薬局、介護サービスに求められる役割についても、今後、さらに変化していくと予想しております。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題の内容 これらの社会変化に対応した事業展開をするため、当社は「良質な医療・介護サービスをより多くの人に提供する」という理念のもと、以下の3項目を対処すべき課題として取り組んでまいります。 ① 事業規模の拡大 当社の主力3事業「調剤薬局」「ヘルスケア」「医薬品卸」において、調剤薬局の新規出店および介護施設の新規開設等に取り組み、事業規模の拡大を図ってまいります。 ② 効率経営による収益力の強化 M&A等で拡大した事業の統合効果を早期に発現し、業務効率化の促進、原価・販管費の低減を図るとともに、主力3事業のシナジーを活かしたビジネスモデルを拡充してまいります。 ③ 人材育成 社内研修体制の下、良質な医療・介護サービスの提供のため社員一人ひとりの資質向上を図ってまいります。 当社は、こうした施策を中心に、「患者様第一主義」「ホスピタリティーの精神」をモットーとして、患者様・医療機関双方から信頼される企業グループの形成を目指し、医療・介護に特化した事業展開により、持続的かつ安定的な業務の拡大を図ってまいります。
事業等のリスク4,740字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ・調剤薬局事業について (1) 調剤薬局事業の法的規制について 調剤薬局事業の運営には、医薬品医療機器等法や健康保険法による法的規制があり、遵守事項が厳格に定められております。主なものは「薬局開設許可」「保険薬局指定」であり、その他都道府県知事等から許可・指定を受ける必要があります。 当社グループは、調剤薬局事業を行うために必要な許認可等を受けておりますが、関連する法令に違反した場合、またはこれらの法令が改正された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。その主な内容は下表のとおりであります。 許可、登録、指定、免許の別   有効期間   関連する法令   登録等の交付者 薬局開設許可   6年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事又は各市長 保険薬局指定   6年   健康保険法   各地方厚生局長 毒物劇物一般販売業登録   6年   毒物及び劇物取締法   各都道府県知事 麻薬小売業者免許   2~3年   麻薬及び向精神薬取締法   各都道府県知事 生活保護法指定医療機関   6年   生活保護法   各都道府県知事又は各市長 被爆者一般疾病医療機関   無制限   原子爆弾被爆者に対する 援護に関する法律   各都道府県知事 結核指定医療機関   無制限   感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律   各都道府県知事 労災保険指定薬局   無制限   労働者災害補償保険法   各労働局長 指定自立支援医療機関   6年   障害者総合支援法   各都道府県知事又は各市長 高度管理医療機器販売業許可   6年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事又は各市長 (2) 薬価基準及び調剤報酬の改定について 調剤薬局事業の売上高は、薬剤に係る収入と調剤技術に係る収入から成り立っております。薬剤に係る収入は、健康保険法で定められた薬価基準により公定価格が定められており、また、調剤技術に係る収入も同様に調剤報酬点数に定められております。 物価高騰による価格転嫁が容易ではなく、今後、薬価基準及び調剤報酬の改定が行われ、点数等が変更になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 薬剤師の確保について 調剤薬局の開設及び運営においては、医薬品医療機器等法により各店舗に薬剤師の配置が義務づけられ、処方箋の応需枚数に応じて必要な薬剤師の人数が定められております。当社グループは店舗数の増加に対応した薬剤師の確保ができておりますが、必要時に薬剤師の確保ができない場合には、当社グループの調剤薬局事業に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 調剤業務について 当社グループでは、調剤過誤の防止のため、薬剤師の調剤技術の向上や鑑査体制の強化を図っており、万全の管理のもとに細心の注意を払い調剤業務を行っております。また、全店舗において「薬剤師賠償責任保険」に加入しております。しかしながら、将来において調剤過誤により訴訟を受けるようなことがあった場合には、社会的信用を損なうなどの理由により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5) 出店政策について 調剤薬局事業の増収には、店舗数の増加が寄与いたしますが、医薬分業の伸び率が穏やかな状況へと変化してきており、出店競争は激化しております。当社グループでは、出店後の採算を重視した新規出店方針を立てておりますが、計画どおりの出店ができない場合や新たに開設した店舗の売上高が計画を下回る場合には、業績に影響を与える可能性があります。 なお、最近3年間の新規出店数、閉鎖店舗数及び期末店舗数の推移は次のとおりであります。 項目   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 新規出店数(店)   2   7   ─ 閉鎖及び売却店舗数(店)   3   1   2 期末店舗数(店)   94   100   98 (6) 消費税等の影響について 調剤薬局事業における売上高については、消費税法において大部分が非課税売上となっております。一方で医薬品の仕入に関しては、消費税法上は課税仕入となっております。そのため仕入に際して支払った仮払消費税等の大部分が、売上に際して受取った仮受消費税等と相殺することができない控除対象外消費税等となっております。控除対象外消費税等については、当期商品仕入高に含めて調剤薬局事業売上原価に費用計上しております。 今後、消費税率が改定された場合、控除対象外消費税等が増加し、調剤薬局事業の業績に影響を与える可能性があります。 (7) 売上高の変動要因について 調剤薬局事業は、気候の変化により医療機関への受診機会が増減した場合は、処方箋枚数が変動するため、業績に影響を受ける可能性があります。 ・ヘルスケア事業について (1) ヘルスケア事業の法的規制について ヘルスケア事業では介護保険法の適用を受けるサービスを提供しております。介護保険法(1997年12月7日 法律第123号)は、施行後5年ごとに制度全般の見直しが行われ(介護保険法附則第2条)、介護報酬は3年ごとに改定されることが定められております。介護保険制度や介護報酬の見直しが当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 介護保険法に定める居宅サービスを行うには、サービスの種類及び事業所毎に都道府県知事(又は市町村長)に申請し、「指定居宅サービス事業者」として指定を受けることが必要です。指定を受けるには、「指定居宅サービス等の事業の人員、設置及び運営に関する基準」を満たしていなければなりません。この「指定居宅サービス等の事業の人員、設置及び運営に関する基準」に達しないことで、監督官庁より行政処分を受けた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。当社グループのヘルスケア事業における必要な許認可の内容は下表のとおりであります。法令違反が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。 許可、登録、指定、免許の別   有効期間   関連する法令   登録等の交付者 事業者指定   6年   介護保険法   各都道府県知事又は各市町村長 サービス付き高齢者向け住宅登録   5年   高齢者の居住の安定確保に関する法律   各都道府県知事 (2) 競合について 介護関連事業の市場は今後も拡大が予測されることや、高齢者等居住安定化推進事業(「サービス付き高齢者向け住宅」登録制度)による建築・改修費に対する補助金制度や固定資産税等の軽減等の税制優遇措置など、供給促進の政策がとられることもあり、異業種を含めた様々な企業が参入しております。今後の競合激化により当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 (3) 入居者の安全管理について ヘルスケア事業は高齢者を対象としているため、転倒事故や感染症の集団発生等、施設内の安全衛生管理には細心の注意を払っております。しかしながら、万一事故等が発生した場合には、当社の信用が低下するとともに訴訟等で損害賠償請求を受ける恐れがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。また、入居者が健康上の理由等により入院を余儀なくされたような場合にも、稼働率が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ・当社グループについて (1) 有利子負債について 当社グループでは調剤薬局の新規出店や有料老人ホームの開設、M&A等に資金を投入しております。今後も金融機関からの借入金等により投資を継続して実施していく方針であります。金融機関からの借入金の大半は長期の固定金利となっておりますが、今後の金利動向によっては当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、最近3年間の有利子負債残高、総資産、総資産に占める有利子負債の構成比の推移は次のとおりであります。 項目   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 有利子負債残高(千円)   9,603,039   10,044,983   10,389,246 総資産(千円)   31,659,490   34,231,775   37,576,117 総資産に占める有利子負債の構成比(%)   30.3   29.3   27.6 (2) 個人情報管理について 当社グループは、業務上多くの個人情報を保有しておりますが、その管理は適切に行っております。当社では2005年4月の個人情報保護法の施行にあわせて、個人情報保護に関する当社の基本方針を明確化した「個人情報保護に関する基本方針」及び個人情報取扱いに関する基本事項を定めた「個人情報保護基本規程」を制定して、個人情報の保護について十分注意し漏洩防止に努めております。万一個人情報が漏洩した場合、当社の社会的信用は低下し、損害賠償責任が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) 感染症の影響について 当社グループは、感染症への感染防止策として感染拡大状況に応じた対応策を徹底しております。感染症の感染拡大が長期化した場合、調剤薬局事業では医療機関への受診抑制等の影響で処方箋枚数が減少し、ヘルスケア事業では訪問介護や通所介護において感染リスクを懸念した利用控えが発生し、医薬品卸事業では営業活動が制限され、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) イオン株式会社との関係について 当社とイオン株式会社(本社所在地 千葉市美浜区)とは、1997年11月5日に調剤薬局事業の重要性と事業機会の有望性という共通認識に立って、資本提携を行うことで合意し、覚書を締結いたしました。資本提携により、当社はイオン株式会社を中核とする「イオングループ」に参加し、グループ企業の一員として事業活動を行い、生活者のニーズに密着した調剤薬局チェーンの構築を目指しております。2026年2月末日現在において、イオン株式会社の当社への出資比率は、27.05%(1,020,000株)であり、同社の責任者ヘルス&ウエルネス担当が当社の監査役に就任しております。なお、イオン株式会社は当社が増資をした場合、イオン株式会社の持株割合が増資後発行済株式総数の25%を下回らない出資のオプションを有しております。また、当社はイオン株式会社の子会社が経営するショッピングセンター内へ2店舗の調剤薬局を出店し、賃借料を支払っております。なお、2026年2月期に支払った賃借料は14,599千円であります。 (5) 投資有価証券の価格変動について 当社グループが保有する投資有価証券については、長期的な観点から保有及び売却の判断をしております。しかしながら、投資先の業績不振や証券市場における市況の悪化等により想定以上に株価が下落した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 2026年2月末日現在、当社グループが保有する投資有価証券は3,398,068千円であります。
経営成績の分析 (MD&A)6,943字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)における我が国の経済は、物価上昇や外需減少により、景気回復に足踏みがみられたものの、企業収益は底堅く推移しており、景気は緩やかに回復してきたものとみられております。今後は、中東情勢の不確実性と、それに伴う原油価格の高騰、国内物価高の進行には注意を要するものの、財政の後押しも期待され、物価上昇にともない賃金も上昇する好循環に向かうと考えられております。 このような環境のもと、当社グループは2025年4月に設立40周年を迎えました。これを機に中期経営計画を策定し、向こう3年間でさらなる成長を加速させるべく、当連結会計年度を『Re-Start(再始動)』の初年度と位置づけ、足元の事業を取り巻く大きな環境変化に迅速に対応するとともに、患者さま、利用者さまの安全確保にも引き続き注力し、事業活動の継続に努めてまいりました。 当連結会計年度におきましては、ヘルスケア事業において、当社子会社である株式会社ハピネライフ一光が、2025年3月に約6年ぶりとなる新設の有料老人ホーム「ハーモニーハウス桑名」を開設、2025年8月には茨城県で介護事業を展開する株式会社サンライズヴィラ土浦の全株式を取得いたしました。 また、医薬品卸事業において、当社グループ中核子会社である株式会社メディカル一光が、2025年5月に高知県で医薬品卸事業を展開する高知第一薬品株式会社の全株式を取得いたしました。同年7月には、愛知県を地盤とする株式会社サイト薬品も同様に全株式を取得いたしました。 一方、M&Aにより急拡大したグループの再編、内部統制の強化にも努めてまいりました。医薬品卸事業におきましては、2025年3月に、当社グループ中核子会社である株式会社メディカル一光が、子会社(当社孫会社)である、株式会社佐藤薬品販売および株式会社若松薬品を、同年6月には京葉沢井薬品株式会社を吸収合併しております。また、当連結会計年度中に子会社化しました、高知第一薬品株式会社、株式会社サイト薬品も、各々2025年9月、同年12月に株式会社メディカル一光と合併しております。 このように当連結会計年度において、引き続き、M&Aを展開し規模拡大を進めつつ、これまでのM&Aの統合効果発揮に向けて組織改編を含めた統制強化に努めてまいりました。今後も、厳しい経営環境の中、M&Aを中心とする事業規模拡大を図りつつ、安定した経営基盤の構築を目指してまいります。 なお、グループ全体の拠点網は、当連結会計年度末において、1都1道2府24県の地域に拡大しております。 この結果、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高54,982百万円(前年同期比13.6%増)、営業利益1,788百万円(前年同期比5.7%増)、経常利益1,859百万円(前年同期比2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,275百万円(前年同期比12.5%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (調剤薬局事業) 調剤薬局事業におきましては、当連結会計年度の既存店舗の処方箋応需枚数は前年同期比減少しました。一方、処方箋単価の上昇に加え、前連結会計年度に子会社化した株式会社京寿薬品や、事業譲受けした薬局2店舗が通期寄与し、部門全体の売上高は増収を確保しております。 この結果、売上高26,291百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益1,373百万円(前年同期比11.3%増)となりました。なお、当連結会計年度末における当社グループの調剤薬局は合計98店舗となっております。 (ヘルスケア事業) ヘルスケア事業におきましては、2025年3月に「ハーモニーハウス桑名」を新設オープンしたほか、同年8月には株式会社サンライズヴィラ土浦の全株式を取得いたしました。引き続き人件費の上昇に加え、M&A費用の計上、新設施設の先行費用により、営業利益では減益となっております。 この結果、売上高8,990百万円(前年同期比10.7%増)、営業利益111百万円(前年同期比31.7%減)となりました。なお、当連結会計年度末における当社グループの介護関連施設および事業所は115施設・事業所(入居居室数1,904室)となっております。 (医薬品卸事業) 医薬品卸事業におきましては、収益環境は前連結会計年度以上に厳しい状況に直面しております。こうしたなか、前連結会計年度に当社グループに加わった3社が通期寄与したことに加え、当会計年度に新たに2社をグループに加えたことで、売上高は前連結会計年度比大幅に増加しました。 しかしながら、薬価引き下げの影響や、統合費用の先行により、利益面では前連結会計年度を下回ることとなりました。 この結果、売上高19,447百万円(前年同期比26.6%増)、営業利益287百万円(前年同期比16.7%減)となりました。(内部売上を含む売上高は20,641百万円となり、前年同期比で27.4%増加しました。) (不動産事業) 不動産事業におきましては、賃貸不動産からの収入によって、売上高254百万円(前年同期比24.8%増)、営業利益144百万円(前年同期比4.8%増)となりました。 また、投資事業におきましては、投資有価証券売却益228百万円を計上しております。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して889百万円減少し5,749百万円となりました。これは、営業活動によるキャッシュ・フローで1,208百万円増加したこと、投資活動によるキャッシュ・フローで1,814百万円減少したこと、財務活動によるキャッシュ・フローで283百万円減少したことによるものです。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、1,208百万円(前年同期比9百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,024百万円、減価償却費・のれん償却額844百万円などの増加要因と、法人税等の支払923百万円、売上債権の増加576百万円、投資有価証券売却益228百万円などの減少要因によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果減少した資金は、1,814百万円(前年同期比679百万円の支出増加)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入612百万円、敷金及び保証金の回収による収入121百万円などの増加要因と、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,029百万円、投資不動産の取得による支出569百万円、有形固定資産の取得による支出526百万円、投資有価証券の取得による支出385百万円などの減少要因によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果減少した資金は、283百万円(前年同期比744百万円の支出減少)となりました。これは主に、長期借入金の純増加770百万円などの増加要因と、短期借入金の純減少650百万円、配当金の支払376百万円などの減少要因によるものです。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 調剤実績 当連結会計年度の処方箋応需枚数の地区別実績を示すと、次のとおりであります。 地区   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)(枚)   前年同期比(%) 三重県   772,583   100.2 京都府   361,116   99.9 大阪府   131,358   93.4 愛知県   185,785   95.6 山梨県   86,449   94.2 滋賀県   77,501   99.6 神奈川県   58,218   94.5 福井県   54,928   99.2 埼玉県   44,631   99.9 北海道   26,247   97.6 島根県   12,852   102.6 兵庫県   10,506   61.6 合計   1,822,174   98.2 (2) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)(千円)   前年同期比(%) 調剤薬局事業   薬剤料   21,362,413   107.4 技術料等   4,928,728   102.3 小計   26,291,141   106.4 ヘルスケア事業   8,990,039   110.7 医薬品卸事業   19,447,001   126.6 不動産事業   254,336   124.8 合計   54,982,518   113.6 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (3) 調剤薬局事業の地区別販売実績 当連結会計年度の調剤薬局事業の地区別販売実績を示すと、次のとおりであります。 地区   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)(千円)   前年同期比(%)   期末店舗数(店) 三重県   9,470,187   110.4   46 京都府   5,093,263   104.1   14 大阪府   4,890,537   106.0   8 愛知県   2,027,745   99.9   11 山梨県   1,146,474   103.7   2 滋賀県   1,066,566   110.3   5 神奈川県   969,031   105.8   1 福井県   632,194   106.4   5 埼玉県   358,671   102.6   2 北海道   223,129   95.9   2 島根県   209,584   112.2   1 兵庫県   203,756   82.1   1 合計   26,291,141   106.4   98 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 貸借対照表に基づく財政状態の分析 当社グループは、事業活動に必要な資金の安定確保と、貸借対照表における財務体質の健全性の維持を財務方針としております。 医薬品卸事業及びヘルスケア事業における子会社取得等により、当連結会計年度末の資産合計は37,576百万円(前連結会計年度末比(以下「前期末比」という。)9.8%増)となり、負債合計は21,237百万円(前期末比8.8%増)となりました。 流動資産の残高は19,146百万円となり、前期末比1,181百万円増加いたしました。これは主に、売掛金が883百万円、商品が145百万円、流動資産のその他が800百万円それぞれ増加したものの、現金及び預金が647百万円減少したこと等によるものです。 固定資産の残高は18,429百万円となり、前期末比2,162百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券が992百万円、建物及び構築物(純額)が510百万円、土地が259百万円、投資その他の資産のその他が505百万円それぞれ増加したものの、敷金及び保証金が115百万円減少したこと等によるものです。 流動負債の残高は11,617百万円となり、前期末比50百万円減少いたしました。また、固定負債の残高は9,619百万円となり、前期末比1,768百万円増加いたしました。負債合計で1,717百万円の増加となった主な要因は、流動負債のその他が688百万円、固定負債のその他が458百万円、買掛金が315百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)及び短期借入金が222百万円、社債が150百万円それぞれ増加したものの、未払法人税等が161百万円減少したこと等によるものです。 純資産の残高は16,338百万円となり、前期末比1,626百万円増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金が623百万円増加、自己株式が524百万円減少、利益剰余金が405百万円増加したこと等によるものです。 ② 損益計算書に基づく経営成績の分析 当連結会計年度における当社グループは、「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」という理念の下で事業を展開、推進してまいりました。主力事業である調剤薬局事業におきましては、閉局により2店舗減少し、当社グループの調剤薬局は98店舗となっております。1店舗当たりの売上増に繋がる施策を実施するとともに、地域連携薬局や専門医療機関連携薬局の拡大および在宅医療への対応に注力いたしました。ヘルスケア事業におきましては、介護サービスの質の向上に取り組んでまいりました。新たにハーモニーハウス桑名を開設したほか、茨城県にて介護事業を展開する株式会社サンライズヴィラ土浦を子会社化いたしました。医薬品卸事業におきましては、2025年5月に高知第一薬品株式会社を、2025年7月に株式会社サイト薬品を子会社化いたしました。また昨年子会社化した3社を含め、5社の子会社を中核子会社である株式会社メディカル一光と合併しております。不動産事業におきましては継続的に賃貸物件から収入を得ております。この結果、売上高は前年同期比(以下「前期比」という。)6,589百万円(13.6%)増加して54,982百万円となりました。 売上高から売上原価を控除した売上総利益は、前期比741百万円(12.9%)増加して6,485百万円となりました。 売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益につきましては、前期比96百万円(5.7%)増加して1,788百万円となりました。 営業利益から営業外収益と営業外費用を差引きした経常利益につきましては、前期比42百万円(2.4%)増加して1,859百万円となりました。 経常利益から特別利益と特別損失を差引きした税金等調整前当期純利益につきましては、前期比123百万円(6.5%)増加して2,024百万円となりました。 以上の結果、税金等調整前当期純利益から法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額と非支配株主持分を差引きした親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前期比141百万円(12.5%)増加して1,275百万円となっております。なお、期中平均発行済株式総数に基づく、1株当たり当期純利益は、前期の301.35円から338.73円となっております。 (2) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ① キャッシュ・フロー計算書に基づく資金の流動性の分析 当社グループのキャッシュ・フローにつきましては、当連結会計年度末における現金及び現金同等物が前連結会計年度末に比べ889百万円減少して5,749百万円となりました。当連結会計年度における状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要) (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ② 資本の財源 当社グループは、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部留保金を超える資金を金融機関からの借入れにより調達しております。金融機関からの資金調達に関しましては、基本的に固定金利による長期借入金によって調達しております。長期借入金以外の資金調達につきましては、金融機関の借入枠の実行、売上債権流動化、ファイナンス・リースの使用等によるものがあります。 (3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載したとおりであります。 また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載したとおりであります。

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開示資料

出典

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