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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

インタースペース

Interspace Co.,Ltd.2122 · Standard · サービス業

成果報酬型広告(アフィリエイト)を主力に、スマホ向け個人サービスやメディア運営を手がけるインターネット企業。

概要

インタースペースは1999年設立のインターネットプロモーション企業。アフィリエイトサービス「アクセストレード」を主力に、会員向けサブスクリプションサービスや女性向けメディアを展開する。2025年9月期の連結売上高は約88億円、従業員数405名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

パフォーマンスマーケティングとメディアの2本柱

当社グループはパフォーマンスマーケティング事業とメディア事業の2セグメントで構成される。パフォーマンスマーケティングは成果報酬型広告「アクセストレード」と、スマートフォン向けセキュリティ・バックアップサービス等のマーケティングソリューションからなる。メディア事業は「ママスタ」等のコンテンツメディアと「塾シル」等の比較検討メディアに分かれる。2025年9月期のセグメント売上高は、パフォーマンスマーケティングが58億円、メディアが30億円である。

海外子会社を通じた東南アジア展開

東南アジアではインドネシア、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシアに現地法人を設立。インドネシア法人が好調だが、経営資源の効率化のためマレーシア法人は解散・清算を決定し、シンガポール法人は事業休止。中国にも駐在事務所や現地法人を設置したが、現在は清算済み。海外事業はインドネシアとタイに集約する方針である。

子会社とグループ体制

連結子会社は12社(非連結2社)。主な子会社に、マーケティングソリューションを手掛ける株式会社ストアフロント、Webマーケティングツール「SiteLead」を提供する株式会社N1テクノロジーズ、比較検討メディア運営の株式会社ユナイトプロジェクト等がある。過去には複数の子会社を売却しており、事業ポートフォリオの入れ替えを繰り返してきた。

業界の中での役割はインターネット広告・メディア運営企業。成果報酬型広告の仲介役として、広告主(マーチャント)と媒体者(パートナー)をつなぐ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
88億円
営業利益
4億円
営業利益率
4.5%
純利益
2億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/9
事業売上構成比利益利益率
インターネット広告46億円70.8%7億円15.2%
メディア運営19億円29.2%4億円21.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01EC・サービス業(広告主)主力

成果報酬型広告(アフィリエイト)「アクセストレード」を提供。広告主は自社の商品・サービスの宣伝に適したパートナーと提携し、成果に応じて報酬を支払う。当社はその仲介・システム提供を行う。

主な製品・サービス1
アクセストレード
成果報酬型広告(アフィリエイト)プラットフォーム。広告主(マーチャント)と媒体者(パートナー)をマッチングし、成果(購入・会員登録など)に応じて報酬を支払う仕組みを提供。

02一般消費者(スマートフォンユーザー)準主力

スマートフォンユーザーの不安や課題を解消し、生活を便利にするサービスを提供。アンチウイルスソフト、迷惑電話防止、クラウドバックアップなどを携帯販売店などのリアル店舗を通じて提供し、月額料金を得る。

主な製品・サービス3
MWセキュリティストア
アンチウイルスソフトを提供する個人向けサービス。スマホのセキュリティ不安を解消する。
ダレカナブロック
迷惑電話を防止するサービス。知らない番号からの着信をブロックする。
ポケットバックアップ
スマホのデータをクラウドにバックアップするサービス。データ喪失のリスクから保護する。

03法人(Webサイト運営者)準主力

Webマーケティングツール「SiteLead」を提供。サイト運営者向けに、ユーザー行動の分析、ヒートマップ、離脱防止のポップアップ・レコメンド機能などを提供し、サイト改善を支援。

主な製品・サービス1
SiteLead(サイトリード)
Webマーケティングツール。ユーザー行動の計測・集計、ヒートマップ、ポップアップ・レコメンドウィジェット機能などを備え、Webサイトの改善を支援。

04広告主(ブランド)副次

女性向けコンテンツメディアや比較・検討メディアを運営し、広告主の商品・サービスを紹介。アドネットワーク広告や成果報酬型広告で収益を得る。

主な製品・サービス7
ママスタ
日本最大級のママ向け情報プラットフォーム。子育てや生活情報を発信し、コミュニティ機能も提供。
saita
40歳からのライフスタイル提案を中心としたコンテンツメディア。
ヨガジャーナル
ヨガを中心としたライフスタイル誌。「衣・食・住・美・癒」の情報を発信。
4MEEE
アラサー女性向けのライフスタイル提案メディア。
4yuuu
ママになってもおしゃれを楽しみたい女性向けの最新トレンドやライフスタイルを発信。
塾シル
国内最大級の学習塾ポータル。ユーザーは学習塾の資料請求や体験授業を申し込める。
転職派遣サーチ
転職・派遣に関する情報や企業の評判を提供する比較・検討メディア。

製品と技術

アクセストレード:成果報酬型アフィリエイト

主力サービス「アクセストレード」は、広告主(マーチャント)とWebサイト運営者(パートナー)を仲介するアフィリエイトネットワーク。マーチャントはパートナーサイトに広告を掲載し、商品購入や会員登録などの成果が発生した場合にのみ報酬を支払う。当社は成果報酬の一部を手数料として収益化。国内だけでなく、海外子会社を通じて東南アジアでも展開している。

マーケティングソリューション:サブスクリプション型サービス

子会社のストアフロントは、スマートフォンユーザー向けにアンチウィルスソフト「MWセキュリティストア」、迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」、クラウドバックアップ「ポケットバックアップ」を提供。主に携帯販売店などのリアル店舗をチャネルとして会員を獲得し、月額課金で収益を得る。2025年9月期は会員数が順調に増加した。

SiteLead:Webサイト運営者向けマーケティングツール

子会社N1テクノロジーズは、Webマーケティングツール「SiteLead」を提供。Webサイト上のユーザー行動を計測・分析する機能、ヒートマップ表示、離脱防止ポップアップ等を備える。2025年2月にはLINEを活用した「SiteLeadナーチャリング」をオプション追加。法人・個人事業主向けの月額定額課金モデルである。

コンテンツメディア:女性向け情報プラットフォーム

メディア事業の柱は日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」。子育て情報やコミュニティ機能を提供。他にも40代向け「saita」、ヨガ専門誌「yoga journal」、アラサー女性向け「4MEEE」等を運営。収益は主にアドネットワーク広告によるが、プラットフォーマー規制で広告枠が制限され、2025年7月から会員課金「ママスタコイン」を開始した。

比較・検討メディア:学習塾・転職情報

子会社ユナイトプロジェクトが運営する「塾シル」は国内最大級の学習塾ポータル。無料で情報掲載し、資料請求や体験授業の申込で成果報酬を得る。同じく子会社TAG STUDIOの「転職派遣サーチ」は転職・派遣情報と口コミを提供。人材系メディアが広告需要を取り込み、2025年9月期は比較検討メディア全体で増収となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

売上高が増加、中堅のサービス業

同社はサービス業に属し、売上高は2023/9期の73億円から2025/9期には88億円へと増加している。営業利益率は2024/9期の7.59%から2025/9期には4.55%へと低下しており、収益性が悪化している。同業のジンジブやイシンといった企業と比較して、会社規模は中堅クラスであり、成長持続が課題。

強み

  • 2023/9期から2025/9期まで毎期増収。3期連続で売上高が伸びている。
  • サービス業は景気変動の影響を受けにくく、安定した需要が見込める。
  • 2024/9期には営業利益率7.59%を達成し、収益性が高かった。
  • 売上高88億円から更なる規模拡大の可能性を有する。

課題

  • 営業利益率が前年から約3ポイント低下し、収益性悪化が懸念される。
  • 増収にもかかわらず利益率低下はコスト増加によるものと推測される。
  • 同業他社との競争が激しく、独自性を打ち出す必要がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がインタースペース

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14331テイクアンドギヴ・ニーズ108億円4.1倍
26561HANATOUR JAPAN106億円8.1倍
3369Aエータイ106億円27.2倍
49554AViC106億円17.5倍
59245リベロ106億円14.1倍
62122インタースペース105億円24.7倍
79168ライズ・コンサルティング・グループ105億円8.5倍
84642オリジナル設計105億円14.0倍
99556INTLOOP105億円38.9倍
107374コンフィデンス・インターワークス104億円12.0倍
116094フリークアウト・ホールディングス103億円6.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

アクセストレードの開始と株式上場

1999年11月、東京都新宿区に資本金1000万円で設立。2001年3月にアフィリエイトサービス「アクセストレード」の運営を開始。2006年9月には東京証券取引所マザーズに上場。創業から約7年で上場を果たし、アフィリエイト広告市場の成長に乗った。

M&Aによる事業拡大と撤退の歴史

2007年以降、育児支援サイト「ママスタジアム」の事業譲受、株式会社オニオン新聞社や株式会社ワンステップフォワードの子会社化など、M&Aで事業領域を拡大。一方、2011年にはオニオン新聞社を売却、2015年にはmore gamesを売却するなど、取得後数年で手放すケースも多い。買収と売却を繰り返すことで事業構造を変化させてきた。

東南アジアへの拠点設立と撤退

2011年に北京駐在事務所を開設したが2014年に閉鎖。2013年にはインドネシアとタイに現地法人を設立。2015年にはベトナムに合弁会社、同年シンガポール法人、2018年にマレーシア法人を設立。しかし中国法人は2016年に清算、マレーシア法人は解散・清算を決定し、シンガポール法人も事業休止。東南アジアへの進出と撤退を繰り返している。

中期経営計画の見直しと新たな課題

2023年11月に中期経営計画「Asiaトップのパフォーマンスマーケティング企業を目指す」を策定。しかし、パフォーマンス広告とコンテンツメディアの減益により目標達成が困難となり、計画を見直し。2025年9月期は売上高88億円、営業利益3.7億円と減益。プラットフォーマー規制や市場変化への対応が急務となっている。

年表36件を開く

1990年代

  • 1999年11月創業東京都新宿区西新宿七丁目3番10号に、資本金1,000万円で株式会社インタースペースを設立

2000年代

  • 2001年3月アフィリエイトサービス「アクセストレード」の運営を開始
  • 2003年5月東京都新宿区新宿六丁目28番12号に移転
  • 2003年11月価格比較サイト「ベストプライス」の運営開始(2011年6月閉鎖)
  • 2004年9月東京都新宿区西新宿七丁目22番36号に移転
  • 2006年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2007年1月東京都新宿区西新宿二丁目4番1号に移転
  • 2007年7月通話課金型広告「I-CY/PayPerPhone」サービス開始(2010年2月売却)
  • 2007年10月CGM型育児支援サイト「ママスタジアム」の事業譲受
  • 2007年11月M&A株式会社オニオン新聞社の全株式を取得し、子会社化(2011年8月売却)
  • 2008年3月大阪オフィスを大阪府大阪市天王寺区生玉町1-27に開設
  • 2008年9月M&A株式会社ワンステップフォワードの全株式を取得し、子会社化(2011年3月売却)
  • 2008年10月店舗アフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」の事業譲受

2010年代

  • 2010年12月福岡オフィスを福岡県福岡市中央区天神四丁目5番10号に開設
  • 2011年2月M&A株式会社more gamesの株式を取得し、子会社化(2015年9月売却)
  • 2011年5月中華人民共和国北京市に北京駐在事務所を開設(2014年3月閉鎖)
  • 2011年7月創業株式会社電脳広告社(現社名株式会社N1テクノロジーズ)を設立
  • 2012年8月創業中華人民共和国上海市に現地法人「愛速特(上海)广告有限公司」を設立(2016年12月清算結了)
  • 2013年5月創業Ciagram株式会社を設立(2020年8月売却)
  • 2013年7月新潟オフィスを新潟県新潟市中央区万代五丁目7番2号に開設
  • 2013年7月創業インドネシア共和国ジャカルタに現地法人「PT. INTERSPACE INDONESIA」を設立
  • 2013年10月創業タイ王国バンコクに現地法人「INTERSPACE(THAILAND)CO.,LTD.」を設立
  • 2014年9月大阪オフィスを大阪府大阪市西区靭本町一丁目8番2号に事務所移転
  • 2015年4月ベトナム社会主義共和国ハノイに合弁会社として「INTERSPACE VIETNAM CO.,LTD.」を設立
  • 2015年8月コンテンツレコメンデーションネットワーク「X-lift(クロスリフト)」のサービス開始(2019年11月サービス終了)
  • 2015年10月創業シンガポール共和国シンガポールに現地法人「WITH MOBILE PTE.LTD.」(現社名「INTERSPACE DIGITAL SINGAPORE PTE.LTD.」)を設立
  • 2016年12月新潟オフィスを新潟県新潟市中央区笹口一丁目1番に事務所移転
  • 2018年1月M&Aロケットベンチャー株式会社(現社名4MEEE株式会社)の全株式を取得し、子会社化
  • 2018年4月創業ストアフロントアフィリエイト事業を新設分割し、株式会社ストアフロントを設立
  • 2018年10月創業株式会社TAG STUDIOを設立
  • 2018年11月創業マレーシアクアラルンプールに現地法人「INTERSPACE DIGITAL MALAYSIA SDN.BHD.」を設立
  • 2019年5月福岡オフィスを福岡県福岡市中央区西中洲12-33に事務所移転

2020年代

  • 2020年2月ヨガ専門誌「yoga Journal」の日本版ライセンス取得
  • 2020年4月M&A株式会社ユナイトプロジェクトの全株式を取得し、子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
  • 2023年4月株式会社N1テクノロジーズがWebマーケティングツール「賢瓦(けんが)」(現サービス名「SiteLead(サイトリード)」)を吸収分割により承継

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    パフォーマンスマーケティング事業の顧客価値強化

    蓄積した顧客データと販売力を活かし、マーケティングソリューションと組み合わせた新サービスを提供することで、顧客への提供価値を強化する。

  2. 02

    メディア事業の収益力向上

    コンテンツメディアの会員基盤を活かし、付加価値の高いサービスを拡充することで収益力の向上を図る。

  3. 03

    全社的なコスト構造の見直し

    海外事業の経営資源効率化、収益部門の人員構成最適化、AI活用による外注費削減など、全社的なコスト構造の見直しにより持続的な収益向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で405人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は678万円で、9期前と比べて+28.6%平均年齢は37.3歳、平均勤続年数は9.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月371
2017年9月390
2018年9月445
2019年9月52733.24.5449
2020年9月54233.65.1446
2021年9月57234.25.9423
2022年9月59835.26.8407
2023年9月61735.97.5413
2024年9月63336.68.3414145
2025年9月67837.39.040599

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 5 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都新宿区441百万円
パフォーマンスマーケティング
本社 — 東京都 新宿区163百万円
パフォーマンスマーケティング
主な関係会社
  • 国内
    4MEEE株式会社
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ストアフロント(注)1.4
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社TAG STUDIO
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ユナイトプロジェクト
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.INTERSPACE INDONESIA(注)1.2
    インドネシア共和国 ジャカルタ
    議決権100.0%
  • 海外
    INTERSPACE(THAILAND) CO., LTD.(注)3
    タイ王国 バンコク
    議決権49.0%
  • 海外
    INTERSPACE DIGITAL SINGAPORE PTE.LTD. (注)1
    シンガポール共和国
    議決権100.0%
  • 海外
    INTERSPACE DIGITAL MALAYSIA SDN.BHD.
    マレーシア クアラルンプール
    議決権100.0%
  • 国内
    その他1社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和2年度ハンセン病ほか6件のインターネット広告掲載業務の請負 一式
    法務省 · 2020-06-12
    2,609万円
  • 調達
    経済構造実態調査に関するデジタル広告の掲載業務
    総務省 · 2020-04-22
    500万円
  • 調達
    海外におけるテロ・誘拐等の緊急事態及び同リスクの発生時における在留邦人等向けインターネット広告実施業務
    外務省 · 2021-07-16
    363万円
  • 調達
    「たびレジ」LINE連携開始についての広告実施業務
    外務省 · 2021-02-10
    320万円
  • 調達
    成年後見制度・成年後見登記制度インターネット広告業務の請負 一式
    法務省 · 2020-11-06
    158万円
  • 調達
    経常調査に関するデジタル広告の掲載業務
    総務省 · 2020-06-18
    121万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は88億円営業利益4億円前期と比べると増収減益で、売上が+11.4%、利益が-33.3%。

売上高
+11.4%
88億円
営業利益
-33.3%
4億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
4.5%
前期比 -3.0%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高98億円88億円
営業利益7億円4億円
純利益4億円2億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は24億円、営業利益は2億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+41.2%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q20315.02
2023年3Q1715.91
2023年4Q181
2024年1Q1815.61
2024年2Q22313.62
2024年4Q3925.1−2
2025年2Q4536.71
2025年4Q4312.31
2026年2Q4948.23
2026年3Q2428.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は124億円から88億円へ71%に減った。直近期の営業利益率は4.5%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中華人民共和国上海市に現地法人「愛速特(上海)广告有限公司」を設立(2016年12月清算結了)
2012年9月12462
Ciagram株式会社を設立(2020年8月売却)
2013年9月15262
2014年9月16884
シンガポール共和国シンガポールに現地法人「WITH MOBILE PTE.LTD.」(現社名「INTERSPACE DIGITAL SINGAPORE PTE.LTD.」)を設立
2015年9月20133
2016年9月23395
2017年9月278138
ストアフロントアフィリエイト事業を新設分割し、株式会社ストアフロントを設立
2018年9月28285
2019年9月28694
株式会社ユナイトプロジェクトの全株式を取得し、子会社化
2020年9月24953
2021年9月23164
2022年9月71136
2023年9月7396
2024年9月79657.61
2025年9月88444.52

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高88億円のうち、営業利益として残るのは4億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金17.0%15億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金78.4%69億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
83.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.0pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.8pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.1pt
3.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが2億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は56億円で、売上の7.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月9−61321
2013年9月5−30223
2014年9月5−6−1−122
2015年9月4−1−1323
2016年9月14−2−11235
2017年9月11−3−1842
2018年9月4−4−1041
2019年9月8−3−1544
2020年9月6−5−1143
2021年9月14−1−11355
2022年9月12−3−7958
2023年9月5−5−2056
2024年9月8−3−2560
2025年9月2−3−2−156

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は112億円。このうち返さなくてよい自己資本が56億円で、自己資本比率は50.4%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月45232249.5
2013年9月49242549.5
2014年9月56272949.1
2015年9月63303347.6
2016年9月77354245.5
2017年9月88424647.8
2018年9月88464252.6
2019年9月91504154.8
2020年9月92514155.4
2021年9月103554853.0
2022年9月111545748.4
2023年9月111585352.1
2024年9月112565650.2
2025年9月112565550.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
56億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
46億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
55億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中188位あたり、逆に低いのはROE534社中460位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.4%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,512で、1年前と比べて+63.9%過去52週の値幅のなかでは99%の位置にある。

¥1,512+0.1%1ヶ月+8.0%1年+63.9%時価総額105億円
過去52週の値幅
安値¥937高値¥1,520

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.7倍
PER (会社予想)22.6倍
PBR1.62倍
配当利回り1.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で5.5%上昇し、25日線(1372円)を上回る展開。7月10日以降、1390〜1400円の狭いレンジで推移し、7月31日は1401円と高値圏。52週高値1483円に接近しており、上値抵抗が意識される水準。52週安値920円からは約52%高と上昇トレンド継続。出来高は1〜2千株前後と低調で、売買が薄い中での値動き。RSIは57.1と中立圏で、まだ過熱感はないが、上値には慎重な姿勢も見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PER 22.81倍は業界平均22.6倍とほぼ同水準だが、PBR 1.53倍は業界平均3.17倍を下回る。ROE 3.7%と低く、配当利回り2.14%は業界平均2.74%を下回る。配当性向247.6%と大幅に超過しており、無理な配当が懸念される。直近の利益は低下傾向で、業績モメンタムは悪い。PERは業界並みだが、収益性や配当の持続性を考慮すると、やや割高と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.7倍23.4倍
PER (予想)22.6倍
PBR1.62倍3.51倍
ROE3.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益性の安定性と成長戦略の成否。強気派は、売上高が継続的に増加しており、広告需要の回復や新規顧客獲得が進むと期待する。また、PBR1.53倍と株価は堅調で、1年間で54%上昇した。一方、弱気派は、営業利益率が変動しており、2025年9月期に低下したことを懸念する。さらに、純利益が小幅な伸びにとどまり、成長の割に利益が伴わないという見方もある。競争の激しい広告市場でシェア拡大が維持できるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 売上高の堅調な成長

    売上高が2022年から2025年にかけて毎年増加しており、成長基調が続く。

  • 株価の大幅上昇

    1年間で株価が54%上昇し、市場の期待が高い。

  • 配当利回り2.14%

    株主還元もあり、底堅い投資妙味がある。

  • 売上高73→79→88億円と2期連続増収通年影響

    2025/9期売上高88億円、前期比+9億円。増収基調が続けば固定費負担が軽減

  • 営業利益率の前期比3pt改善で増益決算発表後影響

    2025/9期営業利益4億円、営業利益率4.55%。前期の7.59%に戻れば約2億円増

  • 純利益1→2億円と増益転換通年影響

    2025/9期純利益2億円、前期比+1億円。低調ながら黒字基調

  • 1年で株価54%上昇、小型株需給継続影響

    時価総額98億円、過去1年で株価54.3%上昇。小型株への資金流入が続く

マイナスに働く材料7
  • 営業利益率の低下

    2025年9月期に営業利益率が4.6%と前期の7.6%から低下した。

  • 純利益の伸び悩み

    純利益は2023年から2025年までほぼ横ばいで、成長が利益化されていない。

  • 競争の激化

    広告業界は競争が激しく、価格競争による収益圧迫のリスク。

  • 営業利益6→4億円と2期連続減益通年影響

    2025/9期営業利益4億円、前期比2億円減。増収でも利益率が悪化

  • 純利益6→2億円と3分の1に減少通年影響

    2023/9期6億円→2025/9期2億円。2期で4億円の減益

  • ROE3.7%と低資本効率継続影響

    ROE3.7%、PBR1.53倍。資本効率改善がなければ割安感は出にくい

  • 外国法人持ち株比率1.35%と低継続影響

    外国法人持ち株比率1.35%。浮動株が少なく需給が細りやすい

次の決算で確かめる点
売上高伸び率
成長の持続性を確認するために、前期比での売上高増加率を見る。
営業利益率
収益性の改善・悪化を確認する。利益率の低下は懸念材料。
広告主数・単価
事業の規模と顧客基盤の健全性を見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.98%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
1.98%
いまの株価に対して
配当性向
247.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1113.8
2017年9月1427.312.0
2018年9月140.021.4
2019年9月1721.426.5
2020年9月14−17.639.9
2021年9月2042.948.5
2022年9月2525.071.2
2023年9月250.037.3
2024年9月3020.0247.6
2025年9月300.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,865人。区分でいちばん多いのは個人・その他97.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.3%を占め、残る99.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他86.488.194.394.495.397.3
自己株式2.72.79.99.99.99.9
外国法人7.87.83.42.21.61.2
証券会社3.61.82.02.51.61.1
事業法人0.20.10.30.91.40.3
外国人個人0.00.00.10.10.10.1
金融機関2.02.00.10.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01河端 伸一郎42.10
02河端 隼平7.46
03藤田 由里子7.46
04河端 雄樹4.13
05河端 繁3.33
06光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社2.25
07原田 茂行2.18
08インタースペース社員持株会2.12
09小川 三穂子0.86
10橋本 憲子0.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+31%、1株純資産は14期で+168%。直近期のROEは3.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月253357.716.08.2
2013年9月293608.435.791.4
2014年9月5740614.921.714.5
2015年9月4544610.515.819.0
2016年9月8051416.711.813.8
2017年9月11962320.916.812.0
2018年9月7568411.522.921.4
2019年9月667359.320.326.5
2020年9月387555.131.439.9
2021年9月638048.116.348.5
2022年9月8685310.410.471.2
2023年9月9392110.510.237.3
2024年9月98991.097.1247.6
2025年9月338983.737.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額89百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
河端伸一郎代表取締役 執行役員社長 パフォーマンスマーケティング 事業担当55
尾久一也取締役 上席執行役員 メディア事業 担当兼グループアライアンス 担当51
岩渕桂太取締役 上席執行役員 グループCFO45
半田勝彦取締役54
後藤祥代取締役 監査等 委員(常勤)40
石久保善之取締役 監査等 委員69
吉富純一取締役 監査等 委員63

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4717118
社外取締役618183

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,243字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは当社、子会社12社(うち非連結子会社2社)および持分法適用会社1社で構成され、インターネットを活用したプロモーションやメディア運営およびこれらに附随する事業をおこなっております。 各事業の概要は以下のとおりであります。 (1)パフォーマンスマーケティング事業 パフォーマンスマーケティング事業は、主に日本や東南アジアを市場として成果報酬型広告(アフィリエイト)を取り扱う「パフォーマンス広告」と、スマートフォンユーザーの不安や課題を解消し、生活を便利にするサービス等を提供する「マーケティングソリューション」により構成されております。「パフォーマンス広告」の主力である「アクセストレード(海外版表記「ACCESSTRADE」)」は、当社および海外子会社が運営しております。 アクセストレードは、商品・サービスの販売などをおこなっている企業(以下、「マーチャント」といいます。)がインターネット上で販売促進活動等をする際、その発生した成果の件数に応じて広告掲載料(成果報酬)が決定される、費用対効果の明確な広告モデルとなっております。アクセストレードは、マーチャントがみずからの商品・サービスの広告宣伝に適したインターネット上の媒体者(以下、「パートナー」といいます。)と提携すると、その提携したパートナーの運営するWebサイト(以下、「パートナーサイト」といいます。)にマーチャントの広告が掲載されます。これらのパートナーサイトや広告を見たインターネットユーザーにより商品・サービスの購入や会員登録の申込みなどがあった場合、マーチャントは成果報酬として、アクセストレードを通じてパートナーにその対価を支払います。 当社および海外子会社は、マーチャントが成果報酬型広告を導入する際に必要となるシステムの提供、マーチャントの広告を掲載するパートナーの獲得およびパートナーへの成果報酬の支払等をおこなっております。当社グループは、成果報酬額にかかる手数料のほか、システム利用料や初期導入費用などによって収益を得ております。 「マーケティングソリューション」に属する各種サービスは、子会社の株式会社ストアフロントおよび同じく子会社の株式会社N1テクノロジーズが運営しております。 株式会社ストアフロントは、スマートフォンユーザーの不安や課題を解消する個人向けサービスとして「MWセキュリティストア」におけるアンチウィルスソフトの提供や、迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」の提供をおこなっております。また、生活を便利にする個人向けサービスとしてクラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」の提供をおこなっております。株式会社ストアフロントは、これらの個人向けサービスの提供にあたって主に携帯販売店などのリアル店舗を提携先としており、これらのリアル店舗の販売員が来店されたお客様に対し提案、導入支援をおこなうことによりユーザーの獲得を図っております。 株式会社N1テクノロジーズは、法人または個人事業主向けにWebマーケティングツール「SiteLead(サイトリード)」の提供をおこなっております。SiteLeadは、Webサイト運営者向けのツールで、Webサイト上におけるユーザーの行動の計測・集計をおこなう分析機能、ユーザーの行動傾向を表示させるヒートマップ機能およびユーザーの離脱防止を目的としたポップアップ・レコメンドウィジェット機能等を提供しております。 当社グループは、これらの個人、法人向けのサービスやソリューションについて、利用ユーザーからの月額定額課金(サブスクリプション)を得ることによって収益を得ております。 (2)メディア事業 メディア事業は、主に女性向けに興味関心の高い記事コンテンツを提供する「コンテンツメディア」と、商品・サービスの比較をおこない、ユーザーの選択に有益な情報を提供する「比較・検討メディア」により構成されております。 「コンテンツメディア」としては、当社が提供する「ママスタ」「saita」および「ヨガジャーナル」、当社子会社である4MEEE株式会社が運営する「4MEEE」および「4yuuu」等があります。「ママスタ」は、日本最大級のママ向け情報プラットフォームであり、有名人や専門家のコラムを通じて子育てや子供の成長ステージに合わせた情報を閲覧したり、マンガ形式のママの体験談を見て共感したり、コミュニティ機能を通じて、子育ての相談や息抜きトークで盛り上がったりすることができます。また、「saita」は、40歳からのライフスタイルの提案や、日々の生活を楽しむためのヒントを、「ヨガジャーナル」は、ヨガを中心としたライフスタイル「衣・食・住・美・癒」等の情報を、「4MEEE」はアラサー女性向けのライフスタイルの提案を、「4yuuu」は、ママになってもおしゃれを楽しみたい女性向け最新トレンドやライフスタイルを、それぞれ発信しております。 「ママスタ」等のコンテンツメディアは、主にアドネットワークに加盟することにより、広告料を得ております。 「比較・検討メディア」としては、当社子会社である株式会社ユナイトプロジェクトが運営する「塾シル」および同じく子会社の株式会社TAG STUDIOが運営する「転職派遣サーチ」等があります。 「塾シル」は、国内最大級の学習塾ポータルとして、無料で学習塾の情報を掲載し、ユーザーは興味のある学習塾に対し資料請求や体験授業等を申し込むことができます。また、「転職派遣サーチ」は、転職や派遣に関する基礎的な情報や派遣会社の評判や口コミ情報を収集し、提供しております。 「塾シル」および「転職派遣サーチ」等の比較・検討メディアは掲載されているサービス等の運営先に対する「申込」や「資料請求」等の発生時に成果報酬を得るビジネスモデルとなっております。 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。 上記図における取引の流れは以下のとおりです。 パフォーマンスマーケティング事業 ①  当社グループと広告主(マーチャント)は、広告成果報酬型広告(アフィリエイト)に関する契約を締結したのち、広告主(マーチャント)は、当社グループを経由し、パートナー(サイト)に広告主(マーチャント)の商品・サービスについての広告を掲載します。 ②  (インターネットユーザーがパートナー(サイト)を経由して広告主(マーチャント)の商品やサービスの購入や申込等をおこなったのち)広告主(マーチャント)は、当該購入や申込等に応じた成果報酬額を、当社グループを経由し、パートナー(サイト)に支払います。当社グループはこれらの成果報酬額のうちの一部を手数料として得ております。 ③  当社グループは、携帯販売店などのリアル店舗またはウェブサイトを訪れたユーザーに対し、「不安を解消する」「生活を便利にする」等に役立つ様々なスマートフォン向けサービスの紹介、利用促進をおこなうことで、これらのサービスに加入するユーザーを獲得しております。当社グループは、これらのユーザーから主に月額定額課金(サブスクリプション)として利用料を得ております。 ④  当社グループは、ウェブサイト運営者に対してウェブマーケティングツールを提供しております。当社グループは、ウェブサイト運営者から主に月額定額課金(サブスクリプション)としてツール利用料を得ております。 メディア事業 ⑤  当社グループは、運営する「コンテンツメディア」および「比較・検討メディア」を閲覧するインターネットユーザー向けにアドネットワーク広告や成果報酬型広告を利用して、広告主の商品やサービスに関する広告を配信します。当社グループは、これらの広告配信完了後や成果獲得後、掲載広告料や成果報酬として、広告主から報酬を得ております。
経営方針・対処すべき課題2,172字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社並びにその関係会社で構成するインタースペースグループは、創業当初より「お客様と共に成長し続ける企業でありたい」というスローガンをグループ各社で共有し、それぞれの事業領域にあわせた企業理念を制定し、事業活動を行っております。 <経営理念> Win-Winをつくり、未来をつくる。 <<経営方針>> 価値の創造 新しい価値を創造し、社会の発展に寄与します。 相互信頼    互いを認め合い、共に発展を目指します。 長期的展望  短期的視点のみに偏らず、長期的に成長ができる企業を目指します。 社員の成長  社員と共に成長し、幸せになれる企業を目指します。 社会的信用  法令等を遵守し、社会の皆様に信用される誠実な企業であり続けます。 <<MISSION STATEMENT>> 私たちが思うWin-Winとは、人と人とがお互いを思いやりながら、良い影響を与え合うこと、 未来をつくるとは今まで成し得なかった新しい価値を実現することにあります。 このようなWin-Winの考えの基となるのは、適切な情報を必要な人々に届けること。 それにより新しい気づきと多様な選択肢を提供すること。 情報格差をなくし、たくさんの挑戦を生み出すこと。 そして、フェアで活気に満ちた世界を実現すること他なりません。 そのために私たちは、インターネットのテクノロジーで新しい未来をつくります。 失敗を恐れずに、世界中に大きなインパクトを与えるための挑戦を、これからも続けていきます。 私たちは、Win-Winをつくり、未来をつくります。 (2)経営戦略等 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)会社の経営の基本方針」に示す「Win-Winをつくり、未来をつくる。」というミッションのもと、2023年11月に中期経営計画(2023年10月~2026年9月)を策定し、「Global市場に向け、パフォーマンスマーケティング領域でAsiaトップのポジションを目指す」という「中期Vision」を達成するため、事業を推し進めてまいりました。しかしながら、計画策定時に収益の基盤としていたパフォーマンス広告およびコンテンツメディアの減益が響き、中間年度である2025年9月期の業績は目標を大きく下回る結果となりました。また、最終年度と定めていた2026年9月期においても、目標達成は困難であると見込んでおります。このような状況の背景として、中期経営計画を策定した当初の想定を上回るスピードで進む事業環境の変化や、プラットフォーマーによる規制強化などが挙げられ、当社グループは、これらの要因により、収益基盤が不安定化しているものと認識しております。このような状況において、当社グループは、持続的成長に向けた戦略の再構築が急務であると判断し、現行の中期経営計画を見直すことといたしました。なお、新たな中期経営計画については、今後想定される事業環境や注力すべき事業の方向性を慎重に見極めたうえで、あらためて策定をおこなったのち、すみやかに公表する予定です。 (3)目標となる経営指標 当社グループの重視する経営指標は、①売上高 ②営業利益 ③ROEの3指標です。これらの経営指標の目標値については、新たな中期経営計画の策定をおこなったのち、すみやかに公表する予定です。 (4)経営環境および対処すべき課題等 第27期連結会計年度におけるわが国の経済は、トランプ政権の政策による影響など引き続き不確定要素はあるものの、関税引き上げの影響が徐々に減衰し、輸出が下げ止まる中、民間消費、設備投資を中心に国内需要が増加し、成長が続くことが予想されています。 このような状況において、インターネット広告市場は、堅調な拡大が見込まれ、2025年のインターネット広告媒体費は前年比9.7%増の3兆2,472億円まで拡大することが予想されております(株式会社CARTA COMMUNICATIONS・株式会社電通・株式会社電通デジタル・株式会社セプテーニ調べ)。 このような事業環境において、当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等」に示した中期経営計画の見直しを進めるとともに、次の課題に取り組んでまいります。 ①顧客提供価値の強化と新たな収益モデルの拡充 パフォーマンスマーケティング事業では、事業運営を通じて蓄積した顧客データと販売力を活かし、マーケティングソリューションと組み合わせた新たなサービスの提供を開始することで、顧客への提供価値を強化してまいります。メディア事業では、コンテンツメディアの会員基盤を活かした付加価値の高いサービスを拡充することで、収益力の向上を図ってまいります。 ②コスト効率による収益性改善 海外事業における経営資源の効率化を推進するとともに、収益部門における人員構成の最適化や、AI活用等による外注費の削減など、全社的なコスト構造の見直しを図り、持続的な収益の向上を目指してまいります。
事業等のリスク6,344字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避およびリスクの軽減に努める所存でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の記載事項および本項以外の記載事項を、慎重に検討した上でおこなわれる必要があると考えております。そして、以下の記載は、当社が認識するリスクを、横断的に見て、発生頻度と想定損害額を考慮し重要度の高いと想定される項目順に列挙しております。 なお、本項記載における将来に関する事項は、2025年9月30日現在において、当社グループにおいて想定される範囲内で記載したものであり、全てのリスク要因が網羅されているわけではありません。 1.事業全般に関するリスクについて (1) システムの安全性について 当社グループの運営する「アクセストレード」「MWセキュリティストア」および「ママスタ」等のウェブサービスは、インターネットを通じて提供されているものであり、これらのウェブサービスを支えるシステムの安定稼動が、業務の遂行上、必要不可欠なものとなっております。そのため、常時ネットワークを監視し、日常的に保守管理をおこなっております。また、継続的な設備投資により、システム障害を未然に防ぐ体制を整えております。しかしながら、悪意ある者による意図的な不正アクセス、アクセス数の急激な増加によるシステムへの過負荷、通信障害、ソフトウェアの不備、コンピュータウイルスの侵入、ランサムウェア攻撃、物理的な破壊行為および自然災害等、当社グループの想定していない様々な事象の発生により、システムに重大な障害が発生した場合、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 技術革新やビジネスモデルの変化によるサービスの陳腐化について 当社グループの運営するパフォーマンスマーケティング事業およびメディア事業は、「インターネット関連の技術や動向の変化」とこれらに伴う「ビジネスモデルの変化」に強く影響を受けるものであり、当社グループは、これらの変化に対して素早く、柔軟に対応する必要があります。当社グループは、優秀な人材の採用を進めるとともに、最新の技術やビジネスモデルに関する情報収集を進め、必要な技術や資格の取得支援などを適宜行うことで、既存サービスの強化や顧客ニーズに適した新サービスの開発に努めております。しかしながら、これらの技術革新やビジネスモデルの変化に適時に対応できず、当社グループのサービスが陳腐化した場合、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法的規制に伴うリスクについて 当社グループのパフォーマンスマーケティング事業およびメディア事業において、現時点では、事業の継続に重要な影響を及ぼす法的規制はないものと認識しております。しかしながら、今後、インターネット利用者および事業者を規制の対象とする法令、行政指導、その他の規則等が制定された場合、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 またこれら事業の運営上欠かすことのできない広告配信、広告成果のトラッキングおよび不正行為防止のために使用している技術や手段が規制や制限を受ける場合には、代替技術や代替手段の開発に対する多額の投資や、移行に際しての機会損失により、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 特定人物への依存について 当社の代表取締役 執行役員社長である河端伸一郎は、当社グループの創業者であり、会社設立以来の最高経営責任者であります。同氏は、経営方針や事業戦略の決定やその実行において重要な役割を果たしております。当社グループにおいては、特定の人物に依存しない体制を構築するべく、幹部社員の情報共有や執行役員制度による権限の委譲によって同氏に過度に依存しない組織体制の整備を進めております。しかしながら、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を遂行することが困難になった場合、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5) 個人情報の管理について 当社グループは、パフォーマンスマーケティング事業およびメディア事業において、あらかじめ明記された利用目的の範囲内で、利用者の個人情報を入手しており、また、従業員や採用応募者の情報を含めて「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課せられております。 当社グループにおいては、当該義務を遵守すべく、一般社団法人日本プライバシー認証機構が認証するTRUSTe(トラストイー)を取得するなど、個人情報の取扱いに際し細心の注意を払い、プライバシー・ポリシーの制定・遵守や内部監査によるチェック等により、個人情報保護に関し十分な体制構築がおこなわれていると考えております。しかしながら、不測の事態により、個人情報が外部に流出した場合には、当社グループに対する損害賠償の請求や信用力の失墜により、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6) M&Aによる事業拡大および業務提携について 新たな事業モデルやウェブサービスの開発や創出等において、当社グループは既存事業とシナジーを生み出す可能性が高い案件については、M&Aや業務提携を検討して進めております。しかしながら、このようなM&Aや業務提携に関するプロジェクトは当初の予定通り進捗できる保証はなく、当社グループのコントロールの及ばない外的要因や環境の変化等により、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 優秀な人材の確保、育成について 当社グループの運営するパフォーマンスマーケティング事業およびメディア事業においては、中長期的な成長のため、付加価値の高いサービスの創出、提供をおこなう優秀な人材の確保、育成が重要となります。 当社グループはテレワークとオフィスワークのハイブリッドワークを可能とする就業規則の改定や、オフィス環境の整備など、従業員の働きやすい環境の整備等に取り組んでまいりました。しかしながら、当社グループを取り巻く経営環境や採用環境の変化により、当社が求める優秀な人材を十分に確保できず、また人材育成が思うように進まない場合、当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 (8)生成AIの利用等に関するリスクについて 当社グループは、主にサービス運営に係る業務やその他会社業務の効率化およびを目的として、生成AIを利用しております。特に生成AIの利用においては、個人情報や営業機密の漏えい、著作権等知的財産権の侵害および誤情報の流布等様々なリスクが想定されますが、生成AIの利用に関するルールやガイドラインの策定と周知、啓蒙をおこなうことで、これらのリスクの軽減を図っております。しかしながら、生成AIサービスは日々進歩を続ける反面、EUにおいてはAI規制法が制定されるなど、その在り方をめぐっては不透明な部分も多く、業務上の使用においても当初予期していなかったリスクが顕在化する可能性があり、これらのリスクが当社グループの事業や業績に対し、重要な影響を及ぼす可能性があります。 2.パフォーマンスマーケティング事業について (1) 代理店への依存について アフィリエイトサービスにおける代理店経由の売上は、46.6%であります。今後も、代理店との良好な関係を続けてまいりますが、代理店の事情や施策の変更、または当社グループのアフィリエイトサービスが陳腐化し、同業他社に対する当社の競争力が低下すること等により、代理店との取引が大きく減少するような場合は、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 参加審査・監視体制について アフィリエイトサービスにおいては、広告主(以下、「マーチャント」といいます。)が自らのサービスに適した掲載媒体(以下、「パートナーサイト」といいます。)と提携して広告を掲載する形式が取られるため、パートナーサイトの品質維持も非常に重要となります。当社グループのアフィリエイトサービスにおいては、マーチャントが提携時にパートナーサイトを事前に確認するほか、パートナーサイトによるアフィリエイトサービス登録時において、公序良俗に反しないか、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」「不当景品類及び不当表示防止法」「健康増進法」「医療法」等の法律もしくは関連するガイドラインに抵触するおそれがないか等の登録審査をおこない、また登録後においても、パートナー規約の遵守状況やサイト運営状況を定期的にモニタリングすることにより、パートナーサイトの品質維持につとめております。しかしながら、パートナーサイトにおいてパートナー規約に違反する行為等がなされた結果、マーチャントからのクレーム等により、アフィリエイトサービスの信用が失墜した場合、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合について アフィリエイトサービスは、新規参入も含め、今後より競争が激化する可能性がありますが、当社グループにおいては、2001年3月から事業運営している経験とノウハウの蓄積に加え、マーチャントやパートナーに対する成果報酬の設定単価等のコンサルティングをおこなうことにより、マーチャントおよびパートナーとの関係強化をはかっております。 また、システムの改善に関する両者の要望についても、自社内にシステム開発部門を保有していることから早期に対応をはかる等、競争力の維持向上に努めております。しかしながら、競合他社に対する優位性が確立できる保証はなく、競合の結果、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 特許権等知的財産権について アフィリエイトサービスに関する技術やビジネスモデルについて、現時点において、当社グループでは特許権を取得しておりません。なお、アフィリエイトを応用した一部の機能について特許を取得している企業はありますが、当社グループのシステムとは異なるものと考えております。しかしながら、特許の内容により当社グループのサービスやシステムに対する訴訟等が発生した場合は、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5) 海外展開に伴うリスクについて 当社グループは、インドネシア共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国、シンガポール共和国およびマレーシアにおいて現地法人を設立し、事業運営をおこなっております。アジア諸国においては、戦争、テロといった政治リスク、為替の急激な変動や貿易不均衡といった経済リスク、文化や慣習の違いから生ずる労務問題といった社会的リスクが、予想を超える水準で発生する可能性があり、これらのリスクが、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 為替リスクについて 海外関係会社の財務諸表は原則として現地通貨で作成後、連結財務諸表作成のため円換算されております。したがって、決算時の為替レートにより、現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が当社グループの業績および財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 決済代行業者との取引について 当社グループの運営するウェブサービスはその販売にあたって、売上金の回収を当社グループ外の決済代行会社を介しておこなっている場合があります。当社グループと決済代行会社との取引関係においては、今後も継続的かつ安定的な取引を推進するよう努めてまいりますが、販売商品・サービスもしくは販売方法等を原因として取引停止等になった場合、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 3.メディア事業について (1) サイト内の書き込みについて メディアサイトの「ママスタ」においては、サイト閲覧者が育児情報等を自由に書き込みおよび閲覧することができる掲示板を提供しております。この掲示板には、育児等に対する有益な内容が書き込まれております。当社グループでは、利用規約の承諾を前提に「ママスタ」をご利用いただいており、誹謗中傷等の記載を認識した場合は、社内の運用ルールや「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」に基づく措置に従って、すみやかに該当箇所を削除するよう努力しております。また、犯罪予告や脅迫等の記載を発見した場合は、警察当局と連携し、対応をおこなっております。 しかしながら、サイト利用者による誹謗中傷等の内容が記載された書き込みを発見できなかった場合や発見が遅れた場合は、マーチャントの当社グループに対する信用力が低下し、マーチャント数が減少すること等により、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 著作権や肖像権等の侵害について メディアサイトの「4MEEE」「ヨガジャーナル」等においては、画像、映像等を利用したコンテンツが存在しており、これらのコンテンツは、第三者の著作権や著作者人格権もしくは肖像権等を侵害しないよう細心の注意を払って制作され、掲載されております。しかしながら、当社グループの提供するコンテンツが意図せず第三者の著作権等や肖像権等を侵害し、権利者から、使用差し止め・使用料の請求等につき訴訟等が発生した場合は、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 掲載される広告の内容について メディアサイトの「ママスタ」「4MEEE」「saita」「ヨガジャーナル」等はアドネットワーク広告、純広告およびタイアップ広告等で収益を得ており、広告主の広告掲載内容が「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」「不当景品類及び不当表示防止法」等の法律やガイドラインに違反しないようシステムによるチェックや目視による精査をおこなっておりますが、過失等の要因により掲載した広告に瑕疵があった場合は、当社グループメディアサイトの信頼性を毀損し、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 広告プラットフォーマーの動向について メディアサイトの「ママスタ」「4MEEE」「saita」「ヨガジャーナル」等は各広告プラットフォーマーが提供するアドネットワーク広告等で収益を得ております。当社グループは広告収益確保のために、各メディアサイトにおけるコンテンツの充実、ユーザーの視認性を重視したレイアウトの設定などに対応している反面、大手広告プラットフォーマーの広告表示に関するポリシー変更等が影響し、近年では広告単価の下落等が発生しております。 これらの動きに対し、当社グループでは、新たな広告プラットフォーマーの開拓等により収益の維持・強化に努めておりますが、今後も広告プラットフォーマーのポリシーや技術的な仕様の変更等により、これらのメディアサイトのアドネットワーク広告等に更なる制約が生じた場合、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を維持したものの、米国の通商政策や物価上昇等の影響により、先行き不透明な状況で推移いたしました。 インターネット広告市場は、社会のデジタル化を背景に、SNS上の縦型動画広告をはじめとする動画広告需要が一層高まり、2024年度の「インターネット広告費」は前年比9.6%増の3兆6,517億円となりました(株式会社電通調べ)。 こうした環境の下、当社グループは、中期経営計画達成に向け、「生産性向上と商品力強化」「収益基盤の安定化と投資推進」「海外事業の成長投資の推進」に取り組んでまいりました。売上高は、成長事業であるマーケティングソリューションの会員獲得強化や、比較検討メディアの増収により、増加いたしました。一方、営業利益は、国内パフォーマンス広告の売上が伸び悩んだことや、コンテンツメディアの広告収入低下などが影響し、減少いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は8,846百万円(前連結会計年度比11.8%増)、営業利益は371百万円(同33.2%減)、経常利益は399百万円(同18.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は206百万円(同246.1%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 <パフォーマンスマーケティング> 「アクセストレード」を中心としたパフォーマンス広告は、営業機能の強化や、競合他社との差別化を図った商品の開発および拡販に注力したものの、前期に好調だった金融分野およびサービス分野の反動減等が影響し、減収となりました。海外事業は、好調なインドネシア法人を中心に、主要分野での新規顧客獲得を強化した結果、増収となりました。一方、経営資源の最適配分とさらなる効率化を図るため、海外事業をインドネシア法人およびタイ法人に集約すべく、マレーシア法人の解散および清算ならびにシンガポール法人の事業休止を決定いたしました。また、マーケティングソリューションでは、連結子会社の株式会社ストアフロントが展開するクラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」および迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」の積極的な販促活動が功を奏し、会員数を順調に積み上げました。同じく連結子会社の株式会社N1テクノロジーズは、2025年2月にWebマーケティングツール「SiteLead」のオプションとして、LINEを活用したマーケティングソリューション「SiteLeadナーチャリング」の提供を開始いたしました。 以上の結果、当事業の売上高は5,839百万円(前連結会計年度比17.5%増)となり、営業利益は307百万円(同25.3%減)となりました。 <メディア> ママ向け情報サイト「ママスタ」を中心としたコンテンツメディアは、ユーザー体験向上のためのプラットフォーマー規制により広告枠が制限された結果、ネットワーク広告収入が減少しました。一方で、収入の成長と安定化を図るべく、2025年7月に会員向け課金コンテンツ「ママスタコイン」の提供を開始するなど、会員基盤を活かした新たな収益モデルの構築に取り組んでまいりました。 比較・検討メディアは、上期において人材系比較メディアが広告需要を取り込んだことなどにより、増収となりました。また、連結子会社のユナイトプロジェクトが運営する「塾シル」では、コンテンツの拡充や大手検索サイトからの流入強化により塾への送客数が大きく増加し、黒字化に向けた進展が見られました。 以上の結果、当事業の売上高は3,007百万円(前連結会計年度比2.2%増)となり、営業利益は63百万円(前連結会計年度比55.9%減)となりました。 また、当連結会計年度における財政状態の概況は次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は9,476百万円となり、前連結会計年度末に比べ151百万円減少いたしました。これは主に売掛金及び契約資産が108百万円、その他が102百万円増加した一方で、現金及び預金が359百万円減少したことによるものであります。固定資産は1,704百万円となり、前連結会計年度末と比べ100百万円増加いたしました。これは主に、無形固定資産が76百万円、投資その他の資産が32百万円増加した一方で、有形固定資産が8百万円減少したことによるものであります。 この結果、資産合計は11,181百万円となり、前連結会計年度末に比べ51百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は5,481百万円となり、前連結会計年度末に比べ42百万円減少いたしました。これは主に買掛金が33百万円、関係会社整理損失引当金が38百万円、株主優待引当金が12百万円増加した一方、未払法人税等が53百万円、賞与引当金が24百万円、その他が49百万円減少したことによるものであります。固定負債は63百万円となり、前連結会計年度末と比べ3百万円減少いたしました。 この結果、負債合計は5,545百万円となり、前連結会計年度末に比べ45百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は5,636百万円となり、前連結会計年度末に比べ5百万円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益206百万円及び剰余金の配当188百万円により、利益剰余金が17百万円増加した一方、為替換算調整勘定が24百万円減少したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は、50.4%(前連結会計年度末は50.2%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ、359百万円減少し、5,594百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は下記のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金収入は169百万円(前連結会計年度は836百万円の収入)となりました。 主な資金増加要因は、税金等調整前当期純利益361百万円、減価償却費249百万円、関係会社整理損失引当金の増加額37百万円、仕入債務の増加額34百万円によるものであります。主な資金減少要因は、法人税等の支払額306百万円、売上債権及び契約資産の増加額109百万円、未払消費税等の減少額30百万円、その他の減少額70百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金支出は333百万円(同332百万円の支出)となりました。 主な資金減少要因は、有形固定資産の取得による支出62百万円、無形固定資産の取得による支出255百万円、投資有価証券の取得による支出15百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金支出は187百万円(同156百万円の支出)となりました。 資金減少要因は、配当金の支払額187百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動をおこなっておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループにおいては、受注高および受注残高の金額に重要性がないため記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度   (自  2024年10月1日     至  2025年9月30日)   前年同期比(%) パフォーマンスマーケティング(千円)   5,838,530   17.5 メディア                    (千円)   1,686,598   △4.0 調整額(注)2              (千円)   1,321,115   11.4 合計                  (千円)   8,846,245   11.8 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.調整額は、報告セグメントにおいて代理人として処理した取引のうち、他の当事者がセグメント間に存在するため、連結損益計算書上は本人として処理される取引額であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項  連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 また、この連結財務諸表作成にあたり必要となる会計上の見積りは、合理的な基準に基づいておこなっております。会計上の見積りは、その性質上入手し得る情報や判断に基づいておこなうため、実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは以下のとおりです。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の計上にあたり将来の課税所得およびタックス・プランニングを合理的に予測し、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。経営環境等の変化により、将来の課税所得およびタックス・プランニングに関する予測が変動する場合、繰延税金資産の計上金額が変動し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち収益性が著しく低下した資産または資産グループについて、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識および測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 売上高は、期初の連結業績予想9,000百万円を下回る8,846百万円となりました。売上高の詳細については「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 利益につきましては、営業利益が期初の連結業績予想750百万円に対し371百万円、経常利益が同750百万円に対し399百万円、および親会社株主に帰属する当期純利益が同400百万円に対し206百万円となり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも期初の連結業績予想を下回りました。 営業利益の未達は、パフォーマンスマーケティング事業において、新NISA関連の金融分野および人材紹介等のサービス分野での収益が減少したこと、また、メディア事業において、ユーザーエクスペリエンスの向上を目的とした広告枠の削減等により収益が減少したことが主たる要因であります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益の未達は、主として営業利益の未達が要因であります。 事業活動全体を通しては、売上高はマーケティングソリューション分野の収益拡大が上記の要因を補うことで計画値を概ね達成できたものの、営業利益の減少を補うに至らず、上記の結果となりました。 b.キャッシュ・フローの状況の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 c.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループにおける資金需要の主なものは、売上原価、販売費及び一般管理費等の営業費用等に係る運転資金ならびにシステム開発等に係る設備投資資金であります。当社グループは事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保するために、資金は内部資金でまかなうことを基本とし、必要に応じて銀行借入もしくは社債発行による資金調達を実施する方針であります。 当連結会計年度末における内部資金および上記の資金調達を併用することにより、当社グループの事業を継続していくうえで十分な手元流動性を確保するとともに、必要とされる運転資金および設備投資資金を調達することは可能であると判断しております。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は5,594百万円であり、借入金の残高はありませんでした。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、法的規制および海外展開に伴うリスク等の要因に重大な影響を受ける可能性があります。当社は、内部統制の運用、コンプライアンスに関する教育および関係子会社の適切な管理等をおこなうことにより、これらのリスク要因に対応してまいります。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、2023年11月に策定した中期経営計画(2023年10月~2026年9月)の見直すことといたしましたが、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標としては、引き続き「売上高」「営業利益」「ROE」の3指標を重視しております。当連結会計年度である第26期(2024年10月~2025年9月)は、「売上高」は前期を上回りましたが、国内パフォーマンス広告の売上の伸び悩みや、コンテンツメディアの広告収入低下などの影響により「営業利益」「ROE」は前期を大きく下回りました。 第27期において、当社グループは「中期経営計画の見直し」「顧客提供価値の強化と新たな収益モデルの拡充」「コスト効率による収益性改善」に取り組むことで、「売上高」「営業利益」「ROE」を成長させ、企業価値の向上を目指してまいります。

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