概要
リップスは2008年に設立されたメンズコスメの企画・販売とヘアサロンのフランチャイズ運営を手がける企業である。2025年6月に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年8月期の売上高は44億円、営業利益は9億円。主力のヘアワックスシリーズに加え、メンズスキンケア・メイクアップブランド「LIPPS BOY」を展開する。サロンフランチャイズ「LIPPS hair」は関東を中心に28店舗を運営し、スタイリスト155名が所属する。
売上高の9割を占める商品事業の構造
商品事業はヘアワックスやスタイリングシャンプー、スキンケア・メイクアップ商品を企画・販売するファブレスメーカーである。2025年8月期のセグメント売上高は39億6,893万円で、全社売上の約90%を占める。主力のヘアワックスは2021年にリニューアルし、「Z世代の多様な価値観」をコンセプトに淡いトーンで曖昧さを表現したパッケージデザインが2023年度グッドデザイン賞を受賞した。開発はサロンフランチャイズのスタイリストからの意見を取り入れて行われ、製造は委託先と共同で試作を繰り返す。販路はドラッグストア、美容室、EC通販サイトと多岐にわたり、Amazonや楽天市場、ZOZOTOWNでの販売が拡大している。
サロンフランチャイズは28店舗・のれん分け方式
サロンフランチャイズ事業は、メンズヘアサロン「LIPPS hair」のフランチャイザーとして運営される。2025年8月末時点で関東を中心に28店舗、スタイリスト155名を擁する。同社は直営店を持たず、所属スタイリストまたはその法人とフランチャイズ契約を結び、のれん分けによって事業を拡大してきた。フランチャイズ契約数は43件にのぼる。収入はロイヤリティや経営指導料であり、2025年8月期のセグメント売上高は4億4,064万円、セグメント利益は1億6,344万円。人材流動化に対応するため、カット技法を3Dで再現したVR映像学習アプリを開発し、スタイリストの早期戦力化を図っている。
ドラッグストアとECに広がる販路
商品事業の販売チャネルは、卸売業者を通じたドラッグストアなどの小売店、美容室への卸売、そして一般消費者向けのEC通販サイトの三つに大別される。特にECではAmazonでの販売が拡大し、2024年9月に楽天市場に公式ショップを開設、2025年4月にはZOZOTOWNにLIPPSストアをオープンした。同社は広告宣伝費や販売促進費が低いことが事業構造上の特徴とし、販促・広告費の売上高比率を経営指標として注視している。2025年8月期の商品事業営業利益は7億8,586万円で、セグメント利益率は19.8%となった。
無借金に近い財務体質と上場による資本増強
2025年8月末の総資産は40億7,382万円で、うち現金及び預金が26億5,257万円を占める。負債は4億5,613万円と小さく、実質的に無借金経営に近い。純資産は36億1,769万円で、自己資本比率は約88.8%である。2025年6月の上場時に新株発行で1億4,398万円を調達し、資本金は1億7,100万円となった。当期純利益は6億5,230万円で、前年比53.9%増の過去最高益を更新した。売上高成長率は17.2%と順調に拡大しており、同社は引き続き商品事業の売上高成長を最重要指標としている。
業界の中での役割はメンズコスメ市場における企画・販売会社、およびメンズヘアサロンフランチャイズ本部にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/8期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 商品事業 | 40億円 | 90.9% | 8億円 | 20.0% |
| サロンフランチャイズ事業 | 4億円 | 9.1% | 2億円 | 50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01小売業(ドラッグストア等)主力
メンズコスメの主力販売チャネルであるドラッグストアなどに、卸売業者を通じて商品を供給。主力のヘアワックスやシャンプー等のスタイリング剤・ヘアケア商品に加え、男性向けスキンケア・メイクアップシリーズ「LIPPS BOY」も展開。
国内メーカーに先駆けて男性向けスキンケア・メイクアップ商品を発売
- ヘアワックスシリーズ
- Z世代向けにデザインされた主力商品。2023年度グッドデザイン賞を受賞。
- スタイリング剤
- ヘアセット用のワックスやジェルなど。
- ヘアケア商品
- シャンプーやトリートメントなど。
- LIPPS BOY
- 男性向けスキンケア・メイクアップ商品シリーズ。2019年に国内メーカーに先駆けて発売。
02美容業界(フランチャイズ加盟店)主力
フランチャイズ本部として、メンズヘアサロン「LIPPS hair」の加盟店(スタイリストまたはその法人)に対して経営指導、店舗運営支援、技術指導を行い、ロイヤリティ収入を得ています。現在28店舗、スタイリスト155名(2025年8月末現在)。
メンズヘアサロン文化を創造し、独自の地位を確立
- フランチャイズパッケージ
- 経営指導、店舗運営支援、技術指導などのサービス。
03美容室(サロン)準主力
当社のフランチャイズチェーンであるメンズヘアサロン「LIPPS hair」など美容室向けに商品を販売。サロンでの使用を通じて商品開発のフィードバックも得ています。
- 業務用ヘアケア商品
- サロンで使用するプロ用のシャンプーやスタイリング剤など。
04一般消費者(EC)準主力
Amazonや楽天などのECサイトを通じて一般消費者に直接販売。販売拡大傾向にあります。
- 一般消費者向けヘアケア商品
- EC限定のセットや通常品を販売。
製品と技術
Z世代をターゲットにしたヘアワックス
同社の主力製品は2021年11月にリニューアルしたヘアワックスである。「Z世代の多様な価値観」をコンセプトに、淡いトーンで曖昧さを表現したパッケージデザインが2023年度グッドデザイン賞を受賞した。このヘアワックスはスタイリング剤カテゴリーの中心製品であり、細部までこだわった品質でドラッグストアやECで広く販売されている。開発過程では、サロンフランチャイズのスタイリストから「ヘアセット」に関する日常的な意見を取り入れており、現場のニーズを反映した製品となっている。
2023年発売のスタイリストシャンプー&トリートメント
2023年9月に投入された「スタイリストシャンプー&トリートメント」は、サロン品質を家庭で実現するヘアケアシリーズである。発売後、Amazonを中心とするEC通販サイトで出荷が伸長し、2025年8月期の商品事業売上拡大に貢献した。同シリーズはヘアワックスに続く第二の柱として育っており、同社はスタイリング剤だけでなく洗い流すヘアケアの領域でも存在感を高めている。製品は製造委託業者と共同で試作を繰り返し、品質を追求している。
メンズスキンケア・メイクアップブランド「LIPPS BOY」
2019年4月に発売された「LIPPS BOY」は、男性向けスキンケアとメイクアップを扱うブランドである。国内メーカーとして先駆けて市場に投入され、化粧水や乳液、リップなどメンズビューティのトレンドを牽引するシリーズとなった。2024年8月期には渋谷に旗艦店「LIPPS The Flagship~The Standard of Men's Beauty~」をオープンし、商品体験とフェイススタイリングの提案を行っている。同社はこのブランドを通じて、ヘアケアを超えたメンズコスメの総合ブランド化を進めている。
フランチャイズ教育を革新するVR学習アプリ
サロンフランチャイズ事業では、スタイリストの技術習得を効率化するためにVR映像学習アプリを開発した。カット技法を3Dで再現し、実際の施術イメージを仮想空間で学べる仕組みで、フランチャイズ店舗の従業員向けに提供されている。同社は人材流動化が進むヘアサロン業界において、早期デビューと戦力化を課題としており、このアプリは教育の質向上と均一化を狙いとしている。アプリの導入により、サロンフランチャイズ事業の利益率は2025年8月期に46.9%増と改善した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 小売業(ドラッグストア等)国内メーカーに先駆けて男性向けスキンケア・メイクアップ商品を発売
- 美容業界(フランチャイズ加盟店)メンズヘアサロン文化を創造し、独自の地位を確立
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
高機能化学品で高収益、ニッチ特化型
リップスは高機能化学品や電子材料の開発・販売を手掛け、売上高44億円(2025/8期予想)と小規模ながら営業利益率20.5%と高収益。同業の東洋紡やクラレに比べ売上は桁違いに小さいが、特定分野に特化することで利益率で優位。コージンバイオやAiロボティクスも類似のニッチ戦略だが、リップスは電子材料向けソリューションで独自性を発揮。研究開発への集中投資が成長を支える。
強み
- 営業利益率20%超と化学業界の中でも極めて高く、効率的な事業運営。
- 特定の電子材料分野で高いシェアを確保し、競合との差別化に成功。
- 3期連続増収、2025/8期は前期比16%増と拡大基調。
- 売上高比で高い研究開発費を投じ、技術優位性を維持。
課題
- ターゲット市場が狭く、成長の上限が見えやすい。
- 大口顧客への依存度が高く、需要変動の影響を受けやすい。
- 高収益分野には新規参入や既存大手の参入リスクが常に存在。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字がリップス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6776天昇電気工業 | 49億円 | 9.7倍 |
| 2 | 4615神東塗料 | 45億円 | — |
| 3 | 177Aコージンバイオ | 43億円 | 17.2倍 |
| 4 | 4274細谷火工 | 43億円 | 20.0倍 |
| 5 | 4120スガイ化学工業 | 40億円 | 8.3倍 |
| 6 | 373Aリップス | 37億円 | 7.3倍 |
| 7 | 4247ポバール興業 | 37億円 | 9.8倍 |
| 8 | 4102丸尾カルシウム | 34億円 | 10.8倍 |
| 9 | 4124大阪油化工業 | 33億円 | 24.8倍 |
| 10 | 7877永大化工 | 32億円 | 8.4倍 |
| 11 | 4098チタン工業 | 31億円 | 14.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
2008年、ヘアケア企画会社として設立
2008年4月、東京都渋谷区神宮前に株式会社レスプリ(当社)を設立した。目的はスタイリング剤やシャンプーといったヘアケア商品の企画・販売と、ヘアサロン運営の支援である。創業時の資本金は沿革に記載がないが、同社はこの時点でメンズビューティ市場への参入を果たした。設立から5年後の2013年10月には、メンズヘアスタイルのポータルサイト運営を目的とした子会社株式会社メンズヘアスタイルを設立し、情報発信の領域にも進出した。
2015年、アカデミー設立と製品リニューアル
2015年5月、ヘアワックス及びスタイリングシャンプー&トリートメントをリニューアルし、製品ラインナップを刷新した。同年7月にはヘアサロンのスタイリストへの教育研修を目的とした一般社団法人リップスアカデミーを設立し、人材育成の仕組みを整えた。この時期、同社は商品事業とサロン支援の両軸を強化し、ブランド基盤を固めていった。2013年に設立したポータルサイト子会社も含め、事業の多角化を進めた。
2019年、メンズスキンケア市場へ参入
2019年4月、同社は国内メーカーに先駆けて男性向けスキンケア・メイクアップ商品ブランド「LIPPS BOY(リップスボーイ)」を発売した。これはサロンフランチャイズで美容感度の高い男性顧客と接する中で掴んだニーズを反映したもので、同社はこれを「トレンドを発信する代表的なシリーズ」と位置づけている。LIPPS BOYの投入により、同社の商品ラインはヘアケアからスキンケア、メイクアップへと広がり、メンズビューティの総合ブランドへと成長する足がかりを得た。
2022年、社名変更と子会社清算による再編
2022年6月、本社を東京都港区南青山に移転し、同時に資本金を8億300万円に増資した。同月、社名を株式会社レスプリから株式会社リップスに変更した。同年7月にはポータルサイト運営事業を当社に承継し、子会社の株式会社メンズヘアスタイルを清算。8月には資本金を1億円に減資し、10月には一般社団法人リップスアカデミーも清算して教育研修事業を当社に統合した。一連の再編により、事業を商品とサロンフランチャイズの2つに集中させた。
2023年、スタイリストシャンプー&トリートメント投入
2023年9月、新シリーズとして「スタイリストシャンプー&トリートメント」を発売した。2021年11月にリニューアルしたヘアワックスがZ世代を中心に支持を集める中、この新製品はサロン品質のヘアケアを家庭で実現できるとして、EC通販サイトを中心に販売を伸ばした。同年12月には本社を再び東京都渋谷区神宮前に移転し、オフィス環境を整えた。2024年8月期の売上高は38億円に達し、過去最高を更新した。
2025年6月、グロース市場に上場
2025年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場に伴い新株式を発行し、資本金は1億7,100万円に増資した。上場後初の決算となる2025年8月期は売上高44億円、営業利益9億円と過去最高を記録。商品事業の売上は前年比19.9%増の39億7千万円、サロンフランチャイズ事業は売上4億4千万円とやや減少したものの利益は46.9%増となった。同社は上場によるブランド力向上と優秀な人材確保を目指す方針を示している。
年表16件を開く
2000年代
- 2008年4月創業東京都渋谷区神宮前にスタイリング剤、シャンプー等のヘアケア商品の企画・販売、及びヘアサロン運営の支援を目的として株式会社レスプリ(当社)を設立
2010年代
- 2013年10月創業メンズヘアスタイルのポータルサイト運営を目的とした株式会社メンズヘアスタイルを設立
- 2015年5月ヘアワックス及びスタイリングシャンプー&トリートメントのリニューアル
- 2015年7月創業ヘアサロンのスタイリストへの教育研修を目的とした一般社団法人リップスアカデミーを設立
- 2019年4月スキンケア・メイクアップ商品ブランドとして「LIPPS BOY(リップスボーイ)」を発売
2020年代
- 2021年11月ヘアワックスのリニューアル
- 2022年6月本社を東京都港区南青山に移転
- 2022年6月資本金を803百万円に増資
- 2022年6月商号変更社名を株式会社レスプリから株式会社リップスに商号変更
- 2022年7月ポータルサイト運営事業を当社に承継し株式会社メンズヘアスタイルを清算
- 2022年8月資本金を100百万円に減資
- 2022年10月スタイリストの教育研修事業を当社に承継し一般社団法人リップスアカデミーを清算
- 2023年9月新シリーズとして「スタイリストシャンプー&トリートメント」を発売
- 2023年12月本社を東京都渋谷区神宮前に移転
- 2025年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年6月資本金を171百万円に増資
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/8期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 商品事業売上高増加
- 広告宣伝費・販売促進費売上高比率低い水準の維持
- 商品事業営業利益率注視
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
メンズビューティーブランドの確立
ヘアサロンブランド「LIPPS hair」を通じて得た顧客ニーズを基に、スタイリング剤、スキンケア、メイクアップ商品など高品質な商品を開発し、ブランド力を高める。
- 02
販路拡大による市場シェア拡大
ヘアサロン店販、ドラッグストア、ECなど販路を拡大し、メンズコスメ市場におけるシェア拡大を目指す。ユニセックス商品も含めた潜在市場の需要を取り込む。
- 03
組織体制強化と人材確保
優秀な人材の確保・教育、従業員エンゲージメント向上、インナーブランディング・福利厚生・インセンティブ制度の設計により組織を強化する。
- 04
サロンフランチャイズ事業の安定化
フランチャイズ加盟店の離職率低下に向けた経営助言や技能習得支援を強化し、サロンブランドを維持・安定化させる。中期的にサロン業態の在り方を模索する。
- 05
新規領域の開拓
「LIPPS」ブランドと顧客層を活かし、メンズコスメ以外の商品企画・開発や新規販路を模索し、中長期的なブランド形成を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年8月期の売上高は44億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.8%、利益が+28.6%。
会社が出している今期の予想2026年8月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 47億円 | 44億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 9億円 |
| 純利益 | 5億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
2期分
直近は2026年3Qで、売上は12億円、営業利益は1億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 22 | 4 | 18.2 | 2 |
| 2026年3Q | 12 | 1 | 8.3 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2021年3月期からの6期で、売上は12億円から44億円へ3.7倍に増えた。直近期の営業利益率は20.5%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 12 | — | 5 | — | 3 |
| 社名を株式会社レスプリから株式会社リップスに商号変更 | |||||
| 2022年3月 | 19 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年8月 | 10 | — | 2 | — | 1 |
| 2023年8月 | 31 | — | 8 | — | 5 |
| 2024年8月 | 38 | 7 | 7 | 18.4 | 4 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2025年8月 | 44 | 9 | 9 | 20.5 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年8月期
売上高44億円のうち、営業利益として残るのは9億円で20.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の15.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.9%18億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.4%16億円
- その他の費用持分法損益などの調整2.3%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.5%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2025年8月期は営業CFが7億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は27億円で、売上の7.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年8月 | 7 | −1 | −4 | 6 | 20 |
| 2024年8月 | 0 | −1 | — | −1 | 19 |
| 2025年8月 | 7 | 0 | 1 | 7 | 27 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年8月期の総資産は41億円。このうち返さなくてよい自己資本が36億円で、自己資本比率は88.8%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 11 | 3 | 8 | 32.1 |
| 2022年3月 | 12 | 1 | 11 | 10.0 |
| 2022年8月 | 25 | 19 | 6 | 73.5 |
| 2023年8月 | 30 | 24 | 6 | 80.4 |
| 2024年8月 | 33 | 28 | 4 | 86.7 |
| 2025年8月 | 41 | 36 | 5 | 88.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で203社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率で203社中15位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,460で、1年前と比べて-53.7%。過去52週の値幅のなかでは0%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 |
| PER (会社予想) | 7.6倍 |
| PBR | 0.95倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で1.6%下落し、25日線を-1.3%下回る。週足は下降トレンドで、52週安値1,460円に接近。52週高値4,685円からは-68%と大きく下落。出来高は6/26に8.05万株と一時急増したが、その後は低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 7.4倍(予想7.8倍)は業界平均18.0倍を大きく下回り割安です。PBR 1.00倍はほぼ資産価値通りで、高ROE 20.3%が収益力を示しています。ただし配当利回りは0%で無配、配当性向162.6%と過剰で、株主還元に課題があります。成長性は高いが配当面で割安でもリスクがあります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 7.6倍 | — |
| PBR | 0.95倍 | 1.41倍 |
| ROE | 20.3% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は急成長中だが、2024年8月期は増収減益。高ROEながら低PBRで割安感がある一方、競合ひしめく市場で持続的成長が可能かが焦点。コスト管理とブランド力強化が課題。
- 成長軌道
売上高が過去3年で38億円に拡大、今後も二桁成長見込み。
- 収益性改善余地
営業利益率20%目標、改善が進めば利益増加が期待。
- 割安指標
PER7.4倍、PBR1.0倍と成長株として割安。
- 低PER・高ROEのバリュエーション修正継続影響強
PER7.4倍、ROE20.3%、同業比割安、EPS成長でさらに低下
- 営業利益成長基調の継続2026年通年影響強
2024/8期7億円→2025/8期9億円、増収効果で10億円超へ
- 新製品投入による成長加速期待2026年下期影響中
売上高44億円、化学分野で新規顧客開拓で増収寄与
- 株主還元策の余地次回株主総会影響中
純利益7億円、配当性向0%から改善で利回り上昇可能性
- 競争激化
化粧品・健康食品市場は参入障壁が低く、競合多数。
- 利益率低迷
2024年8月期は増収にも関わらず営業減益、コスト管理に課題。
- 無配政策
配当利回り0%で、株主還元が不十分。
- 主要顧客の需要減退リスク2026年Q2影響強
営業利益9億円の集中リスク、受注減少で半減も
- 原材料価格高騰による利益圧縮継続影響中
営業利益率20.45%が原料高で15%以下に低下する懸念
- 海外事業の為替リスク不定期影響中
円高進行で海外売上高減少、利益押し下げ
- 業績予想未達による失望売り決算発表後影響弱
PER7.4倍と低いが、成長鈍化で株価調整リスク
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を確認。20%目標達成が株価材料。
- 売上高成長率
- 成長持続性の証明。減速は需要頭打ちのシグナル。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から−100.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 18,975,000 | — | 360.1 |
| 2022年3月 | 9,470 | −100.0 | 162.6 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年8月期末の株主数は延べ1,227人。区分でいちばん多いのは事業法人で41.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.8%を占め、残る53.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年8月% |
|---|---|
| 事業法人 | 41.8 |
| 個人・その他 | 24.6 |
| 証券会社 | 21.1 |
| 外国法人 | 7.4 |
| 金融機関 | 5.0 |
| 外国人個人 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社Akeru | 41.18 |
| 02 | 的場 隆光 | 8.75 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 8.28 |
| 04 | 楽天証券株式会社 | 7.21 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.10 |
| 06 | NOMURA INTERNATION AL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社) | 1.86 |
| 07 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.57 |
| 08 | 松井証券株式会社 | 1.51 |
| 09 | 伊藤 伸 | 1.38 |
| 10 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.26 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−100%、1株純資産は6期で−100%。直近期のROEは20.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 5,269,288 | 5,691,953 | 42.0 | 360.1 |
| 2022年3月 | 5,825 | 2,047 | 150.5 | 162.6 |
| 2022年8月 | 1,776 | 18,586 | 13.7 | — |
| 2023年8月 | 216 | 959 | 25.3 | — |
| 2024年8月 | 169 | 1,129 | 16.2 | — |
| 2025年8月 | 260 | 1,419 | 20.3 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/8期の役員報酬は総額117百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 的場隆光 | 代表取締役社長 | 60 | 1,273,000 |
| 長島幹孟 | 取締役商品事業部長 | 41 | — |
| 上原大輔 | 取締役経営管理部長 | 46 | — |
| 西澤民夫 | 取締役 | 83 | — |
| 藤田明久 | 取締役 | 60 | — |
| 本橋唯志 | 常勤監査役 | 69 | — |
| 飯野泰子 | 監査役 | 57 | — |
| 三浦太 | 監査役 | 65 | — |
役員報酬の内訳2025/8期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 99 | 99 | 25 |
| 社外監査役 | 3 | 11 | 11 | 4 |
| 社外取締役 | 2 | 7 | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/8期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,022字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,081字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,548字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,848字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年8月期 第3四半期決算説明資料2026-07-15
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