概要
細谷火工は、火工品(高エネルギー物質)の製造・販売と、商業施設や実験棟の賃貸を主力とする東京都あきる野市の企業である。2026年3月期の売上高は21億円、従業員94名。防衛省向けが売上の過半数を占める。
火工品事業と賃貸事業の二本柱
細谷火工の事業は、火工品事業と賃貸事業の二つで構成される。火工品事業では、固体・液体の高エネルギー物質の製造・販売、燃焼処分、評価試験を手掛ける。製品の大部分は外部顧客に販売され、防衛省向けが2026年3月期で売上高の51.0%を占める。賃貸事業では、大型商業店舗、大型実験棟、火薬庫などの施設を賃貸しており、2026年3月期の賃貸事業売上は177百万円(全体の8.3%)である。
防衛省への高い依存度
同社の最大顧客は防衛省であり、2026年3月期の販売実績は1,089百万円で全売上の51.0%に達する。第二の顧客はミネベアミツミ株式会社で295百万円(13.8%)である。防衛装備品全般の需要高まりを受けて受注が増加しており、同社の収益は国防政策の影響を大きく受ける構造にある。
関連会社との協業体制
細谷火工は関連会社として株式会社ホソヤエンタープライズを有する。同社への原材料供給と外注加工の発注、半製品の購入を行うが、取引規模は重要な水準ではない。また、火薬庫の一部をホソヤエンタープライズに賃貸しており、グループ内での連携を図っている。
安定した収益基盤と財務体質
2013年3月期から2026年3月期までの売上高は15億円から21億円の範囲で推移し、毎期1~2億円の当期純利益を計上している。2026年3月期の自己資本比率は72.0%と高く、負債の多くは事業運営に必要な借入金である。固定資産には投資有価証券や有形固定資産が含まれ、安定した財務基盤を維持している。
多品種少量生産と生産性向上への課題
火工品事業は多品種少量生産であり、各製品の納期が集中するため生産計画に偏りが生じやすい。原材料の入手難や加工業者の撤退による部材不足も課題である。同社は工場の効率化と部門間連携の強化により全体最適を図り、収益力向上を目指している。
業界の中での役割は火工品メーカー(花火、信号炎管など)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 火工品事業 | 20億円 | 90.9% | 2億円 | 10.0% |
| 賃貸事業 | 2億円 | 9.1% | 1億円 | 50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01花火・火工品市場主力
火工品(花火、信号炎管、発煙筒など)を製造し、外部顧客に販売している。関連会社に原材料を供給し、外注加工を発注して半製品を購入する。
- 火工品(花火、信号炎管等)
- 火薬を使用した製品。花火大会などで使用される。
02不動産賃貸準主力
大型商業店舗、実験棟、火薬庫を賃貸する。関連会社にも一部を賃貸している。
主要顧客株式会社ホソヤエンタープライズ
- 不動産賃貸(商業店舗、実験棟、火薬庫)
- 自社保有不動産を貸し出すことで安定収益を得る。
製品と技術
火工品:高エネルギー物質の製造と販売
細谷火工の主力製品は火工品、すなわち固体および液体の高エネルギー物質である。これらは主に防衛装備品に使用され、信管、発射薬、炸薬など多岐にわたる。多品種少量生産が特徴であり、各製品の納期が同時期に集中するため、生産計画の最適化が収益性向上の鍵となっている。
火工品燃焼処分受託業務
同社は火工品の製造販売に加え、使用済み火工品の燃焼処分を受託する業務を手掛ける。このサービスは近年需要が増加しており、2025年3月期の売上増加に貢献した。適切な安全管理と処理能力が求められる事業である。
賃貸事業:施設の有効活用
賃貸事業では、大型商業店舗、大型実験棟、火薬庫などの自社保有施設を賃貸している。火薬庫の一部は関連会社ホソヤエンタープライズに貸し出されている。2026年3月期の賃貸売上は177百万円で、安定した収益源となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
化学・火工品の専門メーカー
細谷火工は化学業界に属し、売上高約20億円(2025/3)の極小規模企業です。同業他社の東洋紡やクラレに比べ桁違いに小さく、産業用火工品(信号炎管・発煙筒など)に特化したニッチ企業です。営業利益率15%(2025/3)と高収益ですが、市場規模が限定的で成長性は乏しい。業界内では、高い技術力と特殊認証を要するため参入障壁が高い一方、需要減少リスクも抱えています。
強み
- 営業利益率15%と二桁を維持しており、利益率の高さが際立つ。
- 火工品製造には許認可・専門技術が必要で、新規参入が難しい。
- 防災・産業用の一定需要があり、景気変動に比較的影響されにくい。
- 売上高20億円規模ながら、利益率が高く、自己資本比率も高いと推測される。
課題
- 売上高20億円程度と小さく、成長余地が限定的で拡大が難しい。
- 火工品の需要が社会環境変化により減少する可能性がある。
- 専門性が強みである一方、新分野進出には大きな投資と時間が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字が細谷火工
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4934プレミアアンチエイジング | 52億円 | 18.0倍 |
| 2 | 4242タカギセイコー | 50億円 | 3.1倍 |
| 3 | 6776天昇電気工業 | 49億円 | 9.7倍 |
| 4 | 4615神東塗料 | 45億円 | — |
| 5 | 4274細谷火工 | 43億円 | 20.0倍 |
| 6 | 177Aコージンバイオ | 43億円 | 17.2倍 |
| 7 | 4120スガイ化学工業 | 40億円 | 8.3倍 |
| 8 | 373Aリップス | 37億円 | 7.3倍 |
| 9 | 4247ポバール興業 | 37億円 | 9.8倍 |
| 10 | 4102丸尾カルシウム | 34億円 | 10.8倍 |
| 11 | 4124大阪油化工業 | 33億円 | 24.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年から2020年にかけての安定成長期
2013年3月期の売上高は15億円、当期純利益は1億円だった。その後2020年3月期まで売上高は15~16億円で推移し、毎年1億円の純利益を維持した。この間、防衛省向けの需要は安定的に存在し、同社は火工品の製造・販売に専念する体制を続けた。賃貸事業も併せて安定した収益をもたらした。
2021年から2025年:防衛需要の高まりと増収
2021年3月期に売上高は16億円から18億円へ増加し、その後2025年3月期まで18億円台を維持した。2025年3月期には防衛省向け販売が923百万円(45.3%)に達し、火工品燃焼処分の受託業務も増加した。一方で原材料費やエネルギー価格の上昇が収益性を圧迫したが、増収効果により営業利益は303百万円(前期比4.2%増)を確保した。
2026年3月期:過去最高の売上高予想
2026年3月期の予想売上高は21億円、営業利益3億円、当期純利益2億円と過去最高を見込む。防衛装備品の受注増加に加え、火工品燃焼処分の受託拡大が寄与する見通しである。同社は生産能力の拡大と生産性向上を課題として掲げ、工場内の効率化だけでなく部門間連携の強化を進める方針である。
関連会社との関係深化と事業領域拡大の模索
同社は関連会社ホソヤエンタープライズとの協業に加え、近年は航空宇宙分野など新たな市場への展開を模索している。大学や研究機関、海外からの引き合いが増加しており、産学官連携による共同研究や製品開発を通じて、既存の枠を超えた事業領域の拡大を目指している。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
人財の活躍推進
多様な人財に公平な機会を提供し、全ての社員の力を最大限に引き出すとともに、組織として活力を活かし、個人と企業が共に成長する環境と風土を構築する。
- 02
事業領域の拡大
高エネルギー物質の需要が広がる航空宇宙分野などに対応し、産学官連携による共同研究や製品開発を通じて、既存の枠を超えた事業領域の拡大を進める。
- 03
既存製品の収益力向上
多品種少量生産の課題に対し、部門間連携を強化し全体最適を図る。防衛需要の高まりを受け、生産能力の拡大と生産性向上により収益力の向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で94人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は606万円で、9期前と比べて+18.6%。平均年齢は46.3歳、平均勤続年数は9.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 85 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 85 | — |
| 2019年3月 | 511 | 46.1 | 7.9 | 83 | — |
| 2020年3月 | 446 | 45.8 | 7.8 | 89 | — |
| 2021年3月 | 453 | 46.7 | 7.4 | 88 | — |
| 2022年3月 | 537 | 46.3 | 7.8 | 86 | — |
| 2023年3月 | 555 | 46.1 | 8.3 | 87 | — |
| 2024年3月 | 602 | 46.6 | 8.7 | 90 | — |
| 2025年3月 | 651 | 46.6 | 9.2 | 87 | 345 |
| 2026年3月 | 606 | 46.3 | 9.3 | 94 | 319 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達145万円令和元年度(国)火工品の廃棄(その2)防衛省 · 2020-03-23
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は21億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 22億円 | 21億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥13 | ¥13 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 8 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 4 | 1 | 25.0 | 1 |
| 2024年3Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 9 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 7 | 2 | 28.6 | 1 |
| 2025年4Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2026年2Q | 5 | 1 | 20.0 | 1 |
| 2026年4Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
| 2027年1Q | 3 | 1 | 33.3 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は15億円から21億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は14.3%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年3月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年3月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年3月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年3月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年3月 | 15 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年3月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年3月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年3月 | 18 | — | 2 | — | 1 |
| 2023年3月 | 18 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年3月 | 18 | — | 2 | — | 1 |
| 2025年3月 | 20 | 3 | 3 | 15.0 | 2 |
| 2026年3月 | 21 | 3 | 3 | 14.3 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高21億円のうち、営業利益として残るのは3億円で14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%14億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%4億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.3%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は8億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 6 |
| 2014年3月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 7 |
| 2015年3月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 8 |
| 2016年3月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
| 2017年3月 | 0 | −3 | 1 | −3 | 5 |
| 2018年3月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 8 |
| 2019年3月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 9 |
| 2020年3月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 9 |
| 2021年3月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 8 |
| 2022年3月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 11 |
| 2023年3月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 12 |
| 2024年3月 | 0 | −1 | −2 | −1 | 9 |
| 2025年3月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 7 |
| 2026年3月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 8 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は48億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は72.0%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 29 | 18 | 11 | 60.8 |
| 2014年3月 | 30 | 19 | 11 | 62.9 |
| 2015年3月 | 31 | 20 | 11 | 64.4 |
| 2016年3月 | 32 | 20 | 12 | 64.5 |
| 2017年3月 | 34 | 22 | 12 | 63.4 |
| 2018年3月 | 35 | 23 | 12 | 64.8 |
| 2019年3月 | 37 | 24 | 13 | 64.7 |
| 2020年3月 | 38 | 25 | 13 | 65.9 |
| 2021年3月 | 41 | 27 | 14 | 66.4 |
| 2022年3月 | 42 | 28 | 14 | 66.2 |
| 2023年3月 | 43 | 29 | 14 | 68.4 |
| 2024年3月 | 44 | 30 | 14 | 69.5 |
| 2025年3月 | 45 | 32 | 13 | 71.3 |
| 2026年3月 | 48 | 35 | 14 | 72.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で203社中28位あたり、逆に低いのは配当利回りで203社中185位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,066で、1年前と比べて+7.5%。過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.0倍 |
| PER (会社予想) | 19.4倍 |
| PBR | 1.23倍 |
| 配当利回り | 1.22% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+6.2%上昇し、現在1084円。週足では25日線(1062.08円)を上回るが、75日線(1153.8円)を下回る。52週高値1999円から-46%の低位。出来高は7/6に53,900株の急増後、減少傾向で上値重い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)。
PER 20.35倍は業界平均18.45倍をやや上回り割高感があるが、PBR 1.25倍は業界平均1.44倍を下回り割安。ROE 6.4%は低く、収益性は劣る。無配で株主還元は不十分。バリュエーションは指標により混在しており、ほぼ妥当な水準と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.0倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 19.4倍 | — |
| PBR | 1.23倍 | 1.41倍 |
| ROE | 6.4% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高い収益性とニッチ市場での安定需要が評価される一方、需要の周期性と無配政策が課題。強気派は、営業利益率15%の高収益と、PER20倍の適正評価を指摘。弱気派は、市場規模の小ささと成長性のなさ、無配を懸念。
- 高い収益性
2025/3期営業利益率15%と高水準。
- 参入障壁
許認可・安全規制により新規参入が困難。
- 需要の安定性
鉱山・土木向けは景気に左右されにくい。
- 2025年3月期営業利益3億円の高水準維持通年影響中
売上高20億円に対し営業利益率15%を達成、安定収益が評価
- 株価純資産倍率1.25倍と割安感継続影響弱
PBR1.25倍は化学セクター平均比低く、バリュー株として見直し余地
- 予想PER20.35倍の割安評価継続影響弱
PER20.35倍は同業他社比低く、収益安定性考慮で割安
- 外国法人保有比率2.5%からの上昇余地不定影響弱
外国人保有比率低く、増加すれば需給改善期待
- 市場規模の小ささ
売上高20億円未満で成長余地が限定的。
- 無配政策
配当利回り0%で株主還元が不十分。
- 需要の周期性
公共工事の動向に依存する側面。
- 売上高21億円が頭打ちの可能性2026年下期影響中
2025年3月期20億円から21億円と伸び鈍化、成長鈍化懸念
- 営業利益率14.29%への小幅低下2026年3月期影響中
2025年3月期15%から14.29%に低下、コスト増の兆候
- 配当利回りゼロで株主還元不足継続影響弱
無配継続で個人投資家の見切り売りリスク
- 時価総額44億円の小型株流動性リスク継続影響弱
売買代金小さく、大口売却で株価下落しやすい
- 受注高
- 今後の売上を占う先行指標。
- 営業利益率
- 高収益が持続するか確認。
- 配当方針
- 株主還元の変化をチェック。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり13円で、前期から−11.8%。いまの株価に対する利回りは1.22%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 6 | — | 21.0 |
| 2018年3月 | 7 | 16.7 | 27.2 |
| 2019年3月 | 7 | 0.0 | 20.6 |
| 2020年3月 | 6 | −14.3 | 21.0 |
| 2021年3月 | 6 | 0.0 | 19.5 |
| 2022年3月 | 8 | 33.3 | 25.3 |
| 2023年3月 | 10 | 25.0 | 30.2 |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | 28.9 |
| 2025年3月 | 17 | 70.0 | 31.0 |
| 2026年3月 | 15 | −11.8 | 28.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥13
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,087人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.7%を占め、残る75.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 60.2 | 60.1 | 59.1 | 61.3 | 67.0 | 68.3 |
| 事業法人 | 24.7 | 23.5 | 23.6 | 21.6 | 22.0 | 17.4 |
| 金融機関 | 9.9 | 9.8 | 9.7 | 9.5 | 5.9 | 7.3 |
| 証券会社 | 2.6 | 4.5 | 5.8 | 3.5 | 3.5 | 4.6 |
| 外国法人 | 2.6 | 2.1 | 1.7 | 4.1 | 1.5 | 2.4 |
| 自己株式 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 一般社団法人日本文化伝承会館 | 10.29 |
| 02 | 細谷火工共栄会 | 6.32 |
| 03 | 西武信用金庫 | 5.46 |
| 04 | 志村 実 | 4.34 |
| 05 | 細谷 亮旗 | 4.22 |
| 06 | 細谷 穰志 | 2.55 |
| 07 | ナス物産株式会社 | 2.28 |
| 08 | 住友重機械工業株式会社 | 2.23 |
| 09 | 浅原 住子 | 1.81 |
| 10 | 野村證券株式会社 | 1.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-17西武信用金庫新規の大量保有報告6.57%+1.11pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+59%、1株純資産は14期で+97%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 33 | 441 | 7.8 | 9.0 | 14.9 |
| 2014年3月 | 25 | 470 | 5.6 | 14.7 | 23.6 |
| 2015年3月 | 25 | 499 | 5.1 | 15.3 | 24.3 |
| 2016年3月 | 25 | 509 | 4.9 | 15.3 | 28.2 |
| 2017年3月 | 29 | 542 | 5.4 | 17.5 | 21.0 |
| 2018年3月 | 26 | 575 | 4.6 | 39.3 | 27.2 |
| 2019年3月 | 34 | 603 | 5.8 | 28.8 | 20.6 |
| 2020年3月 | 29 | 620 | 4.7 | 24.3 | 21.0 |
| 2021年3月 | 36 | 681 | 5.5 | 36.3 | 19.5 |
| 2022年3月 | 32 | 698 | 4.6 | 35.0 | 25.3 |
| 2023年3月 | 33 | 732 | 4.6 | 41.8 | 30.2 |
| 2024年3月 | 35 | 762 | 4.6 | 39.3 | 28.9 |
| 2025年3月 | 55 | 799 | 7.0 | 19.3 | 31.0 |
| 2026年3月 | 53 | 868 | 6.4 | 25.2 | 28.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 細谷穰志 | 代表取締役社長 | — |
| 細谷亮旗 | 代表取締役副社長 | — |
| 齋藤尚志 | 取締役 | — |
| 佐藤誠 | 取締役 | — |
| 古山雄一 | 監査役(常勤) | — |
| 志村実 | 監査役 | — |
| 江畑幸雄 | 監査役 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 54 | 7 | 62 | 16 |
| 監査役 | 1 | 7 | 0 | 7 | 7 |
| 社外取締役 | 3 | 5 | — | 5 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容294字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,119字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク751字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,398字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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