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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

細谷火工

HOSOYA PYRO-ENGINEERING CO., LTD.4274 · Standard · 化学

火工品(花火・信号炎管など)の専門メーカー。賃貸事業で安定的な収益基盤も持つ。

概要

細谷火工は、火工品(高エネルギー物質)の製造・販売と、商業施設や実験棟の賃貸を主力とする東京都あきる野市の企業である。2026年3月期の売上高は21億円、従業員94名。防衛省向けが売上の過半数を占める。

火工品事業と賃貸事業の二本柱

細谷火工の事業は、火工品事業と賃貸事業の二つで構成される。火工品事業では、固体・液体の高エネルギー物質の製造・販売、燃焼処分、評価試験を手掛ける。製品の大部分は外部顧客に販売され、防衛省向けが2026年3月期で売上高の51.0%を占める。賃貸事業では、大型商業店舗、大型実験棟、火薬庫などの施設を賃貸しており、2026年3月期の賃貸事業売上は177百万円(全体の8.3%)である。

防衛省への高い依存度

同社の最大顧客は防衛省であり、2026年3月期の販売実績は1,089百万円で全売上の51.0%に達する。第二の顧客はミネベアミツミ株式会社で295百万円(13.8%)である。防衛装備品全般の需要高まりを受けて受注が増加しており、同社の収益は国防政策の影響を大きく受ける構造にある。

関連会社との協業体制

細谷火工は関連会社として株式会社ホソヤエンタープライズを有する。同社への原材料供給と外注加工の発注、半製品の購入を行うが、取引規模は重要な水準ではない。また、火薬庫の一部をホソヤエンタープライズに賃貸しており、グループ内での連携を図っている。

安定した収益基盤と財務体質

2013年3月期から2026年3月期までの売上高は15億円から21億円の範囲で推移し、毎期1~2億円の当期純利益を計上している。2026年3月期の自己資本比率は72.0%と高く、負債の多くは事業運営に必要な借入金である。固定資産には投資有価証券や有形固定資産が含まれ、安定した財務基盤を維持している。

多品種少量生産と生産性向上への課題

火工品事業は多品種少量生産であり、各製品の納期が集中するため生産計画に偏りが生じやすい。原材料の入手難や加工業者の撤退による部材不足も課題である。同社は工場の効率化と部門間連携の強化により全体最適を図り、収益力向上を目指している。

業界の中での役割は火工品メーカー(花火、信号炎管など)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
21億円
営業利益
3億円
営業利益率
14.3%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
火工品事業20億円90.9%2億円10.0%
賃貸事業2億円9.1%1億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01花火・火工品市場主力

火工品(花火、信号炎管、発煙筒など)を製造し、外部顧客に販売している。関連会社に原材料を供給し、外注加工を発注して半製品を購入する。

主な製品・サービス1
火工品(花火、信号炎管等)
火薬を使用した製品。花火大会などで使用される。

02不動産賃貸準主力

大型商業店舗、実験棟、火薬庫を賃貸する。関連会社にも一部を賃貸している。

主要顧客株式会社ホソヤエンタープライズ

主な製品・サービス1
不動産賃貸(商業店舗、実験棟、火薬庫)
自社保有不動産を貸し出すことで安定収益を得る。

製品と技術

火工品:高エネルギー物質の製造と販売

細谷火工の主力製品は火工品、すなわち固体および液体の高エネルギー物質である。これらは主に防衛装備品に使用され、信管、発射薬、炸薬など多岐にわたる。多品種少量生産が特徴であり、各製品の納期が同時期に集中するため、生産計画の最適化が収益性向上の鍵となっている。

火工品燃焼処分受託業務

同社は火工品の製造販売に加え、使用済み火工品の燃焼処分を受託する業務を手掛ける。このサービスは近年需要が増加しており、2025年3月期の売上増加に貢献した。適切な安全管理と処理能力が求められる事業である。

賃貸事業:施設の有効活用

賃貸事業では、大型商業店舗、大型実験棟、火薬庫などの自社保有施設を賃貸している。火薬庫の一部は関連会社ホソヤエンタープライズに貸し出されている。2026年3月期の賃貸売上は177百万円で、安定した収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

化学・火工品の専門メーカー

細谷火工は化学業界に属し、売上高約20億円(2025/3)の極小規模企業です。同業他社の東洋紡やクラレに比べ桁違いに小さく、産業用火工品(信号炎管・発煙筒など)に特化したニッチ企業です。営業利益率15%(2025/3)と高収益ですが、市場規模が限定的で成長性は乏しい。業界内では、高い技術力と特殊認証を要するため参入障壁が高い一方、需要減少リスクも抱えています。

強み

  • 営業利益率15%と二桁を維持しており、利益率の高さが際立つ。
  • 火工品製造には許認可・専門技術が必要で、新規参入が難しい。
  • 防災・産業用の一定需要があり、景気変動に比較的影響されにくい。
  • 売上高20億円規模ながら、利益率が高く、自己資本比率も高いと推測される。

課題

  • 売上高20億円程度と小さく、成長余地が限定的で拡大が難しい。
  • 火工品の需要が社会環境変化により減少する可能性がある。
  • 専門性が強みである一方、新分野進出には大きな投資と時間が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字が細谷火工

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
14934プレミアアンチエイジング52億円18.0倍
24242タカギセイコー50億円3.1倍
36776天昇電気工業49億円9.7倍
44615神東塗料45億円
54274細谷火工43億円20.0倍
6177Aコージンバイオ43億円17.2倍
74120スガイ化学工業40億円8.3倍
8373Aリップス37億円7.3倍
94247ポバール興業37億円9.8倍
104102丸尾カルシウム34億円10.8倍
114124大阪油化工業33億円24.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2013年から2020年にかけての安定成長期

2013年3月期の売上高は15億円、当期純利益は1億円だった。その後2020年3月期まで売上高は15~16億円で推移し、毎年1億円の純利益を維持した。この間、防衛省向けの需要は安定的に存在し、同社は火工品の製造・販売に専念する体制を続けた。賃貸事業も併せて安定した収益をもたらした。

2021年から2025年:防衛需要の高まりと増収

2021年3月期に売上高は16億円から18億円へ増加し、その後2025年3月期まで18億円台を維持した。2025年3月期には防衛省向け販売が923百万円(45.3%)に達し、火工品燃焼処分の受託業務も増加した。一方で原材料費やエネルギー価格の上昇が収益性を圧迫したが、増収効果により営業利益は303百万円(前期比4.2%増)を確保した。

2026年3月期:過去最高の売上高予想

2026年3月期の予想売上高は21億円、営業利益3億円、当期純利益2億円と過去最高を見込む。防衛装備品の受注増加に加え、火工品燃焼処分の受託拡大が寄与する見通しである。同社は生産能力の拡大と生産性向上を課題として掲げ、工場内の効率化だけでなく部門間連携の強化を進める方針である。

関連会社との関係深化と事業領域拡大の模索

同社は関連会社ホソヤエンタープライズとの協業に加え、近年は航空宇宙分野など新たな市場への展開を模索している。大学や研究機関、海外からの引き合いが増加しており、産学官連携による共同研究や製品開発を通じて、既存の枠を超えた事業領域の拡大を目指している。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    人財の活躍推進

    多様な人財に公平な機会を提供し、全ての社員の力を最大限に引き出すとともに、組織として活力を活かし、個人と企業が共に成長する環境と風土を構築する。

  2. 02

    事業領域の拡大

    高エネルギー物質の需要が広がる航空宇宙分野などに対応し、産学官連携による共同研究や製品開発を通じて、既存の枠を超えた事業領域の拡大を進める。

  3. 03

    既存製品の収益力向上

    多品種少量生産の課題に対し、部門間連携を強化し全体最適を図る。防衛需要の高まりを受け、生産能力の拡大と生産性向上により収益力の向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で94人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は606万円で、9期前と比べて+18.6%平均年齢は46.3歳、平均勤続年数は9.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月85
2018年3月85
2019年3月51146.17.983
2020年3月44645.87.889
2021年3月45346.77.488
2022年3月53746.37.886
2023年3月55546.18.387
2024年3月60246.68.790
2025年3月65146.69.287345
2026年3月60646.39.394319

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社工場 — 東京都 あきる野市1,129百万円
火工品事業
本社(東京都 あきる野市)(注)1714百万円
賃貸事業
東京営業所 — 東京都 新宿区0百万円
火工品事業
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和元年度(国)火工品の廃棄(その2)
    防衛省 · 2020-03-23
    145万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は21億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.0%、利益が+0.0%。

売上高
+5.0%
21億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
14.3%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高22億円21億円
営業利益3億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q80
2024年1Q200.00
2024年2Q4125.01
2024年3Q300.00
2024年4Q90
2025年2Q7228.61
2025年4Q1317.71
2026年2Q5120.01
2026年4Q16212.51
2027年1Q3133.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は15億円から21億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は14.3%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1521
2014年3月1621
2015年3月1621
2016年3月1621
2017年3月1521
2018年3月1511
2019年3月1621
2020年3月1521
2021年3月1621
2022年3月1821
2023年3月1821
2024年3月1821
2025年3月203315.02
2026年3月213314.32

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高21億円のうち、営業利益として残るのは3億円14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%14億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%4億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.3%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.0pt
14.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.1pt
9.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.5pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は8億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−1016
2014年3月2−1017
2015年3月2−1−118
2016年3月00007
2017年3月0−31−35
2018年3月30038
2019年3月3−1029
2020年3月1−1009
2021年3月0−10−18
2022年3月4−1−1311
2023年3月1−1−1012
2024年3月0−1−2−19
2025年3月0−1−1−17
2026年3月3−1−228

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は48億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は72.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月29181160.8
2014年3月30191162.9
2015年3月31201164.4
2016年3月32201264.5
2017年3月34221263.4
2018年3月35231264.8
2019年3月37241364.7
2020年3月38251365.9
2021年3月41271466.4
2022年3月42281466.2
2023年3月43291468.4
2024年3月44301469.5
2025年3月45321371.3
2026年3月48351472.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
29億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
14億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率203社中28位あたり、逆に低いのは配当利回り203社中185位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.3%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.0%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.0%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,066で、1年前と比べて+7.5%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥1,066-2.6%1ヶ月+1.0%1年+7.5%時価総額43億円
過去52週の値幅
安値¥987高値¥1,999

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.0倍
PER (会社予想)19.4倍
PBR1.23倍
配当利回り1.22%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+6.2%上昇し、現在1084円。週足では25日線(1062.08円)を上回るが、75日線(1153.8円)を下回る。52週高値1999円から-46%の低位。出来高は7/6に53,900株の急増後、減少傾向で上値重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PER 20.35倍は業界平均18.45倍をやや上回り割高感があるが、PBR 1.25倍は業界平均1.44倍を下回り割安。ROE 6.4%は低く、収益性は劣る。無配で株主還元は不十分。バリュエーションは指標により混在しており、ほぼ妥当な水準と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.0倍17.8倍
PER (予想)19.4倍
PBR1.23倍1.41倍
ROE6.4%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高い収益性とニッチ市場での安定需要が評価される一方、需要の周期性と無配政策が課題。強気派は、営業利益率15%の高収益と、PER20倍の適正評価を指摘。弱気派は、市場規模の小ささと成長性のなさ、無配を懸念。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    2025/3期営業利益率15%と高水準。

  • 参入障壁

    許認可・安全規制により新規参入が困難。

  • 需要の安定性

    鉱山・土木向けは景気に左右されにくい。

  • 2025年3月期営業利益3億円の高水準維持通年影響

    売上高20億円に対し営業利益率15%を達成、安定収益が評価

  • 株価純資産倍率1.25倍と割安感継続影響

    PBR1.25倍は化学セクター平均比低く、バリュー株として見直し余地

  • 予想PER20.35倍の割安評価継続影響

    PER20.35倍は同業他社比低く、収益安定性考慮で割安

  • 外国法人保有比率2.5%からの上昇余地不定影響

    外国人保有比率低く、増加すれば需給改善期待

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の小ささ

    売上高20億円未満で成長余地が限定的。

  • 無配政策

    配当利回り0%で株主還元が不十分。

  • 需要の周期性

    公共工事の動向に依存する側面。

  • 売上高21億円が頭打ちの可能性2026年下期影響

    2025年3月期20億円から21億円と伸び鈍化、成長鈍化懸念

  • 営業利益率14.29%への小幅低下2026年3月期影響

    2025年3月期15%から14.29%に低下、コスト増の兆候

  • 配当利回りゼロで株主還元不足継続影響

    無配継続で個人投資家の見切り売りリスク

  • 時価総額44億円の小型株流動性リスク継続影響

    売買代金小さく、大口売却で株価下落しやすい

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上を占う先行指標。
営業利益率
高収益が持続するか確認。
配当方針
株主還元の変化をチェック。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から11.8%いまの株価に対する利回りは1.22%。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
1.22%
いまの株価に対して
配当性向
28.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月621.0
2018年3月716.727.2
2019年3月70.020.6
2020年3月6−14.321.0
2021年3月60.019.5
2022年3月833.325.3
2023年3月1025.030.2
2024年3月100.028.9
2025年3月1770.031.0
2026年3月15−11.828.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,087人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.7%を占め、残る75.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他60.260.159.161.367.068.3
事業法人24.723.523.621.622.017.4
金融機関9.99.89.79.55.97.3
証券会社2.64.55.83.53.54.6
外国法人2.62.11.74.11.52.4
自己株式0.70.70.70.70.70.7
外国人個人0.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01一般社団法人日本文化伝承会館10.29
02細谷火工共栄会6.32
03西武信用金庫5.46
04志村 実4.34
05細谷 亮旗4.22
06細谷 穰志2.55
07ナス物産株式会社2.28
08住友重機械工業株式会社2.23
09浅原 住子1.81
10野村證券株式会社1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-17
    西武信用金庫
    新規の大量保有報告
    6.57%
    +1.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+59%、1株純資産は14期で+97%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月334417.89.014.9
2014年3月254705.614.723.6
2015年3月254995.115.324.3
2016年3月255094.915.328.2
2017年3月295425.417.521.0
2018年3月265754.639.327.2
2019年3月346035.828.820.6
2020年3月296204.724.321.0
2021年3月366815.536.319.5
2022年3月326984.635.025.3
2023年3月337324.641.830.2
2024年3月357624.639.328.9
2025年3月557997.019.331.0
2026年3月538686.425.228.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
細谷穰志代表取締役社長
細谷亮旗代表取締役副社長
齋藤尚志取締役
佐藤誠取締役
古山雄一監査役(常勤)
志村実監査役
江畑幸雄監査役

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)45476216
監査役17077
社外取締役3552

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容294字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、火工品事業及び賃貸事業を営んでおります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (火工品事業) 当社は火工品を製造し、製品の大部分を外部顧客に販売しております。 株式会社ホソヤエンタープライズは、関連会社であります。 株式会社ホソヤエンタープライズには、主に原材料を供給して外注加工を発注し、半製品を購入しておりますが、重要な取引ではありません。 (賃貸事業) 当社は、大型商業店舗、大型実験棟や火薬庫の施設を賃貸しております。 火薬庫の一部について、株式会社ホソヤエンタープライズに賃貸しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,119字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)基本方針・経営戦略等 当社は、「高エネルギー物質利用で広く社会に貢献し 従業員の物心両面の充実を追求する」を経営理念とし、経営の基軸としております。また、社訓に掲げる「多くの人のお役に立てるモノ作り」を全従業員挙げて全うし、当社に関わる全ての方が「誇り」を持てる企業を目指しております。 また、安全・信頼を第一とし良品を提供すると共に、新製品の開発と新たな市場開拓を積極的に推進いたします。そして当社のステークホルダー全てにその利益を還元できるよう目標を設定し、その達成に取り組んでまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、経営上の目標の達成状況を判断するため客観的な指標として、自己資本比率、総資産経常利益率(ROA)、株主資本利益率(ROE)を重視しております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社は、事業環境の変化に対応し持続的な成長を実現させるため、収益力の強化と経営基盤の安定化を目指しております。この実現に向けた事業展開において、次の事項を主要な課題としております。 ① 人財の活躍推進 当社の最大の強みであり資産でもある「人財」の活力最大化は、中長期経営目標の達成に向けた重要なテーマです。多様な人財に公平な機会を提供し、すべての社員の力を最大限に引き出すと共に、その活力を組織として最大限に活かすことで、個人と企業が共に成長する環境と風土を作ってまいります。 ② 事業領域の拡大 当社は、固体及び液体の高エネルギー物質の製造・販売から燃焼処分・評価試験まで扱っておりますが、利用者が限定的された特殊な市場といえます。しかし近年、高エネルギー物質の需要は航空宇宙分野にも広がりがみられ、大学や研究機関、海外からの引き合いも増加しております。今後は、産学官連携による共同研究や製品開発により、新たな価値を創出し既存の枠を超えた事業領域の拡大を進めてまいります。 ③ 既存製品の収益力向上 当社の扱う火工品は多品種少量生産で、各製品の納期が同時期に集中するため生産計画に偏りが生じ、収益性低下の要因となっております。徹底したQCD管理により一定の利益率を維持しておりますが、昨今の防衛分野への需要の高まりを受け、今までにない生産能力の拡大と生産性向上が求められております。今後は工場内の効率化にとどまらず、部門間の連携を強化し全体最適による収益力の向上を図ってまいります。
事業等のリスク751字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の経営成績、財政状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクおよび変動要因は、以下に記載するとおりであります。当社では、当該リスクの発生に伴う影響を極力回避するための努力を継続してまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)取扱製品の特殊性について 当社の主な製品は、救命、救難及び訓練等に用いられる防衛省向け火工品が中心で、これらの製品には少量ですが火薬及び爆薬が原料として使用されております。 火薬工場は、火薬類取締法によって厳しく管理され、事故防止等保安対策には万全を期しておりますが、火薬事故が起きると工場の一時稼動停止の可能性も考えられ、経営上の最大のリスクと捉え品質及び安全管理の徹底を最も重要視しております。 (2)特定取引先への取引の高い依存度について 当社の主要な取引先は防衛省であり、取引額の多くを占めていることから、特定取引先への依存度が高い状況にあるといえます。防衛省からの受注は、国家予算の影響を受けて増減することがあり、防衛省への依存度が高い当社の収益状況に多大な影響があります。このリスクに対し、専門性の高い高エネルギー物質の評価試験や火工品燃焼処分などの事業において新たな取引先を開拓することにより、安定的な売上を得られるよう努力しております。 (3)製品納期の高い集中度について 当社の主要顧客は防衛省を始めとする官公庁であるため、製品の納期は第4四半期に集中し、業績は期末編重で推移する傾向にあります。官公庁への販売比率が増加するとこうした傾向は強まり、生産の非効率化にも繋がります。そのため当社は、民間向け製品の販売努力によって上期の受注を増やし、売上の平準化を目指しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,398字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ345百万円増加し、4,828百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ66百万円増加し、1,352百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ278百万円増加し、3,475百万円となりました。 ② 経営成績の状況 当当事業年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善や賃上げの進展、設備投資の増加などにより緩やかな回復基調で推移しました。しかし、米国の通商政策の影響や中東地域をめぐる情勢によるエネルギー問題など、景気の下押しリスクが長期化し、先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社では原材料の入手難や加工業者の撤退による部材不足など、安定調達が困難な状況が継続いたしました。一方で防衛分野では装備品全般の需要が高まっており、当社の一部製品でも受注数量が増加いたしました。また、火工品燃焼処分の受託業務が増加したことで、売上高は前期を上回る結果となりました。 損益面では、原材料費やエネルギー価格の上昇などの原価高が影響し収益性は前期に及ばなかったものの、増収効果もあり計画以上の利益を確保いたしました。 以上の結果、当事業年度の売上高は2,137百万円(前期比4.8%増)、営業利益303百万円(同4.2%増)、経常利益306百万円(同2.7%増)、当期純利益213百万円(同2.9%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期と比べ69百万円増加し795百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動で得られた資金は、324百万円(前事業年度は33百万円の支出)となりました。これは主に、税引前当期純利益306百万円、減価償却費62百万円、売上債権の減少46百万円、棚卸資産の増加94百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動に使用した資金は、69百万円(前事業年度は101百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得67百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用した資金は、185百万円(前事業年度は59百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の減少100百万円、配当金の支払67百万円、長期借入金の返済11百万円によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) 火工品事業   1,929,760   △5.9 合計   1,929,760   △5.9 (注)1 金額は、販売価格によっております。 2 賃貸事業は、生産実績がありませんので記載しておりません。 b.受注実績 当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 火工品事業   2,012,969   △6.2   1,343,853   4.1 合計   2,012,969   △6.2   1,343,853   4.1 (注) 賃貸事業は、受注実績がありませんので記載しておりません。 c.販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 火工品事業   1,959,980   5.1 賃貸事業   177,117   1.2 合計   2,137,098   4.8 (注) 最近2事業年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度   当事業年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 防衛省   923,155   45.3   1,089,387   51.0 ミネベアミツミ株式会社   327,228   16.0   295,600   13.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 (資産) 当事業年度末における流動資産は2,251百万円となり、前事業年度末に比べ125百万円増加いたしました。これは主に売掛金の減少30百万円及び電子記録債権の減少13百万円に対し、棚卸資産の増加94百万円、現金及び預金の増加69百万円によるものです。固定資産は2,576百万円となり、前事業年度末に比べ219百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券の増加196百万円及び有形固定資産の増加24百万円によるものです。 この結果、総資産は4,828百万円となり、前事業年度末に比べ345百万円増加いたしました。 (負債) 当事業年度末における流動負債は923百万円となり、前事業年度末に比べ12百万円増加いたしました。これは主に未払法人税等の増加50百万円、買掛金の増加27百万円、未払消費税等の増加19百万円、賞与引当金の増加13百万円に対し、短期借入金の減少100百万円によるものです。固定負債は428百万円で、前事業年度末に比べ54百万円増加いたしました。これは主に繰延税金負債の増加48百万円、退職給付引当金の増加7百万円に対し、長期借入金の減少11百万円によるものです。 この結果、負債合計は1,352百万円となり、前事業年度に比べ66百万円増加いたしました。 (純資産) 当事業年度末における純資産は3,475百万円となり、前事業年度末に比べ278百万円増加いたしました。これは主に繰越利益剰余金の増加145百万円及びその他有価証券評価差額金の増加133百万円によるものです。この結果、当事業年度末の自己資本比率は前事業年度末と比べ0.7ポイント増加し72.0%となりました b.経営成績 1.経営成績 (売上高) 当事業年度の売上高は、防衛装備品の受注増や火工品燃焼処分の受託増加などで2,137百万円となり、前期より98百万円増加いたしました。 (売上総利益) 当事業年度の売上総利益は、増収効果により664百万円となり、前期より4百万円増加いたしました。 (営業利益) 当事業年度の営業利益は、販売費及び一般管理費が前期より減少したことなどで、303百万円となり前期より12百万円増加いたしました。 (経常利益) 当事業年度の経常利益は306百万円となり前期より8百万円増加いたしました。 (当期純利益) 税引前当期純利益は306百万円(前期比7百万円増)となり、税効果会計適用後の法人税等の税額負担は92百万円(前期比14百万円増)となりました。その結果、当期純利益は213百万円となり前期より6百万円減少いたしました。 2.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「3 事業等のリスク」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 当社の資金状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりです。 b.資本の財源及び資金の流動性 1.資金需要 当社の事業活動における運転資金需要の主なものは当社の火工品事業に関わる仕入原材料、外注加工費と賃貸事業に関わる管理費、各事業についての一般管理費等があります。また、設備資金需要としては火工品の製造設備投資等があります。 2.財務政策 当社の資金運用については、短期的な流動預金に限定しており、必要な資金については銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。 借入金を含む当期末の有利子負債残高は530百万円であります。 (3)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、資産効率の向上及び株主資本の有効利用が全てのステークホルダーの利益に合致するものと考え、「総資産経常利益率(ROA)」及び「株主資本利益率(ROE)」を重要な指標として位置づけいずれも5%以上を目指しております。 自己資本比率  72.0%(前年同期 71.3%) 総資産経常利益率(ROA) 6.6%(前年同期 6.7%) 株主資本利益率(ROE) 6.4%(前年同期 7.0%) これらの指標を達成することにより、持続的な成長の実現に取り組んでまいります。 (4)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (火工品事業) 当事業年度の売上高は1,959百万円(前期比5.1%増)となりました。防衛分野では増産傾向が続く中、当社の扱う装備品は総じて需要が伸びず、調達がなくなる製品もありましたが、一部製品の受注増加で減少分を補いました。また、官民問わず火工品類の処分需要が高まっており、受注が堅調に推移したことで増収となりました。 損益面では、前期に相当数の施設及び設備の修繕を実施したため、今期の支出は抑制されました。生産部門及び間接部門共に業務効率を高めるための先行投資を実施したため、前期と比べ利益率は低下したものの増益となり、セグメント利益は219百万円(同3.6%増)となりました。 セグメント資産は、棚卸資産及び有形固定資産の増加等により、前年同期と比べ85百万円増加の2,676百万円となりました。 (賃貸事業) 当事業年度の売上高は177百万円(前期比1.2%増)となりました。セグメント利益は123百万円(同4.5%増) となりました。 セグメント資産は、有形固定資産等の減少により、前年同期と比べ5百万円減少の653百万円となりました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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