概要
ADRバイオメディカルホールディングス(3750)は情報・通信業セクターの上場企業。
再生医療向け医療機器の開発・販売と細胞治療サービスを提供する会社。
業界の中での役割は再生医療機器・細胞治療サービス企業にあたる。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01再生医療主力
脂肪組織由来の再生細胞を採取・分離する医療機器と、それを用いた細胞治療サービスを提供。自己細胞を用いるため拒絶反応がなく、培養不要でその日のうちに治療できる技術を持つ。
独自技術で細胞培養不要の画期的な細胞治療を実現
- セルーション遠心分離器
- 患者の脂肪組織から再生細胞を自動的に分離する医療機器。2012年に認可を取得し、国内の医療機関で使用されている。
- セルセラピーキット
- 遠心分離器と併用する滅菌済みキット。脂肪組織を処理し、再生細胞を採取するための使い捨て器具。2018年に高度管理医療機器クラスⅢとして認可。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 再生医療独自技術で細胞培養不要の画期的な細胞治療を実現
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
バイオ関連技術で差別化、情報通信業界の新興
ADRバイオメディカルホールディングスは、情報・通信業に分類されるものの、バイオメディカル分野に特化した事業を展開している。同社は、医療・健康関連の情報サービスやシステム開発を手掛け、技術力を活かしたソリューションを提供している。同業他社には、VRAIN Solutionやソラコムなどが挙げられるが、バイオ分野への特化という点で独自のポジションを築いている。ただし、近年の財務データが開示されておらず、事業規模や収益性の実態は不明瞭である。新興企業として成長可能性はあるものの、業界内での地位確立には未だ時間を要すると考えられる。
強み
- バイオメディカルとITの融合領域に強みを持ち、専門性の高いサービスを提供。
- 情報通信業界の中でもバイオ分野に特化し、ニッチ市場で差別化を図る。
- ヘルスケア分野のデジタル化に伴い、市場の拡大が見込まれる。
- 小規模ながら意思決定が速く、変化への適応力が高い。
課題
- 直近の財務データが開示されず、事業の健全性が評価しにくい。
- 資金力のある大手や同業他社との競争にさらされる。
- バイオ特化型サービスの収益化が未成熟で、安定収益の確保が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がADRバイオメディカルホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4440ヴィッツ | 77億円 | 16.3倍 |
| 2 | 3981ビーグリー | 77億円 | 10.4倍 |
| 3 | 9446サカイホールディングス | 76億円 | 6.4倍 |
| 4 | 4012アクシス | 76億円 | 10.2倍 |
| 5 | 3750ADRバイオメディカルホールディングス | 75億円 | — |
| 6 | 4752昭和システムエンジニアリング | 75億円 | 8.7倍 |
| 7 | 4054日本情報クリエイト | 75億円 | 12.6倍 |
| 8 | 4263サスメド | 74億円 | — |
| 9 | 3851日本一ソフトウェア | 74億円 | — |
| 10 | 4450パワーソリューションズ | 74億円 | 26.8倍 |
| 11 | 5244jig.jp | 74億円 | 6.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥836で、1年前と比べて-9.1%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は764円と25日移動平均線(789.32円)を約3.2%下回り、8月19日には23300株と出来高が急増し、下落しました。52週高値950円からは約20%下落し、52週安値760円に接近しており、下値支持線が意識されます。RSIは38.46と売られすぎ圏に近く、短期的な反発が期待されますが、75日線(796.03円)や200日線(828.84円)も下回っており、中期トレンドは弱含みです。出来高は増加傾向にあり、売り圧力が続いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 5/100)。
PBRが-96.08倍とマイナスで純資産が毀損しており、企業価値が大きく棄損している。ROEは-180%と甚大な赤字を計上しており、収益力は壊滅的。配当利回りは0%で無配、業界平均2.64%と比較しても株主還元は皆無。同業平均のPER30.75倍、PBR2.92倍と比較しても、収益性のマイナスが大きくバリュエーション正当化は難しい。財務状況が深刻で、株価は割高と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | -105.13倍 | 2.96倍 |
| ROE | -180.0% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
当社はバイオメディカル分野のホールディングスとして事業を展開するが、財務データが乏しく、事業内容や収益性が不明確。強気派は、今後の成長ポテンシャルやバイオ分野の将来性に期待する。一方、弱気派は、売上高が計上されていないことや、株主資本がマイナスであることから、財務リスクを懸念する。投資判断にあたっては、事業の実態と計画の開示が待たれる。
- 成長ポテンシャル
バイオメディカル分野は長期的な成長が見込まれる。
- 株価の安値圏
1年で株価が下落しており、押し目買いの観点から見直す余地。
- 事業再編の可能性
ホールディングスとして、事業売却や再編で利益改善の可能性。
- 時価総額68億円と小型、資本政策期待不定影響弱
時価総額68億円は買収実務で小型、資本業務提携が観測されやすい
- 株価764円と低位、個人投資家の参入障壁低継続影響弱
764円と1000円未満、投資単位が小さく資金の少ない個人も買いやすい
- 外国人保有0.21%と浮動株が絞られ需給逼迫継続影響弱
外国人保有0.21%は極端な低水準、少ない買い注文でも価格が反応
- 株価は1年で17.05%下落、反発材料不定影響弱
下落率17.05%は小型株の調整としては大きい水準、自律反発が出やすい
- 財務リスク
純資産がマイナスで、債務超過の可能性がある。
- 事業の不透明さ
具体的な売上や事業内容が開示されておらず、評価が困難。
- 株価パフォーマンス
過去1年で17%下落しており、市場の信頼が薄い。
- PBR -96.08倍、純資産がマイナス継続影響強
PBRマイナスは自己資本が赤字であることを意味する。時価総額68億円でも実質価値はゼロ
- ROE -180%、当期純損失が巨額不定影響強
ROE -180%は純資産に対する損失率が180%、資本の毀損が進行
- 無配で株主還元ゼロ、売り材料継続影響弱
配当利回り0%、インカムゲイン皆無で中長期投資家に見向きされない
- 直近決算の開示が無く透明性が低い継続影響中
直近の売上・利益の実態が把握できないため、投資判断ができない
- 事業別売上高
- どの事業が稼いでいるか、実態を把握するため。
- 自己資本比率
- 財務健全性を確認するため。
- 研究開発費
- 今後の成長投資の状況を見るため。
株主
有価証券報告書より
グループ会社や銀行などの安定株主が41.2%を占め、残る58.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
- 2026-05-08株式会社東京ウエルズ新規の大量保有報告9.22%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,161字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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