概要
サスメドは、ICTを活用した持続可能な医療サービスの提供をミッションとするデジタル治療(DTx)開発企業である。東京都中央区に本社を置き、従業員数は43名。不眠障害用アプリをはじめとする治療用アプリの開発と、ブロックチェーン技術やAIを応用した臨床試験システム・データ分析サービスの提供を2本柱とする。2023年2月には不眠障害用アプリで厚生労働省から医療機器製造販売承認を取得し、保険収載に向けた手続きを進めている。
事業セグメントの二軸構成
サスメドの事業は「DTxプロダクト事業」と「DTxプラットフォーム事業」の2つに区分される。DTxプロダクト事業では、不眠障害や耳鳴、月経前症候群、乳がん患者向け運動療法など、認知行動療法や運動療法をソフトウェア化した治療用アプリを開発する。DTxプラットフォーム事業は、ブロックチェーン技術を用いた治験管理システム「SUSMED SourceDataSync®」、機械学習による医療データ自動分析システム、およびこれらを活用したDTx開発支援サービスから構成される。両事業は互いに補完し合い、創薬プロセスの効率化と新たな治療法の提供を同時に目指している。
収益構造と成長の指標
サスメドは研究開発段階にあり、2024年6月期の事業収益は4億6,298万円と前年比35.1%増加した。ただし、開発投資が先行するため当期純損失は2億9,840万円と赤字が続く。収益の大部分は製薬企業との共同開発契約に伴うマイルストン収入である。不眠障害用アプリでは塩野義製薬との販売提携により総額最大41億円のマイルストン、杏林製薬との耳鳴アプリで最大5億円、あすか製薬との月経前症候群アプリで最大24億円のマイルストンが契約上設定されている。製品上市後は販売額に応じたロイヤリティが加わる。長期的にはパイプラインの進捗度と契約件数を重視する。
医療費増大とDTxの社会的役割
日本では2023年度の医療給付費が45.6兆円(GDP比7.6%)に達し、高齢化と慢性疾患の増加が医療費を押し上げている。サスメドが注力するデジタル治療(DTx)は、医薬品や医療機器に次ぐ第三の治療法として、低コストでアクセスが容易な治療選択肢を提供する。特に不眠障害では、日本人の5人に1人が睡眠に問題を抱え、薬物療法が過剰に用いられている。サスメドのアプリは認知行動療法を基盤としており、治療効果の持続性が薬物療法より優れることが実証されている。製薬企業との提携により、MRネットワークを活用した販売戦略も構築中である。
競合優位性としてのブロックチェーンとAI
サスメドは、ブロックチェーン技術を用いた臨床試験データの信頼性向上と効率化に独自の強みを持つ。2019年には経済産業省・厚生労働省から新技術実証計画の認定を受け、2020年にはモニタリング業務の代替が承認された。治験管理システム「SUSMED SourceDataSync®」は、国立精神・神経医療研究センターやあすか製薬の治験で活用され、実地モニタリングの省略を可能にする。機械学習自動分析システムは、リアルワールドデータ(RWD)の解析を通じて医薬品開発の意思決定を支援する。これらのシステムはDTxプラットフォーム事業として外部提供され、製薬企業やアカデミアとの協業を拡大している。
業界の中での役割はデジタル治療(DTx)の開発と、創薬プロセス効率化のためのプラットフォームを製薬企業等に提供する。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01製薬・医療機関主力
不眠障害、乳がん、慢性腎臓病などを対象とした治療用アプリ(DTx)を開発。不眠障害用アプリは2023年に製造販売承認を取得し、塩野義製薬と販売提携。その他、国立がん研究センターや東京慈恵会医科大学などと共同開発を進める。
主要顧客塩野義製薬、杏林製薬、あすか製薬
- 不眠障害用アプリ
- 認知行動療法を提供するプログラム医療機器。2023年2月に厚生労働省の製造販売承認を取得。
- 乳がん患者向け運動療法アプリ
- 乳がん患者の運動療法を提供する治療用アプリ。国立がん研究センターと共同開発。
- 慢性腎臓病患者向け運動療法アプリ
- 慢性腎臓病患者の運動療法を提供する治療用アプリ。東北大学等と共同開発。
- ACP用プログラム医療機器
- アドバンス・ケア・プランニングを提供する治療用アプリ。東京慈恵会医科大学と共同開発。
- 耳鳴治療用アプリ
- 杏林製薬と共同開発中の耳鳴に対する新たな治療選択肢を提供するアプリ。
02創薬・臨床試験(製薬企業・CRO等)準主力
ブロックチェーン技術を活用したリモート治験システムや、ホワイトボックス型機械学習による医療データ分析システム(Awesome Intelligence)を提供し、製薬企業や研究機関の臨床試験・データ活用を支援。
主要顧客アキュリスファーマ、国立精神・神経医療研究センター
- 汎用臨床試験システム
- リモート治験を実現するシステム。データ改竄耐性、なりすまし防止など、データの真正性を確保する機能を持つ。
- Awesome Intelligence
- ホワイトボックス型の機械学習による医療データ分析システム。分析結果に至った根拠を明示する。
製品と技術
不眠障害用アプリ(主力製品)
サスメドの主力製品は、認知行動療法(CBT-I)をコンセプトとした不眠障害用プログラム医療機器である。スマートフォンアプリとして提供され、睡眠制限法や刺激制御法などの技法を組み合わせて不眠症状の改善を図る。2016年9月に臨床試験を開始し、2021年5月から11月に実施した検証的試験で主要エンドポイントを達成。2023年2月15日に厚生労働省から医療機器製造販売承認を取得した。2025年9月には一部変更承認を取得し、保険収載を申請中である。販売は塩野義製薬との提携により、同社のMRネットワークを通じて医療機関へ提供する計画である。
耳鳴治療用アプリと月経前症候群アプリ
耳鳴治療用アプリは杏林製薬株式会社との共同開発品で、特定臨床研究を完了した。契約に基づき最大5億円のマイルストン収入と上市後のロイヤリティが設定されている。月経前症候群・月経前不快気分障害を対象とする治療用アプリはあすか製薬株式会社との共同開発で、特定臨床研究の最初の被験者登録により1億円のマイルストンを受領した。今後最大24億円のマイルストンが見込まれる。さらに、乳がん患者向け運動療法アプリは国立がん研究センターと共同開発中で、臨床研究において最高酸素摂取量の有意な改善を示す論文を発表。慢性腎臓病患者向け腎臓リハビリアプリは東北大学と開発し、探索的試験を完了した。進行がん患者向けACPアプリは東京慈恵会医科大学と産学連携講座を開設し、第Ⅱ相試験を開始している。
ブロックチェーン治験管理システム SUSMED SourceDataSync®
ブロックチェーン技術を応用した治験管理システムであり、臨床試験データの改ざん防止とリモートモニタリングを可能にする。2018年に実証試験を開始し、2020年12月には実地モニタリングの代替として規制当局の承認を得た。実際にアキュリスファーマのナルコレプシー第Ⅲ相試験や閉塞性睡眠時無呼吸第Ⅲ相試験で使用され、良好な解析結果を報告。国立精神・神経医療研究センターの医師主導治験やあすか製薬の月経前症候群アプリ臨床研究でも採用されている。東北大学との統合型静脈疾患レジストリシステム構築も完了し、企業への提供を開始した。このシステムにより、治験コストの低減と品質向上を実現する。
機械学習自動分析システムによるRWD活用
機械学習自動分析システムは、レセプトや電子カルテなどのリアルワールドデータ(RWD)を統計解析し、医薬品開発の意思決定を支援する。2019年5月に提供開始。従来の表計算ソフトでは扱えない大規模データを処理し、分析結果の根拠を明確にする点が特徴である。製薬企業や学術研究機関向けに提供され、新薬開発の効率化や市販後調査の高度化に貢献する。2020年7月にはNEDOのAI技術開発事業に2年連続採択され、機能拡充を継続している。将来的にはDTx開発支援サービスとも連携し、企業全体のプラットフォーム戦略の一翼を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
医療特化AIスタートアップ、赤字継続で事業化途上
同社は認知症診断補助AIなど医療分野に特化したシステム開発企業。売上高は3~5億円と極めて小規模で、同業のVRAINソリューションやソラコムなどと同様、成長途上にある。直近の営業損益は▲133%と大幅赤字で、研究開発費が重く収益化のメドが立っていない。業界内で差別化できるかは臨床実績と規制対応にかかっており、競合が多くない医療特化領域で先行できるかが鍵。資金調達力と事業化スピードが課題。
強み
- 認知症診断など医療特化AIに特化し、専門性の高い技術シーズを保有。
- 医療機関との連携により、独自の学習データを蓄積している可能性が高い。
- 大学や研究機関との共同開発を進め、技術の信頼性を高めている。
- 医療機器承認プロセスに関する知見が、後発企業に対する参入障壁となる。
課題
- 売上3~5億円に対し研究開発費がかさみ、営業赤字が定着。資金調達リスクあり。
- 医療AIの実用化には規制承認・エビデンス構築が必要で、収益化時期が不透明。
- VRAINソリューションなど同業スタートアップも多く、優位性を維持できるか不透明。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がサスメド
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9446サカイホールディングス | 76億円 | 6.4倍 |
| 2 | 4012アクシス | 76億円 | 10.2倍 |
| 3 | 4752昭和システムエンジニアリング | 75億円 | 8.7倍 |
| 4 | 3750ADRバイオメディカルホールディングス | 75億円 | — |
| 5 | 4054日本情報クリエイト | 75億円 | 12.6倍 |
| 6 | 4263サスメド | 74億円 | — |
| 7 | 3851日本一ソフトウェア | 74億円 | — |
| 8 | 4450パワーソリューションズ | 74億円 | 26.8倍 |
| 9 | 5244jig.jp | 74億円 | 6.3倍 |
| 10 | 3671ソフトマックス | 73億円 | 14.2倍 |
| 11 | 4255THECOO | 73億円 | 17.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
文京区で合同会社として創業した2015年
2015年7月、現代表取締役社長の上野を中心に東京都文京区にてサスメド合同会社を設立。同年10月には国立研究開発法人NEDOのTechnology Commercialization Program(TCP)に採択され、実用化に向けた初期資金を得た。2016年2月に株式会社へ組織変更し、同年3月にはNEDO起業家候補(SUI)プログラムに採択された。創業当初より、ICT技術で医療の持続可能性を高めるというミッションを掲げ、不眠障害用アプリの開発に着手した。2016年9月には国内2施設で不眠障害用アプリの臨床試験を開始し、デジタル治療の実証を進めた。
ブロックチェーン実証とNEDO採択の2017〜2019年
2017年4月、NEDOのSTSプログラムに採択され、研究開発型ベンチャーとしての基盤を固めた。2018年6月にはブロックチェーン技術を用いた臨床開発支援システムの実証試験を開始し、医療データの改ざん防止と信頼性向上に取り組んだ。2019年2月にはDTx開発支援サービスの提供を開始し、同時に経済産業省の「飛躍 Next Enterprise」に採択。同年4月にはブロックチェーン技術を用いた臨床研究モニタリング実証が厚生労働大臣・経済産業大臣から認定され、規制当局との連携を深めた。5月には機械学習自動分析システムの提供を開始し、7月にはJ-Startupに選定された。12月には本社を日本橋本町に移転した。
大手製薬企業との資本業務提携ラッシュの2020年
2020年は複数の製薬企業・企業との提携が集中した年である。5月に株式会社スズケン、8月に住友商事株式会社と日本ケミファ株式会社、9月に沢井製薬株式会社と相次いで資本業務提携契約を締結。10月にはシミック株式会社とデジタル治療の開発支援で業務提携した。これらの提携により、販売ネットワークの活用や共同開発の加速を図った。12月にはブロックチェーン技術によるモニタリング業務の代替が経済産業省・厚生労働省から承認され、規制上の大きな前進を果たした。2021年には東北大学と慢性腎臓病患者向け治療用アプリの共同開発を開始し、AMED事業にも採択された。
不眠障害用アプリの承認取得と保険収載への道程
2021年12月、塩野義製薬株式会社と不眠障害用アプリの販売提携契約を締結。2023年2月には厚生労働省から医療機器製造販売承認を取得した。しかし、令和6年度診療報酬改定で保険収載が見送られたため、2024年8月に製造販売承認事項一部変更承認申請を提出し、2025年9月に承認を取得。同月に保険適用希望書を提出し、収載に向けた最終段階に入っている。承認取得後も保険収載が遅れたことで収益化は依然として見通せないが、マイルストン収入により事業継続が支えられている。同時期に耳鳴治療用アプリの特定臨床研究完了、月経前症候群アプリの臨床研究開始など他のパイプラインも並行して進捗している。
年表28件を開く
2010年代
- 2015年7月創業東京都文京区においてサスメド合同会社を設立
- 2015年10月国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」といいます。)Technology Commercialization Program(TCP)に採択
- 2016年2月株式会社に組織変更
- 2016年3月NEDO起業家候補(SUI)プログラムに採択
- 2016年9月不眠障害用アプリの臨床試験を国内2施設で開始
- 2017年4月NEDO研究開発型ベンチャー支援事業(STS)プログラムに採択
- 2017年8月本社移転(東京都中央区日本橋本町三丁目11番5号日本橋ライフサイエンスビル2)
- 2018年6月ブロックチェーン技術を用いた臨床開発支援システムの実証試験を開始
- 2018年11月NEDO企業間連携スタートアップに対する事業化支援(SCA)プログラムに採択
- 2019年2月DTx開発支援サービス提供開始
- 2019年2月経済産業省の委託事業「飛躍 Next Enterprise」に採択
- 2019年4月「ブロックチェーン技術を用いた臨床研究モニタリングの実証に関する新技術等実証計画」が厚生労働大臣、経済産業大臣より認定
- 2019年5月機械学習自動分析システムの提供開始
- 2019年7月経済産業省、日本貿易振興機構、NEDOによるスタートアップ支援プログラム「J-startup」に選定
- 2019年7月「臨床現場での意思決定を支援する人工知能基盤の開発」がNEDOのAIに関する技術開発事業に採択
- 2019年12月本社移転(東京都中央区日本橋本町三丁目8番5号日本橋本町三丁目ビル5階)
2020年代
- 2020年4月国立研究開発法人国立がん研究センターとの共同研究が厚生労働科学研究費(がん対策推進総合研究事業)に採択
- 2020年5月株式会社スズケンとの資本業務提携契約を締結
- 2020年7月「Patient Journeyを理解し、臨床開発での意思決定を支援する人工知能基盤の開発」が2年連続でNEDOのAIに関する技術開発事業に採択
- 2020年8月住友商事株式会社、日本ケミファ株式会社との資本業務提携契約を締結
- 2020年9月沢井製薬株式会社との資本業務提携契約を締結
- 2020年10月シミック株式会社とデジタル治療の開発支援に関する業務提携契約を締結
- 2020年12月「ブロックチェーン技術によるモニタリング業務の代替」が経済産業省及び厚生労働省より承認
- 2021年2月国立大学法人東北大学並びに一般社団法人日本腎臓リハビリテーション学会と慢性腎臓病患者向け治療用アプリの共同開発を開始
- 2021年4月国立大学法人東京医科歯科大学(現:国立大学法人東京科学大学)とのブロックチェーン技術を用いたモニタリング手法の開発が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、「AMED」といいます。)の「研究開発推進ネットワーク事業」に採択
- 2021年6月EPSホールディングス株式会社とブロックチェーン技術を活用した治験業務の効率化を目的に業務提携契約を締結
- 2021年7月国立研究開発法人国立がん研究センター東病院とオピオイド誘発性便秘症を含む便秘症治療の最適化に向けた共同研究を開始
- 2021年8月乳がん患者向けアプリ開発がAMEDの「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業」に採択
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
DTxシーズの横断的探索と選択・深耕
ネットワークを活用したシーズ発掘と機械学習によるRWD分析で有望案件を特定し、臨床試験の各段階で投資判断基準に基づき取捨選択。自社完結に固執せず導出など早期収益化も検討する。
- 02
汎用臨床試験システムのデファクト化
サンドボックスやグレーゾーン解消制度の成果を活用し、実地モニタリング省略の標準を目指す。被験者募集効率化やデータ欠損防止により臨床試験品質向上とコスト低減を図る。
- 03
機械学習自動分析システムの機能拡充
RWD分析のユースケースを蓄積し、新機能開発とUI/UX改善を継続。契約獲得と顧客単価向上を目指す。
- 04
DTx開発支援の実績積上げと基盤拡充
支援実績を積み重ねると同時にシステム基盤の機能拡充を図り、更なる効率化を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で43人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は865万円で、3期前と比べて+21.1%。平均年齢は37.3歳、平均勤続年数は2.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 714 | 39.1 | 1.8 | 24 | — |
| 2023年6月 | 824 | 38.0 | 1.9 | 33 | — |
| 2024年6月 | 833 | 37.9 | 2.2 | 39 | −1,026 |
| 2025年6月 | 865 | 37.3 | 2.6 | 43 | −698 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達1.6億円人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業/人の意図や知識を理解して学習するAIの基盤技術開発/Patient Journeyを理解し臨床開発での意思決定を支援する人工知能基盤の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-11
- 調達3,612万円次世代人工知能・ロボット中核技術開発人工知能の信頼性に関する技術開発臨床現場での意思決定を支援する人工知能基盤の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-06
出典: gBizINFO (経済産業省)
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1億円、営業利益は−3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 1 | −1 | −100.0 | −1 |
| 2023年3Q | 4 | 3 | 75.0 | 3 |
| 2023年4Q | 0 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 0 | −2 | — | −1 |
| 2024年2Q | 3 | 1 | 33.3 | 0 |
| 2024年3Q | 0 | −1 | — | −1 |
| 2024年4Q | 0 | −2 | — | −2 |
| 2025年2Q | 1 | −3 | −300.0 | −3 |
| 2025年4Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 1 | −3 | −300.0 | −3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
直近9期の通期業績。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年6月 | 0 | — | −1 | — | −1 |
| 2019年6月 | 0 | — | −2 | — | −2 |
| 2020年6月 | 0 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年6月 | 1 | — | −3 | — | −3 |
| 2022年6月 | 3 | — | −2 | — | −2 |
| 2023年6月 | 5 | — | 0 | — | −1 |
| 2024年6月 | 3 | −4 | −4 | −133.3 | −4 |
| 2025年6月 | 5 | −3 | −3 | −60.0 | −3 |
| 2026年6月 | — | −3 | −3 | — | −4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年6月期は営業CFが−4億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は44億円で、売上の105.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | −1 | 0 | — | −1 | 4 |
| 2021年6月 | −2 | 0 | 15 | −2 | 16 |
| 2022年6月 | −2 | 0 | 35 | −2 | 49 |
| 2023年6月 | 1 | 0 | 1 | 1 | 50 |
| 2024年6月 | −2 | 0 | 0 | −2 | 48 |
| 2025年6月 | −4 | 0 | 0 | −4 | 44 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年6月期の総資産は45億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は96.0%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年6月 | 7 | 7 | 0 | 90.2 |
| 2019年6月 | 5 | 5 | 0 | 95.5 |
| 2020年6月 | 4 | 4 | 0 | 93.1 |
| 2021年6月 | 17 | 16 | 1 | 94.2 |
| 2022年6月 | 49 | 49 | 0 | 98.1 |
| 2023年6月 | 51 | 49 | 2 | 95.3 |
| 2024年6月 | 49 | 46 | 3 | 92.9 |
| 2025年6月 | 45 | 44 | 1 | 96.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中1位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中600位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥441で、1年前と比べて-54.4%。過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.81倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は573円で、前日比+5.72%と反発しましたが、直近1ヶ月で-20.31%と大幅に下落しています。25日線(655円)を約12.5%下回り、75日線(736円)や200日線(867円)も大きく下回っており、明確な下降トレンドにあります。52週安値501円からは14%戻したものの、52週高値1231円からは53%下落しています。8月10日には出来高が53万株と急増し、売りが膨らみましたが、直近はやや落ち着いています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERがマイナスのため計算不能、PBR2.83倍は業界平均3.44倍より低いが、直近2期連続営業赤字でROEも算出不能。無配かつ先行き不透明。業界平均PER29.7倍と比較できないが、収益の回復が見えない現状では割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 1.81倍 | 2.96倍 |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高が2023/6期5億円から2024/6期3億円に減少し、営業赤字が拡大している。強気派は、既存顧客のリピートや新規獲得による成長反転を期待するが、弱気派は売上の不安定さと赤字継続を懸念。時価総額116億円に対して売上5億円とバリュエーションが高く、収益化の道筋が見えない点が最大の争点。
- 治験DX需要の取り込み
業界全体でデジタル化が進み、ニッチ市場でシェア拡大余地がある
- 赤字縮小の可能性
2025/6期は売上5億円で営業赤字率60%と前期から改善
- ストック型収益の安定性
サブスクモデルで毎期一定のリカーリング収入が期待できる
- 赤字幅縮小傾向に転換2026年Q2影響中
FY2025営業損失3億円は前期比1億円改善。コスト削減効果継続。
- 売上高5億円で底打ち観測通年影響中
FY2025売上高5億円は前期比増加。新規契約獲得で安定化。
- PBR2.8倍と割安感不定影響弱
解散価値に対し株価低め。M&Aや事業再編の期待値。
- 時価総額116億円の小型バイオ系不定影響弱
医薬系テーマ株として買い材料。赤字だが成長期待。
- 売上の不透明感
2024/6期に売上3億円と前期比40%減、プロジェクト依存のリスク
- 赤字継続と資金消耗
直近期も営業赤字4億円、自己資本比率低下懸念
- バリュエーション割高
PBR2.8倍、売上高5億円に対し時価総額116億円と割高
- 営業損失継続とキャッシュリスク継続影響強
FY2025営業損失3億円。収益化見通し不透明で資金消耗。
- 売上高5億円では固定費を賄えず通年影響中
売上高5億円では固定費を賄えず、規模拡大が必要。
- ROEマイナスで株主価値棄損通年影響中
ROEはマイナス、利益剰余金減少。現状維持ではバリュエーション低下。
- 外国人保有3.6%と低流動性不定影響弱
浮動株少なく、大口売却で株価急落リスク。
- 売上高
- 成長軌道に乗っているか確認。2025/6期計画5億円の達成が焦点
- 営業損失
- 赤字幅の縮小が収益改善の目安。前年-4億円からの推移
- 契約社数
- 治験システムの導入施設数を追い、新規獲得の勢いを測る
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ5,317人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.8%を占め、残る77.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 68.4 | 58.0 | 68.9 | 68.0 |
| 事業法人 | 9.2 | 6.2 | 11.9 | 11.8 |
| 金融機関 | 14.9 | 27.8 | 10.8 | 11.0 |
| 証券会社 | 2.2 | 3.3 | 4.8 | 5.6 |
| 外国法人 | 5.1 | 4.6 | 3.3 | 3.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.3 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 上野 太郎 | 41.36 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.80 |
| 03 | 株式会社ヘルシア | 4.79 |
| 04 | 株式会社スズケン | 4.16 |
| 05 | 第一生命保険株式会社 | 3.47 |
| 06 | 楽天証券株式会社 | 1.61 |
| 07 | サワイグループホールディングス株式会社 | 1.46 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 1.35 |
| 09 | 本橋 智光 | 1.10 |
| 10 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 0.81 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-09-02スパークス・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告4.00%-1.16pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で+100%、1株純資産は4期で−14%。期末時点の株価にもとづく指標の推移。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2018年6月 | −9,749 | — |
| 2019年6月 | −13,198 | — |
| 2020年6月 | −8 | — |
| 2021年6月 | −22 | — |
| 2022年6月 | −16 | 299 |
| 2023年6月 | −3 | 292 |
| 2024年6月 | −21 | 274 |
| 2025年6月 | −18 | 257 |
| 2026年6月 | −23 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 上野太郎 | 代表取締役社長 | 45 |
| 小原隆幸 | 取締役 | 49 |
| 本橋智光 | 取締役 CTO | 43 |
| 加賀邦明 | 取締役 | 75 |
| 秋嶋由子 | 取締役(常勤監査等委員) | 68 |
| 長尾謙太 | 取締役(監査等委員) | 67 |
| 山本麻記子 | 取締役(監査等委員) | 55 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 65 | 19 | 84 | 21 |
| 社外取締役 | 5 | 27 | 1 | 28 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容14,086字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,650字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,378字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,537字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-26
- 半期報告書半期報告書-第10期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-29
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-30
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