概要
アソインターナショナルは、矯正歯科治療に用いる歯科技工物の製作・販売を専門とする企業である。1988年に株式会社アソ.デンタルとして設立され、現在は歯科矯正事業の単一セグメントで、約310名の従業員を擁する。2025年6月期の売上高は38億円、営業利益7億円。2022年12月に東京証券取引所スタンダード市場に上場した。本社を東京都中央区銀座に置き、国内に大阪・新潟・名古屋の各オフィス、海外にフィリピン・米国・ハワイの子会社を持つ。
矯正歯科技工物に特化した事業構造
当社グループは、創業以来一貫して矯正用の歯科技工物の製作・販売を主力事業としており、一般的な補綴物(入れ歯やかぶせ物)は手がけていない。提供する製品は100種類以上に及び、拡大床やリテーナーなどの可撤式装置、マウスピース型矯正装置、ブラケットとワイヤーを用いた固定式装置に大別される。2025年6月期の売上高3,796,454千円の内訳は、矯正歯科技工物売上がアナログ1,993,683千円、デジタル1,182,403千円、商品売上574,792千円、その他45,575千円である。商品売上には口腔内スキャナーや3Dプリンターなどのデジタル商材が含まれ、矯正治療のDX化に対応している。また、矯正歯科技工物の修理やセミナー開催の受託、矯正関連材料の販売も行い、歯科医療機関への総合的なサービスを提供している。
内製と外注を組み合わせた柔軟な生産体制
当社グループの製造体制は、自社内製と外部パートナーへの外注の二本立てで構成される。内製では、自社で46名の歯科技工士を抱え、複雑な高付加価値品に特化して製作するほか、フィリピンの連結子会社ASO INTERNATIONAL MANILA, INC.がワイヤーなどの一般的な技工物を担う。外部協力パートナーは57か所に及び、そのうち47か所は当社から独立した歯科技工士が設立した歯科技工所である。これらパートナーは主に一般的な技工物の製作を請け負い、受注状況に応じて外注量を柔軟に調整できるため、固定費の抑制と急増する受注への対応を両立している。また、パートナー側も安定した受注を得られる互恵関係にある。この体制により、特殊品から量産品まで幅広いニーズに対応可能となっている。
大学歯学部との長期取引と海外展開
当社グループは全国の歯科大学・大学附属病院と取引実績を持ち、卒業生が独立開業後も継続的に利用する傾向があるため、安定的な顧客基盤が形成されている。2025年6月期の取引歯科医療機関数は明示されていないが、過去10年で症例データのデジタル管理を加速し、顧客との長期的関係を強めている。海外展開では、2015年にフィリピンにASO INTERNATIONAL MANILA, INC.を設立し、低コストな製造拠点を確保。2019年にはハワイにASO INTERNATIONAL HAWAII, INC.を取得し、米国市場への足掛かりとした。2024年4月にはカリフォルニア州サンノゼにASO INTERNATIONAL USA, INC.を新設し、カリフォルニア大学サンフランシスコ校歯学部、テキサス大学歯学部ヒューストン校、ボストン大学歯学大学院の公式サプライヤーとして登録されるなど、本格的な米国本土進出を進めている。
業界の中での役割は歯科医療機関向け矯正歯科技工物メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01歯科医療主力
全国の矯正治療を行う歯科医院、歯科大学及び附属病院向けに、矯正歯科技工物を製作・販売している。内製と外注を組み合わせた柔軟な製造キャパシティと、デジタル技術を活用した多品種対応が特徴。
矯正歯科技工物の専門メーカーとして、国内の歯科大学29校全てに販売実績
- 矯正装置(拡大床、リテーナー等)
- 矯正治療の初期や後期に使用される可撤式の矯正装置。拡大床は歯の移動スペース確保、リテーナーは後戻り防止に用いる。
- マウスピース型矯正装置(AsoAligner DIGITAL)
- 3DCAD・3Dプリンターで製造する透明なマウスピース型矯正装置。歯列の並び替え精度と製造スピードを向上させている。
- イン・ダイレクト・ボンディング・システム(I.D.B.S)
- ブラケット装着用のコアとプレフォームドワイヤーをセットにした矯正歯科技工物。装着時間の短縮を実現する。
製品と技術
可撤式矯正装置―拡大床とリテーナー
当社の可撤式矯正装置には、治療初期に使用する拡大床と治療後に装着するリテーナーが主要な製品として位置づけられる。拡大床は、顎を頬側に拡大して歯の移動スペースを確保する目的を持ち、当社は20種類以上のバリエーションを製造可能である。リテーナーは矯正後の歯の後戻りを防止する保定装置で、10種類以上のラインアップを揃える。これらは患者自身で着脱できる可撤式であり、食事や歯磨きの際に取り外せるため利便性が高い。製作方法は、従来の手作業によるアナログ工程と、3Dプリンターを用いたデジタル工程の両方を併用し、患者の口腔内印象やデジタルデータに基づいてオーダーメイドで供給される。
マウスピース型矯正装置「AsoAligner DIGITAL」
「AsoAligner DIGITAL」は、透明なプラスチック(PET材)製のマウスピースを段階的に交換することで歯を移動させる可撤式矯正装置である。2018年の発売以来、当社のデジタル戦略の中核製品として成長している。最大の特徴は、患者の歯型情報が石膏模型でも特定のデータ形式でも受注可能な点であり、取引先の設備に依存しない柔軟性を持つ。製造工程では、3DCADで歯列移動のシミュレーションを行い、3Dプリンターで精密なマウスピースを製作する。製品の導入にあたっては、歯科医師が事前にセミナーを受講し、適応症例や非適応症例を学習することが必須であり、治療トラブルの回避に寄与している。北海道から九州までの6社と業務提携し、地域密着型の販売網を構築している。
イン・ダイレクト・ボンディング・システムとHARMONYリンガルシステム
I.D.B.Sは、ブラケットを歯面に接着するためのコアと、患者の歯列に合わせて屈曲されたワイヤーを一体化した製品である。ラビアル(頬側)用とリンガル(舌側)用の2タイプがあり、リンガル用は舌側にブラケットを装着するため視認性が悪く治療難易度が高いが、I.D.B.Sを用いることで歯科医師の作業負担を大幅に軽減する。2017年から販売を開始した「HARMONYリンガルシステム」は、このI.D.B.Sの工程をさらにデジタル化した製品である。3DスキャンとCAD/CAM技術により、コアとワイヤーを高精度に製作し、リンガル矯正治療の効率と精度を向上させている。これらの製品は、ブラケットとワイヤーを用いた伝統的な矯正治療において、歯科医師の時間短縮と治療の標準化に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 歯科医療矯正歯科技工物の専門メーカーとして、国内の歯科大学29校全てに販売実績
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
人材派遣で業界中位、内需依存で安定成長
同社はサービス業に属し、人材派遣・紹介を主力とする。業界内ではジンジブやイシンなどがライバルで、同社は中位グループに位置する。売上高は35億円から42億円へと拡大しており、営業利益率は14%から18%と高水準を維持している。業界全体が人手不足に直面する中、派遣需要は底堅く、特に製造・物流分野でのニーズが強い。同社は特定業界に偏らず幅広いクライアントを持つことで、景気変動への耐性を備える。一方、競合他社も同様のサービスを提供しており、差別化が必須である。内需依存度が高く、海外展開は限定的で、為替や国際情勢の影響を受けにくい事業構造が特徴だ。
強み
- 営業利益率は14〜18%で、業界平均を上回り、効率的な運営が強み。
- 売上高は年率約10%増で推移し、安定した事業拡大を実現。
- 特定業種に依存せず、多様な業界に人材を供給し需要変動に強い。
- 国内市場中心で、海外景気や為替の影響を受けにくい事業構造。
課題
- 同業他社とサービスが類似し、価格競争に陥るリスクがある。
- 求職者数が減少する中、優秀な人材の確保が課題となる。
- 労働関連法規が厳格化し、コンプライアンス体制の強化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がアソインターナショナル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7096ステムセル研究所 | 78億円 | 49.0倍 |
| 2 | 9723京都ホテル | 77億円 | 8.8倍 |
| 3 | 7367セルム | 76億円 | 12.4倍 |
| 4 | 9720ホテル、ニューグランド | 76億円 | 20.9倍 |
| 5 | 7065ユーピーアール | 76億円 | 10.7倍 |
| 6 | 9340アソインターナショナル | 75億円 | 14.7倍 |
| 7 | 2483翻訳センター | 75億円 | 16.2倍 |
| 8 | 6031ZETA | 75億円 | 36.9倍 |
| 9 | 6093ミトラグループ | 74億円 | 37.0倍 |
| 10 | 2186ソーバル | 73億円 | 15.4倍 |
| 11 | 7049識学 | 73億円 | 23.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
個人事業から法人化へ(1982-1992年)
当社の起源は、1982年4月に東京都墨田区で開業した矯正専門の歯科技工所「ASO DENTAL」である。個人事業としてスタートした後、1988年5月に東京都中央区湊で株式会社アソ.デンタルを設立。1992年6月には商号を株式会社アソインターナショナルに変更し、国際的な事業展開を視野に入れた。1996年5月に本社を現在の東京都中央区銀座に移転し、事業基盤を固めた。この間、創業から法人化、商号変更、本社移転という一連の流れは、個人商店から組織的な企業へと成長する過渡期であり、後の製品開発と規模拡大の土台を築いた。
I.D.B.S製品の投入と国内販路の拡大(1996-2012年)
1996年6月、当社はリンガル矯正治療用I.D.B.S(イン・ダイレクト・ボンディング・システム)の販売を開始した。これはブラケット接着用コアと屈曲済みワイヤーをセットにした製品で、歯科医師の治療時間を短縮する画期的なものだった。2004年8月にはラビアル矯正治療用I.D.B.Sを追加し、製品ラインアップを拡充。販売体制も強化し、2007年11月に大阪オフィス、2010年4月に新潟オフィス、2012年3月に名古屋オフィスを相次いで開設した。2009年4月には米国矯正歯科学会(AAO)へ初出展し、国際的な認知度向上を図った。この時期にI.D.B.Sが主力製品として定着し、全国的な販売網が整備された。
マウスピース型矯正装置の開発とデジタル化への転換(2005-2018年)
2005年12月、当社はマウスピース型矯正装置「Clear Aligner」を発売し、同時に矯正セミナーを開始した。2010年7月には製品名を「AsoAligner」に変更し、ブランドを確立。2017年6月、本社にデジタルセンターを開設し、3D技術の導入を本格化させた。翌2018年4月には、3DCADと3Dプリンターを活用した「AsoAligner DIGITAL」を発売。従来の手作業による歯列並び替えをデジタル工程に置き換え、精度と製造スピードを大幅に向上させた。このデジタルシフトにより、増加するアライナー需要に対応する体制が整い、後の受注拡大につながった。
グループ再編と海外子会社の取得・清算(2019-2023年)
2000年7月に設立された株式会社ASOホールディングスを100%親会社とする持株会社体制のもと、2019年はグループ再編の大きな節目となった。2019年4月、フォレスタデント・ジャパン株式会社の全株式を取得し子会社化。同年5月にASO INTERNATIONAL HAWAII, INC.、6月に株式会社ASO INTERNATIONAL HITACHIをそれぞれ子会社化した。同時に、2019年6月には当社がASOホールディングスを吸収合併し、持株会社を消滅させた。一方、不採算事業の整理も進め、2019年6月にDENTEX株式会社の全株式を譲渡、同年12月には台北雅塑國際有限公司を清算。2021年7月にはASO ISTANBUL ORTHODONTICS LABORATORY LTD.、2023年11月には株式会社ASO INTERNATIONAL HITACHIを清算し、グループを連結子会社4社に絞り込んだ。
東証上場と米国本土進出(2022-2024年)
2022年12月、当社は東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場した。上場後、成長戦略の柱として米国市場への本格進出を掲げ、2024年4月に米国カリフォルニア州サンノゼ市にASO INTERNATIONAL USA, INC.を設立。同年中にカリフォルニア大学サンフランシスコ校歯学部、テキサス大学歯学部ヒューストン校、ボストン大学歯学大学院の公式サプライヤーとして登録され、米国の主要歯学教育機関との取引基盤を構築した。上場後の財政状況は堅調で、2025年6月期には売上高3,796,454千円(前期比7.1%増)、営業利益658,504千円(同20.8%増)を達成し、増収増益を継続している。
年表28件を開く
1980年代
- 1982年4月東京都墨田区において、個人事業として矯正専門の歯科技工所ASO DENTALを開業
- 1988年5月創業東京都中央区湊において、株式会社アソ.デンタル(現当社)を設立
1990年代
- 1992年6月商号変更商号を株式会社アソインターナショナルに変更
- 1996年5月本社を東京都中央区銀座に移転
- 1996年6月リンガル矯正治療用I.D.B.Sを販売開始
2000年代
- 2000年7月創業株式会社ASOホールディングスを設立。株式移転により、株式会社ASOホールディングスが当社の100%親会社となる
- 2004年8月ラビアル矯正治療用I.D.B.Sを販売開始
- 2005年12月当社で第1回「Clear Aligner TM」セミナーを開催 マウスピース型矯正装置「Clear Aligner TM」を発売
- 2007年11月大阪オフィスを新設
- 2009年4月米国最大の矯正学会アメリカ矯正歯科学会(A.A.O)へ初出展
2010年代
- 2010年4月新潟オフィスを新設
- 2010年7月「Clear Aligner TM」から、「AsoAligner®」に名称を変更し販売開始
- 2012年3月名古屋オフィスを新設
- 2012年7月創業ASO ISTANBUL ORTHODONTICS LABORATORY LTD.を設立し関連会社化
- 2014年1月創業株式会社ASOホールディングスを100%親会社として、DENTEX株式会社を設立
- 2015年5月ASO INTERNATIONAL MANILA, INC.(現連結子会社)を設立
- 2017年5月本社にデジタルセンターを開設
- 2017年6月HARMONYリンガルシステムを製造販売開始
- 2018年4月製造工程をデジタル化し、精度・製造スピードを向上させた「AsoAligner DIGITAL」を発売開始
- 2019年4月M&A株式会社ASOホールディングスからの新設分割により、当社代表取締役社長阿曽敏正の資産管理会社として株式会社ASOを設立 フォレスタデント・ジャパン株式会社(現連結子会社)の株式の100%を取得し子会社化
- 2019年5月M&AASO INTERNATIONAL HAWAII, INC.(現連結子会社)の株式の100%を取得し子会社化
- 2019年6月M&A株式会社ASO INTERNATIONAL HITACHIの株式の100%を取得し子会社化
- 2019年6月M&A当社が株式会社ASOホールディングスを吸収合併し、株式会社ASOホールディングスは消滅し、当社が存続会社となる DENTEX株式会社の全株式を譲渡
- 2019年12月台北雅塑國際有限公司を清算
2020年代
- 2021年7月ASO ISTANBUL ORTHODONTICS LABORATORY LTD.を清算
- 2022年12月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場
- 2023年11月株式会社ASO INTERNATIONAL HITACHIを清算
- 2024年4月ASO INTERNATIONAL USA, INC.(現連結子会社)を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 取引歯科医療機関数具体的な数値目標の記載なし
- 取引歯科医療機関あたりの売上高具体的な数値目標の記載なし
- 売上高営業利益率具体的な数値目標の記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
人材の確保と育成
高い専門知識と技術を持つ歯科技工士や営業人材を確保し、期待役割の定義、作業工程の標準化、明確な評価制度を構築。歯科技工士の育成プログラムや独立開業支援、次世代リーダー研修、ジョブローテーションを実施する。
- 02
製品企画強化
デジタル化・機械化を推進し、既存製品の精度・品質を向上。AI技術を用いた正常歯列の仮想構築やクラウドデータ連携サービスの開発、マウスピース型矯正装置「AsoAligner DIGITAL」の適応症例拡大に取り組む。
- 03
セールスプロモーション
歯科医師のネットワークを通じた口コミによる新規顧客獲得を重視。市場ニーズを捉えた高品質・高付加価値製品の安定供給に加え、SNSやインフルエンサーを活用した消費者への情報発信にも経営資源を配分する。
- 04
海外事業展開の加速
アメリカの大学歯学部への公式サプライヤー登録や子会社ASO INTERNATIONAL USA, INC.設立により米国本土進出の基盤を整備。フィリピン子会社を製作拠点として海外展開を加速する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で310人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は423万円で、2期前と比べて+17.4%。平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は5.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年6月 | 360 | 35.0 | 4.5 | 267 | — |
| 2024年6月 | 393 | 36.3 | 5.2 | 276 | 181 |
| 2025年6月 | 423 | 38.7 | 5.8 | 310 | 226 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 1 / 海外 3、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内フォレスタデント・ジャパン株式会社(注)2.東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ASO INTERNATIONAL MANILA, INC. (注)2.フィリピン カヴィテ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ASO INTERNATIONAL HAWAII, INC.米国 ハワイ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ASO INTERNATIONAL USA, INC.米国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は42億円、営業利益は7億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.5%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 44億円 | 42億円 |
| 営業利益 | 8億円 | 7億円 |
| 純利益 | 6億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥28 | ¥28 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は22億円、営業利益は4億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+15.8%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2023年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 9 | 1 | 11.1 | 0 |
| 2024年2Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年3Q | 9 | 2 | 22.2 | 1 |
| 2024年4Q | 9 | 1 | 11.1 | 2 |
| 2025年2Q | 19 | 3 | 15.8 | 2 |
| 2025年4Q | 19 | 4 | 21.1 | 2 |
| 2026年2Q | 20 | 3 | 15.0 | 2 |
| 2026年4Q | 22 | 4 | 18.2 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2019年2月期からの9期で、売上は25億円から42億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は16.7%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ASOホールディングスからの新設分割により、当社代表取締役社長阿曽敏正の資産管理会社として株式会社ASOを設立 フォレスタデント・ジャパン株式会社(現連結子会社)の株式の100%を取得し子会社化 | |||||
| 2019年2月 | 25 | — | 2 | — | 2 |
| 2019年6月 | 9 | — | 0 | — | −4 |
| 2020年6月 | 25 | — | 4 | — | 2 |
| 2021年6月 | 31 | — | 6 | — | 4 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 | |||||
| 2022年6月 | 31 | — | 5 | — | 4 |
| 2023年6月 | 32 | — | 4 | — | 3 |
| ASO INTERNATIONAL USA, INC.(現連結子会社)を設立 | |||||
| 2024年6月 | 35 | 5 | 6 | 14.3 | 4 |
| 2025年6月 | 38 | 7 | 6 | 18.4 | 4 |
| 2026年6月 | 42 | 7 | 7 | 16.7 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高42億円のうち、営業利益として残るのは7億円で16.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の11.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金83.3%35億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.7%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年6月期は営業CFが5億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は19億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年6月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 12 |
| 2022年6月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 13 |
| 2023年6月 | 2 | −1 | 3 | 1 | 17 |
| 2024年6月 | 4 | −2 | −1 | 2 | 19 |
| 2025年6月 | 5 | −2 | −3 | 3 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年6月期の総資産は33億円。このうち返さなくてよい自己資本が29億円で、自己資本比率は88.0%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年2月 | 17 | 12 | 5 | 69.8 |
| 2019年6月 | 13 | 5 | 8 | 37.7 |
| 2020年6月 | 15 | 7 | 8 | 49.8 |
| 2021年6月 | 20 | 13 | 7 | 63.8 |
| 2022年6月 | 22 | 16 | 6 | 70.8 |
| 2023年6月 | 28 | 25 | 3 | 87.2 |
| 2024年6月 | 32 | 28 | 4 | 86.8 |
| 2025年6月 | 33 | 29 | 4 | 88.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中88位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中205位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥765で、1年前と比べて+6.8%。過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.7倍 |
| PER (会社予想) | 13.6倍 |
| PBR | 2.33倍 |
| 配当利回り | 3.66% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月21日終値703円で、25日線(710.64円)を約1.1%下回り、75日線(685.65円)を約2.5%上回る。52週高値762円からは約7.7%下。1カ月で0.28%下落とほぼ横ばい。出来高は低水準で、方向感に欠ける。RSI36.08とやや弱気圏。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
実績PERは13.54倍と同業平均23.01倍を下回り、予想PERも12.5倍とさらに低い。PBRは2.13倍で同業平均3.33倍を下回り、割安感がある。配当利回りは3.98%と同業平均2.29%を上回り、株主還元は良好。ROEは15.4%と高く、収益性も優れている。売上・利益は増加傾向にあり、業績拡大が期待されるが、PBRが2倍超で資産効率はやや割高懸念がある。総合的に割安と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.7倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 13.6倍 | — |
| PBR | 2.33倍 | 3.51倍 |
| ROE | 15.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
日本企業の海外進出や現地での人材需要に伴い、ビジネス機会が拡大。強気派は、グローバルな人材流動化の流れで需要が増加し、収益性が高いビジネスモデルを評価。弱気派は、為替変動や海外景気の影響を受けやすく、競合との差別化が難しいと指摘。投資論点は、この市場での競争力と成長持続性。
- 高収益体質
営業利益率18%超と高い
- 成長市場
グローバル人材市場は拡大
- 株主還元
配当利回り約4%と高い
- 売上高38億円から42億円へ増収2026年6月期影響弱
売上高は2025年6月期38億円から2026年6月期42億円へ約10%増。サービス需要の拡大が続く。
- 営業利益率18.42%の高水準2025年6月期影響弱
営業利益率は2024年6月期14.29%から18.42%へ4pt改善。営業利益も5億円から7億円へ増加。
- 配当利回り3.98%と高水準継続影響弱
配当利回り3.98%は相対的に高い。株価703円でのインカム需要が下支え。
- 予想PER12.5倍の割安感決算発表後影響弱
実績PER13.54倍に対し来期予想PERは12.5倍。利益改善で評価がさらに下がる。
- 景気敏感
海外需要が景気で変動
- 競争激化
人材紹介会社多数で差別化難
- リスク高い
与信リスクや法的規制
- 純利益は5億円に小幅増2026年6月期影響弱
純利益は4億円→4億円→5億円と伸び率が鈍い。売上増に比べ利益成長が限定的。
- 営業利益率16.67%へ悪化2026年6月期影響弱
営業利益率は2025年6月期18.42%から2026年6月期16.67%へ低下。収益性がピークアウト。
- 外国人保有0.69%と極低水準継続影響弱
外国人保有比率0.69%はほぼゼロ。海外投資家の買いが期待できず需給が細る。
- PBR2.13倍で割高懸念通年影響弱
PBR2.13倍はROE15.4%を考慮しても割高。利益横ばいなら資産価値に比べ割高。
- 成約数
- 事業規模の拡大を示す
- 粗利率
- 収益性の維持を確認
- 海外売上比率
- 海外需要への依存度を評価
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり28円で、前期から+20.0%。いまの株価に対する利回りは3.66%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年6月 | 18 | — | 42.5 |
| 2025年6月 | 21 | 20.0 | 56.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥28
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ2,130人。区分でいちばん多いのは事業法人で67.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が69.0%を占め、残る31.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|
| 事業法人 | 60.1 | 65.3 | 67.0 |
| 個人・その他 | 31.5 | 28.0 | 29.0 |
| 金融機関 | 2.7 | 4.0 | 2.0 |
| 証券会社 | 4.3 | 1.5 | 1.4 |
| 外国法人 | 1.4 | 1.1 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ASO | 57.20 |
| 02 | 阿曽 敏正 | 8.17 |
| 03 | ASGJapan株式会社 | 3.38 |
| 04 | 上田八木短資株式会社 | 3.20 |
| 05 | 光通信株式会社 | 2.76 |
| 06 | 加藤 英次 | 1.24 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 0.99 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.81 |
| 09 | 田中 博 | 0.73 |
| 10 | 吉川 潤 | 0.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は8期で−100%。直近期のROEは15.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年2月 | 4,136,743 | 28,838,802 | 15.2 | — | 22.8 |
| 2019年6月 | −10,465,456 | 12,112,125 | — | — | — |
| 2020年6月 | 6,204 | 18,297 | 40.8 | — | 22.0 |
| 2021年6月 | 51 | 163 | 36.5 | — | 31.0 |
| 2022年6月 | 44 | 194 | 24.6 | — | 36.8 |
| 2023年6月 | 38 | 254 | 16.8 | 8.5 | 30.5 |
| 2024年6月 | 40 | 283 | 14.8 | 14.0 | 42.5 |
| 2025年6月 | 45 | 299 | 15.4 | 13.4 | 56.4 |
| 2026年6月 | 53 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額66百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 阿曽敏正 | 代表取締役社長 | 66 | 6,399,400 |
| 内山淳 | 取締役 事業統括部部長 | 46 | 45,000 |
| 桑原勉 | 取締役 | 69 | — |
| 葛西一貴 | 取締役 | 70 | — |
| 田内優悟 | 取締役 | 34 | — |
| 永瀨巖 | 監査役(常勤) | 71 | — |
| 静健太郎 | 監査役 | 42 | — |
| 奥村祥樹 | 監査役 | 34 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 51 | 51 | 17 |
| 社外取締役 | 7 | 15 | 15 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,461字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,957字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,865字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,441字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第39期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-25
- 半期報告書半期報告書-第38期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-30
- 四半期報告書四半期報告書-第37期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 四半期報告書四半期報告書-第37期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第37期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-29
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
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