概要
日本一ソフトウェアは岐阜県各務原市に本社を置くゲームソフト開発・販売企業。2026年3月期の連結売上高は約36億円、従業員182名。代表作「魔界戦記ディスガイア」シリーズを擁し、北米・欧州に子会社を持つ。学生寮運営事業も展開する。
エンターテインメントと学生寮の二本柱
当社グループは、コンピュータソフトウェアの開発・製造・販売を主軸とするエンターテインメント事業と、連結子会社株式会社楽しみチームが運営する学生寮・その他事業の二つのセグメントで構成される。2026年3月期のセグメント売上高は、エンターテインメント事業が34億8,574万円、学生寮・その他事業が1億2,088万円。グループ全体では連結子会社6社(NIS America, Inc.、株式会社STUDIO ToOeuf、日本一ソフトウェアベトナム等)を傘下に置く。
北米・欧州へのローカライズ販売網
海外販売は子会社NIS America, Inc.が担い、北米・欧州・アジア向けに国内発売タイトルのローカライズと販売を行う。プラットフォームはPlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等のダウンロード配信が中心。2026年3月期には『Disgaea7 Complete』をNintendo Switch2向けに北米・欧州で発売した。国内販売に加え、全世界に展開する体制を整えている。
売上高57億円から赤字へ転落した業績
売上高は2013年3月期の25億円から拡大を続け、2022年3月期に過去最高の57億円を記録した。しかしその後減少に転じ、2026年3月期は36億円に低下。営業利益は2024年3月期から3期連続の損失を計上し、同期の営業損失は4億916万円、親会社株主帰属当期純損失は2億5,558万円に拡大。開発費の増加や市場環境の変化が背景にある。
連結子会社6社によるグループ運営
連結子会社には、海外販売拠点のNIS America、開発スタジオのSTUDIO ToOeuf、ベトナムの開発子会社Nippon Ichi Software Vietnam、学生寮を運営する楽しみチーム、さらに株式会社システムソフト・ベータと株式会社名古屋グラフィックスタジオがある。グループ全体で開発から販売、周辺事業までを内製化し、自社IPの価値最大化を図っている。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書のセグメント情報(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| エンターテインメント事業 | 35億円 | 97.2% | 0億円 | 0.0% |
| 学生寮・その他事業 | 1億円 | 2.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
製品と技術
魔界戦記ディスガイアシリーズ
当社を代表するシミュレーションRPGシリーズ。2026年3月期には『Disgaea7 Complete』をNintendo Switch2向けに北米・欧州で発売した。シリーズは累計で全世界に多数のファンを持ち、PC・家庭用ゲーム機向けに展開。高い戦略性とユーモアあふれるストーリーが特徴で、当社IPの核をなす。
国内向け新作タイトルの発売
2026年3月期には国内でパッケージタイトル『風雨来記5』『連呪』『凶乱マカイズム』『Curse Warrior』の4作品を発売。いずれもPlayStation・Nintendo Switch等のプラットフォーム向け。ダウンロード専売タイトルやDLCの配信も並行して行い、多様なジャンルでユーザーにアプローチする。
カードゲームショップとライセンス事業
岐阜県内でカードゲームショップ『プリニークラブ』を運営。自社IPのキャラクターグッズや関連商品のライセンスアウトも手掛ける。ゲーム以外のエンターテインメント領域への進出を模索しており、IPの多面的な活用が収益源の多様化につながっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
ゲームソフト専業、収益変動大
日本一ソフトウェアは家庭用ゲームソフトの開発・販売を行う独立系ゲームメーカー。売上高53億円(2025年3月期)と、同業他社(VRとクラウドサービスが主力のVRAIN SolutionやSORACOM)と比べ規模は小さい。Nintendo SwitchやPlayStation向けタイトルが中心で、有名IPに依存しない自社IP戦略が特徴だが、ヒット作品の有無で収益が大きく変動する。直近2期連続の営業赤字から、業績回復が急務。業界内では「日本一ソフトウェア」独自のポジションを築いているが、大手ゲーム会社との競合やプラットフォームリスクに直面。
強み
- 『魔界戦記ディスガイア』シリーズなど、自社IPを複数保有しライセンス収入も得られる。
- シミュレーションRPGなど特定ジャンルで根強いファンを持ち、コアユーザーに支持。
- Nintendo Switch、PS、Steamと複数プラットフォーム展開でリスク分散。
- ディスガイアなど20年近く続くシリーズがあり、安定したファン層を形成。
課題
- 新作タイトルのヒット次第で売上が大きく変動し、赤字リスクが常に存在。
- 任天堂やスクウェア・エニックス等と比べリソース・知名度で劣り、販売本数に限界。
- 海外売上比率が低く、グローバル市場での成長機会を十分に活用できていない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字が日本一ソフトウェア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4012アクシス | 76億円 | 10.2倍 |
| 2 | 4752昭和システムエンジニアリング | 75億円 | 8.7倍 |
| 3 | 3750ADRバイオメディカルホールディングス | 75億円 | — |
| 4 | 4054日本情報クリエイト | 75億円 | 12.6倍 |
| 5 | 3851日本一ソフトウェア | 74億円 | — |
| 6 | 4263サスメド | 74億円 | — |
| 7 | 4450パワーソリューションズ | 74億円 | 26.8倍 |
| 8 | 5244jig.jp | 74億円 | 6.3倍 |
| 9 | 3671ソフトマックス | 73億円 | 14.2倍 |
| 10 | 4255THECOO | 73億円 | 17.7倍 |
| 11 | 4060rakumo | 72億円 | 29.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年3月期の赤字から黒字転換
2013年3月期は売上高25億円に対し当期純損失2億円と赤字だったが、翌2014年3月期には売上高37億円、純利益5億円へ急回復。このV字回復を契機に、以降10年間は安定的に黒字を維持する基盤を築いた。同期間中に子会社NIS Americaの販売網が強化され、海外売上の拡大に寄与した。
売上高47億円を達成した2018年3月期
2018年3月期の売上高は47億円、純利益5億円。前年から大幅な増収を達成し、ゲームソフトのダウンロード販売や海外向けライセンス収入が伸びた。この時期、開発体制の拡充と既存IPの継続的なリリースにより、安定的な事業成長を実現した。
2022年3月期に過去最高益を記録
2022年3月期の売上高は57億円、純利益は13億円に達し、いずれも過去最高を更新。『魔界戦記ディスガイア』シリーズの新作や、ライセンスアウト事業が好調だった。この好業績を受け、開発投資を積極化する方針へと転換する。
2024年3月期以降の営業損失連続
2024年3月期に営業損失2億7,472万円、純損失1億5,722万円を計上。2025年3月期も営業損失が続き、2026年3月期には営業損失4億916万円に拡大。要因として、パッケージタイトルの販売不振と開発コストの増加が挙げられる。学生寮事業も営業損失を計上しており、全社的な収益改善が課題となっている。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 国内販売20万本を超えるIPの創出国内販売20万本超
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
開発力の強化
各従業員の能力発掘と経験蓄積による成長、組織力の強化を行い、ブランド価値と顧客満足度の向上を目指す。
- 02
販売力の強化
既存顧客満足度向上、新規顧客創出、直接コミュニケーションの拡充、知的財産の再活用によりブランド価値向上と売上拡大を目指す。
- 03
生産性の向上
安定した経営方針のもと、開発力強化と販売力強化を通じて長期的な付加価値追求のための生産性向上に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で182人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は397万円で、9期前と比べて−2.3%。平均年齢は35.7歳、平均勤続年数は8.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 168 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 198 | — |
| 2019年3月 | 407 | 33.6 | 6.2 | 162 | — |
| 2020年3月 | 366 | 34.6 | 6.5 | 157 | — |
| 2021年3月 | 414 | 35.1 | 6.9 | 179 | — |
| 2022年3月 | 451 | 34.4 | 7.4 | 179 | — |
| 2023年3月 | 374 | 34.2 | 7.7 | 179 | — |
| 2024年3月 | 350 | 35.1 | 7.5 | 185 | — |
| 2025年3月 | 381 | 35.6 | 7.9 | 177 | −169 |
| 2026年3月 | 397 | 35.7 | 8.3 | 182 | −220 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は36億円、営業利益は-4億円。前期と比べると減収で、売上が-32.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 48億円 | 36億円 |
| 営業利益 | 3億円 | -4億円 |
| 純利益 | 3億円 | -3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥5 | ¥5 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−38.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 15 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 13 | −1 | −7.7 | 1 |
| 2024年2Q | 18 | 3 | 16.7 | 2 |
| 2024年3Q | 13 | 3 | 23.1 | 2 |
| 2024年4Q | 9 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 24 | −2 | −8.3 | −2 |
| 2025年4Q | 29 | −1 | −3.4 | 0 |
| 2026年2Q | 12 | −3 | −25.0 | −2 |
| 2026年4Q | 24 | −1 | −4.2 | −1 |
| 2027年1Q | 8 | −1 | −12.5 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は25億円から36億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は-11.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 25 | — | −2 | — | −2 |
| 2014年3月 | 37 | — | 6 | — | 5 |
| 2015年3月 | 37 | — | 2 | — | 0 |
| 2016年3月 | 37 | — | 4 | — | 2 |
| 2017年3月 | 34 | — | 4 | — | 1 |
| 2018年3月 | 47 | — | 7 | — | 5 |
| 2019年3月 | 45 | — | 5 | — | 3 |
| 2020年3月 | 33 | — | 5 | — | 3 |
| 2021年3月 | 53 | — | 13 | — | 9 |
| 2022年3月 | 57 | — | 17 | — | 13 |
| 2023年3月 | 48 | — | 9 | — | 7 |
| 2024年3月 | 53 | — | 8 | — | 6 |
| 2025年3月 | 53 | −3 | −1 | −5.7 | −2 |
| 2026年3月 | 36 | −4 | −1 | −11.1 | −3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高36億円のうち、営業利益として残るのは-4億円で-11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-8.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.3%21億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.8%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-11.1%-4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは−12億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は42億円で、売上の14.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −6 | −1 | 6 | −7 | 6 |
| 2014年3月 | 10 | −2 | −6 | 8 | 9 |
| 2015年3月 | 0 | −1 | 3 | −1 | 12 |
| 2016年3月 | 6 | −5 | −2 | 1 | 11 |
| 2017年3月 | −1 | −4 | 5 | −5 | 12 |
| 2018年3月 | 7 | −2 | 0 | 5 | 16 |
| 2019年3月 | 7 | −3 | 0 | 4 | 20 |
| 2020年3月 | −5 | 1 | −3 | −4 | 17 |
| 2021年3月 | 16 | 6 | −1 | 22 | 38 |
| 2022年3月 | 12 | −8 | 3 | 4 | 48 |
| 2023年3月 | 1 | −10 | 3 | −9 | 44 |
| 2024年3月 | 8 | −10 | 1 | −2 | 46 |
| 2025年3月 | 4 | −2 | 5 | 2 | 52 |
| 2026年3月 | 0 | −12 | 0 | −12 | 42 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は113億円。このうち返さなくてよい自己資本が79億円で、自己資本比率は69.4%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | 10 | 16 | 39.7 |
| 2014年3月 | 26 | 21 | 5 | 79.5 |
| 2015年3月 | 31 | 22 | 9 | 70.4 |
| 2016年3月 | 32 | 24 | 8 | 73.7 |
| 2017年3月 | 39 | 26 | 13 | 65.4 |
| 2018年3月 | 46 | 30 | 16 | 65.0 |
| 2019年3月 | 49 | 34 | 15 | 65.4 |
| 2020年3月 | 50 | 37 | 13 | 70.1 |
| 2021年3月 | 64 | 46 | 18 | 69.9 |
| 2022年3月 | 82 | 61 | 21 | 72.7 |
| 2023年3月 | 94 | 69 | 25 | 72.7 |
| 2024年3月 | 108 | 81 | 27 | 73.6 |
| 2025年3月 | 112 | 79 | 33 | 69.6 |
| 2026年3月 | 113 | 79 | 33 | 69.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中229位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中594位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,430で、1年前と比べて+65.5%。過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 21.8倍 |
| PBR | 0.91倍 |
| 配当利回り | 0.35% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8/12に1140円で、25日線955.6円を約19%上回る。直近1ヶ月で+31.19%と急騰、1年間で+29.73%。7月28日に451,400株と出来高が急増し、株価も970円から上昇。8月10日には1135円と52週高値1230円に迫る。75日線869円、200日線836円を大きく上回り、強力な上昇トレンド。出来高も高水準を維持。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)。
PERは開示されていないが、予想PERは17.4倍と高め。PBRは0.7252倍と業界平均3.59倍を大きく下回るが、ROEが-3.3%と赤字で、収益性が非常に悪い。配当利回り0.44%と低く、業界平均3.22%を大幅に下回る。業績は赤字が続き、売上高も減少傾向。バリュエーションはPBRの低さから割安に見えるが、収益悪化を考慮すると割高感がある。総合的にやや割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 21.8倍 | — |
| PBR | 0.91倍 | 2.96倍 |
| ROE | -3.3% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、自社IPのリメイクや新作の投入により売上が安定するとみる。特に、根強いファン層が存在するシリーズのリメイクは、一定の販売が見込める。一方、弱気派は、売上高が減少し営業損益が赤字に転落している点を重視する。競争が激化するゲーム市場で、ヒット作を生み出すことができず、制作コストの高騰が経営を圧迫していると指摘する。また、近年の業績悪化から、将来の収益回復の道筋が見えにくい。ゲーム業界全体の変化への対応も遅れており、構造的な競争力の低下が懸念される。
- ブランドIPのリメイク需要
過去の人気シリーズのリメイクが一定の販売を見込める
- ファン層の定着
特定タイトルに根強いファンが存在し、購入の継続が見込める
- 予想PER17.3倍は来期黒字転換を示唆決算発表後影響中
今期最終赤字3億円予想に対し、予想PER17.3倍は回復前提
- PBR0.722倍と純資産以下の株価水準継続影響中
PBR0.72倍、1株純資産に対し28%安い
- 株価は過去1年で29.16%上昇継続影響弱
過去1年で29.16%上昇、需給改善のモメンタム
- 浮動株が少なく買い需給で上昇弾み不定影響弱
時価総額58億円と小型、出来高少なく急伸しやすい
- 業績の急速な悪化
直近の売上高は36億円と減少し、営業赤字が続く
- 競争の激化
大手メーカーやインディー作品との競争が激しく、ヒット作が出にくい
- 今期も営業赤字が拡大通年影響中
営業利益 -3→-4億円と赤字拡大
- 売上高が53億→36億円へ32%減通年影響中
売上高53→36億円、前期比32%減で収益基盤縮小
- 最終損益が2期連続赤字で悪化通年影響中
純損益 -2→-3億円と悪化、黒字化遠のく
- 配当利回り0.44%と株主還元が手薄継続影響弱
配当利回り0.44%、増配期待も乏しい
- 新作タイトル販売本数
- 収益の柱である新作の市場受容性を確認するため
- リメイク・移植の売上
- 既存IPの活用が収益改善に貢献するかを見るため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり5円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.35%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 3 | — | — |
| 2018年3月 | 4 | 33.3 | 10.4 |
| 2019年3月 | 4 | 0.0 | 21.3 |
| 2020年3月 | 4 | 0.0 | 9.9 |
| 2021年3月 | 5 | 25.0 | 5.4 |
| 2022年3月 | 5 | 0.0 | 4.7 |
| 2023年3月 | 5 | 0.0 | 6.9 |
| 2024年3月 | 5 | 0.0 | 7.4 |
| 2025年3月 | 5 | 0.0 | — |
| 2026年3月 | 5 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥5
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,404人。区分でいちばん多いのは事業法人で49.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.8%を占め、残る45.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 37.0 | 41.2 | 37.2 | 37.2 | 47.5 | 49.3 |
| 個人・その他 | 45.8 | 40.3 | 39.9 | 39.5 | 32.4 | 28.8 |
| 外国法人 | 2.8 | 6.0 | 5.0 | 5.2 | 10.9 | 10.7 |
| 証券会社 | 7.2 | 7.8 | 13.3 | 13.2 | 3.8 | 5.6 |
| 金融機関 | 7.2 | 4.7 | 4.6 | 4.8 | 5.3 | 5.4 |
| 自己株式 | 1.1 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社ローゼンクイーン商会 | 45.49 |
| 02 | INTERTRUST TRUSTEES(CAYMAN)LIMITED AS TRUSTEE OF THE UBIQUITOUS MASTER SERIES TRUST MELCO GROUP MASTER FUND (常任代理人 立花証券株式会社) | 7.60 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 4.98 |
| 04 | 合同会社センス | 3.17 |
| 05 | 仙石 丈晴 | 2.20 |
| 06 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.95 |
| 07 | 加藤 修 | 1.95 |
| 08 | 岐阜信用金庫 | 1.94 |
| 09 | 株式会社十六銀行 | 1.75 |
| 10 | 山下 良久 | 1.50 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-27エスティーエム ヘリテージ ピーティーイーエルティーディー(STM HERITAGE PTE. LTD.)新規の大量保有報告5.24%-1.24pt
- 2026-08-21エスティーエム ヘリテージ ピーティーイーエルティーディー(STM HERITAGE PTE. LTD.)新規の大量保有報告6.48%-1.12pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1%、1株純資産は14期で+542%。直近期のROEは-3.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −51 | 241 | −19.5 | — | — |
| 2014年3月 | 107 | 422 | 30.9 | 6.9 | 3.2 |
| 2015年3月 | 4 | 445 | 0.9 | 192.7 | — |
| 2016年3月 | 44 | 470 | 9.6 | 13.4 | 14.6 |
| 2017年3月 | 27 | 506 | 5.6 | 36.9 | — |
| 2018年3月 | 101 | 586 | 18.5 | 17.8 | 10.4 |
| 2019年3月 | 58 | 641 | 9.5 | 33.8 | 21.3 |
| 2020年3月 | 53 | 695 | 8.0 | 15.2 | 9.9 |
| 2021年3月 | 179 | 884 | 22.7 | 6.6 | 5.4 |
| 2022年3月 | 253 | 1,189 | 24.4 | 5.8 | 4.7 |
| 2023年3月 | 134 | 1,352 | 10.5 | 8.6 | 6.9 |
| 2024年3月 | 118 | 1,579 | 8.0 | 9.0 | 7.4 |
| 2025年3月 | −31 | 1,533 | −2.0 | — | — |
| 2026年3月 | −51 | 1,546 | −3.3 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額83百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 北角浩一 | 取締役会長 | — |
| 猿橋健蔵 | 代表取締役社長 | — |
| 多々内良則 | 取締役開発部長 | — |
| 平岡三知 | 取締役 | — |
| 後藤昭人 | 取締役 | — |
| 清水俊朗 | 常勤監査役 | — |
| 服部賢二 | 監査役 | — |
| 加藤剛 | 監査役 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 69 | 4 | 73 | 18 |
| 監査役 | 1 | 5 | 0 | 6 | 6 |
| 社外取締役 | 3 | 4 | 0 | 4 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容376字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,044字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,677字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,774字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第32期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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