概要
ヴィッツは、1997年に名古屋で設立された組込みソフトウェア専門の企業である。主力のソフトウェア事業では、自動車や産業機械向けの制御ソフトウェア開発、機能安全・セキュリティコンサルティング、デジタルツインプラットフォーム「SF Twin」などを手掛ける。2019年に東京証券取引所マザーズに上場し、2022年にはスタンダード市場に移行。連結子会社にはテスコ(X線検査装置)やリザーブマート(施設予約システム)などがあり、2025年8月期の連結売上高は49億円、従業員数は317名である。
ソフトウェア・センシング・その他の三事業構成
当社グループは「ソフトウェア事業」「センシング事業」「その他事業」の三つの報告セグメントで構成される。ソフトウェア事業は連結売上高の約82%を占め、自動車部品メーカーや半導体検査装置メーカー、産業機械メーカー向けに制御ソフトウェアの受託開発、機能安全・サイバーセキュリティコンサルティング、教育サービス、自社製品(SF Twin、WARXSSなど)の提供を行う。センシング事業は子会社テスコ株式会社が担い、X線透過・CT装置の製造・販売・保守、非接触スキャナー販売を手掛ける。同事業は2024年4月に子会社化され、2025年8月期の売上高は8.6億円に達した。その他事業は2025年8月期に子会社化した株式会社リザーブマートが担当し、クラウド型施設予約システムの開発・保守によりストック型収益を生み出している。
機能安全認証で先行した技術力の源泉
ヴィッツの競争力の基盤は、国際規格に準拠した機能安全およびセキュリティ技術にある。2010年4月には独TÜV SÜDよりIEC 61508 SIL-3のソフトウェア開発プロセス認証を国内で初めて取得。2012年3月には自動車向けISO 26262 ASIL-Dの認証を世界で初めて取得し、同時にコンサルティング先の国内3社も認証を獲得した。2016年5月には制御機器セキュリティ規格IEC 62443に準拠したSecurity Operating Systemのコンセプトに関するTechnical Reportを取得している。これらの認証実績は、自動車や産業機械メーカーからの受託開発における信頼獲得につながっており、同社はこれらを生かしたコンサルティングや教育サービスも展開している。
38の国と地域に広がる?いや、国内中心の顧客基盤
入力データに38の国と地域という記述はないため、ここでは国内中心の顧客基盤と記載する。ヴィッツのソフトウェア事業の顧客は主に国内の自動車メーカー、自動車部品メーカー、半導体検査装置メーカー、産業機械メーカーである。本社は名古屋市中区にあり、子会社として株式会社ヴィッツ沖縄(2016年設立)を擁する。販売先の業種は自動車分野が最大で、シミュレーション技術やセキュリティ・セーフティ分野の需要拡大に支えられている。センシング事業のテスコは産業用非破壊検査装置を日本国内の機械・金属部品メーカーに販売しており、その他事業のリザーブマートは全国の公共施設や貸会議室向けにクラウドシステムを提供している。海外売上高の比率は開示されていない。
M&Aで拡大したグループ経営
ヴィッツは2010年代後半から積極的なM&Aにより事業領域を拡大してきた。2013年2月に株式会社アトリエ(現連結子会社)を設立、2016年10月に株式会社ヴィッツ沖縄を設立。2022年3月には一度に5社を連結子会社化した。具体的には、株式会社スクデット・ソフトウェア、株式会社クリスタライト(新設)、株式会社イーガー、テスコ株式会社、株式会社リザーブマートである。このうちテスコはセンシング事業の中核、リザーブマートはその他事業の中核となっている。2025年8月期の連結売上高49億円は前期比39.7%増であり、この急成長はM&Aによる取り込みが大きく寄与した。今後はソフトウェア事業における労働力依存からの脱却と、製品・サービス収益の拡大を経営課題としている。
業界の中での役割は組み込みソフトウェア開発サービスと産業用非破壊検査装置メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01自動車・半導体検査装置・産業機械主力
自動車や半導体検査装置、産業機械などのメーカーに対し、OSから制御アプリケーションまでのソフトウェア開発を提供。サイバーセキュリティや機能安全のコンサルティング、教育サービス、デジタルツイン製品も展開。
- SF Twin
- 製造現場をVR上で再現し、監視・シミュレーションにより安全性・効率性向上を支援するデジタルツインプラットフォーム。AIで最適な生産方式も導出可能。
- SF Twin Cobot
- 協働ロボット対応のデジタルツイン。2024年6月より機能拡張版の2.0を提供。
- WARXSS
- VR技術を応用した交通シミュレーションシステム。自動運転の安全性向上を支援。
02製造業(AIセーフティ)準主力
AI搭載システムの安全性評価に関する「SEAMSガイドライン」を提供。自動車分野を皮切りに、建設機械や工場内搬送機器等へ適用範囲を拡大。
- SEAMSガイドライン
- AIの品質・安全性保証技術の指針。AIセーフティの普及を推進する。
03機械・金属部品・電子基板メーカー準主力
子会社テスコがX線検査装置の製造・販売・保守、X線検査サービス、非接触スキャナー販売を提供。機械部品や電子基板の内部検査ニーズに応える。
- X線検査装置
- 機械や金属部品、電子基板を対象とした産業用非破壊検査装置。
- 非接触スキャナー
- レーザーを使用し、CT装置以上の計測機能を持つ非接触スキャナー装置。
04公共施設・貸会議室等副次
子会社リザーブマートが、公共施設や貸会議室、音楽スタジオ向けにクラウド型施設予約システムを提供。ストック型ビジネスとして安定収益を獲得。
- クラウド型施設予約システム
- 施設の予約管理をクラウドで提供するシステム。導入後の保守サービスも含む。
製品と技術
製造現場をVRで再現するデジタルツイン「SF Twin」
「SF Twin」は、製造現場の物理空間を仮想現実(VR)上に高精度で再現し、監視・シミュレーションによりオペレーションの安全性と効率性を向上させるデジタルツインプラットフォームである。工場運営の最適化に加え、人工知能(AI)を活用して最適な生産方式を導出する機能を持つ。2023年4月には協働ロボット対応の「SF Twin Cobot」を販売開始し、2024年6月には機能拡張版「SF Twin Cobot 2.0」をリリースした。今後は完全自動シミュレーション機能の開発を進め、理想的な生産工程を自動提案する技術基盤の構築を目指している。
自動運転向け交通シミュレーションシステム「WARXSS」
「WARXSS」は、VR技術を応用した交通シミュレーションシステムである。多様な道路状況の再現・分析を可能とし、自動運転サービスの安全性向上を支援するプラットフォームとして開発されている。本システムは、自動車メーカーやサプライヤー向けに提供され、実際の走行データでは再現困難な危険シナリオの検証に活用される。同社は継続的に機能強化を進めており、交通社会の発展に寄与することを目指している。
AI搭載システムの安全性保証「AIセーフティ」とSEAMSガイドライン
2020年より提供を開始した「SEAMSガイドライン」は、AI搭載システムの安全性評価のための指針である。当初は自動車分野を対象としていたが、現在は建設機械、工場内搬送機器など多様な産業領域へ拡張されている。欧州連合のAI規制法(AI Act)に対応する形で、リスク区分に応じた厳格な基準策定や認証制度の導入が求められる中、同社はこのガイドラインを通じてAIセーフティの普及を推進している。AIセーフティは、品質および安全性を担保する技術の総称として位置づけられ、同社のコンサルティング事業の柱の一つである。
自動車・産業機械向けリアルタイムOS「OWLSシリーズ」
「OWLSシリーズ」は、2011年9月に販売を開始したリアルタイムオペレーティングシステムで、自動車および産業機械向けに設計されている。同社は2004年4月にOSEK/VDX仕様を開発した実績を持ち、その技術をベースに製品化した。OWLSシリーズは、機能安全やセキュリティ要件を満たすために継続的にアップデートされており、同社の機能安全認証(ISO 26262 ASIL-Dなど)と組み合わせて提供される。これにより、顧客は認証取得済みのOSを利用することで自社の開発期間短縮と信頼性向上を図ることができる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
小規模SaaS、高成長で黒字化達成
ヴィッツは情報・通信業に属し、SaaS型ソリューションを提供。売上高は25→35→49億円と高成長を続け、営業利益率も8.57%から12.24%へ改善。同業他社と比較すると、同社は収益規模では小さい部類だが、成長率と収益性で優位。同業のVRain SolutionやCocoliveは規模が小さく非上場や赤字の可能性があり、同社は黒字化と成長を両立している点で差別化。内需依存であり、海外展開は未着手。
強み
- 売上高3期連続増収、営業利益率も改善。同業他社と比較しても高い成長率を維持。
- 直近年度で営業黒字を確保。赤字からの脱却により財務健全性が向上。
- ストック収益モデルにより安定的なキャッシュフローを見込める。
- 特定領域に特化したソリューションで差別化を図っていると推察。
課題
- 同業他社との競合が激しく、シェア拡大には差別化戦略が不可欠。
- 事業が国内中心で海外比率が低く、成長の多様化が必要。
- 成長企業には優秀な人材の確保が課題。採用競争が激化する可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がヴィッツ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4264セキュア | 82億円 | 36.8倍 |
| 2 | 4015ペイクラウドホールディングス | 82億円 | 124.0倍 |
| 3 | 479APRONI | 81億円 | 11.1倍 |
| 4 | 3628データホライゾン | 78億円 | 29.2倍 |
| 5 | 3652ディジタルメディアプロフェッショナル | 78億円 | — |
| 6 | 4440ヴィッツ | 77億円 | 16.3倍 |
| 7 | 3981ビーグリー | 77億円 | 10.4倍 |
| 8 | 9446サカイホールディングス | 76億円 | 6.4倍 |
| 9 | 4012アクシス | 76億円 | 10.2倍 |
| 10 | 4752昭和システムエンジニアリング | 75億円 | 8.7倍 |
| 11 | 3750ADRバイオメディカルホールディングス | 75億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
制御ソフト請負から家電・自動車分野へ進出した創業期
1997年6月、株式会社ソフィックス名古屋として名古屋市中区に資本金1000万円で設立され、工作機械制御ソフトウェアの請負開発を開始した。1999年4月には制御ソフトウェア技術をベースに家電分野へ、2000年3月には自動車分野へ進出。同年10月には社名を株式会社ヴィッツに変更した。創業から3年で事業領域を拡大し、組込みソフトウェア開発会社としての基盤を固めた。
自動車国際標準仕様の開発と産官学連携の開始
2004年4月、自動車向け国際標準リアルタイムOSであるOSEK/VDX仕様を開発。2005年8月からは中小企業向けの公的研究事業(産官学連携)に参画し、以降毎年複数の研究事業を継続的に実施した。同年10月にはFlexRay通信ミドルウェアを開発し、車載ネットワーク技術を深化させた。この時期の研究開発が後の機能安全事業の立ち上げにつながった。
機能安全事業の開始と国内初・世界初の認証取得
2008年4月、研究成果を生かした機能安全事業を開始(後に機能安全開発部を設置)。2010年4月には独TÜV SÜDより機能安全規格IEC 61508 SIL-3のソフトウェア開発プロセス認証を国内で初めて取得した。2012年3月には自動車向け機能安全規格ISO 26262 ASIL-Dの認証を世界で初めて取得し、同時に同社がコンサルティングを支援した国内3社も認証を獲得した。これにより、同社は機能安全分野での高い技術力と認証取得ノウハウを持つ企業として認知されるようになった。
リアルタイムOS「OWLS」の発売とセキュリティ規格対応
2011年9月、自動車および産業機械向けのリアルタイムオペレーティングシステム(商品名:OWLSシリーズ)の販売を開始した。2016年5月には、独TÜV SÜDより制御機器セキュリティ規格IEC 62443に準拠したSecurity Operating Systemのセキュリティコンセプトに関するTechnical Reportを取得し、セキュリティ分野でも国際的な認証を獲得した。これにより、製品ラインアップはOSからセキュリティソリューションまで拡大した。
株式上場とM&Aによる事業多角化の加速
2019年4月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、同年中に市場第一部へ市場変更した。2022年3月にはスタンダード市場へ移行すると同時に、5社(スクデット・ソフトウェア、クリスタライト、イーガー、テスコ、リザーブマート)を連結子会社化した。このうちテスコのX線検査装置事業は新たな「センシング事業」セグメントとして独立し、リザーブマートの施設予約システム事業は「その他事業」に区分された。これにより、従来の組込みソフトウェア主体の事業から、ハードウェアを含むセンシング事業と、クラウドサービスのストック型事業へとポートフォリオを広げた。
年表16件を開く
1990年代
- 1997年6月創業株式会社ソフィックス名古屋として名古屋市中区に会社設立(資本金1,000万円)し、工作機械制御ソフトウェア請負を開始
- 1999年4月制御ソフトウェア技術をベースに家電分野へ進出
2000年代
- 2000年3月自動車分野へ進出
- 2000年10月商号変更社名を株式会社ヴィッツに変更
- 2004年4月自動車国際標準仕様RTOS(OSEK/VDX仕様)を開発
- 2005年8月中小企業向けの公的研究事業(産官学連携)による研究を本格的に実施これ以降、毎年数本の研究事業を継続的に実施
- 2005年10月FlexRay通信ミドルウェアを開発
- 2008年4月研究成果を活用した機能安全事業を開始(後に機能安全開発部を設置)
2010年代
- 2010年4月国際認証機関 独 TÜV SÜD より、機能安全規格 IEC 61508 SIL-3 ソフトウェア開発プロセス認証を国内で初めて取得
- 2011年9月自動車及び産業機械向けのリアルタイムオペレーションシステム(商品名:OWLSシリーズ)の販売を開始
- 2012年3月国際認証機関 独 TÜV SÜD より、自動車向け機能安全規格 ISO 26262 ASIL-D ソフトウェア開発プロセス認証を世界で初めて取得。並行して当社がコンサルティングを実施していた国内3社も同時に認証を取得
- 2013年2月株式会社アトリエ(現:連結子会社)を設立
- 2016年5月国際認証機関 独 TÜV SÜD より、制御機器セキュリティ規格 IEC 62443 に準拠した Security Operating System のセキュリティコンセプトに関する Technical Report を取得
- 2016年10月株式会社ヴィッツ沖縄(現:連結子会社)を設立
- 2019年4月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2020年代
- 2022年3月M&A株式会社スクデット・ソフトウェア(現:連結子会社)の株式取得 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更 株式会社クリスタライト(現:連結子会社)を設立 株式会社イーガー(現:連結子会社)の株式取得 テスコ株式会社(現:連結子会社)の株式取得 センシング事業を開始 株式会社リザーブマート(現:連結子会社)の株式取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/8期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
収益構造の変革と次世代事業創生
労働対価依存から知財・製品・サービスによる収益比率を増やし、労働量に依存しないサービス収益とのバランス最適化により収益性を向上させる。
- 02
技術者育成と次世代技術の獲得
スキル棚卸と人財ポートフォリオ管理でターゲットを絞った育成・採用を実施。エンジニア専門職による技術教育や先端技術の情報収集・研究を推進し、技術力強化と次世代技術獲得を図る。
- 03
人的資本の有効活用による収益性向上
蓄積した知財のサービス・製品化、付加価値に応じた価格設定、AI活用・DX化による開発効率向上、人財の最適配置等を通じて、限られた人財を有効活用し売上拡大と利益率向上を実現。
- 04
非破壊検査技術の高度化
テスコ社のX線装置技術と当社のソフトウェア技術を融合し、非破壊検査技術の高精度化・高速化・自動化を推進。用途拡充と価値向上により事業規模拡大と高利益率化を目指す。
- 05
人材確保とグループ連携強化
経営理念浸透、公正な評価・報酬制度、労働環境・福利厚生の充実により従業員エンゲージメントを高め人財を確保。部署間・グループ会社間の技術連携と人財流動性を高め組織力強化。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で317人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は635万円で、6期前と比べて+23.5%。平均年齢は35.3歳、平均勤続年数は8.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年8月 | 514 | 34.1 | 6.1 | 166 | — |
| 2020年8月 | 542 | 35.0 | 7.0 | 173 | — |
| 2021年8月 | 549 | 35.3 | 8.6 | 166 | — |
| 2022年8月 | 584 | 35.5 | 8.9 | 201 | — |
| 2023年8月 | 595 | 36.0 | 9.1 | 216 | — |
| 2024年8月 | 626 | 36.2 | 8.7 | 288 | 104 |
| 2025年8月 | 635 | 35.3 | 8.1 | 317 | 189 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社アトリエ名古屋市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ヴィッツ沖縄沖縄県那覇市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社スクデット・ソフトウェア札幌市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社クリスタライト名古屋市中区 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内株式会社イーガー大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テスコ株式会社横浜市港北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社リザーブマート名古屋市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 補助金2,118万円平成31年度中小企業経営支援等対策費補助金(戦略的基盤技術高度化支援事業)「積雪寒冷地域の交通弱者移動支援のための雪道走行を可能とする自動運転技術の開発」経済産業省 · 2019-04-01
- 補助金2,080万円平成31年度中小企業経営支援等対策費補助金(戦略的基盤技術高度化支援事業)(自律的自動運転の実現を支える人工知能搭載システムの安全性立証技術の研究開発)経済産業省 · 2019-04-01
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年8月期の売上高は49億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+40.0%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2026年8月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 57億円 | 49億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 6億円 |
| 純利益 | 5億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は17億円、営業利益は3億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+88.9%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 6 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年3Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2024年4Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2025年2Q | 23 | 3 | 13.0 | 2 |
| 2025年4Q | 26 | 3 | 11.5 | 2 |
| 2026年2Q | 26 | 3 | 11.5 | 2 |
| 2026年3Q | 17 | 3 | 17.6 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年8月期からの11期で、売上は15億円から49億円へ3.3倍に増えた。直近期の営業利益率は12.2%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年8月 | 15 | — | 0 | — | 0 |
| 株式会社ヴィッツ沖縄(現:連結子会社)を設立 | |||||
| 2016年8月 | 18 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年8月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2018年8月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 | |||||
| 2019年8月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年8月 | 22 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年8月 | 22 | — | 3 | — | 2 |
| 株式会社スクデット・ソフトウェア(現:連結子会社)の株式取得 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更 株式会社クリスタライト(現:連結子会社)を設立 株式会社イーガー(現:連結子会社)の株式取得 テスコ株式会社(現:連結子会社)の株式取得 センシング事業を開始 株式会社リザーブマート(現:連結子会社)の株式取得 | |||||
| 2022年8月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年8月 | 25 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年8月 | 35 | 3 | 3 | 8.6 | 3 |
| 2025年8月 | 49 | 6 | 6 | 12.2 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年8月期
売上高49億円のうち、営業利益として残るのは6億円で12.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.3%31億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.5%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.2%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年8月期は営業CFが6億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は21億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年8月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 |
| 2018年8月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 4 |
| 2019年8月 | 2 | 1 | 10 | 3 | 16 |
| 2020年8月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 16 |
| 2021年8月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 16 |
| 2022年8月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 17 |
| 2023年8月 | 2 | −5 | −1 | −3 | 13 |
| 2024年8月 | 4 | 2 | −3 | 6 | 16 |
| 2025年8月 | 6 | 1 | −1 | 7 | 21 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年8月期の総資産は41億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は69.4%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年8月 | 5 | 1 | 4 | 21.1 |
| 2016年8月 | 7 | 2 | 5 | 23.6 |
| 2017年8月 | 9 | 3 | 6 | 36.3 |
| 2018年8月 | 11 | 5 | 6 | 41.2 |
| 2019年8月 | 22 | 17 | 5 | 74.6 |
| 2020年8月 | 24 | 19 | 5 | 76.7 |
| 2021年8月 | 27 | 21 | 6 | 79.2 |
| 2022年8月 | 29 | 23 | 6 | 79.5 |
| 2023年8月 | 29 | 23 | 6 | 78.1 |
| 2024年8月 | 36 | 25 | 11 | 68.8 |
| 2025年8月 | 41 | 28 | 12 | 69.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中41位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中531位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,838で、1年前と比べて+37.8%。過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.3倍 |
| PER (会社予想) | 16.3倍 |
| PBR | 2.31倍 |
| 配当利回り | 0.98% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で+1.5%上昇し、25日移動平均線(1125.32円)に接近。週足では52週安値(999円)からの戻り局面だが、52週高値(1720円)からは-34.7%の水準。出来高は7月14日に8.6万株と急増後、落ち着いている。RSIは50.8と中立圏。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+7.1%。いまの株価に対する利回りは0.98%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年8月 | 6 | — | 12.0 |
| 2021年8月 | 6 | 0.0 | 12.7 |
| 2022年8月 | 8 | 33.3 | 18.2 |
| 2023年8月 | 8 | 0.0 | 29.4 |
| 2024年8月 | 14 | 75.0 | 25.4 |
| 2025年8月 | 15 | 7.1 | 18.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2025年8月期末の株主数は延べ2,285人。区分でいちばん多いのは個人・その他で49.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.9%を占め、残る63.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年8月% | 2021年8月% | 2022年8月% | 2023年8月% | 2024年8月% | 2025年8月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 47.4 | 49.2 | 47.3 | 50.0 | 53.7 | 49.6 |
| 事業法人 | 46.5 | 43.5 | 43.4 | 42.3 | 43.5 | 36.8 |
| 外国法人 | 1.3 | 0.6 | 0.5 | 1.2 | 0.6 | 8.8 |
| 証券会社 | 4.6 | 2.1 | 3.8 | 3.9 | 1.1 | 4.7 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.0 | 2.2 | 4.4 | 4.5 |
| 金融機関 | 0.2 | 4.6 | 4.9 | 2.6 | 1.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社Office Hat | 14.61 |
| 02 | 株式会社アイシン | 7.18 |
| 03 | オークマ株式会社 | 7.18 |
| 04 | 株式会社SNA | 6.73 |
| 05 | 武田 英幸 | 3.98 |
| 06 | 大西 秀一 | 3.90 |
| 07 | 服部 博行 | 3.18 |
| 08 | ヴィッツ従業員持株会 | 3.09 |
| 09 | 脇田 周爾 | 2.83 |
| 10 | 森川 聡久 | 2.35 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+6999%、1株純資産は11期で+1920%。直近期のROEは16.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年8月 | 2 | 35 | 4.3 | — | 50.1 |
| 2016年8月 | 18 | 55 | 40.4 | — | 6.8 |
| 2017年8月 | 49 | 107 | 59.2 | — | 5.4 |
| 2018年8月 | 47 | 155 | 35.5 | — | 7.4 |
| 2019年8月 | 70 | 411 | 21.8 | 34.8 | 6.2 |
| 2020年8月 | 55 | 462 | 12.6 | 66.8 | 12.0 |
| 2021年8月 | 50 | 505 | 10.4 | 31.5 | 12.7 |
| 2022年8月 | 42 | 544 | 8.1 | 25.2 | 18.2 |
| 2023年8月 | 32 | 559 | 5.9 | 33.9 | 29.4 |
| 2024年8月 | 68 | 614 | 11.6 | 11.8 | 25.4 |
| 2025年8月 | 106 | 708 | 16.1 | 13.2 | 18.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/8期の役員報酬は総額104百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 服部博行 | 取締役社長(代表取締役) | 59 | 743,000 |
| 大西秀一 | 取締役副社長(代表取締役) | 50 | 163,800 |
| 武田英幸 | 専務取締役 | 58 | 166,900 |
| 尾関和磨 | 取締役 | 46 | 3,200 |
| 領木正人 | 取締役 | 73 | — |
| 益川路隆 | 取締役 | 55 | — |
| 山田洋 | 取締役 | 59 | — |
| 井川真由美 | 取締役 | 50 | — |
| 杉山幸隆 | 常勤監査役 | 68 | — |
| 東幸哉 | 監査役 | 68 | — |
| 藤城徳州 | 監査役 | 55 | — |
役員報酬の内訳2025/8期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 85 | 8 | 94 | 16 |
| 社外監査役 | 3 | 7 | — | 7 | 2 |
| 社外取締役 | 3 | 3 | — | 3 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/8期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,288字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,646字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,010字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,996字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第30期(2025/09/01-2026/08/31)2026-04-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2024/09/01-2025/08/31)2025-11-26
- 半期報告書半期報告書-第29期(2024/09/01-2025/08/31)2025-04-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2023/09/01-2024/08/31)2024-11-28
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第3四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第2四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第1四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2022/09/01-2023/08/31)2023-11-28
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第3四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第2四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第1四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)2022-11-29
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