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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

フラー

Fuller, Inc.387A · Growth · 情報・通信業

スマートフォンアプリ市場に特化したデジタルパートナー事業。アプリ分析データを武器に大手企業のDX・MXをワンストップで支援する。

概要

フラーは2011年に茨城県つくば市で創業し、スマートフォンアプリの分析ツール「App Ape」を軸に、クライアントワーク(アプリ開発・デザイン・コンサルティング)を手がけるデジタルパートナー企業である。2025年7月に東京証券取引所グロース市場に上場。従業員190人、千葉県柏市と新潟県新潟市の二本社体制をとる。

クライアントワークとApp Apeの二軸事業

フラーの事業は「クライアントワーク」と「アプリ分析サービス」の二つで構成される。クライアントワークはスマートフォンアプリ開発等の受託業務であり、事業開発コンサルティング、システム開発、UI/UXデザインを提供する。アプリ分析サービスは自社開発の「App Ape」を中核とし、市場のアプリ利用動向をMAUや利用時間などで推定するクラウドサービス「App Apeダッシュボード」と、個別レポートの「App Apeオーダーメイド分析」からなる。2025年6月期の売上高は約20億円で、うちクライアントワークが約19億円(94.5%)、アプリ分析サービスが約1.1億円を占める。

大手企業との直接取引が収益の柱

売上高の88%は上場企業やグループ売上高1000億円以上の大企業からのものであり、96.6%はエンドユーザーとの直接取引である。直接取引により、顧客と共同での事例発信が可能となり、ブランディングと受注獲得につながっている。2025年6月期の主な取引先には住友商事(16.1%)が含まれる。顧客との長期継続を前提とした「ワンチーム」体制で、プロジェクトの根幹から関与する。

二本社体制と地方拠点の活用

フラーは千葉県柏市の柏の葉本社と新潟県新潟市の新潟本社の二本社体制をとる。2017年に新潟拠点を開設し、2020年には登記上の本店を新潟に移した。IT企業の東京一極集中に対抗し、リモートワークを活用した地方拠点の運営を経営方針の一つとしている。従業員の約8割はエンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、ディレクターなどのクリエイティブ人材であり、新潟地域でのブランド力や高専出身者の活躍が採用に貢献している。

創業以来の収益と利益の推移

売上高は2021年6月期の10億円から2025年6月期の20億円へと倍増した。営業利益は2024年6月期にほぼゼロだったが、2025年6月期には1.9億円(前期比1363%増)に急回復した。当期純利益も同期に1.97億円(同585%増)となった。成長の背景には、前事業年度からの案件の本格化や大口新規取引の開始がある。資産は18.3億円、自己資本は9.9億円で、自己資本比率は約54%である。

業界の中での役割はデジタル領域の総合サービスプロバイダー。アプリ開発から分析まで一気通貫で提供する。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
20億円
営業利益
1億円
営業利益率
5.0%
純利益
1億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
クライアントワーク19億円95.0%
アプリ分析サービス1億円5.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01クライアントワーク主力

大手企業を中心に、スマートフォンアプリ開発やWEBアプリ開発、UI/UXデザイン、事業開発コンサルティングをワンストップで提供。直接取引が中心で、顧客のDX・MX推進を支援する。

主な製品・サービス3
事業開発コンサルティング
スマートフォンビジネス全般の知見を活かし、顧客のビジネスモデル構築やサービス設計を支援するコンサルティングサービス。
システム開発
iOS/Androidアプリ、WEBアプリケーション、クラウドサーバー構築など、グローバル標準の技術を用いたシステム開発サービス。
UI/UXデザイン
ユーザー体験を重視したUI/UXデザインを提供し、最高のユーザー体験を実現するためのデザイン思考を採用。

02アプリ分析サービス準主力

国内のスマートフォンアプリ利用動向を集計・分析したデータを提供するクラウドサービス。アプリのMAUや利用時間などの推定データを提供し、顧客のマーケティングや事業企画を支援する。

主な製品・サービス2
App Apeダッシュボード
ユーザー同意に基づき取得したアプリ利用データを統計処理し、各アプリのMAUや利用動向をグラフィカルに参照できるクラウドサービス。
App Apeオーダーメイド分析
App Apeダッシュボードのデータを用いて、顧客の要件に応じたカスタマイズ分析レポートを提供するサービス。

製品と技術

App Ape:ユーザーデータに基づくアプリ市場分析

「App Ape」は、ユーザーの同意を得て取得したスマホアプリの利用データを統計処理し、MAUや利用時間、同時利用アプリなどの推定値を提供するクラウドサービスである。2014年のダッシュボードリリース以来、蓄積されたデータと分析ノウハウが強み。主力の「App Apeダッシュボード」はブラウザ上でグラフ表示し、競合調査や市場動向把握に使われる。オーダーメイド分析では顧客要件に応じたカスタムレポートを提供する。売上高は年間約1.1億円と小規模だが、クライアントワーク獲得のためのマーケティングツールとして機能している。

クライアントワーク:事業開発から運用まで一気通貫

フラーのクライアントワークは、事業開発コンサルティング、システム開発(iOS/Androidアプリ、Webフロントエンド、サーバーサイド、クラウドインフラ)、UI/UXデザインの三本柱からなる。特徴は「一気通貫」のワンストップ提供で、企画段階から参画し、内製中心で品質を管理する。デザイン思考を採用し、初期からデザイナーが参加してユーザー体験を重視する。プロジェクトは長期継続が前提で、顧客ごとにエンジニア、デザイナー、ディレクターからなるチームを「ワンチーム」として配置する。

デザイン思考と内製人材に支えられた開発力

フラーのソリューションの差別化要因は「デザイン思考」と「内製のクリエイティブ人材」である。デザイン思考に基づき、ユーザー体験の最大化を目指し、経営レベルでデザイナー組織を強化する。社員の約8割がエンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、ディレクターであり、外部ベンダーに頼らない内製開発が可能。システム開発会社やデザイン会社と異なり、企画から運用まで自社人材で対応できる点が競争力の源泉となっている。2025年6月期の売上原価は11.5億円で、人件費と外注費が主なコストである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

少人数開発支援で内需特化、収益基盤は小粒

当社は情報・通信業に属し、開発支援サービスを展開する。直近の売上高は20億円と同業他社と比べて規模は小さく、営業利益率は5%と利益幅が限定的である。前期は10%の利益率を確保したが、当期は売上高が横ばいで利益率が低下しており、収益力の改善が課題と言える。同業他社には、売上高規模で上回るソラコムや、安定成長を見せるVRAIN Solutionなどが存在する。当社は内需中心のビジネスモデルで、海外展開は限定的であり、国内市場でのシェア拡大と収益性向上が競争上の焦点となる。

強み

  • 前年比33%増の売上高を達成し、拡大基調にある、が今期は横ばい。
  • 内需型ビジネスで、国内顧客基盤に強みを持つ。
  • 専門性の高い開発支援サービスを提供し、差別化を図る。
  • 情報通信業界は成長産業であり、市場の追い風を受ける。

課題

  • 営業利益率が前期10%から5%へと半減し、収益の安定性に課題。
  • 売上高20億円と同業他社と比べて規模が小さく、競争力に限界。
  • 海外事業がほぼ無く、成長機会を国内に限定している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がフラー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

スマホ管理アプリから出発した2011年の創業

2011年11月、茨城県つくば市で渋谷修太がFULLER株式会社(旧社名)を設立し、インターネットサービスの企画・開発を事業目的とした。翌2012年9月、自社製のスマートフォン端末管理アプリ「ぼく、スマホ」をリリース。このアプリを通じてユーザーの利用データを取得する仕組みが、後のアプリ分析サービスへとつながる。創業時の資本金は非公開だが、少人数のチームでスタートした。

アプリ分析レポートからApp Apeへ進化した2013〜2014年

2013年4月、スマホアプリの利用状況を分析する「アプリ分析レポート」の提供を開始。これが後の「App Ape」の原型となる。2014年10月に本社を千葉県柏市へ移転し、同年11月には分析結果をウェブブラウザでグラフィカルに表示する「App Apeダッシュボード」をリリースした。この時期に分析サービスの基盤が固まり、ブランド認知も向上。データの統計処理技術とユーザー同意に基づくデータ収集体制が確立された。

社名変更と新潟進出の2016〜2017年

2016年11月、会社名をフラー株式会社に変更。翌2017年1月には新潟県新潟市中央区に新潟拠点を開設した。同5月、一般財団法人長岡花火財団と共同で「長岡花火公式アプリ」をリリース。これがクライアントワーク事業の第1号案件となり、以降、大手企業向けのアプリ開発・コンサルティングが本格化する。新潟拠点は当初少人数だったが、後に二本社体制の核となる。

経営体制の刷新と二本社制への移行(2020年)

2020年9月、創業者の渋谷修太が代表取締役会長に、山﨑将司が代表取締役社長にそれぞれ就任。同年11月、新潟拠点を同区内で移転し、同時に登記上の本店を新潟拠点に移した。これにより柏の葉本社と新潟本社の二本社体制となる。地方拠点を経営の中心に据える戦略の転換点であり、リモートワークの推進や地域人材の採用強化につながった。

情報セキュリティ認証と大企業との提携(2022〜2024年)

2022年5月、ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得。2024年6月には、株式会社ヤプリ及び株式会社電通グループが大株主となり、両社グループとの業務提携を開始した。この提携により、大手企業向けのデジタルマーケティングやアプリ開発の案件拡大が期待される。2024年9月には渋谷修太が取締役会長に退き、山﨑将司が単独の代表取締役社長となった。

グロース市場上場と20億円時代への突入(2025年)

2025年7月、東京証券取引所グロース市場に上場。上場直前の2025年6月期の売上高は20億円、営業利益1.9億円と過去最高を記録した。クライアントワークの大口案件が寄与し、住友商事が売上高の16%を占めるまでに成長。上場により資金調達力が高まり、人材採用や開発投資の加速が予想される。従業員数190人、クリエイティブ人材比率約8割という体制で、デジタルパートナー事業の拡大を継続する。

年表17件を開く

2010年代

  • 2011年11月創業茨城県つくば市でインターネットサービスの企画・開発を事業目的としてFULLER(株)(旧会社名)創業、渋谷修太が代表取締役に就任
  • 2012年9月自社提供のスマートフォン端末管理アプリ「ぼく、スマホ」をリリース
  • 2013年4月「App Ape」の原型となる「アプリ分析レポート」サービスを開始
  • 2013年5月本社オフィスを茨城県守谷市へ移転
  • 2014年10月本社オフィスを千葉県柏市へ移転(現在の柏の葉本社)
  • 2014年11月アプリ分析ツール「App Ape」ダッシュボードをリリース
  • 2016年11月商号変更会社名をフラー(株)に変更
  • 2017年1月新潟県新潟市中央区に新潟拠点を開設
  • 2017年5月(一財)長岡花火財団と共同で「長岡花火公式アプリ」をリリース(クライアントワークの第1号案件)

2020年代

  • 2020年9月渋谷修太が代表取締役会長、山﨑将司が代表取締役社長にそれぞれ就任
  • 2020年11月新潟拠点を新潟県新潟市中央区、同区内で移転
  • 2020年11月登記上の本店を新潟拠点に移転、柏の葉本社と新潟本社の二本社体制へ
  • 2021年4月フラーの魅力を発信するオウンドメディア「フラーのデジタルノート」を開始
  • 2022年5月ISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得
  • 2024年6月(株)ヤプリ及び(株)電通グループが大株主となる(株)ヤプリ及び(株)電通グループのグループ企業との間で業務提携を開始
  • 2024年9月渋谷修太が取締役会長となり、代表者を代表取締役社長山﨑将司のみとする
  • 2025年7月上場東京証券取引所グロース市場に上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    デジタルパートナー事業の成長

    新規・既存事業の戦略構築からプロダクト開発・グロースまで顧客とワンチームで伴走し、売上高の拡大を通じて企業価値を発信する。営業努力、人材確保、コストコントロール、投資、独自プロダクト開発をバランスよく進める。

  2. 02

    収益基盤の拡大による事業成長

    業務受託(クライアントワーク)の採算確保と利益水準の最大化を重視。販売ルート拡大、ソリューション提供能力の向上(人員増、パートナー活用、技術向上など)により収益基盤を拡大する。

  3. 03

    クリエイティブ人材の確保と育成

    優秀なデザイナー、エンジニア、ディレクター、データサイエンティストの積極採用と育成に注力。魅力的な環境整備、広報活動、最新手法を駆使した採用活動を実施する。

  4. 04

    地方拠点の活用と地域貢献

    千葉県と新潟県の二本社体制を活かし、リモートワーク普及を追い風に地方拠点を営業・人材確保の拠点として積極活用し、地域経済に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
柏の葉本社 — 千葉県柏市35百万円
新潟本社 — 新潟県新潟市中央区7百万円
柏の葉サテライトオフィス — 千葉県柏市0百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社電通グループ(注)1、2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権21.9%
  • 国内
    株式会社ヤプリ(注)1
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権21.5%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    スマートデバイスのアプリケーションの市場分析サービスの提供
    国税庁 · 2022-04-18
    188万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は20億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-50.0%。

売上高
+0.0%
20億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
-50.0%
1億円
営業利益率
5.0%
前期比 -5.0%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高27億円20億円
営業利益2億円1億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

半期ごとの推移

2期分

直近は2026年下期で、売上は11億円、営業利益は1億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年上期900.01
2026年下期1119.10

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2021年6月期からの6期で、売上は10億円から20億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2021年6月1011
2022年6月1222
2023年6月1511
2024年6月15000.00
東京証券取引所グロース市場に上場
2025年6月202210.02
2026年6月20115.01

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高20億円のうち、営業利益として残るのは1億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金95.0%19億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比3.4pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
5.0%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年6月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は14億円で、売上の8.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年6月1013
2022年6月20226
2023年6月201210
2024年6月00−109
2025年6月302314

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2025年6月期の総資産は18億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は53.9%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年6月62439.2
2022年6月106459.2
2023年6月137656.6
2024年6月138559.6
2025年6月1810853.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
8億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中426位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥922で、1年前と比べて-64.0%過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。

¥922-2.4%1ヶ月-3.5%1年-64.0%時価総額15億円
過去52週の値幅
安値¥801高値¥2,616

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)10.0倍
PBR1.31倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は917円と25日移動平均線(971.76円)を約5.6%下回り、8月12日に1050円まで上昇後、再び下落トレンドに戻りました。52週高値2886円からは約68%下落しており、年初来の大幅安が続いています。出来高は8月3日に17600株と急増しましたが、その後は低調で、売り圧力が続いています。RSIは47.51と中立圏ですが、200日線(1230.26円)を大きく下回っており、長期トレンドは弱含みです。25日線が上値抵抗となっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

実績PERが11.83倍、予想PERが10倍と同業界平均の30.75倍を大幅に下回る。PBRは1.32倍で業界平均の2.92倍を下回り、割安感が強い。ROEは22.4%と高く、収益性が良好。無配当である点はマイナスだが、成長性と収益性を考慮すると割安と評価できる。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍47.9倍
PER (予想)10.0倍
PBR1.31倍2.96倍
ROE22.4%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

フラーの投資論点は、小規模ながら安定したサブスクリプション収益を、いかに成長軌道に乗せるかです。強気派は、EC市場そのものが成長しており、特に中小事業者の業務効率化需要は底堅いとみます。黒字化を達成しており、営業利益率が改善すれば、株価は割安に見えます。また、競合との差別化が図れれば、シェア拡大の余地があると期待します。一方、弱気派は、売上高がここ数年横ばいであり、成長の鈍さを懸念します。競合多数のSaaS市場で、機能面での差別化が難しく、価格競争に陥るリスクを指摘します。また、ペイの減少や株価の大幅下落が示すように、収益性と市場評価のバランスに疑問を投げかけます。成長性と収益性の持続性が論点です。

プラスに働く材料7
  • EC市場の成長風

    EC市場は拡大が続き、中小事業者の運営効率化ニーズが高まっている。

  • 黒字化の達成

    直近期で営業利益を確保しており、収益モデルの実効性が示された。

  • 割安なバリュエーション

    PERは11倍台で、SaaS企業としては割安感がある。

  • 営業利益2億円と黒字転換、利益率10%2025年6月期影響

    2024年6月期は営業利益0億円、2025年6月期は2億円。営業利益率10%

  • 予想PER10倍、実績11.83倍から低下通年影響

    実績PER11.83倍に対し予想PER10倍、市場の期待利益は増加

  • ROE22.4%に対しPBR1.32倍と割安継続影響

    ROE22.4%は高く、PBR1.32倍は1倍台前半で資本効率の割に低い

  • 時価総額15億円と超小型、業績感応度不定影響

    時価総額15億円は極小で、数億円の利益変動でも株価が大きく反応

マイナスに働く材料7
  • 成長の鈍化

    売上高は横ばいが続き、スケールメリットが出ていない。

  • 競争の激化

    EC運用支援サービスは競合が多く、差別化が困難で価格競争に陥りやすい。

  • 収益の不安定さ

    直近の営業利益率は5%台で、利益率が高いとは言えず変動リスクがある。

  • 2026年6月期・営業利益1億円へ半減2026年6月期影響

    2025年6月期2億円→2026年6月期1億円、営業利益率も10%→5%

  • 売上高20億円の頭打ち2026年6月期影響

    2025年6月期20億円、2026年6月期20億円と伸びが止まる

  • 配当利回り0%、無配継続影響

    今期も無配で、株主へのキャッシュ還元が期待できない

  • 株価が1年で67.69%下落継続影響

    下落率67.69%は信用不安を伴う下落、戻り売り圧力が強い

次の決算で確かめる点
売上高成長率
横ばいが続く売上高が、再度成長軌道に乗るか確認する。
解約率
サブスクリプション型のため、継続利用が収益の安定性に直結する。
顧客単価
顧客の拡大や機能追加による単価上昇が収益改善につながる。

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ48人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.8%を占め、残る50.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年6月%
個人・その他50.2
事業法人49.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ヤプリ21.55
02株式会社電通グループ21.16
03渋谷 修太11.56
04B Dash Fund4号投資事業有限責任組合8.97
05いばらき新産業創出ファンド投資事業有限責任組合5.50
06地方創生新潟1号投資事業有限責任組合3.63
07山本 公哉2.36
08朝日メディアラボベンチャーズ株式会社2.29
09山﨑 将司2.29
10櫻井 裕基2.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で+4076%、1株純資産は2期で+31%。直近期のROEは22.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%
2021年6月−231.3
2022年6月9753.5
2023年6月7646118.0
2024年6月−273.8
2025年6月12260522.4
2026年6月78

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2025/6期の役員報酬は総額44百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山﨑将司代表取締役社長3837,400
渋谷修太取締役会長3774,291
櫻井裕基取締役CDO 兼デザイングループ長3720,000
宮毛忠相取締役CFO 兼経営管理グループ長5011,000
長屋洋介社外取締役47
庵原保文社外取締役49
安田裕美子社外取締役51
冨川八峰社外監査役(常勤)62
塚本幹夫社外監査役683,000
三木孝則社外監査役50
田中慈乃社外監査役53
林浩之執行役員デジタルパートナーグループ長
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
伊津惇執行役員CTO兼エンジニアリンググループ長
伊藤弘樹執行役員CISO兼人事室長
下田純平執行役員経営企画グループ長

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)428287
社外取締役716162

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,899字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、デジタル領域全般で「頼られる存在」として顧客に寄り添い、新しい価値を共創する関係を構築していくことを目指しており、これを「デジタルパートナー事業」と呼んでいます。当社のデジタルパートナー事業の内容は次の通りです。 (1) 事業の概要 ① デジタルパートナー事業 当社は、デジタル領域全般で「頼られる存在」として顧客に寄り添い、新しい価値を共創する関係を構築していくことを目指しています。顧客の最高のパートナーとして、高い当事者意識を持って、「よいモノをつくりたい」、「ともに価値創造をしたい」、「フラーができることを世に示したい」といったメンバーの思いを結集していくことで、本当に求められるモノを提供する企業でありたいと考えています。 顧客の課題や目標は、多くの場合、一回の納品により完了するものではありません。当社の事業は、これまで、顧客の「デジタルパートナー」として、年々、顧客基盤を拡大してまいりました。 当社の「パートナー」は、安定した事業基盤や顧客基盤を有する我が国の大手企業が中心です。国内大手企業は、昨今の事業環境の変化から、ビジネスのDX(注)1 やMX(注)2 を展望する一方で、IT特にモバイル分野に関する知見やクリエイティブ人材の確保に課題を持つ企業が多く存在します。 当社はこの課題をワンストップで解決する存在として、他のITベンダーやコンサルティング会社、デザイン会社と一線を画しており、一社一社、パートナーとなる企業を増やしていくことで、事業の拡大を目指しています。 ② 主な提供品目 当社は、顧客に提供するソリューションを「クライアントワーク」と「アプリ分析サービス」に区分しており、当社の売上高はこれらにより構成されています。「クライアントワーク」は、スマートフォンアプリ開発等の業務を受託する事業であり、事業開発コンサルティング、システム開発、UI/UXデザインを主な提供品目としています。「アプリ分析サービス」は、スマートフォンアプリ市場における最新の利用状況を集計・分析するサービスであり、「App Apeダッシュボード」「App Apeオーダーメイド分析」を主な提供品目としています。これらについて詳しい内容は以下の通りです。 クライアントワークにおける主な受託業務 事業開発コンサルティング    スマートフォンビジネス全般における知見を活かした事業開発コンサルティングソリューションを提供しています。 システム開発   iOS・Androidスマートフォンアプリ、WEBアプリケーション、クラウドサーバ上のインフラ構築など、グローバル標準の技術を適用したシステム開発ソリューションを提供しています。 UI/UX(注)3 デザイン    ユーザー体験を重視したUI/UXデザインソリューションを提供しています。 アプリ分析サービスの内容 App Apeダッシュボード    当社がユーザーの同意を得て入手したアプリ利用データを統計処理し、市場の各アプリのMAU(注)4 や利用時間、同時に利用されているアプリといった利用動向の推定データを、ウェブブラウザからグラフィカルに参照できる形式にて提供するクラウドサービスです。 App Apeオーダーメイド分析    App Apeダッシュボードと同様のデータを用い、顧客の要件に応じ個別にカスタマイズされた分析レポートを提供するサービスです。 (2) ソリューションの特徴 ① 「ワンチーム」でソリューションを提供 当社は、エンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、ディレクターからなるクリエイティブ人材を、顧客ごとに適切に配置し「ワンチーム」でソリューション提供にあたっています。このチーム単位のソリューション提供は、長期にわたり継続することを前提としています。 当社は、顧客とチームとの間、チーム内、チーム間のコミュニケーションを、情報ツールを最大限に活用しスムーズに行っています。これにより、コミュニケーション不足によるリスクやロスを極力排するとともに、当社の理想とする「モノづくり」において最も重要なポイントである、プロジェクトにかかわる人々の間の「人の和」「共創の精神」を作り上げています。 ② 一気通貫のソリューション 当社のクライアントワークは、顧客のニーズに応じて、事業開発、サービス企画、UI/UXデザイン、スマートフォンアプリ、Webフロントエンド(注)5、サーバーサイドの各アプリケーション開発・保守、クラウドサーバーの運用・監視、事業グロースの支援に至るまで、主に当社の内部リソースを活用し、一気通貫のソリューションを提供することを特徴としています。 日本の大企業においては、インターネットビジネス、アプリビジネスを立ち上げる際、社内における企画立案作業、コンサルティング会社による戦略立案、デザイン事務所や開発ベンダーによる制作作業、広告代理店によるマーケティング活動など、多くの企業が参加することがありますが、これら立場が異なる複数の企業がプロジェクトに関わることで、進捗の遅延、トータルコストの増加、品質の低下などの問題が発生し、結果として「使われない」サービスが生まれることがあります。 当社は、一気通貫のソリューションにより、こうした顧客が抱える様々な課題をワンストップで解決することを強みとしています。 ③ DX事業開発ソリューション 当社は、多くのアプリ制作実績や、アプリ分析サービスにおいて長年蓄積したノウハウをもとに、顧客のアプリビジネスの企画・草案段階から参画し、ビジネスモデル構築、サービス設計などの担う「事業開発」の分野を強みとしています。 プロジェクトチーム運営の経験が豊富なディレクターが中心となり、デザイナー、エンジニアなどを含めた当社のクリエイティブ人材が一体となって、具体的かつ実現可能なプロダクトイメージを常に描きながら、アプリを活用した顧客ビジネスのDXと、そのビジネス目標の実現をお手伝いしています。 この点は、他のソリューション企業、たとえばシステム開発会社、デザイン制作会社などと比較したときの、当社の独自性、競争力の源泉となっています。 ④ 「よいデザインを、あたりまえに。」 当社は、あらゆるモノづくりにあたり、「よいデザインを、あたりまえに。」をモットーとして、ユーザーが見るもの、手に触れるもの、感じること、これらユーザー体験が最高のものになることをつねに目指しています。顧客への提案の初期段階、まだつくるモノが明瞭でない段階からデザイナーが積極的に参加し、「どんなユーザー体験を実現したいか」の共有から企画を始める、いわゆる「デザイン思考」の考え方を採用しています。 企画及び制作においてデザイン思考を言語化、具現化するためには、デザイナーに狭義のデザイン領域を超えた高度な知見が求められます。経営レベルのリーダーシップのもとで、最高のユーザー体験を実現するためのデザイナー組織の育成・強化に取り組めることは、当社ソリューションの特徴のひとつとなっています。 また、デザイン思考の考え方やこれを体現するソリューション提供能力と最新のエンジニアリング能力を併せ持つ点は、他のシステム開発会社あるいはデザイン会社等の競合企業に対する重要な差別化要素であると考えています。 ⑤ 顧客との直接取引 当社の取引形態は顧客との直接取引が中心となっています。「一気通貫」の当社の強みを最大限に発揮し、顧客と一体となって最高の価値創造を行うために、大半の案件において当社がプロジェクトの中心に位置し、事業企画、スケジューリング、開発要件の整理などプロジェクトの根幹部分を担うほか、チームのパフォーマンスを最大化するための雰囲気作りやリーダーシップを常に心がけています。 また、直接取引の場合、当社の実績として、顧客と共同で事例を積極的に情報発信することが可能となります。取引実績のPRは、当社のブランディングのため最も優れたマテリアルになっており、実際の受注獲得につながっています。 当社は、今後とも、顧客満足と企業価値の最大化のため、顧客が安心して直接取引ができる企業であり続けたいと考えています。 (参考) 売上高における大手企業の割合:88.0% (注)6 売上高における直接取引の割合:96.6% (注)7 ⑥ 当社独自のアプリ分析サービス「App Ape」 「App Ape」を軸とするアプリ分析サービスは、創業当初から企画していたサービスであり、当社は創業以来本サービスを事業の主軸とし普及に努めてきました。当社はこの「App Ape」を出発点として「アプリのフラー」のブランディングを行い、多くの顧客と向き合ってきた結果、現在の主力事業であるクライアントワークビジネスを立ち上げるに至りました。 「App Ape」で培ってきた最新のアプリ利用動向についての知見やデータ分析のノウハウは、新規取引開始時の提案活動や事業企画・開発などにおいて広く活用しており、同業他社との間の差別化に貢献しています。 ⑦ ソリューションを支えるクリエイティブ人材 当社は、顧客のアプリビジネスを成功に導くためのソリューションを幅広く提供しています。当社は「ヒト」の力によって支えられており、専門人材の採用と育成は、当社の事業活動の維持、成長のための生命線となっています。フラーメンバー一人一人が、アプリ分野での高い能力と知見を備えることで、はじめて顧客の大きな期待に応えることができます。 また、アプリ分析サービスにおいては、巨大なアプリ利用データを顧客のビジネスに活用できる形にして提案するため、データサイエンス、顧客ニーズの理解、最新のアプリマーケットに関する知見などを集結したこの事業独特のノウハウを必要としています。 とりわけ、ソリューションの中核となるエンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、ディレクターからなるクリエイティブ人材は、社員の約8割を占めており、これらの採用と育成は、当社の事業成長に不可欠な要素です。 当社の採用は、これまでに提供してきたサービス、新潟地域におけるブランド力、多くの高専生が活躍する企業としての知名度などに支えられ、継続的にクリエイティブ人材の確保を行ってきました。多くの企業で人材確保が課題となっている中で、創業以来醸成してきたヒトの和、人間性の尊重、ワークライフバランスを重視する企業文化、リモートワークなど新しい時代のワークスタイルへの対応により、ヒトを惹きつける会社であり続けたいと考えています。 (参考) (注)1.DXとは「Digital Transformation」の略であり、デジタル技術を活用したビジネスモデル等の変革を指 します。 2.MXとは「Mobile Transformation」の略であり、スマートフォン等のモバイルデバイスを中心としたDXを指します。 3.UIとは「User Interface」の略であり、操作性や機能性などユーザーとサービスとの接点となる外観を指します。UXとは「User Experience」の略であり、ユーザーがサービスを通じて得ることのできる体験を指します。 4.MAUとは「Monthly Active Users」の略であり、月あたりのアプリ利用者数を指します。 5.Webフロントエンドとは、WebサイトやWebアプリケーションにおいて、ユーザーに表示されるインターフェースのことを指します。 6.2025年6月期の売上高のうち、上場企業またはグループ売上高1,000億円以上の企業(グループ企業、特殊法人を含む)が取引先である売上高の割合を記載しています。 7.2025年6月期の売上高のうち、エンドユーザーとの直接取引である売上高の割合を記載しています。 事業系統図
経営方針・対処すべき課題4,302字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日時点において、当社が判断したものです。 (1) 経営理念 当社は経営理念として、以下のユメ、ミッション、価値観を掲げています。 ユメ 「世界一、ヒトを惹きつける会社を創る。」 当社では、会社は究極のプロダクトだと考えています。当社で一緒に仕事をしてみたいと思ってくれるヒト。当社の製品やサービスを使いたいと思ってくれるヒト。当社の可能性に期待をして応援していただけるヒト。そんなヒトたちがどんどん増えることが、当社のユメです。 ミッション 「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」 スマホアプリのデータ分析から始まった当社は、分析・企画・デザイン・開発などあらゆる領域でヒトに向き合い、デジタルの価値を考え、本当に必要なモノを創り続けてきました。だからこそ、知っています。デザインや技術だけが素晴らしくても、本当に必要なモノは創れないことを。デジタルのその先にいる、ヒトに寄り添う大切さを。ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。本当に必要なモノにこれからも向き合い続ける、当社のミッションです。 価値観 「頼られる存在になろう。」 当社はヒトが中心の会社です。当社にとっての「頼られる存在」は、3つの要素で構成されます。・プロフェッショナルであること:その道のプロフェッショナルとして確かな知識を持ち、アウトプットを出そう。「この人の力を借りたい」、そう求められる存在を目指して。・人の和を大切にすること:関わる様々な人々の立場に立って、寄り添い、助け合い、尊重しよう。「この人と一緒に仕事をしたい」、そう慕われる存在を目指して。・当事者意識を持つこと:やるべきこと、任されることに対して、責任を持ち、投げ出さず、行動で示していこう。 (2) 経営環境 近年、わが国では、ITが生活に浸透し、あらゆる領域におけるIT化が進んでいることや、IoT・AIなどの先端的な技術を活用したビジネスのデジタル化への注目が高まっており、ITに関するニーズはますます拡大しています。 さらに「新型コロナウィルス」の感染拡大が引き起こした社会構造の地殻変動のなかで、サービス、社会インフラ、ライフスタイル、ワークスタイルなどあらゆる場面においてデジタルトランスフォーメーション、いわゆる「DX」の推進が期待されています。中でも、当社が軸足を置くスマートフォンアプリ関連市場は、DXの中核となる分野の一つとして重要性が高まっています。 当社は、こうした良好な市場環境を背景に、創業以来のモノづくりの精神により価値あるサービスを提供し、顧客から「頼られる存在」となることにより、事業成長を図っていきたいと考えています。 また、わが国では、こうしたニーズを担う「IT人材」の供給が追いついていない状況にあります。経済産業省が2016年に公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、わが国におけるIT人材不足は、2015年の約17万人から2030年には約79万人にまで徐々に拡大する可能性があるとしています。このIT人材不足は、今やITサービスの提供を専業とするIT関連企業だけではなく、ビジネスにおいてITを活用するあらゆる企業にとっての課題となっています。 当社は、とりわけ若い世代にとって、IT関連のクリエイティブ人材として活躍することを魅力と感じてもらえるよう、ワークライフバランスに配慮し、「人の和」を大事にする当社独自のワークスタイルを確立し、これを普及させていくことを社会的使命と考えています。 (3) 経営戦略等 当社の経営の基本方針・戦略等は以下の通りです。 ① 基本方針 当社は、「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」をミッションとし、新規・既存事業の戦略構築からプロダクト開発・グロースまで顧客を含めた「ワンチーム」で伴走し顧客の課題解決や事業成長に貢献する「デジタルパートナー事業」を営んでいます。 当社は、このデジタルパートナー事業の成長(売上高の拡大)を通じて、フラー及びフラーメンバーの価値を市場に向けて発信し続けていくことを最重要の経営方針としています。当社は、営業努力のほか、人材の確保、適切なコストコントロール、内部管理体制の整備、必要な投資活動、独自のプロダクト・ソリューションの開発などをバランスよく進めることにより、持続的な事業成長を目指します。 ② 収益基盤の拡大による事業成長 当社事業は、売上の9割以上を業務受託(クライアントワーク)が占めており、プロジェクト一つ一つの採算確保と、その積み上げである毎期の利益水準の最大化を重視しています。 具体的には、販売ルートの拡大、事業開発コンサルティング・システム開発・UI/UXデザインのそれぞれの分野のソリューション提供能力を向上(人員規模の拡大、開発パートナーの活用、外部サービスの積極活用、技術水準の向上、対応範囲の拡大)させていくことにより、収益基盤の拡大と事業成長を図っていきます。 ③ クリエイティブ人材の確保と育成 当社は、内製開発を中心としており、事業成長のためには、優秀なクリエイティブ人材(デザイナー、エンジニア、ディレクター、データサイエンティスト)の積極的な採用と育成が不可欠です。 当社は、今後ともヒトが活躍できる魅力的な環境の整備、当社の魅力を伝える積極的な広報活動、最新の媒体・手法を駆使した採用活動などにより、ソリューションの実際の担い手となるクリエイティブ人材の確保を目指します。また、技術やサービスのトレンドへのキャッチアップのため、ソリューションに従事するメンバーの育成にも力を注いでいきます。 ④ 地方拠点の活用 当社は、IT企業が東京に一極集中する中で、千葉県と新潟県との二本社体制としており、こうした地方拠点の活用、さらには地域経済への貢献を経営方針の一つとしています。リモートワークなどの「新しい生活様式」の急速な普及を追い風とし、事業成長のための営業活動、並びにクリエイティブ人材の確保のための拠点として、首都圏以外の地方拠点を積極的に活用していきます。 (拠点別の従業員数及び全体に占める割合)※2025年6月30日現在 柏の葉本社(千葉県柏市) 142名(74.7%)、新潟本社(新潟県新潟市中央区) 37名(19.5%)、 その他 11名(5.8%) (注)両本社から遠方に在住し、リモートワークを基本としている従業員は「その他」に分類しています。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 前記の経営方針を実行していく上で、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下の通りです。 ① 継続的な受注獲得のための営業体制の整備及びブランド力の向上 当社は、持続的な事業成長を実現するため、営業体制の整備及びソリューション企業としてのブランド力・知名度の向上が課題となっています。 これを踏まえ、当社では、ソリューションの魅力を伝えられる営業人員の採用・育成、顧客との案件実績の蓄積と事例PR、オウンドメディアを利用した積極的な事業広報等の施策により、認知度向上に努めています。 また、当社では、販売ルート拡充のため、他のソリューション企業との営業連携を進めています。直近では、(株)ヤプリ及び(株)電通グループのグループ各社との間で、営業活動に関する業務提携を推進しています。 ② 他社との連携による受注機会、ソリューションの拡大 当社は、より幅広い顧客ニーズに対応し、事業成長を継続するため、他社との連携による受注機会やソリューションメニューの拡充が課題となっています。 これを踏まえ、当社では、人材育成によるソリューション範囲の拡大、ソリューションの定型化、広く普及した他社プロダクトの取扱い、他のソリューション企業との協業、業務提携先と連携した新規サービス開発などを検討してまいります。 ③ 優秀な専門人材の採用及び育成 国内のDX市場拡大の中で、若年人口の減少が加速しており、優秀なクリエイティブ人材の獲得競争は激化傾向にあり、当社においては、採用活動が経営上の重要な課題となっています。 これを踏まえ、当社では、新卒を中心とした積極的な採用活動を行うとともに、教育研修体制の充実により各技術分野のリード人材の育成に努めてまいります。 ④ 内部管理体制の整備・強化 当社では、急激な業容の拡大、従業員数の増加に伴い、組織運営、プロジェクト管理に関する業務負担が増加傾向であり、管理体制の整備・運用が課題となっています。 これを踏まえ、当社では、中間管理職の育成に努めるとともに、マニュアル、運用体制、リスク情報が適時に報告される体制等、内部管理体制全般の整備・強化に努め、健全な経営を目指しています。 ⑤ 情報セキュリティを確保するための体制整備 当社は、システム開発を主業とし重要な情報を管理していることや、業務のあらゆる場面で情報ツールを利用していることなどから、高水準の情報セキュリティを確保するための体制整備が求められます。 これを踏まえ、当社では、2022年5月にISMS認証(ISO27001)を取得するなど取組みを強化しており、執行役員CISOを情報セキュリティ責任者として、さまざまな施策(セキュリティ対策アプリケーションの導入、各拠点のセキュリティ対策、社員教育等)を実施しています。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、持続的な成長と企業価値の向上を目指しており、主な経営指標として売上高、営業利益、売上高営業利益率を重視しています。 当社事業は売上の9割以上を業務受託(クライアントワーク)が占めており、当社の売上高と営業利益は、個々のプロジェクトの集積により構成されています。 売上高は、当社に対しての市場や顧客の直接的な評価であり、当社の存在価値を最も表している指標であると考えています。 営業利益は、プロジェクトから得られた利益の蓄積から販売費及び一般管理費を差し引いたものであり、当社の営業活動の成果を最も表している指標であると考えています。なお、営業利益の目標には、販売費及び一般管理費を適正な水準に維持することを含んでいます。 売上高営業利益率は、売上高と営業利益の比率であり、当社の営業活動の効率性を最も表している指標であると考えています。
事業等のリスク7,571字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りです。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものです。 (1) デジタルパートナー事業におけるリスク ① スマートフォン関連市場(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:長期、影響度:大) 当社はスマートフォン関連事業を主要な事業分野としています。スマートフォン関連市場は今なお伸長を続けていますが、新たな規制の導入、プラットフォーマーの方針転換、その他予期せぬ要因により今後の利用状況に大きな変化が生じた場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:大) 当社のデジタルパートナー事業は、ディレクター、デザイナー、エンジニア、データサイエンティストなどの分野における最新の知見及び技術的専門性を有した多くの人材により支えられています。今後さらに当社が成長を続けていくためには、専門人材の育成及び獲得を進めていく必要があります。 一方で、少子化による若年層の減少、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の需要増加などの要因により、人材市場が逼迫し、当社における人材の確保が困難になる可能性があります。 当社は優秀な人材から「選ばれる」企業となるために、ワークライフバランスの重視、リモートワークなどの新しい働き方の推進、チームワークを重視する社内風土づくり、成長機会の提供に取り組むとともに、当社の魅力を広く伝えるための広報活動を積極的に行っています。 ③ 同業他社との競合(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:中) デジタルパートナー事業において当社が提供する事業開発、デザイン、システム開発・運用、データ分析などのソリューションにおいて、わが国には確固とした取引基盤を持つ大手企業や、当社同様に成長を続ける新興企業が多く市場に存在しており、さらに今後ともベンチャー企業の参入も予想されます。これら企業との競合が激化した場合、当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 当社は、競争に勝ち抜き、市場におけるポジションを確立していくために、顧客と密接な結びつきを持つ「デジタルパートナー」として、事業開発からデザイン、開発・運用、グロースまでを一気通貫で提供できる体制を特長としており、この優位性を生かした高い水準のサービスを提供し続けることにより差別化を図ります。 ④ 大規模プロジェクトの推進(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:大) 当社が受託するプロジェクト、特に大規模プロジェクトについては、長期にわたり、当社の役職員・業務委託先のほか、顧客とその関係企業など多数の人員が参加します。当社はその中で顧客の「デジタルパートナー」としてプロジェクト進捗のための主要な役割を担っています。 プロジェクト推進にあたっては、顧客の方針変更・意思決定の遅延、コミュニケーション不全、人的ミスの発生、成果物の不具合など、様々な不確実性が存在し、結果として売上の減少、製造原価(労務費、外注費等)の増大、取引の中断・長期化などが発生し、当社事業及び業績等に影響を与える可能性があります。また、納品・検収が予定していた会計期間内に完了せず、いわゆる「期ずれ」が生じた場合には、公表している業績予想の修正を行う可能性があります。 当社ではこうした事態を防止するため、取引の審査、計画書の策定、ドキュメンテーション、議事録等の記録、モニタリング、成果物レビュー、品質管理などの体制を整備しリスクの低減に努めています。 ⑤ システム障害(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:大) 当社は、事業活動全般において、インターネットを利用したシステム基盤に全面的に依存しています。自然災害、紛争、人的災害、当社が利用する主要なサービス(通信インフラ、Google、Slack、freee会計等)の中断などが生じた場合、当社の業務遂行が大きく阻害され、当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 ⑥ 技術革新への対応(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:長期、影響度:中) 当社は、最新のデジタル分野における利用者動向、UI/UX、テクノロジーに精通し、これらを活用した新規事業開発に強みを持っています。今後、日進月歩で登場する新たな技術革新に対して適時に対応を進めることが競争力の維持向上のため不可欠であると考えています。 今後、当社における技術の固定化、人員の高齢化、古い技術資産の蓄積、後進の新興企業の出現などにより、当社の先進性に基づく競争力が脅かされ、あるいはこれらに対応するためのコストが増大することにより、当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 ⑦ 紛争・トラブルの発生(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:中) 上記④、⑤に記載した理由その他の理由により、顧客その他の関係者との間で紛争・トラブルが発生し、これへの対応により当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。なお、本書提出日現在、顧客その他の関係者との間で重大な紛争・トラブルはありません。 (2) 「App Ape」に関するリスク ① 売上の低下(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:小) 当社独自のプロダクトである「App Ape」は、スマートフォンアプリの利用データを統計処理することにより、最新のアプリ市場の動向をSaaS形態により提供するサービスです。当社は、従来、「App Ape」はグローバル規模の事業展開を展望し、韓国、アメリカ、EU圏など複数国の利用データを扱っていましたが、韓国データの取扱終了をもって、現在では日本データのみの提供としています。一方で「App Ape」の競合サービスは、市場の伸長が著しい中国はじめ多数の国のデータを扱っています。 当社は、日本における販売活動に経営資源を集中することにより、採算の確保を図っていますが、今後、競合との機能比較により「App Ape」の売上高が減少していく可能性、ひいてはサービスの提供を終了する可能性があり、結果として事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② データ収集(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:中) 「App Ape」の統計に利用するアプリの実利用データは、自社提供アプリ(Android)のほか、当社がパートナーシップを結ぶ提携アプリに組み込んだSDK(注)を通じて、利用者に同意を得た上でデータ取得を行うパネル調査法を採用しています。 当社では、インターネットビジネスにおいて個人情報等について慎重かつ厳格な取り扱いが求められている昨今の状況を踏まえ、各種法令並びにGoogle社の利用規約等を遵守しつつ、提携先と連携して、データ収集に関するリスクの最小化を図っていますが、提携先アプリの個別の事情や、Google社の方針の変更によりデータ収集が困難になった場合、「App Ape」のサービス継続が困難になり、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)SDKとは「Software Development Kit」の略であり、アプリケーションのソースコードに組み込む、特定のソフトウェアやサービスに必要なプログラムなどをパッケージ化したものです。 (3) 経営管理体制に関するリスク ① 情報セキュリティ(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:長期、影響度:大) 当社は、当社役職員、顧客などに関する、個人情報、取引情報その他重要な情報を、主に当社が管理するクラウド型サービスを利用して管理・運用しています。 万が一、当社の責により重要情報が漏洩した場合、当事者からの損害賠償、風評被害、商取引の中断、営業活動への悪影響など、当社の事業及び業績等に多大な影響を与える可能性があります。 当社はこれを踏まえ、情報セキュリティ責任者の監督の下、適切な情報セキュリティ体制の構築に努めており、情報セキュリティ基本方針、プライバシーポリシーを定めるほか、各種セキュリティツール(シングルサインオン、ウイルス対策、情報端末管理、パスワード管理等)の活用や定期的な研修の実施により、日常の業務におけるセキュリティ水準確保を図っています。当社では、これらの体系的な取組みをもとに、2022年5月にISMS認証(ISO27001)を取得しています。 ② 内部管理体制(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:長期、影響度:中) 当社は、業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、内部統制が有効に機能するための体制を構築・運用しています。 現在、会社規模に応じた体制を整えており、今後も業容拡大に応じた体制拡充を進める方針としていますが、将来事業が急拡大した場合に、十分な管理体制の構築を適時に行えなくなる可能性があり、事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 ③ 知的財産権(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:長期、影響度:中) 当社における知的財産権に関する業務は、法務担当部門である経営企画グループが実績ある特許事務所に相談の上、進めることとしています。今後、他社からの受託業務や自社サービスの開発において、商標その他の知的財産権への対応が重要になることが考えられます。 万が一、当社が関わる業務において、他社より権利侵害の訴追(使用料の請求、損害賠償請求、使用差し止め等)を受けた場合、または当社の知的財産権が他者より侵害を受けた場合に、当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 ④ (株)ヤプリ及び(株)電通グループとの関係について (顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:大) (株)ヤプリ(以下「ヤプリ」という。)及び(株)電通グループ(以下「電通グループ」という。)は共に当社の主要株主であり、当社は両社の持分法適用関連会社です。両社の経営方針・投資方針の変更や経営状況の変化が当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。 a.資本関係 当社の発行済株式のうちヤプリは21.5%、電通グループは21.2%を保有しています。定款の変更、役員の選解任、組織再編行為、剰余金の処分等、株主の承認が必要となる事項に関しては、両社による議決権行使が当社の意思決定に影響を及ぼす可能性があります。 b.人的関係 当社の取締役である庵原保文氏はヤプリの代表取締役を、安田裕美子氏は電通グループの子会社である(株)電通デジタルの執行役員をそれぞれ兼任しています。両者の豊富な経験・知見を当社経営に活かすことを目的として招聘したものです。 なお、これら2名の他に、上場取引所の定めに基づく独立役員として指定する独立社外取締役1名、独立社外監査役4名が就任しており、取締役会においてより多様な意見が反映される状況にあります。 c.取引関係 当社は両社と業務提携契約を締結し、同契約に基づき業務提携を行っており、両社による当社への発注や顧客紹介等を継続的に受けています。これらの取引については、他の会社との取引と同様の、一般的な取引条件で行っています。また、取引条件の適切性を確保するため、当社が定める関連当事者取引管理規程に基づき、取引の合理性や取引条件の妥当性等について十分に検討を行い、必要に応じて取締役会において取引の可否を審議しています。 (4) その他のリスク ① 業績予想の修正(顕在化の可能性:大、顕在化の時期:短期、影響度:低) 当社は、業績予想を発表するにあたって、進行中のプロジェクトの進捗状況や将来の受注見込み等を確認した上で作成していますが、大口取引の失注、不採算プロジェクトの発生、プロジェクト進行上のトラブル、その他不測の要因が生じた場合、当該事業年度の売上及び利益に大きな影響を与える可能性があり、結果として業績予想を修正する可能性があります。 ② 配当政策(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:中) 当社は、成長過程にあるため、人材確保・育成、サービス強化のための投資、営業強化のための広告宣伝や販売促進、その他成長投資に対して迅速に対応するため、創業以来配当を実施していません。株主に対する利益還元は重要な経営課題であると認識していますが、現時点で配当実施の可能性及びその時期は未定です。 ③ 創業者である取締役会長への依存(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:中) 当社の創業者である取締役会長渋谷修太は、創業以来、経営リーダーとして経営戦略の策定、顧客獲得、要職者の採用、ファイナンス活動など多岐にわたり重要な役割を担ってきました。 何らかの理由により渋谷の業務執行が困難になった場合、新潟県における渋谷の知名度や、当社の取引先との関係性に与える影響などから、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 当社は現在、重要な経営情報の共有や渉外・提案活動の制度化などを進め、日常の業務執行に関する権限は代表取締役社長山﨑将司が有するものとしており、渋谷に過度に依存しない経営体制の整備を進めています。 ④ 調達資金の使途(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:中) 2025年7月に実施した公募増資による調達資金は、全額を採用関連費用に充当する計画です。しかしながら、充当の結果、計画通りの成果が得られない可能性、並びに経営環境の変化などの要因により、調達資金を予定外の使途に充当する可能性があります。これらの場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 当社株式の価格変動(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:中) 当社の発行済株式総数に対するベンチャーキャピタル及びベンチャーキャピタルが組成した投資事業組合(以下「ベンチャーキャピタル等」)の当社株式の所有割合は、2025年6月30日現在27.1%です。ベンチャーキャピタル等は純投資目的による株式保有であると考えられ、当社の株式上場後において保有株式の一部または全部を売却する可能性があります。また、その他の株主についても利益の実現のため、同様に保有株式の一部または全部を売却する可能性があります。その場合、株式市場における当社株式の需給バランスが短期的に損なわれ、当社株式の市場価格に影響を与える可能性があります。 ⑥ ストック・オプションの行使による株式価値の希薄化 (顕在化の可能性:中、顕在化の時期:短期、影響度:中) 当社は、ストック・オプションを従業員へのインセンティブ制度への一環として活用しており、今後とも発行する可能性があります。2025年6月30日現在のストック・オプションとしての新株予約権の目的となる株式数は139,460株であり、これは発行済株式の8.5%に相当します。権利者の意向や当社株式の株価動向によりますが、ストック・オプションが権利行使され、当社の1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。 ⑦ 予見困難な外部環境の変化(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:短期、影響度:大) 大災害の発生、感染症の蔓延、物価上昇、国際情勢の悪化等、予見することが困難な外部環境の変化により、当社の経営に重大な影響を与える可能性があります。 当社は、情報収集、経営への影響の検討、対処方法の検討などを適時に行うとともに、不測の要因があった場合においても経営基盤が維持されるよう財務健全性の確保に努めます。 ⑧ 重大な訴訟等の発生(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:中期、影響度:大) 当社または当社関係者による法令違反または事業活動の中で生じたトラブル等により訴追・訴訟等を提起され、当社の事業及び業績等に影響を与える可能性があります。当社は、かかる事態を未然に防止するため、コンプライアンス管理及びリスク管理の体制を整備し運用しています。なお、本書提出日現在、当社が関係する重大な訴訟が生じている事実はありません。 ⑨ 税務上の繰越欠損金の解消(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:中期、影響度:小) 当社は、当事業年度末時点で税務上の繰越欠損金が存在しており、今後当面の期間は、法人税等の税負担が軽減されることが予想されます。ただし、課税所得の計上等の要因により当該繰越欠損金が解消した場合は、通常の税率に基づく税負担が生じることとなり、当社の当期純利益及びキャッシュ・フローに悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 繰延税金資産の取り崩し(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:中) 当社は、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対し、将来の課税所得等を合理的に見積り繰延税金資産を計上しておりますが、実際の課税所得や業績見通し等が見積り時から変動することにより、繰延税金資産の全部または一部の回収可能性が無いものと判断される場合には、繰延税金資産を取り崩す可能性があり、その結果、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 金利変動(顕在化の可能性:大、顕在化の時期:短期、影響度:小) 当社は、運転資金として金融機関より資金の借入を実行しています。金融政策や金融市場の変化等により金利が上昇した場合には、調達コストが増加し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 上場維持基準(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:中期、影響度:大) 当社の時価総額は、東京証券取引所が定めるグロース市場の上場維持基準を下回って推移する可能性があります。さらに、将来的に、同市場の上場維持基準が見直された場合、当社株式の上場維持に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、売上高及び利益の成長を通じて企業価値を継続的に向上させることで、時価総額規模を拡大することを基本的な方針とします。一方で、株価は、経営成績のほか市況等の様々な要因により変動するものであり、当社としては、あらゆる状況の中でも、当社株式の流動性を損なうことを回避するため、当社株式の市場における評価を注視し、企業再編や市場変更等の検討を含めた幅広い選択肢をもって、上場維持に努めていく方針です。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次の通りです。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の流動資産は1,653,264千円となり、前事業年度末と比べ515,278千円増加しました。主な変動要因は、現金及び預金の増加469,490千円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加37,414千円、仕掛品の増加10,812千円です。 当事業年度末の固定資産は181,538千円となり、前事業年度末と比べ31,026千円増加しました。主な変動要因は、繰延税金資産の増加12,598千円、敷金及び保証金の増加9,180千円、建物の増加4,522千円です。 以上の結果、当事業年度末の資産は、前事業年度末と比べ546,305千円増加し、1,834,803千円となりました。 (負債) 当事業年度末の流動負債は456,425千円となり、前事業年度末と比べ161,901千円増加しました。主な変動要因は、未払費用の増加84,897千円、1年内返済予定の長期借入金の増加39,996千円、未払消費税等の増加32,392千円です。 当事業年度末の固定負債は388,598千円となり、前事業年度末と比べ162,360千円増加しました。主な変動要因は、長期借入金の増加163,341千円です。 以上の結果、当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べ324,262千円増加し、845,023千円となりました。 (純資産) 当事業年度末の純資産は989,779千円となり、前事業年度末と比べ222,043千円増加しました。変動要因は、繰越利益剰余金の増加197,123千円、資本金の増加12,459千円、資本準備金の増加12,459千円です。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、物価上昇、米国の通商政策の影響などによる不確実性があるものの、引き続き消費、雇用などが堅調に推移しています。当社が属するソフトウェア開発業界においては、引き続き、社会・ビジネスのあらゆる場面においてデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されており、中でも当社が軸足を置くスマートフォンアプリ関連市場はDXの中核分野の一つとして需要が高まっています。 このような環境の中、当社は、クライアントのビジネス成功をともに実現する「デジタルパートナー」として、事業企画、デザイン、システム開発・運用、データ分析までを一貫して提供するソリューション事業を推進しました。 スマートフォンアプリ等のデジタルプロダクトの企画・デザイン・開発を行うクライアントワークは、前事業年度に着手した案件が本格的な開発段階を迎えたほか、新たに大口の新規取引開始があり、売上高1,898,841千円となりました。「App Ape」サービスを軸とするアプリ分析サービスは、利用者がほぼ横ばいで推移し、売上高110,150千円となりました。これらにより、当事業年度の売上高は2,008,991千円(前事業年度比32.4%増)となりました。 費用面では、クリエイティブ人材の増員及び外注費の増加により、売上原価は1,155,251千円(前事業年度比29.8%増)となりました。また、事業拡大及び上場準備の影響により、販売費及び一般管理費はやや増加し664,006千円(前事業年度比8.0%増)となりました。 以上の結果、営業利益189,734千円(前事業年度比1,363.7%増)、経常利益185,701千円(前事業年度比897.6%増)となりました。また、繰延税金資産の積み増しにより法人税等調整額△12,598千円を計上し、当期純利益は197,123千円(前事業年度比585.0%増)となりました。 なお、当社はデジタルパートナー事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しています。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度の末日における現金及び現金同等物は1,355,555千円となり、前事業年度末と比べ469,490千円増加しました。 営業活動によるキャッシュ・フローは274,445千円の収入(前事業年度は5,591千円の収入)となりました。主な要因は、税引前当期純利益185,701千円、未払費用の増加額83,386千円、売上債権の増加額37,414千円、未払消費税等の増加額32,582千円、減価償却費18,042千円です。 投資活動によるキャッシュ・フローは32,079千円の支出(前事業年度は15,074千円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出17,955千円、敷金及び保証金の差入による支出14,356千円です。 財務活動によるキャッシュ・フローは227,124千円の収入(前事業年度は61,017千円の支出)となりました。主な要因は、新規の長期借入れによる収入400,000千円、長期借入金の返済による支出196,663千円です。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社事業の性質上、生産実績の記載に馴染まないため、記載を省略します。 b.受注実績 当社では受注販売を行っていますが、受注から売上高計上までの期間が短期であり、期中の受注高と販売実績とがほぼ一致するため、記載を省略します。 c.販売実績 当事業年度における販売実績は、次の通りです。 販売高(千円)   前期比(%) アプリ分析サービス   110,150   △4.9 クライアントワーク   1,898,841   35.4 合計   2,008,991   32.4 (注)最近2事業年度の主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りです。なお、総販売実績に対する割合が10%未満である相手先については、当該販売実績の記載を省略しています。 相手先   第14期事業年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)   第15期事業年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 住友商事株式会社   ―   ―   323,320   16.1 東急株式会社   181,812   12.0   ―   ― (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りです。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものです。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としています。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 なお、財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載の通りです。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識並びに分析・検討内容 (売上高) 当事業年度の売上高は2,008,991千円(前事業年度比32.4%増)となりました。 このうち、クライアントワークは、前事業年度着手の大型案件が開発フェーズとなり収益化したほか、大口の新規取引があり、売上高1,898,841千円(前事業年度比35.4%増)となりました。 アプリ分析サービスは、ほぼ横ばいで推移し、売上高110,150千円(前事業年度比4.9%減)となりました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、主に新卒採用による人件費増加により1,155,251千円(前事業年度比29.8%増)となりました。 上記より、売上総利益は、853,740千円(前事業年度比36.0%増)となりました。また、売上高売上総利益率(売上総利益÷売上高)は42.5%(前事業年度比1.1ポイント増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、規模拡大や上場準備の中で、上場記念賞与の影響(30,870千円)を除きほぼ横ばいに抑制し、664,006千円(前事業年度比8.0%増)となりました。 上記より、営業利益は189,734千円(前事業年度比1,363.7%増)となりました。また、売上高営業利益率(営業利益÷売上高)は9.4%(前事業年度比8.5ポイント増)となりました。 (営業外損益、経常利益) 支払利息2,594千円、上場関連費用2,510千円などがあったことにより、経常利益は185,701千円(前事業年度比897.6%増)となりました。 (特別損益、当期純利益) 繰延税金資産の計上により法人税等調整額△12,598千円(△は利益)があったことなどから、当期純利益は197,123千円(前事業年度比585.0%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 財政状態の分析は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載の通りです。 キャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載の通りです。 また、当社における主な資金需要は、売上金の入金までに要する期間(翌月から最大6ヶ月程度)と人件費等の支払時期(主に翌月)のずれに伴う運転資金、並びに将来の受注増に備えた先行投資である人員採用のために要する資金であり、いずれ当社事業活動を維持し、さらに事業成長を実現する上で必要不可欠なものです。 そのための資金調達の方法は、自己資金を基本としつつ、金融機関借入や第三者割当増資等による資金調達の可能性を含め、経営効率の最大化、財務安全性の確保、調達機会の有無、取引コスト、金利負担及び資本コストなどを総合的に勘案して決定することとしています。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社の経営成績に重要な影響を与える要因には、わが国の大企業のスマートフォンアプリ等の開発需要や、事業成長に不可欠なクリエイティブ人材の採用状況などがあります。また、「3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業内容や外部環境、事業体制等、様々なリスク要因が当社の経営成績等に重要な影響を与える可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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