概要
ボルテージは、1999年9月に神奈川県川崎市で創業したモバイルコンテンツ企業である。スマートフォン向けの恋愛ドラマアプリを主力商品とし、日本語女性向け、英語・アジア女性向け、男性向け、電子コミック・コンシューマゲームの4区分で事業を運営する。2025年6月期の売上高は28億1844万円、従業員数は143名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している(2010年6月にマザーズ上場、2011年6月に市場第一部、後にスタンダードへ市場変更)。
単一事業セグメントだが4つの区分で運営
ボルテージグループは「モバイルコンテンツ事業」の単一セグメントで構成される。事業はさらに「日本語女性向け」「英語・アジア女性向け」「男性向け」「電子コミック・コンシューマ」の4区分に分かれ、各区分でアプリやコンテンツを提供する。課金モデルは基本プレイ無料でアイテム利用量に応じた従量課金制、またはストーリー単位の個別課金制を採用する。2025年6月期の区分別売上高は、日本語女性向けが16億6301万円(全体の59.0%)、男性向けが6億4222万円(22.8%)、英語・アジア女性向けが2億6242万円(9.3%)、電子コミック・コンシューマが2億5077万円(8.9%)である。
長期にわたる収益減少と赤字からの転換
ボルテージの売上高は2012年6月期の81億円をピークに減少傾向が続き、2025年6月期には28億1800万円(前期比18.5%減)となった。2018年6月期以降は営業損失を計上する年が多く、2023年6月期には営業損失9435万円を記録した。しかし、広告宣伝費や外注費の削減など費用抑制に努めた結果、2025年6月期には営業利益1458万円と黒字転換を果たした。当期純利益も1330万円と、前年の526万円から増加した。経営指標として売上高営業利益率を重視しており、一定水準以上の確保を目標とする。
縮小する海外展開と子会社整理の過程
ボルテージは2012年5月に米国に子会社Voltage Entertainment USA, Inc.を設立し、英語版アプリの配信を開始した。しかし、海外市場向けの売上は2025年6月期に2億6200万円と全体の9%にとどまり、減少が続く。また、2016年7月にはVR事業や映像事業など多角化を狙い、ボルモ、ボルスタ、ボルテージVR、ボルピクチャーズの4つの子会社を同時に設立したが、いずれも数年以内に清算された。米国子会社も2023年2月に清算結了となり、現在は連結子会社は存在しない。グループ体制はコンパクトに戻り、単独で事業を運営している。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
製品と技術
日本語女性向け「恋愛ドラマアプリ」シリーズの多様なタイプ
日本語女性向け事業は、ストーリーを楽しむ「読み物型」、アバター要素と組み合わせた「アバター型」、カード収集・育成要素を持つ「カード型」の3タイプのアプリで構成される。代表的な読み物型は「100シーンの恋+」(略称100恋+)で、多数のストーリーを個別課金で提供する。アバター型には「天下統一恋の乱 Love Ballad」「誓いのキスは突然に」などのタイトルがあり、恋愛シミュレーションにアバターコーディネートを融合。カード型は「あやかし恋廻り」「アニドルカラーズ」など、イラストカードの収集が課金の中心である。また、ファンダム向けの「ボルSHOP」ではグッズ販売やイベント情報を提供する。
海外向けと男性向けの個別アプリ展開
海外市場向けには、日本語版恋愛ドラマアプリを翻訳した読み物型アプリ「Love365: Find Your Story」(略称Love365)を配信する。これは1つのアプリ内で複数タイトルを楽しめる形式であり、主に英語圏の女性ユーザーを狙う。アバター型では「Court of Darkness」(略称Darkness)がある。一方、男性向け事業はカード型の「六本木サディスティックナイト」(略称六本木)が主力であり、夜の街を舞台にしたダークな恋愛ストーリーとカード収集要素で収益を上げる。2025年6月期の男性向け売上高は6.4億円と全体の23%を占め、日本語女性向けに次ぐ規模である。
電子コミックとコンシューマゲームへの進出
ボルテージは2016年から電子コミック事業に参入し、自社運営の電子コミックストア「ぼるコミ」を開設した。レーベルとして「ボル恋comic」(縦読みカラー漫画)と「ボル恋TOON」(タテヨミカラー漫画)を立ち上げ、オリジナル作品を配信する。コンシューマゲーム分野では、新ブランド「AmuLit」のもとNintendo SwitchとSteam向けに既存アプリの移植を進める。「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」「レッドベルの慟哭」などのタイトルをリリースし、従来のスマートフォンアプリとは異なるプラットフォームでユーザー獲得を図る。ただし、2025年6月期の電子コミック・コンシューマ部門の売上高は2.5億円と全体の9%にとどまり、まだ収益の柱にはなっていない。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
モバイルコンテンツ開発、売上減少傾向
ボルテージはスマートフォン向け恋愛ゲームなどのコンテンツ開発・配信を行う。売上高は43億円(2023年6月期)→35億円(2024年6月期)と減少し、2025年6月期は28億円、営業利益率0%と縮小傾向。同業のソラコム(IoT)やハッチ・ワーク(システム開発)と比較して、エンターテインメント領域に特化。市場の成熟と競合増加により、収益力の回復が課題。
強み
- 恋愛シミュレーションゲームで一定のファン層を獲得。
- 自社開発によるストーリー性の高いコンテンツを提供。
- 長年の事業展開により、ジャンル内での認知度を有する。
- App StoreやGoogle Playなど複数のプラットフォームで展開。
課題
- 売上高が3期連続減少、ユーザー離れが進行。
- 営業利益率が低下し、赤字転落のリスクがある。
- 同種のアプリが多数存在し、差別化が困難に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がボルテージ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4422VALUENEX | 17億円 | 46.0倍 |
| 2 | 5616雨風太陽 | 16億円 | — |
| 3 | 298AGVA TECH | 16億円 | — |
| 4 | 5025マーキュリー | 16億円 | 9.4倍 |
| 5 | 5247BTM | 16億円 | 24.6倍 |
| 6 | 3639ボルテージ | 15億円 | — |
| 7 | 4057インターファクトリー | 15億円 | 41.5倍 |
| 8 | 387Aフラー | 15億円 | 11.9倍 |
| 9 | 3779ジェイ・エスコムホールディングス | 15億円 | — |
| 10 | 3910エムケイシステム | 15億円 | 6.0倍 |
| 11 | 3634ソケッツ | 15億円 | 17.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
神奈川県川崎市で有限会社として創業した1999年
1999年9月、神奈川県川崎市高津区にて、「映画製作・webコンテンツ配信・メディアプランニングツール販売」を目的として有限会社ボルテージが設立された。資本金は300万円。わずか1ヶ月後の1999年10月には、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの「mopera」向けに「Side-K」の配信を開始した。2000年2月には株式会社ボルテージに組織変更し、資本金を1000万円に増資した。この間、携帯公式サイト事業を本格化し、2000年6月には「バトル東京23」が第1回MCFモバイルコンテンツ特別賞を受賞するなど、初期からコンテンツ力で評価を得た。
本社移転と新事業への進出(2001〜2005年)
2001年5月、ボルテージは東京都渋谷区恵比寿西一丁目へ本社を移転した。その後も2002年12月に同区東三丁目、2005年2月に同区恵比寿四丁目へと移転を繰り返し、現在の恵比寿ガーデンプレイスタワーに至る。この間、2000年9月にはメディアプランニングシステム事業を開始したが、2008年5月に終了している。2005年5月にはモバイル広告事業、同年11月にはモバイルコマース事業を開始した。広告事業は2010年6月に閉鎖、コマース事業も2012年3月に閉鎖されており、いずれも短期間で撤退している。
恋愛ドラマアプリの誕生と携帯公式サイトの成功(2006〜2009年)
2006年12月、ボルテージは携帯公式サイト事業において「恋人ゲーム」シリーズ(後の「恋愛ドラマアプリ」シリーズ)を開始した。このシリーズは、女性向けの恋愛をテーマにした選択肢式のストーリーゲームで、同社の主力商品へと成長する。2008年3月にはパッケージ事業も本格化したが、2012年6月に閉鎖された。携帯フィーチャーフォン時代において、公式サイトを通じた課金モデルは安定した収益を生み、のちのスマートフォン展開の基盤を築いた。
東証マザーズ上場とソーシャル・スマホアプリ配信(2010〜2011年)
2010年6月、ボルテージは東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。同時に、ソーシャルアプリの配信を開始し、モバイル広告事業を閉鎖した。翌2011年6月には東証市場第一部に市場変更し、さらにスマートフォンアプリの配信を開始した。スマートフォンへの対応は同社の命運を分ける転機であり、2011年7月には英語版スマートフォンアプリも配信開始し、海外市場への足がかりとした。上場資金を元に事業拡大を進める一方、旧来の広告・コマース事業から撤退し、コンテンツ事業に集中する選択をした。
多角化の試みと子会社の設立・清算(2012〜2016年)
2012年5月、ボルテージは米国に子会社Voltage Entertainment USA, Inc.を設立し、海外市場の開拓を本格化した。しかし同子会社は2023年2月に清算結了となる。2016年7月には戦略子会社として「ボルモ」「ボルスタ」「ボルテージVR」「ボルピクチャーズ」の4社を同時に設立した。この年、イベント、グッズ、映像・音楽等のIP展開を本格化するとともに、電子書籍事業と電子コミックストアサービスを開始し、電子コミックレーベルも創刊した。しかし、ボルスタは2018年4月、ボルモは2018年6月、ボルテージVRは2022年11月にそれぞれ清算され、多角化は大部分が頓挫した。
事業再構築と新分野への投資(2016年以降の戦略転換)
2016年以降、ボルテージは既存の物語アプリ事業に加え、電子コミックとコンシューマゲームを新たな柱とする方針を掲げた。2016年7月には電子コミックレーベル「ボル恋comic」を創刊し、後に「ボル恋TOON」も追加。コンシューマ向けゲームの新ブランド「AmuLit」を設立し、Nintendo SwitchやSteam向けに既存タイトルの移植を進めた。2023年6月期からは「ファンダム戦略」と「ヒットIP戦略」を推進し、日本語女性向けアプリの採算性向上と新分野でのIP創出を目指す。2025年6月期には営業黒字を達成したが、売上高は減少が続いている。
年表22件を開く
1990年代
- 1999年9月創業神奈川県川崎市高津区に、映画製作・webコンテンツ配信・メディアプランニングツール販売等を目的として、有限会社ボルテージを設立。資本金300万円。
- 1999年10月株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現 株式会社NTTドコモ)「mopera」向けに「Side-K」の配信を開始。
2000年代
- 2000年2月株式会社ボルテージに組織変更。資本金1,000万円。
- 2000年3月携帯公式サイト事業(現 モバイルコンテンツ事業)を開始。
- 2000年6月「バトル東京23」が、第1回MCFモバイルコンテンツ特別賞を受賞。
- 2000年9月メディアプランニングシステム事業を開始。
- 2001年5月東京都渋谷区恵比寿西一丁目へ本社を移転。
- 2002年12月東京都渋谷区東三丁目へ本社を移転。
- 2005年2月東京都渋谷区恵比寿四丁目へ本社を移転。
- 2005年5月モバイル広告事業を開始。
- 2005年11月モバイルコマース事業を開始。
- 2006年12月携帯公式サイト事業の「恋人ゲーム」シリーズ(現「恋愛ドラマアプリ」シリーズ)を開始。
- 2008年3月パッケージ事業を本格的に開始。
- 2008年5月メディアプランニングシステム事業を終了。
2010年代
- 2010年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場。ソーシャルアプリを配信開始。モバイル広告事業を閉鎖。
- 2011年6月東京証券取引所市場第一部に市場変更。スマートフォンアプリを配信開始。
- 2011年7月英語版スマートフォンアプリを配信開始。
- 2012年3月モバイルコマース事業を閉鎖。
- 2012年5月米国に、子会社「Voltage Entertainment USA, Inc.」を設立。(2023年2月 清算結了)
- 2012年6月その他の事業(パッケージ事業)を閉鎖。
- 2013年5月「サスペンスアプリ」を開始。
- 2016年7月戦略子会社「株式会社ボルモ」を設立。(2018年6月清算結了)戦略子会社「株式会社ボルスタ」を設立。(2018年4月清算結了)戦略子会社「株式会社ボルテージVR」を設立。(2022年11月清算結了)イベント、グッズ、映像・音楽等のIP展開を本格化。戦略子会社「株式会社ボルピクチャーズ」を設立。電子書籍事業を開始。電子コミックストアのサービスを開始。同時に、電子コミックレーベルを創刊。東京証券取引所スタンダード市場に市場変更。タテヨミカラー漫画レーベルを創刊。コンシューマ向けゲームの新ブランド「AmuLit」設立。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高営業利益率一定水準以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業3本柱の確立
2027年6月期頃を目途に、アプリ事業と電子コミック・コンシューマの新分野で「事業3本柱」を成立させるべく、既存事業と新規事業のバランスを取りながら投資サイクルを回す。
- 02
ファンダム戦略の推進
日女アプリにおいて、ファンダムの充実とアプリ形態の進化により採算性の向上を図る。
- 03
ヒットIP戦略の推進
新分野(電子コミック・コンシューマ)への投資を拡大し、オリジナルIPの創出に注力する。
- 04
事業多角化と投資サイクル
既存事業に対し一定比率で新規事業への投資を行い、複数プロジェクトを走らせながら継続・淘汰を繰り返す投資サイクルを推進する。
- 05
組織体制の進化
多様なターゲット層やコンテンツ制作販売ノウハウに対応するため、専門ノウハウを持つ事業部を複数育成し、緩やかな連合体としてグループ体制を進化させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で143人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は543万円で、9期前と比べて+24.0%。平均年齢は34.9歳、平均勤続年数は9.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 387 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 389 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 324 | — |
| 2019年6月 | 438 | 30.3 | 4.8 | 251 | — |
| 2020年6月 | 478 | 30.9 | 5.5 | 231 | — |
| 2021年6月 | 508 | 31.5 | 6.0 | 238 | — |
| 2022年6月 | 488 | 31.6 | 6.3 | 211 | — |
| 2023年6月 | 495 | 32.8 | 7.3 | 191 | — |
| 2024年6月 | 518 | 33.9 | 8.3 | 165 | −61 |
| 2025年6月 | 543 | 34.9 | 9.4 | 143 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は24億円、営業利益は-2億円。前期と比べると減収で、売上が-14.3%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は12億円、営業利益は−1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−7.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 10 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 10 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 9 | −1 | −11.1 | −1 |
| 2024年2Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 8 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2025年2Q | 15 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 12 | −1 | −8.3 | 0 |
| 2026年4Q | 12 | −1 | −8.3 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は81億円から24億円へ30%に減った。直近期の営業利益率は-8.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 米国に、子会社「Voltage Entertainment USA, Inc.」を設立。(2023年2月 清算結了) | |||||
| 2012年6月 | 81 | — | 9 | — | 5 |
| 2013年6月 | 91 | — | 3 | — | 1 |
| 2014年6月 | 101 | — | 6 | — | 3 |
| 2015年6月 | 106 | — | 5 | — | 2 |
| 戦略子会社「株式会社ボルモ」を設立。(2018年6月清算結了)戦略子会社「株式会社ボルスタ」を設立。(2018年4月清算結了)戦略子会社「株式会社ボルテージVR」を設立。(2022年11月清算結了)イベント、グッズ、映像・音楽等のIP展開を本格化。戦略子会社「株式会社ボルピクチャーズ」を設立。電子書籍事業を開始。電子コミックストアのサービスを開始。同時に、電子コミックレーベルを創刊。東京証券取引所スタンダード市場に市場変更。タテヨミカラー漫画レーベルを創刊。コンシューマ向けゲームの新ブランド「AmuLit」設立。 | |||||
| 2016年6月 | 112 | — | 5 | — | 2 |
| 2017年6月 | 88 | — | 2 | — | 0 |
| 2018年6月 | 74 | — | −11 | — | −13 |
| 2019年6月 | 71 | — | −2 | — | −4 |
| 2020年6月 | 66 | — | −1 | — | −2 |
| 2021年6月 | 69 | — | 2 | — | 2 |
| 2022年6月 | 54 | — | −3 | — | −4 |
| 2023年6月 | 43 | — | −1 | — | 0 |
| 2024年6月 | 35 | −1 | 0 | −2.9 | 0 |
| 2025年6月 | 28 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年6月 | 24 | −2 | −1 | −8.3 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高24億円のうち、営業利益として残るのは-2億円で-8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金108.3%26億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-8.3%-2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年6月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は13億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 4 | −4 | −1 | 0 | 19 |
| 2013年6月 | 3 | −6 | −1 | −3 | 18 |
| 2014年6月 | 9 | −4 | −1 | 5 | 22 |
| 2015年6月 | 4 | −8 | −1 | −4 | 18 |
| 2016年6月 | 9 | −4 | −1 | 5 | 22 |
| 2017年6月 | 2 | −2 | −2 | 0 | 21 |
| 2018年6月 | −7 | −3 | 0 | −10 | 11 |
| 2019年6月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 13 |
| 2020年6月 | −2 | 0 | 4 | −2 | 15 |
| 2021年6月 | 2 | −3 | 3 | −1 | 18 |
| 2022年6月 | −1 | −2 | −1 | −3 | 15 |
| 2023年6月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 14 |
| 2024年6月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 13 |
| 2025年6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は28億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は78.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 44 | 32 | 12 | 73.6 |
| 2013年6月 | 43 | 33 | 10 | 77.0 |
| 2014年6月 | 50 | 36 | 14 | 70.8 |
| 2015年6月 | 50 | 38 | 12 | 75.4 |
| 2016年6月 | 49 | 39 | 10 | 78.9 |
| 2017年6月 | 44 | 37 | 7 | 84.4 |
| 2018年6月 | 31 | 24 | 7 | 76.6 |
| 2019年6月 | 28 | 20 | 8 | 72.0 |
| 2020年6月 | 30 | 23 | 7 | 75.8 |
| 2021年6月 | 35 | 26 | 9 | 74.9 |
| 2022年6月 | 31 | 22 | 9 | 71.3 |
| 2023年6月 | 30 | 22 | 8 | 73.0 |
| 2024年6月 | 28 | 22 | 7 | 76.5 |
| 2025年6月 | 28 | 22 | 6 | 78.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中556位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中574位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥231で、1年前と比べて-23.5%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 0.67倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月10日の217円から上昇し、7月8日には237円まで上昇。その後も高値圏で推移し、7月22日は231円。25日線(224円)を上回り、短期的な上昇トレンド。75日線(232円)がほぼ同水準で、200日線(253円)が抵抗。出来高は7月1日に33,400株と急増したが、その後は低調。RSIは66.0とやや強気。52週安値(198円)からは上昇。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PBR0.69倍と業界平均3.46倍を大幅に下回り、ROE0.6%と収益性は低いものの、資産価値に比べ株価は割安です。配当利回りは0%と無配ですが、業界平均1.29%に対して劣ります。売上高は減少傾向で収益改善が課題です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 0.67倍 | 2.96倍 |
| ROE | 0.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績低迷からの再生が焦点。強気派は、過去のヒットタイトル継続収益や、新作リリースによる反転攻勢を期待する。またコスト削減で損益均衡が見込まれ、減損リスク一巡後は利益体質に転換可能とみる。弱気派は、スマホゲーム市場の成熟・競合激化でヒット創出は困難、売上減少に歯止めがかからず、資産価値毀損でPBR0.68倍だが実質解散価値はさらに低い可能性を指摘。
- コスト削減で収益均衡
2025年6月期は営業損益均衡を見込み、赤字脱却目前
- 既存IPの継続収益
過去のヒットタイトルが一定の課金収益をもたらす
- 新作リリースの可能性
新作がヒットすれば急回復の余地を持つ
- 営業赤字脱却、黒字化への期待2026年Q1影響強
FY2025営業利益0億円、赤字幅縮小。コスト削減で黒字転換
- 新規タイトルヒットによる売上回復不定影響中
売上高28億円から反転、ヒット作で10億円増の可能性
- 純資産額割安、M&Aターゲット不定影響弱
PBR0.69倍、時価総額15億円、現預金等含め割安
- 固定費削減効果通年影響弱
営業費用削減で赤字解消、利益率改善余地
- 売上減少が止まらない
売上高が54億→35億→28億と3期連続減収
- スマホゲーム市場の成熟
競合多数でヒットを生む確率が低く、開発リスク大
- 減損リスク
資産効率悪化で追加減損の可能性、実質簿価はさらに低い
- 売上高減少トレンド継続2026年6月期影響強
連続減収、30億円割れでさらなる赤字リスク
- 主力タイトルの陳腐化継続影響中
収益源が枯渇、新規ヒットなく売上減少続く
- 資金繰り悪化リスク不定影響中
営業赤字継続で現金減少、運転資金枯渇の恐れ
- 流動性極めて低く下落リスク不定影響弱
時価総額15億円、大口売りで急落の可能性
- 月間アクティブユーザー数
- 課金収益のベースとなるユーザー数の動向
- 新作タイトル本数
- 今後の収益の柱を生み出す開発パイプラインの指標
- 継続率
- ユーザーの定着度を示し、長期収益性を占う
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から−20.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 10 | — | — |
| 2021年6月 | 8 | −20.0 | 21.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ5,314人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.1%を占め、残る86.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 64.0 | 63.5 | 69.0 | 69.5 | 72.5 | 68.8 |
| 証券会社 | 7.8 | 11.9 | 6.8 | 11.9 | 9.0 | 13.4 |
| 事業法人 | 10.1 | 6.5 | 7.6 | 10.6 | 12.5 | 11.4 |
| 外国法人 | 5.3 | 5.5 | 3.1 | 3.1 | 3.1 | 4.5 |
| 金融機関 | 12.3 | 12.2 | 13.4 | 4.6 | 2.7 | 1.7 |
| 自己株式 | 1.5 | 1.4 | 1.4 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.4 | 0.1 | 0.3 | 0.2 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 津谷 祐司 | 10.31 |
| 02 | 株式会社サードストリート | 10.12 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 7.28 |
| 04 | 津谷 奈々子 | 5.65 |
| 05 | 楽天証券株式会社 | 3.08 |
| 06 | 内藤 征吾 | 2.99 |
| 07 | 日本証券金融株式会社 | 1.70 |
| 08 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.32 |
| 09 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.22 |
| 10 | 星川 輝 | 1.02 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-07株式会社SBI証券新規の大量保有報告6.22%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−112%、1株純資産は14期で−48%。直近期のROEは0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 103 | 652 | 16.9 | 8.5 | 18.4 |
| 2013年6月 | 28 | 661 | 4.3 | 27.9 | 26.7 |
| 2014年6月 | 57 | 701 | 8.5 | 24.1 | 104.0 |
| 2015年6月 | 45 | 732 | 6.3 | 56.7 | 27.9 |
| 2016年6月 | 41 | 744 | 5.5 | 29.1 | 17.0 |
| 2017年6月 | 5 | 732 | 0.6 | 308.0 | — |
| 2018年6月 | −260 | 460 | −43.5 | — | — |
| 2019年6月 | −69 | 390 | −16.3 | — | — |
| 2020年6月 | −29 | 377 | −7.5 | — | — |
| 2021年6月 | 25 | 410 | 6.7 | 19.0 | 21.4 |
| 2022年6月 | −64 | 340 | −17.1 | — | — |
| 2023年6月 | −6 | 336 | −1.8 | — | — |
| 2024年6月 | 1 | 338 | 0.2 | 326.6 | — |
| 2025年6月 | 2 | 340 | 0.6 | 127.4 | — |
| 2026年6月 | −12 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 津谷祐司 | 代表取締役 社長 | 63 |
| 東奈々子 | 取締役 副社長 | 57 |
| 加藤慶太 | 取締役 副社長 | 47 |
| 松永浩 | 取締役 総務IT本部 管轄 | 57 |
| 永山憲一 | 取締役(監査等委員) | 70 |
| 小笠原寿男 | 取締役(監査等委員) | 67 |
| 川西祐輔 | 取締役(監査等委員) | 42 |
| 山路輝久 | — | 81 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 52 | 3 | 55 | 11 |
| 監査等委員 | 4 | 10 | — | 10 | 3 |
| 社外取締役 | 4 | 10 | — | 10 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,108字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,921字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,240字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,062字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-29
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-25
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-30
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