概要
インターファクトリーは、クラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」を主力とする情報・通信業の企業である。2003年に東京都練馬区で設立され、同年に東京証券取引所マザーズに上場した。2025年5月期の売上高は約29億円、従業員数157名。本社は東京都千代田区富士見に所在する。
クラウドコマースプラットフォームを中核とする事業構造
当社は、クラウドコマースプラットフォーム事業を唯一の報告セグメントとして成長してきた。主力製品「EBISUMART」は、クラウド型でありながら個別カスタマイズが可能なEコマースプラットフォームで、中規模から大規模のEC事業者に利用されている。拡張性、最新性、安心性の3特性を備え、毎週機能追加・更新が行われる。2023年8月には大規模顧客向け「EBISUMART Enterprise」を投入し、さらに2024年5月期からECビジネス成長支援事業(EBISU GROWTH)とデータ利活用プラットフォーム事業(EBISU PIM)を新たに展開し、収益の多様化を図っている。
ストック型月額利用料とフロー型カスタマイズ収入の二本立て
収益は、システム運用保守サービスによるストック型月額利用料と、システム受託開発サービスによるフロー型カスタマイズ料で構成される。月額利用料は基本料金、変動料金(システム利用状況に応じた課金)、オプションサービス利用料からなる。基本料金は月額固定で保守サービスの対価、変動料金は取引量に応じて増加する。受託開発では要件定義から設計、テストまで一貫担当し、プロジェクトごとに報酬を得る。この二軸により、安定的なストック収入と成長に応じたフロー収入を両立している。ECコンシェルジュによる保守やカスタマーサクセスも付加価値となっている。
API公開によるオープンプラットフォームとパートナー制度
同社は「EBISUMART」のAPIを公開し、オープンプラットフォーム戦略を推進している。パートナープログラム「ebisumart ecosystem」を通じて、OEM、ソリューション、セールス、アプリケーション、アウトソースの5種類のパートナーと連携する。アプリケーションパートナーにはEC支援アプリの開発環境を提供し、顧客は多彩な機能を利用可能。これにより、自社開発に依存せずパートナーエコシステムを通じてサービス拡充を図っている。パートナー開拓が事業規模拡大の基盤となっており、販売代理やカスタマイズ業務の外部委託も進めている。
ECビジネス成長支援とデータ利活用への事業多角化
2024年5月期から本格化したECビジネス成長支援事業では、EC戦略から運用までを一貫支援する「EBISU GROWTH」を提供する。フルフィルメント最適化や越境EC構築も含む。売上高は2025年5月期に247,322千円と前年比131.9%増だが、マーケティング投資によりセグメント損失12,683千円。データ利活用プラットフォーム事業では、商品情報一元管理システム「EBISU PIM」を2025年2月にリリース。売上は未発生でセグメント損失28,941千円。これらの新事業は、クラウドコマースプラットフォームで培った知見を基盤に、EC事業者向けの総合支援とデータ連携の領域に拡大している。
業界の中での役割はEC事業者向けに、プラットフォーム・運用支援・データ活用を提供するクラウドサービス事業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/5期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| システム運用保守 | 17億円 | 58.6% | — | — |
| システム受託開発 | 10億円 | 34.5% | — | — |
| その他 | 2億円 | 6.9% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01EC事業者主力
クラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」シリーズを提供し、ECサイトの構築(受託開発)、運用保守(月額利用料)、カスタマイズ開発を実施。中規模から大規模のEC事業者を主要顧客とし、毎週の機能更新や高いカスタマイズ性を強みとする。
- EBISUMART
- クラウド型ECプラットフォーム。カスタマイズが可能であり、拡張性・最新性・安心性を備える。中規模から大規模EC事業者向け。
- EBISUMART Lite
- 小規模向けの低価格なECプラットフォーム。
- EBISUMART BtoB
- 法人間取引(BtoB)に特化したECプラットフォーム。
- EBISUMART Enterprise
- 大規模EC事業者向けのハイスペックな統合業務管理システム。データ処理の高速化や外部連携を強化。
02EC事業者(成長支援)準主力
EC戦略の策定から運用代行までを一気通貫で支援する「EBISU GROWTH」を提供。ECモール特化型運営支援や、AI活用の運用代行サービス「EBISU AGENT」も展開し、EC事業者の事業成長をトータルにサポートする。
- EBISU GROWTH
- EC戦略から運用までの一気通貫支援サービス。ECの役割明確化、チャネル選定、サイト構築、運用支援、物流最適化などを提供。
- EBISU AGENT
- AIを活用したEC運用代行サービス。商品登録からLP制作まで幅広いEC運用業務をカバーする。
03EC事業者(データ活用)副次
基幹システムと販売チャネルのデータを統合・分析するデータ利活用プラットフォームを提供。商品データ統合プラットフォーム「EBISU PIM」により、商品情報の一元管理とEC業務の効率化を実現する。
- EBISU PIM
- 商品情報を統合・管理するPIM(Product Information Management)システム。商品データの一元管理により、EC業務の効率化と商品価値の最大化を支援する。
製品と技術
カスタマイズ可能なクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」
「EBISUMART」は、クラウド型サービスでありながら個別カスタマイズが可能な点を最大の特徴とする。ASPサービスの「システムが古くならない」メリットとパッケージソフトの「カスタマイズできる」メリットを両立。毎週機能追加・更新が行われ、全顧客が常に最新状態を利用可能。システム利用状況に応じてインフラ環境を柔軟に変更でき、一時的な高負荷にも対応する。セキュリティ面では、通常対策に加えて通信監視・ブロックオプションも提供。中規模から大規模EC事業者を主なターゲットとし、月額固定の基本料金と利用量に応じた変動料金で課金される。
大規模EC事業者向けハイスペック版「EBISUMART Enterprise」
「EBISUMART Enterprise」は、EBISUMARTの上位版として2023年8月に提供を開始した。流通総額の大きな大規模事業者をターゲットとし、データ処理の高速化と外部システム連携の強化を実現。さまざまなチャネルのデータを収集・蓄積し、在庫管理や受注・出荷処理などのEC運営業務を自動化する統合業務管理システムとして機能する。これにより、従来対応できなかった大規模顧客層へのアプローチが可能となり、小規模から大規模まで幅広い顧客層をカバーする製品群が整った。
EC事業成長を包括支援する「EBISU GROWTH」
「EBISU GROWTH」は、EC戦略の立案から現場運用までを一括支援するサービス。強みは3点:圧倒的な経験に基づく運用支援、フルフィルメントの最適化、自社越境ECサイトの構築支援。具体的には「EC戦略PM支援サービス」と「ECモール特化型運営支援サービス」の2軸で提供する。パートナー企業との連携により、2025年5月期の売上高は247,322千円と前年比約2.3倍に成長した。営業活動費用やマーケティング投資は発生しているが、セグメント損失は前年から縮小している。
商品情報一元管理システム「EBISU PIM」
「EBISU PIM」は、事業者の商品情報を統合管理するクラウド型PIM(Product Information Management)システムである。各ECサイトや販売チャネルに対して統一された正確な商品情報を提供し、EC業務の効率化と商品価値の最大化を目的とする。2025年2月にサービス提供を開始したが、現時点では売上は発生しておらず、構築費用のみがセグメント損失として計上されている。同社は営業・開発体制を強化し、既存・新規クライアントへの積極的なアプローチを進め、事業の拡大を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
クラウドサービス、低収益で停滞
クラウドサービス(SaaS)を提供するIT企業。売上高は約29億円で横ばい、営業利益率は3.5%と前年6.9%から低下。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やL is B(データ分析)に比べ、成長性・収益性で劣後。競争の激しいクラウド市場で差別化できておらず、成長の停滞が懸念される。
強み
- 売上高約29億円で一定の顧客から継続収入を得ている
- クラウド市場は拡大基調であり、追い風が期待できる
- 独自のクラウド技術を有し、カスタマイズ対応が可能
- 売上原価や販管費の削減により利益率向上の可能性
課題
- 営業利益率3.5%と低く、コスト構造の改革が必要
- 売上高がほぼ横ばいで、新規顧客獲得が鈍化
- 大手クラウドベンダーや同業との競争で強みが不明確
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がインターファクトリー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5616雨風太陽 | 16億円 | — |
| 2 | 298AGVA TECH | 16億円 | — |
| 3 | 5025マーキュリー | 16億円 | 9.4倍 |
| 4 | 5247BTM | 16億円 | 24.6倍 |
| 5 | 4057インターファクトリー | 15億円 | 41.5倍 |
| 6 | 3639ボルテージ | 15億円 | — |
| 7 | 387Aフラー | 15億円 | 11.9倍 |
| 8 | 3779ジェイ・エスコムホールディングス | 15億円 | — |
| 9 | 3910エムケイシステム | 15億円 | 6.0倍 |
| 10 | 3634ソケッツ | 15億円 | 17.0倍 |
| 11 | 4017クリーマ | 14億円 | 52.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 1件
2003年6月に創業からマザーズ上場まで一挙に進んだ設立期
2003年6月、東京都練馬区で有限会社インターファクトリーを資本金300万円で設立。同時にECサイト構築パッケージ「EC VALUE MARKET」の提供を開始した。同月中に株式会社へ組織変更し、パッケージ名を「えびすマート」に変更、資本金を1,000万円に増資。さらにクラウド型にバージョンアップし、プライバシーマークを取得。その後、資本金を9,000万円に増資し、名称を「ebisumart」に変更、本社を千代田区富士見に移転、ISO/IEC27001認証を取得。月末には東京証券取引所マザーズに上場、資本金は322,185千円に達した。
大規模顧客向けハイスペック版を投入した2023年
2023年8月、同社は大規模EC事業者向けハイスペッククラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART Enterprise」の提供を開始した。従来の「EBISUMART」ではカバーしきれなかった流通総額の大きな顧客層をターゲットとし、データ処理の高速化や外部システム連携の強化を実現。在庫管理や受注・出荷処理を自動化する統合業務管理システムとして機能し、小規模から大規模まで幅広い顧客をカバーする製品ラインナップが完成した。これにより従来対応できなかった顧客層へのアプローチが可能となった。
ECビジネス成長支援事業の本格開始(2024年5月期)
2024年5月期から、同社はサービス領域を拡大し、ECビジネス成長支援事業「EBISU GROWTH」を本格的に開始した。EC戦略の立案からサイト構築、運用支援、フルフィルメント最適化、越境EC構築までを一気通貫で支援するサービスである。パートナー企業と連携して展開し、売上高は2025年5月期に247,322千円と前年比131.9%増を達成したが、マーケティング投資によりセグメント損失12,683千円となっている。営業体制とパートナー戦略の強化を進め、サービスラインナップの拡充を目指す。
商品データ統合プラットフォームのリリース(2025年2月)
2025年2月、データ利活用プラットフォーム事業の第一弾として、商品情報一元管理システム「EBISU PIM」をリリースした。事業者が持つ商品情報を統合し、各販売チャネルに統一された正確な情報を提供することで、EC業務の効率化と商品価値の最大化を図る。提供開始から間もないため売上は発生しておらず、構築費用のみが費用計上され、2025年5月期のセグメント損失は28,941千円となっている。営業・開発体制を強化し、既存・新規クライアントへの積極的なアプローチを進める方針である。
年表1件を開く
2000年代
- 2003年6月創業東京都練馬区大泉学園町において有限会社インターファクトリー設立(資本金3,000千円)ECサイト構築パッケージ「EC VALUE MARKET」提供開始 株式会社インターファクトリーに組織変更「EC VALUE MARKET」の名称を「えびすマート」に変更 資本金を10,000千円に増資「えびすマート」をクラウド型にバージョンアップ(※1)プライバシーマーク取得(※2)資本金を90,000千円に増資「えびすマート」を「ebisumart」へ名称変更 本社を東京都千代田区富士見に移転 ISO/IEC27001(ISMS)の認証を取得(※3)資本金を105,600千円に増資 資本金を116,400千円に増資 本社を現在地に移転 クレジットカード取引に係るデータセキュリティの国際規格PCI-DSSに準拠(※4)東京証券取引所マザーズに株式を上場、資本金を322,185千円に増資 資本金を386,173千円に増資 資本金を392,929千円に増資 スモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero」提供開始 資本金を393,583千円に増資 東京証券取引所の市場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/5期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- クライアント数25社~30社
- 売上高1.5億円~1.8億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
クラウドコマース基盤の強化
主力のECプラットフォーム「EBISUMART」について、API公開によるオープン化、BtoB向け機能拡充、大規模顧客向けハイスペック版の提供、品質・セキュリティ強化を進め、多様な顧客層の開拓と満足度向上を図る。
- 02
マーケティングと販売体制の強化
パートナーネットワークの構築、ブランディング・広告販売の強化、人材確保・育成、顧客ニーズ収集体制の強化、エンジニア強化により、売上拡大とサービス品質向上を目指す。
- 03
収益力の強化とストック収益拡大
システム運用保守のストック収益を最大化するため、新規顧客獲得、プロジェクト管理の強化、売上連動型のレベニューシェアプラン推進などに取り組み、安定した収益基盤を構築する。
- 04
EC成長支援サービスの拡販
EC事業者向けに戦略立案から実務まで一気通貫で支援する「EBISU GROWTH」の営業体制とパートナー戦略を強化し、サービスの拡販とラインナップ拡充により収益拡大を図る。
- 05
データ利活用事業の拡大
商品情報管理プラットフォーム「EBISU PIM」の拡販と機能拡充を推進し、グローバル市場で成長するPIM市場において、日本市場の成長機会を捉え、収益確保と認知度向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で163人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は674万円で、6期前と比べて+18.5%。平均年齢は35.6歳、平均勤続年数は6.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月 | 568 | 32.3 | 3.3 | 118 | — |
| 2021年5月 | 588 | 32.9 | 3.7 | 133 | — |
| 2022年5月 | 600 | 32.8 | 4.0 | 144 | — |
| 2023年5月 | 598 | 33.7 | 4.7 | 151 | — |
| 2024年5月 | 622 | 34.5 | 5.4 | 157 | 0 |
| 2025年5月 | 652 | 34.8 | 6.1 | 157 | 127 |
| 2026年5月 | 674 | 35.6 | 6.6 | 163 | 61 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は29億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 30億円 | 29億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は15億円、営業利益は1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年4Q | 6 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 6 | −1 | −16.7 | −1 |
| 2024年2Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2025年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2025年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2026年2Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2016年5月期からの11期で、売上は8億円から29億円へ3.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | 8 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年5月 | 10 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年5月 | 13 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年5月 | 15 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年5月 | 18 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年5月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年5月 | 23 | — | 0 | — | 0 |
| 2023年5月 | 25 | — | 0 | — | 0 |
| 2024年5月 | 26 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年5月 | 29 | 2 | 2 | 6.9 | 1 |
| 2026年5月 | 29 | 1 | 1 | 3.4 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高29億円のうち、営業利益として残るのは1億円で3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.6%17億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.9%11億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年5月期は営業CFが1億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は4億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年5月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 2 |
| 2019年5月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 2 |
| 2020年5月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 3 |
| 2021年5月 | 2 | −1 | 4 | 1 | 7 |
| 2022年5月 | −1 | −3 | 1 | −4 | 4 |
| 2023年5月 | 1 | −4 | 2 | −3 | 3 |
| 2024年5月 | 1 | −1 | 1 | 0 | 3 |
| 2025年5月 | 4 | −2 | 0 | 2 | 5 |
| 2026年5月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 4 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2026年5月期の総資産は20億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は60.8%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | 4 | 1 | 3 | 14.5 |
| 2017年5月 | 6 | 1 | 5 | 14.7 |
| 2018年5月 | 7 | 1 | 6 | 16.8 |
| 2019年5月 | 7 | 2 | 5 | 23.5 |
| 2020年5月 | 9 | 3 | 6 | 31.5 |
| 2021年5月 | 14 | 10 | 4 | 65.8 |
| 2022年5月 | 15 | 10 | 5 | 67.2 |
| 2023年5月 | 17 | 11 | 6 | 65.4 |
| 2024年5月 | 18 | 10 | 8 | 57.6 |
| 2025年5月 | 21 | 12 | 9 | 55.9 |
| 2026年5月 | 20 | 12 | 8 | 60.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中334位あたり、逆に低いのはROEで605社中536位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥352で、1年前と比べて-24.3%。過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 41.5倍 |
| PER (会社予想) | 19.6倍 |
| PBR | 1.17倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月上旬に372円まで上昇後、一貫して軟調に推移し、8月12日時点で351円と25日移動平均線355.48円を下回っています。年初来高値544円からは約35%下落し、52週安値345円に近接する水準です。出来高は直近で9,000株と増加しており、売り圧力がやや強まっています。RSIは44.19と中立圏で、方向感に欠ける展開です。25日線を下回っていることから短期的な弱気シグナルが出ています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
実績PERが41.4倍と平均30.5倍を上回るが、予想PERは19.6倍であり、業績回復を見込めば割安感がある。PBRは1.17倍と平均3.59倍を大きく下回っており、解散価値に近い水準。ROEは12.4%と良好で、収益性は高い。無配当で株主還元が乏しいが、今後の黒字化に伴う改善が期待される。全体的に資産価値と収益力に比べて株価が低位にある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 41.5倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 19.6倍 | — |
| PBR | 1.17倍 | 2.96倍 |
| ROE | 2.9% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、売上の伸びが緩やかな中で利益率が改善している点にあります。強気派は、2025年5月期に営業利益率が6.9%まで改善したことを評価し、今後も受注単価の向上や効率化が進めば増益が続くと見ています。一方、弱気派は、売上高の成長が鈍く、直近の2026年5月期には利益率が3.45%に低下する見込みであることを問題視しています。また、売上高が約29億円で頭打ちの感があり、成長市場であるIT業界で小規模ゆえの競争力が限定的であると指摘しています。
- 利益率の改善
2025年5月期の営業利益率は6.9%と前年から改善しました。
- 安定した受注
主要顧客との長期的な関係があり、売上の下振れリスクが低いです。
- 低い株価評価
PERが約41倍、PBRが約1.17倍と割安感があります。
- 営業利益2億円と黒字化を達成決算発表後影響中
2025/5期の営業利益は2億円。前期は0億円で、営業利益率も6.9%まで改善。
- 予想PER19.6倍と実績41.5倍から半減決算発表後影響中
時価総額15億円÷予想PER19.6倍で来期利益約0.76億円。利益回復を見込む。
- PBR1.17倍は純資産とほぼ同水準不定影響弱
時価総額15億円÷PBR1.17倍で純資産約12.8億円。下値は限られやすい。
- 売上高が26億円から29億円へ3期連続拡大通年影響弱
2024/5期26億円、2025/5期29億円、2026/5期29億円。増収傾向は継続。
- 成長の鈍化
売上高は2025年5月期から横ばいで、成長が止まっています。
- 利益率の悪化予想
2026年5月期の計画では営業利益率が3.45%に低下する見込みです。
- 規模の限界
従業員157名の小規模企業で、大型案件の受注能力に限界があります。
- 営業利益が2億円から1億円へ半減決算発表後影響中
2025/5期営業利益2億円→2026/5期1億円。営業利益率6.9%→3.45%に悪化。
- 純利益が0億円と赤字寸前決算発表後影響中
2026/5期純利益は0億円。前期1億円から減益で黒字維持が課題。
- 売上高が前期並みとなり成長が停滞通年影響中
2026/5期売上29億円、前期と同水準。増収が止まり利益率低下の主因。
- 無配当で株主還元がなく株価も3割下落不定影響弱
配当利回り0%。1年間で株価は27.12%下落し、需給が軟調。
- 受注単価
- 売上が横ばいの中、単価上昇ができているかが利益改善の鍵です。
- 営業利益率
- 直近で低下する見込みのため、実際の決算で改善するか確認します。
- 従業員一人当たり売上
- 小規模企業の生産性を測る重要な指標です。
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ1,952人。区分でいちばん多いのは個人・その他で83.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.0%を占め、残る89.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 85.7 | 87.2 | 86.1 | 88.4 | 82.4 | 83.4 |
| 事業法人 | 4.6 | 9.2 | 9.4 | 7.2 | 12.3 | 10.9 |
| 証券会社 | 7.0 | 2.2 | 3.5 | 2.9 | 4.1 | 3.9 |
| 自己株式 | — | — | — | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
| 外国人個人 | 0.6 | 0.3 | 0.3 | 0.4 | 0.5 | 1.0 |
| 外国法人 | 1.6 | 0.9 | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 0.8 |
| 金融機関 | 0.5 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 蕪木 登 | 33.45 |
| 02 | 株式会社ケイエイビー | 5.33 |
| 03 | 蕪木 有紀 | 4.85 |
| 04 | 株式会社森本本店 | 3.39 |
| 05 | インターファクトリー従業員持株会 | 3.10 |
| 06 | 松本 栄治 | 2.13 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 1.94 |
| 08 | 兼井 聡 | 1.82 |
| 09 | 川端 修三 | 1.48 |
| 10 | 三石 祐輔 | 1.09 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-31蕪木 登変更報告43.64%
- 2026-08-28蕪木 登新規の大量保有報告43.63%-0.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−95%、1株純資産は10期で−16%。直近期のROEは2.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | 160 | — | 11.5 | — |
| 2017年5月 | 753 | 356 | 34.0 | — |
| 2018年5月 | 9 | 12 | 28.5 | — |
| 2019年5月 | 17 | 29 | 39.1 | — |
| 2020年5月 | 32 | 83 | 47.7 | — |
| 2021年5月 | 35 | 239 | 21.4 | 66.5 |
| 2022年5月 | 5 | 252 | 2.1 | 200.6 |
| 2023年5月 | 5 | 271 | 2.1 | 126.4 |
| 2024年5月 | −8 | 257 | — | — |
| 2025年5月 | 34 | 293 | 12.4 | 15.7 |
| 2026年5月 | 9 | 300 | 2.9 | 42.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/5期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 蕪木登 | 代表取締役社長兼CEO | 52 | 1,380,000 |
| 兼井聡 | 取締役 | 49 | 75,000 |
| 三石祐輔 | 取締役兼CMO | 46 | 45,000 |
| 赤荻隆 | 取締役兼CFO | 60 | 35,000 |
| 鳥山亜弓 | 取締役 | 55 | — |
| 笹川大介 | 取締役 | 69 | — |
| 加山宏 | 常勤監査役 | 72 | 15,000 |
| 藤田裕二 | 監査役 | 64 | — |
| 南出浩一 | 監査役 | 53 | — |
| 水野謙 | 執行役員 兼 AI推進部長 | — | — |
| 清水浩晃 | 執行役員 兼 営業推進本部長 | — | — |
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 107 | 107 | 27 |
| 社外取締役 | 5 | 19 | 19 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,249字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,864字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,302字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,990字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2025/06/01-2026/05/31)2026-08-19
- 半期報告書半期報告書-第23期(2025/06/01-2026/05/31)2026-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-20
- 半期報告書半期報告書-第22期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-23
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-25
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-13
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-13
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