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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

日本ピグメントホールディングス

Nippon Pigment Holdings Company Limited4119 · Standard · 化学

樹脂着色剤と樹脂コンパウンドの専門メーカー。プラスチック製品の色付けと機能付与を支える。

概要

日本ピグメントホールディングスは、顔料・塗料・樹脂着色剤を中心とする化学メーカー。自動車・建築向け塗料用顔料や電子部品向け機能性材料に強みを持つニッチトップ企業。1925年創業、2024年10月に持株会社体制へ移行。連結売上高422億円(2026年3月期)、従業員1072名。

顔料・着色剤の専業メーカーとしての事業構成

日本ピグメントグループは、樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラー、ピグメントカラーの4部門で構成される。樹脂コンパウンド部門は自動車部品向けのプラスチック着色、樹脂用着色剤部門は食品包装や繊維向け、加工カラー部門は建材やセンサー用途、ピグメントカラー部門は塗料用顔料を手掛ける。いずれも自社開発の分散技術と配合技術が競争力の源泉である。

収益の柱と近年の業績変動

売上高は2013年3月期の403億円から緩やかに増加し、2019年3月期には459億円に達した。しかし、2020年以降は新型コロナの影響などで減少し、2024年3月期には267億円まで落ち込んだ。その後、2024年4月の住化カラー株式会社(現PLASiST)の子会社化により、2026年3月期の売上高は422億円に回復。営業利益は15億円、当期純利益12億円。収益構造はM&Aによる変革期にある。

日本、東南アジア、中国の3極生産体制

グループは日本に7工場(埼玉川本、大阪、春日部、名古屋、埼玉児玉など)を持ち、子会社の日本ピグメント、PLASiST、名古屋ピグメント、大阪ピグメントなどが生産を担う。海外ではマレーシア(Nippon Pigment (M))、インドネシア(P.T. Nippisun Indonesia)の東南アジア拠点と、中国の天津碧美特(解散予定)、上海金住色母料、普拉希司特新材料などを展開。2024年にはシンガポール子会社を清算するなど、拠点の整理も進む。

業界の中での役割は樹脂材料および着色剤のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
422億円
営業利益
15億円
営業利益率
3.6%
純利益
12億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01日本主力

国内市場向けに樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラー、ピグメントカラーを製造販売。自動車、家電、日用品など幅広い分野のプラスチック製品に使用される。

主な製品・サービス4
樹脂コンパウンド
樹脂に顔料や添加剤を混ぜて機能や色を付与した材料。
樹脂用着色剤
プラスチック製品の着色に使用される顔料やマスターバッチ。
加工カラー
加工工程での着色に適した着色剤。
ピグメントカラー
顔料を主体とした着色剤。

02東南アジア準主力

マレーシアやインドネシアの子会社を通じて、樹脂コンパウンドと樹脂用着色剤を製造販売。現地のプラスチック加工業者や製造業者に供給。

主な製品・サービス2
樹脂コンパウンド
現地需要に合わせた樹脂コンパウンド。
樹脂用着色剤
樹脂用着色剤。

03中国準主力

中国の子会社及び関連会社で樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーを製造販売。巨大なプラスチック加工市場に対応。

主な製品・サービス3
樹脂コンパウンド
中国市場向け樹脂コンパウンド。
樹脂用着色剤
中国市場向け樹脂用着色剤。
加工カラー
加工カラー。

04その他副次

韓国、台湾等の関連会社で樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーを製造販売。国際的な顧客ネットワークを活用。

主な製品・サービス3
樹脂コンパウンド
その他地域向け樹脂コンパウンド。
樹脂用着色剤
その他地域向け樹脂用着色剤。
加工カラー
加工カラー。

製品と技術

樹脂コンパウンドと樹脂用着色剤の基幹製品

樹脂コンパウンドは、自動車内外装部品や家電製品向けに、プラスチックの色や機能を付与する材料。樹脂用着色剤はマスターバッチやコンパウンドの形態で供給され、食品包装、繊維、日用品など幅広い用途に用いられる。日本ピグメントは、自社開発の「分散技術」により顔料を均一に樹脂中に分散させ、色むらや物性低下を防ぐ点が強み。

加工カラーと機能性材料の応用製品

加工カラー部門では、液体分散体やペースト状の着色剤を提供。特に、センサー用途向けの機能性着色剤や、自動車内装の皮革用水性着色製品に強みを持つ。建材向けの着色剤も手掛けるが、住宅着工件数の減少により低迷している。また、ピグメントカラー部門では塗料用顔料を生産し、自動車や建築の塗装に使用される。これらの製品は、環境規制に対応した鉛フリー設計など、環境配慮型の開発も進んでいる。

分散技術と配合技術のコアバリュー

同社の技術的な中核は、顔料の「選定・配合技術」と高度な「分散技術」にある。顔料の粒子を均一に分散させることで、発色性、耐候性、耐熱性などの品質を引き出す。特にプラスチック着色においては、コンパウンドやマスターバッチの製造工程で、樹脂と顔料の相溶性を最適化するノウハウが蓄積されている。この技術は、色の専業メーカーとして100年に近い歴史の中で培われた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

機能性顔料で国内ニッチトップ、収益改善

当社は顔料・着色剤の専門メーカーで、自動車塗料やインク向け機能性顔料で高いシェアを持つ。ライバルにはクラレや東洋紡など大手化学企業がいるが、当社はニッチ分野に特化し高い技術力を強みとする。直近の売上高は379億円(2025/3)と増加傾向にあり、営業利益率も0.53%から3.55%へ急改善。需要回復とコスト管理が奏功しており、業績はV字回復の途上にある。

強み

  • 自動車用高級顔料など特定分野で高いシェアを確保し、競合参入障壁が高い。
  • 営業利益率が急改善しており、収益性が大幅に向上している。
  • 長年培った顔料合成技術・分散技術で、品質とカスタマイズ対応が優秀。
  • 自動車・印刷業界の大手メーカーと長期取引を構築しており、安定需要が見込める。

課題

  • 自動車・印刷業界の景気変動の影響を強く受け、需要変動リスクがある。
  • 顔料原料の価格変動が大きく、価格転嫁が遅れると利益を圧迫する。
  • クラレや東洋紡など資金力のある大手との競争が激化する可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字が日本ピグメントホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14960ケミプロ化成101億円33.1倍
24245ダイキアクシス98億円11.3倍
34224ロンシール工業98億円9.6倍
44100戸田工業95億円
54406新日本理化95億円15.9倍
64119日本ピグメントホールディングス94億円8.1倍
74040南海化学92億円2.9倍
83878巴川コーポレーション89億円9.0倍
94360マナック・ケミカル・パートナーズ86億円10.4倍
104623アサヒペン84億円9.5倍
114624イサム塗料82億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

輸入商社から国産顔料メーカーへの転換(1925-1937)

1925年7月、輸入顔料工業薬品の販売を目的として三輪商店が設立される。当初は輸入品の販売が主体であったが、国産化の需要に応え、1933年7月に東京都板橋区に東京工場を設置し、顔料の製造を開始。1937年5月には三輪化学顔料工業株式会社に改組し、本格的な化学メーカーとしての基盤を築いた。

日本ピグメントへの改称と東京証券取引所上場(1949-1961)

戦後の1949年7月、社名を日本ピグメント株式会社に改め、現在の持株会社の前身が成立。1961年10月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を強化。この間、1957年に大阪出張所を開設し、関西エリアの販路を拡大。上場を機に事業拡大の基盤が整った。

国内生産拠点の拡充と子会社設立(1962-1984)

1962年9月に大阪工場、1970年2月に鎌ヶ谷工場、1973年8月に春日部工場を設置し、国内の生産能力を高めた。同時に、1969年に名古屋ピグメント、1984年に東京ピグメント、大阪ピグメントを設立し、各地域に製造子会社を配置。これにより、顧客への迅速な供給体制と分散生産によるリスク回避を実現した。

シンガポール、米国、マレーシアへの海外進出(1979-1995)

1979年2月、シンガポールにNippon Pigment (S)を設立し、初の海外生産拠点を得る。続いて1985年5月に米国テキサス州に進出、1987年12月にはマレーシア、1993年4月にインドネシア、1995年2月にタイへと拡大。当時、アジア各国の工業化に伴う樹脂着色剤需要を取り込む狙いがあった。しかし、その後米国子会社は1997年に清算されるなど、海外戦略の見直しも行われた。

工場統廃合と中国・インドネシアへの再編(1997-2006)

1997年から2002年にかけて、米国のNippisunグループ全社を清算し、1999年には鎌ヶ谷工場とタイのBangkok子会社を閉鎖。一方、2006年3月には中国天津市に天津碧美特を設立し、中国市場への本格参入を図る。国内では1995年に東京工場を埼玉川本に移転し、生産の効率化を推進。この時期は、不採算事業の整理と新興国へのシフトが並行して進んだ。

持株会社体制への移行とPLASiSTの買収(2020-2024)

2020年4月、東京ピグメントを存続会社、ニッピ化成を消滅会社とする吸収合併を実施。2022年4月には東証スタンダード市場へ移行。2024年4月、住化カラー株式会社の全株式を取得し、連結子会社化(後の株式会社PLASiST)。同年10月には持株会社体制へ移行し、事業会社を日本ピグメント株式会社に分割。これにより、グループ全体の経営効率化とM&Aの柔軟性を高めた。

年表38件を開く

1920年代

  • 1925年7月創業輸入顔料工業薬品の販売を目的として三輪商店を設立

1930年代

  • 1933年7月顔料国産化の目的をもって東京都板橋区に東京工場を設置
  • 1937年5月三輪化学顔料工業株式会社に改組

1940年代

  • 1949年7月日本ピグメント株式会社に改組(現・株式会社日本ピグメントホールディングス)

1950年代

  • 1957年9月大阪市に大阪出張所(現・大阪営業所)を開設

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年9月大阪府柏原市に大阪工場を設置
  • 1968年9月名古屋市に名古屋営業所を開設
  • 1969年7月愛知県丹羽郡大口町に名古屋ピグメント株式会社を設立(現・連結子会社)

1970年代

  • 1970年2月千葉県鎌ヶ谷市に鎌ヶ谷工場を設置
  • 1973年8月埼玉県春日部市に春日部工場を設置
  • 1979年2月創業シンガポールにNippon Pigment(S)Pte.Ltd.を設立

1980年代

  • 1984年5月埼玉県熊谷市に東京ピグメント株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1984年5月奈良県大和郡山市に大阪ピグメント株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1985年5月創業アメリカ テキサス州にNippon Pigment(U.S.A.)Inc.を設立
  • 1987年12月マレーシアにNippon Pigment(M)Sdn.Bhd.を設立(現・連結子会社)
  • 1988年5月創業埼玉県熊谷市にニッピ化成株式会社を設立

1990年代

  • 1990年11月創業アメリカ ネバダ州にNippisun,Inc.を設立
  • 1990年11月創業アメリカ テキサス州にNippisun Management,Inc.を設立
  • 1991年5月創業アメリカ インディアナ州にNippisun Indiana Corp.を設立
  • 1993年4月インドネシアにP.T.Nippisun Indonesiaを設立(現・連結子会社)
  • 1995年2月創業タイにNippon Pigment Bangkok Co.,Ltd.を設立
  • 1995年7月埼玉県大里郡川本町(現・埼玉県深谷市)に東京工場を移転し、埼玉川本工場に改称
  • 1995年9月愛知県犬山市に名古屋ピグメント株式会社を移転
  • 1997年3月Nippon Pigment(U.S.A.)Inc.を清算
  • 1999年2月鎌ヶ谷工場を閉鎖
  • 1999年3月Nippon Pigment Bangkok Co.,Ltd.を清算
  • 1999年3月Nippisun Management,Inc.を清算

2000年代

  • 2002年3月Nippisun,Inc.及びNippisun Indiana Corp.を清算
  • 2006年3月中国天津市に天津碧美特工程塑料有限公司を設立(現・連結子会社)

2010年代

  • 2014年3月東京都千代田区神田錦町に本店及び東京営業所を移転
  • 2018年12月埼玉県児玉郡神川町に埼玉児玉工場を設置

2020年代

  • 2020年4月M&A東京ピグメント株式会社を吸収合併存続会社、ニッピ化成株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2024年1月Nippon Pigment(S)Pte.Ltd.を清算
  • 2024年4月創業持株会社の移行準備に伴い、株式会社日本ピグメント分割準備会社を設立(現・日本ピグメント株式会社)
  • 2024年4月M&A住化カラー株式会社の株式を取得し子会社化(現・株式会社PLASiST)
  • 2024年10月商号変更持株会社体制へ移行し、当社は「株式会社日本ピグメントホールディングス」に、株式会社日本ピグメント分割準備会社は「日本ピグメント株式会社」に商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで550億円
  • 営業利益2030年度まで30億円
  • 営業利益率2030年度まで5.5%
  • ROE2030年度まで7.4%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益基盤事業の強化

    樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーの競争力を強化し、国内工場の再編と最適地生産を推進する。海外事業の競争力も強化する。

  2. 02

    価値創出力の強化

    成長領域のニーズを捉えた新製品開発を加速し、育成事業の収益力改善と確実な立ち上げを進める。新規事業の創出を推進する。

  3. 03

    人を尊重する経営とガバナンス強化

    人材育成をマテリアリティと位置づけ、エンゲージメント向上や機能部署の横串活動による現場力強化に取り組む。

  4. 04

    シナジー創出と積極投資

    2024年に連結対象となったPLASiSTとのグループシナジー創出を加速し、積極的な投資を行う。環境配慮製品で社会課題解決に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,072人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は712万円で、9期前と比べて+14.6%平均年齢は48.2歳、平均勤続年数は21.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月913
2018年3月939
2019年3月62141.316.3939
2020年3月58840.915.3924
2021年3月52840.915.4926
2022年3月62040.514.7878
2023年3月60040.214.4813
2024年3月59940.314.4808
2025年3月60347.920.61,10418
2026年3月71248.221.71,072140

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 11 / 海外 2、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
日本 — 日本ピグメント㈱(東京都千代田区)2,230百万円
日本 — ㈱PLASiST (大阪府大阪市)1,646百万円
東南アジア — Nippon Pigment (M) Sdn. Bhd. (マレーシア)864百万円
東京オフィス — 東京都千代田区27百万円
日本
主な関係会社
  • 国内
    日本ピグメント㈱ ※
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱PLASiST ※
    大阪府 大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    名古屋ピグメント㈱
    愛知県 犬山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東京ピグメント㈱
    埼玉県 熊谷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大阪ピグメント㈱
    奈良県 大和郡山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Nippon Pigment(M) Sdn.Bhd. ※
    マレーシア セランゴール · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 海外
    P.T.Nippisun Indonesia ※
    インドネシア 西ジャワ · 連結子会社
    議決権55.2%
  • 国内
    上海金住色母料有限公司 ※
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    普拉希司特新材料(南通)有限公司 ※
    中華人民共和国 江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    天津碧美特工程塑料 有限公司(注)5
    中華人民共和国 天津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NPK Co.,Ltd.
    大韓民国 慶尚北道 亀尾市 · 持分法適用会社
    議決権33.3%
  • 国内
    上海新素材特種聚合物有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 持分法適用会社
    議決権33.3%
残りのグループ会社1社を開く
  • 大恭化學工業股份有限公司中華民国 台北市29%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は422億円営業利益15億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.3%、利益が+650.0%。

売上高
+11.3%
422億円
営業利益
+650.0%
15億円
純利益
-76.0%
12億円
営業利益率
3.6%
前期比 +3.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高435億円422億円
営業利益17億円15億円
純利益13億円12億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は105億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+54.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q64−10
2024年1Q6800.00
2024年2Q6800.00
2024年3Q7222.82
2024年4Q595
2025年2Q16800.066
2025年4Q21120.9−16
2026年2Q20042.03
2026年4Q222115.09
2027年1Q10543.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は403億円から422億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は3.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月40361
2014年3月42065
2015年3月44122
2016年3月41031
2017年3月426117
2018年3月462117
2019年3月45996
東京ピグメント株式会社を吸収合併存続会社、ニッピ化成株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施
2020年3月38442
2021年3月3013−1
2022年3月276159
2023年3月2751−5
持株会社の移行準備に伴い、株式会社日本ピグメント分割準備会社を設立(現・日本ピグメント株式会社)
2024年3月26767
2025年3月379240.550
2026年3月42215183.612

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高422億円のうち、営業利益として残るのは15億円3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.2%351億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.3%56億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.7pt
3.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.4pt
5.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが47億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは37億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は59億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月12−142−228
2014年3月2−7−4−521
2015年3月11−130−221
2016年3月3−3−2017
2017年3月11−8−3317
2018年3月14−11−3317
2019年3月13−2519−1224
2020年3月22−17−7521
2021年3月18−7231154
2022年3月13−4−18947
2023年3月10−7−32323
2024年3月152−91732
2025年3月−417−338
2026年3月47−10−173759

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は455億円。このうち返さなくてよい自己資本が242億円で、自己資本比率は49.2%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月24210413840.3
2014年3月25511414141.5
2015年3月27312714643.1
2016年3月26411914541.8
2017年3月27612714942.5
2018年3月31114216942.8
2019年3月32714218540.6
2020年3月29613616042.7
2021年3月32313818540.0
2022年3月32815017842.7
2023年3月29115213948.7
2024年3月29615713948.9
2025年3月44421622844.5
2026年3月45524221349.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
63億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
161億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
43億円
在庫として抱えている分
負債合計
213億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率203社中20位あたり、逆に低いのは営業利益率203社中168位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.5%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.2%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.3%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,950で、1年前と比べて+69.3%過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。

¥5,950-0.3%1ヶ月+3.5%1年+69.3%時価総額94億円
過去52週の値幅
安値¥3,130高値¥6,400

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.1倍
PER (会社予想)7.2倍
PBR0.41倍
配当利回り1.68%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に5970円と堅調に推移し、直近1カ月で4.7%上昇した。25日移動平均線(5786円)を上回り、上昇トレンドが継続。52週高値(6400円)に近く、高値更新への期待が高い。年間では77.0%と大幅高。8月10日には出来高が1.95万株と急増し、買いが殺到した。RSIは54.6と中立圏で、過熱感はない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

予想PERは7.2倍、実績PERも8.09倍と同業界平均の18.79倍を大きく下回り、割安感が際立つ。PBRは0.4185倍と平均の1.44倍を大きく下回り、資産価値に対して株価が低迷している。配当利回りは1.68%と平均の2.63%を下回るが、配当性向が97.8%と高いため配当は維持されている。ROEは5.5%とまずまずの水準。割安だが、直近で営業利益が急増しており、収益改善が続けば評価修正の余地がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.1倍17.8倍
PER (予想)7.2倍
PBR0.41倍1.41倍
ROE5.5%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、PBR0.41と割安で、時価総額93億円に対し自己資本が大きいこと、直近で売上高が急増し黒字化したこと、M&Aによる事業拡大の可能性を評価する。また、PER8倍と収益力に対して株価が低いとみる。一方、弱気派は、直近営業利益率が低く、過去には赤字があったこと、特殊要因による利益変動が大きいこと、化学業界の競争激化や原材料高が収益を圧迫するリスクを指摘する。さらに、持株会社構造による事業会社間のシナジー発揮が不透明とみる。

プラスに働く材料7
  • 資産価値の割安感

    PBR0.41倍で解散価値に近い水準

  • 売上拡大と黒字化

    売上高が大幅増加し、純利益50億円と大幅黒字

  • M&Aによる成長

    グループ拡大で新規分野への進出が期待される

  • 営業利益2→15億円へ7倍増の見通し2026年3月期決算発表後影響

    売上高422億円、営業利益15億円は前期比約7倍、営業利益率3.55%へ改善

  • 予想PER7.1倍とPBR0.41倍の割安修正通年影響

    予想PER7.1倍、PBR0.41倍は収益改善で上昇余地、株主還元も期待

  • 売上高が前期比11%増の422億円に拡大2026年3月期影響

    売上高379→422億円、事業拡大で収益基盤が強化

  • 株価前年比74%上昇のモメンタム継続継続影響

    前年比73.97%高と強い上昇、業績改善に追随する買いが続く

マイナスに働く材料7
  • 低い収益率

    営業利益率が1%未満で、売上規模に見合う利益が出ていない

  • 業績の不安定さ

    過去に赤字を計上し、利益変動が大きい

  • 相場環境の影響

    化学業界の市況悪化や原材料高が業績を圧迫する恐れ

  • 純利益50→12億円の大幅減益予想2026年3月期決算発表後影響

    前期特別利益で純利益50億円も今期は12億円へ激減、一株利益も大幅低下

  • 営業利益率3.55%は依然低水準2026年3月期影響

    営業利益率3.55%は化学業界で低迷、収益力改善が追いつかない

  • ROE5.5%は資本コストに対し低位継続影響

    ROE5.5%は低く、PBR0.41倍が正当化されない株主価値の低迷

  • 売上高は増えるが営業利益15億円と小粒2026年3月期影響

    営業利益15億円は売上高422億円の3.5%しかなく、採算性の弱さが嫌気

次の決算で確かめる点
営業利益率
本業の収益力が改善するかが焦点
海外売上比率
海外展開の進捗と収益源の多様化を測る
M&Aの貢献度
買収した事業が利益に寄与しているか確認
棚卸資産回転率
化学品需要の変動と在庫管理の効率性を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは1.68%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
1.68%
いまの株価に対して
配当性向
97.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8026.1
2018年3月800.021.3
2019年3月800.031.9
2020年3月800.0117.4
2021年3月50−37.523.7
2022年3月100100.021.3
2023年3月1000.09.4
2024年3月1000.054.1
2025年3月1000.0
2026年3月12020.097.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,227人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.3%を占め、残る66.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他51.253.153.149.853.453.3
金融機関23.022.622.522.421.418.5
事業法人19.919.319.919.916.914.8
外国法人3.92.12.22.04.39.1
証券会社2.02.82.35.93.94.3
自己株式0.40.40.40.40.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本ピグメント取引先持株会12.63
02INTERACTIVE BROKERS LLC(インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)4.63
03株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.44
04株式会社十六銀行4.38
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.86
06Futu Securities International(Hong Kong)Limited(moomoo証券株式会社)2.22
07千葉 鴻儀2.09
08長瀬産業株式会社2.03
09田中 洋二1.90
10三井住友信託銀行株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.84

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-06-25
    ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN
    変更報告
    6.63%
    +0.08pt
  • 2026-06-25
    ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN
    変更報告
    6.63%
    +0.08pt
  • 2026-06-23
    ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN
    新規の大量保有報告
    6.63%
    +0.08pt
  • 2026-06-23
    ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN
    変更報告
    6.55%
    +1.16pt
  • 2026-04-28
    ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN
    新規の大量保有報告
    6.55%
    +1.16pt
  • 2026-04-22
    ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN
    新規の大量保有報告
    5.39%
  • 2026-04-07
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.71%
    -1.12pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+8437%、1株純資産は14期で+2199%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月96201.424.762.1
2014年3月3426,7455.37.228.6
2015年3月1397,4812.017.732.6
2016年3月947,0081.317.827.5
2017年3月4407,4766.16.626.1
2018年3月4328,4625.48.721.3
2019年3月3538,4654.27.131.9
2020年3月1188,0591.412.6117.4
2021年3月−748,231−0.923.7
2022年3月5648,9086.64.321.3
2023年3月−3319,016−3.79.4
2024年3月4729,2375.26.454.1
2025年3月3,20212,59929.31.0
2026年3月73814,2655.57.297.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額201百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田代喜一代表取締役 社長653,300
児島俊郎取締役 副社長68500
至田順彦取締役 専務612,500
三輪幸一取締役7120,172
今井信一取締役(常勤監査等委員)673,800
広納幸正取締役(常勤監査等委員)64200
宮﨑達彦取締役(監査等委員)79
浦東建男取締役(監査等委員)62
吉利浩美取締役(監査等委員)41

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41621317544
社外取締役420205
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容810字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(子会社10社及び関連会社3社で構成)においては、樹脂コンパウンド及び樹脂用(プラスチック用)、塗料用、繊維用などの各種着色剤の製造販売を主とする事業活動を展開しております。各事業における当社及び関係会社の位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 日本   ……   当セグメントでは樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラー、ピグメントカラーの事業を行っております。 子会社の日本ピグメント㈱、㈱PLASiSTが製造販売するほか、名古屋ピグメント㈱、東京ピグメント㈱、大阪ピグメント㈱が製造しております。 東南アジア   ……   当セグメントでは樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤の事業を行っております。 また、子会社のNippon Pigment(M)Sdn.Bhd.、P.T.Nippisun Indonesiaにおいて製造販売しております。 中国   ……   当セグメントでは樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーの事業を行っております。また、子会社の普拉希司特新材料(南通)有限公司、上海金住色母料有限公司および関連会社の上海新素材特種聚合物有限公司において製造販売しております。なお、天津碧美特工程塑料有限公司は、2024年8月に解散の決議を行い、現地法令に従い必要な手続きが完了次第清算結了となる予定です。 その他   ……   当セグメントでは、樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーの事業を行っております。また、関連会社のNPK Co.,Ltd.および大恭化學工業股份有限公司において製造販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,625字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、次の4つの理念を使命として、色彩関連製品を提供するとともに、人と自然環境の融合を理念においた製品づくりを目指しております。 ① 色彩を通じて、ゆとりのある生活をみなさまに提供し、社会の繁栄に寄与します。 ② グローバリゼーションの中で、地域社会との調和と共生を目指します。 ③ 技術革新・サービス向上に努め、お客様のニーズに合った環境に配慮した高品質の製品作りを目指します。 ④ 個性溢れる人材を育成し、創造性豊かで活力のある企業集団を目指します。 (2)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、継続する物価上昇により一部で個人消費の足踏みが見られたものの、企業業績の回復や雇用・所得環境の改善などを背景に、景気は緩やかな回復が続きました。一方で、米国による相互関税の導入など保護主義的な動きに加え、中国国内では、市場の低迷によりデフレ圧力が継続しました。また、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの長期化も世界経済の不安定要素となり、景気の先行きは不確実な状況が続いております。 このような環境のなか、当社グループは、“色”の専業メーカーとして長年培った、当社独自のプラスチック着色剤及び添加剤の「選定・配合技術」、コアテクノロジーである高度な「分散技術」を駆使し、最終製品の目的に応じた多様なニーズに引き続き的確にお応えするとともに、製販一体となって合理化、効率化に努め、収益確保に全力を注いでまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2026年度を初年度とする新たな中期経営計画(2026年~2030年)“Transforming for the vibrant future 2030”を開始しております。新たな中期経営計画は2024年に連結対象となったPLASiSTとのグループシナジー創出を加速させるとともに積極的な投資を行うこと、2030年には新たな柱となる新規事業の収益化を実現させるとともに環境配慮製品で社会課題の解決に貢献すること、安定した収益の実現による株主・従業員への還元と、未来への挑戦をすることで、魅力ある企業への成長を実現させることとしております。当社グループを取り巻く社会環境は急速に変化しており、多方面へのリスクマネジメントと柔軟性が求められております。当社グループとしては、変化に対応しながらニーズをとらえた価値の提供に取り組み、2030年度の目標達成に向け着実な取組みを進めてまいります。 [中期経営計画骨子] 1.2030年度の目標 グループのシナジー効果を最大限に発揮することに加え、長期的な利益確保に向けての投資を進め営業利益 30億円をターゲットとする。 2.中期経営計画“Transforming for the vibrant future 2030”の基本戦略 ①収益基盤事業の強化 ・樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラー(化成品)の競争力強化 ・国内工場の再編と最適地生産の推進 ・海外事業の競争力強化 ②価値創出力の強化 ・成長領域のニーズを捉えた新製品開発の加速と拡販 ・育成事業の収益力改善と確実な立ち上げ ・新規事業の創出推進 ③人を尊重する経営とガバナンスの強化 ・人材育成の強化をマテリアリティとして認識 ・「エンゲージメント」の向上 ・機能部署の横串活動による現場力強化 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 中期経営計画“Transforming for the vibrant future 2030”の目標として、2030年度売上高550億円、 営業利益30億円、営業利益率5.5%、ROE7.4%を掲げております。
事業等のリスク2,278字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1)経済・景気動向等について 当社グループの事業は、製品の最終用途で見れば自動車、家電、情報機器関連、OA機器向けなどが中心であり、これらの主要ユーザーが事業展開する、国内及び海外各地域での災害・テロ・政情不安・感染症の拡大等が経済・景気動向に大きな影響を及ぼす場合、主要ユーザーの需要動向の変動により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)特定事業への依存 当社グループの事業におきましては、売上高の約6割を樹脂コンパウンドに依存しております。また、樹脂コンパウンドにおきましては、顧客樹脂メーカーからのOEMによる生産が主体となっております。このため、顧客樹脂メーカーの販売不振、値下げ要請、調達方針の変化などは、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)国内市場の縮小と価格競争 国内市場におきましては、主要ユーザーの東南アジア・中国等への生産拠点移転等により、国内市場は伸び悩み傾向にあり、価格競争も厳しい状況であります。このため、今後も主要ユーザーの海外への生産拠点移転等が加速すれば、国内市場の縮小及び価格競争により、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)原油価格やレアメタル市場の変動について 当社グループの事業におきましては、原油価格の大幅な上昇やレアメタル市場の大幅な変動に伴う、次のようなリスクにより経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 原材料調達費用の上昇 ② エネルギーコストの上昇 ③ プラスチック製品の価格上昇に伴う需要の停滞 ④ 特定着色剤の調達に支障が生ずる (5)財務内容について 当社グループの財務内容におきましては、次のような変動リスクにより、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 中長期的な経済動向により、計画された事業活動を達成できない場合 ② 国内外の取引先の予期しない経営破綻により売上債権が回収できない場合 ③ 事業環境の変化による特定事業での収益性の低下や地価動向により保有資産の減損損失が発生する場合 ④ 金利の上昇により、有利子負債にかかわる支払利息が増加する場合 ⑤ 株式市場の大幅な下落により、保有有価証券の評価減が発生する場合 ⑥ 年金資産の運用収益率等が予定に達しなかった場合 ⑦ 急激な外国為替レートの変動により在外連結子会社の財務諸表項目の邦貨換算結果に大きな変動が生じた場合 (6)新規事業(製品)開発について 当社グループは、樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーなどの色彩関連事業を中心に事業展開をしておりますが、国内市場は伸び悩み傾向にあります。このため、ユーザーのニーズを適確に把握し、付加価値の高い製品開発を進めるとともに、新規事業の展開を模索する必要があります。これらのことが滞った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)製品品質問題について 当社グループは、国際的な品質管理基準に従って品質管理を行い、各種の製品を製造しております。しかし、取引先のユーザーにおいて不良等が発生し、その要因が当社グループの製造工程による場合には、取引先から補償請求を受ける可能性があります。この場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)海外子会社に潜在するリスク 当社グループは海外にも事業を展開しております。これらの地区においては、次のような潜在リスクがあり、以下の事象は当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ① テロ、戦争、その他要因による社会的、経済的混乱 ② 予期しない法律または規制の制定及び変更や税務当局による予期しない課税を受けた場合 ③ 感染症の拡大による社会・経済の混乱 ④ 最終ユーザー及び大口取引先の撤退または事業縮小 ⑤ 人材の採用及び確保の難しさ (9)災害・事故・情報システム等に関するリスク 当社グループは、合成樹脂関連の可燃性製品を製造しておりますので、火災等の事故発生防止に積極的に取り組んでおりますが、地震等の大規模自然災害の発生により当社グループの生産拠点が損害を受ける可能性があり、設備等が被害を受けた場合には、工場の修復等のために費用が発生することになり、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、災害やテロ、サイバー攻撃、コンピュータウイルス等により情報システムが長期に停止した場合には、業務処理の遅延等が発生し、当社グループの経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (10)人材確保について 当社グループが持続的な成長を維持してゆくためには、優秀な人材の採用と育成が必要であります。しかしながら、日本国内においては少子化による人口減少もあり、人材採用の競争は激しくなっており、また社会環境の変化も重なり人材の流動化も高まっております。当社グループとして人材を継続的に採用し、育成することが難しい場合には、事業活動に支障をきたす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,001字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、継続する物価上昇により一部で個人消費の足踏みが見られたものの、企業業績の回復や雇用・所得環境の改善などを背景に、景気は緩やかな回復が続きました。一方で、米国による相互関税の導入など保護主義的な動きに加え、中国国内では、市場の低迷によりデフレ圧力が継続しました。また、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの長期化も世界経済の不安定要素となり、景気の先行きは不確実な状況が続いております。 このようななか当社グループにおいては、日本国内のコスト上昇分の価格転嫁などによる改善努力や2024年7月より連結対象会社が増加したことにより、当連結会計年度の売上高は422億2千4百万円(前期比11.3%増)となり、価格改定などの改善努力や統合による効果も創出された結果、経常利益は17億9千7百万円(前期比346.6%増)となりました。 一方、昨年計上した株式取得に伴う負ののれん発生益等の影響もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は11億5千9百万円(前期比76.9%減)となりました。 当社グループのセグメント別の業績は次のとおりです。 (日本) 国内部門別の概況として、樹脂コンパウンド部門は、主要用途である国内車両向け製品の受注は堅調に推移、価格改定についても一定の成果が上げられました。製造経費では労務費の上昇などによる増加がありましたが、その他のコスト削減を進めたことにより部門営業利益は昨年を上回りました。 樹脂用着色剤部門は、食品・飲料関連および繊維関連の受注が堅調に推移し、価格改定についても一定の成果が上げられたため、部門営業利益は昨年を上回る結果となりました。 加工カラー部門は、主要取引先の建材関係が住宅着工件数の減少により低迷したものの、液体分散体ではセンサー用途製品の拡販や自動車向け皮革用水性着色製品の販売好調により、部門営業利益は昨年を上回りました。 これらの結果、2024年7月より連結対象会社が増加したことにより、当連結会計年度の売上高は262億2千4百万円(前期比16.4%増)、営業利益は12億4百万円(前期営業利益6百万円)となりました。 (東南アジア) 東南アジアは、主要顧客である日系企業の苦戦を背景に自動車、家電用途を中心に厳しい状況であったことから当連結会計年度の売上高は123億6千1百万円(前期比0.3%減)となりました。また、原材料の値上がりなどの物価上昇のほか、外貨建て費用の為替影響も経費増加要因となり営業利益は1億6千1百万円(前期比22.7%減)となりました。 (中国) 中国では、日系企業の不振による減少があったものの中国国内企業への拡販の影響もあり、当連結会計年度の売上高は、36億3千9百万円(前期比22.1%増)となりました。経費面では拠点集約による合理化効果もあり営業利益は1億4千3百万円(前期営業損失3千9百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期に比べ20億6千8百万円増加し59億9百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動による資金の増加は47億1千2百万円となりました。前期は4億1千3百万円の減少でした。これは、売上債権の減少などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動による資金の減少は10億3千1百万円となりました。前期は7千8百万円の増加でした。これは、有形固定資産の取得による支出などによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動による資金の減少は17億4千6百万円となりました。前期は7億4千3百万円の増加でした。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 日本   26,196,926   11.5 東南アジア   12,348,669   △4.5 中国   3,635,254   17.1 計   42,180,849   6.7 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比 (%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 日本   18,384,690   18.6   1,510,000   21.9 東南アジア   11,523,491   △0.3   960,000   0.0 中国   139,910   △31.7   12,000   △29.4 計   30,048,091   10.2   2,482,000   12.0 (注) 1 売上の中には受注生産によるものがあります。その売上高は総売上高に対して当連結会計年度では 日本が43%、東南アジアが27%、中国が0%であります。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 日本   26,224,086   16.4 東南アジア   12,361,471   △0.3 中国   3,639,023   22.1 計   42,224,582   11.3 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、日本国内のコスト上昇分の価格転嫁などによる改善努力や2024年7月より連結対象会社が増加したことにより422億2千4百万円となり、前期に比べて43億3百万円増収となりました。セグメントの状況では、日本の売上高は262億2千4百万円と前期に比べ36億8千7百万円の増収となり、東南アジアの売上高は123億6千1百万円と前期に比べ4千2百万円の減収となりました。 (営業利益) 当連結会計年度においては、価格改定などの改善努力や統合による効果も創出された結果、15億9百万円の営業利益となり、前期に比べ13億3千2百万円の増益となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は4億6千6百万円と前期に比べ9千1百万円増加し、営業外費用は1億7千8百万円と前期に比べ2千9百万円増加したことにより、経常利益は17億9千7百万円と前期に比べ13億9千4百万円の増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 昨年計上した株式取得に伴う負ののれん発生益等の影響もあり、税金等調整前当期純利益は14億9千3百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は11億5千9百万円となり、前期に比べ38億6千7百万円の減益となりました。 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度の総資産は454億9千3百万円となり、前期末の444億6百万円に比べ10億8千7百万円の増加となりました。 資産のうち流動資産は246億7千1百万円と前期末の252億5百万円に比べ5億3千3百万円の減少となりました。この主な要因は、現金及び預金が20億6千8百万円増加し、受取手形及び売掛金が22億4千3百万円減少したことなどによるものです。固定資産は208億2千2百万円と前期末の192億1百万円に比べ16億2千1百万円の増加となりました。この主な要因は投資有価証券が16億2百万円、退職給付に係る資産が4億8千1百万円それぞれ増加したことなどによるものです。 (負債の部) 負債合計は212億6千3百万円と前期末の228億2千5百万円に比べ15億6千1百万円の減少となりました。主な内訳としては、流動負債において、短期借入金が11億2千1百万円減少したことなどによるものです。固定負債においては長期借入金が3億8千7百万円減少し、繰延税金負債が4億2千5百万円増加しております。 (純資産の部) 純資産は242億2千9百万円と前期末の215億8千1百万円に比べ26億4千8百万円の増加となりました。この主な要因は利益剰余金が10億2百万円、その他有価証券評価差額金が9億9千6百万円それぞれ増加したことなどによるものです。 キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす要因として、当社グループを取り巻く事業環境が、主要ユーザーの生産拠点の海外シフトに伴う国内需要の伸び悩みや、原油価格の高騰による原材料価格の上昇等を背景に価格競争の激化等により、厳しい状況が続くものと予想される事などがあります。このほか、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性のあるリスクにつきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入のほか、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は51億5千3百万円となっております。 また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は59億9百万円となっております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。 中期経営計画の基本方針及び目標とする経営指標は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。 また、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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