本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ダイキアクシス

Daiki Axis Co.,Ltd4245 · Standard · 化学

水処理と再生可能エネルギーで環境課題に取り組む。浄化槽や排水処理システムでアジアにも展開。

概要

ダイキアクシスは2005年7月に愛媛県松山市で設立された化学メーカー(化学セクター上場)だが、実際の事業は環境機器(浄化槽・排水処理)、住宅機器、再生可能エネルギーの3本柱で構成される。2013年12月に東京証券取引所第二部に上場、2014年12月に第一部指定。2025年12月期の連結売上高は483億21百万円、従業員数は1088人。国内外に18の連結子会社を持ち、アジアを中心にグローバル展開を進める。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

ダイキアクシスの事業は、環境機器関連、住宅機器関連、再生可能エネルギー関連の3セグメントに分かれる。環境機器関連では、浄化槽や産業排水処理システムの開発・製造・施工・販売・維持管理を一気通貫で手掛ける。住宅機器関連は、建設業者やホームセンター向けにキッチン・ユニットバスなどの住宅設備の卸販売と建築・設備工事が中心。再生可能エネルギー関連では、太陽光発電(FITおよびPPA)、風力発電、廃食用油由来のバイオディーゼル燃料(BDF)製造などを展開する。2023年の創業65周年を機に、企業理念を「世界の環境課題を技術とアイデアで解決する」と定めた。

国内外に18社の連結子会社を持つグループ体制

当社グループは、当社を含め国内10社、国外8社の連結子会社で構成される。国外子会社は中国(大連大器環保工程有限公司)、インドネシア(PT.DAIKI AXIS INDONESIA)、シンガポール(DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.)などに所在し、シンガポール法人が海外統括を担う。国内では、排水処理機器の製造・施工を手掛ける株式会社ダイテク、ビル管理の株式会社トーブ(旧東武産業)などが主要子会社。非連結子会社3社と関連会社1社(中国)も保有する。グループ全体の従業員数は1088人(連結)である。

堅実な成長を続ける売上高と収益構造

売上高は2012年12月期の272億円から2025年12月期の483億21百万円へと拡大し、年平均成長率は約5.5%である。営業利益は2024年12月期10億48百万円から2025年12月期12億72百万円へ増加、純利益は3億52百万円から4億61百万円となった。一方、海外子会社の先行投資や税負担の影響で利益率は低く、自己資本当期純利益率(ROE)は2024年度3.7%。中期経営計画(2025-2027)では2027年度に売上高530億円、ROE9.6%を目標とし、資本効率の向上を重視する。

業界の中での役割は水処理機器メーカーであり、太陽光発電や風力発電などのエネルギー事業も展開。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
483億円
営業利益
13億円
営業利益率
2.7%
純利益
5億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01環境機器主力

生活排水処理用の浄化槽と産業排水処理用の排水処理システムを自社で開発・製造・施工・販売・維持管理する一気通貫体制。日本国内だけでなくアジア地域にも販売代理店網を構築し、現地生産にも対応。

主な製品・サービス3
浄化槽
生活排水を浄化処理するための設備。合成樹脂製・コンクリート製など多用途に対応。
排水処理システム
産業排水を処理するためのシステム。各処理水質に応じた最適な設備を提供。
地下水飲料化システム
地下水を飲料水として利用するためのシステム。エスコ契約方式で提供。

02住宅機器準主力

住宅設備・建築資材の卸販売と建築・設備工事を展開。キッチン、ユニットバス、トイレなどを建設関連業者やホームセンターに供給。M&Aで空調設備工事なども拡大。

主要顧客ゼネコン、地場建築業者、ハウスメーカー、ホームセンター

主な製品・サービス3
住宅設備・建築資材
キッチン、ユニットバス、トイレなどの住宅設備機器を卸売。
建築・設備工事
タイル外壁工事、農業温室、空調設備工事、冷凍冷蔵設備工事などを施工。
木構造事業
中大規模施設向けに木構造の提案、設計、部材製造、建て方支援を提供。

03再生可能エネルギー準主力

太陽光発電、風力発電、バイオディーゼル燃料、水熱処理などの事業を展開。FIT制度を利用した発電に加え、Non-FITやPPA事業にも参入し、グリーンデータセンター事業も開始。

主な製品・サービス4
太陽光発電事業
DCMグループの店舗屋根などに発電設備を設置し、FITやPPAで電力を供給。
風力発電事業
水平軸方式の発電機を用いたFIT事業。北日本を中心に展開予定。
バイオディーゼル燃料
廃食用油を原料としたBDFの製造・販売。軽油代替燃料として提供。
水熱処理システム
高温高圧水で有機物を処理するシステム。廃棄物を有効活用し、有害物質を発生させない。

04その他副次

家庭用飲料水事業とベンチャーキャピタル事業を展開。家庭用飲料水ではウォーターサーバーを提供し、VC事業では関連企業への投資を行う。

主な製品・サービス1
アクシスウォーター
全自動型ウォーターサーバー。水道水を直接浄化して提供。

製品と技術

生活排水と産業排水を処理する浄化槽・排水処理システム

環境機器関連事業の中核製品は、生活排水を浄化する浄化槽と、産業排水を処理する排水処理システムである。当社は自社で開発・製造・施工・販売・維持管理を一気通貫で行い、合成樹脂製やコンクリート製など多様な製品ラインをそろえる。維持管理では24時間監視体制を敷き、他社製品も含め長期的な顧客接点を持つ。このストックビジネスが安定収益の基盤となっている。海外ではアジア地域に販売代理店網を構築し、現地政府と連携した水質基準づくりにも関与する。

地下水を飲料水に変える地下水飲料化システム

2006年11月に開始した地下水飲料化事業は、地下水を浄化して飲料用として供給するシステムである。主な取引形態はエスコ契約方式で、設備費用と運転費用を当社が負担し、顧客は水使用量に応じた月額料金を支払う。契約期間は10年間で、償却後の収益が利益基盤強化に寄与する。また、プラント販売とメンテナンス契約方式も行う。2024年には宅配水事業者のナックと協業し、全自動型ウォーターサーバー「アクシスウォーター」の販売を中国・四国地域で開始した。

太陽光・風力・BDFに広がる再生可能エネルギー事業

再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電、風力発電、バイオディーゼル燃料(BDF)の製造販売を展開する。太陽光発電はDCMグループの店舗屋根を活用したFIT事業に加え、PPAモデルやグリーンデータセンター事業にも参入。風力発電は水平軸方式で北日本を中心にサイトを拡大中。BDF事業では自社ブランド「D・OiL」を製造し、軽油に5%混合したB5軽油を供給する。また、高温高圧水で有機物を処理する水熱処理事業の開発も進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

環境関連機器で存在感、化学系だが収益改善途上

水処理や環境関連機器を手掛ける中堅企業で、化学セクターに分類されるが事業内容は多岐にわたる。同業他社の東洋紡やクラレのような素材大手と比べ規模は小さいながら、環境分野でのニッチなポジションを築いている。売上高は増加傾向にあり、2025年12月期には営業利益率が2.69%まで改善したものの、依然として低収益体質にある。成長分野への投資や高付加価値製品の開発が今後の課題であり、競合他社との差別化が図れるかが焦点となる。

強み

  • 水処理など環境関連機器に強みを持ち、社会課題解決に貢献している。
  • 直近期で売上高が順調に拡大しており、事業基盤を強化している。
  • 化学系企業でありながら、機器販売やサービスなど幅広く事業を展開。
  • 営業利益率が前期比で改善しており、収益性向上の兆しが見える。

課題

  • 営業利益率が3%未満と低く、コスト管理や価格転嫁が課題。
  • 環境関連市場には多くの参入企業があり、競争が激しくなっている。
  • 大手素材メーカーと比べ規模が小さく、研究開発投資に制約がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がダイキアクシス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14248竹本容器111億円12.4倍
24237フジプレアム107億円
34222児玉化学工業105億円0.4倍
44629大伸化学101億円11.3倍
54960ケミプロ化成101億円33.1倍
64245ダイキアクシス98億円11.3倍
74224ロンシール工業98億円9.6倍
84100戸田工業95億円
94406新日本理化95億円15.9倍
104119日本ピグメントホールディングス94億円8.1倍
114040南海化学92億円2.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

ダイキ株式会社から分割・独立して設立された2005年

2005年7月、愛媛県松山市に資本金30百万円で当社が設立された。同年10月、親会社のダイキ株式会社(現DCM株式会社)から環境機器関連、住宅機器関連、BDF関連の3事業を分割承継。同時に、ダイキの子会社7社(株式会社ダイテク、株式会社環境分析センター、川内ダイキ、津島ダイキ、信州ダイキ、福島ダイキ、大連大器環保設備有限公司)も承継した。11月にはダイキが全株式を大亀裕ほかに譲渡し、経営が独立した。

製造子会社4社を吸収合併した2006年

2006年7月、川内ダイキ、津島ダイキ、信州ダイキ、福島ダイキの4製造子会社を吸収合併し、それぞれ松山工場、津島工場、信州工場、福島工場とした。これにより製造機能を直接掌握し、生産効率の向上を図った。同年11月には地下水を飲料水に浄化する「地下水飲料化システム」事業を開始。また、2006年6月には大連大器環保設備有限公司を100%子会社化し、中国市場への足がかりを築いた。

M&Aによる事業拡大と新規事業への参入(2007~2010年)

2007年11月、東武産業株式会社(名古屋市、現株式会社トーブ)の全株式を取得し子会社化。2008年6月には東武設備管理株式会社も子会社化し、ビル管理事業を強化した。2009年6月、ボトルウォーターの製造・宅配を行う家庭用飲料水事業を開始。2010年1月には岐阜県の浄化槽メーカー大栄産業と業務提携を結び、環境機器事業の拡大を図った。これらの動きにより、事業ポートフォリオが多様化した。

インドネシア進出と株式上場を果たした2013年

2011年12月にレックインダストリーズ株式会社(東京都)の株式50.1%を取得、2012年4月には株式会社シルフィード(東京都、現ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)を子会社化し、再生可能エネルギー事業を強化した。2013年10月、インドネシアの水処理会社PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERA(現PT.DAIKI AXIS INDONESIA)を子会社化。同年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。

シンガポールに統括会社を設立した2016年

2014年12月には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定された。2016年8月、海外子会社の統括を目的としてDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.をシンガポールに設立。同年12月、当社が保有するインドネシア子会社の株式をシンガポール法人に現物出資し、増資を行った。これによりアジア事業の管理体制を強化した。2017年1月には株式会社トーセツをトーブに吸収合併し、グループ再編を進めた。

さらなるM&Aと新たな中期計画(2018年以降)

2018年1月、フジムラインベント株式会社(名古屋市)を完全子会社化。その持分法適用会社である北京潔神福吉環保科技有限公司を関連会社とした。2024年1月には代表取締役社長に大亀裕貴が就任し、新経営体制がスタート。2025年3月、中期経営計画(2025-2027)を策定し、ROICを経営の重要指標に据えた。売上高530億円、ROE9.6%を目標に掲げ、再生可能エネルギー事業と海外成長に注力する方針を示した。

年表22件を開く

2000年代

  • 2005年7月創業愛媛県松山市に資本金30百万円をもって当社を設立する。
  • 2005年10月環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びBDF関連事業をダイキ株式会社(現、DCM株式会社)から分割承継する。ダイキ株式会社の子会社7社(株式会社ダイテク(現、連結子会社)、株式会社環境分析センター(現、連結子会社)、川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社、福島ダイキ株式会社及び大連大器環保設備有限公司(中国)(現、大器環保工程(大連)有限公司)(現、連結子会社))を当社による分割承継により譲り受ける。
  • 2005年11月ダイキ株式会社が当社全株式を大亀裕ほかに譲渡する。
  • 2006年6月大連大器環保設備有限公司を100%出資の子会社とする。
  • 2006年7月M&A製造子会社(川内ダイキ株式会社、津島ダイキ株式会社、信州ダイキ株式会社及び福島ダイキ株式会社)4社を吸収合併し、松山工場、津島工場、信州工場及び福島工場とする。
  • 2006年11月地下水を飲料水に浄化する事業(地下水飲料化システム)を開始する。
  • 2007年11月東武産業株式会社(名古屋市)(現、株式会社トーブ)(現、連結子会社)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。
  • 2008年6月東武設備管理株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を譲り受けて子会社とする。
  • 2009年6月ボトルウォーターを製造・宅配する新規事業(家庭用飲料水事業)を開始する。

2010年代

  • 2010年1月大栄産業株式会社と環境機器関連事業に関して、業務提携契約を締結する。
  • 2011年12月レックインダストリーズ株式会社(東京都)の発行済株式50.1%を取得し、同社を子会社とする。
  • 2012年4月株式会社シルフィード(東京都)(現、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー)(現、連結子会社)の発行済株式50.0%を取得して子会社とする。
  • 2012年10月M&A株式会社シルフィードの発行済株式を追加取得し、完全子会社とする。
  • 2013年10月PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERA(インドネシア)(現、PT.DAIKI AXIS INDONESIA)(現、連結子会社)の発行済株式100%(うち、当社99.0%、株式会社ダイテク1.0%)を譲り受けて子会社とする。
  • 2013年10月PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.9%、株式会社ダイテク0.1%とする。
  • 2013年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2014年4月PT.BESTINDO AQUATEK SEJAHTERAを増資し、出資比率を当社99.99%、株式会社ダイテク0.01%とする。
  • 2014年12月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2016年8月海外子会社の統括を目的とし、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)を設立する。
  • 2016年12月当社が保有するPT.DAIKI AXIS INDONESIAの株式をDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.に現物出資するとともにDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.を増資する。
  • 2017年1月M&A株式会社トーセツを株式会社トーブに吸収合併する。
  • 2018年1月フジムラインベント株式会社(名古屋市)の発行済株式100%を取得し子会社とする。また、同社の持分法適用会社である北京潔神福吉環保科技有限公司(中国)を持分法適用の関連会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで530億円
  • 営業利益2027年度まで14億50百万円
  • 経常利益2027年度まで15億50百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年度まで11億円
  • 自己資本当期純利益率(ROE)2027年度まで9.6%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    環境機器のストックビジネス化推進

    環境機器関連事業で保守メンテナンスの拡大によるストックビジネス化を進め、安定した利益成長を図る。

  2. 02

    住宅機器の取引深化と収益性向上

    住宅機器関連事業で既存顧客ネットワークを活用し、取引の深化と利益率の拡大を目指す。

  3. 03

    海外市場の開拓と生産基盤強化

    インド、インドネシア、スリランカ、バングラデシュを中心に市場開拓と生産基盤を強化し、現地パートナーとの協業や代理店ネットワークを活用して市場浸透を図る。

  4. 04

    再生可能エネルギー事業の拡大

    太陽光PPAモデル、小形風力、バイオディーゼル燃料などの持続可能エネルギーソリューションを提供し、グリーンデータセンター事業の拡大を通じて新たな収益基盤を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,088人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は596万円で、9期前と比べて+26.6%平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は13.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月671
2017年12月715
2018年12月747
2019年12月47142.414.1810
2020年12月49042.814.1794
2021年12月49642.414.1868
2022年12月53742.414.0923
2023年12月54643.814.31,052
2024年12月58142.814.21,07393
2025年12月59642.813.91,088119

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率53.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 12 / 海外 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
再生可能エネルギー 関連事業7,067百万円
環境機器関連事業929百万円
地下水飲料化事業部門543百万円
環境機器関連事業
配送センター — 愛媛県松山市419百万円
環境機器関連事業 住宅機器関連事業 その他の事業
津島工場 — 愛媛県宇和島市302百万円
環境機器関連事業
松山工場 — 愛媛県東温市293百万円
環境機器関連事業 その他の事業
信州工場 — 長野県佐久市217百万円
環境機器関連事業
東予営業所 — 愛媛県西条市103百万円
住宅機器関連事業
高知支店 — 高知県高知市87百万円
環境機器関連事業 住宅機器関連事業
福島工場 — 福島県福島市82百万円
環境機器関連事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社トーブ
    名古屋市西区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ダイテク
    愛媛県松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社環境分析センター
    愛媛県松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社冨士原冷機
    愛媛県松山市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アルミ工房萩尾
    愛媛県新居浜市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アドアシステム
    広島市東区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Daiki Axis Venture Partners
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合
    東京都中央区
    議決権99.9%
  • 国内
    DAVPベンチャーTF for SUSTECH投資事業有限責任組合
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    大器環保工程(大連)有限公司
    中国
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.DAIKI AXIS INDONESIA
    インドネシア
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.シンガポール100%
  • DAIKI AXIS INDIA PVT.LTD.インド100%
  • CRYSTAL CLEAR CONTRACTOR PTE.LTD.シンガポール100%
  • DAIKI AXIS ENVIRONMENT(PVT)LTD.スリランカ100%
  • DAIKI AXIS ENVIRONMENT PVT.LTD.インド100%
  • DAIKI AXIS BANGLADESH LTD.バングラデシュ100%
  • 凌志大器浄化槽江蘇有限公司中国49%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    関税中央分析所廃水処理装置修繕工事
    財務省 · 2020-12-25
    1,630万円
  • 調達
    関税中央分析所廃水処理装置修繕工事
    財務省 · 2021-08-24
    1,540万円
  • 調達
    バイオジェット燃料生産技術開発事業一貫製造プロセスに関するパイロットスケール試験二機能触媒によるバイオ由来植物油脂からのバイオジェット燃料製造技術の事業性評価 (FS)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-12-05
    440万円
  • 調達
    平成29年度瀬戸内海国立公園東予集団施設地区内浄化槽中空糸膜交換業務
    環境省 · 2017-07-19
    358万円
  • 調達
    令和8年度東予集団施設地区園地合併浄化槽維持管理業務
    環境省 · 2026-02-24
    325万円
  • 調達
    海南合同宿舎合併浄化槽膜等交換工事
    財務省 · 2022-10-31
    300万円
  • 調達
    令和7年度東予集団施設地区園地合併浄化槽維持管理業務【再度公告】
    環境省 · 2025-03-12
    290万円
  • 調達
    平成28年度瀬戸内海国立公園東予集団施設地区園地合併浄化槽維持管理業務
    環境省 · 2016-03-17
    265万円
  • 調達
    令和5年度瀬戸内海国立公園東予集団施設地区園地合併浄化槽維持管理業務【再度公告】
    環境省 · 2023-03-28
    265万円
  • 調達
    平成29年度瀬戸内海国立公園東予集団施設地区園地合併浄化槽維持管理業務
    環境省 · 2017-03-07
    265万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は483億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.2%、利益が+30.0%。

売上高
+3.2%
483億円
営業利益
+30.0%
13億円
純利益
+25.0%
5億円
営業利益率
2.7%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高500億円483億円
営業利益15億円13億円
純利益5億円5億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は256億円、営業利益は11億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+8.9%、営業利益は+120.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q10821.91
2023年2Q10311.0−1
2023年3Q10111.00
2023年4Q1152
2024年1Q12054.23
2024年2Q10610.90
2024年4Q24241.71
2025年2Q23552.12
2025年4Q24883.23
2026年2Q256114.36

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は272億円から483億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は2.7%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社シルフィードの発行済株式を追加取得し、完全子会社とする。
2012年12月27262
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2013年12月30874
2014年12月31597
2015年12月324113
海外子会社の統括を目的とし、DAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)(現、連結子会社)を設立する。
2016年12月328116
株式会社トーセツを株式会社トーブに吸収合併する。
2017年12月336137
2018年12月362119
2019年12月357128
2020年12月346125
2021年12月378136
2022年12月395126
2023年12月42782
2024年12月46810112.14
2025年12月48313132.75

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高483億円のうち、営業利益として残るのは13億円2.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.8%376億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.5%94億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.7%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.6pt
2.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.4pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.1pt
4.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが19億円、投資CFが−29億円で、差し引きのフリーCFは−10億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は76億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−2−24−424
2013年12月4−28236
2014年12月7−10−1−332
2015年12月14−8−4633
2016年12月6−1−5533
2017年12月19−1−61845
2018年12月−1−1430−1560
2019年12月24−2816−471
2020年12月22−10−41279
2021年12月5−15−7−1063
2022年12月13−158−271
2023年12月13−246−1167
2024年12月32−2021280
2025年12月19−295−1076

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は380億円。このうち返さなくてよい自己資本が96億円で、自己資本比率は25.3%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1613812323.7
2013年12月1885213627.5
2014年12月1915613529.1
2015年12月1945713729.6
2016年12月2006213830.9
2017年12月2166814831.6
2018年12月2706720324.8
2019年12月2999220723.9
2020年12月2787620227.5
2021年12月3238823527.4
2022年12月3199522429.8
2023年12月3419524628.0
2024年12月3689527425.7
2025年12月3809628425.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
79億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
46億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
6億円
在庫として抱えている分
負債合計
284億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
52
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中61位あたり、逆に低いのは自己資本比率203社中199位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.8%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.7%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.3%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.2%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥715で、1年前と比べて+9.7%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥715-1.7%1ヶ月+6.2%1年+9.7%時価総額98億円
過去52週の値幅
安値¥645高値¥774

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)17.6倍
PBR0.92倍
配当利回り3.36%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月下旬の653〜669円から緩やかな上昇トレンドに転じ、7月6日に684円まで上昇。その後は675〜683円の狭いレンジで推移し、8月5日には683円で終了。25日移動平均線(675.48円)を約1.1%上回り、75日線(668.5円)や200日線(678.1円)も超えて推移。52週高値774円、安値645円の中間付近に位置。出来高は全体的に低調で、7月30日には3,200株まで減少するも、8月5日には14,400株と増加。週足では底堅い動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは19.9倍と業界平均の18.29倍をやや上回るが、PBRが0.90倍と1倍を下回り、業界平均の1.46倍を大きく下回る。配当利回りは3.51%と業界平均の2.69%を上回り、ROEは4.8%と低水準。利益は増加傾向にあり、純資産に対して株価が割安で、配当も高いが、ROEが低く資本効率が改善余地。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍17.8倍
PER (予想)17.6倍
PBR0.92倍1.41倍
ROE4.8%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

水処理は社会インフラとして需要が底堅い一方、同社は競合の多いコモディティ領域で価格競争に晒されやすい。強気派は、上下水道の老朽化更新需要と環境規制強化を追い風に、フィルター・膜など消耗品のリピート収入が安定成長の原資になるとみる。弱気派は、営業利益率が2%前後と低く、原材料高や人件費上昇を価格転嫁できなければ利益が圧迫されると指摘する。また、時価総額93億円に対し売上高400億円超と売上規模の割に評価が低く、成長性への疑念がある。どちらが正しいかは、収益性改善のスピードと自治体予算の動向が焦点。

プラスに働く材料7
  • 安定需要と更新需要

    上下水道の老朽化更新投資は今後も継続し、水処理薬品の需要は底堅い。

  • ストック型収益

    設置後の薬品・消耗品の継続販売とメンテナンス契約が安定的な収益基盤。

  • 環境規制の追い風

    排水基準の厳格化で高度処理ニーズが高まり、膜ろ過などの需要拡大が期待。

  • 売上高が483億円と3期連続で増収通年影響

    売上高は427億円、468億円、483億円と増加。2025年は前期比3.2%増

  • 営業利益が前期比30%増の13億円通年影響

    営業利益は10億円から13億円へ増加。営業利益率も2.14%から2.69%に改善

  • PBR0.90倍と解散価値割れ、下値不安が小さい継続影響

    時価総額93億円に対し純資産約103億円。PBR0.90倍で資産価値が下支え

  • 配当利回り3.51%と高い株主還元継続影響

    配当利回り3.51%。株価683円で利回りが高く、下値での買い需要が見込まれる

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率2%台と薄利で、コスト上昇を吸収できる価格決定力に欠ける。

  • 競争激化

    国内外の大手水処理企業や新興との競合で値引き圧力が強い。

  • 成長鈍化懸念

    売上高は増加するが利益がほぼ横ばいで、規模ほどの稼ぐ力がない。

  • 営業利益率2.69%と低収益構造継続影響

    売上高483億円に対し営業利益13億円。利益率2%台で収益力が弱い

  • ROE4.8%と資本効率が低くPBR1倍割れ継続影響

    ROE4.8%と株主資本コストを下回り、PBR0.90倍の要因。改善には時間

  • 純利益5億円と規模が小さく増配余地が乏しい通年影響

    純利益は5億円。配当利回り3.51%を維持するのが精一杯で増配期待は薄い

  • 外国人所有率0.6%で需給面の材料が少ない継続影響

    外国人所有率0.60%。海外資金の流入が少なく、出来高増加は見込みにくい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の度合いを示す。値上げとコスト削減の効果を確認する。
水処理製品売上高
主力セグメントの成長性を測る。環境規制と更新需要の取り込み度合い。
自治体向け受注残
今後の収益の先行指標。公共工事の納期と予算の影響を見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.36%。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
3.36%
いまの株価に対して
配当性向
63.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1554.4
2017年12月30100.048.9
2018年12月24−20.027.7
2019年12月240.044.4
2020年12月240.046.6
2021年12月240.051.4
2022年12月240.034.6
2023年12月3025.0127.4
2024年12月24−20.0100.3
2025年12月240.063.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,633人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他41.643.948.248.350.453.1
事業法人35.633.533.733.633.533.6
金融機関20.619.817.817.415.612.6
外国法人0.91.30.20.30.20.6
証券会社1.21.30.10.40.30.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社YOUプラニング30.28
02株式会社愛媛銀行4.15
03株式会社伊予銀行4.15
04大善 彰総2.98
05大善 磨世子2.97
06株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.95
07ダイキアクシス従業員持株会2.43
08三甲株式会社0.99
09日本生命保険相互会社0.91
10大亀 裕0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−60%、1株純資産は14期で−52%。直近期のROEは4.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月871,5295.912.5
2013年12月808349.08.316.5
2014年12月12091913.710.433.2
2015年12月559505.917.751.9
2016年12月5451210.910.454.4
2017年12月6256911.427.948.9
2018年12月7256012.712.927.7
2019年12月6559511.314.844.4
2020年12月406156.529.346.6
2021年12月476667.417.951.4
2022年12月437166.315.634.6
2023年12月157152.246.5127.4
2024年12月267143.726.2100.3
2025年12月357264.819.563.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額364百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大亀裕代表取締役会長CEO66116,800
大亀裕貴代表取締役社長 CEO CIO CGO 海外事業統括本部長348,000
堀淵昭洋取締役副会長CFO (財務戦略・再エネセグメント・その他事業担当)6737,200
髙岡慎也常務取締役 環境機器事業統括本部長618,900
本田和博常務取締役CCO 経営管理本部長565,000
松本浩二常務取締役 住宅機器事業統括本部長6222,800
山下崇文取締役69
奥田早希子取締役56
樋口志朗取締役68
目細実取締役62
三好年久取締役(常勤監査等委員)64
髙橋祥子取締役(監査等委員)47
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
宇佐美孝取締役(監査等委員)66

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)72319032146
社外取締役743436

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,255字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社ダイキアクシス(当社)、連結子会社18社(国内10社、国外8社)及び非連結子会社3社(国内1社、国外2社)並びに関連会社1社(国外1社)により構成されており、環境機器関連事業、住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業を主な事業として取組んでおります。 なお、各セグメントにおける主要な関係会社の名称等は「4 関係会社の状況」に記載のとおりであります。 (環境機器関連事業) ■生活排水処理(浄化槽)・産業排水処理(排水処理システム) 生活排水を浄化処理するための「浄化槽」及び産業排水を処理するための「排水処理システム」が当事業における主力製品であります。当社は自社で開発・製造・施工・販売・維持管理を一気通貫で行う体制を整えていることに強みをもっております。求められるニーズに応じて、合成樹脂製・コンクリート製など、多岐用途に対応可能で各処理水質に応じた最適な排水処理設備を提供いたします。 また、日本市場だけでなくアジア地域を中心としたグローバル事業も展開しており、各国に販売代理店網を構築し、事業拡大を進めております。当社が日本において培ってきた政府とのルール作り等の知見を元に、グローバルにおいても水質基準を初めとしたルール作りを現地政府と連携して行い、需要の高い地域では現地生産に切り替えることで機動的に受注拡大に繋げております。 浄化槽や排水処理設備のメンテナンスについては、当社グループで販売・施工を行った施設のほか、他社製の施設等においても維持管理を行っており、24時間監視体制やスポット対応など顧客のニーズに合わせた体制を整え、専属部門が対応にあたっております。また、長期的に顧客と接点を持つことによる大規模修繕・施設更新の提案、維持管理を通じて得た情報を次期製品の開発及び営業活動につなげるなど、事業全体を通じた各種水処理に係るトータルサービスを提供しております。 ■地下水飲料化事業 その他、地下水を飲料用として利用する地下水飲料化システムを取扱っております。この事業では、設備費用・運転費用を全て当社が調達し、月々のシステム使用料金を水の使用量に応じて契約先にご負担いただくエスコ契約※方式での取引に加え、プラントを販売し、引き渡し後のメンテナンス契約を締結する方式での取引も行っております。 ※エスコ契約:設備費用・運転費用を全て当社が調達し、水の使用量に応じて月々のシステム使用料金を契約先にご負担いただく契約です。本モデルにおける施設の償却は、主に契約期間である10年間の定額法にて実施しております。10年経過後もエスコ契約が継続する場合は当社の償却費負担が大幅に減少することとなり、利益基盤の強化に大きく寄与いたします。 ■建物総合管理事業 店舗・ビル・マンション等において、建物清掃、空気環境測定、害虫駆除、設備点検、貯水槽清掃・プール保守管理、消防設備点検等、正常な状態を維持するための保守点検・修繕などを行っております。定期的な点検だけでなく各施設の実態にあった適切な修繕計画提案を行っています。 (住宅機器関連事業) ■住設販売・流通事業 本事業が当社グループの祖業であり、建設関連業者(ゼネコン・地場建築業者・ハウスメーカー等)やホームセンター等へのキッチン・ユニットバス・トイレ等を中心とした住宅設備・建築資材の卸販売を行っております。 ■建築・設備工事業 資材の販売だけでなく、施工を伴う事業も行っており、タイルなどの外壁工事や農業温室を取り扱うとともに、近年ではM&Aによって空調設備工事や冷凍冷蔵設備工事なども展開を始めており、そのシナジーが大きく出ております。 また、従来は商材の販売のみであった「木構造事業※」における新たな取組みとして、メーカーとして地域産材利活用方法の提案・構造設計・部材製造・販売・建て方支援など、幅広い業務を請負う形での事業を展開しております。 ※木構造事業:鉄骨造、RC造に対し、柱や梁などメインフレーム(構造体)が木材でできているものを木造あるいは「木構造」と呼び、中大規模施設など様々な非住宅の建築物に対し、耐震・耐火に優れた木構造を提案する事業です。従来は鉄骨・RC造で建てられていた建物に地域の木材を利用することができ、地場産材の活用事例としても注目されています。また、サステイナビリティの面では、樹木が吸収した二酸化炭素を固定化することができ、カーボンニュートラルの実現にも貢献します。 (再生可能エネルギー関連事業) ■太陽光発電事業 ホームセンター事業を展開するDCMグループが保有する全国の既存店舗屋根に発電設備を設置することで森林伐採等の環境への影響がより少ない形での発電を実施し、固定価格買取制度(FIT※)を利用した事業を展開しております。また、持続可能な事業運営を行うことを目的としてFIT制度を活用しないNon-FIT事業の強化を模索しており、施工能力を有する企業を子会社化し、当社グループが保有する発電施設から大口の電力事業者へ電力を供給するPPA※事業にも参入し、取組を強化しております。また、データセンターの需要が近年高まってきていることからグリーンデータセンター事業にも参入いたしました。 ※FIT:当社グループが自己資金で太陽光発電所を開設し、再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務付けるものです。 ※PPA:当社グループが自己資金で太陽光発電所を開設し、再生可能エネルギー源の電気を購入したい電力需要家との間で電力購入契約を結び、発電した電気を供給する仕組みです。 ■風力発電事業 水平軸方式の発電機を用いた固定価格買取制度(FIT)を利用した事業を展開しております。今後、風質の良い北日本を中心として全国にサイトを展開します。 ■バイオディーゼル燃料事業 軽油の代替燃料として廃食用油を原料としたBDF(バイオディーゼル燃料)の製造・販売及び製造施設の施工を行っております。これまでは西日本エリアで事業展開しておりましたが、環境意識の高まりもあり、より需要の大きい関東地方に事業所及び製造プラントを建設し、BDFや「B5軽油※」の拡販を進めております。 ※B5軽油:当社グループでは、使用済み食用油を精製した自社ブランドのバイオディーゼル燃料「D・OiL」を製造・販売しております。「B5軽油」は軽油にD・OiLを5%混合したものであり、国の定める軽油の強制規格(法律に基づいて守ることが義務付けられている規格)を満たしており、軽油と同様に安全かつ安心して使用可能です。 ■水熱処理事業 高温高圧状態の水で有機物を処理することによって、廃棄物等を有効活用することのできる処理方法により、環境問題への解決に貢献できるシステムの開発を進めています。燃焼を伴わないことからNOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)、ダイオキシン等の有害物質が処理時に発生しません。 (その他の事業) ■家庭用飲料水事業 「水」に特化した住環境サービスとしてご家庭に安心かつ安全な飲料水を提供する家庭用飲料水事業を展開しております。2024年より水道から直接水を供給するタイプの全自動型ウォーターサーバーとして、当社が企画し、宅配水事業などを営む株式会社ナックとともに開発した「アクシスウォーター」の取扱いを中国・四国地域で開始しております。将来的には関西・関東エリアへの拡大も視野に入れて事業を行っております。 ■ベンチャーキャピタル事業 当社グループの事業テーマと親和性があり新しい価値を創造する可能性のある企業や、「地域」「若者」をサポートする企業への投資及び投資先企業の成長をサポートする事業を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,075字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、2023年の創業65周年を機に、理念体系を整理いたしました。 従来のコーポレートスローガンであった「PROTECT×CHANGE」を企業精神(スピリット)とすることで、「守るべきものは守り、変えるべきものは変える。」という企業姿勢をグループ全役職員が体現し、変化し続ける事業環境に対して柔軟に対応し、企業価値を高めてまいります。 そして、創業時代からの社訓を新規にグループインした企業や海外従業員にも分かりやすく伝えられるように行動指針として表現しております。 これらに沿って当社グループの社会に対する存在意義(パーパス)である「世界の環境課題を技術とアイデアで解決し、世界の人々の生活を支える」を実践することで、企業使命(ミッション)である「環境を守る。未来を変える。」をグループ一丸となって達成してまいります。 なお、企業理念の体系図は以下の通りとなります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは2025年3月に、2027年度を最終年度とする新たな中期経営計画を策定いたしました。 設定した数値目標は以下のとおりであります。 2024年度実績   2027年度計画   CAGR(年平均成長率) 売上高   468億18百万円   530億円       4.2% 営業利益   10億48百万円   14億50百万円       11.4% 経常利益   11億41百万円   15億50百万円       10.7% 親会社株主に帰属する当期純利益   3億52百万円   11億円       46.2% 自己資本当期純利益率(ROE)   3.7%   9.6%       - 投下資本利益率(ROIC)   2.8%   6.0%       - なお、詳細につきましては、2025年3月11日に公表いたしました「中期経営計画(2025-2027)」をご参照下さい。 URL:    https://www.daiki-axis.com/official/wp-content/uploads/2025/03/Mid-term-Management-Plan2025-2027_WEB.pdf (3) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 今後の世界経済は、米国の通商政策をめぐる動向や中国の経済状況悪化、国際情勢の不安定化に依然留意が必要な状況であります。日本経済においても、少子高齢化の進行・人材不足による人件費の高騰や金利の上昇、住宅資材の高騰等による新設住宅着工戸数の減少が見込まれ、当社グループを取り巻く事業環境は引き続き厳しい状況が想定されます。一方で、環境保護や持続可能な開発への意識が国際的に高まり、新興国市場の需要も急速に拡大しております。 このような環境の中、当社は2024年1月より大亀裕貴が代表取締役社長に就任・新経営体制がスタートするとともに、2025年3月には新たな中期経営計画(2025-2027)(以下「新中計」)を策定いたしました。 新中計では、従来からの企業精神「PROTECT×CHANGE」(守るべきものは守り、変えるべきものは変える)を基盤としつつ、資本効率の向上を重視し、ROIC(投下資本利益率)を経営の重要指標としてまいります。限られた経営資源を最適に配分し、収益力と資本効率の両立を図ることで、変化に柔軟に対応しながら以下の重点施策を推進しております。 ① 国内事業の安定的な利益成長 a 環境機器関連事業ではストックビジネス化(保守メンテナンスの拡大)を推進し、安定した利益成長を図ります。 b 住宅機器関連事業では、既存顧客ネットワークを活用し、取引の深化と利益率の拡大を目指します。 ② 海外事業の成長エンジン化 a インド、インドネシア、スリランカ、バングラデシュを中心に、市場開拓と生産基盤を強化します。 b 現地パートナーとの協業や代理店ネットワークを活用し、さらなる市場浸透を図ります。 c 政府との連携を通じて現地規制の整備を推進し、当社製品の普及を促進します。 ③ 再生可能エネルギー事業の拡大 a 太陽光(PPAモデル)、小形風力、BDF(バイオディーゼル燃料)など、持続可能なエネルギーソリューションを提供します。 b GDC(グリーンデータセンター)事業の拡大を通じて新たな収益基盤を構築します。 当社グループは、持続的な成長と社会的責任の両立を図り、株主やお客様をはじめ、すべてのステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれる企業体であり続けることを目指しております。 また、グローバルな視点で社会課題の解決に取組み、事業を通じて国際社会への貢献を果たすとともに、企業価値のさらなる向上と持続可能な社会の実現に向けて全力を尽くしてまいります。
事業等のリスク5,768字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。これらリスクの発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありませんので、この点ご留意下さい。 (1) 新製品の開発について 環境機器関連事業が参入している市場は競争が激しい状況にあり、各企業は製品提供力に対して更なる競争を強いられ、常に新製品及び技術の開発が求められております。新製品の開発過程は複雑かつ不確かなものであり、業界の変化し続ける需要及び傾向を的確に予想することが困難であります。適切な製品の開発ができなかった場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合等について 当社グループが属する環境機器関連業界は、業界内での競争激化が進んでいることから、多様な顧客のニーズへの対応ができるように、絶え間のない技術革新及びコスト削減が求められます。当社グループでは事業活動における顧客との信頼関係をベースに技術革新、コスト削減に努めてまいりましたが、今後、急速に技術革新が行われたり、顧客のニーズが変化した場合又は業界内部での価格競争が激化する等の事態が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 海外事業展開について ①  社会情勢の変化について 当社グループは、仕入及び販売活動の一部を海外において実施しております。当社が事業展開を行う各国において、今後、予期しない法律又は規制・税制の変更、政治又は社会経済状況の変化、伝染病や大規模災害等の発生、テロ・戦争等の政情不安等により、原材料等の購入、生産及び製品の販売等に遅延や停止が生じる可能性があります。このような場合、当社グループの事業活動に支障が生じることにより、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②  為替レートの変動について 海外子会社の売上、費用、資産及び負債等の現地通貨建項目は、当社の連結財務諸表において円換算されております。これらの項目は現地通貨の価値が変わらなかったとしても、換算時の為替レートによって円換算後の価値が変動するため、為替レートの変動が当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) M&Aに関するリスクについて 当社グループは、中長期を見据えた継続的な成長のために、既存事業の拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aを選択肢の一つとしております。 M&Aの実施にあたりましては、対象企業の財務、法務、ビジネス面等について、外部専門家の助言を含めた詳細なデューデリジェンスに加え、当社グループとのシナジー効果等を考慮した将来価値の測定について十分な検討を実施することにより、各種リスクの低減に努めております。 しかしながら、当初想定したシナジー効果や事業拡大の効果が得られない場合やM&A対象会社の業績不振によりのれんに係る減損損失が発生する等、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 法的規制等について 当社グループは、日本国内のみならず事業展開する各国において様々な法的規制を受けており、日本国内においては「建設業法」「浄化槽法」「水質汚濁防止法」「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」「消防法」「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」等の各種法規制に服しております。本書提出日現在これら法的規制の違反はなく、法的規制の遵守に努めておりますが、将来、当社グループの事業に関連する新たな法的規制の成立又は既存の法的規制の改正・強化等が行われた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 製造物責任について 当社は、国際的に認知されている品質管理基準に従って製品を製造しておりますが、将来にわたって全ての製品に欠陥がなく製造物賠償責任請求及びリコール等に伴う費用が発生しないという保証はありません。当社の事業所で国際品質規格「ISO」の認定を受ける等、品質には慎重を期しておりますが、万一、当社の製品に不良があり、それが原因で事故等が発生した場合には、当社が製造物責任を問われ、結果として当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 特定の仕入先への依存について 当社が販売する衛生陶器、ユニットバス及びシステムキッチンをはじめとする住宅機器関連商材については設立当初より主にTOTO株式会社から仕入れており、住宅機器関連事業の商品及び材料の仕入総額に占める同社の比率は、当連結会計年度において23.1%(前連結会計年度は26.8%)となっております。 同社製品は、他社のそれと比較してもラインナップが豊富であり、品質的にも優れていることから、当社の販売戦略上将来的にも同社製品を取扱う予定であります。 しかしながら、今後何らかの要因により安定した供給が受けられなくなった場合等において、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 訴訟等のリスクについて 当社グループは、国内及び国外で様々な事業活動を行っており、事業活動を推進していく上で国内及び国外で訴えや損害賠償請求を受けたり、その他の係争の対象となることがあります。これらの訴訟・係争等が発生した場合、その動向及び結果によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害等による影響について (環境機器関連事業) 国内外に複数の製造拠点を有しており、地震等予測不能の自然災害が発生し、製造の継続が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (住宅機器関連事業) 売上の大部分は中国・四国エリアに集中しており、地震等予測不能の自然災害が発生し、中国・四国エリアの営業拠点や取引先が被災した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (再生可能エネルギー関連事業) 当社グループは国内外の幅広い地域に複数の運転中又は建設中の発電所を有しています。今後、地震等予測不能の自然災害が発生し、売電の継続が困難となった場合には、長期間にわたる操業の停止や発電所等の設備の大規模な修繕が必要となる等、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらの自然災害に対しては、発生した場合の迅速な初期対応や、業務を早期に復旧継続させることを目的とした事業継続計画を策定し、事業継続マネジメントに取り組んでおります。また、外的な環境の変化と内部の体制の変化に合わせて運用のしくみを継続的に強化するとともに、事業継続計画の見直し・改善案を整理するふりかえりを実施してブラッシュアップを図っております。 (10) 感染症等の影響について 当社グループは、新型コロナウイルス感染症等の重大な感染症の発生及び感染拡大による影響が長期化、深刻化した場合、市況の悪化や国内外サプライチェーンの停滞、当社グループ事業活動の停滞等、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 固定資産の減損に関するリスクについて 当社グループが保有する固定資産について、資産の収益性の低下等により投資額の回収が見込めなくなる場合があります。これに伴い「固定資産の減損に係る会計基準」に規定される減損損失を認識するに至った場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 金利変動のリスクについて 当社は、運転資金及び設備投資資金を金融機関からの借入金等により調達しております。今後総資産に対する有利子負債の比率が高い状態で金利が上昇した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、運転資金の効率的な調達を行うために取引先金融機関と当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しておりますが、財務制限条項が付されているものがあり、当社グループの業績が悪化した場合には、財務制限条項に抵触し、借入について期限の利益を喪失する場合があります。 なお、当連結会計年度末における資金調達枠の総額及び財務制限条項の内容については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結貸借対照表関係)」をご参照下さい。 (13) 株式等の保有について 当社グループが保有する株式等は、株式市況の動向などにより時価が変動するため、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) DCMグループとの関係について 当社は、2005年7月にダイキ株式会社(現、DCM株式会社)の全額出資子会社として設立された後、2005年10月にダイキ株式会社から環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びBDF(バイオディーゼル燃料)関連事業を分割承継し、事業を開始しました。その後、2005年11月に当社全株式は当社代表取締役会長である大亀裕、ベンチャーキャピタル及び取引銀行に譲渡され、現在、当社とDCM株式会社との間に資本的関係はございません。取引関係については、当社は本社並びに一部の支店をDCM株式会社から賃借しているほか、グループとして以下の関係にあります。 当社グループは、住宅商材等の製商品をホームセンター事業を営むDCMホールディングス株式会社、DCM株式会社及び株式会社ケーヨーなどの関係会社(以下、「DCMグループ」といいます。)に販売するとともに、DCMグループの設備維持管理も一部請け負っております。当連結会計年度における当社グループの売上総額に占めるDCMグループの比率は12.9%(前連結会計年度は12.1%)となっております。 当社は、近年のリフォーム需要の高まりとともに、リフォーム業者をはじめとしたプロ用商材へのニーズが一層増加していくものと考えております。そのため、当社グループの販売戦略としてDCMグループとの取引は重要であると認識していることから、将来的にも取引を継続する予定であります。なお、価格その他の取引条件は、一般取引条件と同様に決定しております。 また、2018年度より全国のDCMグループ既存店舗との間で屋根賃貸借契約を締結し、店舗の屋根を利用した太陽光発電に係る売電事業を行っております。 当社グループは、DCMグループとの間で良好かつ継続的な取引関係の構築に努めてまいりますが、今後何らかの要因により取引関係等に支障をきたした場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 一定の期間にわたる工事取引の収益認識について 当社グループは一定の要件を満たす工事案件について、履行義務の進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定の期間にわたり収益を認識しております。 当該収益は、工事原価総額を基礎として連結会計年度末までの実際発生原価額に応じた工事進捗度に工事収益総額を乗じて計上しております。 工事案件ごとに継続的に工事原価総額や工事進捗度の見直しを実施する等適切な原価管理に取り組んでおりますが、それらの見直しが必要になった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、このリスクに対応するため、工事原価総額の見積りの精度向上を図り、適宜決算に反映するようにしております。 (16) 情報セキュリティについて 当社グループは、業務効率向上のため、受注・生産・販売・会計等の基幹システムや人事情報システムを有しており、これらの情報システムと機密情報の運用管理について、情報セキュリティに関する基本方針を適宜見直しており、その順守とセキュリティレベルの確保に継続的に取り組んでおります。しかしながら、このような取り組みにもかかわらず予期せぬ外部からのサイバー攻撃や不正アクセス、コンピュータウイルスの感染その他の不測の事態により、機密情報の滅失、社外漏洩並びに情報システムの一定期間停止等のリスクを完全に排除できるものではありません。そのような事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、定期的に従業員に教育を実施するなどリスクの低減に注力しており、継続的なセキュリティ対策への投資と体制強化を行い、情報セキュリティの維持・管理に努めてまいります。 (17) 人材の確保について 国内における少子高齢化や働き方の価値観は急速に変化しており、人材の確保・育成の状況によっては経営計画の実行が難しくなることで当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、継続的な事業運営のために人材の確保・育成を進めるために、以下を初めとした様々な取組を進めております。 ■公平性を高めるための評価制度の導入 年齢・性別に関係なく社員が適切な評価を受けることが出来る環境を整えるため、2021年に新たな評価制度を導入いたしました。試行錯誤を続けながらではありますが、制度の定着に向けて人事部を主導とした取組を行っています。 ■働きやすい職場環境作り ワークライフバランスの向上やさまざまなライフスタイルへの対応を目的として、テレワーク規程の制定や時短勤務の導入、男性育児休業取得推進、副業制度の導入などを行っています。 ■入社後のサポート 各部署でのOJTや、大学との共同研修などを初めとし、異なるバックグラウンドや価値観を持つ社員同士が互いに尊重し合い、協力できる、心理的安全性の高い環境を築くために人権・ハラスメント対策の研修なども行っています。
経営成績の分析 (MD&A)15,727字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   468億18百万円   483億21百万円   +15億2百万円   +3.2% 営業利益   10億48百万円   12億72百万円   +2億23百万円   +21.3% 経常利益   11億41百万円   13億1百万円   +1億59百万円   +14.0% 親会社株主に帰属する 当期純利益   3億52百万円   4億61百万円   +1億9百万円   +31.1% 当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられたものの、設備投資や雇用・所得環境の改善等により、緩やかに回復しました。一方、今後の物価動向や米国の通商政策の動向による景気下押しリスクや、金融資本市場の変動等に留意が必要な状況となっております。 なお、世界的に見ても水資源の保全や脱炭素社会実現に向けた取り組みへの意識は高まっており、「環境を守る。未来を変える。」という当社グループの企業使命を果たすことが企業価値の向上のみならず、世界の環境課題解決につながることを改めて認識しております。 このような状況のもと、当社グループは2025年に、中期経営計画(2025-2027)を新たに策定いたしました。日本において私たちが培ってきた公衆衛生システムの開発・設計・製造・施工・販売・メンテナンスに係る技術・アイデア・ノウハウを、「日本の安全安心を、世界の日常に」というテーマの下で、世界の国々に移転し、安全で安心な世界の実現に寄与してまいります。 ■事業戦略 セグメント   成長戦略 環境機器関連事業(日本市場)   ・ストックビジネスの拡大による堅実な収益基盤の構築長期的な修繕計画の提案営業を強化し、さらなるストックビジネスの拡大を図ります。 環境機器関連事業(グローバル市場)   ・インドモデルの他国への展開環境への意識や水質などに関するルールが成熟されていない途上国において当社グループは事業展開を進めております。参入基盤を確立するため、「現地インフラ整備の課題把握」「現地の有力パートナーとの市場開拓」「人材確保」「社会的インパクトの高い事業への参画」を通じて政府との連携を強化しており、規制や政策立案への提言などにも繋がっております。今後、事業を拡大するためにはマイルストーン管理を行うことが重要なフェーズであると考え、インドで培ったアプローチ方法をもとに他国にも展開してまいります。 住宅機器関連事業   ・中核事業としての利益体質の強化売上やシェアの拡大ではなく利益を追求するために、当社グループが関わるバリューチェーンのスパン拡大や、課題解決型の事業の拡大を行い、利益体質を強化します。 再生可能エネルギー 関連事業   ・市場成長率の高い事業への注力当セグメントは新規事業セグメントとして様々な再エネ事業を運営しております。本中期経営計画におきましてはその中でも市場成長率が高いと見込まれる「グリーンデータセンター」事業及び「バイオディーゼル燃料」事業において、投下資本に対する収益性が高い案件への投資を行ってまいります。 ■財務戦略 上記事業戦略を達成するため、本中期経営計画期間内の営業キャッシュ・フローを原資としたキャッシュアロケーション方針を策定いたしました。配当については安定的な一株当たり配当を継続、自己資本比率に影響を与えるような大幅な借入を原則として行わない方針とし、成長投資として「設備投資」「人的資本投資」「デジタル投資」「M&A投資」「再エネ投資」を行ってまいります。 当連結会計年度における売上高は483億21百万円(前年同期比3.2%増)及び売上総利益は107億12百万円(前年同期比4.9%増)となりました。 販売費及び一般管理費は94億40百万円であり、前年同期比3.0%増加しております。販売費及び一般管理費の主な増加要因及びそれらによって期待される効果等は以下のとおりであります。 主な増加要因   期待される効果   期待される業績への貢献 ・広告宣伝・地域貢献採用競争力の強化に向けたPR施策、地域創生(企業版ふるさと納税)への支出及び海外展示会への出展費用の増加    採用ブランド及び社会的信用の向上による他社との差別化並びに海外市場におけるコーポレートブランド及び「Johkasou」の認知拡大   優秀な人材の確保による事業基盤の強化及び海外事業のシェア拡大による長期的な業績向上 ・デジタル投資ITを活用した業務効率化及びセキュリティ強化に向けたソフトウェア・クラウド利用料等の増加    業務プロセスの自動化による従業員の業務負担軽減及び「働きやすさ」の向上    人的リソースのコア業務への集中による生産性の向上及び事業継続性の確保 ・人的資本への投資ベースアップの実施及び将来の成長を見据えた戦略的な人員増強に伴う人件費・採用関連費用の増加     従業員のエンゲージメント向上・定着、多様な人材の確保による組織力の強化及び事業推進スピードの向上    従業員の生産性向上及び強固な組織体制の構築による長期的な業績向上 これらの結果、営業利益は12億72百万円(前年同期比21.3%増)となり、経常利益は13億1百万円(前年同期比14.0%増)となりました。 また、特別利益は71百万円、特別損失は1億77百万円であり、その主な内容は以下のとおりであります。 区分   科目名称   内容 特別利益   投資有価証券売却益   保有していた投資有価証券を売却したことにより、売却益52百万円を計上しております。 特別損失   減損損失   当社連結子会社が有する風力発電資産の一部や、当社の有する地下水飲料化システムの一部などにおいて、営業活動から生ずるキャッシュ・フローが継続してマイナスとなっており、今後も改善が困難と見込まれるため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失1億45百万円を計上しております。 これらの結果、税金等調整前当期純利益は11億95百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は4億61百万円(前年同期比31.1%増)となりました。 なお、海外子会社各社においては、事業の安定稼働や事業拡大に伴う先行投資を引き続き継続する方針であり、また一部地域において事業戦略の見直しを進めていることから、海外子会社に関する会計上の税効果(繰越欠損金にかかる繰延税金資産の計上)は認識しておりません。したがって連結損益計算書上の税金費用については主に国内各社の税金費用が反映されることになり税金等調整前当期純利益に対する法人税等の負担率が61.4%と上昇し、結果として親会社株主に帰属する当期純利益は相対的に低い水準となっております。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (環境機器関連事業) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   236億49百万円   246億81百万円   +10億31百万円   +4.4% セグメント利益(営業利益)   20億29百万円   18億98百万円   △1億30百万円   △6.5% ・生活排水処理(浄化槽)・産業排水処理(排水処理システム) 【国内】 ①施工・販売 産業排水処理を中心とした大型工事の案件進捗等により、前年同期よりも売上高が増加いたしました。 仕入価格や外注費の上昇は継続しておりますが、原価試算に当たって単価見直しを細やかにするなどの対応により、価格転嫁への取り組みを進め、利益率の向上に努めました。 ②メンテナンス メンテナンス事業は新たな中期経営計画においても重要な成長戦略として位置づけており、ストックビジネスとしてのメンテナンス売上拡大による強固な企業基盤作りを進めております。 浄化槽や産業排水処理設備の新設工事時にメンテナンス契約を一元的に提案することで、メンテナンス契約件数は着実に増加したほか、既存メンテナンス契約先との価格交渉も随時進め、原価上昇部分の転嫁を進めました。長期的な修繕計画についても積極的に提案を実施するなどの取組みにより、メンテナンス関連売上は増加いたしました。 【海外】 ①販売等の状況 インド及びスリランカにおいては前年並みの売上高を確保できましたが、インドネシアで前期に大型案件があった反動により、グループ全体の海外売上高及びセグメント利益は、前年同期と比較して減少いたしました。 国別の状況は以下のとおりであります。 国   状況 中国   膜製品の販売を中心に順調に推移し、売上高は増加しました。また、中国経済の先行きが不透明なことから、前連結会計年度において事業構造改革を実施したこともあり、前連結会計年度の営業損失から、当連結会計年度は営業利益を計上いたしました。現在は、引き渡しから長期間経過している施設を対象とした修繕・改造工事の提案営業を進めております。 インドネシア   前連結会計年度に大型案件の完成があった反動により、売上高・営業利益ともに前年同期を大きく下回りました。なお、浄化槽の販売に加え、工場系排水処理を受注できる組織体制を整えるとともに、日系企業への営業・受注活動も引き続き進めております。また、特定の顧客ニーズに合わせた浄化槽の開発や、変更された水質規制に沿った浄化槽の開発を行うべく、仕様の見直しを検討中です。製造工程の見直しと併せて、政府や関係機関へ「浄化槽」の正しい評価基準やルールを市場に確立すべく働きかけも行っております。 インド   当連結会計年度は、大型案件が前連結会計年度と比べると少なかったものの、中規模案件の積上げにより、前年並みの売上高を確保できました。また、カプセル型浄化槽の製造委託工場の契約終了に伴い、自社工場への製造切替を進め、2025年6月よりカプセル型浄化槽の製造を開始いたしました。中期計画達成に向け、生産台数確保への取組みを強化しており、生産効率を確保するために新たな製造方法など研究開発を進めていることからコスト・設備投資が先行している状況であります。 国   状況 スリランカ   当連結会計年度下期に大型物件の完成が集中したことから、前年同期並みの売上高となりました。一方、人員投資(営業及び技術職)に加え、展示会への出展や子供向けのイラストコンテスト開催等、マーケティング関連への投資を行ったことにより利益は若干減少いたしました。なお、大統領環境賞の受賞や、グリーンビジネス・リーダーシップ・アワードの受賞、現地での当社製浄化槽に対する「グリーンラベル製品認証」を取得するなど、スリランカ国内における浄化槽の普及・当社ブランドの浸透・強化を進めております。 バングラデシュ   ライセンス等の関係で、現在、インドネシアの当社グループ現地法人からバングラデシュの販売代理店へ製品を販売する商流となっておりますが、バングラデシュ現地法人から現地販売代理店に対して直接販売をするための準備を行っております。また、展示会へ出展するなど販売拡大に向けた取り組みも進めています。ただし、2024年8月の政変によって政府案件の多くが停止・延期の状況となっており、不安定な情勢は続いております。 ②メンテナンス 海外事業全体のメンテナンス売上高は、増加いたしました。 浄化槽の性能を維持するためにメンテナンスは必須であり、メンテナンス売上の拡大は当社グループの企業基盤強化だけでなく水環境を改善するためにも重要であると認識しており、環境意識の醸成や規制づくりへの働きかけも含めて推進してまいります。 ・地下水飲料化事業 ストックビジネスであるエスコ契約に係る新規契約数は堅調に増加いたしました。 また、近年ではエスコ契約を行わない地下水飲料化装置の販売についても顧客ニーズが高まっておりますが、前連結会計年度に多くの案件があった反動により、販売件数及び売上高は前年同期比で減少いたしました。 なお、装置販売の場合も、販売後のメンテナンス契約を締結することでストックビジネスの拡大に貢献いたします。メンテナンスの新規契約数は着実に増加しており、修繕も含めたメンテナンス売上高は増加いたしました。 地下水飲料化装置の導入は、公共の上水道料金と比較してコストメリットがあるだけでなく、災害などで上水道が寸断された際のライフラインとしての活躍も期待されていることから、近年は各自治体からもBCP対策としての有用性に興味を示していただいております。 なお、前連結会計年度からはプロジェクトチームを組成し、排水処理システムとセットでの提案を進めております。水処理の窓口を一本化できることによって顧客への新たな付加価値を生み出すことに繋がっております。 ・建物総合管理事業 当社グループの各事業セグメントと関わりの深いDCMグループの店舗を中心とした建物総合管理事業を展開しております。DCMグループによる同業他社との合併に伴う店舗数拡大に合わせ、案件の新規受注に注力したことで、前年同期と比較して、売上高が増加いたしました。スポット案件の発生も売上高増に寄与しております。 なお、ホームセンター店舗のほか、公共施設の建物総合管理契約を締結するなど、対応可能エリアや対応可能な点検項目も随時拡大しており、現在、シェアの拡大を優先的に進めております。 以上より、本事業セグメント全体では、国内事業の売上高及び営業利益は増加いたしましたが、海外事業の売上高及び営業利益が減少したことにより、セグメント全体では増収減益となりました。 (住宅機器関連事業) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   198億44百万円   206億31百万円   +7億87百万円   +4.0% セグメント利益(営業利益)   4億51百万円   7億15百万円   +2億63百万円   +58.4% ・住設販売・流通事業 建設関連業者向け販売においては、建築物省エネ法及び建築基準法改正に伴う駆け込み需要の反動により、2025年4月以降、新設住宅着工戸数が減少しましたが、受注強化やクロスセル等、エリア毎に各種取組みを進めることで、売上高は前年同期比で若干の減少に留まりました。また、販売先への継続的な価格交渉によって、原価高騰分の販売価格への転嫁を推進しており、利益率は着実に改善しております。 一方、ホームセンター向け販売においては、物価上昇による消費マインドの冷え込みや、異業種参入による競争激化といった影響により、売上高は前年同期よりも減少いたしました。 ・建築・設備工事業 冷凍冷蔵・空調設備工事において、東日本エリアへの展開含めた営業力の強化により大型案件の受注・施工が増加したことに加え、夏季における例年以上の猛暑により案件依頼が好調であったことから、建築・設備工事業における売上高・セグメント利益の増加に大きく貢献しました。 一方、農業温室工事においては、前年同期に大型案件の計上があった反動や案件規模の縮小により、前年同期と比較して売上高は大きく減少しました。 以上より、本事業セグメント全体では、住設販売・流通事業の売上高は前年よりも少々減少しましたが、建築・設備工事業の売上高及び営業利益が増加したことにより、セグメント全体では増収増益となりました。 (再生可能エネルギー関連事業) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   27億8百万円   24億30百万円   △2億78百万円   △10.3% セグメント利益(営業利益)   1億23百万円   1億17百万円   △6百万円   △5.2% ・太陽光発電事業 FITによる売電を行っているサイトは193件(前年同期比5件増)、PPAによる売電を行っているサイトは36件(前年同期比4件増)となりました。夏季の好天に伴う電力需要増・出力制御減少により、太陽光発電事業における売電売上高(FIT及びPPAによる売上高合計)は堅調に増加いたしました。 なお、施設販売及び工事において、前年同期に大型案件があった影響により、太陽光発電事業としては売上高が減少いたしました。 ・風力発電事業 FITを利用した風力発電に係る売電のための施設については現在35サイトが稼働しております。前連結会計年度下期に完成したサイトが当連結会計年度において年間を通して稼働したことや、2025年1~3月に風速が強かったこと等が売上の増加につながりました。一方、一部サイトにおいて故障による稼働停止や、冬季期間中の修理対応が難しいサイトがあったことから、稼働効率を上げ、さらなる収益を確保できるよう尽力しております。 ・バイオディーゼル燃料関連事業 「B5軽油」の営業強化に引き続き取組み、西日本エリアでの契約件数及び販売量は堅調に推移しました。 また、2024年5月に茨城県に東日本事業所を開設し、関東地方でのBDF販売拡大を進めております。2025年8月より、東武グループが奥日光エリアで運行するバイオ燃料バスへ、バイオ燃料「B5」(商品名:D・OiL)の供給を開始しており、当社グループは本取組みにおいて、バイオ燃料プラントの建設、廃食油の回収、バイオ燃料の精製を担っております。これら東日本・日光エリアでの営業活動が売上高の増加に寄与いたしました。 ・水熱処理事業 排出物の減容化や再利用に関する実験案件は継続的に発生しており、試験装置の販売含め、各案件の対応を進めました。 以上より、本事業セグメント全体では、バイオディーゼル燃料関連事業の売上高及び営業利益が増加しましたが、太陽光発電事業の売上高及び営業利益が減少したことにより、セグメント全体では減収減益となりました。 (その他の事業) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   6億16百万円   5億78百万円   △37百万円   △6.1% セグメント利益又は損失(営業利益又は営業損失)   △29百万円   △22百万円   +6百万円   - ・家庭用飲料水事業 当事業では従来、ボトル型ウォーターサーバーの販売を強化しておりましたが、廃プラスチック問題等も鑑みて、2024年より全自動型ウォーターサーバーの新製品「アクシスウォーター」の取扱いを始めております。 前連結会計年度よりアクシスウォーターへの転換を進めており、当連結会計年度においてもボトル型ウォーターサーバーの契約数は減少いたしましたが、アクシスウォーターの契約数は増加いたしました。また、アクシスウォーターはサブスクリプションモデル(ストックビジネス・定期定額)であるため、ボトル型ウォーターサーバーに比べ、アクシスウォーターの顧客売上単価は減少しておりますが、今後の販売強化による契約件数増加、継続的な改善による良質な製品・サービスの提供により、収益のさらなる積上げを企図しております。 なお、家庭用飲料水事業においては、アクシスウォーターの拡販に注力・経営資源を集中させることを目的として、2026年1月5日付で、ボトル型ウォーターサーバー事業を新設分割会社である株式会社クリクラ愛媛に承継させ、同新設会社の全株式を株式会社ナックへ譲渡いたしました。 ・ベンチャーキャピタル事業 2023年に株式会社Daiki Axis Venture Partnersを設立以降、1号ファンド(DAVPベンチャー1号投資事業有限責任組合)及び2号ファンド(DAVPベンチャーTF for SUSTECH投資事業有限責任組合)を組成し、当連結会計年度末日現在では12社への投資を行っております。 なお、当連結会計年度において、投資先のうち1件の持分を譲渡し、売却益を計上いたしました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   増減率 環境機器関連事業   42億75百万円   35億36百万円   △17.3% 再生可能エネルギー関連事業   1億93百万円   2億16百万円   +11.6% その他の事業   40百万円   31百万円   △21.0% 計   45億9百万円   37億84百万円   △16.1% (注) 1.金額は製造原価によっております。 2.住宅機器関連事業における生産実績はありません。 ② 施工実績 当連結会計年度における施工実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   増減率 環境機器関連事業   80億60百万円   85億84百万円   +6.5% 住宅機器関連事業   59億52百万円   65億99百万円   +10.9% 再生可能エネルギー関連事業   8億97百万円   6億円   △33.1% 計   149億10百万円   157億83百万円   +5.9% (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は工事原価によっております。 ③ 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   増減率 住宅機器関連事業   110億84百万円   110億17百万円   △0.6% (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.住宅機器関連事業以外につきましては、事業の性格上、重要性が乏しいことから商品仕入実績の記載を省略しております。 ④ 受注状況 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 前連結会計年度   当連結会計年度   増減率   前連結会計年度   当連結会計年度   増減率 環境機器関連事業   166億99百万円   132億24百万円   △20.8%   97億78百万円   91億58百万円   △6.3% 住宅機器関連事業   71億76百万円   95億13百万円   +32.6%   22億7百万円   41億16百万円   +86.5% 再生可能エネルギー関連事業   13億51百万円   12億18百万円   △9.9%   5億2百万円   6億23百万円   +24.0% その他の事業   3億43百万円   2億73百万円   △20.5%   -   -   -% 計   255億71百万円   242億29百万円   △5.2%   124億89百万円   138億98百万円   +11.3% (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.上記の金額は、製品及び完成工事に係る受注高を記載しております。 3.住宅機器関連事業の受注高が著しく増加しております。これは主として、持続可能な社会の実現に向けた環境配慮型建築への関心が高まる中、サステナビリティに寄与する当社の注力分野である木構造事業において、大型案件の受注が増加したことによるものです。 ⑤ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   増減率 環境機器関連事業   236億49百万円   246億81百万円   +4.4% 住宅機器関連事業   198億44百万円   206億31百万円   +4.0% 再生可能エネルギー関連事業   27億8百万円   24億30百万円   △10.3% その他の事業   6億16百万円   5億78百万円   △6.1% 計   468億18百万円   483億21百万円   +3.2% (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高   割合   販売高   割合 DCMグループ   56億86百万円   12.1%   62億42百万円   12.9% (2) 財政状態の状況 ① 資産 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 流動資産   205億6百万円   200億16百万円   △4億90百万円   △2.4% 固定資産   163億42百万円   180億30百万円   +16億88百万円   +10.3% 資産合計   368億49百万円   380億46百万円   +11億97百万円   +3.2% 流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ減少いたしました。これはベンチャーキャピタル事業においてDAVPベンチャーTF for SUSTECH投資事業有限責任組合を組成し、スタートアップ企業(株式会社Sustech)への投資を行った結果、現金及び預金が減少したためであります。 一方、固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ増加いたしました。これは再生可能エネルギー関連事業への設備投資による有形固定資産の増加に加え、ベンチャーキャピタル事業における投資により投資有価証券が増加したためであります。 ② 負債・純資産 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 流動負債   207億42百万円   216億20百万円   +8億77百万円   +4.2% 固定負債   66億49百万円   67億88百万円   +1億38百万円   +2.1% 純資産   94億57百万円   96億38百万円   +1億81百万円   +1.9% 負債・純資産合計   368億49百万円   380億46百万円   +11億97百万円   +3.2% 流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ増加いたしました。これは主に、旺盛な需要を背景とした事業規模の拡大に伴い、運転資本需要に対して機動的に外部資金を活用したことによる短期借入金の増加によるものです。 また、固定負債につきましては前連結会計年度末に比べ増加いたしました。これは再生可能エネルギー関連事業への設備投資による長期借入金の増加によるものです。 ③ 資本コスト経営 当社グループは、中長期的な企業価値の持続的向上を経営の最重要課題と位置づけ、資本効率(ROIC)を重視した経営を推進しております。当社の財務戦略においては、株主及び債権者の皆様からの期待リターンである資本コスト(WACC)を明確に認識し、これを安定的に上回るリターン(ROICスプレッド)を創出することを基本方針として掲げております。このスプレッドの拡大こそが企業価値の源泉であるとの認識の下、事業活動を通じて創出したキャッシュ・フローを「次なる成長への投資」「強固な財務基盤の安定」「継続的な株主還元」の3点へ最適に配分する「キャッシュ・アロケーション」を目指してまいります。これらの取り組みを通じて、資本市場との建設的な対話を促進し、投資家の皆様の期待に応えるとともに、企業価値の最大化を目指しております。 直近の市場データ及び当社の財務状況に基づき、株主の皆様から期待される株主資本コストを8.6%、有利子負債を含めた加重平均資本コスト(WACC)を3.1%と推計しております。これに対し、当連結会計年度の投下資本利益率(ROIC)は3.7%となりました。WACCを上回る正のROICスプレッドは確保できているものの、後述する中期経営計画の目標値であるROIC6.0%以上には至っておらず、資本効率のさらなる改善が急務であると認識しております。 資本コストを十分に上回るリターンを確保するため、当社グループは三位一体の基本方針をもとに次の施策に取り組んでまいります。 基本方針   施策 成長投資(収益性の見極めと実行)   ROIC向上の最大の原動力として、成長分野への積極的な投資を実行してまいります。特に海外市場における地産地消モデルの深化や、国内でのDX推進による高収益なストック型ビジネスへの転換を加速させます。単なる規模拡大ではなく、常にWACCを上回る収益性(ROIC)を投資判断の基準とし、利益の最大化を追求いたします。 財務規律(投下資本の効率性と最適なレバレッジ)   投下資本の効率性を重視し、資産のスリム化と負債の有効活用を両立させます。政策保有株式の縮減や棚卸資産の圧縮により投下資本を抑制するとともに、最適な財務レバレッジを維持することで、WACCを適切な水準に管理してまいります。 株主還元(安定的な配当と総株主利益の向上)   創出した利益については、EPS(1株当たり利益)の成長に合わせ、安定的かつ継続的な還元を行います。資本コストを強く意識し、配当と株価上昇を合わせた総株主利益の最大化を図ることで、投資家の皆様の期待に応えてまいります。 以上の財務戦略を遂行することにより、2027年度には6.0%以上へと引き上げる計画です。これにより、ROICスプレッドを確実に拡大させ、企業価値を継続的に向上させてまいります。 (3) キャッシュ・フロー ① キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 現金及び現金同等物   79億98百万円   75億69百万円   △4億28百万円 営業活動によるキャッシュ・フロー   31億97百万円   19億25百万円   △12億72百万円 投資活動によるキャッシュ・フロー   △20億42百万円   △29億22百万円   △8億80百万円 財務活動によるキャッシュ・フロー   1億57百万円   5億27百万円   +3億69百万円 (当連結会計年度の主な内訳) 科目   主な内訳 営業活動による キャッシュ・フロー   主に、税金等調整前当期純利益11億95百万円、減価償却費8億13百万円、のれん償却費2億84百万円、減損損失1億45百万円、仕入債務の増加額3億94百万円、契約負債の増加額2億12百万円、利息の支払額1億53百万円及び法人税等の支払額11億52百万円によるものであります。 投資活動による キャッシュ・フロー   主に、有形固定資産の取得による支出19億88百万円、投資有価証券の取得による支出8億55百万円、投資有価証券の売却による収入1億37百万円、出資金の売却による収入1億31百万円、定期預金の預入による支出2億41百万円及び定期預金の払戻による収入1億6百万円によるものであります。 財務活動による キャッシュ・フロー   主に、短期借入金の増加額6億60百万円、長期借入れによる収入15億10百万円、長期借入金の返済による支出8億5百万円、社債の償還による支出4億55百万円及び配当金の支払3億28百万円によるものであります。 ② 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは安定的な経営のための運転資金の調達を図るとともに、今後の成長のための投資資金の調達を適切に行っています。 運転資金需要については、商品・原材料等の購入費用のほか製造・施工等に係る外注費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 投資資金需要については、国内及び海外における設備投資のほかM&Aによるものであります。なお、投資について、当連結会計年度については「第3 設備の状況」に記載のとおりであります。また、今後の設備投資については、主に環境機器関連事業セグメントにおける地下水飲料化事業の設備投資及び再生可能エネルギー関連事業セグメントにおけるグリーンデータセンター及び発電設備等の設備投資を考えております。 当社グループの主な資金調達の状況は以下のとおりであります。 年月   名称   当連結会計年度の残高 2020年2月   株式会社ダイキアクシス 第1回無担保社債(適格機関投資家限定)   1,275百万円 2021年5月   株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー 第1回無担保社債(適格機関投資家限定)   550百万円 2021年5月   株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー シンジケーション方式タームローン   550百万円 2021年10月   株式会社ダイキアクシス 実行可能期間付タームローン   440百万円 2023年8月   株式会社ダイキアクシス シンジケーション方式ポジティブ・インパクト・ファイナンス   7,100百万円 なお、当連結会計年度末日現在における借入金残高及び社債残高は以下のとおりであります。 残高   当連結会計年度   前連結会計年度 短期   長期   合計   短期   長期   合計 借入金   (百万円)   11,824   3,870   15,694   11,001   3,328   14,330 社債   (百万円)   510   1,430   1,940   430   1,965   2,395 合計   (百万円)   12,334   5,300   17,634   11,431   5,293   16,725 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当社経営陣による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要といたします。経営陣は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が、当社の連結財務諸表の作成において使用される当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 ① 一定の期間にわたり収益を認識する工事売上高(原価回収基準を適用する工事売上高を除く) 当社グループは、一定の要件を満たす工事契約等の収益及び費用の計上基準として、履行義務の進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定の期間にわたり収益を認識しております。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が見積原価総額に占める割合に基づいて行っております。 当社及び一部の連結子会社が営む環境機器関連事業における排水処理設備等の新設及び更新工事は、基本的な仕様や作業内容が顧客の指図に基づいて決定されることから個別性が強く、工事原価総額の見積りにあたっては画一的な判断尺度を得ることが困難です。このため、工事原価総額の見積りは、工事に対する専門的な知識と施工経験を有する工事現場責任者による一定の予測と判断を伴うものとなります。 排水処理設備等の新設および更新工事は長期にわたるものもあることから、工事の進行途中における工事契約範囲の変更や悪天候による施工の遅延等が生じる場合があり、工事原価総額の見積りには不確実性を伴います。 このため、翌連結会計年度に係る連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 ② のれんの評価 企業結合により取得したのれんは、被取得企業の今後の事業活動によって期待される将来の超過収益力として、取得原価と被取得企業の識別可能資産および負債の企業結合日時点の時価との差額で計上し、その効果の及ぶ期間にわたって、定額法により規則的に償却しております。 のれんは、M&Aにより取得した子会社の事業環境の急激な変化等により、当初の事業計画どおりに事業展開が進まない可能性があり、その場合、のれんの減損の兆候に該当することになり、減損損失の発生リスクが存在しております。なお、株式取得時に利用した事業計画には、経営者の主観的な判断によって影響を受ける中長期的な成長性を示す売上成長率等の重要な仮定が含まれております。 のれん評価における事業計画は、経営者の最善の見積りによって決定されますが、将来の不確実な経済条件の変動等によって影響を受ける可能性があり、仮定の見直しが必要となった場合には翌連結会計年度の連結財務諸表において、のれんの金額に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 固定資産(のれんを含む)の減損 当社グループは、保有する固定資産(のれんを含む)について減損の兆候がある場合、当該資産又は資産グループについて減損損失を認識するかどうかの判定を行い、減損が必要と判定された場合は帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上しております。 なお、減損損失を認識するかどうかの判定及び減損損失の測定に用いられる当該資産又は資産グループから得られる将来キャッシュ・フローの見積もり及び仮定等については、将来の不確実な経済条件の変動等によって影響を受ける可能性があり、仮定の見直しが必要となった場合には翌連結会計年度の連結財務諸表において減損損失が発生する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。