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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アサヒペン

ASAHIPEN CORPORATION4623 · Standard · 化学

塗料・DIY・ペット用品に加え時計用品まで手掛ける生活関連事業の総合企業。

概要

アサヒペンは、建築用塗料と家庭用塗料を主力とする中堅塗料メーカーである。1940年に大阪で塗料製造販売業として創業し、1965年に「アサヒペン」に社名変更。DIY向けからプロ向けまで幅広い商品を展開し、ホームセンター向け販売に強みを持つ。2026年3月期の連結売上高は168億円、従業員数は375名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

4つの事業セグメントで構成されるグループ

アサヒペンは、塗料事業、DIY用品事業、ペット用品事業、時計用品事業の4つを報告セグメントとして展開する。塗料事業は、自社ブランド「アサヒペン」の建築用・家庭用塗料を製造・販売し、連結売上高の約44%を占める(2026年3月期)。DIY用品事業では、インテリア・ハウスケア用品や園芸用品を取り扱い、売上高比率は約29%。ペット用品事業は子会社の㈱ザ・ペットを通じてペットフード・用品を販売し、約20%を占める。時計用品事業は2025年に買収した保土ヶ谷電子販売グループが担い、約6%を構成する。この他、物流や不動産賃貸を手掛ける子会社も抱える。

ホームセンターを核とする販売チャネル

同社の販売網は、国内のホームセンターへの納入が中心である。1972年に東日本と西日本で販売会社を管轄する体制を整え、1983年に3社を合併して効率化を図った。現在は、直販と子会社を通じた販売を併用し、全国のホームセンターのほか、EC事業やプロ向けルートにも注力する。一方で、米国には1976年に現地法人を設立したが、2010年に清算。近年は国内特化の傾向が強い。

収益構造と財務の特徴

2026年3月期の連結売上高は168億円、営業利益6.3億円、純利益7.3億円。売上高は前年比1.9%減だが、ペット用品事業の縮小や原材料高が響いた。時計用品事業を新たに加えたものの、買収関連費用でセグメント損失を計上。純資産は150億円、自己資本比率57.7%。配当性向は明示されていないが、総還元性向を意識した株主還元を掲げる。2031年3月期にグループ売上高250億円を目標とする。

11社の子会社で分業するグループ体制

当連結会計年度末(2026年3月)のグループは、アサヒペン本体と11子会社で構成される。塗料事業では製造子会社の大豊塗料㈱、塗装工事の㈱アサヒペン・ホームイングサービスが連携。DIY用品事業では、共福産業㈱や㈱サンパペルが製造・販売を分担。ペット用品は㈱ザ・ペット、時計用品は保土ヶ谷電子販売㈱、㈱クレファー、㈱サコム、㈱テクノタイムサービスの4社が担う。物流は㈱アサヒロジストが一括受託し、不動産賃貸は㈱オレンジタウンが行う。グループ内で原料・製品の供給関係が網の目のように張り巡らされている。

業界の中での役割は生活関連製品メーカー・販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
168億円
営業利益
6億円
営業利益率
3.6%
純利益
7億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01塗料主力

一般消費者向け塗料の製造・販売、塗装工事の請負・施工、塗装用品の販売。

主な製品・サービス2
塗料
水性・油性など各種塗料。
塗装用品
刷毛、ローラー、養生テープなど。

02DIY用品準主力

インテリア・ハウスケア用品、園芸用品等の販売。

主な製品・サービス3
インテリア用品
壁紙・レースカーテン等のインテリア関連商品。
ハウスケア用品
掃除・洗濯用品など。
園芸用品
園芸工具、鉢、土など。

03ペット用品副次

ペットフードやペット用品の販売。

主な製品・サービス2
ペットフード
犬・猫用のフード。
ペット用品
ペット用のトイレシート、おもちゃなど。

04時計用品副次

時計用部品・付属品の販売、時計修理サービス。

主な製品・サービス2
時計バンド
各種時計用バンド。
時計修理
時計の修理サービス。

製品と技術

水性塗料「住宅用7」と環境対応の先駆け

1973年に発売された水性塗料「住宅用7」は、家庭塗料の水性化を牽引した製品である。当時、塗料は油性が主流であったが、アサヒペンは水性化にいち早く着手。1990年には日本初の脱フロン型水性エアゾール塗料「水性ニュースプレー」を開発し、環境負荷低減に貢献した。1991年には水性塗料8品種が家庭塗料として初めてエコマーク認定を取得。1998年にはエアゾール塗料の「ガス抜きキャップ」を開発し、特許を取得(日本・米国)。これらの取り組みは、2000年に兵庫工場がISO14001認証を取得するなど、環境マネジメントの体系化につながった。

遮熱塗料シリーズで省エネルギー市場へ

2008年3月、地球温暖化対策と省エネルギーをコンセプトに、一般消費者向け遮熱塗料シリーズ「水性屋根用遮熱塗料」と「水性屋上防水遮熱塗料」を開発・発売。太陽光の反射率を高め、屋根や屋上の温度上昇を抑える機能を持つ。これにより、リフォーム需要やDIY市場での新たな分野を開拓した。同シリーズは、環境意識の高まりや猛暑対策として需要を拡大し、現在も主力製品の一つとして位置づけられている。

DIY用品とペット用品への事業拡大

塗料以外の分野として、DIY用品事業ではインテリア用品や園芸用品を展開。子会社の㈱サンパペルが壁紙やリフォーム関連商品を製造し、共福産業㈱が販売を担う。ペット用品事業では、2022年に買収した㈱ザ・ペットがペットフードや用品をホームセンター向けに販売している。2026年3月期のペット用品事業売上高は33.8億円。さらに、2025年に買収した時計用品事業では、保土ヶ谷電子販売㈱などが時計の販売・修理を行い、新たな収益源として育成中である。

物流と塗装工事を支えるグループ連携

製品の販売に加え、物流子会社の㈱アサヒロジストが全国に流通センターを運営。2021年には東日本物流センター(埼玉県本庄市)を開設し、関東流通センターを閉鎖するなど、物流網を最適化している。塗装工事分野では、㈱アサヒペン・ホームイングサービスがプロ向けの塗装請負を手掛け、自社製品の需要創出にも寄与。これらのグループ内連携により、単なる塗料メーカーから「住まいのトータルケア」を提供する企業へと成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

塗料・建材卸の老舗、収益低迷で再建課題

アサヒペンは、塗料・建材・DIY用品の卸売・小売を手掛ける老舗企業です。売上高は170億円前後で横ばいですが、営業利益率は2025年3月期5.23%から2026年3月期3.57%へ低下予想。同業のクラレや東洋紡は収益性が高いのに対し、低収益体質が続いています。ホームセンター向け販売が中心で、価格競争に晒されやすい構造。高付加価値品の拡充やコスト削減が急務です。

強み

  • 創業100年超の歴史があり、アサヒペンブランドの認知度が高い。
  • 塗料から工具まで広範な商品を扱い、ワンストップ供給が可能。
  • 全国のホームセンターや金物店との取引網を持つ。
  • DIY人気で需要が拡大しており、小売部門に恩恵がある。

課題

  • 営業利益率3%台と低く、収益構造の抜本的な改革が必要。
  • ホームセンター向けで価格競争が激しく、粗利率が圧迫される。
  • 新設住宅着工やリフォーム需要の変動に業績が左右されやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がアサヒペン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14406新日本理化95億円15.9倍
24119日本ピグメントホールディングス94億円8.1倍
34040南海化学92億円2.9倍
43878巴川コーポレーション89億円9.0倍
54360マナック・ケミカル・パートナーズ86億円10.4倍
64623アサヒペン84億円9.5倍
74624イサム塗料82億円10.4倍
84937Waqoo82億円34.0倍
94932アルマード80億円13.7倍
104531有機合成薬品工業80億円25.1倍
114936アクシージア77億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

塗料工業所として創業した1940年

1940年10月、大阪市旭区にて大和塗料工業所として発足し、塗料の製造販売を開始した。戦後間もない1947年9月、大阪市鶴見区(現在地)に移転し、株式会社に改組して旭ペイント㈱を設立。1953年には日本工業規格表示許可工場となり、品質面での信頼を獲得した。この頃はまだ業務用塗料が主体であった。

家庭塗料へ進出し社名をアサヒペンに改称

1962年4月、家庭塗料の発売を開始したことが転機となる。1965年10月には家庭塗料の商標に合わせて社名を㈱アサヒペンと改称し、同時に全国に7社の販売子会社を設立。これにより、一般消費者向けブランドとしての基盤を固めた。1969年にはホームケア用品の販売を開始し、ラインナップを拡充。1973年には水性塗料「住宅用7」を発売し、家庭塗料の水性化をいち早く実現した。

店頭公開と全国販売網の再編

1977年4月、日本証券業協会店頭公開基準制定後第1号として大阪店頭市場に株式公開。同年、販売子会社を3社に集約し、東日本を㈱東京アサヒペン、中部を㈱名古屋アサヒペン、西日本を㈱アサヒペン販売が担当する体制とした。1983年10月にはこれら3社を合併し、販売と物流の効率化を推進。1978年8月には大阪証券取引所第二部に上場し、資金調達力を高めた。

生産拠点の拡充と新分野への進出

1980年3月に兵庫工場が完成し、生産能力を増強。同時期に、塗装工事子会社㈱アサヒペン・ホームイングサービスを設立(1980年)、物流子会社アサヒ急送㈱(現㈱アサヒロジスト)を設立(1984年)し、事業領域を広げた。1984年には大豊塗料㈱、1987年には共福産業㈱を買収し、塗料製造とDIY用品販売を強化。1988年には東京本社ビルを取得し、関東での事業基盤を固めた。

赤字子会社の清算とグループ再構築

2004年9月、ホームセンター部門の不採算会社3社(㈱オレンジタウン、㈱サンジャンボ、㈱ナイスデイ)を清算し、グループの再構築を断行。2010年3月には米国子会社アサヒペンアメリカを清算し、海外事業から撤退した。2021年2月には㈱サンビッグを清算。これらの事業整理により、収益体質の改善を進めた。

新事業の獲得とスタンダード市場移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行。同年、ペット用品の㈱ザ・ペットを買収し、ペット事業に参入。2023年6月にはDIY用品の製造子会社㈱サンパペルを設立。2025年には時計用品の保土ヶ谷電子販売グループ4社を買収し、時計事業を新たな柱として加えた。これにより、従来の塗料・DIYに加え、ペット・時計の4事業体制が確立した。

年表40件を開く

1940年代

  • 1940年10月創業大阪市旭区で大和塗料工業所として発足、塗料の製造販売を開始
  • 1947年9月大阪市鶴見区(現在地)に移転し、株式会社に改組、旭ペイント㈱を設立

1950年代

  • 1953年11月日本工業規格表示許可工場となる

1960年代

  • 1962年4月家庭塗料の発売を開始
  • 1965年10月家庭塗料の商標に合わせ、社名を㈱アサヒペンと改称し、全国に7社の販売子会社を設立
  • 1969年9月塗料のほかにホームケア(家庭)用品(現・ハウスケア用品)の販売を開始

1970年代

  • 1972年4月販売網整備のため、東日本地区は㈱東京アサヒペン、西日本地区は㈱アサヒペン販売が各地区の販売会社、営業所を管轄
  • 1973年7月水性塗料「住宅用7」を発売し、家庭塗料水性化の先鞭をつける
  • 1976年5月創業米国シアトル市に現地法人アサヒペンアメリカINC.を設立
  • 1977年4月日本証券業協会店頭公開基準制定後第1号公開銘柄として株式を大阪店頭市場に登録 中部地区の販売力強化のため、㈱名古屋アサヒペンを独立させ全国の販売を子会社3社が担当する体制となる
  • 1977年12月M&A㈱ナイスデイの株式取得
  • 1978年7月本社敷地内に技術センターを建設
  • 1978年8月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1978年10月関東流通センター(茨城県猿島郡境町)が完成
  • 1979年10月M&A㈱サンビッグの株式取得

1980年代

  • 1980年3月兵庫工場(兵庫県加東市)が完成し操業を開始
  • 1980年5月㈱アサヒペン・ホームイングサービス(現・連結子会社)設立
  • 1983年10月M&A販売・物流業務の効率化のため、販売子会社3社(㈱東京アサヒペン、㈱名古屋アサヒペン、㈱アサヒペン販売)を合併
  • 1984年6月M&A大豊塗料㈱(現・連結子会社)の株式取得
  • 1984年8月商号変更アサヒ急送㈱(現・連結子会社)設立(2021年1月 ㈱アサヒロジストに商号変更)
  • 1986年12月埼玉流通センター(埼玉県深谷市)が完成
  • 1987年1月M&A共福産業㈱(現・連結子会社)の株式取得
  • 1988年3月東京本社ビル(東京都江東区)が完成
  • 1989年12月西部流通センター(兵庫県西脇市)が完成(2021年4月 西日本物流センターに名称変更)

1990年代

  • 1990年6月日本で初めて脱フロンの新型水性エアゾール塗料「水性ニュースプレー」を開発、発売
  • 1990年8月大阪本社ビル(大阪市鶴見区)が完成
  • 1991年10月水性塗料8品種につき、家庭塗料で初めてエコマーク認定を受ける
  • 1998年7月環境保全型商品として、エアゾール塗料に装着する「ガス抜きキャップ」を開発(1999年6月特許登録、1999年12月米国特許登録)

2000年代

  • 2000年4月兵庫工場が環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得
  • 2004年6月㈱オレンジタウン(現・連結子会社、下記清算子会社とは別会社)設立
  • 2004年9月ホームセンター部門の不採算会社3社(㈱オレンジタウン、㈱サンジャンボ及び㈱ナイスデイ)を清算し、グループの再構築をはかる
  • 2008年3月地球温暖化による猛暑対策、省エネルギーをコンセプトに一般消費者向けに遮熱塗料シリーズ2品種「水性屋根用遮熱塗料」及び「水性屋上防水遮熱塗料」を開発、発売

2010年代

  • 2010年3月米国シアトル市の現地法人アサヒペンアメリカINC.を清算
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2020年代

  • 2021年2月㈱サンビッグを清算
  • 2021年3月東日本物流センター(埼玉県本庄市)を開設 関東流通センター(茨城県猿島郡境町)を閉鎖
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年4月㈱ザ・ペット(現・連結子会社)の全株式を取得
  • 2022年10月静岡工場(静岡県菊川市)を開設し操業を開始
  • 2023年6月㈱サンパペル(現・連結子会社)設立 保土ヶ谷電子販売㈱、㈱クレファー、㈱サコム、㈱テクノタイムサービス(現・連結子会社4社)4社の全株式を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • グループ売上高2031年3月期まで250億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長事業への投資と新規事業挑戦

    成長分野への積極投資、新規事業開拓、新規販路開拓、業務プロセス改善と生産性向上に取り組み、持続的な事業価値と株主価値を創出する。

  2. 02

    収益力の向上

    新規販路開拓、EC事業強化、商品開発から販売までのスピードアップ、生産内製化を推進し、グループ全体の収益力を高める。

  3. 03

    グループ経営の強化と効率化

    グループ会社間のシナジー発揮、優秀な人材確保・育成、情報システムや物流インフラ拡充により、グループ全体の経営力と効率を向上させる。

  4. 04

    内部統制システムの徹底

    グループ全体で内部統制システムの整備と運用を徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で375人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は554万円で、9期前と比べて+5.2%平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は16.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月237
2018年3月233
2019年3月52743.316.6230
2020年3月53843.816.7223
2021年3月56643.516.0225
2022年3月58243.215.9226
2023年3月55643.116.0258
2024年3月53543.215.8259
2025年3月55144.416.4253356
2026年3月55444.816.6375160

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東日本物流センター — 埼玉県本庄市1,278百万円
塗料事業 DIY用品事業
西日本物流センター — 兵庫県西脇市1,043百万円
塗料事業 DIY用品事業
奈良店(奈良県奈良市)ほか3店776百万円
その他
兵庫工場 — 兵庫県加東市741百万円
塗料事業
物流センター(神奈川県横須賀市)ほか506百万円
時計用品事業
静岡工場 — 静岡県菊川市384百万円
塗料事業 DIY用品事業
東京本社 — 東京都江東区364百万円
塗料事業 DIY用品事業
大阪本社 — 大阪市鶴見区304百万円
塗料事業 DIY用品事業
本社 — 大阪府茨木市189百万円
ペット用品事業
篠山工場 — 兵庫県丹波篠山市175百万円
DIY用品事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大豊塗料㈱(注)2
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アサヒペン・ホームイングサービス(注)2
    大阪市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    共福産業㈱(注)2、3
    大阪市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ザ・ペット(注)2、4
    大阪府茨木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アサヒロジスト(注)2
    大阪市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オレンジタウン(注)2
    大阪市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンパペル(注)2
    兵庫県丹波篠山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    保土ヶ谷電子販売㈱(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱クレファー(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サコム(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テクノタイムサービス(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は168億円営業利益6億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.3%、利益が-33.3%。

売上高
-2.3%
168億円
営業利益
-33.3%
6億円
純利益
+0.0%
7億円
営業利益率
3.6%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高215億円168億円
営業利益10億円6億円
純利益7億円7億円
1株あたり配当¥60¥60

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は64億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+39.1%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q381
2024年1Q4636.52
2024年2Q4124.91
2024年3Q4636.53
2024年4Q38−2
2025年2Q9155.54
2025年4Q8144.93
2026年2Q8033.84
2026年4Q8833.43
2027年1Q6446.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は140億円から168億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2013年3月14064
2014年3月14053
2015年3月13553
2016年3月14174
2017年3月13586
2018年3月13375
2019年3月13475
2020年3月13885
東日本物流センター(埼玉県本庄市)を開設 関東流通センター(茨城県猿島郡境町)を閉鎖
2021年3月158116
静岡工場(静岡県菊川市)を開設し操業を開始
2022年3月1421010
㈱サンパペル(現・連結子会社)設立 保土ヶ谷電子販売㈱、㈱クレファー、㈱サコム、㈱テクノタイムサービス(現・連結子会社4社)4社の全株式を取得
2023年3月171107
2024年3月17194
2025年3月172995.27
2026年3月168673.67

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高168億円のうち、営業利益として残るのは6億円3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.9%114億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%48億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.7pt
3.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
5.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は43億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月83−31158
2014年3月8−1−7758
2015年3月5−3−7253
2016年3月9−3−4655
2017年3月7−2−4555
2018年3月5−3−10247
2019年3月4−3−4144
2020年3月10−9−5139
2021年3月14−11−7336
2022年3月131−61444
2023年3月4−148−1041
2024年3月8−3−7539
2025年3月10−12−3−233
2026年3月12−96343

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は260億円。このうち返さなくてよい自己資本が150億円で、自己資本比率は57.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1891127759.2
2014年3月1861137360.6
2015年3月1831156862.8
2016年3月1861147261.2
2017年3月1911207162.7
2018年3月1901246665.5
2019年3月1881256366.6
2020年3月1861236366.1
2021年3月1971296865.8
2022年3月1971336467.2
2023年3月2151358062.9
2024年3月2161377963.5
2025年3月2151427465.7
2026年3月26015011057.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
43億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
54億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
34億円
在庫として抱えている分
負債合計
110億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り203社中70位あたり、逆に低いのは営業利益率203社中167位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.0%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.6%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.7%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.3%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,869で、1年前と比べて+10.6%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥1,869+0.1%1ヶ月+8.8%1年+10.6%時価総額84億円
過去52週の値幅
安値¥1,683高値¥1,895

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR0.46倍
配当利回り3.21%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1718円で、25日線(1716円)と同水準、200日線(1704.52円)をわずかに上回る。52週高値1780円、安値1683円のレンジ内で膠着状態が続き、7月に入っても明確な方向感がない。出来高は7月3日に4700株と増加したが、その後は500〜1300株と低調で、需給は薄い。RSIは56.25と中立圏で、トレンドは横ばい。ただし、200日線を下回る場面もあり、上値は重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER8.76倍は業界平均17.76倍の約半分、PBR0.42倍は平均1.39倍を大きく下回り、配当利回り3.49%は平均2.77%を上回る。ROE5%と低いが、株価は純資産に対して大幅なディスカウント。ただし、最新期の営業利益率は3.57%と低下傾向で、収益力の伸び悩みが懸念される。割安だが、成長性は限定的で、バリュエーションの割安は持続可能性に依存する。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍17.8倍
PER (予想)10.3倍
PBR0.46倍1.41倍
ROE5.0%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

塗料業界は住宅着工や建築投資の影響を受けやすい。強気派は、既存顧客基盤の安定性、リフォーム市場の成長、DIY文化の浸透による拡販を評価。また、直近の売上高横ばいながら収益面での底堅さが評価される。一方、弱気派は、住宅市場の低迷による需要減少、原材料価格やエネルギーコストの高止まりによる利益圧迫、競争激化による値下げ圧力を懸念。2026年3月期の業績予想で営業利益率低下が見込まれており、利益率の改善が見られるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 強固なブランド力

    DIY市場で広く認知され、ロイヤルカスタマーが存在。

  • 安定した配当

    配当利回り3%超、自己資本比率も高い。

  • リフォーム需要

    築古住宅の増加で今後も堅調な需要が見込める。

  • PBR0.42倍の是正余地が大きく、資本効率改善が期待次回株主総会影響

    PBR0.42倍、ROE5%。PBR0.5倍までの是正で時価総額は約14億円増加する

  • 営業利益率5.23%水準へ回復すれば約3億円の増益2027年Q2影響

    営業利益率3.57%、営業利益6億円。過去実績の5.23%へ回復すれば営業利益は約9億円になる

  • 純利益7億円を維持する安定収益力で割安感通年影響

    時価総額77億円、PER8.76倍。純利益7億円が維持される限り割安感は継続する

  • 配当利回り3.49%の高水準が下値を支える通年影響

    配当利回り3.49%と高く、安定配当が続けば下値は買われやすい

マイナスに働く材料7
  • 需要の減少リスク

    新築着工戸数の減少が塗料需要に影響。

  • コスト増加

    原材料や物流費の上昇が利益率を圧迫。

  • 競争激化

    大手やプライベートブランドとの価格競争。

  • 売上高減少トレンドが続けば営業利益6億円を割り込む2027年Q2影響

    売上高は172億円→168億円、営業利益は9億円→6億円。減収トレンド継続で営業利益6億円も割れる

  • 原材料コスト上昇で営業利益率が更に悪化2027年〜2028年影響

    営業利益率5.23%→3.57%と悪化。原材料高が続けば営業利益6億円の下振れ要因になる

  • 時価総額77億円と低流動性で売りが膨らむ継続影響

    時価総額77億円、外国人所有0.38%と売買が細り、売り時に値幅が拡大する

  • PBR0.42倍のままバリュートラップに陥る懸念不定影響

    PBR0.42倍は割安でもROE5%の低さが続けばPBR0.4倍台のまま据え置かれる

次の決算で確かめる点
売上高営業利益率
コスト転嫁の状況と収益性の変化を確認。
ホームセンター向け売上
主要チャネルの販売動向を示す。
リフォーム関連売上高
成長市場への対応力を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり60で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.21%。

年間配当
¥60
1株あたり
配当利回り
3.21%
いまの株価に対して
配当性向
29.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5548.5
2018年3月550.054.2
2019年3月550.033.4
2020年3月550.043.4
2021年3月6518.231.8
2022年3月55−15.423.6
2023年3月550.033.4
2024年3月609.144.7
2025年3月600.027.7
2026年3月600.029.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥60

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,462人。区分でいちばん多いのは個人・その他67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.7%を占め、残る69.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他70.971.172.972.762.367.1
事業法人10.910.89.99.920.420.3
自己株式16.618.621.624.913.717.6
金融機関14.914.814.814.414.810.4
証券会社1.31.61.62.11.91.8
外国法人1.91.70.80.80.70.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01一般財団法人アサヒペンひかり財団10.27
02アサヒペン共伸会4.38
03アサヒペン共栄会3.16
04株式会社三井住友銀行2.60
05株式会社三菱UFJ銀行2.40
06澤田 耕吾1.47
07株式会社伊予銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.38
08田中 猛1.33
09田中 弘文1.24
10JPモルガン証券株式会社1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1847%、1株純資産は14期で+1535%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月102473.914.965.2
2014年3月82493.020.391.2
2015年3月642,5612.527.276.4
2016年3月952,5773.717.467.3
2017年3月1332,7424.913.448.5
2018年3月1172,8764.216.354.2
2019年3月1212,9824.114.633.4
2020年3月1263,0004.213.243.4
2021年3月1583,3565.012.731.8
2022年3月2603,5217.77.323.6
2023年3月1763,7334.810.533.4
2024年3月1063,9502.817.644.7
2025年3月1903,6435.09.327.7
2026年3月1884,0445.09.229.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額149百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
澤田耕吾代表取締役 社長6166,000
田中弘文取締役相談役8656,000
柊英浩常務取締役 営業本部長6416,000
石尾維英取締役(管理部・システム部・総務部担当)管理部ディビジョンマネージャー 広報担当599,000
松浪由竹取締役 総務部ディビジョンマネージャー コンプライアンス担当627,000
林正明取締役(商品開発技術部・品質保証部・購買部担当)品質保証部ディビジョンマネージャー656,000
藤枝政雄取締役(非常勤)59
福山晃伸常勤監査役66
三浦俊仁常勤監査役641,000
真鍋靖監査役(非常勤)86
藤原慶三監査役(非常勤)71
池田智幸執行役員 物流部ディビジョンマネージャー 製造部ディビジョンマネージャー52
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
宮﨑剛商品開発技術部ディビジョンマネージャー54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)687393912621
監査役312124
社外取締役311114

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容990字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当連結会計年度において保土ヶ谷電子販売株式会社並びに同社グループ3社の全株式を取得し連結子会社としたことにより、当社(㈱アサヒペン)及び子会社11社、合計12社で構成されております。前連結会計年度までは、塗料、DIY用品及びペット用品の製造及び販売を主な事業としておりましたが、当連結会計年度より、新規事業として時計用品の販売を行う時計用品事業を主な事業として追加しております。 この4つの事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (塗料事業) 塗 料 :当社と子会社である大豊塗料㈱が製造及び販売を行っております。大豊塗料㈱は当社へ原料、製品の一部を供給し、当社は大豊塗料㈱へ原料、製品の一部を供給しております。 塗 装 :子会社である㈱アサヒペン・ホームイングサービスが塗装工事の請負及び施工を行っております(一部グループ各社からも受注)。当社と大豊塗料㈱は㈱アサヒペン・ホームイングサービスへ塗料を供給しております。 塗装用品その他 :当社が販売を行っております。 (DIY用品事業) インテリア・ハウスケア用品:子会社である㈱サンパペルが製造を行い、当社と子会社である共福産業㈱及び㈱サンパペルが販売を行っております。㈱サンパペルは当社へ製品の供給し、当社は㈱サンパペルへ原料の一部を供給し、また、当社は共福産業㈱へ製品を供給しております。 園芸用品その他 :当社と共福産業㈱が販売を行っております。当社は共福産業㈱へ商品を供給しております。 (ペット用品事業) ペットフード・ペット用品 :子会社である㈱ザ・ペットが販売を行っております。 (時計用品事業) 時計用品 :子会社である保土ヶ谷電子販売㈱、㈱クレファー、㈱サコムが販売を、㈱テクノタイムサービスが時計の修理業を行っております。 (その他) ㈱アサヒロジストが物流サービス業、㈱オレンジタウンが不動産賃貸業を行っております。当社、大豊塗料㈱、共福産業㈱及び㈱サンパペルは㈱アサヒロジストに物流業務を委託しております。 事業系統図は次のとおりであります。 2026年3月31日現在
経営方針・対処すべき課題1,644字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、当社の社是「誠意を貫く 信用第一主義」「不可能を可能にする 積極経営」「高収益・高賃金を実現する 生産性向上」を基本精神とし、『「暮らしを彩り 住まいをまもる」をトータルコンセプトに、優れた製品とサービスをお客様に提供し、住生活の質的向上と充実のために貢献する』ことを経営理念としております。 この経営理念のもと、私たちは次の方針で経営に取り組んでおります。 社会に対して・・・・安全の確保と自然環境の保全先見性を持ち、責任ある態度で臨む。 顧客に対して・・・・競合他社よりも優れた価値とサービスを提供し、永続的に高い信頼と支持を得る。 取引先に対して・・・重要なビジネスパートナーと認識し、誠意と信用第一により共に繁栄することを目指す。 株主に対して・・・・株主に信頼され、また、繁栄ある未来のために誠実で魅力的な企業を目指す。 社員に対して・・・・会社の繁栄を通じ社員の豊かな生活を実現する。 (2)経営戦略等 当社グループは、みんなが笑顔になれる社会の実現を目指し、経営理念のもと持続可能なより良い社会とより豊かな暮らしを実現するために、長期を見据え、より良い未来を作り出すための事業活動の展開を通じて、持続的な事業価値、株主価値の創出を行ってまいります。そのための事業戦略として、成長事業への積極的投資と強化、新規事業への挑戦、新規販路の開拓、業務プロセスの改善と生産性の向上に取り組んでまいります。また、財務・非財務戦略としては、資本効率を意識した経営の推進、総還元性向を意識した株主還元、安全・環境に配慮した取組、人的資本経営による企業体質の強化に取組んでまいります。 このような取組を推進し、企業価値の向上を図ってまいります。 (3)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境といたしましては、中東情勢や米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクや物価上昇の継続によるリスクなど、当社グループの事業に与える影響は依然として不透明であり、原材料価格の高騰、競合他社との価格競争の激化、主な販売先であるホームセンター業界の趨勢、物流コストの上昇、少子高齢化など、厳しい状況で推移しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの目標としておりますグループ売上高250億円(2031年3月期)の達成に向けて、中長期的な戦略に則り、以下のことに重点的に取組んでまいります。 ① 収益力の向上 新規販路の開拓やEC事業の強化、商品開発から販売までのスピードアップ等、営業力、商品開発力の強化、生産の内製化を推し進め、グループ全体の収益力の向上を図ってまいります。 ② 新規事業への取組 当社は、当連結会計年度においては保土ヶ谷電子販売株式会社並びに同社グループ3社(時計用品事業)を取得いたしました。今後も既存事業の枠にこだわらず、当社グループの事業基盤の拡大・強化に資する新規事業の検討、展開について積極的に取り組んでまいります。 ③ グループ経営の強化と効率化 グループ会社相互にシナジーが得られる事業展開、優秀な人材確保と育成、情報システムや物流等のインフラの拡充等により、グループ全体の経営力及び効率の向上に努めてまいります。 ④ 内部統制システムの整備・運用の徹底 当社グループ全体として、内部統制システムの整備及び運用を徹底してまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、資本効率と株主還元を意識した経営を目指しておりますが、ROEやROICの向上には、収益力の向上が重要な要素であるとの認識に加え、各部門やグループ各社にとってわかりやすく共有しやすいとの考えから、売上高及び営業利益(率)を目標とする経営指標としております。
事業等のリスク700字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)原材料価格の変動による影響 当社グループの使用する主要原材料は顔料、石油化学製品及び容器包装類であります。これら原材料の市場価格は、原油・ナフサ及び原料鉱石等の価格の影響を受けることがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)為替相場の変動による影響 当社グループの取扱商品には海外からの輸入商品が含まれており、為替変動の影響を受けております。このため、適時為替予約取引を行っておりますが、これにより当該リスクを完全に回避できる保証はなく、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)天候不順による影響 当社グループの取扱商品のうち、家庭用塗料や園芸用品は、季節の移り変り及び天候の良し悪しによって需要に大きな影響を受けます。このため、需要期における天候不順等環境条件によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)自然災害による影響 大規模な地震等の自然災害による生産設備の損壊や道路等のインフラの混乱等により、製品の製造、運搬及び販売が影響を受ける可能性があります。その被災規模によっては、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,830字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境に改善の動きが見られ、緩やかな回復傾向にあるものの、中東情勢や、米国の通商政策等による影響がわが国の景気を下押しするリスクもあり、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。 このような状況のもと、当社グループにおいては、2026年1月30日付で時計用品を取り扱う保土ヶ谷電子販売株式会社並びに同社グループ3社(以下、保土ヶ谷電子販売グループという。)を子会社化としたことにより売上増加はあったものの、前連結会計年度において好調であったペット用品事業の売上が減少したこと、全体的な個人消費の低迷などの影響により当連結会計年度の売上高は168億2千2百万円(前年同期比1.9%減)となりました。 利益面では、経営の効率化に努めましたが、売上の減少並びに原材料の高騰の影響等から営業利益は6億2千8百万円(前年同期比27.4%減)となり、経常利益は7億3千8百万円(前年同期比21.8%減)となりました。特別利益において遊休地の売却による固定資産売却益1億1百万円及び、政策保有株式を一部売却したことによる投資有価証券売却益1億7千4百万円を計上したことや税効果会計の影響により法人税等の負担額が減少したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は7億2千7百万円(前年同期比3.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。 なお、従来の当社グループの報告セグメントは、「塗料事業」、「DIY用品事業」、「ペット用品事業」、「その他」の4つとしておりましたが、保土ヶ谷電子販売株式会社並びに同社グループ3社の子会社化に伴い、当連結会計年度より「塗料事業」、「DIY用品事業」、「ペット用品事業」、「時計用品事業」、「その他」の5つの報告セグメントに変更しております。 塗料事業の売上高は、前年同期比で4.2%減少し73億4千5百万円となり、売上の減少及び原材料価格高騰の影響などにより、セグメント利益は31.0%減少し3億1千8百万円となりました。 DIY用品事業の売上高は前年同期比で1.7%減少し48億2千1百万円となりましたが、経営の効率化に努めた結果、セグメント利益は13.6%増加し2億1千4百万円となりました。 ペット用品事業の売上高は前年同期比で22.8%減少し33億7千6百万円となり、セグメント利益は58.0%減少し5千4百万円となりました。 当連結会計年度に取得した時計用品事業の売上高は10億5千4百万円となりましたが、保土ヶ谷電子販売グループの株式取得関連費用等の計上により、セグメント利益は7千万円の損失となりました。 その他の事業の売上高は前年同期比で7.3%増加し2億5千2百万円となり、セグメント利益は24.4%増加し1億1千2百万円となりました。 財政状態は、次のとおりです。 当連結会計年度末における資産合計は259億6千3百万円となり、前連結会計年度末に比べて44億3千1百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加9億4千9百万円、受取手形の減少1億8千1百万円、売掛金の増加6億2千万円、電子記録債権の増加1億4千1百万円、商品及び製品の増加6億9千9百万円、流動資産のその他の増加2億1百万円、土地の増加4億8千9百万円、建設仮勘定の増加5億4千万円、のれんの減少1億4千4百万円、投資有価証券の増加8億8千7百万円によるものです。 当連結会計年度末における負債合計は109億7千万円となり、前連結会計年度末に比べて35億9千万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加2億4千4百万円、電子記録債務の増加4億7千6百万円、短期借入金の増加22億2百万円、流動負債のその他の増加1億1千6百万円、繰延税金負債の増加1億9千9百万円、退職給付に係る負債の増加1億1千7百万円によるものです。 当連結会計年度末における純資産合計は149億9千2百万円となり、前連結会計年度末に比べて8億4千1百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加4億9千3百万円、自己株式の増加3億4百万円、その他有価証券評価差額金の増加6億4千1百万円によるものです。この結果、自己資本比率は57.7%(前連結会計年度末は65.7%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して9億4千9百万円増加し、42億8千1百万円(前年同期比28.5%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は12億4千2百万円(前年同期比28.6%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益10億1千8百万円、減価償却費3億1千5百万円、のれん償却額1億7千8百万円、固定資産処分益1億円、投資有価証券売却益1億7千4百万円、売上債権の減少額4億5千万円、棚卸資産の減少額2億6千7百万円、及び法人税等の支払額4億7千5百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は9億1千2百万円(前年同期は12億7百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出8億3千9百万円、有形固定資産の売却による収入1億7千2百万円、投資有価証券の売却による収入3億3千7百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出7億8千9百万円、保険積立金の解約による収入2億2千3百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、得られた資金は6億1千6百万円(前年同期は3億3千2百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額14億1千5百万円、長期借入金の返済による支出2億7百万円、自己株式の取得による支出3億4千9百万円及び配当金の支払額2億3千3百万円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 塗料事業(千円)   5,199,253   93.4 DIY用品事業(千円)   329,003   109.2 ペット用品事業(千円)   -   - 時計用品事業(千円)   -   - 報告セグメント計(千円)   5,528,257   94.2 その他(千円)   -   - 合計(千円)   5,528,257   94.2 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 上記のほかに、外注生産され製品、商品として仕入れたものは次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 塗料事業(千円)   1,490,522   78.5 DIY用品事業(千円)   4,395,372   91.9 ペット用品事業(千円)   3,376,778   77.2 時計用品事業(千円)   1,054,175   - 報告セグメント計(千円)   10,316,848   93.3 その他(千円)   -   - 合計(千円)   10,316,848   93.3 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b. 受注実績 当社グループは主として見込生産によっており、受注及び受注残高については特に記載すべき事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 塗料事業(千円)   7,318,032   95.8 DIY用品事業(千円)   4,821,523   98.3 ペット用品事業(千円)   3,376,778   77.2 時計用品事業(千円)   1,054,175   - 報告セグメント計(千円)   16,570,509   98.0 その他(千円)   252,239   107.3 合計(千円)   16,822,749   98.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、2026年1月30日付で時計用品を取り扱う保土ヶ谷電子販売株式会社並びに同社グループ3社(以下、保土ヶ谷電子販売グループという。)を子会社化したことによる売上の増加はあったものの、前期において好調であったペット用品事業の売上が減少したこと、全体的な個人消費の低迷などの影響もあり、当連結会計年度の売上高は前年同期に比べ1.9%減少し168億2千2百万円となりました。 利益構造の改善やコストダウンに取組むなど、経営の効率化に努めましたが、売上の減少並びに原材料高騰の影響等から営業利益は前年同期に比べ27.4%減少し6億2千8百万円となり、経常利益は前年同期に比べ21.8%減少し7億3千8百万円となりました。 遊休地の売却による固定資産売却益1億1百万円及び政策保有株式を一部売却したことによる投資有価証券売却益1億7千4百万円などを特別利益に計上いたしましたが、税金等調整前当期純利益は前年同期に比べて8.9%減少し10億1千8百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、繰延税金資産のスケジューリングの見直しなどの影響により法人税等調整額が減少したことで、前年同期に比べて3.7%増加し7億2千7百万円となりました。 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べて44億3千1百万円増加し、259億6千3百万円となりましたが、これは主に、保土ヶ谷電子販売グループを連結子会社化したことによるものです。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べて35億9千万円増加し、109億7千万円となりましたが、これは主に保土ヶ谷電子販売グループを連結子会社化したこと及び所要の資金として短期借入金の調達を行ったことによるものです。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて8億4千1百万円増加し、149億9千2百万円となりました。主に利益剰余金の増加4億9千3百万円によるものです。 この結果、主に借入債務の増加により自己資本比率は前連結会計年度末に比べて8ポイントダウンし57.7%となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、市場の動向、原材料価格の動向、為替の動向、天候不順、自然災害等があります。 市場の動向については、消費者物価の上昇に伴うDIY関連商材の買い控えや、企業間の価格競争などの要因により、主力である塗料事業、DIY用品事業の売上減少傾向が続いており、厳しい経営環境の中で推移しております。 当社グループでは、経常的な需要の維持を目指し、ユーザーニーズに的確に対応した製品を提供することをモットーに、新製品の開発、販売及び競合他社との差別化による商品力の強化、新規販路の開拓、新規事業の創出等に努めてまいります。 原材料価格の動向については、依然として上昇が続いており、さらには最近の中東情勢や米国の通商政策の動向の影響により、先行きが不透明な状況が継続しております。このような状況に対しては、販売価格への転嫁、取引先との関係強化、品質設計の技術力強化、原材料の互換化、代替品購買等によるコスト管理を行ってまいります。 為替の動向については、当社グループの海外取引が外貨建てで行われておりますが、為替変動リスクを最小限に抑えるため、必要に応じ為替予約の活用等によるリスクヘッジに取組んでまいります。 天候不順及び自然災害については、自らコントロールできない要因であり、特に需要期における天候不順は、当社グループの経営成績に大きな影響を及ぼします。これに対しては、新たな事業の獲得などにより、経営の安定化を目指します。自然災害については、当社グループで互いに代替生産を行い、最小限の損害にとどめるよう対策を検討しております。 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、PBRやROICなどがありますが、これらを向上させる要因として、収益力の向上が重要であると認識しており、「売上高」及び「営業利益」を目標とする経営指標に設定しております。 当社グループでは、2025年度を初年度とする中期経営計画「SPEC2」において、最終年度の連結売上高200億円を目標としております。中東情勢など先行き不透明な状況が継続しており、当社グループにどのような影響を及ぼすのか、現状では予想できない要因もございますが、保土ヶ谷電子販売グループの取得により、この目標を達成できる見通しとなりましたので、中期経営計画の2年目となる2026年度は、売上高215億円、経常利益10億5千万円を目標数値としております。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (塗料事業) 物価上昇による個人消費の低迷などの影響により、売上高は前年同期に比べ4.2%減少し、73億4千5百万円となりました。依然として原材料価格の高騰等の影響を受けていることから、セグメント利益は前年同期に比べ31%減少し3億1千8百万円となりました。 (DIY用品事業) 塗料事業と同様の要因により、当事業においても売上は前年同期に比べ1.7%減少し48億2千1百万円となりましたが、製品の内製化などの経営の効率化に努めたことにより、セグメント利益は、前年同期に比べ13.6%増加し2億1千4百万円となりました。 (ペット用品事業) 前連結会計年度では好調であった当事業ですが、販売先の異動等の要因により、売上高は前年同期に比べ22.8%減少し33億7千6百万円となり、売上減少の影響を受け、セグメント利益は前年同期に比べ58%減少し5千4百万円となりました。 (その他) その他の事業は、売上高は前年同期に比べ7.3%増加し2億5千2百万円となり、セグメント利益は前年同期に比べ24.4%増加し1億1千2百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動により12億4千2百万円の資金を獲得、投資活動においては、主に有形固定資産の取得や時計用品事業である保土ヶ谷電子販売グループの株式取得により9億1千2百万円の資金を使用し、財務活動においては、所要資金として15億円の資金調達を行ったことにより、6億1千6百万円の資金の獲得となりました。これにより、現金及現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べて9億4千9百万円増加し42億8千1百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、必要な資金を安定的に確保するために、内部資金の活用及び金融機関からの借入等による調達を行っております。当連結会計年度における主な資金需要といたしましては、有形固定資産の取得資金、子会社株式の取得資金、自己株式の取得資金、配当金の支払資金等であります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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