概要
戸田工業は、1933年に広島市で弁柄(ベンガラ)の製造販売会社として創業した化学品メーカーである。現在は機能性顔料と電子素材の二つの事業を柱とし、磁性粉末材料、着色顔料、フェライト材料、リチウムイオン電池用正極材料などを手がける。本社を広島市に置き、連結従業員数は1,037人。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、2025年3月期の連結売上高は317億円、2026年3月期は280億円である。
機能性顔料と電子素材の二本柱
戸田工業の事業は大きく機能性顔料と電子素材に分かれる。機能性顔料セグメントでは、磁性粉末材料(記録媒体用)や各種着色材料、トナー用材料、有機顔料などを扱う。祖業である弁柄(酸化鉄系顔料)から発展し、現在も幅広い顔料製品を持つ。2026年3月期のセグメント売上高は78億円、セグメント利益は15億円であった。電子素材セグメントは、フェライト材料(コンパウンド、ボンド用磁石)、軟磁性材料、誘電体材料、リチウムイオン電池(LIB)用正極材料およびその前駆体、ハイドロタルサイトなど多岐にわたる。同セグメントの売上高は207億円、セグメント利益は22億円であり、グループ全体の売上の約7割を占める主力事業である。両セグメントとも、自動車、家電、情報通信機器など幅広い産業向けに製品を供給している。
38の国と地域に広がる生産・販売網
戸田工業は日本国内に広島県大竹市の大竹工場(フェライト材料)、山口県山陽小野田市の小野田事業所(磁性粉・着色顔料)、岡山事業所(2021年に吸収合併した戸田ピグメント由来)などの生産拠点を持つ。海外では中国に戸田塑磁材料(浙江)、浙江東磁戸田磁業、戸田麦格昆磁磁性材料(天津)、江門協立磁業高科技の4社、韓国に戸田マテリアルズ(旧戸田イス)、タイに戸田工業アジア(タイランド)、米国に戸田アメリカ、カナダに戸田アドバンストマテリアルズ、欧州に戸田工業ヨーロッパ(ドイツ)を擁する。このうち戸田アドバンストマテリアルズは解散・清算が決定しており、事業の選択と集中が進んでいる。また、中国の浙江華源応用新材料を関連会社として無機顔料の製造販売にも関与する。グループ全体で15の子会社と4つの関連会社で構成される。
湿式合成技術を核とした材料開発
戸田工業の技術基盤は、湿式合成法を中心とする微粒子制御技術にある。この技術により、粒子の大きさや形状、結晶構造を精密に制御した機能性粉体を量産できる。磁性粉末材料では、塗布型記録媒体に使われる針状磁性粉を、均一な粒子径で製造する。フェライト材料では、ボンド磁石用の異方性フェライト粉を湿式で合成し、磁気特性を高めている。誘電体材料では、積層セラミックコンデンサ(MLCC)向けに粒径100ナノメートル級の微粒子チタン酸バリウムを供給。小型化・大容量化が進むMLCCの需要に対応する。また、リチウムイオン電池用正極材料では、前駆体の共沈合成から焼成までの一貫プロセスを持つ。2008年には米国アルゴンヌ国立研究所から正極材料の特許ライセンスを取得し、BASFとの合弁会社で生産してきたが、2026年に同事業からの撤退を決定した。
事業ポートフォリオマネジメントと構造改革
戸田工業は、収益性と成長性に基づいて全材料を4つのカテゴリーに分類し、選択と集中を進めている。磁石材料、誘電体材料、LIB用材料(持分法適用関連会社)を「成長事業」、軟磁性材料と環境関連材料を「次世代事業」、触媒などを「収益基盤事業」、LIB用前駆体・ハイドロタルサイト・着色顔料・トナー用材料を「再生・転換事業」と位置づける。2026年2月には、持分法適用関連会社であるBASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社の出資持分を全て譲渡する決議を行った。これはEV市場の減速を背景とした判断であり、連結経常利益の改善を見込む。同時に、棚卸資産の適正化や運転資本の効率化によって財務体質の強化を図っている。中期経営計画「Vision2026」の最終年度(2027年3月期)において、成長事業への投資と再生事業の収益改善により、筋肉質な経営体質への転換を目指す。
業界の中での役割は機能性材料メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 電子素材 | 202億円 | 72.1% | 22億円 | 10.9% |
| 機能性顔料 | 78億円 | 27.9% | 15億円 | 19.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01電子部品・モーター主力
フェライトコンパウンドや磁性材料を電子部品メーカーやモーターメーカーに供給。フェライト磁石、インダクタ等の原料となる。
- フェライトコンパウンド
- フェライト磁石の原料となる磁性粉と樹脂を混ぜたコンパウンド。
- フェライト材料
- 焼結フェライト磁石やフェライトコアの原料となる材料。
- ボンド用フェライト材料
- ボンド磁石(樹脂で固めた磁石)用のフェライト磁性粉。
- 希土類磁性コンパウンド
- ネオジム磁石用の磁性粉と樹脂を混ぜたコンパウンド。
- 射出成型磁石
- 磁性粉と樹脂を混ぜて射出成形した複雑形状の磁石。
02リチウムイオン電池主力
リチウムイオン電池用正極材料およびその前駆体(水酸化ニッケルなど)を製造・販売。BASFとの合弁会社を通じて供給。
主要顧客BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社
- リチウムイオン電池用正極材料
- NMC系やLFP系などの正極活物質。
- 正極材料前駆体
- 正極材料の原料となる水酸化ニッケルなどの化合物。
03自動車・電装品準主力
磁性粉やフェライト材料がモーター、センサー、リアクトルなど自動車電装部品に使用される。
- 磁性粉末材料
- モーターや発電機などの磁気回路に用いられる磁性粉。
04塗料・インキ・プラスチック副次
各種着色材料(無機顔料・有機顔料)を塗料、インキ、プラスチック着色用途に供給。
- 各種着色材料(無機顔料)
- 酸化鉄系顔料など。塗料や建材の着色に使用。
- 有機顔料
- 鮮やかな着色が可能な有機顔料。インキや樹脂着色に使用。
製品と技術
磁性粉から顔料までカバーする機能性顔料
機能性顔料セグメントの主力製品は、磁性粉末材料と各種着色材料である。磁性粉末材料は、塗布型磁気記録媒体(テープ、フロッピーディスクなど)に使われる針状の酸化鉄粉や二酸化クロム粉で、当社は高保磁力・高飽和磁化の製品をラインナップする。着色材料は、無機顔料として弁柄(赤色)、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、複合酸化物顔料などを製造。有機顔料は子会社の東京色材工業が手がけ、印刷インキや樹脂着色に用いられる。トナー用材料では、電子写真用のキャリアやトナー用外添剤を供給。また、触媒用途向けの顔料も手がける。2026年3月期の機能性顔料セグメントの売上高は78億円で、グループ全体の約28%を占める。祖業を継承しつつ、多様な産業向けに製品を供給している。
フェライト材料と誘電体材料の電子素材
電子素材セグメントの中核は、フェライト材料と誘電体材料である。フェライト材料には、ボンド磁石用の異方性フェライト粉末、フェライトコンパウンド(樹脂混合品)、焼結フェライト用原料がある。これらはモーター、スピーカー、センサーなどに使われる。子会社の戸田塑磁材料(浙江)や浙江東磁戸田磁業が中国で生産する。誘電体材料は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)向けの微粒子チタン酸バリウムが主力。AIサーバーやスマートフォンの小型化・高容量化ニーズに対応し、2026年3月期には過去最高の売上高を記録した。また軟磁性材料として、電磁波吸収体やインダクタ用の軟磁性フェライト粉末も手がける。これらの材料はグループ内で一貫生産されることが強みである。
リチウムイオン電池材料とその前駆体
リチウムイオン電池(LIB)用材料は、戸田工業が2008年に参入した成長事業である。正極材料の前駆体(共沈水酸化物)は子会社の株式会社セントラル・バッテリー・マテリアルズが製造する。これを原料として、合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社が正極材料(NCM系など)を生産し、自動車メーカーに供給してきた。しかし、EV市場の減速により業績が悪化し、2026年2月に戸田工業はBASF戸田の出資持分を全て譲渡することを決定した。今後、LIB材料事業からは撤退する見込みである。また、ハイドロタルサイト(吸着剤・樹脂安定剤)も同事業に含まれていたが、協業活動を解消している。
希土類磁石と射出成型磁石のグループ製品
戸田工業グループは、ネオジム磁石などの希土類磁石材料も手がける。中国・天津市の戸田麦格昆磁磁性材料(天津)有限公司が、ボンド磁石用の希土類磁性コンパウンド(NdFeB系)を製造する。同社は2007年の設立で、中国市場向けに供給している。また、2021年に連結子会社化した江門協立磁業高科技有限公司は、射出成型磁石(プラスチック磁石)の製造・販売を行う。射出成型磁石は、複雑形状の磁石部品を量産できる点が特徴で、小型モーターやセンサーに使用される。韓国の戸田マテリアルズ(旧戸田イス)も磁性材料を生産している。これらの子会社を通じて、磁石材料のグローバルな供給体制を構築している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
機能性材料で独自性、収益安定化を模索
戸田工業は、化学業界に属し、顔料や電子材料など機能性材料を手掛けるメーカーである。同業他社にはクラレ、東洋紡、北の達人コーポレーションなどが挙げられるが、戸田工業の売上高は2024年3月期262億円、2025年3月期317億円、2026年3月期280億円と変動がある。営業利益率は2025年3月期にマイナス1.89%と赤字となったが、2026年3月期には3.21%と黒字転換し、収益が改善している。機能性材料で独自の技術を持ち、特定分野でのシェアがあるが、売上の不安定さや競争激化が課題である。
強み
- 顔料や電子材料で高い技術力と特許を持つ。
- 特定材料で競争優位性を有し、差別化が可能。
- 営業利益率が改善し、収益基盤を回復。
- 幅広い製品ラインナップで需要に対応。
課題
- 売上高が不安定で、安定的な成長が課題。
- 利益率がまだ低く、収益性の向上が必須。
- 化学業界の競争が激しく、価格競争の懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字が戸田工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4222児玉化学工業 | 105億円 | 0.4倍 |
| 2 | 4629大伸化学 | 101億円 | 11.3倍 |
| 3 | 4960ケミプロ化成 | 101億円 | 33.1倍 |
| 4 | 4245ダイキアクシス | 98億円 | 11.3倍 |
| 5 | 4224ロンシール工業 | 98億円 | 9.6倍 |
| 6 | 4100戸田工業 | 95億円 | — |
| 7 | 4406新日本理化 | 95億円 | 15.9倍 |
| 8 | 4119日本ピグメントホールディングス | 94億円 | 8.1倍 |
| 9 | 4040南海化学 | 92億円 | 2.9倍 |
| 10 | 3878巴川コーポレーション | 89億円 | 9.0倍 |
| 11 | 4360マナック・ケミカル・パートナーズ | 86億円 | 10.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
弁柄メーカーとして創業した1933年
戸田工業は、1933年11月に広島市横川町で弁柄(ベンガラ)の製造販売を目的として、資本金50万円で設立された。弁柄は酸化鉄を主成分とする赤色顔料で、当時は塗料や建築材料の着色に広く使われていた。創業後、1951年にクツワ弁柄製造株式会社、1954年に吉備工業株式会社を相次いで合併し、生産規模を拡大した。この時期までは顔料メーカーとしての地盤を固める段階であり、後の事業多角化の基盤となった。また、1959年には山口県小野田市(現・山陽小野田市)に小野田工場を新設し、生産能力を増強している。
磁性粉と電子材料へ進出した1960~70年代
1969年7月、小野田工場にオーディオ・ビデオテープ用磁性粉末材料の生産設備を新設した。これが電子素材事業への本格参入である。当時は磁気記録媒体の需要が拡大しており、磁性粉はカセットテープやVHSテープの主要原料として成長した。1973年6月には同工場に湿式着色顔料工場を新設し、顔料事業も強化。さらに1984年12月には広島県大竹市にフェライト材料の生産工場(大竹工場)を新設し、磁石材料の分野に進出した。1988年4月には小野田工場に電子印刷用着色材料の専用生産設備を導入するなど、事業領域を広げていった。これらの投資により、同社は顔料専業から電子材料へと事業の軸足を移していく。
東証一部上場と海外展開の本格化(1983~2007年)
1983年9月、戸田工業は東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)に指定された。これを機に海外市場への進出を加速する。1994年7月にドイツのデュッセルドルフ市に戸田工業ヨーロッパGmbHを設立、1996年8月には米国イリノイ州に戸田アメリカIncorporatedを設立した。2000年代に入ると中国を重視し、2003年1月に浙江省に戸田塑磁材料(浙江)有限公司、2004年8月に同省に浙江東磁戸田磁業有限公司を設立。2006年10月には韓国釜山広域市に戸田フェライトコリア(現戸田コリアソウル)を設立した。さらに2007年4月に中国天津市に戸田麦格昆磁磁性材料(天津)有限公司、同年8月にカナダ・オンタリオ州に戸田アドバンストマテリアルズInc.を設立し、グローバルな生産販売網を構築した。
リチウムイオン電池材料への参入と合弁事業(2008~2015年)
2008年3月、戸田工業は米国アルゴンヌ国立研究所からリチウムイオン電池用正極材料の特許ライセンスを取得した。これがLIB材料事業の始まりである。同年4月には韓国江原道原州市に戸田イスCORPORATION(現戸田マテリアルズ)を設立し、磁性材料とともにLIB材料の生産拠点とした。また2008年6月には東京色材工業株式会社の株式を取得し、有機顔料のラインアップを強化した。2015年2月、小野田事業所と北九州工場のLIB正極材料生産設備等を現物出資し、BASFジャパンとの合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社を設立。この合弁により、自動車向けLIB材料の量産体制を整えた。戸田工業は持分法適用関連会社として同事業に関与することとなった。
再編と市場区分変更の2020年代
2021年4月、1997年に分社化していた戸田ピグメント株式会社を吸収合併し、岡山事業所とした。同年8月には中国広東省の江門協立磁業高科技有限公司を連結子会社化し、射出成型磁石の事業を拡大した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行したが、わずか1年半後の2023年10月にはスタンダード市場に移行した。移行の理由は、プライム市場の上場維持基準を満たせなかったことによる。2023年11月には韓国の戸田イスCORPORATIONを連結子会社化し、その後2025年1月に戸田マテリアルズへ社名変更した。この間、業績は不安定で、2024年3月期には純損失36億円、2025年3月期にも純損失36億円を計上。2026年2月にはBASF戸田からの撤退を決議し、事業ポートフォリオの見直しを進めている。
年表27件を開く
1930年代
- 1933年11月創業広島市横川町に弁柄の製造販売を事業目的とする「戸田工業株式会社」を資本金50万円で設立。
1950年代
- 1951年4月M&Aクツワ弁柄製造株式会社を合併。
- 1954年11月M&A吉備工業株式会社を合併。
- 1959年10月山口県小野田市に小野田工場を新設。
1960年代
- 1969年7月小野田工場にオーディオ・ビデオテープ用磁性粉末材料の生産設備を新設。
1970年代
- 1973年6月小野田工場に湿式着色顔料工場を新設。
1980年代
- 1983年9月東京証券取引所市場第1部(現プライム市場)指定。
- 1984年12月広島県大竹市にフェライト材料の生産工場(大竹工場)を新設。
- 1988年4月小野田工場に電子印刷用着色材料の専用生産設備を新設。
1990年代
- 1994年7月創業ドイツ デュッセルドルフ市に「戸田工業ヨーロッパGmbH」を設立。
- 1996年8月創業アメリカ イリノイ州シャンバーグ市(現ミシガン州バトルクリーク市に移転)に「戸田アメリカ Incorporated」を設立。
2000年代
- 2003年1月創業中国 浙江省に「戸田塑磁材料(浙江)有限公司」を設立。
- 2004年8月創業中国 浙江省に「浙江東磁戸田磁業有限公司」を設立。
- 2006年10月創業韓国 釜山広域市(現京畿道安養市に移転)に「戸田フェライトコリア Co., LTD.」(2022年2月に「戸田コリアソウル Co., LTD.」へ社名変更)を設立。
- 2007年4月創業中国 天津市に「戸田麦格昆磁磁性材料(天津)有限公司」を設立。
- 2007年8月創業カナダ オンタリオ州サーニア市に「戸田アドバンストマテリアルズ Inc.」を設立。
- 2008年3月アメリカ アルゴンヌ国立研究所から、リチウムイオン電池用正極材料の特許ライセンスを取得。
- 2008年4月創業韓国 江原道原州市に「戸田イス CORPORATION」を設立。
- 2008年6月「東京色材工業株式会社」の株式を取得。
2010年代
- 2015年2月小野田事業所、北九州工場のリチウムイオン電池正極材料生産設備等を現物出資して、BASFジャパン㈱との合弁会社「BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社」を設立。
- 2016年4月創業タイ バンコク都(現アユタヤ県に移転)に「戸田工業アジア(タイランド)Co., Ltd.」を設立。
- 2016年4月商号変更「戸田ファクトリー株式会社」(2016年4月に「戸田ファインテック株式会社」へ社名変更)を連結子会社とする。
2020年代
- 2021年4月M&A1997年に分社化した戸田ピグメント株式会社を吸収合併し、当社岡山事業所とする。
- 2021年8月中国 広東省の江門協立磁業高科技有限公司を連結子会社とする。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2023年10月東京証券取引所のスタンダード市場に移行。
- 2023年11月商号変更韓国 江原特別自治道原州市の「戸田イス CORPORATION」(2025年1月に「戸田マテリアルズ株式会社」へ社名変更)を連結子会社とする。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2031年3月期まで10億円
- 営業利益率2031年3月期まで10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオマネジメントの強化
収益性と成長性に基づき事業を「成長」「次世代」「収益基盤」「再生・転換」の4カテゴリーに分類し、選択と集中を徹底。収益構造の質的改善と筋肉質な経営体質への転換を図る。
- 02
成長分野への事業展開加速
モビリティ、AI、環境の成長分野において、独自の湿式合成技術を核に磁石材料、誘電体材料、軟磁性材料、環境材料(CO₂回収、水素製造)の拡大を推進する。
- 03
財務基盤の安定と資本効率向上
営業利益率、ROE、自己資本比率、運転資本回転期間を主要KPIに設定。キャッシュ・コンバージョン・サイクル改善による運転資本効率化とNPVに基づく投資判断でキャッシュ創出を図る。
- 04
人財戦略の強化
サクセッションプラン本格導入、女性・マイノリティのキャリア開発、DX人財育成の3施策を軸に、経営戦略と一体化した人財マネジメントを推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,037人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は622万円で、9期前と比べて−10.0%。平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は18.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,188 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,186 | — |
| 2019年3月 | 691 | 45.8 | 20.3 | 1,206 | — |
| 2020年3月 | 680 | 44.6 | 19.2 | 1,188 | — |
| 2021年3月 | 655 | 47.0 | 21.5 | 1,208 | — |
| 2022年3月 | 702 | 47.2 | 20.1 | 1,303 | — |
| 2023年3月 | 669 | 47.3 | 20.2 | 846 | — |
| 2024年3月 | 655 | 47.1 | 19.9 | 1,112 | — |
| 2025年3月 | 642 | 46.4 | 18.8 | 1,067 | −56 |
| 2026年3月 | 622 | 46.6 | 18.4 | 1,037 | 87 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社17社(国内 7 / 海外 10、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 海外戸田工業ヨーロッパ GmbHドイツ デュッセルドルフ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外戸田塑磁材料(浙江)有限公司(注)1中国浙江省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外戸田コリアソウル Co., LTD.韓国京畿道安養市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東京色材工業㈱東京都板橋区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外戸田麦格昆磁磁性材料(天津)有限公司(注)1中国天津市 · 連結子会社議決権67.0%
- 国内戸田アメリカIncorporated(注)1アメリカ ミシガン州 バトルクリーク市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外戸田アドバンストマテリアルズInc.(注)1カナダ オンタリオ州 サーニア市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内戸田ファインテック㈱広島県大竹市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外戸田工業アジア(タイランド) Co., Ltd.タイ アユタヤ県 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外江門協立磁業高科技有限公司(注)1中国広東省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外戸田マテリアルズ㈱(注)1,3韓国江原道原州市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内その他3社- · 連結子会社
残りのグループ会社5社を開く
- 浙江華源応用新材料股份有限公司中国浙江省21%
- 浙江東磁戸田磁業有限公司中国浙江省50%
- ㈱セントラル・バッテリー・マテリアルズ大阪府堺市40%
- BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社山口県山陽小野田市34%
- TDK㈱(注)2東京都中央区25%
- 調達2.9億円グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発低圧・低濃度CO2分離回収の低コスト化技術開発・実証工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証/Na-Fe系酸化物による革新的CO2分離回収技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-26
- 調達3,836万円水素利用等先導研究開発事業炭化水素等を活用した二酸化炭素を排出しない水素製造技術開発メタン直接改質法による鉄系触媒を用いた高効率水素製造システムの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-06-18
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は280億円、営業利益は9億円。前期と比べると減収で、売上が-11.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 290億円 | 280億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 9億円 |
| 純利益 | 5億円 | -35億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は73億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 74 | — | — | 6 |
| 2024年1Q | 62 | −1 | −1.6 | 7 |
| 2024年2Q | 65 | 1 | 1.5 | 1 |
| 2024年3Q | 69 | 2 | 2.9 | 7 |
| 2024年4Q | 66 | — | — | −51 |
| 2025年2Q | 145 | −3 | −2.1 | −9 |
| 2025年4Q | 172 | −3 | −1.7 | −27 |
| 2026年2Q | 143 | 6 | 4.2 | −1 |
| 2026年4Q | 137 | 3 | 2.2 | −34 |
| 2027年1Q | 73 | 4 | 5.5 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は317億円から280億円へ88%に減った。直近期の営業利益率は3.2%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 317 | — | −9 | — | 3 |
| 2014年3月 | 316 | — | −4 | — | −17 |
| 小野田事業所、北九州工場のリチウムイオン電池正極材料生産設備等を現物出資して、BASFジャパン㈱との合弁会社「BASF戸田バッテリーマテリアルズ合同会社」を設立。 | |||||
| 2015年3月 | 340 | — | 10 | — | 6 |
| タイ バンコク都(現アユタヤ県に移転)に「戸田工業アジア(タイランド)Co., Ltd.」を設立。 | |||||
| 2016年3月 | 285 | — | −14 | — | −69 |
| 2017年3月 | 279 | — | −11 | — | −29 |
| 2018年3月 | 328 | — | 12 | — | 10 |
| 2019年3月 | 344 | — | 4 | — | 0 |
| 2020年3月 | 331 | — | −13 | — | −53 |
| 1997年に分社化した戸田ピグメント株式会社を吸収合併し、当社岡山事業所とする。 | |||||
| 2021年3月 | 290 | — | −6 | — | −41 |
| 2022年3月 | 353 | — | 42 | — | 31 |
| 韓国 江原特別自治道原州市の「戸田イス CORPORATION」(2025年1月に「戸田マテリアルズ株式会社」へ社名変更)を連結子会社とする。 | |||||
| 2023年3月 | 349 | — | 33 | — | 33 |
| 2024年3月 | 262 | — | 12 | — | −36 |
| 2025年3月 | 317 | −6 | −14 | −1.9 | −36 |
| 2026年3月 | 280 | 9 | −1 | 3.2 | −35 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高280億円のうち、営業利益として残るのは9億円で3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-35億円、売上の-12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.1%213億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.1%59億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが33億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは23億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は72億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 40 | −26 | 20 | 14 | 85 |
| 2014年3月 | 15 | −18 | −26 | −3 | 58 |
| 2015年3月 | 18 | 21 | −35 | 39 | 64 |
| 2016年3月 | 0 | −1 | −11 | −1 | 60 |
| 2017年3月 | 21 | −27 | −5 | −6 | 48 |
| 2018年3月 | 17 | −2 | −20 | 15 | 43 |
| 2019年3月 | 1 | −17 | 11 | −16 | 38 |
| 2020年3月 | 23 | −2 | −1 | 21 | 55 |
| 2021年3月 | 6 | −12 | 14 | −6 | 65 |
| 2022年3月 | 9 | −11 | 9 | −2 | 75 |
| 2023年3月 | 8 | −4 | 2 | 4 | 85 |
| 2024年3月 | −6 | −14 | 12 | −20 | 79 |
| 2025年3月 | 38 | −19 | −21 | 19 | 78 |
| 2026年3月 | 33 | −10 | −32 | 23 | 72 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は479億円。このうち返さなくてよい自己資本が98億円で、自己資本比率は18.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 651 | 281 | 370 | 41.8 |
| 2014年3月 | 612 | 271 | 341 | 42.8 |
| 2015年3月 | 605 | 293 | 312 | 46.5 |
| 2016年3月 | 493 | 213 | 280 | 41.1 |
| 2017年3月 | 464 | 180 | 284 | 36.7 |
| 2018年3月 | 479 | 195 | 284 | 38.4 |
| 2019年3月 | 483 | 184 | 299 | 36.1 |
| 2020年3月 | 439 | 126 | 313 | 26.2 |
| 2021年3月 | 418 | 94 | 324 | 19.5 |
| 2022年3月 | 513 | 140 | 373 | 24.2 |
| 2023年3月 | 520 | 166 | 354 | 30.5 |
| 2024年3月 | 537 | 145 | 392 | 25.8 |
| 2025年3月 | 507 | 118 | 389 | 21.7 |
| 2026年3月 | 479 | 98 | 381 | 18.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で203社中177位あたり、逆に低いのは自己資本比率で203社中202位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,565で、1年前と比べて+12.5%。過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 18.1倍 |
| PBR | 0.79倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
6月下旬に1776円から下落基調となり、7月17日に1357円まで調整。しかし7月29日には1258円まで売られ、その後は急速に反発し8月5日には1563円まで戻した。25日移動平均線(1455.68円)を約7.4%上回り、75日線(1574.69円)に接近。週足では下げ一服後、下値を切り上げる展開。出来高は下落時に膨らみ、反発局面でも8月5日に9.96万株と増加。52週高値2219円からは依然高水準の調整圏。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERは赤字のため算出不能。PBRは0.99倍とほぼ1倍で、業界平均の1.46倍より低く、株価は資産価値に近い。ROEは23.1%と高いが、直近の業績は赤字が続いており、収益性の悪化が懸念される。配当利回りは2.56%と業界平均の2.69%に近く、配当は維持されている。しかし、赤字が続く中での配当維持はリスクがある。バリュエーションはPBRから妥当圏内と見るが、業績回復の見通しが不透明なため、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 18.1倍 | — |
| PBR | 0.79倍 | 1.41倍 |
| ROE | 23.1% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績悪化が続き、赤字からの脱却が課題。強気派は、事業ポートフォリオの見直しやコスト削減で収益改善が進むと期待する。弱気派は、需要減退や競争激化で構造的な不調が続くとみて、改善を懐疑的に捉える。
- 構造改革の進展
不採算事業の撤退やコスト削減で赤字幅が縮小傾向。
- 新製品の可能性
電子材料などの成長分野で新製品が寄与する可能性。
- 低PBR
PBRが1倍未満で、資産価値に比べて割安。
- 営業損益が-6億円から+9億円へ黒字転換2026年3月期影響中
営業利益9億円、前期の-6億円から15億円改善
- 営業利益率が-1.89%から3.21%へ改善2026年3月期影響中
売上高280億円、営業利益9億円、利益率は前期比5.10pt上昇
- PBR0.99倍で純資産水準の下値不定影響弱
PBR0.99倍と株価が1株純資産と同水準、資産面で下値が堅い
- 配当利回り2.56%と相対的に高い通年影響弱
配当利回り2.56%で、赤字局面でも一定の株主還元
- 赤字の継続
直近も赤字が続き、業績回復の見通しが立たない。
- 需要減退
主要セグメントの市場が縮小している。
- 競争激化
新興国の競合が台頭し、価格競争が激しい。
- 純損失3期連続、-36→-36→-35億円2026年3月期影響中
純損益は2024年3月期-36億円、2025年3月期-36億円、2026年3月期-35億円
- 売上高317億円から280億円へ大幅減収2026年3月期影響中
売上高は前期比約11.7%減の280億円、需要減退が鮮明
- PERが算出できず収益力の評価困難通年影響弱
純利益赤字のためPERがマイナス圏で、株価指標として機能せず
- 外国保有6.06%と低く売買が細い継続影響弱
外国人保有6.06%で流動性が低く、大口売りで下げやすい
- 営業損益
- 赤字脱却の進捗が投資判断の鍵。
- 売上高
- 需要の動向を反映する。
- 在庫水準
- 在庫調整が進むか、需要と供給のバランス。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | — |
| 2018年3月 | 40 | 100.0 | 32.9 |
| 2019年3月 | 40 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,881人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 43.3 | 43.0 | 44.5 | 51.2 | 47.4 | 50.9 |
| 事業法人 | 22.7 | 22.0 | 22.9 | 22.0 | 21.8 | 21.8 |
| 金融機関 | 26.1 | 24.4 | 24.4 | 18.3 | 21.9 | 18.0 |
| 外国法人 | 5.3 | 5.9 | 4.6 | 5.7 | 6.2 | 5.9 |
| 自己株式 | 5.5 | 5.5 | 5.3 | 5.3 | 5.2 | 5.1 |
| 証券会社 | 2.6 | 4.6 | 3.5 | 2.6 | 2.5 | 3.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | TDK株式会社 | 20.66 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.23 |
| 03 | 堤 浩二 | 3.62 |
| 04 | 株式会社広島銀行 | 3.56 |
| 05 | 秋元 利規 | 3.28 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・TDK株式会社退職給付信託口) | 3.26 |
| 07 | UBS AG SINGAPORE (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ) | 2.89 |
| 08 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 1.31 |
| 09 | 横田 芳紀 | 1.20 |
| 10 | 明治安田生命保険相互会社 | 0.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−11287%、1株純資産は14期で+231%。直近期のROEは23.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | 472 | 1.0 | 59.7 |
| 2014年3月 | −302 | 4,547 | — | — |
| 2015年3月 | 97 | 4,889 | 2.1 | 44.6 |
| 2016年3月 | −1,192 | 3,519 | — | — |
| 2017年3月 | −508 | 2,954 | — | — |
| 2018年3月 | 170 | 3,194 | 5.5 | 22.4 |
| 2019年3月 | −0 | 3,022 | — | — |
| 2020年3月 | −917 | 1,997 | — | — |
| 2021年3月 | −719 | 1,412 | — | — |
| 2022年3月 | 541 | 2,156 | 30.3 | 5.3 |
| 2023年3月 | 567 | 2,744 | 23.1 | 4.5 |
| 2024年3月 | −620 | 2,399 | — | — |
| 2025年3月 | −616 | 1,905 | — | — |
| 2026年3月 | −597 | 1,561 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 久保恒晃 | 代表取締役社長執行役員 兼 調達物流部 管掌 | 61 |
| 寳來茂 | 取締役会長執行役員 | 66 |
| 松岡大 | 取締役専務執行役員 創造本部長 兼 事業統括室 副室長 兼 知財特許グループ 管掌 | 63 |
| 友川淳 | 取締役常務執行役員 経営企画室長 兼 営業本部・事業統括室 管掌 | 53 |
| 橋山秀一 | 取締役 | 59 |
| 袖野玲子 | 取締役 | 52 |
| 生嶋太郎 | 取締役 | 56 |
| 沖本和美 | 取締役(常勤の監査等委員) | 67 |
| 長谷川臣介 | 取締役(監査等委員) | 60 |
| 金澤浩志 | 取締役(監査等委員) | 47 |
| 浦勇和也 | 取締役(監査等委員) | 68 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 79 | 3 | 4 | 88 | 22 |
| 社外取締役 | 6 | 29 | — | — | 29 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 9 | — | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容692字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,092字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,485字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,573字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第93期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第93期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第92期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第92期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第91期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第90期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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