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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オーバーラップホールディングス

414A · Growth · 情報・通信業

ライトノベル発のIPをマンガ・アニメへと展開する出版社。小説投稿サイトから原石を発掘し、メディアミックスで価値を最大化するビジネスモデル。

概要

株式会社オーバーラップホールディングスは、ライトノベルやマンガを中心としたコンテンツIP(知的財産)の創出・展開を行う持株会社である。2022年に設立され、2025年10月に東京証券取引所グロース市場に上場。連結売上収益85億円、純利益21億円(2025年8月期)、従業員85名。傘下に株式会社オーバーラップと株式会社オーバーラップ・プラスを持ち、単一セグメントのエンターテインメント事業を運営する。

ゼロからIPを生み出すビジネスモデル

当社グループは、小説投稿サイトやSNSで注目を集めるアマチュア作品を編集者の目利きで発掘し、ライトノベルとして刊行する。ヒット作は漫画家との協業でマンガ化し、さらにアニメ化へと展開する。この段階的メディアミックスによりIPの認知度と収益を拡大する。2025年8月期には自社IPのアニメ作品が7本放映開始された。シリーズ化されたIPは長期間にわたり新刊売上と過去作品の継続販売を生み、安定的な収益基盤となる。

自社IPが収益の柱、売上は電子書籍がけん引

売上収益の大部分はライトノベルとマンガから構成される。主力IP(年間売上25百万円超)は2025年8月期に57点で、その売上は6,646百万円に達する。自社IP売上に加え、ポケモン攻略本など他社IP商品も扱うが、成長の軸は自社IPにある。電子出版市場の拡大を背景に、電子書籍販売が増加。主要取引先には株式会社メディアドゥ(売上構成比29.5%)、LINE Digital Frontier株式会社(10.8%)、株式会社カカオピッコマ(10.6%)が並ぶ。

国際展開と人材育成を成長課題に

海外ではライセンス供与を中心に展開しており、日本発コンテンツへの需要拡大を捉えるため、ライセンス先の地域拡大やパートナー企業開拓を推進する。編集者の目利きが競争力の源泉であることから、中途・新卒採用を積極化し、研修制度を充実させて人材育成に注力する。財務面では営業利益と調整後EBITDAを重視し、2025年8月期の調整後EBITDAは33億円、営業利益は30億円と堅調に推移している。

業界の中での役割は小説投稿サイトやSNSから作品を発掘し、書籍化・メディアミックスによってIP価値を高める出版社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
85億円
営業利益
30億円
営業利益率
35.3%
純利益
21億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01エンターテインメント(出版・メディア)主力

ライトノベルの刊行を起点に、ヒット作品をマンガ化、アニメ化することでIP価値を最大化する。売上の大部分はライトノベルとマンガ。海外ライセンス収入も得る。シリーズ化により長期的な収益を生む。

自社IPからの売上高が国内ライトノベル・マンガ市場で上位

主な製品・サービス3
ライトノベル(オーバーラップ文庫等)
小説投稿サイトで人気の作品をプロの編集者によって書籍化。イラストを付けた娯楽小説で、価格帯は1,000円前後。
マンガ(コミックガルド等)
ライトノベルを原作としたマンガを複数のレーベルから刊行。電子書籍配信も行う。価格帯は1,000円未満。
アニメ
自社IPのアニメーション作品に原作許諾や製作委員会への出資で関与。原作使用料や出資分配金を得る。

02その他(ライセンス・海外)準主力

ヒットIPの海外展開によるライセンス収入、および他社IPを扱う商品(ポケモン攻略本やCD)の販売。ライセンス収入はIP価値の最大化に貢献。

主な製品・サービス1
ライセンス商品(ゲーム攻略本、CD)
他社が保有する人気IP(例:ポケモン)のゲーム攻略本やサウンドトラックCDを発売。

製品と技術

ライトノベルとマンガの多様なレーベル群

ライトノベルでは「オーバーラップ文庫」「オーバーラップノベルス」「オーバーラップノベルスf」「ロサージュノベルス」の4レーベルを展開し、価格帯は概ね1,000円前後である。マンガでは主力の「コミックガルド」に加え、「コミッククリエ」「LiQulle」「ラブパルフェ」「はちみつコミックエッセイ」のレーベルを持ち、価格は1,000円未満が中心。特に「コミックガルド」はアプリを通じた電子書籍配信も行い、電子マンガ市場の成長を取り込んでいる。

アニメ化と海外ライセンスでIP価値を拡大

当社グループは自社IPのアニメ化を積極的に推進する。原作許諾や製作委員会への出資を通じて関与し、原作使用料や分配金を得る。2025年8月期には7作品がアニメ放映を開始した。海外展開はライセンスが中心で、既存のライセンス国でのパートナー拡大と未開拓地域への進出を進める。これにより、IPのライフサイクルを長期化し、収益の多様化を図っている。

他社IP商品による補完的事業

自社IP創出以外にも、他社が保有するIPを活用した商品販売を行う。具体例として、ポケモンのゲーム攻略本やサウンドトラックCDなどがある。この事業は売上構成比は限定的だが、既存の販路を活かした安定収益源として機能している。2025年8月期の自社IP売上6,646百万円に対し、他社IP売上は差額の約1,889百万円と推定される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • エンターテインメント(出版・メディア)自社IPからの売上高が国内ライトノベル・マンガ市場で上位

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

アニメ・ゲームIP、高収益安定

オーバーラップホールディングスはライトノベル・アニメ・ゲームのIP事業を展開。同業のVRやクラウド・SaaS企業とは異なり、コンテンツIPに特化。2024年8月期売上高84億円、営業利益率26.2%と高収益。2025年8月期も85億円、利益率35.3%と好調を維持。競合のVRなどと比較して、安定したIP収入が強み。ただし、特定ヒット作品への依存リスクや、市場競争激化が課題。

強み

  • 営業利益率26%超と非常に高く、キャッシュフロー安定。
  • 小説・アニメ・ゲームと複数媒体でIPを展開し収益源分散。
  • 売上高が緩やかに増加、急激な変動が少ない。
  • 国内外のアニメ・ゲーム需要拡大の恩恵を受けやすい。

課題

  • 一部の作品に収益が偏り、ヒットが途絶えると業績急落。
  • 新興IP企業が増加、市場競争が激化し優位性低下の恐れ。
  • グローバル展開にはローカライズや著作権管理の課題あり。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がオーバーラップホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
14667アイサンテクノロジー175億円31.8倍
24813ACCESS170億円
34420イーソル166億円21.8倍
43640電算165億円3.6倍
5414Aオーバーラップホールディングス162億円7.7倍
64761さくらケーシーエス162億円13.2倍
79414日本BS放送161億円14.1倍
84425Kudan160億円
94441トビラシステムズ159億円25.0倍
104175coly159億円218.4倍
119450ファイバーゲート159億円14.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 4件

NIC5ファンドの出資と持株会社設立(2022年5月)

2022年5月、株式会社オーバーラップがNIC5ファンド(株式会社日本企業成長投資がアドバイザー)から出資を受け入れ、当社(株式会社Musa)およびその100%出資子会社として旧株式会社オーバーラップホールディングスが設立された。この再編により、グループの中核となる持株会社体制の基盤が整えられた。当時のオーバーラップは単体で2022年8月期に純利益0百万円だったが、出版事業の拡大を目指していた。

オーバーラップの完全子会社化(2022年7月)

2022年7月、旧株式会社オーバーラップホールディングスが株式会社オーバーラップの全株式を取得し、完全子会社化した。これにより、持株会社の下で出版事業を統括する体制が確立された。同年8月期の株式会社オーバーラップ単体の売上高は78億円、純利益8億円(2023年8月期、連結ベース)と成長軌道に乗り始めた。子会社化は今後のグループ運営の基礎となった。

吸収合併によるオーバーラップホールディングス発足(2024年12月)

2024年12月、当社(株式会社Musa)が旧株式会社オーバーラップホールディングスを吸収合併し、商号を株式会社オーバーラップホールディングスに変更した。この合併によりグループの統治構造が一本化され、持株会社としての地位が明確化された。合併後の2025年8月期連結業績は売上収益85億円、営業利益30億円、当期利益21億円と過去最高を記録した。

東京証券取引所グロース市場上場(2025年10月)

2025年10月、株式会社オーバーラップホールディングスは東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場により資金調達手段の多様化と認知度向上が期待される。上場時点での従業員数は85名。上場関連費用を調整後EBITDAの計算から除外しており、2025年8月期の調整後EBITDAは33億円と、高い収益力を示している。

年表4件を開く

2020年代

  • 2022年5月創業株式会社オーバーラップが、株式会社日本企業成長投資がアドバイザーとして関与するNIC5ファンドから出資を受け入れることとなり、NIC5ファンドが当社(株式会社Musa)、及び、当社の100%出資で旧株式会社オーバーラップホールディングスを設立
  • 2022年7月旧株式会社オーバーラップホールディングスが、株式会社オーバーラップの全株式を取得
  • 2024年12月M&A当社が旧株式会社オーバーラップホールディングスを吸収合併し、商号を株式会社オーバーラップホールディングスに変更
  • 2025年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 主力IP数57点 (2025年8月期 実績値として記載)
  • 主力IP売上6,646百万円 (2025年8月期 実績値として記載)
  • 調整後EBITDA3,311百万円 (2025年8月期 実績値として記載)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新規IP創出力の拡大

    編集体制の強化や創出IPのジャンル拡大により、新規IPの創出能力を拡大する。

  2. 02

    メディアミックス展開の強化

    自社原作のアニメ化を中心としたメディアミックスを拡大し、IP当たり売上を増加させ、ヒットIPの長期収益化を図る。

  3. 03

    海外ライセンス開拓

    海外の日本コンテンツ需要拡大を捉え、ライセンス先の地域やパートナー企業の開拓を推進する。

  4. 04

    主力IPの増加

    年間売上25百万円超の主力IP数を増加させ、自社IP売上の成長ドライバーとする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都品川区275百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社オーバーラップ(注)2、3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社オーバーラップ・プラス(注)2
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は85億円営業利益30億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.2%、利益が+36.4%。

売上高
+1.2%
85億円
営業利益
+36.4%
30億円
純利益
+90.9%
21億円
営業利益率
35.3%
前期比 +9.1%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高83億円85億円
営業利益24億円30億円
純利益16億円21億円
1株あたり配当¥44¥44

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

2期分

直近は2026年3Qで、売上は20億円、営業利益は5億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年2Q411229.38
2026年3Q20525.03

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 4期分

直近期の営業利益率は35.3%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社オーバーラップが、株式会社日本企業成長投資がアドバイザーとして関与するNIC5ファンドから出資を受け入れることとなり、NIC5ファンドが当社(株式会社Musa)、及び、当社の100%出資で旧株式会社オーバーラップホールディングスを設立
2022年8月00
2023年8月78138
当社が旧株式会社オーバーラップホールディングスを吸収合併し、商号を株式会社オーバーラップホールディングスに変更
2024年8月84221826.211
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2025年8月85302935.321

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高85億円のうち、営業利益として残るのは30億円35.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の24.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.1%40億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.6%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益35.3%30億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+26.9pt
35.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+18.1pt
24.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.7pt
27.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 3期分

2025年8月期は営業CFが14億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは14億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は28億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年8月200−72035
2024年8月190−261928
2025年8月140−141428

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 4期分

2025年8月期の総資産は186億円。このうち返さなくてよい自己資本が81億円で、自己資本比率は43.8%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2022年8月69690100.0
2023年8月1936812535.2
2024年8月1826811537.1
2025年8月1868110443.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
28億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
31億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
104億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中23位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中469位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
27.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
35.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.4%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥810で、1年前と比べて-36.7%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥810-4.8%1ヶ月-1.8%1年-36.7%時価総額162億円
過去52週の値幅
安値¥779高値¥1,590

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.7倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR1.90倍
配当利回り5.43%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+11.87%と急上昇。25日線(870.64円)を上回り、75日線(908.99円)も上回る。200日線(1013.19円)は下回るが、上昇基調が鮮明。52週高値1590円からは約43%下落、52週安値779円からは約16%上昇。7月16日に出来高121万株と急増し、その後も高水準が続く。RSIは84.78と買われすぎ圏で、短期的な過熱感があるが、業績期待や需給が株価を押し上げている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER8.64倍は業界平均30.76倍を大きく下回り、PBR2.12倍も平均3.59倍より低い。配当利回り4.86%は平均2.66%を上回り、ROE27.76%と高い収益性を有する。ただし、予想PER11.6倍と実績PERの差が大きく、将来の成長鈍化懸念がある。割安だが、配当利回りは高いものの増配余地は限定的か。総合的に見て割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.7倍47.9倍
PER (予想)10.4倍
PBR1.90倍2.96倍
ROE27.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長性と収益性の高さから市場の注目を集める一方、割安感が薄れているとの指摘もある。強気派は、ユーザー数の増加やコンテンツのヒットによる収益の拡大を期待し、ROEの高さや配当利回りの良さを評価する。弱気派は、成長の持続性やマーケティング費用の増加、規制リスクを懸念する。今後のユーザー動向やコンテンツ戦略がカギを握る。

プラスに働く材料6
  • 高収益性

    営業利益率が35%を超え、収益力が極めて高い

  • ROEの高さ

    ROEが27%を超え、株主資本を効率的に活用している

  • 堅実な配当

    配当利回り4.87%はインカムゲインを求める投資家に魅力

  • 営業利益22→30億円、利益率35.3%決算発表後影響

    2025年8月期営業利益30億円、売上高85億円、営業利益率35.29%

  • 純利益11→21億円とほぼ倍増通年影響

    純利益21億円、前期11億円から約2倍に増加

  • 実績PER8.63倍・配当利回り4.87%継続影響

    PER8.63倍、配当利回り4.87%と割安高配当

マイナスに働く材料7
  • 株価の下落

    1年で株価が32%下落しており、市場の懸念が反映されている可能性

  • 収益の変動リスク

    コンテンツのヒットに依存する面が強く、業績の変動が大きい

  • 競争の激化

    同業他社との競争が激しく、ユーザー獲得コストが上昇する恐れ

  • 予想PER11.6倍、来期減益示唆決算発表後影響

    実績PER8.63倍に対し予想PER11.6倍と悪化

  • 売上高84→85億円とほぼ横ばい通年影響

    売上高85億円、前期84億円と伸び率約1%

  • 株価1年で32.8%下落継続影響

    前年比-32.79%と下落トレンド

  • 外国人保有59.45%と海外売りリスク継続影響

    外国人保有比率59.45%と高く、リスクオフ時に売られやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
コンテンツ事業の成長持続性を測る重要な指標
営業利益率
収益性の高さが持続するかを見るため
月間アクティブユーザー数
ユーザー基盤の拡大や定着度を把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり44で、前期から99.8%いまの株価に対する利回りは5.43%。

年間配当
¥44
1株あたり
配当利回り
5.43%
いまの株価に対して
配当性向
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年8月19,318
2025年8月36−99.8

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥44

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ11人。区分でいちばん多いのは外国法人59.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年8月%
外国法人59.5
事業法人31.6
個人・その他9.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NIC Fund II Cayman, LP17.37
02Cerasus Fund II Cayman, LP14.62
03Wisteria Fund II Cayman, LP14.14
04Camellia Fund II Cayman, LP13.32
05株式会社小学館10.00
06株式会社ポケモン10.00
07KKN合同会社6.00
08OSK合同会社5.00
09岩﨑 篤史5.00
10永田 勝治4.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 4期分

1株利益は4期で+143%、1株純資産は4期で−99%。直近期のROEは27.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%
2022年8月−24268,570
2023年8月4034112.6
2024年8月5733816.9
2025年8月10340627.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/8期の役員報酬は総額211百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
永田勝治代表取締役 社長602,000,000
原田直樹代表取締役 副社長44
岸川雄吾取締役 管理部長48
名子俊男社外取締役(常勤監査等委員)65
谷田昌広社外取締役(監査等委員)65
秋里英寿社外取締役(監査等委員)46

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)519519539
社外取締役216168

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,030字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社2社で構成され、主にライトノベル(注)やマンガをはじめとしたコンテンツIP(Intellectual Property)を取り扱うエンターテインメント事業(単一セグメント)を運営しており、持株会社である株式会社オーバーラップホールディングスと事業を担う株式会社オーバーラップと株式会社オーバーラップ・プラスから構成されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (注)イラスト付きの娯楽小説 1.ビジネスモデル 当社グループのビジネスは、ゼロから作品を生み出し、その生み出した作品について最適な作品展開(マンガ・ノベル・アニメ・ゲーム・WEBなど)を組み合わせていくことで、ヒット作に結びつけるというものです。 具体的には、以下の流れに沿って良質なコンテンツIPを生み出しております。 ① 小説投稿サイトやSNSを通じて、すでにユーザーの注目があるアマチュア作品の中から優れたコンテンツIPの原石を発掘し、プロの目で編集を行い、ライトノベル作品として刊行します。 ② ライトノベル作品の中でヒットした作品を原作として、最適な漫画家を組み合わせることで、新たなマンガ作品として刊行します。マンガ化することにより新たなファン層の開拓を行い、コンテンツIPあたりの売上を高めていきます。 ③ マンガ化された作品の中からヒットした作品をアニメ化することによりコンテンツIPの認知度を高め、ライトノベル・マンガ作品への波及効果による売上増加を目指しております。 ヒットしたコンテンツIPは海外でもライセンス収入を生み出し、国内外のヒット作品としてライフサイクルも長寿化していきます。このように、ライトノベル化等を通じてコンテンツIPを創出し、マンガ化、アニメ化とメディアミックスの段階を経てコンテンツIPの価値を最大化させるよう取り組んでおります。 また、当社グループは、シリーズ化させることによって長年にわたって収益貢献するコンテンツIPを多く創出しているという特徴があります。シリーズ化したIPについては、継続的に新刊を発売することによる売上に加えて、過年度に刊行した関連商材も売れ続けるという相乗効果も生じることにより、長期間にわたって収益を生み出す基盤となっていることに加え、毎期新たにIPを創出することによって安定的な成長を実現しているというのが、当社グループのビジネスモデルの特徴となります。 (1) 2023/8期以降は連結数値(IFRS)、2022/8期以前は当社グループの主要な事業子会社である株式会社オーバーラップの単体数値(日本基準)であり監査未実施 (2) 自社IP(国内)のうち、国内ライトノベル・マンガ売上高の合計(電子書籍を含む) (3) 各年度に新たに創出したIP (4) 過年度に創出したIP 2.主要な取扱商品及びレーベル 当社グループにおいては、ライトノベル、マンガ、アニメなどを通じてコンテンツIPの創出及び価値最大化を図っており、主要な取扱商品及びレーベルは以下のとおりです。なお、当社グループの売上の大部分は、ライトノベル及びマンガの売上によって構成されております。 ① ライトノベル(主要レーベルの価格帯は概ね1,000円前後) 「オーバーラップ文庫」、「オーバーラップノベルス」、「オーバーラップノベルスf」及び「ロサージュノベルス」というレーベルより作品を刊行しております。 ② マンガ(主要レーベルの価格帯は概ね1,000円未満) 当社グループにおける主力レーベル「コミックガルド」をはじめ、「コミッククリエ」、「LiQulle」、「ラブパルフェ」、及び、「はちみつコミックエッセイ」という複数のレーベルより作品を刊行しております。また、「コミックガルド」については、アプリ等を通じた電子書籍配信サービスも行っております。 ③ アニメ 当社グループでは、ライトノベルやマンガの原作の刊行を行っているコンテンツIPに関連するアニメーション作品に関して、原作の許諾や製作委員会への出資など様々な形で関与しており、当社グループは、原作元として受領する原作使用料や、製作委員会からの出資金の分配等を収受いたします。 ④ その他 当社グループが原作IPを創出する作品以外でも、他社が保有する原作IPをもとにした商品の販売を行うことがあります。具体的には、ポケモンのゲーム攻略本やサウンドトラックのCDなどの商品を発売しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。 ※クリエイター:作家、イラストレーター、漫画家等
経営方針・対処すべき課題2,532字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、「マンガ・ノベル・アニメ・ゲーム・WEB─―あらゆるメディアと多彩な才能をオーバーラップさせ世界に広がるIPを創り出し続ける。」という経営理念・経営方針のもと、業界の常識や、1つのメディアに縛られることなく、最適なメディアでコンテンツを生み出し、メディアミックスによって作品世界をさらに拡大・波及させていくことに挑戦し、業界・国境の垣根を越え、新しい才能とともにエンターテインメント業界の最前線へと駆け上がっていくことを目指しています。 (2)事業戦略 当社グループにおいては、編集体制の強化や、創出するIPのジャンル拡大等を行うことにより、新規IP創出力を拡大する方針です。また、併せて、当社グループが原作のライトノベルやマンガ等を刊行する作品のアニメ化を中心としたメディアミックスの拡大等により、コンテンツIP当たりの売上高の増加や、ヒットIPの長寿化を目指しております。また、海外における日本発のコンテンツIPへの需要拡大を取り込むため、当社グループの刊行する作品のライセンス先となる地域やパートナー企業の開拓を推進しております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの売上収益は、ソーシングや価値向上に主体的に取り組む自社IPから生み出される、マンガ・ライトノベル・アニメ等の「自社IP売上」と、ポケモンのゲーム攻略本等の書籍やサウンドトラックなどにかかる「他社IP売上」によって構成されております。当社グループとしてはこのうち、「自社IP売上」の源泉となる、長期にわたって収益貢献を続けることが期待される主力IP(年間売上25百万円超のIP)を増加させることを成長ドライバーと位置付けており、当該主力IP数及び主力IP売上を重視しております。 2021年8月期   2022年8月期   2023年8月期   2024年8月期   2025年8月期 主力IP数(点)   40   46   49   57   57 主力IP売上(百万円)   4,327   5,563   5,497   6,330   6,646 また、企業価値の拡大を図るという観点から「営業利益」及び「当期利益」を、事業から生み出されるキャッシュを把握するという観点から「調整後EBITDA※1」を、それぞれ重視しております。 ※1 調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+償却費+減損損失+上場関連費用等 2023年8月期   2024年8月期   2025年8月期 調整後EBITDA(百万円)   3,152   3,564   3,311 (4)経営環境 当社グループを取り巻く事業環境は、国内出版市場においては紙の商材が継続的に縮小を続けている一方で、電子商材(特に電子マンガ)は近年大幅に拡大しております。公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所によると、2024年(1月から12月まで)の紙と電子を合算した推定販売金額は前年比1.5%減の1兆5,716億円となり、その内訳は、紙の出版物については同5.2%減の1兆56億円、電子出版については同5.8%増の5,660億円となっております。 また、マンガ・アニメ等をはじめとする日本発のコンテンツIPは、海外においても近年人気が高まっており、今後も拡大が続いていくものと見込んでおります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①優秀な人材の確保・育成 当社グループのコンテンツIPは小説投稿サイトやSNSを通じて、当社グループの編集担当者の目利きにより発掘され、その後作品として刊行されます。そのため編集担当者には幅広い知識とスキルが求められます。 また、消費者ニーズを的確に捉えたコンテンツIPの創出とあわせて、IP数の増加への取り組みを重視しており、今後当社グループの成長を支える編集担当者の確保は非常に重要であるものと認識しております。 当社グループでは、中途採用を積極的に活用することに加え、定期的に新卒採用を実施することで、将来の成長を担う人材を確保できるよう努めております。また、採用後においても、当社グループで存分に力を発揮できるよう、業務を通じたトレーニングのほか、研修制度等の充実にも努めております。 ②魅力的なコンテンツIPの創出 当社グループのビジネスモデルは魅力的なコンテンツIPに支えられております。魅力的なコンテンツIPの源泉はクリエイターが生み出すものであり、クリエイターとの関係構築は非常に重要であると認識しております。 当社グループとしましては、既存の取引関係があるクリエイターと良好な関係を継続することとあわせて、新規IPの創出の過程において新たなクリエイターとのつながりを持ち、関係性を深めていくよう努めております。 ③海外展開 当社グループでは現在、ライセンスを中心として海外への販売を行っております。海外のコンテンツIP市場は今後高成長が見込まれることもあり、当社グループでは既存ライセンス国におけるライセンシー拡大や、ライセンス先の地域の拡大などに取り組んでまいります。 ④財務体質の強化 当社グループは、継続的で安定した事業基盤の構築に向けて、高い収益性とキャッシュ・フロー創出力を重視した経営を徹底し、株主還元や成長投資とのバランスに留意しつつ、強固な財務体質を維持することが重要な課題であると考えております。 ⑤内部管理体制の更なる強化 当社グループの更なる成長のためには、業務の効率化や、事業の規模やリスクに応じた内部管理体制の更なる強化が重要な課題であると認識しております。今後も、事業上のリスクを適切に把握・分析した上で、リスク管理規程やコンプライアンス規程等の改定、社内教育の充実等を通じて、適正な内部管理体制の整備に取り組んでまいります。
事業等のリスク7,148字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性が内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 また、以下の記載は将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではなく、記載された事項以外の予見できないリスクも存在します。このようなリスクが現実化した場合には、当社グループの事業、経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があります。 1.事業に関するリスク (1)Intellectual Property(以下、IP)市場の商品ニーズ、ユーザー嗜好の変化について (顕在化可能性:中、影響度:大、顕在化の時期:未定) 当社グループのビジネス商材であるIP市場においては、近年のインターネット上でのメディア視聴の世界的な広がり、また、マンガ、アニメ等のコンテンツ消費の国際的な拡大などを背景として、市場規模が拡大しております。こうした中、当社グループでは、ニーズやトレンドの把握、IP数の拡大等に努めることで、コンテンツのユーザー数や当社グループの売上収益も順調に拡大を続けており、今後もこの傾向は継続するものと考えております。 しかしながら、関連する法規制、景気動向、個人の嗜好等の変化等により、関連市場の成長が鈍化し、それに伴い、当社グループのコンテンツのユーザー数の減少が起きる等、当社グループのビジネスモデルを長期的に維持できない場合や、これらの変化に対応した新しいビジネスモデルを十分に構築できない場合には、ユーザー数の減少を背景とした売上収益成長の鈍化等を通じて、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制及び業界慣行について ①再販売価格維持制度について(顕在化可能性:低、影響度:中、顕在化の時期:未定) 当社グループが製作・販売している紙の書籍等の著作物は、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下、「独占禁止法」という。)第23条の規定により、再販売価格維持契約制度(以下、「再販制度」という。)が認められております。 再販制度とは、一般的にはメーカーが自社の製品を販売する際に、「卸売業者がその商品を小売業者に販売する価格」、「小売業者が消費者に販売する価格」を指定し、その価格(以下、「再販売価格」という。)を卸売業者、小売業者にそれぞれ遵守させる制度です。独占禁止法は、再販制度を不公正な取引方法の1つであるとして原則禁止しておりますが、著作物については再販制度が認められております。 公正取引委員会は2001年3月23日付「著作物再販制度の取扱いについて」において、「競争政策の観点からは同制度を廃止し、著作物の流通において競争が促進されるべき」としながらも、「同制度の廃止について国民的合意が形成されるに至っていない」と指摘しており、当面、当該再販制度が維持されることとなっております。 しかし、当該制度が廃止された場合、販売価格の値引きなどの価格競争に陥る可能性があるため、業界全体への影響も含め、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ②委託販売制度について(顕在化可能性:中、影響度:小、顕在化の時期:未定) 法的規制等には該当いたしませんが、再販制度と並んで出版業界における特殊な慣行として委託販売制度があります。委託販売制度とは、当社グループが取次及び書店に配本した出版物について、配本後も返品を受け入れることを条件とする販売制度です。 当社グループは発生し得ると考えられる予想返金額を、過去の返品率等を計算基礎として算出し、収益より控除するとともに、返金負債として計上しておりますが、今後の返品実績の動向によっては、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③著作権、商標権、知的財産権等について(顕在化可能性:低、影響度:中、顕在化の時期:未定) 当社グループは、著作権、商標権、知的財産権等の法令等の下、事業活動を行っており、現段階において事業及び業績に重大な影響を及ぼす訴訟を提起されている事実はありません。 しかし、当社グループとクリエイターとの間において著作権に関するトラブルが生じた場合、又は当社グループと他社間において著作権又は商標権等に関するトラブルが発生した場合においては、訴訟等が発生する可能性があります。当社グループでは、知的財産権に関する専門の弁護士と顧問契約を締結し、常にトラブルが無いよう努めておりますが、万一訴訟等が発生し、当社グループの信頼を大きく毀損する事態に至った場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、著作権、商標権、知的財産権等の法令等に重大な変更や当社グループ事業に関係する重大な法令等の新設がある場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 ④コンプライアンス体制について(顕在化可能性:低、影響度:大、顕在化の時期:未定) 当社グループでは、今後企業価値を高めていくためにはコンプライアンス体制が有効に機能することが重要であると考えております。そのため、コンプライアンスに関する社内規程を策定し、全役員及び全従業員を対象として年一回以上の社内研修を実施し、周知徹底を図っております。併せて、コンプライアンス体制の強化に取り組んでおります。 しかしながら、これらの取組みにも関わらずコンプライアンス上のリスクを完全に解消することは困難であり、今後の当社グループの事業運営に関して法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの信頼を大きく毀損することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑤青少年保護に関連する法令について(顕在化可能性:低、影響度:小、顕在化の時期:未定) 本書提出日現在、当社グループは「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」等の法令等の遵守に努めております。なお、当社グループの発売するコンテンツは「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」及び各地方公共団体が制定する青少年健全育成条例等が規制対象とする事業に該当しないと考えております。 しかしながら、当社グループではマンガを配信・出版する前に、東京都青少年の健全な育成に関する条例及び書店各社の規制を参考に定めた当社グループの基準への適合性を確認することで、表現の健全性を確保するように努めております。これらの法令が改正・解釈の変更または新たな法令の制定により、当社グループの事業が何らかの制約を受けることとなった場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 ⑥その他法規制・動向について(顕在化可能性:低、影響度:中、顕在化の時期:未定) 当社グループが提供するサービスを規制するその他の法律として「個人情報の保護に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、「資金決済に関する法律」、「下請代金支払遅延等防止法」、「電子消費者契約に関する民法の特例に関する法律」、「消費者契約法」及び「不当景品類及び不当表示防止法」等があります。 当社グループは、これらの規制に準拠したサービス運営を実施しており、今後も法令遵守体制の強化や社内教育の実施などを行ってまいりますが、新たな法規制の制定や改正が行われ、当社グループが運営するサービスが新たな法規制の対象となる場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 (3)競合他社の動向について(顕在化可能性:中、影響度:中、顕在化の時期:中期) インターネット上の小説やマンガ等のコンテンツを書籍化するビジネスモデルにより、各社から大型のヒット作が相次ぎ出版されており、今後も当社グループと類似したビジネスへの新規参入等があると考えられます。 当社グループとしましては、当社グループならびに当社グループのサービスの知名度向上、及びクリエイター・ユーザーの満足度向上のための施策を継続的に実施することで、競合他社に対する優位性を確保することに努めてまいりますが、見込みどおりの効果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 (4)システムの安定的な稼働について(顕在化可能性:低、影響度:中、顕在化の時期:未定) 当社グループWebサイト及びアプリはウェブ上で運営されており、快適な状態でユーザーにサービスを提供するためにはシステムを安定的に稼働させ、問題が発生した場合には適時に解決する必要があると認識しております。そのため、新システムまたは機能導入時における十分な検証、及びシステム運用後においてはシステムを安定的に稼働させるための人員確保等に努めております。 しかし、当社グループが提供する各サービスへの急激なアクセス数の増加や災害等に起因したサーバーの停止に伴うシステムダウンが生じた場合、またはコンピュータ・ウイルスやクラッカーの侵入等によりシステム障害が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 (5)海外へのIPライセンス許諾について(顕在化可能性:低、影響度:小、顕在化の時期:未定) 当社グループは、国内のみならず海外の企業に対してもIPのライセンス許諾を行っております。海外へのIPライセンス許諾に際しては許諾先の地域での市場動向、政治・経済、法律・規制、社会情勢、その他の要因によって、海外での事業活動に悪影響を与える可能性があります。 対応策として各許諾先の地域の状況の情報収集を行い、早期把握に努めておりますが、上記の悪影響が顕在化した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 2.組織体制に関するリスク (1)当社グループの成長戦略を担う人材の確保について(顕在化可能性:中、影響度:中、顕在化の時期:中期) 当社グループを取り巻く事業環境は大きく変わりつつあります。このような環境変化に適時的確に対応するためには、優秀な人材の確保が不可欠となりますが、必要な人材の確保が追いつかない場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループは、優秀な人材を採用し、それぞれの能力を最大かつ最適な形で発揮できることが持続的な成長を実現する原動力と考えております。そのために魅力的な企業風土の醸成、競争力ある処遇条件の維持、公平公正な人事評価制度の運用などに努めております。 (2)小規模組織における管理体制について(顕在化可能性:低、影響度:小、顕在化の時期:中期) 当社グループは、小規模な組織であり、現在の内部管理体制もこの規模に応じたものとなっております。当社グループでは今後、事業の拡大に応じた組織整備や内部管理体制の拡充を図る予定ですが、事業の拡大に応じた組織整備や内部管理体制の拡充が順調に進まなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 (3)内部管理体制の整備状況にかかるリスクについて(顕在化可能性:低、影響度:中、顕在化の時期:未定) 当社グループは、企業価値を継続的かつ安定的に高めていくためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能するとともに、適切な内部管理体制の整備が必要不可欠であると認識しております。業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムの適切な整備・運用、さらに法令・定款・社内規程等の遵守を徹底しておりますが、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の整備が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 3.その他のリスク (1)事故・災害について(顕在化可能性:中、影響度:中、顕在化の時期:未定) 当社グループは、地震その他の大規模自然災害、火災、停電、テロ、感染症の流行、その他の事故・災害による影響を最小化するために、定期的な災害防止検査、設備点検、避難誘導体制の整備、適切な防災・避難訓練などの対策を行っておりますが、激甚な事故・災害が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 (2)風評被害について(顕在化可能性:中、影響度:中、顕在化の時期:中期) 当社グループの風評や評判は、当社グループのサービスを利用するユーザー、取引先、投資家、従業員及びその家族等のステークホルダーとの信頼関係を良好に築くために非常に重要です。当社グループは、サービス利用ユーザー及び取引先等に丁寧に対応し信頼関係の構築に努めております。また今後は、当社グループに対する理解を深めていただくように、適時適切な開示を行っていく方針です。 しかしながら、予期せぬ事態が発生した際に適切な対処が行えなかった場合はステークホルダーからの信頼を損なうことになり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 (3)新株予約権の行使による株式の希薄化について(顕在化可能性:高、影響度:小、顕在化の時期:短期) 当社グループは、取締役や従業員等に対して、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとして新株予約権を付与しているほか、今後も優秀な人材確保やその維持のために新株予約権その他のエクイティ・インセンティブプランを発行する可能性があります。これらの新株予約権が権利行使された場合等には、当社グループ株式が新たに発行または交付されることにより、既存の株主が有する株式及び議決権割合が希薄化する可能性があるとともに、かかる株式が一度に市場へ流入することとなった場合には、適切な株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 本書提出日の前月末日現在(2025年10月31日)でこれらの新株予約権の目的である潜在株式数は1,887,400株であり、発行済株式総数及び潜在株式数の合計21,887,400株の8.62%に相当します。 (4)配当政策について(顕在化可能性:低、影響度:小、顕在化の時期:中期) 当社グループは、株主への利益還元を経営の重要課題であると認識しております。利益配分につきましては、事業の更なる拡大及び、経営基盤の強化のために内部留保を確保しつつ、安定的な配当の継続を実施していくことを基本方針としております。 しかしながら、剰余金の配当に関しては業績も勘案しその内容を決定することとしているため、業績が悪化した場合、配当が減少又は配当を行わない可能性があります。 (5)減損について(顕在化可能性:低、影響度:大、顕在化の時期:未定) 当社グループが保有する資産のうち、減損リスクがあると考えられる資産として、のれん及び無形資産(商標権、ソフトウエア等)があります。 この中でも、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産(商標権)については2025年8月を期末とする連結会計年度末現在において、それぞれ7,679百万円及び3,885百万円計上しており、総資産に占める割合が62.3%となっております。 当社グループはIFRSを採用しているため当該のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の毎期の償却負担は発生しませんが、対象となる事業の収益力が低下し、減損損失を計上するに至った場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。現状の事業の収益力に基づく減損テストの結果を踏まえると、これらのリスクが顕在化する可能性は高くないと認識しておりますが、顕在化に備え収益性や健全性を確保してまいります。 (6)借入金及び財務制限条項について(顕在化可能性:低、影響度:小、顕在化の時期:未定) 当社グループは、2024年3月15日付で金融機関との間で金銭消費貸借契約を締結しております。当該契約には、財務制限条項が定められており、2024年8月期以降の各年度の決算期末における、連結財政状態計算書における資本合計の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日又は2024年8月に終了する決算期の末日における連結財政状態計算書における資本合計の金額のいずれか大きい方の70%の金額かつ30億円以上に維持すること、連結の損益計算書上の営業損益又は純損益(契約関連資産償却前)に関して、営業損失又は純損失を計上しないことをそれぞれ求められております。これらの財務制限条項に抵触した場合には、借入金を一括返済する可能性があります。 当該リスクを低減するための取り組みとして、予算統制の強化に取り組んでおり、財務制限条項の見直し交渉も実施しておりますので、現時点においては当該リスクが顕在化する可能性は低いと判断しておりますが、リスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,548字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループは、「出版・映像・音楽・ゲーム・グッズなどあらゆるメディアと才能を結集し、新しい時代の総合エンターテインメントパブリッシャーを目指す」という経営ビジョンのもと、クリエイターの才能の発掘を通じてIPの創出を促進し、書籍出版やアニメ化など多様な作品の展開を行うことで、業界や国境を越える事業拡大を推進してまいりました。ライトノベル・コミックスをはじめとしたコンテンツIPを創出し、保有するIPを基軸として、メディアミックス展開や海外へのライセンスなどを含むIP価値最大化に取り組んでおります。 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安によるインバウンド需要や賃上げなどの雇用改善により、生産、貿易、消費などの経済活動が緩やかな回復傾向となっている一方、資源エネルギーの高騰による物価上昇の影響を受け、実質個人消費の回復ペースは鈍化しております。当社グループを取り巻く事業環境としては、紙の出版市場が縮小している一方で、電子出版へのシフトによってコンテンツ自体に対する需要は底堅く推移しており、このうち特に電子コミックス領域については高い成長がみられております。 このような環境の中、当社グループは継続的な新規IPの創出と、保有する既存IP価値の維持向上への取り組みを継続することにより、着実に収益を積み上げております。当連結会計年度においては、当社グループが原作を保有するアニメ作品が7作品放映開始となるなど、当社グループが保有するIPをもとにしたメディアミックス展開への取り組みについても注力してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上収益8,535百万円(前期比1.6%増)、売上総利益4,537百万円(前期比7.2%減)、営業利益3,026百万円(前期比40.7%増)、税引前利益2,872百万円(前期比61.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益2,067百万円(前期比80.1%増)となりました。 b.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は18,575百万円(前連結会計年度末比351百万円増)となりました。これは主に、営業債権及びその他の債権が240百万円、その他の流動資産が78百万円増加したことなどによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は10,447百万円(前連結会計年度末比1,010百万円減)となりました。これは主に、未払法人所得税が306百万円、その他の金融負債が540百万円、借入金が446百万円減少し、営業債務及びその他の債務が234百万円増加したことなどによるものです。 当連結会計年度末の資本合計は8,128百万円(前連結会計年度末比1,361百万円増)となりました。これは主に、剰余金の配当により708百万円減少し、当期利益2,067百万円を計上したことなどによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ24百万円増加し、2,796百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 a.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動により増加した資金は、1,398百万円(前期比27.3%減)となりました。これは主に、税引前利益2,872百万円並びに減価償却費及び償却費255百万円の計上があった一方で、法人所得税関連を含む負債の支払い等を主な要因として、法人所得税の支払額1,010百万円、営業債権及びその他の債権の増加額240百万円及びその他の金融負債の減少額540百万円等があったことによるものです。 b.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により減少した資金は、7百万円(前期は39百万円の減少)となりました。これは主に、敷金及び保証金の差し入れによる支出9百万円、利息及び配当金の受取額3百万円等によるものです。 c.財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により減少した資金は、1,367百万円(前期は2,576百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出486百万円、配当金の支払額708百万円等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当社グループは、エンターテインメント事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) エンターテインメント事業(百万円)   8,535   101.6 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社メディアドゥ   2,365   28.1   2,517   29.5 LINE Digital Frontier株式会社   809   9.6   920   10.8 株式会社カカオピッコマ   829   9.9   904   10.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因があり、これらのリスク要因への対応を行うためにも、内部管理体制の強化、人員増強、財務基盤の安定化等、継続的な経営基盤の強化に取り組んでおります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。当社グループの資本の財源及び資金の流動性に係る情報につきましては、事業運営における収益性の担保に加え、運転資本その他の資金需要の状況に応じて、金融機関からの借入やエクイティファイナンス等により資金調達していく方針です。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積り及び予測を行っておりますが、前提条件やその後の環境等に変化がある場合には、実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。 なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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