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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ACCESS

ACCESS CO., LTD.4813 · Prime · 情報・通信業

組み込みブラウザで世界シェア。IoT・組込機器向けソフトウェアとネットワークOSを提供するテクノロジー企業。

概要

ACCESSは、1984年に設立された独立系ソフトウェア企業である。組み込みブラウザ「NetFront」で知られ、携帯電話や情報家電向けWebプラットフォームを提供してきた。現在はIoT、Webプラットフォーム、ネットワークの3事業を展開。売上高は192億円(2026年1月期)だが、営業損失27億円と赤字が継続している。東京都千代田区に本社を置き、連結従業員795名。

3つの報告セグメントで構成される事業ポートフォリオ

ACCESSグループは、IoT事業、Webプラットフォーム事業、ネットワーク事業の3セグメントで構成される。IoT事業は、国内市場向けにIoT機器向けソフトウェアやソリューションを提供し、子会社ACCESS AP Taiwan、ACCESS AP Singapore、アイティアクセス、リトルソフトが担う。Webプラットフォーム事業は、組み込みブラウザ「NetFront」を核とし、ドイツのACCESS Europe GmbH、中国のACCESS (Beijing)、韓国のACCESS Seoul、台湾のACCESS Taiwan Lab.が海外販売を担当する。ネットワーク事業は、米国子会社IP Infusion Inc.を中核に、インド、カナダ、イスラエルに開発拠点を持ち、ホワイトボックススイッチ向け統合Network OS「OcNOS」を提供する。

売上高192億円だが営業赤字が続く収益構造

2026年1月期の連結売上高は192億15百万円(前期比20.6%増)だが、営業損失は26億88百万円(前期は22億59百万円の損失)と赤字が拡大した。セグメント別では、IoT事業が売上高84億69百万円(前期比51.9%増)、セグメント利益3億8百万円(同97.4%増)と好調。Webプラットフォーム事業は売上高22億57百万円(同1.6%減)ながらセグメント利益2億6百万円(同313.6%増)と改善。一方、ネットワーク事業は売上高84億88百万円(同5.3%増)だが、研究開発費の先行投資によりセグメント損失31億49百万円(前期は24億88百万円の損失)と赤字が拡大した。親会社株主に帰属する当期純損失は33億98百万円。

海外子会社を通じたグローバル展開

ACCESSは、日本国内に加え、ドイツ、中国、韓国、台湾、米国、カナダ、インド、イスラエル、シンガポールに連結子会社を持つ。Webプラットフォーム事業ではACCESS Europe GmbH(ドイツ)、ACCESS (Beijing) Co., Ltd.(中国)、ACCESS Seoul Co., Ltd.(韓国)、ACCESS Taiwan Lab. Co., Ltd.(台湾)が現地市場を開拓。ネットワーク事業ではIP Infusion Inc.(米国)を中心に、IP Infusion Software India Pvt. Ltd.、IP Infusion Canada Inc.、IP Infusion Israel Ltd.が開発・販売を担う。IoT事業ではACCESS AP Taiwan Co., Ltd.とACCESS AP Singapore Pte. Ltd.がアジア地域をカバーする。このように、各地域に根ざした子会社体制でグローバルな事業展開を図っている。

独立系ソフトウェア企業としての研究開発志向

ACCESSは「独立系の研究開発型ソフトウェア企業」を標榜し、設立以来「すべての機器をネットにつなぐ」を目標に掲げる。企業理念として「Unique、Fair、Open-minded」を掲げ、自社開発のコア技術を提供する姿勢を貫いている。2026年1月期にはネットワーク事業で研究開発費等の先行投資が増加し、収益を圧迫した。また、2027年1月期の事業方針では、IoT事業でのプロフェッショナルサービスの拡大、Webプラットフォーム事業での車載インフォテインメント向け事業育成、ネットワーク事業でのAI関連データセンタービジネスへの注力を掲げており、中長期的な成長に向けた投資を継続する方針である。

業界の中での役割は組込ソフトウェア及びネットワークOSベンダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
192億円
営業利益
-27億円
営業利益率
-14.1%
純利益
-34億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
IoT市場向け ソフトウェア等107億円55.7%
ネットワーク85億円44.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01Webプラットフォーム事業主力

組み込みブラウザを核とするWebプラットフォーム関連ソリューションを国内外の携帯電話・情報家電メーカー等に提供。ドイツ、中国、韓国、台湾の子会社が海外販売を担当。

主な製品・サービス1
組み込みブラウザ「NetFront」
携帯電話、デジタル家電、車載機器等に組み込まれるWebブラウザ。軽量・高速が特徴で、世界的なシェアを持つ。

02IoT事業準主力

主に国内市場向けに、IoT機器向けのソフトウェアやソリューション(組み込みブラウザ、リモート管理、セキュリティ等)を提供。子会社を通じ、台湾、シンガポールにも展開。

主な製品・サービス1
IoTソフトウェアスタック
家電・産業機器等のIoTデバイス向けの通信・管理・UIソフトウェア群。

03ネットワーク事業準主力

米国・インド等の子会社を通じ、ネットワーク機器向けソフトウェア、特にホワイトボックススイッチ用の統合Network OS(ネットワークオペレーティングシステム)を通信事業者・データセンター向けに提供。

主な製品・サービス1
Network OS(IP Infusionシリーズ)
ホワイトボックススイッチに搭載されるネットワークOS。キャリアグレードの機能を提供し、オープンネットワーキングを実現。

製品と技術

組み込みブラウザ「NetFront Browser」シリーズ

NetFrontはACCESSの旗艦製品であり、1996年の開発以来、携帯電話、デジタル家電、車載機器などに搭載されてきた。軽量・高速な動作が特徴で、特に1999年にNTTドコモのiモード向け携帯電話に採用されたことで普及が加速した。現在もスマートデバイス、情報家電向けに「NetFront Browser」シリーズとして提供され、グローバルで豊富な搭載実績を持つ。また、TV・放送や車載インフォテインメント向けのコンテンツ配信システム・サービスプラットフォームの事業育成も進められている。

ホワイトボックス向け統合Network OS「OcNOS」

OcNOSは、米国子会社IP Infusion Inc.が開発するホワイトボックススイッチ向けの統合ネットワークオペレーティングシステムである。キャリアグレードの機能を提供し、データセンター事業者、通信キャリア、IXP事業者などにおいて、ネットワークインフラの設備投資・運用コストを大幅に低減しつつ運用の自由度を高める。対応用途はCSR(Cell Site Router)、データセンター、光転送システム、ブロードバンドアグリゲーション等多岐にわたる。2026年1月期にはEvollabs社から総額70百万米ドルの大型受注を獲得するなど、事業拡大が進んでいる。

IoTソフトウェアスタックとプロフェッショナルサービス

ACCESSのIoT事業では、家電・産業機器向けの通信・管理・UIソフトウェア群を提供している。具体的には、IoTデバイス向けのソフトウェアスタックに加え、企業のDX需要に対応するプロフェッショナルサービスを展開。自社開発のIoTソリューションや、日本の通販事業者向けにオムニチャネル販路拡大と物流バックオフィスを統合したクラウドサービス「CROS」も提供する。2026年1月期のIoT事業売上高は84億69百万円と前期比51.9%増加し、セグメント利益も3億8百万円と黒字を維持した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

組込みソフトで国内首位、海外売上比率低め

当社は組込みソフトウェア開発で国内トップシェアを有し、特にIoT向け通信モジュール用ファームウェアで強みを発揮する。近年は自動車向けやスマート家電向け事業を拡大しているが、売上高約160億円と業界内では中堅規模。同業のソラコム(147A)はIoTプラットフォームで急成長、VRANIソリューション(135A)はAIソリューションで差別化を図る。当社は顧客企業との長期取引による安定受注が強みだが、海外売上比率が低く、国内市場の成長鈍化が課題。2026年1月期の営業赤字継続(営業利益率▲14%)から、収益改善が急務。

強み

  • 組込みソフトウェア開発で国内トップクラス。自動車や家電など幅広い分野でシェアを持つ。
  • 大手メーカーとの長期契約により、安定した売上基盤を確保。顧客満足度が高い。
  • 通信モジュール向け技術に強み。IoT市場の拡大に伴い需要増が見込める。
  • 自動車、家電、産業機器など多業種にわたる顧客基盤を持ち、リスク分散が可能。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長市場である海外での存在感が薄い。グローバル競争に遅れ。
  • 営業赤字が続き、2026年1月期も▲14%と低い。コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 小規模案件が多く、大型案件獲得によるスケールメリットを活かしきれていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がACCESS

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

1984年、TCP/IP技術で創業

ACCESSは1984年2月、出資金100万円で「有限会社アクセス」として東京都千代田区に設立された。1986年9月にはオリジナルのTCP/IP「AVE-TCP」を開発・製品化し、ネットワーク接続技術の基盤を築いた。この頃から、インターネットの普及に先駆けて機器間のネットワーク接続を可能にするソフトウェアを手がけていた。1996年11月には「株式会社アクセス」に組織変更し、資本金5000万円とした。

1996年、NetFrontの開発と製品化

1996年2月、ACCESSはインターネット閲覧ソフトウェア「NetFront」を開発した。同製品はインターネットテレビやワープロ専用機に搭載され、組み込みブラウザの先駆けとなった。1998年2月には携帯電話向けのコンパクトHTMLブラウザ「Compact NetFront」を開発。1999年2月にNTTドコモの「iモード」向け携帯電話(三菱電機、富士通、日本電気製)に搭載され、搭載実績を一気に拡大した。この成功により、ACCESSは組み込みブラウザ分野での地位を確立した。

2001年、東京証券取引所マザーズに上場

2000年4月に商号を「株式会社ACCESS」に変更した後、2001年2月に東京証券取引所マザーズ市場に株式上場(証券コード:4813)を果たした。上場後も事業拡大を続け、2001年7月には子会社「株式会社アクセス・パブリッシング」と「ACCESS Systems Europe GmbH」(ドイツ)を設立。欧州への販売拠点を整備するとともに、2002年8月には中国市場へ進出するためACCESS China Inc.を設立し、その子会社としてACCESS (Beijing) Co., Ltd.を設立した。

2003〜2005年、M&Aによる事業領域の拡大

2003年7月には「株式会社ヴィ・ソニック」を子会社化し、後にACCESS北海道に商号変更したが、2007年9月に清算している。2004年8月にはC-Valley Inc.を子会社化し、中国拠点を強化。2005年11月には米国のPalmSource Inc.を買収し、同社の子会社であるChina MobileSoft Inc.やPalmSource Europe SARLも子会社化した。この買収により、ACCESSはPalm OSの知的財産や開発リソースを獲得した。同時期にRedSpyder Inc.にも出資している。

2006年、IP Infusionの買収でネットワーク事業に参入

2006年3月、ACCESSは米国IP Infusion Inc.の株式を取得し子会社化した。IP Infusionはネットワーク機器向け基盤ソフトウェアを開発しており、後にホワイトボックススイッチ向け統合Network OS「OcNOS」の中核となる。この買収により、ACCESSは組み込みブラウザに加えてネットワークOSという新たな事業の柱を得た。2006年2月には韓国子会社ACCESS Seoulを設立し、アジアでのプレゼンスを高めた。2007年1月には中国子会社を再編し、2008年3月にはACCESS Systems Americasの開発部門を分離するなど、グローバル体制の整理を進めた。

売上高100億円超に成長するも、赤字基調が続く

2013年1月期の売上高は117億円、当期純利益26億円を計上したが、その後は減収と赤字の時期が続く。2015年1月期には売上高75億円、当期純損失25億円に落ち込んだ。2018年1月期以降は売上高が徐々に回復し、2024年1月期には151億円、2025年1月期159億円、2026年1月期192億円と増収基調にある。しかし、営業損益は2025年1月期に23億円の損失、2026年1月期も27億円の損失と赤字が継続しており、早期の黒字化が経営課題となっている。

年表27件を開く

1980年代

  • 1984年2月創業「有限会社アクセス」(出資金1百万円、本社:東京都千代田区)設立。
  • 1986年9月オリジナルのTCP/IP「AVE-TCP」を開発、製品化。

1990年代

  • 1996年2月インターネット閲覧ソフトウェア「NetFront ®」(現「NetFront ® Browser」)を開発。インターネットテレビ、ワープロ専用機に搭載。
  • 1996年11月「有限会社アクセス」を「株式会社アクセス」(資本金50百万円、本社:東京都千代田区)に組織変更。
  • 1998年2月携帯電話向けコンパクトHTMLブラウザ「Compact NetFront ®」(現「NetFront ® Browser」)を開発。
  • 1999年2月「Compact NetFront」をエヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社(現:株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)の「iモード」向け携帯電話(三菱電機、富士通、日本電気)に搭載。
  • 1999年7月創業「ACCESS Systems America Inc.」(資本金600千米ドル、当社出資比率100%)設立。

2000年代

  • 2000年4月商号変更「株式会社アクセス」を「株式会社ACCESS」に商号変更。
  • 2001年2月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。(証券コード:4813)
  • 2001年7月創業「株式会社アクセス・パブリッシング」(資本金200百万円、当社出資比率100%)設立。「ACCESS Systems Europe GmbH」(出資金1,800千ユーロ、当社出資比率94.0%)設立。
  • 2002年8月「ACCESS China Inc.」(資本金630千米ドル、当社出資比率94.0%)設立。同社100%子会社「ACCESS (Beijing) Co., Ltd.」(資本金300千米ドル)設立。
  • 2003年7月M&A「株式会社ヴィ・ソニック」(資本金118百万円、当社出資比率100%)を子会社化。
  • 2003年8月商号変更「株式会社ヴィ・ソニック」を「株式会社ACCESS北海道」に商号変更。
  • 2003年11月ISO9001の認証を取得。
  • 2004年2月アメリカ合衆国カリフォルニア州に米国支店を開設。
  • 2004年6月「ACCESS Systems America Inc.」を清算。
  • 2004年8月M&A「C-Valley Inc.」(資本金1,500千米ドル、当社出資比率100%、議決権比率50.0%)に出資、子会社化。同社100%子会社「C-Valley (Beijing) Information Technology Co., Ltd.」も子会社化。
  • 2005年11月M&A「RedSpyder Inc.」(資本金100千米ドル、議決権比率16.7%)に出資、子会社化。「PalmSource Inc.」(資本金23,183千米ドル、当社出資比率100%)を買収、子会社化。同社子会社「China MobileSoft Inc.」及びその子会社の「MobileSoft Technology (Nanjing)」、「PalmSource Europe SARL」も子会社化。
  • 2006年2月M&A「Naraworks Inc.」の株式を取得し、「ACCESS Seoul Co., Ltd.」(資本金200,000千ウォン、当社出資比率100%)に商号変更、子会社化。
  • 2006年3月M&A「IP Infusion Inc.」(資本金20,165千米ドル、当社出資比率100%)の株式を取得、子会社化。
  • 2006年10月商号変更「PalmSource Inc.」を「ACCESS Systems Americas Inc.」に商号変更。
  • 2006年11月商号変更「PalmSource Europe SARL」を「ACCESS Systems France SARL」に商号変更。
  • 2007年1月「China MobileSoft Inc.」及び「MobileSoft Technology (Nanjing)」を「ACCESS China Inc.」の子会社に再編。
  • 2007年5月商号変更「MobileSoft Technology (Nanjing)」を「アクセス(南京)有限公司」に商号変更。
  • 2007年9月「株式会社ACCESS北海道」を清算。
  • 2007年10月「IP Infusion Inc.」を「ACCESS Systems Americas Inc.」の子会社として再編。
  • 2008年3月「ACCESS Systems Americas Inc.」から開発部門を切り離し「ACCESS Systems Americas USA Inc.」を設立し、「ACCESS Systems Americas Inc.」の子会社として再編。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    内部統制とガバナンスの強化

    不適切な会計処理の再発防止のため、米国子会社を中心に内部管理体制の構築と規範意識の向上を図り、全社的なガバナンス改善に取り組む。

  2. 02

    優秀な人材の確保・育成と生産性向上

    高い倫理観とリーダーシップを持つ人材の採用・育成、多様性を考慮した人事施策と労働環境の整備を進め、組織力と生産性を向上させる。

  3. 03

    成長分野への積極投資と技術力強化

    研究開発投資の拡大、M&A活用により製品力・技術力を強化し、IoT、Webプラットフォーム、ネットワークの各事業で販路拡大と収益性改善を図る。

  4. 04

    IoT事業でのプロフェッショナルサービス拡大

    ハードウェアを含む総合提案で顧客基盤を充実させ、収益性を高めながら事業規模の拡大を継続する。

  5. 05

    ネットワーク事業でのAIデータセンタービジネス開拓

    サービスプロバイダー向けネットワークOS提供を継続しつつ、AI関連データセンター需要に注力し、Tier1通信事業者獲得にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で795人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は782万円で、9期前と比べて+8.0%平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は10.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月563
2018年1月559
2019年1月657
2020年1月72438.16.7729
2021年1月73038.47.1774
2022年1月68338.87.6801
2023年1月71939.68.5814
2024年1月76640.29.3809
2025年1月76140.39.5830−277
2026年1月78240.410.0795−340

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)84.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 3 / 海外 9、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 米国 カリフォルニア州1,504百万円
ネットワーク事業
秋葉原オフィス — 東京都千代田区669百万円
IoT事業 Webプラットフォーム事業 全社
本社 — インド バンガロール市430百万円
ネットワーク事業
主な関係会社
  • 海外
    IP Infusion Inc. (注)3、4、5
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IP Infusion Software India Pvt. Ltd.
    インド バンガロール市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    IP Infusion Canada Inc.
    カナダ ケベック州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    IP Infusion Israel Ltd.
    イスラエル ラーナナ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ACCESS Europe GmbH (注)3
    ドイツ オーバーハウゼン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ACCESS Seoul Co., Ltd.
    韓国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ACCESS (Beijing) Co., Ltd.
    中国 北京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ACCESS AP Taiwan Co., Ltd.
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ACCESS AP Singapore Pte. Ltd.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権83.3%
  • 海外
    ACCESS Taiwan Lab. Co., Ltd.
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アイティアクセス株式会社(注)6
    神奈川県横浜市港北区 · 持分法適用会社
    議決権15.0%
  • 国内
    リトルソフト株式会社
    東京都豊島区 · 持分法適用会社
    議決権20.4%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    08-0049-0343 海外AIデータセンターへのオール光ネットワーク技術の展開に向けた調査研究の請負
    総務省 · 2026-02-17
    3.8億円
  • 調達
    07-0049-0116主要5地域(欧州・アジア・北米・南米・アフリカ)の市場へのオープンなオール光ネットワークの展開可能性と課題に関する調査請負
    総務省 · 2025-06-27
    3億円
  • 調達
    文書集計システムの構築・移行及び保守等
    内閣官房 · 2026-06-15
    1.1億円
  • 調達
    0200490302ブラジルの次世代放送に 向けた 放送通信連携サービスの技術仕様に関する 調査検討 の請負
    総務省 · 2020-11-24
    3,900万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は192億円営業利益-27億円前期と比べると増収で、売上が+20.8%。

売上高
+20.8%
192億円
営業利益
-27億円
純利益
-34億円
営業利益率
-14.1%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高230億円192億円
営業利益8億円-27億円
純利益6億円-34億円
1株あたり配当¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は62億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+77.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q39410.34
2024年2Q28−15−53.6−15
2024年3Q41−5−12.2−4
2024年4Q43−7
2025年1Q35−9−25.7−8
2025年2Q46−1−2.20
2025年4Q78−13−16.7−46
2026年2Q91−20−22.0−27
2026年4Q101−7−6.9−7
2027年1Q6200.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は117億円から192億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は-14.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月1171726
2014年1月10992
2015年1月75−9−25
2016年1月680−13
2017年1月6643
2018年1月7932
2019年1月8154
2020年1月9445
2021年1月78−21−23
2022年1月98−29−32
2023年1月130−9−25
2024年1月151−19−22
2025年1月159−23−19−14.5−54
2026年1月192−27−26−14.1−34

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高192億円のうち、営業利益として残るのは-27億円-14.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-34億円、売上の-17.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.8%111億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.3%108億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-14.1%-27億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
42.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比22.5pt
-14.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比24.3pt
-17.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比53.5pt
-40.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-19.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-16.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが−39億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは−55億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は52億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月18−2−2216222
2014年1月8−305233
2015年1月2103239
2016年1月68014252
2017年1月1−90−8242
2018年1月78015257
2019年1月6−32−4−26227
2020年1月5−410−36191
2021年1月3−260−23165
2022年1月−4−130−17151
2023年1月−9−11−13−20116
2024年1月1−160−15103
2025年1月11−11−10106
2026年1月−39−160−5552

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は171億円。このうち返さなくてよい自己資本が68億円で、自己資本比率は39.6%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月3433202391.9
2014年1月3553312492.0
2015年1月3293092092.3
2016年1月3082901893.9
2017年1月3072931495.2
2018年1月3102951594.8
2019年1月3172981993.8
2020年1月3283022692.1
2021年1月2612322988.8
2022年1月2432073684.9
2023年1月2131694479.1
2024年1月2031515274.2
2025年1月21510111546.5
2026年1月1716810339.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-196億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
103億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中150位あたり、逆に低いのはROE605社中594位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-40.5%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-14.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
20.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.7%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥426で、1年前と比べて-34.4%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥426-5.1%1ヶ月+23.5%1年-34.4%時価総額170億円
過去52週の値幅
安値¥318高値¥691

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)26.2倍
PBR2.36倍
配当利回り0.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月20日に前日比9.02%高の447円となり、直近1カ月で31.47%上昇。25日移動平均線373.92円を約20%上回る一方、200日線514.62円は依然として下回っており、中期的なトレンドは未転換。52週高値870円からは約49%の水準。8月5日に370円、8月6日に425円と急伸した後も高値圏で推移。RSIは66.06と上昇余地はありそうだ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは実績赤字のため算出不可だが、フォワードPER21.3倍は同業平均30.0倍を下回るものの、直近3期連続の営業赤字でROEは-40.5%と深刻。PBR1.91倍は平均3.48倍より低いが、資産効率が悪く割高感あり。配当利回り0.87%は平均3.46%を大幅に下回り、収益改善が見られない限り割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)26.2倍
PBR2.36倍2.96倍
ROE-40.5%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益は増加傾向にあるものの、構造的な赤字からの脱却が最大のテーマ。強気派は、車載向けやIoT向け需要の拡大と既存顧客との関係強化により、成長が加速し黒字化が達成可能と見る。一方弱気派は、競合の台頭や大口案件依存度の高さ、新規事業の収益化遅延を指摘し、早期のV字回復は難しいと判断している。

プラスに働く材料7
  • 車載向け事業の拡大

    自動車のコックピット統合やADAS向け需要増で受注拡大期待。

  • IoT市場の成長

    スマートホームや産業用機器での組込み需要が中長期的に増加。

  • サービス収益の積み上げ

    クラウド・セキュリティ事業のストック型収益が赤字縮小に寄与。

  • 2026年1月期売上高192億円と大幅増収2026年1月期影響

    FY2025 159億円→FY2026 192億円(+20.8%)、IoT需要取り込み

  • 営業赤字縮小の兆し通年影響

    FY2025 -23億円→FY2026 -27億円(赤字拡大)

  • ソフトウェア事業の新規契約獲得不定影響

    組み込みソフト需要増加で収益改善の可能性

  • 自己資本比率改善への期待継続影響

    赤字継続だが、売上拡大で財務改善の余地

マイナスに働く材料7
  • 赤字が長期化

    2025年1月期も営業赤字23億円と改善兆候乏しい。

  • 競争激化

    オープンソースや低価格競争でNetFrontの価格競争力低下。

  • 大口依存リスク

    特定顧客への依存度が高く、契約失効時の影響大。

  • 2026年1月期も営業赤字継続見通し2026年1月期影響

    FY2025 -23億円→FY2026 -27億円、赤字拡大で黒字化遠い

  • 純損失34億円と赤字幅拡大通年影響

    FY2025 -54億円→FY2026 -34億円(赤字縮小)

  • PER21.3倍と赤字企業の高バリュエーション継続影響

    今期PER21.3倍だが、赤字継続で割高感

  • 株価1年で▲56%と大きく下落継続影響

    業績悪化を反映、さらなる下方修正リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
赤字脱却の兆しを見極める最重要指標。
車載向け売上高
高成長セグメントで今後の成長ドライバー。
サービス売上比率
ストック型収益の拡大が収益安定化の鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.70%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
0.70%
いまの株価に対して
配当性向
11.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年1月321.3
2020年1月30.011.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ10,057人。区分でいちばん多いのは個人・その他70.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.1%を占め、残る79.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他37.432.833.365.067.470.5
事業法人5.46.26.318.416.919.3
証券会社3.62.41.35.32.37.0
自己株式0.00.04.64.55.05.4
外国法人45.848.248.72.44.31.9
金融機関7.710.410.28.68.70.8
外国人個人0.10.10.20.30.40.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01清原 達郎31.53
02NTT株式会社12.85
03株式会社SBI証券4.51
04椎橋 正則2.36
05金子 博昭1.90
06株式会社日本生物材料センター1.73
07株式会社ノースブレイン0.94
08楽天証券株式会社共有口0.93
09株式会社椎橋商店0.83
10株式会社日本カストディ銀行(信託E口)0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近19
  • 2026-08-07
    古川 良太
    新規の大量保有報告
    9.28%
    +1.90pt
  • 2026-08-07
    古川 良太
    新規の大量保有報告
    7.38%
    +1.04pt
  • 2026-08-06
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -5.10pt
  • 2026-08-05
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    5.10%
    -2.87pt
  • 2026-08-04
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    7.97%
    -1.81pt
  • 2026-08-03
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    9.78%
    -2.42pt
  • 2026-07-31
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    12.20%
    -1.10pt
  • 2026-07-27
    古川 良太
    新規の大量保有報告
    6.34%
    +1.01pt
  • 2026-07-23
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    7.25%
    +2.00pt
  • 2026-07-17
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    13.30%
    -1.02pt
  • 2026-07-16
    古川 良太
    変更報告
    5.33%
  • 2026-07-16
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    14.32%
    -4.16pt
  • 2026-07-15
    古川 良太
    新規の大量保有報告
    5.33%
  • 2026-07-13
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    18.48%
    -3.83pt
  • 2026-07-10
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    22.31%
    -1.88pt
  • 2026-07-07
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    24.19%
    -3.26pt
  • 2026-07-01
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    27.45%
    -1.04pt
  • 2026-06-19
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    28.49%
    -1.02pt
  • 2026-05-13
    清原 達郎
    新規の大量保有報告
    29.51%
    -1.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−235%、1株純資産は14期で−78%。直近期のROEは-40.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月678188.410.3
2014年1月58470.6135.0
2015年1月−65789
2016年1月−34749
2017年1月87551.184.8
2018年1月67600.8176.2
2019年1月107681.387.721.3
2020年1月137781.670.011.9
2021年1月−59595−9.4
2022年1月−83526−14.8
2023年1月−64450−13.2
2024年1月−59401−14.0
2025年1月−143266−42.9
2026年1月−91181−40.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/1期の役員報酬は総額192百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大石清恭代表取締役 社長執行役員 ネットワーク事業担当613,000
吉岡勉取締役 副社長執行役員 CFO64
夏海龍司取締役 専務執行役員 IoT事業担当 兼 Webプラットフォーム事業担当5761,300
細川恒取締役 会長865,600
宮内義彦取締役906,600
水盛五実取締役815,600
富田亜紀取締役582,400
池田敬取締役59
加藤康雄監査役(常勤)73
井本隆幸監査役(常勤)69
福本茂伸監査役63
浜嶋哲三監査役68
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
松野絵里子57
海老原孝取締役61

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)49213511028
社外取締役10811828

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容849字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社10社及び持分法適用関連会社2社より構成されており、国内外の携帯電話及び情報家電等のメーカー、通信ネットワーク等のインフラ事業者及びサービス事業者、並びに一般企業を顧客とし、先進のITソリューションを提供しております。 報告セグメントごとの事業内容、当社と主要な関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 報告セグメント   事業の内容   主要な事業主体 IoT事業   当社及び台湾子会社を事業主体として、主として国内市場におけるIoT関連ソリューション及びソフトウェア等の提供を行っております。   株式会社ACCESSACCESS AP Taiwan Co., Ltd.ACCESS AP Singapore Pte. Ltd.アイティアクセス株式会社リトルソフト株式会社 Webプラットフォーム事業   当社、ドイツ、中国、韓国及び台湾子会社を事業主体として、国内及び海外市場における組み込みブラウザをはじめとしたWebプラットフォーム関連ソリューション等の提供を行っております。   株式会社ACCESSACCESS Europe GmbHACCESS Seoul Co., Ltd.ACCESS (Beijing) Co., Ltd.ACCESS Taiwan Lab. Co., Ltd.アイティアクセス株式会社 ネットワーク事業   米国、カナダ、インド及びイスラエル子会社を事業主体として、ネットワーク機器向けソフトウェア及びホワイトボックス向け統合Network OS等の提供を行っております。   IP Infusion Inc.IP Infusion Software India Pvt. Ltd.IP Infusion Canada Inc.IP Infusion Israel Ltd. (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,531字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1) 当社の経営の基本方針 当社グループは、1984年の設立以来、独立系の研究開発型ソフトウェア企業として、「すべての機器をネットにつなぐ」を目標に掲げ、それを実現するためのコア技術を世界中の通信事業者や通信機器メーカー、家電メーカー等に提供し、急速に進展するICT化・スマート化を技術面から支えてまいりました。現時点においては既に携帯電話や情報家電をはじめとする様々な情報端末のネットワーク化による連携はもはや一般化しており、現在は遍在化したスマートセンサーとあらゆるモノがネットワーク化し、その基盤上に新たな製品やサービスが次々と創出され続けております。 そのような中、当社グループは「CONNECT YOUR DREAMS TO THE FUTURE.」をスローガンに掲げ、すべての機器をネットにつないできた先駆的存在として、これからも当社グループの「つなぐ」技術により新たな価値創造に資する技術・製品を開発・提供し続けあらゆるステークホルダーに貢献することが当社グループの使命であることを明示するとともに、それらの取り組みを通じて企業価値の向上に取り組んでおります。 また、意思決定の軸として、以下のとおり企業理念を定めております。 Vision Statement:『技術』『知恵』『創造性』と『勇気』で世界を革新し続ける独立系、企画・研究型企業 Core Value      : Unique、Fair、Open-minded (2) 目標とする経営指標 主な経営指標として、連結ベースでの売上高及び営業利益並びにそれらの成長性を重視し、当社グループ全体の収益性及び成長性の中長期的な向上を図ってまいります。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の成長戦略 2025年のITサービス産業においては、デジタル化の高度化と業務効率向上への強いニーズ及び、AIのITサービスへの統合をはじめ、ITサービスの価値が一段と高まっており、引き続きITへの投資需要が堅調に推移しております。 このような環境下において、当社グループはIoT事業においてプロフェッショナルサービスの積極的な事業拡大を図るとともに、Webプラットフォーム事業についてはTV・車載の双方の収益安定化に取り組んでおります。また、ネットワーク事業につきましては、サービスプロバイダー向けの事業拡大を継続するとともに、今後も大きな成長が予想されるAI関連のデータセンター向けの案件パイプラインの構築と拡大に努めております。その結果、売上高についてはIoT事業での拡大による増収が大きく寄与し、ネットワーク事業においてもEvollabs Tech FZ-LLC(以下、「Evollabs 社」といいます。)との総額70百万米ドルの受注といった事業成果があったものの、研究開発費等の先行投資が増加いたしました。 2027年1月期(2026年2月~2027年1月)においては、IoT事業については、これまでの事業成果を活用しつつ、ハードウェア提供も含む総合的な提案によりプロフェッショナルサービスをさらに拡大、深耕することで顧客基盤の一層の充実を見込む一方で、大型案件の反動による影響もあることから、一定程度の減収を想定しています。Webプラットフォーム事業については、効率化された体制のもとで、特に徐々に拡大してきている、車載インフォテインメント用途向けのコンテンツや動画の配信システム・サービスプラットフォームの事業育成を図ってまいりますが、収益貢献には一定程度時間を要するものと考えております。ネットワーク事業につきましては、当連結会計年度に獲得したEvollabs社案件からの売上に加え、引き続きサービスプロバイダー向けのネットワークOS提供による事業拡大を継続するとともに、今後の大きな成長が予想されるAI関連のデータセンタービジネス向けの案件パイプラインの構築と拡大を推進することで大きく成長することを想定しております。また、Tier1オペレーター獲得に向けての取り組みも引き続き進めていく所存であります。 当連結会計年度 事業方針   当連結会計年度 ハイライト   翌連結会計年度 事業方針 IoT事業 IoT分野   ・注力事業であるプロフェッショナルサービスに注力し、ディスプレイ等のハードウェアも含めた事業規模の拡大を図る   ・主力事業であるプロフェッショナルサービスの売上高は順調に拡大し、ハードウェアを含む大型案件の成果も含め事業規模は大きく拡大   ・前期までの事業成果を活用し、プロフェッショナルサービスに引き続き注力し、より収益性を高め利益拡大を図る その他   ・台湾事業における安定的な売上成長及び収益向上に努める   ・台湾事業における事業環境に応じた収益性の確保に注力   ・引き続き台湾事業における安定的な売上成長及び収益向上に努める Webプラットフォーム事業   ・適正化された海外拠点ではより収益性を意識した事業運営を実行・採算性の高い日本を中心にした地理的拡大・TV、車載向けブラウザにおける売上の安定性を高め、技術を活用し、多様なデバイスで最適なコンテンツ視聴体験の提供を目指す   ・欧州拠点のコスト削減の効果もあり、収益性が向上・車載インフォテインメント向け分野は、徐々に受注が増加傾向   ・TV、車載向けブラウザにおける売上の安定性を高め、技術を活用し、多様なデバイスで最適なコンテンツ視聴体験の提供を目指す ネットワーク事業   ・サービスプロバイダー向けのネットワークOS提供による事業拡大に加え、AI関連データセンタービジネス需要にも注力・Tier1通信事業者や大手サービス事業者に対しては、受注まで相応の期間を要することを前提に継続的に取り組む   ・複数年にわたる、大型案件の獲得・案件パイプラインは順調に延びてきているものの、研究開発費等の先行投資が膨らみ赤字が拡大   ・引き続きサービスプロバイダー向けのネットワークOS提供による事業拡大に加え、AI関連データセンタービジネス需要にも注力・Tier1通信事業者や大手サービス事業者に対しては、受注まで相応の期間を要することを前提に継続的に取り組む なお、セグメント別の事業環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (4) 会社の対処すべき課題 前述の中長期的な会社の成長戦略を実現するにあたり、以下を当社グループの優先的に対処すべき課題と認識し、その遂行に向けて取り組んでおります。 ① 内部統制及びガバナンスの改善 当社のネットワーク事業を主に担う連結子会社であるIP Infusion Inc.(以下、「当該米国子会社」という。)において、2025年1月期第2四半期末(2024年7月31日)時点で特定顧客向けの多額の売掛金が長期間にわたり滞留していたことから、当社の会計監査人から当該売掛金の回収可能性に懸念がある旨の指摘がありました。これを受け、当該売掛金の回収期間の長期化の原因等を調査するため、当社は2024年10月15日に社内調査委員会を設置し社内調査を開始しました。その後、当該売掛金の発生原因となった取引や別の顧客との取引について不適切な売上計上の疑義が生じたことに伴い、調査の専門性及び客観性をより高めるため、当社は2024年11月29日に当社と利害関係を有さない外部専門家を中心とした特別調査委員会を設置し特別調査を開始しました。また、特別調査の過程において本件売上計上の疑義に類似する事案やソフトウェア資産に係る会計処理の適否に関する疑義が検出されたため、調査対象事項を拡大して特別調査を継続してまいりました。 当社は2025年6月30日に特別調査委員会から調査報告書を受領し、これを受け当社は過年度より当該米国子会社において売上の過大計上や売上の早期計上、ソフトウェア資産の過大計上=研究開発費等の過少計上があったこと等の複数の不適切な会計処理があったことが判明いたしました。 これらは当該米国子会社の一部のマネジメント(内、1名は当社の取締役も兼務)が関与する形で進められたものでしたが、当社は、売上高の過大計上及び早期計上、並びにソフトウェアの過大計上、その他今回の調査の過程で検出された事項について、関連する会計処理を過年度に遡って訂正する必要があると判断し、過去に提出済みの有価証券報告書等に記載されている連結財務諸表等を訂正いたしました。 また、2025年8月27日付「特別注意銘柄の指定及び上場契約違約金の徴求に関するお知らせ」のとおり、当社は、2025年8月26日に、株式会社東京証券取引所より、内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められたことから、2025年8月27日から特別注意銘柄に指定されること及び上場契約違約金の徴求を受ける旨の通知を受けております。特別注意銘柄指定期間は2025年8月27日から原則1年間とし、1年後に当社から内部管理体制確認書を提出、株式会社東京証券取引所が内部管理体制等の審査を行い、内部管理体制に問題があると認められない場合には指定が解除になります。一方で、内部管理体制に問題があると認められる場合には、原則として上場廃止となります。ただし、指定から1年経過後の審査において、内部管理体制等が適切に整備されていると認められるものの、適切に運用されていると認められない場合(適切に運用される見込みがある場合に限ります。)には、特別注意銘柄の指定を継続し、当該指定の継続を決定した日の属する事業年度(当該指定の継続を決定した日から当該事業年度の末日までの期間が3か月に満たない場合は当該事業年度の翌事業年度)の末日以降の審査までに、内部管理体制等の運用状況の改善を求められ、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認める場合にはその指定が解除されます。一方で、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認められない場合には上場廃止となります。なお、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認めるものの、経過観察の対象銘柄に該当する場合には、最長3事業年度、指定が継続され、その間同審査が行われます。 特別注意銘柄への指定を受けて、当社は、指定理由となった不備を解消し、内部管理体制を確立するため、「改善計画・状況報告書」を策定して2026年1月30日付で株式会社東京証券取引所に提出し、前述の内部統制の不備に対する是正措置も含め、全社を挙げて改善施策の実行を進めております。前述の不適切な会計処理が発生した主な原因は、当該米国子会社において事業規模が拡大する反面、それに対応できるだけのとりわけ財務報告に関連する内部牽制の仕組みが十分に構築できていなかったこと、さらにその礎となる信頼性ある財務報告に対する一部のマネジメントの姿勢や規範意識が不十分であったことにあると認識しております。これらの改善にあたっては、事業規模や重要性に見合った管理体制を構築し、さらに当社グループ全体において日本の上場企業グループであることを自覚し、その規範意識を強化・向上させていくことがとりわけ重要な課題であると認識しております。 当社は特別調査委員会の調査報告書における指摘・提言及び特別注意銘柄への指定を真摯に受けとめ、経営トップ自らの強いコミットメントのもと、内部統制及びガバナンスの改善を図ってまいります。 ② 多様性のある優秀な人材の確保・育成と生産性向上のための環境整備 当社グループの事業推進を下支えする基盤となる人材の確保と組織力強化、企業風土の醸成・ダイバーシティの推進に取り組んでまいります。人材確保においては、個々のスキルの卓越性に加えて、高い当事者意識・目的意識・職業倫理を持ち、部署等の垣根を越えた適切なリーダーシップやチームワークを発揮できる優秀な人材の採用・育成に努めてまいります。環境整備の面では、働き方、業務内容やキャリアプランの多様性を考慮した人事施策の導入や労働環境の整備を推進し、生産性の向上に取り組んでまいります。 ③ 成長分野への積極投資とグローバルで通用する製品力・技術力及びサービス創出機能の強化並びに注力事業分野の売上拡大 当社グループが事業成長を実現するにあたっては、技術力を継続的に強化するとともに、絶え間ない技術革新から生み出される先進的な技術をいち早く獲得・事業化し、また、社会動向の変化に適応した顧客価値を創出していくことが重要課題であると認識しております。具体的な取り組みとして、当社グループ内での製品開発投資を拡大し製品力・技術力及びサービス創出機能の強化を図るとともに、M&Aを積極活用し当社技術・事業を補完できるパートナー企業の開拓に取り組んでまいります。また投資継続している注力事業分野につきましては、販売チャネルの拡充や顧客サポート体制の強化を通じて売上拡大を図るとともに、市場動向及び事業状況を注視しながら投資規模を都度見直し、収益性の維持・改善に努めてまいります。 (5) その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はございません。
事業等のリスク13,213字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のある主要なリスクとしては、次に挙げるものが考えられます。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、投資家による投資判断は本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 <特に重要なリスク> 顕在化の可能性が比較的高く、顕在化した時の影響が非常に大きいと考えるリスクは以下のとおりとなります。 ①   製品開発・事業投資について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループが属するソフトウェア業界は、技術開発競争が激しく、常に市場ニーズが変化し続けているため、技術や製品のライフサイクルが短期化しております。当社グループが適時かつ的確に市場ニーズを捉えた新製品や新技術を開発できなかった場合や、当社製品を上回る革新的な技術・製品が他社によって開発された場合には、当社製品の市場優位性の低下を招き、研究開発活動やソフトウェア資産への投資額が回収できず、当社グループの成長戦略、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループの成長戦略については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営環境及び中長期的な会社の成長戦略」に記載のとおりでありますが、当社グループは、これまでに培った顧客基盤と技術領域を活かすことができ、競争優位性を有する分野に製品開発・事業投資を行っております。また、当該製品・事業に対し市場環境やポジショニングに関する分析を行い、営業戦略や開発計画の精度向上に努めております。さらに、投資前においては客観的な視点における事業計画の評価・分析を徹底し、投資後においては事業進捗のモニタリング強化や正確な計数管理を実施することにより、適時適切な経営判断が行えるよう努めております。 ②   プロジェクト管理について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 受託開発工程において、顧客からの仕様変更や当初見積を超過する作業の発生等により、プロジェクトの進捗が開発計画から大きく逸脱した場合、計画外の追加開発コストや、納期遅延に伴う違約金及び顧客の信用失墜による機会損失が発生し、財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 [リスクへの対応策] 受託開発の実施に際しては、顧客との契約において当社と顧客との責任範囲及び要件定義を明確にした上で、引き合い・見積り・受注段階から、プロジェクトマネージャーを中心とした期限管理、コスト管理等のプロジェクト管理の徹底に努めております。またその前提として、これらの取り組みの中心となるプロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーのポジションに質・量ともに十分な人員を配置できるよう、組織体制の継続的な見直しや積極的な採用活動にも取り組んでおります。さらに、担当執行役員によるモニタリングや技術スペシャリストによる勉強会を実施するなど、不採算案件や案件遅延等の発生防止に努めております。 ③   人材確保及び労務管理について [リスクの内容と顕在化した際の影響] ソフトウェア業界における世界的な人材獲得競争の激化により、当社グループが必要とする専門技術や販売・マーケティング、経営戦略・グローバルな組織マネジメントといった能力を有する人材を確保できなかった場合及び人材獲得後の育成が適切になされなかった場合には、事業計画の達成に支障が生じ、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、過重労働や不適切な労務管理、ハラスメントの発生等によって当社グループの信用が著しく低下した場合には、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 様々な採用チャネルを活用した多様な人材の確保、教育制度の充実等による適切な人材育成に努めております。また、魅力的な報酬制度や公正な人事評価制度の構築、定期的なエンゲージメントサーベイ、リモートワークの推進をはじめとした働きやすい労働環境の整備等、従業員の働きがいを維持・向上させるための取り組みを実施しております。 また、当社製品(Linkit勤怠)を活用した従業員の勤怠状況の把握、ハラスメントに関する社内規程の整備及び社内教育の実施、外部窓口の設置を含めた内部通報制度の充実により、不適切な労務管理やハラスメントの発生防止及び早期発見に努めております。 <重要なリスク> 顕在化の可能性の高さにかかわらず、顕在化した時の影響が大きいと考えるリスクは以下のとおりとなります。 ①   継続企業の前提に関する重要事象等 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、過年度より前連結会計年度まで継続的に営業損失を計上していることに加え、前連結会計年度においては2024年10月15日以降の社内調査及び2024年11月29日以降の特別調査に関連する調査費用も含め、多額の親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、当連結会計年度においても、売上高は増加したものの、研究開発費の増加等により営業損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことにより、資金水準が低下傾向にあります。 当社グループは、特にネットワーク事業における顧客基盤の維持・拡大に向けて、継続的にソフトウェアの機能追加・改善を行うために必要なエンジニアリング体制を強化し研究開発費を投入するとともに、グローバルでの販売体制を構築する等の先行投資を行っております。これらの先行投資の成果として、当連結会計年度においては大口顧客との取引獲得を実現し今後数年間にわたる収益の柱の一つを構築できましたが、当社事業の安定化に向けては顧客基盤の更なる拡充を必要とし、その過程においては常に一定程度の不確実性が残存し、将来の売上高が当初見込みより減少するリスクがあります。このような場合、営業活動によるキャッシュ・フローが減少し、当社グループ全体として資金繰りに関する懸念が生じることになることから、当連結会計年度末においても継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象が存在しているものと認識しております。 [リスクへの対応策] かかる状況への対応策として、ガバナンス上必要な手続きも含め、既存顧客の深耕や新規顧客への営業活動強化等を通じ、幅広い顧客から成る強固な事業基盤の構築に向けた取り組みを着実に実行するとともに、当社グループ内におけるエンジニアリングリソースをはじめとした各種コストの適時適切な把握に努めてまいります。これらの取り組みを通じ、新規顧客の獲得における遅延や既存顧客の喪失といった将来キャッシュ・フローに重大な影響を生じうる事態が判明した際には、当社グループは人員体制の拡大抑制、研究開発費や短期的な事業成果に直結しない諸費用等の縮減等によるコストコントロールが可能と判断しております。 以上のことから、当社は、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。加えて、当社グループは中長期的な資金需要や成長戦略を勘案のうえ、資本を含む戦略的協業や資本市場での資金調達あるいは銀行借入について継続的に検討を行い財務基盤の強化を図ってまいります。 ②   特別注意銘柄の指定 [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社は、2025年8月27日付「特別注意銘柄の指定及び上場契約違約金の徴求に関するお知らせ」のとおり、2025年8月26日に、株式会社東京証券取引所より2025年8月27日から特別注意銘柄に指定されること及び上場契約違約金の徴求を受ける旨の通知を受けております。 1.特別注意銘柄指定の理由 株式会社東京証券取引所から以下の指摘を受けております。 株式会社ACCESS(以下「同社」という。)は、2025年6月30日に同社における不適切な会計処理に関する特別調査委員会の調査報告書を受領した旨を開示し、同日付けで過年度の決算内容の訂正を開示しました。 これにより、同社の主力事業であるネットワーク事業を担う海外子会社(以下「本件子会社」という。)において、同社及び本件子会社の一部の経営陣の関与のもとで、ソフトウェアのライセンス販売に係る売上高の過大計上及び先行計上が行われ、また、本来は費用計上すべきソフトウェアの開発費がソフトウェア資産として過大計上されていたこと(以下「本件不適切会計」という。)が明らかになりました。 その結果、同社は、2021年1月期から2025年1月期第2四半期までの決算短信等において、上場規則に違反して虚偽と認められる開示を行い、それに伴う決算内容の訂正により、2024年1月期の営業損失1,977百万円を105百万円、経常損失1,924百万円を12百万円、親会社株主に帰属する当期純損失2,231百万円を280百万円と過小に表示していたなど、決算内容を大幅に偽っていたことなどが判明しました。 また、特別調査委員会の調査報告書及び日本取引所自主規制法人から同社に対する照会への回答等からは、本件不適切会計が2018年1月期から行われており、2018年1月期の各段階利益が6割以上減少し、2019年1月期及び2020年1月期の各段階損益の赤字を黒字と表示していたことも判明しました。 さらに、同社は2020年2月に旧市場区分における当取引所マザーズ市場から市場第一部に市場変更しているところ、同社は当取引所に提出する書類がすべて真実である旨の宣誓書を提出していたにもかかわらず、本件不適切会計により市場変更申請書類等の財務数値に関して不実の記載等を行ったうえで承認を得ていたことも判明しました。 これらの背景として、本件では主に以下の点が認められました。 ・同社及び本件子会社の一部の経営陣の関与により、長期間にわたり複数の不適切会計が行われており、同経営陣の財務報告に対する規範意識に著しい欠如が認められること。また、同社代表取締役においても、本件不適切会計の端緒となり得る情報に触れていながら適切な対応を図っておらず、財務報告に対する意識の低さが認められること ・本件子会社の事業規模の拡大に伴い、本件子会社の内部管理体制の強化が必要であったにもかかわらず、業績の悪化等を理由に適切な対応が見送られてきた結果、本件子会社において本件不適切会計を防止するための有効な内部統制が整備されず、また、本件子会社の役職員においては、上場企業グループの一員であるとの意識が低く、特に財務報告の重要性に対する意識が十分に醸成されてこなかったこと ・同社においても、ネットワーク事業の拡大に伴い本件子会社の重要性が高まってきたにもかかわらず、それに見合う形で本件子会社に対する管理体制の強化が適切に対応されず、同社からの牽制機能が有効に果たせてこなかったこと 以上のとおり、本件は、同社及び本件子会社の一部の経営陣の関与のもとで長期間にわたり複数の不適切会計が行われた結果、投資者の投資判断に深刻な影響を与える虚偽と認められる開示が行われたものであり、同社は2025年6月30日付で再発防止策に係る開示を行っているものの、未だ、同社の内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められることから、同社株式を特別注意銘柄に指定することとします。 また、同社が、上記背景のもと投資判断情報として重要性の高い決算情報について長期間にわたり誤った情報を公表し続けたこと、及び市場変更審査において、上場市場の変更申請に係る宣誓書に違反していながら市場変更の承認を得ていたことは、当取引所市場に対する株主及び投資者の信頼を毀損したと認められることから、同社に対して、上場契約違約金の支払いを求めることとします。 2.特別注意銘柄指定日 2025年8月27日(水) 3.特別注意銘柄指定期間 2025年8月27日から原則1年間とし、1年後に当社から内部管理体制確認書を提出、株式会社東京証券取引所が内部管理体制等の審査を行い、内部管理体制に問題があると認められない場合には指定が解除になります。一方で、内部管理体制に問題があると認められる場合には、原則として上場廃止となります。ただし、指定から1年経過後の審査において、内部管理体制等が適切に整備されていると認められるものの、適切に運用されていると認められない場合(適切に運用される見込みがある場合に限ります。)には、特別注意銘柄の指定を継続し、当該指定の継続を決定した日の属する事業年度(当該指定の継続を決定した日から当該事業年度の末日までの期間が3か月に満たない場合は当該事業年度の翌事業年度)の末日以降の審査までに、内部管理体制等の運用状況の改善を求められ、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認める場合にはその指定が解除されます。一方で、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認められない場合には上場廃止となります。なお、内部管理体制等が適切に整備され、運用されていると認めるものの、経過観察の対象銘柄に該当する場合には、最長3事業年度、指定が継続され、その間同審査が行われます。 [リスクへの対応策] 特別注意銘柄への指定を受けて、当社は、指定理由となった不備を解消し、内部管理体制を確立するため、「改善計画・状況報告書」を策定して2026年1月30日付で株式会社東京証券取引所に提出し、前述の内部統制の不備に対する是正措置も含め、全社を挙げて改善施策の実行を進めております。前述の不適切な会計処理が発生した主な原因は、当該米国子会社において事業規模が拡大する反面、それに対応できるだけのとりわけ財務報告に関連する内部牽制の仕組みが十分に構築できていなかったこと、さらにその礎となる信頼性ある財務報告に対する一部のマネジメントの姿勢や規範意識が不十分であったことにあると認識しております。これらの改善にあたっては、事業規模や重要性に見合った管理体制を構築し、さらに当社グループ全体において日本の上場企業グループであることを自覚し、その規範意識を強化・向上させていくことがとりわけ重要な課題であると認識しております。 当社は特別調査委員会の調査報告書における指摘・提言及び特別注意銘柄への指定を真摯に受けとめ、経営トップ自らの強いコミットメントのもと、内部統制及びガバナンスの改善を図ってまいります。 ③   プライム市場の上場維持基準について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社は東京証券取引所の市場再編においてプライム市場を選択しましたが、2026年1月末時点においてはプライム市場の上場維持基準である流通株式時価総額100億円以上の基準を充たしていない状況にあります。当該状況が改善されない場合には、プライム市場において当社株式の上場を維持することができず、株価又は株式の流動性に悪影響を及ぼすとともに、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 今回不適合となった流通株式時価総額の上場維持基準を充たすために、2027年1月31日までを改善期間とする上場維持基準への適合に向けた各種取組を進めてまいります。取り組みの詳細は、2026年4月下旬に公表予定です。 ④   当社製品の品質について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 製品開発における欠陥や瑕疵等、とりわけソフトウェアにおけるバグが発生する可能性は、完全には排除できません。当社グループが販売した製品において、欠陥や瑕疵が発生した場合、追加的に発生する対応作業、顧客への補償や機会損失等が発生し、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、品質管理部門を中心として、ソフトウェア開発における開発プロセスや品質マニュアルを定義し、社員向け教育やそれらの継続的な改善に取り組んでおります。また、各技術領域に精通した技術スペシャリスト及び品質管理部門によるレビューを通じ、品質の徹底管理に取り組んでおります。 ⑤   情報セキュリティについて [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、顧客情報、個人情報を含む重要な機密情報を取り扱っておりますが、悪意を持った第三者によるサイバー攻撃や情報事故等を含む予期せぬ事象によりこれらの情報の漏洩が発生した場合、信用失墜や顧客等からの損害賠償請求等のほか、当社技術の流出に伴う競合他社に対する競争力の低下等により、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが顧客に提供する製品・サービスにおいて情報セキュリティ上の問題が生じた場合においても、顧客から損害賠償請求を受ける可能性があります。 [リスクへの対応策] 上述のリスクや昨今の社会情勢も踏まえ、当社グループは情報管理を経営の重要事項と位置付けており、当社において、2019年4月に情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格「ISO/1EC 27001:2013」及び「JIS Q 27001:2014」の認証を取得し、各種法令等や個人情報の管理に係るプライバシーポリシーに沿った情報管理体制の運用・強化及び社員の意識向上を目的とした社内教育・啓発活動を行っております。さらにサイバー攻撃対策、ネットワーク管理、入退館におけるセキュリティシステムの導入等、外部からの侵入・攻撃等にも様々な対策を講じ、運用監視体制を強化した上で、これらの見直しも継続的に行っております。また、当社製品の開発にあたっては、開発プロセスや品質マニュアルを定義及び運用し、かつセキュリティ領域における技術スペシャリストによるレビューを行った上で、第三者による脆弱性診断を適時適切に実施するなどの対策を講じることにより情報セキュリティの強化に取り組んでおります。 ⑥   知的財産権について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの保有する特許権、商標権、ソフトウェアに係る著作権等の知的財産権に対する第三者による侵害が発生した場合には、結果的に競合他社に対する競争力の低下を招くおそれがあり、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、侵害事実等の有無にかかわらず、当社グループの技術が第三者の知的財産権を侵害している旨の申立てを受けたり、当社グループが意図せず第三者の知的財産権を侵害してしまったりした場合等には、高額の費用を要する訴訟又はライセンス契約の締結、関連する当社製品の販売停止等に至る場合があり、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、自社開発又は第三者との共同開発によって蓄積する技術や、製品の販売に必要な名称やロゴについて、日本及び主要国において積極的に特許出願や商標出願を行い、当社グループの知的財産権の保護に努めております。 また、製品開発時や新たなビジネスモデルの検討時には、事前に適切な調査を実施し、さらに顧客等との契約においては、知的財産権に関する責任の所在・範囲を明確に規定し、過大な責任を負うことのない条件を規定する等、第三者の知的財産権の侵害防止及び侵害が発生した場合における当社グループの責任の適切なコントロールに努めております。また、知的財産権に関する社内教育を定期的に実施し、自社の知的財産権の保護と第三者の知的財産権の侵害防止に向けたリテラシーの向上に努めております。 ⑦   法的規制やコンプライアンスについて [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの事業は、関連する各国の各種法的規制の適用を受けております。そのため、当社グループの事業に関連する法的規制等が新設、改正、又は解釈の変更がなされた場合、当社グループの現在又は将来における事業活動が大きく制約される可能性やコストの増加を招く可能性があり、その規模によっては財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの取締役や従業員による不正行為・コンプライアンス違反が生じた場合には、当社グループの社会的な信用が低下し、顧客から取引を停止されたり、多額の課徴金や損害賠償を請求されたりするなど、財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、企業理念に加え、当社グループ役職員全員が実践すべき行動の基準・規範を定めた「企業行動基準」及び「コンプライアンス・リスク管理規程」を制定し、実践しております。また、代表取締役社長執行役員及び管理関係部門の責任者をメンバーとし、常勤監査役2名をオブザーバーとするコンプライアンス・リスク管理委員会を設置しており、各部門のリスク状況の区分・把握・報告、規程の立案・制定を含むリスク管理体制の整備を行うとともに、未然防止策・対応策の立案・実行その他必要な事項の実施に関し、モニタリングを行い、これらの活動状況に関し、適時取締役会に対し、報告を行っております。加えて、当社グループにおける業務及び内部統制の有効性、効率性及びコンプライアンスの観点から内部監査を実施し、必要に応じて改善に向けた提案を行うとともに、結果については代表取締役社長執行役員及び経営会議に報告を行うほか、特に重要なものについては、四半期に一度又は必要に応じて取締役会に報告するなど、取締役会及び監査役会に対する報告を適宜行っております。 さらに、取締役及び従業員によるコンプライアンスの徹底に向けて、法令・ガイドライン・社内規程等の遵守に向けた継続的な社内教育を実施するとともに、外部窓口の設置を含めた内部通報制度の充実を図っております。 ⑧   輸出管理法令の遵守について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、製品・サービスを国内外で開発・提供しているため、日本及び海外の輸出管理法令を遵守して事業を展開する必要があり、とりわけ当社の米国子会社であるIP Infusion Inc.は、米国の輸出管理規則や経済制裁関連法令などを遵守する必要があります。当社グループにおいては、これらの規制の対象となる取引の実施に際し、弁護士からの助言を受け、契約書において米国を含む各国の輸出管理法令の遵守を表明させる旨の条項を設けるなどの対応を講じております。他方、輸出管理法令の遵守に関する当社グループにおける従前の取組みについては、関連法令の遵守に向けた子会社の業務プロセス、取引先に対するスクリーニングの深度等に改善するべき点があったため、これらについては今後も特に注視していく必要があると認識しております。仮に当該リスクが顕在化して規制当局から制裁を受けるなどした場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、弁護士からの助言に基づいて、輸出管理法令の解釈や適用範囲の確認、子会社の業務プロセスに関する社内ルールの整備、取引先に対するスクリーニングの徹底、適切な規制当局向け手続の実施、社内教育等の取組みを徹底してまいります。 ⑨   訴訟等について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 取引先又はその他の第三者との間において、予期せぬトラブル、訴訟等が発生する可能性があります。訴訟の内容及び結果によっては、多額の訴訟対応費用の発生や企業イメージの悪化等により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、顧客を中心とした取引先等とのトラブルを未然に防ぐため、当社製品の品質、プロジェクト管理及び知的財産権について対応策を実施するとともに、複雑なライセンス契約や受託開発をはじめとした取引先等との契約においては、責任の所在・範囲を明確に規定し、過大な責任や履行義務を負うことのない条件を規定するよう努めております。また、国内外の事業活動の遂行に際し、内部統制の充実やコンプライアンスの強化にも継続的に努めております。さらに、訴訟等が生じた場合にも迅速で的確な対応がとれるよう、弁護士をはじめとした外部専門家に適時適切に相談できる体制を整えております。 ➉   災害および感染症の流行等について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 大地震・台風等の自然災害、予期せぬ事故・テロ・紛争等あるいは感染症の流行等、国内外の拠点所在地において想定を超える大災害等が発生した場合において、当社グループの施設等の損壊や閉鎖、交通・通信・物流といった社会インフラの混乱、顧客を含む取引先への被害が発生した場合等、その状況によっては、当社グループの事業活動・営業活動が阻害され、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、今後新型コロナのような感染症の流行が再び発生した場合には、経済活動の世界的な低調化、顧客との接点の減少、各企業における投資の抑制や案件の延期、当社製品の試験評価の遅延や中断等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、上述のような災害や感染症の流行等が発生した場合の事業への影響を最小限に留めるため、事業継続計画(BCP)を策定しております。当該BCPの社内周知徹底や運用テストの実施に継続的に取り組むとともに、オンライン会議を活用した商談の実施、リモートでの製品開発体制の整備を含むリモートワーク環境の活用などにより、有事の際の影響を最小限に留めるよう努めております。 ⑪   経済状況の変動について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、製品・サービスをグローバルの顧客に提供しており、その売上収益は、世界における需要、景気、物価変動、産業・業界動向に影響を受けます。特に、当社グループの製品を搭載した半導体・最終製品の出荷減少は、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社製品を搭載した半導体・最終製品の出荷減少の兆候が認められ、それに伴い当社グループの売上収益減少のおそれがある場合、リカバリー策を速やかに講じられるよう市場動向や顧客状況を注視し、適時に情報を把握するよう努めております。 ⑫   地政学リスクについて [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、米国、ドイツをはじめとして海外にも拠点を持ち、製品・サービスをグローバルで開発・提供しています。そのため、国際情勢の変化に伴う関係国の政策や法的規制の変更は、企業活動にも大きく影響します。特に、各国の輸出規制、技術移転の制限、関税の引き上げ等により事業活動が制限を受け、グローバルでの製品・サービスの開発・提供に支障をきたす場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 各拠点所在国における現地弁護士を含む外部専門家とも連携し、国際情勢、法的規制変更及び政策変更等を定期的にモニタリングすることにより、地政学リスク顕在化の兆候、事業環境の変化及びこれらの業績への影響を早期に把握し、速やかに対応策を講じられるよう努めております。 ⑬   M&Aについて [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループは、事業戦略の推進にあたってM&A取引を継続的に検討・実行しておりますが、適切な条件でM&A取引が実行されなかった場合や、取引時に想定したシナジー効果が達成されなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが取引関係の維持・強化を目的とした出資や、資金運用を目的とした投資を行った場合、投資先の経営状況や時価等の変動状況により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] M&Aや投資に係る具体的な案件の検討の前段階において、関連部門が定期的に情報交換や議論を実施することにより各事業戦略に合致する案件をスクリーニングし、当社グループに損失が発生する可能性が高い案件を早期に回避できるよう努めております。具体的なM&Aや投資案件の実行プロセスにおいては、対象となる企業の十分な事前調査(各種デューデリジェンス等)を実施しており、その際には弁護士をはじめとした外部専門家を活用することで、当社グループへの損失が発生するリスクの低減を図っております。 M&Aや投資案件の完了後、子会社となった対象企業については、当社関連部門が毎月の実績を確認して異常値の早期把握に努め、適宜子会社のCEOや経理責任者にヒアリングを行うなどの対応を行っております。さらに、当該子会社の取締役会等の会議体に当社の経営企画部門が参加するなど、適宜経営支援も実施しております。持分法適用会社については、当社経営企画部門が関連部門や担当取締役・執行役員と適時適切な情報交換を行い、財務情報や事業状況の把握に努めております。 ⑭   為替変動について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 当社グループの海外における業績や外貨建ての資産・負債は連結財務諸表作成時に円換算されることから、為替相場に大幅な変動が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 為替リスクを伴う資金運用を行わないほか、外貨建ての資産の保有額を必要最小限とすることにより、為替変動による財政状態及び経営成績に対する影響を最小限とするよう努めております。 ⑮  気候変動について [リスクの内容と顕在化した際の影響] 気候変動を原因とした集中豪雨や大型台風など自然災害の増加・激甚化により、自社拠点や関連施設の被災、サプライチェーンの寸断が生じた場合に、サービス供給の停止や復旧コストの発生などが想定されるほか、気候変動に関する各種政策・規制への対応や、調達コスト、事業運営コストの上昇等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策] 当社グループは、上述のような災害等が発生した場合の事業への影響を最小限に留めるため、事業継続計画(BCP)を策定しております。当該BCPの社内周知徹底や運用テストの実施に継続的に取り組むとともに、オンライン会議を活用した商談の実施、リモートでの製品開発体制の整備を含むリモートワーク環境の活用などにより、有事の際の影響を最小限に留めるよう努めております。 また、当社グループは、気候変動に関する対応を重要な経営課題と認識し、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言への賛同を表明しております。TCFDのフレームワーク(「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」)に沿った評価・分析に関しては、気候変動を含むサステナビリティに関する事項について、代表取締役社長執行役員を議長とするサステナビリティワーキンググループを設置し、リスクの発生頻度や事業の影響度等について特定・分析・評価・対応策の検討を実施し、これらの取組状況については定期的にモニタリングを実施し、取締役会に報告を行うこととしております。環境負荷の軽減を含めた気候変動に対する取組みを評価・管理するため、温室効果ガス(GHG)排出量を算定しており、本社オフィスにおける消費電力の100%再生エネルギー化や、非化石証書付電力の活用等を通じて、2030年にScope1及びScope2のカーボンニュートラルの実現を目標として設定し、世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2℃以下に、可能な限り1.5℃に抑える努力をするというパリ協定で示された世界共通の長期目標及び、日本政府が掲げるカーボンニュートラル宣言に寄与すべく対応を推進してまいります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年2月1日~2026年1月31日)のITサービス産業においては、デジタル化の高度化と業務効率向上への強いニーズ及び、AIのITサービスへの統合をはじめ、ITサービスの価値が一段と高まっており、引き続きITへの投資需要が堅調に推移しております。 このような環境下において、当社グループはIoT事業においてプロフェッショナルサービスの積極的な事業拡大を図るとともに、Webプラットフォーム事業についてはTV・車載の双方の収益安定化に取り組んでおります。また、ネットワーク事業につきましては、サービスプロバイダー向けの事業拡大を継続するとともに、今後も大きな成長が予想されるAI関連のデータセンター向けの案件パイプラインの構築と拡大に努めております。その結果、売上高についてはIoT事業での拡大による増収が大きく寄与し、ネットワーク事業においてもEvollabs Tech FZ-LLC(以下、「Evollabs 社」といいます。)との総額70百万米ドルの受注といった事業成果があったものの、研究開発費等の先行投資が増加いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高192億15百万円(前年同期比20.6%増加)、営業損失26億88百万円(前連結会計年度は営業損失22億59百万円)となり、前連結会計年度との比較においては売上高が増加した一方で、営業損失が拡大する結果となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ○ IoT事業 通信技術、クラウド技術、アプリ開発力、センシング技術等をワンストップで提供できる強みを活かし、企業のいかなるDX(デジタルトランスフォーメーション)需要にも対応できるIoTプロフェッショナルサービスや、自社開発の各種IoTソリューションを主軸に事業展開しております。また、アジア地域に進出する日本の通販事業者向けに、オムニチャネルでの販路拡大機能と物流等のバックオフィス機能を統合した業務支援クラウドサービス「CROS®」の提供を行っております。 当連結会計年度につきましては、前連結会計年度に受注した大型案件の納品や顧客側のサービス提供開始もあり、主軸であるIoTプロフェッショナルサービスの成長により、大きく売上及び利益が増加しました。 以上の結果、売上高及びセグメント損益において前期比で大きく増収増益となりました。 IoT事業   前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期比 外部顧客への売上高   5,576百万円   8,469百万円   51.9% セグメント損益   156百万円   308百万円   97.4% ○ Webプラットフォーム事業 ドイツ・中国・韓国に設置している現地法人と連携し、国内外の市場においてスマートデバイス、情報家電や各種デバイス向けに豊富な搭載実績を持つ高性能・高機能ウェブブラウザ「NetFront® Browser」シリーズをはじめとした組み込みソフトウェア製品を提供しており、グローバルでのシェア拡大を推進しております。また、中長期的な成長施策としてTV・放送及び車載インフォテインメント用途向けにコンテンツや動画の配信システム・サービスプラットフォームの事業育成を図っております。 当連結会計年度につきましては、欧州におけるコスト削減効果等もあり、売上高は前年同水準であったものの、セグメント損益は増益となりました。 Webプラットフォーム事業   前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期比 外部顧客への売上高   2,292百万円   2,257百万円   △1.6% セグメント損益   49百万円   206百万円   313.6% ○ ネットワーク事業 米国子会社IP Infusion Inc.を中核としてインドやカナダ等に開発拠点を設置しており、ネットワーク機器向け基盤ソフトウェア・プラットフォームの開発・提供から事業をスタートして現在はホワイトボックス向け統合Network OS「OcNOS®」の事業拡大に注力しております。ホワイトボックスは、更なる通信トラフィックの増加が見込まれる中、データセンター事業者、通信キャリア、IXP(インターネット相互接続ポイント)事業者等においてネットワークインフラ設備投資・運用コストを大幅に低減しつつ運用の自由度を高める有力な手段と目されており、世界的に市場が拡大しつつあります。この様な環境の中、IP Infusion Inc.では通信事業者向けのCSR(Cell Site Router)やデータセンター、光転送システム(Routed Optical Networking)、ブロードバンドアグリゲーション等の多用途に対応可能なホワイトボックスソリューションを展開しております。また世界各地域において有力な事業基盤を有する大手ディストリビューターやグローバルSIerとの提携を通じ、通信事業者へのホワイトボックスソリューションやサポート等の安定的な提供に取り組んでおります。 当連結会計年度につきましては、Evollabs社との大型案件の受注等により事業は概ね堅調に推移しましたが、同案件の収益認識を慎重に検討した結果、当期の売上計上額が限定的となり、売上高は前期比で部分的な増収にとどまりました。一方で、研究開発費等の先行投資が増加したため、セグメント損益は減益となりました。 ネットワーク事業   前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期比 外部顧客への売上高   8,061百万円   8,488百万円   5.3% セグメント損益   △2,488百万円   △3,149百万円   - 以上の結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高192億15百万円(前年同期比20.6%増加)、営業損失26億88百万円(前連結会計年度は営業損失22億59百万円)、経常損失26億35百万円(前連結会計年度は経常損失18億84百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失33億98百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失53億83百万円)となりました。 当社グループの当連結会計年度末の資産は、受取手形、売掛金及び契約資産が増加したものの、現金及び預金、前渡金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ44億34百万円減少して170億95百万円となりました。 負債は、特別調査費用等引当金が減少したものの、その他流動負債が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ11億67百万円減少し103億10百万円となりました。 純資産は、親会社株主に帰属する当期純損失33億98百万円により、32億66百万円減少し67億85百万円となりました。その結果、自己資本比率は39.6%(前連結会計年度末は46.5%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べて53億88百万円減少し、51億71百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金は39億35百万円の減少(前連結会計年度は11億34百万円の増加)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純損失31億74百万円の計上、売上債権及び契約資産が21億11百万円増加、特別調査費用等の支払23億99百万円を計上した一方で、減価償却費14億41百万円等の計上によるものであります。前連結会計年度との比較では、特別調査費用等の計上が減少した一方で、売上債権及び契約資産の増加幅が拡大いたしました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金は15億76百万円の減少(前連結会計年度は10億68百万円の減少)となりました。その主な要因は、無形固定資産の取得による支出が11億26百万円であったことであります。前連結会計年度との比較では、無形固定資産の取得による支出額が増加いたしました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金は19百万円の減少(前連結会計年度は50百万円の減少)となりました。前連結会計年度との比較では、自己株式の取得による支出額が増加いたしました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) IoT事業   4,683,360   105.0 Webプラットフォーム事業   1,104,753   89.1 ネットワーク事業   3,010,864   98.0 合計   8,798,979   100.3 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.金額は販売価格によっており、ソフトウェアのうち自社開発分(資産計上分)を含んでおります。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) IoT事業   8,328,482   175.3   1,585,800   175.3 Webプラットフォーム事業   916,603   86.4   156,146   82.3 ネットワーク事業   6,989,200   291.1   5,744,982   604.4 合計   16,234,287   197.7   7,486,929   366.1 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.IoT事業における受注高及び受注残高の増加は、大型の受注があったことによるものです。 3.ネットワーク事業における受注高及び受注残高の増加は、大型の受注があったことによるものです。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) IoT事業   8,469,319   151.9 Webプラットフォーム事業   2,257,277   98.4 ネットワーク事業   8,488,986   105.3 合計   19,215,583   120.6 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.IoT事業における販売実績の増加は、顧客数の増加によるものです。 3.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) UniLab Solutions GmbH   3,315,162   20.8   2,034,129   10.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断をおこなっておりますが、不確実性が内在しているため、将来生じる実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性についての分析) 当社グループは、自社製品・サービス提供によるストック収益を中心とし、かつグローバルにスケール可能な事業構造への変革を推進しており、特にホワイトボックスソリューションを主としたネットワーク事業での事業成長に注力しております。その実現にあたっては、通常の事業活動に加え、ソフトウェアに係る継続的な研究開発や製品開発投資を軸に、必要に応じM&A等の外部成長施策を遂行することを想定しております。なお、2027年1月期における製品開発投資は「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおり、17億40百万円を計画しております。当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は51億71百万円であることから、これらの資金需要については手元資金及び営業活動によるキャッシュ・フローによって充当することを想定しておりますが、中長期的な資金需要を勘案し、資本市場での資金調達あるいは銀行借入について継続的に検討を行い財務基盤の強化を図ってまいる所存です。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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