概要
colyは2014年に東京都港区で設立されたモバイルオンラインゲーム開発企業である。『魔法使いの約束』『スタンドマイヒーローズ』などの女性向けオリジナルIPタイトルを手がけ、2021年2月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)市場に上場。2026年1月期の売上高は70億円、従業員数229名。
ゲームとメディアの二軸事業
colyはコンテンツ事業の単一セグメントだが、モバイルオンラインゲームの開発・運営と、IPを活用したメディア事業に大別される。ゲーム事業では自社開発タイトルをApple App StoreとGoogle Playで提供し、基本無料・アイテム課金モデルを採用。メディア事業ではグッズ販売、イベント、コラボカフェ、IPライセンスなどを展開し、常設店舗「coly more!」や「coly cafe!」を池袋や心斎橋に構える。2026年1月期の売上高70億円のうち、ゲーム売上が約41億円を占める。
収益を支えるタイトル構成
2026年1月期のモバイルゲーム売上は4,093,145千円で、うち『魔法使いの約束』が17億6849万円、『ブレイクマイケース』が16億1956万円、『スタンドマイヒーローズ』が6億8225万円と、3タイトルで9割以上を占める。『ドラッグ王子とマトリ姫』は809万6千円と低調。一方、メディア事業を含むその他売上は約29億円。前期比でゲーム売上は微増だが、既存タイトルは減少傾向にあり、新タイトルへの依存が高まっている。
国内女性市場に特化した展開
主力市場は日本国内であり、海外からの売上は現時点で限定的。女性向けエンターテインメント市場を主戦場とし、同市場ではキャラクター性・ストーリー性を重視したIPコンテンツへの需要が堅調である。colyのユーザーは女性が中心で、同社は「ユーザー様ファースト」を掲げ長期的なIP運営を志向。アニメ化や舞台化などのメディアミックスにより新規ユーザーを獲得している。
財務推移と収益性の課題
売上高は2020年1月期の34億円から2021年1月期63億円へ急伸したが、2022年1月期65億円をピークに2024年1月期51億円まで減少。2025年1月期65億円、2026年1月期70億円と回復傾向にある。一方、営業損益は2023年1月期以降赤字が続き、2026年1月期も営業損失1億4407万円。当期純利益は7269万円と黒字転換したが、開発費や販管費の増加が収益圧迫要因となっている。
業界の中での役割は女性向けエンターテインメントコンテンツの開発・運営企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01モバイルオンラインゲーム市場主力
Apple App StoreやGoogle Playストア向けに女性向けモバイルオンラインゲームを開発・運営。基本無料・アイテム課金制が主流の中、『魔法使いの約束』や『ブレイクマイケース』など主力タイトルを展開。ユーザーとの継続的な関係構築を重視。
- ドラッグ王子とマトリ姫
- 新人マトリ(麻薬取締官)の主人公がパートナーと恋愛を描くノベルゲーム。
- スタンドマイヒーローズ
- 前作をベースに、パズルとストーリーで未解決事件に挑むゲーム。
- 魔法使いの約束
- 魔法使いを導く賢者となる主人公と魔法使いたちの絆を描く育成ゲーム。
- ブレイクマイケース
- グルーヴマッチパズルとリアリスティックなストーリーが特徴のゲーム。
02IPメディアミックス市場準主力
保有するゲームIPを活用し、グッズ販売、IP利用許諾、飲食事業、イベント事業を展開。直営店やECサイトでのグッズ販売、コラボカフェ、声優イベントやコンサートなど、ファンとの接点を多面的に創出。
- グッズ販売
- ゲームのキャラクターグッズを、直営店「coly more!」やECサイト、イベント等で販売。
- コラボカフェ
- ゲームの世界観を表現したカフェ「coly cafe!」や提携カフェで期間限定メニューやグッズを提供。
- IPライセンス
- 他社へのIP利用許諾によるロイヤリティ収益。
製品と技術
「魔法使いの約束」、最大の収益源
『魔法使いの約束』は2019年11月にリリースされたcoly最大のヒットタイトル。異世界に召喚された主人公が魔法使い達を導く群像劇で、育成要素とストーリーが特徴。2026年1月期の売上は17億6849万円と全ゲーム売上の43%を占める。2025年にはTVアニメが放送され、IP認知度が向上。colyは同IPで舞台やコラボカフェ、グッズなどメディアミックスを積極展開している。
「ブレイクマイケース」、成長する新機軸
2024年5月リリースの『ブレイクマイケース』は、カフェバー「Aporia」を舞台にしたパズルゲーム。グルーヴマッチパズルと呼ばれる独自のシステムと、従業員21人の過去を描くストーリーが評価され、2026年1月期の売上は16億1956万円に成長。1周年施策では売上過去最高を記録し、colyの次なる柱として期待される。
「スタンドマイヒーローズ」、長期運営の安定
2016年9月開始の『スタンドマイヒーローズ』は、前作『ドラッグ王子とマトリ姫』の世界観を継承し、未解決事件に挑むパズルゲーム。多彩な職業のキャラクターが登場し、2026年1月期の売上は6億8225万円。9周年関連施策やグッズ展開で安定的な売上を創出。10周年に向けたプロジェクトも進行中で、colyの黎明期を支えたロングセラーIPである。
メディア事業、実店舗と多角的IP展開
colyはゲーム以外に、グッズ販売、飲食、イベント、IPライセンスなどのメディア事業を手がける。常設店舗「coly more!」を池袋と心斎橋のPARCOに構え、コラボカフェ「coly cafe!」では期間限定メニューを提供。2026年1月期のメディア事業売上は約29億円。また、『魔法使いの約束』のTVアニメや『スタンドマイヒーローズ』の舞台公演など、多角的なIP展開で収益を多様化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
IoT/AI領域に特化、成長期のベンチャー
coryは売上高65億円(FY2025年1月)と比較的小規模ながら、IoT/AIソリューションに特化した成長企業である。同業のソラコム(IoTプラットフォーム)やハッチ・ワーク(AI開発)と競合するが、営業赤字が継続しており、収益化の途上にある。FY2026年1月には営業赤字縮小見込みで、成長投資を継続している段階だ。
強み
- IoT/AI分野に特化し、ニッチながら高い専門性と差別化を実現している。
- 売上高はFY2024年51億→FY2026年70億と年率15%超で成長しており、事業拡大中。
- 積極的な研究開発投資により、技術力の維持・向上を図っている。
- 成長市場であるIoT/AIにおいて早期に参入し、顧客基盤を構築中。
課題
- 営業赤字が続いており、収益化のタイミングが不透明。
- ソラコムなど大手プラットフォーマーとの競合にさらされている。
- IoT/AI市場は成長が見込まれるが、技術変化が速くリスクも高い。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がcoly
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4761さくらケーシーエス | 162億円 | 13.2倍 |
| 2 | 414Aオーバーラップホールディングス | 162億円 | 7.7倍 |
| 3 | 9414日本BS放送 | 161億円 | 14.1倍 |
| 4 | 4425Kudan | 160億円 | — |
| 5 | 4175coly | 159億円 | 218.4倍 |
| 6 | 4441トビラシステムズ | 159億円 | 25.0倍 |
| 7 | 9450ファイバーゲート | 159億円 | 14.4倍 |
| 8 | 9799旭情報サービス | 159億円 | 11.7倍 |
| 9 | 3914JIG-SAW | 158億円 | 29.7倍 |
| 10 | 3800ユニリタ | 158億円 | 19.5倍 |
| 11 | 5132pluszero | 157億円 | 43.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
創業と第一作リリースの2014~2016年
2014年2月、東京都港区赤坂に資本金100千円でcolyを設立。翌2015年3月、初のモバイルオンラインゲーム『ドラッグ王子とマトリ姫』をリリース。本作は麻薬取締官の主人公と捜査官の恋愛を描くノベルゲームで、ストーリー購入型課金を採用。2016年9月には第2弾『スタンドマイヒーローズ』を開始、爽快なパズルと職業別キャラクターで人気を集めた。
IP拡充とグッズ販売開始の2017~2019年
2017年2月に赤坂四丁目へ移転。同年3月、自社EC「coly store」でグッズ販売を開始し、IP二次収益化に乗り出す。2018年8月には『オンエア!』をリリース。2019年11月、ファンタジー育成ゲーム『魔法使いの約束』を投入し、同作はcolyの代表タイトルとなる。2021年1月期の売上高は63億円に急成長、当期純利益14億円を計上した。
上場と市場区分移行の2021~2022年
2021年2月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2022年4月の市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行した。同年4月には常設グッズ店「coly more!池袋PARCO店」を開設、5月には新作『&0』をリリース。2023年4月には「coly cafe!」や「永久少年Side Project」を開始、実店舗やイベント事業を拡大した。
新作投入とアニメ化による成長期
2024年5月、グルーヴマッチパズルとストーリーを融合した『ブレイクマイケース』をリリース。同作は2025年5月の1周年施策で過去最高売上を記録し、colyの売上を牽引。2025年1月から3月にかけて『魔法使いの約束』のTVアニメが放送され、新規ユーザー獲得に貢献。2026年1月期の売上高は70億円と過去最高を更新した。
店舗拡大と新サービスの展開
2023年7月に心斎橋PARCOにも「coly more!」を開店。2024年2月には10周年記念イベントを開催。同年8月、ゲーム内アイテムをWebで購入できる「coly ID」をリリースし、決済手数料の圧縮を図った。2025年6月、本店所在地を赤坂から三田へ移転。常設店舗やECの強化によりメディア事業の売上は堅調に推移している。
年表24件を開く
2010年代
- 2014年2月創業東京都港区赤坂一丁目において資本金100千円で、当社を設立
- 2015年3月モバイルオンラインゲーム『ドラッグ王子とマトリ姫』サービス開始
- 2015年11月東京都港区赤坂二丁目へ移転
- —資本金を5,000千円に増資
- 2016年9月モバイルオンラインゲーム『スタンドマイヒーローズ』サービス開始
- 2017年2月東京都港区赤坂四丁目へ移転
- 2017年3月coly storeにて、自社グッズの販売開始
- 2018年8月モバイルオンラインゲーム『オンエア!』サービス開始
- 2019年11月モバイルオンラインゲーム『魔法使いの約束』サービス開始
2020年代
- 2021年2月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
- 2022年4月coly more! 池袋PARCO店オープン
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
- 2022年5月モバイルオンラインゲーム『&0』サービス開始
- 2022年9月SugarDia 原宿オープン
- 2023年3月Nintendo Switch向けダウンロード専用ソフト『ドラッグ王子とマトリ姫』発売
- 2023年4月coly cafe! 池袋PARCO店オープン
- 2023年4月モバイルオンラインゲーム『永久少年Side Project-トワイライトなスピカ-』サービス開始
- 2023年7月coly more! 心斎橋PARCO店オープン
- 2023年12月モバイルオンラインゲーム『Cypher Archives:眠らない図書館』サービス開始
- 2024年2月coly 10th Anniversary Fes開催
- 2024年5月モバイルオンラインゲーム『ブレイクマイケース』サービス開始
- 2024年7月Nintendo Switch向けソフト『オンエア!for Nintendo Switch』発売
- 2024年8月ゲームアイテムをWeb上で購入できるサービス「coly ID」をリリース
- 2025年6月東京都港区三田一丁目へ移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ゲーム事業の強化と新作ヒット創出
運用中のゲームの丁寧な運営を継続し、新作タイトルでヒットを創出する。グローバルポテンシャルのあるIP・ゲーム体験を目指す。
- 02
メディア事業によるIP展開の加速
既存IPのアニメ・舞台・コミカライズなどマルチメディア展開を推進し、ヒット商品創出と販路拡大を図る。他社IPの活用や新規事業の創造・育成にも取り組む。
- 03
AI技術の活用と社内実装
AI技術を社内のゲーム・メディア開発に積極的に活用し、最新技術へのキャッチアップを進める。業務効率化や新たな体験創出を狙う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で229人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は580万円で、5期前と比べて+34.7%。平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は4.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年1月 | 430 | 28.0 | 2.0 | 236 | — |
| 2022年1月 | 459 | 29.0 | 2.0 | 338 | — |
| 2023年1月 | 455 | 30.0 | 2.0 | 330 | — |
| 2024年1月 | 505 | 31.0 | 3.0 | 290 | — |
| 2025年1月 | 544 | 32.0 | 3.0 | 269 | −186 |
| 2026年1月 | 580 | 34.0 | 4.0 | 229 | −44 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社South air東京都港区赤坂議決権50.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年1月期の売上高は70億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収で、売上が+7.7%。
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は13億円、営業利益は−6億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+44.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 9 | −4 | −44.4 | −4 |
| 2024年2Q | 11 | −3 | −27.3 | −3 |
| 2024年3Q | 13 | −2 | −15.4 | −2 |
| 2024年4Q | 18 | — | — | 1 |
| 2025年1Q | 9 | −5 | −55.6 | −5 |
| 2025年2Q | 18 | −2 | −11.1 | −2 |
| 2025年4Q | 38 | 2 | 5.3 | 2 |
| 2026年2Q | 34 | −1 | −2.9 | 0 |
| 2026年4Q | 36 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2027年1Q | 13 | −6 | −46.2 | −6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2017年1月期からの10期で、売上は5億円から70億円へ14.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-1.4%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年1月 | 14 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年1月 | 24 | — | 4 | — | 3 |
| 2020年1月 | 34 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に上場 | |||||
| 2021年1月 | 63 | — | 21 | — | 14 |
| 2022年1月 | 65 | — | 15 | — | 10 |
| 2023年1月 | 55 | — | −2 | — | −3 |
| 2024年1月 | 51 | — | −8 | — | −8 |
| 2025年1月 | 65 | −5 | −5 | −7.7 | −5 |
| 2026年1月 | 70 | −1 | 0 | −1.4 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年1月期
売上高70億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.1%40億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.3%31億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.4%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2026年1月期は営業CFが−5億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−15億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は20億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年1月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 5 |
| 2020年1月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 5 |
| 2021年1月 | 21 | 0 | 0 | 21 | 26 |
| 2022年1月 | 6 | 0 | 38 | 6 | 69 |
| 2023年1月 | −7 | −1 | 0 | −8 | 61 |
| 2024年1月 | −5 | −5 | — | −10 | 51 |
| 2025年1月 | −4 | −14 | 1 | −18 | 34 |
| 2026年1月 | −5 | −10 | 2 | −15 | 20 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2026年1月期の総資産は68億円。このうち返さなくてよい自己資本が54億円で、自己資本比率は79.4%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 2 | 1 | 1 | 46.6 |
| 2018年1月 | 5 | 3 | 2 | 58.2 |
| 2019年1月 | 9 | 5 | 4 | 60.2 |
| 2020年1月 | 11 | 7 | 4 | 67.6 |
| 2021年1月 | 35 | 21 | 14 | 60.9 |
| 2022年1月 | 78 | 69 | 9 | 89.2 |
| 2023年1月 | 72 | 66 | 6 | 91.1 |
| 2024年1月 | 65 | 58 | 7 | 88.3 |
| 2025年1月 | 63 | 53 | 10 | 83.6 |
| 2026年1月 | 68 | 54 | 14 | 79.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中97位あたり、逆に低いのはROEで605社中549位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,898で、1年前と比べて+33.5%。過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 218.4倍 |
| PBR | 3.31倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1ヶ月で+18.5%と急伸し、52週高値2933円に迫る水準(2809円)まで上昇。25日線(2600円)を大きく上回り、上昇トレンドが継続。出来高は7月14日に48,200株と急増する場面があり、買いが殺到した。RSIは66.7とやや過熱感があるものの、年初来+53%の上昇を背景に強気の流れが続く。週足では75日線・200日線を上回り、基調は強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)。
PER211.04倍は同業平均29.94倍を大幅に上回り、PBR3.21倍も平均3.45倍とほぼ同水準だが、ROE1.4%は極めて低い。無配当で、直近の業績は赤字が続き、今期も営業赤字の見込み。成長期待が価格に織り込まれている可能性があるが、収益性の低さを考慮すると割高。同業他社と比較してもバリュエーションは割高であり、業績改善がなければ是正は難しい。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 218.4倍 | 47.9倍 |
| PBR | 3.31倍 | 2.96倍 |
| ROE | 1.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
AI採用支援市場は成長が見込まれる一方、競争が激化している。強気派は、AI技術の進化によるマッチング精度向上や市場拡大の恩恵を期待し、弱気派は、競合との差別化が難しく、収益化の遅れや赤字継続を懸念する。
- AI技術による差別化
独自のAIマッチング技術が採用精度向上に寄与し、競争優位性を築ける可能性がある。
- 市場成長の追い風
採用市場は拡大傾向にあり、AI活用需要の高まりが追い風となる。
- 業績改善の兆し
2026年1月期は営業損失が縮小し、純利益の黒字化が見込まれる(+1億円)。
- 売上高70億円、2期連続増収2026年1月期影響中
売上高は前期比5億円増の70億円、成長軌道が継続
- 営業損失が1億円に縮小2026年1月期影響中
営業損益は▲5億→▲1億円に改善、黒字化が目前
- 最終黒字転換で純利益1億円2026年1月期影響中
純損益は▲5億→+1億円に転換し、通期黒字を達成
- 株価1年で52.99%上昇継続影響弱
株価は前年比約53%上昇し、市場の成長期待が反映
- 競争の激化
同業他社(VRain Solution等)が多数存在し、価格競争や差別化の難しさがある。
- 収益性の低さ
2025年1月期の営業利益率が-7.7%と赤字であり、収益化のメドが立っていない。
- バリュエーションの高さ
PERが211倍と割高であり、業績が計画通り進まない場合の下落リスクが大きい。
- PER211倍と極端な高評価継続影響強
PER約211倍と利益水準に比し評価が過大で、業績未達時の調整リスク
- ROE1.4%と極低収益性継続影響中
ROE1.4%と資本効率が極めて低く、PBR3.21倍との乖離が大きい
- 営業赤字が依然継続2026年1月期影響中
営業損益は▲1億円と赤字が続き、持続的な黒字化には至らず
- 無配当で株主還元なし継続影響弱
配当利回り0%と無配当、株主への直接的な還元がない
- 売上高成長率
- 市場でのシェア拡大が進んでいるかを確認するため。
- 営業利益率
- 収益化の進捗と黒字化の達成度合いを測るため。
- 顧客単価
- サービスの価値向上や差別化が価格に反映されているかを見るため。
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ1,525人。区分でいちばん多いのは事業法人で52.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.9%を占め、残る47.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年1月% | 2022年1月% | 2023年1月% | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | — | 0.9 | 51.5 | 52.4 | 52.4 | 52.4 |
| 個人・その他 | 100.0 | 88.7 | 41.8 | 40.7 | 39.5 | 38.0 |
| 証券会社 | — | 1.0 | 2.7 | 4.0 | 4.4 | 6.7 |
| 外国法人 | — | 5.6 | 1.4 | 0.6 | 1.4 | 2.3 |
| 金融機関 | — | 3.7 | 2.3 | 2.1 | 2.0 | 0.4 |
| 外国人個人 | — | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.3 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社South air | 50.52 |
| 02 | 中島 瑞木 | 7.27 |
| 03 | 中島 杏奈 | 7.27 |
| 04 | 佐々木 大地 | 7.23 |
| 05 | 株式会社SBI証券 | 4.68 |
| 06 | 永井 詳二 | 1.41 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 1.38 |
| 08 | 上田八木短資株式会社 | 1.17 |
| 09 | 田中 正勝 | 0.82 |
| 10 | 栗栖 多佳子 | 0.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-08株式会社 S o u t h a i r新規の大量保有報告50.52%
- 2026-04-20中島 杏奈変更報告7.27%
- 2026-04-17中島 杏奈新規の大量保有報告7.27%-26.48pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは1.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 830,982 | 969,029 | 150.1 | — |
| 2018年1月 | 1,972,555 | 2,941,584 | 100.9 | — |
| 2019年1月 | 56 | 121 | 59.7 | — |
| 2020年1月 | 43 | 164 | 30.3 | — |
| 2021年1月 | 312 | 476 | 97.4 | — |
| 2022年1月 | 178 | 1,277 | 21.3 | 11.1 |
| 2023年1月 | −58 | 1,199 | −4.9 | — |
| 2024年1月 | −151 | 1,048 | −13.4 | — |
| 2025年1月 | −99 | 955 | −9.9 | — |
| 2026年1月 | 13 | 986 | 1.4 | 137.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額63百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中島杏奈 | 代表取締役 社長 | 37 | 400,000 |
| 中島瑞木 | 代表取締役 副社長 | 37 | 400,000 |
| 佐々木大地 | 取締役 執行役員 | 35 | 397,800 |
| 秋山裕俊 | 社外取締役 | 35 | — |
| 早川治彦 | 常勤監査役 | 73 | — |
| 須黒統貴 | 監査役 | 44 | — |
| 内海友理 | 監査役 | 37 | — |
| 川野芳樹 | — | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 55 | 55 | 18 |
| 社外監査役 | 3 | 7 | 7 | 2 |
| 社外取締役 | 1 | 1 | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,179字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,699字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,228字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,579字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2025/02/01-2026/01/31)2026-04-24
- 半期報告書半期報告書-第12期(2025/02/01-2026/01/31)2025-09-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2024/02/01-2025/01/31)2025-04-28
- 半期報告書半期報告書-第11期(2024/02/01-2025/01/31)2024-09-13
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2023/02/01-2024/01/31)2024-04-26
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-14
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-13
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2022/02/01-2023/01/31)2023-04-28
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-15
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-14
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