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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブルーゾーンホールディングス

BLUE ZONES HOLDINGS CO.,LTD.417A · Prime · 小売業

首都圏・関東にチェーン展開する食品スーパーマーケットグループ。ヤオコー・エイヴイ・せんどう等の複数ブランドを傘下に収める。

概要

株式会社ブルーゾーンホールディングスは、2025年10月に単独株式移転により設立された純粋持株会社である。前身の株式会社ヤオコーを完全子会社とし、エイヴイ、せんどう、クックマート、フーコット、文化堂など複数のスーパーマーケットチェーンを傘下に持つ。グループ全体の店舗数は276店舗(2026年3月31日時点)、従業員数5766人。2026年3月期の連結売上高は7834億円、営業利益364億円を計上した。本社は埼玉県川越市に置き、首都圏を中心にベトナムにも展開する。

グループを統括する持株会社の体制

ブルーゾーンホールディングスは、ヤオコーの単独株式移転により2025年10月1日に設立された。同日、東京証券取引所プライム市場に上場し、ヤオコーの連結財務諸表を引き継いだ。グループは当社(持株会社)、10社の子会社、3社の関連会社で構成される。スーパーマーケット事業を中核とし、ヤオコー(202店舗)、エイヴイ(14店舗)、せんどう(25店舗)、クックマート(12店舗)、フーコット(5店舗)、文化堂(18店舗)の6つの小売チェーンを運営する。加えて、卸売の小川貿易、食品製造のヤオコーハーモニー、包材製造のナショナルパックなど周辺事業を子会社に持つ。グループ全体の従業員数は5766人、2026年3月期の総資産は4278億円である。

ライフスタイル業態とディスカウント業態の二本柱

グループは2つの業態で構成される。ライフスタイル業態にはヤオコー、せんどう、クックマート、文化堂が属する。ヤオコーは「ミールソリューションの充実」と「価格コンシャスの強化」を基本方針とし、地域密着型の食生活提案型スーパーを目指す。せんどうは千葉県市原市を中心に生鮮食品に強みを持つ。クックマートは東三河から浜松エリアで展開し、生鮮とデリカの支持が高い。文化堂は東京・神奈川で独立独歩の地域密着経営を行う。一方、ディスカウント業態にはエイヴイとフーコットが属する。エイヴイは神奈川県横須賀市を中心に「まとめ買い」に対応し、プロセスセンター活用や自社システム開発によりローコストオペレーションを追求。フーコットは埼玉県内や東京都多摩エリアで同様のフォーマットを展開する。

首都圏を中心とする店舗ネットワーク

2026年3月31日時点のグループ総店舗数は276店舗である。ヤオコーは埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県など首都圏を中心に202店舗を展開。エイヴイは神奈川県横須賀市・横浜市・県央エリアに14店舗、せんどうは千葉県市原市などに25店舗、クックマートは愛知県東三河から静岡県浜松エリアに12店舗、フーコットは埼玉県・東京都多摩に5店舗、文化堂は東京都・神奈川県に18店舗を構える。また、ベトナムではSOPHIE INVESTMENT JOINT STOCK COMPANYを通じてGreen Sky Investment and Development Company Limitedに出資し、現地でスーパーマーケットを運営する。国内店舗はライフスタイル業態が大半を占めるが、ディスカウント業態の出店も進めている。

サプライチェーンを支える周辺事業

グループのスーパーマーケット事業を支えるため、卸売・製造・包装・サービス子会社が存在する。小川貿易は飲食料品の卸売および輸入を担い、海外からの食材調達やグループ内外への供給を行う。ヤオコーハーモニーは食品の製造・加工・包装を手掛け、惣菜や弁当の製造をアウトソーシングする。ナショナルパックは食品容器や包装資材を製造し、グループ各社に供給する。また、ヤオコービジネスサービスは各種店舗関連業務(清掃・メンテナンス等)を担当する。これらの子会社は、小売事業の効率化と品質維持に貢献しており、グループ全体のバリューチェーンを形成する。

業界の中での役割は食品スーパーマーケット運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,834億円
営業利益
364億円
営業利益率
4.6%
純利益
236億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01スーパーマーケット事業(小売業)主力

ヤオコー、エイヴイ、せんどう、クックマート、フーコット、文化堂の各スーパーマーケットチェーンを通じて、新鮮な食品・日用品を販売。首都圏(埼玉・東京・神奈川・千葉等)を中心に店舗展開。ベトナムでもスーパーマーケットを運営。

主な製品・サービス3
生鮮食品(野菜・果物・魚・肉)
地元産・国内外から仕入れた鮮度の高い生鮮品。各チェーンが独自の仕入れ網を持つ。
惣菜・弁当・ベーカリー
店内調理の惣菜・弁当・パン。各店舗で製造し、フレッシュな状態で提供。
加工食品・飲料・日用品
調味料、缶詰、飲料、洗剤、トイレタリーなど。プライベートブランド商品も展開。

02その他(卸売・製造・包装等)副次

グループ内の卸売(小川貿易)、食品製造・加工(ヤオコーハーモニー)、包材製造(ナショナルパック)等の周辺事業。スーパーマーケット事業を支えるバックオフィス機能。

主な製品・サービス3
飲食料品卸売・輸入
海外からの食材輸入、グループ内外への卸売。
食品製造・加工・包装
惣菜・弁当の製造、食品の包装・加工アウトソーシング。
包材製造
食品容器・包装資材の製造販売。

03経営管理(持株会社)その他

株式会社ブルーゾーンホールディングスがグループ各社の経営管理・戦略策定を担当。グループ全体の統括拠点。

製品と技術

生鮮食品の調達と鮮度管理

グループの中核商品は生鮮食品(野菜、果物、魚、肉)であり、2026年3月期の売上高は2638億円で全体の33.7%を占める。各チェーンは地元産をはじめ国内外から独自の仕入れ網を通じて食材を調達する。ヤオコーではプロセスセンターを活用し、生鮮の頻度品(毎日必要な商品)の価格政策を実施。せんどうは生鮮に圧倒的な強みを持ち、千葉県市原市のドミナントエリアで差別化を図る。文化堂も地域の生産者との関係を重視し、鮮度の高い商品を提供する。エイヴイやフーコットのディスカウント業態では、大量仕入れによるコスト削減で低価格を実現しながらも、品質を維持するための管理体制を敷いている。

店内調理の惣菜・弁当・ベーカリー

店内で製造される惣菜、弁当、パン(デリカ食品)はグループの強みの一つで、2026年3月期の売上高は1016億円(全体の13.0%)に達する。ヤオコーでは「ミールソリューションの充実」を掲げ、顧客の「その日の食事」ニーズに応える品揃えを拡充。SPA型(製造小売業)の商品開発にも取り組み、独自の惣菜ブランドを育成する。エイヴイではプロセスセンターで製造した商品を各店舗に供給し、効率化と品質の均一化を図る。クックマートや文化堂もそれぞれの地域の嗜好に合わせたデリカ商品を開発し、鮮度と味で競合と差別化している。ベーカリーでは各店舗で焼き上げるパンが人気である。

プライベートブランドとSPA型商品開発

グループではプライベートブランド(PB)商品の開発・拡充を進めている。ヤオコーでは「厳選100品」などの価格コンシャス施策を展開し、品質と価格のバランスを追求。さらにSPA型(製造小売業)への踏み込みとして、自社で企画・開発した商品を製造委託し、バリューチェーン全体での競争優位を目指す。加工食品(調味料、缶詰、飲料等)の売上高は2176億円(27.8%)、日配食品(乳製品、豆腐等)は1761億円(22.5%)を占め、これらのカテゴリーでもPB商品の比率を高めている。エイヴイではディスカウント業態向けに低価格のPBを展開し、フーコットでも同様の戦略をとる。PB商品はグループ全体の粗利率向上に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

食品小売の新興勢力、急成長で存在感発揮

ブルーゾーンホールディングスは小売業に属し、食品スーパーやディスカウントストアを展開する新興企業です。同業他社にはトライアルホールディングスや光フードサービスなどがありますが、ブルーゾーンは2026/3期の売上高7834億円と比較的大規模な事業を展開しています。この規模は業界内で有力なプレイヤーと言えます。営業利益率は4.65%で、小売業としては標準的な水準です。急成長を遂げており、近年の出店攻勢や既存店の強化により売上を伸ばしています。国内小売市場は競争が激しいものの、ブルーゾーンは低価格戦略やプライベートブランドの強化などで差別化を図っています。業界内での地位はまだ確立途上ですが、成長性の高い企業として注目されています。

強み

  • 売上高7834億円と小売業界で大規模な事業を展開しています。
  • 近年の出店拡大で売上高が急成長しており、収益基盤を強化しています。
  • 低価格路線やプライベートブランド展開で競合と差別化しています。
  • 営業利益率4.65%を維持し、規模拡大と収益性のバランスを図っています。

課題

  • 大手スーパーやディスカウントストアとの競争が激しく、差別化が課題です。
  • 売上成長が出店に依存しており、既存店の収益性改善が求められます。
  • 人件費や物流費の上昇が続き、コスト管理が重要な経営課題です。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がブルーゾーンホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12664カワチ薬品889億円25.3倍
27085カーブスホールディングス878億円19.5倍
32157コシダカホールディングス875億円15.6倍
47846パイロットコーポレーション872億円15.7倍
54849エン822億円25.4倍
6417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍
78273イズミ744億円13.1倍
86419マースグループホールディングス727億円8.9倍
97606ユナイテッドアローズ718億円10.7倍
102791大黒天物産665億円17.3倍
114848フルキャストホールディングス653億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 4件

単独株式移転による持株会社の設立(2025年10月)

2025年10月1日、株式会社ヤオコーの単独株式移転により、ブルーゾーンホールディングスが設立された。同日、東京証券取引所プライム市場に上場し、ヤオコーは完全子会社となった。この株式移転により、ヤオコーがそれまで担っていたグループ統括機能が分離され、純粋持株会社体制へ移行した。新会社はヤオコーの連結財務諸表を引き継ぎ、実質的な事業内容に変更はない。設立時の店舗数は276店舗、従業員5766人、売上高7834億円(2026年3月期)の規模をそのまま継承した。ブルーゾーンホールディングスはグループ全体の経営管理・戦略策定を担当し、傘下の各事業子会社の自律的な成長を支援する体制をとる。

ヤオコーからの子会社株式現物配当による承継

2025年10月1日、ヤオコーが保有する子会社株式の全てが現物配当によりブルーゾーンホールディングスに移転された。これにより、エイヴイ、せんどう、フーコットの3社が当社直接保有の連結子会社となった。一方、ヤオコービジネスサービス、小川貿易、ヤオコーハーモニーの3社は非連結子会社として当社が直接保有する。エイヴイは神奈川県でディスカウント業態を展開する14店舗、せんどうは千葉県で生鮮に強い25店舗、フーコットは埼玉・東京で5店舗を運営する。この再編により、持株会社の下で各社の独立性を保ちつつ、グループ全体の最適化を図る基盤が整った。

文化堂の完全子会社化(2025年10月)

2025年10月16日、ブルーゾーンホールディングスは株式会社文化堂の発行済株式全部を取得し、連結子会社とした。文化堂は東京都と神奈川県で18店舗を展開する地域密着型スーパーマーケットであり、「笑顔と感動のあるお店」を経営スローガンに掲げる。独立独歩の経営スタイルで、生鮮食品や惣菜の品揃えに強みを持つ。同社の買収により、グループは首都圏、特に東京・神奈川エリアでの店舗網を拡大した。文化堂はグループ内でライフスタイル業態に位置づけられ、既存のヤオコーやせんどうとは異なるブランド特性を生かした運営を継続する。買収後のグループ総店舗数は276店舗となった。

デライトホールディングスの子会社化(2025年10月)

2025年10月31日、ブルーゾーンホールディングスはデライトホールディングス株式会社の株式の70%を取得し、連結子会社とした。デライトホールディングスはクックマート株式会社の全株式を保有する持株会社である。クックマートは愛知県東三河地域から静岡県浜松エリアにかけて12店舗を運営するローカルスーパーで、生鮮食品とデリカ(惣菜)に高い支持を得ている。買収によりグループの営業エリアは中部地方に拡大し、首都圏に偏っていた店舗網に多様性が加わった。クックマートはライフスタイル業態の一つとして、地域密着の運営方針を維持しつつ、グループのノウハウを活用した成長が期待される。

年表4件を開く

2020年代

  • 2025年10月創業単独株式移転により、ヤオコーの完全親会社として設立され、東京証券取引所プライム市場に上場する。
  • 2025年10月ヤオコーが保有する子会社株式全てを現物配当により取得し、株式会社エイヴイ、株式会社せんどう、株式会社フーコットを当社直接保有の連結子会社、株式会社ヤオコービジネスサービス、株式会社小川貿易、株式会社ヤオコーハーモニーを当社直接保有の非連結子会社とする。
  • 2025年10月株式会社文化堂の発行済株式全部を取得し、連結子会社とする。
  • 2025年10月デライトホールディングス株式会社の株式の一部を譲り受け、連結子会社とする。(株式保有割合70%)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 店舗数500店舗
  • 売上高1兆円
  • 売上高経常利益率4%以上
  • 1店舗平均売上高30億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ライフスタイル業態の強化

    ヤオコーはミールソリューション充実と価格コンシャス強化で健康的な食生活提案型スーパーを目指す。せんどう、デライトホールディングス、文化堂も地域密着で個性を活かす。

  2. 02

    ディスカウント業態の拡大

    エイヴイとフーコットでローコストオペレーションを追求し、まとめ買いニーズに対応。神奈川・埼玉・東京多摩などで新規出店を進め、商圏シェアを向上する。

  3. 03

    グループ共通機能の強化

    人事、財務、内部統制、店舗開発、物流、システム、製造の各機能を強化。経営人材育成や人材交流・学び合いを進め、売上高1兆円に向けた基盤を築く。

  4. 04

    成長市場への投資と協業

    ベトナム市場での成長支援と協業、国内ベンチャーとの協業により新たな価値を創出する。

  5. 05

    ヤオコー:昭和から令和への構造転換

    共働き・フルタイムモデルへの転換、サプライチェーン全体での価値創出、デジタル化・自動化、資源循環型モデルへの移行を進める。1店舗平均売上高30億円を目標とする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
小川ショッピングセンター(埼玉県比企郡小川町)他1,921億円
本社、店舗等(スーパーマーケット事業)
小原店(神奈川県横須賀市)他366億円
本社、店舗等(スーパーマーケット事業)
八幡店(千葉県市原市)他137億円
本社、店舗等(スーパーマーケット事業)
飯能店(埼玉県飯能市)他8,343百万円
本社、店舗等(スーパーマーケット事業)
荏原店(東京都品川区)他6,681百万円
本社、店舗等(スーパーマーケット事業)
本野町店(愛知県豊川市)他3,504百万円
本社、店舗等(スーパーマーケット事業)
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ヤオコー(注)2、3
    埼玉県川越市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エイヴイ(注)4
    神奈川県横須賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社せんどう
    千葉県市原市 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 国内
    デライトホールディングス株式会社(注)5
    愛知県豊橋市 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    クックマート株式会社(注)6
    愛知県豊橋市 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    株式会社フーコット
    埼玉県比企郡小川町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社文化堂(注)7
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7,834億円営業利益364億円

売上高
7,834億円
営業利益
364億円
純利益
236億円
営業利益率
4.6%

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高9,030億円7,834億円
営業利益375億円364億円
純利益239億円236億円
1株あたり配当¥32¥32

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

業績の推移

この10年

売上高推移営業利益推移利益率
2026/37,834億円
364億円
4.65%

利益の構造

2026年3月期

売上高7,834億円のうち、営業利益として残るのは364億円4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は236億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.3%5,898億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.9%1,870億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%364億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
4.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.8pt
12.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中89位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中178位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,878.5で、1年前と比べて+10.1%過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。

¥1,878.5+0.9%1ヶ月+9.5%1年+10.1%時価総額787億円
過去52週の値幅
安値¥1,537.2高値¥1,953

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.2倍
PER (会社予想)16.0倍
PBR1.87倍
配当利回り1.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近5日で1852円から1716円へ急落し、7月29日高値1852円から約7.3%下落しました。25日線(1767.82円)を下回り、75日線(1762.81円)も割り込みましたが、200日線(1707.85円)は維持しています。52週高値2058円からは約16.6%低く、52週安値1537.2円からは約11.6%高い位置です。出来高は直近で38万株超と増加しており、売り圧力が強まっています。RSIは42.56と中立圏ですが、短期的な下値リスクに注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは14.98倍で、同業界平均の41.36倍を大幅に下回り、PBRも1.75倍と平均2.93倍より低く、割安感がある。しかし、配当利回りは6.41%と高いものの、配当性向15.3%と低く、増配余地は限定的。ROEは12.4%と利益効率は良好。売上高は7834億円、営業利益率4.65%と低めながら、業績は安定している。バリュエーションは割安とまでは言えないが、業界平均と比較して妥当な水準にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.2倍39.6倍
PER (予想)16.0倍
PBR1.87倍2.44倍
ROE12.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小売業界は競争が激しく、同社の低価格戦略は集客に有効だが、競合他社も同様の戦略を取るため、差別化が課題。強気派は、既存店舗の業績改善と新規出店による成長を期待し、株価収益率の割安感を指摘する。一方、弱気派は、競争激化による利幅縮小や、消費者の節約志向の変化に伴う需要変動を懸念する。両論の対立点は、成長の持続可能性と収益性のバランスにある。

プラスに働く材料7
  • 既存店舗の業績改善

    既存店舗売上高が伸びており、効率化が進む

  • 新規出店による成長

    出店計画が順調で、売上拡大が期待できる

  • 株価の割安感

    予想PERが約15倍と低く、配当利回りも高い

  • 売上高7834億円、営業利益364億円の大型小売通年影響

    売上高7834億円、営業利益364億円。営業利益率4.65%の規模の利益が安定。

  • 配当利回り6.41%の高利回りで下値堅い継続影響

    年間配当約110円、利回り6.41%。株価1716円に対して利回りが投資魅力。

  • ROE12.4%と資本効率が高水準継続影響

    ROE12.4%、PBR1.75倍。資本効率の良さが株主価値向上に寄与。

  • 外国人保有13.7%と海外資金の取り込み余地継続影響

    外国人保有比率13.73%。国内外の機関投資家の裾野が広がれば需給改善。

マイナスに働く材料7
  • 競争の激化

    同業他社が相次いで低価格戦略を強化

  • 利幅の縮小

    価格競争により営業利益率が低下傾向

  • 需要の変動

    消費者心理の悪化で食料品需要が減る恐れ

  • 営業利益率4.65%と低収益体質通年影響

    売上高7834億円に対し営業利益364億円。コスト上昇で利益率が一段と低下しやすい。

  • 株価は1年間で7.51%下落しモメンタム悪い不定影響

    株価1716円と1年前から7.51%下落。戻り売り圧力で上昇余地が限られる。

  • 直近決算が1期分のみで業績トレンド不透明通年影響

    公表決算が2026/3期のみで前年比較ができず、成長性を評価しにくい。

  • 高配当利回り6.41%も株価下落の裏返しで減配懸念不定影響

    配当利回り6.41%は株価1716円への下落を反映。減配が警戒されると利回り買いが崩れる。

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
小売業の競争力を測る指標で、店舗の集客力が分かる
営業利益率
価格競争の影響を受けやすい収益性の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり32いまの株価に対する利回りは1.70%。

年間配当
¥32
1株あたり
配当利回り
1.70%
いまの株価に対して
配当性向
15.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥32

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,097人。区分でいちばん多いのは事業法人36.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.0%を占め、残る38.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2026年3月%
事業法人36.9
金融機関25.2
個人・その他23.8
外国法人13.7
証券会社0.4
外国人個人0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社川野商事18.33
02株式会社川野パートナーズ10.10
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.61
04公益財団法人川野小児医学奨学財団4.54
05株式会社武蔵野銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.08
06株式会社三井住友銀行3.08
07株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.65
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.37
09ブルーゾーンホールディングス従業員持株会2.17
10川野清巳1.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-08
    株式会社川野商事
    変更報告
    18.33%
  • 2026-04-07
    株式会社川野商事
    新規の大量保有報告
    18.33%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額277百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
川野幸夫代表取締役会長84
川野澄人代表取締役社長50
上池昌伸取締役 管理本部長兼 グループ運営部長62
石塚孝則取締役52
斉藤麻子取締役58
葛原孝司取締役61
鎌田由美子取締役60
山田昌宏監査役(常勤)63
佐藤幸夫監査役72
橋本勝弘監査役72
五十嵐毅監査役68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41405622356
社外取締役639397
監査役1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,023字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは株式会社ブルーゾーンホールディングス(当社)、子会社10社及び関連会社3社で構成されており、食品を中心とした小売業を主要業務としております。 事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 事業内容   会社名   主要業務 スーパー マーケット 事業   当社   グループ会社の経営管理 株式会社ヤオコー   食品を中心としたスーパーマーケット 株式会社エイヴイ   食品を中心としたスーパーマーケット 株式会社せんどう   食品を中心としたスーパーマーケット デライトホールディングス株式会社 (注)1   クックマート株式会社の経営管理 クックマート株式会社   食品を中心としたスーパーマーケット 株式会社フーコット   食品を中心としたスーパーマーケット 株式会社文化堂 (注)2   食品を中心としたスーパーマーケット 株式会社ヤオコービジネスサービス   各種店舗関連業務 株式会社小川貿易   飲食料品等の卸売及び輸入業 株式会社ヤオコーハーモニー   食品製造・加工・包装等の補助、その他付帯業務 SOPHIE INVESTMENT JOINT STOCK COMPANY   Green Sky Investment and Development Company Limitedへの出資 Green Sky Investment and Development Company Limited   食品を中心としたスーパーマーケット 株式会社ナショナルパック   包材製造 (注) 1 当社は、2025年10月1日付で、株式会社ヤオコーとデライトホールディングス株式会社の株主らが締結した株式譲渡契約を承継し、デライトホールディングス株式会社を当社の連結子会社(2025年10月31日付)としております。 2 当社は、2025年10月1日付で、株式会社ヤオコーと株式会社文化堂の株主らが締結した株式譲渡契約を承継し、株式会社文化堂を当社の連結子会社(2025年10月16日付)としております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,854字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「地域のお住まいのすべての方が、健康に毎日を楽しめる世界(ブルーゾーン)を実現する」をミッションに掲げています。健康の基盤である食と、各地の多様な食文化を尊重し、効率性に偏重しない地域密着型の個性豊かな企業集団を作り、従業員、生産者、消費者、株主、当社に関連するすべてのステークホルダーが価値を生み出し、分かち合える「地域の共通資本」となることを目指しています。 (2) 経営戦略 当社グループは、スーパーマーケットを営む単一セグメントであり、ライフスタイル業態とディスカウント業態の2つの業態で構成されております。単一セグメントでありながら、異なるビジネスモデルを持つグループ各社が自律的な成長を果たすことで、グループでの商圏シェアの向上を図ってまいります。 (ライフスタイル業態) ヤオコーは、「ミールソリューションの充実」と「価格コンシャスの強化」を基本方針とし、「豊かで楽しく健康的な食生活提案型スーパーマーケット」づくりを進めております。ヤオコーは、小商圏高頻度来店型の食品スーパーマーケットであることから、地域ごとに異なるニーズに対してきめ細かく対応し、店舗の近くにお住まいのすべてのお客さまにご満足いただけるよう、「チェーンとしての個店経営」「全員参加の商売」「徹底した現場主義」を運営方針としております。 せんどうは、生鮮食品に圧倒的な強みを持つ食品スーパーマーケットを運営し、千葉県市原市を中心にドミナントエリアを形成しております。 デライトホールディングスは、東三河から浜松エリアを中心に、生鮮とデリカに高い支持があるローカルスーパーを展開するクックマートの全株式を保有する持株会社です。 文化堂は、経営スローガンである「笑顔と感動のあるお店」を目指して独立独歩の地域密着型経営で、東京都と神奈川県で展開しております。 (ディスカウント業態) エイヴイでは、主に広域のお客さまの「まとめ買い」ニーズに対応するために、圧倒的な品揃えと低価格を実現することで、競合他社との差別化を図っております。具体的には、プロセスセンターの活用、自社でのシステム開発、効率的な店舗オペレーションによる運用などのノウハウを積み重ね、徹底的に「ローコストオペレーション」を追求しており、神奈川県横須賀市を中心に横浜や県央エリアなどへの出店も進めております。 また、同一のフォーマットであるフーコットは、埼玉県内や東京都の多摩エリアでの新規出店を進めており、エイヴイとは異なる地域でのディスカウント業態の出店も進めることで、グループでの商圏シェアの向上を図ってまいります。 (3) 目標とする経営指標 「500店舗、売上高1兆円」を長期の数値目標としております。 また、「売上高経常利益率4%以上」を継続的に確保することで、各ステークホルダーに対する適切な還元や持続的な成長を実現するための成長投資が可能になると考えております。 (4) 第11次中期経営計画の概要(2025年3月期~2027年3月期) 第11次中期経営計画期間におきましては、「グループでより強くなる」をメインテーマに掲げて、ライフスタイル業態とディスカウント業態の各社が自律的な成長を果たすことで、商圏シェアの向上を図るとともに、「グループ売上高1兆円体制」に向けた基盤づくりについても進めてまいります。なお、当連結会計年度において、2024年5月13日付「第11次中期経営計画の策定のお知らせ」で開示しております財務目標数値(売上高、経常利益、ROE)を達成しておりますが、次期は第11次中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)の最終年度に当たるため、次期の業績見通しが第11次中計の財務目標数字となります。 ① グループとしての商圏シェアアップ ・ ライフスタイル業態とディスカウント業態でのシェア向上 ・ ライフスタイル業態でのM&Aの継続検討 ② グループ共通機能の強化(グループ売上高1兆円に向けた基盤づくり) ・ 人事、財務、内部統制、店舗開発、物流、システム、製造 ・ 経営人材の育成、人材交流・学び合い ③ 成長市場への投資と協業 ・ ベトナム市場での成長支援と協業 ・ 国内ベンチャーとの協業と新たな価値の創出 ヤオコー 第11次中期経営計画の骨子 第11次中期経営計画期間においては、変化を捉えて自ら変化し「価値」を生み出せる企業しか勝ち残れないとの強い危機意識を持ち、各種施策に取り組んでまいります。 ① メインテーマ「シン・ヤオコー:昭和モデルから令和モデルへの構造転換」 ・ 専業主婦・パートタイムモデルから共働き・フルタイムモデルへ ・ 店舗だけからサプライチェーン全体で価値を生み出すモデルへ ・ 店舗だけから店舗を超えて商品・サービスを提供できるモデルへ ・ 紙ベース・属人管理モデルから、デジタルベース・自動化モデルへ ・ 資源消費型モデルから資源循環型モデルへ ② 目指すこと ・ 地域社会にもっと大きな価値を生んでいく ・ 人が価値を生む仕事に集中できる仕組みをつくる ・ 1店舗当たりの支持を高めることで価値創造と働きやすさを同時実現 (目標:1店舗平均売上高30億円) ③ 重点施策・重点目標 イ 商品・販売戦略 ・ 顧客別対応の進化 ・ 生鮮部門の構造改革と集客力向上 ・ SPA型商品開発によるカテゴリー強化 ロ 運営戦略 ・ デジタルを活用したカイゼンの進化 ・ サプライチェーン全体での省人化とムダの削減 ・ 省エネ・リサイクルの継続 ハ 育成戦略 ・ 人が集まり、人が育つ職場づくり ・ 心身の健康を高める働きやすさの実現 ・ グループ売上高1兆円に向けた次世代リーダーの育成 ニ 出店・成長戦略 ・ ドーナツエリアを中心とした出店継続 ・ 各フォーマットでのチャレンジと深化 ・ ネットスーパーの黒字化と新サービスの立ち上げ (5) 優先的に対処すべき課題 ① 少子高齢化 少子高齢化に伴うマーケットの縮小が想定されますが、過疎化が進む地方や欧米諸国などと比較しても、当社グループの出店エリアでの商圏内でのシェアは依然低く、グループ各社が各々の強みを磨き、自律的な成長を果たしていくことで、まだまだ成長の余地はあると考えております。 東京都や神奈川県など人口増加エリアで小型店を運営する文化堂が当社グループに参画し、また、ヤオコーにおいても23区内に初出店を果たしております。 ② 労働力不足 従業員ひとりひとりが「働き甲斐」を持てる企業集団を目指してまいります。当社グループとしては、適切な賃上げ、労働環境の改善、勤務制度の整備などについて継続して進めてまいります。
事業等のリスク2,946字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 消費動向 少子高齢化に伴いマーケットの縮小が見込まれる一方で、国内外のマクロ経済の先行きが極めて不透明な中で、「消費の二極化」と言われる状況が加速する可能性があります。ライフスタイル業態では、旬・主力商品の価格対応、節約志向の強いヤングファミリー層向けの商品開発など「価格コンシャス強化」に取り組んでいます。また、ディスカウント業態によるグループ全体で「価格対応」に取り組んでまいります。一方、こうした消費動向の変化の対応に遅れた場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競争激化と特定事業分野への依存 当社グループは、スーパーマーケット、GMS、ドラッグストア、コンビニエンスストア、特定の食領域に特化した専門店や店舗を有しないEコマースなどとも競合関係にあります。また、当社グループは、国内需要に依存したスーパーマーケットを展開する単一のセグメントであります。グループ各社が自律的な成長を果たせず、当社グループの競争力が強化できない場合には、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 労働力不足、人件費などの増加 当社グループが展開するスーパーマーケットは労働集約産業である一方で、生産年齢人口が大きく減少していくことが予想されております。適切な賃上げ、労働環境の改善、勤務制度の整備、教育やインセンティブプランの設定などを通じた「働き甲斐」の向上への取組み、ダイバーシティや「健康経営」の推進など人材確保に向けた様々な取組みを行っておりますが、これらが計画通りに進まない場合には、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、社会保障費の増大、最低賃金の引き上げなどにより、中長期に渡って従業員に関する費用が増加していくことが見込まれます。ITシステムや各種センターなどを活用した店舗作業削減などの施策に取り組んでおりますが、これら施策が進捗通りに進まない場合には、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) テクノロジーの進展 デジタルデバイスが浸透したことにより、日本国内においても耐久消費財を中心にECをはじめとするオンライン取引が大きく伸長しております。当社グループの成長に寄与するテクノロジーについては、設備投資や外部企業との連携などにより積極的に取り込んでいく計画ではありますが、想定以上にテクノロジーが大きく進展した場合などについては、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 気候変動、環境問題 当社グループは、季節の商品販売動向に基づいて、販売計画を立てておりますが、想定外の気候的な変動により、売上の減少や過剰在庫を招くなど、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 環境問題に対しては、当社グループは、マイバッグ運動、食品ロスの軽減、リサイクル推進、節電や再生エネルギーの活用など積極的に取り組んでおります。環境問題への取組み方針を策定し、脱炭素、リサイクルに向けて対応を進めてまいりますが、対処が遅れたり解決できない場合には、当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 商品の品質管理 当社グループは、生鮮食品からドライ・加工食品、日配食品など食品中心に広範囲にわたって商品を扱っております。食品の安全性・衛生管理については、お客さまに安心してお買い物いただけるよう、トレーサビリティ(商品履歴の管理)、成分表示、衛生管理等を徹底し、品質管理及び商品の表示に関する担当組織の強化を図り、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を徹底し、安全で衛生的な店づくりを心がけておりますが、食中毒や食品事故等が発生した場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼすほか、社会的信用・ブランドイメージが大きく毀損する可能性があります。 (7) デベロッパーリスク 当社グループは、自社で展開するスーパーマーケットをメインに、ドラッグストア、生活雑貨や衣料品を取り扱う企業などをテナントとして誘致して、日常生活圏に立地している生活密着型の商業施設を運営しております。商業施設の中では景気変動の影響は小さいと想定しておりますが、景気後退に伴うテナントの撤退、賃料減額などにより、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 固定資産の減損 当社グループは、店舗に係る有形固定資産など多額の固定資産を保有しております。出店判断時点での売上予測と売上実績が大きく乖離するなど、店舗の収益性が低下することで各店舗の帳簿価額が回収できない場合については、減損処理を行っております。2026年3月期は2,994百万円の減損損失を計上しており、当社グループは蓋然性の高い出店計画・投資計画を立てるべく取り組んでおりますが、今後も減損損失を計上する可能性があり、当社グループの財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害・感染症の発生 当社グループは、店舗を含め多数の事業拠点を有しております。各拠点では自然災害や感染症などに対する防災や事業継続性の確保に努めております。しかしながら、想定をはるかに超えた状況が発生し、事業拠点に物理的な損害が生じた場合、当社グループの販売活動や流通・仕入活動が阻害された場合、さらには人的被害が発生した場合などには当社グループの財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) システムトラブル 当社グループは、通信ネットワークやコンピューターシステムを使用し、商品の調達や発注・販売など多岐にわたるオペレーションを実施しております。システムの運用・管理には万全を期しておりますが、想定外の自然災害や事故等により設備に甚大な被害があった場合や、コンピューターウイルスの不正侵入又は従業員の過誤等によるシステム障害が発生した場合は、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 個人情報の管理 当社グループでは、ヤオコーカード会員情報など個人情報を保有しております。個人情報の管理につきましては、情報管理責任者を選任し、情報の保管等について社内ルールを設けるなど個人情報の保護に関する法律等に基づく保護措置を講じておりますが、コンピューターシステムのトラブルや犯罪行為等により顧客情報が流出する可能性があり、その場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に悪影響を及ぼすほか、社会的信用・ブランドイメージが大きく毀損する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,591字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社は、2025年10月1日に単独株式移転により株式会社ヤオコー(以下「ヤオコー」という。)の完全親会社として設立されました。連結の範囲に実質的な変更はありませんが、当連結会計年度は当社設立後最初のものとなるため、前連結会計年度との実績比較は行っておりません。 また、当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の連結財務諸表は、単独株式移転により完全子会社となったヤオコーの連結財務諸表を引き継いで作成しております。 なお、当社グループは、スーパーマーケット事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 イ 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、427,822百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金、売掛金、商品及び製品、有形固定資産、差入保証金であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、221,857百万円となりました。主な内訳は、買掛金、借入金、資産除去債務、流動負債その他に含まれている未払費用であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、205,964百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金であります。 ロ 経営成績 ディスカウント業態を中心に既存店売上高が大きく増加したことに伴い、当社グループの売上高は前期比で大きく上昇しました。結果として、利益面では、売上増加を主要因とする営業総利益の増加が販売費及び一般管理費の増加を上回り、当連結会計年度における売上高は783,434百万円、営業利益は36,392百万円、経常利益は35,727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は23,596百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、52,811百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は47,071百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上、法人税等の支払によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は46,395百万円となりました。これは主に、新規出店・既存店改装に係る投資による支出、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、得られた資金は3,637百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加、配当金の支払によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、スーパーマーケット事業の単一セグメントであるため、部門別に販売及び仕入の状況を記載しております。 (販売実績) 部門別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 売上高(百万円)   構成比(%) 生鮮食品   263,883   33.7 デリカ食品   101,666   13.0 加工食品   217,638   27.8 日配食品   176,154   22.5 住居関連   24,091   3.0 合計   783,434   100.0 (注) 総販売実績に対し、10%以上に該当する販売先はありません。 (仕入実績) 部門別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 仕入高(百万円)   構成比(%) 生鮮食品   200,189   34.5 デリカ食品   49,619   8.6 加工食品   175,895   30.3 日配食品   136,076   23.4 住居関連   18,826   3.2 合計   580,607   100.0 (注) 上記の金額は、実際仕入額によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ  経営成績の分析 当連結会計年度のわが国経済は、インフレ基調が続き、金融政策は正常化に進む一方で、主要国による通商政策の影響や地政学的リスクの高まりなどにより、世界経済の不確実性が大きく高まってきております。 食品スーパーマーケット業界においても、消費者の節約志向は強まる一方で、人件費や建築資材などの高騰が続き、業界再編も含め、業態を越えた企業間競争が加速するなど大変厳しい経営環境となっております。 当社は「グループでより強くなる」を経営戦略に掲げ、事業子会社の各社が独自の強みの磨き込みを行いました。特にディスカウント業態の2社(株式会社エイヴイ、株式会社フーコット)の既存店の売上高が大きく伸長しました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は783,434百万円、営業利益は36,392百万円、経常利益は35,727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は23,596百万円となりました。 2026年3月31日現在の店舗数は、グループ全体で276店舗(ヤオコー202店舗、エイヴイ14店舗、せんどう25店舗、デライトホールディングス12店舗、フーコット5店舗、文化堂18店舗)となっております。 事業子会社の各社の取組み内容は以下の通りです。 株式会社ヤオコー 「ミールソリューションの充実」と「価格コンシャスの強化」を基本方針とし、第11次中期経営計画のメインテーマとして「シン・ヤオコー:昭和モデルから令和モデルへの構造転換」を掲げております。当期におきましては、創業135周年の記念企画を実施するほか、「すべてのお客様に美味しさで感動を」をテーマとして、以下の重点施策に取り組んでまいりました。 [商品・販売戦略] 商品面につきましては、ヤオコーの独自化・差別化につながる品揃えを実現するべく、ミールソリューションの充実に注力しております。また、バリューチェーン全体で競争優位を実現するため、製造小売業へ踏み込み、SPA型の商品開発の拡大を図っております。さらに、プライベートブランド商品の品質・価格面での更なる磨き込みを行っております。 販売面につきましては、二極化対応を継続し、価格コンシャスを強化してまいりました。EDLP(常時低価格施策)や「厳選100品」に加え、生鮮の頻度品などの価格政策に取り組むとともに、集客強化を図るべく、単品量販を推進する「日本一企画」、地方の特産品を品揃えする「産地フェア」や「豊洲祭り」などを実施いたしました。また、顧客別対応の更なる進化のため、販促・品揃えを中心に「南北政策」を推進しております。 [運営戦略] 生産性向上のために、自動化による業務改善やデジタルを活用したカイゼンに取り組んでおります。グロッサリー商品を対象としたAIによる需要予測に基づく自動発注システムの活用は順調に推移し、生産性向上に寄与しています。また、レジ部門においてはフルセルフレジの導入を進めております。さらに、電子棚札や業務支援アプリを順次導入するなどペーパーレス化を推進し、社員の働きやすい環境を整備しております。 また、循環型社会に向けて廃棄削減、節電、リサイクル推進の取組みを強化しています。 [育成戦略] 積極的な時給改定により、パートナー社員(パートタイマー)を中心に人員の採用が進んでおります。 自ら考えチームで成果を出せる自立した人材育成を目的に、目標課題設定の在り方ほか人事考課制度を変更し、全社で定着化に向けた取組みを進めております。 また、女性やシニア活躍のための働きやすさ改善を図っていくと同時に健康経営にも取り組んでまいります。 [出店・成長戦略] 当連結会計年度は、6月に杉並桃井店(東京都杉並区)、松戸古ケ崎店(千葉県松戸市)、9月にまるひろ上尾SC店(埼玉県上尾市)、10月に岩槻本丸店(埼玉県さいたま市)、11月に板橋四葉店(東京都板橋区)、1月に福生牛浜店(東京都福生市)、3月に東戸塚店(神奈川県横浜市)を開設いたしました。なお、杉並桃井店については東京都23区での初出店、板橋四葉店は200店舗目となります。 また、当期は合計で9店舗の改装を実施し、新浦安店におきましては、南エリアの旗艦店として新しいスーパーマーケットのフォーマットを確立すべく、3月にリニューアルオープンしました。 株式会社エイヴイ 神奈川県を中心にドミナントエリアを形成し、「圧倒的な低価格」と「徹底したローコスト運営」を基本方針とし、その具現化を図る施策や取組みを鋭意進めており、3月に茅ヶ崎店(神奈川県茅ヶ崎市)の大規模改装を実施いたしました。 株式会社せんどう 千葉県市原市を中心にドミナントエリアを形成し、生鮮食品に圧倒的な強みを持つ食品スーパーマーケットを運営しており、12月に青柳北店(千葉県市原市)を開設いたしました。 株式会社フーコット 「美味しいもの、圧倒的な品揃え、低価格とそれらを支えるローコストオペレーションの徹底追求」を経営方針とし、埼玉県を中心に5店舗を運営しております。 デライトホールディングス株式会社 東三河から浜松エリアを中心に12店舗を展開し、生鮮とデリカに高い支持があるローカルスーパー「クックマート」を展開するクックマート株式会社(以下「クックマート」という。)の全株式を保有する持株会社です。クックマートは、「DELIGHT!(楽しむ、楽しませる!)」の経営理念のもと、「リアル×ローカル×ヒューマン=地域の活気が集まる場所」をコンセプトに、21年連続増収を達成するなど、独自の組織文化づくりをベースとしたリアル店舗の磨き上げを強みとしています。 株式会社文化堂 東京都に13店舗、神奈川県に5店舗を展開する食品スーパーマーケットで、1953年に東京都荏原中延に創業した菓子店から、その後スーパーマーケットへ業態変更した企業です。文化堂は「100年企業」を目指し、安定した経営を続け、経営スローガンである「笑顔と感動のあるお店」を目指して独立独歩の地域密着型経営で地域のお客さまに長く愛され成長してきました。 (注)「ミールソリューション」とは、お客さまの毎日の食事の献立の提案や料理のアドバイスなど食事に関する問題の解決のお手伝いをすること。 「価格コンシャス」とは、お客さまが買いやすい値段、値頃(ねごろ)を常に意識して価格設定を行うこと。 ロ 目標とする経営指標に基づく経営成績等に関する分析 当社グループの目標とする経営指標につきましては、「売上高経常利益率4%以上」の継続的な確保を目指しております。 上記「イ 経営成績の分析」に記載しております戦略課題に取り組んだ結果、新規出店及び既存店売上高が増加したことにより、当連結会計年度における売上高は783,434百万円となりました。利益面につきましては、売上高の増加を主因とした売上総利益及び営業収入の増加が、人件費や地代家賃などの増加による経費増を上回った結果、営業利益は36,392百万円となりました。 結果として、当連結会計年度における売上高経常利益率は4.6%となり、当社グループが目標とする経営指標を達成することができました。 ハ 経営成績に重要な影響を与える要因 当連結会計年度においては、物価上昇が続き、消費の二極化が進む中で、当社グループ全体で価格対応を進めました。ヤオコーにおいては、節約志向に対応した価格強化や企画を通じた販売力の強化などにより、一品単価の上昇に加え、客数の増加により、既存店売上高の昨年比は104.2%と好調に推移しました。 なお、物価上昇や所得格差拡大の影響により、中長期的には更なる消費の二極化が想定されます。また、人手不足の深刻化、建築費や金利の上昇に伴う新店や改装投資の負担増加、業態の垣根を越えた競争の激化など、引き続き当社を取り巻く経営環境は不透明な状況が見込まれます。 ニ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、主として営業活動により得られた資金のほか、金融機関からの借入及び社債の発行により必要資金を調達しており、新規出店、既存店の改装等の設備資金及び店舗運営費用、販売費及び一般管理費等の運転資金需要に対応しております。 当連結会計年度においては、業績の堅調な推移により安定的にキャッシュ・フローを創出できた結果、十分な流動性を確保しているものと考えております。当社グループでは、財務健全性を図りながら、適正な株主還元と厳しい競争環境を勝ち抜くための成長投資を継続していく計画であります。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、当社グループの経営陣は決算日における資産・負債の金額、並びに報告期間における収益・費用の金額のうち、見積りが必要となる事項につきましては、過去の実績、現在の状況を勘案して可能な限り正確な見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これら見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に記載しておりますが、以下の会計方針及び見積りが連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えております。 イ 固定資産の減損 当社グループは、店舗に係る有形固定資産をはじめとする多額の固定資産を保有しており、店舗の収益性が低下するなど、固定資産の回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に減損処理を行っております。回収可能価額の評価にあたっては、資産グループの時価や割引後将来キャッシュ・フロー等様々な仮定を用いて合理的に見積りを行っておりますが、今後、地価等の大幅な下落や店舗を取り巻く競争環境の激化等、想定を上回る変化が生じた場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。 ロ 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の計上にあたっては、回収可能性を考慮して、繰延税金資産総額から評価性引当額を減額しております。繰延税金資産の回収可能性については、当社グループの業績の推移などから将来の課税所得を合理的に見積り判断しておりますが、今後、課税所得の予測に影響を与える変化が生じた場合には、繰延税金資産の回収可能性が変動する可能性があります。 ハ 退職給付費用及び退職給付債務 退職給付費用及び債務は、割引率、死亡率、退職率等の数理計算上の前提条件に基づき算出しております。今後、実際の結果が前提条件と異なる場合や前提条件が変更された場合には、将来の退職給付費用及び債務が変動する可能性があります。 ニ 資産除去債務の計上 当社グループは、主に店舗用に賃借した土地建物において、不動産賃借契約に基づき返還時に必要とされる原状回復義務等に備えるため、資産除去債務を計上しております。計上にあたっては、過去の実績を基に算定した原状回復費用の見込み額を現在価値に割り引いて算出しているため、今後、過去の実績と実際の原状回復費用が異なる場合や見積りに影響する新たな事実等が発生した場合には、資産除去債務の見積り額が変動する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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