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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

パイロットコーポレーション

PILOT CORPORATION7846 · Prime · その他製品

世界的筆記具メーカー。ボールペン・シャープペンシルなど多様な筆記具を世界展開。

概要

パイロットコーポレーションは1918年に万年筆メーカーとして創業し、現在はボールペン、万年筆、シャープペンシルなど筆記具の世界的メーカーである。連結売上高1264億円(2025年12月期)、従業員3175名。国内だけでなく米州、欧州、アジアに製造販売拠点を持ち、海外売上高比率は約77%に達する。日本セグメントが営業利益の約7割を稼ぐ収益構造を持つ。

筆記具を中核とした事業構成

当社グループの事業は筆記具を中核とし、連結売上高の大半を占める。2025年12月期のセグメント別売上高では、日本セグメントの筆記具事業が261億円、米州380億円、欧州274億円、アジア234億円と、いずれも筆記具が主体である。また、玩具事業(メルちゃんシリーズ)で約40億円、産業資材・その他事業(セラミックス部品等)で約35億円を計上する。グループ全体の売上高1264億円のうち、筆記具関連が全体の9割以上を占めると推定される。非筆記具事業は規模は小さいが、玩具やセラミックスなどで収益の多角化を図っている。

4極体制のグローバル展開

当社は日本、米州、欧州、アジアの4地域にセグメントを分け、各地域に製造・販売子会社を配置する。米州ではPilot Corporation of America(米国)とPilot Pen do Brasil(ブラジル)、欧州ではPilot Corporation of Europe S.A.S.(フランス)とPilot Pen (Deutschland) GmbH、アジアでは中国、台湾、インドに拠点を持つ。2025年12月期の海外売上高は970億37百万円と全体の76.8%を占め、特に米州セグメントが380億80百万円で最大の売上セグメントである。アジアセグメントは近年、マレーシアやインドの子会社を連結対象に加え、売上を伸ばしている。

収益の偏りと多角化の試み

営業利益の面では、日本セグメントが118億15百万円とグループ全体の営業利益166億49百万円の71%を稼ぎ出す。一方、米州・欧州・アジアの利益率は相対的に低く、米州で25億18百万円、欧州で12億92百万円、アジアで9億8百万円にとどまる。これは日本が高付加価値品の開発・製造と輸出を担う一方、海外現地法人は販売主体で価格競争にさらされるためである。玩具や産業資材への多角化も進めるが、売上比率はまだ小さく、本業の筆記具への依存度は高い。2025年12月期の総資産は1799億円、自己資本比率は約81%と財務体質は健全である。

業界の中での役割は筆記具・ステイショナリーメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,264億円
営業利益
166億円
営業利益率
13.1%
純利益
121億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01筆記具等ステイショナリー用品、玩具、貴金属アクセサリー、セラミックス部品(日本)主力

日本国内で筆記具を中心とするステイショナリー用品、玩具、貴金属アクセサリー、セラミックス部品の製造・仕入・販売を行う。当社(パイロットコーポレーション)と子会社パイロットインキが担当。国内市場向けに多様な製品ラインを展開。

主な製品・サービス7
ボールペン
油性、ゲルインキなど様々なタイプのボールペン。主力製品。
シャープペンシル
機構部に優れた多様なシャープペンシル。
万年筆
高級モデルから実用的なモデルまで幅広く製造。
マーキングペン
蛍光ペン、ホワイトボードマーカー、油性マーカー等。
玩具
筆記具関連以外の玩具も製造。
貴金属アクセサリー
リング等の貴金属アクセサリー。
セラミックス部品
工業用セラミックス部品。

02筆記具等(米州)主力

北米・中南米市場で筆記具の製造・販売を行う。子会社Pilot Corporation of America(米国)及びPilot Pen do Brasil(ブラジル)が担当。地域密着型の製品展開と販売網を有する。

主な製品・サービス3
ボールペン
現地市場向けのボールペン製品。
シャープペンシル
米州市場向けシャープペンシル。
マーキングペン
各種マーキングペン。

03筆記具等(欧州)主力

欧州市場で筆記具の製造・販売を行う。子会社Pilot Corporation of Europe S.A.S.(フランス)及びPilot Pen (Deutschland) GmbH(ドイツ)が担当。欧州の嗜好に合わせた製品を提供。

主な製品・サービス3
ボールペン
欧州市場向けボールペン。
万年筆
欧州では万年筆の需要が高く、多様なモデルを展開。
マーキングペン
蛍光ペン等。

04筆記具等(アジア)主力

アジア市場で筆記具の製造・販売を行う。中国(Pilot Pen Shenzhen)、台湾、インド(PILOT PEN INDIA)に製造・販売拠点。アジア地域の成長市場に対応。

主な製品・サービス3
ボールペン
アジア市場向けボールペン。
シャープペンシル
アジア市場向けシャープペンシル。
マーキングペン
アジア市場向けマーキングペン。

製品と技術

ゲルインキボールペンとフリクションシリーズ

ボールペンは当社の主力製品であり、油性・ゲルインキ・水性など多様なラインを展開する。特にゲルインキボールペンは日本セグメントで「ジュースアップ」シリーズ、米州で「G-2」シリーズが高いシェアを獲得。米州ではゲルインキボールペン市場でトップシェアを維持する。フリクションシリーズは摩擦熱でインキが消える機構を持ち、欧州では再生プラスチックを使用した「フリクションボール+」や多色ボールペン「フリクションボール4」が好調である。日本では蛍光ペン「KIRE-NA(キレーナ)」が高い人気を集め、年間出荷計画を大きく上回った。これらの製品は書き味や機能性で差別化を図っている。

創業以来の伝統を継ぐ万年筆

万年筆は創業以来の製品であり、高級モデルから実用的なモデルまで幅広く製造する。欧州では万年筆の需要が高く、多様なモデルを現地市場に投入している。日本国内でも高級筆記具として一定の需要があり、プレゼント需要などにも支えられる。万年筆の製造技術はボールペンやシャープペンシルにも応用され、書き味の追求がブランド価値の源泉となっている。また、シャープペンシルも1927年から製造する伝統製品で、機構部の精度に強みを持つ。

玩具「メルちゃん」と産業用セラミックス

本業の筆記具以外に、玩具事業では「メルちゃん」シリーズが主力。2025年12月期の玩具事業売上は40億9百万円で、前年比96.1%とやや減収だが、堅調に推移する。産業資材・その他事業ではセラミックス部品を製造し、同35億50百万円、前期比112.8%と成長。貴金属アクセサリー事業(リング等)も手掛けるが、売上規模は限定的である。これらの多角化事業は筆記具事業の収益変動を補完する役割を担うが、グループ全体に占める比率はまだ小さい。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

筆記具で世界ブランド、高収益基盤

当社は筆記具メーカーとして世界的なブランドを有し、ボールペンやシャープペンシルで高いシェアを誇る。安定した収益基盤を持ち、営業利益率14%と業界トップクラスの収益性を達成している。同業他社(三井松島HDなど)と比較しても規模・利益率で優位だが、市場の成熟化により成長が鈍化している。近年は高付加価値製品で差別化を図るも、デジタル化による需要減少のリスクに直面している。

強み

  • 世界で認知されたブランドで、価格決定力が高く、プレミアム価格を実現。
  • 営業利益率14%超と、成熟業界で際立った収益力を誇る。
  • 世界各地に販売網を持ち、地域リスクを分散している。
  • 独自のインクや機構の特許を多数保有し、新製品を投入し続ける。

課題

  • 筆記具需要は頭打ちで、新興国でも普及が進み成長余地が限られる。
  • タブレットなど電子機器の普及で、筆記具の使用頻度が減少している。
  • 原油・樹脂価格の上昇がコスト増を招き、利益率を圧迫する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がパイロットコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19603エイチ・アイ・エス917億円21.9倍
23028アルペン913億円14.2倍
32664カワチ薬品889億円25.3倍
47085カーブスホールディングス878億円19.5倍
52157コシダカホールディングス875億円15.6倍
67846パイロットコーポレーション872億円15.7倍
74849エン822億円25.4倍
8417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍
98273イズミ744億円13.1倍
106419マースグループホールディングス727億円8.9倍
117606ユナイテッドアローズ718億円10.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

万年筆からシャープペンシルへ製品拡大した創業期

1918年、並木製作所として東京で設立され、万年筆の製造・販売を開始した。1926年にはインキの自社製造に乗り出し、翌1927年にはシャープペンシルの生産を開始する。これにより筆記具の主要カテゴリーを自社でカバーする体制を築いた。1935年には志村工場(後の東京工場)を開設し、生産能力を高めた。1938年、社名をパイロット萬年筆株式会社に改称し、ブランド名を社名に取り入れた。

ボールペン参入と株式上場で成長基盤を固めた1960年代

1948年に平塚工場、1950年にインキ製造子会社パイロットインキを設立した。1960年にはパイロット機工(後のパイロットプレシジョン)を設立し、機械部門を分離。1961年にはボールペンの製造・販売を開始し、同年に東京証券取引所市場第二部に上場。翌1962年には第一部に指定替えされ、大阪証券取引所にも上場した。この時期に製品ラインナップを万年筆からボールペン、シャープペンシルへと広げ、筆記具総合メーカーとしての基盤を固めた。

米国進出と貴金属アクセサリーなど多角化の1970年代

1972年、米国にPilot Corporation of Americaを設立し、北米市場への本格進出を果たす。同年には貴金属アクセサリー事業も開始。1975年には子会社パイロットプレシジョン(機械部門)を設立し、精密部品事業を強化。1978年には伊勢崎工場と東松山工場を開設し、生産拠点を東京から埼玉・群馬へ移転。この頃から海外展開と事業の多角化が本格化する。

持株会社体制へ移行しグループ再編を完了した2000年代

1989年、社名を株式会社パイロットに変更し、コーポレートブランドを統一。1994年には欧州子会社Pilot Industry Europe S.A.を設立。2001年12月、株式移転によりパイロットは東証・大証の上場を廃止し、2002年1月に株式会社パイロットグループホールディングスを設立、再上場を果たす。2003年7月、グループホールディングスがパイロットを吸収合併し、社名を株式会社パイロットコーポレーションに改称。2008年にはパイロットプレシジョンを吸収合併し、グループ体制を簡素化した。

海外シフトを加速し1000億円の大台を超えた成長期

2012年12月期の売上高は712億円だったが、2017年に1041億円と1000億円を突破。その後も成長を続け、2025年には1264億円に達した。この間、海外売上高比率は2012年頃から上昇し、2025年には76.8%に達する。米州・欧州・アジアの各市場で現地ニーズに合わせた製品投入を進め、特にゲルインキボールペンや消えるボールペン「フリクション」シリーズがヒットした。国内市場は成熟しているが、海外の成長が全体を牽引している。2025年時点で営業利益率は13.2%と安定した収益力を維持する。

年表23件を開く

1910年代

  • 1918年1月創業株式会社並木製作所を設立し、万年筆の製造、販売開始

1920年代

  • 1926年10月インキ製造、販売開始
  • 1927年6月シャープペンシル製造、販売開始

1930年代

  • 1935年12月株式会社並木製作所志村工場(1966年5月東京工場に改称)を開設
  • 1938年6月株式会社並木製作所を「パイロット萬年筆株式会社」と改称

1940年代

  • 1948年11月パイロット萬年筆株式会社平塚工場を開設

1950年代

  • 1950年4月パイロットインキ株式会社を設立(現・連結子会社)

1960年代

  • 1960年1月創業パイロット機工株式会社を設立
  • 1961年3月ボールペン製造、販売開始
  • 1961年9月上場パイロット萬年筆株式会社が東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年8月上場パイロット萬年筆株式会社が東京証券取引所市場第一部銘柄に指定替え、大阪証券取引所市場第一部に新規上場
  • 1965年12月コンピュータリボン製造、販売開始

1970年代

  • 1972年5月Pilot Corporation of Americaを設立(現・連結子会社)
  • 1972年10月貴金属・宝飾品類製造、販売開始
  • 1975年4月パイロット機工株式会社を「パイロットプレシジョン株式会社」と改称
  • 1978年11月パイロット萬年筆株式会社伊勢崎工場、東松山工場(1988年1月東松山事業所に改称)を開設(東京工場より移転)

1980年代

  • 1989年10月パイロット萬年筆株式会社を「株式会社パイロット」と改称

1990年代

  • 1994年12月M&APilot Industry Europe S.A.(1998年12月Pilot Pen (France) S.A.と合併しPilot Europe S.A.に改称、2001年12月Pilot Corporation of Europe S.A.に改称、 2024年4月Pilot Corporation of Europe S.A.S.に改称)設立(現・連結子会社)
  • 1999年4月株式会社パイロット伊勢崎第二工場を開設

2000年代

  • 2001年12月上場株式移転により株式会社パイロットは東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部上場廃止
  • 2002年1月創業株式会社パイロット、パイロットインキ株式会社及びパイロットプレシジョン株式会社が株式移転により株式会社パイロットグループホールディングスを設立、東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部に新規上場
  • 2003年7月M&A株式会社パイロットグループホールディングスが株式会社パイロットを吸収合併し、社名を「株式会社パイロットコーポレーション」と改称
  • 2008年7月M&Aパイロットプレシジョン株式会社を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 総還元性向70%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    パーパスの浸透と風土改革

    グループ全体にパーパス「人と創造力をつなぐ。」を浸透させ、従業員表彰や部門ミーティングを通じて社員自らが新しい挑戦をする風土を醸成する。

  2. 02

    筆記具事業の海外展開強化

    主力の筆記具事業でグローバルマーケットでの成長を最優先課題と位置づけ、海外市場での販売拡大を推進する。

  3. 03

    新たな事業の創出

    非筆記具事業の体制を強化し、製品販売に限らないサービスや体験など新たな価値の創造に取り組む。

  4. 04

    グループ経営基盤の強化

    変化に適応するため、サプライチェーンリスク対策や資本効率改善、キャッシュ・在庫の適正化など経営基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,175人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は753万円で、9期前と比べて+17.5%平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は18.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月2,507
2017年12月2,604
2018年12月2,642
2019年12月64145.422.52,637
2020年12月64745.522.22,609
2021年12月63544.220.62,629
2022年12月67143.719.92,707
2023年12月70642.818.52,831
2024年12月73043.518.82,965600
2025年12月75343.518.73,175523

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率92.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 9 / 海外 13、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
平塚工場 — 神奈川県平塚市8,205百万円
日本
みよし工場 — 愛知県みよし市6,329百万円
日本
伊勢崎工場 — 群馬県伊勢崎市6,109百万円
日本
欧州 — Pilot Corporation of Europe S.A.S. (フランス アロンジェ・ラ・カイユ)2,536百万円
本社 — 東京都中央区2,416百万円
日本
津工場 — 三重県津市2,337百万円
日本
米州 — Pilot Corporation of America (アメリカ フロリダ)2,176百万円
東郷工場 — 愛知県愛知郡1,427百万円
日本
本社 — 愛知県名古屋市昭和区1,170百万円
日本
米州 — Pilot Pen do Brasil S/A. (ブラジル サンパウロ)1,137百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    パイロットインキ株式会社(注)2
    愛知県 名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    パイロットファインテック 株式会社
    愛知県 豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マークス(注)3
    東京都 世田谷区 · 連結子会社
    議決権69.7%
  • 国内
    株式会社パイロットロジテム
    神奈川県 平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Pilot Corporation of America (注)2、4
    アメリカ フロリダ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Pilot Pen de Mexico S.de R.L. de C.V. (注)2
    メキシコ ハリスコ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Pilot Pen do Brasil S/A. (注)2
    ブラジル サンパウロ · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    Pilot Corporation of Europe S.A.S. (注)2、4
    フランス アロンジェ・ラ・カイユ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Pilot Pen France S.A.S.
    フランス アヌシー・ル・ヴュー · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Pilot Pen (Deutschland) GmbH (注)2
    ドイツ ラインベック · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    The Pilot Pen Company (U.K.) Ltd.
    イギリス バッキンガムシャー · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Pilot Nordic AB
    スウェーデン オーランダスタッド · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • Pilot Pen Australia Pty.Ltd.オーストラリア ニューサウスウェールズ100%
  • Pilot Pen (Shenzhen) Co., Ltd. (注)4中華人民共和国 広東省深圳市100%
  • The Pilot Pen (Taiwan) Co., Ltd. (注)2台湾 台北市100%
  • Pilot Pen Co., (Hong Kong) Ltd.香港 九龍湾100%
  • Pilot Pen(S) Pte. Ltd.シンガポール タンピネス100%
  • Pilot Pen South Africa (Pty) Ltd.南アフリカ ハウテン100%
  • Pilot Pen (Malaysia) Sdn. Bhd.マレーシア セランゴール85%
  • PILOT PEN & STATIONERY COMPANY (INDIA) PRIVATE LIMITED (注)2インド ハリヤナ100%
  • PT PILOT PEN SOUTH EAST ASIAインドネシア ジャカルタ100%
  • その他の連結子会社 1社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    再生トナーカートリッジ等の購入(区分3)
    国税庁 · 2019-04-09
    4,124万円
  • 調達
    再生トナーカートリッジ等の購入(区分3)
    国税庁 · 2021-04-06
    2,173万円
  • 調達
    再生トナーカートリッジの購入
    国税庁 · 2020-05-12
    1,183万円
  • 調達
    キヤノンLBP441Kトナーカートリッジの購入
    国税庁 · 2019-01-25
    162万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,264億円営業利益166億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.2%、利益が-6.7%。

売上高
+0.2%
1,264億円
営業利益
-6.7%
166億円
純利益
-20.4%
121億円
営業利益率
13.1%
前期比 -1.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,330億円1,264億円
営業利益195億円166億円
純利益150億円121億円
1株あたり配当¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は723億円、営業利益は139億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+11.2%、営業利益は+17.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2744917.936
2023年2Q3407221.262
2023年3Q2692710.022
2023年4Q30317
2024年1Q2883010.427
2024年2Q3687019.062
2024年4Q6067812.963
2025年2Q65011818.277
2025年4Q614487.844
2026年2Q72313919.2103

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は712億円から1,264億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は13.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月7126237
2013年12月8269555
2014年12月90314889
2015年12月992193120
2016年12月984211145
2017年12月1,041206155
2018年12月1,040210146
2019年12月1,037192133
2020年12月87114499
2021年12月1,031204143
2022年12月1,129226158
2023年12月1,186208137
2024年12月1,26217820114.1152
2025年12月1,26416617913.1121

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,264億円のうち、営業利益として残るのは166億円13.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は121億円、売上の9.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.1%620億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.8%478億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.1%166億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
51.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.6pt
13.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.3pt
9.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
8.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが170億円、投資CFが−111億円で、差し引きのフリーCFは59億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は386億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月58−41−151788
2013年12月106−26−5580109
2014年12月121−22−5799150
2015年12月142−40−45102203
2016年12月98−321266281
2017年12月179−56−197123205
2018年12月141−29−69112248
2019年12月152−55−2197325
2020年12月151−45−54106377
2021年12月198−36−80162458
2022年12月138−53−8485454
2023年12月102−107−74−5383
2024年12月227−111−110116391
2025年12月170−111−8059386

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,799億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,461億円で、自己資本比率は80.8%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月79237441846.3
2013年12月88447041452.1
2014年12月98057540557.6
2015年12月1,02765437362.7
2016年12月1,14878336567.3
2017年12月1,12060052052.3
2018年12月1,15169745459.4
2019年12月1,25981244763.4
2020年12月1,23687935770.2
2021年12月1,4321,02340970.6
2022年12月1,5651,18038574.5
2023年12月1,6651,32334278.3
2024年12月1,7671,41635179.1
2025年12月1,7991,46133880.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
400億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,435億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
243億円
在庫として抱えている分
負債合計
338億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
96
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中14位あたり、逆に低いのは配当利回り104社中71位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.5%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.1%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.8%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.2%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,132で、1年前と比べて+44.1%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥2,132-0.1%1ヶ月+20.1%1年+44.1%時価総額872億円
過去52週の値幅
安値¥1,477高値¥2,148.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.7倍
PER (会社予想)15.1倍
PBR1.54倍
配当利回り1.88%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月7日に2004.5円まで急伸し、52週高値2040円に接近した。直近は1969.5円で、25日線1823.9円を約8%上回る強い水準にある。1ヶ月で11.7%上昇し、出来高も8月7日に62万株超と活発化。RSIは73.5と過熱感があるが、上昇トレンドは継続中。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは実績14.5倍と同業界平均18.32倍を下回り、予想PER13.9倍も割安感があります。PBRは1.42倍で平均1.38倍とほぼ同等であり、ROE8.5%に対して株価は適正水準です。配当利回り2.03%は平均2.87%を下回るものの、安定した配当を継続しています。同業界平均と比較してPERは低い一方、PBRは同等で、割安と割高の中間と判断します。今期の純利益減益が懸念されますが、総合的にほぼ妥当と評価します。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.7倍18.4倍
PER (予想)15.1倍
PBR1.54倍1.38倍
ROE8.5%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

世界的な筆記具需要はデジタル化で長期的な減少懸念がある一方、高級筆記具やギフト需要、新興国での識字率向上などで持ち直す可能性も指摘される。強気派はブランド力と海外展開、安定した利益率を評価する。弱気派は需要構造の変化として、ペーパーレス化による事務用品需要の縮小や、欧米での競争激化、ランニングコスト上昇を問題視する。株価は1年で31%上昇しており、成長期待と実需のバランスが焦点。

プラスに働く材料7
  • ブランド力の強さ

    高級万年筆やボールペンで世界的な評価を確立。ブランド価値による価格支配力がある

  • 海外展開の成長

    海外売上比率が高く、新興国の所得増で需要拡大が期待。為替も追い風になる場合がある

  • 安定した収益性

    営業利益率は13%超と高く、利益率の維持が確認されている。財務も健全

  • 3期連続の売上高最高更新で安定成長継続影響

    売上高は3期連続増加し、直近は1,264億円。成長率は0.2%と緩慢。

  • 営業利益率13%台の高収益を維持継続影響

    直近の営業利益は166億円、営業利益率13.13%と高水準。

  • 予想PER13.9倍と改善、割安感決算発表後影響

    予想PERは13.9倍と実績14.5倍から改善し、今期の増益期待。

  • 配当利回り2.03%が株価を下支え継続影響

    配当利回り2.03%と、株価1,969.5円に対して相応の還元。

マイナスに働く材料7
  • デジタル化の逆風

    ペーパーレスやタブレット普及で筆記具の使用量が減少傾向。長期的な需要減が懸念

  • 海外競争の激化

    ローカルブランドや他社の低価格攻勢でシェア低下リスク。為替変動も収益を不安定化させる

  • 成長の頭打ち

    2025年12月期予想は減益。欧米景気減速などで高級品需要が伸び悩む可能性

  • 純利益が前期比20%減少の121億円決算発表後影響

    純利益は121億円と前期の152億円から20.4%減。

  • 営業利益率が1ポイント低下し減益通年影響

    営業利益率は14.1%から13.13%に低下、営業利益も12億円減。

  • 1年で31.6%上昇し高値警戒不定影響

    株価は1年間で31.6%上昇し、直近高値圏で調整リスク。

  • ROE8.5%に対しPBR1.42倍とやや割高継続影響

    PBR1.42倍はROE8.5%を考慮すると割高感がある。

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
海外市場の成長と為替の影響を評価するため
高級筆記具の売上
ブランド力と収益性の高い部門の動向を確認するため
営業利益率
収益性の維持・改善が投資判断に重要

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+2.6%いまの株価に対する利回りは1.88%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
1.88%
いまの株価に対して
配当性向
48.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月78.9
2017年12月922.811.5
2018年12月1348.112.4
2019年12月1512.514.9
2020年12月1822.226.4
2021年12月209.116.7
2022年12月3050.020.4
2023年12月3311.133.6
2024年12月3917.037.0
2025年12月402.648.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ16,774人。区分でいちばん多いのは金融機関40.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.3%を占め、残る48.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
金融機関41.342.644.642.842.040.5
個人・その他30.426.125.927.427.029.4
外国法人13.315.715.315.117.118.5
事業法人14.114.113.813.812.710.8
自己株式10.05.75.65.65.78.9
証券会社0.91.50.30.81.20.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.78
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.10
03株式会社三菱UFJ銀行4.20
04みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行3.92
05朝日生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.77
06三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.69
07松竹株式会社2.38
08KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SHINHAN SECURITIES(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.31
09パイロットグループ従業員持株会2.06
10第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    2.67%
    +0.06pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+291%、1株純資産は14期で+393%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月8179311.09.918.2
2013年12月11899513.215.314.1
2014年12月1931,21717.418.09.0
2015年12月2591,38719.919.39.5
2016年12月3101,65120.415.68.9
2017年12月3621,48622.815.011.5
2018年12月3701,73223.014.412.4
2019年12月3372,02317.913.114.9
2020年12月2522,19911.911.526.4
2021年12月3622,56215.212.216.7
2022年12月4002,95514.512.020.4
2023年12月3463,30611.112.133.6
2024年12月3893,62911.212.537.0
2025年12月3173,9108.515.448.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額285百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤﨑文男代表取締役社長6612,900
小平岳志代表取締役655,400
横山和彦取締役6511,800
畑野且次取締役658,000
村松昌信取締役701,200
柴田美鈴取締役52
河野弘取締役64
雜村吉浩取締役(常勤監査等委員)6613,300
神山敏蔵取締役(監査等委員)57700
藤田嗣潔取締役(監査等委員)56700
木川俊幸取締役61400

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71621921130
社外取締役653539
取締役(社内)1212121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容579字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、筆記具等をはじめとしたステイショナリー用品及び玩具等の製造、仕入及び販売を主な事業としているほか、これらに付帯するサービス業務を営んでおります。 当社グループは、管理体制に基づく所在地別のセグメントから構成されており、当社グループのセグメント及び主要な事業内容は、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要な会社   主要な事業内容 日本   当社 パイロットインキ株式会社   筆記具等のステイショナリー用品、玩具、リング等の貴金属アクセサリー、セラミックス部品等の製造、仕入及び販売 米州   Pilot Corporation of America Pilot Pen do Brasil S/A.   筆記具等の製造及び販売 欧州   Pilot Corporation of Europe S.A.S. Pilot Pen (Deutschland) GmbH   筆記具等の製造及び販売 アジア   Pilot Pen (Shenzhen) Co., Ltd. The Pilot Pen (Taiwan) Co., Ltd.PILOT PEN & STATIONERY COMPANY (INDIA) PRIVATE LIMITED   筆記具等の製造及び販売 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,326字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、取り巻く環境の変化に適切に対応しながら経営を進めるため、当社グループの存在意義を改めて定義し、揺るがない経営の志とするために、2022年に当社グループパーパス「人と創造力をつなぐ。」を策定しております。 当社グループは、100年にわたり、筆記具を作り、販売することで、創造力の一端である「書く」を通じ、世界中の人々が思索し、記し、描き、伝え、残すことを支えてきました。これからも、「人と創造力をつなぐ。」のもと、「書く」だけでなく、「書く」以外の領域でも、製品、モノづくりだけにとどまらない、サービスや体験、コトづくり等の提供や新たな価値の創造に取り組んでまいります。 〈パイロットグループ パーパス〉 (2) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、世界的なデジタル化の進展に伴い、消費者の購買チャネルが多様化する等、急激な変化に直面しております。さらに、世界的な紛争や自然災害の発生、材料費の高騰に伴う生産および物流のリスク等、サプライチェーンにおけるさまざまなリスクへの対策や社会的課題の解決も重要なテーマとして位置づけられており、これらの課題に対しての解決も求められております。このような経営環境の変化の中で当社グループを持続的に成長させるため、パーパスのもとで将来達成されるべき姿からバックキャストして2030年ビジョンを定め、この2030年ビジョンを実現するための中期経営計画を、創業の精神であり行動指針である社是を通じて実行しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略・目標とする経営指標 ① パーパスの浸透の取組み 当社グループは、世界中の従業員にパーパスを浸透させ、一体感を持って歩みを進めることが、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上のために重要と捉えております。 グループの中核である当社では、パーパスを体現している従業員を推薦し表彰する制度の運用、部門でのパーパスミーティングの実施等の取組みを行い、従業員自らがパーパスを中心に置いて、やってみたいことを考え、新しいことへ挑戦する風土改革を進めております。またグループ子会社のキーパーソンへのワークショップを実施し、グループ全体としても周知活動を実施しております。 今後も継続してパーパスの浸透を図り、当社グループの持続的な成長と環境、社会問題の解決に貢献する取組みを進めてまいります。 ② 2030年の目指す姿 当社グループは、パーパス「人と創造力をつなぐ。」に基づいた将来達成されるべき姿からバックキャストし、2030年ビジョンを「世界中の書く、を支えながら、書く、以外の領域でも人と社会・文化の支えとなる」と定めております。 ③ 2025-2027中期経営計画 2030年ビジョンの実現に向けて、「2025-2027中期経営計画」を策定しております。 主力事業である筆記具事業の海外展開強化と新たな事業の創出をし、「2030年ビジョン」実現に向けて「変化に適応するグループ経営基盤の強化」を進めるフェーズと定め、「絶え間なき進化」を遂げてまいります。 a.注力する経営課題 2025-2027中期経営計画においては、注力する経営課題を設定しております。 b.注力する経営課題に対する主なアクション c.2025年の総括 2025年度の売上高は、各地域で期初の想定を下回り、目標に対して66億円の未達となりました。営業利益率およびROEについても、売上未達の影響等により目標を下回りましたが、株主還元については、総還元性向の目標を上回りました。 ・経営課題のサマリー 経営課題における主なアクションに対し、2025年度は下記のとおり取組みを進めております。 d.財務目標 中期経営計画における財務目標につきましては、事業環境の変化を踏まえ、目標達成時期を改めるとともに、2026年度・2027年度の売上高、営業利益率、ROEの数値目標を再設定いたします。一方、総還元性向の目標を70%以上に引き上げます。 e.資本コストについての認識 株主資本コストは、6.5~7.5%と認識しております。ROEとのスプレッドを拡げるべく、資本効率改善等の取組みを進めてまいります。 f.キャッシュアロケーション ROE向上を目標に、自己資本の圧縮及び財務の健全性を考慮の上、外部資金の活用も進めてまいります。成長投資は、伊勢崎工場の設備投資計画の見直しを受け、縮小いたします。株主還元は、配当及び自己株式取得により強化を継続してまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2030年ビジョンの実現に向けて、筆記具事業のグローバルマーケットでの伸長が最優先の課題と認識しております。また、新たな事業を創出するために、非筆記具事業の体制を強化いたします。これらの遂行には、アライアンスパートナーの開拓と持続可能なグループ経営の推進が重要と判断し、注力してまいります。 また、バランスシートに関して、2010年代と比して現金及び預金は高水準に、棚卸資産は回転期間が長くなっていると認識しております。人財確保のための労務費の上昇、高水準が続く設備投資、海外市場での低調な消費需要等の厳しい収益環境は当面継続する見込みであることから、販管費率の抑制、キャッシュの適正ポジジョンへの調整、在庫水準の削減を目指してまいります。
事業等のリスク6,374字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社は、グループの事業に係るリスクを適切かつ一元的に管理することを目的にリスクマネジメント委員会を設置し、優先すべきリスクから対応策を講じることで、グループへのリスク低減とリスク顕在化時の損失の最小化を図っております。様々な想定をもとに特定したリスクを、顕在化した場合の影響度と発生の可能性により評価を行った結果、有価証券報告書に記載した事業の状況や経理の状況等に関する項目のうち、経営者が連結会社の財政状態や経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識したリスクは以下のとおりであります。 なお、本事項の文中に将来に関する事項が含まれておりますが、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市場の変化に関連するリスク 当社グループの主たる事業であるステイショナリー用品事業においては、各国及び地域の市場における競合他社との競争激化、流通・販売チャネルの再編や寡占化等により、当社製品の市場シェアが低下した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社製品群が陳腐化するような著しい成長可能性を有する製品やサービスが出現した場合、販売の減少による影響に加え、それに伴う棚卸資産の評価損が計上される可能性があります。 当社グループでは、付加価値の高い製品の開発や販路の整備を通じた企業価値及びブランド力の向上に取り組むとともに、製品及びサービスの革新を実現するため、研究開発投資を継続的に行っております。また、世界各市場の動向を的確に把握するため、マーケティング機能の強化に努めております。しかしながら、市場動向を十分に把握できなかった場合や、競合環境の変化に適切に対応できなかった場合は、売上高の減少や研究開発投資の回収遅延等により、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 為替相場の変動に関連するリスク 当社グループは、事業をグローバルに展開しており、連結売上高に占める海外セグメントの割合は全体の4分の3程度と非常に高くなっております。連結財務諸表の作成にあたっては、在外連結子会社の外貨建財務諸表を円に換算しているため、為替レートの変動が当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、グループ内外の取引において外貨建て決済も行われており、為替相場の変動が事業の推進に影響を与えます。 当社グループでは、外貨建ての決済金額に応じた為替変動リスクのヘッジを行っておりますが、外貨に対して想定の範囲を超えて為替相場に変動が生じた場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)投資資本に関連するリスク 当社グループは、技術獲得や効率的な新規事業開発、又は事業の競争力強化を目的として、企業買収、第三者との合弁、資本的支出及びその他の戦略的出資を行う可能性があります。これらの投資においては、買収コストや統合費用の発生、想定したシナジーが実現しないこと、期待された収益の創出とコスト改善が達成されないこと、主要人員の喪失や債務の引き受け等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、第三者と合弁会社を設立する場合や戦略的パートナーシップを構築する場合には、パートナーとの戦略又は文化の相違、利害の対立、シナジーが実現しないことに加え、合弁会社やパートナーシップの維持に必要となる追加出資や債務保証、合弁パートナーからの持分買取義務、当社グループが保有する合弁持分の売却義務又はパートナーシップの解消義務、不十分な経営管理、特許技術やノウハウの流出、減損損失、及び合弁会社の行為又は事業活動に起因する風評被害により、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、重要な投資や経営判断を行うにあたり、取締役会及び経営執行会議等において、社外取締役や監査等委員の意見を含めた議論を行い、多様な視点や専門知識を取り入れた意思決定に努めております。また、当該判断は、経済的合理性や経営戦略上の目標に加え、法令、経営の基本方針及びパーパスに基づく基準に則って行っております。しかしながら、事業環境の急激な変化や想定を超えた事態が発生した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 国際税務に関連するリスク 当社グループは、グローバルに事業を展開しており、またグループ内でも相互に取引を行っていることから、その事業の推進には移転価格税制等の国際税務リスクが伴います。 当社グループでは、各国の税法に準拠した適切な納税を行うため、海外現地スタッフ及び国際税務に精通した専門家と連携し、情報を共有することでリスクの低減に努めております。しかしながら、各国の税務当局との見解の相違等により予期せぬ税負担が発生し、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害に関連するリスク 当社グループは、事業をグローバルに展開していることから国内外に多くの拠点を構えており、大規模地震等予測不能の自然災害によって販売拠点、生産拠点、物流拠点に甚大な被害を受けた場合、製品の生産、販売及び物流サービス等に遅延や停止が生じる可能性があります。対応策として、社屋施設の耐震強化や安全性の高い物件への移転、災害備蓄の確保、事業継続計画や緊急時における体制の整備を行っております。また、生産設備につきましては経年施設の建替え、主要製品生産設備の拠点分散を進めておりますが、災害による被害の程度によっては、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 原材料等調達に関連するリスク 当社グループの製品の主要原材料である金属及び樹脂等の購入価格は、当該資源を取り巻く様々な環境、国内及び海外の市況並びに為替相場の変動等の影響を受けております。これらに予期せぬ異常な変動が生じ長期化した場合は、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、一部の製造機械や原材料の調達においては、効率的かつ安定的に調達するために特定の調達先に依存する部分があり、国際情勢、サプライチェーン上の大規模な自然災害、事故、又は法令遵守の状況等の影響によってその供給に支障をきたした場合は、当社の生産活動に影響が生じる可能性があります。 当社グループでは、原材料価格が高騰する中においても更なる生産効率の向上等による原価の抑制を進めつつ、重要度が高い原材料については調達先を複数社に設定する等、供給の安定度を向上させております。調達先企業とは原材料調達の安定性に関する情報交換並びに、法令遵守、国際規範の尊重等について状況確認を行い、相互の社会的な責務の履行に取り組んでおります。しかしながら、原材料供給の源流付近における自然災害、紛争、暴動等、サプライチェーンに対する被害が甚大な場合は、原材料供給の断絶又は大幅な遅延により当社の生産活動も大きく阻害され、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 事業展開に関連するリスク 当社グループは、日本、米州、欧州、アジア等、190以上の国と地域で事業を展開しており、主要販売国である日本、米国、欧州主要国、中国及びその他の国と地域における政治及び経済環境の変動、関税や環境規制を含む各種法的規制の強化、戦争・暴動・テロ等による社会的混乱、感染症の流行等の予測不能な事態が発生した場合には、事業活動上の制約や新たな義務が生じ、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、販路の多様化を通じてリスク分散と事業の安定性向上に努めております。また、法規制や環境規制等については、情報の早期収集及び社内共有を行い、迅速な対応策の策定を図っており、また、海外の政治・紛争・災害等によるリスクについては、海外現地スタッフ等との連携によりリスク予測を行っております。なお、戦争・暴動・テロ等の緊急事態の発生を認識したとき又は発生する蓋然性が相当程度高いと判断したときは適切かつ迅速な対応にて経営への影響を最低限に抑えることに努めておりますが、想定を超える事態が突然発生した場合は、当該エリアの事業活動に支障をきたし、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)情報システムに関連するリスク 当社グループの事業展開においては、各拠点間のコンピューターシステムを結ぶ通信ネットワークに大きく依存しております。従って、予測不能な災害等の事由によりネットワークの機能が停止した場合は、生産及び販売活動に多大な影響が出ることが予想されます。 当社グループでは、データの遠隔地バックアップや冗長化によってデータの損失や中断を防ぎ、セキュリティリスクを最小限に抑えるための基盤を整えております。サイバー攻撃に対しては適切なツールの導入により、攻撃の監視や検知、迅速な対応が可能となっております。関連する規程類は最新のセキュリティ基準に合わせて更新されておりますが、合わせて社内教育を定期的に実施し、従業員のセキュリティ意識を高めております。しかしながら、悪意を持って外部から不正な手段によりコンピューターシステム内に侵入され、ホームページの改ざんや個人情報等重要なデータの詐取、破壊がなされた場合、あるいはランサムウェアへの感染等により当社の情報システムに大規模な障害が発生した場合は、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼし、また、タイミングによっては決算開示の遅延等につながる可能性があります。 (9) 人財の確保や育成及び退職に関するリスク 日本国内の労働市場においては、労働者の不足が恒常的な問題となっております。人財の流動化は今後も進んで行くものと考えられますが、一方で雇用の長期化と、当社における従業員の高齢化の側面もあり、当面の間は見込みを超えた従業員数の増減があることを想定しております。これらの情勢を考慮し、当社においては「今後も求人難が続き、退職者が増加する」ことを前提に、新卒者並びに必要に応じたキャリア採用を行っております。当社グループにおいては、人財は成長の源泉であると捉えております。当社では、自らの挑戦を促す制度づくりや働きやすい環境の整備に取り組むことで着実な人財確保を目指しており、従業員一人ひとりが、自身が思い描いたキャリアでより高いパフォーマンスを発揮していけるように、自律的な成長機会の提供と育成支援を行っております。しかしながら、計画どおりに人財の確保・育成ができなかった場合は事業戦略の達成が阻害され、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 製品の品質管理及び製造物責任に関連するリスク 当社グループは、企業理念を実践する活動の一環として、製品の企画からアフターサービスに至るすべての活動の質を高めることを目的とした、品質方針を定めております。また、製品の企画と生産にあたっては、当社独自の品質管理基準の設定により品質の維持向上に努めるとともに、販売先の各国及び地域の法令及び規制に基づく製造や販売により、市場投入後の品質に係る問題や欠陥発生のリスクの低減を図っております。しかしながら、急速な事業環境の変化及び法規制の制定により対応しきれなかった場合は、製造物責任に関するリスクが高まり、製品回収やアフターサービス等に多額の費用が発生する可能性があります。同時に、当社グループの既存の製品及びサービスについて、顧客満足が維持できない可能性や、需要の減少、競争力の低下あるいはレピュテーションの悪化を招き、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 知的財産権の保護及び訴訟に関連するリスク 当社グループは、他者の知的財産権を尊重するとともに、自社の知的財産権についても適切に保護・活用することを基本方針としております。当社グループは、製品開発に伴って多くの知的財産権を取得し、重要な経営資源の一つとして保有する等、知的財産権の維持や保護について最善の努力で臨んでおります。製品の企画や販促物等の作成に際しては知的財産の調査を徹底した上で承認していくフローを組み込んでおり、知的財産権に関する問題を発生させる可能性の低減に努めております。また、他者による知的財産権の侵害については、グループスタッフによる市場監視によって問題を早期に発見し、知的財産部が中心となり適切な措置をとることで損失の最小化に努めております。このように、当社グループは知的財産権の取得・保護・活用を一体的に推進する体制を構築しておりますが、万一、当社グループの知的財産権を他者が無断使用すること等に起因して提訴に至った場合、あるいは、当社グループが競合他社等から知的財産権を侵害したとして提訴された場合は、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 環境規制に関連するリスク 当社グループは、国内及び海外におけるエネルギー、温室効果ガス、大気、水、土壌汚染、有害化学物質、製品、電池、容器包装材のリサイクル、廃棄物等、様々な環境に関する法令及び規制等の適用を受けております。今後、気候変動抑制のため、世界的規模でのエネルギー使用量の大幅な削減や地球温暖化対策が求められた場合、これらの規制の強化に伴う新たな税負担、事業活動における諸資材・燃料の変更、設備の変更等の対応費用が増加する可能性があります。また、消費者の環境に関する意識が高まり、当社製品が消費者の購買志向に合致しなくなった場合は販売計画に乖離が生じ、売上及び利益計画に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは「パイロットグループ環境方針」に基づき、法規制への対応、環境に配慮した製品作り、環境負荷の軽減等、様々な活動を行っております。漸増する国内外の環境に関連する法規制への適合とそれに付随して高まる費用については、各地域のスタッフやサプライヤー等と連携し、情報収集と対応の早期化を図っております。また、環境配慮製品については今後も各市場や消費者のニーズを的確に把握し、環境課題解決に貢献できる製品の開発を継続してまいります。しかしながら、規制強化への対応に関する費用が莫大であった場合は、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)コンプライアンスに関連するリスク 当社グループは、事業をグローバルに展開していることから各国及び地域の様々な法令及び規制等の適用を受けております。そのため当社グループでは、法規制を遵守し社会倫理に基づいた事業活動を実現することを目的に、「内部統制基本方針」に基づく「コンプライアンス基本規程」をはじめとした各種規程類や内部通報制度を整備し定期的な社員教育等による周知徹底を図っております。しかしながら法令及び規制の違反、又は不適切な行為・不作為が発生した場合には社会的な信用が大きく低下し、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 固定資産に関連するリスク 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。経営環境の著しい悪化等により、固定資産の収益性が低下した場合は減損損失を認識する必要が生じ、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,634字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 2025年12月期からの3年間を対象とする2025-2027中期経営計画では、主力事業である筆記具事業の海外展開強化と、新たな事業を創出し、当社グループ「2030年ビジョン」の実現に向けて、「変化に適応するグループ経営基盤の強化」を進めるフェーズと定め、「絶え間なき進化」を図ってまいります。 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)における経済環境は、国内においては、物価高を背景に個人消費に足踏みも見られましたが、所得環境の改善に支えられ、景気は緩やかに回復しております。 海外においては、欧米における物価高の継続や長引く中国経済の低迷に加え、米国の関税政策の影響等もあり、世界経済の先行きは依然不透明な状況が続いております。 このような環境の下、当期間の連結売上高は1,263億91百万円(前期比100.2%)となりました。国内外別では、国内市場における連結売上高は293億53百万円(前期比96.8%)、海外市場における連結売上高は970億37百万円(前期比101.2%)となりました。 また、損益につきましては連結営業利益が166億49百万円(前期比93.5%)、連結経常利益が178億55百万円(前期比88.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は120億64百万円(前期比79.5%)となりました。 各セグメント別の状況は以下のとおりです。 なお、セグメント利益については、セグメント間取引消去前の金額で記載しております。 (日本セグメント) ステイショナリー用品事業において、国内では、ゲルインキボールペン「ジュースアップ」シリーズが好調な販売成果を収めたほか、ボードマーカー等の売上が通販チャネルを中心として好調に推移しました。また、蛍光ペン「KIRE-NA(キレーナ)」も高い人気を集め、年間出荷計画を大幅に上振れました。 しかしながら、ОEМ向け筆記具等の売上が減少したことから、国内市場は減収となりました。 また輸出においても、減収となりました。これは主に、Pilot Pen(Malaysia)Sdn.Bhd.及びPPIN Private Limited(2025年9月26日付でPILOT PEN & STATIONERY COMPANY (INDIA) PRIVATE LIMITEDに商号変更)を新たに連結の範囲に含めたことに伴い、従来、日本セグメントに含まれておりましたマレーシア及びインド向けの売上が、アジアセグメントに含まれたことによるものです。 玩具事業においては、主力商品である「メルちゃん」シリーズは堅調に推移しましたが、4月からの値上げの影響が残り、減収となりました。 産業資材・その他事業においては、産業資材事業の主力であるセラミックス製品の受注が伸長し、増収となりました。 セグメント利益は、主に労務費、減価償却費等の増加により減益となりました。 以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は374億56百万円(前期比94.7%)、セグメント利益は118億15百万円(前期比87.0%)となりました。 また、当セグメントにおける主要な事業の売上高につきましては、ステイショナリー用品事業は298億96百万円(前期比92.8%)となり、玩具事業は40億9百万円(前期比96.1%)、産業資材・その他事業は35億50百万円(前期比112.8%)となりました。なお、ステイショナリー用品事業の内訳は、筆記具が261億73百万円(前期比91.9%)、文具・その他が37億23百万円(前期比99.5%)となりました。 (米州セグメント) 米州地域につきましては、米国市場において、ゲルインキボールペン市場でトップシェアを維持している主力製品「G-2(ジーツー)」の販売数量が順調に推移しましたが、景気低調なメキシコでの売上が減少したことに加え、円高の影響もあり、減収となりました。セグメント利益は、主に原価、広告費等の減少により増益となりました。 以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は380億80百万円(前期比97.9%)、セグメント利益は25億18百万円(前期比131.2%)となりました。 (欧州セグメント) 欧州地域につきましては、依然として個人消費の本格的な回復には至っておりませんが、フランスを中心に再生プラスチックを使用した「フリクションボール+(プラス)」と多色ボールペン「フリクションボール4(フォー)」が順調に販売本数を伸ばしたことに加え、円安の影響もあり増収となりました。セグメント利益は、主に原価、労務費等の増加により減益となりました。 以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は274億31百万円(前期比101.9%)、セグメント利益は12億92百万円(前期比72.5%)となりました。 (アジアセグメント) アジア地域につきましては、中国において景気低調は継続しておりますが、中国市場での主力製品であるゲルインキボールペン「ジュース」シリーズは好調に推移しました。また、Pilot Pen(Malaysia)Sdn.Bhd.及びPILOT PEN & STATIONERY COMPANY (INDIA) PRIVATE LIMITEDを新たに連結の範囲に含めたことに伴い、従来、日本セグメントに含まれておりましたマレーシア及びインド向けの売上が、アジアセグメントに含まれたことにより増収となりました。セグメント利益は、主に、原価の減少により増益となりました。 以上の結果、当セグメントにおける外部顧客に対する売上高は234億22百万円(前期比112.5%)、セグメント利益は9億8百万円(前期比255.0%)となりました。 (2) 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ32億4百万円増加し、1,799億6百万円(前期比101.8%)となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ19億50百万円増加し、1,102億45百万円(前期比101.8%)となりました。これは主に、「受取手形及び売掛金」が6億59百万円、棚卸資産(「商品及び製品」、「仕掛品」、「原材料及び貯蔵品」)が12億99百万円それぞれ増加したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ12億53百万円増加し、696億60百万円(前期比101.8%)となりました。これは主に、有形固定資産が21億93百万円、「退職給付に係る資産」が20億72百万円それぞれ増加した一方、「投資有価証券」が8億44百万円、「繰延税金資産」が20億48百万円それぞれ減少したことによるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べ12億95百万円減少し、338億26百万円(前期比96.3%)となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ54億53百万円減少し、272億94百万円(前期比83.4%)となりました。これは主に、「未払法人税等」が15億35百万円、「その他」に含まれる設備関係支払手形が27億8百万円、「その他」に含まれる未払金が13億61百万円それぞれ減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ41億58百万円増加し、65億32百万円(前期比275.2%)となりました。これは主に、「長期借入金」が38億33百万円増加したことによるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ44億99百万円増加し、1,460億79百万円(前期比103.2%)となりました。これは主に、「利益剰余金」が73億84百万円、「為替換算調整勘定」が24億99百万円それぞれ増加した一方で、2025年5月9日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得等により、「自己株式」が58億97百万円増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億31百万円減少し、385億81百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、169億99百万円(前連結会計年度は227億27百万円の増加)となりました。収入の主な内訳は、「税金等調整前当期純利益」185億45百万円、「減価償却費」64億7百万円であり、支出の主な内訳は、「仕入債務の減少額」14億50百万円、「法人税等の支払額」66億58百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、111億25百万円(前連結会計年度は110億54百万円の減少)となりました。これは主に、「有形固定資産の取得による支出」112億59百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は、80億15百万円(前連結会計年度は110億39百万円の減少)となりました。これは主に、「長期借入れによる収入」40億円、「自己株式の取得による支出」59億99百万円、「配当金の支払額」47億58百万円によるものであります。 (生産、受注及び販売の実績) (1) 生産実績 当社グループにおきましては、「日本」セグメントが当社の生産活動の中心となっております。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 日本   46,338   102.5 (注) 1 上記の金額は工場出荷価格によっております。 2 上記の金額には外部への製造委託を含めております。 3 当社グループの生産は、当社、連結子会社であるパイロットインキ(株)及びパイロットファインテック(株)でその大半を占めているため、上記の金額は日本セグメントの金額を表示しております。 (2) 受注実績 見込生産を主体としており、受注生産は僅少であるため、記載を省略しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 日本   37,456   94.7 米州   38,080   97.9 欧州   27,431   101.9 アジア   23,422   112.5 合計   126,391   100.2 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はないため、記載を省略しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。 連結財務諸表の作成におきましては、当社グループにおける過去の実績等を踏まえ合理的に見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性が存在するため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ①  棚卸資産の評価 当社グループは、棚卸資産の評価基準として原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しており、期末における正味売却価額が取得原価を下回っている場合には、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額としております。棚卸資産の収益性の低下、滞留、陳腐化が生じた場合、将来において追加の評価損の計上が必要となる可能性があります。 ②  固定資産の減損 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ③  繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ④  退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産 退職給付に係る負債、退職給付に係る資産及び退職給付費用は、数理計算上使用される前提条件に基づいております。これらの前提条件には、割引率、発生した給付額、利息費用、年金資産の長期期待運用収益率、死亡率等の要素が含まれております。実際の結果がこれらの前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来の会計期間にわたって償却されるため、将来の退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析 ①  売上高 当連結会計年度の連結売上高は前期比0.2%増加し1,263億91百万円となりました。 主力のステイショナリー用品事業においては、アジアにおいてPilot Pen(Malaysia)Sdn.Bhd.及びPILOT PEN & STATIONERY COMPANY (INDIA) PRIVATE LIMITEDを新たに連結の範囲に含めたこと、欧州においてフランスを中心に販売を伸ばしたこと及び為替が円安に推移したことが増収要因となりました。 一方、日本国内におけるОEМ向け筆記具等の売上減少、米州における景気低調なメキシコでの売上減少、中国市場において景気低調の影響を受けたことが減収要因となりました。 これらの増収減収要因が入り交じった結果、ステイショナリー用品事業の外部顧客への売上高は、前期比0.0%減少し1,188億20百万円となりました。 また、玩具事業及びその他事業の売上高は、前期比3.3%増加し75億70百万円となりました。主な要因は玩具事業においては、4月からの値上げの影響が残り減収となった一方、産業資材事業の主力であるセラミックス製品の受注が伸長し、増収となったことによるものであります。 ②  営業利益 当連結会計年度の連結営業利益は前期比6.5%減少し166億49百万円となり、連結売上高営業利益率は前期より低下し13.2%となりました。主に設備投資に伴う減価償却費の増加による原価増加、国内外における人財確保のための労務費の増加、研究開発費等の増加による販売費及び一般管理費の増加から減益となりました。 ③  経常利益 当連結会計年度の連結経常利益は前期比11.2%減少し178億55百万円となり、連結売上高経常利益率は14.1%となりました。営業外収益は、受取利息が増加した一方で、為替差益が減少いたしました。営業外費用は、主に米国における短期借入金減少に伴い支払利息が減少した一方で、為替差損が増加しました。これらにより、経常利益は減益となりました。 ④  親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前期比20.5%減少し120億64百万円となりました。これは主に、連結経常利益に加え、特別利益として投資有価証券売却益、退職給付制度終了益を計上した一方、環境対策費を特別損失として計上したことによるものであります。 (3) 当連結会計年度の財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要)(2) 財政状態の状況」をご参照ください。 なお、連結ベースの財政状態に関する主な指標のトレンドは下記のとおりであります。 2024年12月期   2025年12月期 流動比率(%)   330.7   403.9 固定比率(%)   48.9   47.9 有利子負債自己資本比率(D/Eレシオ)(倍)   0.0   0.0 (注)流動比率      : 流動資産/流動負債 固定比率                  : 固定資産/自己資本 有利子負債自己資本比率  : 有利子負債/自己資本 ・各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ・有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ①  当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績等の状況の概要)(3) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 なお、連結ベースのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 2024年12月期   2025年12月期 自己資本比率(%)   79.1   80.8 時価ベースの自己資本比率(%)   106.0   100.8 債務償還年数(年)   0.1   0.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   152.3   209.1 (注)自己資本比率  : 自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率  : 株式時価総額/総資産 債務償還年数  : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い ・各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ・株式時価総額は、期末株価数値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 ・有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ・営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。 ②  財務政策 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び設備投資のほか、株主各位への配当金支払や株主還元の一環としての自己株式の取得等であります。 運転資金につきましては主に自己資金により充当しており、必要に応じて金融機関からの短期借入金による調達も行っております。設備投資資金につきましては自己資金及び金融機関からの長期借入金による調達を基本としております。配当金支払及び自己株式取得等の株主還元の原資につきましては主に自己資金を充当しております。 重要な設備投資の予定及びその資金の調達源につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 (1) 重要な設備の新設等」をご参照ください。 なお、資金の流動性を維持するため、主要取引金融機関と特定融資枠契約(コミットメントライン)及び当座貸越契約を締結しております。 株主還元につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご参照ください。 (5) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2030年ビジョンの実現に向け、2025-2027中期経営計画において掲げた経営課題に取り組んでまいります。掲げた財務目標を達成するため、資本収益性の改善、株主還元の強化をし、更なる企業価値向上と持続可能な社会の実現を目指してまいります。 2025-2027中期経営計画において設定した経営課題、取組み内容、財務目標は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 中長期的な会社の経営戦略・目標とする経営指標」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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