概要
フルキャストホールディングスは、人材派遣・業務請負を中核とする総合人材サービス企業である。1990年設立、2001年に株式公開。主力の短期業務支援事業が売上高の約8割を占め、日雇い・短期派遣から給与管理代行まで幅広い人材ソリューションを提供する。2025年12月期の連結売上高は772億円、営業利益79億円、従業員数1,515名。東証プライム市場に上場し、ROE16.1%を記録する。
短期業務支援を軸とした4セグメント構成
フルキャストグループは、有価証券報告書上、短期業務支援、営業支援、飲食、警備・その他の4つの報告セグメントに区分される。短期業務支援は、顧客企業の業務量変動に応じた短期人材サービスを提供する主力事業で、売上高に占める割合は約79%(2025年12月期)。営業支援は通信商材の販売代行やコールセンター業務、飲食はグループ会社を通じた飲食チェーン運営、警備・その他は施設警備や不動産管理を手掛ける。M&Aを通じてセグメントを拡充してきた経緯がある。
安定した収益性と資本効率重視の経営
2025年12月期の連結営業利益率は10.2%と高水準を維持する。経営指標としてROE20%以上を目標に掲げ、自己資本利益率は16.1%(2025年12月期)と資本効率を重視する。デットエクイティレシオは1.0倍を上限とする健全な財務体質を保つ。売上高は2012年の369億円から2025年には772億円へと拡大し、10年間で2倍以上に成長。新型コロナウイルス禍の2020年には一時減収したが、その後回復基調が続く。
M&Aと子会社再編による事業ポートフォリオの変遷
グループは歴史的に多数のM&Aを実施してきた。2004年にはアパユアーズを子会社化、2006年には日本相互警備保障(現フルキャストアドバンス)やエグゼアウトソーシングを取得。2012年におてつだいネットワークス、2018年にミニメイド・サービスなどを買収。2023年にはグロービートグループを子会社化し飲食事業を強化、2024年にはツクリックスやFiahなどを取得。一方で、不採算事業や非中核事業は適宜売却・清算しており、2007年にアパユアーズ売却、2009年には複数子会社を譲渡するなど、ポートフォリオを動的に入れ替えている。
東京・品川に本社を置く全国・海外展開
本社は東京都品川区西五反田に所在。創業時は港区、その後渋谷区、新宿区と移転し、2010年にグループ本社機能を統合した。国内では大阪、神奈川などに拠点を持つ。国外展開としては、2018年にフルキャストグローバルを設立、2019年にFullcast Internationalを設立。2024年にはGLOBEAT EUROPE GmbHの株式を取得し欧州に進出。また、シンガポールのAdvancer Global Limitedへの出資(2018年)など、アジア地域への投資も行っている。
業界の中での役割は人材サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 短期業務 支援事業(百万円) | 611億円 | 79.1% | 85億円 | 13.9% |
| 飲食 事業(百万円) | 74億円 | 9.6% | 5億円 | 6.8% |
| 営業 支援事業(百万円) | 51億円 | 6.6% | 2億円 | 3.9% |
| 警備・その他事業(百万円) | 36億円 | 4.7% | 5億円 | 13.9% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01短期業務支援主力
顧客企業の業務量変動に合わせ、短期系人材サービス、イベント系人材サービス、給与管理代行サービス等を提供。グループ各社が人材派遣・アウトソーシングを担う。
- 短期系人材サービス
- 日雇い・短期派遣など、スポット的な人材を迅速に手配するサービス。
- イベント系人材サービス
- 展示会・コンサート等のイベント運営に必要なスタッフを派遣。
- 給与管理代行サービス
- 企業の給与計算・支払い業務を代行するアウトソーシングサービス。
02営業支援準主力
販売代理店網を主軸に通信商材等の販売代行やコールセンター業務を提供。主に通信業界向けの営業支援を行う。
- 代理店販売
- 通信キャリアの代理店として、店頭での契約獲得や販売促進を代行。
- コールセンター事業
- インバウンド・アウトバウンドの電話対応業務を代行。
03飲食副次
飲食チェーン事業を展開。グループ会社を通じて、国内外で飲食店を運営する。
04警備・その他副次
公共施設や一般企業向けに警備業務を提供。その他、不動産管理なども含む。
- 警備業務
- 施設警備、イベント警備など、常駐・臨時の警備サービス。
製品と技術
即戦力派遣とスポット人材をカバーする短期業務支援
短期業務支援事業の中核は、日雇い・短期派遣の「短期系人材サービス」と、展示会・コンサート向け「イベント系人材サービス」である。フルキャストのブランドで、軽作業、物流、製造現場などに即戦力人材を迅速に手配する。2025年12月期の同事業売上高は611億円と全体の79%を占める。近年は「紹介(アルバイト紹介)」と「BPO(給与管理代行など)」の比率を高めており、付加価値の高いサービスにシフトしている。グループ会社にはおてつだいネットワークス(家事代行)、ヘイフィールド(不動産業界特化型紹介)などが含まれる。
通信キャリア代理店業務とコールセンターを柱とする営業支援
営業支援事業は主に子会社エフプレインが担う。通信キャリアの代理店として、店頭での契約獲得や販売促進を代行する「代理店販売」と、インバウンド・アウトバウンドの電話対応を行う「コールセンター事業」を展開する。2025年12月期の売上高は50.5億円で前期比52.1%増と急成長。インターネット回線販売が好調であり、代理店網を活用した販売手法が奏功している。
国内外の飲食チェーン運営と新規出店
飲食事業は、2023年に子会社化したグロービート・ジャパンを中心に展開。国内外で飲食チェーンを運営し、2025年12月期の売上高は74.4億円。国内出店に加え、海外ではグロービート・インターナショナルやGLOBEAT EUROPE GmbHを通じて欧州に進出している。食材価格高騰や出店費用の増加によりセグメント利益は前期比17.7%減の4.6億円となったが、中期経営計画ではブランド強化と店舗拡大を掲げる。
施設警備と大規模イベント対応を強みとする警備事業
警備・その他事業は子会社フルキャストアドバンスが担う。公共施設や一般企業向けの常駐警備、イベント警備を提供する。2025年12月期の売上高は36.4億円で前期比53.7%増。増収の主因は、EXPO2025大阪・関西万博関連の臨時警備案件の獲得と、常駐警備の安定稼働である。セグメント利益は5.3億円(前期比170.7%増)と大幅に改善した。警備員教育や業務提携を強化し、大規模イベント需要を取り込む戦略をとる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
国内最大級の人材派遣、規模でリード
同社は売上高772億円(2025年12月期)と、国内人材サービス市場で最大級の規模を誇る。ジンジブやダイブグループなどと比較し、売上規模は突出しており、業界内でのリーディングカンパニーとしての地位を確立している。営業利益率は10%前後で推移し、規模に応じた安定した収益を上げている。一方、市場の成熟化により成長鈍化が見られ、新たな成長戦略として、テクノロジー活用や海外市場への進出が求められている。同業他社との差別化としては、ブランド力と広範なネットワークが強みとなっている。
強み
- 売上高772億円と国内トップクラスの規模を誇り、業界での影響力が大きい。
- 長年の実績によりバンド認知度が高く、顧客からの信頼も厚い。
- 全国に広がるネットワークで幅広い顧客に対応可能。
- 営業利益率10%台を維持し、安定的な収益を上げている。
課題
- 人材派遣市場が成熟し、成長鈍化が懸念される。
- 同業他社の参入により競争が激化し、価格競争のリスクがある。
- デジタル技術の進展に対応し、サービス革新が求められる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売・消費の時価総額近傍。太字がフルキャストホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 417Aブルーゾーンホールディングス | 787億円 | 16.2倍 |
| 2 | 8273イズミ | 744億円 | 13.1倍 |
| 3 | 6419マースグループホールディングス | 727億円 | 8.9倍 |
| 4 | 7606ユナイテッドアローズ | 718億円 | 10.7倍 |
| 5 | 2791大黒天物産 | 665億円 | 17.3倍 |
| 6 | 4848フルキャストホールディングス | 653億円 | 13.9倍 |
| 7 | 3232三重交通グループホールディングス | 652億円 | 9.8倍 |
| 8 | 3964オークネット | 648億円 | 17.5倍 |
| 9 | 9619イチネンホールディングス | 641億円 | 8.3倍 |
| 10 | 5889Japan Eyewear Holdings | 628億円 | 16.8倍 |
| 11 | 8005スクロール | 600億円 | 21.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。
会社の歴史
沿革 88件
リゾート関連会社から人材サービス企業へ転換した創業期
1990年9月、東京都港区に株式会社リゾートワールドとして設立。1992年9月に商号を株式会社フルキャスト(現フルキャストホールディングス)に変更し、同年10月に短期業務請負業を開始した。これは、顧客企業の一時的な人手不足に対応するスポット人材サービスであり、現在の主力事業の原点となる。1995年にはフランチャイズ契約で大阪進出、1996年には子会社エントリーを設立し、事業基盤を広げた。
子会社拡充と事業多角化が進んだ1990年代後半
1998年から1999年にかけて、フルキャストウィズ(人材派遣・職業紹介)、フルキャストファクトリー(工場ライン請負)など事業別子会社を相次いで設立。1999年には大阪、エントリー、デュアル・サポートの3社を吸収合併し、グループ体制を強化。2000年にはフルキャスト人事コンサルティングを設立し、人事アウトソーシング事業に参入。この時期に、短期派遣・請負・紹介・BPOの4本柱が形成された。
株式上場と東証一部指定で成長資金を確保
2001年6月、株式を店頭市場(現JASDAQ)に上場。2003年9月に東京証券取引所市場第二部に昇格、2004年9月には市場第一部銘柄に指定された。上場を機にM&Aを加速し、2004年にアパユアーズを子会社化、2005年には東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「フルキャストスタジアム宮城」の命名権を取得(2007年解約)。2006年には警備会社(現フルキャストアドバンス)とBPO会社(現エフプレイン)を買収し、事業領域を拡大した。
持株会社体制への移行と不採算事業の整理(2008〜2011年)
2008年10月、会社分割により純粋持株会社体制へ移行し、商号をフルキャストホールディングスに変更。営業事業は子会社フルキャストHR総研に承継した。この前後、2007年にアパユアーズを売却、2009年にはインフォピー、フルキャストファイナンス、フルキャストファクトリー、フルキャストセントラル、ネットイットワークスなど複数の子会社株式を譲渡し、事業の選択と集中を進めた。2010年にはグループ本社機能を統合し、効率化を図った。
法改正対応と新サービス投入による2010年代の安定成長
2012年10月の労働者派遣法改正に対応し、「アルバイト紹介」および「アルバイト給与管理代行」サービスを開始。2016年にはマイナンバー管理代行、年末調整事務代行などBPOサービスを拡充。2012年にはおてつだいネットワークスを子会社化し、家事代行分野に進出。2016〜2017年にはシニアワークス、ポーターなど新規子会社を設立し、高齢者や軽配送など新たな人材サービス領域を開拓した。
M&A再活性化と飲食・海外事業への本格参入(2020年代)
2020年以降、M&Aが再び活発化。2021年にプログレス、2022年にヘイフィールドを子会社化。2023年にはグロービートグループ(飲食)とApp Xグループ(IT)を買収し、飲食事業とプラットフォーム事業を強化。2024年にはエフプレインを完全子会社化し、2025年にはツクリックス(求人検索アプリ)、Fiah(人材サービス)などを取得。海外では2024年にGLOBEAT EUROPE GmbHを子会社化し、欧州での飲食事業展開を開始した。
年表88件を開く
1990年代
- 1990年9月東京都港区に㈱リゾートワールドを設立。
- 1992年9月商号を㈱フルキャストとする(現社名㈱フルキャストホールディングス)。
- 1992年10月短期業務請負業を開始。
- 1994年10月東京都渋谷区に本社を移転。
- 1995年1月大阪市中央区の㈱フルキャスト大阪(注)とフランチャイズ契約を締結。
- 1995年9月東京都新宿区に㈱成和サービス(注)を設立。
- 1996年1月東京都小平市に㈱エントリー(注)を設立。
- 1997年10月創業㈲フルキャストレディ(注)(1999年10月に株式会社に改組)を設立。
- 1998年5月㈱神奈川進学研究会を㈱フルキャストウィズに改称。
- 1998年10月㈱フルキャストウィズ一般労働者派遣事業 許可取得。
- 1999年1月ファクトリー事業部を新設、工場ライン請負事業を開始。
- 1999年4月㈱フルキャストウィズ職業紹介事業 許可取得。
- 1999年6月M&A㈱フルキャスト大阪(注)、㈱エントリー(注)、㈱デュアル・サポート(注)を吸収合併。
- 1999年11月㈱フルキャストシステムコンサルティング(注)を設立。
2000年代
- 2000年3月フルキャスト人事コンサルティング㈱(注)を設立、同年4月に㈱フルキャストウィズの人事コンサルティング事業部を譲受、事業を開始。
- 2000年9月㈱フルキャストファクトリーを設立、同年10月にファクトリー事業部を譲受、事業を開始。
- 2001年6月上場株式を店頭市場(現・東京証券取引所 スタンダード市場)に上場。
- 2002年4月セントラル自動車㈱、大昌工業㈱との合弁により㈱フルキャストセントラルを設立し、自動車部門に特化した工場ライン請負事業を開始。
- 2002年10月M&A㈱フルキャストウィズと㈱フルキャストシステムコンサルティングが合併し、㈱フルキャストテクノロジーに改称。
- 2003年1月㈱フルキャストオフィスサポート(注)職業紹介事業 許可取得。
- 2003年9月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2004年6月M&A㈱アパユアーズを株式交換により完全子会社化。
- 2004年7月㈱フルキャストテクノロジー一般労働者派遣事業 許可取得。
- 2004年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定を受ける。
- 2004年10月㈱フルキャストファイナンスを設立。
- 2004年11月一般労働者派遣事業 許可取得。
- 2005年3月M&A㈱ヒューマン・リソーセス総合研究所(注)を株式譲受により完全子会社化。東北楽天ゴールデンイーグルスホームスタジアム「フルキャストスタジアム宮城」命名権取得(2007年10月に契約解消と愛称の使用を辞退)。
- 2005年6月創業ADR(米国預託証券:American Depositary Receipt)プログラム設立。
- 2005年10月M&A㈱フルキャストオフィスサポートが㈱ヒューマン・リソーセス総合研究所と合併し、㈱フルキャストHR総研(注)に改称。
- 2006年5月M&A日本相互警備保障㈱(現社名㈱フルキャストアドバンス(現・連結子会社))を株式譲受により完全子会社化。
- 2006年6月M&A㈱エグゼアウトソーシング(現社名㈱エフプレイン(現・連結子会社))を株式譲受により完全子会社化。
- 2007年5月M&A㈱インフォピーを株式交換により完全子会社化。
- 2007年6月M&Aネットイットワークス㈱を株式譲受等により子会社化。
- 2007年7月創業㈱アパユアーズの全保有株式を創業者に譲渡。
- 2008年10月会社分割により純粋持株会社体制へ移行し、商号を㈱フルキャストホールディングスとする。なお、営業に関する全事業は、㈱フルキャストHR総研(注)が承継。
- 2008年11月上場キヤノン電子㈱によるアジアパシフィックシステム総研㈱の株式公開買付けに応募し、全保有株式を譲渡。
- 2009年3月㈱インフォピーの全保有株式を譲渡。
- 2009年5月㈱フルキャストファイナンスの全保有株式を譲渡。
- 2009年6月㈱フルキャストファクトリー、㈱フルキャストセントラルの全保有株式を譲渡。
- 2009年8月ネットイットワークス㈱の全保有株式を譲渡。
2010年代
- 2010年6月M&A当社並びにグループ会社の本社機能を統合(㈱フルキャストテクノロジー、㈱イーストコミュニケーション(現社名㈱エフプレイン(現・連結子会社))、㈱エーコーシステム(現社名㈱エフプレイン(現・連結子会社))を除く)。
- 2011年5月㈱フルキャストマーケティング(現社名㈱エフプレイン(現・連結子会社))の株式を一部譲渡及び同社が実施した第三者割当増資により持分法適用関連会社へ異動。
- 2012年4月M&A㈱おてつだいネットワークス(現・連結子会社)を株式譲受により完全子会社化。
- 2012年10月労働者派遣法改正法の施行により㈱フルキャスト、㈱トップスポットにおいて「アルバイト紹介」及び「アルバイト給与管理代行」サービス開始。
- 2016年1月「マイナンバー管理代行」サービスを開始。
- 2016年2月㈱ワークアンドスマイルを設立し、同年7月に事業を開始。
- 2016年3月㈱ビートの株式を取得し、持分法適用関連会社化。
- 2016年8月M&A㈱ディメンションポケッツの株式を取得し、連結子会社化。
- 2016年10月「年末調整事務代行」サービスを開始。
- 2016年11月㈱フルキャストシニアワークスを設立し、2017年3月に事業を開始。
- 2017年1月M&A持分法適用関連会社の㈱エフプレインの株式を取得し、連結子会社化。
- 2017年3月㈱フルキャストポーターを設立し、同年7月に事業を開始。
- 2017年5月「住民税更新事務代行」サービスを開始。
- 2018年1月M&A㈱BODの株式を取得し、連結子会社化。
- 2018年6月㈱デリ・アートの株式を取得し、持分法適用関連会社化。
- 2018年6月㈱フルキャストグローバルを設立し、同年10月に事業を開始。
- 2018年8月Advancer Global Limitedの株式を取得し、持分法適用関連会社化。
- 2018年8月M&Aミニメイド・サービス㈱の株式を取得し、連結子会社化。
- 2018年9月㈱BOD・Alphaを設立し、2019年3月に事業を開始。
- 2019年3月M&A日本電気サービス㈱の株式を取得し、持分法適用非連結子会社化。
- 2019年8月㈱Fullcast Internationalを設立し、同年12月に事業を開始。
- 2019年12月㈱ディメンションポケッツの全保有株式を譲渡。
2020年代
- 2020年1月M&A持分法適用非連結子会社の日本電気サービス㈱を連結子会社化。
- 2020年1月M&A㈱HRマネジメントの株式を取得し、連結子会社化。
- 2020年12月日本電気サービス㈱の株式を一部譲渡し、連結の範囲から除外。
- 2021年4月M&A㈱プログレスの株式を取得し、連結子会社化。
- 2021年7月M&A㈱BOD・Alphaを吸収合併存続会社、㈱HRマネジメントを吸収合併消滅会社とする合併をし、㈱HRマネジメントに改称。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年5月M&A㈱ヘイフィールドの株式を取得し、連結子会社化。
- 2023年6月M&Aグロービート㈱の株式を取得し、同社及び同社の子会社であるグロービート・ホールディングス㈱並びに同社の孫会社であるグロービート・ジャパン㈱を連結子会社化。
- 2023年10月M&Aグロービート・ジャパン㈱を存続会社、グロービート㈱及びグロービート・ホールディングス㈱を消滅会社とする吸収合併を実施。
- 2023年10月App X㈱の株式を取得し、同社及び同社の子会社である㈱インプリ並びに同社の孫会社である㈱リリースベースを連結子会社。
- 2023年10月M&A㈱BPCの株式を取得し、連結子会社化。
- 2024年3月㈱BODの全株式を譲渡し、同社と同社の子会社である㈱HRマネジメント、㈱プログレス及び㈱BPCを連結の範囲から除外。
- 2024年9月M&A㈱インプリを存続会社、App X㈱を消滅会社とする吸収合併を実施。
- 2024年9月M&A㈱エフプレインの株式を追加取得し、同社及びその子会社を完全子会社化。
- 2024年10月グロービート・インターナショナル㈱を設立し、設立と同時に事業を開始。
- 2024年11月M&AGLOBEAT EUROPE GmbHの株式を取得し、連結子会社化。
- 2025年1月M&A㈱ツクリックスの株式を取得し、連結子会社化。
- 2025年2月M&A渋谷プロパティー(同)及び田町プロパティー(同)の持分を取得し、連結子会社化。
- 2025年4月M&A西新宿プロパティー(同)の持分を取得し、連結子会社化。
- 2025年8月㈱FCアセットマネジメントを設立し、設立と同時に事業を開始。
- 2025年10月㈱フルキャストアドバンスのクラウド事業を㈱トップスポットに会社分割により事業移管。
- 2025年10月M&A持分法適用関連会社であった㈱ビート及びその子会社を実質的な支配に基づき連結子会社化。
- 2025年10月M&A㈱Nビジネスの株式を取得し、連結子会社化。
- 2025年12月㈱ワークアンドスマイルの清算が結了し、連結の範囲から除外。
- 2025年12月M&AFiah㈱の株式を取得し、同社及びその子会社を連結子会社化。
- 2026年1月M&A㈱エントリーの株式を取得し、連結子会社化。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE20%以上
- デットエクイティレシオ1.0倍上限
- 連結営業利益2029年12月期まで125億円
- 総還元性向50%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
短期業務支援事業の収益拡大
短期業務支援事業において紹介・BPOサービスの更なる収益拡大を実現し、グループシナジーを最大化。広告・ブランド認知の拡大とサービスの付加価値向上により市場優位性を確立する。
- 02
中期経営計画2029の推進
2029年12月期を最終年度とする5ヵ年計画に基づき、短期業務支援・営業支援・飲食・警備の各セグメントで事業戦略を実行。グループ全体の収益力向上を目指す。
- 03
事業セグメント見直しと子会社再編
子会社の吸収合併による事業集約、拠点集約・廃店を実施し、グループ全体の生産性を向上。M&Aを通じた事業領域の拡充とPMI推進で利益率改善を図る。
- 04
人材関連サービスの拡充
グループ企業との連携により送客・紹介を拡大し、求職者のキャリアアップ機会を創出。国内外の企業への新たな人材ソリューションを提供し、シナジーを追求する。
- 05
コンプライアンス最優先経営の継続
コンプライアンスを最優先とし、その維持・向上に努める。全てのステークホルダーからの信頼構築を最優先事項として事業に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,515人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は573万円で、9期前と比べて+12.0%。平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は12.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 504 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 635 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 1,013 | — |
| 2019年12月 | 512 | 37.7 | 9.0 | 1,060 | — |
| 2020年12月 | 506 | 38.1 | 9.0 | 1,174 | — |
| 2021年12月 | 503 | 38.0 | 10.0 | 1,244 | — |
| 2022年12月 | 521 | 38.7 | 10.0 | 1,279 | — |
| 2023年12月 | 529 | 39.1 | 11.0 | 1,568 | — |
| 2024年12月 | 553 | 39.9 | 11.0 | 1,178 | 603 |
| 2025年12月 | 573 | 40.1 | 12.0 | 1,515 | 521 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は772億円、営業利益は79億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.5%、利益が+11.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,047億円 | 772億円 |
| 営業利益 | 87億円 | 79億円 |
| 純利益 | 54億円 | 48億円 |
| 1株あたり配当 | ¥64 | ¥64 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は501億円、営業利益は41億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+44.4%、営業利益は−2.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 160 | 24 | 15.0 | 16 |
| 2023年2Q | 171 | 22 | 12.9 | 16 |
| 2023年3Q | 173 | 20 | 11.6 | 14 |
| 2023年4Q | 186 | — | — | 13 |
| 2024年1Q | 171 | 24 | 14.0 | 22 |
| 2024年2Q | 166 | 19 | 11.4 | 13 |
| 2024年4Q | 349 | 28 | 8.0 | 20 |
| 2025年2Q | 347 | 42 | 12.1 | 28 |
| 2025年4Q | 425 | 37 | 8.7 | 20 |
| 2026年2Q | 501 | 41 | 8.2 | 27 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は369億円から772億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は10.2%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ㈱おてつだいネットワークス(現・連結子会社)を株式譲受により完全子会社化。 | |||||
| 2012年12月 | 369 | — | 18 | — | 14 |
| 2013年12月 | 175 | — | 6 | — | 5 |
| 2014年12月 | 202 | — | 16 | — | 13 |
| 2015年12月 | 226 | — | 22 | — | 18 |
| ㈱ディメンションポケッツの株式を取得し、連結子会社化。 | |||||
| 2016年12月 | 253 | — | 30 | — | 25 |
| 持分法適用関連会社の㈱エフプレインの株式を取得し、連結子会社化。 | |||||
| 2017年12月 | 321 | — | 44 | — | 30 |
| ㈱BODの株式を取得し、連結子会社化。 | |||||
| 2018年12月 | 389 | — | 53 | — | 33 |
| 日本電気サービス㈱の株式を取得し、持分法適用非連結子会社化。 | |||||
| 2019年12月 | 445 | — | 71 | — | 46 |
| 持分法適用非連結子会社の日本電気サービス㈱を連結子会社化。 | |||||
| 2020年12月 | 432 | — | 62 | — | 41 |
| ㈱プログレスの株式を取得し、連結子会社化。 | |||||
| 2021年12月 | 524 | — | 76 | — | 50 |
| ㈱ヘイフィールドの株式を取得し、連結子会社化。 | |||||
| 2022年12月 | 646 | — | 99 | — | 66 |
| グロービート㈱の株式を取得し、同社及び同社の子会社であるグロービート・ホールディングス㈱並びに同社の孫会社であるグロービート・ジャパン㈱を連結子会社化。 | |||||
| 2023年12月 | 690 | — | 87 | — | 59 |
| ㈱インプリを存続会社、App X㈱を消滅会社とする吸収合併を実施。 | |||||
| 2024年12月 | 686 | 71 | 73 | 10.3 | 55 |
| ㈱ツクリックスの株式を取得し、連結子会社化。 | |||||
| 2025年12月 | 772 | 79 | 78 | 10.2 | 48 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高772億円のうち、営業利益として残るのは79億円で10.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の6.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.8%508億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.0%185億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.2%79億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが14億円、投資CFが−60億円で、差し引きのフリーCFは−46億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は210億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 25 | −2 | −15 | 23 | 42 |
| 2013年12月 | 5 | 1 | — | 6 | 48 |
| 2014年12月 | 22 | −2 | −5 | 20 | 63 |
| 2015年12月 | 13 | −3 | −9 | 10 | 64 |
| 2016年12月 | 22 | −7 | −9 | 15 | 70 |
| 2017年12月 | 39 | −2 | −13 | 37 | 94 |
| 2018年12月 | 45 | −29 | −25 | 16 | 85 |
| 2019年12月 | 54 | 0 | −21 | 54 | 118 |
| 2020年12月 | 40 | −1 | −25 | 39 | 133 |
| 2021年12月 | 64 | −1 | −22 | 63 | 174 |
| 2022年12月 | 68 | −10 | −26 | 58 | 206 |
| 2023年12月 | 52 | −64 | −50 | −12 | 145 |
| 2024年12月 | 58 | 2 | −29 | 60 | 175 |
| 2025年12月 | 14 | −60 | 62 | −46 | 210 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は578億円。このうち返さなくてよい自己資本が327億円で、自己資本比率は53.0%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 82 | 54 | 28 | 65.6 |
| 2013年12月 | 86 | 59 | 27 | 68.4 |
| 2014年12月 | 106 | 67 | 39 | 63.3 |
| 2015年12月 | 116 | 75 | 41 | 64.8 |
| 2016年12月 | 133 | 93 | 40 | 69.3 |
| 2017年12月 | 168 | 113 | 55 | 64.6 |
| 2018年12月 | 198 | 130 | 68 | 63.0 |
| 2019年12月 | 235 | 162 | 73 | 65.8 |
| 2020年12月 | 240 | 174 | 66 | 68.9 |
| 2021年12月 | 295 | 206 | 89 | 66.2 |
| 2022年12月 | 356 | 249 | 107 | 66.7 |
| 2023年12月 | 390 | 268 | 122 | 65.2 |
| 2024年12月 | 415 | 289 | 126 | 69.0 |
| 2025年12月 | 578 | 327 | 252 | 53.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中175位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中272位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,855で、1年前と比べて+9.2%。過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.9倍 |
| PER (会社予想) | 11.9倍 |
| PBR | 2.00倍 |
| 配当利回り | 3.45% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1カ月で10.86%上昇し、8月10日には1776円と25日線1658.04円を上回りました。52週高値1841円に接近しており、年初来では6.87%高です。7月28日から29日にかけて出来高が増加し、上昇トレンドが継続しています。75日線1565.64円も上回っており、短期的な強気トレンドが維持されていますが、高値圏での利益確定売りには注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PERは13.32倍と業界平均22.69倍を大幅に下回り、予想PERも11.4倍と低い。PBRは1.91倍と業界平均3.23倍を下回り、ROEは16.1%と高い収益性を示す。配当利回りは3.6%と業界平均2.64%を上回り、株主還元も充実している。業績は増収増益で安定しているが、直近の純利益は減少傾向にあり、今後の業績動向には注意が必要だ。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.9倍 | — |
| PBR | 2.00倍 | 3.51倍 |
| ROE | 16.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
人材派遣業界は人手不足の影響で需要が堅調ですが、法的規制や賃金上昇が課題です。強気派は、売上高・利益の安定性と高い営業利益率を評価し、物流・製造業の需要拡大を追い風とみます。一方、弱気派は、労働人口減少による供給制約や、派遣法改正リスク、顧客企業の人件費削減圧力を懸念します。さらに、2024年12月期から2025年12月期にかけて純利益の減少予想が重荷です。
- 安定した収益基盤
売上高700億円規模で、営業利益率10%超を維持。
- 株価の上昇傾向
過去1年で6.87%上昇し、市場の信頼を得ている。
- 人材需要の高まり
人手不足で派遣需要は堅調。2025年12月期の売上高も増収予想。
- 売上高772億円と過去最高・前期比12.5%増決算発表後影響中
売上高は686億円から772億円へ約86億円増加、増収率は12.5%と成長に転じた
- 営業利益79億円と前期比11%増益決算発表後影響中
営業利益は71億円から79億円へ約8億円増加し、増益を確保
- 配当利回り3.6%と高水準通年影響弱
配当利回り3.6%は東証平均を上回り、株主還元姿勢が投資家の下支えになる
- フォワードPER11.4倍と割安決算発表後影響弱
予想PERは11.4倍と現行PER13.32倍を下回り、来期の利益改善が期待される
- 純利益の減少
2024年12月期から2025年12月期で予想純利益が約13%減少。
- 規制リスク
派遣法の改正や労働者保護強化で事業運営が制約される可能性。
- 人件費上昇
時給上昇や採用コスト増で利益率が低下する恐れ。
- 純利益48億円と2期連続減益決算発表後影響中
純利益は2023年59億円→2024年55億円→2025年48億円と2期連続で減少
- 2024年売上高686億円と前年から微減継続影響弱
売上高は2023年690億円から2024年686億円へ約0.6%減少し、成長が停滞した
- 営業利益率10.23%と2期連続の10%台前半決算発表後影響弱
営業利益率は2024年10.35%、2025年10.23%と改善せず、収益力の頭打ち感
- 外国人保有比率15.94%と高めの需給依存継続影響弱
外国人保有比率15.94%と比較的高く、リスク回避時の売りで株価が下落しやすい
- 稼働率
- 派遣社員の稼働状況が収益に直結する。
- 売上高営業利益率
- 人件費変動の影響を確認する。
- 月間売上高
- 短期的な需要動向を把握する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり64円で、前期から+1.6%。いまの株価に対する利回りは3.45%。増配か配当維持が9年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 21 | — | 31.4 |
| 2017年12月 | 26 | 23.8 | 40.2 |
| 2018年12月 | 32 | 23.1 | 49.0 |
| 2019年12月 | 40 | 25.0 | 41.0 |
| 2020年12月 | 41 | 2.5 | 32.4 |
| 2021年12月 | 44 | 7.3 | 42.2 |
| 2022年12月 | 58 | 31.8 | 40.8 |
| 2023年12月 | 61 | 5.2 | 35.8 |
| 2024年12月 | 62 | 1.6 | 39.5 |
| 2025年12月 | 63 | 1.6 | 26.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥64
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ19,779人。区分でいちばん多いのは事業法人で39.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.9%を占め、残る54.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 48816.0 | 49.4 | 49.4 | 48.2 | 52.3 | 39.4 |
| 個人・その他 | 12.8 | 9.7 | 10.4 | 13.4 | 15.0 | 36.0 |
| 外国法人 | 20353.0 | 25.1 | 24.1 | 21.9 | 19.7 | 15.8 |
| 金融機関 | 14932.0 | 14.8 | 15.1 | 14.2 | 10.7 | 6.5 |
| 証券会社 | 3097.0 | 0.9 | 1.0 | 2.2 | 2.2 | 2.3 |
| 自己株式 | 4.6 | 2.7 | 3.7 | 6.1 | 6.1 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ヒラノ・アソシエイツ | 37.32 |
| 02 | UH Partners 2投資事業有限責任組合 | 7.51 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 6.86 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.02 |
| 05 | UH Partners 3投資事業有限責任組合 | 2.60 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.56 |
| 07 | エスアイエル投資事業有限責任組合 | 2.27 |
| 08 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.22 |
| 09 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.21 |
| 10 | 大和証券株式会社 | 1.16 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+269%、1株純資産は14期で+526%。直近期のROEは16.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 37 | 140 | 30.6 | 3.8 | — |
| 2013年12月 | 12 | 153 | 8.5 | 21.3 | 39.9 |
| 2014年12月 | 35 | 174 | 21.3 | 13.9 | 126.0 |
| 2015年12月 | 46 | 196 | 24.8 | 16.3 | 37.8 |
| 2016年12月 | 66 | 240 | 30.2 | 14.6 | 31.4 |
| 2017年12月 | 79 | 287 | 29.8 | 29.3 | 40.2 |
| 2018年12月 | 88 | 332 | 28.4 | 20.4 | 49.0 |
| 2019年12月 | 125 | 416 | 33.3 | 20.0 | 41.0 |
| 2020年12月 | 112 | 450 | 25.7 | 14.4 | 32.4 |
| 2021年12月 | 137 | 535 | 27.8 | 17.9 | 42.2 |
| 2022年12月 | 183 | 657 | 30.6 | 15.4 | 40.8 |
| 2023年12月 | 165 | 721 | 24.0 | 11.1 | 35.8 |
| 2024年12月 | 156 | 813 | 20.3 | 9.5 | 39.5 |
| 2025年12月 | 137 | 878 | 16.1 | 12.2 | 26.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額134百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 平野岳史 | 代表 取締役 社長 CEO | 65 |
| 坂巻一樹 | 代表 取締役 副社長 | 55 |
| 石川敬啓 | 取締役 | 59 |
| 貝塚志朗 | 取締役 | 64 |
| 大木優紀 | 取締役 | 45 |
| 佐々木孝二 | 取締役 常勤監査等委員 | 81 |
| 上杉昌隆 | 取締役 監査等委員 | 61 |
| 戸谷英之 | 取締役 監査等委員 | 47 |
| 齋藤修 | 取締役 常勤監査等委員 | 69 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 110 | 4 | 114 | 29 |
| 社外取締役 | 4 | 20 | — | 20 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,130字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,917字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,816字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,656字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第34期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第32期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-13
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-25
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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