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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

カワチ薬品

CAWACHI LIMITED2664 · Prime · 小売業

郊外型メガ・ドラッグストアを展開。医薬品から日用品・食品までワンストップで提供、調剤薬局併設が強み。

概要

栃木県小山市に本社を置くドラッグストアチェーン。関東・東北地方を中心に「カワチ薬品」の店舗を展開し、医薬品・化粧品・日用雑貨・一般食品・酒類等を販売する。売上高約2,800億円、従業員2,750名。売場面積400坪以上の大型店舗(メガ・ドラッグストア)が主力で、調剤薬局を併設する。

一般食品が売上の46%を占める品目構成

2026年3月期の商品別売上構成では、一般食品が1,314億円(構成比46.3%)で最大、次いで雑貨が774億円(27.3%)、医薬品514億円(18.1%)、化粧品233億円(8.2%)となっている。一般食品の比率が高い点が、一般的なドラッグストアと異なる特徴であり、ワンストップショッピングを実現している。仕入実績においても一般食品が1,087億円と全体の49.4%を占め、日用雑貨や医薬品を上回る。

関東地方に売上の62%が集中する地域構造

地区別売上高(2026年3月期)では、関東地方が1,753億円(構成比61.8%)で最も大きく、東北地方が904億円(31.9%)、甲信越・東海地方が178億円(6.3%)と続く。本社のある栃木県を中心に埼玉県、群馬県、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県へと出店範囲を拡大してきた。東北地方へは1992年の福島県進出以降、宮城県、山形県、岩手県に広がっている。

386店舗のうち調剤併設は160店舗

2026年3月期末の店舗数は386店舗で、このうち調剤薬局を併設する店舗は160店舗である。調剤併設率は約41%。1996年に茨城県日立市の田尻店で初めて調剤薬局を併設して以来、医薬分業の進展に対応して併設を進めてきた。2024年3月期には新たに4件の調剤薬局を併設している。

単一セグメントの小売事業で営業利益率2.7%

当社グループはドラッグストア小売の単一セグメントで事業を構成する。2026年3月期の売上高は2,878億円、営業利益75億円、営業利益率2.6%。過去5年間の営業利益率は2.4%~2.9%の範囲で推移しており、安定的な収益構造を持つ。当期純利益は49億円で、自己資本比率は58.0%と財務基盤は堅調である。

業界の中での役割はドラッグストア小売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,845億円
営業利益
68億円
営業利益率
2.4%
純利益
32億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ドラッグストア小売主力

関東・東北地方を中心に郊外型のメガ・ドラッグストアを展開。売場面積400坪以上の大型店舗で、医薬品・化粧品・日用雑貨・食品・酒類等を幅広く販売。調剤薬局を併設し、医薬分業に対応。広い駐車場とバリアフリー設計で車社会に対応した買い物環境を提供。

主な製品・サービス4
医薬品
一般用医薬品(風邪薬、胃腸薬、ビタミン剤、目薬、外傷薬等)、健康食品、介護用品。処方箋調剤も行う。
化粧品
基礎化粧品、メイク化粧品、男性化粧品。多種ブランドを取り揃え、美容ニーズに応える。
日用雑貨
ヘアケア、オーラルケア、洗剤、紙類、ペット用品、育児用品など日用品全般。
一般食品・酒類
加工食品、日配品、菓子、飲料、酒類。ドラッグストアとして食品を充実させ、ワンストップショッピングを実現。

製品と技術

一般食品と酒類が売上の約半分を占める

当社の販売品目で最大のカテゴリーは一般食品・酒類である。2026年3月期の一般食品売上高は1,314億円で、全売上の46.3%を占める。加工食品、日配品、菓子、飲料、酒類を取り扱い、ドラッグストアでありながらスーパーに近い品揃えを持つ。酒類も含めたワンストップショッピングを実現し、日常の買い物需要を取り込んでいる。

プライベートブランドとPOS・EOSによる効率的運営

1986年からプライベートブランド商品の開発・販売を開始し、自社ブランドで低価格を提供している。1984年からPOSシステムを導入し、1990年に全店POS化。1994年にはEOS(電子発注システム)を導入して在庫管理を効率化した。これらの情報システムにより、売れ筋商品の把握と適正在庫管理を実現している。

調剤薬局併設によるヘルスケアセンター

1996年から調剤薬局を併設した店舗展開を開始。2026年3月期には386店舗中160店舗で調剤サービスを提供している。調剤併設店では処方箋調剤に加え、健康食品や介護用品を充実させ、「ファーマシー・モア」のコンセプトのもと、健康で快適な生活を支援する。また、一部店舗では福祉用具貸与事業も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がカワチ薬品

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12681ゲオホールディングス956億円11.0倍
26036KeePer技研943億円9.3倍
39008京王電鉄941億円10.8倍
49603エイチ・アイ・エス917億円21.9倍
53028アルペン913億円14.2倍
62664カワチ薬品889億円25.3倍
77085カーブスホールディングス878億円19.5倍
82157コシダカホールディングス875億円15.6倍
97846パイロットコーポレーション872億円15.7倍
104849エン822億円25.4倍
11417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

有限会社から株式会社へ改組した1980年

1967年4月、有限会社河内薬品として創業。1980年7月に株式会社カワチ薬品へ改組し、資本金2,200万円、店舗数12店舗となった。1982年3月には本社を現在の栃木県小山市に移転。創業から15年で株式会社化し、組織体制を整えた。

POS導入とPB開発で効率化を進めた1980年代

1984年10月、栃木県宇都宮市の三の沢店に初めてPOSレジを導入。1990年12月には全店POS化計画を開始し、販売データの収集体制を構築した。1986年4月にはプライベートブランド商品の開発・販売を開始。同年10月には埼玉県久喜市に進出し、栃木県外への出店を開始した。

400坪型メガ・ドラッグストアを誕生させた1992年

1992年4月、栃木県宇都宮市の川俣店を増床し、売場面積300坪型のドラッグストアを設置。同年10月には茨城県日立市の田尻店を増床し、400坪型のメガ・ドラッグストアを初めて出店した。これが現在の大型店戦略の原点となる。1995年4月には700坪型の白河店を福島県に出店し、規模を拡大した。

調剤薬局併設と1,000坪店舗への挑戦(1996~1999年)

1996年10月、茨城県日立市の田尻店に初の調剤薬局を併設し、調剤事業に参入。1999年8月には群馬県富岡市に、調剤薬局を内包した売場面積1,000坪型のメガ・ドラッグストア富岡店を設置した。医薬分業に対応した大型店のモデルを確立し、後のヘルスケアセンター構想につながった。

東証一部上場と首都圏・地方への拡大(2000~2008年)

2000年9月に店頭登録、2002年12月には東京証券取引所市場第一部に上場。上場前後の2000年代に千葉県(2000年)、山形県(2000年)、岩手県(2002年)、新潟県(2002年)、長野県(2003年)、東京都(2005年)、静岡県(2007年)、山梨県(2008年)、神奈川県(2008年)へと出店範囲を広げた。

子会社化と物流拠点の整備(2006~2023年)

2006年12月に茨城県の倉持薬局を完全子会社化し、2014年3月に吸収合併。2014年1月には青森県の横浜ファーマシーも子会社化した。物流面では2011年3月に関東物流センター、2012年10月に東北物流センターを稼働。2022年11月に飲料物流センター、2023年3月には栃木物流センターを新設し、関東物流センターを閉鎖・機能移管している。

プライム市場移行と安定的な成長(2022年以降)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2024年3月期の売上高は2,860億円、営業利益75億円と過去最高水準を維持している。2025年3月期には売上高2,878億円、営業利益75億円とほぼ横ばいだが、業界の競争激化の中でも収益力を維持している。

年表35件を開く

1960年代

  • 1967年4月創業有限会社 河内薬品を設立。

1980年代

  • 1980年7月株式会社カワチ薬品に改組。(資本金 2,200万円 保有店舗数12店舗)
  • 1982年3月本社を現在の栃木県小山市に移転。
  • 1984年10月栃木県宇都宮市の三の沢店に当社初のPOS(販売時点情報管理システム)レジを導入。
  • 1986年4月プライベートブランド商品の開発及び販売を開始。
  • 1986年10月埼玉県久喜市に久喜店を設置。埼玉県への出店開始。
  • 1989年11月群馬県伊勢崎市に伊勢崎店を設置。群馬県への出店開始。

1990年代

  • 1990年12月全店POS(販売時点情報管理システム)化計画を開始。
  • 1992年1月福島県福島市に鎌田店を設置。福島県への出店開始。
  • 1992年4月栃木県宇都宮市の川俣店を増床し、売場面積300坪型のドラッグストアを設置。宮城県仙台市に南吉成店を設置。宮城県への出店開始。
  • 1992年10月茨城県日立市の田尻店を増床し、売場面積400坪型のメガ・ドラッグストアを設置。
  • 1994年3月EOS(電子発注システム)を導入。
  • 1995年4月福島県白河市に売場面積700坪型のメガ・ドラッグストア、白河店を設置。
  • 1996年10月茨城県日立市の田尻店に初の調剤薬局を併設。調剤事業を開始。
  • 1999年8月群馬県富岡市に、調剤薬局を組み入れた売場面積1,000坪型のメガ・ドラッグストア、富岡店を設置。

2000年代

  • 2000年4月矢板南店が、福祉用具貸与事業所に指定され事業開始。
  • 2000年6月千葉県千葉市におゆみ野店を設置。千葉県への出店開始。
  • 2000年9月店頭売買有価証券として日本証券業協会へ登録。
  • 2000年11月山形県山形市に山形南店を設置。山形県への出店開始。
  • 2002年7月岩手県盛岡市に盛岡みたけ店を設置。岩手県への出店開始。
  • 2002年11月新潟県長岡市に長岡店を設置。新潟県への出店開始。
  • 2002年12月上場東京証券取引所市場第一部へ上場。
  • 2003年6月長野県佐久市に佐久平店を設置。長野県への出店開始。
  • 2005年8月東京都多摩市に多摩ニュータウン店を設置。東京都への出店開始。
  • 2006年12月M&A茨城県に本社を置く株式会社倉持薬局を完全子会社化。
  • 2007年2月静岡県静岡市に清水鳥坂店を設置。静岡県への出店開始。
  • 2008年2月山梨県甲府市に小瀬店を設置。山梨県への出店開始。
  • 2008年4月神奈川県川崎市にはるひ野店を設置。神奈川県への出店開始。

2010年代

  • 2011年3月関東物流センター稼働。
  • 2012年10月東北物流センター稼働。
  • 2014年1月M&A青森県に本社を置く株式会社横浜ファーマシーを完全子会社化。
  • 2014年3月M&A子会社の株式会社倉持薬局を吸収合併。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行。
  • 2022年11月飲料物流センター稼働。
  • 2023年3月関東物流センター閉鎖に伴い機能を移管、栃木物流センター稼働。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    メガ・ドラッグストアの展開

    400坪以上の大型ドラッグストアを主要生活道路沿いに出店し、健康・日用品を豊富に揃え低価格で提供。短時間での買い物を可能にする利便性の高い生活密着型店舗を基本とする。

  2. 02

    調剤薬局併設によるヘルスケア強化

    メガ・ドラッグストアに調剤薬局を積極的に併設し、美と健康の専門性を高めた「最も身近なヘルスケアセンター」を実現する。高齢化社会に対応した医療提供を目指す。

  3. 03

    重点出店戦略

    市場占拠率向上のため、調剤併設型の基幹店舗と小商圏対応型サテライト店舗をバランスよく出店する。地域の補完性を考慮した出店計画を推進する。

  4. 04

    IT活用による業務効率化

    ITの導入・改善を喫緊の課題と捉え、全体的な業務効率化を図る。速やかな導入と継続的な改善に取り組む。

  5. 05

    人材育成と教育カリキュラムの改善

    店長候補や専門家の育成を重要視し、次代を担う人材の育成に向けた教育カリキュラムの改善・実践に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,750人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は556万円で、9期前と比べて+1.5%平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は13.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,558
2018年3月2,598
2019年3月2,553
2020年3月54834.711.92,616
2021年3月54135.012.12,703
2022年3月54135.312.32,765
2023年3月54535.712.72,770
2024年3月55336.213.12,722
2025年3月55736.613.52,733274
2026年3月55637.013.82,750247

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率78.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
店舗927億円
その他4,162百万円
店舗 — 東北地方3,893百万円
その他 — 本社その他86百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社横浜ファーマシー
    青森県弘前市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,845億円営業利益68億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.1%、利益が-9.3%。

売上高
-1.1%
2,845億円
営業利益
-9.3%
68億円
純利益
-34.7%
32億円
営業利益率
2.4%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,850億円2,845億円
営業利益51億円68億円
純利益30億円32億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は720億円、営業利益は14億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+1.0%、営業利益は−12.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q706182.513
2024年2Q753263.517
2024年3Q699172.413
2024年4Q7024
2025年1Q713162.212
2025年2Q761253.315
2025年4Q1,404342.422
2026年2Q1,454322.225
2026年4Q1,391362.67
2027年1Q720141.911

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,317億円から2,845億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,3179021
青森県に本社を置く株式会社横浜ファーマシーを完全子会社化。
2014年3月2,4278120
2015年3月2,58338−47
2016年3月2,6065920
2017年3月2,6647135
2018年3月2,6826139
2019年3月2,6585520
2020年3月2,7036638
2021年3月2,84511671
2022年3月2,7958748
2023年3月2,8197742
2024年3月2,8608647
2025年3月2,87875832.649
2026年3月2,84568792.432

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,845億円のうち、営業利益として残るのは68億円2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は32億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%2,192億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.6%585億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%68億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
2.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
1.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.8pt
2.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが89億円、投資CFが−52億円で、差し引きのフリーCFは37億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は381億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月86−54−2932253
2014年3月102−11415−12255
2015年3月55−78−21−23212
2016年3月111−52−1359258
2017年3月88−52−3736257
2018年3月86−63−2123259
2019年3月67−18−2449284
2020年3月122−37−3785331
2021年3月153−32−40121412
2022年3月69−45−4624390
2023年3月98−58−4540385
2024年3月64−53−3911356
2025年3月75−45−1930367
2026年3月89−52−2337381

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,996億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,159億円で、自己資本比率は58.0%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,71390680752.9
2014年3月1,86591794849.2
2015年3月1,76586190448.7
2016年3月1,78887591349.0
2017年3月1,80989191849.3
2018年3月1,83391991450.1
2019年3月1,82992990050.7
2020年3月1,88294793550.3
2021年3月1,9411,00993251.9
2022年3月1,9171,04687154.5
2023年3月1,9451,07786855.3
2024年3月1,9611,11384856.7
2025年3月1,9961,14485257.3
2026年3月1,9961,15983758.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
381億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
922億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
837億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中84位あたり、逆に低いのはROE322社中269位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,615で、1年前と比べて+33.3%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥3,615-0.7%1ヶ月+3.7%1年+33.3%時価総額889億円
過去52週の値幅
安値¥2,788高値¥3,895

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)25.3倍
PER (会社予想)26.9倍
PBR0.70倍
配当利回り2.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+3.72%と上昇し、8月4日には3485円と25日線(3388.6円)を+2.8%上回った。52週高値(3645円)に近い水準で推移しており、強気トレンドが続く。RSIは54.0と中立圏で、過熱感はない。出来高は8月4日に22.4万株と急増し、買いが優勢だった。需給は良好。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 23.6倍は小売業界平均41.2倍を大きく下回り、PBR 0.65倍も平均2.92倍を大幅に下回る。ROEは2.8%と低いが、配当利回り2.36%は平均1.44%を上回る。ただし業績が横ばいで利益減少傾向にあり、割安だが成長力に欠ける。

指標この会社業種平均
PER (実績)25.3倍39.6倍
PER (予想)26.9倍
PBR0.70倍2.44倍
ROE2.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低成長・低収益だが安定したドラッグストア事業。強気派はPBR0.65倍の割安感と2.36%の配当利回りを評価。弱気派は競争激化による売上高減少予想(2026年3月期2845億円)や収益力の低さを問題視。業界再編の動きも注目点。

プラスに働く材料7
  • PBR0.65倍の割安感

    解散価値を下回る株価水準

  • 安定配当の維持

    配当利回り2.36%を継続

  • ドミナント戦略の強み

    関東での高密度出店による集客力

  • 2025年3月期実績対比での営業利益75億円からの回復期待2027年3月期影響

    2025年3月期の営業利益75億円に対し、2026年3月期は68億円と減少。今後の回復でEPS改善が見込まれる。

  • 低PBR0.65倍に着目した株主還元策強化次回株主総会影響

    PBR0.65倍は解散価値割れ水準。自社株買いや増配の発表が株価サポート材料に。

  • ドラッグストア需要の堅調な推移継続影響

    業績は小幅減収だが、2025年3月期売上高2878億円と高水準。安定したキャッシュフローが下支え。

  • 株価は年初来高値圏に届かず割安感不定影響

    PER23.6倍は業界平均並みだが、時価総額831億円と小型株。需給改善余地あり。

マイナスに働く材料7
  • 売上高減少予想

    2026年3月期の売上高は前期比減

  • 低い営業利益率

    営業利益率2~3%と薄利

  • 競合激化のリスク

    ドラッグストア業界の競争激化

  • 2026年3月期の減益予想と営業利益率低下2026年3月期影響

    2026年3月期は営業利益68億円(前期比9.3%減)、営業利益率2.39%と収益性悪化。

  • 純利益32億円への大幅減少2026年3月期影響

    純利益は2025年3月期49億円から32億円へ34.7%減。EPS低下で株価重し。

  • 低ROE2.8%による資本効率の悪さ継続影響

    ROE2.8%は資本コストを下回る可能性。株主価値創造に疑問符。

  • 業績低迷で配当維持に懸念2026年3月期影響

    配当利回り2.36%だが、減益で減配リスク。株価下押し要因。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗競争力の指標
営業利益率
収益性の安定度を確認
出店ペース
成長戦略の進捗を示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.77%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
2.77%
いまの株価に対して
配当性向
64.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4529.6
2018年3月450.024.1
2019年3月450.040.6
2020年3月450.028.3
2021年3月5011.115.8
2022年3月500.022.7
2023年3月500.026.3
2024年3月8060.037.9
2025年3月800.035.5
2026年3月10025.064.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ46,785人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.2%を占め、残る77.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他60.366.267.667.669.168.0
事業法人11.611.611.611.911.912.4
金融機関11.910.910.010.111.09.7
外国法人15.010.18.89.17.69.3
自己株式9.39.29.29.29.29.2
証券会社1.21.21.91.20.30.5
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人河内奨学財団10.58
02河内 伸二9.92
03河内 一真9.30
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.39
05河内 博子5.41
06河内 タカ2.88
07カワチ薬品従業員持株会1.33
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.22
09PERSHING-DIV.OF DL J SECS.CORP. (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.15
10JAPAN ABSOLUTE VALUE FUND (常任代理人立花証券株式会社)1.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-10
    カナメ・キャピタル・エルピー(Kaname Capital,L.P.)
    新規の大量保有報告
    5.01%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+63%、1株純資産は14期で+32%。直近期のROEは2.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月883,9192.322.650.7
2014年3月873,9652.221.753.0
2015年3月−2023,720−5.3
2016年3月853,7832.324.353.2
2017年3月1533,9104.020.029.6
2018年3月1704,0294.314.924.1
2019年3月884,0702.220.940.6
2020年3月1704,2444.110.428.3
2021年3月3194,5177.39.215.8
2022年3月2164,6834.710.922.7
2023年3月1874,8193.911.826.3
2024年3月2114,9814.312.637.9
2025年3月2195,1204.312.835.5
2026年3月1435,1882.820.464.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河内伸二代表取締役 社長692,438,000
大久保勝之取締役(開発担当)615,000
渡辺林治取締役59
江藤美帆取締役54
田村好夫常勤監査役693,000
澤田雄二監査役581,000
岡安俊幸監査役49
大谷剛監査役71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)214514573
社外取締役545459
監査役1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容755字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、医薬品、化粧品、日用雑貨、食料品及び酒類等を販売するドラッグストア並びに処方箋調剤を主要業務とする調剤薬局併設型ドラッグストアを営む小売業であります。当社グループは単一セグメントであるため、事業セグメント別には記載しておりません。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (1)主要取扱商品 商品区分   主要品目 医薬品   風邪薬、胃腸薬、各種ビタミン剤、目薬、外傷薬、健康食品、介護用品、調剤 化粧品   基礎化粧品、メイク化粧品、男性化粧品 雑貨   ヘアケア商品、オーラルケア商品、洗剤、紙類、ペット用品、育児用品 一般食品   加工食品、日配品、菓子、飲料、酒 (2)店舗の特長 当社グループは、主に郊外型の店舗を出店しており、売場面積400坪以上をメガ・ドラッグストアと定義し、売場面積400坪~1,000坪のメガ・ドラッグストアを中心に展開しております。また、車社会に対応した広い駐車場を店舗の前面に構え、一台あたりの駐車スペースも広くとっております。店舗形態はワンフロアとなっており、前面の駐車場から地続きになっていることで、段差もなく直接店内に入ることができるバリアフリー型になっております。その店内は、明るく、クリンリネスを徹底することで、お客様が快適にお買い物ができるように配慮し、さらに、ファーマシー・モア(お客様の健康で快適な生活を実現する)というコンセプトのもと、商品を豊富に幅広い構成で揃え、シンプルなレイアウトと広い通路をとることにより、商品を見つけやすく分かりやすいよう配置しております。 また、医薬分業に対応した、よりお客様の利便性を考えた、調剤薬局併設型メガ・ドラッグストア(インストア型も含む)の店舗展開も積極的に行っております。
経営方針・対処すべき課題1,536字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループの経営理念は、『ドラッグストア世界一へ向けて、日々革新し、向上しつづける経営をめざす。』及び『お客様が健康で豊かな暮らしを実現するため、卓越したノウハウを生かした「普段の生活の拠点」を提供し、もって社会に貢献する。』であります。 それらを実現すべく、当社ではメガ・ドラッグストアを展開しております。通常ドラッグストアは、売場面積90坪以上と定義されておりますが、当社ではそれより大きな規模のドラッグストア(400坪以上)をメガ・ドラッグストアと定義しております。 その特長は、主要生活道路沿いに位置し、健康に欠かせない、そして日常生活に欠かせない商品を豊富に取り揃え、低価格で提供し、且つ短時間でショッピングができるという利便性の高い生活密着型ストアであります。 その基本コンセプトといたしましては、「Pharmacy・more(ファーマシー・モア)」つまり「医薬品にとどまらない、多種多様な商品を提供することによりお客様の健康で快適な生活を実現する」ことであります。その実現に向け、今後も顧客第一主義の下、お客様の健康維持・増進、及び健康寿命延伸に向けた取組とともに、専門性と利便性を融合させた独自の業態であるメガ・ドラッグストアを基本とした店舗展開を図ってまいります。 また、企業の社会的責任を果たしつつ、お客様をはじめ、株主、取引先、社員等の各ステークホルダーから支持される会社として成長し続けるよう尽力してまいります。 (2)目標とする経営指標 次期中期経営計画につきましては、昨今の中東情勢等の影響を鑑み、現在精査を行っております。内容は確定次第、速やかに開示いたします。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき課題 中長期的にドラッグストア業界は、各社の出店競争に加え、他業種からの参入による競争の激化等、今後も厳しい環境が続くものと予想されます。これに伴い、各社とも生き残りをかけた提携、合併等の動きが活発になるものと思われます。 このような中、当社グループといたしましては、地域に欠かせない存在としてのインフラ機能を備えながら、一店舗一店舗が他社との明確な差別化を図り、地域に根付いた強力な店舗となることが重要であると考えております。そのため、専門性と利便性を融合させた独自業態のメガ・ドラッグストアづくりを推進していく方針であります。また、この独自業態のドラッグストアに高齢化社会に対応した調剤薬局の併設を積極的に推し進め、美と健康の専門性を高めた、生活者医療の担い手となる「最も身近なヘルスケアセンター」を実現していく方針であります。 以上を基本方針とし、中期的には、市場占拠率の向上を目的に、基幹店舗であるヘルスケアセンター(調剤を併設したメガ・ドラッグストア)と地域補完性を考慮したサテライトタイプ店舗(小商圏対応型ドラッグストア)を重点的に出店してまいります。また、IT活用による全体効率化が喫緊の課題であると考えており、速やかな導入と改善に努めてまいる所存であります。さらに、店舗出店が進む中、店長となるべき人材や各種専門家の育成が重要であると考えており、次代を担う人材の育成を図るべく教育カリキュラムの改善・実践に努めてまいる所存であります。今後、当業界においてさらなる競争激化が予想されるため、異業種も含めた戦略的な提携等を視野に、柔軟な対応と検討を行ってまいります。
事業等のリスク2,681字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 ただし、文中の将来に関する記載は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、当社株式への投資に関連する全てのリスクを網羅するものではありませんので、ご留意ください。 (1)法的規制について ① 出店に関する規制について 当社グループは、1,000㎡超の店舗の新規出店及び既存店の増床等について、「大規模小売店舗立地法」(以下、「大店立地法」という)により、規制を受けております。 すなわち、「大店立地法」において、売場面積1,000㎡超の新規出店及び既存店の増床等について、都道府県知事(政令指定都市においては市長)に届出が義務付けられており、騒音、交通渋滞及びゴミ処理等地域の生活環境への配慮が審査事項になります。当社グループでは、今後の出店政策として、1,000㎡超の新規出店を積極的に行っていく方針であります。そのうえで、地域住民や自治体との調整を図りながら「大店立地法」を遵守していきますが、上記審査の進捗状況によっては、新規出店及び既存店の増床等の変更、遅延により出店地域によってはその影響が及ぶ可能性があります。 ② 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下「医薬品医療機器等法」という。)等による規制について 当社グループは「医薬品医療機器等法」上の医薬品等を販売するにあたり、各都道府県知事もしくは保健所の許可・申請・免許・登録及び届出を必要としており、薬局開設許可、店舗販売業許可、高度管理医療機器等販売業許可等の許可を受けて営業しております。また、食品の一部、たばこ、酒類等の販売については食品衛生法、介護保険法上の事業所運営については介護保険法等、それぞれ関係法令に基づき、所轄官公庁の許可・免許・登録等を必要としております。今後当該法令等の改正により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 医薬品の販売規制緩和について 2014年6月12日より施行された「薬事法の一部を改正する法律」により一般用医薬品のネット販売が事実上解禁となりました。その他、情報通信機器を活用した店舗販売業における一般用医薬品の管理及び販売・情報提供等の規制緩和も検討されております。今後医薬品の販売規制がさらに緩和され異業種の参入及びネット販売業者との競争が更に激化した場合には、当社グループの店舗の営業等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)資格者の確保について 「医薬品医療機器等法」上、医薬品の販売は薬剤師または登録販売者が行わなければならないこととされております。そのため店舗数の拡大及び調剤薬局の併設増に伴い、これら資格者(調剤薬局では薬剤師)が確保できない場合は、店舗の営業時間や出店計画に影響を及ぼす可能性があります。また、介護保険法上の事業所運営には各事業における人員基準が定められており、その要件を満たせない場合、事業所の運営や出店計画に影響を及ぼす可能性があります。そのため当社グループは資格者の積極的な採用活動を繰り広げるとともに、登録販売者の社内育成に努めております。 (3)調剤過誤の防止について 当社グループは、保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則等に則り調剤業務に係る指針・手順書やガイドライン等を各店に設置し、適切な業務の実施と薬剤師の資質向上を図る一方、調剤業務における支援体制を構築すると共に鑑査システムの活用を図ることにより、調剤過誤の防止に努めております。また、万一に備え、調剤薬局全店舗において「薬剤師賠償責任保険」に加入しております。しかし、万が一、調剤過誤が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)調剤報酬改定及び薬価改定について 調剤売上は、調剤技術料・薬学管理料及び薬剤料からなり、調剤報酬及び薬価は厚生労働省により定められております。また、調剤報酬及び薬価は、国民医療費を抑制するため、段階的に改定されております。調剤技術料に係る算定及び薬学管理料算定への取組を強化することでリスク軽減を図っておりますが今後、調剤報酬改定及び薬価改定が行われ、点数等が変更になった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報保護について 当社グループは、個人情報保護法に定められている個人情報取扱事業者として、顧客や患者様等の個人情報を適法に取り扱う義務を負っております。その取り扱いについては、個人情報保護体制の構築と対策を講じております。また、社会保障・税番号制度(いわゆるマイナンバー)に関する特定個人情報についても、充分な管理体制の構築と対策を講じてまいりますが、万が一、これらが流出した場合には、程度・内容によっては個人情報保護委員会への報告及び本人への通知が義務となる以上、損害賠償や社会的信用を失う等により業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)固定資産の減損処理について 当社グループは、保有している固定資産の価値が将来大幅に下落した場合並びに店舗の収益性が低下した場合、減損会計の適用により固定資産の減損処理が必要になる場合があります。その場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)自然災害等について 当社グループは、緊急時対応マニュアル等を定期的に整備し、従業員への教育を行っております。また、ハザードマップに基づき、地域の基幹店に、被害を最小限に抑え早期復旧を目的とした備品等を備え、対策を講じております。しかしながら、当社グループの展開地域において、地震や台風等の自然災害や予期せぬ大規模な事故が発生し、店舗設備における損害や停電等の影響により営業が中断した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)感染症の影響について 当社グループの各店舗におきましては、お客様並びに従業員の安全を優先とした感染防止対策(マスクの着用、アルコール消毒液の設置、飛沫防止カーテン等)を講じることで、安心・安全なサービスの提供を実施しております。しかしながら、新たな感染症等によって営業に制限がかかる事態が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,708字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の設備投資や雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復基調となったものの、地政学リスクや為替変動の影響等により、先行き不透明なまま推移いたしました。 個人消費につきましては、雇用・所得環境の改善等を背景に持ち直しの動きは見られたものの、物価上昇基調は続いており、生活防衛としての節約志向は一段と高まりを見せる一方、健康や美容等のQOL向上に関する消費については堅調に推移いたしました。 当社グループが属するドラッグストア業界におきましては、競合各社の出店増に加え、各種商材の値上げによる買い控え等に対し、小売各社による需要喚起策が図られる等、業態の垣根を超えた戦いは一層激しさを増しており、厳しい環境が続いております。 このような中、当社グループにおきましては、専門性強化策として予防医療の観点から健康食品等の商品拡充を図ったことに加え、相次ぐ値上げに対し販売価格の見直しや65周年キャンペーンを始めとした各種キャンペーンを実施する等、販売促進に注力した他、在庫の適正化に努めてまいりました。 新規出店につきましては、既存地区である、関東地方に4店舗、東北地方に2店舗、計6店舗を出店し、調剤薬局を関東地方に3件、東北地方に1件、計4件併設いたしました。 これにより当社グループの店舗数は、計386店舗(内、調剤併設160店舗)となりました。 以上のことから、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産の部は、前連結会計年度と比して13百万円増加し、1,996億14百万円となりました。 当連結会計年度末の負債の部は、前連結会計年度と比して15億4百万円減少し、836億86百万円となりました。これは主に退職給付に係る負債及び資産除去債務が減少したことによるものであります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度と比して15億17百万円増加し、1,159億28百万円となりました。これは主に利益剰余金が増加したことによるものであります。 自己資本比率は、58.0%(前期比0.7ポイント増)となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は2,844億92百万円(前期比1.2%減)、営業利益は67億79百万円(前期比9.1%減)、経常利益は78億97百万円(前期比5.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失を計上したことにより、32億円(前期比34.5%減)となりました。 これにより自己資本当期純利益率は2.8%(前期比1.5ポイント減)となりました。 なお、当社グループは、医薬品、化粧品、雑貨及び一般食品等の販売をする小売業を営んでおり、単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、381億12百万円(前連結会計年度末比14億38百万円増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、88億65百万円(前期比13億83百万円増)となりました。これは主に法人税等の支払いが18億53百万円(同5億13百万円支出減)あったものの、税金等調整前当期純利益が55億72百万円(同12億55百万円減)、減価償却費が44億72百万円(同21百万円減)あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、51億56百万円(同6億41百万円支出増)となりました。これは主に、新規出店に係る有形固定資産の取得に42億9百万円(同1億30百万円支出増)を支出したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、22億70百万円(同3億54百万円支出増)となりました。これは主に配当金の支払額が17億85百万円(同0百万円支出減)あったことによるものであります。 (2)仕入及び販売の実績 当社グループは、単一セグメントであるため、下記は当該セグメントにおける品目別の仕入実績及び販売実績を記載しております。 ① 仕入実績 区分   金額(百万円)   前期比(%) 医薬品   33,543   99.7 化粧品   16,858   105.3 雑貨   60,689   97.5 一般食品   108,659   99.7 合計   219,749   99.5 (注)複数の事業を有しておりませんので主要品目別区分により記載しております。 ② 販売実績 (a)地区別売上高 所在地   金額(百万円)   前期比(%) 東北地方   90,389   98.8 関東地方   175,332   99.0 甲信越・東海地方   17,834   98.0 合計   283,555   98.8 (注)上記金額には、不動産賃貸収入は含まれておりません。 (b)商品別売上高 区分   金額(百万円)   前期比(%) 医薬品   51,418   98.5 化粧品   23,279   100.3 雑貨   77,413   97.5 一般食品   131,444   99.5 合計   283,555   98.8 (注)1 複数の事業を有しておりませんので主要品目別区分により記載しており、上記金額には不動産賃貸収入は含まれておりません。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 当社グループは一部掛売りによる販売も行っておりますが、一般消費者に対する店頭販売がほとんどであります。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績等の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要」に記載のとおりであります。 そのような状況の下、売上高は2,844億92百万円(前期比1.2%減)、営業利益は67億79百万円(前期比9.1%減)、経常利益は78億97百万円(前期比5.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は32億円(前期比34.5%減)となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは主に営業活動によって得られた資金により、また必要に応じて、経済動向、金融市況を踏まえた調達手段によって得られた資金により、新規出店や既存店舗の改装に係る設備投資及びシステム投資をおこなっております。 なお、キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループといたしましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、経営基盤強化のため、主にドミナントエリアにおける出店を強化するとともに、生産性向上のため、店舗オペレーション効率化のためのシステム強化策の推進や物流体制の見直しを含めた在庫の適正化等に努めてまいります。また、競争激化に対する差別化策とし店舗への調剤薬局の併設を進める一方、健康意識の高まりに対応するべく品揃えの強化に加え、ヘルス&ビューティーケア強化策として、美容及び予防を含めた健康の維持・増進、健康寿命延伸に向け、資格者による相談機能の強化を図ることにより、専門性強化策を推進してまいります。さらに、消費環境に対応するべく「安心・安全」に配慮された商品を、安心価格で提供することに注力し、地域に密着した店舗づくりを一層進め、地域の生活者における生活の質及び満足度向上に尽力してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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