本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

都築電気

TSUZUKI DENKI CO., LTD.8157 · Prime · 情報・通信業

情報ネットワークに特化したソリューションプロバイダ。機器販売、構築、運用保守をワンストップで提供。

概要

都築電気は、情報通信機器の販売・構築・保守を手がけるシステムインテグレーターである。NECグループに属し、東京都港区に本社を置く。2026年3月期の連結売上高は1,037億円、従業員数は2,040名。サーバー、ネットワーク機器、セキュリティ製品などを扱い、コンサルティングから運用保守まで一貫したサービスを提供する。東京証券取引所プライム市場に上場(コード8157)。

3つのビジネスモデルで構成する収益構造

都築電気の事業は「機器」「開発・構築」「サービス」の3つのビジネスモデルで構成される。機器販売にはサーバーやストレージ、ネットワーク機器が含まれ、2026年3月期の売上高は433億円と全体の約42%を占める。開発・構築はネットワーク設計やシステム開発で、同期売上高は174億円(前期比13.6%増)と大きく伸びた。サービスはクラウドや保守・監視などの月額型で426億円。この3つを組み合わせることで、顧客の情報ネットワークをトータルに支援している。

単一セグメントで展開するグループ体制

都築電気グループは、単一セグメント「情報ネットワークソリューションサービス」で事業を展開する。連結子会社は7社で、都築テクノサービス(保守)、都築ソフトウェア(ソフトウェア開発)、都築クロスサポート(サポートサービス)、コムデザイン(システム設計)などが含まれる。グループ全体でエンジニアリングリソースを共有し、一貫したサービス提供を可能にしている。2024年1月には、電子デバイス事業を担っていた子会社群の全株式を譲渡し、情報ネットワーク事業に特化した。

顧客基盤と地域展開の特徴

主要顧客は国内の幅広い業種にわたり、製造業、官公庁、金融、サービス業、運輸業などが含まれる。特定の大口顧客に依存せず、多数の顧客と安定的な取引を構築している。拠点は東京本社のほか、大阪、名古屋などの主要都市にオフィスを設置。2026年3月期の受注高は1,104億円に達し、うち機器部門の受注残高が169億円と前年比62.7%増と大きく拡大した。クラウドやマネージドサービスのストック型ビジネスも成長しており、収益の安定化に貢献している。

長期ビジョンと中期経営計画の方向性

都築電気は2033年3月期の創業100周年を見据え、長期ビジョン「Growth Navigator」を掲げる。3つの活動軸(Value Creation、Expand Customer Reach、Lead the Growth)のもと、プロフェッショナルサービスカンパニーへの変革を目指す。中期経営計画「Trust & Challenge 2029」では、エンジニアリングサービスを軸にした収益モデルへの転換を推進。AI技術を活用した価値創出や、中堅・中小企業向けオファリング型ビジネスの拡大を図り、売上高の拡大と利益成長を同時に達成する方針である。

業界の中での役割は情報ネットワークソリューションサービス企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,037億円
営業利益
82億円
営業利益率
7.9%
純利益
65億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/3
事業売上構成比利益利益率
情報ネットワークソリューションサービス1,025億円82.1%59億円5.8%
電子デバイス223億円17.9%5億円2.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報ネットワークソリューションサービス主力

情報・通信機器の販売に加え、コンサルティング、設計、開発、構築の技術提供、さらに運用・保守やクラウド等の月額サービスを提供。顧客のネットワーク環境をトータルに支援。

主な製品・サービス4
情報・通信機器
サーバー、ネットワーク機器、セキュリティ機器等の販売。
ネットワーク構築サービス
顧客の要件に応じたネットワークの設計・構築。
運用・保守サービス
機器やシステムの安定稼働を支える定期保守・監視サービス。
クラウドサービス
クラウド環境の提供や月額利用型のサービス。

製品と技術

サーバー・ストレージ・ネットワーク機器の販売

都築電気の機器販売は、製造業や官公庁向けを中心に、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、セキュリティ機器を扱う。2026年3月期の機器売上高は433億円で、前期比7.6%増。特に大型案件として、官公庁や金融業向けのサーバー・ストレージ導入が寄与した。受注高は499億円と同24.3%増の大幅伸長を示し、受注残高は169億円に達した。NECグループの一員として、同社の製品も販売するが、マルチベンダー対応で顧客要件に最適な機器を提案する。

ネットワーク設計から構築までを担う開発・構築サービス

開発・構築部門は、コンサルティングから設計、開発、構築までを一貫して提供する。2026年3月期の売上高は174億円(前期比13.6%増)。オフィス移転に伴うネットワーク構築や、サービス業・運輸業向けのシステム開発案件が伸びた。大型のネットワーク構築案件を複数受注し、受注高は170億円(同4.8%増)と堅調。エンジニアリング力を活かし、顧客の要件に合わせたカスタマイズが強みである。

安定収益を生む運用・保守とクラウドサービス

サービス部門は、機器の保守・監視サービスとクラウドソリューションから成る。2026年3月期の売上高は426億円(前期比0.8%増)。ストック型ビジネスとして安定的な収益源であり、特にクラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」やマネージドサービスが成長している。受注高は434億円と微減したが、これは前期の大型商談の反動であり、注力領域では順調に拡大している。サービスの契約件数増加により、将来の収益基盤が強化されている。

AI活用と物流DXへの取り組み

都築電気は、AI技術の活用を成長戦略の柱に据えている。日本IBMとのAIパートナーシップを通じて、生成AIを組み込んだ業務効率化ソリューションを開発。また、物流業界向けにはクラウド型配送管理サービス「TCloud for SCM」の機能強化を進め、動態管理や配送計画の最適化を実現。これらのサービスは、人手不足や生産性向上といった社会課題に対応するものであり、中堅・中小企業向けのオファリング型ビジネスとして展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報通信、減収から回復期待

都築電気は情報・通信業に属し、売上高は1249億→983億→1037億円と、一旦大きく減少した後に回復傾向にある。営業利益率も直近期で7.91%と改善している。同業他社のソラコムやVRain Solutionなどはデータがなく比較できないが、当社は一時的な需要減から回復しつつあり、業界内で中堅以上のポジションを確保しているとみられる。システムインテグレーションなどの安定需要が支え。

強み

  • 減収後の増収転換に成功し、回復基調にある。
  • 営業利益率が6.61%→7.91%と上昇し、収益性が向上。
  • 売上高1000億円超の規模を持ち、業界内で一定の存在感。
  • 次期も増収・増益が見込まれ、業績拡大が期待される。

課題

  • 情報通信業界は競争が激しく、差別化が難しくなっている。
  • 大型案件の有無により売上が変動しやすく、不安定性がある。
  • IT人材の獲得競争が激しく、採用・育成コストが増加。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が都築電気

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14480メドレー848億円43.2倍
24828ビジネスエンジニアリング842億円17.2倍
34674クレスコ821億円15.1倍
43636三菱総合研究所817億円8.0倍
54326インテージホールディングス814億円45.1倍
68157都築電気788億円11.7倍
75036日本ビジネスシステムズ782億円11.2倍
83632グリーホールディングス750億円17.6倍
93962チェンジホールディングス739億円10.0倍
103817SRAホールディングス736億円10.9倍
112170リンクアンドモチベーション733億円44.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

1932年創業から戦後復興までの歩み

都築電気の起源は1932年5月、電話交換装置の販売・設置工事・保守を目的に創立された都築商店にある。1941年3月には都築電話工業株式会社として法人化。第二次世界大戦後の1945年9月、戦災で荒廃した東京の通信設備復興のため、本社を名古屋から東京へ移転した。この決断が後の成長の基盤となる。1947年には大阪出張所を設置し、関西エリアへの進出も開始。戦後の復興需要を取り込みながら、通信機器販売の基盤を固めていった。

商号変更とコンピュータ事業への参入(1960年代)

1961年6月、商号を都築電話工業から都築電気工業に変更。同時に本社を港区麻布新広尾町へ移転し、翌年には新橋へ移った。1963年1月には日本証券業協会に店頭登録。1967年には都築サービス(現都築クロスサポート)を設立し、保守サービスを分社化。1969年にはコンピュータ保守専門の都築シーイーセンター(現都築テクノサービス)を設立。1970年には都築ソフトウェアを設立し、ソフトウェア開発に本格参入。通信機器とコンピュータの両軸で事業領域を広げた。

電子部品事業の分離と上場(1970年代~1986年)

1972年9月、東新電機を都築電産に社名変更し、電子部品販売業務を同社に移管。都築電気は通信機器販売・工事・保守を行う通信部門と、コンピュータ販売・システムエンジニアリングを行う電子部門の2本柱となった。1973年には大阪都築テレサービスを設立し、関西のサービス体制を強化。1983年にロンドンで第三者割当増資を実施し、資金調達力を高めた。1986年1月、東京証券取引所市場第二部に上場を果たし、資本市場での認知度を高めた。

社名変更と業種変更、グループ再編(1990年代~2010年代)

1991年10月、商号を都築電気工業から現在の都築電気株式会社に変更。1999年12月には子会社の都築電産が東証2部に上場。2011年1月、芝情報のトラベル事業部門を譲り受け、ネクストヴィジョン(現都築ソフトウェア)を完全子会社化。2012年2月には都築電産を吸収合併し、グループの一体化を図った。2018年10月、東京証券取引所における業種分類を「卸売業」から「情報・通信業」へ変更。2020年6月には東証1部に指定され、2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行した。

電子デバイス事業の売却と事業特化(2020年代)

2020年9月、コムデザインを子会社化し、ネットワーク設計・構築の能力を強化。2021年7月には都築エンベデッドソリューションズを設立し、電子デバイス事業を分社化した。しかし2024年1月、同社を含む電子デバイス関連子会社4社の全株式をレスターホールディングス(現レスター)に譲渡。これにより都築電気は情報ネットワークソリューションサービス事業に経営資源を集中させることとなった。以降はSI・NI領域でのエンジニアリングサービス強化に注力している。

AIパートナーシップと過去最高益の更新(2024年~2026年)

2025年3月期の売上高は983億円、純利益48億円。中期経営計画「Transformation 2026」の下、日本IBMとのAIパートナーシップ締結やクラウド型配送管理サービス「TCloud for SCM」の機能強化を実施。2026年3月期には売上高1,037億円(前期比5.6%増)、営業利益82億円、純利益65億円と、いずれも過去最高を更新した。機器・開発・サービスの全モデルで増収となり、特に機器の受注残高が前年比62.7%増と大きく積み上がった。

年表34件を開く

1930年代

  • 1932年5月創業電話交換装置の販売、設置工事、保守等の事業を行うため都築商店を創立。

1940年代

  • 1941年3月創業都築商店を改組・改称して都築電話工業株式会社を設立。
  • 1945年9月戦災で荒廃した東京の通信設備の復興のため、本社を名古屋から東京に移転。
  • 1947年11月本社を東京都品川区小山台に移転。
  • 1947年12月大阪出張所(現大阪 オフィス)設置。

1950年代

  • 1954年5月名古屋出張所(現名古屋 オフィス)設置。

1960年代

  • 1961年6月商号変更商号を「都築電話工業株式会社」から「都築電気工業株式会社」に変更。
  • 1961年6月本社を東京都港区麻布新広尾町に移転。
  • 1962年7月本社を東京都港区新橋に移転。
  • 1963年1月当社株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録。
  • 1964年4月本社を東京都港区浜松町に移転。
  • 1967年9月都築サービス株式会社(現都築クロスサポート株式会社(現連結子会社))を設立。
  • 1967年12月創業富士電機製造株式会社(現富士電機株式会社)と共同出資により東新電機株式会社を設立。
  • 1969年10月コンピュータの保守業務を専業とする株式会社都築シーイーセンター(現都築テクノサービス株式会社(現連結子会社))を設立。

1970年代

  • 1970年4月株式会社都築ソフトウェア(現連結子会社)を設立。
  • 1972年4月本社を東京都港区海岸に移転。
  • 1972年9月東新電機株式会社の増資を引き受け、同社を都築電産株式会社に社名を変更。
  • 1972年10月電子部品販売業務を専業会社の都築電産株式会社に移管。当社はPBXを中心とした通信機器の販売、工事、保守を行う通信部門とコンピュータの販売、システムエンジニアリングを行う電子部門の二部門となる。
  • 1973年10月大阪都築テレサービス株式会社(現都築クロスサポート株式会社(現連結子会社))を設立。

1980年代

  • 1983年9月原株方式による第三者割当増資をロンドンで行う。
  • 1986年1月上場当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1987年2月本社を東京都品川区大崎に移転。

1990年代

  • 1991年10月商号変更商号を「都築電気工業株式会社」から「都築電気株式会社」に変更。
  • 1995年7月本社を東京都品川区小山に移転。
  • 1999年12月上場都築電産株式会社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

2000年代

  • 2004年8月本社を東京都港区新橋に移転。

2010年代

  • 2011年1月M&A芝情報株式会社のトラベル事業部門を譲受け、株式会社ネクストヴィジョン(現株式会社都築ソフトウェア(現連結子会社))を完全子会社化。
  • 2012年2月M&A都築電産株式会社を吸収合併。
  • 2018年10月東京証券取引所における当社株式の所属業種分類を「卸売業」から「情報・通信業」へ変更。

2020年代

  • 2020年6月当社株式が東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 2020年9月M&A株式会社コムデザイン(現連結子会社)の株式を譲受け、子会社化。
  • 2021年7月創業都築エンベデッドソリューションズ株式会社(現株式会社レスター)を設立。2021年10月1日に当社電子デバイス事業を分社化(会社分割)により同社に承継。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2024年1月都築エンベデッドソリューションズ株式会社(現株式会社レスター)・都築電産貿易(上海)有限公司(現RESTAR EMBEDDED SOLUTIONS(SHANGHAI)CO.,LTD.)・都築電産香港有限公司(現RESTAR EMBEDDED SOLUTIONS HONG KONG CO.,LTD.)・TSUZUKI DENSAN SINGAPORE PTE.LTD.(現RESTAR EMBEDDED SOLUTIONS SINGAPORE PTE.LTD.)の全株式を株式会社レスターホールディングス(現株式会社レスター)に譲渡。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE14.5%以上
  • 成長投資額2029年3月期まで70億円規模
  • 戦略投資額2029年3月期まで400億円規模
  • 連結配当性向60%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プロフェッショナルサービスカンパニーへの変革

    AIを前提とした価値創出モデル(AI Native)への転換を推進し、業務プロセス・ビジネスモデル・組織文化を変革。エンジニアリングサービスを軸とした収益モデルへ進化し、成長中核領域「エンジニアリング・コア4領域」にリソースを集中。パートナーとのエコシステム強化により売上拡大と収益性向上を図る。

  2. 02

    成長と還元の好循環による企業価値向上

    既存事業への成長投資(70億円規模)と戦略投資(M&A等、400億円規模)により収益力向上とインオーガニック成長を実現。株主還元を強化し、連結配当性向60%を目安とする。資本効率を意識し、キャッシュ活用と借入を組み合わせた資本構成の最適化を図る。

  3. 03

    価値創出を加速する人材ポートフォリオへの転換

    エンジニアリングサービス中心の収益モデルに対応するため、専門性と創造性を備えた人材を中心としたポートフォリオへ転換。新卒・キャリア採用を拡大し、採用・配置・育成・制度・風土の各方面で人材力・組織力を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,040人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は940万円で、9期前と比べて+6.9%平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,276
2018年3月2,286
2019年3月88044.019.72,336
2020年3月88144.019.72,359
2021年3月85143.919.72,408
2022年3月88943.719.22,382
2023年3月86643.519.02,328
2024年3月91543.518.92,094
2025年3月94343.218.52,061315
2026年3月94043.217.92,040402

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率89.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都港区1,066百万円
情報ネット ワークソ リューショ ンサービス
本社 — 東京都 港区186百万円
情報ネッ トワーク ソリュー ション サービス
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    都築テクノサービス㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱都築ソフトウェア
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    都築クロスサポート㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コムデザイン
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権51.5%
  • 国内
    ㈱麻生(注)2
    福岡県飯塚市 · その他の関係会社
    議決権24.0%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • JP都築エンベデッドソリューションズ株式会社

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    ウィルス対策ソフト用データ配信装置更新
    国土交通省 · 2025-11-27
    1,399万円
  • 調達
    RPAソフトの購入
    国土交通省 · 2023-04-03
    1,294万円
  • 調達
    神戸地方検察庁電話交換設備更新工事
    検察庁 · 2023-08-07
    1,234万円
  • 調達
    RPAソフトの購入
    国土交通省 · 2021-04-01
    1,193万円
  • 調達
    【特許庁】健康管理システムに係る機器等一式の更改に係るハードウェア等賃貸借及び保守等業務
    特許庁 · 2021-05-14
    1,170万円
  • 調達
    RPAソフトの購入
    国土交通省 · 2022-04-01
    1,090万円
  • 調達
    啓風丸無停電電源装置他の購入
    気象庁 · 2021-06-01
    840万円
  • 調達
    札幌開発建設部 電話設備等保守業務(単価契約)
    国土交通省 · 2022-04-01
    769万円
  • 調達
    札幌開発建設部 電話設備等保守業務(単価契約)
    国土交通省 · 2021-04-01
    762万円
  • 調達
    【関東地方整備局、下館河川事務所】R1下館無停電電源装置購入
    国土交通省 · 2020-01-10
    395万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,037億円営業利益82億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.5%、利益が+26.2%。

売上高
+5.5%
1,037億円
営業利益
+26.2%
82億円
純利益
+35.4%
65億円
営業利益率
7.9%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,070億円1,037億円
営業利益87億円82億円
純利益58億円65億円
1株あたり配当¥190¥190

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は220億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−21.7%、営業利益は−114.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q41425
2024年1Q28172.54
2024年2Q328164.925
2024年3Q321165.013
2024年4Q31913
2025年2Q418143.310
2025年4Q565519.038
2026年2Q434255.818
2026年4Q603579.547
2027年1Q220−1−0.5−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,007億円から1,037億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は7.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,00784
2014年3月1,1072110
2015年3月1,053165
2016年3月1,056197
2017年3月1,0512213
2018年3月1,1202615
2019年3月1,1893522
株式会社コムデザイン(現連結子会社)の株式を譲受け、子会社化。
2020年3月1,2544632
都築エンベデッドソリューションズ株式会社(現株式会社レスター)を設立。2021年10月1日に当社電子デバイス事業を分社化(会社分割)により同社に承継。
2021年3月1,2003423
2022年3月1,1934228
2023年3月1,2395435
2024年3月1,2496555
2025年3月98365666.648
2026年3月1,03782837.965

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,037億円のうち、営業利益として残るのは82億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は65億円、売上の6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%787億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.2%168億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%82億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
6.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.9pt
14.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが63億円、投資CFが17億円で、差し引きのフリーCFは80億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は435億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月7538−66113168
2014年3月−4323−41130
2015年3月185−823147
2016年3月19−6−913150
2017年3月41−6−1135176
2018年3月18−25−9−7160
2019年3月91−1610154
2020年3月800−4980185
2021年3月7−13−20−6159
2022年3月560−2456191
2023年3月430−2643208
2024年3月50155−26205387
2025年3月34−8−2626387
2026年3月6317−3380435

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は876億円。このうち返さなくてよい自己資本が488億円で、自己資本比率は55.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月64018046028.2
2014年3月70019051027.1
2015年3月69621248430.5
2016年3月68821147730.7
2017年3月71124147033.9
2018年3月76227648636.2
2019年3月78928750236.4
2020年3月77429847638.4
2021年3月76231245040.6
2022年3月79233246041.5
2023年3月83235447842.0
2024年3月81140940249.8
2025年3月80144635455.2
2026年3月87648838855.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
435億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
364億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
43億円
在庫として抱えている分
負債合計
388億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中53位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中391位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,150で、1年前と比べて+35.4%過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。

¥4,150-3.7%1ヶ月+6.7%1年+35.4%時価総額788億円
過去52週の値幅
安値¥2,990高値¥4,345

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.7倍
PER (会社予想)13.1倍
PBR1.62倍
配当利回り4.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で株価は3%上昇し、8月21日時点では4120円。25日移動平均線(4027円)を約2.3%上回って推移しており、上昇トレンドが継続中です。年初来では31.6%上昇し、52週高値の4305円に接近しています。出来高は7月30日に8.8万株と急増しましたが、その後は2〜4万株程度に落ち着き、上値を追う動きはやや鈍化しています。一方、8月3日には3815円まで調整する場面もあり、高値圏での値動きの荒さに注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERは11.57倍と業界平均の48.57倍を大幅に下回り、PBRは1.6倍で平均2.92倍の半分以下。配当利回りは4.61%と高く、ROEは14%と堅調。直近の利益は増加傾向で、収益性と株主還元のバランスが良い。割安だが情報通信業界全体の平均が極端に高いため、個別比較では割安度が際立つ。ただし、売上高が減少傾向にあり、成長性にはやや懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.7倍47.9倍
PER (予想)13.1倍
PBR1.62倍2.96倍
ROE14.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT投資需要の拡大が追い風。強気派は、DX需要やサイバーセキュリティ需要が旺盛で、システム構築案件が増加し、高収益体質へ転換すると見る。弱気派は、競争激化で価格競争に陥る可能性や、NEC依存度の高さからの収益変動を懸念。また、一時的な需要先食いの反動も警戒。

プラスに働く材料7
  • DX投資の追い風

    企業のDX需要でシステム構築案件が増加傾向。

  • セキュリティ需要

    サイバー攻撃対策でセキュリティ製品の販売が伸びる。

  • NECグループの強み

    国内トップクラスの通信事業者との関係で受注が安定。

  • 2026年3月期営業利益82億円、前期比26%増益決算発表後影響

    営業利益は65億円から82億円へ17億円増加、売上高も983億円から1,037億円へ増収に転換。

  • 営業利益率が7.91%へ1.30ポイント改善通年影響

    売上高1,037億円に対し営業利益82億円で利益率7.91%、前期の6.61%から改善。

  • 純利益65億円、前期比35%増益通年影響

    純利益は48億円から65億円へ35.4%増加、EPS拡大が株価を支援。

  • 配当利回り4.61%の高水準継続影響

    配当利回り4.61%は市場平均を上回り、株価調整局面でも下支え要因。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    IT商社は多く、価格競争で利益率が低下しやすい。

  • NEC依存

    NECグループへの依存が高く、ガバナンスや戦略に制約。

  • 需要の先食い

    2025年3月期の減収は一時的な需要の反動で、回復は不確実。

  • 前期に売上高21%減、再び減収リスク2027年3月期以降影響

    2025年3月期は売上高が1,249億円から983億円へ21.3%減少、同様の反動減が懸念。

  • 来期予想PER13.1倍と評価が割高決算発表後影響

    現行PER11.57倍に対し来期予想PER13.1倍と逆ざや、業績下振れ時に調整リスク。

  • 外国人保有6.7%と低水準継続影響

    外国人持株比率は6.7%と低く、海外資金流入による需給改善は限定的。

  • 株価1年で31.6%上昇、高値警戒不定影響

    株価は1年間で31.56%上昇しており、高値圏での利益確定売り圧力。

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上の先行指標となる。
ソリューション売上比率
高収益なサービス事業の比率が重要。
営業利益率
価格競争とコスト管理の影響を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり190で、前期から+27.3%いまの株価に対する利回りは4.58%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥190
1株あたり
配当利回り
4.58%
いまの株価に対して
配当性向
37.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1830.4
2018年3月2961.141.4
2019年3月3934.533.2
2020年3月5541.035.2
2021年3月36−34.532.9
2022年3月4833.337.2
2023年3月6127.134.3
2024年3月9047.59.5
2025年3月9910.036.8
2026年3月12627.337.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥190

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,235人。区分でいちばん多いのは事業法人44.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.9%を占め、残る38.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.641.841.942.045.344.6
個人・その他31.834.335.133.430.529.4
金融機関22.720.519.519.216.817.3
外国法人0.81.31.32.64.56.7
証券会社2.02.02.22.82.92.0
自己株式7.67.67.67.01.11.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社麻生23.71
02富士通株式会社12.66
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.95
04扶桑電通株式会社4.04
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.26
06都築電気従業員持株会2.99
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.76
08CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH / UCITS -FULL TAX(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.37
09HTホールディングス株式会社1.05
10丸三証券株式会社0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+936%、1株純資産は14期で+75%。直近期のROEは14.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月341,5132.012.116.7
2014年3月821,5735.35.620.1
2015年3月381,7402.312.533.6
2016年3月581,7073.47.825.5
2017年3月1021,6265.96.330.4
2018年3月961,6135.99.141.4
2019年3月1291,6677.96.633.2
2020年3月1821,70610.86.035.2
2021年3月1341,7617.712.432.9
2022年3月1581,8548.89.337.2
2023年3月1971,95010.47.934.3
2024年3月3052,24214.57.79.5
2025年3月2632,43611.38.636.8
2026年3月3562,65314.09.737.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

29名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は29名。2026/3期の役員報酬は総額318百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉井一典代表取締役会長6849,000
吉田克之代表取締役社長647,000
瀧中秀敏取締役68
塚原智子取締役63
村島俊宏取締役697,000
松井くにお取締役693,000
森山紀之取締役793,000
和智英樹取締役65
小笠原直取締役61
大村寛子取締役56
尾山和久常勤監査役6632,000
横張清威監査役50
残りの役員17名を開く
氏名役職年齢
草加健司監査役64
西村雄二執行役員専務
平井俊弘執行役員常務
鈴木和浩執行役員常務
依田正之執行役員常務
西村健一執行役員常務
石丸雅彦執行役員
武林功樹執行役員
津賀秀啓執行役員
阿部宏毅執行役員
川橋啓史執行役員
川埜倍章執行役員
池田正人執行役員
前田裕司執行役員
福井徹執行役員
坂本寛也執行役員
青山豊次執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4101792820952
社外取締役983839
監査役2262613

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容333字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社7社、関連会社1社及びその他の関係会社1社で構成されております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、以下に記載のとおりです。 情報ネットワークソリューションサービス事業 ◇情報ネットワークに係わる各種ソリューションの提案、構築、運用保守サービス (ビジネスモデル) 〇機器 : 情報・通信機器の販売 〇開発・構築: コンサルティング、設計、開発、構築の技術提供 〇サービス : 情報・通信機器、ソフトウエア等の運用・保守、クラウド等の月額サービスの提供 <主な関係会社> 都築テクノサービス㈱、㈱都築ソフトウェア、都築クロスサポート㈱、㈱コムデザイン 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,423字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する記載は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは価値とあり方を言語化したパーパス「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」と大切にすべき価値観・行動指針を定めたバリューズで構成する経営理念を制定しております。 当社グループはこの経営理念のもと、お客さまやその先の社会に向け当社グループらしい「事業的価値」「社会的価値」を提供することで、更なる成長と豊かな世界の実現を目指してまいります。 2023年に発表した長期ビジョンでは、2033年3月期の創業100周年に向け、当社グループのありたい姿を「Growth Navigator(成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団)」と定めました。そして、「Value Creation」~新たな価値を創造する~、「Expand Customer Reach」~多様なお客さまとの繋がりを生み出す~、「Lead the Growth」~成長を先導し続ける」の3つの活動軸で取り組みを進め、お客様の「そばにいる存在」から、「成長を先導するパートナー」へのポジションシフトと提供価値の向上に努めております。 (2) 経営環境、経営戦略と対処すべき課題について ①   経営環境 当社グループはこれまで、国内の幅広い業種のお客さまに対し、SI・NIの両領域において、真の顧客理解に基づいた最適なソリューションを提供することで成長してまいりました。 我が国においては、労働人口の減少に伴う人手不足の進行や、サイバーセキュリティリスクの高まり、生成AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展を背景に、企業のIT投資需要は中長期的に拡大傾向にあります。特に大企業においては、業務効率化・競争力強化に向けたIT投資の高度化が進展する一方、中堅・中小企業においては人材・資金制約等を背景にIT投資の進展に差が見られる状況にあります。 また、生成AIの普及や内製化志向の高まりを背景に、単純な開発・構築の価値は相対的に低下する一方、全体設計、実装・運用まで含めた総合的なサービスへのニーズが高まるなど、情報通信産業の構造変化も進行しております。 このような環境下において、当社グループにおいては、ソフトウエア開発からネットワーク構築・運用までを一貫して提供できる体制及び顧客理解・業界知見に基づくエンジニアリングサービス提供力を強みとして、高付加価値領域における提供機会の拡大が見込まれます。 この機会を的確に捉え、成長を加速させるべく、人的資本への積極的な投資とパートナー戦略の進化によりエンジニアリングリソースの拡大に取り組み、エンジニアリングサービスを中心とした売上高の拡大とそれに伴う利益成長を図ってまいります。 ②   中期経営計画「Trust & Challenge 2029」 中期経営計画「Trust & Challenge 2029」(対象期間:2027年3月期~2029年3月期)は長期ビジョン達成に向けた2ndステージとなります。 1stステージとして位置づけた「Transformation 2026」(対象期間:2024年3月期-2026年3月期)では、成長領域へのリソースシフトやプライシングマネジメントへの取り組みが奏功し収益性を大きく改善させることができました。一方で、成長投資に対しては十分な取り組みができませんでした。 「Trust & Challenge 2029」では、お客様・パートナー様に選ばれてきた信頼の輪をさらに広げながら、「プロフェッショナルサービスカンパニーへの変革」、「成長と還元の好循環による企業価値向上」、「価値創出を加速する人材ポートフォリオへの転換」の3つを軸に、企業価値向上への挑戦を加速させることで売上高の拡大に伴う利益成長フェーズへと歩みを進めてまいります。 ⅰ)プロフェッショナルサービスカンパニーへの変革 AI技術の高度化と社会への浸透により、業界や当社を取り巻く事業環境は大きく変化しております。こうした環境は、SI・NI両領域における高い技術力と顧客理解並びに業界知見を有し総合的なサービスを提供してきた当社グループにとって成長の機会であり、プロフェッショナルサービスを提供する企業へと変革していく好機であると捉えております。 当社グループは、AIを前提とした価値創出モデルへの転換(AI Nativeへの移行)を推し進め、業務プロセス・ビジネスモデル・組織文化など全ての領域において変革を図るとともに、新たなニーズの獲得及びソリューションの付加価値向上を通じて、お客さまへの提供価値の創出及びその高度化につなげてまいります。 また、プロダクト偏重からエンジニアリングサービスを軸としたサービス中心の収益モデルへの進化を推し進め、プロダクトとテクノロジーを最適に組み上げることでエンジニアリングによる価値創出力を高めてまいります。この取り組みを促進するために、当社が優位性を持ち、エンジニアリングサービスを起点に価値提供の高度化・拡張と収益拡大が可能な成長中核領域を「エンジニアリング・コア4領域」と位置づけ、当該領域を中心にリソースを拡大することで、売上拡大と収益性の向上を図ってまいります。 エンジニアリングの強化においてはパートナー様との連携が不可欠であるため、当社グループは価値創造を拡張すべくエコシステムをさらに強化し、オファリングサービスの進化や新たな領域の開拓に取り組んでまいります。 強化したエンジニアリングサービスを軸に、主力顧客におけるホワイトスペースの深耕と、中堅・中小企業向け市場におけるオファリング型ビジネスの展開を通じて売上高の拡大を図ってまいります。 ⅱ)成長と還元の好循環による企業価値向上 既存事業への成長投資による収益力向上、戦略投資によるインオーガニック成長、株主還元の強化を通じて企業価値の向上とTSR(株主総利回り)の拡大を実現してまいります。 成長投資では、70億円規模の投資を計画しております。エンジニアリングサービスの強化に向けた戦略的な投資配分のもと、キャリアを軸とした採用強化をはじめとする人的資本への投資に注力するとともに、テクノロジー、社内IT/AIへの取り組みを通じて、業務変化に合わせた社内システムの高度化などを図ってまいります。 戦略投資では、400億円規模の投資の実行を目指します。成長フェーズや目的に応じて、M&Aや資本業務提携、ベンチャーキャピタルの活用など多層的な投資手法を活用し、成長機会を積極的に取り込んでまいります。M&Aの実行に際しては、資本効率の向上を意識し、キャッシュの活用と借入による調達を組み合わせることで資本構成の最適化を図ってまいります。 株主還元の強化については、2027年3月期より配当方針を変更し、連結配当性向60%を目安としております。詳細については「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。 ROEについては、14.5%以上を目標に掲げております。前中期経営計画「Transformation 2026」(対象期間:2024年3月期~2026年3月期)では、事業売却や子会社再編、持ち合い株式の解消、非営業資産の売却などバランスシートの最適化に取り組んだこともROEを押し上げる要因となりました。そのため、特別利益・特別損失等を除いた「実質ROE」を比較の対象の一つとして用いることで、実質的な収益性のさらなる改善を推し進めてまいります。なお、2026年3月期の実質ROEは12.3%となりました。 ⅲ)価値創出を加速する人材ポートフォリオへの転換 エンジニアリングサービスを軸としたサービス中心の収益モデルへの進化に向けて、専門性と創造性を備えた人材を中心とした人材ポートフォリオへと転換を図ってまいります。その実現のため、採用、配置や異動、育成、制度、風土の各方面で取り組みを進化させ、人材力・組織力の両面を大きく引き上げてまいります。採用については、新卒・キャリア双方で拡大し、エンジニアリングサービスの拡大に必要な専門性を有する人材の確保を図ってまいります。
事業等のリスク3,599字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループが財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下に記載のとおりであります。各リスクについて、影響度及び発生可能性をそれぞれ「大・中・小」に区分し、リスク・コンプライアンス推進委員会において定期的にモニタリングを行っております。当社グループはこれらのリスクの低減に努めておりますが、必ずしも全てのリスクを網羅したものではなく、全てのリスクを完全に回避するものではありません。 なお、本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 リスク分類   リスク概要   対応策 事業環境・事業戦略等に関するリスク   ・事業環境に関するリスク情報・通信サービス業界においては、生成AIの普及をはじめとした情報通信技術の加速度的な進化やランサムウエア被害の甚大化によるセキュリティリスクの高まりなど、迅速な対応が常に求められております。当社グループがこれらへの対応に遅れ、お客さまに提供している技術やノウハウ等の競争力が低下した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。   最新の技術動向や外部環境の変化、高度化するお客さまのニーズを的確に把握することに努め、成長する領域に注力することで競争力の強化を図っております。また、人的資本への積極的な投資による技術力の維持・向上や、競争力の強化・機能補完を目的としたパートナー企業との協業を通じて、競争優位性の向上に取り組んでおります。 影響度:中   発生可能性:中 ・特定取引先への依存に関するリスク当社グループは、主要な仕入先である富士通株式会社と経営上の重要な契約を締結し、お客さまに同社の製品・サービスを提供しております。同社の経営方針の変更等により製品・サービスの提供方法や仕入条件の変更等が行われた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   富士通株式会社との連携を密にし、同社の経営方針、パートナー戦略、動向変化等に適宜必要な対応を講じるよう努めております。また、同社を含む特定取引先への取引依存度を低減するため、AI、IoT、クラウド型コンタクトセンターといった成長分野における独自サービスの拡大や外部パートナーとの協業を通じて、環境変化に強い事業基盤の構築に取り組んでおります。 影響度:中   発生可能性:中 ・ソフトウエア資産に関するリスク当社グループは、事業の成長や競争力の強化を目的として、クラウドサービスを含む各種サービスの提供に係るソフトウエアを自社で開発し、当該開発費用等を無形固定資産として計上のうえ、維持・管理しております。しかしながら、事業環境の変化、市場動向、技術革新の進展や競争激化等により、当初想定していた収益性や効果が得られない場合には、投下資本の回収が計画どおり進まず、資産価値の見直しが必要となる可能性があります。その結果、状況によっては減損損失の計上等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、技術革新や新たなニーズの変化に対応するため、市場環境や顧客ニーズ、技術動向等に関する最新情報を継続的に把握・分析し、ソフトウエア等の改善を進めております。また、重要なソフトウエア投資の決定及び投資後の価値評価の見直しについては、予算委員会にて、市場動向や投下資本の回収可能性等を総合的に検討したうえで行っております。 影響度:大   発生可能性:小 リスク分類   リスク概要   対応策 外部環境等に関するリスク   大地震等の自然災害や感染症の流行等が発生した場合、事務所等の物的損害や人的被害等の直接的な被害に加え、社会インフラの毀損、サプライチェーンの停滞、サービスの提供遅滞等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   多種多様な危機事態を想定した事業継続計画(BCP)を策定し、危機事態発生時における初動対応、事業の損失の最小化を図るための方針及び事業継続のための行動の基準を定め、リスク低減に努めております。また、従業員の安全確認・確保のため、安否確認システムや緊急連絡網の導入を行うとともに、在宅勤務や分散勤務等の事業継続に向けた環境整備に努めております。 影響度:大   発生可能性:小 情報セキュリティに関するリスク   ・情報紛失・漏洩に関するリスク当社グループはお客さまの秘密情報や個人情報など様々な重要情報を取り扱っており、ランサムウエアや不正アクセス等のサイバー攻撃による情報の紛失、毀損、漏洩等が発生した場合には、当社グループへの損害賠償請求や社会的信用の失墜等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   情報セキュリティ統括責任者を運営責任者とする情報管理体制を整備しております。また、情報セキュリティに関する全従業員研修やサイバーセキュリティ対策強化訓練の定期実施、情報セキュリティに関する遵守事項の全部門内での自己点検と内部監査による定期監査、ウイルス対策ソフト導入やソフトウエア更新による脆弱性解消、ランサムウエア等を含むサイバーインシデントを想定したIT-BCPの策定に向けた取り組み等、当社グループ全体でさまざまなセキュリティ対策を講じることで安全性の確保に努めております。 影響度:大   発生可能性:小 ・顧客提供システム等に対するサイバー攻撃に関するリスク当社グループは多くのお客さまにシステムや通信インフラ等を提供しており、これらがランサムウエア等のサイバー攻撃により何らかのダメージを受けた場合には、当社グループへの損害賠償請求又は改修費用の負担の発生により業績に影響を及ぼす可能性があります。   顧客提供システム等に対するサイバー攻撃に備え、都築CSIRTチームを中心とした対応体制を整備し、サイバー攻撃対策指図書やガイドライン等のセキュリティ対策指図書を制定しております。また、従業員研修や顧客提供システム等でインシデントが発生した場合の対応訓練を定期的に実施するなど、さまざまなリスク低減策を講じております。 影響度:大   発生可能性:中 信用リスク   当社グループのお客さまに財務状況の悪化や経営破綻等が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   与信管理規程に基づき、取引先ごとに回収条件・与信限度額を設定し、定期的に企業動向を調査し、与信額の見直しを行っております。また、回収遅延や信用不安が発生した場合は、債権回収管理基準に基づき、個別に債権回収、条件変更、担保・督促等の債権保全策を講じ、貸倒れリスクの低減に努めております。 影響度:中   発生可能性:中 リスク分類   リスク概要   対応策 人材に関するリスク   人手不足等の社会課題の深刻化による採用難や、労働市場の流動化による従業員の流出によって当社グループが求める人材の確保ができない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   採用難のリスク低減に向けて、採用手法の全体的な見直しやリファラル採用の推進に取り組んでおります。また、キャリア自律を軸とした人材育成を推進し、必要なスキル・専門性の獲得を支援しております。さらに、挑戦と成果に応じた評価がなされる魅力的な人事制度への変革を推進するとともに、健康経営やワークスタイル変革、ダイバーシティー&インクルージョンの推進等の各種施策を通じて従業員エンゲージメントを向上させ、人材の流出防止及び定着に努めております。 影響度:中   発生可能性:中 開発・構築案件に関するリスク   システム開発やネットワーク構築等に係る受注案件では、仕様確定に関する不備、プロジェクト体制の問題、技術的な検証不足等の様々な想定外の事象の発生により、プロジェクトが予定された範囲、予算、納期及び品質で実施できず追加対応に伴うコストが増大する場合があります。そのような事態が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   商談に至る前の商談審査会や見積り作成時の見積審査会といった審査会を開催することにより、リスクの明確化と対応策の検討及び開発工程管理や成果物等の品質管理の徹底に努めております。また、進行中のプロジェクトに関しても、状況把握のため、定期的なプロジェクト会議を開催することで、問題の早期発見・対策に取り組むとともに、プロジェクトから独立した部門がリスクの評価分析及びその結果に基づくプロジェクトの遂行に関する助言、勧告等を行っております。 影響度:中   発生可能性:中
経営成績の分析 (MD&A)7,725字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要及び経営者による状況の分析 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において判断したものであります。 ① 経営成績の状況 当期における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続いております。一方で、物価上昇や米国の通商政策、中東情勢、金融資本市場の変動等が国内景気に及ぼす影響が懸念されるなど、不透明な状況で推移いたしました。 当社グループの属する情報・通信サービス産業については、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速や生成AI技術の発展、人手不足を補うための生産性向上やセキュリティリスクの増大など社会課題への対応を背景に、高水準の設備投資意欲が継続しており、マーケットは引き続き拡大いたしました。 このような環境のもと、当社グループは2032年に向けた長期ビジョン(10年後のありたい姿)を「Growth Navigator(成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団)」と定め、お客さまの成長を先導する存在として選ばれ続ける企業であるべく、その達成に向けた3か年の中期経営計画「Transformation 2026」に取り組んでまいりました。中期経営計画では「成長領域へのリソースシフト」により稼ぐ力を高めることを主軸に、「資本コストを意識した経営」や「人的資本の強化」なども一体的に進めることで、さらなる企業価値向上の実現を図ってまいりました。当期においては本計画にもとづき、日本IBM株式会社とのAIパートナーシップの締結や、クラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」の機能強化等を実行いたしました。 中期経営計画最終年度となる当期の業績は売上高103,728百万円(前期比5.6%増)、営業利益8,178百万円(同26.2%増)、経常利益8,320百万円(同26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,472百万円(同35.9%増)と増収、大幅増益となり、営業利益、経常利益は4期連続、親会社株主に帰属する当期純利益は2期振りに過去最高を更新いたしました。 なお、当社グループは事業区分が単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 また、当期におけるビジネスモデル別の業績は次のとおりであります。 〔ビジネスモデル別実績〕 機器 :売上高は、製造業や官公庁向けにサーバやストレージの導入案件を中心に拡大し、43,378百万円(前期比7.6%増)と伸長いたしました。受注高は、官公庁及び金融業向けの大型機器の導入案件を獲得したことで、49,891百万円(同24.3%増)と前期より大幅に増加いたしました。 開発・構築:売上高は、オフィス移転に伴うネットワーク構築やサービス業や運輸業向けを中心に幅広いお客さまのシステム開発案件が伸長したこと等により、17,391百万円(前期比13.6%増)と大幅に伸長いたしました。受注高は、大型のネットワーク構築案件を複数受注したこともあり、17,055百万円(同4.8%増)と増加いたしました。 サービス :売上高は、クラウドソリューション等のストック型ビジネスの拡大により、42,957百万円(前期比0.8%増)と順調に推移いたしました。受注高は、注力領域である「物流向けDXサービス」や「マネージドサービス」は伸長したものの、前期大型商談獲得の反動により43,437百万円(同1.7%減)と減少いたしました。 ② 仕入、受注及び販売の状況 ⅰ) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を示すと、次のとおりであります。 セグメント   仕入高(百万円)   前期比(%) 情報ネットワークソリューションサービス   31,094   107.8 (注)  金額は、仕入価格によっております。 ⅱ) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をビジネスモデルごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 情報ネットワークソリューションサービス   110,384   109.7   26,902   132.9 機器   49,891   124.3   16,904   162.7 開発・構築   17,055   104.8   4,115   92.4 サービス   43,437   98.3   5,883   108.9 ⅲ) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をビジネスモデルごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント   販売高(百万円)   前期比(%) 情報ネットワークソリューションサービス   103,728   105.6 機器   43,378   107.6 開発・構築   17,391   113.6 サービス   42,957   100.8 (注)  主要な販売先につきましては、全ての相手先について、販売実績が合計の100分の10未満のため記載を省略しております。 ③ 財政状態の状況 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末と比較して7,567百万円増加し、87,630百万円となりました。この主な増加要因は、現金及び預金の増加4,753百万円、売掛金の増加2,963百万円、棚卸資産の増加1,657百万円によるものであります。主な減少要因は、当社政策保有株式の保有方針に照らした一部の投資有価証券の売却による減少2,155百万円によるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末と比較して3,358百万円増加し、38,792百万円となりました。この主な増加要因は、支払手形及び買掛金の増加2,280百万円、未払法人税等の増加1,976百万円、主な減少要因は、金融機関への短期借入金の返済による減少856百万円によるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して4,208百万円増加し、48,837百万円となり、自己資本比率は55.1%(前連結会計年度末は55.2%)となりました。この主な増加要因は、親会社株主に帰属する当期純利益6,472百万円の計上によるものであり、主な減少要因は、剰余金の配当1,952百万円に伴う利益剰余金の減少によるものであります。 ④ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが6,322百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが1,711百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローが3,269百万円の支出となりました。 この結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比較し4,763百万円増加し、43,467百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは6,322百万円の収入(前期は3,407百万円の収入、前期比85.5%増)となりました。この主な収入の要因は、税金等調整前当期純利益の計上9,391百万円であり、主な支出の要因は、売上債権の増加額2,992百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは1,711百万円の収入(前期は792百万円の支出)となりました。この主な収入の要因は、投資有価証券の売却による収入2,975百万円であり、主な支出の要因は、無形固定資産の取得による支出1,048百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは3,269百万円の支出(前期は2,595百万円の支出、前期比26.0%増)となりました。この主な支出の要因は、配当金の支払額1,952百万円、短期借入金の純減額856百万円であります。 キャッシュ・フロー関連指標の推移 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   42.0   49.8   55.2   55.1 時価ベースの自己資本比率(%)   33.7   51.9   51.2   72.0 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)   2.6   2.1   2.8   1.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   37.2   54.5   38.6   53.7 (注) 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※ いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式、役員報酬BIP信託口及び株式付与ESOP信託口が保有する当社株式を控除後)により算出しております。 ※ キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。 ※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性について (資金需要の動向及び資本の財源) (キャピタルアロケーション) 当社グループは、プライシングマネジメントの徹底や生産性向上による売上総利益率の改善に加え、成長領域へのリソースシフト及び事業ポートフォリオの見直しを進めてまいりました。その結果、運転資本の効率化が進展し、営業活動によるキャッシュ・フローの安定性が向上するとともに、財務基盤の強靭化が実現しております。 こうした事業活動を通じて創出したキャッシュに加え、事業ポートフォリオの見直しや非営業資産の売却等により確保した資金については、成長分野への戦略投資に優先的に配分する方針としております。一方、今後の事業活動から創出されるキャッシュについては、株主還元を中心とする資本配分方針のもと、資本効率の向上と持続的成長の両立を図ってまいります。 なお、当社グループの配当政策につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。 (成長戦略を見据えた財務基盤の考え方) 当社グループでは、中長期的な成長投資や将来想定されるM&A等の戦略投資機会に対し、機動的かつ柔軟に対応できる財務基盤を維持する観点から一定水準の現預金及び自己資本を維持しております。 現時点では、自己資本比率は当社グループが目安とする40%~50%の水準を上回る状態にあると認識しておりますが、これは将来の成長戦略を見据えた財務運営によるものです。事業ポートフォリオの見直しや非営業資産の圧縮を進める中で、資産構成のスリム化とあわせて、自己資本及び手元流動性が相対的に厚みを持つ構造となっております。 中期経営計画「Trust & Challenge 2029」では、戦略投資によるインオーガニック成長を重要テーマとして掲げており、M&Aや資本業務提携を含む戦略投資を重要な成長手段と位置づけております。こうした戦略投資を実行するにあたっては、外部環境や資本市場の状況に左右されることなく、必要なタイミングで迅速な意思決定を行うことが重要であると考えております。 一方で、投資機会が限定的となる局面においては、資本効率も踏まえ資金水準のあり方について、継続的に検討していく必要があるものと認識しております。 今後も、成長戦略と財務健全性のバランスを図りつつ、資本効率を意識したバランスシート運営を通じて、中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。 (金融環境を踏まえた資金調達の考え方) 当社グループは、期中に期限を迎えた借入金の一部については返済を行わず、更新する判断をいたしました。当該借入金は、主として期間3年の固定金利によるものであり、金利上昇局面における金利変動リスクを抑制するとともに、安定的な資金調達手段を確保することを目的としております。また、短期借入金と長期借入金をバランスよく組み合わせることで、資金流動性の確保と金利負担軽減の両立を図っております。 ⑥ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収入・費用に影響を与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。経営陣は見積り及び判断に対して、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき継続して評価を行っております。しかし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。 また、当社グループでは、特に以下の重要な会計方針が、当社の連結財務諸表の作成において使用される判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 なお、期末時点で入手可能な情報を基に検証を行っております。 ⅰ) 貸倒引当金 当社グループは、お客さまの支払不能時及び貸付金等の回収懸念時に発生する損失の見積額について、貸倒引当金を計上しております。一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 ⅱ) 棚卸資産 当社グループは、仕掛品については個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を、商品及び製品・原材料及び貯蔵品については先入先出法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 ⅲ) 受注損失引当金 システム開発やネットワーク構築等に係る受注案件については、仕様確定に関する不備、プロジェクト体制の問題、技術的な検証不足等の様々な想定外の事象が発生し、プロジェクトが予定された範囲、予算、納期及び品質で実施できなかった場合は、損失等のリスク発生の可能性があります。将来に損失が発生する可能性が高いと見込まれ、かつ当該損失額を合理的に見積ることが可能なものについては、受注損失に備えるため、将来の損失見積額を受注損失引当金として計上することとなります。なお、実際の損失額が見積りと異なった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 ⅳ) 繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性に関する判断においては、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 2018年2月16日改正)に基づき、当社及び連結子会社各社を過去3年及び当期の課税所得や税務上の繰越欠損金発生状況、経営環境の著しい変化の有無等により企業を5つの分類に区分しております。会社分類については、連結会計年度末における各社の状況に基づき、毎期見直しております。繰延税金資産については、実現(回収)可能性が高いと考えられる金額へ減額するために評価性引当額を計上しております。評価性引当額の必要性を評価するに当たっては、将来の課税所得及び、慎重かつ実現可能性の高い継続的な税務計画を検討しますが、繰延税金資産の全部又は一部を将来実現(回収)できないと判断した場合、その判断を行った会計年度に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。 2026年3月31日現在、繰延税金資産に対して総額で108百万円の評価性引当金を計上しています。 ⅴ) 退職給付制度 当社の退職給付制度は退職一時金、確定給付企業年金及び確定拠出型年金を採用しており、一部の連結子会社においては、簡便法による処理を行っております。確定給付型退職給付制度の退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には割引率、将来の報酬水準、退職率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率及び年金資産の長期期待運用収益率などが含まれます。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。なお、長期期待運用収益率は年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。年金資産の長期運用利回りは前連結会計年度において2.1%、当連結会計年度において2.3%であります。また、長期期待運用収益率は債券36%、株式25%、生保一般勘定0%及びその他資産39%の資産構成を前提として算定しております。退職給付債務の残高、使用している割引率等については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(退職給付関係)」をご参照ください。 ⅵ) 開発・構築案件に係る一定の期間にわたり認識する収益 当社グループは開発・構築案件(ただし、工期がごく短い案件を除く)について、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、当連結会計年度末までに発生した原価が、予想される原価総額に占める割合に基づいて行っております。 原価総額の見積りについて、契約の履行に必要となるすべての作業内容に関して想定される原価を含めて算定しております。また、当事者間の新たな合意による契約の変更、作業方法の見直し等、作業開始後の状況の変化による作業内容の変更について、適時・適切に見積りを行い、原価総額に反映しております。なお、仕様確定に関する不備、プロジェクト体制の問題、技術的な検証不足等の様々な想定外の事象により、作業工数や範囲が変更となる可能性を有しております。このため、当該見積りについては、不確実性を伴うものであり、想定していなかった原価の発生等により、実際に生じた金額が見積りと異なった場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。