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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

イズミ

izumico.,ltd8273 · Prime · 小売業

中国地方を地盤とする総合小売グループ。ショッピングセンターやGMS、スーパーマーケットを展開し、周辺事業も手掛ける。

概要

イズミは1961年に広島市で創業し、中国地方を地盤とする総合スーパー(GMS)大手である。主力ブランド「ゆめタウン」を核に、ショッピングセンター、スーパーマーケット、クレジットカード、不動産賃貸等を展開する。2026年2月期の連結営業収益は5693億円、従業員数は5025名(単体)。株式は東京証券取引所プライム市場に上場している。

小売・周辺・その他で構成する三つの事業セグメント

イズミグループは小売事業、小売周辺事業、その他事業の三つで構成される。小売事業は連結売上の大部分を占め、ショッピングセンター「ゆめタウン」、総合スーパー(GMS)「ゆめマート」、スーパーマーケット「ユアーズ」などの業態で衣料品・住居関連品・食料品を販売する。主力の連結子会社として㈱ゆめマート熊本、㈱ゆめマート北九州、㈱ユアーズを擁する。小売周辺事業はクレジットカード取扱を行う㈱ゆめカード、店舗設備保守の㈱イズミテクノ、外食のイズミ・フード・サービス㈱から成り、小売事業を補完する。その他事業には卸売業の㈱ヤマニシ、不動産賃貸の㈱泉不動産が属し、グループ全体の基盤を支える。このセグメント構成により、小売を中核としながら周辺サービスから安定収益を得る体制をとっている。

中国地方の地盤に加え九州へ拡大する店舗網

同社の店舗展開は広島・岡山を中心とする中国地方が基盤である。1961年の創業以来、広島市内で衣料品店を開業し、1969年に岡山県、1974年に山口県へ進出。1994年以降は島根県、福岡県、佐賀県、大分県、熊本県など九州各県へも店舗網を広げた。2024年8月には株式会社西友の九州地域における食品スーパー事業(サニー)を吸収分割により承継し、70店舗を追加した。これにより九州でのドミナンスを一層強化し、グループ全体の店舗数は増加した。主力フォーマットである広域型ショッピングセンター「ゆめタウン」は中国・九州の中核都市に、近隣型の「ゆめマート」は生活圏に密着して出店している。

堅実な財務体質と第二次中期経営計画の数値目標

イズミは自己資本比率が高く、安定したキャッシュフローを背景に堅実経営で知られる。2026年2月期の営業収益は5693億円(前期比8.6%増)、営業利益272億円(同5.8%増)であった。2024年2月に発生したランサムウェア感染被害からの客数回復と、サニー事業の承継が増収に寄与した。2026年4月には第三次中期経営計画(2027年2月期~2031年2月期)を策定し、2031年2月期に営業収益7000億円、営業利益350億円以上(営業利益率5.0%以上)、ROE6.0%以上を目標に掲げる。また、2027年2月期の目標は営業収益5871億円、営業利益290億円としている。

業界の中での役割は小売業(総合小売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,693億円
営業利益
272億円
営業利益率
4.8%
純利益
168億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売事業主力

ショッピングセンター、総合スーパー(GMS)、スーパーマーケット等の業態で衣料品・住居関連品・食料品等の販売を展開。主力は中国地方で、子会社を通じて熊本・北九州等でも事業を展開。

主な製品・サービス3
ショッピングセンター運営
ゆめタウン等のブランドで大規模商業施設を運営し、衣料・住居・食料品等を総合的に販売。
GMS(総合スーパー)運営
ゆめマート等のブランドで食料品を中心に衣料品・日用品等を販売。
スーパーマーケット運営
ユアーズ等のブランドで食料品主体の店舗運営。

02小売周辺事業準主力

小売事業を補完する業務として、クレジットカード取扱業務、店舗施設管理、外食事業等を展開。グループ内サービスを提供し、顧客利便性向上とグループ収益に貢献。

主な製品・サービス3
クレジットカード取扱業務
ゆめカードを通じたクレジットカード発行・ポイントサービス。
店舗施設管理業務
イズミテクノによる店舗設備の保守・管理。
外食事業
イズミ・フード・サービスによる飲食店運営。

03その他事業副次

卸売業、不動産賃貸業等を展開。グループ全体の事業基盤を支える。

主な製品・サービス2
卸売業
子会社のヤマニシによる商品卸売。
不動産賃貸業
泉不動産による店舗・商業施設等の不動産賃貸・管理。

製品と技術

広域型ショッピングセンター「ゆめタウン」

「ゆめタウン」はイズミの中核をなす広域型ショッピングセンター(GMS)ブランドである。衣料品・住居関連品・食料品をワンストップで提供し、大型駐車場やテナントを併設することで家族連れの集客を図る。中国地方と九州の主要都市に立地し、1店舗あたりの売場面積は広大である。同社は「ゆめタウン」を通じて、地域の核となる商業施設を運営し、自治体との協働やイベント開催により地域コミュニティの拠点としての役割も担う。2026年2月期現在、広島県、岡山県、山口県、島根県、福岡県、熊本県などに出店している。

近隣型食品スーパー「ゆめマート」と「ユアーズ」

「ゆめマート」と「ユアーズ」は、食料品を中心に衣料品・日用品を扱う近隣型スーパーマーケットである。ゆめマートはイズミ直営および子会社の㈱ゆめマート熊本・㈱ゆめマート北九州が運営し、ユアーズは連結子会社の㈱ユアーズが運営する。両ブランドとも地域の食文化に合わせた品ぞろえと低価格を特徴とし、日常生活の買い物需要に対応する。2024年に承継した西友のサニー事業もこのセグメントに加わり、九州でのSM店舗数は大幅に増加した。イズミはこれらのSMフォーマットを「新規SM事業」と位置づけ、将来的にGMSと並ぶ収益の柱に育成する方針である。

プライベートブランド「ゆめイチ」と商品開発体制

2025年9月、イズミは新しいプライベートブランド(PB)「ゆめイチ」を発売した。「ゆめイチ」はSM300店舗体制に向けた成長戦略の一翼を担い、地域密着型の商品開発を推進するために「PB事業企画部」を新設した。地域の食文化に精通したバイヤーが、地域特性や変化するニーズを反映した商品を開発する。低価格でありながら品質・鮮度にこだわり、「いいものを安く」提供することを目指す。同社の既存PBと合わせて、食品ロス削減や原価低減にも寄与する。また、サステナビリティの観点から、プラスチック包装の削減や食品リサイクル率向上にも取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

スーパー中心、地域密着で安定

イズミは中国地方を地盤とする総合スーパーを主力とする小売業者。同業他社にはトライアルホールディングスや光フードサービスが存在するが、イズミは食品スーパーと衣料品・住関連品を扱う総合スーパーとして、地域に根差した店舗展開を行う。トライアルがディスカウント型で拡大するのに対し、イズミは品質とサービスを重視し、中価格帯での安定した需要を取り込む。光フードサービスは食品専門だが、イズミは非食品も扱いワンストップショッピングを提供。近年は競争激化や人口減少に対応するため、既存店舗の改装やプライベートブランド強化を進める。立地や品揃えで差別化し、地域一番店としての地位を維持する。

強み

  • 中国地方を中心に店舗展開、地域のニーズに合わせた品揃えで固定客を獲得。
  • 食品から衣料・住関連まで幅広く扱い、ワンストップショッピングを実現。
  • ディスカウント競争に過度に依存せず、中価格帯で安定した需要を確保。
  • 既存店のリニューアルを積極化、顧客満足度向上と売上増を図る。

課題

  • 地盤地域の人口減少で市場縮小、新規出店余地も限られる。
  • トライアルなどディスカウント大手の価格競争に巻き込まれる可能性。
  • ネットスーパーなどECシフトへの対応が遅れれば、若年層離れにつながる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がイズミ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

衣料品店から始まった1961年の創業

1961年10月、資本金500万円で広島市堀川町に株式会社いづみを設立。翌月、いづみ八丁堀店を第1号店として衣料品および日用雑貨品の販売を開始した。当時は衣料品中心の小売店であったが、その後品ぞろえを拡大し総合スーパーへと成長していく。1969年には岡山県に初進出(いづみ岡山店)、1974年には山口県(いづみ岩国店)と県外展開を始めた。1978年10月には大阪証券取引所市場第二部および広島証券取引所に株式を上場し、1980年9月に商号を株式会社イズミに変更した。1981年4月に本店を広島市南区に移転し、1986年8月には大阪証券取引所市場第一部、1987年12月には東京証券取引所市場第一部に指定された。

「ゆめタウン」ブランドで九州へ広げた1990年代

1990年代に入ると、イズミは「ゆめタウン」のブランドで中国地方外への出店を加速した。1994年に島根県(ゆめタウン浜田)、1995年に福岡県(ゆめタウン遠賀)、1996年に兵庫県(ゆめタウン氷上)、1998年に佐賀県・大分県・香川県と相次いで進出。2000年には長崎県(ゆめタウン夢彩都)を開店した。この間、1996年にイズミ・フード・サービス㈱を設立し外食事業に参入。1997年には㈱長崎ベイサイドモールを設立するなど、商業施設開発も手掛けた。2002年には熊本県に進出し、民事再生手続中の㈱ニコニコ堂から4店舗を賃借。2004年には自社でゆめタウン光の森を開店し、九州での地盤を固めた。

子会社統合とM&Aで規模拡大した2010年代

2010年代、イズミは連結子会社の吸収合併とM&Aにより事業規模を拡大した。2008年と2009年には㈱ゆめタウン熊本や泉開発など複数の子会社を吸収合併し、グループ体制を簡素化。2012年には有限会社ジョイ・ステップも吸収した。2013年11月、本店を現在の広島市東区二葉の里に移転。2015年には㈱スーパー大栄(後の㈱ゆめマート北九州)と㈱ユアーズを相次いで連結子会社化し、食品スーパー事業を強化した。2017年には中期経営計画を策定し、2018年4月には㈱セブン&アイ・ホールディングスと業務提携を締結した。これにより商品調達やノウハウ共有を進め、競争力向上を図った。

西友サニー事業承継と新たな成長戦略

2020年代に入り、イズミはさらなる成長へ向けた変革期を迎えた。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2024年4月には㈱西友と食品スーパー事業の承継に関する契約を締結し、同年8月に九州地域のサニー事業(70店舗)を吸収分割で承継した。これにより九州のSM店舗網が一気に拡大し、ドミナンス強化につながった。しかし、2024年2月にはランサムウェア感染によるシステム障害が発生し、一時的な客数減少を招いた。2025年4月には町田繁樹が社長に就任し、新体制のもとでPB「ゆめイチ」の発売やハンドボールチーム運営会社の設立など、地域密着型の施策を推進している。

年表42件を開く

1950年代

  • 1950年6月株式会社泉不動産(現連結子会社)設立

1960年代

  • 1961年10月創業資本金500万円をもって、広島市堀川町98番地に株式会社いづみを設立
  • 1961年11月いづみ八丁堀店を第1号店として衣料品及び日用雑貨品の販売を開始
  • 1969年9月岡山県に初めて進出し、いづみ岡山店を開店

1970年代

  • 1974年10月山口県に初めて進出し、いづみ岩国店を開店
  • 1974年12月本店を広島市上幟町7番17号に移転
  • 1978年10月上場株式を大阪証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に上場

1980年代

  • 1980年9月商号変更商号を株式会社イズミに変更
  • 1981年4月本店を広島市南区京橋町2番22号に移転
  • 1983年7月株式会社クローバー開発(現㈱ゆめカード:現連結子会社)を設立
  • 1986年2月有限会社ジョイ・ステップ(旧連結子会社)設立
  • 1986年8月大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1987年12月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場

1990年代

  • 1990年6月株式会社エクセル(旧連結子会社)を設立
  • 1991年3月中国テクノサービス株式会社(現㈱イズミテクノ:現連結子会社)を設立
  • 1994年3月島根県に初めて進出し、ゆめタウン浜田を開店
  • 1995年3月福岡県に初めて進出し、ゆめタウン遠賀を開店
  • 1996年9月イズミ・フード・サービス株式会社(現連結子会社)設立
  • 1996年11月兵庫県に初めて進出し、ゆめタウン氷上(現ゆめタウン丹波)を開店
  • 1997年8月株式会社長崎ベイサイドモール(現連結子会社)を設立
  • 1998年4月佐賀県に初めて進出し、ゆめタウン武雄を開店
  • 1998年5月大分県に初めて進出し、ゆめタウン中津を開店
  • 1998年10月香川県に初めて進出し、ゆめタウン高松を開店

2000年代

  • 2000年4月長崎県に初めて進出し、夢彩都(現ゆめタウン夢彩都)を開店
  • 2000年7月創業株式会社ロッツ(旧持分法適用会社)を設立
  • 2002年7月株式会社ゆめタウン熊本(旧連結子会社)が民事再生会社の株式会社ニコニコ堂から4店舗を賃借し、熊本県に初めて進出
  • 2004年6月熊本県に当社として初めて進出し、ゆめタウン光の森を開店
  • 2007年2月M&A株式会社ゆめタウン熊本が、株式会社ニコニコ堂を吸収合併
  • 2008年9月M&A連結子会社の株式会社ゆめタウン熊本及び株式会社エクセルを株式会社イズミが吸収合併
  • 2009年9月M&A連結子会社の泉開発株式会社他連結子会社3社を株式会社イズミが吸収合併

2010年代

  • 2011年11月徳島県に初めて進出し、ゆめタウン徳島を開店
  • 2012年9月M&A連結子会社の有限会社ジョイ・ステップを株式会社イズミが吸収合併
  • 2013年11月本店を広島市東区二葉の里三丁目3番1号に移転
  • 2015年1月物流拠点として、イズミ広島物流センターを広島市西区に開設
  • 2015年2月M&A株式会社スーパー大栄(現 ㈱ ゆめマート北九州)を連結子会社化
  • 2015年10月M&A株式会社ユアーズを連結子会社化
  • 2017年10月中期経営計画(2019年2月期から2021年2月期)を策定
  • 2018年4月株式会社セブン&アイ・ホールディングスと業務提携を締結

2020年代

  • 2021年4月第二次中期経営計画(2022年2月期から2026年2月期)を策定
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2024年4月株式会社西友と食品スーパー事業の承継について吸収分割契約を締結
  • 2024年8月株式会社西友が九州地域において展開する食品スーパー事業を吸収分割により承継

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益(連結)2035年2月期まで1兆円以上
  • 顧客エンゲージメントスコア毎期の持続的向上
  • 従業員エンゲージメントスコア70pt以上
  • 営業収益(連結)2031年2月期まで7,000億円
  • 営業利益2031年2月期まで350億円以上(営業収益営業利益率5.0%以上)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    地域密着型商業施設の進化

    3世代のニーズに応える品揃えとテナント導入、家族が過ごす快適な空間を実現し、魅力ある商業施設を構築する。また品質・鮮度が高く安全・安心な商品を低価格で提供する「いいものを安く」を各商品分野で実現するため、商品開発と原価低減、ロス削減を進める。

  2. 02

    働きがいのある職場づくり

    店舗を起点とした風通しの良い組織を構築し、従業員の自律的な行動や能力開発をサポートする。明確な目標に対する成果を評価する体制を整えることで、働き甲斐のある職場を実現し、顧客満足度の向上につなげる。

  3. 03

    サステナビリティ戦略の推進

    「youme MIRAI Action」としてCO2排出量、プラスチック包装、食品ロス、食品リサイクル率の数値目標を掲げ、脱炭素社会の実現や資源の有効活用、安全・安心の提供、多様な人材が活躍する環境整備に取り組む。

  4. 04

    店舗網の拡大と既存店活性化

    広域型SC「ゆめタウン」、近隣型SC「ゆめモール」、食品SM「ゆめマート」の積極出店を展望し、キャッシュフロー創出能力の向上を目指す。既存店への活性化投資とスクラップ&ビルドを継続して店舗の若返りを図り、地域シェアを拡大する。

  5. 05

    生産性向上とデジタル化

    店舗作業の効率化と人員の多能工化により人時生産性を抜本的に改善する活動を実施し、成果を全店に展開する。業務のデジタル化で省力化を図り、労働環境を整備し、生み出された時間をサービス向上に転換して顧客満足につなげる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,025人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は564万円で、9期前と比べて+0.4%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月4,072
2018年2月4,189
2019年2月4,358
2020年2月56239.314.74,455
2021年2月55739.515.14,443
2022年2月54740.315.84,399
2023年2月55940.816.34,407
2024年2月56440.116.14,400
2025年2月55641.116.74,938520
2026年2月56441.316.95,025541

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率93.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
広島県645億円
小売
福岡県475億円
小売
山口県387億円
小売
熊本県358億円
小売
帯山店他 — 熊本市中央区他350億円
小売
香川県251億円
小売
島根県114億円
小売
佐賀県105億円
小売
楠木店他 — 広島市西区他9,796百万円
小売
行橋店他 — 福岡県行橋市他9,562百万円
小売
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ゆめカード
    広島市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱イズミテクノ
    広島市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イズミ・フード・サービス㈱
    広島市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヤマニシ
    広島市安佐南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱泉不動産
    広島市西区 · 連結子会社
    議決権35.9%
  • 国内
    ㈱ゆめマート熊本(注)3、4
    熊本市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゆめマート北九州
    北九州市八幡西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ユアーズ
    広島市東区 · 連結子会社
    議決権59.5%
  • 国内
    ㈱マルヨシセンター(注)5
    香川県高松市 · 持分法適用会社
    議決権19.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は5,693億円営業利益272億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.6%、利益が+5.8%。

売上高
+8.6%
5,693億円
営業利益
+5.8%
272億円
純利益
+36.6%
168億円
営業利益率
4.8%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高5,871億円5,693億円
営業利益290億円272億円
純利益174億円168億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,403億円、営業利益は69億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q7,29996
2019年4Q7,32182
2020年4Q7,44363
2021年4Q6,79869
2022年4Q6,76868
2023年4Q4,60179
2024年4Q4,71260
2025年4Q5,2411372.641
2026年4Q5,6931452.587
2027年1Q1,403694.945

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は5,355億円から5,693億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月5,355271162
2014年2月5,569284174
株式会社スーパー大栄(現 ㈱ ゆめマート北九州)を連結子会社化
2015年2月5,797298174
2016年2月6,688311188
2017年2月7,021357170
2018年2月7,299382269
2019年2月7,321351235
2020年2月7,443320200
2021年2月6,798361231
2022年2月6,768347232
2023年2月4,601344232
2024年2月4,712323205
2025年2月5,2412572604.9123
2026年2月5,6932722744.8168

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高5,693億円のうち、営業利益として残るのは272億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は168億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.2%4,053億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.3%1,952億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%272億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.1pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.8pt
5.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが645億円、投資CFが−196億円で、差し引きのフリーCFは449億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は281億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月272−204−636869
2014年2月257−199−555868
2015年2月522−209−252313130
2016年2月136−261130−125134
2017年2月331−199−163132103
2018年2月426−291−15513584
2019年2月336−191−14814581
2020年2月577−167−40141090
2021年2月483−66−254417253
2022年2月186−142−18044116
2023年2月383−100−296283103
2024年2月316−247−5169120
2025年2月403−916550−513157
2026年2月645−196−325449281

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は5,954億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,079億円で、自己資本比率は49.4%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月3,7981,2612,53730.4
2014年2月3,9711,3022,66930.3
2015年2月4,3241,4572,86731.2
2016年2月4,6801,5793,10131.5
2017年2月4,7691,7203,04933.7
2018年2月4,7991,9492,85038.1
2019年2月4,8492,1152,73441.2
2020年2月4,9012,2632,63843.7
2021年2月4,8972,4542,44347.5
2022年2月4,6882,6242,06453.0
2023年2月4,7852,7812,00455.4
2024年2月4,8952,9421,95357.3
2025年2月5,7602,9962,76449.6
2026年2月5,9543,0792,87449.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
281億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,521億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
302億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,874億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中73位あたり、逆に低いのはROE322社中223位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,038で、1年前と比べて+0.1%過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。

¥1,038-0.4%1ヶ月+8.2%1年+0.1%時価総額744億円
過去52週の値幅
安値¥862高値¥1,116

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.1倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR0.74倍
配当利回り2.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+6.5%上昇し、25日線(964円)を4.4%上回る水準(1006円)にある。ただし52週高値(1153円)からはなお13%下の位置で推移しており、出来高は7/17に70.7万株と直近平均をやや上回った。週足では75日線(970円)を上抜け、上昇基調を継続している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER12.7倍は同業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBR0.72倍も同業界平均2.92倍を下回る。ROE5.8%は低めだが、業界平均のPER・PBRの高さを考えると割安。無配だが配当性向46.05%と配当余力はある。割安だが収益力の改善が期待される。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.1倍39.6倍
PER (予想)12.5倍
PBR0.74倍2.44倍
ROE5.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地域密着型の安定した小売企業だが、2025年2月期は減益。強気派はPBR0.72倍、PER12.7倍の割安さと高い自己資本比率、地域でのブランド力を評価。弱気派はコンビニやECとの競争激化、人口減少による市場縮小を懸念。2026年2月期の業績回復予想が鍵。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PBR0.72倍、PER12.7倍。自己資本比率は高い。

  • 地域独占的立場

    中国地方で「ゆめタウン」ブランドが強固。

  • 業績回復期待

    2026年2月期は純利益168億円(前期比37%増)予想。

  • 営業利益の増加基調2026年2月期影響

    営業利益257億円から272億円へ増加。増益率5.8%と小幅だが2期連続増益

  • 純利益の大幅回復2026年2月期影響

    純利益123億円から168億円へ36.6%増加。前期の減益からの反動もあり

  • PBR0.72倍、割安感からの買い継続影響

    PBR0.72倍は1倍を大きく下回り、業績改善が進めば是正余地。自己資本1,008億円

  • 外国人の追加買い期待不定影響

    外国人株主比率13.2%。日経平均採用などの需給イベントがあれば上昇余地

マイナスに働く材料7
  • 小売業界の競争激化

    ディスカウントストアやECに押されるリスク。

  • 人口減少

    地盤の地方で市場が縮小傾向。

  • 低成長

    過去数年の利益成長率は鈍い。

  • ROE5.8%の低位、資本効率悪化継続影響

    ROE5.8%は小売業平均(8%程度)を下回り、株主資本コストを賄えていない可能性

  • 無配政策の継続リスク継続影響

    配当利回り0%で株主還元が皆無。配当開始期待が裏切られる場合売り材料

  • 前期の大幅減益の再現懸念不透明影響

    2025年2月期は純利益40%減。収益変動が大きい体質で、業績下方修正リスク

  • 時価総額720億円、流動性の低さ継続影響

    時価総額721億円と小型株。出来高少なく大口売買で株価変動しやすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
店舗の競争力を測る重要指標。
営業利益率
収益性改善の度合いを確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.89%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.89%
いまの株価に対して
配当性向
46.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2232.8
2018年2月2513.623.0
2019年2月276.728.0
2020年2月270.033.6
2021年2月270.034.1
2022年2月297.532.1
2023年2月291.231.5
2024年2月302.339.5
2025年2月301.166.8
2026年2月300.046.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ19,283人。区分でいちばん多いのは事業法人41.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.6%を占め、残る38.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人43.042.942.542.041.741.0
個人・その他17.318.419.619.020.123.4
金融機関28.928.525.826.923.220.6
外国法人8.88.310.710.512.313.2
自己株式0.00.30.20.20.22.3
証券会社2.11.91.41.72.61.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山西ワールド株式会社27.82
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.48
03第一不動産株式会社5.87
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.40
05日本生命保険相互会社2.92
06株式会社広島銀行2.79
07山西 泰明2.76
08イズミ広島共栄会2.73
09CEP LUX-ORBIS SICAV1.62
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY5052231.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-08-18
    山西ワールド株式会社
    変更報告
    28.21%
    +0.39pt
  • 2026-08-18
    第一不動産株式会社
    変更報告
    6.30%
    +0.43pt
  • 2026-08-05
    山西ワールド株式会社
    変更報告
    28.21%
    +0.39pt
  • 2026-08-05
    第一不動産株式会社
    変更報告
    6.30%
    +0.43pt
  • 2026-06-30
    山西ワールド株式会社
    新規の大量保有報告
    27.82%
  • 2026-06-29
    第一不動産株式会社
    新規の大量保有報告
    5.87%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−62%、1株純資産は14期で−9%。直近期のROEは5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月2071,54114.29.823.8
2014年2月2371,67314.812.520.3
2015年2月2421,87613.618.124.8
2016年2月2622,06013.316.225.7
2017年2月2372,24111.021.132.8
2018年2月3762,55315.718.723.0
2019年2月3282,79012.315.428.0
2020年2月2782,9919.610.633.6
2021年2月3223,24510.312.234.1
2022年2月1081,1609.69.932.1
2023年2月1081,2369.09.231.5
2024年2月951,3087.512.139.5
2025年2月571,3324.317.866.8
2026年2月791,3995.813.146.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額431百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山西泰明代表 取締役 会長805,938,000
町田繁樹代表 取締役 社長5975,000
山西大輔取締役 副社長462,242,000
田原英樹取締役 専務執行役員 管理 本部長5817,000
青木孝幸取締役 常務執行役員 デベロッパー 本部長5914,000
西川正洋取締役77
矢野泉取締役59
青山直美取締役60
久永英明常勤 監査役651,000
堀川智子監査役60
岡田弘隆監査役69
上垣内猛取締役62

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7282237538154
社外取締役536367
監査役1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容430字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社17社、関連会社2社で構成され、小売事業、小売周辺事業及びその他の事業を展開しています。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりです。なお、セグメントと同一の区分です。 小売事業 ショッピングセンター、ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア(GMS)、スーパーマーケット等の業態による衣料品、住居関連品、食料品等の販売を主体としています。 (主な関係会社)  当社、㈱ゆめマート熊本、㈱ゆめマート北九州及び㈱ユアーズ 小売周辺事業 クレジット取扱業務、店舗施設管理業務、外食等の小売事業を補完する業務を主体としています。 (主な関係会社)  ㈱ゆめカード、㈱イズミテクノ及びイズミ・フード・サービス㈱ その他 卸売業、不動産賃貸業等です。 (主な関係会社)  ㈱ヤマニシ及び㈱泉不動産 事業系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,202字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年5月26日)現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」との経営理念に基づき、当社グループの収益の源泉である「地域」及び「お客さま」への貢献を果たすことを通じて「社員」が誇りと喜びを感じつつ働くことができることこそ、あらゆるステークホルダーの皆さまのご期待に応える最短の道と考えています。マーケットの成熟化と競合激化という環境下にありますが、お客さまニーズの変化へ適切に対応できる組織・人材の養成と、競争優位な分野への経営資源の選択的投入により、独自の付加価値を創造し、企業価値の着実な増大を図ってまいります。さらに、地域に密着した企業として、経済、雇用、環境、文化への貢献を果たしてまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、2026年4月14日付で第66期(2027年2月期)から第70期(2031年2月期)までの5か年における第三次中期経営計画を策定いたしました。 ・2035年長期ビジョン 私たちイズミグループは西日本エリアにおいて、最も地域に寄り添い、地域のお客さまに頼りにされる「地域の総合生活産業」を目指します ・基本方針 ・地域のお客さまに誰よりも寄り添う ・地域と共に成長する仕組みを構築する ・地域の人々の暮らしの拠り所となる ・数値目標 ・営業収益:1兆円以上(新収益認識基準) ・顧客エンゲージメントスコア:毎期の持続的向上 ・従業員エンゲージメントスコア:70pt以上 ・第三次中期経営計画の数値目標(連結) 2031年2月期第三次中期経営計画 営業収益   7,000億円 営業利益(営業収益営業利益率)   350億円以上(5.0%以上) のれん償却前営業利益   375億円 ROE   6.0%以上 ROIC   5.0%以上 また、詳細につきましては、2026年4月14日に公表しました「第三次中期経営計画策定に関するお知らせ」をご参照ください。なお、2027年2月期連結会計年度における営業収益5,871億円、営業利益290億円を経営目標としています。 (3) 中長期的な会社の経営戦略及び会社の優先的に対処すべき課題 当社グループは、お客さま満足の獲得と企業価値の向上のために、以下の経営施策を推進してまいります。 お客さま満足度 No.1を目指して ・3世代の幅広いニーズを満たす品ぞろえ及びテナントを導入するとともに、ご家族が共に過ごすための快適な空間を実現することで、さらに魅力ある商業施設を構築してまいります。 ・地域のお客さまにとって、品質、鮮度が高く安全・安心な商品を低価格でご提供する“いいものを安く”を各商品分野で実現させるべく、商品開発とともに原価低減、ロス削減を進めてまいります。 ・店舗を起点とした風通しの良い組織で、従業員の自律的な行動や能力開発をサポートし、明確な目標に対する成果を評価する体制を構築することで、さらに働き甲斐のある職場を実現してまいります。 持続的成長のために ・2030年までの目標「youme MIRAI Action」として数値目標を策定するとともに、取り組み項目として下記4項目を掲げています。 CO₂排出量   :50%削減(2013年度比) プラスチック包装   :80%削減(2018年度比) 食品ロス発生量   :50%削減(2018年度比)、食品リサイクル率 70% 取り組み項目 ・地域、お客さまとともに豊かな暮らしをつくる・脱炭素社会の実現と資源の有効活用をする・安全・安心の提供と商品・サービスを通じた価値をつくる・多様な人財が活躍できる環境を整備する ・広域型ショッピングセンター「ゆめタウン」、近隣型ショッピングセンター「ゆめモール」及び食品スーパーマーケット「ゆめマート」の今後の積極出店を展望し、キャッシュ・フロー創出能力の向上を目指し体質強化を図るとともに、既存店への活性化投資ならびにスクラップ&ビルドを継続的に行うことで店舗の若返りを図り、地域シェアの拡大による企業成長に繋げてまいります。 ・M&A戦略の積極展開による地域ドミナント基盤をより強固にし、商品調達面などにおける競争優位を実現するとともに、地域経済の発展並びに雇用の維持・拡大に貢献してまいります。 ・店舗作業の効率化と人員多能工化により人時生産性を抜本的に改善させていく活動に取り組み、その成果を全店に展開することで生産性を高めてまいります。また、業務のデジタル化を推し進めることで省力化を図り、従業員の労働環境の整備を図るとともに、生み出された余剰時間をサービス向上へ転換しお客さまの満足につなげてまいります。 ・中長期的な企業価値の向上に努めるべく、株主さま・投資家さまとの対話を通じたコーポレートガバナンスの充実を図ってまいります。 ・これらのことから、創出するキャッシュ・フローを成長投資及び株主還元に振り向け、有効に活用してまいります。高水準の資本効率の維持と更なる向上とともに最適資本構成の実現を通じて、企業価値及び株主価値の増加に努めてまいります。
事業等のリスク3,696字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年5月26日)現在において当社グループが判断したものです。 (1)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、小売事業や小売周辺事業における商品・サービスの提供のため、お客さまやお取引先さまなどの個人情報や情報資産を取り扱っています。対象情報のセキュリティ対策に万全を期すものとし、紛失、破壊、改ざんおよび漏えい等のリスク未然防止を目的として「情報セキュリティ委員会」を設置し、情報セキュリティ責任者と各部門の管理者を置き、情報セキュリティ対策の実効性を確保できる体制を運用・構築しています。 しかしながら、こうした対策にもかかわらず、多様化・高度化するコンピューターウイルスやサイバー攻撃、従業員や委託先の管理ミス等の要因により、情報の漏えい等が発生したり、情報システムに障害が発生して適切に稼働できない等の事態が発生し、お客さまや各お取引先さまからの信用低下等を招く可能性があります。加えて、被害者への損害賠償義務などの損害及び日々高度化する外部からのサイバー攻撃への防御等の情報セキュリティ対応費用の発生により当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、2024年2月のサイバー攻撃により、システム障害が発生したことを受けて、サイバーセキュリティ体制の強化のため、グループ会社全体のセキュリティとIT戦略を一元管理するとともに、セキュリティ関連の意思決定や全社的なセキュリティ強化を推進する役割であるCISO(最高情報セキュリティ責任者)の設置やセキュリティの多層防御の構築と監視体制の強化等の必要な再発防止策を迅速に実施しています。また早期発見に向けたシステムログの蓄積と早期復旧を実現するシステムバックアップの仕組みを順次構築し障害時を想定した訓練も実施しています。 (2)食品の安全性に関するリスク 当社グループは、生鮮食品から加工食品、日配食品など食品中心に広範囲にわたって商品を販売しています。食品の安全・衛生管理については、お客さまに安心してお買い物いただけるよう、品質管理及び商品の表示に関する担当組織の強化を図り、HACCPに準じた衛生管理、食品表示等を徹底し、店内調理品の定期的な微生物検査等を行うなどして、安全で衛生的な店づくりに取り組んでいます。 しかしながら、食中毒や異物混入等の食品事故または食品表示の誤りが発生した場合、お客さまの信頼を損ない、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)自然災害に関するリスク 気候変動による豪雨や洪水、台風の大型化だけでなく、突発的な巨大地震等による自然災害へのリスクが高まっており、社会インフラの停止による事業活動への影響が生じる可能性があります。これらの対応を進めなければ、地域や社会的信用の失墜、ブランド価値の棄損につながるリスクがあります。当社グループでは、災害発生時に迅速かつ適切な判断・行動ができるように行動原則として、「生命の安全確保」「地域社会への安全確保の協力」「重要業務の継続」を定めています。また、災害時に従業員および家族の安否をいち早く確認するために安否確認システムを導入しており、災害発生時には災害対策本部を設置し各店舗が事業の継続が可能な体制を整えるようにしています。 (4)事業継続リスク 当社グループは、日本国内に本社および店舗等の事業拠点を多数有しており、特に中国、四国、九州地方を中心に事業拠点を展開しています。当該地域における大規模災害等の発生時における基本方針を定めるとともに、各事業拠点における事業継続計画(BCP)の策定ならびに事業継続マネジメント(BCM)体制を構築しています。 しかしながら、想定を上回る大規模自然災害等が生じた場合、店舗等の事業拠点の建屋・設備の被害、各種インフラの遮断、情報システムの停止、サプライチェーンの寸断、意思決定者の不在など、その影響は広域かつ多岐にわたり事業継続が困難となり、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人事・労務リスク 社会および事業環境が大きく変化する中、持続的な成長を実現するためには、基盤となる人財の確保・育成と社員一人ひとりが自ら考え挑戦・革新する組織文化の醸成が重要であると認識しています。当社では、イズミグループDNAである「革新・挑戦・スピード」を共通の価値観とし、多様なバックグラウンドを持つ社員が個々の事情やライフステージに応じて柔軟な働き方を選択し、性別・年齢・学歴等によらず意欲や能力に応じて活躍できる環境整備と人財育成に取り組んでいます。しかしながら、少子高齢化の進行による労働需給の変化や法令の改正による経営環境の変化により人的資本への投資や対応が十分に進捗しない場合、当社グループの事業活動や成長戦略の遂行に影響を及ぼし、結果として財政状態や経営成績に影響を与える可能性が考えられます。 (6)M&Aに関するリスク 当社グループは、成長戦略の一環としてM&Aを実施しております。買収に際しては、対象企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行い、リスクの把握および低減に努めています。しかしながら、買収に伴い新たにのれん及び認識した無形資産が発生し、その償却費用が増加する可能性があります。また、当初期待した収益やシナジー効果が十分に実現しない場合には、のれん及び認識した無形資産や株式取得価額の減損損失が生じる可能性があります。さらに、当初想定していなかった偶発債務や未認識債務の発生、コンプライアンス上の問題等が判明する可能性もあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、買収後の統合プロセス(PMI)において、経営方針や企業文化の融合、内部管理体制の整備、人材の確保・定着等が計画どおりに進捗しない場合、期待した統合効果が十分に発揮されず、追加的な費用が発生する可能性があります。 当社グループでは、上記リスクへの対応策として、投資判断基準の整備と経営会議による審議プロセスの運用、買収後のPMI計画の策定とモニタリング体制の構築に取り組んでいます。 (7)資産保有リスク 当社グループは、有形固定資産やのれん等の多額の固定資産を保有しています。固定資産の減損に係る会計基準等の適用に当たっては、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として店舗を基本単位としており、店舗別の収益管理を実施しています。しかしながら、意思決定時点の投資計画と実績の乖離ならびに店舗の収益性低下等、回収可能価額を著しく低下させる変化が顕在化し減損処理が必要となった場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)市況変動リスク 当社グループは、一般消費者への物品・サービスの販売を事業の中核としており、そのため天候や景気・個人消費の動向、小売業他社との競合状況等の影響を受けています。これらの変動により、既存店舗や今後の新設店舗の収益低下、あるいは店舗閉鎖による損失計上が発生した場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、有利子負債の調達による設備投資を実施しています。また、販売商品において海外輸入品も扱っています。さらに、当社グループ外の有価証券も保有しています。したがって、金利、為替、株価などの想定を上回る変動の影響が、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢等の地政学リスクの高まりにより、エネルギー価格の上昇や物流の混乱、為替変動の拡大等が生じた場合、仕入コストの上昇や商品供給の遅延を通じて、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)法規制及び法改正リスク 当社グループは、主として小売業を営むにあたり、独占禁止法、取適法、景品表示法、食品表示法、食品衛生法、消費者契約法、個人情報保護法、労働関係法令、環境関連法令、税制その他の各種法令・規制の適用を受けています。特に、商品の価格設定、販促活動、取引先との取引条件、PB(プライベートブランド)商品の開発・表示、広告表示の方法等については、独占禁止法および景品表示法をはじめとする競争政策・消費者関連法令の影響を強く受けています。 これらの法令・制度の改正、解釈運用の変更、または行政当局による執行強化等が行われた場合には、追加的な対応コストの発生、事業活動の制約、是正措置や課徴金等の行政処分リスクが生じる可能性があり、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)12,103字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年5月26日)現在において当社グループが判断したものです。なお、2024年8月1日付で実施した株式会社西友の食品スーパー事業に係る吸収分割について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っていましたが、2026年2月期中間連結会計期間に確定したため、前連結会計年度末との比較・分析にあたっては、当該確定後の金額を用いています。 (1)経営成績等の状況の概要 ①  財政状態及び経営成績の状況 当期におけるわが国経済は、米国の通商政策の動向により原材料調達や物流コストへ影響が残る中、賃金上昇や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇率は鈍化しつつも、食料品を中心とした生活必需品の価格は依然として高い水準を維持しています。小売業界においては消費二極化が進む状況の下、生活必需品を中心とした低価格対応に加え、より高い付加価値を訴求する取り組みが求められるなど、競争環境は一段と厳しさを増しています。 このような状況の下、当社グループは、経営理念「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」に基づき、「暮らしやすく、人口が増えるまちづくり」に長期的視点で取り組むことを掲げ、第二次中期経営計画にて定めた戦略を推進してきました。しかしながら、2024年2月15日に発生したランサムウェア感染被害に伴うシステム障害からの復旧後は、客数回復を最優先に取り組んだ結果、長期化するインフレへの対応が後手に回ったことに加え、新店・活性化(リニューアル)が計画どおりに遂行できなかったことなどから計画数値を修正しました。今後は外部環境の変化への柔軟な対応とともに、2024年8月に株式会社西友より承継したサニー事業の店舗網(70店舗)を加えた九州におけるドミナンスをより一層強化し、グループ全体のさらなる成長につなげていきます。 成長戦略では、当社グループは、サニー事業が有するノウハウを既存店舗へ展開することで、収益力の高い「新規SM(スーパーマーケット)事業」を創造し、将来的にはGMS(総合スーパー)と並ぶ収益の柱へと育成することを目指しています。この取り組みを推進するため、「食品本部」に「新規SM事業商品部」を新設しました。 4月には、代表取締役社長に町田繁樹が就任しました。新たな経営体制の下、店舗を「街の核」として位置づけ、単なる小売の枠を超えた多機能な拠点としての役割を強化しています。自治体との協働や店舗の個性を生かしたサービスの提供を通じて変化する顧客ニーズに対応し、地域の皆さまとともに持続的な成長と企業価値向上を図ります。 また、7月には、ハンドボールチーム「イズミメイプルレッズ広島」の運営を目的として、新会社「株式会社メイプルレッズ」を設立しました。これまで以上にホームタウンと密接に連携し、ハンドボールを通じて地域に“夢”と“活力”を与え、社会の活性化に貢献することを目指します。 商品戦略では、9月に当社の新しいPB(プライベートブランド)「ゆめイチ」を発売しました。また、「ゆめイチ」をSM300店舗体制に向けた成長戦略の一翼を担う重要なエンジンと位置づけ、「PB事業企画部」を新設することで、商品開発のスピードおよび質の向上に取り組んでいます。地域の食文化に精通したバイヤーが地域密着型の商品開発を推進し、地域特性や変化するニーズを反映した当社ならではの地域密着ブランドを育成していきます。 さらに、「サステナビリティ基本方針」に基づき、環境KPI達成に向けた取り組みを着実に推進しています。4月には、経営戦略と連動したサステナビリティ推進体制の更なる強化を目的として、「広報課」と「サステナビリティ推進課」を経営企画部に統合し、対外的な発信力をより高める組織体制を整備しました。サステナビリティの状況等の詳細につきましては当社サステナビリティサイトをご参照ください。 サステナビリティサイト https://www.izumi.co.jp/sustainability/ 主力の小売事業において、第1四半期に、2024年2月に発生したランサムウェア感染によるシステム障害の影響が一巡しました。前年同期において商品供給やシステムの停止による店舗運営体制への様々な影響を受けた直営売場では、客数が回復し販売は堅調に推移しました。第2四半期以降は、米をはじめとする食料品や日用品は価格の高止まりする中で、生活必需品への支出の見直しが進みました。 これらの結果、当期の経営成績は以下のとおりとなりました。 金額   前期比 営業収益   569,312百万円   8.6%増 (内  売上高)   (510,942百万円)   9.3%増 (内  営業収入)   (58,369百万円)   2.8%増 営業利益   27,236百万円   5.8%増 経常利益   27,361百万円   5.2%増 親会社株主に帰属する 当期純利益   16,834百万円   36.8%増 経営成績の主な増減要因 a.営業収益及び営業総利益 営業収益は前期比45,169百万円(8.6%)増加し、569,312百万円となりました。これは、主にサニー事業の承継による店舗数増加と、前年のシステム障害からの回復による販売増が寄与したこと等によるものです。 営業総利益は、222,409百万円(前期比14,807百万円増)となりました。営業収益対比では39.1%となり前期に比べて0.5ポイント低下しました。 b.販売費及び一般管理費並びに営業利益 販売費及び一般管理費については、主にサニー事業の承継に伴う人件費、賃借料及びのれん償却費の増加に加え、前年のシステム障害の影響により抑制された広告宣伝費の増加等により、前期比13,306百万円(7.3%)増加の195,172百万円となりました。営業収益対比では34.3%となり、前期に比べて0.4ポイント低下しました。 これらの結果、営業利益は前期比1,500百万円(5.8%)増加の27,236百万円となり、営業収益対比では4.8%と前期に比べて0.1ポイント低下しました。 c.営業外損益及び経常利益 営業外収益は、前期比265百万円(20.8%)増加の1,537百万円となりました。一方、営業外費用は、シンジケートローンの組成に伴う支払利息の増加を主因として、前期比413百万円(41.4%)増加の1,412百万円となりました。 これらの結果、経常利益は前期比1,352百万円(5.2%)増加の27,361百万円となりました。営業収益対比は4.8%と前期に比べて0.2ポイント低下しました。 d.特別損益、法人税等、非支配株主に帰属する当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益は、受取補償金1,342百万円等を計上し1,519百万円となりました(前期比1,509百万円の減少)。一方、特別損失は、減損損失1,717百万円等を計上し2,351百万円となりました(前期比5,886百万円の減少)。 法人税等は9,428百万円となりました(前期比1,765百万円の増加)。 非支配株主に帰属する当期純利益は、連結子会社における受取補償金の計上等により266百万円となりました(前期比567百万円の減少)。 これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比4,530百万円(36.8%)増加の16,834百万円となりました。営業収益対比は3.0%と前期に比べて0.7ポイント上昇しました。 各セグメントの業績 ■営業収益 前期 (2024年3月~2025年2月)   当期 (2025年3月~2026年2月)   増減(金額)   増減(率) 小売事業   506,985百万円   551,029百万円   44,044百万円   8.7% 小売周辺事業   47,927百万円   53,922百万円   5,995百万円   12.5% その他   4,968百万円   4,951百万円   △17百万円   △0.3% 調整額   △35,738百万円   △40,591百万円   △4,853百万円   ― 合計   524,142百万円   569,312百万円   45,169百万円   8.6% ■営業利益 前期 (2024年3月~2025年2月)   当期 (2025年3月~2026年2月)   増減(金額)   増減(率) 小売事業   19,982百万円   20,782百万円   800百万円   4.0% 小売周辺事業   5,510百万円   5,997百万円   486百万円   8.8% その他   574百万円   703百万円   129百万円   22.5% 調整額   △331百万円   △246百万円   85百万円   ― 合計   25,735百万円   27,236百万円   1,500百万円   5.8% a.小売事業 主力の小売事業において、第1四半期に、2024年2月に発生したランサムウェア感染によるシステム障害の影響が一巡しました。前年同期において商品供給やシステムの停止による店舗運営体制への様々な影響を受けた直営売場では、客数が回復し販売は堅調に推移しました。第2四半期以降は、米をはじめとする食料品や日用品は価格の高止まりする中で、生活必需品への支出の見直しが進みました。 商品面では、強まる節約志向に対応すべく、3月から、毎日の食卓や暮らしに欠かせない食料品や日用品を低価格で提供する「全力応援値下げ」の品目数を60品目から100品目へ拡大しました。また、お客さまの多様なニーズに対応しつつ、店舗付加価値を高めるため、惣菜・生鮮加工品の自社製造ブランド「zehi(ぜひ)」においては、新商品の開発及び既存商品のリニューアルを推進しました。さらに、お客さまがお買い求めやすい値ごろ感の訴求と適量サイズの品ぞろえを強化しました。 一方、連結子会社の株式会社ゆめマート熊本が運営するサニー70店舗においては、システムの切り替えに伴い株式会社西友(東京都武蔵野市)のPB商品の取り扱いを3月より順次終了し、2024年2月に加盟したニチリウグループ(大阪市福島区)のPBである「くらしモア」を導入しました。11月には「くらしモア」の取り扱いを800品目まで拡大し、インフレの長期化により高まる低価格ニーズへの対応力を強化しました。これまでお客さまにご愛顧いただいた商品に代わり、さらに魅力的な商品やサービスの充実に取り組んでいます。さらに7月には、中四国地方及び九州地方のSMとして初めて、水産エコラベル「MEL認証」を取得したかつおとぶりを使用した商品を販売開始しました。今後も、環境・社会・経済に配慮した商品を調達することにより、資源・生態系を守り、持続可能な水産業の発展に貢献するとともに、エシカル消費の推進に取り組みます。 また、同月に当社オリジナルブランド「SHUCA(シュカ)」において、新たに雑貨ラインの販売を開始しました。今夏の猛暑に対応し、接触冷感や抗菌防臭などの機能性を付加した生活関連商品を展開しています。 9月には、当社グループ各店において、毎日の食卓に欠かせない食料品90品目と日用品10品目を対象に、「強烈特価」厳選100を販売開始するとともに、新たなPB「ゆめイチ」を発売し、イズミグループ全店で取り扱いを開始しました。「ゆめイチ」は、「イチバンも。イチオシも。」をコンセプトに掲げ、商品ラインには毎日食べるものをよりお安くお求めいただけるよう、低価格にこだわった「プライス」、品質(原料、製法、味わい)と価格のバランスを重視したスタンダードラインの「レギュラー」、さらには圧倒的な品質にこだわり高付加価値、高品質を追求した最上位ラインの「プレミアム」の3つのラインで構成しています。お客さまの価格感度が高まる中、まずは低価格帯の「プライス」から順次展開し、2025年度はプライス140品目、レギュラー22品目、プレミアム1品目の合計163品目を発売しました。なお、価格訴求力が向上したこともあり販売は好調に推移しており、今後は、2035年までに累計800アイテムを開発するとともに、PB事業による食品内構成比についても、2030年には10%を目指して拡大していく方針です。 また、これらに加えて高付加価値商品の販売にも注力しています。ライフスタイル売場では、高気温の影響により一部シーズン商品の販売が苦戦する中、健康意識やトレンド感度の高いお客さまのニーズを踏まえ、人気のリカバリーウェア等のコーナー化やECで支持を集める下着ブランドの販売に取り組みました。これらの施策により、関連商品の販売は好調に推移しました。さらに、自社ブランド「SHUCA」のターゲット層の見直しを進めるとともに、人気キャラクターとのコラボ商品の展開などを通じて、強まる消費の二極化へ対応していきます。 店舗面では、3月に広島新駅ビル「minamoa」に当社初のバラエティコスメショップ単独店「En Fleur Petit(ア・フルール プティ) minamoa広島店(広島市南区)」をオープンしました。同店では、「日常のささやかなご褒美~Petitrécompense(プティ レコンパーンス)~」をコンセプトに、国内外のオーガニックコスメやバラエティコスメを幅広いラインナップで展開しています。また、「日常+高質」をキーワードとした、「アバンセminamoa広島店(広島市南区)」をオープンしました。地元食材を使ったこだわりの商品や全国の銘品などの高付加価値商品を中心に展開し、地域のお客さまや旅行者など、多様なライフスタイルのニーズに対応しています。 6月には、「ゆめタウン山陽(岡山県赤磐市)」を建て替え、岡山県内では初の「近隣型ショッピングセンター(NSC:Neighborhood Shopping Center)」となる「ゆめモール山陽(同上)」をオープンしました。「通う場所」「出会う場所」「憩う場所」をキーワードに、地域の生活拠点として、環境にやさしく、便利で快適、健康な暮らしを提供する地域密着型モールを目指し、当社が運営する食品スーパー「ゆめマート」を核テナントとして“毎日通う楽しみ”を提供いたします。また、今までになかった新しい出会いや人と人をつなぐ地元交流の場を創出し、地域の健康的なライフスタイルの実現をサポートしてまいります。 9月には、「ゆめマート曽根(北九州市小倉南区)」を開業しました。同店は、「安全・安心・おいしさ」をキーワードに日々の便利で快適な暮らしを応援する24時間営業の食品SMとして、地域の皆さまに新しい“食”の価値を提案するとともに、産直野菜・産直活魚を取り扱い、産直ならではの“鮮度”を提供します。 また持続可能な社会の実現に向けた地域貢献・SDGsの取組みとして、運営する「株式会社ゆめマート北九州」の店舗では初の全使用電力を再生可能エネルギー由来で運営しています。 10月には、「ゆめタウン呉(広島県呉市)」において、 「ゆめタウン呉レクレ館」 を開業しました。同施設は2005年10月の開業以来、長きにわたり地域の皆さまから愛されてきた商業施設であり、2026年夏に向けて、新規専門店の導入や既存専門店の改装を進め、段階的なリニューアルを行っていく予定です。 既存店においては、大規模リニューアルを実施しました。3月には「ゆめタウン大竹(広島県大竹市)」に「無印良品」をテナントとして導入し、若い世代の新規顧客の来店促進を図りました。また、食品売場では、什器の入れ替えや、冷凍食品売場の拡充、地元銘菓の導入などを行い、地域のお客さまニーズに合わせた品ぞろえの強化と買物環境の向上などを図りました。4月には、「ゆめタウン丸亀(香川県丸亀市)」において、「ヒマラヤスポーツ」の導入に加え、ライフスタイル売場の回遊性向上を目的とした改装を実施しました。 さらに、「ゆめタウン久留米(福岡県久留米市)」では、「リトルプラネット」を当社フランチャイズ第1号店として導入し、遊び場や子供服売場を集約することでキッズゾーンの再構築を行い、若い子育て世代の来店促進に取り組みました。 6月には、「ゆめタウン中津(大分県中津市)」において、1998年5月の開業以来、過去最大規模のリニューアルを実施しました。新規専門店の導入や既存専門店の改装、直営食料品及びライフスタイル売場の刷新に加え、サービス機能の充実を目的として、無料遊び場やお客さま用トイレ、授乳室も改装し、快適に過ごせる空間を提供しています。また、後方環境においても、食堂や休憩室、トイレ、更衣室の改装を行い、労働環境の改善による従業員エンゲージメントの向上にも取り組みました。 9月には、「ゆめタウン福山(広島県福山市)」において、ビューティー&ヘルスケアゾーンの構築を中心として、地元のコスメショップ「LOOK」や、お客さまの要望が高かった「SUBWAY」などを導入しました。今後も「街の核」として地域ニーズへの対応と来店価値の向上に取り組んでいきます。 以上の取り組みに対して、当期における当社の既存店売上高(テナント専門店を含む)は前年同期比で2.0%増(「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)」等を適用前の数値)、同様にテナント専門店を除く直営ベースでは1.7%増(同)となりました。 これらの結果、営業収益は551,029百万円(前期比8.7%増)、営業利益は20,782百万円(前期比4.0%増)となりました。 b.小売周辺事業 小売周辺事業では、ランサムウェア感染被害の影響が一巡し、小売事業の営業が正常化したこと等により、増収増益となりました。 金融事業の株式会社ゆめカードにおいては、クレジット・電子マネー「ゆめか」取扱高等の増加により手数料収入が増加しました。「ゆめか」の累計発行枚数は前期末における1,067万枚から当期末には1,117万枚へと増加しました。また、7月には、ローン専用カード「youme club yell(ゆめクラブエール)」のサービスを開始し、8月には、当社グループ店舗以外の加盟店でも「ゆめアプリ」を通じて「ゆめか」によるコード決済が可能となる「ゆめかPay(ゆめかペイ)」のサービスを開始しました。今後は加盟店の拡大を通じて、お客さまの利便性向上に取り組むとともに、地域のデジタルインフラ構築に取り組む方針です。 施設管理事業の株式会社イズミテクノにおいては、指定管理施設の増加に加え、工事の受注が好調に推移し、増収増益となりました。 飲食事業のイズミ・フード・サービス株式会社においては、主力業態のミスタードーナツ及びサーティワンアイスクリーム等が好調に推移した一方、時給上昇に伴う人件費の増加等により増収減益となりました。 これらの結果、営業収益は53,922百万円(前期比12.5%増)、営業利益は5,997百万円(前期比8.8%増)となりました。 c.その他 卸売事業では、販売が堅調に推移するとともに、為替相場が前期に対し円高傾向であったことで輸入原価の低減が利益改善に寄与しました。また、不動産賃貸事業では安定的な賃料収入を計上しました。 これらの結果、営業収益は4,951百万円(前期比0.3%減)、営業利益は703百万円(前期比22.5%増)となりました。 財政状態の分析 当期末における総資産、負債及び純資産の残高、前期末対比の増減額及び主な増減理由は以下のとおりです。 前期末 (2025年2月28日)   当期末 (2026年2月28日)   増減 総資産   575,963百万円   595,383百万円   19,420百万円 負債   276,359百万円   287,444百万円   11,084百万円 純資産   299,603百万円   307,939百万円   8,335百万円 総 資 産 ・現金及び預金は、期末日が銀行休業日であったことから、仕入債務等の資金決済が翌月初に持ち越されたことなどにより12,370百万円増加しました ・受取手形、売掛金及び契約資産は、クレジット取扱高の増加等により2,534百万円増加しました。 ・当期の設備投資額は21,771百万円であり、主に店舗新設に係る投資、既存店舗の活性化及びDX投資によるもので、有形固定資産は、減価償却実施後で5,330百万円増加しました。 ・のれんは、暫定的な会計処理の確定を行い、前期末の金額は見直し後の金額を用いています。詳細は「第5  経理の状況  1(1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりです。 負 債 ・支払手形及び買掛金は、期末日が銀行休業日であったため、資金決済が翌月初に持ち越されたこと等により28,265百万円増加しました。 ・未払金は、設備未払金の増加に加え、当期末日が銀行休業日であったことにより、資金決済が翌期に持ち越されたこと等により2,092百万円増加しました。 ・短期借入金及び長期借入金は、20,931百万円減少しました。 純 資 産 ・利益剰余金は、内部留保の上積みにより10,431百万円増加しました。 ・これらの結果、自己資本比率は49.4%となり、前期末の49.6%に比べて0.2ポイント低下しました。 ② キャッシュ・フローの状況 当期におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 前期 (2024年3月~2025年2月)   当期 (2025年3月~2026年2月)   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   40,323百万円   64,515百万円   24,191百万円 投資活動によるキャッシュ・フロー   △91,636百万円   △19,613百万円   72,022百万円 財務活動によるキャッシュ・フロー   55,032百万円   △32,531百万円   △87,564百万円 営業活動によるキャッシュ・フロー ・主な収入項目は、税金等調整前当期純利益26,529百万円、仕入債務の増加額28,265百万円及び減価償却費19,167百万円です。 ・主な支出項目は、法人税等の支払額8,751百万円並びに売上債権及び契約資産の増加額2,534百万円です。 投資活動によるキャッシュ・フロー ・主な支出項目は、有形固定資産の取得による支出19,518百万円です。有形固定資産の取得については、主に店舗新設に係る投資、既存店舗の活性化及びDX投資等によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フロー ・主な収入項目は、長期借入れによる収入10,000百万円です。 ・主な支出項目は、長期借入金の返済による支出18,711百万円、短期借入金の返済による支出12,220百万円、配当金の支払6,398百万円及び自己株式の取得4,996百万円です。 以上の結果、現金及び現金同等物の残高は、前期末対比12,370百万円増加し、28,088百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.販売実績 当期における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   営業収益(百万円)   対前期増減(%) 小売事業   551,029   8.7 小売周辺事業   53,922   12.5 その他   4,951   △0.3 小計   609,903   8.9 調整額   △40,591   - 合計   569,312   8.6 b.仕入実績 当期における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   対前期増減(%) 小売事業   338,578   9.5 小売周辺事業   12,352   21.8 その他   2,614   △6.9 小計   353,544   9.7 調整額   △15,225   - 合計   338,319   9.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①  財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「(1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。 ②  キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループのキャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。 なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりです。 2022年2月期   2023年2月期   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 自己資本比率   53.0%   55.4%   57.3%   49.6%   49.4% 時価ベースの自己資本比率   49.0%   44.5%   50.7%   38.1%   36.6% 債務償還年数   2.5年   1.9年   2.0年   3.9年   3.0年 インタレスト・カバレッジ・レシオ   63.1倍   86.8倍   117.5倍   116.2倍   33.9倍 (注)1.各指標の算出方法は以下のとおりです。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利息の支払額 2.いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。 3.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。 4.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローから営業活動による債権債務の増減額を除いたものを使用しています。利息の支払額は、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要は、主に商品・原材料仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。また、投資資金需要は、企業買収に係る投資、店舗新設に係る投資、既存店舗の活性化及びDX投資等によるものです。これらに対しては、営業キャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れ等により充当しており、当連結会計年度における有利子負債残高は123,225百万円です。 なお、当社グループは第三次中期経営計画(2027年2月期から2031年2月期)に基づき、経営環境の激変リスクに備えつつ、5年間の総投資1,650億円を予定しており、その投資資金には自己資金及び有利子負債を活用します。 また、当社は日本格付研究所(JCR)から信用格付を取得しています。本報告書提出時点において、「長期発行体格付:A+(見通し:安定的)」となっており、水準の維持を目安とします。 ③  経営者の問題認識と今後の方針について 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかに回復していくことが期待されます。一方で、地政学リスクを背景としたエネルギー価格高騰に起因する建設・物流・調達コスト等の上昇により、企業活動におけるさらなるコストマネジメントの必要性に加え、生活防衛意識の一層の高まりなど個人消費への影響も懸念され、先行きの不透明な経営環境が継続することが見込まれます。 このような状況の下、当社グループは2026年4月に「第三次中期経営計画(2027年2月期から2031年2月期)」を公表しました。長期ビジョン「私たちは西日本エリアにおいて、最も地域に寄り添い、地域のお客さまに頼りにされる『地域の総合生活産業』を目指します」に基づき、暮らしやすく、活気あふれる街づくりに貢献します。本中期計画の5か年を長期ビジョン達成に向けた重要な投資期間と位置付け、戦略の着実な遂行とともに持続的な成長に向けた基盤づくりを推し進めてまいります。また、小売業界を取り巻く環境が厳しさを増す時代においても、原材料価格や人件費の動向を注視しつつ変化への柔軟な対応を通じて地域のお客さまに寄り添い、地域とともに成長してまいります。 これらにより、お客さまの満足を実現するとともに、地域ドミナントの更なる拡大・深耕を図っていくことで、経営効率を高め、より一層の企業成長に繋げてまいります。 ④  重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表作成にあたりまして、当社経営陣は決算日における資産・負債の数値、並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える様々な要因・仮定に対し、継続して可能な限り正確な見積りと適正な評価を行っていますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針は、「第5  経理の状況  1(1)連結財務諸表  注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しています。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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