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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

マースグループホールディングス

Mars Group Holdings Corporation6419 · Prime · 機械

アミューズメント機器の専業メーカーから、スマートソリューションやホテル運営へ事業多角化。

概要

マースグループホールディングスは、1974年に東京都新宿区で創業した機械メーカーである。主力のアミューズメント関連事業ではパチンコホール向けプリペイドカードシステムやデータ管理システムを開発・販売し、2026年3月期には累計1,376店舗に導入、市場シェア23.9%を占める。スマートソリューション関連事業ではRFIDやAI画像認識、IoT対応自販機を手掛け、ホテル・レストラン関連事業では博多・御殿場などで宿泊・飲食施設を運営する。2026年3月期の連結売上高は322億円、従業員627名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

アミューズメント施設向けシステムが収益の柱

アミューズメント関連事業は、パチンコホールを主な顧客とし、プリペイドカードシステム「パーソナルPCシステム」やスマート遊技機対応ユニット、POSシステム、セルフ交換機などを開発・製造・販売する。子会社のマースシステムズ東日本・西日本が販売とアフターサービスを担い、マースネットワークスがデータ管理、マースウインテックが新製品開発を担当する。同事業の2026年3月期売上高は235億円で、グループ全体の73%を占める。長期化するパチンコ人口減少や遊技機の高機能化に伴う設備投資負担増の中、トータルソリューション「EVOALLシリーズ」で差別化を図る。

自動認識技術を核とするスマートソリューション

スマートソリューション関連事業は、RFIDやバーコードを活用した自動認識システムの提案販売を中心とする。子会社マーストーケンソリューションが製造・物流・医療分野向けにAI画像認識システム「VisAIシリーズ」や健診プラットフォーム「macmo」を提供する。また、マースウインテックはIoT対応の冷蔵物販自販機「MV-31」や無人チェックイン端末「Infinity Stationシリーズ」を開発・販売する。2026年3月期の同事業売上高は60億円、セグメント利益は7億円と前年比微増。DX需要の高まりを背景に市場拡大が期待される。

ホテル・レストラン事業でインバウンド需要を取り込む

ホテル・レストラン関連事業は、子会社マースプランニングが運営する「マースガーデンホテル博多」「マースガーデンウッド御殿場」、東京・銀座の「銀明翠GINZA」「銀座松月」などから成る。博多駅徒歩1分の立地や御殿場の自然環境を活かした宿泊体験を提供し、インバウンド需要や観光需要の回復に対応する。2026年3月期の同事業売上高は27億円。人手不足やコスト上昇が課題だが、円安を背景とした訪日外国人客数の過去最高更新(2025年4,268万人)が追い風となっている。

グループ12社で構成される開発型企業集団

同社グループは、持株会社であるマースグループホールディングスと連結子会社9社、非連結子会社3社の計12社で構成される。アミューズメント関連では製造・販売・データ管理を分業し、スマートソリューションでは自動認識とIoT製品を分担する。開発部門はグループ横断的に連携し、柔軟な組織体制を敷く。2026年には経済産業省の「DX認定事業者」を取得し、クラウドやAIを活用した業務効率化と人材育成を進める。全国にサービスステーションを配置し、直接販売による顧客ニーズの収集と迅速なサービス提供を強みとする。

業界の中での役割はアミューズメント施設向け機器・システムの専業メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
323億円
営業利益
88億円
営業利益率
27.2%
純利益
66億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
アミューズ メント 関連事業235億円72.8%85億円36.2%
スマート ソリューション 関連事業60億円18.6%7億円11.7%
ホテル・レストラン 関連事業28億円8.7%1億円3.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アミューズメント関連主力

アミューズメント施設向けに製品の開発・製造・販売、アフターサービス、データ管理を提供。リース・不動産管理も含む。

主な製品・サービス2
アミューズメント機器
アミューズメント施設向けのゲーム機等の製品。
アミューズメント施設向けデータ管理システム
アミューズメント施設の運営データを管理するシステム。

02スマートソリューション関連準主力

RFIDやバーコードを用いた自動認識システムの提案販売、IoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末等の製造・販売を行う。

主な製品・サービス3
自動認識システム
RFIDやバーコードを活用した在庫管理や入退室管理等のシステム。
IoT対応冷蔵物販自販機
インターネット接続により遠隔監視・在庫管理が可能な自動販売機。
無人チェックイン端末
ホテル等で顧客が自らチェックイン手続きを行う端末。

03ホテル・レストラン関連副次

マースガーデンホテル博多、マースガーデンウッド御殿場、銀明翠銀座等のホテル・飲食店を運営。

製品と技術

EVOALLシリーズとプリペイドカードシステム

アミューズメント関連の旗艦製品は「EVOALL(エヴォール)シリーズ」である。これは「進化×真価×深化」をコンセプトに、スマート遊技機対応ユニット、POSシステム、セルフ交換機、クラウドデータ分析「エヴォールクラウド」などを含むトータルソリューションである。前身となるプリペイドカードシステムは1999年8月に「サイクルカードシステム(K1)」として販売開始され、その後「パーソナルPCシステム」「パーソナルPCシステムⅡ」へと進化した。2026年3月期時点で累計1,376店舗に導入され、市場シェアは23.9%を占める。ホール運営の業務効率化と収益最大化を支援する。

AI画像認識VisAIとIoT無人販売ソリューション

スマートソリューション分野では、AI画像認識システム「VisAIシリーズ」が主力製品の一つである。製造・物流・医療現場での省人化・効率化を目的とし、画像から対象物を認識・判定する。また、IoT対応の冷蔵物販自販機「MV-31」や冷蔵ロッカー型DX自販機「COLD+」は、遠隔監視・在庫管理を可能にし、無人販売を実現する。無人チェックイン端末「Infinity Stationシリーズ」はホテルなどの受付業務を自動化する。これらの製品は子会社マーストーケンソリューションとマースウインテックが開発・販売を担当する。

マースガーデンホテルと銀明翠の運営

ホテル・レストラン事業では、子会社マースプランニングが宿泊施設と飲食店を運営する。「マースガーデンホテル博多」はJR博多駅徒歩1分の立地でビジネス・インバウンド需要を中心に集客し、女性専用フロアや九州産食材の食事プランを提供する。「マースガーデンウッド御殿場」は開業15周年を迎え、自然環境を活かした非日常的な宿泊体験を提供する。東京・銀座の「銀明翠GINZA」と「銀座松月」は高品質な食材を用いた日本料理を中心としたレストランである。2026年3月期の同事業売上高は27億円。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

自動販売機大手、高い収益性が強み

当社は機械業界に属し、自動販売機の製造・販売・オペレーションを手掛ける。売上高は約420億円と業界中堅だが、営業利益率は29%と非常に高く、収益性では同業を大きく上回る。同業の日本製鋼所や三浦工業と比較すると、自動販売機という特殊な市場で寡占的な地位を築いている。リース・サービス収入が安定した収益基盤を提供し、高いバリアを形成。ただし、25年3月期の売上高は423億円から26年3月期は323億円へ減少見込みで、需要変動の影響を受けやすい面もある。

強み

  • 29%超の営業利益率は業界トップクラスで、強固な収益基盤を持つ。
  • 自動販売機のリース・メンテナンス収入が安定収益となり、景気変動に強い。
  • 国内自動販売機市場で高いシェアを持ち、新規参入障壁が高い。
  • 飲料メーカーや施設との長期契約により、安定的な需要を確保。

課題

  • 国内自販機市場は飽和状態にあり、新規需要開拓が課題。
  • 大型案件の有無で売上が大きく変動し、26年3月期は大幅減収見込み。
  • キャッシュレス化やスマホ連携など技術トレンドに対応した製品開発が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がマースグループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12157コシダカホールディングス875億円15.6倍
27846パイロットコーポレーション872億円15.7倍
34849エン822億円25.4倍
4417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍
58273イズミ744億円13.1倍
66419マースグループホールディングス727億円8.9倍
77606ユナイテッドアローズ718億円10.7倍
82791大黒天物産665億円17.3倍
94848フルキャストホールディングス653億円13.9倍
103232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
113964オークネット648億円17.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

カシオ計算機との特約店契約から始まった1974年

マースグループの原点は、1974年9月に東京都新宿区で設立された株式会社マースエンジニアリングである。設立当初は各種電子機器の設計・試作・製造販売を行っていた。1975年12月、カシオ計算機株式会社とシステム機販売特約店契約を結び、取扱商品を拡大。1980年8月には遊技場向け景品管理システムを自社開発し、アミューズメント業界への本格参入を果たす。この時期の特約店契約と自社開発が、後のアミューズメント関連事業の基盤を築いた。

玉計数機とカードシステムで技術を蓄積した1980年代

1985年2月、同社は玉計数機を開発・販売開始し、パチンコホール向け機器のラインアップを拡充する。1987年10月には日本信号株式会社と小型磁気カードリーダライタの開発・製造・販売契約を締結し、カード式景品管理システムの販売を開始した。1990年10月には自動払出システムを開発。これらの製品開発を通じて、磁気カードや自動化技術のノウハウを蓄積し、後のプリペイドカードシステムやスマート遊技機対応ユニットの開発につなげた。

店頭登録と東証二部上場を経た1990年代

1993年11月、日本証券業協会に株式を店頭登録。1994年7月にはホールコンピュータを開発・販売開始し、パチンコホールの運営管理システムを提供する。1996年9月、東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。上場直後の同年12月には新本社屋が完成し、不動産管理・リース業を目的とした子会社マースコーポレーションを設立。1998年7月にはパチンコサイクルカードシステムを開発し、プリペイドカード事業の幕開けとなる。

RFID事業取得とホテル進出で事業多角化した2000年代

2000年9月、東芝ケミカルからICカード・無線タグの製造に関するRFID事業を譲り受け、子会社エムアンドティ・カードテクノロジーを設立する。これが現在のスマートソリューション事業の源流となる。同年7月にはパチンコ周辺機器メーカーのウインテックをグループ化。2001年9月、東京証券取引所市場第一部に指定され、資本市場での地位を高めた。2002年3月にRFID子会社を吸収合併し、マーステクノサイエンスに商号変更。1998年に設立したホテルサンルート博多の運営も本格化させ、ホテル・レストラン事業へ多角化を進めた。

東富士工場増築とISO認証で生産体制を強化

同社は静岡県御殿場市に1989年10月に東富士工場を開設し、その後も増築を繰り返した。1993年3月には三島市に技術センター、1995年10月には御殿場市にテクノ流通センターを開設。1996年7月にはISO9001認証を取得し、品質管理体制を確立した。2002年10月と2006年3月にも東富士工場を増築し、生産能力を高めた。2007年2月には情報セキュリティ管理の国際規格ISO27001認証も取得し、データ管理事業の信頼性を強化している。

DX認定取得とスマートソリューションの拡大

2008年4月、子会社マーステクノサイエンスの第三者管理事業を分割し、マースネットワークスを設立。パーソナルPCシステムⅡを開発するなど、アミューズメント関連のデジタル化を推進した。2010年代以降、スマートソリューション事業の拡大に注力し、AI画像認識「VisAI」やIoT自販機「MV-31」を市場投入。2026年には経済産業省の「DX認定事業者」を取得し、クラウド・AI活用のさらなる推進を掲げる。2026年3月期のグループ売上高は322億円に達し、うちスマートソリューション事業は60億円を占めるまでに成長した。

年表38件を開く

1970年代

  • 1974年9月創業東京都新宿区新宿において、各種電子機器の設計・試作並びに製造・販売を目的として株式会社マースエンジニアリングを設立。
  • 1975年12月カシオ計算機株式会社とシステム機販売特約店契約を締結。

1980年代

  • 1980年8月遊技場向け景品管理システムを開発し、販売を開始。
  • 1981年10月日本電気株式会社とオフコン販売取扱店契約を締結。
  • 1985年2月玉計数機を開発し、販売を開始。
  • 1987年10月日本信号株式会社と小型磁気カード・リーダ・ライタの開発、製造並びに販売に関する契約を締結。カード式景品管理システムを開発し、販売を開始。
  • 1989年10月静岡県御殿場市に東富士工場を開設。

1990年代

  • 1990年10月自動払出システムを開発し、販売を開始。東富士工場を増築。
  • 1992年3月会員管理対応景品管理システムを開発し、販売を開始。
  • 1993年3月静岡県三島市に技術センターを開設。
  • 1993年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年7月ホールコンピュータを開発し、販売を開始。
  • 1995年10月静岡県御殿場市にテクノ流通センターを開設。
  • 1996年7月国際標準化機構の品質管理に関する規格「ISO9001」の認証を取得。
  • 1996年8月パーソナルシステムを開発し、販売を開始。
  • 1996年9月上場東京証券取引所市場第二部上場。
  • 1996年11月創業当社のアンテナショップとしてパチンコホール経営を行うために設立された株式会社エー・エム企画を当社グループの関係会社とする。
  • 1996年12月本社屋が完成し、本社を現在地に移転。不動産管理及び総合リース業を目的とした株式会社マースコーポレーション(現・連結子会社)を設立。
  • 1997年4月静岡県裾野市に技術センターを開設。
  • 1997年10月商号変更島補給工事の技術力のある浅間産業株式会社を当社グループの関係会社とする。(1998年9月株式会社アサマエンジニアリングに商号変更)
  • 1998年7月パチンコサイクルカードシステムを開発し、販売を開始。
  • 1998年10月創業ビジネスホテル業を目的とした株式会社ホテルサンルート博多を設立。第三者管理を行うカード管理会社として株式会社カード情報管理センターを設立。
  • 1999年4月ホテルサンルート博多が完成。
  • 1999年8月プリペイドカード事業としてのサイクルカードシステム(K1)の販売を開始。

2000年代

  • 2000年7月パチンコ周辺機器に技術開発力のある株式会社ウインテックを当社グループの関係会社とする。
  • 2000年9月創業東芝ケミカル株式会社からICカード・無線タグの製造に関するRFID事業を譲受け、販売を目的とした株式会社エムアンドティ・カードテクノロジーを設立。
  • 2000年12月株式会社エー・エム企画は、所期の目的を達成したため、営業を休止。
  • 2001年9月東京証券取引所の市場第一部に指定。
  • 2002年1月株式会社エー・エム企画を解散。
  • 2002年3月M&A株式会社カード情報管理センターが株式会社エムアンドティ・カードテクノロジーを吸収合併。
  • 2002年4月商号変更株式会社カード情報管理センターが株式会社マーステクノサイエンスに商号変更。株式会社アサマエンジニアリングが株式会社マースラインテックに商号変更。
  • 2002年10月東富士工場を増築。
  • 2006年1月創業商材の企画立案及び拡販を目的として株式会社マースフロンティアを設立。
  • 2006年2月パーソナルPCシステムを開発し、販売を開始。
  • 2006年3月東富士工場を増築。
  • 2007年2月情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001」の認証を取得。
  • 2007年7月昭和情報機器株式会社と業務及び資本提携。
  • 2008年4月株式会社マーステクノサイエンスの第三者管理事業を会社分割し、株式会社マースネットワークス(現・連結子会社)を設立。パーソナルPCシステムⅡを開発し、販売を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 配当性向30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ経営体制の強化

    グループ会社間の人的融合と事業協調体制を構築し、強い企業集団を目指す。経営効率化と経営基盤の強化を図り、商品開発力の強化に取り組む。

  2. 02

    サービス体制の充実

    全国にサービス拠点を配置し、身近な窓口として顧客満足を高める体制を確保する。

  3. 03

    開発体制の強化

    顧客ニーズを取り込んだ製品開発を円滑に進めるため、グループ各社の開発部門が横断的に連携できる柔軟な組織体制を敷く。

  4. 04

    成長分野への積極投資とM&A

    M&Aを積極活用し、成長事業の促進や新規事業創出、事業ポートフォリオの最適化を図る。

  5. 05

    DX推進と業務プロセス改革

    デジタル技術を活用した価値創造と持続的成長を経営の中核に据え、業務プロセス改革及びDXを推進。クラウドやAI活用、DX人財育成にも注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で627人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は944万円で、9期前と比べて+31.7%平均年齢は48.2歳、平均勤続年数は26.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月788
2018年3月776
2019年3月71741.820.6761
2020年3月64641.320.0733
2021年3月63443.522.4718
2022年3月64644.823.6694
2023年3月66141.920.2649
2024年3月76842.921.0640
2025年3月82444.222.06301,952
2026年3月94448.226.06271,404

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・賃貸不動産(注4) — 東京都新宿区他103億円
アミュー ズメント 関連事業
マースガーデンウッド 御殿場 — 静岡県御殿場市1,591百万円
ホテル・レストラン 関連事業
東富士工場 — 静岡県御殿場市1,178百万円
グループ会社の統括・管理
マースガーデンホテル 博多他 — 福岡県福岡市1,137百万円
ホテル・レストラン 関連事業
テクノ流通センター — 静岡県御殿場市763百万円
グループ会社の統括・管理
御殿場工場 — 静岡県御殿場市690百万円
グループ会社の 統括・管理
テクニカルセンター — 東京都調布市455百万円
スマート ソリュー ション関連事業
寮 — 埼玉県さいたま市他388百万円
グループ会社の統括・管理
本社 — 長野県埴科郡坂城町356百万円
アミュー ズメント 関連事業
御殿場倉庫 — 静岡県御殿場市266百万円
グループ会社の統括・管理
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱マースエンジニアリング(注)2
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースシステムズ東日本(注)2
    埼玉県 さいたま市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースシステムズ東海(注)2
    神奈川県 横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースシステムズ西日本(注)2
    大阪府大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースコーポレーション
    東京都府中市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースネットワークス
    東京都府中市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースウインテック
    長野県埴科郡坂城町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マーストーケンソリューション(注)2
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マースプランニング
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は323億円営業利益88億円前期と比べると減収減益で、売上が-23.6%、利益が-28.5%。

売上高
-23.6%
323億円
営業利益
-28.5%
88億円
純利益
-24.1%
66億円
営業利益率
27.2%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高337億円323億円
営業利益90億円88億円
純利益67億円66億円
1株あたり配当¥150¥150

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は68億円、営業利益は15億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−19.0%、営業利益は−46.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q659
2024年1Q842833.322
2024年2Q893033.722
2024年3Q1013433.723
2024年4Q9219
2025年2Q2568031.351
2025年4Q1674325.736
2026年2Q1684828.636
2026年4Q1554025.830
2027年1Q681522.113

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は303億円から323億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は27.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3036738
2014年3月2735943
2015年3月2785435
2016年3月2644830
2017年3月2514736
2018年3月2343826
2019年3月2435111
2020年3月2264323
2021年3月148158
2022年3月1512519
2023年3月2034731
2024年3月36612586
2025年3月42312313129.187
2026年3月323889727.266

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高323億円のうち、営業利益として残るのは88億円27.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は66億円、売上の20.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金46.7%151億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.0%84億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益27.2%88億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
53.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+18.6pt
27.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.5pt
20.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
8.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが78億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは53億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は390億円で、売上の14.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月53−32−1121169
2014年3月4325−1168226
2015年3月242−2926222
2016年3月51−43−378193
2017年3月4132−1173254
2018年3月20−23−12−3239
2019年3月37−31−136232
2020年3月42−37−135224
2021年3月26−6−1220232
2022年3月364−1340260
2023年3月9−21−22−12227
2024年3月64−161848294
2025年3月107−6−31101364
2026年3月78−25−2853390

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は943億円。このうち返さなくてよい自己資本が857億円で、自己資本比率は91.0%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月58745013776.6
2014年3月62349512879.5
2015年3月60549710882.2
2016年3月57947810182.5
2017年3月6065129484.4
2018年3月6065238386.2
2019年3月5925128086.5
2020年3月5845147088.0
2021年3月5805235790.2
2022年3月6015425990.2
2023年3月6395637688.1
2024年3月84071312784.9
2025年3月8707828889.9
2026年3月9438578591.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
390億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
669億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
85億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中198位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.1%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
27.2%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
91.0%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-23.6%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,200で、1年前と比べて+4.9%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥3,200+0.0%1ヶ月+4.4%1年+4.9%時価総額727億円
過去52週の値幅
安値¥2,771高値¥3,340

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.9倍
PER (会社予想)8.8倍
PBR0.67倍
配当利回り4.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は緩やかな上昇トレンドを形成しています。直近の終値3200円は25日移動平均線(3132円)を+2.2%上回り、75日線(3005円)も突破しています。8月14日の出来高は5.9万株と前日から増加し、上昇を伴う買いが入りました。ただし、52週高値3340円までは4.2%の差があり、上値の重さも感じられます。RSIは59.4と中立圏で、持ち直しの動きが続くかが焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 8.89倍は同業界平均23.99倍を大幅に下回り、PBR 0.67倍も平均1.61倍の半分以下。ROE 8.1%に対してはやや低水準だが、配当利回り4.69%は平均2.61%を大きく上回り、株主還元は厚い。ただし売上高減少傾向で、割安だが業績モメンタムは弱い。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.9倍22.7倍
PER (予想)8.8倍
PBR0.67倍1.50倍
ROE8.1%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

グループ全体の業績は、傘下企業の事業環境に左右される。強気派は、M&Aや事業再編によるシナジー効果と海外市場での成長可能性を評価する。一方弱気派は、事業の分散により経営資源が非効率になりがちで、持株会社としてのガバナンスに懸念を持つ。直近の売上高は減少しており、今後の立て直し策が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • M&Aによる成長

    積極的な買収で事業規模を拡大し、シナジーを追求している

  • 海外展開の余地

    海外市場での販路拡大による成長が期待される

  • 高収益事業の存在

    一部セグメントで高い営業利益率を示し、黒字を支えている

  • 予想PER8.8倍と実績8.89倍の低さ不定影響

    予想PER8.8倍は実績8.89倍とほぼ同水準で低い

  • PBR0.67倍と純資産倍率の割安不定影響

    PBR0.6729倍、1株純資産に対して株価が低い

  • 配当利回り4.69%と高水準通年影響

    配当利回り4.69%、継続的な株主還元

  • 営業利益率27.24%の高収益構造通年影響

    営業利益88億円を売上高323億円で割ると27.24%

マイナスに働く材料7
  • 業績の大幅変動

    売上高が年度により大きく変動し、安定性に欠ける

  • 分散事業のリスク

    多角化で各事業の競争力が低下する懸念がある

  • ガバナンスの懸念

    持株会社傘下の管理が複雑で、不正リスクが高まる恐れ

  • 売上高423億円から323億円へ大幅減収通年影響

    売上高は前期比23.6%減の323億円、100億円の減少

  • 営業利益123億円から88億円へ大幅減益通年影響

    営業利益は前期比28.5%減の88億円、35億円の減少

  • 純利益87億円から66億円へ減益通年影響

    純利益は前期比24.1%減の66億円、21億円の減少

  • 株価1年7.4%上昇、割安修正進まず継続影響

    株価3200円、1年で7.41%上昇にとどまりPBR0.67倍のまま

次の決算で確かめる点
セグメント別売上高
事業ごとの貢献度と依存度を把握するため
ROE
持株会社としての資本効率が改善しているか確認するため
営業利益率
グループ全体での収益性が維持できているかを見るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり150で、前期から23.1%いまの株価に対する利回りは4.69%。

年間配当
¥150
1株あたり
配当利回り
4.69%
いまの株価に対して
配当性向
47.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7038.6
2018年3月700.055.0
2019年3月8014.383.5
2020年3月800.051.7
2021年3月70−12.568.6
2022年3月700.073.9
2023年3月700.073.6
2024年3月150114.3122.6
2025年3月19530.070.7
2026年3月150−23.147.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥150

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,377人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.0%を占め、残る72.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他60.561.259.659.665.964.8
自己株式26.525.927.721.118.818.8
事業法人17.219.121.921.718.214.6
金融機関11.010.712.212.610.213.4
外国法人10.07.84.04.03.44.8
証券会社1.21.22.32.02.22.4
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社イー・エムプランニング9.55
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.05
03松波 明宏2.99
04株式会社きらぼし銀行2.92
05公益財団法人マース奨学財団2.20
06松波 廣和2.11
07松波 香代子2.11
08永井 美香1.90
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.79
10株式会社三共1.66

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+80%、1株純資産は14期で+97%。直近期のROEは8.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2002,3628.710.132.1
2014年3月2252,6019.18.628.5
2015年3月1932,7457.111.034.2
2016年3月1752,8586.111.139.5
2017年3月2173,0667.310.738.6
2018年3月1563,1295.015.855.0
2019年3月663,0662.133.583.5
2020年3月1383,0804.512.451.7
2021年3月483,1321.634.268.6
2022年3月1103,2213.515.473.9
2023年3月1903,4295.716.073.6
2024年3月5003,97613.56.5122.6
2025年3月4764,24211.76.670.7
2026年3月3604,6478.18.347.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額133百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松波明宏取締役社長(代表取締役)61680,000
秋山学取締役636,000
高橋丈治取締役5911,800
小平尚取締役548,900
洞口治夫取締役67
山下善久取締役76
中野尾維也常勤監査役643,200
吉田茂夫監査役75
寺脇由紀監査役54
奥村雅史取締役63500
田中博尊取締役57
清水顕監査役44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4921510727
社外取締役4131144
監査役257126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容763字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは当社、子会社12社(連結子会社9社、非連結子会社3社)により構成されており、アミューズメント関連事業、スマートソリューション関連事業、ホテル・レストラン関連事業を営んでおります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。また、報告セグメントと同一の区分であります。 (1)アミューズメント関連事業 ㈱マースエンジニアリングは、主にアミューズメント施設向け製品の開発・製造・販売を、㈱マースシステムズ東日本、㈱マースシステムズ東海、㈱マースシステムズ西日本は、製品の販売及びアフターサービスを行っております。㈱マースコーポレーションは、リース事業及び不動産賃貸事業、グループ会社の不動産管理事業を行っております。㈱マースネットワークスは、アミューズメント施設のデータ管理を行っております。㈱マースウインテックは、新製品の開発を行っております。 (2)スマートソリューション関連事業 ㈱マーストーケンソリューションは、RFIDやバーコード等を活用した自動認識システムの提案販売を行っております。㈱マースウインテックは、IoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末等の製品の製造、販売を行っております。 (3)ホテル・レストラン関連事業 ㈱マースプランニングは、マースガーデンホテル博多、マースガーデンウッド御殿場、銀明翠銀座等を運営しております。 (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,232字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「開発型企業グループ」として、すべての顧客の満足を勝ち取るために、顧客本位のシステム作り、行き届いたサービスを提供することを基本としております。また、企業の安全を図り、経営の安定を図り、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指していくことで、社会に貢献してまいります。 (2) 経営戦略等 ① グループ経営体制の強化 今後の発展を期するため、グループ会社間の人的融合と事業の協調体制を図りながら強い企業集団を目指してまいります。さらに経営の効率化を進め経営基盤の強化を図るとともに、安定した収益確保のため、商品開発力の強化に取り組んでまいる所存であります。 ② サービス体制の充実 全国にサービス拠点となるサービスステーションを配置し、身近な窓口として一層の顧客満足を勝ち得る体制を確保してまいります。 ③ 開発体制の強化 当社グループは開発型企業グループとして当社を中心にグループ会社各社で開発を進めております。顧客ニーズを取り込んだ製品の開発を円滑に進めるため、タイムリーな情報の共有化を図ってまいります。また、グループ各社の開発部門が横断的に開発できる柔軟な組織体制を敷き、経営資源の集約及びタイムリーな製品の提供に努めてまいります。 ④ 組織の強化及び人員配置の最適化 事業環境の変化に応じて柔軟に対応できる強力な組織へ再構築するとともに、企業の成長を支える人材の育成並びに効率的な配置転換を推進してまいります。 ⑤ 成長分野への積極的な投資 M&Aを積極的に活用し、成長事業の促進や新規事業の創出を図るとともに、事業ポートフォリオの最適化を図ってまいります。 ⑥ 業務プロセス改革やDXの推進 当社グループは、デジタル技術を活用した価値創造と持続的成長の実現を経営の中核に据え、業務プロセス改革及びDXを推進しており、2026年には経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得しました。クラウドやAIを活用した事業の推進や業務効率化に加え、DX人財の育成にも注力し、経営課題の早期解決と企業価値の向上を目指してまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、営業利益拡大により強固な財務体質を維持しつつ、資本の有効活用を踏まえ、成長事業への投資を機動的に実行していく等、積極的な事業展開を図り、更なる企業価値の増大を目指しております。また、株主還元を重要な資本政策と位置づけ、配当性向30%を基準に長期的で安定的な配当の継続と適正な利益配分を実施しております。 (4) 経営環境 アミューズメント関連事業におきまして、主要販売先であるパチンコ業界は、参加人口の長期的な減少に加え、人件費・光熱費の上昇や遊技機の高機能化に伴う設備投資負担の増加等により、依然として厳しい経営環境が続いており、二極化が一層進んでおります。遊技機の動向におきましては、パチスロ市場においてスマスロの普及が進展する一方、パチンコ市場ではスマパチの普及は限定的に留まっております。 スマートソリューション関連事業におきましては、DXの拡大や労働人口不足といった課題を背景に、自動認識技術分野における省人化・効率化ニーズが高まっており、AIやIoTを活用したシステムへの需要が拡大しております。 ホテル・レストラン関連事業におきましては、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しております。一方で、人手不足の深刻化や人件費・食材・エネルギーコストの上昇など、収益環境は依然として厳しい状況にあります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは開発・製造・販売・アフターサービスの一貫体制で、直接販売を通じて、顧客ニーズの情報収集を迅速かつ的確に行い、競合他社との差別化を図るべく、新製品の開発や付加価値の提供に努めてまいります。長年築き上げてきたアミューズメント関連事業を基盤事業として強化を図りつつ、M&Aや業務提携を通じて新しい分野への事業拡大を図ってまいります。 また、グループ会社間の人材交流や育成を図り、柔軟で機動的な組織体制の構築に努めてまいります。 ① アミューズメント関連事業 アミューズメント関連事業において、当連結会計年度におけるプリペイドカードシステム(パーソナルPCシステムやスマートユニットを含む)導入(実稼働)店舗数は累計1,376店舗(市場シェア23.9%)となりました。競合他社の参入もありますが、顧客ニーズに適した新製品の開発で同業他社との差別化を図り、製品力の優位性を持って更なる市場シェアの拡大に努めてまいります。「EVOALL(エヴォール)シリーズ」を中心とした豊富なラインナップを武器に、ホール運営の業務効率化と売上・利益の最大化を支援するシステムを提供してまいります。 多様化する顧客ニーズに対してきめ細かいサービスを提供していくため、㈱マースシステムズ東日本・㈱マースシステムズ西日本の2社販売会社体制による営業活動を行っております。また、当社グループは、顧客に対するサービスを重要視し、全国にサービスステーションを配置しております。 ② スマートソリューション関連事業 スマートソリューション関連事業は、DXの拡大や労働人口不足といった課題を背景に、自動認識技術分野における省人化・効率化ニーズが高まっており、AIやIoTを活用したシステムへの需要が拡大しております。当社グループは、主要分野である製造・物流・医療領域を中心に、AI画像認識システムやIoT対応の冷蔵物販自販機や無人チェックイン端末等、製品・ソリューションの開発・販売を推進してまいります。 ③ ホテル・レストラン関連事業 ホテル・レストラン関連事業は、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しております。一方で、人手不足の深刻化や人件費・食材・エネルギーコストの上昇など、収益環境は依然として厳しい状況にあります。当社グループは、各施設の立地特性を活かした集客や料金戦略の最適化を図り、運営効率の改善とサービス品質の維持・向上に努めてまいります。また、テレビCM等の活用や各種イベントの実施を通して、ブランド力の向上や付加価値型サービスの強化に取り組み、CX(顧客経験価値)の最大化を図ることで安定的な収益基盤を構築してまいります。 ④ グループシナジーの創出 各事業会社の業務効率化を追求し、生産性の向上を進めてまいります。また、グループ会社間の人材交流や育成を図り、柔軟で機動的な組織体制の再構築に努めてまいります。 ⑤ 経営人材の育成及び生産性の向上 各事業会社の役割や責任を明確にし、経営人材の育成を推し進めてまいります。また、当社グループは、社員一人ひとりが才能を十分に発揮し躍動するには、心身の健康保持を増進し、働きやすい職場環境を整えることが企業経営の重要課題の1つであるという考えの下に「健康経営」を行っております。これらの活動が評価され、経済産業省が主催する「健康経営優良法人」に9年連続で認定されました。また、福利厚生の充実にも力を入れており、福利厚生表彰・認証制度実行委員会が主催する「ハタラクエール2026」に福利厚生推進法人として4年連続で表彰・認証されました。長時間労働の是正、有給休暇取得の促進、在宅勤務や時差出勤の推進等を通して、社員のワークライフバランスを実現し、働きがいを持って仕事ができる環境や制度の整備を進めてまいります。
事業等のリスク1,714字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 法的規制等について 当社グループの事業は、製品そのものは直接的には法的規制の対象ではありませんが、当社グループの主要販売先となるパチンコホールは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(いわゆる「風営法」)、「国家公安委員会規則」、「都道府県条例」等による法的規制を受けており、プリペイドカードシステムを使用する際には、届出が必要になっております。以上の法的規制の改正が行われた場合、パチンコホールへの導入・設置に際して、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、お客様ニーズに合った製品の開発を進めるとともに、持株会社体制へと移行し、変化するニーズに対し、柔軟に対応できる体制を構築しております。 ② 競合について 当社グループは開発型企業グループとして、お客様ニーズに合った製品の開発やプロダクトアウト型製品の開発に注力し、製品の優位性や手厚いサービス体制で競合他社との差別化を図っております。また、販売体制の見直しを行い、迅速できめ細かい対応に努めておりますが、販売競争の激化による利益率や市場シェアの低下が、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 債権の貸し倒れについて 債権残の大きい顧客が倒産した場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、「与信管理規程」に基づき、販売先の信用限度の調査を慎重に行っております。また、貸し倒れの影響を最小限にとどめるためにグループ会社間で情報の共有化を図っております。 ④ 情報の管理について 万が一、企業機密や顧客データ等の情報が流出した場合には、社会的信用の失墜等により、営業活動に支障をきたし、その結果、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、その対策として企業機密や顧客データ等の情報を諸法令や社内で定める「情報管理規程」に則り、厳重に管理を行うとともに、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に準拠した体制の構築を行っております。 ⑤ 訴訟について 当社グループは、他社が保有する知的財産権を侵害しないように、慎重に調査しておりますが、訴訟が提起され、多額の損害賠償を負った場合や、業務の停止を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 投資について 当社グループは、M&Aやキャピタルゲインを目的とした投資を行っております。成長戦略の一つの手段として位置づけるM&Aは、厳密にデューデリジェンスを行い、リスクの回避に努めておりますが、偶発債務等が顕在した場合や投資先企業の業績の悪化により、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。キャピタルゲインを目的とした投資につきましても、株価・為替の変動により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 固定資産の減損会計適用について 当社グループは、固定資産を保有しておりますが、固定資産の減損に係る会計基準の対象となる資産について減損損失を認識すべきであると判定した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 自然災害について 想定を超える大規模な自然災害が発生し、当社グループが保有する生産工場や企業機密・顧客データ等の情報を集約・管理する管理センターの倒壊、システム障害等が生じた場合には事業を中断せざるを得ず、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、自然災害に備えた設備を構築するとともにバックアップ体制を整えております。
経営成績の分析 (MD&A)7,407字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、インバウンド需要も堅調に推移するなど、内需を中心に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、長期化するウクライナ情勢、米国の通商政策の動向、中東情勢を背景とした資源・エネルギー価格の高騰等、国際情勢は不安定な状況が続きました。また、国内においては円安の長期化による原材料価格や物価の上昇もあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは「世の中にないものを作り続けて半世紀 システムの力で遊びも仕事もスッキリさせる会社」の実現に向け、アミューズメント関連事業、スマートソリューション関連事業、ホテル・レストラン関連事業の各事業を通じてお客様の「満足」を勝ち取るために新たな付加価値の追求をしてまいりました。また、変化の激しい社会や進化するデジタル技術に対応するため、DXを推進し、事業を通じて社会課題の解決に取り組むとともに、ウェルビーイング経営を掲げ、DX人材の育成だけでなく、人財である社員一人ひとりの幸福度と働きがい、そして組織への愛着を育む企業を目指しております。これらの取り組みが評価され、当社は経済産業省が定める「DX認定」を取得しました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高322億81百万円(前期比23.6%減)、営業利益87億95百万円(同28.7%減)、経常利益96億93百万円(同25.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益66億40百万円(同23.8%減)となりました。 セグメントの実績は次のとおりであります。 [アミューズメント関連事業] アミューズメント関連事業の主要販売先であるパチンコ業界では、参加人口の長期的な減少や人件費・光熱費の上昇、遊技機の高機能化に伴う設備投資の負担増加等、依然として経営環境は厳しい状況にあります。警察庁の発表によると、パチンコホール数(2025年12月末時点)は6,464店舗(前年比較で242店舗の減少)、遊技機の総設置台数3,234,357台(同91,533台の減少)、1店舗当たりの平均設置台数は500.4台(同4.4台の増加)と店舗の大型化が進み、優劣がより鮮明になっております。 遊技機の動向におきましては、多様なスペックやゲーム性が支持されて好調なパチスロ市場では、パチスロ全体に占めるスマスロの普及率が5割を超え、パチスロの設置台数も増加しました。パチンコ市場では、新基準の遊技機の導入が始まりましたが、パチンコ全体に占めるスマパチの普及率は約2割に留まりました。 このような市場環境の中、当社グループは、「EVOALL(エヴォール)シリーズ」を中心とした豊富なラインナップを武器にトータルシステムでの提案・販売に注力しました。エヴォールシリーズは、「進化×真価×深化」をコンセプトに、利便性・効率化・省力化を徹底追求したトータルソリューションです。スマート遊技機対応ユニットやPOSシステム、セルフ交換機に加え、クラウド環境で営業データを可視化・分析する「エヴォールクラウド」等をラインナップし、ホール運営の業務効率化と売上・利益の最大化を支援するシステムを提供してきました。 当連結会計年度におけるプリペイドカードシステム(パーソナルやスマート遊技機専用ユニットを含む)の売上実績は12店舗、導入(実稼働)店舗数は累計1,376店舗(市場シェア23.9%)となりました。 この結果、アミューズメント関連事業の売上高は、235億3百万円(前期比29.9%減)、セグメント利益は84億94百万円(同28.9%減)となりました。前期は新札対応に伴う特需があり、2期連続で過去最高業績となりましたが、特需による設備投資需要が一巡したことから減収減益となりました。 [スマートソリューション関連事業] 主要販売先である自動認識システム業界は、DXの拡大やAIの活用を背景に、バーコードやRFIDによる省人化ソリューションやオペレーションの効率化が進んでおります。また近年はAIとIoTの連携による自動化が進展し、市場の更なる成長が期待されております。 当社子会社である株式会社マーストーケンソリューションでは、主要分野である製造・物流・医療領域を中心に、AIやIoT技術を活用した製品・ソリューションの開発・販売に注力してまいりました。AI画像認識システム「VisAI(ビズアイ)シリーズ」は、業務の省人化・効率化を支援するソリューションとして販売を推進しました。また、医療分野では健診プラットフォーム「macmo(マクモ)」において「いつでも予約EX」をはじめとする機能拡充を進めるなど、サービス基盤の強化を図りました。更に、X線事業では自社開発の高分解能X線源を強みに、研究開発用途から生産現場まで幅広いニーズに対応しました。 当社子会社の株式会社マースウインテックでは、省人化・無人化を実現する「Infinity Station(インフィニティステーション)」シリーズを中心に、IoT対応の無人販売ソリューションの開発・販売を推進しました。大容量デジタルストア型IoT自販機「MV-31」や冷蔵ロッカー型DX自販機「COLD+」の導入実績を積み上げるとともに各種展示会に出展し、販路の拡大に注力しました。 この結果、スマートソリューション関連事業の売上高は、60億22百万円(前期比1.6%減)、セグメント利益は7億26百万円(同2.0%増)となりました。 [ホテル・レストラン関連事業] ホテル業界及び外食業界においては、2025年の訪日外国人旅行者数が4,268万人(日本政府観光局推計値)と過去最高を更新し、円安を背景としたインバウンド需要の拡大により、観光関連需要は堅調に推移しました。一方で、人手不足の深刻化、人件費・食材・エネルギーコストの上昇により、厳しい収益環境に加え、主要観光地におけるオーバーツーリズムへの対策等、事業運営上の課題が顕在化しております。 このような状況の中、「マースガーデンホテル博多」では、JR博多駅から徒歩1分という立地優位性を活かし、ビジネス需要を中心とした安定的な集客に加え、インバウンド需要や観光需要の回復を見据えた販売施策を展開してきました。客室構成や料金戦略の最適化に取り組むとともに女性専用フロアの運営やアメニティの充実、九州産食材を取り入れた食事プランの提供等、滞在価値の向上を図り、レジャー客やファミリー層の取り込みにも努めました。 「マースガーデンウッド御殿場」は、開業15周年を迎えました。開業以来培ってきたブランド価値を基盤に、自然環境や非日常性を訴求した宿泊体験の提供に注力するとともに、記念企画やCMによるプロモーション施策を通じて認知度の向上とリピーター獲得を図りました。また、運営効率の改善やサービス品質の維持向上に取り組み、持続的な収益基盤の強化に努めました。 レストラン事業では、東京・銀座エリアの「銀明翠GINZA」「銀座松月」を中心に、高品質な食材を活かしたメニュー開発や季節性を意識した販売施策を推進するとともに、接客品質の向上と付加価値の高い食体験の提供に注力しました。あわせて、原価管理やオペレーションの効率化を進め、変化する顧客ニーズに対応した事業運営を行いました。 この結果、ホテル・レストラン関連事業の売上高は、27億54百万円(前期比5.1%増)、セグメント利益は87百万円(前期比16.4%増)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、389億63百万円となり、前連結会計年度末より25億89百万円増加(前期比7.1%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、78億14百万円(前連結会計年度末は106億51百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益98億55百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、24億80百万円(前連結会計年度末は5億58百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出22億39百万円、投資有価証券の取得による支出4億89百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、27億65百万円(前連結会計年度末は30億69百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額27億65百万円によるものであります。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) アミューズメント関連事業(千円)   12,598,429   59.2 スマートソリューション関連事業(千円)   1,737,805   114.4 ホテル・レストラン関連事業(千円)   -   - 合計(千円)   14,336,234   62.8 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.当連結会計年度において、生産実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント関連事業において、新紙幣発行に伴う特需による設備投資需要が一巡したためであります。 (2)商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) アミューズメント関連事業(千円)   43,845   45.1 スマートソリューション関連事業(千円)   1,650,641   98.1 ホテル・レストラン関連事業(千円)   61,578   109.1 合計(千円)   1,756,064   95.6 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度において、商品仕入実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント関連事業において、新紙幣発行に伴う特需による設備投資需要が一巡したためであります。 (3)受注実績 当社グループは、見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (4)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) アミューズメント関連事業(千円)   23,503,777   70.1 スマートソリューション関連事業(千円)   6,022,688   98.4 ホテル・レストラン関連事業(千円)   2,754,691   105.1 合計(千円)   32,281,157   76.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは主にアミューズメント関連事業において、新紙幣発行に伴う特需による設備投資需要が一巡したためであります。 3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社ダイナム   9,875,477   23.4   5,276,556   16.3 経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表の作成に係る重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断等に影響を及ぼすと考えております。 ① 貸倒引当金の計上基準 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を繰入計上しております。将来、顧客の財務状況等が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。 ② 有価証券の減損 当社グループが保有する有価証券について市場価格のあるものについては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合に時価まで減損処理を行い、30%以上50%未満下落した株式等の減損については、個別銘柄ごとに回復の可能性を総合的に検討し実施することとしております。また、市場価格のないものについては、実質価額が著しく低下し、かつ、回復する見込みがないと判断した場合には減損処理を行っております。 ③ 固定資産の減損 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度における売上高は322億81百万円(前期比23.6%減)、販売費及び一般管理費は84億5百万円(同1.3%減)、営業利益は87億95百万円(同28.7%減)、経常利益は96億93百万円(同25.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は66億40百万円(同23.8%減)となりました。なお、セグメント別の分析は、第2[事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] 「経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況」の項目を参照ください。 (3) 当連結会計年度の財政状態の分析 流動資産 当連結会計年度末の流動資産の残高は526億30百万円(前連結会計年度末520億4百万円)となり、6億25百万円増加しました。増加の主な内訳は、現金及び預金(363億73百万円から389億63百万円へ25億89百万円増加)であります。 固定資産 当連結会計年度末の固定資産の残高は416億32百万円(前連結会計年度末349億96百万円)となり、66億35百万円増加しました。増加の主な内訳は、投資有価証券(161億13百万円から208億50百万円へ47億37百万円増加)、建物及び構築物(純額)(57億91百万円から67億99百万円へ10億7百万円増加)であります。 流動負債 当連結会計年度末の流動負債の残高は43億90百万円(前連結会計年度末59億96百万円)となり、16億5百万円減少しました。減少の主な内訳は、未払消費税等(12億23百万円から1億32百万円へ10億90百万円減少)、支払手形及び買掛金(16億27百万円から12億39百万円へ3億88百万円減少)であります。 固定負債 当連結会計年度末の固定負債の残高は41億38百万円(前連結会計年度末27億74百万円)となり、13億64百万円増加しました。増加の主な内訳は、繰延税金負債(8億97百万円から24億39百万円へ15億42百万円増加)であります。 純資産 当連結会計年度末の純資産の残高は857億33百万円(前連結会計年度末782億30百万円)となり、75億3百万円増加しました。その増加の主な内訳は、利益剰余金(629億91百万円から668億65百万円へ38億73百万円増加)、その他有価証券評価差額金(54億44百万円から85億79百万円へ31億34百万円増加)であります。 (4) キャッシュ・フローの分析 第2 [事業の状況] 4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析]に記載のとおりであります。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について 第2 [事業の状況] 3 [事業等のリスク]に記載のとおりであります。 (6) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループでは、運転資金及び投資資金は基本的に自己資金で賄うこととしており、フリーキャッシュ・フローの状況や流動比率から見ても、事業運営に必要な資金を調達することは可能と考えております。 (7) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上収益及び営業利益を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いています。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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