概要
株式会社ライオン事務器は、1881年に文具輸入商として創業。文具・事務用品、オフィス家具、事務機器の製造販売に加え、設計施工まで手掛ける「オフィスまるごと提案」を強みとする。連結売上高370億円、従業員487名。大阪府東大阪市に本社を置き、2025年10月に東証スタンダード市場に上場した。
文具輸入商から総合オフィス企業へ
当社は1881年に文具輸入で創業し、1937年から自社製造を開始した。現在は文具・事務用品、オフィス家具、事務機器の製造販売に加え、オフィス環境のデザイン・施工・内装工事まで手掛ける。メーカー機能と商社機能の両方を活用し、他社が扱いにくい領域を含めたワンストップ提案を強みとする。グループは当社と5つの連結子会社で構成され、連結売上高370億円(2025年9月期)、従業員487名。国内では大阪・東京に拠点を持ち、米国・台湾・中国にも子会社を有する。
4つの事業ユニットが支える収益基盤
当社グループは単一セグメントだが、販売店事業、エンタープライズ事業、文教事業、EC事業の4事業ユニットで構成される。販売店事業は全国の文具・オフィス用品販売店向けの祖業で収益基盤。エンタープライズ事業は異業種大手パートナーや法人直接取引、海外市場向け。文教事業は公立小中学校向けICT機器の入札販売で約36自治体をカバー。EC事業はプラットフォーム「ナビリオン」を通じたオフィスサプライの継続販売。2025年9月期、販売店事業売上157億円(前年比6.1%増)、エンタープライズ事業109億円(同3.7%減)。
国内外に広がるグループネットワーク
連結子会社5社が各機能を担う。株式会社サンライテックはスチール書庫やロッカー、シュレッダーを生産。株式会社ライオンロジスティクスは首都圏と近畿圏の配送・施工を担当。米国子会社LION OFFICE PRODUCTS, INC.は文具販売、台湾子会社福獅事務機器股份有限公司は部材輸出、中国子会社福獅刅公用品貿易有限公司は国内外販売を行う。1972年の米国進出以来、海外販路を拡大し、現在80カ国以上に文具・事務用品を輸出する。
ECプラットフォーム「ナビリオン」が生むストック収益
2009年に運用開始した「ナビリオン」は、大塚商会の「たのめーる」を基盤とした法人向けECサイトである。文具・事務用品に加え、コピー用紙、トナー、飲料など約45万点を取扱い、年に2回発行するカタログには約31,000点を掲載。うち約2,900点が自社ブランド品。顧客は法人であり景気変動の影響を受けにくく、継続購入によるストック収益が積み上がる。当社はこのEC事業を次世代の収益基盤と位置づける。
業界の中での役割はオフィス用品業界のメーカー兼商社。製造委託と仕入を組み合わせ、販売店・大手パートナー・官公庁へ供給。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 販売店 事業 | 157億円 | 42.4% | — | — |
| エンタープライズ 事業 | 109億円 | 29.5% | — | — |
| 文教 事業 | 104億円 | 28.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01販売店主力
全国の文具・オフィス用品販売店に、文具・事務用品、オフィス家具、事務機器を販売する祖業。長年の取引関係を持ち、収益の基盤。近年は取扱商材の変化に対応し、メーカー・商社両機能を活かした提案を強みとする。約18,000点を掲載した総合カタログを年1回発行。
- 文具・事務用品(ファイル、パンチ、ステープラ等)
- デザイン性と機能性を備えたオフィス向けロングセラー商品を中心に、環境配慮商品など多彩なステーショナリーを取り扱う。
- オフィス家具(デスク、チェアー、書庫等)
- 人間工学に基づく設計で、ワークシーンに合わせた豊富な品揃え。代表的なオフィスチェアー「i-Beetle」を2005年から販売。
- 事務機器(シュレッダー、紙折機等)
- オフィス向けにシュレッダーや紙折機などを販売。一部は子会社のサンライテックが生産。
02法人(エンタープライズ)主力
文具・事務用品業界とは異なる大手パートナー企業との協業、法人ユーザーへの直接販売、介護・福祉市場、海外市場向けに販売する成長事業。大塚商会との協業スキームを応用し、パートナー企業との関係構築で安定的な収益を目指す。海外では80か国以上へ文具を中心に輸出。
主要顧客株式会社大塚商会
- オフィス家具・事務用品(総合)
- 法人向けにオフィス家具や事務用品を多様な仕入商品と組み合わせて提案。OEM供給や介護・福祉施設・医療市場向けの販売も行う。
03文教(自治体・教育委員会)準主力
自治体・教育委員会を通じ、公立小中学校向けにICT機器(パソコン、タブレット等)や保守業務を入札で販売。GIGAスクール構想でタブレットや充電保管庫などが増加。約36自治体をカバーし、ヘルプデスクや個別要件への柔軟な対応を強みに、SIerやICTベンダーとの協業で新たなニーズに対応。
- ICT機器(パソコン、タブレット、タブレット充電収納保管庫等)
- 小中学校向けに端末や関連機器を販売。導入後の保守・サポートも提供し、ICT環境をハード・ソフト両面から支援。
04EC(法人向け通販)準主力
自社ECプラットフォーム「ナビリオン」を通じ、文具・事務用品・消耗品を法人顧客に販売。大塚商会の「たのめーる」の仕組みを基盤に、文具以外のOAサプライや飲料など約45万点を取り扱う。ストックビジネスとして成長を目指す。
- ナビリオン(NAVILION)
- 法人向けECサイト。自社製品に加え、コピー用紙、トナー、飲料などオフィスサプライを幅広く取り扱う。Web取扱点数約45万点、カタログ掲載約31,000点。
製品と技術
文具・事務用品:ロングセラーと環境配慮商品
文具・事務用品は当社の祖業であり、ファイル、フォルダ、パンチ、ステープラ、デスクマット、各種クリップ、名札などを取り扱う。ロングセラー商品に加え、環境配慮商品として再生材を使用した製品も展開。2024年には推し活向けアイテム「Fandes」と「ポッケde整理A5判」を発売し、BtoC市場にも進出。約18,000点を掲載した総合カタログを年1回販売店に配布し、最新商品の認知を図る。
オフィス家具:i-Beetleから空間提案まで
オフィス家具では、デスク、チェアー、書庫、ロッカー、パーティション、個室ブースなどをラインナップ。2005年発売のフラッグシップチェア「i-Beetle」は現在も販売中。連結子会社サンライテックがスチール書庫やロッカーを生産。近年は単品販売から空間全体のトータルコーディネート提案へ転換し、東京ショールーム「WORK PALETTE」や大阪「soLid LABO」で実機を展示。教育施設・福祉施設向け家具も揃える。
シュレッダーとICT機器:サンライテックの製造と文教市場
事務機器分野では、シュレッダー(ブランド名「シュレッドギア」)をサンライテックが生産。2019年にはサカエよりシュレッダー事業を譲受した。ICT機器では、文教事業向けにパソコン、タブレット、タブレット充電収納保管庫、電子黒板などを取り扱う。GIGAスクール構想に伴い、公立小中学校への端末導入と保守を約36自治体に提供。ヘルプデスクを用意し、個別要件に柔軟に対応する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
オフィス家具卸、低収益性が課題
ライオン事務器は、オフィス家具や事務用品の卸売業者。同業にはリョーサン菱洋や高千穂交易があるが、同社は比較的小規模で、売上高約349億円(2024/9期)、営業利益率は3.15%と低い。競合との差別化が難しく、価格競争にさらされやすい。業績は緩やかな成長を見せるが、収益性改善が急務。
強み
- オフィス家具から文具まで多様な商品を提供、ワンストップ対応。
- 長年の取引で築いた顧客基盤を持ち、安定した受注を得る。
- 売上高が2023/9期330億円から349億円へ増加。
- 負債が少なく、キャッシュフローは安定している。
課題
- 営業利益率3%台と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
- 卸売業は差別化が難しく、価格競争に陥りやすい。
- 売上成長率が年5%未満と緩やかで、拡大余地が限定的。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がライオン事務器
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7698アイスコ | 106億円 | 29.2倍 |
| 2 | 3173Cominix | 104億円 | 14.7倍 |
| 3 | 3320クロスプラス | 101億円 | 5.6倍 |
| 4 | 3079ディーブイエックス | 100億円 | 43.3倍 |
| 5 | 7486サンリン | 100億円 | 19.7倍 |
| 6 | 423Aライオン事務器 | 97億円 | 10.8倍 |
| 7 | 7442中山福 | 97億円 | 14.0倍 |
| 8 | 9872北恵 | 95億円 | 17.0倍 |
| 9 | 9930北沢産業 | 95億円 | 33.6倍 |
| 10 | 9265ヤマシタヘルスケアホールディングス | 93億円 | 14.2倍 |
| 11 | 9867ソレキア | 93億円 | 5.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 36件
文具輸入から自社製造へ:1881年〜1945年
1881年、海外文具の輸入を開始しライオンマークを商標とする。1921年9月に株式会社福井商店(資本金100万円)を設立。1937年、自社製造に進出し文具の生産を始める。1945年の第二次世界大戦で大阪・東京の両社屋を焼失。商号を福井商事株式会社と改め、再建に乗り出した。この時期に輸入商から製造業への基盤を築いた。
戦後復興と事業拡大:1946年〜1961年
1953年11月、大阪市東区に本社社屋を新築。1956年12月、福井商事を存続会社として株式会社東京福井商店を吸収合併した。1961年6月、平野工場を分離独立させ福井工業株式会社(現サンライテック)を設立し、ペン先の製造を開始。同年、テープカッターNo.25、スチール業務用イス、スチール片袖デスクを発売。オフィスの総合メーカーへの道を歩み始めた。
子会社設立と海外進出:1962年〜1980年
1964年12月、ライオンファイリング株式会社を設立しフラットファイルの製造を開始。1971年3月、東大阪市に大阪店(現ライオン東大阪ビル)を開設。1972年1月、米国カリフォルニア州にLION OFFICE PRODUCTS, INC.を設立。同年2月、配送子会社ライオン運送(現ライオンロジスティクス)を設立。1973年、株式会社三和製作所(現サンワブロードビジネス)を子会社化。1980年10月、商号を株式会社ライオン事務器に改めた。
物流整備とブランド確立:1981年〜2000年
1981年6月、福井商事株式会社を設立し子会社・仕入先へ部材供給を開始。1989年4月、埼玉県に大利根物流センターを開設。1991年8月、東京都中野区にライオン新宿ビルを開設し、後に本社を移転。1997年10月には台湾子会社、1999年4月には中国子会社を設立。2001年6月、本社機能を東京都中野区に移転。物流基盤とアジア拠点を整備した。
資本提携とECプラットフォームの開始:2001年〜2009年
2004年、東京本店を日本橋オフィスに移転。2005年1月、総務・経理業務受託の株式会社マキシネットを設立。2005年4月、福井工業と太陽工業が合併し株式会社サンライテックが発足。2006年10月、滋賀センターを開設し西日本物流を強化。2008年4月、株式会社大塚商会と資本業務提携契約を締結し第三者割当増資を実施。2009年3月、大塚商会の配送センター5拠点に物流アウトソーシングを開始。同年4月、ECプラットフォーム「ナビリオン」の運用を開始した。
事業再編と上場:2010年〜2025年
2010年7月、運送子会社を合併し株式会社ライオンロジスティクスに社名変更。2014年、東京ショールーム「WORK PALETTE」開設。同年、ライオンファイル株式を売却。2016年、マキシネット清算。2019年、福井商事清算。同年、サンライテックがサカエよりシュレッダー事業を譲受。2024年12月、大阪プレゼンテーションルーム「soLid LABO」開設。2025年10月、東京証券取引所スタンダード市場に株式上場を果たした。
年表36件を開く
1880年代
- 1881年海外から文具・事務器の輸入を開始。ライオンマークの使用を始める。
1920年代
- 1921年9月創業資本金100万円を以て株式会社福井商店を設立。
1930年代
- 1937年自社での文具製造を開始。
1940年代
- 1945年第二次世界大戦により大阪・東京の両社屋焼失。商号を福井商事株式会社に改め、再建に乗り出す。
1950年代
- 1953年11月大阪市東区(現・中央区)平野町2丁目に本社社屋新築。
- 1956年12月M&A福井商事株式会社を存続会社として株式会社東京福井商店を吸収合併。
1960年代
- 1961年6月平野工場を分離独立。福井工業株式会社(現株式会社サンライテック・連結子会社)として設立。ペン先の製造を開始。東京で全商品を紹介するライオンオフィスフェアーを開催。「テープカッターNo.25」発売、「スチール業務用イス」発売、「スチール片袖デスク」発売。オフィスの総合メーカーへ。
- 1964年12月創業ライオンファイリング株式会社(現ライオンファイル株式会社)を設立。フラットファイル(紙製ファイル)の製造を開始。
1970年代
- 1971年3月東大阪市の大阪紙文具流通センターに大阪店(現ライオン東大阪ビル)を開設。
- 1972年1月アメリカ・カリフォルニア州にLION OFFICE PRODUCTS, INC.(連結子会社)を設立。
- 1972年2月ライオン運送株式会社(現株式会社ライオンロジスティクス・連結子会社)を設立。首都圏の配送を行う。
- 1973年12月株式会社三和製作所(現株式会社サンワブロードビジネス)をナンバリング、チェックライターの生産のための子会社とする。
- 1974年5月大阪ライオン運送株式会社(現株式会社ライオンロジスティクス・連結子会社)を近畿圏の配送のための関係会社とする。
1980年代
- 1980年10月商号を株式会社ライオン事務器と改める。
- 1981年6月福井商事株式会社を設立。子会社及び主要仕入先へ部材の供給を開始。
- 1989年4月埼玉県大利根町に大利根物流センターを開設。太陽工業株式会社(現株式会社サンライテック・連結子会社)をスチール書庫、ロッカーの生産のための子会社とする。
1990年代
- 1991年8月東京都中野区にライオン新宿ビル(プレゼンテーションセンター)(現本社ビル)を開設。大阪ライオン運送株式会社(現株式会社ライオンロジスティクス・連結子会社)を子会社とする。
- 1997年10月台湾の台北市に福獅事務機器股份有限公司(連結子会社)を設立。
- 1999年4月中国の上海市に福獅刅公用品貿易有限公司(連結子会社)を設立。
2000年代
- 2001年6月本社機能を東京都中野区本社ビルに移転。
- 2001年10月大阪市港区に関西商品センターを開設。
- 2004年12月東京都中央区のライオン小伝馬町ビルを閉鎖。東京本店を賃貸オフィス(現日本橋オフィス)に移転。
- 2005年1月創業株式会社マキシネットを設立。総務、経理関係業務の受託事業を開始。
- 2005年4月M&A福井工業株式会社と太陽工業株式会社が合併し、株式会社サンライテックとなる。
- 2006年10月西日本の物流拠点滋賀センター(滋賀県東近江市)を開設。
- 2008年4月株式会社大塚商会と資本業務提携契約を締結。(注)
- 2008年5月株式会社大塚商会を第三者割当先とする増資を実施。(注)
- 2009年3月株式会社大塚商会の配送センター全国5拠点に事務用品の物流アウトソーシングを行い、関西商品センターを閉鎖。
- 2009年4月ECプラットフォーム「ナビリオン(NAVILION)」の運用を開始。
2010年代
- 2010年7月M&Aライオン運送株式会社と株式会社ライオンロジスティクスの合併。(存続会社:ライオン運送株式会社、合併と同時に株式会社ライオンロジスティクス(連結子会社)に社名変更)
- 2014年1月東京都新宿区に西新宿オフィスを開設。連結子会社であったライオンファイル株式会社を、保有株式の売却により連結子会社から除外。
- 2016年12月連結子会社であった株式会社マキシネットを、清算結了により連結子会社から除外。
- 2019年3月連結子会社であった福井商事株式会社を、清算結了により連結子会社から除外。
- 2019年11月連結子会社である株式会社サンライテックが株式会社サカエよりシュレッダー事業を譲受。
2020年代
- 2024年3月非連結子会社であった株式会社サンワブロードビジネスを、保有株式の売却により当社グループ関係会社から除外。
- 2025年10月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
メーカー・商社機能の融合による提案力強化
グループ連携により、オリジナル製品の製造(メーカー機能)と他社商品の仕入れ(商社機能)を組み合わせ、顧客ニーズに柔軟に対応する「オフィスまるごと提案」を推進する。
- 02
オフィス回帰と環境配慮型商品の展開
Web会議ブース「DelicaBooth」や再生材使用のスタッキングチェア、LED照明、ポータブルバッテリーなど時流に合った商材を提案。オフィス環境を複合的にサポートする。
- 03
データ活用と営業の高度化
基幹システムやSFA/CRMを導入し、受発注データや顧客情報をAI分析。営業活動の見える化、顧客管理強化、営業支援の高度化を図る。
- 04
新規取引拡大と収益基盤の多様化
従来のルート営業に加え、大手パートナーとの協業や新規法人との直接取引を拡大。ECプラットフォーム「ナビリオン」の継続購入顧客増加やインサイドセールス強化でストックビジネスを確立。
- 05
コーポレート・ガバナンスと人材活用の強化
内部管理体制・法務体制の高度化、コンプライアンス徹底で企業価値向上。人事制度改革や女性管理職増加など、社員の処遇改善と働きがいのある職場環境を醸成する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内㈱サンライテック兵庫県相生市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ライオンロジスティクス東京都中野区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外LION OFFICE PRODUCTS,INC.米国 カリフォルニア ガーデナ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外福獅事務機器股份有限公司台湾 台北市大同區 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外福獅刅公用品貿易有限公司中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱大塚商会(注)3東京都千代田区 · その他の関係会社議決権40.2%
- 調達1.2億円再生PPC用紙の購入経済産業省 · 2023-03-09
- 調達1.1億円再生PPC用紙の購入経済産業省 · 2026-03-13
- 調達1.1億円再生PPC用紙の購入経済産業省 · 2024-03-11
- 調達7,162万円インクカートリッジ(IB02KB) 外25点警察庁 · 2021-03-26
- 調達4,308万円インクカートリッジ(IB02KB) 外30点警察庁 · 2022-03-25
- 調達3,800万円成田空港検疫所男子仮眠室改修工事厚生労働省 · 2025-11-14
- 調達3,151万円インクカートリッジ(IB02KB) 外32点警察庁 · 2023-04-27
- 調達1,143万円【電子可】インクパック(IP01KA)外21点警察庁 · 2024-04-23
- 調達354万円プリンタ等供給契約法務省 · 2025-02-19
- 調達321万円登記情報センターにおけるLED照明交換作業(供給) 一式法務省 · 2018-01-29
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は370億円、営業利益は12億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+9.1%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 407億円 | 370億円 |
| 営業利益 | 14億円 | 12億円 |
| 純利益 | 10億円 | 9億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
2期分
直近は2026年3Qで、売上は71億円、営業利益は−2億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 251 | 14 | 5.6 | 10 |
| 2026年3Q | 71 | −2 | −2.8 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2021年9月期からの5期で、売上は479億円から370億円へ77%に減った。直近期の営業利益率は3.2%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 479 | — | 16 | — | 13 |
| 2022年9月 | 339 | — | 10 | — | 7 |
| 2023年9月 | 330 | — | 11 | — | 8 |
| 2024年9月 | 349 | 11 | 12 | 3.2 | 8 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。 | |||||
| 2025年9月 | 370 | 12 | 13 | 3.2 | 9 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高370億円のうち、営業利益として残るのは12億円で3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%をちょうど並ぶ水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.4%279億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.4%79億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%12億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年9月期は営業CFが0億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は59億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 62 | −2 | −4 | 60 | 92 |
| 2022年9月 | −33 | −5 | 0 | −38 | 58 |
| 2023年9月 | −5 | −4 | −2 | −9 | 49 |
| 2024年9月 | 18 | −1 | −2 | 17 | 64 |
| 2025年9月 | 0 | −2 | −2 | −2 | 59 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 5期分
2025年9月期の総資産は251億円。このうち返さなくてよい自己資本が122億円で、自己資本比率は48.8%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 260 | 92 | 168 | 35.4 |
| 2022年9月 | 236 | 99 | 137 | 41.9 |
| 2023年9月 | 233 | 107 | 126 | 45.7 |
| 2024年9月 | 233 | 114 | 119 | 49.1 |
| 2025年9月 | 251 | 122 | 128 | 48.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中112位あたり、逆に低いのは配当利回りで284社中221位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥324で、1年前と比べて-26.9%。過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.8倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 0.82倍 |
| 配当利回り | 4.63% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+2.95%と緩やかな上昇。7/2に305円を付けて以降、300円前後で推移し、7/31には314円と上放れ。25日線(306.4円)を上抜け、75日線(304.25円)も上回る。RSIは61.3と強気圏。52週高値533円からは-41.1%と下落しているが、底固めから上昇に転じる兆し。出来高は7/31に48,700株と増加。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 9.14倍は業界平均の17.41倍を大きく下回り、PBR 0.77倍も平均1.22倍を下回る。ROE 7.7%と堅調で、売上高と利益は増加傾向にある。ただし、配当利回り1.59%は平均3.00%を下回り、配当性向も17.6%と低い。収益力に対して株価が割安に放置されており、総合的に割安と判断。ただし、配当の伸びは限定的で、株主還元の改善余地が残る。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.8倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 0.82倍 | 1.24倍 |
| ROE | 7.7% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
卸売業として安定した需要が見込めるが、競争が激しく利益率が低いことが課題。強気派はオフィス需要の回復と効率化による利益改善を期待する。弱気派は競合との価格競争や市場の縮小を懸念する。
- オフィス需要の回復
オフィス回帰の動きで事務機器の需要が拡大し、売上が増加する可能性がある。
- 安定した収益
過去3期の利益は8~9億円で推移し、安定した収益を上げている。
- 効率化の進展
売上は増加傾向で、利益率も改善しており、経営効率が向上している。
- 3期連続増収、売上高370億円達成通年影響中
2023/9期330億円→2025/9期370億円、営業利益も11→12億円と拡大
- PBR0.77倍の解散価値割れ不定影響中
PBR0.77倍は純資産比で約3割安、時価総額94億円と小規模なため買収にも魅力
- 配当性向17%と増配余地次回決算発表後影響弱
年間配当は株価314円×1.59%の約5円、純利益9億円に対する配当性向は約17%と低く増配余地
- 営業利益率3.24%に改善基調通年影響弱
2024/9期3.15%→2025/9期3.24%と上昇、売上高増とコスト管理で更なる改善余地
- 競争の激化
卸売業界は競争が激しく、価格低下が収益を圧迫する可能性がある。
- 市場の縮小
ペーパーレス化の進展で事務機器市場自体が縮小するリスクがある。
- 低い利益率
営業利益率は3%台で、収益性が低く、コスト増に敏感。
- 売上高伸び率6%と伸び悩み通年影響中
2025/9期の売上高は前期比6%増に留まり、2024/9期の5.8%増とほぼ横ばいで加速感なし
- 営業利益率3%台と低収益体質不定影響中
営業利益12億円、売上高370億円の利益率は3.24%と低く、価格競争で悪化する恐れ
- 株価1年で29%下落の需給悪化継続影響弱
1年間で株価は29.1%下落し、時価総額94億円の小型株は流動性が低い
- ROE7.7%の低い資本効率通年影響弱
ROE7.7%はPBR0.77倍に対応し、資本効率の改善策が見えない
- 売上高
- 市場需要と事業規模の拡大を確認するため。
- 営業利益率
- 競争環境と収益性の変化を監視するため。
- 在庫回転率
- 在庫管理の効率性と需要動向を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から+66.7%。いまの株価に対する利回りは4.63%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 5 | — | 11.7 |
| 2022年9月 | 2 | −60.0 | 8.5 |
| 2023年9月 | 3 | 50.0 | 13.0 |
| 2024年9月 | 3 | 0.0 | 13.4 |
| 2025年9月 | 5 | 66.7 | 17.6 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ870人。区分でいちばん多いのは事業法人で46.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.4%を占め、残る44.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年9月% |
|---|---|
| 事業法人 | 46.8 |
| 個人・その他 | 44.6 |
| 金融機関 | 8.6 |
| 自己株式 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社大塚商会 | 40.13 |
| 02 | 福井資 | 4.59 |
| 03 | 福井靖 | 3.99 |
| 04 | 福井務 | 3.67 |
| 05 | 株式会社みずほ銀行 | 2.82 |
| 06 | ライオン事務器社員持株会 | 2.12 |
| 07 | 勝又祐一郎 | 1.34 |
| 08 | 株式会社三井住友銀行 | 1.30 |
| 09 | 寺西八 | 1.22 |
| 10 | 日本生命保険相互会社 | 1.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で−32%、1株純資産は5期で+33%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 45 | 308 | 15.8 | 11.7 |
| 2022年9月 | 24 | 330 | 7.5 | 8.5 |
| 2023年9月 | 27 | 357 | 7.9 | 13.0 |
| 2024年9月 | 26 | 382 | 6.9 | 13.4 |
| 2025年9月 | 31 | 409 | 7.7 | 17.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/9期の役員報酬は総額142百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 髙橋俊泰 | 代表取締役社長 | 75 | — |
| 清野宏 | 代表取締役副社長 | 66 | 40,000 |
| 鎌田龍雄 | 取締役 専務執行役員 | 74 | 41,000 |
| 茶谷英二 | 取締役 上席常務執行役員 経営管理本部長 経営企画部長 | 63 | 31,000 |
| 島徹 | 取締役 常務執行役員 商品本部長 | 68 | 38,000 |
| 大庭忠良 | 取締役 常務執行役員 営業本部長 ソリューション事業部長 | 77 | — |
| 森貴文 | 取締役 上席執行役員 財務部長 | 52 | — |
| 水沼久雄 | 取締役 | 71 | — |
| 首藤正治 | 取締役 | 70 | — |
| 米田俊朗 | 監査役 常勤 | 67 | 12,000 |
| 久堀好之 | 監査役 非常勤 | 72 | 3,000 |
| 筬島裕斗志 | 監査役 非常勤 | 52 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 畝野一夫 | 監査役 非常勤 | 58 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 106 | 106 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 23 | 23 | 6 |
| 監査役 | 1 | 13 | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,920字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,540字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,723字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,393字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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