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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

靜甲

SEIKO CORPORATION6286 · Standard · 機械

包装機械や冷間鍛造製品など産業機械を軸に、電機機器販売・車両販売・不動産賃貸まで手がける複合事業会社。静岡県を拠点に幅広い事業を展開。

概要

靜甲株式会社は静岡県静岡市に本社を置く機械メーカー兼総合商社である。1939年に航空機部品メーカーとして創業し、戦後はいすゞ自動車の販売、液体自動充填機の製造、冷間鍛造、電機機器販売、車両販売など多事業に展開。2026年3月期の連結売上高は449億円、従業員数は892名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、9つの子会社と1つの関連会社でグループを構成する。

5つの事業セグメントで構成される収益構造

グループの販売網は、産業機械の包装機械を子会社日本機械商事が販売し、殺菌装置はエコノス・ジャパンが手掛ける。冷間鍛造品は静甲本体が直接販売し、電機機器は静甲が静岡県内で販売・工事を担当。車両関係は静甲本体に加え、静岡スバル自動車、静岡ブイオート、PUREST、Cool the Earthの4子会社が静岡県内で販売・整備を行う。不動産賃貸は静甲本体と静岡自動車が駐車場経営やレンタカー業を営む。地域密着型の多角化が収益の安定性に寄与している。

売上高は拡大も利益は変動する財務傾向

2026年3月期のキャッシュフロー詳細は開示されていないが、有形固定資産が11億円増加するなど設備投資を積極化。長期ビジョンとして「創業100周年に向けた持続的成長」を掲げ、中期経営計画でリスクテイクへの転換を打ち出す。営業利益率は約4.0%と高水準ではないが、省エネ・省人化分野への投資により収益力向上を図る方針である。

静岡地盤に9社の子会社を擁するグループ体制

静甲グループは、静甲本体と9社の連結子会社、1社の関連会社で構成される。主要子会社には、産業機械販売を担う日本機械商事(東京都千代田区)、殺菌装置メーカーのエコノス・ジャパン(静岡県)、FAシステムの共和テック(静岡県)がある。車両関係では、静岡スバル自動車(静岡県)がスバル車販売、静岡ブイオートが中古車販売、PURESTとCool the Earthが新たな車両関連事業を展開。不動産賃貸では静岡自動車が駐車場経営を行う。タイヤ販売の清水久米タイヤサービスは2024年に吸収合併された。2024年1月には日本機械商事がインドネシアにジャカルタ駐在員事務所を開設し、グループ初の海外拠点となった。子会社の多くは静岡県内に所在し、地域密着型の事業展開が特徴である。

業界の中での役割は産業機械メーカー、総合商社的機能を持つ事業会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
449億円
営業利益
18億円
営業利益率
4.0%
純利益
12億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
車両関係事業250億円55.7%4億円1.6%
産業機械事業95億円21.2%15億円15.8%
電機機器事業87億円19.4%6億円6.9%
冷間鍛造事業16億円3.6%1億円6.3%
不動産等 賃貸事業1億円0.2%2億円200.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01産業機械主力

包装機械の製造・販売・保守メンテナンスを行う。また子会社を通じて殺菌装置や食品加工機械も製造販売。食品・医薬品などの包装工程に必要な機械を提供。

主な製品・サービス3
包装機械
製品を包装するための機械で、食品や工業製品などの包装ラインに使用される。
殺菌装置
食品や容器を殺菌する装置。
食品加工機械
食品の加工・製造に使用される機械。

02冷間鍛造準主力

冷間鍛造製品を製造販売。自動車部品や機械部品などに使用される高精度な金属部品を提供。

主な製品・サービス1
冷間鍛造製品
常温で金属をプレス加工して作る部品で、自動車や産業機械などに使用される。

03電機機器副次

FA機器、空調機器、冷凍機器、太陽光発電機器などの販売、および空調設備の設置工事を静岡県内で展開。

主な製品・サービス3
FA機器
工場の自動化に使用される制御機器やセンサーなど。
空調機器
業務用・家庭用の空調設備。
太陽光発電機器
太陽光パネルやパワーコンディショナーなど。

04車両関係副次

スバル車を中心とした車両販売、および関連商品の販売を静岡県内で展開。子会社が運営。

主な製品・サービス2
自動車販売
スバル車などの新車・中古車販売。
車両関連商品
自動車部品やアクセサリー、整備サービスなど。

05不動産等賃貸副次

不動産の賃貸、駐車場経営、貸自動車業を静岡県内で展開。

製品と技術

液体自動充填機と包装ラインの自動化技術

靜甲の産業機械事業の中核は、1951年に製造を開始した液体自動充填機である。食品業界向けの大型液体充填ラインが主力で、化粧品・医薬品向けの中型・小型機も手掛ける。三島工場で製造される自動包装機は、省人化・生産効率向上を志向する顧客ニーズに対応。子会社のエコノス・ジャパンは殺菌装置、食品加工機械を製造し、共和テックはFAシステムと産業機械の自動化設備を提供する。包装機械の販売は主に日本機械商事を通じて行われ、国内及びアジア圏に向けて展開。近年は前後工程を含む自動化ラインの提案を強化し、液体充填機を中心に機械のリプレース需要を獲得している。

多品種小ロットに対応する冷間鍛造技術

1970年に清水工場に導入された冷間鍛造設備は、1988年に富士川工場へ移転・拡充された。静甲の冷間鍛造事業は、独自の金型設計・内製化技術と柔軟な生産ライン管理を強みとし、多品種・小ロットの受注に対応する。自動車部品や産業機械部品を中心に、省エネ・省資源の加工プロセスを提供。他社との差別化要因として、少量多品種への迅速な対応が挙げられる。2026年3月期の売上高は15億円とグループ全体の3.5%に過ぎないが、成長市場として位置づけられ、新規顧客開拓と販路拡大が進められている。

FA機器・空調から太陽光まで手掛ける電機機器事業

静甲の電機機器事業は、三菱電機の特約代理店として1961年に始まった。静岡県内を中心に、FA機器、空調機器、冷凍機器、太陽光発電機器の販売と設置工事を行う。空調設備工事ではリノベーション需要を取り込み、省エネ提案を強化。2026年3月期の売上高は87億円で、グループ全体の19.4%を占める。産業機械事業と連携した自動化設備の電気制御部分も担当し、グループ内のシナジーを発揮する。また、マイクログリッドやカーボンニュートラル関連の新規事業にも取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

包装用機械でニッチ、収益改善が急務

包装用機械や省力化設備を手掛ける専門メーカー。連結売上高401億円(2025年3月期)、営業利益率3.5%。同業の日本製鋼所や三浦工業と比較して規模は中程度だが、収益率は著しく低い。包装機械市場でのプレゼンスはあるものの、コスト競争力や付加価値提案が不足。収益構造の改善が急務であり、高付加価値製品へのシフトや生産効率化が必要。

強み

  • 長年培った包装機械の設計・製造技術で、顧客のニーズに応える。
  • 人手不足を背景に、自動化・省力化機器への需要に応えるポジション。
  • 2026年3月期も増収見込みであり、一定の市場需要を捉えている。
  • 食品包装など特定分野で強固な顧客基盤を有する可能性。

課題

  • 営業利益率3.5%と低く、コスト削減や高付加価値化が急務。
  • 同業他社との価格競争にさらされ、差別化が難しい。
  • 鋼材などの原材料価格上昇が収益を圧迫している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が靜甲

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16497ハマイ107億円10.0倍
26239ナガオカ105億円31.4倍
36208石川製作所102億円15.6倍
46156エーワン精密98億円46.5倍
56230SANEI98億円8.1倍
66286靜甲97億円7.9倍
76466TVE93億円8.6倍
86338タカトリ90億円34.6倍
96402兼松エンジニアリング89億円7.6倍
106391加地テック82億円10.9倍
117726黒田精工79億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

航空機部品から自動車販売へ転換した1940年代

靜甲の起源は1939年5月、静岡県清水市(現・静岡市清水区)に設立された清水精機株式会社である。創業時は航空機部品の製造を手掛け、1940年6月には現在地に本社を移転した。第二次世界大戦後の1946年10月、社名を静甲いすゞ自動車販売株式会社に改称し、いすゞ自動車の販売を開始。1947年12月には静甲いすゞ自動車株式会社と改称し、自動車販売が主力事業となる。1949年10月には日本ダンロップのタイヤ販売も開始し、自動車関連事業の基盤を固めた。この間、航空機部品製造から自動車販売への大胆な転換が、今日の多角化の出発点となった。

液体自動充填機で包装機械事業に参入した1951年

1951年2月、静甲いすゞ自動車株式会社は株式会社鈴与機械製作所を吸収合併し、液体自動充填機の製造販売を開始した。これが現在の産業機械事業の源流である。同年、久保田鉄工(現クボタ)と静岡県下特約店契約を締結し、農機具販売にも進出。1954年3月には静岡自動車を子会社化し、車両販売網を強化した。1961年1月には三菱電機の特約代理店として静菱電業を子会社化し、電機機器事業に参入。1950年代から1960年代にかけて、自動車販売に加え、産業機械・電機機器の事業基盤を構築した多角化の時代であった。

自動包装機専門工場と冷間鍛造への投資(1968-1983)

1968年12月、静岡県三島市に三島工場を新設し、自動包装機の製造専門工場として稼働を開始。包装機械事業の生産体制を強化した。1970年10月には清水工場に冷間鍛造設備を設置し、冷間鍛造事業に参入。これにより、機械加工の分野を拡大した。1982年5月には山梨県下のいすゞ車販売業務を譲渡し、1983年7月には静岡県下のいすゞ車販売業務も静岡いすゞ自動車に譲渡。これにより自動車販売事業から徐々に撤退し、1983年8月には社名を靜甲株式会社に改称。同時に、包装機械と冷間鍛造を中核とする現在の事業構造が形成され始めた。

店頭登録と子会社統合でグループ化を進めた1990年代

1990年10月、靜甲株式は社団法人日本証券業協会に店頭登録され、資金調達の道を開いた。1995年11月には子会社の静岡スバル自動車も店頭登録。1999年6月、子会社の包装技研と静菱電業を吸収合併し、グループ統合を推進。2001年10月には静岡スバル自動車が会社分割で静岡ブイオートを設立し、車両販売事業を整理した。2002年3月には上下水道事業、2004年3月には車両整備関連事業とJR関連事業を廃止するなど、不採算事業からの撤退を進めた。2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2008年8月には殺菌装置メーカーのエコノス・ジャパンを子会社化し、産業機械事業を拡充した。

JASDAQ上場と完全子会社化で経営基盤を強化(2010-2013)

2010年4月、ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。同年8月には株式交換により静岡スバル自動車を完全子会社化し、グループ経営の効率化を図った。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。これにより株式流動性が向上した。この時期、連結売上高は250億円から280億円程度で推移し、安定した収益基盤を築いた。

M&Aと海外進出で成長軌道に乗った2017年以降

2017年5月、日本機械商事(大阪)を子会社化し、包装機械の販売網を強化。同時に静岡スバル自動車がPURESTを設立し、車両関連事業を多角化。2019年7月には東京と大阪の日本機械商事を統合。2020年7月、FAシステムメーカーの共和テックを完全子会社化し、産業機械のラインアップを拡充。同年10月には清水久米タイヤサービスを子会社化(2024年に吸収合併)し、タイヤ販売をグループ化。2020年10月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2024年1月、日本機械商事がインドネシアにジャカルタ駐在員事務所を開設し、グループ初の海外拠点を構築。2026年1月にはビルメンテを吸収合併し、不動産管理事業を統合。これらのM&Aと海外展開により、売上高は2026年3月期に449億円まで拡大した。

年表38件を開く

1930年代

  • 1939年5月創業静岡県清水市(現・静岡市清水区)において、清水精機株式会社を設立し、航空機部品の製造を開始

1940年代

  • 1940年6月現在地に本社を移転
  • 1946年10月社名を静甲いすゞ自動車販売株式会社に改称し、いすゞ自動車株式会社の自動車の販売を開始
  • 1947年12月社名を静甲いすゞ自動車株式会社に改称
  • 1949年10月株式会社日本ダンロップのタイヤの販売を開始

1950年代

  • 1951年2月M&A株式会社鈴与機械製作所を吸収合併し、液体自動充填機の製造販売を開始
  • 1952年5月久保田鉄工株式会社と静岡県下特約店契約を締結
  • 三菱電機株式会社と静岡県中部並びに岳南地区の特約代理店契約を締結
  • 1954年3月M&A静岡自動車株式会社(1947年9月設立 現・連結子会社)を子会社化

1960年代

  • 1961年1月M&A静菱電業株式会社(1954年12月大洋冷機株式会社として設立、1960年11月に社名を静菱電業株式会社に改称)を子会社化
  • 1965年9月M&A日本機械製造株式会社(1964年9月設立、1976年4月に社名を株式会社包装技研に改称)を子会社化
  • 1968年6月M&A静岡スバル自動車株式会社(1959年3月設立 現・連結子会社)を子会社化
  • 1968年12月静岡県三島市に三島工場を新設し自動包装機製造の専門工場として稼働を開始
  • 1969年7月三菱電機株式会社の家庭電気品の販売業務を中部三菱電機商品販売株式会社に譲渡

1970年代

  • 1970年10月冷間鍛造設備を清水工場に設置し生産を開始

1980年代

  • 1982年5月山梨県下のいすゞ車の販売業務を山梨いすゞ自動車株式会社に譲渡
  • 1983年7月静岡県下のいすゞ車の販売業務を静岡いすゞ自動車株式会社に譲渡
  • 1983年8月社名を靜甲株式会社に改称
  • 1988年5月静岡県庵原郡富士川町(現・富士市)に富士川工場を新設し、冷間鍛造部門を移転
  • 1989年1月日本機械商事株式会社(本社:東京都千代田区 現・連結子会社)を設立
  • 1989年4月M&A日本機械商事株式会社(本社:静岡県清水市(現・静岡市清水区))を吸収合併

1990年代

  • 1990年10月株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録
  • 1995年11月静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式を日本証券業協会に店頭登録
  • 1999年6月M&A株式会社包装技研(子会社)及び静菱電業株式会社(子会社)を吸収合併

2000年代

  • 2001年10月静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が会社分割により静岡ブイオート株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2002年3月上下水道事業を廃止
  • 2004年3月車両整備関連事業及びJR関連事業を廃止
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2008年8月M&A株式会社エコノス・ジャパン(1994年5月設立 現・連結子会社)を子会社化

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード))に上場
  • 2010年8月M&A株式交換により静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2017年5月M&A日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)を子会社化 静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式会社PUREST(現・連結子会社)を設立
  • 2019年7月M&A日本機械商事株式会社(本社:東京都千代田区)を存続会社、日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)を消滅会社として吸収合併

2020年代

  • 2020年7月M&A株式会社共和テック(2001年12月設立 現・連結子会社)を完全子会社化
  • 2020年10月M&A有限会社清水久米タイヤサービス(1995年4月設立)を完全子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式会社Cool the Earth(現・連結子会社)を設立
  • 2024年1月M&A有限会社清水久米タイヤサービス(子会社)を吸収合併 日本機械商事株式会社がインドネシアにジャカルタ駐在員事務所を開設(当社グループ初の海外拠点)
  • 2026年1月M&A株式会社ビルメンテ(子会社)を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで(中期経営計画最終年度2029年3月期目標)
  • 営業利益2029年3月期まで(中期経営計画最終年度2029年3月期目標)
  • EBITDA2029年3月期まで(中期経営計画最終年度2029年3月期目標)
  • 1株当たり配当金2029年3月期まで(中期経営計画最終年度2029年3月期目標)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    リスクテイクによる成長投資

    従来のリスク回避からリスクを取り成長に挑む姿勢に転換し、創出したキャッシュを継続的に再投資して収益力の向上を図る。

  2. 02

    新分野への挑戦(環境関連)

    省エネ・カーボンニュートラル関連の新規事業立ち上げやエネルギー関連商材の販売強化、マイクログリッドの展開など環境分野に取り組む。

  3. 03

    成長市場へのマーケットアウト

    冷間鍛造部品や自動車関連試験機・生産設備、防災・減災関連商品の販売強化により、直接受注・直接販売を拡大し新規顧客を開拓する。

  4. 04

    従来ビジネスの変革

    包装機械装置など既存事業において、顧客ニーズに合わせた液体充填機の前後工程を含む自動化・省人化提案を強化し、国内外の市場深耕を進める。

  5. 05

    安定収益基盤の維持・拡大

    自動車関連やリノベーション事業で既存顧客との関係を深化させ、EV車両向け新商材の販売強化や設備工事領域の拡大により省エネ提案を拡充する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で892人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は601万円で、9期前と比べて+11.7%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月700
2018年3月736
2019年3月53840.016.0750
2020年3月53940.016.0776
2021年3月53339.016.0812
2022年3月54939.015.0797
2023年3月54139.016.0843
2024年3月54340.016.0875
2025年3月56640.016.0887158
2026年3月60139.015.0892202

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率47.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社(静岡県 静岡市清水区)他営業所4,783百万円
㈱PUREST ポルシェセンター静岡 — 静岡県静岡市清水区1,324百万円
不動産等 賃貸事業
本社 — 静岡県 静岡市清水区573百万円
その他 — 静岡県静岡市清水区 他568百万円
全社 他
㈱PUREST ポルシェセンター浜松 — 静岡県浜松市中央区430百万円
不動産等 賃貸事業
三島工場 — 静岡県三島市356百万円
産業機械事業
富士川工場 — 静岡県富士市328百万円
冷間鍛造事業
清水工場 — 静岡県静岡市清水区277百万円
産業機械事業
本社 — 静岡県 静岡市葵区270百万円
本社 — 静岡県静岡市清水区222百万円
全社
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本機械商事㈱(注)2.3
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エコノス・ジャパン(注)2
    静岡県菊川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共和テック(注)2
    静岡県静岡市清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静岡スバル自動車㈱(注)2.3
    静岡県静岡市清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静岡ブイオート㈱(注)2
    静岡県静岡市駿河区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱PUREST (注)3
    静岡県静岡市清水区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Cool the Earth
    静岡県静岡市葵区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    静岡自動車㈱(注)2
    静岡県静岡市葵区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    鈴与ホールディングス㈱
    静岡県静岡市清水区 · その他の関係会社
    議決権28.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は449億円営業利益18億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.0%、利益が+28.6%。

売上高
+12.0%
449億円
営業利益
+28.6%
18億円
純利益
+20.0%
12億円
営業利益率
4.0%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高460億円449億円
営業利益16億円18億円
純利益10億円12億円
1株あたり配当¥28¥28

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は111億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+38.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q932
2024年1Q8000.00
2024年2Q8322.42
2024年3Q9833.12
2024年4Q1004
2025年2Q18773.74
2025年4Q21473.36
2026年2Q21583.76
2026年4Q234104.36
2027年1Q11154.53

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は252億円から449億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は4.0%。売上は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月25274
2014年3月27362
2015年3月2802−1
2016年3月27433
日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)を子会社化 静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式会社PUREST(現・連結子会社)を設立
2017年3月29074
2018年3月329910
日本機械商事株式会社(本社:東京都千代田区)を存続会社、日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)を消滅会社として吸収合併
2019年3月33464
株式会社共和テック(2001年12月設立 現・連結子会社)を完全子会社化
2020年3月33353
2021年3月3179−8
2022年3月31478
2023年3月34573
有限会社清水久米タイヤサービス(子会社)を吸収合併 日本機械商事株式会社がインドネシアにジャカルタ駐在員事務所を開設(当社グループ初の海外拠点)
2024年3月361108
2025年3月40114163.510
株式会社ビルメンテ(子会社)を吸収合併
2026年3月44918164.012

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高449億円のうち、営業利益として残るのは18億円4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.6%353億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.4%78億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.6pt
4.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.3pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.3pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが28億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は72億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月16−10−1637
2014年3月4−175−1329
2015年3月12−12−5023
2016年3月16−123430
2017年3月16−141233
2018年3月13−188−535
2019年3月28−13−21548
2020年3月11−184−745
2021年3月25−1361263
2022年3月17−93875
2023年3月8−1212−483
2024年3月17−12−3585
2025年3月31−24−22769
2026年3月28−21−4772

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は297億円。このうち返さなくてよい自己資本が175億円で、自己資本比率は58.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1781235569.4
2014年3月1941256964.5
2015年3月1921286466.5
2016年3月1901276367.1
2017年3月2021317164.9
2018年3月2311428960.8
2019年3月2361429460.2
2020年3月2381409858.7
2021年3月24913511454.4
2022年3月27013813251.1
2023年3月27214213052.2
2024年3月28415213253.7
2025年3月27715911757.6
2026年3月29717512358.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
73億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
129億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
29億円
在庫として抱えている分
負債合計
123億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中38位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中169位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.0%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,499で、1年前と比べて+60.3%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥1,499-0.9%1ヶ月+6.0%1年+60.3%時価総額97億円
過去52週の値幅
安値¥946高値¥1,899

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.9倍
PER (会社予想)9.7倍
PBR0.54倍
配当利回り1.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+10.59%と急上昇。8月10日に1493円で、25日線1387円を+7.6%上回る。52週高値1899円には-21.4%の水準だが、52週安値915円からは+63.2%と大幅上昇。出来高は直近10日平均約5,000株と、7月初旬の3,000株から増加傾向。RSIは80.21と買われ過ぎ圏。200日線1406円を+6.2%上回り、週足では75日線1433円を+4.2%上抜け、中期上昇トレンドが続く。ただ、テクニカル面では過熱感が強く、調整リスクも。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER7.83倍は業界平均23.56倍を大幅に下回り、PBR0.55倍も平均1.58倍の約3分の1。配当利回り1.88%は平均2.65%を下回るものの、配当性向21.2%と安定。ROE7.4%と平均以下だが、今期予想PER9.6倍と上昇見込みで、来期の利益成長期待が限定的。売上高は増加傾向だが、営業利益率3.49%と低く収益性改善が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.9倍22.7倍
PER (予想)9.7倍
PBR0.54倍1.50倍
ROE7.4%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、非飲料分野への事業拡大と受注の変動。強気派は、食品や化粧品分野への応用により市場が拡大し、成長が続くとみる。弱気派は、設備投資は景気変動の影響を受けやすく、受注の波が大きいと懸念する。また、PBR0.55倍と割安に放置されているが、ROEは7%台と低く、資本効率の改善が課題。

プラスに働く材料7
  • 事業拡大

    売上高は345億円から449億円へ拡大、食品・化粧品分野での需要増

  • 割安指標

    PER7.8倍、PBR0.55倍と割安感があり、株価は年初来62%上昇

  • 安定収益

    営業利益率4%台と低いが、増益基調で安定した収益を確保

  • 売上高361→449億円と3期連続増収通年影響

    2024/3期361億円から2026/3期449億円へ88億円増収。営業利益も14→18億円に拡大

  • PBR0.55倍・PER7.83倍の割安継続影響

    PBR0.55倍は解散価値の半分程度、PER7.83倍と併せ見直し余地が大きい

  • 営業利益14→18億円と増益基調決算発表後影響

    2025/3期14億円から2026/3期18億円へ増益。増収効果が利益に現れている

  • 1年で株価62.21%上昇の勢い継続影響

    過去1年で62.21%上昇。上昇トレンドが続く限り需給は強含む

マイナスに働く材料7
  • 収益性低い

    営業利益率が4%前後と機械業界でも低く、競争力に疑問

  • 受注変動

    設備投資は需要変動が大きく、受注残の変動が業績に影響

  • 資本効率

    ROE7.4%と低く、資本を効率的に活用できていない

  • 予想PER9.6倍と実績7.83倍から懸念決算発表後影響

    株価1493円で実績PER7.83倍だが予想PER9.6倍。来期の利益減少が市場予想に反映

  • 営業利益率4.01%と利益の厚み不足通年影響

    売上高449億円に対し営業利益18億円、利益率4.01%。原材料コスト増で利益が圧縮されやすい

  • 配当利回り1.88%と低水準通年影響

    配当利回り1.88%は成長期待が乏しく、株主還元を重視する投資家には訴求力が弱い

  • 外国持株比率2.96%と低い継続影響

    外国持株比率2.96%と低く、海外投資家の選好対象になりにくい

次の決算で確かめる点
受注残高
今後の売上の先行指標となるため、受注の増減を確認
非飲料分野比率
事業拡大の進捗を示し、成長性の判断材料となる
保守サービス収入
ストック収入として安定性に寄与するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり28で、前期から+30.0%いまの株価に対する利回りは1.87%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥28
1株あたり
配当利回り
1.87%
いまの株価に対して
配当性向
21.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1658.1
2018年3月160.018.1
2019年3月160.064.6
2020年3月2131.321.7
2021年3月16−23.8
2022年3月160.021.4
2023年3月160.0171.7
2024年3月160.028.6
2025年3月2025.025.5
2026年3月2630.021.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥28

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,905人。区分でいちばん多いのは事業法人45.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.1%を占め、残る43.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人47.347.347.147.046.845.6
個人・その他36.337.837.939.440.140.4
金融機関14.512.412.611.010.010.5
外国法人1.81.71.71.92.43.0
証券会社0.20.80.60.70.60.6
自己株式0.82.90.10.30.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01鈴与ホールディングス株式会社28.26
02有限会社テイ・エム・ケイ8.33
03鈴木 孝典7.33
04鈴木 惠子6.59
05株式会社静岡銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.80
06株式会社清水銀行4.77
07靜甲従業員持株会4.03
08清水食品株式会社3.15
09鈴与自動車運送株式会社1.60
10清水運送株式会社1.23

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-22
    鈴与ホールディングス株式会社
    変更報告
    28.26%
  • 2026-05-12
    鈴与ホールディングス株式会社
    新規の大量保有報告
    28.26%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+180%、1株純資産は14期で+42%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月681,9013.78.5209.3
2014年3月321,9361.717.7
2015年3月−171,974−0.9
2016年3月411,9812.113.581.8
2017年3月642,0423.29.758.1
2018年3月1522,1847.25.918.1
2019年3月592,2072.710.464.6
2020年3月422,1761.911.121.7
2021年3月−1322,104−6.2
2022年3月1172,1955.55.021.4
2023年3月532,1942.412.6171.7
2024年3月1212,3545.36.228.6
2025年3月1622,4696.75.725.5
2026年3月1912,7027.47.821.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額166百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
鈴木孝典代表取締役 社長執行役員52
吉川範幸取締役 常務執行役員 管理部長68
一圓昌幸取締役 執行役員 包装機械事業担当 包装機械事業部長 兼務三島工場長54
山下一弘取締役 執行役員 エンジニアリング 事業担当63
湯子直樹取締役 執行役員 海外事業担当62
杉本基取締役65
関本和彦取締役64
櫻井嘉夫常勤監査役69
齋藤敏典常勤監査役61
山口貴史監査役52
音成秀樹監査役68
野々山茂監査役67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8111711815
監査役22822915
社外取締役5181194

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容594字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(子会社9社及び関連会社1社)は、産業機械の製造販売及び保守メンテナンス・冷間鍛造製品の製造販売・電機機器の販売、請負工事・車両関係の販売修理・不動産等の賃貸を主な事業の内容としております。 産業機械事業……………包装機械は、当社が製造及び保守メンテナンスを行い、一部を除いて子会社の日本機械商事㈱を通して販売しております。また、子会社の㈱エコノス・ジャパンでは殺菌装置、食品加工機械等の製造販売及び保守メンテナンスを行っております。なお、㈱共和テックは当社から一部電機機器の提供を受け、産業機械・FA生産システムの製造販売及び保守メンテナンスを行っております。 冷間鍛造事業……………当社が冷間鍛造製品を製造販売しております。 電機機器事業……………当社が静岡県内を中心にFA機器・空調機器・冷凍機器・太陽光発電機器等電機機器の販売及び空調設備等設置工事を行っております。 車両関係事業……………当社及び子会社の静岡スバル自動車㈱・静岡ブイオート㈱・㈱PUREST・㈱Cool the Earthが、静岡県内を中心に車両及びその関連商品を販売しております。 不動産等賃貸事業………当社が子会社他に対して不動産を賃貸する他、子会社の静岡自動車㈱が、静岡県内を中心に、駐車場経営及び貸自動車業を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,245字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在おいて当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、以下の「経営理念」を企業活動の基本とし、産業機械、冷間鍛造製品の製造販売及び電機機器、車両関係の各種商品の販売など多岐に渡る事業を行っております。また、各事業において常に顧客満足を考える姿勢を持ち、そのニーズに対応した製品、商品及びサービスを提供し、顧客、取引先、株主、社員、地域社会などのステークホルダーとの共存をめざした事業活動を行ってまいります。 [経営理念] ①公平であり公正を追求する ⅰ 法を守り企業倫理を高める ⅱ 本業以外の投資などによる利益を追わない ⅲ 社内外の人に対し公平に、社会に信頼される事業活動を行う ②社会に貢献する ⅰ お客さまの発展に貢献する ⅱ 高品質かつ革新的商品・製品を提供する ⅲ 適正な利益を確保し、株主の期待にもお応えできる健全な経営を継続する ③働きがいのある職場環境をめざす ⅰ 社員が社会人としての判断・常識を身につけることができ、日々成長していく職場づくり ⅱ 仕事に喜びと生きがいを感じられる職場づくり (2)中期的な経営戦略 ①基本方針 当社グループは、長期ビジョンとして「創業100周年に向けて、持続的成長(サステナビリティ経営)をめざす」を掲げ、その実現に向け、創業85周年を迎えた2025年3月期を始期とする5ヵ年の中期経営計画を推進しております。 本中期経営計画では、「持続的成長のために、リスクアバース(リスク回避)からリスクテイク(リスクに向き合い成功に挑む)に転換する」を方針とし、事業により創出したキャッシュを継続的に再投資して収益力の向上を図ってまいります。 ②成長戦略 当社グループ及びお客様を取り巻く環境は、めまぐるしく変化しており、少子高齢化に起因する労働力不足、年々深刻さを増す環境問題など多くの社会課題に直面しています。その中で当社グループは、既存事業の安定した収益基盤の維持・拡大を図りつつ、「省エネ」「省人化」「省資源」「カーボンニュートラル」をキーワードとした成長分野における事業活動を推進してまいります。 また、利益成長に伴い創出したキャッシュを環境に配慮した事業に投資し、それを加速することで将来的な事業ポートフォリオの強靭化を図り、カーボンニュートラルと地域のくらし・コミュニティを安心・安全で豊かなものにすることをめざします。 〈重点施策〉 a「新分野への挑戦」:環境関連分野への取り組み マイクログリッド(電力の地産地消、BCP対応)等 ・省エネ、カーボンニュートラル関連の新規事業立ち上げ、エネルギー関連商材の販売強化 b「成長のけん引」:成長市場へのマーケットアウト 冷間鍛造部品、自動車関連試験機・生産設備、防災・減災関連商品(空調周辺部材)等 ・製造業向け自動化設備・試験機の販売強化による直接受注・直接販売の拡大 ・省エネな冷間鍛造の技術をベースに多品種・小ロット対応など当社の強みを活かした提案に よる新規顧客の開拓、販路の拡大 c「従来ビジネスからの変革」:顧客ニーズに添ったプロダクトアウト 包装機械装置等 ・国内及びアジア圏を中心とした既存顧客の深耕、海外市場での市場調査と営業強化 ・液体充填機を中心に前後工程の設備を拡大し、自動化・省人化の提案強化 d「安定収益基盤の維持・拡大」:くらしのインフラ 自動車関連(HEV、BEV、タイヤ)、リノベーション(空調・衛生・電気設備)等 ・既存顧客との関係深化、EV車両を軸とした新商材の販売強化 ・設備工事領域の拡大による省エネ提案、リノベーション事業の拡充 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定した収益基盤の事業分野において持続的成長を実現し、効果的な事業投資により規模の拡大や付加価値の獲得を追求しつつ、中長期的な利益成長による配当額の増加をめざしております。これらの観点から、売上高、営業利益、EBITDA、1株当たり配当金を重要な指標として位置付けており、中期経営計画最終年度に当たる2029年3月期の目標を定め、達成をめざしております。 (4)経営環境 次期は、米国の通商政策動向や中国の不動産不振、欧州のエネルギー・インフレ問題などを背景に、国内外における物価・為替の変動、地政学的リスクの影響を受けつつも、主要取引先業界における生産回復や省力化投資の継続により、一定の需要回復が見込まれます。一方で、企業の設備投資判断には慎重さも残ることから、引き続き不確実性の高い経営環境が継続するものと想定しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記方針のもと、当社グループでは次の課題に対処してまいります。 ①産業機械事業では、部材価格の高騰に伴う原価上昇に対しては、製品設計の見直しや調達先の最適化によるコスト低減を徹底いたします。また、顧客企業の労働力不足を背景とした自動化ニーズに応えるため、充填機の前後工程を含めた自動化・省人化装置の開発・提案を強化し、受注拡大を図ってまいります。あわせて、お客様の設備管理に寄り添った予防保全プランの提案力を強化し、生産ラインの安定稼働を継続的に支える体制を構築いたします。海外展開については、国内及びアジア圏の既存顧客に対するリプレイス(設備更新)需要の確実な取り込みに加え、これまでの市場調査を踏まえた現地での営業体制の構築により、アジア市場における事業基盤の確立を加速させてまいります。 ②冷間鍛造事業では、新規顧客の開拓及び販路拡大に向け、人員増強により営業体制を強化いたします。また、独自の金型設計・内製化技術及び柔軟な生産ライン管理を強みとした、「多品種・小ロット対応」の提案活動を推進し、他社との差別化を図ってまいります。技術開発においては、高強度難加工材への対応及び切削レスを実現する精密成形技術の開発など、対応材種の拡大と新技術の商品化を進めます。特に、自動車市場の電動化(EV化)に伴い需要が急増している、パワー半導体や車載電子部品向けの「放熱用ヒートシンク製品」の開発・受注活動に注力してまいります。生産面では、自動化の推進によるさらなる稼働率の向上と、生産リードタイムの短縮を進め、生産効率の最大化に取り組んでまいります。 ③電機機器事業では、地域顧客のインフラや生産現場に即応できる体制を活かし、FA機器及び自動化・最適化システムの開発・導入提案を推進してまいります。あわせて、省エネ空調やBCP 対応のバックアップ電源のほか、マイクログリッドを活用したソリューションの提供により、地域のレジリエンス強化やカーボンニュートラル対応への需要を確実に捉えてまいります。さらに、グループ各社の経営資源を統合した「総合営業」を展開することで製造業向けの自動化設備や試験機の販売を強化し、商圏の拡大を図ってまいります。 ④車両関係事業では、顧客データの活用とライフスタイルに合わせた提案活動により、新車案件化率及び成約率の向上を図るとともに、市場の動向を注視しつつ、ハイブリッド車(HEV)を 含む電動車や次世代モビリティの販売体制を強化してまいります。また、点検・整備等のアフターサービスに加え、自動車金融や各種付加価値サービスの充実によるバリューチェーンの拡充に努め、事業基盤の強化を図ります。さらに、顧客接点の拡大を目的とした店舗の新設・リニューアル等の地域密着展開を推進するとともに、タイヤ販売においては法人需要の掘り起こしなどを通じた新たな販路の開拓を進めることで、県内シェアの確固たる拡大に努めてまいります。
事業等のリスク1,977字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項について、当社グループでコントロールできない外部要因や事業上のリスクとして発生する可能性は必ずしも高くないと見られる事項も含め、投資者の投資判断上、重要と考えられる事項については以下に開示しております。また、当社グループでは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、その発生の予防及び発生した場合の対応に努力する所存であります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループで判断したものであります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりませんが、顕在化した場合には、当社グループの経営成績等の状況に重要な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクを適切に管理し、またリスクの発生を未然に防止するため、経営会議、事業推進会議を毎月開催し、各部門長、執行役員から直接報告を受け、リスクの有無や状況を把握するほか、リスク管理規程をはじめとする社内諸規則を整備及び運用し、事前にリスクを把握し、また、万が一リスクが発生した際には適切な措置を講じることができるよう、対策をとっております。 (1)製品の多くが受注生産であることについて 産業機械事業及び冷間鍛造事業では、その製品の多くが受注生産であるため、製品納期の短縮や品質保証の充実を図り受注獲得に努めておりますが、お客さまの経営方針の変更や在庫調整等の影響を受けて受注が減少し業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)依存度の高い仕入先があることについて 電機機器事業においては主に三菱電機株式会社及び倉敷化工株式会社から、また、車両関係事業においては主に株式会社SUBARU、ボルボ・カー・ジャパン株式会社、ポルシェジャパン株式会社、BYD Auto Japan株式会社及び住友ゴム工業株式会社から商品の供給を受けております。従って、競合メーカーの新製品投入等により当社グループ取扱商品の競争力が低下したり、あるいは仕入先メーカーの商品供給に支障が生じたり、商品戦略が変更されたりした場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)知的財産権について 主に産業機械事業において包装機械関連技術に関する特許を所有し、知的財産の保護を行っておりますが、他社がより優れた研究開発を行って特許を取得した場合には、当該事業の競争力が低下する可能性があります。また、第三者の知的財産権を侵害しないよう留意し、調査を行っておりますが、その調査にも限界があり、将来的に他社の知的財産権を侵害していると指摘される可能性があります。 (4)製品の欠陥について 産業機械事業及び冷間鍛造事業の全工場において、品質マネジメントの国際規格であるISO9001の認証を取得し、品質保証に加えて顧客満足の向上をめざして製品を製造しておりますが、全ての製品について欠陥がなく、将来リコールが発生する可能性が皆無であるという保証はありません。また、万一、リコールが発生した場合には、その対応に要するコストが発生して、業績に影響を与える可能性があります。 (5)環境関連の法的規制 当社グループは、環境の保全を企業の社会的責任の重要な一部であると考え事業を行っております。冷間鍛造事業では、製造工程において材料の表面潤滑処理のために化学薬品を使用しており、その管理及び処理については環境関連の法的規制を遵守しております。また、ISO14001の認証を取得し、環境方針に基づいた事業活動を行い、環境への負荷低減に取り組んでおります。しかしながら、不慮の事故によって環境汚染を引き起こし、事業継続が困難となる可能性は皆無とはいえず、また関連法令の改正等によっては、新たな管理費用や処理費用の負担が発生する可能性があります。 (6)情報流出のリスクについて 事業の過程で入手したお客さまや取引先に関する情報については、個人情報保護規則を定め、適正な管理に細心の注意を払っております。今後も更なる情報管理体制の充実に努めてまいりますが、万一、情報の流出が発生した場合には、当社グループの社会的信用が失われ企業イメージを損ない、また損害賠償請求等によって業績に影響を与える可能性があります。 (7)自然災害等のリスクについて 各事業の主要な拠点は静岡県内に集中しており、同地域が自然災害等に見舞われた場合には、その影響を受けることが考えられます。自然災害の中でも特に地震に対しては、人的・物的被害を最小限にとどめるよう対策をしておりますが、万一、大規模地震が発生した場合には、大きな被害を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,289字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要、並びに、経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 資産合計は297億3千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億5千3百万円増加いたしました。 この内、流動資産は162億3千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億8千9百万円増加いたしました。 これは主に電子記録債権の増加3億6千6百万円、現金及び預金の増加2億4千8百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加1億1千万円によるものであります。 固定資産は134億9千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億6千3百万円増加いたしました。 これは主に有形固定資産の増加10億9千5百万円、投資有価証券の増加2億9千2百万円によるものであります。 負債合計は122億8千万円となり、前連結会計年度末に比べ5億4千8百万円増加いたしました。 これは主に、契約負債の増加6億2千9百万円、繰延税金負債の増加2億4百万円、借入金の減少2億6千2百万円によるものであります。 純資産合計は174億5千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億4百万円増加いたしました。 これは主に、利益剰余金の増加10億8千9百万円、その他有価証券評価差額金の増加4億1千5百万円によるものであります。 ②経営成績の状況 ⅰ「鈴与スカイ・パートナーズ投資事業有限責任組合」に係る運用損失の背景及び要因 A 情報開示に関する基本姿勢 当連結会計年度において営業外費用に計上した本組合に係る運用損失2億9千1百万円について、ステークホルダーに対する誠実な情報開示及び投資家の適正な状況把握に資するため、当該投資の性格及び損失発生の客観的事実を以下に開示いたします。 B 本件投資の戦略的特殊性と経済的実態 本投資は、その組成の背景、契約上の拘束力及び保有目的において、一般的な財務運用目的の投資事業有限責任組合(LPS)とは異なる以下の固有の構造を有しております。 ・目的の非経常性:本組合契約に定められたとおり、本組合の目的は「スカイマーク株式会社の株式(単一銘柄)の中長期保有」です。これは財務活動とは異なり、地域航空事業の維持及び出資各社との連携強化を意図した戦略的拠出です。 ・不可逆的拘束性:本組合契約に基づき、本組合は原則として「組合員の任意脱退不能」、かつ「持分の譲渡制限」という法的拘束、長期的な事業基盤と連動した資産として拠出された実態を有します。 C 外部環境の変化による影響の検証 当連結会計年度の運用損失は、当社の経営管理の範疇を超えた航空業界を取り巻く以下の外部環境の急激な変化に起因しております。 ・マクロ経済要因:想定を超えた円安進行、及び原油価格高騰に伴う航空燃料コストの構造的な圧迫。 ・地政学要因:国際情勢の緊迫化に伴う航空経路の制限と、それに付随する運行コストの増大。 ・需要構造の変化:訪日観光客の動態変化や国内ビジネス利用の推移に伴う航空需要の予測困難な変化。 これら複合的な外部要因により本組合保有資産の評価が下落し連結業績に影響いたしました。当社の「本業における経常的な収益力」と、これら外部要因による損失の性質を識別していただくために、本件に関する事実関係を開示いたします。 ⅱ 当社グループは、長期ビジョンとして「創業100周年に向けて、持続的成長(サステナビリティ経営)をめざす」を掲げ、2025年3月期を始期とする5カ年の中期経営計画を推進しております。既存事業の安定した収益基盤の維持・拡大を図るとともに、「省エネ」「省人化」「省資源」「カーボンニュートラル」をキーワードとした成長分野への再投資により、事業ポートフォリオの強靭化と収益力の向上を図ってまいります。 当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益の改善やインバウンド需要の回復が景気を下支えした一方、物価高騰による個人消費の抑制や国際情勢の緊迫化などを背景に、依然として先行き不透明な状況で推移しました。 当社の主要取引先である製造業各分野においても、変化する外部環境への適応が進められました。自動車分野では、米国による追加関税措置の施行や環境規制の緩和方針が具体化したことで、各メーカーは北米を中心とした生産・販売体制の再構築を余儀なくされました。特に、世界的なEVシフトの減速とハイブリッド車への需要集中が鮮明となり、サプライチェーン全体で生産ラインの柔軟な組み換えが加速しました。食品・化粧品分野では、高付加価値商品を求めるインバウンド需要が高い水準で継続し、生産活動は堅調に推移しました。一方で、円安による原材料・エネルギーコストの負担を吸収するため、自動化や省力化への投資が進みました。FA・FA機器分野では、次世代半導体及びデータセンター向けの需要が拡大期に入ったものの、自動車関連の設備投資抑制が響き、業種間での需要動向に差が生じる展開となりました。建設業界では、都市再開発の大型案件や防災投資、既存建物の脱炭素化リニューアル需要が堅調でした。しかしながら、資材価格の高止まりに加え、深刻な技能者不足が工期の長期化を招いており、DX等を活用した施工効率化へのニーズが更に高まっています。 このような環境下、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、産業機械事業における大型案件の獲得や車両関係事業の伸長により、売上高は前年同期比12.0%増の448億9千5百万円となりました。 利益面においては、増収効果に加え、生産性向上による原価低減に取り組んだ結果、営業利益は前年同期比25.0%増の17億8千6百万円となりました。経常利益は前年同期比3.4%増の16億2千9百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却益を計上したことにより、前年同期比17.8%増の12億3千1百万円となりました。 セグメントの業績は以下のとおりです。 区 分   売上高(千円)   構成比(%) 産業機械事業   9,527,236   21.2 冷間鍛造事業   1,557,164   3.5 電機機器事業   8,706,771   19.4 車両関係事業   24,959,068   55.6 不動産等賃貸事業   145,184   0.3 合 計   44,895,426   100.0 〔産業機械事業〕 包装機械においては、かねてより実施しておりました人的資本への積極的な投資が奏功し、営業体制の強化による既存顧客の深耕により受注が拡大しました。労働力不足や人件費・エネルギーコストの高止まりを背景に、顧客企業のニーズが省人化・生産効率の向上へとシフトしており、これに伴い主力である食品業界向けの大型液体充填ラインの受注が堅調に推移しました。また、多様化する消費者ニーズにより、化粧品・医薬品業界等で需要が高まっている多品種少量生産に適した中型・小型の充填・包装機械も、顧客の柔軟な生産体制への寄与により受注が伸長しました。これらの結果、売上高は前年同期比27.3%増の95億2千7百万円となりました。セグメント利益(営業利益)は工場の高稼働維持に加え、生産性向上や内部効率化を通じた原価低減によりコスト上昇を吸収し、収益性が向上した結果、前年同期比41.3%増の15億2百万円となりました。 〔冷間鍛造事業〕 機械工具部品は、主要納入先の減産による調整の影響を受け、前年同期の実績を下回る結果となりました。自動車部品及び産業機械部品については、納入先の輸出停滞という下押し要因はあったものの、期後半の一部需要の回復に伴う増産対応により、前年同期並みの実績となりました。また、次世代モデルの開発案件に伴う試作・金型の受注が堅調に推移し、前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比3.7%減の15億5千7百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比10.7%減の1億3千2百万円となりました。 〔電機機器事業〕 主力のFA関連におきましては、主要納入先における設備投資需要の低下が継続し、システム案件の受注が低調となり、前年同期の実績を下回る結果となりました。一方で、企業の環境経営やリスク管理への意識の高まりを背景に、空調・設備機器は省エネ性能に優れた機器やBCP対応を目的とした大型の設備更新案件により、前年同期の実績を上回りました。空調周辺部材及び冷熱機器の販売も年間を通じて堅調に推移し、業績を下支えしました。これらの結果、売上高は前年同期比7.5%増の87億6百万円、セグメント利益(営業利益)は、将来の成長を牽引するセールス・エンジニア等の人的資本への積極的な投資により、前年同期比1.8%減の6億3千2百万円となりました。 〔車両関係事業〕 スバル新車販売は、期後半の新型フォレスターが牽引し、前年同期の実績を上回りました。中古車販売についても、下取査定の強化による在庫の確保と堅調な中古車需要により、前年同期の実績を上回りました。サービス部門では、車検・点検の入庫促進に加え、付加価値の高いメンテナンス商品の提案強化が奏功し、前年同期の実績を上回りました。輸入車販売についても前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比9.5%増の249億5千9百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比13.3%増の4億3千2百万円となりました。 〔不動産等賃貸事業〕 売上高は前年同期比25.2%増の1億4千5百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比30.4%減の1億5千7百万円となりました。なお、営業利益にはセグメント間取引の売上総利益1億1千5百万円が含まれております。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億4千8百万円の資金が増加し、71億8千4百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、27億8千4百万円(前連結会計年度は31億1千6百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上による資金の増加等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、21億3千2百万円(前連結会計年度は24億2千6百万円の資金の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による資金の減少等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、4億1千3百万円(前連結会計年度は22億3千5百万円の資金の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による資金の減少等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(千円) (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 産業機械事業   5,624,658   6.7 冷間鍛造事業   1,573,712   △3.7 合計   7,198,370   4.2 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。 b. 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(千円) (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 産業機械事業   2,730,792   64.6 電機機器事業   5,317,808   7.6 車両関係事業   20,788,626   6.7 合計   28,837,228   10.6 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、仕入価格によっております。 c. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (千円)   前年同期比(%)   受注残高 (千円)   前年同期比(%) 産業機械事業   11,321,682   31.4   6,428,063   38.7 冷間鍛造事業   1,591,565   △0.2   442,204   8.4 合計   12,913,248   26.4   6,870,267   36.3 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 d. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(千円) (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 産業機械事業   9,527,236   27.3 冷間鍛造事業   1,557,164   △3.7 電機機器事業   8,706,771   7.5 車両関係事業   24,959,068   9.5 不動産等賃貸事業   145,184   25.2 合計   44,895,426   12.0 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営に影響を与える大きな要因は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 産業機械事業 産業機械事業は、主要な販売先である食品やトイレタリー業界の設備需要の変動に影響を受けやすい事業であると認識しております。このような環境のなか、当社グループでは、機械の標準化やIT化の推進など生産効率の向上に取り組むとともに、お客さまの生産現場における設備保全機能をサポートするため、予防保全の観点にたった品質重視の取り組み及び保守メンテナンスサービスの拡充にも努めてまいります。 冷間鍛造事業 冷間鍛造事業では、調達の最適化による海外生産移転などお客さまの経営方針の変更や在庫調整の影響を受けやすい事業であると認識しております。このような環境のなか、展示会出展など積極的な営業活動や製品の品質・付加価値の向上に取り組み、新規顧客の獲得並びに既存顧客の維持・受注量の拡大を目指すとともに、段取り時間短縮など生産性向上の取り組みを進めてまいります。 電機機器事業 電機機器事業は、主に三菱電機株式会社の静岡県内の販売代理店としてメーカーの商品戦略、また、お客さまの設備投資需要に影響を受けやすい事業と認識しております。このような環境のなか、新商材の拡大やシステム案件のご提案など商品力の向上、並びにお客さまのご要望にお応えできる営業力・提案力の強化を図り、販売代理店としての価値を高める取り組みを進めてまいります。 車両関係事業 車両関係事業は、主に株式会社SUBARUの静岡県内の販売特約店として新型車両の投入などメーカーの商品戦略、また、個人消費の動向に影響を受けやすい事業と認識しております。このような環境のなか、接遇レベルの向上やフォロー活動の充実、作業効率の向上によりお客さまをお待たせしない体制の整備などお客さまに満足していただけるサービスの提供に努め、既存顧客とのつながりの強化を図ってまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費のほか、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、株主資本を適切な水準に維持するとともに、内部資金の活用及び金融機関からの借入を行うことを資本政策の基本的な方針としております。調達方法は、当社グループの資金需要を踏まえて決定しております。 短期運転資金は自己資金より充当し、不足が生じた場合は金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は26億5千万円となっております。 また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は71億8千4百万円となっております。 ③経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 中期経営計画2年目の2026年3月期の達成・進捗状況は以下のとおりです。 売上高は448億9千5百万円、営業利益は17億8千6百万円、EBITDAは28億3千2百万円となり、1株当たり配当金は26円となる予定です。 売上面では、各事業とも順調に推移しました。 利益面では、産業機械事業の原価低減によるコスト上昇吸収、車両関係事業・電機機器事業の増収により、堅調に推移しました。 EBITDAは、営業利益が堅調に推移したことに加え、減価償却費が前連結会計年度と同水準で推移したことにより、堅調に推移しました。減価償却費については、ポルシェセンター浜松その他車両関係事業での店舗の建設・改修等、及び車両関係事業における社用車の取得等、継続的な設備投資を実施したことによるものです。 1株当たり配当金は、2026年6月25日開催の第124回定時株主総会において、当連結会計年度の業績を勘案し、1株につき14円を予定しております。なお中間配当金として1株につき12円をお支払いしておりますので、年間の配当金は1株につき26円(前期の年間配当金から6円の増配)となる予定です。 指標   2029年3月期 (目標)   2026年3月期   2026年3月期 (進捗率) 売上高 (億円)   515   448   87.0% 営業利益 (億円)   21   17   81.7% EBITDA (億円)   36   28   78.7% 1株当たり配当金(予定) (円)   30   26   86.7% (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、当社は決算日における資産・負債の金額、並びに報告期間における収益・費用の金額のうち、見積りが必要となる事項につきましては、過去の実績・現在の状況を勘案して可能な限り正確な見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これら見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 また、連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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