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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

北恵

KITAKEI CO.,LTD9872 · Standard · 卸売業

住宅関連業界向けに新建材・住宅設備機器を販売し、施工も手がける建材商社。売上の約4割を完成工事高が占める。

概要

北恵は、大阪市に本社を置く住宅資材専門商社である。1959年に北村恵商事として創業し、ベニヤ板や木材の販売から事業を始めた。現在は新建材、住宅設備機器の販売と施工付販売を主力とし、売上高約590億円(2025年11月期)、従業員383名を擁する。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、主に工務店や住宅会社を顧客とする。

住宅設備機器と施工が売上の7割を占める事業構成

当社の売上高は品目別に分類され、住宅設備機器が23.9%、完成工事高(施工付販売)が42.3%を占め、この2つで全体の約66%を構成する。住宅設備機器ではシステムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、空調機器、太陽光発電パネルなどを扱う。施工付販売は外壁工事や住設工事、屋根工事など、資材販売に施工を組み合わせた形態である。残りは木質建材(11.2%)、非木質建材(6.2%)、合板(2.4%)、木材製品(4.2%)、その他(7.1%)となっている。

薄利ながら安定した収益基盤

売上高は2012年11月期の429億円から緩やかに増加し、2024年11月期には613億円に達したが、2025年11月期は590億円と前年比3.8%減となった。売上高総利益率は11.0%、売上高営業利益率は1.2%と低水準だが、当期純利益は5〜8億円の範囲で推移し、安定した収益を維持している。経営指標として総利益率と営業利益率を重視しており、価格転嫁や仕入価格交渉を継続している。

国内5拠点とベトナム事務所による販売網

本社は大阪市中央区に置き、2024年8月には東京本社を設置して二本社制を導入した。国内の営業所は大阪、東京、兵庫(姫路)、福岡、名古屋の5か所に展開する。海外では2012年5月にベトナム社会主義共和国にホーチミン駐在員事務所を開設し、現地情報の収集や調達を行っている。子会社としては2023年4月に子会社化した古賀文化瓦工業所(非連結)がある。

グループ再編による効率化

当社は過去に複数の子会社を保有していたが、2021年8月に子会社の福住を吸収合併した。福住は元々2006年に株式取得した福住新建材が前身で、2012年に商号変更していた。この合併によりグループ管理体制を簡素化した。現在の子会社は古賀文化瓦工業所のみであり、持分法適用会社はない。単一事業としてセグメント情報の開示は行っていない。

業界の中での役割は住宅建材・設備機器の流通・施工プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
590億円
営業利益
7億円
営業利益率
1.2%
純利益
6億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01住宅関連事業者 (木材店・建材店・工務店・住宅会社)主力

木材店、建材店、工務店、住宅会社等に対して、新建材(木質建材・非木質建材・合板・木材製品)や住宅設備機器の販売、および施工付販売を行っている。完工高(施工を含む)が売上の約4割を占め、商品供給だけでなく施工サービスも提供する。

主な製品・サービス7
木質建材
室内ドア、クローゼット、フロア、システム収納、階段セットなど、住宅の内装に使用される建材。
非木質建材
石膏ボード、断熱材、屋根材、不燃ボード、サイディングなど、防火・断熱・外装用途の建材。
合板
ラワン合板、針葉樹合板など、構造材や下地材として使用される板材。
木材製品
木材構造材、木材造作材、フローリング、集成板など、住宅の構造や仕上げに用いられる木製品。
住宅設備機器
システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、空調機器、燃焼機器、太陽光発電パネルなど、住宅に組み込む設備。
施工付販売
外壁工事、住設工事、屋根工事、構造躯体工事、内装工事、サッシ工事、太陽光発電システムなど、商品販売とともに施工も請け負う。
その他
サッシ、エクステリア、化成品、建築金物、建築道具など、住宅建築に付随する商品。

製品と技術

システムキッチンから太陽光まで扱う住宅設備機器

住宅設備機器は売上高の23.9%を占める主力カテゴリーである。システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレなどの水回り製品に加え、空調機器、燃焼機器、太陽光発電パネル、蓄電池を取扱う。環境配慮型商品として太陽光発電システムの拡販に注力しており、2025年11月期の住宅設備機器売上は140億81百万円(前期比0.1%増)と堅調に推移した。

施工一体型サービスの完成工事高

施工付販売は売上高の2.7%(メーカー施工分)と完成工事高42.3%から成る。完成工事高は外壁工事、住設工事、屋根工事、構造躯体工事、内装工事、サッシ工事、太陽光発電システム工事など多岐にわたる。資材販売と施工をワンストップで提供することで、工務店や住宅会社の負担軽減を図っている。2025年11月期の完成工事高は249億53百万円(前期比0.1%増)だった。

KITAKEIブランドの木質建材とオリジナル商品

木質建材・木材製品・合板を合わせた売上構成比は17.8%である。室内ドア、クローゼット、フローリング、システム収納、階段セットなどを取扱う。1978年から展開するプライベートブランド「KITAKEI」は、工期短縮や廃材削減に配慮した商品を開発している。例えばSIAA認証の抗菌・抗ウイルス加工フローリングがあり、現場の職人不足や衛生ニーズに対応する。オリジナル商品の売上は22億59百万円(前期比27.8%減)と落ち込んだ。

非木質建材とその他商材の品揃え

非木質建材(6.2%)は石膏ボード、断熱材、屋根材、不燃ボード、サイディングなどを含む。その他分類(7.1%)にはサッシ、エクステリア、化成品、建築金物、建築道具が該当する。これらは住宅建築に必要な幅広い資材をカバーするもので、取引先の多様なニーズに応える品揃えを実現している。相場商品である合板は供給安定に伴い売上減となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業中堅、低収益体質

北恵は卸売業の中堅企業で、同業他社にはリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などがいる。業界は物流コスト上昇や競争激化に直面。同社の売上高は600億円前後で推移するが、営業利益率は1%台と低く、収益性に課題がある。業界内での差別化が急務。

強み

  • 売上高は590〜624億円と安定的に推移。
  • 長年の事業で築いた顧客基盤を有する。
  • 自社物流網により安定供給が可能。
  • 幅広い品揃えで顧客ニーズに対応。

課題

  • 営業利益率が1%台と低く、収益改善が急務。
  • 同業他社との競争が激しく、価格競争に陥りやすい。
  • 物流費や人件費の上昇が利益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が北恵

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13320クロスプラス101億円5.6倍
23079ディーブイエックス100億円43.3倍
37486サンリン100億円19.7倍
4423Aライオン事務器97億円10.8倍
57442中山福97億円14.0倍
69872北恵95億円17.0倍
79930北沢産業95億円33.6倍
89265ヤマシタヘルスケアホールディングス93億円14.2倍
99867ソレキア93億円5.5倍
107673ダイコー通産89億円9.7倍
112708久世88億円5.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

ベニヤ板販売から始まった1959年の創業

当社の起源は1959年12月、北村恵商事として設立されたことに始まる。当初はベニヤ板、二次加工合板、木材の販売を手掛けた。翌1960年2月には大阪市に堀江営業所(後の大阪営業所)を開設し、販路を拡大した。1963年7月には有限会社北村商店を吸収合併し、事業基盤を強化した。

PB商品開発と商号変更で新たな展開を図った1970〜80年代

1970年7月に兵庫県姫路市に姫路営業所を開設。1977年11月には額面変更のため形式上の存続会社へ吸収合併された。1978年12月からはプライベートブランド商品(現KITAKEI商品)の開発・販売を本格化し、差別化を図った。1983年11月に商号を北恵に変更し、現在の社名となった。

大阪証券取引所上場で資本基盤を確立した1990年

1990年8月、大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式上場を果たした。これにより資本調達の手段を得て、事業拡大の基盤を築いた。1992年2月には特定建設業の大阪府知事許可を取得し、施工分野への本格参入を可能にした。1995年5月には大阪証券取引所市場第二部銘柄に正式指定された。

建設業許可取得と営業所網の拡充(2000年代)

2001年1月に一般建設業の国土交通大臣許可を取得し、施工能力を一層強化した。2003年11月に福岡営業所、2004年5月に名古屋営業所を開設し、西日本から中部にかけての販売網を拡充した。2006年12月には福住新建材の全株式を取得し、子会社化した(後の福住)。

東証一部昇格とベトナム進出(2010年代)

2012年5月、ベトナム社会主義共和国にホーチミン駐在員事務所を開設し、海外調達の窓口を設けた。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東証市場第二部に上場。2018年10月には東証市場第一部銘柄に指定され、企業格付けが向上した。

子会社統合と市場区分変更(2020年代)

2021年8月、子会社の福住を吸収合併し、経営資源を集中した。2022年4月の東証市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2023年4月には古賀文化瓦工業所を子会社化し、瓦工事分野を強化。2024年8月には本社と東京本社の二本社制へ移行し、首都圏事業の拡大を図っている。

年表23件を開く

1950年代

  • 1959年12月北村恵商事㈱を設立。ベニヤ板、二次加工合板、木材の販売を開始する。

1960年代

  • 1960年2月大阪府大阪市に堀江営業所(現 大阪営業所)を開設する。
  • 1963年7月M&A㈲北村商店を吸収合併する。
  • 1968年2月東京都千代田区に東京営業所を開設する。

1970年代

  • 1970年7月兵庫県姫路市に姫路営業所(現 兵庫営業所)を開設する。
  • 1977年11月創業額面を50円に変更するため、1950年2月設立の北村恵商事㈱〈形式上の存続会社〉へ吸収合併
  • 1978年12月従来の卸売業と並行してプライベートブランド商品(現 KITAKEI商品)の開発、販売を本格的

1980年代

  • 1983年11月商号変更商号を北恵㈱に変更する。

1990年代

  • 1990年8月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式上場する。
  • 1992年2月特定建設業の大阪府知事許可を取得する。
  • 1995年5月大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定される。

2000年代

  • 2001年1月一般建設業の国土交通大臣許可を取得する。
  • 2003年11月福岡県福岡市に福岡営業所を開設する。
  • 2004年5月愛知県名古屋市に名古屋営業所を開設する。
  • 2006年12月㈱福住新建材の全株式を取得する。
  • 2009年5月商号変更㈱福住新建材の商号を福住㈱に変更する。

2010年代

  • 2012年5月ベトナム社会主義共和国にホーチミン駐在員事務所を開設する。
  • 2013年7月M&A大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上
  • 2018年10月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定される。

2020年代

  • 2021年8月M&A子会社福住㈱を吸収合併する。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場へ移行する。
  • 2023年4月M&A㈲古賀文化瓦工業所を子会社化する。
  • 2024年8月本社と東京本社の二本社制へ移行する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE4.0%
  • PBR0.57倍

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    顧客ニーズ対応と取引先満足の追求

    多様化する住まいのニーズを充足するため、取引先とユーザーに満足される資材・サービスの提供を第一義とし、存在価値のある住宅資材提供会社を目指す。個々の力を結集し「選ばれる企業」「社会に認められる企業」を目指す。

  2. 02

    市場変化対応と顧客基盤拡充

    新築住宅市場だけでなく、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場にも注力。施工付販売や物流機能を活かし、既存得意先との関係強化と新規取引先の開拓を推進する。

  3. 03

    環境配慮型商品とオリジナル商品の拡販

    太陽光発電システム・蓄電池などの環境配慮型商品やオリジナル商品の拡販に注力し、工事機能の充実による工事売上・領域拡大を図る。

  4. 04

    サステナビリティへの取組み強化

    環境面では計画植林材の使用、省施工商材開発、環境配慮商品の拡販、物流効率化等に取り組む。人的資本経営では高齢者活躍推進や業務分担再構築による多様な人財活用を推進する。

  5. 05

    資本コストと株価を意識した経営

    ROEやPBR等の財務指標の改善に取り組み、現状分析と計画策定・開示を行う。2025年11月期のROEは4.0%、PBRは0.57倍であり、先行き不透明な環境だが改善を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で383人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は629万円で、9期前と比べて+9.5%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は13.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月335
2017年11月336
2018年11月352
2019年11月57440.812.1370
2020年11月56640.512.3378
2021年11月58540.712.2376
2022年11月59341.212.8374
2023年11月61041.612.9385
2024年11月61041.512.8389231
2025年11月62941.613.0383183

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.8%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)57.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東日本テクニカルセンター — さいたま市 岩槻区724百万円
建材販売事業
千葉営業所 — 千葉市稲毛区435百万円
建材販売事業
メゾングレース野洲 — 滋賀県野洲市387百万円
賃貸駐車場 — 大阪市西区111百万円
京都営業所 — 京都府八幡市110百万円
建材販売事業
鳥栖営業所 — 佐賀県鳥栖市81百万円
建材販売事業
大阪中央営業所 — 大阪市西区64百万円
建材販売事業
岐阜営業所 — 岐阜県羽島郡 笠松町54百万円
建材販売事業
東京営業所 — 東京都 千代田区39百万円
建材販売事業
滋賀営業所 — 滋賀県蒲生郡 竜王町32百万円
建材販売事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    福住株式会社
    兵庫県姫路市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は590億円営業利益7億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.8%、利益が-22.2%。

売上高
-3.8%
590億円
営業利益
-22.2%
7億円
純利益
-14.3%
6億円
営業利益率
1.2%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高593億円590億円
営業利益7億円7億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥28¥28

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は297億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−2.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q15421.32
2023年2Q15531.92
2023年3Q15121.32
2023年4Q1642
2024年1Q15132.02
2024年2Q14921.32
2024年4Q31341.33
2025年2Q30441.33
2025年4Q28631.03
2026年2Q29741.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は429億円から590億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は1.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ベトナム社会主義共和国にホーチミン駐在員事務所を開設する。
2012年11月42974
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上
2013年11月46695
2014年11月490106
2015年11月47475
2016年11月50874
2017年11月55795
2018年11月57095
2019年11月56696
2020年11月53877
子会社福住㈱を吸収合併する。
2021年11月57296
2022年11月609106
㈲古賀文化瓦工業所を子会社化する。
2023年11月624128
2024年11月6139111.57
2025年11月590791.26

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高590億円のうち、営業利益として残るのは7億円1.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.0%525億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.8%58億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.2%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
11.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.0pt
1.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.1pt
4.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが−5億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は111億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月111−11256
2013年11月12−2−11066
2014年11月6−5−1165
2015年11月63−1974
2016年11月−21−1−172
2017年11月162−11889
2018年11月10−4−2693
2019年11月10−2−2898
2020年11月61−27104
2021年11月−13−22103
2022年11月4−2−22103
2023年11月18−2−216116
2024年11月6−1−35118
2025年11月−50−3−5111

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は278億円。このうち返さなくてよい自己資本が141億円で、自己資本比率は50.5%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月1908910147.1
2013年11月2089511345.5
2014年11月2179911845.9
2015年11月22210112145.7
2016年11月23410512944.8
2017年11月25111114044.1
2018年11月25911314643.8
2019年11月25711714045.6
2020年11月25512013546.9
2021年11月27412415045.3
2022年11月28712815944.7
2023年11月29013415646.0
2024年11月29113715347.3
2025年11月27814113850.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳単体ベース
現金及び預金
111億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
91億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
138億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
56
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中144位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中254位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.0%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥951で、1年前と比べて+3.9%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥951-1.1%1ヶ月+1.0%1年+3.9%時価総額95億円
過去52週の値幅
安値¥854高値¥999

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.0倍
PER (会社予想)15.8倍
PBR0.73倍
配当利回り2.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に940円。直近は8月5日に959円まで上昇後、8月14日にかけて960円前後で推移し、8月17日以降は3日続落。25日移動平均線は941.8円で、株価はほぼその水準に位置し、75日線(906.2円)や200日線(901.93円)を上回って推移。52週高値999円、安値854円との中間帯にあり、直近1か月では+2.4%上昇。出来高は8月14日に600株まで減少後、8月19日には5100株と増加。週足ベースでは7月初旬の915円から上昇基調を維持しつつも、25日線付近での攻防が続いており、方向感は定まりにくい状況。RSIは45.76と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは16.86倍で業界平均の17.79倍とほぼ同水準、PBRは0.72倍と割安感がある。配当利回りは2.98%で業界平均の2.96%と同等。ただしROEは4%と低く、収益性は乏しい。売上は減少傾向にあり、営業利益率も1%台と低迷。割安ではあるが、成長性が低く、株価指標は妥当な範囲と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.0倍17.9倍
PER (予想)15.8倍
PBR0.73倍1.24倍
ROE4.0%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

繊維業界の構造的な需要低迷が続く中、差別化戦略が鍵。アパレル企業の海外生産シフトで生地需要は減少傾向。強気派はコスト削減と提案力強化でシェア維持を図ると見る。弱気派は売上減少と利益率低水準が続き、収益構造自体に問題があると指摘。

プラスに働く材料7
  • 提案力で差別化

    単なる商社でなく、生地企画など高付加価値サービスで取引維持。

  • 安定配当

    配当利回り2.98%と堅調な株主還元。

  • PBR割安

    PBR 0.72倍と資産価値より低い。下値は堅い。

  • 予想PER15.6倍と実績16.86倍から割安感決算発表後影響

    予想PER15.6倍は実績16.86倍を下回り、将来の収益改善を織り込む

  • PBR0.72倍と純資産割れで下値不安が小さい継続影響

    PBR0.72倍と1倍を大きく下回り、資産価値から見た割安さ

  • 配当利回り2.98%と安定した株主還元通年影響

    配当利回り2.98%を確保し、株価下支え要因となる

  • 株価は1年で6.3%上昇、相対的に堅調継続影響

    直近1年で株価が6.34%上昇し、下落局面でも底堅さを発揮

マイナスに働く材料7
  • 売上減少傾向

    2024年11月期は売上高613億円、2025年11月期は590億円と減少予想。

  • 利益率の低さ

    営業利益率1%前後で、僅かな変動で赤字転落のリスク。

  • 業界構造の逆風

    アパレル海外移転で国内繊維需要は減少。

  • 売上高590億円と2期連続の減収予想通年影響

    売上高624億円→613億円→590億円と3期間で減少が続く

  • 営業利益7億円と前期比22%減益通年影響

    営業利益9億円から7億円へ減少、営業利益率も1.19%に低下

  • 純利益6億円と前期比14%減益通年影響

    純利益7億円から6億円へ減少、収益力の低下が続く

  • ROE4%と資本効率の悪化が続く継続影響

    ROE4%は低水準で、PBR0.72倍の是正にも時間がかかる

次の決算で確かめる点
売上高の推移
繊維需要の減退が止まるかどうかの最重要指標。
営業利益率
収益構造改革の進捗を測る。
主要取引先の動向
大口アパレルの生産委託先変更は業績に大きく影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり28で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.94%。

年間配当
¥28
1株あたり
配当利回り
2.94%
いまの株価に対して
配当性向
47.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月1431.6
2017年11月2042.934.3
2018年11月2315.039.5
2019年11月22−4.335.2
2020年11月2513.631.8
2021年11月24−4.034.6
2022年11月240.034.7
2023年11月3752.141.7
2024年11月28−23.336.1
2025年11月280.047.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥28

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ7,327人。区分でいちばん多いのは個人・その他70.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.3%を占め、残る72.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他65.164.767.569.368.770.4
事業法人19.619.718.718.920.621.3
自己株式7.37.37.37.37.37.3
金融機関13.513.711.29.58.16.0
外国法人1.11.41.91.72.42.2
証券会社0.60.50.60.50.20.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01北村良一14.27
02有限会社ケイアンドエム12.98
03北村誠6.23
04北村裕三4.86
05吉野石膏株式会社3.50
06北恵社員持株会3.13
07光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員 光通信株式会社2.67
08株式会社りそな銀行2.00
09三菱UFJ信託銀行株式会社1.88
10INTERACTIVEBROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+50%、1株純資産は14期で+58%。直近期のROEは4.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月409614.27.826.0
2013年11月571,0215.88.722.3
2014年11月611,0725.89.624.2
2015年11月501,0934.611.329.3
2016年11月451,1314.112.031.6
2017年11月591,1925.015.134.3
2018年11月591,2214.916.539.5
2019年11月611,2634.916.235.2
2020年11月711,2885.613.231.8
2021年11月691,3375.313.434.6
2022年11月691,3815.110.334.7
2023年11月881,4406.210.141.7
2024年11月771,4825.310.736.1
2025年11月591,5154.014.447.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/11期の役員報酬は総額151百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
北村良一代表取締役 会長681,429,000
北村誠代表取締役 社長65624,000
北村裕三常務取締役 執行役員 管理本部長62487,000
山内昭彦取締役 執行役員 営業本部長6323,000
岸本規正取締役 執行役員 西日本営業部長6312,000
中村均取締役 執行役員 中部営業部長667,000
齋田征人取締役 執行役員 経理部長614,000
森信静治取締役77
杉野正博取締役81
柏原弘道監査役(常勤)6742,000
酒谷佳弘監査役699,000
田中明子監査役66
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢保有株数
村松佳昭取締役 執行役員 東日本営業部長5317,000

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)711116112918
社外取締役414144
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容600字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1) 事業内容 当社は、木材店、建材店、工務店、住宅会社等に対して新建材、住宅設備機器等の商品販売及び施工付販売並びにこれらの付帯業務を行っております。 当社の事業系統図を示すと次のとおりであります。 (注) 当事業年度末において、非連結子会社が1社(㈲古賀文化瓦工業所)あります。 持分法適用会社はありません。 (2) 取扱主要商品 当社取扱主要商品及び当事業年度の売上高構成比率は、次のとおりであります。 品目別   主要商品等   売上高構成比率(%) 当事業年度 自 2024年11月21日 至 2025年11月20日 木質建材   室内ドア、クローゼット、フロア、システム収納、階段セット   11.2 非木質建材   石膏ボード、断熱材、屋根材、不燃ボード、サイディング   6.2 合板   ラワン合板、針葉樹合板   2.4 木材製品   木材構造材、木材造作材、フローリング、集成板   4.2 住宅設備機器   システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、 空調機器、燃焼機器、太陽光発電パネル   23.9 施工付販売   外壁工事、住設工事、屋根工事、構造躯体工事、内装工事、 サッシ工事、太陽光発電システム   2.7 完成工事高   42.3 その他   サッシ、エクステリア、化成品、建築金物、建築道具   7.1 合計   100.0
経営方針・対処すべき課題1,686字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「人ある限り住まいに対するニーズは永遠である」と捉え、多様化する住まいのニーズを充足するため、取引先と住まいのユーザーに満足していただく資材・サービスの提供を第一義として、常に存在価値のある住宅資材提供会社を目指すとともに、個々の力を結集して「選ばれる企業」、そして「社会に認められる企業」を目指しております。 (2)経営環境 当社が属する住宅関連業界におきましては、政府による住宅取得支援策等が続くものの、構造的な要因としての少子高齢化や人口減少等から需要は徐々に減少することが見込まれ、また、足元では物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇による住宅取得マインドの低下が懸念されることから、新設住宅着工戸数の減少は避けられないものと認識しております。 (3)目標とする経営指標 当社は、収益性を重視するために「売上高総利益率」及び「売上高営業利益率」を、また、企業価値を高めるためにオリジナル商品・施工付販売等の「売上高構成比率」を主な目標数値として企業経営を実施しております。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社は、今後予想される市場環境の変化に対応するため、取引先のニーズを的確に捉えた提案を実施し、高品質な商品及びサービスの提供を推進することにより、現有マーケットでの業績の維持向上のみならず、顧客基盤の拡充にも積極的に取組んでまいります。 その遂行にあたって、当社の主たる市場である新築住宅市場はもとより、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場などに対して、施工付販売や物流機能を活かし、既存得意先との関係強化と新規取引先の開拓に努めてまいります。また、工事機能のさらなる充実による工事売上・工事領域の拡大、太陽光発電システム・蓄電池等をはじめとした環境配慮型商品やオリジナル商品の拡販などに注力するとともに、業務の効率化を図り、業績の向上に努めてまいります。 なお、先行き不透明な環境の中で中期的な業績予測を掲げることは必ずしもステークホルダーの適切な判断に資するものではないとの立場から、現状において中長期計画を開示しておりません。当社の経営戦略や財務状況等を正しくご理解いただくための情報開示の在り方として、現時点では、事業年度毎の見通しの公表、決算説明会における翌事業年度の経営計画を説明しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のため、「サステナビリティへの取組みの強化」と、「資本コストや株価を意識した経営の実現」が、今後優先的に対処すべき課題と認識しております。 「サステナビリティへの取組みの強化」に向けて優先的に取組む課題は、「環境」と「人的資本経営」であります。「環境」については、計画植林材の使用や省施工商材の開発・環境配慮商品の拡販、物流の効率化等、今後も事業活動を通じて課題に取り組んでまいります。「人的資本経営」については、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針に則り、社内環境整備に努めておりますが、高齢者活躍の推進、高度化する事務業務や営業職の事務量増に対応する業務分担の再構築とそれに伴う多様な人財活用の推進が今後の課題であります。 なお、当社は、「資本コストや株価を意識した経営の実現」に向けて、現状分析、計画策定・開示を行ってまいります。2025年11月期における当社のROEは4.0%、PBRは0.57倍と1倍を下回っている状況となっております。現状、当社の業績に影響を与える新設住宅着工戸数は減少傾向にあり、不安定な為替相場の動向、物価高や建築資材価格、エネルギー価格の高騰等も続いており、このような先行き不透明な経営環境等が当業界に対する市場評価を比較的低くする要因になりうると考えておりますが、ROEやPBR等の財務指標の改善に取り組んでまいります。
事業等のリスク1,705字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社における有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、また、本記載は、将来発生しうるすべてのリスクを網羅したものではありません。 (1) 新設住宅着工戸数の増減について 当住宅関連業界の業績は、新設住宅着工戸数の増減に大きく影響されます。なかでも当社におきましては、取扱商品・得意先構成により、持家住宅並びに分譲一戸建住宅の増減が業績に大きな影響を与えます。 なお、住宅ローンの金利優遇措置等の住宅関連政策や住宅取得等資金の贈与に係る非課税枠をはじめとする住宅関連税制の動向、物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇などが、住宅取得に対する消費者マインドを大きく変動させるため、それに起因する住宅需要の急激な変化が当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社では特徴ある機能付販売の強化等を推進し、影響の軽減に努めております。 (2) 災害・事故・感染症等について 地震や津波・洪水などの自然災害・大規模事故・感染症やその他予期せぬ事態の発生時に当社の従業員・事業所・設備あるいは当社が行う工事物件等に被害が生じた場合や、取引先並びに仕入先メーカー等の事業所や生産拠点などに甚大な被害が発生した場合、当社の事業活動に支障をきたす恐れがあり、業績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、感染症対策として、当社では、営業活動においてはオンライン商談の実施、また、従業員に対しましては、テレワーク、時差出勤、オンライン会議等を実施しております。 (3) 信用リスクについて 当社には取引先との商取引活動に伴い発生する、信用リスクがあります。当社では取引先毎に信用リスクを評価し、取引の継続の検討を行うとともに、営業部門の意識の向上を図り、信用リスクの軽減に努めております。 (4) 契約不適合責任について 当社には、当社が行った外壁工事等の契約不適合責任があります。 従って契約不適合責任範囲内において不具合が発生した場合、補修・取替工事等の賠償責任が発生する可能性があります。 当社では外壁工事等に対して施工管理体制を強化するとともに、賠償責任保険に加入するなどリスクの軽減に努めております。 (5) 建設業法に基づく許可について 当社は、建設業法に基づき、一般建設業許可(国土交通大臣許可(般-7)第18960号)を受けております。建設業法第3条第3項において、「許可は、5年毎にその更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。」と定められております。また、建設業法第29条において許可の取消事由が定められております。 当社の主要な事業活動の継続には、上記の一般建設業許可が必要であります。現時点におきまして、これら免許の取消事由に該当する事実はないと認識しておりますが、今後何らかの要因により許可の取消があった場合には、主要な事業活動の継続に支障をきたすとともに業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 情報システムに関するリスクについて 当社は、販売、会計、人事の各システムを情報システムで管理使用しております。 また、業務に関わる個人情報や営業秘密情報を保有していますので、情報漏洩やシステムトラブルの発生防止策として、データセンターの活用、クラウドサービスの利用、データバックアップの実施、ウイルス対策ソフトの導入や社内ネットワークの外部接続禁止などセキュリティ強化に努めております。 しかしながら、機器やソフトウェアの欠陥、コンピューターウイルスの感染等による情報システムの停止、個人情報の漏洩等の事態が発生した場合には、事業の中断や原状回復作業や個人情報漏洩による損害賠償請求により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,641字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度(2024年11月21日~2025年11月20日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復基調で推移しました。一方で、資源・原材料価格の高止まり、物価上昇、為替・金利の変動、さらには米国の関税政策動向などの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。 住宅関連業界におきましては、建築資材価格や運搬費・労務費等の上昇による住宅価格の高騰から、住宅取得マインドは低下傾向にありました。政府の各種政策による下支えはあったものの、当社の主たる市場である持家および戸建分譲住宅の新設着工戸数は、4月に施行された建築基準法・省エネ基準の改正に伴う駆け込み需要の反動や建築確認申請の長期化により、減少傾向が顕著となりました。10月以降は一部回復の兆しもありましたが、全体としては前年同期比で減少傾向が続いており、厳しい事業環境となりました。また、住宅ローン金利につきましても、変動金利は一時上昇後、据え置きとなりましたが、固定金利は上昇傾向にあり、引き続き注視していく必要があります。 このような状況のもと、当社は新築住宅市場において既存得意先との関係強化を図るとともに、施工付販売の実績を活かし商業施設等の非住宅市場やリフォーム・リノベーション市場においても販路の拡大と新たな取引先の開拓に取り組んでまいりました。さらに、太陽光発電システムや蓄電池等をはじめとした環境配慮型商品の拡販に注力するとともに、工事機能の拡充による工事売上・工事領域の拡大を図ってまいりました。 あわせて、コーポレートガバナンスの一層の強化と、事業環境の急激な変化にも適切かつ迅速に対応するため、執行役員制度の導入を通じて経営体制の強化にも継続して取り組んでまいりました。 その結果、当事業年度の売上高につきましては、589億77百万円(前年同期は612億86百万円)となり、営業利益につきましては、7億13百万円(前年同期は9億20百万円)、経常利益につきましては、9億6百万円(前年同期は10億96百万円)、当期純利益につきましては、5億51百万円(前年同期は7億18百万円)となりました。 なお、当社は、木材店、建材店、工務店、住宅会社等に対する新建材、住宅設備機器等の建材販売事業(施工付販売含む)並びにこれらの付帯業務の単一事業であり、開示対象となるセグメントはありませんので、セグメント情報の記載は省略しております。 ・売上高及び売上高総利益率 当事業年度は、物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇から、住宅取得マインドは低下傾向にありました。また、4月に建築基準法・省エネ基準の改正が施行されたことに伴う駆け込み需要の反動や、建築確認申請の長期化が生じました。これらの結果、当社の主たる市場である持家及び戸建分譲住宅の新設住宅着工戸数は減少傾向が顕著となりました。このような厳しい事業環境のもと、当社は、太陽光発電システムや蓄電池等をはじめとした環境配慮型商品の拡販や当社の強みである施工付販売の実績を非住宅市場やリフォーム・リノベーション市場の開拓に活かすとともに、既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓を図り、売上高の拡大に努めてまいりましたが、売上高につきましては、前期比3.8%減の589億77百万円となりました。 品目別の売上につきましては、特に住宅設備機器・施工付販売・オリジナル商品の販売強化に努めております。 住宅設備機器につきましては、環境配慮型商品の拡販に努めた結果、前期比0.1%増の140億81百万円となりました。 施工付販売につきましては、非住宅市場やリフォーム・リノベーション市場への切り口として活かすとともに、既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓を図った結果、施工付販売(メーカー施工)については、前期比3.5%減の15億78百万円、施工付販売(完成工事高)については、前期比0.1%増の249億53百万円となりました。 オリジナル商品につきましては、工期の短縮化が可能かつ廃材処理は梱包材のみとなる商品や、SIAA認証を受けた抗菌・抗ウイルス加工を表面に施したフローリングなど、施工現場での職人不足・環境問題の解消や感染症の蔓延を機に醸成された「より安心できる暮らしの実現」への期待に寄与する商品の開発・販売に努めましたが、取扱金額は前期比27.8%減の22億59百万円となりました。オリジナル商品は、主に木質建材、木材製品、住宅設備機器、その他に含まれております。 なお、ウッドショック等により供給不足や価格高騰が生じていた木材製品や相場商品である合板は供給量の安定などに伴い、それぞれ、前期比9.8%減・14.7%減となりました。 また、主な目標数値としております売上高総利益率につきましては、価格転嫁や仕入価格の交渉などを継続して行った結果、11.0%となり前期に比べ0.2ポイントの改善となりました。 ・販売費及び一般管理費 当事業年度の販売費及び一般管理費は、採用強化に伴う人件費等の増加や、燃料費の高騰等に伴う運賃の増加、情報システム関連費用の増加などに加え、事務所移転等に伴う賃借料の増加などの影響もあり、前期比1.5%増の57億54百万円となりました。 ・営業利益及び売上高営業利益率 当事業年度の営業利益は、売上高総利益率は改善したものの、売上高の減少及び販売費及び一般管理費の増加があり、前期比22.4%減の7億13百万円となりました。なお、主な目標数値としております売上高営業利益率は1.2%となりました。 ・経常利益及び当期純利益 当事業年度の経常利益は、営業外収益の増加はありましたが、営業利益の減少の影響が大きく、前期比17.4%減の9億6百万円となりました。また、当期純利益につきましては、経常利益の減少の影響により、前期比23.3%減の5億51百万円となりました。 当事業年度における財政状態の概況は次のとおりであります。 ・資産 資産につきましては、前事業年度末に比べて12億33百万円減少し、278億49百万円となりました。これは主に、現金及び預金7億45百万円及び売掛金4億73百万円並びに有価証券2億円の減少に対して、未成工事支出金1億37百万円及び投資有価証券1億25百万円の増加によるものです。 ・負債 負債につきましては、前事業年度末に比べて15億43百万円減少し、137億90百万円となりました。これは主に、電子記録債務7億6百万円及び支払手形5億8百万円並びに買掛金3億55百万円の減少によるものです。 ・純資産 純資産につきましては、前事業年度末に比べて3億9百万円増加し、140億58百万円となりました。これは主に、利益剰余金2億97百万円の増加によるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて7億45百万円減少し、111億3百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の減少は、4億71百万円(前年同期は6億3百万円の増加)となりました。これは主に、仕入債務の減少額15億71百万円及び法人税等の支払額2億97百万円、並びに棚卸資産の増加額1億99百万円の減少要因に対して、税引前当期純利益9億6百万円及び売上債権及び契約資産の減少額6億37百万円の増加要因によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、14百万円(前年同期は66百万円の減少)となりました。これは主に、有形・無形固定資産の取得による支出1億12百万円及び投資有価証券の取得による支出1億円の減少要因に対して、有価証券の償還による収入2億円の増加要因によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は、2億58百万円(前年同期は3億37百万円の減少)となりました。これは主に、配当金の支払によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a.仕入実績 当社は、新建材、住宅設備機器等の建材販売(施工付販売含む)並びにこれらの付帯業務を行っており、当該事業以外の種類がないため、当事業年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当事業年度(自 2024年11月21日至 2025年11月20日) 仕入高(百万円)   前年同期比(%) 商品   木質建材   5,992   94.2 非木質建材   3,368   79.7 合板   1,258   84.9 木材製品   2,074   89.5 住宅設備機器   12,863   99.9 施工付販売   758   93.8 その他   3,900   91.0 小計   30,217   93.4 工事   材料費   13,950   101.5 外注費   8,540   99.6 小計   22,491   100.7 計   52,708   96.4 (注) 金額は、仕入価格によっております。 b.受注実績 当社は、新建材、住宅設備機器等の建材販売(施工付販売含む)並びにこれらの付帯業務を行っており、受注から販売の期間が短いため、現在のところ受注実績と販売実績はほぼ一致しております。従って受注実績に関しましてはc.販売実績の欄をご参照願います。 c.販売実績 当社は、新建材、住宅設備機器等の建材販売(施工付販売含む)並びにこれらの付帯業務を行っており、当該事業以外の種類がないため、当事業年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当事業年度(自 2024年11月21日至 2025年11月20日) 販売高(百万円)   前年同期比(%) 商品   木質建材   6,621   94.4 非木質建材   3,667   80.6 合板   1,387   85.3 木材製品   2,451   90.2 住宅設備機器   14,081   100.1 施工付販売(メーカー施工)   1,578   96.5 その他   4,235   89.1 小計   34,024   93.6 工事   施工付販売(完成工事高)   24,953   100.1 小計   24,953   100.1 計   58,977   96.2 (注) 1 総販売実績の10%以上を占める販売顧客に該当するものはありません。 2 上記商品販売金額にはオリジナル商品取扱金額2,259百万円が含まれております。 オリジナル商品・・・1978年にプライベートブランド商品として、開発・販売を開始した商品であります。主な商品は、海外の提携工場にて生産された無垢フローリング等や国内外の提携工場にて生産された総合建材商品であります。 3 上記記載の施工付販売の内容は以下のとおりであります。 施工付販売(メーカー施工)・・・仕入メーカーの責任施工により行っている工事 施工付販売(完成工事高)・・・当社の手配による協力会社により行っている工事 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績の分析) 当事業年度(2024年11月21日~2025年11月20日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復基調で推移しました。一方で、資源・原材料価格の高止まり、物価上昇、為替・金利の変動、さらには米国の関税政策動向などの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。 住宅関連業界におきましては、建築資材価格や運搬費・労務費等の上昇による住宅価格の高騰から、住宅取得マインドは低下傾向にありました。政府の各種政策による下支えはあったものの、当社の主たる市場である持家および戸建分譲住宅の新設着工戸数は、4月に施行された建築基準法・省エネ基準の改正に伴う駆け込み需要の反動や建築確認申請の長期化により、減少傾向が顕著となりました。10月以降は一部回復の兆しもありましたが、全体としては前年同期比で減少傾向が続いており、厳しい事業環境となりました。また、住宅ローン金利につきましても、変動金利は一時上昇後、据え置きとなりましたが、固定金利は上昇傾向にあり、引き続き注視していく必要があります。 このような状況のもと、当社は新築住宅市場において既存得意先との関係強化を図るとともに、施工付販売の実績を活かし商業施設等の非住宅市場やリフォーム・リノベーション市場においても販路の拡大と新たな取引先の開拓に取り組んでまいりました。さらに、太陽光発電システムや蓄電池等をはじめとした環境配慮型商品の拡販に注力するとともに、工事機能の拡充による工事売上・工事領域の拡大を図ってまいりました。 あわせて、コーポレートガバナンスの一層の強化と、事業環境の急激な変化にも適切かつ迅速に対応するため、執行役員制度の導入を通じて経営体制の強化にも継続して取り組んでまいりました。 その結果、当事業年度の売上高につきましては、589億77百万円(前年同期は612億86百万円)となり、営業利益につきましては、7億13百万円(前年同期は9億20百万円)、経常利益につきましては、9億6百万円(前年同期は10億96百万円)、当期純利益につきましては、5億51百万円(前年同期は7億18百万円)となりました。 品目別売上高につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 品目別の売上高構成比は、木質建材 11.2%、非木質建材 6.2%、合板 2.4%、木材製品 4.2%、住宅設備機器 23.9%、施工付販売 45.0%、その他の商品 7.1%であり、住宅設備機器と施工付販売で全体の約70%を占めており、業績を支える柱となっております。 (財政状態の分析) 当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べて12億33百万円減少し、278億49百万円となりました。これは主に、現金及び預金7億45百万円、売掛金4億73百万円及び有価証券2億円の減少に対して、未成工事支出金1億37百万円及び投資有価証券1億25百万円の増加によるものですが、現金及び預金の減少は仕入債務などの支払いによるものであります。 当事業年度末における負債は、前事業年度末に比べて15億43百万円減少し、137億90百万円となりました。これは主に、電子記録債務7億6百万円、支払手形5億8百万円及び買掛金3億55百万円の減少によるものですが、仕入債務の支払が多かったためであります。 当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べて3億9百万円増加し、140億58百万円となりました。これは主に、当期純利益の計上5億51百万円の増加に対して、剰余金の配当2億59百万円による減少などが要因であります。 (経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) ・会社の経営の基本方針 当社は、「人ある限り住まいに対するニーズは永遠である」と捉え、多様化する住まいのニーズを充足するため、取引先と住まいのユーザーに満足していただく資材・サービスの提供を第一義として、常に存在価値のある住宅資材提供会社を目指すとともに、個々の力を結集して「選ばれる企業」、そして「社会に認められる企業」を目指しております。 ・経営戦略 当社は、今後予想される市場環境の変化に対応するため、取引先のニーズを的確に捉えた提案を実施し、高品質な商品及びサービスの提供を推進することにより、現有マーケットでの業績の維持向上のみならず、顧客基盤の拡充にも積極的に取組んでまいります。 その遂行にあたって、当社の主たる市場である新築住宅市場はもとより、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場などに対して、施工付販売や物流機能を活かし、既存得意先との関係強化と新規取引先の開拓に努めてまいります。また、工事機能のさらなる充実による工事売上・工事領域の拡大、太陽光発電システム・蓄電池等をはじめとした環境配慮型商品やオリジナル商品の拡販などに注力するとともに、業務の効率化を図り、業績の向上に努めてまいります。 ・経営指標 当社は、収益性を重視するために「売上高総利益率」及び「売上高営業利益率」を、また、企業価値を高めるためにオリジナル商品・施工付販売等の「売上高構成比率」を主な目標数値として企業経営を実施しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の当事業年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては次のとおりであります。 当社の運転資金需要のうち主なものは、商品仕入等の他、人件費など販売費及び一般管理費の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は業務システムへの設備投資であります。当社の資金の源泉は主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び手元資金によって賄われております。 ③ 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は過去及び現在の実績や状況に応じて合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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