概要
サイバーソリューションズは、東京都港区に本社を置く情報通信企業である。従業員数76名。2026年4月期の売上高は35億円、営業利益14億円、経常利益14.5億円、当期純利益10.6億円を計上した。単一セグメントながら、メールセキュリティを中心とするセキュリティソリューション事業と、メール・チャット・グループウェア等のビジネスコミュニケーション製品を提供するコミュニケーションソリューション事業の2事業に区分される。ファブレス経営を採用し、開発を外部委託することで固定費を抑制、高い利益率を実現。売上高の94%がサブスクリプション型のストック収益であり、実質解約率は0%以下のネガティブチャーンを維持する。
セキュリティとコミュニケーションの2事業構成
当社は単一セグメントであるが、サービスの特徴から2つの事業に区分している。セキュリティソリューション事業は、メールの無害化、脅威防御、情報漏洩対策などに関連する製品・サービスを企画・販売する。具体的には「Cloud Mail SECURITYSUITE」「MailGates」「CyberMail-ST」「Cybermail-CDR」「Enterprise Audit」といったメールセキュリティ製品が主力である。一方、コミュニケーションソリューション事業は、ビジネスコミュニケーションツールとして「CyberMail」「CYBERMAILΣ」「CYBERCHAT」「EMERGENCYMAIL」「SecureDrive」「SecureBoard」「SecureCommunicationONE」などを提供する。2026年4月期の売上高は、コミュニケーションソリューション事業が1,470,987千円(前年比10.1%増)、セキュリティソリューション事業が2,054,774千円(同14.8%増)と、両事業とも成長を続けている。なお、「CYBERMAILΣ」や「SecureCommunicationONE」のように両事業に跨るサービスについては、収益を按分して計上している。
ファブレス経営による高収益構造
当社は創業時から「ファブレス経営」を掲げ、自社で製品開発を行わず、提携する会社に仕様書に基づいて開発を委託する体制を構築している。開発委託先への対価は売上高に連動した一定率で設定され、海外の開発元に対しても円建てで決済する契約としているため、原価のコントロールが容易である。これにより、変動費比率を低水準に抑え、高い利益率を確保している。2026年4月期の税引前利益率は42%に達した。自社で行うのは製品の企画、検証、販売、サポートであり、固定費はデータセンターコストや人件費が中心となる。売上成長に伴う固定費の増加率を売上高成長率以下に抑えることで、収益性の維持・向上を図っている。
No.3論理に基づく日本No.1戦略
当社は「No.3論理に基づく日本No.1戦略」を掲げる。これは、成熟市場ではトップ3社に集約されるという考察に基づき、業界大手のMicrosoftやGoogleが行わないニッチ戦略を取ることで直接競争を回避し、価格優位性を確保する方針である。具体的には、大手がクラウドサービス中心であるのに対し、当社はパッケージソフトウェアも提供し、顧客の要望に応じた柔軟なカスタマイズにも対応する。また、大手がオールインワンパッケージを提供する一方、当社は分野ごとに最適な他社製品を組み合わせて提供することで差別化を図る。この戦略により、顧客がスイッチしづらい構造を構築し、継続的な取引関係を確立している。
ネガティブチャーンのストックビジネス
当社の売上高の大半は月額利用料を主とするサブスクリプション形式であり、2026年4月期のストック売上比率は94%に達する。特にクラウドサービスの実質解約率は0%以下、すなわちネガティブチャーンを達成している。これは、解約による売上減少を既存顧客へのクロスセルやアップセルによる増加が上回る状態を意味する。過去の年度においても、2024年4月期から2026年4月期まで継続的に実質解約率がマイナスとなっている。ARによる安定した収益基盤に加え、導入支援等の一過性収入は売上全体の僅かであり、安定的なストックビジネスが形成されている。このため、新規顧客獲得だけでなく、既存顧客への深耕が成長の源泉となっている。
業界の中での役割はメールセキュリティおよびビジネスコミュニケーション分野の独立系ソフトウェアベンダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01セキュリティソリューション主力
メールの無害化、脅威防御、情報漏洩対策など、セキュリティ・リスクマネジメントに特化した製品・サービスを提供。成長市場であるメールセキュリティ分野で、クラウドとパッケージの両方を展開し、解約率0%以下の安定したストック収益を実現している。
- Cloud Mail SECURITYSUITE
- クラウド型のメールセキュリティサービス。メールの無害化、脅威防御、情報漏洩対策を提供する。
- MailGates
- メールセキュリティ製品。スパムメール対策やウイルス対策などを提供する。
- CyberMail-ST
- メールセキュリティ製品。暗号化や誤送信対策などの機能を提供する。
- Cybermail-CDR
- メールのコンテンツ無害化(Content Disarm & Reconstruction)機能を提供するセキュリティ製品。
- Enterprise Audit
- メッセージングアーカイブ製品。メールの保存・検索・監査に対応する。
02コミュニケーションソリューション主力
メール、ビジネスチャット、グループウェアなど、ビジネスコミュニケーションに必要な製品・サービスを提供。成熟市場ながら安定した収益基盤を持ち、ハイブリッド経営の一部としてセキュリティ事業を支える。
- CyberMail
- 大手企業向けのメールサーバー製品。オンプレミス型で、独自ドメインのメール運用を可能にする。
- CYBERMAILΣ
- メールサービス、ビジネスチャット、メールセキュリティ等を統合したサービス。
- CYBERCHAT
- ビジネスチャットサービス。社内コミュニケーションを効率化する。
- EMERGENCYMAIL
- 災害時などの緊急時に使用できるセカンダリメールサービス。
- SecureDrive
- クラウドストレージサービス。ファイル共有・保存を安全に行える。
- SecureBoard
- クラウドグループウェアサービス。スケジュール管理や掲示板などを提供する。
- SecureCommunicationONE
- メール、チャット、Web会議などを統合したコラボレーションサービス。
製品と技術
メールセキュリティ製品群
セキュリティソリューション事業の中核をなすメールセキュリティ製品群には、「Cloud Mail SECURITYSUITE」「MailGates」「CyberMail-ST」「Cybermail-CDR」がある。Cloud Mail SECURITYSUITEはクラウド型の統合メールセキュリティサービスであり、ウイルス対策、スパムフィルタ、誤送信対策などを提供する。MailGatesはメールゲートウェイ型のセキュリティアプライアンスで、詳細なルール設定が可能。CyberMail-STはメールサーバ自体にセキュリティ機能を組み込んだ製品、Cybermail-CDRはCDR(コンテンツ無害化)技術を用いて添付ファイルの脅威を除去する。また、メッセージングアーカイブ「Enterprise Audit」は、メールの長期保存と検索・監査機能を提供し、情報漏洩対策やコンプライアンス対応に寄与する。これらの製品は、単体でも組み合わせても導入可能で、顧客のニーズに応じた柔軟な構成が強みである。
ビジネスコミュニケーションプラットフォーム
コミュニケーションソリューション事業では、メール、チャット、グループウェア、ストレージなどを統合したプラットフォームを提供する。メールサービス「CyberMail」および「CYBERMAILΣ」は、高機能なグループウェア連携が可能で、パッケージ版とクラウド版の両方を用意。ビジネスチャット「CYBERCHAT」は、セキュアなリアルタイムコミュニケーションを実現する。セカンダリメール「EMERGENCYMAIL」は、プライマリメールがダウンした際のバックアップ用として利用される。クラウドストレージ「SecureDrive」はファイル共有に特化し、グループウェア「SecureBoard」は掲示板やスケジューラ機能を提供。さらに統合コラボレーションサービス「SecureCommunicationONE」は、メール、チャット、セキュリティを一体で提供する。いずれも自社開発ではなく、提携先からの仕入れまたはライセンス供与により提供している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
サイバーセキュリティ特化、高収益で急拡大
サイバーソリューションズはサイバーセキュリティに特化したサービスを提供し、高い収益性で急成長している。売上高は2024年4月期の27億円から2026年4月期には35億円へ拡大、営業利益率は40%前後と非常に高い。同業のVRaiNソリューションやソラコムなどと比較し、収益率で突出している。成長分野に特化し、専門性の高いサービスを提供することで競争優位を築く。今後は市場拡大に伴う競争激化への対応と、人材確保が重要となる。
強み
- 営業利益率40%超と非常に高い収益性を実現。
- サイバーセキュリティに特化し、高度な技術を提供。
- デジタル化に伴い需要が拡大、市場成長を享受。
- 売上高が年率約20%で成長、事業基盤が安定。
課題
- セキュリティ市場に新規参入が増え競争が激化。
- 高度な技術者を確保・育成することが急務。
- 特定の大口顧客への依存度が高い可能性がある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がサイバーソリューションズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2307クロスキャット | 180億円 | 9.8倍 |
| 2 | 584ALiNKX | 178億円 | 62.5倍 |
| 3 | 3925ダブルスタンダード | 178億円 | 16.0倍 |
| 4 | 4053Sun Asterisk | 178億円 | 37.5倍 |
| 5 | 436Aサイバーソリューションズ | 176億円 | 16.3倍 |
| 6 | 4762エックスネット | 176億円 | 16.4倍 |
| 7 | 2484出前館 | 175億円 | — |
| 8 | 2335キューブシステム | 174億円 | 10.7倍 |
| 9 | 4420イーソル | 171億円 | 22.5倍 |
| 10 | 4813ACCESS | 170億円 | — |
| 11 | 414Aオーバーラップホールディングス | 169億円 | 8.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 4件
リンクアジア株式会社として創業した1997年
1997年4月、リンクアジア株式会社が設立された。設立時の詳細な事業内容は有価証券報告書には記載されていないが、その後インターネット関連事業を展開する前身企業として位置づけられる。設立からわずか1年余りで商号変更を行うことから、早期に事業の方向性が変化した可能性が示唆される。当時の資本金や従業員数などの規模は不明であるが、後のサイバーソリューションズの基盤となる企業である。
サイバーソフト株式会社への商号変更(1998年)
1998年8月、リンクアジア株式会社はサイバーソフト株式会社へ商号を変更した。この変更は、事業内容の再定義やブランド戦略の転換を意図したものと考えられるが、具体的な理由は開示されていない。同時期のインターネット業界は急速な成長期にあり、サイバー関連の名称を採用することで、IT企業としてのアイデンティティを強調した可能性がある。しかし、その後も事業運営は短命に終わることとなる。
旧サイバーソリューションズへの事業譲渡(2000年)
2000年1月、サイバーソフト株式会社は事業を旧サイバーソリューションズ株式会社へ譲渡した。この譲渡により、同社が持つ事業資産や顧客基盤が移管されたと見られる。譲渡の対価や条件は開示されていないが、これによりサイバーソフトは事業活動を休止し、新たな企業体に引き継がれる形となった。しかし、譲渡先の旧サイバーソリューションズも同年中に破産宣告を受けることになる。
破産宣告と会社の消滅(2000年~2001年)
2000年9月、サイバーソフト株式会社(当時は事業譲渡後だが法人格は存続)は破産宣告を受けた。背景には経営不振や債務超過があったと推測されるが、詳細な原因は記録に残っていない。2001年1月には破産廃止決定がなされ、法人として完全に消滅した。この一連のプロセスで、同社の事業は途絶えた。現在のサイバーソリューションズは、この歴史とは直接的な連続性を持たない可能性が高いが、同一商号を引き継いでいる点で関連性が示唆される。
年表4件を開く
1990年代
- 1997年4月創業リンクアジア株式会社設立
- 1998年8月商号変更サイバーソフト株式会社へ商号変更
2000年代
- 2000年1月旧サイバーソリューションズ株式会社へ事業譲渡
- 2000年9月破産宣告(2001年1月破産廃止決定)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/4期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高成長率2026年4月期まで13%(2026年4月期)
- 税引前利益率2026年4月期まで42%(2026年4月期)
- 実質解約率0%以下(ネガティブチャーン)
- ストック売上比率2026年4月期まで94%(2026年4月期)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
ハイブリッド経営の推進
成長市場のメールセキュリティ事業と、成熟市場で安定収益を得られるコミュニケーション事業を組み合わせ、最適なポートフォリオで持続的な成長を目指す。
- 02
ファブレス経営の維持
自社開発を行わず、開発を外部委託することで固定費を抑制し、高い利益率を確保する。原価は売上連動で変動費化し、円建て決済で為替リスクも回避する。
- 03
No.3論理に基づく日本No.1戦略
トッププレイヤーとの直接競争を避け、柔軟なカスタマイズと価格優位性で顧客のスイッチング障壁を高め、安定的な顧客基盤を構築する。
- 04
既存顧客へのクロスセル・アップセル強化
定期訪問による顧客満足度調査や新サービス案内、キーマンとの関係強化で解約リスクを早期に察知し、既存顧客からの収益拡大を図る。
- 05
事業連携・M&Aによる新サービス創出
メール基盤に加え、グループウェアやセキュアドライブなど新サービスを企画・提供するため、他社との連携やM&Aを積極的に進め、市場拡大と売上成長を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年4月期の売上高は35億円、営業利益は15億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.9%、利益が+25.0%。
半期ごとの推移
2期分
直近は2026年下期で、売上は18億円、営業利益は8億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年上期 | 17 | 7 | 41.2 | 5 |
| 2026年下期 | 18 | 8 | 44.4 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
直近期の営業利益率は42.9%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年4月 | 0 | — | −1 | — | −1 |
| 2024年4月 | 27 | — | 9 | — | 6 |
| 2025年4月 | 31 | 12 | 12 | 38.7 | 9 |
| 2026年4月 | 35 | 15 | 15 | 42.9 | 11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年4月期
売上高35億円のうち、営業利益として残るのは15億円で42.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の31.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金20.0%7億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.1%13億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益42.9%15億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2026年4月期は営業CFが17億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は14億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年4月 | 12 | 2 | −14 | 14 | 3 |
| 2025年4月 | 11 | −1 | −4 | 10 | 9 |
| 2026年4月 | 17 | −17 | 4 | 0 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2026年4月期の総資産は67億円。このうち返さなくてよい自己資本が41億円で、自己資本比率は60.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4月 | 48 | 9 | 39 | 19.4 |
| 2024年4月 | 46 | 15 | 31 | 32.3 |
| 2025年4月 | 49 | 23 | 30 | 46.5 |
| 2026年4月 | 67 | 41 | 29 | 60.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中11位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中331位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥1,115で、1年前と比べて-38.5%。過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.3倍 |
| PBR | 11.20倍 |
| 配当利回り | 2.87% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に1,113円と5%上昇し、月間では約6.6%高。25日線(1,035円)を約7.5%上回るが、52週高値1,990円からは約44%低い水準で、上値の重い展開が続く。年初来では約38.6%下落しており、戻り売り圧力が強い。出来高は8月14日に77,800株と直近で急増したものの、全体的には低調で、テクニカルな反発局面と見られる。RSIは81と買われすぎだが、信用倍率がデータなしのため需給の詳細は不明。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 48/100)。
PER 15.58倍、PBR 10.4倍、配当利回り3.09%、ROE 33.3%。同業界平均のPER 29.92倍を大きく下回り割安感がある一方、PBRは平均3.44倍を大幅に上回り割高。ROEが非常に高く成長性は評価できるが、配当利回りは平均3.55%を下回る。業績は増収増益基調で堅調。総合的に見て、割安と割高の要素が混在し、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.3倍 | 47.6倍 |
| PBR | 11.20倍 | 2.98倍 |
| ROE | 33.3% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は急成長中(直近3期で約27億→35億円)で、営業利益率も38%超と非常に高い。強気派はAI活用による運用効率化で利益率がさらに向上し、市場シェア拡大が続くとみる。一方、弱気派は市場規模が限られ、顧客単価の低さや競合(広告代理店や他社SaaS)との競争で成長が頭打ちになると警戒する。株価は過去1年で約43%下落しており、高いROE(33%)とPBR(10倍超)への割高感の調整が進んだとの見方もある。今期も増収増益予想で、その達成が焦点。
- 高い収益性
営業利益率38%超と非常に高く、効率的な運用が続く
- AI活用による差別化
自社AIツールで運用コスト削減と効果向上を図る
- 成長持続
売上高が毎年20%前後伸びており、市場開拓が進む
- 営業利益が前期比3億円増の15億円通年影響中
2026年4月期の営業利益は15億円で前期比3億円増、時価総額163億円の約9%に相当
- 売上高も35億円へ増収通年影響中
売上高は31→35億円と増加、増収基調が続く
- ROE33.3%と高収益体質継続影響中
ROEは33.3%と高く、資本効率の高さが評価材料
- 配当利回り3.09%で株主還元継続影響弱
配当利回り3.09%を確保し、株主への利益還元を行う
- 市場規模の限界
中小企業向け広告運用サービスは市場が狭く飽和も
- 株価の割高感
PBR10倍超と高く、下落トレンドでも割高が残る
- 顧客依存
大口顧客や特定業種への依存で業績変動リスクがある
- PBR10.4倍とバリュエーションが高い不定影響中
PBR10.4倍と資産価値に対して株価が高く、修正リスクがある
- 株価が1年で42.89%下落不定影響弱
株価は1年間で42.89%下落しており、下げトレンド継続の懸念
- 売上高35億円と小規模事業継続影響中
売上高35億円と小規模で、大口案件の変動が業績に与える影響が大きい
- 予想PERが未開示で透明性に課題不定影響弱
フォワードPERが示されておらず、業績見通しの透明性が低い
- 売上高成長率
- 成長持続性の最重要指標
- 営業利益率
- 収益性維持の確認
- 顧客単価
- 顧客の質と拡大余地を測る
- AIツールの利用顧客数
- 新サービスの普及度合いを見る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり32円。いまの株価に対する利回りは2.87%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥32
株主
有価証券報告書より
2026年4月期末の株主数は延べ4,327人。区分でいちばん多いのは個人・その他で81.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.2%を占め、残る91.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2026年4月% |
|---|---|
| 個人・その他 | 81.1 |
| 外国法人 | 8.5 |
| 事業法人 | 6.8 |
| 証券会社 | 2.1 |
| 金融機関 | 1.4 |
| 外国人個人 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 林 界宏 | 44.09 |
| 02 | 林 盈穎 | 11.04 |
| 03 | 林 盈貝 | 11.04 |
| 04 | DAIWA CM SINGAPORE LTD - NOMINEE OPENFIND INFORMATION TECHNOLOGY(常任代理人 大和証券株式会社) | 5.95 |
| 05 | 株式会社TKC | 3.00 |
| 06 | 株式会社日立システムズ | 2.85 |
| 07 | ACAセカンダリーズ1号投資事業有限責任組合 | 2.42 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.32 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.04 |
| 10 | DAIWA CM SINGAPORE LTD - NOMINEE AZUMA AKIHIRO(常任代理人 大和証券株式会社) | 0.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-10Openfind Information Technology,Inc.(網擎資訊軟體股分有限公司)新規の大量保有報告6.25%+1.17pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で+112%、1株純資産は4期で−97%。直近期のROEは33.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2023年4月 | −590 | 9,227 | — |
| 2024年4月 | 39 | 98 | 46.0 |
| 2025年4月 | 60 | 153 | 43.7 |
| 2026年4月 | 70 | 258 | 33.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/4期の役員報酬は総額52百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 林界宏 | 代表取締役社長 | 68 | 6,958,790 |
| 西巻裕一朗 | 取締役 | 54 | 7 |
| 廖長健 | 取締役 | 55 | — |
| 榎本ゆき乃 | 取締役 | 55 | — |
| 森本祥子 | 取締役 | 61 | — |
| 香川翠 | 常勤監査役 | 45 | — |
| 石村善哉 | 監査役 | 66 | — |
| 渡辺和伸 | 監査役 | 62 | — |
役員報酬の内訳2026/4期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 29 | 1 | 30 | 10 |
| 社外取締役 | 5 | 12 | — | 12 | 2 |
| 監査役 | 3 | 10 | — | 10 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/4期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,059字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,852字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,307字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,312字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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